Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
LIGHT IRRADIATING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/081922
Kind Code:
A1
Abstract:
A light irradiating device to irradiate light toward a skin is provided with a casing, a light source, an electric power source button, a distance sensor and a notifying means. An opening is made in the casing, which is configured to contact with the skin and to move on the surface of a hand skin. The light source is configured to irradiate light toward the skin through the opening when the light source is supplied with electric power. The electric power source button is configured to turn on or off the supply of the electric power to the light source. The distance sensor is configured to detect a distance that the casing moves on the surface of the skin and to outputs a detection signal when the moving distance is equal to or more than the standard value. The notifying means is configured to recognize, in accordance with the receipt of the detection signal, such an event that the casing has moved a predetermined distance and to notify the event.

Inventors:
TAKADA KOSAKU (JP)
YAMASHITA MIKIHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/073381
Publication Date:
July 02, 2009
Filing Date:
December 24, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
TAKADA KOSAKU (JP)
YAMASHITA MIKIHIRO (JP)
International Classes:
A61N5/06; A45D26/00; A45D44/22
Domestic Patent References:
WO2006111887A22006-10-26
Foreign References:
JP2005278724A2005-10-13
JP2006518266A2006-08-10
JP2005270125A2005-10-06
JPH0366387A1991-03-22
JP2005218824A2005-08-18
Attorney, Agent or Firm:
NISHIKAWA, Yoshikiyo et al. (Umeda Square Bldg. 9F12-17, Umeda 1-chome,Kita-ku, Osaka-shi, Osaka, JP)
Download PDF:
Claims:
 皮膚に光を照射する光照射装置であって、
 開口が形成されて前記皮膚に接触するように形成されて前記皮膚の表面を移動するように構成されたケーシングと、
 電力の供給を受けて開口を介して光を皮膚に照射するように構成された光源と、
 前記光源への電力の供給をオンオフする電源ボタンとを備え、
 前記ケーシングが前記皮膚の表面を移動した距離を検出するように構成されており、移動した距離が基準値以上のときに検出信号を出力するように構成された距離センサと、
 前記検出信号を受けることにより、前記ケーシングが所定の距離移動したという事象を認識して当該事象を報知する報知手段とを備えることを特徴とする光照射装置。
 前記ケーシングが皮膚の表面で所定の時間以上静止したことを検出し、静止信号を出力する静止センサをさらに備え、
 前記報知手段は、前記静止信号を受けることにより、前記所定の時間経過したことを報知するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
 前記検出信号を受けることにより、前記光源を点灯するように制御するコントローラを備えることを特徴とする請求項2に記載の光照射装置。
 前記コントローラは、前記静止信号を受けることにより、前記光源を消灯するように制御することを特徴とする請求項3に記載の光照射装置。
 前記ケーシングはさらに回転体を備え、前記ケーシングは、当該回転体の回転に伴って、皮膚の表面を移動するように構成されており、
 前記距離センサは、前記回転体の回転に基づいて前記移動した距離を検出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
 前記報知手段は、前記回転体を固定するように構成されたストッパと、
 前記検出信号を受けることにより、前記回転体の回転を停止させるように前記ストッパを制御するコントローラとからなることを特徴とする請求項5に記載の光照射装置。
 前記ケーシングが皮膚の表面で所定の時間以上静止したことを検出し、静止信号を出力する静止センサをさらに備え、
 前記コントローラは、前記静止信号を受けたときに前記回転体の固定を解除するように前記ストッパを制御することを特徴とする請求項6に記載の光照射装置。
 さらに、前記皮膚に張力を付与するように構成された張力付与手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
 前記張力付与手段は、前記回転体を所定の角度回転させるように構成されており、これにより、前記皮膚に張力を付与するように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の光照射装置。
 前記張力付与手段は、前記前記検出信号を受けることにより、前記回転体を所定の角度回転させることを特徴とする請求項9に記載の光照射装置。
 前記張力付与手段は、前記ストッパを介して前記回転体を所定の角度回転させるように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の光照射装置。
 前記回転体が前記皮膚に接触していることを検出して、接触信号を出力するように構成された接触センサを備え、
 前記検出信号及び接触信号を受けることにより、前記光源を点灯するように制御するコントローラを備えることを特徴とする請求項5に記載の光照射装置。
 前記報知手段は、前記検出信号を受けることにより、音、光、振動の少なくとも一つを生じるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
 前記報知手段は、前記静止信号を受けることにより、音、光、振動の少なくとも一つを生じるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の光照射装置。
 前記ケーシングは、さらに複数の回転体を備え、前記ケーシングは、当該複数の回転体の回転に伴って前記皮膚の表面を移動するように構成されており、
 前記距離センサは、前記複数の回転体それぞれの回転に基づいて計測した複数の移動した距離の平均に基づいて、前記移動した距離を検出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載に光照射装置。
Description:
光照射装置

 本発明は、皮膚に光を照射する光照射装 に関する。

 日本公開特許公報特開2005-278724Aは、従来 光照射装置を開示している。光照射装置は 光を皮膚に照射することにより、体毛の成 を抑制したり、体毛の成長を促したり、皮 をトリートメントするためのものである。 照射装置は、光源を備える。光照射装置は 皮膚に押し当てて、光源が発する光を皮膚 照射して使用する。このような光照射装置 、皮膚のどの部分がすでに光照射装置で光 照射したか知ることができなかった。した って、光源が発した光は、一度光を照射し 皮膚の部分と同じ部分に再度照射される可 性があった。この場合、皮膚全体に光を照 するために多くの時間を必要とする。

 本発明は上記問題点に鑑みてなされたも である。本発明の目的は、一度光を照射し 皮膚の部分に再度光を照射することを防ぐ 照射装置を提供することである。これによ 速やかに皮膚全体に光を照射する光照射装 を提供することである。

 上記課題を解決するために、本発明の、 膚に光を照射する光照射装置は、ケーシン と、光源と、電源ボタンとを備える。ケー ングは、開口が形成されており、皮膚に接 するように形成されており、皮膚の表面を 動するように構成されている。光源は、電 の供給を受けて開口を介して光を皮膚に照 するように構成されている。電源ボタンは 光源への電力の供給をオンオフするように 成されている。本発明の特徴部分は、光照 装置は、さらに距離センサと報知手段とを えることである。距離センサは、ケーシン が皮膚の表面を移動した距離を検出するよ に構成されており、移動した距離が基準値 上のときに検出信号を出力するように構成 れている。報知手段は、検出信号を受ける とにより、ケーシングが所定の距離移動し という事象を認識して、当該事象を報知す ように構成されている。

 この場合、光照射装置は、すでに光を照 した皮膚の部分から所定の距離移動したこ をユーザーに報知することができる。即ち すでに光を照射した皮膚の部分に重複して 射することを防ぐことができる。したがっ 、速やかに皮膚全体に光を照射することが きる光照射装置が得られる。

 光照射装置は、さらに、静止センサを備 ることが好ましい。静止センサは、ケーシ グが皮膚の表面で所定の時間以上静止した とを検出し、静止信号を出力するように構 されている。報知手段は、前記静止信号を けることにより、前記所定の時間経過した とを報知するように構成されている。

 この場合、光照射装置が所定の時間、皮 の同じ部分に光を照射していることをユー ーに報知することができる。したがって、 膚に十分光を照射したことをユーザーに報 するように構成された光照射装置が得られ 。即ち、皮膚へ十分に光を照射しない状態 皮膚の別の場所に光照射装置を移動させる とを防ぐことができる。

 光照射装置は、さらに、検出信号を受け ことにより光源を点灯するように制御する ントローラを備えることが好ましい。

 この場合、ケーシングが所定の距離移動 せられたときに自動的に光源を発光させる うに構成された光照射装置が得られる。

 コントローラは、静止信号を受けること より、光源を消灯するように制御すること 好ましい。

 この場合、光源が皮膚に所定時間以上光 照射することを防ぐことができる。したが て、皮膚に光を照射しすぎることを防ぐよ に構成された光照射装置が得られる。

 ケーシングは、さらに回転体を備えるこ が好ましい。ケーシングは回転体の回転に って皮膚の表面を移動するように構成され いる。距離センサは、回転体の回転に基づ て移動した距離を検出するように構成され いる。

 この場合、距離センサが、ケーシングが 膚の表面を移動した距離を確実に検出する とができる。

 報知手段は、ストッパと、コントローラ からなることが好ましい。ストッパは、回 体を固定するように構成されている。コン ローラは、検出信号を受けることにより、 転体を固定させるようにストッパを制御す 。

 この場合、ケーシングが皮膚の表面を所 の距離移動したとき、回転体がストッパに って固定され、これによりケーシングの皮 の表面の移動が停止される。したがって、 ーシングの停止に基づいて、ケーシングが 定の距離移動したことをユーザーに報知す ように構成された光照射装置が得られる。 た、回転体をストッパで強制的に停止させ ことにより、ケーシングが所定の距離以上 動することを防ぐことができる。したがっ 、光が照射されていない部分を残すことな 、皮膚の全面に確実に光を照射することが きる光照射装置が得られる。

 光照射装置は、さらに静止センサを備え ことが好ましい。静止センサは、ケーシン が皮膚の表面で所定の時間以上静止したこ を検出し、静止信号を出力するように構成 れている。コントローラは、前記静止信号 受けたときに回転体の固定を解除するよう ストッパを制御する。

 この場合、ケーシングが皮膚の表面で静 し、光源が所定の時間光を照射すると、再 ケーシングを移動させることができるよう 構成された光照射装置が得られる。

 光照射装置は、さらに皮膚に張力を付与 るように構成された張力付与手段を備える とが好ましい。

 この場合、皮膚に張力を付与して皮膚を 坦にすることができる。したがって、光源 ら照射された光を均一に皮膚に照射するこ ができる光照射装置が得られる。

 張力付与手段は、回転体を所定の角度回 させるように構成されており、これにより 膚に張力を付与するように構成されている とが好ましい。

 この場合、回転体を介して皮膚に張力を 与するように構成された光照射装置が得ら る。

 張力付与手段は、前記検出信号を受ける とにより、前記回転体を所定の角度回転さ るように制御することが好ましい。

 張力付与手段は、ストッパを介して回転 を所定の角度回転させるように構成されて ることが好ましい。

 この場合、ケーシングが皮膚の表面を所 の距離移動したときに、自動的に皮膚に張 を付与し、皮膚を平坦にするように構成さ た光照射装置が得られる。

 光照射装置は、さらに接触センサとコン ローラとを備えることが好ましい。接触セ サは、回転体が皮膚に接触していることを 出して、接触信号を出力するように構成さ ている。コントローラは、検出信号及び接 信号を受けることにより、前記光源を点灯 るように制御する。

 この場合、皮膚にケーシングが接触して ない状態において光源が発光することを防 ように構成された光照射装置が得られる。

 報知手段は、前記検出信号を受けること より、音、光、振動の少なくとも一つを生 るように構成されていることが好ましい。 の場合、ケーシングが所定の距離移動した とを音、光、振動によってユーザーに報知 るように構成された報知手段を備えた光照 装置が得られる。同様に、報知手段は、前 静止信号を受けることにより、音、光、振 の少なくとも一つを生じるように構成され いることが好ましい。この場合、ケーシン が所定の時間静止したことを、音、光、振 によってユーザーに報知するように構成さ た報知手段を備えた光照射装置が得られる

 前記ケーシングは、さらに複数の回転体 備えることが好ましい。ケーシングは、複 の回転体の回転に伴って皮膚の表面を移動 るように構成されている。複数の回転体は それぞれの回転に基づいてケーシングが移 した距離を計測するように構成されている 距離センサは、複数の回転体が計測した複 の移動距離の平均に基づいて、移動した距 を検出するように構成されている。

 この場合、距離センサが、ケーシングが 動した距離を正確に検出することを可能に る。

 本発明のさらなる特徴及びその効果は、 下の発明を実施するための最良の形態から り明確に理解されるだろう。

図1は、本発明の実施形態1の光照射装 の斜視図である。 図2は、本発明の実施形態1の光照射装 の図1における1-1断面図である。 図3は、本発明の実施形態1の光照射装 の図1における2-2断面図である。 図4は、本発明の光照射装置のボール及 び回転検出器を示した側面図である。 図5は、本発明の光照射装置のボール及 びストッパを示した側面図である。 図6は、本発明の光照射装置の接触セン サを示した側面図である。

(実施形態1)
 本発明の実施形態1にかかる光照射装置を添 付の図面と共に説明する。図1は、本発明の 施形態1の光照射装置100の斜視図を示してい 。図2は、本発明の実施形態1の光照射装置 図1における1-1断面図である。本発明の光照 装置100は、体毛の成長を抑制するためのも である。本実施形態の光照射装置100は、ケ シング200と、光源300と、ボール400,401と、電 源ボタン500と、コントローラ600と、ブザー700 と、電源900と、距離センサ800と、静止センサ 801とを備える。

 ケーシング200は、光源300と、ボール400,401 と、電源ボタン500と、コントローラ600と、ブ ザー700と、距離センサ800と、静止センサ801と を収納するためのものである。ケーシング200 は、底201を備え、底201は、皮膚に接触するよ うに形成された皮膚接触面202を備える。底201 は、開口203が形成されている。開口203には、 透明板が設けられている。

 光源300は、キセノンランプからなり、電 900から電力の供給を受けて光(フラッシュラ イト)を発するように構成されている。光源30 0は、発した光を、開口203を介してケーシン 200の外部に照射するように配置されている したがって、光源300が発した光は、開口203 介して皮膚に照射される。

 ボール400,401は、いわゆる回転体である。 ボール400,401は、ケーシング200が皮膚の表面 滑らかに移動するために設けられている。 1に示すように、4つのボール400,400,401,401が、 皮膚接触面202に設けられている。一対のボー ル400,400は、開口の両側に配置されている。 の一対のボール401,401も、開口の両側に配置 れている。ボール400,400を結ぶ直線が、ボー ル401,401を結ぶ直線と直交するように、ボー 401,401は配置されている。ボール400,401は、ケ ーシングに対して全方向に回転自在に嵌合し ている。なお、回転体としては、ボール400,40 1に代えてローラーなどを使用することも可 である。ボール400,401には、ボールの回転数 計測するための回転検出器410が設けられて る。

 距離センサ800は、回転検出器410が検出し 一対のボール400の回転数に基づいて、ケー ング200が皮膚の表面を移動した距離を複数 測するように構成されており、計測した複 の移動距離の平均に基づいて、移動した距 を検出するように構成されている。距離セ サ800は、ケーシング200が移動した距離が基 値以上のときに検出信号を出力するように 成されている。距離センサ800は、検出信号 コントローラ600及びブザー700に出力するた に、コントローラ600及びブザー700に接続さ ている。

 静止センサ801は、回転検出器410が検出し ボール400の回転数に基づいて、ケーシング2 00が皮膚の表面で静止していることを検出し ケーシング200が皮膚の表面で静止している 間を検出するように構成されている。静止 ンサ801は、ケーシング200が皮膚の表面で所 の時間以上静止したことを検出したときに 止信号を出力するように構成されている。 止センサ801は、静止信号をコントローラ600 びブザー700に出力するために、コントロー 600及びブザー700に接続されている。

 コントローラ600は、検出信号を受けるこ により、光源300を点灯するように制御する また、コントローラ600は、静止信号を受け ことにより光源300を消灯するように制御す 。また、コントローラ600は、電源ボタン500 オンオフに基づいて、光源300をオンオフす ように構成されている。

 ブザー700は、いわゆる報知手段である。 ザー700は、検出信号を受けることにより、 ーシングが所定の距離移動したという事象 認識して、音を発することによりその事象 ユーザーに報知する。また、ブザー700は、 止信号を受けたときに、ケーシングが所定 時間停止したことを、音を発することによ ユーザーに報知する。

 電源ボタン500は、光照射装置100の起動と 止を制御するために設けられている。また 電源ボタン500は、光源300への電力の供給を ンオフするために設けられている。

 このような光照射装置100は次のように動 する。ユーザーは、電源ボタン500を押して 光照射装置100を起動する。電源ボタン500が されると、電源900は、光源300に電力を供給 る。また、コントローラ600は、光源300を発 させるように制御する。これにより、光は 源300から発せられる。次にユーザーは、皮 接触面202を皮膚Sの表面に接触させ、ケーシ ング200を皮膚Sの表面で静止させる。これに り、光源300から発せられた光は皮膚Sに照射 れる。この時、静止センサ801は、ケーシン 200の静止時間を計測する。ケーシング200の 止時間が所定の時間以上のとき、静止セン 801は、静止信号をコントローラ600及びブザ 700に送る。静止信号を受けたコントローラ6 00は、光源300を消灯させるように制御する。 た、静止信号を受けたブザー700は、音を発 る。これにより、光照射装置100は、皮膚Sの 所定の場所に所定時間光を照射したことをユ ーザーに知らせることができる。

 音を聞いたユーザーは、ケーシング200を ボール400,401を介して皮膚Sの表面を移動さ る。ケーシング200が皮膚Sの表面を移動する とにより、静止センサ801は、静止信号の出 を停止する。これにより、ブザー700は、音 発生を停止する。一方、距離センサ800は、 ーシング200が皮膚Sの表面を移動する距離を 計測する。ケーシング200が移動した距離が、 基準値よりも大きいとき、距離センサ800は、 検出信号をコントローラ600及びブザー700に出 力する。検出信号を受けたコントローラ600は 、光源300を発光させるように制御する。また 、検出信号を受けたブザー700は、音を一定時 間発する。これにより、光照射装置100が、皮 膚Sの表面を所定の距離移動したことをユー ーに音により知らせる。音を聞いたユーザ は、ケーシング200を皮膚Sの表面で静止させ 。これにより、光源300から発せられた光は 回と異なる皮膚Sに照射される。ケーシング が停止すると、静止センサ801は、ケーシング 200の静止時間を計測する。このようにして、 ケーシングの移動と停止に伴って、ブザー700 は音を発し、光源300は光を発する。

 本実施形態の光照射装置100において、光 300が発する光が皮膚Sに所定の時間照射され たとき、コントローラ600は、静止信号に基づ いて光源300を消灯するように制御する。した がって、皮膚Sの同じ場所に光を照射し続け ことを防ぐように構成された光照射装置が られる。また、ブザー700は、静止信号に基 いて音を発するように構成されている。し がって、皮膚Sの同じ場所に光を照射するこ が終了したことをユーザーに知らせるよう 構成された光照射装置が得られる。

 また、本実施形態の光照射装置100におい 、ケーシング200が皮膚Sの表面を基準値以上 移動したときに、コントローラ600は、検出信 号に基づいて光源300を点灯するように制御す る。したがって、すでに光を照射した皮膚S 部分と異なる部分の皮膚Sに光を照射するこ ができる光照射装置が得られる。

 なお、本実施形態において、コントロー 600は、静止信号を受けることにより、光源3 00を消灯するように構成されており、検出信 を受けることにより、光源300を点灯するよ に構成されている。しかしながら、ユーザ が電源ボタン500によって、光源300を点灯及 消灯するように構成してもよい。この場合 皮膚Sに光源300の光をユーザーの所望の時間 照射することができる。

 また、コントローラ600が静止信号を受け も、光源300が光り続けるように構成しても い。この場合、ブザー700が音を発したとき ユーザーがケーシング200を移動させたり停 させたりすることにより、すでに光を照射 た皮膚Sの部分と異なる部分の皮膚Sに光を 射することができる光照射装置が得られる

 さらに、本実施形態の光照射装置100は、 知手段としてブザー700を使用し、ユーザー 音で報知するように構成されている。しか ながら、光または振動でユーザーに報知す ように構成された報知手段を用いることも ましい。光を発するように構成された報知 段としては、例えばLEDや、電球が挙げられ 。振動するように構成された報知手段とし は振動子などが挙げられる。

 (実施形態2)
 本発明の実施形態2にかかる光照射装置を添 付の図面と共に説明する。なお、実施形態2 おいて、実施形態1の光照射装置が備える構 及び動作は、同一の符号を付して説明は省 する。

 図1は、本発明の実施形態2の光照射装置10 0の斜視図を示している。図2は、本発明の実 形態2の光照射装置100の1-1断面図である。ま た、図3は、本発明の実施形態2の光照射装置1 00の2-2断面図である。図1~3に示すように、本 施形態の光照射装置100は、ケーシング200と 光源300と、ボール400,401と、電源ボタン500と 、コントローラ600と、ブザー700と、電源900と 、距離センサ800と、静止センサ801と、ストッ パ420と、張力付与手段430とを備える。

 ケーシング200は、光源300と、ボール400,401 と、電源ボタン500と、コントローラ600と、ブ ザー700と、電源900と、距離センサ800と、静止 センサ801と、ストッパ420と、張力付与手段430 とを組み込むためのものである。ケーシング 200の底201は、皮膚Sに接触するように形成さ た皮膚接触面202を備え、開口203が形成され いる。

 ボール400,401は、いわゆる回転体である。 ボール400,401は、ケーシング200が皮膚Sの表面 滑らかに移動するために設けられている。 1に示すように、4つのボール400,400,401,401が 皮膚接触面202に設けられている。一対のボ ル400,400は、開口203の両側に配置されている 他の一対のボール401,401も、開口203の両側に 配置されている。ボール400,400を結んだ直線 、ボール401,401を結んだ直線と直交するよう 、ボール400,400,401,401は配置されている。ボ ル400,401は、ケーシング200に対して全方向に 回転自在に嵌合している。なお、回転体とし ては、ボール400,401に代えてローラーなどを 用することも可能である。ボール400,401には ボールの回転数を計測するための回転検出 410が設けられている。ボール400,401は、後述 する張力付与手段430によって所定の角度回転 させられるように構成されている。

 ストッパ420は、いわゆる報知手段である ストッパ420は、ボール401を固定するための のである。コントローラ600が検出信号を受 ると、コントローラ600は、ボール401に接触 るようにストッパ420を移動させる。これに り、ボール401はストッパ420によって固定さ る。したがって、ケーシング200は、皮膚Sの 表面で停止する。ケーシング200の静止に基づ いて、ユーザーに、ケーシング200が所定の距 離移動したという事象を報知することができ る。また、ケーシング200が移動可能である状 態に基づいて、ユーザーにケーシング200が所 定時間静止したという事象を報知することが できる。

 コントローラ600は、検出信号を受けるこ により、光源300を点灯するように制御する また、コントローラ600は、静止信号を受け ことにより光源300を消灯するように制御す 。また、コントローラ600は、電源ボタン500 オンオフに基づいて、光源300をオンオフす ように構成されている。コントローラは、 離センサ800から送られた検出信号を受ける とにより、ボール401の回転を停止させるよ にストッパ420を制御する。コントローラ600 、静止センサ801から送られた静止信号を受 たときに、ボール401の固定を解除するよう ストッパ420を制御する。

 張力付与手段430は、ストッパ420を保持し いる。コントローラ600が、検出信号を受け 、ストッパ420がボール401に接触させた後、 ントローラ600は、張力付与手段430を制御し 、ストッパ420を動かし、ボール401を所定の 度回転させる。これにより、張力付与手段 、ボールを介して皮膚Sに張力を付与するよ うに構成される。

 このような光照射装置100は、次のように 作する。ユーザーは、電源ボタン500を押し 光照射装置100を起動して、ケーシング200を って皮膚接触面を皮膚Sに接触させる。電源 ボタン500が押されると、電源900は、光源300に 電力を供給する。また、電源ボタン500が押さ れると、コントローラ600は、光源300を発光さ せるように制御する。これにより、光は光源 300から発せられる。さらに、コントローラ600 は、ストッパ420をボール401に接触させて、ボ ール401を固定する。これにより、ケーシング 200は、皮膚Sの表面で静止する。その後、コ トローラ600は、張力付与手段430を制御して ボール401を所定の角度回転させるようにス ッパ420を移動させる。これにより、皮膚接 面に接触する皮膚Sは、張力が付与されて平 になる。これにより、光源が発した光は平 な皮膚Sの一定の範囲に一定時間照射され続 ける。

 この時、静止センサ801は、ケーシング200 皮膚Sの表面で静止したことを検出する。そ して、静止センサ801は、ケーシング200が皮膚 Sの表面で所定の時間以上静止したことを検 したとき、静止信号を出力する。静止信号 受けたコントローラ600は、ストッパ420がボ ル401からはなれるように、ストッパ420を制 する。これにより、ボール401の固定が解除 れる。また、静止信号を受けたブザー700は 音を発する。これにより、光源が皮膚Sの一 の範囲に一定時間照射し終わったことをユ ザーに報知する。

 続いて、ユーザーがケーシング200を皮膚S の表面に沿って移動させると、距離センサ800 は、ボール400の回転に基づいて、ケーシング の皮膚Sの表面上を移動した距離を検出する 距離センサ800は、ケーシング200が移動した 離が基準値以上のときに、検出信号を出力 る。検出信号を受けたコントローラ600は、 源300を発光させるように制御する。これに り、光は光源300から発せられる。さらに、 ントローラ600は、図4に示すように、ストッ 420をボール401に接触させて、ボール401を固 する。これにより、ケーシング200は、皮膚S の表面を移動することができなくなる。その 後、図5に示すように、コントローラ600は、 力付与手段430を制御して、ボール401を所定 角度回転させるようにストッパ420を移動さ る。これにより、皮膚接触面に接触する皮 Sは、張力Tが付与されて、図5の破線に示す うに、皮膚Sが平坦になる。これにより、光 300が発した光は最初の皮膚Sの一定範囲とは 異なる平坦な皮膚Sの一定の範囲に一定時間 射され続ける。

 このような光照射装置100は、ストッパ420 備える。コントローラ600が検出信号を受け ときに、コントローラ600は、ボールを固定 るようにストッパ420を動かす。その結果、 ーシング200は皮膚Sの表面で静止する。した がって、ケーシングが皮膚Sの表面を所定の 離移動したときにケーシングが皮膚Sの表面 停止するように構成された光照射装置が得 れる。

 また、このような光照射装置100は、張力 与手段430を備える。張力付与手段430は、ス ッパ420を介してボール401を所定の角度回転 せ、これにより皮膚Sに張力を付与する。し たがって、張力により平坦にされた皮膚Sに 光源300からの光を均一に照射するように構 された光照射装置が得られる。

 また、光照射装置100は、さらに、ボール4 00,401が皮膚Sに接触していることを検出する めの接触センサを備えることが好ましい。 6は、本実施形態の第1の変更態様にかかる光 照射装置100の要部拡大断面図を示している。 図6に示すように、光照射装置100は、接触セ サ440を備える。接触センサ440は、一対のス ッパ420,420に接続されている。接触センサ440 、電源900から電力の供給を受けて、ストッ 420,420及び導電体からなるボール401,401を介 て、皮膚Sに小電圧を印加するように構成さ ている。接触センサ440が小電圧を皮膚Sに印 加しており、ボール401,401に皮膚Sが接触して るとき、微小電流が皮膚Sを介して流れる。 接触センサ440は、皮膚Sを介して流れた微小 流に基づいて、ボール401,401が皮膚Sに接触し ていることを検出する。接触センサ440は、ボ ール401,401が皮膚Sに接触していることを検出 たとき、接触信号を出力するように構成さ ている。コントローラ600は、接触信号を受 ていないとき、光源300を発光しないように 御する。このような接触センサ440を備えた 照射装置100は、ボール401が皮膚Sに接触して いないときに、光源300が光ることを防ぐこと ができる。

 なお、本実施形態では、張力付与手段430 、ストッパ420を介してボール401を所定の角 回転させるように構成されている。しかし がら、この構成に限定されない。例えば、 照射装置は、ローラーを更に備え、張力付 手段430は、ローラーを所定の角度回転させ ように構成されており、これにより皮膚Sに 張力を付与することも好ましい。また、接触 センサ440は、ボール401を介して皮膚Sに流れ 電流を検出するように構成されているが、 の構成に限定されない。例えば、皮膚接触 に、皮膚接触面の皮膚Sへの押圧に基づいて 膚Sへの接触を検出するように構成された圧 力センサを設けることも好ましい。その他、 静電気容量などに基づいて皮膚Sへの接触を 出するセンサなども用いることができる。

 また、上記の各実施形態および変更態様 示された個別の特徴は、任意に組み合わせ ことが可能である。