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Title:
INFORMATION PROVIDING METHOD AND ADVERTISEMENT PROVIDING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/051225
Kind Code:
A4
Abstract:
This object is aimed to provide an advertisement providing system, etc. that defines a web API that contributes to the creation of an advertisement attached webpage for making it possible to distribute referral fees of the advertisement. A system carries out processing while taking a session ID generated by an advertisement intermediary service (105) among a website (103), a web API (104) and the advertisement intermediary service (105), wherein the website (103) creates a webpage including a result of processing by the web API (104), a link for acquiring a resource of advertisement information, and a link having as a parameter a session ID which is called on selection of an advertisement. And returns the webpage to a web browser (102), and the advertisement intermediary service (105) records an advertisement information request in association with the session ID when the web browser (102) requests the advertisement intermediary service (105) for an advertisement information resource and then returns the advertisement information resource to the web browser (102), thereby attaining the object.

Inventors:
TAKANO HIDEKI (JP)
UEDA RYOICHI (JP)
KOJIMA GO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/068855
Publication Date:
March 04, 2010
Filing Date:
October 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
HITACHI LTD (JP)
TAKANO HIDEKI (JP)
UEDA RYOICHI (JP)
KOJIMA GO (JP)
International Classes:
G06F13/00; G06F15/00; G06Q10/00; G06Q30/02; G06Q30/06; G06Q50/00; G09F19/00
Attorney, Agent or Firm:
Patent Corporate Body Dai-ichi Kokusai Tokkyo Jimusho (JP)
The first international patent firm of a patent business corporation (JP)
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Claims:
 インターネット上でソフトウェア機能を提供するWebAPIプログラムと、前記WebAPIプログラムを利用するWebAPI利用プログラムと、前記WebAPIプログラムの呼び出しを制御するWebAPI呼び出し制御プログラムとを用いた情報提供方法であって、前記WebAPI利用プログラムが前記WebAPIプログラムを呼び出すときに、前記WebAPI呼び出し制御プログラムが発行するキー情報を取得し、前記キー情報を用いて前記WebAPIプログラムを呼び出し、前記WebAPIプログラムは前記WebAPI利用プログラムから受け取ったキー情報が正しいことを確認し、正しい場合のみ前記WebAPIプログラムの実行結果を返すようにWebAPI呼び出し制御を行うことを特徴とする情報提供方法。
 請求項1において、前記WebAPI利用プログラムが前記WebAPIプログラムを呼び出すたびに、前記WebAPI呼び出し制御プログラムからセッションIDを取得し、前記セッションIDをキー情報として前記WebAPIプログラムを呼び出すWebAPI呼び出し制御を行う情報提供方法。
 請求項1において、前記WebAPI利用プログラムは事前に前記WebAPI呼び出し制御プログラムから前記WebAPIプログラムを複数回呼び出し可能なキーを取得し、前記キーを用いて前記WebAPIプログラムを呼び出すWebAPI呼び出し制御を行う情報提供方法。
 請求項1において、前記WebAPIプログラムが前記WebAPI呼び出しプログラムから受け取ったキー情報を、前記WebAPI呼び出し制御プログラムに送出し、前記WebAPI呼び出し制御プログラムは受け取ったキー情報が前記WebAPI呼び出し制御プログラムが発行した正しいものであるかどうかを検証し、検証した結果を前記WebAPIプログラムに送出するWebAPI呼び出し制御を行う情報提供方法。
 請求項1において、前記WebAPIプログラムは、前記WebAPI利用プログラムが送出したキー情報、呼び出し元のWebAPI利用プログラム及び呼び出し先のWebAPIプログラムが判断できる情報を、ログに書き出し、定期的にログを前記WebAPI呼び出し制御プログラムに送出し、前記WebAPI呼び出し制御プログラムは前記ログを解析してキー情報が正しいかどうかを検証するWebAPI呼び出し制御を行う情報提供方法。
 インターネット上でソフトウェア機能を提供するWebAPIプログラムが一つ又は複数のWebAPI利用プログラムから利用されている場合に、前記WebAPIプログラム又は前記WebAPI利用プログラムが、前記WebAPIプログラムの呼び出し状況をWebAPI呼び出し制御プログラムに送ることで、WebAPIプログラムの使用量を計測する情報提供方法。
 請求項6において、前記WebAPI利用プログラム毎に一意に決めたキー情報を用いて前記WebAPI利用プログラムが前記WebAPIプログラムを呼び出し、前記WebAPIプログラムは前記キー情報を前記WebAPI呼び出し制御プログラムに送ることでWebAPI呼び出し制御プログラムが、呼び出されたWebAPIプログラムの使用量を計測する情報提供方法。
 請求項7において、前記WebAPI利用プログラムが利用したWebAPIプログラムをログに残し、又は前記WebAPIプログラムが呼び出されたWebAPI利用プログラムをログに残し、前記ログを定期的に前記WebAPI呼び出し制御プログラムに送付し、前記WebAPI呼び出し制御プログラムでは前記ログを解析することで呼び出されたWebAPIプログラムを特定する情報提供方法。
 請求項8において、前記WebAPI利用プログラムのログと前記WebAPIプログラムのログの両方を前記WebAPI呼び出し制御プログラムに送り、両方のログを比較し、WebAPI呼び出しに関する両者の不一致を検出し、不正なログを見つける情報提供方法。
 請求項6において、前記WebAPI利用プログラムは前記WebAPIプログラムを呼び出す前に前記WebAPI呼び出し制御プログラムが発行するセッションIDを取得し、前記WebAPI呼び出し制御プログラムは、前記セッションIDを発行したWebAPI利用プログラムを記録し、前記WebAPI呼び出しプログラムが前記セッションIDを用いて前記WebAPIプログラムを呼び出した後、前記WebAPIプログラムは前記セッションIDを前記WebAPI呼び出し制御プログラムに送ることで、WebAPI呼び出し制御プログラムが呼び出し元であるWebAPI利用プログラムと呼び出し先であるWebAPIプログラムを特定する情報提供方法。
 インターネット上でWebページを提供するWebサイトを用いた広告提供方法であって、前記Webサイトは一つ又は複数のWebAPIを用いたWebページであり、前記Webページに広告仲介サービスが提供する広告が掲載されている場合に、Webブラウザで前記Webページに掲載した広告が選択されたときに、前記Webページを構築するためにWebサイトが利用したWebAPIを特定し、前記WebAPI提供者に対価を支払う広告提供方法。
 請求項11において、ネットワークで各々接続された、前記Webブラウザを稼動させるWebブラウザ処理装置と、前記Webサイトを稼動させるWebサイト処理装置と、前記WebAPIを稼動させるWebAPI処理装置と、広告仲介サービスを稼動させる広告仲介サービス処理装置とを有し、前記Webブラウザから前記Webページの要求を受けたWebサイト処理装置が、前記広告仲介サービス処理装置にWebサイト運営者の紹介者識別情報を送出し、前記広告仲介サービス処理装置からセッションIDと広告識別情報を取得し、当該セッションIDを引数に含めてWebAPIを呼び出し、前記WebAPI処理装置が、前記セッションIDと前記WebAPI提供者の紹介者識別情報を広告仲介サービス処理装置に送出し、前記広告仲介サービス処理装置は、前記セッションIDが正しいものであることを確認し、セッションIDとWebAPI提供者の紹介者識別情報を記録し、前記広告仲介サービス処理装置で前記セッションIDが正しいことが判明した場合には、前記WebAPI処理装置は、前記WebAPIを実行して処理結果をWebサイト処理装置に返し、前記Webサイトでは、処理結果及び広告仲介サービスが保持する広告情報のURLとセッションIDを用いて、広告情報のリソースを取得するためのURLにパラメータとしてセッションIDを含めたWebページを生成して前記Webブラウザに返し、前記Webブラウザが広告情報のリソースを広告仲介サービス処理装置に要求すると、前記広告仲介サービス処理装置では広告情報の要求があったことをセッションIDと関連付けて記録した後、広告情報のリソースを前記Webブラウザに返し、前記WebブラウザではWebサイトが生成したWebページを表示する広告提供方法。
 請求項11において、ネットワークで各々接続された、前記Webブラウザを稼動させるWebブラウザ処理装置と、前記Webサイトを稼動させる前記Webサイト処理装置と、前記WebAPIを稼動させるWebAPI処理装置と、広告仲介サービスを稼動させる広告仲介サービス処理装置とを有し、前記Webブラウザから前記Webページの要求を受けたWebサイト処理装置が、前記Webブラウザ処理装置にセッションID要求プログラム、WebAPI呼び出しプログラム及びページ生成プログラムを含むページをWebブラウザに返し、前記Webブラウザは、返されたページに含まれるプログラムを実行することにより、前記WebAPI提供者の紹介者識別情報を広告仲介サービス処理装置に送出し、前記広告仲介サービス処理装置がリクエストを受けると、セッションID生成、貢献者記録を実施してセッションIDをWebブラウザに返し、前記Webブラウザは、前記セッションIDと前記WebAPI提供者の紹介者識別情報を前記広告仲介サービス処理装置に送出し、前記広告仲介サービス処理装置は、前記セッションIDが正しいものであることを確認し、前記セッションIDと前記WebAPI提供者の紹介者識別情報を記録し、前記広告仲介サービス処理装置で前記セッションIDが正しいことを確認した場合には前記WebAPI処理装置は、前記WebAPIを実行して処理結果を前記Webブラウザに送出し、前記Webブラウザは、前記Webページを生成し、広告情報のリソースを前記広告仲介サービス処理装置に要求すると、前記広告仲介サービス処理装置では広告情報の要求があったことを前記セッションIDと関連付けて記録した後、前記広告情報のリソースをWebブラウザに返し、前記Webブラウザでは生成したWebページを表示する広告提供方法。
 請求項11において、ネットワークで各々接続された、前記Webブラウザを稼動させるWebブラウザ処理装置と、前記Webサイトを稼動させるWebサイト処理装置と、前記WebAPIを稼動させるWebAPI処理装置と、広告仲介サービスを稼動させる広告仲介サービス処理装置とを有し、前記Webブラウザから前記Webページの要求を受けたWebサイト処理装置が、前記広告仲介サービス処理装置にWebサイト運営者の紹介者識別情報を送出し、前記広告仲介サービス処理装置からセッションIDと広告識別情報を取得し、当該セッションIDを引数に含めてWebAPI呼び出しを前記広告仲介サービス処理装置に対して行い、前記広告仲介サービス処理装置は、前記セッションIDが正しいものであることを確認し、前記セッションIDと前記WebAPI提供者の紹介者識別情報を記録し、WebAPI呼び出しを実施し、前記WebAPI処理装置は、前記WebAPIを実行して処理結果を広告仲介サービス処理装置に送出し、前記広告仲介サービス処理装置は、処理結果をWebサイト処理装置へ送出し、前記Webサイトでは、処理結果及び広告仲介サービスが保持する広告情報のURLとセッションIDを用いて、前記広告情報のリソースを取得するためのURLにパラメータとしてセッションIDを含めたWebページを生成して前記Webブラウザに返し、前記Webブラウザが広告情報のリソースを前記広告仲介サービス処理装置に要求すると、前記広告仲介サービス処理装置では広告情報の要求があったことを前記セッションIDと関連付けて記録した後、前記広告情報のリソースをWebブラウザに返し、前記Webブラウザでは前記Webサイトが生成したWebページを表示する広告提供方法。
 請求項11において、ネットワークで各々接続された、前記Webブラウザを稼動させるWebブラウザ処理装置と、前記Webサイトを稼動させるWebサイト処理装置と、前記WebAPIを稼動させるWebAPI処理装置と、広告仲介サービスを稼動させる広告仲介サービス処理装置とを有し、前記Webブラウザから前記Webページの要求を受けたWebサイト処理装置が、前記広告仲介サービス処理装置にWebAPI呼び出しを実施し、前記広告仲介サービス処理装置は、セッションIDを生成し、前記WebAPI提供者の紹介者識別情報を記録し、呼び出し先のWebAPIの紹介者識別情報を貢献者としてセッションIDと共に記録し、当該セッションIDを引数に含めてWebAPI呼び出しを前記WebAPI処理装置に対して行い、当該呼び出しを受けたWebAPI処理装置は、前記WebAPIを実行し、処理結果を前記広告仲介サービス処理装置に送出し、前記広告仲介サービス処理装置は、処理結果及びセッションIDをWebサイト処理装置へ送出し、前記Webサイトでは、処理結果及び広告仲介サービスが保持する広告情報のURLとセッションIDを用いて、前記広告情報のリソースを取得するためのURLにパラメータとしてセッションIDを含めたWebページを生成してWebブラウザに返し、前記Webブラウザが広告情報のリソースを広告仲介サービス処理装置に要求すると、前記広告仲介サービス処理装置では広告情報の要求があったことを前記セッションIDと関連付けて記録した後、前記広告情報のリソースを前記Webブラウザに返し、前記WebブラウザではWebサイトが生成したWebページを表示する広告提供方法。
 請求項12に記載の広告提供方法において、上記生成されたWebブラウザに表示した広告を、閲覧者が選択したときに、前記広告仲介サービス処理装置には、前記広告識別情報と前記セッションIDが到達し、前記広告仲介サービス処理装置では選択されたこととそのときのセッションIDを記録しておき、広告仲介サービスでは広告識別情報に関連する事業者のWebサイトにリダイレクトすることで広告に対応するWebページを表示する広告提供方法。
 請求項12に記載の広告提供方法において、前記広告仲介サービス処理装置に記録した広告情報の要求があったセッションIDを利用し、前記セッションIDに関連付いた紹介者識別情報を抽出することで広告を表示したWebページの生成に貢献したWebサイト運営者及びWebAPI提供者を特定する広告提供方法。
 請求項12に記載の広告提供方法において、前記広告仲介サービス処理装置に記録した広告が選択されたときのセッションIDを利用し、前記セッションIDに関連付いた紹介者識別情報を抽出することで広告が選択されたWebページの生成に貢献したWebサイト運営者及びWebAPI提供者を特定する広告提供方法。
 請求項12に記載の広告提供方法において、セッションIDではなく、Webサイトを一意に特定できるキーを用いて、Webサイトが利用したWebAPIを特定する場合には、前記Webサイトは、予めWebサイトを一意に識別できるキーを取得し、前記WebAPIを呼び出すときは前記キーを一緒に送出し、前記WebAPIは前記キーを広告仲介サービスに送出し、前記広告仲介サービスでは前記キーと前記キーを送出したWebAPIを関連付けて保持し、前記Webサイトは、前記WebAPIの処理結果と広告を埋め込んだWebページをWebブラウザに送出し、前記Webブラウザから埋め込んだ広告情報の画像等を取得するときに用いるURLには、前記広告情報の画像等を広告仲介サービスから取得するときに、広告仲介サービスにキーが渡るように、パラメータとしてキーを付加しておき、広告がクリックされたときに遷移するURLにも、パラメータとしてキーを付加しておき、前記Webブラウザに広告を表示したときや閲覧者が広告をクリックしたときに、広告仲介サービスにキーが送られるようにしておくことで広告の閲覧状況を把握可能とし、その回数に応じてWebサイト毎の広告への貢献度及び、キーとWebAPIを関連付けて保持している情報に基づいてWebサイト毎に利用したWebAPIとその回数を特定する広告提供方法。
 請求項12に記載の広告提供方法において、前記Webサイト、前記WebAPIの何れか又は両方が前記WebAPIの呼び出しログをセッションID又はキーと共に保持し、前記ログを定期的に広告仲介サービスに送出し、前記広告仲介サービスでは、前記ログを解析することでWebサイトが利用したWebAPIを特定する広告提供方法。
 請求項20に記載の広告提供方法において、前記広告仲介サービスは、前記Webサイトと前記WebAPIの両方からログを収集し、前記両方のログの内容を比較し、両者に前記WebAPIを呼び出した、又は呼び出された記述があったときにその呼び出しが確かであると判断する広告提供方法。
 Webブラウザに広告が表示された、又は広告がクリックされたときに発生する対価をWebAPI提供者に分配する対価分配方法であって、Webブラウザが広告を表示したWebページを要求したときに、その要求を受け取ったWebサイトが利用した一つ又は複数のWebAPIを請求項12の方法で特定し、発生した対価をWebAPI提供者に分配する対価分配方法。
 Webブラウザに広告が表示された、又は広告がクリックされたときに発生する対価を特定期間毎にWebAPI提供者に分配する対価分配方法であって、請求項12の方法で収集した広告に貢献したWebサイトと前記Webサイトが利用したWebAPIの記録から、前記特定期間内に前記Webサイトに発生した対価の総量と、前記Webサイトが利用した一つ又は複数のWebAPIの回数を求め、各WebAPIの利用回数に応じて対価の総量をWebAPI提供者に分配する対価分配方法。
 請求項11において、利用しているWebAPIの種類に応じて表示する広告を選択する方法であり、広告仲介サービスは、WebAPIとそのWebAPIに関連する一つ又は複数のキーワードを管理し、広告情報とその広告に関連するキーワードを管理し、広告仲介サービスがWebブラウザから広告情報の要求を受け取ったときに、セッションIDを用いて利用したWebAPIを特定し、又はキーを用いてWebサイトが良く利用しているWebAPIを特定し、そのWebAPIに関連するキーワードを取得し、そのキーワードを同じキーワードを含む広告情報を選択することで、利用しているWebAPIの種類に応じた広告をWebブラウザに提供する広告提供方法。
 請求項11において、前記Webブラウザからの全リクエストに対するWebAPIの使用量を計測するのではなく、特定期間に発生した前記Webブラウザからのリクエストに対するWebAPIの使用量を計測し、その計測結果に従って、前記WebAPIに分配する広告貢献の対価を決定する広告提供方法。
Description:
情報提供方法及び広告提供方法

 本発明は、情報提供方法及び広告提供方 に関し、特に、インターネット上でソフト ェア機能を提供するWebAPIを利用して生成さ た広告付きのWebページを提供し、広告付き Webページを生成するために貢献したWebAPIを 確にし、広告の紹介料を分配可能にする技 に関する。

 インターネット上に公開したWebサイトの 営者が広告仲介サービスを運営する広告仲 者と契約し、広告仲介サービスが配布する 業者の広告をWebページ内に掲載し、閲覧者 Webブラウザに広告を表示した回数や、閲覧 がその広告のリンクを選択して広告に対応 る事業者のWebページに遷移した回数や、そ 広告を選択して広告に対応する事業者の商 販売ページに遷移し商品を購入した回数や 入額等に応じてWebサイト運営者に紹介料を える方法が広く利用されている。

 例えば、Google(登録商標)のAdSense(非特許文 献1)では、広告を掲載するWeb運営者を募って る。Googleは、Web運営者のWebページに広告を 載してもらい、そのWebページの閲覧者が広 のリンクをクリックすると、Web運営者に紹 料を支払う。

 従来のWebサイトに対して広告を掲載する 組みの概念図を図11に示す。Webブラウザ102 らWebサイト201に対してWebページ要求211を行 とWebサイト201は広告付Webページ212を提供す 。このとき、通常、広告情報リソースの格 元を示すURLを含んだHTMLを送信しWebブラウザ はこのHTMLを受け取ると、広告情報要求213を 行い広告情報リソースのURLに対してリソース を要求する。広告情報214が返ると、Webブラウ ザでは広告情報を表示する。広告情報は、通 常、人目を引くように画像やアニメーション を用いて表現する。この画像やアニメーショ ンは、閲覧者が選択したときにより詳しい情 報を記載したページ(通常は広告を出してい 事業者のWebページ)を返すことができるよう リンクとする。

 このリンクには紹介者識別情報を埋め込 。Webページの閲覧者がWebブラウザ上で広告 選択すると、広告選択215の通知を広告仲介 ービス202に送出する。広告仲介サービス202 リクエストを受けると、広告に対応する事 者のWebサイト106にリダイレクトし、Webブラ ザ102に広告に対応するページを表示する。 のとき、広告仲介サービス202では、広告の ンクに埋め込まれた紹介者情報を利用して 介者識別情報毎に選択された回数等を集計 る。この集計結果に基づき、広告仲介者は 介料として与える額を決定する。

 特許文献1に記載の発明は、アフィリエイ ト広告を通して商品を購入するなどした場合 に、その商品の購入者が紹介料を与える相手 を選択する方法について記述している。

 特許文献2に記載の発明は、GUIを持つアプリ ケーションの一部にWebブラウザを埋め込み、 そこに広告を表示する方法について記述して いる。このようにすることで、例えば広告を 表示している間だけ、アプリケーションの機 能を利用可能にするといった制御を実現して いる。

特開2007-18200号公報

特開2003-323571号公報 Google AdSense https://www.google.com/adsense/login/ ja/index.html

 インターネット上でソフトウェア機能を 供する形態であるWebAPIが注目されている。W ebアプリケーション開発者は、他者が提供す WebAPIを組み合わせることで高機能なWebアプ ケーションを安価に実現することが可能と る。

 WebAPIには、ユーザ認証を行うもの、与え れた文章を構文解析するもの、与えられた 像を加工するもの、地図情報を提供するも など様々なものがある。WebAPIが返す情報は Webアプリケーション開発者が加工してWebペ ジに埋め込みWebブラウザに表示することが きる。加工が可能であるため、WebAPIの戻り として広告の情報を一緒に返したとしてもW ebアプリケーションの開発者が排除すること 可能であり、WebAPI提供者が広告による紹介 を得ることが難しいという課題がある。

 特許文献1では、商品購入者が紹介料を与 える相手を選択可能であるが、商品購入者の 考えに依存してしまうため、公平に紹介料を 得ることが難しい。

 また、特許文献2を用いればWebページでは なくコンピュータ上で動作するアプリケーシ ョンプログラムを通して広告収入を得る機会 を得られるが、アプリケーションはGUIを提供 する必要があり、GUIを持たないWebAPIに適用す ることはできない。

 上記課題に鑑みて、本発明は、インター ット上でソフトウェア機能を提供するWebAPI 利用して生成された広告付きのWebページを 供し、広告付きのWebページを生成するため 貢献したWebAPIを明確にし、広告の紹介料を 配可能にする広告提供システム及び広告提 方法を提供することを目的とする。

 上記目的を達成するため、本発明の情報 供方法は、インターネット上でソフトウェ 機能を提供するWebAPIプログラムと、前記WebA PIプログラムを利用するWebAPI利用プログラム 、前記WebAPIプログラムの呼び出しを制御す WebAPI呼び出し制御プログラムとを用いた情 提供方法であって、前記WebAPI利用プログラ が前記WebAPIプログラムを呼び出すときに、 記WebAPI呼び出し制御プログラムが発行する ー情報を取得し、前記キー情報を用いて前 WebAPIプログラムを呼び出し、前記WebAPIプロ ラムは前記WebAPI利用プログラムから受け取 たキー情報が正しいことを確認し、正しい 合のみ前記WebAPIプログラムの実行結果を返 ようにWebAPI呼び出し制御を行うことを特徴 する。

 さらに、本発明の情報提供方法は、前記W ebAPI利用プログラムが前記WebAPIプログラムを び出すたびに、前記WebAPI呼び出し制御プロ ラムからセッションIDを取得し、前記セッ ョンIDをキー情報として前記WebAPIプログラム を呼び出すWebAPI呼び出し制御を行う。

 さらに、本発明の情報提供方法は、前記W ebAPI利用プログラムは事前に前記WebAPI呼び出 制御プログラムから前記WebAPIプログラムを 数回呼び出し可能なキーを取得し、前記キ を用いて前記WebAPIプログラムを呼び出すWebA PI呼び出し制御を行う。

 さらに、本発明の情報提供方法は、前記W ebAPIプログラムが前記WebAPI呼び出しプログラ から受け取ったキー情報を、前記WebAPI呼び し制御プログラムに送出し、前記WebAPI呼び し制御プログラムは受け取ったキー情報が 記WebAPI呼び出し制御プログラムが発行した しいものであるかどうかを検証し、検証し 結果を前記WebAPIプログラムに送出するWebAPI び出し制御を行う。

 さらに、本発明の情報提供方法は、前記W ebAPIプログラムは、前記WebAPI利用プログラム 送出したキー情報、呼び出し元のWebAPI利用 ログラム及び呼び出し先のWebAPIプログラム 判断できる情報を、ログに書き出し、定期 にログを前記WebAPI呼び出し制御プログラム 送出し、前記WebAPI呼び出し制御プログラム 前記ログを解析してキー情報が正しいかど かを検証するWebAPI呼び出し制御を行う。

 また、本発明の情報提供方法は、インタ ネット上でソフトウェア機能を提供するWebA PIプログラムが一つ又は複数のWebAPI利用プロ ラムから利用されている場合に、前記WebAPI ログラム又は前記WebAPI利用プログラムが、 記WebAPIプログラムの呼び出し状況をWebAPI呼 出し制御プログラムに送ることで、WebAPIプ グラムの使用量を計測する。

 さらに、本発明の情報提供方法は、前記W ebAPI利用プログラム毎に一意に決めたキー情 を用いて前記WebAPI利用プログラムが前記WebA PIプログラムを呼び出し、前記WebAPIプログラ は前記キー情報を前記WebAPI呼び出し制御プ グラムに送ることでWebAPI呼び出し制御プロ ラムが、呼び出されたWebAPIプログラムの使 量を計測する。

 さらに、本発明の情報提供方法は、前記W ebAPI利用プログラムが利用したWebAPIプログラ をログに残し、又は前記WebAPIプログラムが び出されたWebAPI利用プログラムをログに残 、前記ログを定期的に前記WebAPI呼び出し制 プログラムに送付し、前記WebAPI呼び出し制 プログラムでは前記ログを解析することで び出されたWebAPIプログラムを特定する。

 さらに、本発明の情報提供方法は、前記W ebAPI利用プログラムのログと前記WebAPIプログ ムのログの両方を前記WebAPI呼び出し制御プ グラムに送り、両方のログを比較し、WebAPI び出しに関する両者の不一致を検出し、不 なログを見つける。

 さらに、本発明の情報提供方法は、前記W ebAPI利用プログラムは前記WebAPIプログラムを び出す前に前記WebAPI呼び出し制御プログラ が発行するセッションIDを取得し、前記WebAP I呼び出し制御プログラムは、前記セッショ IDを発行したWebAPI利用プログラムを記録し、 前記WebAPI呼び出しプログラムが前記セッショ ンIDを用いて前記WebAPIプログラムを呼び出し 後、前記WebAPIプログラムは前記セッションI Dを前記WebAPI呼び出し制御プログラムに送る とで、WebAPI呼び出し制御プログラムが呼び し元であるWebAPI利用プログラムと呼び出し であるWebAPIプログラムを特定する。

 また、本発明の広告提供方法は、インタ ネット上でWebページを提供するWebサイトを いた広告提供方法であって、前記Webサイト 一つ又は複数のWebAPIを用いたWebページであ 、前記Webページに広告仲介サービスが提供 る広告が掲載されている場合に、Webブラウ で前記Webページに掲載した広告が選択され ときに、前記Webページを構築するためにWeb イトが利用したWebAPIを特定し、前記WebAPI提 者に対価を支払う。

 さらに、本発明の広告提供方法は、ネッ ワークで各々接続された、前記Webブラウザ 稼動させるWebブラウザ処理装置と、前記Web イトを稼動させるWebサイト処理装置と、前 WebAPIを稼動させるWebAPI処理装置と、広告仲 サービスを稼動させる広告仲介サービス処 装置とを有し、前記Webブラウザから前記Web ージの要求を受けたWebサイト処理装置が、 記広告仲介サービス処理装置にWebサイト運 者の紹介者識別情報を送出し、前記広告仲 サービス処理装置からセッションIDと広告 別情報を取得し、当該セッションIDを引数に 含めてWebAPIを呼び出し、前記WebAPI処理装置が 、前記セッションIDと前記WebAPI提供者の紹介 識別情報を広告仲介サービス処理装置に送 し、前記広告仲介サービス処理装置は、前 セッションIDが正しいものであることを確 し、セッションIDとWebAPI提供者の紹介者識別 情報を記録し、前記広告仲介サービス処理装 置で前記セッションIDが正しいことが判明し 場合には、前記WebAPI処理装置は、前記WebAPI 実行して処理結果をWebサイト処理装置に返 、前記Webサイトでは、処理結果及び広告仲 サービスが保持する広告情報のURLとセッシ ンIDを用いて、広告情報のリソースを取得 るためのURLにパラメータとしてセッションID を含めたWebページを生成して前記Webブラウザ に返し、前記Webブラウザが広告情報のリソー スを広告仲介サービス処理装置に要求すると 、前記広告仲介サービス処理装置では広告情 報の要求があったことをセッションIDと関連 けて記録した後、広告情報のリソースを前 Webブラウザに返し、前記WebブラウザではWeb イトが生成したWebページを表示する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、ネッ ワークで各々接続された、前記Webブラウザ 稼動させるWebブラウザ処理装置と、前記Web イトを稼動させる前記Webサイト処理装置と 前記WebAPIを稼動させるWebAPI処理装置と、広 仲介サービスを稼動させる広告仲介サービ 処理装置とを有し、前記Webブラウザから前 Webページの要求を受けたWebサイト処理装置 、前記Webブラウザ処理装置にセッションID 求プログラム、WebAPI呼び出しプログラム及 ページ生成プログラムを含むページをWebブ ウザに返し、前記Webブラウザは、返された ージに含まれるプログラムを実行すること より、前記WebAPI提供者の紹介者識別情報を 告仲介サービス処理装置に送出し、前記広 仲介サービス処理装置がリクエストを受け と、セッションID生成、貢献者記録を実施し てセッションIDをWebブラウザに返し、前記Web ラウザは、前記セッションIDと前記WebAPI提 者の紹介者識別情報を前記広告仲介サービ 処理装置に送出し、前記広告仲介サービス 理装置は、前記セッションIDが正しいもので あることを確認し、前記セッションIDと前記W ebAPI提供者の紹介者識別情報を記録し、前記 告仲介サービス処理装置で前記セッションI Dが正しいことを確認した場合には前記WebAPI 理装置は、前記WebAPIを実行して処理結果を 記Webブラウザに送出し、前記Webブラウザは 前記Webページを生成し、広告情報のリソー を前記広告仲介サービス処理装置に要求す と、前記広告仲介サービス処理装置では広 情報の要求があったことを前記セッションID と関連付けて記録した後、前記広告情報のリ ソースをWebブラウザに返し、前記Webブラウザ では生成したWebページを表示する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、ネッ ワークで各々接続された、前記Webブラウザ 稼動させるWebブラウザ処理装置と、前記Web イトを稼動させるWebサイト処理装置と、前 WebAPIを稼動させるWebAPI処理装置と、広告仲 サービスを稼動させる広告仲介サービス処 装置とを有し、前記Webブラウザから前記Web ージの要求を受けたWebサイト処理装置が、 記広告仲介サービス処理装置にWebサイト運 者の紹介者識別情報を送出し、前記広告仲 サービス処理装置からセッションIDと広告 別情報を取得し、当該セッションIDを引数に 含めてWebAPI呼び出しを前記広告仲介サービス 処理装置に対して行い、前記広告仲介サービ ス処理装置は、前記セッションIDが正しいも であることを確認し、前記セッションIDと 記WebAPI提供者の紹介者識別情報を記録し、We bAPI呼び出しを実施し、前記WebAPI処理装置は 前記WebAPIを実行して処理結果を広告仲介サ ビス処理装置に送出し、前記広告仲介サー ス処理装置は、処理結果をWebサイト処理装 へ送出し、前記Webサイトでは、処理結果及 広告仲介サービスが保持する広告情報のURL セッションIDを用いて、前記広告情報のリソ ースを取得するためのURLにパラメータとして セッションIDを含めたWebページを生成して前 Webブラウザに返し、前記Webブラウザが広告 報のリソースを前記広告仲介サービス処理 置に要求すると、前記広告仲介サービス処 装置では広告情報の要求があったことを前 セッションIDと関連付けて記録した後、前 広告情報のリソースをWebブラウザに返し、 記Webブラウザでは前記Webサイトが生成したWe bページを表示する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、ネッ ワークで各々接続された、前記Webブラウザ 稼動させるWebブラウザ処理装置と、前記Web イトを稼動させるWebサイト処理装置と、前 WebAPIを稼動させるWebAPI処理装置と、広告仲 サービスを稼動させる広告仲介サービス処 装置とを有し、前記Webブラウザから前記Web ージの要求を受けたWebサイト処理装置が、 記広告仲介サービス処理装置にWebAPI呼び出 を実施し、前記広告仲介サービス処理装置 、セッションIDを生成し、前記WebAPI提供者 紹介者識別情報を記録し、呼び出し先のWebAP Iの紹介者識別情報を貢献者としてセッショ IDと共に記録し、当該セッションIDを引数に めてWebAPI呼び出しを前記WebAPI処理装置に対 て行い、当該呼び出しを受けたWebAPI処理装 は、前記WebAPIを実行し、処理結果を前記広 仲介サービス処理装置に送出し、前記広告 介サービス処理装置は、処理結果及びセッ ョンIDをWebサイト処理装置へ送出し、前記We bサイトでは、処理結果及び広告仲介サービ が保持する広告情報のURLとセッションIDを用 いて、前記広告情報のリソースを取得するた めのURLにパラメータとしてセッションIDを含 たWebページを生成してWebブラウザに返し、 記Webブラウザが広告情報のリソースを広告 介サービス処理装置に要求すると、前記広 仲介サービス処理装置では広告情報の要求 あったことを前記セッションIDと関連付け 記録した後、前記広告情報のリソースを前 Webブラウザに返し、前記WebブラウザではWeb イトが生成したWebページを表示する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、上記 成されたWebブラウザに表示した広告を、閲 者が選択したときに、前記広告仲介サービ 処理装置には、前記広告識別情報と前記セ ションIDが到達し、前記広告仲介サービス 理装置では選択されたこととそのときのセ ションIDを記録しておき、広告仲介サービス では広告識別情報に関連する事業者のWebサイ トにリダイレクトすることで広告に対応する Webページを表示する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、前記 告仲介サービス処理装置に記録した広告情 の要求があったセッションIDを利用し、前 セッションIDに関連付いた紹介者識別情報を 抽出することで広告を表示したWebページの生 成に貢献したWebサイト運営者及びWebAPI提供者 を特定する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、前記 告仲介サービス処理装置に記録した広告が 択されたときのセッションIDを利用し、前 セッションIDに関連付いた紹介者識別情報を 抽出することで広告が選択されたWebページの 生成に貢献したWebサイト運営者及びWebAPI提供 者を特定する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、セッ ョンIDではなく、Webサイトを一意に特定で るキーを用いて、Webサイトが利用したWebAPI 特定する場合には、前記Webサイトは、予めWe bサイトを一意に識別できるキーを取得し、 記WebAPIを呼び出すときは前記キーを一緒に 出し、前記WebAPIは前記キーを広告仲介サー スに送出し、前記広告仲介サービスでは前 キーと前記キーを送出したWebAPIを関連付け 保持し、前記Webサイトは、前記WebAPIの処理 果と広告を埋め込んだWebページをWebブラウ に送出し、前記Webブラウザから埋め込んだ 告情報の画像等を取得するときに用いるURL は、前記広告情報の画像等を広告仲介サー スから取得するときに、広告仲介サービス キーが渡るように、パラメータとしてキー 付加しておき、広告がクリックされたとき 遷移するURLにも、パラメータとしてキーを 加しておき、前記Webブラウザに広告を表示 たときや閲覧者が広告をクリックしたとき 、広告仲介サービスにキーが送られるよう しておくことで広告の閲覧状況を把握可能 し、その回数に応じてWebサイト毎の広告へ 貢献度及び、キーとWebAPIを関連付けて保持 ている情報に基づいてWebサイト毎に利用し WebAPIとその回数を特定する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、前記W ebサイト、前記WebAPIの何れか又は両方が前記W ebAPIの呼び出しログをセッションID又はキー 共に保持し、前記ログを定期的に広告仲介 ービスに送出し、前記広告仲介サービスで 、前記ログを解析することでWebサイトが利 したWebAPIを特定する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、前記 告仲介サービスは、前記Webサイトと前記WebA PIの両方からログを収集し、前記両方のログ 内容を比較し、両者に前記WebAPIを呼び出し 、又は呼び出された記述があったときにそ 呼び出しが確かであると判断する。

 さらに、本発明は、Webブラウザに広告が 示された、又は広告がクリックされたとき 発生する対価をWebAPI提供者に分配する対価 配方法であって、Webブラウザが広告を表示 たWebページを要求したときに、その要求を け取ったWebサイトが利用した一つ又は複数 WebAPIを特定し、発生した対価をWebAPI提供者 分配する。

 さらに、本発明は、Webブラウザに広告が 示された、又は広告がクリックされたとき 発生する対価を特定期間毎にWebAPI提供者に 配する対価分配方法であって、収集した広 に貢献したWebサイトと前記Webサイトが利用 たWebAPIの記録から、前記特定期間内に前記W ebサイトに発生した対価の総量と、前記Webサ トが利用した一つ又は複数のWebAPIの回数を め、各WebAPIの利用回数に応じて対価の総量 WebAPI提供者に分配する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、利用 ているWebAPIの種類に応じて表示する広告を 択する方法であり、広告仲介サービスは、W ebAPIとそのWebAPIに関連する一つ又は複数のキ ワードを管理し、広告情報とその広告に関 するキーワードを管理し、広告仲介サービ がWebブラウザから広告情報の要求を受け取 たときに、セッションIDを用いて利用したWe bAPIを特定し、又はキーを用いてWebサイトが く利用しているWebAPIを特定し、そのWebAPIに 連するキーワードを取得し、そのキーワー を同じキーワードを含む広告情報を選択す ことで、利用しているWebAPIの種類に応じた 告をWebブラウザに提供する。

 さらに、本発明の広告提供方法は、前記W ebブラウザからの全リクエストに対するWebAPI 使用量を計測するのではなく、特定期間に 生した前記Webブラウザからのリクエストに するWebAPIの使用量を計測し、その計測結果 従って、前記WebAPIに分配する広告貢献の対 を決定する。

 本発明によれば、インターネット上でソ トウェア機能を提供するWebAPIを利用して生 された広告付きのWebページを提供し、広告 きのWebページを生成するために貢献したWebA PIを明確にし、広告の紹介料を分配可能にす ことができる。

図1は実施例1の概念図を示す。 図2は実施例1のシステム構成図を示す 図3は実施例1のシーケンス図を示す。 図4はWebサイトの提供するWebページのイ メージ例を示す。 図5は紹介料算出の一実施形態であるフ ローチャートを示す。 図6は実施例2のシーケンス図を示す。 図7は実施例3の概念図を示す。 図8は実施例3のシステム構成図を示す 図9は実施例3のシーケンス図を示す。 図10は実施例4のシーケンス図を示す。 図11は従来技術における概念図を示す 図12は実施例5の紹介料算出のフローチ ャートを示す。 図13は実施例6の概念図を示す。 図14は実施例6のシステム構成図を示す 。 図15は実施例6の紹介料算出のフローチ ャートを示す。 図16は実施例7における概念図を示す。 図17は実施例7のシステム構成図を示す 。 図18は実施例7のログの例を示す。 図19は実施例7のログ集計部のフローチ ャートを示す。 図20は実施例8のシステム構成を示す。

符号の説明

101 閲覧者
102 Webブラウザ
103 Webサイト
104 WebAPI
105 広告仲介サービス
106 事業者のWebサイト
201 Webサイト
202 広告仲介サービス
300 広告仲介サービス処理装置
301 制御部
302 記憶部
303 通信部
304 ネットワーク
311 セッションID生成部
312 セッションID確認部
313 貢献者記録部
314 広告要求元IP取得部
315 広告取得部
316 選択記録部
317 紹介料算出部
318 送受信部
321 Webサイト管理テーブル
322 WebAPI管理テーブル
323 セッション管理テーブル
324 貢献者記録テーブル
325 広告情報格納テーブル
331 紹介者識別情報の欄
332 WebサイトURLの欄
333 口座番号の欄
335 紹介者識別情報の欄
336 WebAPIのURLの欄
337 口座番号の欄
341 セッションIDの欄
342 生成時刻の欄
343 広告要求元IPの欄
344 選択有無の欄
345 セッションIDの欄
346 紹介者識別情報の欄
351 広告IDの欄
352 分類の欄
353 広告画像の欄
354 事業者URLの欄
360 Webブラウザ
370 Webサイト処理装置
371 セッションID要求部
372 WebAPI呼び出し部
373 ページ生成部
374 送受信部
375 HTML
376 画像
380 WebAPI処理装置
381 送受信部
382 WebAPI機能部
383 セッションID確認要求部
384 有名人誕生日テーブル
401 事業者のWebサイト処理装置
500 Webブラウザ画面
501 広告表示領域
502 今日誕生日の有名人表示領域
801 Webサイト
802 WebAPI
803 広告仲介サービス
900 広告仲介サービス処理装置
901 制御部
902 WebAPI仲介部
1401 キーの欄
1402 広告要求時刻の欄
1403 キーの欄
1404 キーの欄
1405 広告選択時刻の欄
1406 キーの欄
1407 広告選択元IPの欄
1408 時刻の欄
1701 ログ管理部
1702 ログ
1703 ログ集計部
2001 キーワードの欄
2002 キーワードの欄

 本発明を実施するための最良の形態を説 する。

 WebAPI提供者が広告仲介サービスを利用し 広告収入を得るための仕組みの概念図を図1 に示す。

 Webブラウザ102は、Webブラウザ処理装置に って、Webサイト103は、Webサイト処理装置に って、WebAPI104は、WebAPI処理装置によって、 告仲介サービス105は、広告仲介サービス処 装置によって、事業者のWebサイト106は、事 者のWebサイト処理装置によって、それぞれ 動し、これらはネットワークで接続されて る。各処理装置は、コンピュータである。

 WebAPI104を利用したいWebサイト運営者は広 仲介者と契約し、紹介者識別情報を取得す 。また、紹介料を得たいWebAPI提供者も広告 介者と契約し、紹介者識別情報を取得する

 まず、Webブラウザ102からWebサイト103にWeb ージ要求111を実施する。

 Webサイトでは、広告仲介サービス105に対 てセッションID要求112を実施する。このと 、Webサイト運営者の紹介者識別情報を送出 る。広告仲介サービス105がセッションID要求 を受け取ると、Webブラウザからのリクエスト を特定するためのIDであるセッションID113を 成して返す。広告仲介サービス105では、生 したセッションIDと紹介者識別情報の組み合 わせをデータベース等に記録する。

 次に、Webサイト103ではAPI呼び出しを実施1 14しWebAPI104を呼び出す。このとき、広告仲介 ービス105から受け取ったセッションIDを送 する。また、必要に応じて、WebAPIの実行に 要なデータもWebサイト103から、WebAPI104へ送 。

 WebAPI104では、受け取ったセッションIDが しいものであるかどうかを確認するために 広告仲介サービス105にセッションID確認115を 実施し、WebAPI104の紹介者識別情報及びセッシ ョンIDを送出する。

 広告仲介サービス105では、セッションID 確認し、広告仲介サービス105が発行したも であるかどうか、いつ発行したものか(有効 限内であるか)、などの情報に基づき、有効 であるかどうかを確認する。有効であった場 合、そのセッションIDとWebAPI提供者の紹介者 別情報の組み合わせをデータベース等に記 する。WebAPI104に、セッションID確認結果116 して返す。

 WebAPI104では、セッションID確認結果が正 いものであればWebAPI104の機能を実行して呼 出し結果117をWebサイト103に返す。

 Webサイト103では、WebAPI104の呼び出し結果1 17を用いてWebページの元となるHTMLを構築する 。また、広告を表示するために、広告情報リ ソースのURLを埋め込む。このURLには、セッシ ョンIDや広告を特定するために用いる広告ID 埋め込む。また、その広告をWebブラウザ102 選択するときにより詳細な情報を提供する ージに遷移させるが、このときに用いるリ クにもセッションIDを埋め込む。

 構築した広告付Webページ118のHTMLをWebブラ ウザ102に送出すると、Webブラウザ102ではHTML に埋め込むリソースをURLで示される箇所か 取得する。広告情報もリソースの一つであ 、広告情報要求119をURLに出すことにより取 する。広告情報のリソースは広告仲介サー ス105が管理しており、このとき利用するリ ースのURLはセッションIDを含める。広告仲介 サービス105ではそのセッションIDと広告情報 要求された事実を記録しておくことでどの ッションIDの延長で広告情報が要求された かを知ることができる。

 次に、広告仲介サービス105は要求された 告情報120をWebブラウザ102に返す。

 Webブラウザ102では広告情報120を受け取る 、それをWebブラウザ102上に表示する。

 広告が表示されたら課金する広告仲介サ ビス105であった場合、この表示した回数と 示に関与したWebサイト運営者、WebAPI提供者 集計することで紹介料を算出する。

 Webブラウザ102に表示された広告が、閲覧 101にクリックされる等して選択された場合 課金する場合は、次の処理も行う。

 広告のリンクは、広告仲介サービス105へ リンクであり、その広告が選択されたとき 同時にセッションIDや広告を識別するため 用いる広告IDも送出するようにURLにパラメー タとしてセッションIDと広告IDを含める。

 閲覧者101が、広告を選択すると、URLに広 選択121のリクエストを送出する。

 広告仲介サービス105では、URLに含まれる ッションIDと広告が選択された事実をデー ベース等に記録し、広告IDを参照して対応す る広告に関するより詳しいページ(事業者のWe bサイト106)にリダイレクト122する。その結果 Webブラウザには事業者のWebページ123が返さ 、表示される。

 広告仲介サービス105に記録した広告選択 有無と選択された場合のセッションIDに関 付いたWebサイト運営者、WebAPI提供者を集計 、広告が選択されたことにより得られる紹 料を特定のルールに基づいて貢献者に分配 ることが可能となる。

 さらに具体的な例として、有名人の誕生 を通知するWebAPIを想定する。WebAPIが要求を 信すると、パラメータとして渡された日付 誕生日である有名人の名前を返す。

 Webサイトの運営者は、このWebAPIを利用し 、自分のWebサイトに今日誕生日の有名人の 前を表示する機能を付加したいとする。

 これを実現するためのシステム構成図を 2に示す。Webブラウザ102が動作するWebブラウ ザ処理装置360、Webページを返すWebサイト処理 装置370、ソフトウェア機能を提供するWebAPI処 理装置380、広告仲介サービス処理装置300は通 信部303を備えており、この通信部303を介して ネットワーク304に接続する。

 各処理装置は、コンピュータである。

 Webブラウザ処理装置360は、一般的なWebブ ウザ102が稼動する処理装置であり本発明に る特段の工夫はないため、詳しい説明は省 する。

 Webサイト処理装置370は、Webブラウザ102か の要求を受けて情報を返す処理装置である 制御部301bと記憶部302bを持つ。制御部301bは 受信部374(Webサーバ相当)と、ページ生成部37 3、WebAPI呼び出し部372とセッションID要求部371 を持つ。本発明とは直接関係ないが一般的に はWebサイトの記憶部302bはHTML375や画像376等を つ。

 WebAPI処理装置380は、WebAPIが持つ機能を要 されたときに、要求に応じた処理を行い要 者が求める結果を返す。本実施例では、日 毎にその日付が誕生日である有名人の名前 返す。WebAPI処理装置380は、制御部301cと記憶 部302cを持つ。制御部301cは、送受信部381、WebA PI機能部382、セッションID確認要求部383を持 。WebAPI機能部382では、日付からその日付が 生日である有名人の名前を返す。記憶部302c 、有名人誕生日テーブル384を持つ。有名人 生日テーブル384は、日付とその日付が誕生 である有名人の名前を対応付けて格納する

 広告仲介サービス処理装置300は、制御部3 01a、記憶部302aを備える。制御部301aは、セッ ョンID生成部311、セッションID確認部312、貢 献者記録部313、広告要求元IP取得部314、広告 得部315、選択記録部316、紹介料算出部317、 受信部318を持つ。記憶部302aは、Webサイト管 理テーブル321、WebAPI管理テーブル322、セッシ ョン管理テーブル323、貢献者記録テーブル324 、広告情報格納テーブル325を持つ。

 Webサイト管理テーブル321は、紹介者識別 報331、WebサイトURL332、口座番号333等を格納 る。

 WebAPI管理テーブル322は、紹介者識別情報3 35、WebAPIのURL336、口座番号337等を格納する。

 セッション管理テーブル323は、セッショ ID341、生成時刻342、広告要求元IP343、選択有 無344を格納する。

 貢献者記録テーブルは、セッションID345 紹介者識別情報346を格納する。

 広告情報格納テーブルは、広告ID351、分 352、広告画像353、事業者URL354を格納する。

 まず、準備としてWebAPI提供者は広告仲介 ービスと契約し、WebAPIのURLや紹介料の振込 である口座番号等を登録し、紹介者識別情 の発行を受ける。紹介者識別情報とWebAPI提 者が登録した情報は、WebAPI管理テーブル322 格納する。

 WebAPIを利用したいWebサイト運営者は同様 広告仲介サービスと契約し、WebサイトURLや 介料の振込先である口座番号等を登録し、 介者識別情報の発行を受ける。紹介者識別 報とWebサイト運営者が登録した情報は、Web イト管理テーブル321に格納する。

 Webブラウザ102からWebサイトのページを要 したときの処理の流れを図3に示す。処理の 流れを通して各部で実施することを説明する 。

 閲覧者101がWebブラウザ102を操作し、Webサ トのWebページ要求402を行うとWebブラウザ102 WebサイトにWebページ要求403を送信する。

 Webサイト処理装置370では、セッションID要 部371を用いてセッションID要求404を実施する 。このとき、パラメータとして紹介者識別情 報(ここではshoukaisha_site_0978とする)を与える 例えば以下のように広告仲介サービス処理 置300にHTTPアクセスすることでセッションID 取得する。
 http://koukoku_chuukai_service.com/get_session_id?shoukais ha_id=shoukaisha_site_0978

 本実施例では、HTTPのGETリクエストで各種 処理を要求するが、POSTやCookieを用いたパラ ータの受け渡しを行っても良い。

 広告仲介サービス処理装置300では、セッ ョンID要求404を受信すると、セッションID生 成部311を用いてセッションIDを生成し、セッ ョン管理テーブル323にセッションID341とし 生成したセッションIDを、生成時刻として現 在時刻を記録する。

 セッションIDはWebブラウザ102からのWebペ ジ要求403毎に固有のIDを生成する。

 次に、貢献者記録部313を用いて貢献者記 テーブル324のセッションID欄345に生成した ッションIDを、紹介者識別情報欄346にパラメ ータで渡された紹介者識別情報を記録する。

 生成したセッションIDは、Webサイト処理 置370に返す。

 返されたセッションID407の例を以下に示す これはXML形式でセッションID407を返した場合 の例である。
 <?xml version=“1.0” encoding=“UTF-8”?>
<item>
    <session_id>0123456789abcdef</session_id> ;
</item>

 セッションIDだけでなく、広告IDや広告と して用いるリンク文字列を返す方法も考えら れる。

 セッションIDと広告IDを返す例:
<?xml version=“1.0” encoding=“UTF-8”?>
<item>
    <session_id>0123456789abcdef</session_id> ;
    <koukoku_id>0255</koukoku_id>
</item>

 セッションIDとリンク文字列を返す例:
<?xml version=“1.0” encoding=“UTF-8”?>
<item>
    <session_id>0123456789abcdef</session_id> ;
    <link>&lt;a
 href=“http://koukoku_chuukai_service.com/jump?koukoku_id =0255&session_id=0123456789abcdef” &gt;&lt;im g src=“http://koukoku_chuukai_service.com/koukoku_gazou?k oukoku_id=0255&session_id=0123456789abcdef” &gt;& amp;lt;/a&gt;</link>
  </item>

 その他、引数に広告の分類を渡し、広告 介サービス処理装置では、広告情報格納テ ブル325の中から分類352が引数の分類と一致 る広告の広告ID351をランダムに選択しても い。

 次にWebAPI呼び出し部372を用いてWebAPI呼び出 408を行う。このとき、パラメータとして本 の日付すなわちAPIの実行に必要なデータと ッションIDを与える。以下にHTTPアクセスに ける呼び出しの例を示す。
 http://webapi_yuumeijin_birthday.com/get_names?date=0811&a mp;session_id=0123456789abcdef

 WebAPI処理装置380では、上記の要求が到達す とセッションID確認要求部383を通してセッ ョンID確認409を送出し、セッションIDが有効 あるかどうかを広告仲介サービス処理装置3 00に確認する。このとき、事前に取得した紹 者識別情報(ここではshoukaisha_api_0888とする) 一緒に送信する。例えば以下のHTTPアクセス を行うことで実施する。
 http://koukoku_chuukai_service.com/check?session_id=012345 6789abcdef&shoukaisha_id=shoukaisha_api_0888

 広告仲介サービス処理装置300では、上記 要求を受け取るとsession_idパラメータで渡さ れたセッションIDが有効であるかどうかを調 る。具体的には、セッションID確認部312を いてセッションID確認410を実施する。セッシ ョンIDが、セッション管理テーブル323に存在 ているかどうか、セッションIDの生成時刻34 2から特定時間(例えば5分)以上経過していな か、等に基づいて有効であるかどうかを判 する。

 確認した結果、有効であった場合、貢献 記録411を実施する。貢献者記録部313を用い 貢献者記録テーブル324にセッションID及びsh oukaisha_idパラメータで渡されたWebAPI提供者の 介者識別情報を記録する。

 セッションID確認結果412をWebAPI処理装置380 返信する。例えば、以下のようにXMLを用い 返信する方法が考えられる。
<?xml version=“1.0” encoding=“UTF-8”?>
<check>
   <session_id>0123456789abcdef</session_id>
   <result>valid</result>
</check>

 上記では、resultタグに確認結果を含み、 効である場合は(例として)valid、無効である 場合は(例として)invalidを返す。

 WebAPI処理装置380でセッションIDが有効で ることが分かったならば、WebAPI機能部382でWe bAPIの機能を実行413する。具体的には、dateパ メータで受け取った日付が誕生日である有 人を有名人誕生日テーブル384から検索して 得する。

 取得した有名人のリストは呼び出し結果414 して返す。例えば、以下のようにXMLを用い 返信する方法が考えられる。
 <?xml version=“1.0” encoding=“UTF-8”?>
 <response>
     <date>0811</date>
     <list>
        <name>鈴木さん</name>
        <name>高野さん</name>
   </list>
</response>

 WebAPI処理装置380でセッションIDが無効であ ことが分かったならば、無効であることをWe bAPIの呼び出し元に通知する。以下に例を示 。
<?xml version=“1.0” encoding=“UTF-8”?>
<response>invalid</response>

 Webサイト処理装置380でWebAPIの実行結果を け取ると、その実行結果と広告を用いてペ ジ生成415する。

 生成したページのイメージを図4に示す。 ページの上部に今日誕生日の有名人表示領域 502と広告表示領域501を配する。

 今日誕生日の有名人表示領域502には、WebA PIが返した値をHTML化して書き込む。

 広告は、以下のようにリンクの形で広告表 領域501に埋め込む。
 <a href=“http://koukoku_chuukai_service.com/jump?kou koku_id=0255&session_id=0123456789abcdefg”><img src=“http://koukoku_chuukai_service.com/koukoku_gazou?kou koku_id=0255&session_id=0123456789abcdefg”></a&g t;

 上記のaタグやimgタグに持つURLのsession_id ラメータの値(0123456789abcdefg)は、広告仲介サ ビス処理装置300にセッションID要求404を行 た結果取得したセッションID407の値である。

 koukoku_idパラメータとして埋め込む広告ID 事前にWebサイト運営者が選択した広告の広 IDを利用しても良いし、上記に示すように ッションID407と一緒に広告IDを返す場合、広 仲介サービス処理装置300がその広告IDを返 方法も考えられる。また、セッションID407と 一緒に広告のリンク全体を広告仲介サービス 処理装置300が返す方法も考えられる。この場 合は、広告仲介サービス処理装置300が返した リンクの文字列をそのままHTML内の広告表示 域501に転記することで広告付Webページを実 できる。

 Webサイト処理装置370では、広告付Webペー 416をWebブラウザ102に返す。Webブラウザ102で 返されたWebページを解析し、足りない情報 あればその情報をさらに要求する。

 本実施例の場合、Webページとして返したH TMLの中の広告のリンクには、imgタグが存在し 、この画像の存在場所であるURLがsrc属性とし て記述してある。Webブラウザ102では、src属性 に記述されたURLにアクセスして広告情報要求 417を実施する。

 広告情報要求417を受けた広告仲介サービ 処理装置300では、広告情報要求元IP記録418 して、セッション管理テーブル323の広告要 元IPに広告情報要求元のIPアドレス、つまりW ebブラウザ処理装置360のIPアドレスを記録し 後、広告情報格納テーブル325から広告画像35 3を取得し、要求元のWebブラウザ102に返す。

 本実施例では、画像を広告情報として返 ているが、FlashやJavaAppletや動画をリンクと て利用する方法も考えられる。また、HTML内 に別のHTMLを埋め込むiframeタグ等を用いるこ で埋め込む広告をHTMLとして取得、表示する 法も考えられる。

 Webブラウザ102は取得した広告情報420を用 てWebページを構築して表示する。

 閲覧者101は、Webブラウザ102に表示されたW ebページを閲覧する。Webページ内に興味のあ 広告が表示されていた場合、その広告をク ックする等して広告選択421を実施する。

 広告選択421を行うと、Webブラウザ102では広 のリンクのURLに広告選択422のリクエストを 信する。本実施例におけるURLは下記である
 http://koukoku_chuukai_service.com/jump?koukoku_id=0255&am p;session_id=0123456789abcdefg

 広告仲介サービス処理装置300では、広告 選択されたことをセッション管理テーブル3 23のセッションIDに対応する行の選択有無の 344に有を記述することで記録する。セッシ ン管理テーブル323の選択有無の欄344の初期 は無とする。

 次に、事業者のWebサイト(http://jigyousha_page .com)にリダイレクトする。Webブラウザ102に事 者のWebサイトにリダイレクト424を指示し、W ebブラウザ102は事業者のWebページ要求425を事 者のWebサイト処理装置401に送出することで 事業者のWebページ426を取得する。

 リダイレクトとは、上記で示すようにWeb ラウザ102にレスポンスを戻し、自動的(閲覧 者101が関与せず)に、リダイレクト先のURL(事 者のWebサイトのURL)にリクエストを送信して リダイレクト先のWebページを取得して表示す る処理を指す。

 実現方法として、Webブラウザにリダイレク (301もしくは302)のステータスコード及びリ イレクト先のURL(http://jigyousha_page.com)をレス ンスとして返すことで、Webブラウザが備え いる機能を用いて自動的にリダイレクト先 URLにリクエストを送出し、事業者のWebサイ 処理装置401のページを取得する方法や、次 ようなタグを含むHTMLを返すことで、Webブラ ザ102が備えている機能を用いてhttp://jigyousha _page.comにリクエストを送出し、事業者のWebペ ージ426を取得する方法が考えられる。
<META HTTP-EQUIV=“refresh” content=“0;URL=http:// jigyousha_page.com “>

 [紹介料の算出方法]
 紹介料の算出方法は様々な方針に基づいて 定される。ここでは、その一例について説 する。ここでの処理は、紹介料算出部317で われる。

 本実施例では、広告が一回選択されるた に広告仲介者が支払う紹介料は30円の一定 あるとする。広告を表示したWebページの構 時に関与したWebAPIがあれば、そのWebAPI提供 とWebサイト運営者に同額の紹介料を支払う する。例えば、広告を選択されたWebページ 構築するのに二つのWebAPIを利用したとする 、Webサイトの運営者及び二つのWebAPIの提供 各々に10円ずつ、計30円を支払う。

 処理の流れを図5に示す。まず、紹介料算 出テーブルを作成する602。これは、紹介者識 別情報と紹介料のペアであり、全ての紹介者 識別情報の行を持ち、各行の紹介料の初期値 として0を格納したものである。

 次に、セッション管理テーブルの生成時 が紹介料を算出したい期間である行を一行 つ順に取得する(この取得した行のデータを 以下SCと呼ぶ)603。例えば、2007年の8月分の集 をしたい場合、生成時刻が2007/08/01 00:00:00 ら2007/09/01 00:00:00未満の間の行を一行ずつ取 得する。

 SCの選択有無の欄が有であるかどうかを べ604、有でなければ次の行を取得する。

 有であれば、紹介料を計算する。貢献者 録テーブルを参照し、SCのセッションIDと同 じセッションIDを持つ行を全て取得605する。

 選択毎の紹介料í取得した行数を計算し 各紹介者に支払う紹介料を求める606。

 次に、取得した行を一行ずつ順に取得す (この取得した行のデータを以下CCと呼ぶ)607 。

 紹介料算出テーブル内のCCの紹介者識別 報に対応する行の紹介料欄の値に各紹介者 支払う紹介料を加算する608。

 貢献者テーブルから取得した全ての行の 理を終えたかどうかを調べ609、終えていな れば次の行について繰り返す。

 全ての行の処理を終えていれば、次に、 ッション管理テーブルの生成時刻が紹介料 算出したい期間である全ての行の処理を終 たかどうかを調べ610、終えていなければ次 行について繰り返す。終えていれば紹介料 算出処理を終了する。

 紹介料算出テーブルに紹介者識別情報毎 紹介料が格納されるので、この額を各紹介 識別情報に対応する者に支払う。具体的に 、Webサイト管理テーブル321やWebAPI管理テー ル322の口座番号の欄(333、337)に格納された 座番号を利用してその口座に振り込む方法 考えられる。

 本実施例では、閲覧者により広告が選択 れると広告仲介者は紹介料を支払うことに たが、閲覧者のWebブラウザに広告が表示さ る毎に紹介料を支払っても良い。その場合 、SCの選択有無の欄が有かどうかを調べる テップ604は、SCの広告要求元IPが記録されて ることを調べるステップとすれば良い。

[不正の発見方法]
 本アイデアが含む、広告仲介サービスが不 に紹介料を支払うリスクを減らす施策につ て説明する。

(1)
 本発明では、WebブラウザからWebサイトへの ージを要求する毎に広告仲介サービスがセ ションIDを発行してこれを管理する。これ 外の方法として、Webサイト運営者又はWebAPI 供者の紹介者識別情報を広告仲介サービス 通知することで貢献したことを広告仲介者 知らしめる方法も考えられる。しかし、こ 方法では実際にWebAPIが利用されていなくて 紹介者識別情報を広告仲介サービスに通知 ることができるため、不正を働くことがで てしまう。本発明のセッションIDを用いれば 、WebAPIから広告仲介サービスにセッションID 認を行うことで通知されたセッションIDが 告仲介サービスにより発行した物であるか うか、発行してから時間が経過し過ぎてい いか等を確認することができるため、不正 困難にすることができる。

(2)
 特定のセッションIDでWebAPIが呼び出された きに複数回、セッションID確認を行うことで 貢献者記録テーブルにWebAPI提供者の紹介者識 別情報を複数回記録し、貢献度を上げる不正 を行うことも想定できる。この場合は、1つ セッションIDにつき課金するのは1度だけと うルールを設け、広告仲介サービスで貢献 記録テーブルに貢献者を書き込むときに、 に同じセッションIDと紹介者識別情報の行が 存在しているかどうかを調べ、存在していな い場合にのみ貢献者記録テーブルに記録する ことで防ぐことが可能である。もしくは、貢 献者記録テーブルには複数行書き込み、紹介 料算出時にセッションIDと紹介者識別情報の アと同じ行が複数回出現しても一回とカウ トして処理することで防ぐことが可能であ 。

(3)
 Webサイトの運営者は、WebAPIを利用するため Webページに広告を掲載する必要がある。し し、デザイン性を損なう等の理由からWebAPI 利用したいが広告は掲載したくないWebサイ 運営者もいるかもしれない。本発明を用い ば、広告のリンクをWebページに記述しなか た場合、Webブラウザから広告情報要求が広 仲介サービスに送信されない。本発明では 広告情報要求を広告仲介サービスが受信す と広告要求元IPをセッション管理テーブル 記録する。そのため、広告のリンクを埋め んでいないWebページを提供した場合、広告 求元IPアドレスが記録されない。セッション 管理テーブルの広告要求元IPが記録されてい い行のセッションIDを、貢献者記録テーブ から探し、見つけた最初の行に含まれる紹 者識別情報から広告を表示していないWebサ ト運営者を特定することができる。Webサイ 運営者を特定したら、そのWebサイト運営者 注意を与えたり、利用を停止したりするな の対処をすることが可能である。

 また、広告要求元IPを記録するだけで良 なら、WebブラウザからではなくWebサイト処 装置から広告仲介サービスに広告情報要求 送出することで、セッション管理テーブル 広告要求元IP欄にIPアドレスを記録すること 可能である。しかし、この場合、常に同じI Pアドレスが格納されるか、もしくはいくつ の特定のIPアドレスばかりが広告要求元IP欄 格納されるため、セッション管理テーブル 広告要求元IP欄を分析することで不正が疑 れるWebサイト運営者を特定することが可能 ある。

 JavaScriptやCSSを用いればWebブラウザで広告 情報を取得してもWebブラウザ上では見えない ようにすることも可能である。この場合、広 告選択率が極端に少なくなることが予想でき る。Webサイト管理テーブルやセッション管理 テーブル、貢献者記録テーブルを調べ、その ようなWebサイトを発見したら、直接Webサイト を閲覧し、目視で広告が掲載されているかど うかを確認すれば良い。

 具体的には、紹介者管理テーブル内の各 介者について、貢献者記録テーブルから紹 者に対応する紹介者識別情報のセッションI Dを全て取得(セッションID数をWebページ表示 数とする)し、セッション管理テーブルから 得したセッションIDに対応する行で、かつ 択有無が有である行を全て取得(行数を選択 数とする)し、選択回数 í Webページ表示回 数が閾値(例えば0.01)以下であれば目視で確認 したりして広告の表示が正しく行われている かどうかを確認する。

 実施例1の効果について説明する。WebAPI提 供者に広告収入を得る機会を提供することが 可能となる。セッションIDを広告仲介サービ 、WebAPI、Webサイトの3者のやり取り時に引き 回すことにより、不正を働くことが困難な仕 組みにすることができる。

 ここでは、WebAPIについて、有名人の誕生 を通知するWebAPIを想定したが、WebAPIには、 ーザ認証を行うもの、与えられた文章を構 解析するもの、与えられた画像を加工する の、地図情報を提供するものなど様々なも がある。そして、WebAPIの実行にデータが必 な場合もあり、この場合、本実施例の日付 代わりに、各WebAPIの実行に必要なデータが 用される。以下の実施例でも同様である。

 実施例1では、セッションID要求404、WebAPI び出し408、ページ生成415をWebサイト処理装 370で実施したが、JavaScript等のWebブラウザ102 で動作するプログラミング言語を用い、Webブ ラウザ102上でこれらの処理を実現しても良い 。

 この場合、実施例1でWebサイト処理装置370 に配していたセッションID要求部371、WebAPI呼 出し部372、ページ生成部373をWebブラウザ102 配する。

 具体的には、Webサイト処理装置370では、J avaScript等を用いてセッションID要求部、WebAPI び出し部、ページ生成部を含めたWebページ Webブラウザ102に送出する。これらの各部は Webブラウザ102で実行する。

 処理の流れを図6に示す。

 実施例1との変更点を太線で示す。変更点 を中心に説明する。Webブラウザ102からWebペー ジ要求403を実施すると、Webサイト処理装置370 は、送受信部374で要求を受け付け、セッショ ンID要求部、WebAPI呼び出し部、ページ生成部 含むページ701をWebブラウザ102に返す。

 Webブラウザ102では、返されたページに含 れるプログラムを実行する。

 まず、セッションID要求部を用い広告仲 サービス処理装置300にセッションID要求702を 行う。パラメータとして紹介者識別情報を送 信する。

 実施例2では、Webブラウザ102に表示したWeb ページの取得元(Webサイト処理装置370)とセッ ョンIDの要求先(広告仲介サービス処理装置3 00)のドメインが異なる。現在のWebブラウザ102 では、セキュリティ対策のため、Webページの 取得元以外のドメインにJavaScriptから直接ア セスすることは通常できない。他ドメイン 対してもアクセス可能とするJSONPという方法 を用いたセッションID要求処理について説明 る。

 Webページには、下記に示すように広告仲介 ービス処理装置からJavaScriptを取得するタグ を記述する。
<script src=“http://koukoku_chuukai_service.com/get_se ssion_id_json?callback=receiveSessionID&shoukaisha_id=sh oukaisha_site_0978”></script>

 callbackパラメータには、セッションIDが取得 されたときにWebブラウザ102によって呼び出し てもらいたいメソッド名を記述する。また、 Webページには下記のように呼び出し先のメソ ッドを定義しておく必要がある。
<script>
function receiveSessionID( data){   // セッション IDを取得した後の処理    ・・・ }
</script>

 上記のように広告仲介サービス処理装置3 00からJavaScriptを取得するタグを含むWebページ を表示するとWebブラウザ102は広告仲介サービ ス処理装置300にHTTPのGETリクエストを送出す 。

 広告仲介サービス処理装置300がリクエスト 受けると、実施例1と同様のセッションID生 405、貢献者記録406を実施してレスポンス(セ ッションID703)を返す。レスポンスは下記のよ うになる。
 receiveSessionID( { “session_id” : “0123456789ab cdef” } );

 Webブラウザ102がこのレスポンスを受け取 と、上で示したWebページに含まれるreceiveSes sionIDを呼び出す。以上のような処理を実施す ることにより、Webページを取得したドメイン とは違うドメインにアクセスすることを可能 とする。

 実施例1と同様、広告仲介サービス処理装 置300はセッションIDだけではなく、広告IDや 告のリンクを返しても良い。

 セッションIDと広告IDを返す例:
 receiveSessionID( { “session_id” : “0123456789ab cdef”、 “koukoku_id” : “0255”} );

 セッションIDとリンク文字列を返す例:
 receiveSessionID( { “session_id” : “0123456789ab cdef”、 “link” : “<a href=http://koukoku_chu ukai_service.com/jump?koukoku_id=0255&session_id=0123456 789abcdef><img src=“http://koukoku_chuukai_service. com/koukoku_gazou?koukoku_id=0255&session_id=0123456789a bcdef”></a>“} );

 次に、Webブラウザ102ではWebAPI呼び出し部 用いて、WebAPI呼び出し704を実施する。パラ ータとして、日付とセッションIDを渡す。 の呼び出しもセッションID要求702と同様、JSO NPを用いて行うが、説明は省略する。WebAPIを び出した後のWebAPI処理装置380の処理は実施 1と同じである。

 処理を終えると、呼び出し結果705をWebブ ウザ102に返す。

 Webブラウザ102では、ページ生成部を用い 広告の貼り付け及びWebAPIの呼び出し結果の 示などのページ生成706を実施する。

 Webブラウザ102では、生成したWebページに 部から取得すべきリソースがあった場合、 のリソースを取得する処理を行う。本実施 の場合、広告のリンクが含む画像情報を、 告情報要求417を実施して取得する。本処理 降は、実施例1と同様なので説明を省略する 。

 本実施例では、セッションID要求、WebAPI び出し、ページ生成の処理をWebブラウザで 施する例を示したが、この中の一部の処理 みをWebブラウザで実施するようにしても良 。

 例えば、Webページ要求を受けたWebサイト 理装置では、セッションID要求を行い、取 したセッションID及びWebAPI呼び出し部、ペー ジ生成部を含むWebページを作成してWebブラウ ザに返すと、Webブラウザではそのセッション IDを利用してWebAPI呼び出し、ページ生成を実 するようにしても良い。

 実施例2の効果について説明する。Webブラ ウザ102で入力フォームにテキスト文字列入力 等による状態変更が発生したときにその状態 変更に応じて動的にWebAPIを呼び出したい場合 やWebページ全体ではなく一部のみ変更したい 場合に有効な方式である。例えば、日付の入 力フォームを設け、閲覧者101がそのフォーム に日付を入力したときに即座にWebAPIの呼び出 しを実施し、その日付が誕生日である有名人 を取得してWebページの画面中の今日誕生日の 有名人欄502のみを書き換えたい場合に有効で ある。これらは、本実施例では、Webブラウザ がWebAPIの呼び出し結果を利用して画面構築を 行うから可能となる。

 WebサイトからWebAPIを呼び出すときに、直 WebAPI処理装置380を呼ぶのではなく、広告仲 サービス処理装置300を介してWebAPIを呼ぶ実 例について説明する。

 図7に概念図を示す。太線で図1からの変 点を示す。

 図1では、API呼び出し114を直接WebAPIに対し て実施していたが、本実施例では広告仲介サ ービス803を介して実施する。広告仲介サービ ス803では、API呼び出し814を受けると、指定さ れたWebAPI呼び出し815を実施して呼び出し結果 816を取得する。呼び出し結果816を取得したら 、その呼び出し結果816をWebサイト801に返す。

 システム構成を図8に示す。広告仲介サー ビス処理装置900に新たにWebAPI仲介部902を設け 、WebAPI処理装置980からセッションID確認要求 を削除した構成となる。

 シーケンス図を図9に示す。実施例1と差 がある箇所を太線で示した。差異のある箇 を中心に説明する。Webサイト処理装置980は WebAPI呼び出し1001を広告仲介サービス処理装 900に対して行う。引数として呼び出し方法 呼び出し先URL、パラメータ、セッションID 渡す。ここで、呼び出し方法とは、 HTTPのGE T、POST等である。

 例えば、引数が各々(get、http://webapi_yuumeijin_ birthday.com/get_names、date=0811、0123456789abcdef)であ った場合、広告仲介サービスには次のような リクエストを送出する。
 http://koukoku_chuukai_service.com/call_webapi?method=get& amp;url=http%3A%2F%2Fwebapi_yuumeijin_birthday.com%2Fget_nam es&param=date%3D0811&session_id=0123456789abcdef

 上記で”%xx”はHTTPでパラメータを送付す るときに実施するエンコード後の文字列であ る。

 広告仲介サービス処理装置900では、この クエストを受けるとsession_idパラメータで受 け取ったセッションIDに対してセッションID 認410を行う。具体的には、セッションIDであ る0123456789abcdefが正しいことを、セッションID 確認部312を用いて確認する。不正であれば、 セッションIDが不正であったことをWebサイト 理装置370に通知する。

 セッションIDが正しければWebAPIの紹介者 別情報取得1002を実施する。WebAPI管理テーブ 322の中からWebAPIのURLが、呼び出し先URLと一 する(又はURLが含むホスト名(webapi_yuumeijin_bir thday.com)が一致する)行を取得し、その行の紹 者識別情報を取得することで実現できる。

 貢献者記録411では、取得したWebAPIの紹介 識別情報とセッションIDのペアを、貢献者 録部313を用いて貢献者記録テーブル324に記 する。

 次に、WebAPI呼び出し1003を実施する。本実施 例のリクエストを受け取った場合、WebAPI仲介 部902では次に示すURLにHTTPのGETリクエストを 出する。実施例1とは違い、ここでセッショ IDを送出する必要はない。
 http://webapi_yuumeijin_birthday.com/get_names?date=0811

 WebAPI処理装置980でリクエストを受けると dateパラメータで受け取った日付が誕生日で ある有名人の一覧をWebAPI機能部を実行413して 取得し、広告仲介サービス処理装置900に呼び 出し結果1004として返す。

 広告仲介サービス処理装置900は、取得し 有名人の一覧をWebサイト処理装置321に返す

 以降の処理は実施例1と同じであるため、 説明を省略する。

 実施例3の効果について説明する。実施例 1では、WebAPIにセッションIDを受け付けたり、 そのセッションIDを確認したりする処理を作 込む必要があったが、実施例3ではそのよう な処理は必要ないため既存のWebAPI処理装置を 本アイデアの枠組みに組み込む際のコストが 少なくて済む。

 実施例3では、Webサイト処理装置370からセ ッションID要求404及びWebAPI呼び出し1001を別々 に実施した。本実施例では、セッションID要 とWebAPI呼び出しを統合した場合について説 する。

 図10に処理のシーケンスを示す。図9と差 がある箇所を太線で示した。差異のある箇 を中心に説明する。

 システム構成は、図8の広告仲介サービス 処理装置900からセッションID確認部312を削除 た構成となる。

 Webページ要求403を受けたWebサイト処理装 370は、まず、WebAPI呼び出し1101を実施する。 引数として、呼び出し方法、呼び出し先URL、 パラメータ、紹介者識別情報を取る。図9で 、紹介者識別情報ではなく、セッションIDを 引数として渡していた。

 広告仲介サービス処理装置300が、WebAPI呼 出し1101を受けると、セッションIDを生成し 貢献者記録406を行う。貢献者記録406では引 で渡された紹介者識別情報とセッションID 組み合わせを貢献者記録テーブル324に格納 る。

 次に、WebAPIの紹介者識別情報取得1002を行 い、取得したWebAPIの紹介者識別情報を貢献者 記録411にて記録する。

 WebAPI呼び出し1003を実施すと、WebAPI処理装 置で引数で渡された日付が誕生日である有名 人のリストを取得し、呼び出し結果1004とし 返す。

 WebAPIの結果を得たら、呼び出し結果及び ッションID1102をWebサイトに返す。このとき 呼び出し結果1004とセッションIDに加え、広 IDや広告を表示するためのリンクの文字列 一緒に返しても良い。

 実施例4の効果について説明する。図10の 理では、Webサイト処理装置から広告仲介サ ビスへの一度のアクセスでセッションIDとWe bAPIの呼び出し結果を取得することが可能で る。そのため、ネットワークを跨る通信回 を減らすことが可能である。

 また、実施例1~3では、セッションIDをまず 得し、同じセッションIDを用いて複数のWebAPI を呼び出すことが可能であった。この場合、 セッションIDを引き回す処理を実装する必要 あった。実施例4では、複数のWebAPIを呼び出 した結果、WebAPIの処理結果と、広告のリンク を返すことにすればセッションIDを引き回す 理を行わなくても良い。複数のWebAPIを呼び したい場合は呼び出し毎に広告を載せるこ で対応することが可能である。この場合、W ebAPIと広告が一対一の関係になるため、WebAPI に出力したい広告の種類を限定してWebサイ に表示する
ことが可能となる。

 実施例1では、広告がクリックされるなど して広告収入が発生するたびに広告がクリッ クされたページを構築するのに利用したWebAPI を特定し、発生した広告収入を分配していた 。

 本実施例では、Webサイトが呼び出した一 又は複数のWebAPIの各使用量を月毎に求め、W ebサイトを経由して獲得した紹介料の合計値 、WebAPIの使用量の差に応じてWebAPI提供者に 配する方法について記述する。

 例えば、WebサイトAに貼り付けた広告によ る今月の収入が5000円だったとする。Webサイ AではWebAPIα、WebAPIβを利用しており、各々の 利用回数が6000回、4000回であったとする。こ はWebAPIの全呼び出し回数の60%と40%にあたる め、5000円のうちWebAPIαには3000円、WebAPIβに 2000円を分配する。本例は一例であり、5000 のうちの一部をWebサイトAに分配したりする 法も考えられる。

 図12に紹介料算出のフローチャートを示 。図2、図8のシステム構成に適用可能である 。この紹介料算出処理は広告提供サービスで 実施することを想定しているが、Webサイト処 理装置でWebAPIの呼び出し回数をカウントし、 Webサイトが広告仲介者から受け取る広告収入 を、この紹介料算出処理を用いて行う実施形 態も考えられる。

 まず、紹介料算出テーブルを作成し、初 化する1202。紹介料算出テーブルには、各Web APIの紹介者識別情報と紹介料のペアであり、 紹介料の初期値は0である。

 次に、Webサイト管理テーブルの行を一行 つ順に取得する(この取得した行をWCと呼ぶ) 1203。

 呼び出し回数格納テーブル(紹介者識別情 報と呼び出し回数)を作成し、初期化する1204 呼び出し回数の初期値は0である。紹介料合 計値を初期化する1205。紹介料合計値の初期 は0である。紹介料合計値はステップ1203で取 得したWebサイトを経由して発生した紹介料の 合計値を格納する。WebAPI呼び出し合計回数を 初期化する1206。初期値は0である。WebAPI呼び し合計回数は、ステップ1203で取得したWebサ イトが呼び出した全WebAPIの呼び出し回数を格 納する。

 セッション管理テーブルの生成時刻が紹 料を算出したい期間である行を一行ずつ順 取得する(この取得した行のデータをSCと呼 )1208。貢献者記録テーブルを参照し、SCのセ ッションIDを持つ行を全て取得1208する。貢献 者記録テーブルから取得した行の中に紹介者 識別情報がWCの紹介者識別情報と一致する行 ある1209かを調べ、なければステップ1208に る。あれば、SCの選択有無の欄が有1210であ かを調べ、有であれば紹介料合計値に選択 の紹介料を加える1211。次に、貢献者記録テ ブルから取得した行を一行ずつ順に取得す (この取得した行のデータをCCと呼ぶ)1212。 び出し回数格納テーブル内のCCの紹介者識別 情報に対応する行の値に1を加算する1213。WebA PI呼び出し合計回数に1を加算する1214。貢献 記録テーブルから取得した全ての行の処理 終えた1215かを確認し、終えていなければス ップ1212に戻る。終えていれば、セッション 管理テーブルの生成時刻が紹介料を算出した い期間である全ての行の処理を終えた1216か 確認し、終えていなければステップ1207に戻 。終えていれば、WebAPI毎の紹介料の分配を める。

 呼び出し回数格納テーブルの行を一行ず 順に取得する(この取得した行をYCと呼ぶ)121 7。紹介料算出テーブルのYCの貢献者識別情報 の行に、紹介料合計値×YCの呼び出し回数íWeb API呼び出し合計回数を計算して格納する1218 呼び出し回数格納テーブルの全ての行の処 を終えた1219かを確認し、終えていなければ テップ1217に戻る。終えていれば、Webサイト 管理テーブルの全ての行の処理を終えた1220 を確認し、終えていなければステップ1203に り、次のWebサイトについても同様の処理を 施する。

 実施例5では、特定のWebサイトを経由して 得た紹介料を、そのWebサイトが利用したWebAPI に、WebAPIの利用率に応じて分配する方法につ いて示した。実施例5では、実施例1~4で示し システムに適用可能な紹介料の振り分け方 を示したが、利用率に応じた分配を実施す 場合、セッションIDを利用せずに実現できる 。本実施例ではセッションIDを利用しない実 方法について説明する。図13に概念図を示 。

 セッションIDではなく、Webサイト毎に事 に決められたキーを用いてWebAPI1302を利用し Webサイト1301を特定する。キーとして広告仲 介者が発行した紹介者識別情報を用いても良 い。

 システム構成を図14に示す。図2と異なる を太線で示す。Webサイト管理テーブル1411に キー1401を追加し、貢献者記録テーブル1413に 刻1408、キー1404を追加し、広告要求管理テ ブル1412を追加して広告要求時刻1402、キー140 3、広告要求元IP1409を管理可能とし、広告選 管理テーブル1414を追加して、広告選択時刻1 405、キー1406、広告選択元IP1407を管理可能と た。セッション管理テーブル323は削除した

 図13を用いて流れを説明する。Webブラウ 102がWebページ要求111をWebサイト1301に送ると Webサイト1301はAPI呼び出し(キー)1311をWebAPI130 2に対して行う。WebAPI1302はWebサイト1301が送出 したキーが正当なものであることを確認する ために、キー確認(紹介者識別情報及びキー 送出)1312を実施する。広告仲介サービス1303 キーが正しいかどうか(Webサイト管理テーブ 1411に格納されたキーであるかどうか)を確 し、キーが正当なものであれば、時刻1408と ー1404とWebAPI1302の紹介者識別情報346を貢献 記録テーブル1413に格納する。そして、キー 認結果1313をWebAPI1302に返す。

 WebAPI1302はキーが正当なものであればWebAPI の処理を実行し、呼び出し結果117をWebサイト 1301に返す。Webサイト1301では、呼び出し結果 び広告表示のためのHTML等を埋め込んだ広告 付Webページ(HTML)118を構築してWebブラウザ102に 返す。Webブラウザ102では、広告情報を取得す るために、広告情報要求(キーを送出)1314を広 告仲介サービス1303に送付する。広告仲介サ ビス1303では、セッション管理テーブル1412に 、広告要求時刻1402、キー1403、広告要求元IP13 4を追加する。そして、広告情報管理テーブ 325から適切な広告情報120を取得し返す。Web ラウザ102では取得した広告情報を表示する

 閲覧者101が広告を選択すると、広告選択( キーを送出)121を広告仲介サービス1303に送出 る。広告仲介サービス1303では、広告選択管 理テーブル1414に広告選択時刻1405、キー1406、 広告選択元IP1407を追加する。そして、事業者 のWebサイト106にリダイレクト122する。事業者 のWebサイト106では事業者のWebページ123を返し 、Webブラウザ102はそのWebページを表示する。

 図15に本実施例における紹介料算出のフ ーチャートを示す。図12との差分を中心に説 明する。

 ステップ1201~1206までは図12と同様である

 次に、ステップ1203で取得したWCに対応す Webサイト毎に紹介料合計値を求める。広告 択管理テーブルの広告選択時刻が紹介料を 出したい期間である行を一行ずつ順に取得 る(この取得した行をKCと呼ぶ)1501。KCのキー がWCのキーと一致1502するなら紹介料合計値に 選択毎の紹介料を加える1211。広告選択管理 ーブルの広告選択時刻が紹介料を算出した 期間である全ての行の処理を終えた1503かを 認し、終えていなければステップ1501に戻る 。終えていればWCに対応するWebサイトの紹介 合計値の算出を終わる。

 次に、WCに対応するWebサイトが利用した つ又は複数のWebAPIの呼び出し回数を算出す 。貢献者記録テーブルの時刻が紹介料を算 したい期間である行を一行ずつ順位取得す (この取得した行をCCと呼ぶ)1504。CCのキーがW Cのキーと一致1505するなら呼び出し回数格納 ーブル内のCCの紹介者識別情報に対応する の値に1を加算する1213。WebAPI呼び出し合計回 数に1を加算する1214。貢献者記録テーブルの 刻が紹介料を算出したい期間である全ての の処理を終えた1506かを確認し、終えていな ければステップ1504に戻る。終えていれば図12 と同じである、ステップ1217からステップ1221 でを実行し、紹介料を算出する。

 本実施例を用いれば、広告仲介サービス1 05からセッションIDを取得する処理が必要な なり通信回数が減るためWebブラウザからの クエスト処理時間が短縮できる効果が期待 きる。

 なお、本実施例の方式では、Webサイト毎 既存となるキーを利用しているが、これに して、実施例1~5では、リクエスト毎に生成 るセッションIDを用いていたため、WebAPIが ばれていないにも関わらず不正にキー確認 行い、WebAPIが多く呼ばれていると見せかけ 、という不正を働くことを困難とする利点 有する。

 広告仲介サービスにリクエストの都度WebA PIの利用状況を通知するのではなく、一ヶ月 一回など定期的に利用状況を送出する実施 を示す。

 図16に概念図を示す。図1ではリクエスト 都度、広告仲介サービスにセッションID確 115及びセッションID確認結果116の取得を行っ ていたが、図16ではWebサイト103、WebAPI104から 期的にログを送出1610し、広告仲介サービス 105ではこれを集計することで貢献したWebAPIを 明確にする。

 図17にシステム構成を示す。太枠で囲ん のが新規に追加した箇所である。

 Webサイト処理装置、WebAPI処理装置には、 グ管理部1701を配置する。Webサイト処理装置 のログ管理部1701bでは、WebAPIを呼び出したこ をログ1702bとして残す。WebAPI処理装置のロ 管理部1701cでは、WebAPIが呼び出されたことを ログ1702cに残す。

 ログ1702の例を図18に示す。Webサイトのロ 1801、WebAPIのログ1802が各々セッションIDと呼 出時刻、呼出元紹介者識別情報、呼出先紹介 者識別情報をログとして記録する。

 このログ1702は定期的(例えば一ヶ月に一 等)に広告仲介サービス処理装置に送出する

 ログの送出方法として、広告仲介サービ 処理装置にログを受け取るためのWebサーバ ようなプログラムを稼動させ、Webサイト処 装置、WebAPI処理装置が定期的にそのサーバ ログを送付する方法や、Webサイト処理装置 WebAPI処理装置にWebサーバのようなサーバプ グラムを稼動させ、広告提供サービスは定 的にWebサイト処理装置、WebAPI処理装置にロ 送出要求を行い、Webサイト処理装置、WebAPI 理装置はその要求を受け取ると、ログを送 する、等の方法が考えられる。

 広告仲介サービス処理装置では、ログ1702 を受け取るとログ集計部1703を用いて集計す 。

 図19にログ集計部1703のフローチャートを す。ここでは、ログの内容を抽出して、貢 者記録テーブル324に格納する作業を行う。 ず、WebAPIのログの全行について一行ずつ順 取得する(取得した行をLとする)1902。Lの呼 元紹介者識別情報に対応するWebサイトのロ に、LのセッションID、呼出先紹介者識別情 が一致するログが存在し、お互いの呼出時 の差が15秒以内1903でないなら不正である可 性があるため貢献者記録テーブル324には記 せず、ステップ1902に戻る。ステップ1902に戻 る前に、不正である可能性がある紹介者識別 情報を記録しておき、紹介者識別情報に対応 するWebAPI提供者又はWebサイト運営者に警告を 出したり、WebAPIの利用を停止したりするため に利用しても良い。

 ステップ1903における15秒とは呼出元から 出先までリクエストが到達する時間の目安 あり、この値を超えると不正が発生した可 性があるため無効とする。もちろん15秒で ない値を利用する、又はこのチェックを実 しなくても良い。

 ステップ1903が正しいなら、Lのセッショ IDと呼出先紹介者識別情報を貢献者記録テー ブルに格納する1904。

 WebAPIのログの全行についての処理を終え 1905かを確認し、終えていないならばステッ プ1902に戻る。終えていれば、処理を終了す 。

 本実施例では、Webサイト処理装置とWebAPI 理装置の両方からログを収集するため、WebA PIが利用されていないのに利用されたと嘘の 告をする等の不正を働くにはWebサイトとWebA PIが結託する必要があり、不正を働きづらい いう効果が期待できる。もちろん、Webサイ 処理装置、又はWebAPI処理装置のみからログ 収集し、集計しても良い。

 また、本実施例ではセッションIDを用い が、実施例6と同じくキーを用いる方法も考 られる。この場合、ログにはセッションID はなく、WebAPIのキーを記録する。キーはWebAP Iの紹介者識別情報と同じであっても良い。

 キーを用いる場合、図17における広告仲 サービスの記憶部は、図14と同様となり、図 19のログ集計部の処理における、Lのセッショ ンIDと呼出先紹介者識別情報を貢献者記録テ ブルに格納する処理1903を、Lのキーと紹介 識別情報、時刻として呼出時刻を記録する 理とする。

 本実施例の定期的に集めたログを集計す 方法を用いると、各リクエスト毎にセッシ ンIDを確認する方法に比べ、性能が向上す 。しかし、ログを集計したタイミングでし 不正を見つけられないという欠点もある。

 WebAPIの種類に応じて広告を変更する方法 ついて記述する。

 図20にシステム構成を示す。太枠で囲ん 部分が新規に追加した箇所である。WebAPI管 テーブル2010にキーワード2001の欄を追加し、 広告情報格納テーブル2020にもキーワード2002 欄を追加した。各キーワードの欄には複数 キーワードを登録可能とする。

 WebAPI管理テーブル2010のキーワード2001の にはWebAPI毎にそのWebAPIに関連するキーワー を登録しておく。例えば、有名人の誕生日 通知するWebAPIであった場合、キーワードと て「有名人」、「誕生日」を登録すること 考えられる。

 広告情報格納テーブル2020のキーワード200 2の欄には広告毎にその広告に関連するキー ードを登録しておく。例えば、花屋の広告 合った場合、キーワードとして「花」、「 レゼント」、「誕生日」を登録することが えられる。

 例えば、図1における広告情報要求(セッ ョンIDを送出)119を広告仲介サービス106が受 取ると貢献者記録テーブル323から受け取っ セッションIDと一致するセッションIDを含む を探し、その行に含まれる紹介者識別情報3 46を求め、WebAPI管理テーブル2010からその紹介 者識別情報を含む行のキーワード2001(複数)を 抽出する。次に、広告情報格納テーブル2020 ら取得したキーワードの何れかを含む広告 探し、見つけた行を広告情報120としてWebブ ウザに返す。複数の行を見つけた場合は最 多くのキーワードがマッチするものを採用 たり、ランダムで選択したりする。

 上記では、セッションIDに基づいてリク ストのたびに広告を探す処理を実施したが Webサイト管理テーブルに利用するWebAPIの欄 はWebAPIのキーワードの欄を設け、予めWebサ トが利用するWebAPI又は利用するWebAPIのキー ードを登録しておく方法も考えられる。こ 方法は、キーを利用する実施形態やログを 用する実施形態でも適用可能である。

 これまでの実施例ではWebAPIの利用状況の てを広告仲介サービスで集計していた。全 の利用状況を集計するのではなく、特定の 間(毎月の最初の週だけ、毎週水曜日だけ、 毎日10時-12時の間だけ、または不定期等)だけ 利用状況を集計することで集計の負荷を軽減 する方法も考えられる。

 これまで、広告収入を得ることが難しか たWebAPIの提供者に、本アイデアを用いるこ により広告収入を得る機会を提供すること 可能となる。また、Webサイト運営者は、有 のWebAPIを利用したい場合、その料金を支払 だけの効果があるかどうかを慎重に判断す 必要があるが、本アイデアにより提供され WebAPIを利用する場合は広告を載せるだけで いため導入し易い。以上のように本アイデ はWebAPIの利用促進やWebAPI提供者の裾野を広 る効果があると考える。

 以上、本発明には、WebAPI提供者、Webサイ 運営者、広告仲介者の3者が登場する。本発 明が、各々にもたらす効果について下記に示 す。

 ・WebAPI提供者
 現状、無料で公開されることが多いWebAPIで るが、本発明を用いることによりWebAPIを利 したサイトから広告による紹介料を取得す ことができる。

 ・Webサイト運営者
 WebAPIを利用して高機能なサイトを容易に構 することができる。現状、WebAPIの一部は、 のWebAPIを利用したいWebサイト運営者と例え 月?円、1リクエスト?円などの契約をして利 されるが、本発明を用いればWebサイトに掲 した広告を閲覧した量に応じてWebAPI提供者 紹介料が入る仕組みであるため、Webサイト 営者はWebサイトに広告を掲載するだけでWebA PIを利用することができる。
 紹介料の分配方法として以下二案が考えら る。
 WebAPIを利用したいWebサイト運営者は、WebAPI 供者が指定する方法で広告を掲載する必要 あり、その広告の紹介料はWebAPI提供者のみ 入る。
 WebAPIを利用したいWebサイト運営者は、WebAPI 供者が指定する方法で広告を掲載する必要 あり、その広告の紹介料はWebAPI提供者とWeb イト運営者の双方に入る。
後者の場合、WebAPIを利用したサイトの閲覧が 増加し、広告閲覧もこれに伴って増加すれば 紹介料を多く得ることができる。

 ・広告仲介者
 広告仲介者は、広告を展開したい事業者と Webサイトに広告を掲載することで広告収入 得たいWebサイト運営者の仲介を行う者であ 。広告を展開したい事業者が支払う料金と Webサイト運営者やWebAPI提供者に支払う紹介 の差分が広告仲介者の利益となる。広告を 開したい事業者が支払う料金は、一回閲覧 れる毎の料金を設定することが多い。WebAPI より、高機能で魅力的な広告を掲載したWeb イトが増加することにより、広告が閲覧さ る機会を増やすことができる。その結果、 告を展開したい事業者の増加が見込め、広 仲介者の利益増加を狙うことができる。