高田 素樹 (〒58 神奈川県横浜市都筑区早渕2-2-1 株式会社資生堂 リサーチセンター(新横浜)内 Kanagawa, 2248558, JP)
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TAKATA, Motoki (C/O SHISEIDO RESEARCH CENTER, 2-1Hayabuchi 2-Chome, Tsuzuki-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 58, 2248558, JP)
| 長尺状の芯材と、この芯材に支持され該芯材から横断面外方に向かって延出しマスカラを担持させて睫毛に塗布する上塗布部と下塗布部とからなる塗布部を備え、且、横断面における下塗布部の長さを上塗布部の長さより短く設定したマスカラ塗布具であって、該上塗布部の芯材の軸の長手方向に沿った断面形状が、芯材の基端部から先端部の長手方向に沿って、一山半の一連の山型形状に形成したことを特徴とするマスカラ塗布具。 |
| 前記芯材は、長手方向における中央部を、上向きに凸状に湾曲させた弓形に形成したことを特徴とする請求項1記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記塗布部は、ブラシ繊維で構成され、該ブラシ繊維が前記芯材を中心として横断面放射状に保持され、該横断面における下塗布部のブラシ繊維の毛丈を上塗布部のブラシ繊維の毛丈より短く設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記上塗布部のブラシ繊維の束は、前記芯材の長手方向を横断する断面形状が、該芯材から外方に向かって広がった略扇形に形成されることを特徴とする請求項3記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記上塗布部のブラシ繊維束のなす略扇形の中心角が、45°以上120°以下であることを特徴とする請求項4記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記下塗布部のブラシ繊維束は、前記芯材の長手方向を横断する断面形状が、該芯材から外方に向かって広がった略扇形に形成されることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記下塗布部のブラシ繊維束のなす略扇形の中心角が、240°以上315°以下であることを特徴とする請求項6記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記上下塗布部は、前記芯材と一体に形成されるフィン状部から構成されるコーム状をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記上塗布部の各フィンは、前記芯材の長手方向を面方向とする略三角形の平板状に形成されることを特徴とする請求項8記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記上塗布部の各フィンどうしの間隔は、0.4mm以上1.0mm以下に設定されることを特徴とする請求項8又は9に記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記下塗布部の各フィンは、前記芯材の軸の長手方向に沿った断面形状が略山形をなし、下フィン状部全体の断面形状としては一連の波形状をなすことを特徴とする請求項8に記載のマスカラ塗布具。 |
| 前記下塗布部の各フィンどうしの間隔は、0.6mm以上1.4mm以下に設定されることを特徴とする請求項8又は9に記載のマスカラ塗布具。 |
本発明は、マスカラ等の睫毛用の化粧料 塗布するためのブラシ状又はコーム状の塗 具に関する。
睫毛用の化粧料を塗布する従来のマスカ 塗布具は、金属製の芯材を二重螺旋状に捻 合わせて長尺状に形成し、該芯材にブラシ 維を捻り込んで、該ブラシ繊維を前記芯材 基端部から先端部にかけて芯材から略放射 に突出させて保持してなる。
また、従来のマスカラ塗布具は、直線状 芯材を中心として、その周囲に円柱状にブ シ繊維束を形成しているが、このような塗 具の場合には、ブラシ繊維束によって構成 れた塗布面上の至る所で、殆ど同等なマス ラの付着量となり、どの部位を当てて塗布 ても使用感はほぼ均一となり、単調な仕上 りしか得られなかった。
このような事情からブラシ繊維束におけ 芯材の長手方向を横断する断面形状を、芯 を中心とする円形とすることのみならず、 心させた円形としたり、或いは、特許文献1 又は特許文献2に開示されているように略扇 に形成したり、ブラシ繊維束の部位によっ マスカラの付着具合に変化が生じるように 成したり、広い塗布面や尖った塗布部を併 することによって、塗布箇所や塗布行程に る塗り分けができるように工夫がなされた
この他、従来のマスカラ塗布具には、特 文献3に開示されているように、瞼の形状に 対応させてブラシ繊維束のなす略円柱体の外 形を、芯材の長手方向の略中央部に谷部を周 回上に形成すると共に、該谷部の基端側と先 端側との両側に山部を周回上に形成して、塗 布し易くなるように工夫した物があった。
また、ブラシ繊維束の外形を湾曲形状に形
するのではなく、単に直線上であった芯材
弓形に形成して、ブラシ繊維を瞼の形状に
ィットさせるように工夫した物もあった。
ところで、近年、マスカラには、どの角 から見てもボリーム感があって、目を大き 見せる全方位に拡張した仕上がりが得られ ものであることが望まれている。このよう 全方位拡張型マスカラを実現するには、基 的には、以下の四つの役割を果たせる物で ることが不可欠である。第一に、塗布具が 毛の根本のカーブにフィットして、睫毛を ち上げることができる物であること。第二 、睫毛の根本にマスカラを付着させてボリ ームを持たせることができる物であること 第三に、睫毛を大きく扇状に塗り広げるこ ができる物であること。そして、第四に、 尻や目頭、下睫毛等の細部も的確に塗り広 ることができる物であることである。
ところが、特許文献1や2に記載の単に扇 状の横断面に形成されたブラシ繊維束を有 る従来の塗布具では、扇形状の外周部で睫 の広域な部位を塗布できるものの、睫毛の 本のカーブに沿って塗布具をフィットさせ ことができず、睫毛全体を持ち上げたり、 毛の根本にしっかりとした量のマスカラを 着させることができない。また、特許文献3 記載の従来のブラシ繊維束形状の場合には 瞼の形状や睫毛の根本のカーブラインに沿 て湾曲したブラシ繊維束の広い外周面によ て、個々の睫毛の長手方向の中央部から先 にかけてマスカラを塗布できるものの、睫 の根本にマスカラを付着させたり、睫毛を 本から持ち上げたりすることができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされた のであり、塗布具が睫毛根本のカーブにフ ットして睫毛を持ち上げることができ、且 睫毛の根本にマスカラを付着させてボリュ ムを持たせることができ、且、睫毛を大き 扇状に塗り広げることができ、且、目尻や 頭、下睫毛等の細部も的確に塗り広げるこ ができて、全方位拡張型マスカラの塗布仕 がり感を得ることが可能なマスカラ塗布具 提供せんとするものである。
上記課題を解決するために本発明の採っ 手段は、長尺状の芯材と、この芯材に支持 れ該芯材から横断面外方に向かって延出し スカラを担持させて睫毛に塗布する上塗布 と下塗布部とからなる塗布部を備え、且、 断面における下塗布部の長さを上塗布部の さより短く設定したマスカラ塗布具であっ 、該上塗布部の芯材の軸の長手方向に沿っ 断面形状が、芯材の基端部から先端部の長 方向に沿って、一山半の一連の山型形状に 成したことを特徴とする。
前記芯材は、長手方向における中央部を 上向きに凸状に湾曲させた弓形に形成した とを特徴とする。
前記塗布部は、ブラシ繊維で構成され、 ブラシ繊維が前記芯材を中心として横断面 射状に保持され、該横断面における下塗布 のブラシ繊維の毛丈を上塗布部のブラシ繊 の毛丈より短く設定したことを特徴とする
前記下塗布部のブラシ繊維束は、前記芯 の長手方向を横断する断面形状が、該芯材 ら外方に向かって広がった略扇形に形成さ ることを特徴とする。
前記上塗布部のブラシ繊維束のなす略扇 の中心角が、45°以上120°以下であることを 徴とする。
下塗布部のブラシ繊維束は、前記芯材の 手方向を横断する断面形状が、該芯材から 方に向かって広がった略扇形に形成される とを特徴とする。
前記下塗布部のブラシ繊維束のなす略扇 の中心角が、240°以上315°以下であることを 特徴とする。
前記上下塗布部は、前記芯材と一体に形 されるのフィン状部から構成されるコーム をなすことを特徴とする。
前記上塗布部の各フィンは、前記芯材の 手方向を面方向とする略三角形の平板状に 成されることを特徴とする。
前記上塗布部の各フィンどうしの間隔は 0.4mm以上1.0mm以下に設定されることを特徴と する 。
前記下塗布部の各フィンは、前記芯材の の長手方向に沿った断面形状が略山形をな 、下フィン状部全体の断面形状としては一 の波形状をなすことを特徴とする。
前記下塗布部の各フィンどうしの間隔は 0.6mm以上1.4mm以下に設定されることを特徴と する。
本発明のマスカラ塗布具は、芯材を弓形 湾曲させると共に、湾曲した芯材の外側部 の上塗布部のブラシ毛又はフィンの長さを 塗布部のブラシ毛又はフィンの長さより長 に設定したことにより、睫毛の根本に塗着 たマスカラを、睫毛の全体にわたって捌き がら塗り広げることができる。
特に、上塗布部及び下塗布部を、コシの る繊維でブラシ状に構成すると共に、上塗 部のブラシ繊維束の横断面形状を扇形とし ことにより、容易に、睫毛を全体的に全方 に捌き塗り広げることができる。又、上塗 部を、略三角形の平面板状をなす複数のフ ンを0.4mm~1.0mm程度の間隔で互いに平行に設 てコーム状に構成した場合には、睫毛に塗 したマスカラによって互いにくっついてし った睫毛どうしを梳くようにして容易にセ レートさせ、美麗な仕上がり感を得ること できる。
又、下塗布部のブラシ毛又はフィンの長 を上塗布部のブラシ毛又はフィンの長さよ 短めに設定したことにより、睫毛の根本に 接マスカラを塗布できる。特に、下塗布部 芯材の軸の長手方向に沿った断面形状が一 の波形状になるように形成した場合は、波 状の下塗布部にマスカラを均一に保持させ ことができ、睫毛の根元にマスカラを均一 塗着させることができる。従って、睫毛根 から睫毛先端にかけてマスカラを塗り広げ 際には、マスカラがダマにならず、且、睫 どうしがくっついて束になることを抑制す ことができる。
更に、上塗布部の芯材の軸の長手方向に った断面形状が、芯材の基端部から先端部 長手方向に沿って、一山半の一連の山型形 にしてあるので、一山部の上塗布部で睫毛 流れに沿って上向きにマスカラを塗り広げ 半山部で目尻や目頭等の睫毛の両サイド部 を丁寧に塗布することができ、睫毛の根本 ら先端にかけて全方位にマスカラを塗り広 易く、且、目頭や目元、目尻、下睫毛等の 部を的確に仕上げることができる。
つまり、本発明のマスカラ塗布具によれ 、一つのマスカラ塗布具でありながら、下 布部を用いることによって、目頭から目尻 わたって睫毛の根本にマスカラを適度に分 的に塗着することができ、睫毛根本に塗着 れたマスカラを、上塗布部の一山部を用い ことによって、睫毛の根元から先端まで全 位に満遍なく捌きつつ、睫毛どうしをセパ ートしながら塗り広げることができ、且、 塗布部の半山部を用いることによって、目 や目元、目尻、下睫毛等の細部を的確に仕 げることができ、従来にないボリューム感 ロングラッシュ感、美麗な仕上がり感を得 ことができる。特に、上塗布部及び下塗布 をコーム状に設定する場合には、芯材と塗 部とを一体に成形することができ、生産上 おいて低コスト化を図ることができる。
本発明の実施の形態を以下に詳細に説明 る。本実施形態のマスカラ塗布具は、一つ マスカラ塗布具にして、目頭から目尻にわ って睫毛の根本にマスカラを適度に分散塗 し、睫毛の根元から先端まで全方位に満遍 く捌きながら塗り広げ、目頭や目元、目尻 下睫毛等の細部の仕上げるという一連の操 によって、睫毛にボリューム感やロングラ シュ感を付与するためのものである。
マスカラ塗布具は、長尺状の芯材と、こ 芯材に保持され該芯材から横断面外方に向 って延出しマスカラを担持させて睫毛に塗 する塗布部とを備える。塗布部は、上塗布 と下塗布部からなり、下塗布部のブラシ毛 はフィンの長さは上塗布部のブラシ毛又は ィンより短く設定されている。上塗布部の 材の軸の長手方向に沿った断面形状が、芯 の基端部から先端部に向かって、一山半の 連の山型形状に形成される。芯材は、長手 向における中央部を、上向きに凸状に湾曲 せた弓形に形成される。
塗布部は、ブラシ繊維で構成することが きる。塗布部をブラシ繊維で構成する場合 は、ブラシ繊維を、芯材を中心として横断 略放射状に保持し、該横断面における下塗 部のブラシ繊維の毛丈を短く、上塗布部の ラシ繊維の毛丈を長く設定する。この際、 塗布部のブラシ繊維束は、芯材の長手方向 横断する断面形状を、該芯材から外方に向 って広がった略扇形に形成することが好ま く、具体的にはこの略扇形の中心角を45°以 上120°以下に設定する。下塗布部のブラシ繊 束は、芯材の長手方向を横断する断面形状 、芯材から外方に向かって広がった略扇形 形成することが好ましく、具体的にはこの 扇形の中心角を240°以上315°以下に設定する 。
又、塗布部は、芯材と一体に形成される 数のフィンからなるコーム状に構成するこ もできる。上塗布部の各フィンは、芯材の 手方向を面方向とする略三角形の平板状に 成し、各フィンどうしの間隔を0.4mm以上1.0mm 以下に設定することが好ましい。又、下塗布 部の各フィンは、芯材の軸の長手方向に沿っ た縦断面における断面形状を、略山形に形成 し、下フィン状部全体の縦断面形状としては 一連の波形状に形成し、下塗布部の各フィン どうしの間隔を0.6mm以上1.4mm以下に設定する とが好ましい。
本発明の一実施例を、以下に図面を参照 ながら詳細に説明する。本実施例のマスカ 塗布具(1)は、金属製の芯材(2)と、この芯材( 2)によって保持されるブラシ繊維(3)とを有し 前記芯材(2)が樹脂製の円筒状の軸棒(4)の先 に保持されて構成される。
芯材(2)は、直線状の針金を二つ折りにし 、それらの平行な二線の針金を互いに捻り わせて二重螺旋状に形成したものであり、 り曲げ部を先端とし、二線の端部を基端部 とする。尚、芯材(2)の外径は、1.5mm程度に 定することが好ましい。芯材(2)の基端部(2a) の端部付近は、樹脂製の円筒状の軸棒(4)の 端に差し込まれ、芯材(2)の該軸棒(4)におけ 先端部位を芯材(2)の基端部(2a)として保持さ れる。図2に示すように芯材(2)の基端部(2a)か 先端部までの長さL1は、好ましくは、25±1mm 度とし、軸棒(4)中に埋設する部分の長さL2 10±1.5mmに設定する。
芯材(2)の基端部(2a)から先端部にかけては 、多数のブラシ繊維(3)をほぼ均等に、該芯材 (2)の長手方向に対して垂直に並べておきなが ら、該芯材(2)をなす二線の針金を互いに捻り 合わせて二重螺旋状に形成し、ブラシ繊維(3) を挟持して芯材(2)を中心とした放射状に保持 する。尚、芯材(2)の基端部(2a)から先端部(2b) かけてのブラシ繊維(3)の保持されている領 の長さL3は、好ましくは、24.25mmとし、ブラ 繊維(3)の保持されていない芯材(2)の先端部( 2b)領域の長さL4を0.75mm以下に設定する。
芯材(2)は、その長手方向における略中央 を、該芯材(2)の長手方向に対し上向きに凸 に湾曲させ、全体として弓形乃至円弧状に 曲させる。好ましくは、この円弧状の中心 αを約20°程度に設定する。
ブラシ繊維(3)は、芯材(2)の横断面におい 該芯材(2)から放射状に突出するように保持 れ、且、ブラシ繊維(3)の上塗布部(5)は毛丈 長く設定し、ブラシ繊維(3)の下塗布部(6)は 丈を短めに設定する。芯材(2)の長手方向に いては、図1及び図2(a)(c)に示すように、上 布部(5)をなすブラシ繊維(3)束は、該芯材(2) 基端部(2a)から先端部(2b)にかけて一山部(7)と 半山部(8)とが一連となった一山半の山型形状 に形成される。基端部(2a)から谷部(9)までの さ、即ち、一山部(7)の幅L5は、好ましくは16. 25mmに設定する。また、谷部(9)から先端部(2b) での幅L6、即ち、半山部(8)の幅L6は、短過ぎ ると半山部(8)を用いてマスカラを十分に睫毛 に塗り広げることが困難となり、逆に長過ぎ ると半山部(8)が大きくなり過ぎて操作性が悪 くなるので、好ましくは4mm以上12mm以下、よ 好ましくは6mm以上10mm以下、最適値としては8 mmに設定する。
又、芯材(2)の長手方向の山部(7)及び半山 (8)におけるブラシ繊維(3)束がなす横断面形 は、図2(b)に示すように、上塗布部(5)が比較 的半径Rが大きく中心角βが小さい扇形とし、 下塗布部(6)は比較的半径rが小さく中心角が きい扇形とする。好ましくは、一山部(7)に ける頂部の上塗布部(5)の半径を4mmとし、こ 直下部に相当する下塗布部(6)の半径を1.75mm 上3mm以下とすると共に、半山部(8)における 部の上塗布部(5)の半径を3.5mmとし、この直下 部に相当する下塗布部(6)の半径を1.75mm以上3mm 以下とする。好ましくは、下塗布部(6)の半径 rは、芯材(2)の長手方向において一定とする また、この下塗布部(6)の半径rが大き過ぎる 睫毛の根本に直接塗布し難くなり、睫毛に するマスカラの付着量が少なくなってしま ので、好ましくは1.75mmに設定する。
また、一山部(7)及び半山部(8)の上塗布部( 5)の扇形の中心角βは、小さ過ぎると一山部(7 )及び半山部(8)のボリュームがなくなり、逆 該中心角βが大き過ぎると操作性が悪化し美 麗な仕上がりを得難くなるので、好ましくは 45°以上120°以下に、より好ましくは82.5°±7.5 に設定する。
以上のように構成した本実施例のマスカ 塗布具(1)の使用方法は、先ず予めビューラ しっかりと睫毛をカールさせておくことが ましい。こうしておいて、マスカラ塗布具( 1)にマスカラを絡ませ、下塗布部(6)側が睫毛 接するように把持し、睫毛の根本にマスカ を付着させる。次いで、ブラシ繊維(3)束の 山部(7)を睫毛に当て、睫毛の流れに沿って 向きに塗り広げる。最後に、ブラシ繊維(3) の先端の半山部(8)を使い、目尻、目頭等の 毛の両サイド部分を丁寧に塗布する。こう て上睫毛(10)の塗布を完成させる。
本実施例のマスカラ塗布具(1)においては 下睫毛(11)も同様に塗布することができる。 先ず下睫毛(11)の根本にマスカラを付着させ 。次いで、マスカラ塗布具(1)を立てて上下 右に半山部(8)の先端を動かし、下睫毛(11)に スカラを塗布する。最後に、図3に示すよう に、半山部(8)の先端を用いて、目尻や目頭等 の下睫毛(11)の両サイド部分を丁寧に塗布す 。以上のようにしてマスカラ化粧が完成に り、ボリューム感やロングラッシュ感、美 な仕上がり感を得ることができる。
本発明の別の実施例を、以下に図面を参 しながら詳細に説明する。本実施例のマス ラ塗布具(101)は、図4に示すように、樹脂製 芯材(102)と、この芯材(102)から上下に延出し た複数のフィンからなる上フィン状部(103a)及 び下フィン状部(103b)を有する。
芯材(102)は、従来公知の合成樹脂、例え ポリプロピレンを用いて、弓形に湾曲した 線部(102b)を有する形状にしたものであり、 線部(102b)を先端側とし、直線部(102a)を基端 側として基端部側を軸棒などのような把手( 示省略)に装着するように構成される。芯材 (102)の曲線部(102b)の先端には、曲線部(102b)の 方向先端向きに略半卵形に突出した先端部( 102c)が形成される。尚、芯材(102)の外径は、2. 5mm程度に設定することが好ましい。芯材(102) 曲線部(102b)の長さL7は、好ましくは、25±1mm 度とし、直線部の長さ(図示省略)を35±1.5mm 設定する。
芯材(102)の曲線部(102b)は、その長手方向 おける略中央部を、該曲線部(102b)の長手方 に対し上向きに凸状に湾曲させ、全体とし 緩やかな弓形乃至円弧状に湾曲させる。好 しくは、この弓形乃至円弧状の中心角γを約 30°程度に設定する。
芯材(102)の曲線部(102b)における上塗布部(1 05)には、芯材(102)と一体に、複数の平板状の ィンが、ほぼ等間隔で曲線部(102b)の長手方 に対して垂直上方に向けて並べて立設され ーム状に構成される。上塗布部(105)のフィ は、曲線部(102b)の長手方向を面方向とし、 方に頂部を有する略三角形の平板状に形成 れる。上塗布部(105)の各フィンどうしの間隔 は、0.4mm以上1.0mm以下に設定される。上塗布 (105)の各フィンは、これら各フィンの先端間 を繋ぐ仮想曲線Cが、曲線部(102b)の基端部側 端部から曲線部(102b)の先端にかけて一山部(1 07)と半山部(108)とが連なり、一連の一山半状 山型形状となるように、背丈の高い物と低 物とが適宜順序で配列される。尚、本実施 における上フィン状部(103a)のフィンの高さh は、最も低いもの(図5b)で0.3~1.0mm、最も高い の(図5c)で2~3mmである。
芯材(102)の曲線部(102b)における下塗布部(1 06)には、芯材(102)と一体に複数のフィンが、 ぼ等間隔にして曲線部(102b)の長手方向に対 て垂直下方に向けて並べて垂設されコーム に構成される。下塗布部(106)の各フィンは 曲線部(102b)の軸の長手方向に沿った縦断面 おける断面形状が、下方に頂部を有する略 形に形成される。下塗布部(106)の各フィンど うしの間隔は、0.6mm以上1.4mm以下に設定され 。下塗布部(106)の各フィンの背丈は、ほぼ均 等で1.0mm程度に設定されるが、曲線部(102b)の 端部側の端部付近と曲線部(102b)の先端付近 は、谷部が浅く丸みを帯び、相対的に背丈 低く設定される。こうして、下フィン状部( 103b)は、曲線部(102b)の軸の長手方向に沿った フィン状部(103b)全体の縦断面形状として、 連の波形状をなすように構成される。つま 、芯材(102)の曲線部(102b)の底面図における 塗布部(106)の下フィン状部(103b)の形状は、図 6に示すように、上下に達する中心線を有す ような略ラグビーボール形となる。又、下 布部(106)における下フィン状部(103b)は、その 最上部付近が最大幅となり、その最大幅の大 きさが、芯材(102)の曲線部(102b)の直径とほぼ 等に設定される。
以上のように構成した本実施例のマスカ 塗布具(101)の使用方法は、実施例1のマスカ 塗布具(1)とほぼ同様であるが、本実施例の スカラ塗布具(101)では、塗布部(103)が適当な 間隔で形成された複数のフィンからなるコー ム状に構成されているので、コーム状の塗布 部(103)によってマスカラが塗布された睫毛を かすことで、互いにくっついて束状になっ しまった睫毛同士を、セパレートすること 可能となり、より細やかで本物の睫毛に近 仕上がり感を得ることができる。
1 マスカラ塗布具
2 芯材
2a 基端部
2b 先端部
3 ブラシ繊維
4 軸棒
5 上塗布部
6 下塗布部
7 一山部
8 半山部
9 谷部
10 上睫毛
11 下睫毛
101 マスカラ塗布具
102 芯材
102a 直線部
102b 曲線部
102c 先端部
103 塗布部
103a 上フィン状部
103b 下フィン状部
105 上塗布部
106 下塗布部
107 一山部
108 半山部
Next Patent: STEPPING MOTOR AND INSTRUMENT DEVICE USING THE SAME
