辻 義之 (〒01 大阪府大阪市北区梅田3丁目3番20号 明治安田生命大阪梅田ビル27階 椿本興業株式会社内 Osaka, 53000, JP)
SUNADA, Masahiro (662 Nojiri Nanto-shi Toyama, 02, 93915, JP)
椿本興業株式会社 (〒01 大阪府大阪市北区梅田3丁目3番20号 明治安田生命大阪梅田ビル27階 Osaka, 53000, JP)
Fabrica Toyama Corporation (Toyama Bldg, 6F 7-13, Azuchi-machi 1-chome, Chuo-k, Osaka-shi Osaka 52, 54100, JP)
株式会社ファブリカトヤマ (〒52 大阪府大阪市中央区安土町1丁目7-13 トヤマビル6階 Osaka, 54100, JP)
TSUJI, Yoshiyuki (LTD. Meiji Yasuda Life Osaka Umeda Bldg. 27F, 3-20, Umeda 3-chome, Kita-k, Osaka-shi Osaka 01, 53000, JP)
| 糸材と接着したタグが、通水濾過性シートの長手方向に所定間隔で配列している抽出バッグ用シートの製造方法であって、 (1)回転担持体にタグを所定間隔で担持させる工程 (2)糸掛用ピンが突出した回転担持体の周面で、糸通しを回旋させることにより糸材の連続的パターンを形成する糸掛工程 (3)糸材とタグを接着するシール工程 (4)回転担持体上のタグと糸材の上に通水濾過性シートを供給する工程 (5)回転担持体上で糸材と通水濾過性シートを接着するシール工程 (6)回転担持体上でタグと通水濾過性シートを接着するシール工程 を有し、(3)、(5)及び(6)のシール工程において、回転担持体の軸心を中心に揺動すると共に回転担持体の周面に対して上下動するシールヘッドを使用し、シールヘッドの揺動速度、上下動速度及び圧接時間を揺動用サーボモータと上下動用サーボモータで制御することを特徴とする抽出バッグ用シートの製造方法。 |
| 糸材と接着したタグが、通水濾過性シートの長手方向に所定間隔で配列している抽出バッグ用シートの製造機械であって、 (1)回転担持体にタグを所定間隔で担持させるタグ供給装置 (2)糸掛用ピンが突出した回転担持体の周面で、糸通しを回旋させることにより糸材の連続的パターンを形成する糸掛装置 (3)糸材とタグを接着するシール装置 (4)回転担持体上のタグと糸材の上に通水濾過性シートを供給するシート供給手段 (5)回転担持体上で糸材と通水濾過性シートを接着するシール装置 (6)回転担持体上でタグと通水濾過性シートを接着するシール装置 を有し、(3)、(5)及び(6)のシール装置が、回転担持体の軸心を中心に揺動すると共に回転担持体の周面に対して上下動するシールヘッドを備え、シールヘッドの揺動速度、上下動速度及び圧接時間が揺動用サーボモータと上下動用サーボモータで制御可能であることを特徴とする抽出バッグ用シートの製造機械。 |
本発明は、抽出バッグ用シートの製造に 用する糸掛装置及びこの糸掛装置を用いた 出バッグ用シートの製造機械に関する。
紅茶、緑茶、ハーブ等のティーバッグ、 干し、鰹節等のだしの抽出バッグとして、 織布等の通水濾過性シートを平袋状、四面 状等の袋体に形成すると共に、その内部に 葉等の抽出材料を充填し、外表面にタグ付 吊し糸を取り付けたものが使用されている
このような抽出バッグの製造に使用する抽
バッグ用シートとしては、抽出バッグ1個分
のタグ付吊し糸を、帯状の通水濾過性シート
の長手方向に所定間隔で配置したものが知ら
れているが(特許文献1)、抽出バッグ用シート
をより高い生産性で製造できるようにするも
のとして、帯状の通水濾過性シートにタグを
該シートの長手方向に所定間隔で配置すると
共に、長尺の糸材を各タグに架かるように特
定の回旋パターンに配置したものが知られて
いる(特許文献2)。
帯状の通水濾過性シートにタグを該シー の長手方向に所定間隔で配置すると共に、 尺の糸材を各タグに架かるように特定の回 パターンに配置することにより抽出バッグ シートを製造する方法では、回転担持体に グを所定間隔で担持し、その上に長尺の糸 を各タグに架かるように特定の回旋パター に配置した後、糸材とタグを接着するシー 工程や、その後、回転担持体上に通水濾過 シートを供給し、回転担持体上で糸材又は グと通水濾過性シートとを接着するシール 程がある。従来の製造方法(特許文献2)では これらのシール工程で使用する複数のシー 装置を、回転担持体と共通の駆動源を用い カム機構により回転担持体の周面に対して 下動させる。
しかしながら、このような機構では、シ ル装置の上下動の速さや回転担持体の周面 圧接時間を任意に調整することができず、 出バッグ用シートの生産速度を変更した場 や、タグ、糸材、通水濾過性シートという 着対象の材料を変更した場合に、接着条件 最適化することができないという問題があ た。
これに対し、本発明は、タグ、糸材、通 濾過性シートを、それらの材料や、抽出バ グ用シートの生産速度に対応させて最適の 件で接着できるようにすることを目的とす 。
本発明者は、回転担持体上でタグと糸材 を接着するシール装置、好ましくはこのシ ル装置に加えて、糸材と通水濾過性シート を接着するシール装置、及びタグと通水濾 性シートとを接着するシール装置を、回転 持体の周面に対して上下動させると共に、 転担持体の回転に合わせて揺動させ、かつ この上下動と揺動とをそれぞれサーボモー で制御することにより、上述の目的を達成 きることを見出した。
即ち、本発明は、糸材と接着したタグが、
水濾過性シートの長手方向に所定間隔で配
している抽出バッグ用シートの製造方法で
って、
(1)回転担持体にタグを所定間隔で担持させる
工程
(2)糸掛用ピンが突出した回転担持体の周面で
、糸通しを回旋させることにより糸材の連続
的パターンを形成する糸掛工程
(3)糸材とタグを接着するシール工程
(4)回転担持体上のタグと糸材の上に通水濾過
性シートを供給する工程
(5)回転担持体上で糸材と通水濾過性シートを
接着するシール工程
(6)回転担持体上でタグと通水濾過性シートを
接着するシール工程
を有し、(3)、(5)及び(6)のシール工程において
、回転担持体の軸心を中心に揺動すると共に
回転担持体の周面に対して上下動するシール
ヘッドを使用し、シールヘッドの揺動速度、
上下動速度及び圧接時間を揺動用サーボモー
タと上下動用サーボモータで制御することを
特徴とする抽出バッグ用シートの製造方法を
提供する。
また、本発明は、上述の抽出バッグ用シー
の製造方法を実施する機械として、糸材と
着したタグが、通水濾過性シートの長手方
に所定間隔で配列している抽出バッグ用シ
トの製造機械であって、
糸材と接着したタグが、通水濾過性シートの
長手方向に所定間隔で配列している抽出バッ
グ用シートの製造機械であって、
(1)回転担持体にタグを所定間隔で担持させる
タグ供給装置
(2)糸掛用ピンが突出した回転担持体の周面で
、糸通しを回旋させることにより糸材の連続
的パターンを形成する糸掛装置
(3)糸材とタグを接着するシール装置
(4)回転担持体上のタグと糸材の上に通水濾過
性シートを供給するシート供給手段
(5)回転担持体上で糸材と通水濾過性シートを
接着するシール装置
(6)回転担持体上でタグと通水濾過性シートを
接着するシール装置
を有し、(3)、(5)及び(6)のシール装置が、回転
担持体の軸心を中心に揺動すると共に回転担
持体の周面に対して上下動するシールヘッド
を備え、シールヘッドの揺動速度、上下動速
度及び圧接時間が揺動用サーボモータと上下
動用サーボモータで制御可能であることを特
徴とする抽出バッグ用シートの製造機械を提
供する。
本発明の抽出バッグ用シートの製造方法 いし製造装置によれば、回転担持体上でタ と糸材とを接着するシール装置、好ましく 、これに加えて、糸材と通水濾過性シート を接着するシール装置、及びタグと通水濾 性シートとを接着するシール装置を、回転 持体の周面に対して上下動させると共に、 転担持体の回転に合わせて揺動させ、かつ この上下動と揺動とをそれぞれサーボモー で制御する。
そのため、これらのシール装置が回転担 体の周面に対して上下動する速度、タイミ グ、回転担持体と共に揺動する際の回転担 体の回転方向の速度、それと反対方向の戻 速度、揺動タイミングを任意に調整するこ ができ、これにより、超音波シールを行う 合にも、ヒートシールを行う場合にも、シ ル装置を回転担持体の回転方向に移動させ 間には、所定のシール強度をだすために必 な時間だけシール装置を回転担持体の周面 圧接させることができ、シール装置を回転 持体の回転と反対方向に戻す際には抽出バ グ用シートの生産速度に応じて高速で移動 せることができる。
したがって、タグ、糸材、通水濾過性シ トを、それらの材料や、抽出バッグ用シー の生産速度に対応させて最適の条件で接着 つつ、生産速度を向上させることが可能と る。
特に、ヒートシールを行う場合、従来は ートシール対象の材料や生産速度に応じて ートシール時の温度条件を変えることが必 とされていたが、本発明によれば圧接時間 変えることにより接着条件を調整できるの 、接着条件の調整をより容易に行うことが きる。
1 抽出バッグ用シートの製造機械
2 タグ
2r タグテープ原反
2t タグテープ
3 糸材
3r 糸材原反
4 通水濾過性シート
4r シート原反
5 抽出バッグ用シート
6 抽出バッグ
10 回転担持体
101 スプリング
102 固定カム
11、11a、11b、11c、11d ピン
12 回転担持体用サーボモータ
13a、13b、13c、13d ギア
20 タグ供給装置
21 タグカット供給装置
22 タグ受渡ドラム
30 糸掛装置
31 ジョイント部
32a 第1の駆動クランク機構
32b 第2の駆動クランク機構
33Ma、33Mb サーボモータ
34a、34b クランクアーム
35a、35b リンク
36 糸ガイド
37 糸通し
38 糸通し保持ブラケット
40 糸掛機構
401 駆動ローラ
402 ニップローラ
410 糸材の張力調整手段
420 ダンサー機構
422 サーボモータ
430 パス長調整装置
50 シート供給装置
51 ダンサーローラ
52 ニップ駆動ローラ
60 シール装置
61 第1のシール装置
62 第2のシール装置
63 第3のシール装置
64 第4のシール装置
65 シールヘッド上下駆動用サーボモータ
66 シールヘッド揺動用サーボモータ
601 シールヘッド取付プレート
602 揺動プレート
603 棒リンク
604 上下動プレート
605 棒リンク
606 エアシリンダ
70 充填包装機
71 基準送りローラ
72 フォーマーガイド
73 筒体
74 送りローラ
75 縦シール装置
76 横シール装置
76a シールヘッド
76b シールヘッドの受け
77 スクラップ巻き取り手段
80 オーガ充填機
La 糸通しのピンに対する軌道
La 固定座標における糸通しの軌道
P1 タグ受渡ドラムの回転軸
P2 タグカット供給装置揺動駆動クランク軸
P3 カッター駆動クランク軸
θa、θb クランクアームの揺動角
s1、s2、s3、s4 シール部位
以下、図面を参照しつつ、本発明を具体 に説明する。なお、各図中、同一符号は同 又は同等の構成要素を表している。
図1Aは、本発明で使用するシール装置60の 一実施例の背面図、図1Bはその鉛直方向の断 図、図1Cは水平方向の断面図であり、図2は このシール装置60を組み込んだ抽出バッグ シートの製造機械1の構成図である。
この抽出バッグ用シートの製造機械1は、 概略、回転担持体10の周面に所定間隔でタグ2 を供給するタグ供給装置20、糸掛機構40、回 担持体10上のタグ2と糸材3の上に通水濾過性 ート4を供給するシート供給装置50、タグ2と 糸材3との接着、タグ2と通水濾過性シート4と の接着、又は糸材3と通水濾過性シート4との 着を行うシール装置60からなっている。
また、抽出バッグ用シートの製造機械1の 下流には、抽出バッグ用シートの製造機械1 製造された抽出バッグ用シート5を用いてピ ミッド形に製袋すると共に、その中に茶葉 の内容物を充填して抽出バッグ6を製造する 充填包装機70が設けられている。
この製造機械1において回転担持体10は、 造機械1の稼働中は、ギア13a、13b、13c、13dを 介して回転担持体用サーボモータ12で駆動さ ることにより(図1C)、図2の矢印方向に連続 転するようになっている。
回転担持体10の外周は24分割され、各分割 領域にタグ2の載置部位が2個ずつ近接するよ に設けられている。タグ2の載置部位には、 タグ供給装置20との対向部位からタグ2の吸引 を開始し、タグ2と通水濾過性シート4とを後 するように弱シールする位置(第4のシール 置64)から、抽出バッグ用シートが回転担持 10の周面から離れる前までの間で吸引を切る ように、ロータリーバブルによる吸引経路の 切替により真空ポンプ又はブロアーモーター でタグ2を吸引し担持する機構が設けられて る。
また、回転担持体10は、糸掛用のピン11の 上下機構を備えている。この上下機構では、 ピン11は、常時、回転担持体の周面から突き るようにスプリング101で付勢されているが 通水濾過性シート4が回転担持体10の周面に 給される領域では、回転担持体10の内部に けられた固定カム102の形状に沿って回転担 体の内部方向へ下げられ、ピン11の周面から の突出量が僅かになるようにしている。
タグ供給装置20は、タブテープ2tを巻き回 したタグテープ原反2rからタグテープ2tを繰 出し、それを所定の長さのタグ2に切断する グカット供給装置21と、タグカット供給装 21で切断されたタグ2を回転担持体10の周面に 移すタグ受渡ドラム22からなっている。
このタグ供給装置20では、タグテープ原 2rから回転担持体10に、タグテープ2tを弛ま ることなく、かつできる限り高速にタグ2を 給できるように、タグカット供給装置21を ム機構で矢印のように揺動させつつタグテ プ2tを切断すると共に、切断したタグ2をタ 受渡ドラム22に受け渡す。そして、タグ受渡 ドラム22は、等速回転し、タグカット供給装 21から渡されたタグ2を、所定間隔で回転担 体10に担持させる。
糸掛機構40は、糸材3の張力を略一定に調 しつつ、タグ2が所定間隔で配置された回転 担持体10の周面に、各タグ2と少なくとも1箇 で重なる糸材3の連続的回旋パターンを形成 るものであり、糸材原反3rから糸材3を繰り す駆動ローラ401とそれに対向するニップロ ラ402、糸材3の張力調整手段410、及び回転担 持体10の周面に糸材3の連続的回旋パターンを 形成する糸掛装置30を備え、張力調整手段410 しては、ダンサー機構420とその下流のパス 調整装置430を有している。
糸掛装置30は、図3に示すように、ジョイ ト部31で略直交方向に接続された第1の駆動 ランク機構32aと第2の駆動クランク機構32bか らなっている。これらの駆動クランク機構32a 、32bは、それぞれサーボモータ33Ma、33Mbで駆 されるクランクアーム34a、34bと、クランク ーム34a、34bと接続したリンク35a、35bからな 、第1の駆動クランク機構32aと第2の駆動ク ンク機構32bのジョイント部31は、第1の駆動 ランク機構32aのリンク35aの中間部と第2の駆 クランク機構32bのリンク35bの先端部とを連 するものとなっている。また、第1の駆動ク ランク機構32aのリンク35aの先端部には、リン グ状の糸ガイド36と糸通し37を備えた糸通し 持ブラケット38が設けられている。
このように第1の駆動クランク機構32aと第 2の駆動クランク機構32bのジョイント部31を、 第1の駆動クランク機構32aのリンク35aの中間 に設けると、ジョイント部31や、クランクア ーム34bとリンク35bとのジョイント部といった 発塵源となる摺動部を回転担持体10の周面上 位置させないことができる。また、回転担 体10の周面上には糸通し保持ブラケット38が 位置するだけで、リンクは周面外に位置する ため、糸掛時や通水濾過性シートの回転担持 体10上への供給時に障害となり得るものも極 なくすことができる。
さらに、この糸掛装置30によれば、糸通 保持ブラケット38を、2つの駆動クランク機 32a、32bによって駆動し、各駆動機構クラン 32a、32bの駆動源としてそれぞれサーボモー 33Ma、33Mbを使用するので、糸掛に必要な軌道 に糸通し37を動かすことが可能となる。
具体的には、例えば、図4に示すように、 回転担持体10の周面に、2枚ずつのタグ2が近 するように所定間隔で配置されて吸引によ 固定されている場合に、糸材3を、各タグ2上 で回転担持体の軸方向に引き延ばした連続的 パターンを形成するには、図5に示すように 糸掛時には、糸掛用ピン11a、11bを各タグ2の 側(回転担持体10の回転方向の上流側と下流 )で回転担持体10の一方の周縁10a寄りの位置 突出させると共に、各タグ2から回転担持体 10の軸方向に離れた位置にも糸掛用ピン11c、1 1dを突出させ、糸通し保持ブラケット38の先 の糸通し37が、これらのピン11(11a、11b、11c、 11d)の周りを所定の半径(例えば、6~10mm)の円軌 道で動き、ピン11とピン11の間は上述の円軌 の接線上を走行するように糸掛装置30を動か せばよい。なお、図4及び図5において、破線 、後に回転担持体10の周面に供給される通 濾過性シート4を示し、点線は通水濾過性シ ト4における抽出バッグ1個分の領域の区切 を示している。また、図5において、細線の 続的回旋パターンは図4の連続的回旋パター ンに対応する。
ここで、図5の軌道Laは、回転担持体10の 転により矢印方向に移動しているピン11に対 する軌道であるから、固定座標に対しては、 糸通し37が、図6に示す軌道Lbを描くように糸 装置30を動かす。なお、図5と図6中の符号P1 、これらの軌道La、Lb上の対応する点を示し ている。
このような糸通し37の動きは、各サーボ ータ33Ma、33Mbにそれぞれ往復運動させ、その 回転速度、回転時間を制御することにより得 ることができる。この場合、クランクアーム 34a、34bの揺動角θa、θbの範囲を120度以下とす ることが好ましい。クランクアーム34a、34bの 上死点や下死点近くになると、リンク35a、35b の動きがクランクアーム34a、34bの動きに比し て小さくなり、糸通し37を所期の速度で動か ことが困難になるが、上述の範囲でクラン アーム34a、34bを動かすことにより、糸通し3 7を所期の速度で動かすことが可能となる。
また、各サーボモータ33Ma、33Mbによって 通し37の動きを制御するに際しては、(i)糸通 し37の走行速度が等速になるように制御する (ii)糸通し37がピン11の周りを周回するとき 速度を低速とし、ピンとピンの間の直線部 を走行するときは高速となるように制御す 、(iii)糸通し37の加速と減速を所定の変形曲 に基づいて行う、(iv)糸材3を巻き回した糸 原反3rからの糸材3の繰り出し速度が等速に るようにする等の態様をとることができる 、中でも糸のテンション変動を小さく抑え 点から(iv)とすることが好ましい。
なお、このような糸掛装置30の動きは、 ーボモータ33Ma、33Mbについているロータリエ ンコーダでサーボ機構を働かせることにより 制御することができる。
シート供給装置50は、通水濾過性シート4 巻き回したシート原反4rから通水濾過性シ ト4を繰り出し、通水濾過性シート4を、回転 担持体10上に所定間隔で担持されたタグ2とそ のタグ2上に形成された糸材3の連続的パター の上に載せるように供給する。ここで、通 濾過性シート4の繰り出しは、経路途中のダ ンサーローラ51に取り付けてある角度検出器 、通水濾過性シート4を繰り出すニップ駆動 ローラ52で繰り出し速度を制御することによ 、できる限り等速に調整する。
シール装置60は、本発明に特徴的な制御 構により駆動される第1、第2、第3、第4のシ ル装置61、62、63、64からなっている。即ち 回転担持体10上に通水濾過性シート4を供給 る前に、回転担持体10上に担持されているタ グ2と糸材3を図7(a)に示すシール部位s1で強シ ルする第1のシール装置61、回転担持体10上 通水濾過性シート4を供給した後に、図7(b)の ように、各抽出バッグ1個分ずつの領域にお て、タグ2から通水濾過性シート4の長手方向 に離れた部位s2で糸材3と通水濾過性シート4 を強シールする第2のシール装置62、図7(c)の うに、タグ2から回転担持体10の軸方向、即 、通水濾過性シート4の幅方向に糸材3を引 延ばした部位s3で糸材3と通水濾過性シート4 を弱シールする第3のシール装置63、図7(d)に 示すシール部位s4でタグ2と通水濾過性シート 4とを弱シールする第4のシール装置64を備え いる。なお、ここで、強シールとは、通常 抽出バッグの使用において、シール部位が 離しない程度に強固にシールすることをい 、弱シールとは、抽出バッグの使用時に、 ール部位を容易に剥離できる程度に弱くシ ルすることをいう。また、図中、シール部 s1、s2、s3、s4を囲むハッチング枠は、シール ヘッドがあたる領域を示している。
なお、本発明の抽出バッグ用シートの製 機械1において、シール部位は糸材3の回旋 ターン、ピン11の配置等に応じて適宜変更す ることができる。例えば、糸材3と通水濾過 シート4との強シール部位s2を、図7(b)に破線 示すs2’のように抽出バッグ1個分ずつの境 領域から各抽出バッグ一個分の領域の中央 にずらしても良い。また、抽出バッグ1個分 ずつの境界領域のシール部位s2を、製袋時の 水濾過性シート4の幅方向のシールで兼ねて もよい。しかし、製袋前にシール部位s2にお て糸材3と通水濾過性シート4とを強シール ることにより、抽出バッグにおいて袋本体 構成する通水濾過性シート4に、吊し糸とな 糸材3を確実に接着することができるので好 ましい。
これらのシール装置60(61、62、63、64)にお るシール手段は、超音波溶着としてもよく 加熱溶着としてもよいが、超音波溶着が、 ール装置にシートの溶けかすが付着しにく 点で好ましい。
また、これらのシール装置60(61、62、63、6 4)の駆動方法としては、例えば図1A、図1Bに示 すように、回転担持体10の駆動源とは別に上 駆動用サーボモータ65を駆動源として、回 担持体10の周面に対して上下動させると共に 、揺動用サーボモータ66を駆動源として回転 持体10の回転方向に往復揺動させて図1Aに示 した矢印のように揺動させる。
より具体的には、シール装置61、62、63、6 4をそれぞれ固定するシールヘッド取付プレ ト601を、回転担持体10の半径方向に摺動可能 に揺動プレート602に取り付けると共に、各シ ールヘッド取付プレート601を棒リンク603で上 下動プレート604と接続し、さらに上下動プレ ート604を、回転担持体10の駆動軸の近傍に設 たシールヘッド上下駆動用サーボモータ65 棒リンク605で接続する。また、各シール装 61、62、63、64は、エアシリンダ606を介してシ ールヘッド取付プレート601と固定している。 このエアシリンダ606への供給エアー圧力をエ アーレギュレータで所定圧に設定することに より、シールヘッドの下降位置における回転 担持体10の周面への押付け圧力を決定し、ま 、押付け時以外にはシールヘッドを回転担 体10の周面から後退させ、シールヘッドと 転担持体10が無駄に消耗しないようにする。
ここで、上下動プレート604は回転担持体1 0と回転の軸心が共通するが、回転担持体10が 、タグカット供給装置21の近傍に配設されて る回転担持体用サーボモータ12で駆動され のに対し、上下動プレート604は、回転担持 10とは別個にシールヘッド上下駆動用サーボ モータ65で駆動される。揺動プレート602も回 担持体10と回転の軸心は共通するが、回転 持体10とは別個にシールヘッド揺動用サーボ モータ66で駆動される。なお、シールヘッド 下動用サーボモータ65とシールヘッド揺動 サーボモータ66の駆動の制御は、糸材3の回 パターン、回転担持体10の回転速度、必要と される圧接時間等に応じて予め算出されたタ イミングで所定の回転速度、回転方向をとる ようにコントローラーで制御する。
このようなシール装置60上下動の制御に り上下動の速度、圧接開始と圧接解除のタ ミングを調整でき、往復揺動の制御により 回転担持体10の回転速度と合わせた回転担持 体の周方向の速度調整ができる。そしてこれ により、シール装置60のシールヘッドと、シ ル対象物となるタグ、糸材あるいは通水濾 性シートとの圧接時間の調整が可能となる で、これらの材料を変更した場合にも最適 シール条件を容易に設定することができる この場合、超音波シールの発振出力や熱シ ルの加熱温度の設定を変えてもよいが、こ らを変えることなく、上下駆動用サーボモ タ65と揺動用サーボモータ66でシール装置60 圧接時間を調整することにより簡便にシー 条件の最適化を図ることが可能となる。
本実施例の抽出バッグ用シート製造機械1 で抽出バッグ用シート5を製造する方法とし は、まず、タグテープ原反2r、糸材原反3r、 ート原反4rをそれぞれ本機械内にセットし タグ供給装置20により、タグテープ原反2rか タグテープ2tを繰り出し、それを切断して グ2とし、タグ2を回転担持体10の周面に所定 隔で担持させる。
次に、回転担持体10の周面から糸掛用の ン11を突出させ、糸掛装置30により、糸材原 3rから糸材3を繰り出し、糸材3を回転担持体 10の周面に図4に示す連続的パターンに糸掛す る。
そして第1のシール装置61により図7(a)に示 すようにタグ2と糸材3を強シールし、シート 給装置50により、回転担持体10上のタグ2と 材3の上に通水濾過性シート4を供給する。糸 掛時に回転担持体10の周面から突出させてい ピン11は、この通水濾過性シート4の供給時 は引き下げ、タグ2又は糸材3と通水濾過性 ート4とのシール時に、通水濾過性シート4に シワがよることを防止する。
その後、第2のシール装置62により図7(b)に 示すように糸材3と通水濾過性シート4とを強 ールし、第3のシール装置63により、図7(c)に 示すように糸材3と通水濾過性シート4とを弱 ールし、第4のシール装置64により図7(d)に示 すようにタグ2と通水濾過性シート4とを弱シ ルする。
こうして、回転担持体10上で図8に示す抽 バッグ用シート5を得ることができる。図中 、s1はタグ2と糸材3の強シール部位、s2は糸材 3と通水濾過性シート4との強シール部位、s3 糸材3と通水濾過性シート4との弱シール部位 、s4はタグ2と通水濾過性シート4との弱シー 部位である。
この抽出バッグ用シート5をロール状に巻 き取り、別個の充填包装機にかけて抽出バッ グの製造に供しても良いが、図2に示したよ に、回転担持体10から抽出バッグ用シート5 連続的に充填包装機70に送り、抽出バッグ6 製造してもよい。その場合、サーボモータ 備えた基準送りローラ71で繰り出される抽出 バッグ用シート5の速度にあわせて充填包装 70を稼動させる。
充填包装機70としては、公知の種々のも を使用することができるが、例えば、図9に すように、抽出バッグ用シート5を案内する フォーマーガイド72を備えた筒体73、抽出バ グの内容物となる茶葉等を筒体73に所定量ず つ送り込むオーガ充填機80、筒体73に巻き付 た抽出バッグ用シート5を下方に走行させる りローラ74、抽出バッグ用シート5の両側縁 をシールして筒状にする縦シール装置75、 状に成形した抽出バッグ用シート5を幅方向 シールする横シール装置76を備えたものを 用することができる。この横シール装置76は 、シールヘッド76aの取付基台(図示せず)を筒 73の長手方向に垂直な平面内で90°ずつ揺動 せ、かつその揺動の度にシールヘッド76aを 出バッグ用シートの幅方向に走行させるこ により、順次、抽出バッグ用シート5の幅方 向の溶着溶断を行う。これにより、例えば、 図8の抽出バッグ用シート5から、図10に示す 出バッグ6のように、上下両端縁の幅方向の ールsx、syがねじれの位置となったピラミッ ド型の抽出バッグであって、その頂部近傍の シール部位s2で、糸材3からなる吊し糸の一端 と通水濾過性シート4とが強シールされ、そ 吊し糸の他端の部位s1で吊し糸とタグ2が強 ールされ、吊し糸とタグ2がそれぞれ部位s3 s4で通水濾過性シート4と弱シールされてい 抽出バッグを得ることができる。
充填包装機70において、横シール装置76と しては、抽出バッグ用シートの幅方向のシー ル時にはシールヘッド76aとその受け76bを下方 に移動させ、抽出バッグ用シート5の走行を めないようにすることが好ましい。この場 、横シール装置76のシールヘッド76aとその受 け76bは、最も下がった位置からは、90°回転 つつ上方の位置に戻るようにする。したが て、横シール装置76は、図9の矢印のように り返し動かすことが好ましい。
なお、縦シール装置75及び横シール装置76 のシール手段は、超音波によってもよく、加 熱によってもよい。
この他、横シール装置76としては、筒体73 の長手方向に垂直な平面内で、シール方向が 90°異なる第1の横シール装置と第2の横シール 装置を設け、これらを交互に使用するように しても良い。
また、縦シール装置75を用いて、抽出バ グ用シート5の両側縁部を溶着溶断すること より不要な縁部(耳部)が生じる場合には、 れを巻き取るスクラップ巻き取り手段77を設 けても良い。
なお、本発明の抽出バッグ用シートの製 機械1で使用する、糸材3、タグテープ2t、通 水濾過性シート4としては、従前のものを使 することができる。例えば、糸材3としては ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑 合成繊維をはじめとして超音波溶着や熱溶 が可能な素材から形成されたものを使用す ことができ、タグテープ2tとしては、紙、 ラスチックシート等から形成されたものを 用することができる。また、通水濾過性シ ト4としては、ポリエステル、ナイロン、ポ エチレン、ポリプロピレン等の合成繊維、 ーヨン等の半合成繊維、コウゾ、ミツマタ の天然繊維の単独又は複合繊維からなる織 、不織布、紙類、多くの孔を開けたフィル 等を使用することができる。
本発明の抽出バッグ用シートの製造機械は
紅茶、緑茶、ハーブ等のティーバッグ、煮
し、鰹節等のだしの抽出バッグを生産ライ
で連続的に製造するために有用である。
