Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
METHOD FOR PRODUCTION OF AROMATIC POLYCARBONATE RESIN COMPOSITION
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/136440
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a method for producing an aromatic polycarbonate resin composition having stabilized quality by mixing an aromatic polycarbonate resin with an additive such as a thermal stabilizer homogeneously. Specifically disclosed is a method for producing an aromatic polycarbonate resin composition, which comprises the following steps: a polycarbonate feed step for feeding an aromatic polycarbonate in a molten state to an extruder continuously; an extrusion step for mixing the aromatic polycarbonate with a thermal stabilizer in the extruder and extruding the mixture from the extruder; a pellet formation step for pelletizing the aromatic polycarbonate extruded from the extruder to form a pellet of the aromatic polycarbonate; and a pellet circulation/feed step for collecting a part of the aromatic polycarbonate pellets, and continuously feeding the pellet impregnated with the thermal stabilizer to the extruder into which the aromatic polycarbonate is to be fed in the polycarbonate feed step, while impregnating the pellet with the thermal stabilizer continuously.

Inventors:
KUMAZAWA, Katsuhisa (1-1 Kurosakishiroishi, Yahatanishi-ku, Kitakyushu-sh, Fukuoka 04, 8060004, JP)
熊澤 勝久 (〒04 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石1番1号 三菱化学株式会社内 Fukuoka, 8060004, JP)
TAURA, Takayuki (1-1 Kurosakishiroishi, Yahatanishi-ku, Kitakyushu-sh, Fukuoka 04, 8060004, JP)
Application Number:
JP2008/058135
Publication Date:
November 13, 2008
Filing Date:
April 25, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
MITSUBISHI CHEMICAL CORPORATION (14-1, Shiba 4-chome Minato-k, Tokyo 14, 1080014, JP)
三菱化学株式会社 (〒14 東京都港区芝四丁目14番1号 Tokyo, 1080014, JP)
KUMAZAWA, Katsuhisa (1-1 Kurosakishiroishi, Yahatanishi-ku, Kitakyushu-sh, Fukuoka 04, 8060004, JP)
熊澤 勝久 (〒04 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石1番1号 三菱化学株式会社内 Fukuoka, 8060004, JP)
International Classes:
C08J3/12; B29B7/88; B29B9/06; C08G64/40; C08J3/20; C08L69/00; B29K69/00
Attorney, Agent or Firm:
SENMYO, Kenji et al. (4th Floor, SIA Kanda Square17, Kanda-konyacho,Chiyoda-k, Tokyo 35, 1010035, JP)
Download PDF:
Claims:
 熱安定剤を含む芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法であって、
 溶融状態の芳香族ポリカーボネートを連続的に押出機に供給するポリカーボネート供給工程と、
 前記押出機により、ポリカーボネート供給工程において供給された芳香族ポリカーボネートを熱安定剤と混合し、当該押出機から押し出す押出工程と、
 前記押出工程において押出機から押し出された芳香族ポリカーボネートをペレット化し芳香族ポリカーボネートのペレットを形成するペレット形成工程と、
 前記ペレット形成工程においてペレット化された芳香族ポリカーボネートのペレットの一部を分取し、当該ペレットに熱安定剤を連続的に添着しつつ、当該熱安定剤が添着されたペレットを、前記ポリカーボネート供給工程において芳香族ポリカーボネートが供給される押出機に連続的に供給するペレット循環供給工程と、
 を有することを特徴とする芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
 前記ペレット形成工程によりペレット化された芳香族ポリカーボネートのペレットを輸送配管により気力輸送する気力輸送工程をさらに有し、
 前記輸送配管から分岐させた分岐配管により、前記ペレット形成工程において得られた芳香族ポリカーボネートのペレットの一部を気力輸送することを特徴とする請求項1に記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
 前記ペレット循環供給工程において芳香族ポリカーボネートのペレットに添着される熱安定剤が、液状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
 前記ペレット循環供給工程において芳香族ポリカーボネートのペレットに添着される熱安定剤が、酸性化合物またはその誘導体であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
 前記熱安定剤が、液状且つ炭素数1~10のアルキル基で置換されていてもよいスルホン酸またはそのエステルであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
 前記ペレット循環供給工程において、芳香族ポリカーボネートのペレット100重量部に対し、熱安定剤0.001重量部~1重量部を、当該芳香族ポリカーボネートのペレットに連続的に添着させることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
 前記ペレット循環供給工程において、前記押出機に供給される芳香族ポリカーボネート100重量部に対し、前記熱安定剤が添着された芳香族ポリカーボネートのペレット0.5重量部~5重量部が当該押出機に供給されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
 前記ペレット形成工程においてペレット化された芳香族ポリカーボネートの粘度平均分子量(Mv 1 )が、前記押出工程において前記押出機内で熱安定剤と混合される溶融状態の芳香族ポリカーボネートの粘度平均分子量(Mv 2 )以下である(Mv 1 ≦Mv 2 )ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
 前記押出工程において、芳香族ポリカーボネート100重量部に対し、熱安定剤が0.002重量部以下の量で混合されることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
 前記ポリカーボネート供給工程において、前記押出機に供給される芳香族ポリカーボネートは、塩基性化合物を触媒とし、芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルとの重縮合反応により得られるものであることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造方法。
Description:
芳香族ポリカーボネート樹脂組 物の製造方法

 本発明は、芳香族ポリカーボネート樹脂 成物の製造方法に関し、より詳しくは、エ テル交換反応による芳香族ポリカーボネー 樹脂組成物の製造方法に関する。

 近年、芳香族ポリカーボネート樹脂は、 衝撃性等の機械的特性に優れ、しかも耐熱 、透明性等にも優れたエンジニアリングプ スチックスとして、OA部品、自動車部品、 築材料等に幅広く用いられている。特に耐 撃性や透明性等の特性を生かして、光学用 料として光学レンズや記録用ディスク、シ ト、ボトル等の用途に幅広く使用されてい 。

 このような芳香族ポリカーボネート樹脂 製造方法としては、芳香族ジオールと炭酸 エステルとを溶融状態でエステル交換し、 生するフェノール等の低分子量物を系外に り除きながら連続的に芳香族ポリカーボネ ト樹脂を得る方法が、いわゆる溶融法とし 従来から知られている。

 ここで、芳香族ポリカーボネート樹脂を 料として使用する場合、その性能を維持、 上させるために、各種の熱安定剤を添加さ て使用されることが多い。これらの熱安定 は、通常、押出機を用いた混練法によって 香族ポリカーボネートに混合され、分散、 一化される(特許文献1参照。)。

特開平8-259687号公報

 ところで、例えば、溶融法により芳香族ポ カーボネート樹脂を製造する場合、通常、 造ラインの後段に設けた押出機において、 融状態の芳香族ポリカーボネート樹脂と熱 定剤等の各種添加剤とが混合される。そし 、押出機から押し出された芳香族ポリカー ネート樹脂は、その後、所定の大きさのペ ットに成形され、製品となる。
 しかし、芳香族ポリカーボネート樹脂に添 される添加剤は、粉末状又は液状の形態を するものが多く、その使用量は極めて少量 ある。このため、押出機により芳香族ポリ ーボネート樹脂と添加剤とを混合すると、 加材が偏在し、均一に混合されない場合が いという問題がある。
 この場合、予め、添加剤と適当なポリマー からなるマスターバッチの形態で押出機に 加する方法が考えられる。しかし、例えば ンシェルミキサー等の混合機を用いてマス ーバッチを調製すると、粉末状の添加剤は 級し、均一な分散状態が得られない場合が い。また、液状の添加剤は、マスターバッ を調製後、分離する場合がある。

 また、上記溶融法は、一般的には連続的に 香族ポリカーボネート樹脂を製造する方法 あるため、製品の切り替えのとき等に移行 が発生する。このような移行品は規格外の のであるため、通常は生産ロス品として処 される。
 しかし、製品の歩留まりや資源の節約の観 から、このような生産ロス品を処分するこ は好ましくなく、有効に利用することが望 しい。ところが、このような生産ロス品を 環リサイクルすると製品の熱安定性を悪化 せ商品価値を低下させる場合がある。

 本発明の目的は、熱安定剤等の添加剤と 香族ポリカーボネート樹脂とを均一に混合 、品質の安定した芳香族ポリカーボネート 脂組成物の製造方法を提供することにある

 上記課題を解決するために、本発明者ら 鋭意検討を行った結果、熱安定剤が含まれ 芳香族ポリカーボネートペレットを、気力 送配管を分岐させた分岐配管により気力輸 し、これに熱安定剤を添着して押出機に連 的に供給すると、上記生産ロス品も有効に 用でき、品質への影響も最小限にできるこ を見出し、かかる知見に基づき本発明を完 した。

 かくして本発明によれば、熱安定剤を含 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造 法であって、溶融状態の芳香族ポリカーボ ートを連続的に押出機に供給するポリカー ネート供給工程と、押出機により、ポリカ ボネート供給工程において供給された芳香 ポリカーボネートを熱安定剤と混合し、押 機から押し出す押出工程と、押出工程にお て押出機から押し出された芳香族ポリカー ネートをペレット化し芳香族ポリカーボネ トのペレットを形成するペレット形成工程 、ペレット形成工程においてペレット化さ た芳香族ポリカーボネートのペレットの一 を分取して、ペレットに熱安定剤を連続的 添着しつつ、熱安定剤が添着されたペレッ を、ポリカーボネート供給工程において芳 族ポリカーボネートが供給される押出機に 続的に供給するペレット循環供給工程と、 有することを特徴とする芳香族ポリカーボ ート樹脂組成物の製造方法が提供される。

 ここで、本発明が適用される芳香族ポリ ーボネート樹脂組成物の製造方法において ペレット形成工程によりペレット化された 香族ポリカーボネートのペレットを輸送配 により気力輸送する気力輸送工程をさらに し、輸送配管から分岐させた分岐配管によ 、ペレット形成工程において得られた芳香 ポリカーボネートのペレットの一部を気力 送することが好ましい。

 次に、本発明が通用される芳香族ポリカ ボネート樹脂組成物の製造方法において、 レット循環供給工程では、芳香族ポリカー ネートのペレットに添着される熱安定剤が 液状であることが好ましい。ここで、ペレ ト循環供給工程において芳香族ポリカーボ ートのペレットに添着される熱安定剤が、 性化合物またはその誘導体であることが好 しい。さらに、熱安定剤が、液状且つ炭素 1~10のアルキル基で置換されていてもよいス ルホン酸またはそのエステルであることが好 ましい。

 次に、本発明が適用される芳香族ポリカー ネート樹脂組成物の製造方法において、ペ ット循環工程では、芳香族ポリカーボネー のペレット100重量部に対し、熱安定剤0.001 量部~1重量部を、芳香族ポリカーボネートの ペレットに連続的に添着させることが好まし い。
 さらに、ペレット循環供給工程において、 出機に供給される芳香族ポリカーボネート1 00重量部に対し、熱安定剤が添着された芳香 ポリカーボネートのペレット0.5重量部~5重 部が押出機に供給されることが好ましい。

 また、本発明が適用される芳香族ポリカー ネート樹脂組成物の製造方法では、ペレッ 形成工程においてペレット化された芳香族 リカーボネートの粘度平均分子量(Mv 1 )が、押出工程において押出機内で熱安定剤 混合される溶融状態の芳香族ポリカーボネ トの粘度平均分子量(Mv 2 )以下である(Mv 1 ≦Mv 2 )ことが好ましい。
 さらに、押出工程において、芳香族ポリカ ボネート100重量部に対し、熱安定剤が0.002 量部以下の量で混合されることが好ましい
 また、ポリカーボネート供給工程において 押出機に供給される芳香族ポリカーボネー は、塩基性化合物を触媒とし、芳香族ジヒ ロキシ化合物と炭酸ジエステルとの重縮合 応により得られるものであることが好まし 。

 本発明によれば、品質の安定した芳香族 リカーボネート樹脂組成物を製造すること できる。また、簡便な手段で製品の歩留ま を向上させ、資源の節約に寄与することも 待できる。

芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の 造装置の一例を示す図である。 複数のブレンダーを使用し、熱安定剤 の添加剤を添着する場合の芳香族ポリカー ネート樹脂組成物の製造装置の一例を示す である。

符号の説明

2a…第1原料調製槽、2b…第2原料調製槽、3a, 3b…アンカー型攪拌翼、4a…原料供給ポンプ 5a…触媒供給口、6a…第1竪型反応器、6b…第2 竪型反応器、6c…第3竪型反応器、7a,7b,7c…マ クスブレンド翼、8a,8b,8c,8d…留出管、9a…第 4横型反応器、10a…格子翼、11a…押出機、12a,1 2b,12c…添加剤供給ライン、13a…ストランドバ ス、14a…ストランドカッター、15a…篩分機、 16a,16b,16c…製品サイロ、21a,21b…ブレンダー、 22a,22b…熱安定剤供給口、81a,81b,81c,81d…凝縮 、82a,82b,82c,82d…減圧装置への接続配管。

 以下、本発明を実施するための最良の形 (以下、発明の実施の形態)について詳細に 明する。尚、本発明は、以下の実施の形態 限定されるものではなく、その要旨の範囲 で種々変形して実施することが出来る。ま 、使用する図面は本発明の実施の形態を説 するためのものであり、実際の大きさを表 ものではない。

(ポリカーボネート樹脂)
 本発明において、ポリカーボネート樹脂は 芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステ とのエステル交換反応に基づく溶融重縮合 より製造される。
 以下、原料として芳香族ジヒドロキシ化合 及び炭酸ジエステルを用い、エステル交換 媒の存在下、連続的に溶融重縮合反応を行 ことにより、ポリカーボネート樹脂を製造 る方法について説明する。

(芳香族ジヒドロキシ化合物)
 本発明の実施の形態において使用する芳香 ジヒドロキシ化合物としては、下記一般式( 1)で示される化合物が挙げられる。

 ここで、一般式(1)において、Aは、単結合ま たは置換されていてもよい炭素数1~10の直鎖 、分岐状若しくは環状の2価の炭化水素基、 は、-O-、-S-、-CO-若しくは-SO 2 -で示される2価の基である。X及びYは、それ れ独立に、ハロゲン原子又は炭素数1~6の炭 水素基である。p及びqは、それぞれ独立に、 0~2の整数である。尚、XとY及びpとqは、それ れ、同一でも相互に異なるものでもよい。

 芳香族ジヒドロキシ化合物の具体例とし は、例えば、ビス(4-ヒドロキシジフェニル) メタン、2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロ ン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル )プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3-t-ブチル ェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3,5- メチルフェニル)プロパン、2,2-ビス(4-ヒド キシ-3,5-ジブロモフェニル)プロパン、4,4-ビ (4-ヒドロキシフェニル)ヘプタン、1,1-ビス(4 -ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン等のビ フェノール類;4,4’-ジヒドロキシビフェニ 、3,3’,5,5’-テトラメチル-4,4’-ジヒドロキ ビフェニル等のビフェノ-ル類;ビス(4-ヒド キシフェニル)スルホン、ビス(4-ヒドロキシ ェニル)スルフィド、ビス(4-ヒドロキシフェ ニル)エーテル、ビス(4-ヒドロキシフェニル) トン等が挙げられる。

 これらの中でも、2,2-ビス(4-ヒドロキシフ ェニル)プロパン(「ビスフェノールA」、以下 、BPAと略記することがある。)が好ましい。 れらの芳香族ジヒドロキシ化合物は、単独 、又は2種以上を混合して用いることができ 。

(炭酸ジエステル)
 本発明の実施の形態において使用する炭酸 エステルとしては、下記一般式(2)で示され 化合物が挙げられる。

 ここで、一般式(2)中、A’は、置換されてい てもよい炭素数1~10の直鎖状、分岐状又は環 の1価の炭化水素基である。2つのA’は、同 でも相互に異なるものでもよい。
 尚、A’上の置換基としては、ハロゲン原子 、炭素数1~10のアルキル基、炭素数1~10のアル キシ基、フェニル基、フェノキシ基、ビニ 基、シアノ基、エステル基、アミド基、ニ ロ基等が例示される。

 炭酸ジエステルの具体例としては、例えば ジフェニルカーボネート、ジトリルカーボ ート等の置換ジフェニルカーボネート;ジメ チルカーボネート、ジエチルカーボネート、 ジ-t-ブチルカーボネート等のジアルキルカー ボネートが挙げられる。
 これらの中でも、ジフェニルカーボネート( 以下、DPCと略記することがある。)、置換ジ ェニルカーボネートが好ましい。これらの 酸ジエステルは、単独で、又は2種以上を混 して用いることができる。

 また、上記の炭酸ジエステルは、好ましく その50モル%以下、さらに好ましくは30モル% 下の量を、ジカルボン酸又はジカルボン酸 ステルで置換してもよい。
 代表的なジカルボン酸又はジカルボン酸エ テルとしては、例えば、テレフタル酸、イ フタル酸、テレフタル酸ジフェニル、イソ タル酸ジフェニル等が挙げられる。このよ なジカルボン酸又はジカルボン酸エステル 置換した場合には、ポリエステルカーボネ トが得られる。

 これら炭酸ジエステル(上記の置換したジカ ルボン酸又はジカルボン酸エステルを含む。 以下同じ。)は、ジヒドロキシ化合物に対し 過剰に用いられる。
 即ち、芳香族ジヒドロキシ化合物に対して 酸ジエステルのモル比が、好ましくは、1.01 以上、特に好ましくは1.02以上、また好まし は1.30以下、特に好ましくは1.20以下で用いら れる。モル比が1.01より小さくなると、得ら るポリカーボネート樹脂の末端OH基が多くな り、樹脂の熱安定性が悪化する傾向となる。 また、モル比が1.30より大きくなると、エス ル交換の反応速度が低下し、所望の分子量 有するポリカーボネート樹脂の生産が困難 なる傾向となる他、樹脂中の炭酸ジエステ の残存量が多くなり、成形加工時や成形品 臭気の原因となることがあり、好ましくな 。

(エステル交換触媒)
 本発明の実施の形態において使用するエス ル交換触媒としては、通常、エステル交換 により芳香族ポリカーボネートを製造する に用いられる触媒が挙げられ、特に限定さ ない。一般的には、例えば、アルカリ金属 合物、ベリリウム又はマグネシウム化合物 アルカリ土類金属化合物、塩基性ホウ素化 物、塩基性リン化合物、塩基性アンモニウ 化合物又はアミン系化合物等の塩基性化合 が挙げられる。

 これらのエステル交換触媒の中でも、アル リ金属化合物あるいはアルカリ土類金属化 物が、本発明の実施の形態の目的とする少 の熱安定剤を芳香族ポリカーボネート樹脂 成物に均一に分散させるという点では効果 大きい。これらのエステル交換触媒は、1種 類で使用してもよく、2種類以上を組み合わ て使用してもよい。
 エステル交換触媒の使用量は、通常、芳香 ジヒドロキシ化合物1モルに対して、好まし くは1×10 -9 モル以上、特に好ましくは1×10 -7 モル以上、また好ましくは、1×10 -1 モル以下、特に好ましくは1×10 -2 モル以下の範囲で用いられる。

 アルカリ金属化合物としては、アルカリ金 の水酸化物、炭酸塩、炭酸水素化合物等の 機アルカリ金属化合物;アルカリ金属のアル コール類、フェノール類、有機カルボン酸類 との塩等の有機アルカリ金属化合物等が挙げ られる。ここで、アルカリ金属としては、例 えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、ル ビジウム、セシウムが挙げられる。
 これらのアルカリ金属化合物の中でも、セ ウム化合物が好ましく、特に、炭酸セシウ 、炭酸水素セシウム、水酸化セシウムが好 しい。

 ベリリウム又はマグネシウム化合物及び ルカリ土類金属化合物としては、例えば、 リリウム、マグネシウム、アルカリ土類金 の水酸化物、炭酸塩等の無機アルカリ土類 属化合物;これらの金属のアルコール類、フ ェノール類、有機カルボン酸類との塩等が挙 げられる。ここで、アルカリ土類金属として は、カルシウム、ストロンチウム、バリウム が挙げられる。

 塩基性ホウ素化合物としては、ホウ素化 物のナトリウム塩、カリウム塩、リチウム 、カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウ 塩、ストロンチウム塩等が挙げられる。こ で、ホウ素化合物としては、例えば、テト メチルホウ素、テトラエチルホウ素、テト プロピルホウ素、テトラブチルホウ素、ト メチルエチルホウ素、トリメチルベンジル ウ素、トリメチルフェニルホウ素、トリエ ルメチルホウ素、トリエチルベンジルホウ 、トリエチルフェニルホウ素、トリブチル ンジルホウ素、トリブチルフェニルホウ素 テトラフェニルホウ素、ベンジルトリフェ ルホウ素、メチルトリフェニルホウ素、ブ ルトリフェニルホウ素等が挙げられる。

 塩基性リン化合物としては、例えば、ト エチルホスフィン、トリ-n-プロピルホスフ ン、トリイソプロピルホスフィン、トリ-n- チルホスフィン、トリフェニルホスフィン トリブチルホスフィン等の3価のリン化合物 、又はこれらの化合物から誘導される4級ホ ホニウム塩等が挙げられる。

 塩基性アンモニウム化合物としては、例 ば、テトラメチルアンモニウムヒドロキシ 、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド テトラプロピルアンモニウムヒドロキシド テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、 リメチルエチルアンモニウムヒドロキシド トリメチルベンジルアンモニウムヒドロキ ド、トリメチルフェニルアンモニウムヒド キシド、トリエチルメチルアンモニウムヒ ロキシド、トリエチルベンジルアンモニウ ヒドロキシド、トリエチルフェニルアンモ ウムヒドロキシド、トリブチルベンジルア モニウムヒドロキシド、トリブチルフェニ アンモニウムヒドロキシド、テトラフェニ アンモニウムヒドロキシド、ベンジルトリ ェニルアンモニウムヒドロキシド、メチル リフェニルアンモニウムヒドロキシド、ブ ルトリフェニルアンモニウムヒドロキシド が挙げられる。

 アミン系化合物としては、例えば、4-ア ノピリジン、2-アミノピリジン、N,N-ジメチ -4-アミノピリジン,4-ジエチルアミノピリジ 、2-ヒドロキシピリジン、2-メトキシピリジ 、4-メトキシピリジン、2-ジメチルアミノイ ミダゾール、2-メトキシイミダゾール、イミ ゾール、2-メルカプトイミダゾール、2-メチ ルイミダゾール、アミノキノリン等が挙げら れる。

(芳香族ポリカーボネートの製造方法)
 次に、芳香族ポリカーボネートの製造方法 ついて説明する。
 芳香族ポリカーボネートの製造は、原料で る芳香族ジヒドロキシ化合物及び炭酸ジエ テルを含む混合物を調製し(原調工程)、こ らの化合物の混合物を、エステル交換反応 媒の存在下、溶融状態で複数の反応器を用 て多段階方式で重縮合反応させる(重縮合工 )ことによって行われる。反応方式は、バッ チ式、連続式、又はバッチ式と連続式の組合 せのいずれでもよいが生産性や品質安定性の 観点からは連続式が好ましい。反応器は、連 続式の場合一般に複数基の直列に配された反 応器から構成され、好ましくは複数の竪型反 応器及びこれに続く少なくとも1基の横型反 器が用いられる。
 本発明の実施の形態においては、重縮合工 後、熱安定剤を添加するために押出機を用 、好ましくは反応液中の未反応原料や反応 生物を脱揮除去できるベント口を有する2軸 型の押出機を用いる。
 次に、芳香族ポリカーボネートの製造方法 各工程について説明する。

(原調工程)
 芳香族ポリカーボネートの原料として使用 る芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエス ルとは、通常、窒素、アルゴン等の不活性 スの雰囲気下、バッチ式、半回分式または 続式の攪拌槽型の装置を用いて、溶融混合 として調製される。溶融混合の温度は、例 ば、芳香族ジヒドロキシ化合物としてビス ェノールAを用い、炭酸ジエステルとしてジ フェニルカーボネートを用いる場合は、好ま しくは120℃以上、特に好ましくは125℃以上、 また好ましくは180℃以下、特に好ましくは160 ℃以下の範囲から選択される。

 この際、芳香族ジヒドロキシ化合物と炭 ジエステルとの混合割合は、炭酸ジエステ が過剰になるように調整され、芳香族ジヒ ロキシ化合物1モルに対して、炭酸ジエステ ルの割合は、好ましくは1.01モル以上、特に ましくは1.02モル以上、また好ましくは、1.30 モル以下、特に好ましくは1.20モル以下にな ように調整される。

(重縮合工程)
 芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステ とのエステル交換反応による重縮合は、通 、2段階以上、好ましくは3段~7段の多段方式 で連続的に行われる。
 具体的な反応条件としては、温度:150℃~320 、圧力:常圧~0.01Torr(1.3Pa)、1段階の平均滞留 間:5分~150分の範囲である。
 重縮合工程を多段で行う場合の各反応器に いては、重縮合反応の進行とともに副生す フェノールをより効果的に排出するために 上記の反応条件内で、通常段階的により高 、より高真空に設定する。尚、得られる芳 族ポリカーボネート樹脂の色相等の品質低 を防止するためには、できるだけ低温、短 留時間の設定が好ましい。

 重縮合工程を多段方式で行う場合は、好ま くは、複数基の竪型反応器および/またはこ れに続く少なくとも1基の薄膜蒸発性能に優 た反応器を設けて、芳香族ポリカーボネー 樹脂の平均分子量を増大させる。反応器は 常3基~6基、好ましくは4基~5基設置される。
 ここで、薄膜蒸発性能に優れた反応器とし は、例えば、薄膜反応器、遠心式薄膜蒸発 応器、表面更新型二軸混練反応器、二軸横 攪拌反応器、濡れ壁式反応器、自由落下さ ながら重合する多孔板型反応器、ワイヤー 沿わせて落下させながら重合するワイヤー き多孔板型反応器等が用いられる。

 竪型反応器の攪拌翼の形式としては、例 ば、タービン翼、パドル翼、ファウドラー 、アンカー翼、フルゾーン翼(株式会社神鋼 環境ソリューション製)、サンメラー翼(三菱 工業株式会社製)、マックスブレンド翼(住 機器システム株式会社製)、ヘリカルリボン 、ねじり格子翼(株式会社日立プラントテク ノロジー製)等が挙げられる。

 また、横型反応器とは、攪拌翼の回転軸 横型(水平方向)であるものをいう。横型反 器の攪拌翼としては、例えば、円板型、パ ル型等の一軸タイプの攪拌翼やHVR、SCR、N-SCR (三菱重工業株式会社製)、バイボラック(住重 機器システム株式会社製)、あるいはメガネ 、格子翼(株式会社日立プラントテクノロジ 製)等の二軸タイプの攪拌翼が挙げられる。

 尚、芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエ テルとの重縮合に使用するエステル交換触 は、通常、予め水溶液として準備される。 媒水溶液の濃度は特に限定されず、触媒の に対する溶解度に応じて任意の濃度に調整 れる。また、水に代えて、アセトン、アル ール、トルエン、フェノール等の他の有機 媒を用いることもできる。
 触媒の溶解に使用する水としては、含有さ る不純物の種類ならびに濃度が一定であれ 特に限定されないが、通常、蒸留水や脱イ ン水等が好ましく用いられる。

(製造装置)
 次に、図面に基づき、本発明の実施の形態 適用される芳香族ポリカーボネート樹脂組 物の製造方法の一例を具体的に説明する。
 図1は、芳香族ポリカーボネート樹脂組成物 の製造装置の一例を示す図である。図1に示 製造装置において、芳香族ポリカーボネー は、原料の芳香族ジヒドロキシ化合物及び 酸ジエステルを調製する原調工程と、これ の原料を溶融状態で複数の反応器を用いて 縮合反応させる重縮合工程とを経て製造さ る。
 その後、反応を停止させ重合反応液中の未 応原料や反応副生物を脱揮除去する工程や 熱安定剤、離型剤、色剤等を添加する工程 芳香族ポリカーボネート樹脂を所定の粒径 ペレットに形成する工程を経て、芳香族ポ カーボネート樹脂組成物のペレットが成形 れる。

 原調工程においては、直列に接続した第1原 料調製槽2a及び第2原料調製槽2bと、調製した 料を重縮合工程に供給するための原料供給 ンプ4aとが設けられている。第1原料調製槽2 aと第2原料調製槽2bとには、例えばアンカー 攪拌翼3a,3bがそれぞれ設けられている。
 また、第1原料調製槽2aには、DPC供給口1a-1か ら、DPCが溶融状態で供給され、BPA供給口1bか は、芳香族ジヒドロキシ化合物であるビス ェノールA(以下、BPAと記載することがある )が粉末状態で供給され、溶融したジフェニ カーボネートにビスフェノールAが溶解され る。

 次に、重縮合工程においては、直列に接 した第1竪型反応器6a、第2竪型反応器6b及び 3竪型反応器6cと、第3竪型反応器6cの後段に 列に接続した第4横型反応器9aとが設けられ いる。第1竪型反応器6a、第2竪型反応器6b及 第3竪型反応器6cには、マックスブレンド翼7 a,7b,7cがそれぞれ設けられている。また、第4 型反応器9aには、格子翼10aが設けられてい 。

 尚、4基の反応器には、それぞれ重縮合反 応により生成する副生物等を排出するための 留出管8a,8b,8c,8dが取り付けられている。留出 8a,8b,8c,8dは、それぞれ凝縮器81a,81b,81c,81dに 続し、また、各反応器は、減圧装置82a,82b,82c ,82dにより、所定の減圧状態に保たれる。

 図1に示す芳香族ポリカーボネート樹脂組成 物の製造装置において、窒素ガス雰囲気下、 所定の温度で調製されたDPC溶融液と、窒素ガ ス雰囲気下で計量されたBPA粉末とが、それぞ れDPC供給口1a-1とBPA供給口1bから第1原料調製 2aに連続的に供給される。第1原料調製槽2aの 液面が移送配管中の最高位と同じ高さを超え ると、原料混合物が第2原料調製槽2bに移送さ れる。
 次に、原料混合物は、原料供給ポンプ4aを 由して第1竪型反応器6aに連続的に供給され 。また触媒として、炭酸セシウム水溶液が 原料混合物の移送配管途中の触媒供給口5aか ら連続的に供給される。

 第1竪型反応器6aでは、窒素雰囲気下、例 ば、温度220℃、圧力13.33kPa(100Torr)、マック ブレンド翼7aの回転数を160rpmに保持し、副生 したフェノールを留出管8aから留出させなが 平均滞留時間60分になるように液面レベル 一定に保ち、重縮合反応が行われる。次に 第1竪型反応器6aより排出された重合反応液 、引き続き、第2竪型反応器6b、第3竪型反応 6c、第4横型反応器9aに順次連続供給され、 縮合反応が進行する。各反応器における反 条件は、通常、重縮合反応の進行とともに 温、高真空、低攪拌速度となるようにそれ れ設定されるが、所望する分子量等の要求 能に合わせて適宜調整される。重縮合反応 間、各反応器における平均滞留時間は、例 ば、60分程度になるように液面レベルを制御 し、また各反応器においては、副生するフェ ノールが留出管8b,8c,8dから留出される。

 尚、本発明の実施の形態においては、第1 竪型反応器6aと第2竪型反応器6bとにそれぞれ り付けられた凝縮器81a,81bからは、フェノー ル等の副生物が連続的に液化回収される。ま た、第3竪型反応器6cと第4横型反応器9aとにそ れぞれ取り付けられた凝縮器81c,81dと減圧装 82c,82dとの間にはコールドトラップ(図示せず )が設けられ、副生物が連続的に凝縮・固化 収される。

 次に、第4横型反応器9aより抜き出された芳 族ポリカーボネートは、溶融状態のまま3段 ベント口を具備した2軸型の押出機11aに供給 れる。押出機11aには添加剤供給ライン12a,12b, 12cから、たとえば、熱安定剤、酸化防止剤、 耐候剤、離型剤、滑剤、帯電防止剤、可塑剤 、顔料、染料、充填剤、強化剤、難燃剤、他 樹脂やゴム等の重合体等の各種添加剤がそれ ぞれ供給される。
 ここで、熱安定剤としては、例えば、リン 安定剤、ヒンダードフェノール系安定剤、 オウ系安定剤、エポキシ系安定剤、ヒンダ ドアミン系安定剤等が挙げられる。好まし 熱安定剤の具体例は後述する。

 熱安定剤は、単独で用いてもよいし組み合 せて用いてもよい。添加量は特に限定され いが、通常、芳香族ポリカーボネート100重 部に対して0.0001重量部~0.5重量部、好ましく は0.001重量部~0.2重量部の範囲で用いられる。 中でも液状で供給される熱安定剤の場合は、 0.005重量部以下、好ましくは0.002重量部以下 より好ましくは0.001重量部以下である。
 ここで、本発明の実施の形態では、熱安定 は、後述するように芳香族ポリカーボネー ペレットに連続的に添着され、添加剤供給 イン12aから連続的に押出機11aに供給される

 芳香族ポリカーボネートと熱安定剤は、押 機11aの内部で溶融混合され、出口部より押 される。芳香族ポリカーボネートは、押出 11aから押出される際に出口部に設けられた (図示せず)によりストランド状になる。
 そして、ストランド状の芳香族ポリカーボ ートは、ストランドバス13aを経由して冷却 により冷却され、ストランドカッター14aで レット化され、篩分機15aにて水分を除去し 後に製品サイロ16a,16bに導入される。

 また、本発明の実施の好ましい形態では、 の最終生成物であり製品である芳香族ポリ ーボネート樹脂組成物(芳香族ポリカーボネ ートペレット)の一部は、気力輸送配管を分 させて製品サイロ16cにも導入される。
 この気力輸送配管には、図示しない圧縮機 より圧縮された空気または窒素等の不活性 スが供給され、芳香族ポリカーボネートペ ットを気力輸送することができる。

(熱安定剤の連続添着)
 本発明の実施の形態において、製品サイロ1 6cに貯蔵された芳香族ポリカーボネートペレ トは、気力輸送配管を通し、適宜、ブレン ー21aに、好ましくは連続的に供給される。 1には示されていないが、ブレンダー21aへの 連続供給を安定的に行うため、芳香族ポリカ ーボネートペレット供給用にホッパーや定量 フィーダーを具備し、製品サイロ16cからホッ パーへの供給は断続的に行い、ホッパーから 定量フィーダーを用いてブレンダー21aに芳香 族ポリカーボネートペレットを連続的に供給 することもできる。

 ブレンダー21aには、熱安定剤供給口22aを通 て熱安定剤が連続的に供給される。そして ブレンダー21a中で、芳香族ポリカーボネー ペレットに熱安定剤が連続的に添着される ブレンド時間は、好ましくは1分~20分、更に 好ましくは5分~10分である。ブレンド時間が すぎると装置が過大になりやすく、短すぎ と芳香族ポリカーボネートペレット全体へ 添着が不十分になる傾向がある。
 この場合、ブレンダー21a中で芳香族ポリカ ボネートペレットに連続的に添着させる熱 定剤の量は特に限定されないが、通常、芳 族ポリカーボネートのペレット100重量部に し、熱安定剤が0.001重量部~1重量部であり、 好ましくは0.005重量部~0.5重量部であり、さら に好ましくは0.01重量部~0.2重量部である。
 芳香族ポリカーボネートペレットに添着さ る熱安定剤の量が過度に多いと、押出機11a での熱安定剤の分散性が低下し、製品とし 得られる芳香族ポリカーボネートの色調の 化や品質のムラ等が生じる傾向がある。ま 、芳香族ポリカーボネートペレットに添着 せる熱安定剤の量が過度に少ないと、熱安 剤の所定量を確保するために押出機11a内に 給されるペレットの供給量が増大する傾向 ある。この場合、押出機11a内に予め熱履歴 受けた芳香族ポリカーボネートペレットを 量に供給することとなる。その結果、製品 して得られる芳香族ポリカーボネートの色 が悪化するのみならず、押出機11aの運転の 安定化を招き、ブレンダー21aに過大な負担 かかる傾向がある。

(芳香族ポリカーボネートペレットの連続添 )
 次に、ブレンダー21aで熱安定剤を連続的に 着された芳香族ポリカーボネートペレット 、前述のように押出機11aに添加剤供給ライ 12aを通じ連続的に循環供給され、押出機11a の溶融した芳香族ポリカーボネートと混合 れる。
 尚、ここで添着とは、混合により熱安定剤 芳香族ポリカーボネートペレット上に付着 せる程度の状態を言う。
 ブレンダー21aは、連続的に混合が可能であ 機器であれば特に限定されることはないが 例えば、リボンブレンダー等が例示される そして、芳香族ポリカーボネートペレット 、押出機11aに供給される際に同伴される酸 により製品品質が低下するため、窒素等の 活性ガス雰囲気下で扱われることが好まし 。特にブレンダー21aに窒素を導入すること 製品の熱劣化を抑制するために有効である

 また、ブレンダー21aには複数の熱安定剤を 給してもよく、熱安定剤以外の添加剤、例 ば、離型剤、色剤、紫外線吸収剤等を同時 供給してもよい。
 更に、添加剤供給ライン12b,12cから供給する 添加剤も添加剤供給ライン12aと同様の方法で 供給してもよい。

 押出機11aに連続的に循環供給される芳香 ポリカーボネート樹脂組成物の量は、第4横 型反応器9aより押出機11aに供給される芳香族 リカーボネートを100重量部とした場合に、 常、0.1重量部~10重量部、好ましくは0.5重量 ~5重量部、より好ましくは1重量部~4重量部 ある。押出機11aに循環供給される芳香族ポ カーボネート樹脂組成物の量が過度に少な と本発明の効果が生じにくくなり、過度に いと製品の熱安定性が悪化しやすくなる。

 また、芳香族ポリカーボネートペレット 大きさ、形状等は、特に限定されることは いが、通常、大きさは、最大長が20mm以下に 加工されたものが好ましい。また形状は、粒 状、不定形状、平板状、円柱状のもの等が使 用できるが、中でも入手のしやすさから粒状 、円柱状が好ましく、円柱状が特に好ましい 。

 上述したように、本発明の実施の形態で 、製品としてペレット化された芳香族ポリ ーボネートのペレットの一部を取り出し、 れに熱安定剤を連続的に添着し、さらに、 レットに添着された熱安定剤を押出機に連 的に供給している。このため、押出機にお て熱安定剤を溶融状態の芳香族ポリカーボ ート樹脂に均一に混合させることが可能と る。さらに、熱安定剤を連続的に添着した レットを連続的に押出機中に供給すること より、熱安定剤の変質や分離が生じること く、品質の安定した芳香族ポリカーボネー 樹脂組成物を得ることができる。

 また、本発明の実施の形態では、製品サイ 16cから供給される芳香族ポリカーボネート レットは熱安定剤をそれ自身が含有してい 上、更に熱安定剤を添着させて押出機11aに 給される。このため、得られる芳香族ポリ ーボネート樹脂の熱安定性が格段に向上し 最終製品の品質低下が大幅に低減される。
 本発明の実施の形態では、上記の手法を採 することにより、熱安定剤の量が少量であ ても、熱安定剤を芳香族ポリカーボネート 脂組成物中に十分に分散させることができ 。特に、本発明の実施の形態では、熱安定 の量が、押出機11a内の溶融した芳香族ポリ ーボネート樹脂100重量部に対し0.002重量部 下の場合でも、熱安定剤を芳香族ポリカー ネート樹脂に安定して供給することが可能 ある。

 本発明の実施の形態では、使用する熱安定 が液状である場合、酸性化合物若しくはそ 誘導体である場合に特に有効である。
 ここで、熱安定剤として使用する酸性化合 としては特に制限はなく、例えば、通常、 縮合反応に使用される塩基性エステル交換 媒を中和する化合物(いわゆる、反応停止剤 や失活剤と呼ばれる化合物)が挙げられる。

 具体的には、塩酸、硝酸、ホウ酸、硫酸 亜硫酸、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸、 リリン酸、アジピン酸、アスコルビン酸、 スパラギン酸、アゼライン酸、アデノシン ン酸、安息香酸、ギ酸、吉草酸、クエン酸 グリコール酸、グルタミン酸、グルタル酸 ケイ皮酸、コハク酸、酢酸、酒石酸、シュ 酸、p-トルエンスルフィン酸、p-トルエンス ルホン酸、ナフタレンスルホン酸、ニコチン 酸、ピクリン酸、ピコリン酸、フタル酸、テ レフタル酸、プロピオン酸、ベンゼンスルフ ィン酸、ベンゼンスルホン酸、マロン酸、マ レイン酸、等のブレンステッド酸及びそのエ ステル類、酸ハロゲン化物、塩等が挙げられ る。これらは、単独で使用しても、また、2 以上を組み合わせて使用してもよい。

 これらの酸性化合物の中でも、液状且つ 素数1~10のアルキル基で置換されていてもよ いスルホン酸またはそのエステルが好ましい 。スルホン酸としては、例えば、ベンゼンス ルホン酸、トルエンスルホン酸、ナフタレン スルホン酸が挙げられる。スルホン酸のエス テルとしては、メチルエステル、エチルエス テル、ブチルエステル、オクチルエステル、 フェニルエステル等が挙げられる。これらの 中でも、p-トルエンスルホン酸ブチルが特に ましい。

 本発明の実施の形態では、熱安定剤が添着 る芳香族ポリカーボネートペレット中の芳 族ポリカーボネートの粘度平均分子量(Mv 1 )は、押出機11a内の溶融した芳香族ポリカー ネートの粘度平均分子量(Mv 2 )以下であることが好ましい。即ちMv 1 ≦Mv 2 であることが好ましい。中でも粘度平均分子 量の差(Mv 2 -Mv 1 )が5,000以下、好ましくは3,000以下、特に好ま くは2,000以下であるのがよい。
 熱安定剤を添着する芳香族ポリカーボネー ペレット中の芳香族ポリカーボネートの粘 平均分子量(Mv 1 )が、押出機11a内の溶融した芳香族ポリカー ネートの粘度平均分子量(Mv 2 )より過度に大きいと、また、粘度平均分子 (Mv 2 )と粘度平均分子量(Mv 1 )との差(Mv 2 -Mv 1 )が過度に大きいと、熱安定剤の分散性が低 する傾向がある。

 また、本発明の実施の形態では、押出機1 1aを使用して製造された芳香族ポリカーボネ ト樹脂組成物を、熱安定剤を添着する芳香 ポリカーボネートペレットとして利用し、 び押出機11aに戻すという構成を採用するこ により、芳香族ポリカーボネート樹脂の製 における最終段階で発生したカットミス品 、製品切り替えのため発生した生産ロス品 も、熱安定剤を添着するペレットとして使 可能である。また、熱安定剤の供給量の安 化、溶融ポリマー中での分散性確保、リサ クル品の熱劣化防止、ひいては製品品質維 のためにも有効である。その結果、製品の 留まり向上や資源の節約と製品品質の安定 の両立が期待できる。

 図2は、複数のブレンダーを使用し、熱安定 剤等の添加剤を添着する場合の芳香族ポリカ ーボネート樹脂組成物の製造装置の他の例を 示す図である。図1と同様な構成については じ符号を用い、その説明を省略する。
 図2に示した芳香族ポリカーボネート樹脂組 成物の製造装置では、図1に示した芳香族ポ カーボネート樹脂組成物の製造装置に対し ブレンダー21bが新たに設けられている。ま 、別途、熱安定剤供給口22bが設けられてい 。
 ブレンダー21bには、気力輸送配管を分岐さ ることで、ブレンダー21aと同様に芳香族ポ カーボネートペレットを供給することがで る。また、熱安定剤供給口22bより、熱安定 や他の添加剤を供給することができ、ブレ ダー21bにおいて、芳香族ポリカーボネート レットに添着することができる。
 ブレンダー21bにおいて、熱安定剤や他の添 剤を添着した後は、添加剤供給ライン12bを し、押出機11aに循環供給される。

 次に本発明の具体的態様を実施例により説 するが、本発明はその要旨を越えない限り れら実施例に限定されるものではない。
 尚、以下の実施例および比較例における芳 族ポリカーボネート樹脂組成物の分析は以 の方法により行った。

(1)粘度平均分子量(Mv)
 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物を塩化 チレンに溶解させ、ウベローデ粘度計を用 て、20℃における塩化メチレン中での極限 度[η]を測定し、以下の数式(1)により粘度平 分子量(Mv)を求めた。
 尚、本実施例において、芳香族ポリカーボ ート樹脂組成物中の芳香族ポリカーボネー 樹脂以外の成分は微量であるため、芳香族 リカーボネート樹脂組成物中の芳香族ポリ ーボネート樹脂の粘度平均分子量(Mv)と芳香 族ポリカーボネート樹脂組成物の粘度平均分 子量(Mv)は同じとみなした。

  (数1)
     [η]=1.23×10 -4 (Mv) 0.83    数式(1)

(2)初期色相
 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物を窒素 囲気下、120℃で6時間乾燥した後、日本製鋼 所株式会社製J75EII型射出成形機を用いて60mm× 60mm×3mm厚の射出成形片を、樹脂温度360℃、成 形サイクル30秒の条件で成形する操作を繰り した。
 そして、6ショット目~15ショット目で得られ た射出成形品のイエローインデックス(YI)値 カラーテスター(コニカミノルタ株式会社製C M-3700d)を用いて測定し、平均値と標準偏差を 出した。YI値が小さい方が色相がよく品質 優れることを示し、標準偏差が小さい方が むらが少なく品質が安定していることを示 。

(3)熱滞留試験後の色相
 上記(2)で16ショット目からは成形サイクル 10分とし、射出成形する操作を繰り返し、22 ョット目までの射出成形品を得た。
 20ショット目~22ショット目で得られた60mm×60 mm×3mm厚の射出成形品のYI値をカラーテスター (コニカミノルタ株式会社製CM-3700d)を用いて 定し、平均値を算出した。値が小さい方が 相がよく品質に優れることを示す。

(実施例1)
 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の製造 置として、図2に示したものを使用した。
 図2において、窒素雰囲気下、DPC供給口1a-1 らDPCを、またBPA供給口1bからBPAを、一定のモ ル比(DPC/BPA=1.050)で内温140℃に制御された第1 料調製槽2aに連続的に供給し、均一の溶融状 態とした。

 その後、同じく140℃に制御された第2原料調 製槽2bを経て、第1竪型反応器6aに原料供給ポ プ4aを用いて単位時間当たりの供給量が一 になるよう連続的に供給した。そして、触 供給口5aから触媒として炭酸セシウムの水溶 液をBPA1モルに対し、0.5×10 -6 モルになるよう連続的に供給した。

 第1竪型反応器6aの内温は220℃、圧力は13.3kPa に制御し、平均滞留時間が1.5時間になるよう に槽底部の排出ラインに設けられたバルブ( 示せず)の開度を調節し、液面レベルを一定 保った。
 第1竪型反応器6aから排出された重合液は、 き続き第2竪型反応器6b、第3竪型反応器6c、 4横型反応器9aに逐次連続供給した。第2竪型 反応器6bは、内温260℃、圧力4kPa、平均滞留時 間1.5時間とした。また第3竪型反応器6cは、内 温270℃、圧力70Pa、平均滞留時間1時間とし、 4横型反応器9aは、内温270℃、圧力200Pa、平 滞留時間1.5時間とした。

 この芳香族ポリカーボネートを溶融状態 まま単位時間当たり97重量部になるよう2軸 の押出機11aに供給した。このとき、製品サ ロ16cには、以下で述べる方法と同じ方法で 造した熱安定剤が含まれる芳香族ポリカー ネートペレット(平均長さ3mm、平均径3mm、Mv= 15,000)をストックしておき、ブレンダー21aに 位時間当たり1.5重量部になるよう供給した なお、ブレンダー21aとしては、連続型のリ ンブレンダーを使用し、窒素を流通させた また、ブレンダー21aでのブレンド時間は8分 あった。

 また、熱安定剤供給口22aからは熱安定剤 してp-トルエンスルホン酸ブチルを単位時 当たり0.0005重量部になるよう小型定量ポン (図示せず)で供給し、芳香族ポリカーボネー トペレットに連続的に添着させた。そして添 加剤供給ライン12aから連続的に押出機11aに供 給した。

 さらに、製品サイロ16cから上記と同様に 香族ポリカーボネートペレットをブレンダ 21b(ブレンダー21aと同様に、連続型のリボン ブレンダーを使用した)に単位時間当たり1.5 量部になるよう供給し、窒素を流通させた また、ブレンダー21bでのブレンド時間は8分 あった。

 ここで、供給口22bから熱安定剤としてト ス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)フォスファイト 単位時間当たり0.005重量部、また離型剤と てステアリン酸モノグリセリドを単位時間 たり0.03重量部になるようにブレンダー21bに 続的に供給した。そして、芳香族ポリカー ネートペレットに連続的に添着させ、添加 供給ライン12bから連続的に押出機11aに供給 た。

 2軸型の押出機11aから溶融状態でストランド 状に排出されたポリカーボネート樹脂組成物 はストランドバス13aで冷却固化させ、ストラ ンドカッター14aでペレットとした後、篩分機 15aで規格外の大きさのペレットを除去し、適 宜製品サイロ16a~16cにストックした。
 得られたポリカーボネート樹脂組成物の粘 平均分子量(Mv)は15000、初期のYI=1.28、標準偏 差は0.015、滞留熱安定性試験後のYI=3.21であっ た。

(実施例2)
 製品サイロ16cにストックされた芳香族ポリ ーボネートペレットの粘度平均分子量(Mv)を 14500とした他は実施例1と同様に芳香族ポリカ ーボネート樹脂組成物を製造した。
 得られた芳香族ポリカーボネート樹脂組成 の粘度平均分子量(Mv)は15,000、初期色相はYI= 1.25、標準偏差は0.013、滞留熱安定性試験後の YI=3.20であった。

(実施例3)
 製品サイロ16cにストックされた芳香族ポリ ーボネートペレットの粘度平均分子量(Mv)が 27000であった他は実施例1と同様に芳香族ポリ カーボネート樹脂組成物を製造した。
 得られた芳香族ポリカーボネート樹脂組成 の粘度平均分子量(Mv)は15,400、初期色相はYI= 1.37、標準偏差は0.031、滞留熱安定性試験後の YI=3.43であった。

(実施例4)
 ブレンダー21a,21bに供給する芳香族ポリカー ボネートペレットを単位時間当たりそれぞれ 3重量部になるよう供給した他は、実施例1と 様に芳香族ポリカーボネート樹脂組成物を 造した。ブレンド時間はそれぞれ4分であっ た。
 得られた芳香族ポリカーボネート樹脂組成 の粘度平均分子量(Mv)は15,000、初期色相はYI= 1.40、標準偏差は0.012、滞留熱安定性試験後の YI=3.65であった。

(比較例1)
 熱安定剤を含まない芳香族ポリカーボネー ペレットを製品サイロ16cにストックし、供 した他は実施例1と同様に芳香族ポリカーボ ネート樹脂組成物を製造した。
 得られた芳香族ポリカーボネート樹脂組成 の粘度平均分子量(Mv)は15,000、初期色相はYI= 1.55、標準偏差は0.017、滞留熱安定性試験後の YI=3.90であり、上記各実施例に比べ悪化した

(比較例2)
 ブレンダー21a,21bに窒素を流通させない他は 、比較例1と同様に芳香族ポリカーボネート 脂組成物を製造した。
 得られた芳香族ポリカーボネート樹脂組成 の粘度平均分子量(Mv)は15,000、初期色相はYI= 1.59、標準偏差は0.024、滞留熱安定性試験後の YI=4.05であり、上記各実施例に比べ悪化した

(比較例3)
 製品サイロ16cにストックされていた芳香族 リカーボネートペレット6重量部をヘンシェ ルミキサーに仕込み、p-トルエンスルホン酸 チル0.002重量部を添加した後、10分間十分に 混合した。このようにバッチ方式で調製した ペレットをブレンダー21aに単位時間当たり1.5 重量部になるよう供給した。なお、ブレンダ ー21aには実施例1と同じ連続型のリボンブレ ダーを使用し、熱安定剤供給口22aからp-トル エンスルホン酸ブチルを供給しなかった他は 実施例1と同様に行った。
 得られたポリカーボネート樹脂組成物の粘 平均分子量(Mv)は15,000、初期色相はYI=1.49、 準偏差は0.157、滞留熱安定性試験後のYI=3.77 あった。

(比較例4)
 比較例3において、製品サイロ16cにストック されていた芳香族ポリカーボネートペレット 6重量部とトリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)フ スファイト0.02重量部、ステアリン酸モノグ セリド0.12重量部を、あらかじめヘンシェル ミキサーで10分間十分に混合しバッチ方式で 製しておき、このペレットをブレンダー21b 単位時間当たり1.5重量部になるように連続 に供給した。なお、ブレンダー21bには実施 1と同じ連続型のリボンブレンダーを使用し 、供給口22bからトリス(2,4-ジ-t-ブチルフェニ )フォスファイトおよびステアリン酸モノグ リセリドを供給しなかった他は比較例3と同 に行った。得られたポリカーボネート樹脂 成物の粘度平均分子量(Mv)は15,000、初期色相 YI=1.53、標準偏差は0.170、滞留熱安定性試験 のYI=3.84であった。

 本発明は、製品の歩留まりを向上させ、資 の節約に寄与する、熱安定性など品質の安 した芳香族ポリカーボネート樹脂組成物を 造することができ、産業上、有用である。
 
 なお、2007年4月27日に出願された日本特許出 願2007-120090号の明細書、特許請求の範囲、図 及び要約書の全内容をここに引用し、本発 の明細書の開示として、取り入れるもので る。