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Patent Searching and Data


Title:
MASK CAPABLE OF COVERING EARS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2010/047290
Kind Code:
A1
Abstract:
The heat-retaining and humidity-retaining effects of conventional masks are limited to the periphery of the nose and mouth, and therefore, the ears are usually cold and numb. This mask is provided with a three-dimensional space having size, roundness, deepness, etc. suitable for wrapping the lower half of the facial surface and the ears, thereby guiding exhaled air to the ears.  Cord-like ear hook parts to be hooked on the ears are mounted to a mask body.

Inventors:
HASHLMOTO KAZUKO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/067970
Publication Date:
April 29, 2010
Filing Date:
October 13, 2009
Export Citation:
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Assignee:
HASHLMOTO KAZUKO (JP)
International Classes:
A62B18/02
Foreign References:
JPH06308Z
JP3111301U2005-07-14
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Claims:
鼻および口から出される吐息を耳に導くための空間がマスク本体内部に形成されるマスク。
マスク本体に、耳に引っ掛けるためのひも状の耳かけ部を装着させたことを特徴とする請求項1記載のマスク。
Description:
耳までカバーするマスク

 この発明は鼻・口に加え耳も保温・保湿 るマスクに関する。

 従来のマスクは、保温・保湿効果は鼻と 周辺に限られている。

実開昭58−120755号公報

特開2004−223205号公報

特開2005−192976号公報

特開平1−204681号公報

実用新案登録第3076219号公報

 従来のマスクの保温・保湿効果は鼻と口周 に限られ、耳は冷たくなることがある。そ でマスクを身につけるだけで鼻や口から出 暖かい空気が耳周辺まで及び耳まで保温・ 湿することを課題とする。
 特許文献1のマスクは、マスク本体から耳ま での間に隙間があるため、鼻や口から吐いた 息が耳周辺まで及ばず、息で耳が暖められる ことはない。
 特許文献2のマスクは、耳の部分が耳を覆う 袋になっているので、鼻や口から出た息が耳 周辺まで及びにくい構造になっている。
 特許文献3のマスクは、項番0008にあるよう 、顔面を密閉して覆う構造になっているた 、主に衣服に吐息を送る構造になっている また、服の中まで送風口が伸びているため 易さに欠ける。また、装着すると顔を容易 動かせなくなると思われる。
 特許文献4のマスクは、鼻と口部分に空気を 通すための開口手段が付いているため、鼻や 口から出た空気が耳に及ぶことはないため、 耳が暖まることはない。
 特許文献5は、普通のマスクではなく、自分 の音声を耳に届けるためのもので、鼻からの 息は耳に送られる構造になっていない。通常 、健康な状態の人は鼻呼吸であり、従って、 この文献のものは吐息を耳に送り込む効果は ない。

 以上の課題を解決するために、第一発明は マスク本体を両耳まで届くよう大きくし、 みや奥行きなどの立体的な空間を持たせる マスク本体に顔面に沿うような深さと奥行 などの立体的空間を持たせることで、鼻や から出た暖かい空気が耳周辺まで及び耳周 が暖められる。
 また第二発明は、マスク本体に耳に引っ掛 るためのひも状の耳かけ部を装着すること 特徴とする。従来のマスク同様、身につけ ときは耳に引っ掛けるだけなので、着脱が 易である。

 請求項第一および請求項第二により、鼻 口だけでなく耳周辺にも保温・保湿効果が る。さらに従来なかった吐息による耳を暖 るという効果もある。それに加え、従来の スク同様、身につけるときは耳に引っ掛け だけなので、着脱も容易である。

裏面図 本発明のマスクを裏側から見 図を示す 斜図  本発明のマスクを斜めから見た 図を示す 裏面図 本発明のマスクを裏側から見 図を示す 斜図  本発明のマスクを斜めから見た 図を示す 正面図 本発明のマスクを装着したと の正面図を示す 側面図 本発明のマスクを装着した時 側面図を示す

 マスク本体部分の内側の側面に耳に引っ掛 て使うためのひも状の耳かけ部を装着させ 。装着部分より左右にはみ出した部分で、 周辺をカバーする。
 鼻・口・耳周辺全体を覆うことができる適 な大きさと丸みや深みを帯びており、顔面 半分をほぼ包み込む。
 鼻・口だけでなく、マスクで耳までカバー ることによって保温・保湿効果、ひいては 寒効果に優れる。また従来のマスク同様、 にかけるだけなので着脱が容易にできる。
 鼻・口から吐いた暖かい息がマスクの中で 度こもり、耳周辺に及ぶことによって耳が められる効果がある。従って冬の寒い日、 転車に乗る時などに使用すると耳が冷たく らず、暖かく保てる。

 マスク本体のひも状の耳かけ部にアジャス ーをつけることにより、長さ調節を可能に きる。芯を入れるなどしてマスク本体を強 すると、保温・保湿効果、防寒効果がさら 強められる。
 厚手の布で作成し、鼻・口から吐いた温か 息がマスクの中で一度こもり、耳周辺に及 ことによって耳や顔面の下半分全体が暖め れるように、マスク本体に丸みや深み、奥 きを持たせ、マスクの端部が顔面に沿うよ に作成することで防寒専用マスクとなる。
 マスク上部に数か所、下部に一か所から数 所、タックを作ることで奥行を持たせる。 た、マスク本体の縁をテープで縁かがりす と縁の部分から空気の漏れを少なくできる
 マスク本体の下から数センチのところを端 ら端まで横にミシンがけし、補強すること よって、耳部分が外側にめくれないように ることができる。
 使用時は衛生面を考え、内側にガーゼをは む。時々ガーゼを交換することで衛生的に 用できる。
 マスク本体を不織布のプレス方式で立体的 作成し、鼻の上方へ空気が抜けないよう鼻 分を密閉するように作り、耳の方へより空 が抜けるようにすると、眼鏡をしている人 眼鏡が曇らない一方、耳は暖められる。
 マスク本体を不織布で密閉性を高く作るこ により花粉やウイルスの侵入を防ぐ効果が い。ウィルスや花粉が耳の穴から侵入した 耳周辺の皮膚に付着するのを防ぐため、ま 従来のマスクより広く顔面を覆うため、従 のマスクより防ウィルス、防花粉効果があ 。
 マスク本体をプリーツ式にし、内側にポケ トを作り、隙間に濡れた素材を入れて使う とで、鼻や喉を保湿し、鼻や喉にやさしい スクにすることができる。
 UV加工した黒または白のレース地で作った スクを装着すると、お化粧をしなくても簡 に顔面の下半分をUVカットできるので、朝の ごみ出しなどのちょっとした外出をする時に 手軽に使えて便利である。
 実用的であると同時に、ファッション性の るものだとさらにおしゃれに着用できる。
 ガーゼなどの薄い布で耳周辺に薬効成分を ると、耳の疾患、内耳炎、中耳炎、外耳炎 どを患った人が耳を保護する目的で使うマ クにすることができる。耳の疾患がある人 このマスクをつけると医療効果があると同 に耳を覆っているという安心感を持つこと できる。
 ガーゼまたは不織布で縁を三つ折りにして 強したものを作り、食品加工時に使用する 、耳または耳周辺から皮膚の汚れが食品に ちるのを防ぐという従来のマスクにはない 果がある。
 厚手の布で縁を三つ折りにして補強したマ クは、厳冬期の農作業時、野菜や果物を収 する際、顔面下半分と耳を温かく保つこと できる。また農薬散布時は従来のマスクよ 顔面を広く覆うため、農薬が顔面に付着す のを従来のマスクより防ぐ効果がある。
 厚手の防水加工布で縁を三つ折りにしてし かり補強したものを作り、ウィンタースポ ツなどをする時に使用すると、とても防寒 果がある。衛生面を考え内側にガーゼを当 て使用する。
 抗菌加工のガーゼまたは不織布で縁を三つ りにして補強したものを作り、医療の現場 医師や看護師が使用するマスクにできる。

 1マスク本体
 2伸縮性のあるもの
 3マスク本体に設けられたタック
 4マスク本体の端の三つ折り部分
 5布を補強するためのミシン縫い目