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Title:
METHOD AND APPARATUS FOR CONTROLLING CHEMICAL FEEDING IN COOLING WATER SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/016891
Kind Code:
A1
Abstract:
A cooling water (a circulation return water), of which the temperature has been raised with a refrigerator (12), is sprayed from a water spray apparatus (2) in a cooling tower (1) and is collected in a lower water tank (4). The cooling water within the lower water tank (4) is circulated through a circulation pump (10), a circulation forward pipe (11) and a circulation return pipe (13) into the refrigerator (12). A fresh water in an amount corresponding to evaporation amount and splash scattering amount (W) in the cooling tower (1) and a blow water amount (B) from a blow valve (8) in a blow line (7) is supplemented through a make-up water pipe line (9). The load of the cooling tower is determined from a difference in temperature between the circulation forward water and the circulation return water, and the amount of the chemical fed by a chemical feed device (14) is regulated based on the load of the cooling tower.

Inventors:
NAKANO TADASHI (JP)
UCHIDA TAKAHIKO (JP)
NAGAI NAOHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/060742
Publication Date:
February 05, 2009
Filing Date:
June 12, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KURITA WATER IND LTD (JP)
NAKANO TADASHI (JP)
UCHIDA TAKAHIKO (JP)
NAGAI NAOHIRO (JP)
International Classes:
C02F1/00; F28G13/00; F28F19/00; F28F19/01; F28F25/00; F28F27/00
Foreign References:
JP2003130587A2003-05-08
JPH0245380U1990-03-28
JP2007107794A2007-04-26
JP2003083818A2003-03-19
JP2004113945A2004-04-15
JPH0972693A1997-03-18
JPH11211386A1999-08-06
JP2007197640A2007-08-09
Other References:
See also references of EP 2175224A4
Attorney, Agent or Firm:
SHIGENO, Tsuyoshi (9F5-10, Shinjuku 2-chome,Shinjuku-k, Tokyo 22, JP)
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Claims:
 熱交換器と冷却塔との間で循環している冷却水に水処理薬剤を注入する開放循環冷却水系の薬注制御方法において、
 循環往水と循環戻水との温度差から冷却塔の負荷を求め、この冷却塔の負荷に基づいて薬注量を制御することを特徴とする冷却水系の薬注制御方法。
 請求項1において、循環水量と前記温度差と濃縮倍数とからブロー水量及び飛散損失量の合計量を求め、このブロー水量及び飛散損失量の合計量と設定薬品濃度とから薬注量を演算することを特徴とする冷却水系の薬注制御方法。
 請求項2において、冷却水及び補給水の導電率から濃縮倍数を求めることを特徴とする冷却水系の薬注制御方法。
 請求項2又は3において、薬注量(g/Hr)を系内の設定薬品濃度とR・δT/[580・(N-1)]との積とすることを特徴とする冷却水系の薬注制御方法。
 ただし、R:循環水量(m 3 /hr)
    δT:循環戻水の温度T 2 (℃)と循環往水の温度T 1 (℃)との差
 熱交換器に冷却水を循環供給する手段と、この冷却水を冷却する冷却塔と、循環冷却水に水処理薬剤を注入する薬注装置とを備えた開放循環冷却水系の薬注制御装置において、
 循環往水と循環戻水との温度差から冷却塔の負荷を演算する手段と、この冷却塔の負荷に基づいた薬注量にて該薬注装置を作動させる薬注制御手段とを備えたことを特徴とする冷却水系の薬注制御装置。
 請求項5において、該薬注制御手段は薬注量(g/Hr)を系内の設定薬品濃度とR・δT/[580・(N-1)]との積とすることを特徴とする薬注制御装置。
 ただし、R:循環水量(m 3 /hr)
    δT:循環戻水の温度T 2 (℃)と循環往水の温度T 1 (℃)との差
Description:
冷却水系の薬注制御方法及び装 発明の分野

 本発明は、開放循環冷却水系の薬注制御 法及び装置に関する。

発明の背景

 産業用・空調用等の開放循環冷却水系で 、冷凍機等の熱交換器で熱交換により温度 上昇した水を冷却塔で蒸発させ、蒸発潜熱 放出によって冷却して循環使用する。

 開放循環冷却水系は、水を循環利用して るため、蒸発による水の濃縮が生じ、腐食 害・スケール障害・スライム障害が発生し すい。これらの障害を防止するために、開 循環冷却水系の冷却水には、種々の水処理 剤(以下、薬剤)が添加されている。このよ な薬剤の例としては、腐食防止を目的とし 各種リン酸塩、スケール防止を目的とした 種水溶性ポリマー、スライム付着防止を目 とした各種殺菌剤を挙げることができる。

 これらの薬剤は、常時一定濃度以上を維 しなければ十分な効果を発揮しない。一方 過剰注入は経済的に無駄であると共に、弊 をもたらすこともある。従って、薬剤を使 する場合は、使用目的が最も効果的かつ経 的に達成されるように、冷却水中の薬剤濃 を管理することが望ましい。

 特開平11-211386には、水処理薬剤の合計添加 を薬注装置の流量計計測値から求め、冷却 の濃縮倍数を補給水の電気伝導度と循環冷 水の電気伝導度から求め、冷却水の蒸発水 を冷凍機の冷凍能力、冷凍機の運転負荷お び運転時間から求め、補給水量を上記濃縮 数と上記蒸発水量とから求め、これらの値 ら冷却水中の水処理薬剤濃度を演算し、維 管理目標濃度範囲内となるように水処理薬 の注入量を制御することが記載されている

特開平11-211386

 冷凍機などの負荷は季節によって変動す ため、上記特開平11-211386の薬注制御方法で 季節ごとに冷凍機の負荷設定値を変更する 要があり、手間がかかる。

発明の概要

 本発明は、薬注量制御を容易に行うこと できる冷却水系の薬注制御方法及び装置を 供することを目的とする。

 第1態様の冷却水系の薬注制御方法は、熱 交換器と冷却塔との間で循環している冷却水 に水処理薬剤を注入する開放循環冷却水系の 薬注制御方法において、循環往水と循環戻水 との温度差から冷却塔の負荷を求め、この冷 却塔の負荷に基づいて薬注量を制御すること を特徴とするものである。

 第2態様の冷却水系の薬注制御方法は、第 1態様において、循環水量と前記温度差と濃 倍数とからブロー水量及び飛散損失量の合 量を求め、このブロー水量及び飛散損失量 合計量と設定薬品濃度とから薬注量を演算 ることを特徴とするものである。

 第3態様の冷却水系の薬注制御方法は、第 2態様において、冷却水及び補給水の導電率 ら濃縮倍数を求めることを特徴とするもの ある。

 第4態様の冷却水系の薬注制御装置は、熱 交換器に冷却水を循環供給する手段と、この 冷却水を冷却する冷却塔と、循環冷却水に水 処理薬剤を注入する薬注装置とを備えた開放 循環冷却水系の薬注制御装置において、循環 往水と循環戻水との温度差から冷却塔の負荷 を演算する手段と、この冷却塔の負荷に基づ いた薬注量にて該薬注装置を作動させる薬注 制御手段とを備えたことを特徴とするもので ある。

 本発明では、冷却塔の負荷を循環往水と 環戻水の温度差から求め、この冷却塔負荷 基づいて薬注量を制御するので、季節に応 て定数を設定する必要がなく、制御が容易 ある。

 冷却塔では、冷却水が蒸発する際の潜熱 より冷却水の水温が低下する。従って、冷 塔に加えられる負荷が大きいほど、冷却塔 らの蒸発水量が多くなり、これに伴ってブ ー水量も多くなる。この冷却塔の負荷は、 却塔に戻ってくる循環戻水の温度と、冷却 から出ていく循環往水の温度との温度差及 循環水量から求めることができる。従って 冷却塔戻水と往水との温度差及び循環水量 ら冷却負荷を測定し、この負荷からブロー 量を算出し、このブロー水量を基に必要な 注量を求めることができる。

 冷却塔からは、飛散によっても冷却水が われる。冷却水系の塩類バランスを考慮す と、飛散損失量とブロー水量との合計量と 蒸発水量及び濃縮倍数とを勘案することに り、飛散損失量とブロー水量との合計量を 環水量と前記温度差と濃縮倍数から求める とができる。濃縮倍数については、補給水 び冷却水の導電率等から求められる。そし 、この飛散損失量とブロー水量との合計量 設定薬品濃度とから、最適な薬注量を求め ことができる。

循環冷却水系の系統図である。 実施例1の結果を示すグラフである。 比較例1の結果を示すグラフである。 実施例2及び比較例2の結果を示すグラ である。

詳細な説明

 第1図は本発明の実施の形態に係る冷却水 系の薬注制御方法及び装置が適用された冷却 塔設備のフローを示したものである。冷却塔 1の散水装置2からは冷凍機12で昇温した冷却 (循環戻水)が散水され、ファン5の駆動によ 取入れ外気と気液接触して冷却され、ピッ すなわち下部水槽4に溜まる。下部水槽4内の 冷却水は循環ポンプ10、循環往管11及び循環 管13によって冷凍機12に循環される。

 冷却塔1における蒸発量及び飛沫の飛散損 失量W並びにブローライン7のブロー弁8からの ブロー水量Bに見合う量の新たな水を補給水 路9から補給する。なお、どのように蒸発量 飛沫の飛散損失量が変動し、またブローが 宜行われたとしても、冷却塔の下部水槽4の 水面を一定とするように補給水が供給され、 冷却水系の水量はほぼ一定に保持される。こ の水面制御はボールタップ弁等を用いて自動 的に行われる。なお、ブローは冷却水系の水 質が劣化した際に適宜行われる。

 冷却水による配管や機器類の防食その他 目的で、冷却塔1に戻る冷却水の循環戻管13 設けられた薬注装置14によって水処理薬剤 薬注される。ただし、この薬注位置はこれ 限定されない。

 次に、本発明の薬注制御方法について説 する。

 一般に、開放循環冷却水系の蒸発量は対象 なる冷却塔の負荷に比例する。
 冷却塔での蒸発水量及び飛散水量と開放循 冷却水系の濃縮倍数とから補給水量を求め 。冷却水中の薬剤濃度は、薬剤の注入量、 却塔の負荷及び冷却水の濃縮倍数から演算 きる。

 一般に、開放循環冷却水系の薬剤濃度Cは、 次の(1)式より求めることができる。
   薬剤濃度  C=(G/M)・N       …(1)
   ここで前記の通り、C:薬剤濃度(g/m 3 )
            G:薬剤注入量(g/Hr)
            N:濃縮倍数(-)
            M:補給水量(m 3 /Hr)である。

 この補給水量Mは、次の(2)式で表わすことが できる。
         M=E+B+W         …(2)
   ここでE:蒸発量(m 3 /Hr)
      B:ブロー水量(m 3 /Hr)
      W:飛散損失量(m 3 /Hr)である。

 さらに、このブロー水量Bと飛散損失量Wと 和B+Wは、次の(3)式で表わすことができる。
   ブロー水量  B+W=E/(N-1)    …(3)

 (3)式を求めた根拠は次の通りである。すな ち、冷却水の濃縮倍数Nは、冷却水中での塩 類濃度が補給水に比較して何倍になっている かを示す指標であり、次の(4)式で定義される 。
   N=C R /C M                 …(4)
     C R :冷却水中の塩類濃度(mg/m 3 )
     C M :補給水中の塩類濃度(mg/m 3 )

 冷却水系の塩類量バランスを考慮すると、 却水系が定常状態で運転されている場合に 、補給水として流入してくる溶存塩類量と ロー水および飛散水に含まれている溶存塩 は等しくなるため、濃縮倍率は以下の式(5) 表される。
   C M ・M=C R (B+W)           …(5)

 (4),(5)式より
   N=M/(B+W)
    =(E+B+W)/(B+W)       …(6)

 この(6)式を変形することにより、上記(3) が得られる。

 一般に、水中の塩類濃度と導電率は比例関 にあるので、補給水及び冷却水の導電率を 定することにより、冷却水系の濃縮倍数は の(7)式で求めることができる。
   N=μS R /μS M              …(7)
     μS R :冷却水中の導電率(μS/cm)
     μS M :補給水中の導電率(μS/cm)

 導電率の測定は簡単かつ迅速に行え、か 、導電率センサーの測定値は電気信号とし 処理することができるので、導電率の測定 ら対象冷却水系の濃縮倍数Nを容易に決定す ることができる。補給水の水質変動が小さい 場合には、既知の導電率の値を使用し、補給 水の導電率の測定を省略することもできる。

 上記のブロー水量Bと蒸発水量Wとの合計量B+ Wは次式(8)で表すことができる。
   B+W=R・δT/[580・(N-1)]  …(8)
 ただし、R:循環水量(m 3 /hr)
    δT:循環戻水の温度T 2 (℃)と循環往水の温度T 1 (℃)との差(δT=T 2 -T 1 )

 この(8)式を求めた根拠は次の通りである。
 一般に、冷却塔における蒸発潜熱による放 と、冷却水が冷凍機から受け取る熱量とは しい。蒸発潜熱は、蒸発水量E(m 3 /hr)と蒸発潜熱H L との積であり、冷却水が冷凍機から受け取る 熱量は、循環戻水と循環往水との温度差δT( )と循環水量(m 3 /hr)と水の定圧比熱C p との積であるから、次式(9)が成り立つ。
   E・H L =R・δT・C p           …(9)

 これを変形することにより、蒸発水量Eは、 次式(10)で表わされることになる。
   E=R・δT・C p /H L           …(10)
    C p :水の定圧比熱(kcal kg -1 -1 )
    H L :水の蒸発潜熱(kcal kg -1 )

 水温40℃のときのC p =0.998kcal kg -1 -1 、H L =578kcal kg -1 とすると
   E=RδT/580(m 3 /hr)     …(11)
となる。

 この(11)式を前記(3)式に代入することにより 、(8)式が得られる。
   B+W=R・δT/[580・(N-1)]  …(8)

 この(8)式中の濃縮倍数Nはすでに述べたよ うに補給水および冷却水の導電率から求めら れるが、塩化物イオン濃度、カリウムイオン 濃度、マグネシウムイオン濃度などからも計 算できる。例えば、冷却水の塩化物イオン濃 度の値を補給水の塩化物イオン濃度の値で除 することで求めることができる。循環水量R ポンプ10の吐出量から求まるが、流量計によ り測定してもよい。また、ポンプをインバー ター抑制し、循環水量Rを増減させている場 には、インバーター信号に基づき循環水量R 求めてもよい。これらをδT測定値とともに( 8)式に代入することにより、蒸発及び飛散水 B+Wが求まる。

 薬注量すなわち系内に注入すべき薬品量A (g/Hr)は、(設定薬品濃度)・(ブロー水量+飛散 量)すなわち(設定薬品濃度)・(B+W)であるから 、(8)式から算出されるB+Wの値から薬注量Aが 算される。すなわち、薬注量A=[設定薬品濃 ]・R・δT/[580・(N-1)]である。

 この薬注量となるように薬注装置14の制御 行うことにより、冷却水系中の薬剤濃度を 標値とすることができる。薬注量を制御す には、薬注時間の制御、吐出量の制御、ポ プ稼働台数の制御などがあるが、一台のポ プで薬注時間を制御する方法(タイマー薬注) が最も簡便である。なお、制御装置は、上記 の水温T 1 ,T 2 、補給水及び冷却水の電気伝導度、ポンプ10 作動信号が入力され、上記演算を行い、薬 装置14に制御信号を出力するよう構成され いる。

 なお、上記の温度T 1 ,T 2 を測定する場合の注意事項は次の通りである 。

 循環水は配管の温度に影響を受けるため 配管長が長い現場、配管温度が下がりやす 冬季などは冷却対象近傍と冷却塔近傍で循 水の温度が異なる。このため、測温の際は 却塔近傍で測定することが好ましい。還り 環水の測温場所として、散水板・冷却塔近 の還配管・充填材上部などが挙げられる。 き循環水の測温場所としてピット内吸い込 口近傍、冷却塔近傍の往配管などが挙げら る。充填材下部などは場所によって温度の が大きいために全体のδTを求めるための測 場所としては不適切である。

 循環往水の温度は冷却塔内の滞留時間の めに、その変動には時間的な遅れが見られ 。冷却塔戻水の水温が急に下がった場合、 却塔往水の水温は急激には下がらず、冷却 のδTが見かけ上負になることもあり、短時 の測定では冷却塔の負荷を正確に把握する とができない。そのため、0.5~10hr程度の平 温度差をとり、これをもとに薬注量を設定 る方法が好ましい。

 以下、比較例及び実施例について説明す 。

[比較例1]
 コンプレッサー用冷却塔に対し、タイマー 注を行った場合について、薬品濃度の変動 調べ結果を第3図に示した。冷却塔の仕様は 保有水量4m 3 、循環水量160m 3 /hrであった。

 3hrに一度のタイマー薬注となっており、 荷の推移を見ながら季節ごとに薬注量を設 しなおした。負荷の変動が大きい時期には 出される薬品量の変動も大きく、薬品濃度 100~800mg/Lで変動していた。

[実施例1]
 上記冷却塔で本発明による方式で薬注処理 行った。
 薬品濃度設定を200~250mg/Lとし、冷却塔散水 とピット内循環水吸い込み口に白金測温抵 体(Pt100)を設置し、1分ごとに温度差を測定し た。3hr毎に平均温度差から必要な薬品量を算 出し、ダイアフラムポンプで薬注を行った。 薬品の注入量はダイアフラムポンプの運転時 間を変えることによって制御した。なお、冷 却塔の運転及び循環水量は循環ポンプの発停 により監視及び測定し、停止時には温度差の 測定を行わなかった。

 結果を第2図に示す。第2図の通り、測定20 日間で冷却水中の薬品濃度を200~250mg/Lで制御 ることができた。

[実施例2、比較例2]
 栗田工業株式会社社内冷却塔設備において 特開平11-211386による方法(比較例2)と本発明 よる方法(実施例2)とで薬注制御を行った。 果を第4図に示す。

 冷却塔の設備仕様は以下の通りであった。
   冷却容量:100RT
   保有水量:2m 3
   循環水量:20m 3 /hr
   濃縮倍数:4倍
   冷却対象:冷凍機
   補給水導電率:26mS/m
   冷却水導電率:100mS/m

 第4図の通り、比較例2の場合、薬品濃度 ばらつきが見られたが、実施例2の場合には 定な制御が可能であった。比較例2の方法で は冷却塔の負荷に対応していないため、負荷 が低下した時間帯で過剰な薬注となり、高い 薬品濃度が検出されたと考えられた。実施例 2による方法では、冷却塔の負荷を測定して るため、負荷の変動に追従して安定した制 が可能であった。

 本発明を特定の態様を用いて詳細に説明し が、本発明の意図と範囲を離れることなく 々な変更が可能であることは当業者に明ら である。
 なお、本出願は、2007年7月30日付で出願され た日本特許出願(特願2007-197640)に基づいてお 、その全体が引用により援用される。