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Title:
MEDAL SHAPE CORRECTION MECHANISM IN MEDAL PLATE STAMPING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/047869
Kind Code:
A1
Abstract:
A medal shape correction mechanism in a medal plate stamping device for reworking a curved and patterned medal formed by a plate forming mechanism into a substantially flat state before being delivered. The pattern of a selected plate is stamped on a medal original plate (78) onto which a guide rail (77) is dropped while being rolled by means of a rolling roller (74) and a plate fixing roller (75). The patterned medal takes a curved state because it is rolled during plate stamping. The curved and patterned medal is corrected by a re-rolling roller to have a substantially flat state and then dropped onto a guide slope and moved to a medal delivery section.

Inventors:
SHINOHARA YUJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/070591
Publication Date:
April 16, 2009
Filing Date:
October 23, 2007
Export Citation:
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Assignee:
TAITO KK (JP)
SHINOHARA YUJI (JP)
International Classes:
B21H7/00; A44C3/00
Foreign References:
JP2005074854A2005-03-24
JPS62137626U1987-08-29
JPH0714368B21995-02-22
JP3787502B22006-06-21
JP3135538U2007-09-20
Attorney, Agent or Firm:
INOGUCHI, Hisashi (Ohki Building45-7, Kabukicho 2-chom, Shinjuku-ku Tokyo, JP)
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Claims:
 メダル原板を落下させ、回転面が平らな圧延ローラと版を搭載した版取付ローラで落下したメダル原板を圧延し、版の模様を転写することにより模様入りのメダルを作り、該メダルを払い出すメダル版刻印装置において、
 前記圧延ローラと前記版取付ローラで形成される模様入りメダルの落下地点に一対の再圧延ローラを設け、
 落下する前記模様入りメダルを前記一対の再圧延ローラの間に挟み込み、前記再圧延ローラを回転させることにより、湾曲したメダルを略平らにすることを特徴とするメダル形状矯正機構。
 前記圧延ローラまたは前記版取付ローラの軸に固定したギアに伝達ギアを噛合させ、該伝達ギアに前記一対の再圧延ローラの軸にそれぞれ固定した再圧延ギアを噛合させ、
 前記圧延ローラおよび前記版取付ローラを駆動するモータの駆動力により前記再圧延ローラを回転させることを特徴とする請求項1記載のメダル形状矯正機構。
Description:
メダル版刻印装置におけるメダ 形状矯正機構

 本発明は、メダル版刻印装置、さらに詳 くいえば圧延して版の模様を転写したメダ に発生する反り・曲がりを略平らな形状に すメダル形状矯正機構に関する。

 メダル原板に凹凸模様の版を形成してな メダルを販売するメダル版刻印装置が従来 り存在する。この装置はユーザがイベント 場などを訪れた際に、その記念にイベント 場や関連のキャラクタなどのメダルを手に れたいという要望に応えるものである。図8 にこの種のメダル版刻印装置の外観の一例を 示す。メダル版刻印装置51の前面上方にメダ の版形成の過程を説明するためのメダル購 案内表示部56が掲載されている。その下に ダルの版形成機構を覗くことができる透明 57が設けられている。透明窓57の前部に、そ ぞれ異なる版を選択する版選択ボタン54a,54b および54cを有する版選択パネル54が配置され いる。版選択ボタン54a,54bおよび54c内に発光 ランプが内蔵されている。

 版選択パネル54の下部は凹凸模様が形成 れたメダルの払出部58が配置され、その脇に コイン投入部55が設けられている。メダルを 入しようとする者は、まずコイン投入部55 所定のコインを投入する。コイン投入によ 装置内部の版形成機構(図示していない)は、 回転面が平らなローラと版を搭載したローラ の間の上部にコイン原板が供給されるととも に版選択パネル54の3つの選択ボタン54a,54b,54c 発光することにより、それぞれ異なる凹凸 様のいずれかのボタンを選択して押すこと メダル購入者に促す。メダル購入者がその つのボタンを選択して押すと、コイン原板 回転面が平らなローラと版を搭載したロー の間に落下し、コイン原板に選択した版が 成され、払出部58から凹凸模様のメダルが い出される。凹凸模様のメダルは版形成の きに発生する湾曲形状となっている。

 図9に図8のメダル版刻印装置の版形成機 を示す。固定基台66は図示しない装置筐体に 固定され、上面に版を形成するローラ部分を 組み込むためのローラ取付板68,69が立設され いる。下面に版取付ローラ駆動用のモータ6 1が取り付けられ、該モータ61の駆動軸にギア (図示されていない)が固定されている。一方 ローラ取付板68,69に回転可能に軸70が取り付 けられ、軸70の一端にギア71が固定されてい 。モータ61の駆動軸に固定されたギアとギア 65の間にチェーン64が掛け渡され、モータ61の 回転力は軸70に伝達される。

 軸70に圧延ローラ74が固定されている。ロー ラ取付板68,69に軸70に平行して軸73が回転可能 に取り付けられ、軸73に略120度間隔で3つの版 (第1の版76aなど)を周面に取り付けた版取付ロ ーラ75が固定されている。さらにその端部に ア71に噛合するギア72が取り付けられている 。版取付ローラ75に第1の版76a,第2の版76bおよ 第3の版76cに刻印すべき異なる模様の凹凸が 設けられている。
 軸70に伝達されたモータの回転力はギア71を 介してギア72に伝達され、版取付ローラ75を 転させる。圧延ローラ74の円周面と版取付ロ ーラ75の版は圧接させられながら圧延ローラ7 4と版取付ローラ75とが共同して回転する。圧 延ローラ74と版取付ローラ75の圧接面の上部 メダル原板78を圧接面まで案内する案内レー ル77が設けられている。案内レール77は垂直 向に長溝が形成された構造であり、メダル 板78は長溝の側壁に規制されながら落下する 。この長溝の上にメダル原板78が飛び出ない うに図示しない透明板が貼り付けられてい 。

 案内レール77の上部付近にソレノイドのプ ンジャ84が出入りする貫通孔77aが穿設されて いる。ソレノイドのプランジャ84が貫通孔77a り突出している場合は図示しないメダル原 ホッパーより送られてくるメダル原板78が 内レール77内で停止し、ソレノイド駆動によ りプランジャ84が引っ込むと、メダル原板78 圧延ローラ74と版取付ローラ75の圧接面に落 する。
 ギア72にブレード(図示していない)を設けた スリット付き円盤88が設けられ、さらに、ブ ードの通過を検知する原点位置検出用光学 ンサ89およびスリット付き円盤88のスリット をカウントする位置検出用光学センサ90が設 られている。原点位置検出用光学センサ89 よび位置検出用光学センサ90により原点位置 からのスリット付き円盤88のスリットが検出 れ、検出されたスリットを計数することに り版形成タイミング信号が作られソレノイ が駆動する。ソレノイドの駆動によりメダ 原板78が落下し、圧延ローラ74と版取付ロー ラ75に搭載された版により圧延されつつ版の 様が転写されメダルが落下する。落下した ダルは案内スロープ81を滑り、図示しない ダル受口に入り、メダル払出口まで落下す 。購入者はメダル払出部58よりメダルを受け 取る。

 上記版形成機構は本件出願人が創作して 施することを考えたものであり、圧延ロー 74と版取付ローラ75によってメダル原板78に の模様を転写する際に、該機構に起因し細 く湾曲したメダルが形成されるようになる 版形成機構により形成されるメダルはこの うに細長く湾曲したメダルであるので、メ ル購入者は、メダルを金属面やメダル刻印 置の化粧板に押し当て湾曲したメダルを平 にすることがある。

 従来はこのような版形成機構で発生したメ ルの湾曲を平らに戻す機能を有するメダル 印装置は存在しない。
 本発明の目的は、版形成機構で形成した模 入りの湾曲したメダルを略平らな状態に再 工して払い出すメダル版刻印装置における ダル形状矯正機構を提供することにある。

 前記目的を達成するために本発明の請求項1 は、メダル原板を落下させ、回転面が平らな 圧延ローラと版を搭載した版取付ローラで落 下したメダル原板を圧延し、版の模様を転写 することにより模様入りのメダルを作り、該 メダルを払い出すメダル版刻印装置において 、前記圧延ローラと前記版取付ローラで形成 される模様入りメダルの落下地点に一対の再 圧延ローラを設け、落下する前記模様入りメ ダルを前記一対の再圧延ローラの間に挟み込 み、前記再圧延ローラを回転させることによ り、湾曲したメダルを略平らにすることを特 徴とする。
 本発明の請求項2は請求項1記載の発明にお て前記圧延ローラまたは前記版取付ローラ 軸に固定したギアに伝達ギアを噛合させ、 伝達ギアに前記一対の再圧延ローラの軸に れぞれ固定した再圧延ギアを噛合させ、前 圧延ローラおよび前記版取付ローラを駆動 るモータの駆動力により前記再圧延ローラ 回転させることを特徴とする。

 上記構成によれば、模様を転写する際に 曲するメダルを略元の平らな状態に戻した 態で模様入りメダルを払い出すことができ 。

本発明によるメダル形状矯正機構を適 した版形成機構の実施の形態を示す斜視図 ある。 図1の版形成機構の裏面側の斜視図であ る。 図2を版取付ローラ部分を省略して示し た斜視図である。 (a)は版形成機構の平面図、(b)は版形成 構のA-A断面図である。 本発明によるメダル形状矯正機構を搭 したメダル版刻印装置の回路構成を示すブ ック図である。 本発明におけるメダルを成形する過程 説明するためのフローチャートである。 湾曲したメダルとこれを矯正し平らに たメダルの例を示す図である。 メダル版刻印装置の外観を示す斜視図 ある。 図8のメダル版刻印装置の版形成機構の 斜視図である。

符号の説明

 1 伝達ギア
 2 再圧延ギア(1)
 3 再圧延ギア(2)
 4 再圧延ローラ(1)
 5 再圧延ローラ(2)
 6,7 軸
 9 案内スロープ
 10 制御基板
 11 メダルエスクロ用ソレノイド
 12 版位置調整用ボリューム(VR) 
 13 A/D変換部 
 14 CPU 
 17 モータ駆動部(SSR)
 18a 湾曲メダル
 18b 矯正メダル
 19a 湾曲メダル
 19b 矯正メダル
 51 メダル版刻印装置
 54 版選択パネル
 55 コイン投入部
 56 メダル購入案内表示部
 58 メダル払出部 
 61 モータ
 62,70,73 軸
 63,65,71,72 ギア
 64 チェーン
 66 固定基台
 68,69 ローラ取付板 
 74 圧延ローラ
 75 版取付ローラ
 76a,76b,76c 版
 77 案内レール
 78 メダル原板
 84 ソレノイドプランジャ

 以下、図面を参照して本発明の実施の形態 詳しく説明する。
 図1は本発明によるメダル形状矯正機構を適 用した版形成機構の実施の形態を示す斜視図 である。固定基台66の下面にモータ61が取り けられている。モータの軸62にギア63が固定 れている。一方、固定基台66の上面にロー 取付板68,69が立設され、該ローラ取付板68,69 軸70が回転可能に取り付けられている。軸70 の端部にギア65が取り付けられ、ギア65とギ 63の間にチェーン64が掛け渡されている。軸7 0の他端にはギア71が取り付けられている。モ ータの回転出力はギヤ63,チェーン64,ギア65に って減速されギア71に伝達される。ギア71は ギア72および伝達ギア1にそれぞれ噛合してい る。

 図2は図1の版形成機構の裏面側の斜視図 ,ローラ取付板69を省略した図、図3は図2の版 取付ローラ部分をさらに省略して示した斜視 図である。図中、圧延ローラ74,略120度間隔で 3つの版(第1の版76aなど)を周面に取り付けた 取付ローラ75,刻印すべき異なる模様の凹凸 設けられている第1の版76a,第2の版76bおよび 3の版76cを含み、圧延ローラ74と版取付ロー 75によって模様入りメダルが形成される部分 の構成およびメダル原板78を圧接面まで案内 る案内レール77,ソレノイドのプランジャ84 含む構造は図9の構成と同じである。

 ギア72にブレードを有するスリット付き 盤88が設けられ、ブレードの通過を検知する 原点位置検出用光学センサ89および円盤88の リットをカウントする位置検出用光学セン 90が設けられている構成も図9の構成と同じ ある。ローラ取付板68,69の、圧延ローラ74と 取付ローラ75を回転可能に取り付けた位置 下部に再圧延ローラ(1)4,(2)5が配置されてい 。再圧延ローラ(1)4,(2)5は軸6,7にそれぞれ固 され、軸6,7はローラ取付板68,69に回転可能に 取り付けられている。再圧延ローラ(1)4,(2)5が 対面する周面の距離はメダルの厚さ程度の隙 間が形成されている。軸6,7の端部に再圧延ギ ア(1)2,(2)3がぞれぞれ固定され、再圧延ギア(1) 2と(2)3が噛合している。さらにギア71に噛合 ている伝達ギア1は再圧延ギア(1)2に噛合して いる。

 モータの回転力はギア71よりスリット付 円盤88を取り付けたギヤ72に伝達されるとと に伝達ギア1を介して再圧延ギア(1)2および(2 )3に伝達され、再圧延ローラ(1)4,(2)5をぞれぞ 回転させる。再圧延ローラ(1)4,(2)5は表面が 較的硬い硬質性のゴムが用いられる。図4(b) に示すように圧延ローラ74と版取付けローラ7 5で模様入りの湾曲したメダルが形成される 、湾曲したメダルは再圧延ローラ(1)4と(2)5の 間に落下し、該メダルは再圧延ローラ(1)4と(2 )5で挟まれて回転することにより、湾曲した 状は略平らな形に矯正され、案内スロープ9 の上に落下しメダル払出部58に案内される。

 図5は本発明によるメダル形状矯正機構を 搭載したメダル版刻印装置の回路構成を示す ブロック図である。制御基板10に各回路部が 載され、CPU14にI/O15および16が接続されてい 。また、版回転モータ61をオンオフ駆動す リレーよりなるモータ駆動部17,原点位置検 用光学センサ89および位置検出用光学センサ 90を制御するセンサ制御入出力回路16ならび メダルエスクロ用ソレノイド11を制御するソ レノイド制御入出力回路15がそれぞれ接続さ ている。さらに版位置調整用ボリューム12 らのアナログ電圧をA/D変換するA/D変換部13が 接続されている。

 CPU14は図示しないROMより制御プログラム 読み出し実行することにより版形成制御部 他、版を転写するためパルス数計数部,時間 測部などの各機能部を実現するものである すなわち、CPU14はメダル購入者が版選択ボ ンを押すことにより送られる版選択信号に りモータ駆動部17に駆動信号を送出し版回転 モータ61を駆動させる。版回転モータ61の駆 により再圧延ギア(1)2,(2)3が回転するととも スリット付き円盤が回転し、原点位置検出 光学センサ89で原点が検出される。さらに位 置検出用光学センサ90により原点検出から設 したパルス数を検出カウントさせ、設定し 時間後にソレノイドのプランジャを動作さ ることによりメダル購入者が選択した版を 印するタイミングを作り出すべくメダル落 の制御を行う。版位置調整用ボリューム12 予め設定した時間を中心に前後に変更可能 あり、装置組み立て時の個別的な製造上の ずれなどを正規位置にするため設定時間デ タを調整するものである。

 図6は本発明におけるメダルを成形する過程 を説明するためのフローチャートである。以 下、図1,図2,図3,図4および図5を参照しながら 形成の過程で湾曲したメダルを平らにする 正動作を説明する。二点鎖線で囲んである テップ部分が本発明に直接係わる流れの部 である。
 メダル購入者がコイン投入部55に100円のコ ンを投入すると、版形成制御部は決められ コインが投入されたことを確認する(ステッ (以下「S」という)001)。これにより多数のメ ダル原板を蓄積するメダルホッパーを作動さ せ1枚のメダル原板78を案内レール77の入口に い出させる(S002)。メダル原板78は案内レー 77を落下しようとするが、メダルエスクロ用 ソレノイドのプランジャ84が案内レール77に 出しているためメダル原板78の下流への落下 を停止する(S003)。版形成制御部は一方ではそ れぞれ異なる模様を選択できる版選択パネル 54上の3つの版選択ボタンの発光ランプを点灯 させ、メダル購入者に対し希望する版選択ボ タンを押すよう促す。

 版形成制御部は版の選択が行われる(S004) 、版選択ボタンから送られる信号によりモ タ駆動部17に駆動信号を送出し版回転モー 61を回転させる(S005)。版回転モータ61の回転 は軸62,ギア63を介してチェーン64に伝達され 、ギア65で減速されて軸70に伝達される。軸70 の回転はギア71,72を介して軸73に伝えられ、 延ローラ74と版取付ローラ75が回転を開始す とともにスリット付き円盤88も回転を開始 る。版取付ローラ75の初期位置は原点位置検 出用光学センサ89に対しブレードが所定の角 だけ手前位置に停止している状態であり、 の位置から回転を開始し、位置検出用光学 ンサ90をブレードが通過すると、位置検出 光学センサ90の受光素子部から原点位置検出 の信号が出力される。

 版形成制御部は原点位置検出の信号を受 ると、図示しないパルス数計測部(カウンタ )を0にリセットし、パルス数計測部は位置検 用光学センサ90で検出されるパルスの計数 開始する(S006)。さらに版が回転動作する(S007 )と、版形成制御部はパルス計数部が設定パ ス数を計数し、さらにカウンタにより設定 間を計数することにより、選択された版が 定位置に移動したことを認識する(S008)。選 した版が所定の位置に移動すると、ソレノ ド制御入出力回路15に対し版形成タイミング 信号を出力してメダルエスクロ用ソレノイド を駆動し、プランジャ84を引き込む。プラン ャ84の引き込みによりメダル原板78は制限が 解除され案内レール77中を落下する(S009)。

 案内レール77中を落下したメダル原板は 延ローラ74と版取付ローラ75の接触面に挟ま 、メダル購入者によって選択された版の模 が転写されながら圧延される(S010)。圧延さ た模様入りメダルは湾曲した状態となる。 らに湾曲した模様入りメダルは再圧延ロー (1)4と再圧延ローラ(2)5の間に落下し、該再 延ローラにより湾曲したメダルが略平ら形 に矯正される(S011)。図7に圧延ローラと版取 ローラにより形成された湾曲した模様入り ダルの落下姿勢の例を示す。(a)はメダルが 手方向に落下した場合、(b)はメダルが横向 に落下した場合をそれぞれ示している。湾 した模様入りメダルが18aで示すように長手 向に落下した場合、長手方向の先端部から 圧延ローラ間に落下するが、18bに示すよう 長手方向の姿勢を保持した状態で湾曲が矯 される。

 また、湾曲した模様入りメダルが19aで示 ように横向きで落下した場合、横向き姿勢 側部から再圧延ローラ間に落下するが、19b 示すように横向きの姿勢を保持した状態で 曲が矯正される。略平らに矯正された模様 りメダルはこの後、案内スロープ9に落下し て滑り落ちメダル払出口に移動する(S012)。メ ダル購入者はメダル払出部58からメダルを取 出すことができる。

 以上の実施の形態は、圧延ローラに固定 たギアに伝達ギアを噛合させ、再圧延ギア 回転力を伝達する例を示したが、版取付ロ ラに固定したギアに伝達ギアを噛合させ、 圧延ギアに回転力を伝達する構成にするこ もできる。また、再圧延ローラとして硬質 ムを用いる例を示したが、これに限ること なく他の材料、例えばプラスチック材など 用いても良い。

 イベント会場,アーケードセンターなどに 設置される。




 
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