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Patent Searching and Data


Title:
LOCAL TEMPERATURE ADJUSTMENT DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2010/047382
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a local temperature adjustment device with which the cooling function of the peltier element is improved and an excellent temperature adjustment function is maintained. In addition, said device can be placed anywhere on the body. This local temperature adjustment device is equipped with a peltier element (30) placed near the body, a controller (11) that controls the DC voltage applied to the peltier element (30), a heat radiator (51) that is thermally connected to the peltier element (30), and a mist generator (57) that sprays mist onto the heat radiator (51) and removes heat from the heat radiator (51) by means of the heat of vaporization. By removing heat from the heat radiator by means of the heat of vaporization, the efficiency of the cooling function of the peltier element (30) is improved, and an excellent temperature adjustment function can be obtained. Furthermore, the main body can be mounted in a detachable manner to a mounting fixture by means of a belt.

Inventors:
TSURU, Toshihiro (4041-46, Oaza Tsurumi Beppu-Shi Oita, 00, 〒8740000, JP)
Application Number:
JP2009/068232
Publication Date:
April 29, 2010
Filing Date:
October 23, 2009
Export Citation:
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Assignee:
TSURU, Toshihiro (4041-46, Oaza Tsurumi Beppu-Shi Oita, 00, 〒8740000, JP)
International Classes:
F24F1/00; A41D13/00; A61F7/00; F25B21/02
Attorney, Agent or Firm:
HIRANO, Kazuyuki (Hirano Patent Office, 1-23-203 Tenjin 4-Chome, Chuo-K, Fukuoka-Shi Fukuoka 01, 〒8100001, JP)
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Claims:
 身体に近接して配置されるペルチェ素子と、
 前記ペルチェ素子に印加される直流電圧を制御するコントローラと、
 前記ペルチェ素子に熱的接合される放熱器と、
 前記放熱器にミストを噴射し、気化熱により前記放熱器の熱を奪うミスト発生器とを備える局所温度調節装置。
 身体に近接して配置されるペルチェ素子と、
 前記ペルチェ素子に印加される直流電圧を制御するコントローラと、
 前記ペルチェ素子に熱的接合される放熱器とを備え、
 前記放熱器は、毛細管構造を有し、前記毛細管構造に水を供給する水供給手段を有する局所温度調節装置。
 前記放熱器は、放熱器カバーにより包囲され、前記放熱器カバーにより包囲される内部空間は、外部から遮断される請求の範囲第1項記載の局所温度調節装置。
 前記内部空間の気体を送気するファンをさらに備える請求の範囲第3項記載の局所温度調節装置。
 前記内部空間内の水を排水する排水管が、前記放熱器カバーの排水孔に接続される請求の範囲第3項記載の局所温度調節装置。
 本体が、前記ペルチェ素子、前記放熱器、前記ミスト発生器及び前記放熱器カバーを一体化してなり、
 前記本体を着脱自在に装着可能に形成され、かつ前記本体を身体に対して支持する装着具をさらに備える請求の範囲第5項記載の局所温度調節装置。
 前記本体に設けられるフックを前記装着具に係止することにより、前記本体は、前記装着具に着脱自在に装着される請求の範囲第6項記載の局所温度調節装置。
 前記本体に設けられる第1接着パットと、前記装着具に設けられる第2接着パットとを、着脱自在に接合することにより、前記本体は、前記装着具に着脱自在に装着される請求の範囲第6項記載の局所温度調節装置。
 前記第1接着パット及び前記第2接着パットは、一対の面状ファスナまたは一対のマグネットパットのいずれかにより構成される請求の範囲第8項記載の局所温度調節装置。
 前記装着具は、前記本体を身体に固定するベルトをさらに備え、
 前記排水管は、前記ベルトに沿って配設される請求の範囲第6項記載の局所温度調節装置。
 前記排水管の終端部に、排出される水を収納する容器をさらに備える請求の範囲第10項記載の局所温度調節装置。
 前記容器には、水を吸水する吸水材が入れられている請求の範囲第11項記載の局所温度調節装置。
 前記水供給手段は、前記毛細管構造に水を供給するタンクと、
 前記タンクとは分離可能に構成され、冷却水を供給する冷却水タンクとをさらに有する請求の範囲第2項記載の局所温度調節装置。
Description:
局所温度調節装置

 本発明は、熱電半導体であるペルチェ素 を用いて、身体(主として、人体であるが、 例えばペット動物の身体であっても良い。) 局所的に冷房または暖房する局所温度調節 置に関するものである。

 従来、熱により身体に負担のかかる環境 で利用される冷却機能を有する冷房服があ 。この冷房服は、胸部、腹部、首周りに設 られた保冷材用ポケットに保冷剤を収納し 人間の身体をクールダウンさせるものなど ある。

 一方、冷凍・冷蔵室内等や冬季の野外等 環境下で使用される防寒具として、ジャケ トやコートあるいは抵抗発熱を利用した電 ジャケットなどが知られている。また暖房 具として使い捨て懐炉などもある(以上非特 許文献1参照)。

 さらに、特許文献1(特開2004-263325号公報)等 、被服地にペルチェ素子を配設し、身体を 所的に冷房・暖房することができる冷暖房 を開示する。
“クールスーツ”〔online〕、未来研究所 ANZEN MALL〔平成15年2月10日〕、インターネッ

特開2004-263325号公報

特開2008-031581号公報

 しかしながら、特許文献1、特許文献2に 載されている技術においては、ペルチェ素 の性能を効率的に引き出せていない。特に 冷房機能に不足があった。

 また、ペルチェ素子は、身体に対して固 され身体に対して相対的に移動できない。 こで、利用者の状況、好み、周辺環境の如 により、ペルチェ素子を配置すべき局所は 種々変化するが、従来技術では、このよう 変化に対応できない。

 そこで本発明は、高い温度調節機能を保 する局所温度調節装置を提供することを目 とする。さらに本発明は、身体の任意の場 に配置できる局所温度調節装置をも提供す 。

 第1の発明に係る局所温度調整装置は、身 体に近接して配置されるペルチェ素子と、ペ ルチェ素子に印加される直流電圧を制御する コントローラと、ペルチェ素子に熱的接合さ れる放熱器と、放熱器にミストを噴射し、気 化熱により放熱器の熱を奪うミスト発生器と を備える。

 この構成において、ミスト発生器が、放 器にミストを噴射し、気化熱により放熱器 熱を奪うことにより、ペルチェ素子による 度調整機能、特に冷房機能の効率を向上さ ることができ、高い温度調整機能が得られ 。

 第2の発明に係る局所温度調整装置は、身 体に近接して配置されるペルチェ素子と、ペ ルチェ素子に印加される直流電圧を制御する コントローラと、ペルチェ素子に熱的接合さ れる放熱器とを備え、放熱器は、毛細管構造 を有し、毛細管構造に水を供給する水供給手 段を有する。

 この構成において、放熱器は、毛細管構 を有し、毛細管構造に水を供給する水供給 段を有することにより、ペルチェ素子によ 温度調整機能、特に冷房機能の効率を向上 せることができ、高い温度調整機能が得ら る。

 第3の発明に係る局所温度調整装置では、 第1、第2の発明に加え、放熱器は、放熱器カ ーにより包囲され、放熱器カバーにより包 される内部空間は、外部から遮断される。

 この構成により、放熱器カバーにより包 される内部空間を、外部から遮断し、内部 間における熱交換を促進し、ペルチェ素子 よる温度調整機能をさらに向上できる。

 第4の発明に係る局所温度調整装置では、 第3の発明に加え、内部空間の気体を送気す ファンをさらに備える。

 この構成により、ファンが内部空間の気 を強制的に送気し、内部空間における熱交 を促進し、ペルチェ素子による温度調整機 をさらに向上できる。

 第5の発明に係る局所温度調整装置では、 第3の発明に加え、内部空間内の水を排水す 排水管が、放熱器カバーの排水孔に接続さ る。

 この構成により、内部空間に結露が発生 ても、これを排水孔を介して排水管へ排出 ることができ、内部空間内の雰囲気を良好 保持することができる。

 第6の発明に係る局所温度調整装置では、 第5の発明に加え、本体が、ペルチェ素子、 熱器、ミスト発生器及び放熱器カバーを一 化してなり、本体を着脱自在に装着可能に 成され、かつ本体を身体に対して支持する 着具をさらに備える。

 この構成により、装着具と身体との位置 係、あるいは、装着具と本体との位置関係 適宜変更することにより、身体の任意の局 を冷房あるいは暖房することができる。

 第7の発明に係る局所温度調整装置では、 第6の発明に加え、本体に設けられるフック 装着具に係止することにより、本体は、装 具に着脱自在に装着される。

 この構成により、フックを装着具に装着 るという、簡単な操作で、本体を装着具に り付けたり、取り外したりできる。

 第8の発明に係る局所温度調整装置では、 第6の発明に加え、本体に設けられる第1接着 ットと、装着具に設けられる第2接着パット とを、着脱自在に接合することにより、本体 は、装着具に着脱自在に装着される。

 この構成により、第1、第2接着パットを 合するという、簡単な操作で、本体を装着 に取り付けたり、取り外したりできる。

 第9の発明に係る局所温度調整装置では、 第8の発明に加え、第1接着パット及び第2接着 パットは、一対の面状ファスナまたは一対の マグネットパットのいずれかにより構成され る。

 この構成により、利用者は、手を汚すな 不快な操作をせずに、本体を装着具に容易 何度でも着脱できる。

 第10の発明に係る局所温度調整装置では 第6の発明に加え、装着具は、本体を身体に 定するベルトをさらに備え、排水管は、ベ トに沿って配設される。

 この構成により、ベルトは、排水管を支 する部材としての役割を持ち、排水管が邪 にならず、利用者は快適に温度調節を行え 。

 第11の発明に係る局所温度調整装置では 第10の発明に加え、排水管の終端部に、排出 される水を収納する容器をさらに備える。

 この構成により、内部空間で発生した水 容器の収納することができ、利用者は衣服 どを濡らさずに快適に温度調節できる。

 第12の発明に係る局所温度調整装置では 第11の発明に加え、容器には、水を吸水する 吸水材が入れられている。

 この構成により、容器に入った水は、吸 材に吸着され、容器外に漏れることはない ら、利用者は、姿勢を変更しても、衣服な を濡らさずに快適に温度調節できる。さら 、吸水材を取り替えれば、さらなる使用に 応できる。

 本発明によれば、温度調節機能、特に冷 機能を従来技術に比べ格段に向上できる。

 また、装着具を使用して、本体を身体に して相対的に移動できるので、利用者は、 ましい局所を自由に選択し、選択された局 において、温度調節を行える。

本発明の実施の形態1における局所温度 調節装置を装着した身体の正面図 本発明の実施の形態1における本体の装 着箇所の説明図 本発明の実施の形態1における本体の装 着箇所の説明図 本発明の実施の形態1における装着ベル トの終端部分の説明図 本発明の実施の形態2における局所温度 調節装置を装着した身体の背面図 本発明の実施の形態1または2における ルチェ素子の断面図 本発明の実施の形態1または2における ルチェ素子の断面図 本発明の実施の形態1または2における ントローラのブロック図 本発明の第1例における本体の断面図 本発明の第2例における本体の断面図 本発明の第3例における本体の断面図 本発明の第4例における本体の断面図 本発明の第5例における本体の断面図 本発明の第6例における本体の断面図 本発明の第7例における本体の断面図

1 利用者
2、13 装着具
3、4 肩掛けベルト
5 連結ベルト
6、7、14 装着ベルト
6a 切欠
6b、10b 接着パット
10 本体
10a フック
11 コントローラ
12 配線
15、16 排水管
17 終端排水管
18 容器
19 排水
20 吸水材
30 ペルチェ素子
31 P型熱電半導体
32 N型熱電半導体
33 金属電極
34 端子
35 第1絶縁基板
36 第2絶縁基板
39 電源
41 電源スイッチ
42 温度制御器
43 切替スイッチ
50 第1放熱器
51、58 第2放熱器
53 放熱器カバー
53a 排水孔
S 内部空間
54、61 ファン
55 タンク
56 水
57、62、65 ミスト発生器
59 吐出口
60 支持フレーム
63 圧送ポンプ
64 配管
65 冷却水
66 冷却水タンク

 以下図面を参照しながら、本発明の実施 形態について説明する。

 まず、実施の形態1、2において、各種の 着具により、局所温度調節装置の本体を、 用者の身体に装着する例を説明する。次に ペルチェ素子及びそのコントローラを説明 る。さらに、第1例から第7例を挙げながら、 本体の構成例を説明する。ここで、上記装着 具、ペルチェ素子及びコントローラの構成は 、第1例から第7例のいずれにも適用できるも である。

 (実施の形態1)
<装着具>
 図1は、本発明の実施の形態1における局所 度調節装置を装着した身体の正面図である

 実施の形態1における装着具2は、利用者1の 、胸、体側及び背中を一巡する左右一対の 掛けベルト3、4と、肩掛けベルト3、4を水平 に連結する連結ベルト5とを有する。さらに 連結ベルト5の反対側において、肩掛けベル 3、4とを水平に連結する装着ベルト6、7が設 けられる。
<装着具への装着箇所>
 図2、図3は、本発明の実施の形態1または2に おける本体の装着箇所の説明図である。

 実施の形態1では、装着ベルト6、7の両方 、図2または図3に示すように、本体10を着脱 自在に装着できるようになっており、装着さ れると、本体10は、装着具2によって身体1に して支持される。

 図2では、本体10の背面から外向きにフッ 10aが設けられ、一方、装着ベルト6には、切 欠6aが形成されている。したがって、フック1 0aを切欠6aに係止すると、本体10は、装着ベル ト6に着脱自在に装着される。

 図3では、本体10の背面に第1接着パット10b が貼り付けられ、また、装着ベルト6にも第2 着パット6bが貼り付けられている。したが て、第1、第2接着パット10b、6bとを着脱自在 接合すれば、本体10は、連結ベルト6に着脱 在に装着される。

 これらの接着パット10b、6bとしては、一 の面状ファスナ、一対のマグネットパット 使用することができる。勿論、図示してい ものは、例示に過ぎないのであって、フッ 10a、切欠6a、第1、第2接着パット10b、6bの配 、個数、サイズなどは、設計的要求に応じ 、種々変更できる。なお、装着ベルト7につ ても、装着ベルト6と同様にすることが望ま しい。

 図1の例では、本体10を利用者1の正面側( 側)に装着する。しかしながら、勿論、装着 2の向きを反対にすることにより、本体10を 用者1の背面側(背中側)に装着することもで る。

 また、本体10を装着ベルト6、7のいずれか を選択して装着することにより、装着位置を 変更できる。さらには、装着具2の位置を身 1に対してずらす等して変更すれば、本体10 所望の所定位置へ配置することができる。

 ここで、本体10は、底面積が10センチ角乃至 数十センチ角程度とすることができ、一般的 な使い捨てカイロよりもやや大きいサイズと することができるが、勿論、本発明の局所温 度調整装置のサイズがこのようなサイズに限 定されるというわけではない。
<排水管>
 詳細は後述するが、本形態では、本体10か 水が排水されるようになっており、図4に示 ように、少なくとも本体10から装着具2の下 (終端位置)に至る水の経路を形成するため ベルト3、4、6、7の必要箇所に沿って、排水 15、16、17を配設する。
<排水管の終端部分>
 図4は、本発明の実施の形態1における装着 ルトの終端部分の説明図である。排水管15、 16、17の終端位置には、図4下方右側に記載し いるように、水19を溜める容器18を設けるか 、あるいは、図4下方右側に記載しているよ に、容器18にさらに吸水材(吸水スポンジか 分子ゲルからなる吸水体が望ましい。)20を 置すると良い。

 吸水材20を容器18に入れると、容器18に入 た水19が容器18から漏れるおそれが小さくな るので、身体1の動きが激しい場合などに好 である。勿論、容器18内の水19が水密性を保 して遮蔽してあれば、吸水材20を設けるの 省略することもできる。

 なお、図4では、排水管15、16を別の系統と て設け、これらの排水管15、16が合流して排 管17に至るように構成したが、これも一例 過ぎず、例えば1本の系統の排水管のみを設 るようにしても実用上差し支えない。
<コントローラ>
 さて図1に示すように、本体10には、コント ーラ11が配線12を介して電気的に接続されて いる。

 図8に示すように、本形態の局所温度調節 装置の本体10内には、ペルチェ素子30(詳細は 述する)が内蔵される。本体10内のペルチェ 子30に接続されるコントローラー11には、電 源39が接続される。

 電源39は、コントローラー11を介してペル チェ素子20に電力を供給する。電源39を家庭 電源として、家庭用電源から電気の供給を けるようにしてもよいし、電源39として、乾 電池、充電式電池、ペーパー状電池を使用し ても良いし、二次電池や燃料電池等の化学電 池または物理電池を使用してもよい。

 また、コントローラー11は、次の要素を える。

 電源スイッチ41は、電源39からの給電のON/ OFFを切り替える。切替スイッチ43は、ペルチ 素子30に印加される直流電流の方向を切り える。温度制御器42は、ペルチェ素子30に印 される電圧を制御し、結果としてペルチェ 子30の第1の面と第2の面の温度制御を行う。 メモリ44には、温度制御器42に対する制御プ グラムが保持されており、この制御プログ ムにより、一定時間毎にペルチェ素子30に印 可される直流電流の方向が切り替えられ、切 替の繰り返し回数や使用時間等が制御される 。

 本形態の局所温度調整装置は、温度調整 主たる目的とするものであるが、それだけ なく、ダイエット効果を奏するために使用 ることもできる。即ち、身体1の脂肪細胞が 集中する場所(例えば腹部)等に本体10を配置 、制御プログラムを利用して、この場所を 定時間毎に交互に冷やしたり暖めたりすれ 、身体1の基礎代謝を上昇させ、エネルギー 費を促進し、肥満の予防や軽減を図ること できる。

 (実施の形態2)
 図5は、本発明の実施の形態2における局所 度調節装置を装着した身体の背面図である

 実施の形態2では、実施の形態1と比べ、 着具13を簡素化した点が異なるが、その他の 点は、実施の形態1と同様である。

 即ち、実施の形態2では、身体1を水平に 回する装着ベルト14を含んで装着具13が構成 れる。なお、図5では、排水管を保持するた めのベルトの図示は省略されている。

 図5の例では、本体10を利用者1の背面側( 中側)に装着する。しかしながら、勿論、装 具13の向きを反対にすることにより、本体10 を利用者1の正面側(胸側)に装着することもで きる。

 実施の形態2の装着具13によると、実施の形 1の装着具2よりもシンプルに構成できるだ でなく、本体10の装着箇所をより自由に設定 することができる。また、装着ベルト14を短 にすれば、図5に示すように、胴体ではなく 、腕、首あるいは脚にも本体10を装着するこ もできる。
<ペルチェ素子>
 図6は、本発明の局所温度調整装置に使用さ れるペルチェ素子の断面図である。以下ペル チェ素子について説明するが、この説明は、 実施の形態1、2のいずれにも該当するし、以 述べる第1例から第6例についても該当する

 ペルチェ素子は、例えば、車載用のクー ーボックス、光通信用の半導体レーザーの 度調節、半導体製造装置の精密な温度制御 放送局用テレビカメラ等の冷却装置として 用される熱電半導体であり、市販品も流通 ているが、本形態のペルチェ素子としては 市販品をそのまま利用して差し支えない。

 ペルチェ素子は、小型、軽量、形状自由 大、加熱冷却自由、対環境性良好、温度特 良好、振動なしおよび長寿命などの利点を するが、印加電圧が大きくなると発熱量が え、冷却効率が悪くなるという欠点がある 背景技術の項で指摘したように、従来の技 では、ペルチェ素子の温度調整機能は不足 がちであるという問題点がある。

 さて、ペルチェ素子30は、2種類の金属の 合部に電流を流すと、片方の金属からもう 方の金属へ熱が移動するというペルチェ効 を利用した板状の熱電半導体素子である。

 Te(テルル)-Sb(アンチモン)-Bi(ビスマス)系 化合物半導体などからなるP型熱電半導体31 、Te(テルル)-Bi(ビスマス)-Se(セレン)系の化合 物半導体などからなるN型熱電半導体32とを、 金属電極33により直列に接続し、π型構造を すペルチェ素子モジュールを構成する。そ て、ペルチェ素子30は、ペルチェ素子モジュ ールを複数接続して構成される。

 図6の例では、金属電極33の外側には、上 に第1絶縁基板35が接合され、また下側に第2 絶縁基板36が接合される。さらに、端部のP型 熱電半導体31とN型熱電半導体32とには、端子3 4がそれぞれ接合される。

 図8のコントローラー11を介して、電源39 らペルチェ素子30の端子34、34間に、図6に示 ように直流電流を流す(図6矢印参照)と、P型 熱電半導体31では直流電流の向きと同方向に が運ばれ、N型熱電半導体32では電流の向き 反対方向に熱が運ばれる。その結果、図6の 状態では、第1絶縁基板35側が低温となり、第 2絶縁基板36側が高温となる。

 また、図8に示すように、ペルチェ素子30 端子34、34間に、図6とは逆向きに直流電流 流す(図8矢印参照)と、第1絶縁基板35側が高 となり、第2絶縁基板36側が低温となる。

 以下第1例から第6例を挙げて、本体10の構成 例を具体的に説明する。さてペルチェ素子30 、移動させる熱以上に、ペルチェ素子30自 の放熱量が大きいため、冷却メカニズムと ては電力効率が悪いため広く普及しないと う欠点を有する。これを補うため、以下の 1例から第6例では、冷房使用時に放熱器を効 率よく冷却するために、水を放熱器に接触さ せることにより水冷効果を追加し、また、フ ァンによる空冷効果とを組み合わせて、冷却 効率を高める。
<第1例>
 図9は、本発明の第1例における本体の断面 である。図9に示すように、ペルチェ素子30 第1絶縁基板35に第1放熱器50を接着し、第2絶 基板36に第2放熱器51を接着する。

 本例では、これらの放熱器50、51としては 、CPU等のプロセッサの冷却に使用されるヒー トシンクを使用できる。

 第2放熱器52の周囲を内部が空洞となって る放熱器カバー53で包囲し、放熱器カバー53 と第2放熱器51とで挟まれる内部空間Sを外部 ら遮断する。

 また、放熱器カバー53内にファン54を設け 、ファン54により発生される風を第2放熱器51 あてる。

 本体10の側部に、内部に水56を収納するタ ンク55を配設し、タンク55の底部から放熱器 バー53を貫通し、内部空間Sに連通するミス 発生器57を設ける。

 ミスト発生器57は、タンク55から水56の供 を受け、ミストを発生し、それを内部空間S 内へ噴射し、内部区間S内を湿潤状態とする 即ち、タンク55は、ミスト発生器57に水を供 する水供給手段に該当する。

 内部空間Sが湿潤状態となると、第2放熱 51にミストが接触し、ミストが気化すると、 その気化熱が第2放熱器51から奪われることと なり、第2放熱器51による冷却効果が顕著に向 上する。

 ミスト発生器57としては、内部に超音波 動子を備えるものや、いわゆるイオンミス を発生するもの等、小型のものが好適に使 される。なお、ミストの粒径は、4μm程度の のとするのが好ましいが、これは単なる数 例に過ぎない。粒径をこの程度とすれば、 れても不快な感じを受けない。

 また、放熱器カバー53のうち、ミスト発生 57の反対側の底部には、結露した余剰の水を 内部空間Sから外部へ排出するための排水孔53 aが形成され、排水孔53には、装着ベルト14に 持される排水管15の上端部分が接続される これにより、内部空間S内の余剰の水は、内 空間Sから排水孔53a、排水管15等を経由し、 終的には容器18に排水されることになる。
<第2例>
 図10は、本発明の第2例における本体の断面 である。

 第2例は、第1例の変形例である。即ち、 1例の第2放熱器51に替えて、毛細管構造を有 る第2放熱器58が設けられる。

 この第2放熱器58として、プロセッサの冷 用に市販されているものを使用することも きる。第2例では、第1例とは異なり、ミス 発生器は設けられず、タンク55の水56は、タ ク55と放熱器カバー53とを貫通する吐出口58 介して内部空間Sへ供給される。吐出口58に 、必要に応じてノズル等を設けても良い。

 水56が内部空間Sに供給されると、第2放熱 器58の毛細管構造に接触し、キャピラリ現象 より第2放熱器58の熱が毛細管構造の内部を 動する水と交換され、第2放熱器58による冷 効果が顕著に向上する。

 その他の点は、第1例と同様である。
<第3例>
 図11は、本発明の第3例における本体の断面 である。

 第2例は、第1例の変形例である。即ち、 1例の第1放熱器50の外側に支持フレーム60が 着され、支持フレーム60には、第1放熱器50に 向けて送風するファン61が設けられる。

 これにより、第2放熱器51のみでなく、第1放 熱器50のによる冷却効果を顕著に向させるこ ができる。その他の点は、第1例と同様であ る。
<第4例>
 図12は、本発明の第4例における本体の断面 である。

 第4例は、第2例の変形例である。即ち、 2例の第1放熱器50の外側に支持フレーム60が 着され、支持フレーム60には、第1放熱器50に 向けて送風するファン61が設けられる。

 これにより、第2放熱器58のみでなく、第1放 熱器50のによる冷却効果を顕著に向させるこ ができる。その他の点は、第2例と同様であ る。
<第5例>
 図13は、本発明の第5例における本体の断面 である。

 第5例は、第1例の変形例である。第1例で 、タンク55を本体10の近傍に配設したが、第 5例では、タンク55及びそれに溜められる水56 本体10から離して配設している。

 そして、ミスト発生器62とタンク55とを配 管64で接続すると共に、配管64の途中に、水56 をミスト発生器62に圧送する圧送ポンプ63を けている。

 このような構成とすることにより、ミスト 生器62をいわゆるドライミスト(商標)を発生 するものとすることができる。ミストの粒径 は、上述と同様に、4μm程度のものとするの 好ましいが、これは単なる数値例に過ぎな 。粒径をこの程度とすれば、濡れても不快 感じを受けない。その他の点は、第5例と同 である。
<第6例>
 図14は、本発明の第6例における本体の断面 である。

 第6例は、第3例の変形例である。第3例で 、タンク55を本体10の近傍に配設したが、第 6例では、第5例と同様に、タンク55及びそれ 溜められる水56を本体10から離して配設して る。

 そして、ミスト発生器62とタンク55とを配 管64で接続すると共に、配管64の途中に、水56 をミスト発生器62に圧送する圧送ポンプ63を けている。

 このような構成とすることにより、ミスト 生器62をいわゆるドライミスト(商標)を発生 するものとすることができる。ミストの粒径 は、上述と同様に、4μm程度のものとするの 好ましいが、これは単なる数値例に過ぎな 。粒径をこの程度とすれば、濡れても不快 感じを受けない。その他の点は、第3例と同 である。
<第7例>
 図15は、本発明の第7例における本体の断面 である。

 第7例は、第6例の変形例である。第6例と 異なり、第7例では、ミスト発生器62と同様 ミスト発生器65を第1放熱器50に近接して設 ている。また、タンクをミスト発生器65に水 56を供給するタンク55と、冷却水(例えば防腐 入り水)67を溜める冷却水タンク66とに分離 能に設け、圧送ポンプ63によりミスト発生器 62に冷却水67を供給するようにした点が異な 。

 以上、本発明の実施の形態について説明 たが、本発明は、上記実施の形態に限定さ るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな 限り、種々の変更を加えても、本発明に包 されることは明白である。

 本発明の各実施の形態によれば、以下の 果が得られる。

 (1)場所ないし環境に応じて、冷房と暖房 切り替えることができ、従来は出来なかっ ケースでも冷房または暖房が出来るように る。

 (2)温度制御器により冷暖房の温度を自由 設定し、使用者の好みや体質に応じて適切 温度調整をすることができる。

 (3)装着具により、使用者の好み等に応じ 任意の場所にピンポイントで移動させ冷や たり暖めたりすることができる。

 (4)また、身体の脂肪細胞が集中する場所 一定時間毎に交互に冷やしたり暖めたりす ことで基礎代謝を上昇させ、エネルギー消 促進を図ることができる。特に、温度制御 により冷暖房温度を身体の褐色脂肪細胞が 中している首と背中の境目部分などに適用 ると効果的である。