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Patent Searching and Data


Title:
METHOD AND SYSTEM FOR CONTROLLING SLAB TURNING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/142064
Kind Code:
A1
Abstract:
A method of controlling a slab turning device used in a rolling line having a rolling mill for rolling a slab heated in a heating furnace. While a preceding slab is being rolled by the rolling mill, the slab turning device holds, lifts, and turns, on the upstream of the rolling mill, a following slab by using holding members (21) of a tongue mechanism system which have holding claws (21a) at four corners of a horizontal base (13). The holding claws (21a) at the front ends of the holding members (21) are closed, with a turning section (15), which supports the holding members (21) of the slab turning device, made to be freely turnable. Force of the closing of the holding claws allows the turning section (15) to freely turn to the same angle as the inclination angle of the slab (S), and this causes all the holding claws (21a) to be in contact with side surfaces of the slab. After that, the side surfaces of the slab (S) are held by the holding claws (21a) of the tongue mechanism. By this, the slab (S) can be stably lifted before being loaded into the rolling mill. Thus, the slab can be stably lifted during a slab turning process before being loaded into the rolling mill, and the turning process can be automated.

Inventors:
MAEDA, Muneyuki (6-1 MARUNOUCHI 2-CHOME, CHIYODA-K, TOKYO 71, 10080, JP)
Application Number:
JP2009/056497
Publication Date:
November 26, 2009
Filing Date:
March 30, 2009
Export Citation:
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Assignee:
NIPPON STEEL CORPORATION (6-1 MARUNOUCHI 2-CHOME, CHIYODA-KU TOKYO, 71, 10080, JP)
新日本製鐵株式会社 (〒71 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 Tokyo, 10080, JP)
International Classes:
B21B39/24; B21B39/00; B21B39/18; B21B39/20; B21B39/20; B21B39/00; B21B39/14
Attorney, Agent or Firm:
KOKUBUN, Takayoshi (5th Floor, NBF Ikebukuro City Building17-8, Higashi-Ikebukuro 1-chom, Toshima-ku Tokyo, 170-0013, JP)
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Claims:
 加熱炉で加熱されたスラブを圧延する圧延機を備えた圧延ラインにおいて、前記圧延機で先行スラブが圧延されている間に、前記圧延機の上流側で後行スラブを、スラブ把持用の把持爪を基台の前後左右に有するトング機構方式の把持部材で把持し、吊り上げて転回させるスラブ転回装置の制御方法であって、
 スラブを前記圧延ライン上の、スラブ転回装置の前面の予め設定した位置に停止させる第1のステップと、
 前記把持部材の左右の把持爪をスラブの幅よりも開いた状態で巻き下げて、前記スラブの側面を前記把持爪が把持可能な位置で宙に浮いた状態で停止させる第2のステップと、
 前記把持部材が取り付けられている前記基台が旋回可能な状態で、前記把持爪を閉じて前記スラブの側面に全ての把持爪を当接させて、該スラブに前記把持部材を倣わせる第3のステップと、
 前記把持爪を前記スラブの側面から開く第4のステップと、
 前記把持部材がスラブ上面に乗るまで巻き下げて、該把持爪をスラブ側面の側方に位置させる第5のステップと、
 前記把持爪をスラブ側面に当接するまで閉じる第6のステップと、
 前記把持部材を吊り上げてトング機構により前記把持爪でスラブ側面を把持しながら前記スラブを吊り上げる第7のステップと、
 前記把持爪でスラブ側面を把持した状態で前記スラブ転回装置によりスラブが予め設定された角度になるように前記基台の転回を行う第8のステップと、
 前記把持部材を降下してスラブを前記圧延ライン上に載置し、トング機構を解除して前記スラブの側面から前記把持爪を開放し、該把持部材を吊り上げる第9のステップと
を含むことを特徴とする、スラブ転回装置の制御方法。
 前記圧延ラインの側方又は上方に設けたセンサにより、スラブ転回装置の前面位置の前記圧延ライン上で停止しているスラブの斜行量と停止位置を検出し、その検出した斜行量と停止位置情報とに基づいて、前記スラブ転回装置の前記把持部材の位置と角度を粗調整するステップを前記第1のステップと第2のステップとの間に加入したことを特徴とする、請求項1記載のスラブ転回装置の制御方法。
 加熱炉で加熱されたスラブを圧延する圧延機を備えた圧延ラインにおいて、前記圧延機で先行スラブが圧延されている間に、前記圧延機の上流側で後行スラブを、スラブ把持用の把持爪を基台の前後左右に有するトング機構方式の把持部材で把持し、吊り上げて転回させるスラブ転回装置の制御システムであって、
 前記圧延ラインにおける前記スラブ転回装置の上流側に設けられ、前記加熱炉側から搬送されてきたスラブの先端位置を検出するスラブ検知手段と、
 前記スラブ検知手段の検出信号と予め製造計画で入力されていた当該スラブ長とに基づき、前記スラブ転回装置の前面の予め設定した位置にスラブを停止させるテーブル制御手段と、
 前記スラブ転回装置の位置に搬送されてきたスラブの位置と搬送方向に対する角度とを検出するスラブ位置検出手段と、
 前記スラブ位置検出手段で検出されたスラブの角度に基づき、前記スラブ転回装置で当該スラブを吊り上げた後の転回角度を設定する手段と、
 前記スラブ転回装置の前面の予め設定した位置に停止されたスラブの側面を前記把持爪が把持可能な位置で宙に浮いた状態で停止させて、
 前記把持部材が取り付けられている前記基台が旋回可能な状態で、前記把持爪を閉じて前記スラブの側面に全ての把持爪を当接させて、該スラブに前記把持部材を倣わせて、
 前記把持爪を前記スラブの側面から開いて、
 前記把持部材がスラブ上面に乗るまで巻き下げて、該把持爪をスラブ側面の側方に位置させて、
 前記把持爪をスラブ側面に当接するまで閉じて、
 前記把持部材を吊り上げてトング機構により前記把持爪でスラブ側面を把持しながら前記スラブを吊り上げて、
 前記把持爪でスラブ側面を把持した状態で前記スラブ転回装置により前記設定された転回角度で転回を行う制御を実行するスラブ転回装置制御手段と
を含むことを特徴とする、スラブ転回装置の制御システム。
 前記圧延ラインの側方又は上方に、スラブ転回装置の前面位置の前記圧延ライン上で停止しているスラブの斜行量と停止位置を検出するセンサを設け、
 前記スラブ転回装置制御手段は、前記スラブ転回装置の前面の予め設定した位置に停止されたスラブの側面を前記把持爪が把持可能な位置で宙に浮いた状態で停止させるときに、
 スラブを前記圧延ライン上の、スラブ転回装置の前面の予め設定した位置に停止させて、
 前記センサにより検出した斜行量と停止位置情報とに基づいて、前記スラブ転回装置の前記把持部材の位置と角度を粗調整して、
 前記把持部材の左右の把持爪をスラブの幅よりも開いた状態で巻き下げて、前記スラブの側面を前記把持爪が把持可能な位置で宙に浮いた状態で停止させることを特徴とする、請求項3記載のスラブ転回装置の制御システム。
Description:
スラブ転回装置の制御方法およ その制御システム

 本発明は、厚板の熱間圧延設備等におい 、圧延前の高温状態のスラブを転回させる 置の制御方法およびその制御システムに関 る。

 例えば厚板の熱間圧延プロセスでは、厚 製品の寸法に応じてスラブを幅方向と長手 向の2方向に圧延する。具体的には、図6に すように、連続鋳造工程で鋳造されたスラ は加熱炉1で加熱された後、多数のローラか なる搬送テーブル2に載せられ、スケール除 去装置3によりスラブS1表面のスケールが除去 され、その後、スラブS2は長手方向を搬送方 に向けた状態で搬送テーブル2上を搬送され る。そして、スラブS3は、圧延機5直前で転回 テーブル4により90°転回され、幅方向が搬送 向に向けられる。その横向きの状態で、ス ブは圧延機5により幅方向の圧延が行われる 。その後スラブS3は、再び転回テーブル4によ り元の向きに戻された後、圧延機5を複数回 復して、長手方向の圧延が行われ、その後 スラブS4は次の処理工程のために搬送テーブ ル2上を搬出される。

 前記の転回テーブル4としては、特許文献 1に開示されたように、昇降装置を備えた架 と、その架台上に装着され鉛直軸まわりに 回可能なターンテーブルと、そのターンテ ブル上に互いに直交して水平に配置された 送ローラ群とからなり、その搬送ローラ群 少なくとも直交する一方の搬送ローラ群は 降装置を具備したスラブ転回装置がある。

 また、特許文献2には、厚板圧延機のター ンテーブルに円弧状のプロフィールを持つテ ーブルローラを配置し、厚板とローラの接触 を点接触とし、さらに、各ローラの回転速度 を、転回する厚板の角速度に対応する速度に 個別に制御して厚板を転回するスラブ転回装 置が開示されている。

 特許文献3には、転回テーブルの回転、減 速、停止作業を、転回テーブル上方にビデオ カメラを設置して、行うことが開示されてい る。

 ところで、上述の図6に示した圧延ライン では、スラブの搬送が連続的に行われている が、圧延機5で先行スラブが圧延されている は、圧延機5や転回テーブル4が使用中である ため、後行スラブS2は転回テーブル4の上流側 で待機している。そして、後行スラブS2は、 行スラブS3の圧延が全て終了してから、転 テーブル4に送られて転回された後、圧延機5 により圧延される。このように、後行スラブ S2は、先行スラブS3の圧延工程が全て終了す まで圧延ラインの上流側で待機した状態で るため、圧延ラインにおけるスラブの圧延 理の間隔は長く、生産性は高くなかった。

 このような問題を解消するため、本願出 人は先に、圧延ラインにおいて、圧延機で の鋼材が圧延されている間に次の鋼材を転 させるスラブ転回装置を設けることを提案 た(特許文献4参照)。このスラブ転回装置を 7に示す。スラブ転回装置70は、鋼材を把持 て吊り上げて転回させるトング式であり、 ラブSの側面を把持して回転させる本体部40 本体部40を支持して昇降させる支持構造部41 を有している。本体部40は例えば方形の板状 水平基台50を備えている。水平基台50の上部 にはモータ51によって鉛直方向の中心軸N周り に回転する旋回部52が取り付けられている。 心軸Nは水平基台50の中心を通っている。水 基台50のY方向(搬送テーブルAの搬送方向Xの 角方向)の両側にはスラブSを両側から把持 る二組の把持部材(トング)53が取り付けられ いる。把持部材53は例えば水平基台50に取り 付けられたシリンダ54によってY方向に移動で きる。

 支持構造部41には例えば搬送テーブルAを ぐような門型フレーム60が形成されている 門型フレーム60の上面にはレール61が形成さ そのレール61上には台車62が設けられている 。この台車62には本体部40を吊り下げるワイ 63が接続されている。台車62にはワイヤ63を 降するウインチ64が設けられておりワイヤ63 昇降することにより本体部40を上下動でき 。

 かかる構成により、搬送テーブルA上のス ラブSの側面を把持部材53先端の把持爪53aによ って把持し、そのスラブSをウインチ64によっ て吊り上げて旋回部52を回転させることによ 、スラブSの方向を変えることができる。

実開昭61-152311号公報

特開平6-7828号公報

特開昭61-273214号公報

特開2007-216278号公報

 上述したスラブ転回装置70は、水平基台50 の底部がスラブSの上面に着床した後、本体 40に設けられた把持爪53aの閉じる動作でスラ ブSを掴み、把持部材53を含む本体部40全体を 回、横行させる機構であるが、転回前の圧 ライン上のスラブSの姿勢は、必ずしもその 長手方向が圧延ラインの搬送方向に一致して いるわけではなく、斜行していることが多い 。

 例えば、転回前のスラブSが斜行している と、図8に示すように、前後左右の4箇所の把 爪53aがスラブSの側面に接触する前に、その まま本体部40全体が巻き上げられて、把持失 に至ることがある。これは、スラブSの斜行 の角度が大きいと、スラブSの側面と各把持 53aとの間隔が異なり(広い部分と狭い部分)、 把持爪53aを閉じてスラブSをつかむ前に、把 部材53がスラブSの側面よりも巻き上げられ ことと、4箇所の把持爪53aの対向する2つが先 にスラブSの側面に当たった後、引き続いて4 の把持爪53aでスラブSの側面を挟もうとする ときの反力で本体部40が回転力を受けても、 ラブ把持部11の重量が重いため、スラブSの 面と水平基台50の底部との間の摩擦抵抗に り、本体部40が回転するに至らないことによ る。

 本発明は、上述した問題点に鑑みてなさ たものであり、圧延機に装入される前のス ブの転回工程時にスラブを安定に吊り上げ ことができ、またその転回工程を自動化す ことのできるスラブ転回装置の制御方法お びその制御システムを提供することを目的 する。

 上記目的を達成すべく、本発明のスラブ転 装置の制御方法は、加熱炉で加熱されたス ブを圧延する圧延機を備えた圧延ラインに いて、前記圧延機で先行スラブが圧延され いる間に、前記圧延機の上流側で後行スラ を、スラブ把持用の把持爪を基台の前後左 に有するトング機構方式の把持部材で把持 、吊り上げて転回させるスラブ転回装置の 御方法であって、
 スラブを前記圧延ライン上の、スラブ転回 置の前面の予め設定した位置に停止させる 1のステップと、
 前記把持部材の左右の把持爪をスラブの幅 りも開いた状態で巻き下げて、前記スラブ 側面を前記把持爪が把持可能な位置で宙に いた状態で停止させる第2のステップと、
 前記把持部材が取り付けられている前記基 が旋回可能な状態で、前記把持爪を閉じて 記スラブの側面に全ての把持爪を当接させ 、該スラブに前記把持部材を倣わせる第3の ステップと、
 前記把持爪を前記スラブの側面から開く第4 のステップと、
 前記把持部材がスラブ上面に乗るまで巻き げて、該把持爪をスラブ側面の側方に位置 せる第5のステップと、
 前記把持爪をスラブ側面に当接するまで閉 る第6のステップと、
 前記把持部材を吊り上げてトング機構によ 前記把持爪でスラブ側面を把持しながら前 スラブを吊り上げる第7のステップと、
 前記把持爪でスラブ側面を把持した状態で 記スラブ転回装置によりスラブが予め設定 れた角度になるように前記基台の転回を行 第8のステップと、
 前記把持部材を降下してスラブを前記圧延 イン上に載置し、トング機構を解除して前 スラブの側面から前記把持爪を開放し、該 持部材を吊り上げる第9のステップと
を含むことを特徴とするものである。

 本発明においては、トング機構方式の把 部材を用いて斜行している可能性のあるス ブを安定的に吊り上げるためには、スラブ 把持爪を平行に接触させた状態で把持部材 引き上げることが効率的であるとの知見の に、スラブ転回装置の把持部材が取り付け れている基台が自由に旋回できる状態、つ り、把持部材がスラブ上面に乗る前の中に いた状態で、把持部材の先端の把持爪を閉 て、その閉じる力により基台をスラブの傾 角度と同じ角度に自由旋回させ、スラブの 面に全ての把持爪を当接させるようにした のである。その後、トング機構により把持 でスラブ側面を把持することにより、把持 敗が解消される。

 なお、把持部材で把持する前のスラブの 置と角度が所定の許容範囲内に収まってい いときは、圧延ラインの側方又は上方に設 たセンサにより、スラブ転回装置の前面位 の圧延ライン上で停止しているスラブの斜 量と停止位置を検出し、その検出した斜行 と停止位置情報とに基づいて、スラブ転回 置の把持部材の位置と角度を粗調整するス ップを前記第1のステップと第2のステップ の間に加入することで、第3のステップにお る把持爪によるスラブの把持を確実に行う とができる。

 また、本発明のスラブ転回装置の制御シス ムは、加熱炉で加熱されたスラブを圧延す 圧延機を備えた圧延ラインにおいて、前記 延機で先行スラブが圧延されている間に、 記圧延機の上流側で後行スラブを、スラブ 持用の把持爪を基台の前後左右に有するト グ機構方式の把持部材で把持し、吊り上げ 転回させるスラブ転回装置の制御システム あって、
 前記圧延ラインにおける前記スラブ転回装 の上流側に設けられ、前記加熱炉側から搬 されてきたスラブの先端位置を検出するス ブ検知手段と、
 前記スラブ検知手段の検出信号と予め製造 画で入力されていた当該スラブ長とに基づ 、前記スラブ転回装置の前面の予め設定し 位置にスラブを停止させるテーブル制御手 と、
 前記スラブ転回装置の位置に搬送されてき スラブの位置と搬送方向に対する角度とを 出するスラブ位置検出手段と、
 前記スラブ位置検出手段で検出されたスラ の角度に基づき、前記スラブ転回装置で当 スラブを吊り上げた後の転回角度を設定す 手段と、
 前記スラブ転回装置の前面の予め設定した 置に停止されたスラブの側面を前記把持爪 把持可能な位置で宙に浮いた状態で停止さ て、
 前記把持部材が取り付けられている前記基 が旋回可能な状態で、前記把持爪を閉じて 記スラブの側面に全ての把持爪を当接させ 、該スラブに前記把持部材を倣わせて、
 前記把持爪を前記スラブの側面から開いて
 前記把持部材がスラブ上面に乗るまで巻き げて、該把持爪をスラブ側面の側方に位置 せて、
 前記把持爪をスラブ側面に当接するまで閉 て、
 前記把持部材を吊り上げてトング機構によ 前記把持爪でスラブ側面を把持しながら前 スラブを吊り上げて、
 前記把持爪でスラブ側面を把持した状態で 記スラブ転回装置により前記設定された転 角度で転回を行う制御を実行するスラブ転 装置制御手段と
を含むことを特徴とするものである。

 このスラブ転回装置の制御システムでは スラブの位置と角度を検出して、把持部材 よるスラブの把持位置と角度を正確にスラ 転回装置に支持することができるので、信 性の高い、無人自動化の制御システムを実 することができる。

 本発明によれば、加熱炉から搬送されて たスラブが斜行していても、該把持爪によ スラブの側面を確実に把持して吊り上げ、 転することができるので、生産性を向上さ 、スラブ転回工程を自動化することが可能 なる。

図1は、本発明の実施の形態に係る制御 方法を実施すべきスラブ転回装置の例を示す 斜視図である。 図2Aは、本発明の実施の形態に係る制 方法によるスラブ転回装置の動作を示す説 図である。 図2Bは、本発明の実施の形態に係る制 方法によるスラブ転回装置の動作を示す説 図である。 図2Cは、本発明の実施の形態に係る制 方法によるスラブ転回装置の動作を示す説 図である。 図2Dは、本発明の実施の形態に係る制 方法によるスラブ転回装置の動作を示す説 図である。 図2Eは、本発明の実施の形態に係る制 方法によるスラブ転回装置の動作を示す説 図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る制御 方法によるスラブ把持部の動作を示す概略平 面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るスラ ブ転回装置の制御システムの構成を示すブロ ック図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るスラ ブ転回装置の制御システムの手順を示すフロ ーチャートである。 図6は、厚板の熱間圧延プロセスの概要 を示す平面図である。 図7は、従来のスラブ転回装置の例を示 す斜視図である。 図8は、斜行状態のスラブを把持すると きの問題点を示す説明図である。

 以下、本発明の実施の形態を、図1~図5を参 して具体的に説明する。
 図1は、本発明の実施の形態に係る制御方法 を実施すべきスラブ転回装置の例を示す斜視 図、図2A~図2Eは本発明の実施の形態に係る制 方法によるスラブ転回装置の動作を示す説 図、図3は本発明の実施の形態に係る制御方 法によるスラブ把持部の動作を示す概略平面 図である。また、図4は本発明の実施の形態 係るスラブ転回装置の制御システムの構成 示すブロック図、図5は本発明の実施の形態 係るスラブ転回装置の制御システムの手順 示すフローチャートである。

 図1に示すように、本実施の形態に係るス ラブ転回装置10は、スラブSを把持して吊り上 げて転回させるトング機構方式であり、スラ ブSの側面を把持して回転させるスラブ把持 11とスラブ把持部11を支持して昇降および水 移動させる支持部12を有している。スラブ 持部11は支持部12から吊り下げられて昇降駆 される水平基台13を備えている。水平基台13 の上部にはクラッチ付きモータ(図示せず)に って鉛直方向の中心軸N周りに回転する旋回 部15が取り付けられている。中心軸Nは水平基 台13の中心を通っている。水平基台13の中心 下部には軸支持棒16および水平フレーム17が けられている。軸支持棒16に設けられた縦 穴18には、左右の開閉アーム19の基端部を結 する横軸20が昇降自在に嵌入されている。 右の開閉アーム19の先端には、把持部材21が ン22によってそれぞれ開閉自在に取り付け れている。左右の把持部材21の下部には、ス ラブSの側面に圧接してスラブSを把持する把 爪21aが設けられている。

 水平フレーム17には、駆動モータ14によって 回転駆動されるスクリュー軸23が軸受け24,25 より回転自在に設けられており、このスク ュー軸23には、左右でネジの方向の異なる雄 ねじ部23a,23bが設けられている。そして、水 フレーム17には、雄ねじ部23a,23bにそれぞれ み合う雌ねじを内周に有するスライダー26が 水平方向に移動可能に設けられている。この スライダー26の凸軸26aに、把持部材21の中途 が回動自在に取り付けられている。したが て、スクリュー軸23が回転すると、その回転 方向により、左右のスライダー26は互いに近 くか、互いに遠ざかる方向に直線移動する これにより、把持部材21の先端の把持爪21a 閉じたり開いたりする。
 水平フレーム17の中央部下部には、スラブS 上面に着床する防熱板からなる着床台27(図2 A~図2E参照)が取り付けられている。

 支持部12は、圧延ラインを跨ぐように設 された門型フレーム60上のレール31に沿って 行自在な台車30により構成され、レール31に 装架された車輪32、クラッチ付き走行用モー 33を備えている。台車30とスラブ把持部11の 平基台13とは、可動式マスト35により連結さ れ、台車30に対して水平基台13は昇降自在と っている。台車30には、ワイヤ昇降用モータ 36によって回転駆動されるワイヤドラム37が けられており、ワイヤドラム37に架けられた ワイヤ38が、水平基台13上に設けられた滑車39 に巻装されている。

 以上のトング機構方式による把持部材21を えたスラブ転回装置10の動作手順を説明する 。
 まず、スクリュー軸23を駆動モータ14によっ て回転させることにより、水平フレーム17に してスライダー26を外側に移動させ、把持 材21を開いた状態でワイヤ38を操作して、ス ブ把持部11をスラブSの上方から下降させる そして、図2Aに示すように、着床台27がスラ ブSの上面に乗る前の宙に浮いた状態で水平 台13の下降を止める。この状態で、旋回部15 駆動するクラッチ付きモータ(図示せず)お び台車30を駆動するクラッチ付き走行用モー タ33のクラッチをニュートラルにして、旋回 15および台車30が旋回および走行可能な状態 にしておく。次いで、スクリュー軸23を回転 せてスライダー26を内側に移動させると、 持部材21が閉じていき、図2Bに示すように、 持爪21aがスラブSの側面に当たる。

 このとき、把持爪21aは、四角形のスラブS の対向する側面に当たるが、図3に示すよう 、スラブSが搬送方向に対して斜めに止まっ いると、4つの把持爪21aは同時にはスラブS 側面には当たらず、偏当たりする。さらに クリュー軸23を回転させて把持部材21を閉じ いくと、先に当たっている把持爪21aとスラ Sの側面との反作用で、旋回部15が旋回しよ とする。このとき、水平フレーム17下部の 床台27はスラブSから浮いているので、旋回 15はその反作用を直接受け、旋回部15は軽い 作で旋回することになる。このとき、把持 21aがスラブSの側面から受ける反作用は、旋 回部15を回転させる回転モーメントだけでは く、旋回部15を支持している水平基台13を移 動させようとする力として働く場合があるが 、その水平基台13を移動させようとする力に しては、台車30が自由に走行できるため、 の移動力とバランスする位置で台車は止ま ことになる。

 旋回部15が回転し、また台車30が移動して 、スラブSの対向2側面と4つの把持爪21aが全て 接触したところで(図3の破線の位置参照)、ス クリュー軸23の回転を止める。その後、図2C 示すようにスクリュー軸23を少し逆回転させ て把持爪21aを所定間隔開き、ワイヤ38(図2A参 )を一旦下降させて、図2Dに示すように着床 27がスラブSの上に乗るようにする。この状 で、把持爪21aはスラブSの側面の規定位置( えば、スラブSの厚さの中間位置)まで下がる 。

 次いでワイヤ38を巻き上げると、図2Eに示 すように、縦長穴18に嵌入されている横軸20 持ち上げられる。横軸20は左右の開閉アーム 19の基端部に取り付けられているため、横軸2 0が持ち上げられると左右の開閉アーム19は横 軸20を支点として開こうとする。そうすると 開閉アーム19の先端のピン22は、横軸20に対 て外側に変位する。ピン22には把持部材21の 上端が結合されているので、ピン22が外側に 位すると、把持部材21の下端は、開閉操作 スライダー26の凸軸26aを支点として内側に変 位する。これにより、把持部材21の下端内側 把持爪21aがスラブSの側面に当接し、さらに スラブ把持部11を引き上げると、把持爪21aに る把持力がさらに増加するため、スラブSを 持ち上げることができることになる。

 スラブSを持ち上げた後に旋回部15を90°( ラブSが斜行しているときは、その斜行角度 加算、減算して、スラブSの長手方向が圧延 ラインの搬送方向と直交する位置まで)回転 せ、把持部11を下降させると、スラブSが圧 ライン上に着床し、さらに把持部11を下降さ せた時点で横軸20が軸支持棒16の縦長穴18の上 端部により押し下げられる。そうすると、両 開閉アーム19の開き角度が小さくなり、先端 ピン22の位置が内側に引き寄せられる。こ により、把持部材21の下端の把持爪21aが開き 、スラブSの側面との把持状態が開放される 次いでスクリュー軸23を操作してスライダー 26の位置を外側に移動させると、その後、把 部11を上昇させたときに、スラブSは圧延ラ ン上に残されたままとなる。

 以下、本発明の実施の形態に係るスラブ転 装置の制御システムについて、図4を用いて 説明する。
 図4において、スラブセンター位置演算器102 は、スラブ検知センサ101でスラブS11の先端が 到達したことを検出すると、予め記憶してい るスラブ検知センサ101設置位置とスラブ転回 装置10の中心位置までの距離Rと、上位計算機 (図示せず)から入力した対象スラブの長さLを 基にして、該スラブの長手方向のセンター位 置がスラブ転回装置10の中心位置に到達する での移動距離X(R+L/2)を演算して、テーブル 御演算器100に出力するものである。

 そして、このテーブル制御演算器100は、ス ブS11の先端位置をトラッキングして、該先 が、入力した移動距離X移動すると、搬送テ ーブル2のロールの回転を停止して、スラブS1 2の移動を停止すると共に、その停止した情 をスラブ位置演算器104に出力するものであ 。
 スラブ位置演算器104は、前記テーブル制御 算器100からスラブ停止情報を入力すると、 ラブ搬送方向に間隔(例えば、800mm)をもって 設けたレーザ距離計105、106で計測した、スラ ブS12の側面の2箇所の距離を取り込み、搬送 ーブルの搬送方向に対するスラブS12の傾き( 行量)θを演算し、更に、上位計算機から入 した対象スラブの幅Wを基にして、スラブS12 の幅方向中心位置を演算して転回装置移動・ 回転量演算器103に出力する。

 転回装置移動・回転量演算器103では、入 したスラブS12の傾きθと幅方向中心位置と 基づいて、前記スラブ転回装置10の把持部11 スラブ幅方向の移動距離を演算すると共に 前記スラブS12の傾きθを基に該スラブS12を 度回転させれば、スラブS12の長手方向が搬 テーブルの搬送方向と直角になるかを演算 、スラブ転回装置制御器107に出力する。

 次に、上記スラブ転回装置制御器107による 御方法を、図4を参照し、図5のフローチャ トに基づいて説明する。
(S200)
 スラブ位置演算器104では、2台のレーザ距離 計105,106からの2箇所の距離データから得られ スラブS12の位置と圧延ラインの搬送方向に する角度θ、および上位計算機から通知さ たスラブの幅W、長さLに基づいて、スラブ転 回装置10の把持部材21の位置と角度を粗設定 る。スラブ転回装置制御器107では、これら 角度θ、スラブの幅W、長さLに基づいて、ス ブ転回装置10の台車30のクラッチ付き走行用 モータ33と旋回部15のクラッチ付きモータ(図 せず)を駆動し、台車30を搬送テーブル2の側 部上部の退避位置からスラブ幅方向中心位置 にスラブ把持部11の中心位置が一致するまで 動し、また旋回部15を、4つの把持爪21aの角 がスラブS12の角度θに一致するように回転 せる。

 なお、レーザ距離計105,106の測定精度、スラ ブ側面精度のバラツキ分のズレが残るため、 この段階では精密設定は出来ない場合が多い 。この粗設定に基づき、旋回部15を予め旋回 せておく。
 ただし、スラブ転回装置10と加熱炉の距離 短く、該スラブ転回装置10の前面に到達する スラブの斜行が殆ど無く、スラブ幅方向中心 位置と斜行が所定の許容範囲内に収まってい れば、このステップS200の実行を省略するこ ができる。

(S201)
 スクリュー軸23を操作して把持部材21をスラ ブSの幅よりも開いた状態で巻き下げ、着床 27がスラブSの上面に接触しない、宙に浮い 状態で停止させる。このとき、把持爪21aは スラブSの側面の位置にある(図2A参照)。例え ば、スラブSの厚みが例えば200mmのときは、把 持爪21aの中心位置はスラブSの上面から50mm程 の位置が好ましい。
 なお、圧延するスラブ間の板厚差が小さい インの場合は巻き下量を一定として予めス ブ転回装置制御器107に設定しておき、スラ 間の板厚差が大きいラインの場合は、スラ 厚に応じて巻き下量を調整するようにする とが好ましい。

(S202)
 旋回部15を駆動するクラッチ付きモータ(図 せず)および台車30を駆動するクラッチ付き 行用モータ33のクラッチをニュートラルに て、旋回部15および台車30が旋回および走行 能な状態で、スクリュー軸23を回転させ、 持部材21の先端の把持爪21aを閉じて、スラブ Sの側面に全ての把持爪21aを当接させる(図2B 図3の破線に示す状態参照)。把持爪21aがスラ ブSの側面に当接したかどうかは、スクリュ 軸23に設けた回転検出エンコーダ(図示せず) 出力が0になったことで判定できる。このス テップにより、スラブSの向きに対してスラ 把持部11が倣って、高精度に平行状態になる 。また、台車30も移動して、水平基台13がス ブの幅方向中心に一致する。

(S203)
 スクリュー軸23を回転させ、4つの把持爪21a スラブSの側面から所定間隔、例えば20mm程 開く。これはトング機構を動作させる予備 階である(図2C参照)。

(S204)
 水平基台13を巻き下げて、スラブSの上面に 床台27が当接する位置まで巻き下げる。着 台27がスラブSの上面に当接したかどうかは ワイヤ昇降用モータ36の負荷電流が一定値以 下になったことで判定できる。これにより、 開閉アーム19の基端を結合している横軸20が 回部15下部の縦長穴18に対して相対的に上昇 る(図2D参照)。これによりトング機構は動作 可能となる。この状態で把持爪21aを開いても 、スラブ把持部11が戻ることはない。

(S205)
 スクリュー軸23を回転させて、把持爪21aが ラブS側面に当接するまで把持部材21を閉じ 。把持爪21aの中心部がスラブSの側面に当接 る位置は、例えば、スラブSの厚みが例えば 200mmのときは、スラブSの上面から100mm程度の 置(ほぼ厚みの中間の位置)が好ましい。

(S206)
 水平基台13を巻き上げると、開閉アーム19が 開き、前述のようにトング機構により把持部 材21が閉じ、把持爪21aでスラブS側面が把持さ れ(図2E参照)、その把持力でスラブSが吊り上 られる。

(S207)
 把持爪21aでスラブSの側面を把持した状態で モータ14により旋回部15を中心軸Nの周りに、 定の角度、すなわちスラブSの長手方向が搬 送テーブルの搬送方向と直角になる位置まで 転回させる。その角度は、元のスラブの長手 方向が搬送テーブルの搬送方向となす角度( 行量θ)を90°から引いた角度である。

(S208)
 転回後のスラブSを圧延ライン上の所定位置 に巻き下げる。そうすると、着床台27がスラ Sの上面に着床する。これによりトング機構 が解除される。その後、スクリュー軸23を回 させて把持部材21を開くと、把持爪21aがス ブSの側面から開放される。その後、水平基 13を巻き上げる。

(S209)
 所定位置まで水平基台13を巻き上げたら、 車30によりレール31上を走行させ、スラブ転 装置10を圧延ライン上から側部に退避させ 。また、スラブSの長手方向を搬送テーブル 搬送方向に対して直角になるように回転さ たスラブ把持部11を、次の転回工程のため 90°逆回転させて戻しておく。

 上述したような動作により、スラブ転回 置10を制御することにより、圧延機で幅出 圧延される前のスラブの転回工程時にスラ を安定に吊り上げることができ、またその 回工程を自動化することができる。

 本発明の構成によれば、加熱炉から搬送 れてきたスラブが斜行していても、該把持 によりスラブの側面を確実に把持して吊り げ、回転することができるので、生産性を 上させ、スラブ転回工程を自動化すること 可能になる。