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Patent Searching and Data


Title:
LIGHT IRRADIATION BEAUTY APPLIANCE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/014034
Kind Code:
A1
Abstract:
A light emission beauty appliance includes a light source (30) for irradiating the skin with light for beauty of skin, a skin temperature sensor (60) for detecting the temperature of skin irradiated with light from the light source, and a controller (40) for controlling a light output from the light source based on the skin temperature, and can prevent thermal troubles such as excessive rise of the skin temperature.

Inventors:
UCHIDA SATOSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/062796
Publication Date:
January 29, 2009
Filing Date:
July 16, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
UCHIDA SATOSHI (JP)
International Classes:
A61N5/06; A45D44/22; A61B5/00
Foreign References:
JP2005224505A2005-08-25
JP2005245984A2005-09-15
JP2005125075A2005-05-19
Attorney, Agent or Firm:
NISHIKAWA, Yoshikiyo et al. (Umeda Square Bldg. 9F12-17, Umeda 1-chome, Kita-ku, Osaka-shi, Osaka 01, JP)
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Claims:
肌の美容のための光を照射する光源を備えた光照射美容器具であって、
光が照射される皮膚の温度を検出する皮膚温度センサと、上記皮膚温度センサで得られた皮膚温度に基づいて光源の光出力を制御するコントローラとを備えていることを特徴とする光照射美容器具。
上記コントローラは、光源から出力する光出力をデューティ比で制御することを特徴とする請求項1記載の光照射美容器具。
上記コントローラは、光源からの光が照射されている間の皮膚温度の時間積算値を求め、この積算値が所定の値を超えた時に上記光源からの光出力を減少させることを特徴とする請求項1に記載の光照射美容器具。
上記コントローラは、光源からの光が照射されている間の皮膚温度の時間積算値を求め、この積算値が所定の値を超えた時に上記光源からの光出力を停止させることを特徴とする請求項1に記載の光照射美容器具。
上記光照射美容器具は、環境温度を測定する環境温度センサを備え、
上記コントローラは、上記の皮膚温度センサで検出される皮膚温度と環境温度との温度差を求め、この温度差が所定の閾値を超えた時に、上記光源からの光出力を停止させることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の光照射美容器具。
上記皮膚温度センサは非接触式のセンサであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の光照射美容器具。
皮膚を冷却する冷却手段を備え、
上記コントローラは、皮膚温度が所定の値を超えた時に冷却手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の光照射美容器具。
皮膚を冷却する冷却手段を備え、
上記コントローラは、光源からの光が照射されている間の皮膚温度の時間積算値を求め、この積算値が所定の値を超えた時に上記の冷却手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の光照射美容器具。
Description:
光照射美容器具

 本発明は、肌の美容のために肌に対して を照射する光照射美容器具に関するもので る。

 光を照射することで肌の美容を図る光照 美容器具には、照射する光としてレーザー を用いるもの、低出力の非コヒーレント光 用いるもの等、各種存在している。日本特 公開特開平5-146517号公報は、光照射に際し 皮膚の色を検出して肌の色に応じて光照射 間を制御することを提案している。また、 本特許公開特開平9-285520号公報は、皮膚表面 の電磁波に対応するインレット信号によって 光照射をフィードバック制御することを開示 している。

 しかしながら、前者においては光照射中 皮膚の状態変化に応じた光照射制御を行う とができないという問題を有している。ま 、後者においてはフィードバック制御がな れるとはいえ、光の照射が継続することに る皮膚の熱的障害を防ぐための有効な方策 欠けている。

 本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発 したものであって、熱的障害を招くこと無 安全に光照射美容を行うことができる光照 美容器具を提供する。

 本発明に係る光照射美容器具は、肌の美 のための光を照射する光源に加えて、光が 射される皮膚の温度を検出する皮膚温度セ サと、上記皮膚温度センサで得られた皮膚 度に基づいて光源の光出力を制御するコン ローラとを備える。このため、皮膚温度が 剰に上昇した時には、皮膚への光の照射量 減少させることができて、光照射による熱 害が皮膚に生じるのを無くし、光照射によ 美容効果を安全に行うことができる。

 上記コントローラは、光源から出力する 出力をデューティ比で制御することが望ま く、光源を短い周期でパルス点灯させるこ により、使用者に気付かせることなく、光 力の調整を行うことができる。

 また、上記コントローラは、光源からの が照射されている間の皮膚温度の時間積算 を求め、この積算値が所定の値を超えた時 上記光源からの光出力を減少させる、或い 、光源を停止させるようにすることが望ま い。これにより、皮膚での熱の蓄積が過大 なるのを無くして、低温火傷を防ぐことが きる。

 更に、上記光照射美容器具は、環境温度 測定する環境温度センサを備えることが望 しい。この場合、上記コントローラは上記 皮膚温度センサで検出される皮膚温度と環 温度との温度差を求め、この温度差が所定 閾値を超えた時に、上記光源からの光出力 停止させる。この構成により、ヘッドが皮 から離れたことが判断され、ヘッドが皮膚 ら離れた状態で光の照射が継続されること なく、この状態で光が誤って使用者の眼に たることが防止される。

 また、本発明の光照射美容器具には、光 照射される部位付近の皮膚を冷却するため 冷却手段を備えることが望ましい。この場 、コントローラは、この冷却手段は検出さ た皮膚温度が所定の温度を超えるか、或い 皮膚温度の時間積算値が所定の基準値を超 た時に、冷却手段を動作させて皮膚温度の 昇を防ぐ。このため、皮膚温度の上昇を防 ながら、効果的に光照射を継続させること できる。

本発明の第1の実施形態に係る光照射美 容器具の概略断面図。 同上に使用する皮膚温度センサを示す 面図。 同上の実施形態の一変更態様を示す概 断面図。 同上の実施形態の他の変更態様を示す 略断面図。 本発明の第2の実施形態に係る光照射美 容器具を示し、(A)は全体の概略側面図、(B)は ヘッドの斜視図。 同上の実施形態の一変更態様でのヘッ を示す斜視図。

 図1は、本発明の第1の実施形態に係る光 射美容器具を示す。この光照射美容器具は 手持ち型に設計され、先端にヘッド20を有す るグリップ10と、ヘッド20内に収めた光源30、 この光源からの照射する光を制御するコント ローラ40、ヘッド20先端に配した皮膚温度セ サ60とを備える。光源30は、外部からの電力 受けて、コントローラ40の制御に基づいて コヒーレント光を使用者の皮膚に照射する のであり、ヘッド20先端の開口22を通してこ 光が使用者の肌に照射される。光源20の前 には、集光、拡散、乃至波長フィルタを行 カバー24が設けられる。光源としては、非コ ヒーレント光以外の光を出力するものも使用 できる。

 グリップ10にはスイッチが設けられ、こ スイッチを操作することで、光源からの光 射が開始されると同時に、コントローラ40が 皮膚温度センサ60からの出力を受ける。皮膚 度センサ60は、例えば、熱電対で構成され 図2に示すように、ばね62によって外方へ付 され、皮膚に対して所定の接触圧で押し当 られて、光照射を受ける部分の皮膚温度を 出して、皮膚温度をコントローラに出力す 。

 コントローラ40は、所定の時間間隔で検 された皮膚温度を読み込み、この皮膚温度 基づいて光源30から出力される光の強度を変 化させるように構成され、例えば、皮膚温度 が50℃以上となると光の出力を低下させ、55 を超えると光の出力を停止する。コントロ ラ40は、光源を50Hz以上の周波数でパルス点 させるように構成され、オンデューティを 化させるデューティ比制御によって、光の 射量を調整する。コントローラ40は、皮膚温 度とオンデューティとの間に予め設定された 所定の関係に基づいて、検出された皮膚温度 に対応するオンデューティで光源30を点灯さ る。コントローラ40が光強度の低下や、光 力の停止を行う場合、コントローラ40は、グ リップ10に設けた報知部50に警告信号を与え 。報知部50は、スピーカやランプで構成され 、警告信号を受けると、コントローラ40が光 力を制御していることを示す音、音声、光 与える。また、コントローラ40にはタイマ が備えられ、所定の光照射時間、例えば、20 分を経過した時に、光源30を停止させる。

 光照射美容器具は、更に、環境温度を検 する環境温度センサ70を備え、ここで検出 れる環境温度がコントローラ40に入力されて 、皮膚温度と比較される。皮膚温度が環境温 度とほぼ同じにとなった、即ち、温度差が所 定の閾値を超えたことを判定すると、コント ローラは、光照射出力を停止させる。これに より、ヘッド20が皮膚から離れたことが判断 れ、ヘッドが皮膚から離れた状態で光の照 が継続されることがなく、この状態で光が って使用者の眼に当たることが防止される

 コントローラ40は、上述のように、皮膚 度に基づいて光出力の制御を行うことに代 て、或いはこれと組み合わせて、皮膚温度 照射時間との積算値に基づいて制御を行う とも可能である。即ち、コントローラは、 照射時間に亘る皮膚温度の積算値を求め、 の積算値が所定の第1の基準値を超えた時に 光出力を低下させ、第1の基準値よりも大き い第2の基準値を積算値が超えた時に光源か の光出力を停止させるように構成される。 とえば、皮膚への圧迫によって皮膚血流が り、この状態で皮膚温度が45℃を超えた状態 が係属すると低温火傷の危険が生じるが、上 記積算値による制御を行うことで、熱の蓄積 を検出することができて、低温火傷の発生を 防ぐことができる。

 本実施形態の美容器具には、光が照射さ る部位近くの皮膚を冷却するための冷却手 80がヘッド20に設けられ、コントローラ40に って制御される。コントローラ40は、皮膚 度が所定の温度が超えるか、或いは、皮膚 度の積算値が所定の値を超えた時に、冷却 段80を動作させて、皮膚を冷却する。この場 合は、光照射出力を低減したり停止したりし なくても、皮膚の熱障害を防ぎながら、光照 射を続けることが可能となる。冷却手段80と ては、熱電効果を発揮するペルチェモジュ ルを用いることができる。

 図3は、上述の実施形態の変更態様を示し 、ここでは、冷却手段として送風ファン82が リップに配置されて、ヘッドの開口22内に 気流を流すようになっており、皮膚を冷却 た後の空気流は、図中の矢印で示すように ヘッド20周縁の排気路26から排出される。

 図4は、他の変更態様を示し、ここでは、 冷却手段として、ミスト発生器84をグリップ1 0内に配置している。ミスト発生器で発生す ミストは、ヘッド内で光源より前方の開口22 に送られて皮膚に供給される。このミスト発 生器84としては、ベンリュリー効果によって い上げた水をミスト状にして吐出するもの ボイラーを備えてスチームミストを吐出す もの、放電によって水をミスト化して吐出 るもの、超音波を用いてミストを生成する のが使用される。この場合、皮膚の冷却に えて、皮膚に水分を供給することができる めに、皮膚の乾燥を防ぐことができる。

 図5は、本発明の第2の実施形態に係る光 射美容器具を示し、この実施形態では、皮 温度センサ160として、非接触方式のセンサ 例えば赤外線放射センサが使用される。こ 美容器具は、机上などに載置されるベース11 0と、このベース110に可動アーム112で結合さ たヘッド120とを備え、ヘッド120内に、光源 配置される。ヘッド120の先端面は光透過カ ー124で覆われ、光源からの光がこのカバー 透過して使用者に照射される。皮膚温度セ サ160は、光透過カバー124上の一部分に配置 れる。ヘッド120は可動アーム112によって任 の角度位置に保持され、使用者の姿勢に応 て、最適な光照射を行うことができる。こ 実施形態では、皮膚を冷却するための冷却 段として、送風ファン182をヘッド120の両側 配置している。この実施形態においては、 1の実施形態と同様のコントローラ140、報知 段150がベース110に配置される。

 図6は、第2の実施形態の変更態様を示し 冷却手段として、ミスト発生器184をヘッド12 0の両側に配置した例を示す。このミスト発 器184としては、前述のように、ベンリュリ 効果によって吸い上げた水をミスト状にし 吐出するもの、ボイラーを備えてスチーム ストを吐出するもの、放電によって水をミ ト化して吐出するもの、超音波を用いてミ トを生成するものが使用される。

 尚、上記の何れの実施形態や変更態様に いては、コントローラ40、140が上述の冷却 段を動作させる場合、前以て、報知手段に 作開始信号を送って、報知手段150から冷却 段の動作開始を示す音、音声、或いは光に る報知がなされる。