照下修平 (〒10 東京都江東区豊洲三丁目1番1号株式会社IHI内 Tokyo, 13587, JP)
YAMADA, Toshihiko (1-1 Toyosu 3-chom, Koto-ku Tokyo 10, 13587, JP)
山田敏彦 (〒10 東京都江東区豊洲三丁目1番1号株式会社IHI内 Tokyo, 13587, JP)
株式会社IHI (〒10 東京都江東区豊洲三丁目1番1号 Tokyo, 13587, JP)
ELECTRIC POWER DEVELOPMENT CO., LTD. (15-1, Ginza 6-Chome Chuo-k, Tokyo 65, 10481, JP)
電源開発株式会社 (〒65 東京都中央区銀座六丁目15番1号 Tokyo, 10481, JP)
TERUSHITA, Shuuhei (1-1 Toyosu 3-chom, Koto-ku Tokyo 10, 13587, JP)
照下修平 (〒10 東京都江東区豊洲三丁目1番1号株式会社IHI内 Tokyo, 13587, JP)
| 再循環される排ガスの一部を一次再循環排ガスとしてミルへ導入し、該ミルで粉砕した微粉炭を前記一次再循環排ガスによりボイラのバーナへ供給し、再循環される前記排ガスの他の一部を二次再循環排ガスとしてボイラのウィンドボックスに供給し、再循環される前記排ガスの残りをOAP再循環排ガスとしてOAPに供給し、酸素製造装置で製造した酸素の一部を一次酸素として前記一次再循環排ガスに供給し、前記酸素の他の一部を二次酸素として二次再循環排ガスに供給し、前記酸素の更に他の一部をOAP供給酸素としてOAP再循環排ガスに供給し、前記酸素の残りをダイレクト供給酸素として前記バーナに直接供給する酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法であって、 石炭を酸素燃焼させて安定燃焼しているときの石炭の燃料比及び/又は炭素含有量とボイラ持込酸素濃度及び/又は全酸素量に対するダイレクト供給酸素の割合との関係を予め求めておき、石炭種の変更時に該石炭について予め計測しておいた燃料比及び/又は炭素含有量に見合うボイラ持込酸素濃度及び/又は全酸素量に対するダイレクト供給酸素の割合になるように再循環させる全ガス量及び/又はダイレクト供給酸素の供給量を調節することからなる酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法。 |
| 排ガス中の未燃分が未燃分制限値以下で且つNOx濃度がNOx制限値以下に保持されるようにOAP再循環排ガスに供給するOAP供給酸素の供給量を制御する請求項1に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法。 |
| 一次再循環排ガスに供給する一次酸素の供給量を調節してバーナを安定燃焼させ、且つ、二次再循環排ガスに供給する二次酸素の供給量とバーナに直接供給するダイレクト供給酸素の供給量との供給割合を調節してバーナの火炎形状を制御する請求項1又は2に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法。 |
| バーナ火炎の不安定時には、一次再循環排ガスに供給する一次酸素の供給量を増加する操作と、OAP再循環排ガスに供給するOAP供給酸素の供給量を減少させることによりバーナ持込酸素濃度を高める操作と、ダイレクト供給酸素の供給量を増加させる操作と、再循環する全ガス量を減少させることによりボイラ持込酸素濃度を高める操作の、少なくとも1つを行う請求項1に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法。 |
| バーナ火炎の不安定時には、一次再循環排ガスに供給する一次酸素の供給量を増加する操作と、OAP再循環排ガスに供給するOAP供給酸素の供給量を減少させることによりバーナ持込酸素濃度を高める操作と、ダイレクト供給酸素の供給量を増加させる操作と、再循環する全ガス量を減少させることによりボイラ持込酸素濃度を高める操作の、少なくとも1つを行う請求項2に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法。 |
| バーナ火炎の不安定時には、一次再循環排ガスに供給する一次酸素の供給量を増加する操作と、OAP再循環排ガスに供給するOAP供給酸素の供給量を減少させることによりバーナ持込酸素濃度を高める操作と、ダイレクト供給酸素の供給量を増加させる操作と、再循環する全ガス量を減少させることによりボイラ持込酸素濃度を高める操作の、少なくとも1つを行う請求項3に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法。 |
| 再循環取出系路により取り出した排ガスの一部を一次再循環排ガスとしてミルへ導入し、該ミルで粉砕した微粉炭を前記一次再循環排ガスによりボイラのバーナへ供給する一次再循環系路と、再循環される前記排ガスの他の一部を二次再循環排ガスとしてボイラのウィンドボックスに供給する二次再循環系路と、再循環される前記排ガスの残りをOAP再循環排ガスとしてOAPに供給するOAP再循環系路と、酸素製造装置と、該酸素製造装置で製造した酸素の一部を一次酸素として前記一次再循環系路に供給する一次酸素混合系路と、前記酸素の他の一部を二次酸素として二次再循環系路に供給する二次酸素混合系路と、前記酸素の更に他の一部をOAP供給酸素としてOAP再循環系路に供給するOAP酸素混合系路と、前記酸素の残りをダイレクト供給酸素として前記バーナに直接供給するダイレクト酸素供給系路と、再循環取出系路に備えた全ガス量調節器と、一次酸素混合系路に備えた一次酸素調節器と、二次酸素混合系路に備えた二次酸素調節器と、OAP酸素混合系路に備えたOAP酸素調節器と、ダイレクト酸素供給系路に備えたダイレクト酸素調節器と、排ガス中の未燃分を計測して得る未燃分計測手段と、ボイラ出口の排ガスのNOx濃度を計測するNOx濃度計と、燃焼する石炭の燃料比及び/又は炭素含有量を計測する燃料計測手段と、を有する酸素燃焼ボイラの酸素供給制御装置であって、 燃料計測手段により燃料比及び/又は炭素含有量を計測した石炭をボイラで酸素燃焼させて安定燃焼しているときのボイラ持込酸素濃度及び/又は全酸素量に対するダイレクト供給酸素の割合を求めることにより、石炭の燃料比及び/又は炭素含有量とボイラ持込酸素濃度及び/又は全酸素量に対するダイレクト供給酸素の割合との関係を予め求めて入力しておき、石炭種の変更時に該石炭について予め燃料計測手段により計測しておいた燃料比及び/又は炭素含有量に見合うボイラ持込酸素濃度及び/又は全酸素量に対するダイレクト供給酸素の割合になるように全ガス量及び/又はダイレクト供給酸素の供給量を調節する制御器を備えたことを特徴とする酸素燃焼ボイラの酸素供給制御装置。 |
| 制御器は、未燃分計測手段で計測した未燃分が未燃分制限値以下で且つNOx濃度計で計測したNOx濃度がNOx制限値以下に保持されるようOAP酸素調節器を調節して再循環系路に供給するOAP供給酸素の供給量を制御する請求項7に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御装置。 |
| 制御器は、一次酸素調節器を調節して一次再循環系路に供給する一次酸素の供給量を制御することによりバーナを安定燃焼させ、且つ、二次酸素調節器を調節することによる二次再循環系路に対する二次酸素の供給量とダイレクト酸素調節器を調節することによるバーナに対するダイレクト供給酸素の供給量との供給割合を調節してバーナの火炎形状を制御する請求項7又は8に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御装置。 |
| 制御器は、バーナ火炎の不安定時に、一次酸素調節器を調節して一次再循環系路に供給する一次酸素の供給量を増加する操作と、OAP酸素調節器を調節してOAP再循環系路に供給するOAP供給酸素の供給量を減少させることによりバーナ持込酸素濃度を高める操作と、ダイレクト供給酸素調節器を調節してダイレクト供給酸素の供給量を増加させる操作と、再循環全ガス量調節器を調節して再循環する全ガス量を減少させることによりボイラ持込酸素濃度を高める操作の、少なくとも1つを行うようにしている請求項7に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御装置。 |
| 制御器は、バーナ火炎の不安定時に、一次酸素調節器を調節して一次再循環系路に供給する一次酸素の供給量を増加する操作と、OAP酸素調節器を調節してOAP再循環系路に供給するOAP供給酸素の供給量を減少させることによりバーナ持込酸素濃度を高める操作と、ダイレクト供給酸素調節器を調節してダイレクト供給酸素の供給量を増加させる操作と、再循環全ガス量調節器を調節して再循環する全ガス量を減少させることによりボイラ持込酸素濃度を高める操作の、少なくとも1つを行うようにしている請求項8に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御装置。 |
| 制御器は、バーナ火炎の不安定時に、一次酸素調節器を調節して一次再循環系路に供給する一次酸素の供給量を増加する操作と、OAP酸素調節器を調節してOAP再循環系路に供給するOAP供給酸素の供給量を減少させることによりバーナ持込酸素濃度を高める操作と、ダイレクト供給酸素調節器を調節してダイレクト供給酸素の供給量を増加させる操作と、再循環全ガス量調節器を調節して再循環する全ガス量を減少させることによりボイラ持込酸素濃度を高める操作の、少なくとも1つを行うようにしている請求項9に記載の酸素燃焼ボイラの酸素供給制御装置。 |
本発明は、酸素燃焼ボイラの酸素供給制 方法及び装置に関するものである。
近年、地球規模の環境問題として大きく取 上げられている地球温暖化は、大気中の二 化炭素(CO 2 )の濃度の増加が主要因の一つであることが らかにされており、火力発電所はこれらの 質の固定排出源として注目されているが、 力発電用燃料としては石油、天然ガス、石 が使用されており、特に石炭は採掘可能埋 量が多く、今後需要が伸びることが予想さ ている。
石炭は、天然ガス及び石油と比較して炭素 有量が多く、その他、水素、窒素、硫黄等 成分、及び無機質である灰分を含んでおり 石炭を空気燃焼させると、排ガスの組成は どが窒素(約70%)となり、その他、二酸化炭 CO 2 、硫黄酸化物SOx、窒素酸化物NOx、酸素(約4%) のガス、及び未燃分、灰分等の微粒子を含 だものとなる。そこで、排ガスは脱硝、脱 、脱塵等の排ガス処理を実施し、NOx、SOx、 粒子が環境排出基準値以下になるようにし 煙突から大気に排出している。
前記排ガス中のNOxには、空気中の窒素が 素で酸化されて生成するサーマルNOxと、燃 中の窒素が酸化されて生成するフューエルN Oxとがある。従来、サーマルNOxの低減には火 温度を低減する燃焼法が採られ、又、フュ エルNOxの低減には、燃焼器内にNOxを還元す 燃料過剰の領域を形成する燃焼法が採られ きた。
又、石炭のような硫黄を含む燃料を使用 た場合には、燃焼によって排ガス中にSOxが じるため、湿式或いは乾式の脱硫装置を備 て除去している。
一方、排ガス中に多量に発生する二酸化炭 は高効率で分離除去することが望まれてお 、排ガス中の二酸化炭素を回収する方法と ては、従来よりアミン等の吸収液中に吸収 せる手法や、固体吸着剤に吸着させる吸着 、或いは膜分離法等が検討されているが、 ずれも変換効率が低く、石炭焚ボイラから CO 2 回収の実用化には至っていない。
そこで、排ガス中の二酸化炭素の分離と ーマルNOxの抑制の問題を同時に達成する有 な手法としては、空気に代えて酸素で燃料 燃焼させる手法が提案されている(例えば、 特許文献1、2等参照)。
石炭を酸素で燃焼すると、サーマルNOxの発
は無くなり、排ガスのほとんどは二酸化炭
となり、その他フューエルNOx、SOx、未燃分
含んだガスとなるため、排ガスを冷却する
とにより、前記二酸化炭素は液化して分離
ることが比較的容易になる。
ところで、従来の空気燃焼のボイラでは ミルで微粉砕した微粉炭の搬送用空気であ 一次空気量とミルからの微粉炭量との重量 (A/C)を調整することによって、バーナの安 燃焼を図ることが行われている。尚、前記A/ Cが大きすぎると火炎が吹き飛ぶ虞れがある 方、A/Cが小さすぎるとミル・バーナ系統の 造上、安定燃焼が維持できなくなるため、 イラに応じて前記A/Cを所定の運用範囲で設 ・制御するようにしていた。
また、フューエルNOxの低減には、排ガス 一部をバーナに再循環することによって燃 器内にNOxを還元する空気不足の領域を形成 る燃焼法が採られてきた。
しかしながら、特許文献1、2に開示され いるような酸素燃焼のボイラの場合、従来 空気燃焼との燃焼システムの違いから一次 気の取り込みがないため、従来の空気燃焼 ボイラのようにA/Cをそのままバーナの安定 焼のための指標とすることはできない。
また、常に均一な性状の石炭を導入して 焼させることは困難であり、このために多 種対応の酸素燃焼ボイラが求められている 、石炭の性状の幅は広く、石炭の性状が変 るとバーナによる火炎形状、ボイラの収熱 排ガスの性状が前記空気燃焼の場合とは大 く異なったものとなる。
このため、石炭の性状を表わす燃料比或 は炭素含有量が変化しても安定した酸素燃 が行えるようにした運転指標の確立が望ま ていた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、石炭の性 が変化しても安定した酸素燃焼を行えるよ にした酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法 び装置を提供しようとするものである。
本発明は、再循環される排ガスの一部を一
再循環排ガスとしてミルへ導入し、該ミル
粉砕した微粉炭を前記一次再循環排ガスに
りボイラのバーナへ供給し、再循環される
記排ガスの他の一部を二次再循環排ガスと
てボイラのウィンドボックスに供給し、再
環される前記排ガスの残りをOAP再循環排ガ
としてOAPに供給し、酸素製造装置で製造し
酸素の一部を一次酸素として前記一次再循
排ガスに供給し、前記酸素の他の一部を二
酸素として二次再循環排ガスに供給し、前
酸素の更に他の一部をOAP供給酸素としてOAP
循環排ガスに供給し、前記酸素の残りをダ
レクト供給酸素として前記バーナに直接供
する酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法で
って、
石炭を酸素燃焼させて安定燃焼している
きの石炭の燃料比及び/又は炭素含有量とボ
ラ持込酸素濃度及び/又は全酸素量に対する
ダイレクト供給酸素の割合との関係を予め求
めておき、石炭種の変更時に該石炭について
予め計測しておいた燃料比及び/又は炭素含
量に見合うボイラ持込酸素濃度及び/又は全
素量に対するダイレクト供給酸素の割合に
るように再循環させる全ガス量及び/又はダ
イレクト供給酸素の供給量を調節することか
らなる。
上記酸素燃焼ボイラの酸素供給制御方法 おいて、排ガス中の未燃分が未燃分制限値 下で且つNOx濃度がNOx制限値以下に保持され ようにOAP再循環排ガスに供給するOAP供給酸 の供給量を制御することは好ましい。
又、上記酸素燃焼ボイラの酸素供給制御 法において、一次再循環排ガスに供給する 次酸素の供給量を調節してバーナを安定燃 させ、且つ、二次再循環排ガスに供給する 次酸素の供給量とバーナに直接供給するダ レクト供給酸素の供給量との供給割合を調 してバーナの火炎形状を制御することは好 しい。
又、上記酸素燃焼ボイラの酸素供給制御 法において、バーナ火炎の不安定時には、 次再循環排ガスに供給する一次酸素の供給 を増加する操作と、OAP再循環排ガスに供給 るOAP供給酸素の供給量を減少させることに りバーナ持込酸素濃度を高める操作と、ダ レクト供給酸素の供給量を増加させる操作 、再循環する全ガス量を減少させることに りボイラ持込酸素濃度を高める操作の、少 くとも1つを行うことは好ましい。
本発明は、再循環取出系路により取り出し
排ガスの一部を一次再循環排ガスとしてミ
へ導入し、該ミルで粉砕した微粉炭を前記
次再循環排ガスによりボイラのバーナへ供
する一次再循環系路と、再循環される前記
ガスの他の一部を二次再循環排ガスとして
イラのウィンドボックスに供給する二次再
環系路と、再循環される前記排ガスの残り
OAP再循環排ガスとしてOAPに供給するOAP再循
系路と、酸素製造装置と、該酸素製造装置
製造した酸素の一部を一次酸素として前記
次再循環系路に供給する一次酸素混合系路
、前記酸素の他の一部を二次酸素として二
再循環系路に供給する二次酸素混合系路と
前記酸素の更に他の一部をOAP供給酸素とし
OAP再循環系路に供給するOAP酸素混合系路と
前記酸素の残りをダイレクト供給酸素とし
前記バーナに直接供給するダイレクト酸素
給系路と、再循環取出系路に備えた全ガス
調節器と、一次酸素混合系路に備えた一次
素調節器と、二次酸素混合系路に備えた二
酸素調節器と、OAP酸素混合系路に備えたOAP
素調節器と、ダイレクト酸素供給系路に備
たダイレクト酸素調節器と、排ガス中の未
分を計測して得る未燃分計測手段と、ボイ
出口の排ガスのNOx濃度を計測するNOx濃度計
、燃焼する石炭の燃料比及び/又は炭素含有
量を計測する燃料計測手段と、を有する酸素
燃焼ボイラの酸素供給制御装置であって、
燃料計測手段により燃料比及び/又は炭素
有量を計測した石炭をボイラで酸素燃焼さ
て安定燃焼しているときのボイラ持込酸素
度及び/又は全酸素量に対するダイレクト供
給酸素の割合を求めることにより、石炭の燃
料比及び/又は炭素含有量とボイラ持込酸素
度及び/又は全酸素量に対するダイレクト供
酸素の割合との関係を予め求めて入力して
き、石炭種の変更時に該石炭について予め
料計測手段により計測しておいた燃料比及
/又は炭素含有量に見合うボイラ持込酸素濃
度及び/又は全酸素量に対するダイレクト供
酸素の割合になるように全ガス量及び/又は
イレクト供給酸素の供給量を調節する制御
を備えたことからなる。
上記酸素燃焼ボイラの酸素供給制御装置 おいて、制御器は、未燃分計測手段で計測 た未燃分が未燃分制限値以下で且つNOx濃度 で計測したNOx濃度がNOx制限値以下に保持さ るようOAP酸素調節器を調節して再循環系路 供給するOAP供給酸素の供給量を制御するよ にしていることは好ましい。
又、上記酸素燃焼ボイラの酸素供給制御 置において、制御器は、一次酸素調節器を 節して一次再循環系路に供給する一次酸素 供給量を制御することによりバーナを安定 焼させ、且つ、二次酸素調節器を調節する とによる二次再循環系路に対する二次酸素 供給量とダイレクト酸素調節器を調節する とによるバーナに対するダイレクト供給酸 の供給量との供給割合を調節してバーナの 炎形状を制御するようにしていることは好 しい。
又、上記酸素燃焼ボイラの酸素供給制御 置において、制御器は、バーナ火炎の不安 時に、一次酸素調節器を調節して一次再循 系路に供給する一次酸素の供給量を増加す 操作と、OAP酸素調節器を調節してOAP再循環 路に供給するOAP供給酸素の供給量を減少さ ることによりバーナ持込酸素濃度を高める 作と、ダイレクト供給酸素調節器を調節し ダイレクト供給酸素の供給量を増加させる 作と、再循環全ガス量調節器を調節して再 環する全ガス量を減少させることによりボ ラ持込酸素濃度を高める操作の、少なくと 1つを行うようにしていることは好ましい。
本発明の酸素燃焼ボイラの排ガス制御方 及び装置によれば、石炭を酸素燃焼させて 定燃焼しているときの石炭の燃料比及び/又 は炭素含有量とボイラ持込酸素濃度及び/又 全酸素量に対するダイレクト供給酸素の割 との関係を予め求めておき、石炭種の変更 に該石炭について予め計測しておいた燃料 及び/又は炭素含有量に見合うボイラ持込酸 濃度及び/又は全酸素量に対するダイレクト 供給酸素の割合になるように再循環する全ガ ス量及び/又はダイレクト供給酸素の供給量 調節節するようにしたので、石炭の性状が 化してもボイラの安定した酸素燃焼が確保 れるという優れた効果を奏し得る。
3 ミル
4 酸素燃焼ボイラ(ボイラ)
5 ウィンドボックス
6 バーナ
10 再循環取出系路
12 全ガス量調節器
13 一次再循環系路
15 二次再循環系路
17 OAP再循環系路
18 OAP(オーバーエアーポート)
23 酸素製造装置
24 二次酸素混合系路
26 二次酸素調節器
27 OAP酸素混合系路
29 OAP酸素調節器
30 ダイレクト酸素供給系路
32 ダイレクト酸素調節器
33 一次酸素混合系路
35 一次酸素調節器
37 NOx濃度計
38 未燃分計測手段
39 燃料計測手段
40 制御器
X 1
燃料比とボイラ持込酸素濃度との関係
X 1
'炭素含有量とボイラ持込酸素濃度との関係
X 2
燃料比と全酸素量に対するダイレクト供給
素の割合との関係
X 2
' 炭素含有量と全酸素量に対するダイレクト
供給酸素の割合との関係
以下、本発明の実施例を添付図面を参照 て説明する。
図1は本発明の実施例の一例であって、1は 炭を貯留するコールバンカ、2はコールバン 1に貯留された石炭を切り出す給炭機、3は 炭機2から供給される石炭を微粉砕し且つ乾 させるミル、4は酸素燃焼ボイラ、5は酸素 焼ボイラ4に取り付けられたウィンドボック 、6はウィンドボックス5内に配設され且つ ル3から供給される微粉炭を燃焼させるバー 、7は酸素燃焼ボイラ4から排出される排ガ が流れる排ガスライン、8は排ガスライン7を 流れる排ガスと一次再循環排ガス並びに二次 再循環排ガスとを熱交換させる空気予熱器、 9は空気予熱器8を通過した排ガスを処理する 硫装置や集塵機等の排ガス処理装置、10は ガス処理装置9で浄化された排ガスの一部を り出す再循環取出系路、11は再循環取出系 10に設けた押込通風機(FDF)、12は再循環取出 路10に再循環される全ガス量を調節するため の全ガス量調節器、13は押込通風機11によっ 圧送される排ガスの一部を一次再循環排ガ として空気予熱器8で予熱してミル3へ導く一 次再循環系路、14は一次再循環排ガスの流量 調節するための一次ガス調節器、15は押込 風機11によって圧送される排ガスの残りを二 次再循環排ガスとして空気予熱器8で予熱し ウィンドボックス5へ導く二次再循環系路、1 6は二次再循環排ガスの流量を調節するため 二次ガス調節器、17は前記二次再循環系路15 ら分岐した排ガスの一部をボイラ4のOAP(オ バーエアーポート)18へ導入するOAP再循環系 、19はOAP再循環ガスの流量を調節するための OAPガス調節器、20は排ガス処理装置9で浄化さ れた排ガスを取り入れてCO 2 等を回収する回収装置、21は排ガス処理装置9 の下流側に設けて排ガスを誘引する誘引通風 機(IDF)、22は排ガス処理装置9で浄化され誘引 風機21で誘引される排ガスを大気放出する 突である。
上記構成において、空気を取り入れて酸 を製造する酸素製造装置23を設ける。酸素 造装置23で製造した酸素は、その一部を前記 二次再循環系路15に二次酸素として供給する 次酸素混合系路24を設け、該二次酸素混合 路24には、流量を計測する二次酸素計測器25 流量を調節する二次酸素調節器26とを設け 。ここで、図示例では空気予熱器8の下流側 二次再循環系路15に二次酸素を供給するよ にした場合について例示したが、空気予熱 8の上流側に二次酸素を供給するようにして よい。
又、前記酸素製造装置23で製造した酸素 他の一部をOAP供給酸素としてOAP再循環系路17 に供給するOAP酸素混合系路27を設け、該OAP酸 混合系路27に、流量を計測するOAP酸素計測 28と流量を調節するOAP酸素調節器29とを設け 。
更に、前記酸素製造装置23で製造した酸 の更に他の一部はミル3とバーナ6に供給する ようにしている。即ち、酸素製造装置23で製 した酸素を前記二次酸素と分岐するダイレ ト酸素供給系路30を設け、該ダイレクト酸 供給系路30には流量を計測するダイレクト酸 素計測器31と流量を調節するダイレクト酸素 節器32を設けている。更に、前記ダイレク 酸素供給系路30には一次酸素混合系路33が分 して設けてあり、該一次酸素混合系路33に 流量を計測する一次酸素計測器34と流量を調 節する一次酸素調節器35を設けている。従っ 、一次酸素調節器35を調節することにより 前記酸素の更に他の一部は一次酸素として 次再循環系路13を介してミル3へ供給し、前 酸素の残りはダイレクト酸素供給系路30によ りバーナ6へ供給するようにしている。
ここで、前記一次酸素調節器35と、二次 素調節器26と、OAP酸素調節器29と、ダイレク 酸素調節器32を制御することにより、酸素 造装置23で製造した酸素は一次再循環系路13 供給する一次酸素と、二次再循環系路15に 給する二次酸素と、OAP再循環系路17に供給す るOAP酸素と、バーナ6に直接供給するダイレ ト供給酸素とに任意の供給割合になるよう 調節できる。
図中36は再循環取出系路10により再循環さ れる全排ガス量を計測する全排ガス量計測器 であり、再循環取出系路10に設けた全ガス量 節器12によって再循環される全ガス量を調 すると、ボイラ4へ導入される全ガス量に対 る酸素濃度を示す、ボイラ持込酸素濃度を 意に調節できるようになっている。
更に、酸素燃焼ボイラ4出口の排ガスのNOx 濃度を計測するNOx濃度計37と、前記排ガス処 装置9での除塵によって得られる灰分から排 ガス中の未燃分を計測して得る未燃分計測手 段38と、前記コールバンカ1に供給する石炭の 燃料比と炭素含有量の一方或いは両方を計測 して得る燃料計測手段39を備えている。前記 燃分計測手段38には、未燃分を自動的に計 できる装置を用いることもできるが、従来 ら一般に実施されている手分析により計測 る方法を用いることができる。又、前記燃 計測手段39には、燃料比と炭素含有量の一方 或いは両方を自動的に計測できる装置を用い ることもできるが、従来から一般に実施され ている手分析により計測する方法を用いるこ とができる。
コールバンカ1に供給する石炭は、燃料計 測手段39によって燃料比(FR)及び/又は炭素含 量を予め求めるようにしてあり、石炭をボ ラ4で酸素燃焼させて安定燃焼しているとき 石炭の燃料比及び/又は炭素含有量とボイラ 持込酸素濃度との関係を予め実験により求め ておく。又、燃料比及び/又は炭素含有量と 酸素量に対するダイレクト供給酸素の割合 の関係も、予め実験により求めておく。
尚、前記ボイラ4の起動時には、一次再循 環排ガスの代わりに空気(図示せず)がミル3内 へ導入され、該空気によりミル3へ投入され 石炭の乾燥が行われつつ、微粉砕された微 炭がバーナ6へ搬送される一方、酸素の代わ に空気(図示せず)がボイラ4のウィンドボッ ス5に供給され、ボイラ4内で微粉炭の空気 焼が行われ、該ボイラ4の収熱が所定値に到 すると、前記空気に代えて酸素又は再循環 スを供給するように切り換えることにより 酸素燃焼に移行するようになっている。
酸素燃焼ボイラ4による石炭の酸素燃焼で は、バーナ6による火炎形状、ボイラ収熱、NO x濃度、未燃分等が所定の状態に維持される うに、酸素製造装置23により石炭(微粉炭)の 給量に対応した量の酸素が供給され、又、 粉炭の搬送に必要な一次再循環排ガス、ウ ンドボックス5に供給する二次再循環排ガス 、OAP18に供給するOAP再循環排ガスの夫々が調 されると共に、これらの再循環排ガスの総 である全ガス量が全ガス量調節器12により 節され、これによって酸素燃焼ボイラ4での 定燃焼が行われる。
酸素燃焼ボイラ4で燃焼する石炭の種類が 変わることによってボイラの燃焼状態が変化 して不安定燃焼を生じる要因としては、まず 石炭の燃料比(FR)及び/又は炭素含有量が考え れる。燃料比と炭素含有量は石炭の燃焼に いては略同様に用いられるものであり、よ て本発明の制御においては燃料比と炭素含 量の一方を用いても、或いは両方を用いる うにしてもよい。そして、石炭の燃料比及 /又は炭素含有量が変化した場合にも酸素燃 焼ボイラ4を安定して燃焼させるには、ボイ 持込酸素濃度及び/又は酸素製造装置23から 全酸素量に対するダイレクト供給酸素の割 を制御することが有効であることが判明し 。
このため、先ず石炭の燃料比を燃料計測手 39によって予め計測しておき、この石炭を イラ4で酸素燃焼させて安定燃焼している状 のときの燃料比とボイラ持込酸素濃度との 係を予め計算により求めて図4(a)の点P 1 を得る。
次に、上記操作を他の1種類以上の石炭につ いて実施することにより図4(a)のように1つ以 の点P 2 を求め、これにより石炭が安定燃焼する燃料 比とボイラ持込酸素濃度との関係X 1 を予め求めておくようにする。
又、上記と同様にして、図4(b)に示すように 、燃料比と酸素製造装置23からの全酸素量に するバーナ6に直接供給されるダイレクト供 給酸素の割合との関係X 2 を予め求めておくようにする。尚、前記燃料 比に代えて炭素含有量を用いた場合には、図 4(a)、図4(b)に示す関係X 1 及びX 2 に近似した関係X 1 '及び関係X 2 'が求められる。従って、制御に先立って、 4(a)、図4(b)に示した関係X 1 、X 1 '、X 2 、X 2 'の少なくとも1つを計測しておくようにする
図2は、前記図1の酸素燃焼ボイラにおい 石炭の性状(燃料比FR、炭素含有量)が変化し 場合でも安定した酸素燃焼を行えるように るための制御器40の一例を示すもので、こ 制御器40には、前記全ガス量計測器36で計測 た再循環する全ガス量と、一次酸素計測器3 4で計測した一次酸素の供給量と、ダイレク 酸素計測器31で計測したダイレクト供給酸素 の供給量と、二次酸素計測器25で計測した二 酸素の供給量と、OAP酸素計測器28で計測し OAP酸素の供給量と、前記未燃分計測手段38で 計測した未燃分計測値と、NOx濃度計37で計測 たNOx濃度計測値が入力されている。
尚、燃料比と炭素含有量とは略同等のも と考えることができるので、以下において 説明を簡略化するために、燃料比を用いた 御の場合を例にとって説明するが、炭素含 量を用いた制御も同様に行うことができる
前記制御器40には、前記したように予め計 しておいた図4(a)、図4(b)に示した石炭の燃料 比とボイラ持込酸素濃度との関係X 1 及び/又はダイレクト供給酸素の割合との関 X 2 が入力されている。又、制御器40には、燃料 測手段39によって予め計測された現在燃焼 ている石炭の燃料比(FR)と、次に燃焼を行う たな石炭の予め計測した燃料比(FR')が入力 れている。
更に、前記制御器40は、全ガス量調節器12 を調節する制御信号と、OAP酸素調節器29を調 する制御信号と、一次酸素調節器35を調節 る制御信号と、二次酸素調節器26を調節する 制御信号と、ダイレクト酸素調節器32を調節 る制御信号を出力するようになっている。
一方、酸素燃焼ボイラ4から排ガスと共に 排出される灰中未燃分は、ボイラ効率に直結 するものであるため所定の未燃分制限値以下 に制御する必要がある。未燃分制限値は実例 として5%以下としている場合があるが、更に をセメント原料として用いる場合などには の使用目的によって灰中未燃分の制限を受 る場合があるため、未燃分制限値は状況に じて設定する。
図3は図1の酸素燃焼ボイラ4により燃料比 低い石炭A(低FR炭 )と、燃料比が高い石炭B( FR炭)を燃焼した試験結果におけるボイラ持 酸素濃度又は全酸素量に対するダイレクト 給酸素の割合と灰中未燃分との関係を示し もので、燃料比が高い石炭B(高FR炭)は燃料 が低い石炭A(低FR炭)に対して未燃分が大幅に 増加することが分かる。図3では、燃料比が い石炭A(低FR炭)において所定の未燃分設定値 Sを維持するようにしたときのボイラ持込酸 濃度又は全酸素量に対するダイレクト供給 素の割合Oに対して、燃料比が高い石炭(高FR )において同一の未燃分設定値Sを維持する めにはボイラ持込酸素濃度又は全酸素量に するダイレクト供給酸素の割合をO'のように 増加させる必要がある。
前記制御器40には、予め求めておいた安定 焼が達成される石炭の燃料比とボイラ持込 素濃度との関係X 1 、及び/又は、燃料比と全酸素量に対するダ レクト供給酸素の割合との関係X 2 が予め入力されているので、ボイラ4で燃焼 る新たな石炭の予め計測しておいた燃料比(F R')を制御器40に入力することにより、制御器4 0は、石炭の燃料比(FR')が高い場合には全ガス 量調節器12を調節して再循環させる全ガス量 減少させることによりボイラ持込酸素濃度 増加するか、又はダイレクト酸素調節器32 二次酸素調節器26、一次酸素調節器35を調節 てダイレクト供給酸素の割合を増加するか 或いはその両者を行い、石炭の燃料比(FR') 低い場合には全ガス量調節器12により再循環 させる全ガス量を増大させることによりボイ ラ持込酸素濃度を減少するか、又はダイレク ト酸素調節器32、二次酸素調節器26、一次酸 調節器35を調節してダイレクト供給酸素の割 合を減少するか、或いはその両者を行って自 動制御するようになっている。
このように、新たな石炭の燃料比(FR')に じて再循環させる全ガス量を調節し、ボイ 持込酸素濃度を適切に調節する、及び/又は ダイレクト供給酸素の割合を適切に調節す ことにより、図3に示す未燃分を、炭種が変 わっても未燃分制限値以下の所定の未燃分設 定値Sに安定して維持させることができる。
又、排ガスのNOx濃度も所定のNOx制限値以 に維持する必要がある。ここで、ボイラ持 酸素濃度又はダイレクト供給酸素の割合と ガスのNOx濃度の関係を調査したところ、図5 に示すようにNOx濃度はボイラ持込酸素濃度又 はダイレクト供給酸素の割合の増加に伴って 略直線に近い状態で増加することが得られた 。前記NOx制限値は発電所内のNOx濃度或いは総 量規制などによって制限されるものであり、 ボイラ出口での濃度に換算された実例がある 例えば180ppmをNOx制限値とすることができる。
従って、制御器40は、前記全ガス量調節 12により循環させる全ガス量を調節してボイ ラ持込酸素濃度を変える制御、及び/又は、 イレクト供給酸素の割合を変える制御に加 て、未燃分計測手段38で計測した未燃分が未 燃分制限値以下で、且つNOx濃度計37で計測し NOx濃度がNOx制限値以下に保持されるように OAP酸素調節器29を調節してOAP再循環系路17に 供給するOAP供給酸素の供給量を制御するよう にしている。
更に、制御器40は、上記制御に加えて、 次酸素調節器35を調節して一次再循環系路13 供給する一次酸素の供給量を制御すること よりバーナ6を安定燃焼させるようにしてい る。
又、制御器40は、図6に示すように、基準 石炭Aの燃焼から新たな石炭Bの燃焼に切り わることによってバーナ火炎が不安定にな た場合には、一次酸素調節器35を調節して一 次再循環系路13に供給する一次酸素の供給量 増加する操作と、OAP酸素調節器29を調節し OAP再循環系路17に供給するOAP供給酸素の供給 量を減少させてバーナ持込酸素濃度を高める 操作と、全ガス量調節器12を調節して循環さ る全ガス量を減少させてボイラ持込酸素濃 を高める操作と、ダイレクト酸素調節器32 二次酸素調節器26、一次酸素調節器35を調節 てダイレクト供給酸素の割合を増加する操 の、少なくとも1つを行うようにしている。 ここで、上記バーナ持込酸素濃度は、バーナ 6へ導入される全ガス量に対する酸素濃度を す。
次に、上記図示例の作用を説明する。
前述の如き酸素燃焼ボイラ4においては、 コールバンカ1に貯留される石炭は、先ず燃 計測手段39によって燃料比(FR)が計測され、 料比(FR)が計測された石炭は給炭機2によりミ ル3へ投入され、該ミル3において石炭が微粉 され微粉炭にされると共に、押込通風機11(F DF)によって排ガス処理装置9の下流から取り された排ガスの一部である一次再循環排ガ は一次再循環系路13によりミル3内へ導入さ 、一次再循環排ガスはミル3へ投入される石 の乾燥を行いつつ、微粉砕された微粉炭を イラ4のバーナ6へ搬送する。
一方、ボイラ4のウィンドボックス5には 前記押込通風機11からの排ガスの他の一部が 二次再循環排ガスとして二次再循環系路15に り供給される。更に、二次再循環系路15か 分岐したOAP再循環系路17により取り出すよう にした残りの排ガスはOAP再循環ガスとしてボ イラ4のOAP18へ供給される。
更に、酸素製造装置23で製造された酸素 一部は二次酸素として二次酸素混合系路24に より前記二次再循環系路15に供給され、前記 素の他の一部はOAP酸素としてOAP酸素混合系 27によりOAP再循環系路17に供給され、前記酸 素の更に他の一部は、一次酸素としてダイレ クト酸素供給系路30から分岐された一次酸素 合系路33により一次再循環系路13に供給され 、前記酸素の残りはダイレクト酸素としてダ イレクト酸素供給系路30により前記バーナ6に 直接供給される。
従って、ミル3から一次再循環排ガスによっ てバーナ6に供給された微粉炭は、酸素が混 されてバーナ6に供給される一次再循環ガス 、酸素が混合されてウィンドボックス5に供 給される二次再循環ガスと、酸素が混合され てOAP18に供給されるOAP再循環ガスと、バーナ6 に直接供給されるダイレクト供給酸素とによ り燃焼される。燃焼によって生じた排ガスは 、空気予熱器8により一次再循環排ガス及び 次再循環排ガスを予熱し、更に排ガス処理 置9により処理された後、一部は再循環排ガ として再循環を行わせる押込通風機11と、CO 2 等の回収を行う回収装置20とに導かれ、残り 誘引通風機(IDF)により誘引されて煙突22から 大気放出される。
酸素燃焼ボイラ4による石炭の酸素燃焼は 、バーナ6による火炎形状、ボイラ収熱、NOx 度、未燃分等が所定の状態に維持されるよ に、酸素製造装置23によって製造される酸素 の供給量が石炭(微粉炭)の供給量に対応して 整され、又、微粉炭の搬送に必要な一次再 環排ガス、ウィンドボックス5に供給する二 次再循環排ガス、OAP18に供給するOAP再循環排 スの夫々が調節され、更に、これらの再循 排ガスの総和である全ガス量が全ガス量調 器12により調節され、これによって酸素燃 ボイラ4での安定燃焼が行われる。
このようにボイラ4が安定燃焼している状 態の時に、酸素製造装置23によりボイラ4に供 給される酸素量に基づいたボイラ持込酸素濃 度を計算により求めると共に、全酸素量に対 するダイレクト供給酸素の割合を求める。
更に、上記と同様の操作を、他の少なくと 1種類以上の石炭について実施し、石炭が安 定燃焼しているときの燃料比とボイラ持込酸 素濃度及び/又はダイレクト供給酸素の割合 の関係X 1 ,X 2 を図2の制御器40に入力しておく。
酸素燃焼ボイラ4で現在燃焼している石炭 と異なる新たな石炭を燃焼する際には、燃料 計測手段39によって予め計測しておいた新た 石炭の燃料比(FR')を制御器40に入力する。
これにより制御器40は、供給する石炭種が 更された際は図4に示した燃料比(FR)とボイラ 持込酸素濃度及び/又はダイレクト供給酸素 割合との関係X 1 ,X 2 に基づいて、燃料比(FR')に見合うボイラ持込 素濃度及び/又はダイレクト供給酸素の割合 になるように全ガス量調節器12を調節して再 環する全ガス量を調節する制御と、ダイレ ト酸素調節器32、二次酸素調節器26、一次酸 素調節器35を調節してダイレクト供給酸素の 合を調節する制御の、一方又は両方を自動 に行う。
このように、石炭の燃料比(FR)に応じて、 再循環させる全ガス量を調節してボイラ持込 酸素濃度を適切に調節すること、及び/又は ダイレクト供給酸素の割合を調節してダイ クト供給酸素の供給量を調節することによ 、ボイラ4に供給する炭種が変わっても未燃 を、未燃分制限値以下の所定の未燃分設定 Sに安定して維持させることができるように なる。
又、制御器40は、前記全ガス量調節器12に より循環させる全ガス量を調節してボイラ持 込酸素濃度を変える制御に加えて、未燃分計 測手段38で計測した未燃分が未燃分制限値以 で、且つNOx濃度計37で計測したNOx濃度がNOx 限値以下に保持されるようにOAP酸素調節器29 を調節してOAP再循環系路17に供給するOAP供給 素の供給量を制御する。これにより、炭種 変わっても、未燃分が未燃分制限値以下に 持され、且つNOx濃度がNOx制限値以下に保持 れるように自動的に制御されるようになる
更に、制御器40は、上記制御に加えて、 次酸素調節器35を調節して一次再循環系路13 供給する一次酸素の供給量を制御すること よりバーナ6を安定燃焼させた状態において 、二次酸素調節器26を調節することによる二 再循環系路15への二次酸素の供給量と、ダ レクト酸素調節器32を調節することによるバ ーナ6へ直接供給するダイレクト供給酸素の 給量との供給割合を調節することにより、 ーナ6の火炎形状を有効に制御することがで る。これにより、炭種が変わっても、バー 火炎が吹き飛ぶような失火の問題を生じる となく安定燃焼させることができ、且つ、 ーナ6の火炎形状を所定の形状に安定に保持 させることができる。
又、制御器40は、図6に示すように、基準 石炭Aの燃焼から新たな石炭Bの燃焼に切り わることによりバーナ火炎が不安定になっ 場合には、一次酸素調節器35を調節して一次 再循環系路13に供給する一次酸素の供給量を 加する操作を行うことでと、OAP酸素調節器2 9を調節してOAP再循環系路17に供給するOAP供給 酸素の供給量を減少させてバーナ持込酸素濃 度を高める操作と、全ガス量調節器12を調節 て循環させる全ガス量を減少させてボイラ 込酸素濃度を高める操作と、ダイレクト酸 調節器32、二次酸素調節器26、一次酸素調節 器35を調節して、二次酸素の供給量を減少さ てダイレクト酸素の供給量を増加する操作 、少なくとも1つを行うようにしている。こ れにより、炭種が変わっても、安定した酸素 燃焼運転を維持することができる。
尚、本発明の酸素燃焼ボイラの酸素供給 御方法及び装置は、上述の図示例にのみ限 されるものではなく、本発明の要旨を逸脱 ない範囲内において種々変更を加え得るこ は勿論である。
石炭の性状が変化しても、排ガスの性状 制限値内に制御した状態において酸素燃焼 イラは安定燃焼できる。
