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Patent Searching and Data


Title:
MASK
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/139176
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is an effective technology which establishes high levels of both mask ventilation and mask collection characteristics for a mask fitted on the face of the wearer. A mask (1) is comprised of a mask body (10) which covers at least the mouth and the nose of the wearer, and a pair of ear fasteners (20) which extend out of both sides of the mask body (10) and catch onto the ears of the wearer. The mask body (10) includes a first fiber sheet and a second fiber sheet which are electret nonwoven sheets composed of a polypropylene fiber. The first fiber sheet is formed as a nonwoven sheet having an average fiber diameter of 0.5 to 3 mm and an areal weight of 1.5 to 5 g/m2. The second fiber sheet is formed as a nonwoven sheet with both an average fiber diameter and an areal weight greater than those of the first fiber sheet.

Inventors:
ISHIGAMI MAKOTO (JP)
TAKEUCHI NAOHITO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/002129
Publication Date:
November 19, 2009
Filing Date:
May 14, 2009
Export Citation:
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Assignee:
UNI CHARM CORP (JP)
ISHIGAMI MAKOTO (JP)
TAKEUCHI NAOHITO (JP)
International Classes:
A62B18/02; B03C3/28
Foreign References:
JPH0420363U1992-02-20
JPH09149944A1997-06-10
JPH07241349A1995-09-19
JPS61272063A1986-12-02
JP2008086626A2008-04-17
JP2007037737A2007-02-15
Other References:
See also references of EP 2286878A4
Attorney, Agent or Firm:
IWATA, Tetsuyuki et al. (JP)
Tetsuyuki Iwata (JP)
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Claims:
 着用者の少なくとも口及び鼻を覆うマスク本体部と、
 前記マスク本体部の両側から延出して着用者の耳に引っ掛けられる一対の耳掛け部と、
を備えるマスクであって、
 前記マスク本体部は、ポリオレフィン系繊維からなる不織布シートがエレクトレット化された第1の繊維シート及び第2の繊維シートを含むとともに、マスク着用時に前記第2の繊維シートの着用者側に前記第1の繊維シートが配設されるような積層状とされ、
 前記第1の繊維シートは、平均繊維径が0.5~3μm、目付が1.5~5g/m 2 の不織布シートとして構成され、前記第2の繊維シートは、平均繊維径及び目付がいずれも前記第1の繊維シートを上回る不織布シートとして構成されることを特徴とするマスク。
 請求項1に記載のマスクであって、
 前記第2の繊維シートは、平均繊維径が15~30μm、目付が18~50g/m 2 の不織布シートとして構成されることを特徴とするマスク。
 請求項1または2に記載のマスクであって、
 前記マスク本体部は、前記第1の繊維シートを挟んで前記第2の繊維シートと反対側に積層状に配設される第3の繊維シートを備え、前記第3の繊維シートは、平均繊維径が10~50μm、目付が20~40g/m 2 とされた不織布シートして構成されることを特徴とするマスク。
Description:
マスク

 本発明は、着用者の顔に装着されるマス の構築技術に関するものである。

 特開2007-37737号公報には、着用者の口及び 鼻を覆うマスク、とりわけ立体マスクが開示 されている。この立体マスクでは、着用者の 息苦しさを解消しつつ風邪などのウイルス対 策としての所望のバリア性能を得るために、 マスク通気性及びマスク捕集性に着目し、エ レクトレット化されたエレクトレット繊維シ ートを用いていることによってこれらマスク 通気性及びマスク捕集性を向上させようとし ているが、エレクトレット繊維シートを用い たこの種の立体マスクの設計に際しては、相 反するマスク通気性及びマスク捕集性を互い に高いレベルで両立させるために更なる改良 の余地がある。

 そこで、本発明は、かかる点に鑑みてな れたものであり、着用者の顔に装着される スクにおいて、マスク通気性及びマスク捕 性を高いレベルで両立するのに有効な技術 提供することを課題とする。

 上記課題を達成するため、各請求項に記 の発明が構成される。

 本発明に係るマスクは、着用者の顔に装 されるマスクであって、マスク本体部、一 の耳掛け部、及び被着部材を少なくとも備 る。マスクは、一回使用ないし数回使用を 安とした使い捨てタイプのものであっても いし、或いは洗濯などを行ったうえで繰り し使用することが可能なタイプのものであ てもよい。

 マスク本体部は、着用者の少なくとも口 び鼻を覆う部位とされ、一対の耳掛け部は マスク本体部の両側から延出して、着用者 耳に引っ掛けられる部位とされる。この場 、耳掛け部は、耳に過度な負荷を与えない うな伸縮性を有する素材を用いて構成され のが好ましく、またマスク本体部は、肌触 が良く着用感の良い感触のものであり、且 顔に被着されたときの形状が保持され易い 耳掛け部よりも低伸縮性の素材を用いて構 されるのが好ましい。なお、このマスク本 部は、平面形状のものであってもよいし、 いは立体形状のものであってもよい。立体 状の場合には、少なくともマスク着用時に スク本体部が立体状とされればよく、マス 着用時のみならずマスク着用前においても 様に立体状とされてもよいし、或いはマス 着用時に立体状とされるマスク本体部が、 スク着用前においては所定の態様で折り畳 れて平面状とされてもよい。このマスク本 部を形成するシート片は、典型的には機械 、化学的、熱的などの処理によって繊維を 着したり絡み合わせたりして作られるシー 状の構成物であり、典型的には熱溶融性繊 (熱可塑性繊維)を一部に含み融着(溶着)が可 能な不織布によって構成される。

 このマスク本体部は、特にポリオレフィ 系繊維からなる不織布シートがエレクトレ ト化された第1の繊維シート及び第2の繊維 ートを含むとともに、マスク着用時に第2の 維シートの着用者側に第1の繊維シートが配 設されるような積層状とされる。本構成に関 しては、マスク本体部の全部または一部が、 第1の繊維シート及び第2の繊維シートによる 層構造とされる態様や、第1の繊維シート及 び第2の繊維シートに加えて更なる繊維シー が積層状に配設された三層以上の多層構造 される態様などが広く包含される。ここで う「ポリオレフィン系繊維からなる不織布 ート」とは、ポリオレフィン系繊維のみか なる不織布シートのみならず、ポリオレフ ン系繊維に更に別の繊維が混合された不織 シートをも広く包含する主旨である。ポリ レフィン系繊維として、典型的にはポリプ ピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリ1-ブテ ン繊維等が挙げられる。また、ここでいう「 エレクトレット化」とは、既知のエレクトレ ット処理を用いることにより、ポリオレフィ ン系繊維表面に所定量の正電荷或いは負電荷 を与えて分極させた誘電状態として規定され る。すなわち、ポリオレフィン系繊維を含む 不織布シートに対し所望のエレクトレット化 が可能となる。

 特にこのマスク本体部では、第1の繊維シー トは、平均繊維径が0.5~3μm、目付が1.5~5g/m 2 の不織布シートとして構成され、第2の繊維 ートは、その平均繊維径及び目付がいずれ 第1の繊維シートを上回る不織布シートとし 構成される。とりわけエレクトレット化さ る第1の繊維シートの平均繊維径及び目付を 抑えることでマスク捕集性を高めることがで きる一方、エレクトレット化される第2の繊 シートの平均繊維径及び目付を相対的に上 ることでマスク通気性が確保される。従っ このような構成によれば、マスク通気性及 マスク捕集性を高いレベルで両立すること 可能とされる。

 また、上記構成のマスク本体部において、 2の繊維シートは、平均繊維径が15~30μm、目 が18~50g/m 2 の不織布シートとして構成されるのが好まし い。このような構成によれば、更にエレクト レット化される第2の繊維シートの平均繊維 及び目付を適正に選択することによって、 スク通気性及びマスク捕集性に関し更なる 能向上を図ることが可能とされる。

 また、上記構成のマスク本体部は、第1の繊 維シートを挟んで第2の繊維シートと反対側 積層状に配設される第3の繊維シートを備え またこの第3の繊維シートは、平均繊維径が 10~50μm、目付が20~40g/m 2 とされた不織布シートして構成されるのが好 ましい。着用者の顔面(肌)に直に触れるこの うな構成の第3の繊維シートは、肌触りの良 い不織布シートとして好適とされる。なお、 この第3の繊維シートは、第1及び第2の繊維シ ートと同様に、ポリオレフィン系繊維からな る不織布シートがエレクトレット化された繊 維シートとして構成されてもよいし、或いは エレクトレット化されていない繊維シートと して構成されてもよい。

 以上のように、本発明によれば、着用者 顔に装着されるマスクにおいて、特にマス 本体部の全部または一部を構成する積層状 第1の繊維シート及び第2の繊維シートの構 に関し、これら第1の繊維シート及び第2の繊 維シートの両方をエレクトレット化されたポ リオレフィン系繊維からなる不織布シートに よって構成するとともに、各繊維シートの平 均繊維径及び目付を適正に選択することによ って、マスク通気性及びマスク捕集性を高い レベルで両立させることが可能となった。

 以下、本発明における「マスク」の一実 の形態であるマスク1の構成及び作用につき 、図1~4を参照しつつ詳細に説明する。

 本実施の形態のマスク1の全体構成に関し ては、図1が参照される。図1に示すマスク1は 、1回ないし数回の使用を想定した使い捨て スクとして構成され、風邪などのウイルス 策としてのバリア機能を有するマスクとし 好適に用いられる。その他、必要に応じて 、花粉対策等のマスクとして採用すること できる。このマスク1は、マスク本体部10及 耳掛け部20に大別される。

(マスク本体部10の構成)
 マスク本体部10は、マスク1の各部位のうち 用者の口及び鼻を覆う部位として構成され 。このマスク本体部10の全部または一部が 本発明における「マスク本体部」に相当す 。このマスク本体部10は、着用者の右顔面を 覆う右側シート片10aと左顔面を覆う左側シー ト片10bが熱溶着によって互いに連接状に接合 されて、着用者側の着用面が凹み形状とされ た立体形状(立体構造)になっている。また、 れら右側シート片10a及び左側シート片10bの 合部分には、上下方向に長手状に延在する 合縁10cが形成されており、マスク本体部10 この接合縁10cを境界として左右に二分され 。

 このマスク本体部10は、マスク着用の際 、右側シート片10aと左側シート片10bが互い 離間した拡開状態に設定されて立体状に設 される一方、マスク収納時ないしマスク未 用時においては、右側シート片10aと左側シ ト片10bが互いに当接した折り畳み状態(平面 )に設定される。なお、このマスク本体部10 、少なくともマスク着用時に立体状とされ ばよく、マスク着用時のみならずマスク着 前においても同様に立体状とされてもよい また、このマスク本体部10は、肌触りが良 着用感の良い感触のものであり、且つ顔に 着されたときに立体構造が保持され易くな ように耳掛け部3よりも低伸縮性とされるの 好ましい。

 上記マスク本体部10、すなわち右側シー 片10a及び左側シート片10bの断面構造に関し は、図2が参照される。図2に示すように、マ スク本体部10は、第1の繊維シート13、マスク 用時にマスク外表面11を形成する第2の繊維 ート14、マスク着用時に着用者に向かうマ ク内表面(着用面)12を形成する第3の繊維シー ト15、が互いに積層状に配設されて接合され 3層構造とされる。なお、これら第1の繊維 ート13、第2の繊維シート14及び第3の繊維シ ト15は、一体状に形成された不織布シートと され、継ぎ目等のない一片の不織布シートに よって構成されたものであってもよいし、或 いは複数の不織布シートを重ね合わせて積層 し或いは突き合わせて接合した構成のもので あってもよい。

 第1の繊維シート13は、ポリプロピレン繊維 含む不織布シートがエレクトレット化(エレ クトレット処理)されたシート体として構成 れる。このエレクトレット化によって、ポ プロピレン繊維表面に所定量の正電荷或い 負電荷を与えて分極させた誘電状態が形成 れることとなる。すなわち、ポリプロピレ 繊維を含む不織布シートに対し所望のエレ トレット化が可能となる。この第1の繊維シ ト13として、典型的にはメルトブロー法(「 ルトブローン法」ともいう)により製造され たメルトブロー不織布シート(「メルトブロ ン不織布シート」ともいう)を用いることが き、更にはその平均繊維径が0.5~3μm、目付 1.5~5g/m 2 のものを用いるのが好ましい。この場合の第 1の繊維シート13は、ポリプロピレン繊維を少 なくとも含む不織布シートがエレクトレット 化されたものであって、当該不織布シートは ポリプロピレン繊維のみによって構成されて もよいし、或いはポリプロピレン繊維に加え て更なる繊維、例えばポリエチレン繊維が付 加されたものとして構成されてもよい。ここ でいう第1の繊維シート13が、本発明における 「第1の繊維シート」に相当する。

 第2の繊維シート14は、第1の繊維シート13と 様に、ポリプロピレン繊維を含む不織布シ トがエレクトレット化されたシート体とし 構成される。この第2の繊維シート14のエレ トレット化処理は、第1の繊維シート13と併 て、或いは第1の繊維シート13と独立して適 行なうことが可能である。この第2の繊維シ ート14として、典型的にはスパンレース法に り製造されたスパンレース不織布シート、 アスルー法により製造されたエアスルー不 布シート、スパンボンド法により製造され スパンボンド不織布シート、或いはニード パンチ法により製造されたニードルパンチ 織布シートを用いることができ、更にはそ 平均繊維径が15~30μm、目付が18~50g/m 2 のものを用いるのが好ましい。この場合の第 2の繊維シート14は、ポリプロピレン繊維を少 なくとも含む不織布シートがエレクトレット 化されたものであって、当該不織布シートは ポリプロピレン繊維のみによって構成されて もよいし、或いはポリプロピレン繊維に加え て更なる繊維、例えばポリエチレン繊維が付 加されたものとして構成されてもよい。ここ でいう第2の繊維シート14が、本発明における 「第2の繊維シート」に相当する。

 第3の繊維シート15は、前記の第1の繊維シー ト13及び第2の繊維シート14とは異なり、エレ トレット処理がなされていないシート体と て構成される。この第3の繊維シート15とし 、典型的にはポリエチレンテレフタレート 維及びポリエチレン繊維を含み、加圧ロー によるポイントボンド加工がなされた低密 のポイントボンド不織布シート(例えば、平 均繊維径が10~50μm、目付が20~40g/m 2 の、厚みないし嵩が0.20mm以上、通気度が150cc/ cm 2 /secの不織布シート)を用いるのが好ましい。 用者の顔面(肌)に直に触れるこのような構 の第3の繊維シート15は、肌触りの良い不織 シートとして好適に用いられる。ここでい 第3の繊維シート15が、本発明における「第3 繊維シート」に相当する。なお、必要に応 ては、この第3の繊維シート15をエレクトレ ト化されたポリプロピレン製の不織布シー によって構成することもできる。

(耳掛け部20の構成)
 耳掛け部20は、マスク本体部10の左右両側、 すなわち右側シート片10a及び左側シート片10b の各々の端部から延出する構成とされる。こ の耳掛け部20が、本発明における「耳掛け部 に相当する。各耳掛け部20は、マスク本体 10とは別体構造とされ、マスク本体部10に部 的に重ね合わせて接合された構成とされる 各耳掛け部20は、マスク本体部10の一部とし てマスク本体部10と一体構造とされてもよい また、各耳掛け部20は、開口21を備えるリン グ状とされる。マスク1の着用時には、着用 の顔、特には鼻及び口をマスク本体部10によ って覆った状態で、耳掛け部20の開口21が着 者の耳に引っ掛けられる。この耳掛け部21は 、熱可塑性合成繊維の不織布であって、且つ 耳に過度な負荷を与えないような伸縮性を有 する素材を用いて形成されるのが好ましい。 具体的には、非弾性的に伸長可能な伸長性繊 維からなる伸長層(例えば、プロピレン連続 維が互いに溶着された不織布)と、弾性伸縮 能な弾性伸縮性繊維からなる弾性層(例えば 、熱可塑性合成繊維のエラストラマーやウレ タン等からなる弾性糸を使用した不織布)が いに重ね合わせられ積層された構成を好適 用いることができる。

 本発明者らは、本実施の形態のマスク本体 10のマスク通気性及びマスク捕集性を確認 るための定量的な性能評価を実施した。こ 評価に際しては、以下の実施例1~10及び比較 1~3及びの各評価片につき、通気性評価に関 る通気度[cc/cm 2 /sec]と、捕集性評価に関する捕集効率[%]を測 した。通気度の測定に関しては、既知のフ ジール型試験機を用い、予め規定された所 条件下において各評価片を通過する空気量[ cc/cm 2 /sec]を測定した。また、捕集効率の測定に関 ては、ASTM F2101に規定される試験方法に基 いてバクテリア飛沫ろ過効率(BFE)[%]を測定し た。

(実施例1の評価片)
 実施例1の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:1.5μm、目付: 2g/m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:17.6μm、目付:40g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(実施例2の評価片)
 実施例2の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:1.5μm、目付: 2g/m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンボンド不織 シート(平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(実施例3の評価片)
 実施例3の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:1.5μm、目付: 2g/m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリエチレンテレフタレート/ポリエチ ン製のエアスルー不織布シート(平均繊維径 :15.4μm、目付:30g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(実施例4の評価片)
 実施例4の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:3μm、目付:2g /m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:17.6μm、目付:40g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(実施例5の評価片)
 実施例5の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:1μm、目付:2g /m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:17.6μm、目付:40g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(実施例6の評価片)
 実施例6の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:1μm、目付:3g /m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:17.6μm、目付:40g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(実施例7の評価片)
 実施例7の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:1μm、目付:5g /m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:17.6μm、目付:40g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(実施例8の評価片)
 実施例8の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:1.5μm、目付: 2g/m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:21.5μm、目付:40g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(実施例9の評価片)
 実施例9の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:1.5μm、目付: 2g/m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:24.8μm、目付:40g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(実施例10の評価片)
 実施例10の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレ トレット化されたポリプロピレン製のメル ブロー不織布シート(平均繊維径:1.5μm、目付 :2g/m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:17.6μm、目付:40g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(比較例1の評価片)
 比較例1の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:2.5μm、目付: 20g/m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:26μm、目付:30g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート15に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(比較例2の評価片)
 比較例2の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:8μm、目付:2g /m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:17.6μm、目付:40g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート15に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(比較例3の評価片)
 比較例3の評価片に関しては、第1の繊維シ ト13に相当する不織布シートとして、エレク トレット化されたポリプロピレン製のメルト ブロー不織布シート(平均繊維径:1.5μm、目付: 2g/m 2 )を用いた。また、第2の繊維シート14に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れたポリプロピレン製のスパンレース不織 シート(平均繊維径:17.6μm、目付:20g/m 2 )を用いた。また、第3の繊維シート15に相当 る不織布シートとして、エレクトレット化 れていない、ポリエチレンテレフタレート/ リエチレン製のポイントボンド不織布シー (平均繊維径:17.6μm、目付:30g/m 2 )を用いた。

(マスク通気性及びマスク捕集性の評価)
 上記実施例1~10及び比較例1~3の各評価片のマ スク通気性及びマスク捕集性に関しては図3 び図4が参照される。図3には、本実施の形態 の実施例1~10及び比較例1~3の各評価片の通気 及び捕集効率の各測定値が記載されており また図4には、本実施の形態の実施例1~10及び 比較例1~3の各評価片の通気度と捕集効率との 相関グラフが示されている。なお、図4では 実施例1~10を○プロットで示し、比較例1~3を プロットで示している。

 図3及び図4に示すように、マスク通気性に 与する通気度の基準値を70[cc/cm 2 /sec]以上とし、マスク捕集性に関与する捕集 率の基準値を90[%]以上とした場合、比較例1~ 3はいずれもこれらの基準値によって規定さ る基準範囲を外れたのに対し、実施例1~10は ずれもこの基準範囲内にあることが確認さ た。なお、通気度の基準値である70[cc/cm 2 /sec]以上の領域は、マスク本体部10と着用者 顔面との間の隙間が完全に無くなったとし も、着用者が息苦しさを全く感じることの い領域とされる。また、捕集効率の基準値 ある90[%]以上の領域は、風邪などのウイルス 対策としてのバリア性能を確実に得ることが 可能な領域とされる。

 比較例1では、通気度が基準値を大幅に下 回ることから、第1の繊維シート13の一方をエ レクトレット化するのみでは、平均繊維径及 び目付を調整しても、通気度及び捕集効率の 両方に関し基準値を満たすのには限界がある と評価した。また、比較例1と比較例2及び3と を見比べた場合、第1の繊維シート13及び第2 繊維シート14の両方をエレクトレット化する ことで通気度を大幅に上昇させることが可能 であると評価される一方、比較例2及び3では 較例1に比べて捕集効率が低い。そこで、本 発明者らは、第1の繊維シート13及び第2の繊 シート14の両方をエレクトレット化すること を前提としたうえで、更に第1の繊維シート13 及び第2の繊維シート14のそれぞれの平均繊維 径及び目付に着目し、これら平均繊維径及び 目付を実施例1~10のマスク通気性及びマスク 集性の評価結果に基づいて適正に設定する とによって、通気度及び捕集効率の両方に し基準値を満たすことが可能であると評価 た。

 第1の繊維シート13に関しては、その平均 維径及び目付を、第2の繊維シート14の平均 維径及び目付よりも相対的に小さく設定す (第2の繊維シート14に関しては、その平均繊 維径及び目付を、第1の繊維シート13の平均繊 維径及び目付よりも相対的に大きく設定する )のが有効とされる。また、これら第1の繊維 ート13及び第2の繊維シート14における平均 維径及び目付の具体的な設定に際しては、 下に示すような更なる定量的な性能評価を 施した。この性能評価では、第1の繊維シー 13及び第2の繊維シート14の各々の最適な平 繊維径及び目付を設定するべく、各繊維シ トに相当する不織布シートの平均繊維径及 目付を種々変更したときの通気度及び捕集 率を、前述の測定方法にしたがってそれぞ 測定した。

 第1の繊維シート13の最適な平均繊維径及び 付に関しては、図5及び図6が参照される。 こで図5は、第1の繊維シート13に相当する不 布シートの平均繊維径[μm]と捕集効率[%]及 通気度[cc/cm 2 /sec]との関係を示すグラフであり、図6は、第 1の繊維シート13の目付[g/m 2 ]と捕集効率[%]及び通気度[cc/cm 2 /sec]との関係を示すグラフである。この場合 第1の繊維シート13に相当する不織布シート して、エレクトレット化されたポリプロピ ン製のメルトブロー不織布シート(平均繊維 径:0.5~4μm、目付:1~6g/m2)を用いる一方、第2の 維シート14に相当する不織布シートとして、 エレクトレット化されたポリプロピレン製の スパンレース不織布シート(平均繊維径:20μm 目付:40g/m 2 )を用いた。

 図5及び図6に示す結果に基づいた場合、第1 繊維シート13に関しては、その平均繊維径 第2の繊維シート14よりも小さい0.5~3μmとし、 またその目付を第2の繊維シート14よりも小さ い1.5~5g/m 2 とすることによって、通気度が70[cc/cm 2 /sec]となるレベルまでマスク通気性を高め、 つ捕集効率の基準値が90[%]となるレベルま マスク捕集性を高めることが可能であるこ が確認された。また、第1の繊維シート13に する平均繊維径及び目付のこのような最適 囲は、第2の繊維シート14の平均繊維径を20μm の前後で変更し、また目付を40g/m 2 前後で変更した場合においても同様の傾向と なることが確認された。

 同様に、第2の繊維シート14の最適な平均繊 径及び目付に関しては、図7及び図8が参照 れる。ここで図7は、第2の繊維シート14に相 する不織布シートの平均繊維径[μm]と捕集 率[%]及び通気度[cc/cm 2 /sec]との関係を示すグラフであり、図8は、第 2の繊維シート14の目付[g/m 2 ]と捕集効率[%]及び通気度[cc/cm 2 /sec]との関係を示すグラフである。この場合 第2の繊維シート14に相当する不織布シート して、エレクトレット化されたポリプロピ ン製のスパンレース不織布シート(平均繊維 径:10~40μm、目付:20~60g/m 2 )を用いる一方、第1の繊維シート13に相当す 不織布シートとして、エレクトレット化さ たポリプロピレン製のメルトブロー不織布 ート(平均繊維径:1.5μm、目付:2g/m 2 )を用いた。

 図7及び図8に示す結果に基づいた場合、第2 繊維シート14に関しては、その平均繊維径 第1の繊維シート13よりも大きい15~30μmとし、 またその目付を第1の繊維シート13よりも大き い18~50g/m 2 とすることによって、通気度が70[cc/cm 2 /sec]となるレベルまでマスク通気性を高め、 つ捕集効率の基準値が90[%]となるレベルま マスク捕集性を高めることが可能であるこ が確認された。また、第2の繊維シート14に する平均繊維径及び目付のこのような最適 囲は、第1の繊維シート13の平均繊維径を1.5μ mの前後で変更し、また目付を2g/m 2 前後で変更した場合においても同様の傾向と なることが確認された。

 以上のように、本実施の形態のマスク1は、 エレクトレット化された不織布シートの平均 繊維径及び目付を、マスク本体部10の厚み方 に関し大幅に変化させることによって新規 マスク性能を付与するものであり、特には 均繊維径が0.5~3μm、目付が1.5~5g/m 2 のエレクトレット化された不織布シートを第 1の繊維シート13として用い、且つ平均繊維径 が15~30μm、目付が18~50g/m 2 のエレクトレット化された不織布シートを第 2の繊維シート14として用いることによって、 マスク通気性及びマスク捕集性を高いレベル で両立させたマスク構造を実現するこが可能 とされる。また、必要に応じては、平均繊維 径が0.5~3μmで、目付が1.5~5g/m 2 のエレクトレット化された不織布シートを第 1の繊維シート13としたうえで、その平均繊維 径及び目付がいずれも前記の数値範囲(平均 維径:0.5~3μm、目付:1.5~5g/m 2 )を上回るエレクトレット化された不織布シ トを第2の繊維シート14として採用すること 可能である。この場合にはエレクトレット される第1の繊維シート13の平均繊維径及び 付を抑えることでマスク捕集性を高めるこ ができる一方、エレクトレット化される第2 繊維シート14の平均繊維径及び目付を相対 に上げることで、マスク通気性が確保され こととなる。

 また、本実施の形態では、第1の繊維シー ト13及び第2の繊維シート14の不織布シートを ポリオレフィン系繊維のうちポリプロピレ 繊維を用いて構成したため、エレクトレッ 化処理をとりわけ容易に行なうことが可能 あるとともに、コスト面に優れた安価なマ クが提供される。なお必要に応じては、ポ プロピレン繊維以外のポリオレフィン系繊 、例えばポリエチレン繊維やポリ1-ブテン 維等を用いて第1の繊維シート13及び第2の繊 シート14の不織布シートを構成してもよい

(他の実施の形態)
 なお、本発明は上記の実施の形態のみに限 されるものではなく、種々の応用や変形が えられる。例えば、上記実施の形態を応用 た次の各形態を実施することもできる。

 上記実施の形態では、第1の繊維シート13 第2の繊維シート14及び第3の繊維シート15が いに積層状に配設された三層構造のマスク 体部10を備えるマスクについて記載したが 本発明では、マスク本体部が第1の繊維シー 13に相当する不織布シートと、第2の繊維シ ト14に相当する不織布シートを少なくとも む構成であればよく、マスク本体部として 層以上の構造を適宜採用することが可能で る。なお、第1の繊維シート13に相当する不 布シートと、第2の繊維シート14に相当する 織布シートに別の繊維シートが付加される 合には、当該別の繊維シートの数や配設位 は必要に応じて適宜変更可能である。また 本発明では、第1の繊維シート13に相当する 織布シートと、第2の繊維シート14に相当す 不織布シートとが積層状に配設される部位 よって、マスク本体部の全部或いは一部を 成することが可能である。

 また、本発明では、第1の繊維シート13に 当する不織布シートと、第2の繊維シート14 相当する不織布シートは、所望のエレクト ット化処理を可能とするべくポリオレフィ 系繊維を含む不織布シートであればよく、 えばポリオレフィン系繊維のみからなる不 布シートのみならず、ポリオレフィン系繊 に更に別の繊維が混合された不織布シート 適宜採用することが可能である。

 また、上記実施の形態においては、右側 ート片10a及び左側シート片10bの熱溶着接合 よってマスク本体部10が形成される場合に いて記載したが、本発明では熱溶着をはじ とする各種の接合方法によって少なくとも1 の複数のシート片の全部または一部を接合 て、マスク本体部を形成することができる

 また、上記実施の形態では、一回使用な し数回使用を目安とした使い捨てタイプの スクについて記載したが、マスク本体部や 掛け部の素材を適宜選択することによって 洗濯などを行ったうえで繰り返し使用する とが可能なタイプのマスクに対し本発明を 用することもできる。また、上記実施の形 では、マスク本体部が立体形状である場合 ついて記載したが、マスク本体部平面形状 されるマスクに対し本発明を適用すること 可能である。

本実施の形態のマスク1の斜視図である 。 図1中のマスク本体部10の断面構造を示 図である。 本実施の形態の実施例1~10及び比較例1~3 の各評価片の通気度及び捕集効率の各測定値 を示す図である。 本実施の形態の実施例1~10及び比較例1~3 の各評価片の通気度と捕集効率との相関グラ フである。 第1の繊維シート13に相当する不織布シートの 平均繊維径[μm]と捕集効率[%]及び通気度[cc/cm 2 /sec]との関係を示すグラフである。 第1の繊維シート13に相当する不織布シートの 目付[g/m 2 ]と捕集効率[%]及び通気度[cc/cm 2 /sec]との関係を示すグラフである。 第2の繊維シート14に相当する不織布シートの 平均繊維径[μm]と捕集効率[%]及び通気度[cc/cm 2 /sec]との関係を示すグラフである。 第2の繊維シート14に相当する不織布シートの 目付[g/m 2 ]と捕集効率[%]及び通気度[cc/cm 2 /sec]との関係を示すグラフである。

 1…マスク
 10…マスク本体部
 10a…右側シート片
 10b…左側シート片
 10c…接合縁
 11…マスク外表面
 12…マスク内表面
 13…第1の繊維シート
 14…第2の繊維シート
 15…第3の繊維シート
 20…耳掛け部
 21…開口




 
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