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Title:
METHOD FOR SETTING PRINT SHEET IN THERMAL PRINTER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/113209
Kind Code:
A1
Abstract:
A method for setting print sheets in a thermal printer enables automatic print sheet setting and easy removal of the left sheet(s) in a no-sheet state. The method has been invented by making the most of first and second sensors provided upstream and downstream of a transporting roller for transporting the print sheet in the forward/reverse direction to set/remove the print sheet. The method is characterized in that when the first sensor senses the leading end of the print sheet, the transporting roller starts to transport the print sheet toward the second sensor; when the second sensor senses the leading end of the print sheet, the transporting roller transports the print sheet to a printing section to start to print the print sheet; when the first sensor sensed the trailing end of the print sheet, the transporting roller is reversely driven to reversely transport the print sheet upstream to position the print sheet in an upstream position apart from the printing section.

Inventors:
KANEKO KAZUYUKI (JP)
ITO TOSHIAKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/071112
Publication Date:
September 17, 2009
Filing Date:
November 20, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SATO KK (JP)
SATO CHISHIKI ZAISAN KENKYUSYO (JP)
KANEKO KAZUYUKI (JP)
ITO TOSHIAKI (JP)
International Classes:
B41J11/42; B41J11/70
Foreign References:
JP2002144654A2002-05-22
JPH024498B21990-01-29
JP2001293918A2001-10-23
JP2002154245A2002-05-28
JPH0699622A1994-04-12
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Claims:
印字用紙の供給部から移送路上に帯状に繰り出したこの印字用紙に印字を行うサーマルヘッドおよびこのサーマルヘッドに対向して回転するプラテンローラーを有する印字部と、  この印字部の下流側に位置してこの印字済みの印字用紙を所定の長さに切断する切断部と、を有するサーマルプリンターにおける印字用紙のセット方法であって、  前記印字用紙の位置をそれぞれ検出可能な上流側の第1のセンサーおよび下流側の第2のセンサーを前記移送路に設けるとともに、  前記印字用紙を前記印字部に向かって正逆方向に移送可能な移送用ローラーをこれらの第1のセンサーおよび第2のセンサーの間に設け、  前記第1のセンサーが前記供給部から繰り出される前記印字用紙の最先端部を検出したときに、この移送用ローラーを駆動して前記印字用紙を前記第2のセンサーの方向に移送を開始可能とし、  前記第2のセンサーが前記印字用紙の前記最先端部を検出したときに、前記移送用ローラーをさらに駆動して前記印字用紙を前記印字部における前記サーマルヘッドおよび前記プラテンローラーの間まで移送して、前記印字部による前記印字用紙への印字を開始可能とするとともに、  前記印字用紙の最終端部を前記第1のセンサーが検出したときに、前記移送用ローラーを逆転駆動することにより前記印字用紙を上流側に逆移送して、前記印字用紙を前記印字部から離れた上流側に位置させるようにしたことを特徴とするサーマルプリンターにおける印字用紙のセット方法。
前記印字用紙の前記最終端部を前記第1のセンサーが検出したときに、前記印字用紙を上流側に逆移送して、前記第2のセンサーが前記印字用紙の最先端部を検出したときに、前記印字用紙の逆移送を停止することを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンターにおける印字用紙のセット方法。
当該サーマルプリンターは、外部のパソコンから前記印字用紙への印字データを受信可能であるとともに、  当該サーマルプリンターとこのパソコンとの間がオフラインとなったときに、前記移送用ローラーを逆転駆動することにより前記印字用紙を上流側に逆移送して、前記印字用紙を前記印字部から離れた上流側に位置させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンターにおける印字用紙のセット方法。
Description:
サーマルプリンターにおける印 用紙のセット方法

本発明はサーマルプリンターにおける印字 用紙のセット方法にかかるもので、とくに印 字した印字用紙を所定長さに切断するタイプ のサーマルプリンターにおける印字用紙のセ ット方法に関するものである。

従来のサーマルプリンターに帯状の印字用 紙を装填する場合に、その印字部における印 字ヘッド(サーマルヘッド)とプラテンローラ との間を大きく開放して、作業者が作業可 な空間を確保し、サーマルヘッドとプラテ ローラーとの間に印字用紙の端部(最先端部 )を位置させたのちに、サーマルヘッドとプ テンローラーとを互いに閉鎖してこの間に 字用紙を挟持させるセット作業が必要であ た。  また、印字部における印字操作に足 だけの印字用紙がなくなって用紙なしの状 になった場合にも同様に、サーマルヘッド プラテンローラーとの間を開放して、移送 上に残存している印字用紙を除去する必要 あった。  いずれの場合にも、サーマルヘ ッドとプラテンローラーとの間をその都度開 閉する操作が必要であるという問題がある。  

さらに、印字操作が終了したときに、サー マルヘッドとプラテンローラーとの間に印字 用紙が長時間挟持されたままの状態で放置し ておくと、印字用紙がプラテンローラーの円 周部に沿って固定されたままの状態であるた め、印字用紙自体にアールの曲がりがついて しまうという問題、また、印字用紙がラベル 用紙である場合にはサーマルヘッドとプラテ ンローラーとの間の所定の押圧力によりその 粘着剤が浸み出してしまうという問題がある 。 

特開2002-144654号公報

本発明は以上のような諸問題にかんがみな されたもので、印字用紙の印字部への装填時 にサーマルヘッドおよびプラテンローラーの 間を開放および閉鎖する必要がなく、自動的 に印字用紙の装填を行うことができるサーマ ルプリンターにおける印字用紙のセット方法 を提供することを課題とする。 

また本発明は、印字用紙について用紙なし の状態時に、サーマルヘッドおよびプラテン ローラーの間を開閉することなく、残存して いる印字用紙の除去を簡単に行うことができ るサーマルプリンターにおける印字用紙のセ ット方法を提供することを課題とする。 

また本発明は、印字部の印字ヘッドの開閉 を行わずに、簡単かつ自動的に印字用紙のセ ットおよび取出しが可能で、操作性に優れた プリンターサーマルプリンターにおける印字 用紙のセット方法を提供することを課題とす る。 

また本発明は、印字を行わないまま長時間 放置した場合に発生しがちな印字用紙の曲が りや粘着剤の浸出しの問題を解消可能とした プリンターサーマルプリンターにおける印字 用紙のセット方法を提供することを課題とす る。

すなわち本発明は、印字用紙の印字部への 装填時あるいは印字部からの除去時に印字用 紙を正逆方向(上流方向および下流方向)に移 可能な移送用ローラーを設けること、およ この移送用ローラーの上流側および下流側 それぞれ第1のセンサーおよび第2のセンサ を設けること、印字用紙の装填時にはこの 送用ローラーを正転させるとともに除去時 は逆転させることに着目したもので、印字 紙の供給部から移送路上に帯状に繰り出し この印字用紙に印字を行うサーマルヘッド よびこのサーマルヘッドに対向して回転す プラテンローラーを有する印字部と、この 字部の下流側に位置してこの印字済みの印 用紙を所定の長さに切断する切断部と、を するサーマルプリンターにおける印字用紙 セット方法であって、上記印字用紙の位置 それぞれ検出可能な上流側の第1のセンサー よび下流側の第2のセンサーを上記移送路に 設けるとともに、上記印字用紙を上記印字部 に向かって正逆方向に移送可能な移送用ロー ラーをこれらの第1のセンサーおよび第2のセ サーの間に設け、上記第1のセンサーが上記 供給部から繰り出される上記印字用紙の最先 端部を検出したときに、この移送用ローラー を駆動して上記印字用紙を上記第2のセンサ の方向に移送を開始可能とし、上記第2のセ サーが上記印字用紙の上記最先端部を検出 たときに、上記移送用ローラーをさらに駆 して上記印字用紙を上記印字部における上 サーマルヘッドおよび上記プラテンローラ の間まで移送して、上記印字部による上記 字用紙への印字を開始可能とするとともに 上記印字用紙の最終端部を上記第1のセンサ ーが検出したときに、上記移送用ローラーを 逆転駆動することにより上記印字用紙を上流 側に逆移送して、上記印字用紙を上記印字部 から離れた上流側に位置させるようにしたこ とを特徴とするサーマルプリンターにおける 印字用紙のセット方法である。 

上記印字用紙の上記最終端部を上記第1の ンサーが検出したときに、上記印字用紙を 流側に逆移送して、上記第2のセンサーが上 印字用紙の最先端部を検出したときに、上 印字用紙の逆移送を停止することができる  

当該サーマルプリンターは、外部のパソコ ンから上記印字用紙への印字データを受信可 能であるとともに、当該サーマルプリンター とこのパソコンとの間がオフラインとなった ときに、上記移送用ローラーを逆転駆動する ことにより上記印字用紙を上流側に逆移送し て、上記印字用紙を上記印字部から離れた上 流側に位置させるようにすることができる。  

上記印字用紙は、粘着剤および台紙をとも なったラベル用紙の場合、あるいはこれらを ともなわない下げ札用紙(タグ用紙)の場合、 いずれであってもよく、いずれの場合にも 字用紙に感熱発色剤層を塗布形成してあっ 、サーマルヘッドおよびプラテンローラー よりサーマル印字が可能なものである。

本発明によるサーマルプリンターにおける 印字用紙のセット方法においては、第1のセ サーが印字用紙の最先端部を検出したとき 、移送用ローラーを駆動して印字用紙を第2 センサーの方向に移送を開始可能とし、第2 のセンサーが印字用紙の最先端部を検出した ときに、移送用ローラーをさらに駆動して印 字用紙を印字部のサーマルヘッドおよびプラ テンローラーの間まで移送して、印字部によ る印字用紙への印字を開始可能として印字用 紙の自動的なセットを完了する。  さらに 印字用紙がなくなってその最終端部を第1の ンサーが検出したときに、移送用ローラー 逆転駆動することにより印字用紙を上流側 逆移送して、印字用紙を印字部から離れた 流側に位置させるようにしたので、印字用 の除去時にもサーマルヘッドおよびプラテ ローラーを相対的に開閉操作する必要がな 、移送用ローラーの部分に位置しているこ になる印字用紙を移送用ローラーの部分か 引くことにより簡単に取り除くことができ 。

本発明は、第1のセンサーおよび第2のセン ーさらにその中間に位置している移送用ロ ラーを設けて、第1のセンサーおよび第2の ンサーによる印字用紙の最先端部および最 端部の検出により移送用ローラーの正逆転 行うようにして、印字部への移送および印 部からの逆移送を行うようにしたので、印 用紙の装填時および除去時ともにサーマル ッドおよびプラテンローラーを相対的に開 操作する必要がなく、操作性に優れたサー ルプラテンローラーとすることができるサ マルプリンターにおける印字用紙のセット 法を実現した。

つぎに本発明によるサーマルプリンターに おける印字用紙のセット方法を図1ないし図4 もとづき説明する。  図1は、当該印字用 のセットを行うサーマルプリンター1の概略 面図であって、サーマルプリンター1は、印 字用紙2の供給部3と、移送路4と、第1のセン ー5と、上下一対の移送用ローラー6と、第2 センサー7と、印字部8と、切断部9と、キー ードやタッチパネルなどの入力部10と、ディ スプレイなどの表示部11と、制御部12と、を し、たとえば外部のパソコン13などから印字 データなどを受信可能である。もちろん、ス タンドアローンタイプのプリンターとしても 構成することができる。 

印字用紙2は、サーマル印字が可能であれ 、ラベルや下げ札(タグ)その他任意の構成の ものを採用可能であり、任意のデザインで所 定内容の情報を印字可能とする。  図2は、 字用紙2の平面図、図3は、図2のIII-III線断面 図であって、印字用紙2は、たとえばタグ用 であり、タグ本体2Aの表面にサーマル印字用 の感熱発色剤層2Bを塗布形成しているととも 、その裏面に位置検出用マーク2Cをあらか め印刷してある。  印字用紙2は、切断線14 分(図2中、仮想線)を切断部9により所定ピッ チで切断し、これを所定長さに切断可能とし ている。 

供給部3は、帯状の印字用紙2をロール状に 持して、移送路4に帯状に繰り出し可能であ る。 

第1のセンサー5は、たとえば反射型のセンサ であって、印字用紙2の裏面の位置検出用マ ーク2Cを検出することによりその位置を検出 る。  さらに第1のセンサー5は、サーマル リンター1に印字用紙2を装填する際の印字 紙2の最先端部を検出可能であるとともに、 字用紙2がなくなって供給部3からその最終 部が繰り出されてきたときに、その最終端 が通過したことを検出可能である。  第2の センサー7も、第1のセンサー5と同様に、たと えば反射型のセンサーであって、位置検出用 マーク2Cを検出することによりその位置を検 する。  さらに第2のセンサー7は、サーマ プリンター1
に印字用紙2を装填する際の印字用紙2の最先 部を検出可能であるとともに、印字用紙2が なくなって供給部3からその最終端部が繰り されてきたときに、その最終端部が通過し ことを検出可能である。 

上下一対の移送用ローラー6は、上記第1の ンサー5および第2のセンサー7の間にこれを けてあって、いずれか一方のローラーを正 向に回転駆動することにより、印字用紙2を 印字部8に向かって移送可能であるとともに 逆方向に回転駆動することにより、印字部8 ら上流側に印字用紙2を逆移送することがで きる。 

印字部8は、移送路4上に帯状に繰り出した 字用紙2に印字を行うサーマルヘッド15と、 のサーマルヘッド15に対向してその間に印 用紙2を挟持して回転するプラテンローラー1 6と、を有する。  サーマルヘッド15には、 字用紙2の幅方向に発熱体17を多数配列して り、印字パターンに応じてこの発熱体17を発 熱させることにより、印字用紙2の感熱発色 層2Bを発色させて印字を行う。  すなわち プラテンローラー16を回転駆動することによ り印字用紙2を移送路4に沿ってサーマルヘッ 15に対して相対的にその移送方向に移送す とともに、サーマルヘッド15の発熱体13の発 により印字用紙2にサーマル印字を施す。 

切断部9は、印字部8の下流側に位置してい とともに、印字用紙2に対して往復動する切 断刃18を有し、印字済みの印字用紙2を所定の 長さに切断可能である。 

制御部12は、上述の第1のセンサー5、移送 ローラー6、第2のセンサー7、印字部8、切断 9、入力部10および表示部11を制御するとと に、印字部8への印字用紙2のセット動作を制 御する。 

すなわち図4は、本発明による印字用紙2の ット方法を説明するフローチャート図であ て、ステップS1において、印字用紙2がセッ されているかを判断する。  印字用紙2の ットとは、印字部8においてサーマルヘッド1 5の発熱体17とプラテンローラー16との間に印 用紙2の最先端部が挟持されていて、印字を 開始可能となっている状態である。 

印字用紙2セットさせていなければ、ステ プS2において第1のセンサー5がONとなったか( 字用紙2の最先端部を検出したか)を判断す 。  この判断が行われるための実際の作業 しては、サーマルプリンター1の使用者が供 給部3から繰り出した印字用紙2の最先端部を 1のセンサー5より下流側に位置させるとと に、印字用紙2の最先端部を第1のセンサー5 経て移送用ローラー6の間に挿通すれば、第1 のセンサー5が印字用紙2の最先端部を検出可 となる。  第1のセンサー5による最先端部 検出に応じて、ステップS3において移送用 ーラー6の回転駆動を開始して印字用紙2を第 2のセンサー7の方向に移送を開始する。 

ついで、ステップS4において、第2のセンサ ー7がONとなったか(上流側から移送されてく 印字用紙2の最先端部を検出したか)を判断す る。  第2のセンサー7が印字用紙2の最先端 を検出したときに、ステップS5において、移 送用ローラー6をさらに駆動して印字用紙2を 字部8のサーマルヘッド15およびプラテンロ ラー16の間まで移送して、印字部8による印 用紙2への印字を開始可能とする(印字用紙2 セットが完了する)。  なお、印字用紙2が ーマルヘッド15およびプラテンローラー16の 部分に達したか否かは、たとえば、第1のセ サー6と発熱体17との間の第1の間隔D1を移送 たか、あるいは第2のセンサー7と発熱体17と 間の第2の間隔D2を移送したか、を判断する とにより認識することができ、上記第1の間 隔D1あるいは第2の間隔D2を移送したタイミン でプラテンローラー16をわずかに回転させ こともできる。 

上述のステップS1において、このように印 用紙2のセットが完了していれば、ステップ S6において、印字部8による印字用紙2への印 および切断部9による切断を開始する。 

つぎのステップS7において、印字用紙2の印 字および切断が終了したかを判断し、終了す れば、ステップS8において、第1のセンサー5 OFFか否か(供給部3から繰り出される印字用紙 2の最終端部の通過を第1のセンサー5が検出し たか)を判断し、印字用紙2の最終端部の通過 第1のセンサー5が検出したときに、ステッ S9において移送用ローラー6を逆転駆動する とにより印字用紙2を上流側に逆移送して、 字用紙2を印字部8から離れた上流側に位置 せるようにする。 

印字用紙2が印字部8から離れた上流側に位 すれば、印字部8におけるサーマルヘッド15 よびプラテンローラー16を互いに開放する となく、印字用紙2を移送用ローラー6から取 り除くことにより、印字用紙2をサーマルプ ンター1から完全に除去可能である。  ただ し、より安定した操作を確保するために、ス テップS10において、第2のセンサー7がOFFか否 (下流側から上流側に向かって逆移送されて くる印字用紙2の最先端部の通過を第2のセン ー7が検出したか)を判断し、第2のセンサー7 が印字用紙2の最先端部の通過を検出したと に、ステップS11において印字用紙2の逆移送 停止する。 

なお、ステップS8において、第1のセンサー 5が印字用紙2の最終端部を検出していない場 には、ステップS12においてサーマルプリン ー1がパソコン13とオフラインとなって印字 ータの送受信が終了したかを判断し、オフ インであれば、上述したステップS9以降の 作を行う。  すなわち、サーマルプリンタ 1とパソコン13との間がオフラインとなった きには、移送用ローラー6を逆転駆動するこ とにより印字用紙2を上流側に逆移送して、 字用紙2を印字部8から離れた上流側に位置さ せるようにする。  もちろん、サーマルプ ンター1をパソコン13との接続がなく、スタ ドアローンタイプの場合には、上記ステッ S12の操作は不要である。 

かくして、印字部8を開閉操作なしに、サ マルプリンター1の印字部8への印字用紙2の 動セットとともに、印字用紙2がなくなった 合、あるいはパソコン13とオフラインとな た場合にも、自動的に印字部8から印字用紙2 を離脱させることができるので、長時間にわ たって印字用紙2がサーマルヘッド15とプラテ ンローラー16との間に押圧されてアールの曲 りがついてしまうことを防止可能である。

なお、印字用紙2として、粘着剤などによ 糊面を有さないタグ用紙(図2)以外にも、糊 を有するラベル用紙(図示せず)であっても、 本発明はこれを適用可能である。

本発明によるサーマルプリンターにお る印字用紙のセット方法を行うサーマルプ ンター1の概略側面図である。 同、印字用紙2(タグ用紙)の平面図であ 。 同、図2のIII-III線断面図である。 本発明による印字用紙2のセット方法を 説明するフローチャート図である。

符号の説明

1 サーマルプリンター(図1) 2 印字用紙(タ グ用紙) 2A 印字用紙2のタグ本体 2B 印字用 2の感熱発色剤層 2C 印字用紙2の位置検出 マーク 3 供給部 4 移送路 5 第1のセンサ  6 移送用ローラー 7 第2のセンサー 8 印 字部 9 切断部10 入力部11 表示部12 制御部1 3 パソコン14 切断線15 サーマルヘッド16 プ ラテンローラー17 サーマルヘッド15の発熱体 18 切断刃D1 第1のセンサー6と発熱体17との間 の第1の間隔D2 第2のセンサー7と発熱体17との 間の第2の間隔