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Patent Searching and Data


Title:
METHOD FOR WASHING WATER SUPPLY PIPELINE OF WATER-TREATING SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/116479
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a method for washing a water supply pipeline of a water-treating system, by which even a filter to be used for filtering organic-substance containing water to breed bacteria easily is enabled to continue stable filtration for a long period by washing its water supply pipeline sufficiently. Compressed air is injected into a water supply pipeline (12) from an air injection pipeline (16) so that the gas-liquid mixed water of raw water and air is fed to the water supply pipeline (12) and washed by the air, and the washing waste water is discharged from a pipeline (17). After this, the back-wash is performed according to the ordinary method. That portion of a pipeline (13), which cannot be washed at the air-washing time, is washed by the back-wash after the air-wash.

Inventors:
ORITA, Nobuhiro (4-7 Nishishinjuku 3-chome, Shinjuku-k, Tokyo 83, 16083, JP)
織田信博 (〒83 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田工業株式会社内 Tokyo, 16083, JP)
Application Number:
JP2009/055004
Publication Date:
September 24, 2009
Filing Date:
March 16, 2009
Export Citation:
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Assignee:
KURITA WATER INDUSTRIES LTD. (4-7 Nishishinjuku 3-chome, Shinjuku-ku Tokyo, 83, 16083, JP)
栗田工業株式会社 (〒83 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 Tokyo, 16083, JP)
ORITA, Nobuhiro (4-7 Nishishinjuku 3-chome, Shinjuku-k, Tokyo 83, 16083, JP)
International Classes:
B08B9/027; B01D24/00; B01D29/66; B01D35/16
Attorney, Agent or Firm:
SHIGENO, Tsuyoshi (Nissin bldg, 5-10 Shinjuku 2-chom, Shinjuku-ku Tokyo 22, 16000, JP)
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Claims:
 内部に水処理材が充填され、定期的又は必要に応じて逆洗が行われる水処理装置本体と、該水処理装置本体に原水を供給する給水配管と、該水処理装置本体から処理水を取り出す処理水配管と、該水処理装置本体に逆洗水を供給する逆洗水配管と、逆洗排水を系外へ排出する該給水配管に接続された逆洗排水配管とを有する水処理装置の該給水配管を洗浄する方法において、
 該逆洗排水配管と該給水配管との該接続部よりも上流側に空気混合水を供給し、この空気混合水を、前記接続部を経て前記逆洗排水配管から排出する空気洗浄工程と、
 その後、該水処理装置本体に逆洗水を供給し、該水処理装置本体からの逆洗排水を、前記接続部を経て前記逆洗排水配管から排出する逆洗工程と
によって該給水配管を洗浄することを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
 請求項1において、前記空気洗浄工程における前記給水配管への空気注入量が、該給水配管の断面積1cm 2 当たり4~10L/minであり、該空気洗浄工程の洗浄時間が、下記式(I)で算出される基準時間T(分)の3倍以上であることを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
     T={S×L×0.001/W}        …(I)
(ただし、Sは給水配管の断面積(cm 2 )、Lは空気混合水が流れる給水配管の長さ(cm)、Wは洗浄時の通水量(L/min)である。)
 請求項1又は2において、前記逆洗工程後に、前記給水配管を介して前記水処理装置本体に原水を供給し、該水処理装置本体からの流出水を系外に排出する仕上げ洗浄工程を行うことを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
 請求項1ないし3のいずれか1項において、更に、前記処理水配管に空気混合水を供給して系外へ排出する処理水配管空気洗浄工程を行うことを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記水処理装置は、前記処理水配管からの処理水を貯留する処理水槽と、該処理水槽内の処理水を前記逆洗水として前記水処理装置本体に供給する逆洗水配管とを有し、前記逆洗工程に先立ち、該逆洗水配管に空気混合水を供給して系外へ排出する逆洗水配管空気洗浄工程を行うことを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
 請求項5において、前記逆洗水配管は、前記水処理装置本体の処理水排出口近傍で前記処理水配管に接続されており、前記逆洗工程に先立ち、空気混合水を、該逆洗水配管から該処理水配管と逆洗水配管との接続部を経て該処理水配管に処理水流通方向に通水させた後系外へ排出する逆洗水配管及び処理水配管空気洗浄工程を行うことを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記水処理装置本体は、内部に前記水処理材として濾材が充填された濾過器であることを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記水処理装置本体は、内部に前記水処理材としてイオン交換樹脂が充填されたイオン交換塔であることを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記水処理装置本体は、内部に前記水処理材としてイオン交換樹脂が充填された軟水器であることを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記水処理装置本体は、内部に前記水処理材として活性炭が充填された活性炭塔であることを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
 請求項1ないし10のいずれか1項において、前記原水が有機物含有水であることを特徴とする水処理装置給水配管の洗浄方法。
Description:
水処理装置給水配管の洗浄方法 発明の分野

 本発明は、水処理装置給水配管の洗浄方 に係り、特に、有機物を多く含み、微生物 増殖し易い有機物含有水を濾過処理する濾 装置等の水処理装置給水配管を効率的に洗 する方法に関する。

発明の技術

 濾過装置は、濾過器内に砂、アンスラサ ト等の濾材を充填して形成した濾床に、SS の不純物を捕捉して除去するものであり、 過装置の運転は、通常、濾過原水を通水し 処理水を得る濾過運転と、濾過器に逆洗水 導入して濾床に捕捉されたSS等を排出させる 逆洗とが交互に行われる(例えば、特許文献1) 。

 このような濾過装置で、有機物を多く含 、微生物が増殖し易い原水を濾過処理する 合、原水中に含まれて濾床で捕捉された微 物や、濾床で増殖した微生物は、逆洗によ 洗浄除去される。

 しかし、原水槽から濾過器までの原水の 水配管に付着、増殖した微生物は、逆洗に り洗浄除去されることなく、経時により微 物が増殖する結果、給水配管が閉塞したり 配管に付着した微生物が塊となって濾過器 流入したりする。配管の閉塞自体も重大な 題であるが、配管から剥離した微生物の塊 濾過器に流入した場合、その比重が濾材と いため、通常の逆洗によって排出すること 困難である。そして、濾過器に蓄積した微 物が生産する粘性物質と濾材とでマッドボ ルを形成する結果、濾床の閉塞や濾材のシ ートパスにより濾過性能の低下を引き起こ 。

 これらの問題を解決するため、従来、殺菌 果を持つ薬剤を原水に注入して微生物の増 を防ぐことが広く行われていた。さらに、 期的な保守作業として、配管洗浄、濾過器 濾材交換が行れている。

特許第3460324号公報

 従来の薬剤による殺菌では、薬品の注入 調整、補充等、煩雑な日常作業が必要であ ;有害な薬品を取り扱うため、作業環境面で 好ましくない;薬品コストがかかり、特に処 する水量が多くなると薬剤費も高騰する;濾 処理水に薬剤が混入するおそれがあるため 濾過処理水を利用する場合は薬剤を除去す 手段を設けるか、或いは薬剤洗浄後に大量 水でリンス洗浄する必要がある;といった問 題があり、実用上好ましくない。

 また、定期的な保守作業としての配管洗 や濾過器の濾材交換では、濾過装置の運転 停止する必要があるため、運転効率の面で ましくない。また、そのための作業量や濾 コストが問題となる。

 従って、このような薬品による殺菌や、 過装置の運転を停止しての保守作業による となく、濾過器の給水配管を洗浄する方法 望まれる。

 なお、特許文献1に記載される方法は、空 気逆洗と、アルカリ及び/又は酸による逆洗 を組み合わせて行うものであり、アルカリ び/又は酸が必要となる上に、逆洗水は濾過 内を逆流方向に流れて濾過器から排出され ため、やはり給水配管を洗浄することはで ない。

 上述した給水配管の洗浄に関する問題は 濾過装置に限らず、イオン交換器や軟水器 更には活性炭塔のように、実用上、内部の オン交換樹脂や活性炭などの水処理材によ 濾過機能が奏され、定期的に又は必要に応 て逆洗が行われる装置すべてに共通する問 である。

発明の概要

 本発明は上記従来の問題点を解決し、濾 装置等の水処理装置の給水配管を十分に洗 することができ、微生物が増殖しやすい有 物含有水の処理に用いた場合であっても、 期にわたり安定に処理を継続することを可 とする水処理装置給水配管の洗浄方法を提 することを目的とする。

 本発明(請求項1)の水処理装置給水配管の 浄方法は、内部に水処理材が充填され、定 的又は必要に応じて逆洗が行われる水処理 置本体と、該水処理装置本体に原水を供給 る給水配管と、該水処理装置本体から処理 を取り出す処理水配管と、該水処理装置本 に逆洗水を供給する逆洗水配管と、逆洗排 を系外へ排出する該給水配管に接続された 洗排水配管とを有する水処理装置の該給水 管を洗浄する方法において、該逆洗排水配 と該給水配管との該接続部よりも上流側に 気混合水を供給し、この空気混合水を、前 接続部を経て前記逆洗排水配管から排出す 空気洗浄工程と、その後、該水処理装置本 に逆洗水を供給し、該水処理装置本体から 逆洗排水を、前記接続部を経て前記逆洗排 配管から排出する逆洗工程とによって該給 配管を洗浄することを特徴とする

 本発明においては、前記空気洗浄工程にお る前記給水配管への空気注入量を、該給水 管の断面積1cm 2 当たり4~10L/minであり、該空気洗浄工程の洗浄 時間を、下記式(I)で算出される基準時間T(分) の3倍以上とすることができる(請求項2)。
     T={S×L×0.001/W}        …(I)
(ただし、Sは給水配管の断面積(cm 2 )、Lは空気混合水が流れる給水配管の長さ(cm) 、Wは洗浄時の通水量(L/min)である。)

 また、前記逆洗工程後に、前記給水配管 介して前記水処理装置本体に原水を供給し 該水処理装置本体からの流出水を系外に排 する仕上げ洗浄工程を行ってもよい(請求項 3)。

 また、更に、処理水配管に空気混合水を 給して系外へ排出する処理水配管空気洗浄 程を行ってもよい(請求項4)。

 また、処理水配管からの処理水を貯留す 処理水槽と、この処理水槽内の処理水を逆 水として水処理装置本体に供給する逆洗水 管とを有する場合において、逆洗工程に先 ち、逆洗水配管に空気混合水を供給して系 へ排出する逆洗水配管空気洗浄工程を行っ もよく(請求項5)、この場合において、逆洗 配管が水処理装置本体の処理水排出口近傍 処理水配管に接続された構造とされている 置であれば、空気混合水を逆洗水配管から 逆洗水配管と処理水配管との接続部を経て 理水配管に処理水流通方向に通水させた後 外へ排出する逆洗水配管及び処理水配管空 洗浄工程を行ってもよい(請求項6)。

 本発明において、水処理装置本体としては 次のようなものが挙げられる(請求項7~10)。
(1) 内部に水処理材として濾材が充填された 過器
(2) 内部に水処理材としてイオン交換樹脂が 填されたイオン交換塔
(3) 内部に水処理材としてイオン交換樹脂が 填された軟水器
(4) 内部に水処理材として活性炭が充填され 活性炭塔

 このような本発明の水処理装置給水配管 洗浄方法は、例えば、有機物含有水を原水 する水処理装置の給水配管の洗浄に適用す ことができる(請求項11)。

 本発明の水処理装置給水配管の洗浄方法 は、空気洗浄工程において、給水配管の逆 排水配管の接続部よりも上流側を空気混合 で洗浄して、配管内壁等に付着している微 物等の汚染物質を効率的に剥離洗浄して、 洗排水配管から系外へ排出することができ 。この空気洗浄工程においては、空気混合 は、給水配管の逆洗排水配管の接続部まで か流れず、この接続部から水処理装置本体 での給水配管は洗浄されない。この接続部 ら水処理装置本体までの配管長さは短く、 の部分の洗浄の必要性は低いが、空気洗浄 に剥離された微生物等の不純物が、この部 に流入し、更には水処理装置本体に流入す 恐れがある。

 本発明では、この空気洗浄工程後に、該 処理装置本体に逆洗水を供給し、該水処理 置本体からの逆洗排水を、前記接続部を経 前記逆洗排水配管から排出する逆洗工程を うことにより、この濾過器本体と前記接続 との間の給水配管や水処理装置本体内を洗 することができ、空気洗浄時に当該部分に 離された微生物等の汚染物質が流入しても これを効果的に逆洗排水配管を経て系外へ 出することができる。

 本発明において、空気洗浄工程における前 給水配管への空気注入量は、給水配管の断 積1cm 2 当たり4~10L/minで、空気洗浄工程の洗浄時間は 、下記式(I)で算出される基準時間T(分)の3倍 上とすると、より一層効率的な洗浄を行っ 、高い洗浄効果を得ることができる(請求項2 )。
     T={S×L×0.001/W}        …(I)
(ただし、Sは給水配管の断面積(cm 2 )、Lは空気混合水が流れる給水配管の長さ(cm) 、Wは洗浄時の通水量(L/min)である。)

 また、逆洗工程後に、水処理装置本体に 水配管を介して原水を供給して水処理装置 体からの流出水を系外へ排出する仕上げ洗 工程を行うことにより、洗浄後の運転再開 に高水質の処理水を得ることができる(請求 項3)。

 また、定期的に又は必要に応じて更に、 理水配管に空気混合水を供給して系外へ排 する処理水配管空気洗浄工程を行うことに り、処理水配管における微生物等の汚染物 の剥離洗浄を行える(請求項4)。

 また、処理水配管からの処理水を貯留す 処理水槽と、この処理水槽内の処理水を逆 水として水処理装置本体に供給する逆洗水 管とを有する場合において、逆洗工程に先 ち、逆洗水配管に空気混合水を供給して系 へ排出する逆洗水配管空気洗浄工程を行う とにより、逆洗水配管における微生物等の 染物質の剥離洗浄を行って、逆洗水配管内 汚染物質が、逆洗工程において水処理装置 体内に逆洗水と共に流入することを防止す ことができる(請求項5)。

 この逆洗水配管の洗浄工程において、空 混合水を逆洗水配管から処理水配管と逆洗 配管との接続部を経て処理水配管に通水さ た後系外へ排出することにより、逆洗水配 と共に、処理水配管をも洗浄することがで る(請求項6)。

本発明の水処理装置給水配管の洗浄方 の実施の形態を示す濾過装置の系統図であ 。 図1の濾過装置の空気洗浄工程1(給水配 空気洗浄工程)を説明する図である。 図1の濾過装置の空気洗浄工程2(逆洗水 管及び処理水配管空気洗浄工程)を説明する 図である。 図1の濾過装置の逆洗工程を説明する図 である。 図1の濾過装置の仕上げ洗浄工程を説明 する図である。 本発明の水処理装置給水配管の洗浄方 の他の実施の形態を示す濾過装置の系統図 ある。 図6の濾過装置の空気洗浄工程1(給水配 空気洗浄工程)を説明する図である。 図6の濾過装置の空気洗浄工程2(処理水 管空気洗浄工程)を説明する図である。 図6の濾過装置の逆洗工程を説明する図 である。 図6の濾過装置の仕上げ洗浄工程を説 する図である。 本発明の水処理装置給水配管の洗浄方 法の別の実施の形態を示す水処理装置の系統 図である。 図11の水処理装置の空気洗浄工程1(給 配管空気洗浄工程)を説明する図である。 図11の水処理装置の空気洗浄工程2(濾 処理水配管空気洗浄工程)を説明する図であ 。 図11の水処理装置の逆洗工程を説明す 図である。 図11の水処理装置の仕上げ洗浄工程1を 説明する図である。 図11の水処理装置の仕上げ洗浄工程2を 説明する図である。 図11の水処理装置の空気洗浄工程3(カ オン交換処理水配管空気洗浄工程)を説明す 図である。

詳細な説明

 以下に図面を参照して本発明の実施の形 を詳細に説明する。

 なお、本発明において、水処理装置の給 配管の空気洗浄を行う工程を「空気洗浄工 1」と称し、水処理装置の処理水配管や逆洗 水配管の空気洗浄を行う工程を「空気洗浄工 程2」又は「空気洗浄工程3」と称す。

[実施形態1]
 まず、図1~5を参照して本発明の実施形態の 例を説明する。
 図1~5は、本発明の水処理装置給水配管の洗 方法の実施の形態を示す濾過装置の系統図 あり、このうち、図2は、本発明に係る空気 洗浄工程1(給水配管空気洗浄工程)を示す図で あり、図3は、本発明に係る空気洗浄工程2(逆 洗水配管及び処理水配管空気洗浄工程)を示 図であり、図4は、本発明に係る逆洗工程を す図であり、図5は、本発明に係る仕上げ洗 浄工程を示す図である。図2~5において、流体 が流通している配管は、流体が流通していな い配管よりも太い実線で示してある。また、 流体の流れている弁は黒塗りされている。

 図1~5中、1は原水槽、2は濾過器、3は処理水 、P 1 は原水ポンプ、P 2 は逆洗ポンプ、V 1 ,V 7 は空気入口弁、V 2 は濾過入口弁、V 3 は濾過出口弁、V 4 は逆洗出口弁、V 5 は逆洗入口弁、V 6 ,V 8 は洗浄出口弁、V 9 は処理水槽入口弁である。11~23は配管を示す X 1 ~X 5 は配管接続部を示す。

 なお、空気注入配管16は、原水ポンプP 1 の吐出部近傍に設けられており、通常、空気 注入配管16と給水配管12との接続部X 1 と原水ポンプP 1 の吐出部との配管距離は50cm以下である。ま 、逆洗排水を排出する配管(逆洗排水配管)17 給水配管12との接続部X 2 と濾過器2の原水導入口2Aとの配管距離、即ち 、配管13の長さは通常20~200cm程度である。

 また、空気注入配管21は、逆洗ポンプP 2 の吐出部近傍に設けられており、通常、空気 注入配管21と逆洗水配管19との接続部X 4 と逆洗ポンプP 2 の吐出部との配管距離は50cm以下である。ま 、逆洗水配管19と処理水配管15との接続部X 3 と濾過器2の処理水排出口2Bとの配管距離、即 ち、配管14の長さは通常20~200cm程度となるよ に、逆洗水配管19は、処理水配管のうちの濾 過器2の処理水排出口2Bの近傍に設けられてい る。更に、逆洗水配管19及び処理水配管15の 浄排水を排出する配管(洗浄排水配管)22と処 水配管15との接続部X 5 と処理水槽3の処理水入口3Aとの配管距離、即 ち、配管23の長さは、通常50~500cm程度である

 なお、図1~5の濾過装置に限らず、いずれ 水処理装置においても、空気注入配管は、 気がポンプに入らないように、ポンプの吐 側に接続される。

 原水の濾過運転時には、濾過入口弁V 2 と濾過出口弁V 3 及び処理水槽入口弁V 9 を開、その他の弁を閉とし、また、原水ポン プP 1 を作動、逆洗ポンプP 2 を停止し、原水槽1内の原水を配管11、配管12 及び配管13を経て濾過器2に導入して濾過処 し、濾過処理水を配管14、配管15及び配管23 経て処理水槽3に導入する。

 このような濾過運転を継続することによ 系内の汚れにより圧力損失の増大、その他 不具合が生じた場合、或いは、所定の濾過 転を継続した後、定期的に以下の(1)~(7)の手 順で洗浄を行う。

(1) 空気洗浄工程1(給水配管空気洗浄工程)(図 2)
 原水ポンプP 1 を運転したまま、空気入口弁V 1 及び逆洗出口弁V 4 を開、濾過出口弁V 3 及び処理水槽入口弁V 9 を閉とし(即ち、空気入口弁V 1 、及び濾過入口弁V 2 と逆洗出口弁V 4 のみ開、その他の弁は閉)、空気注入配管16よ り、給水配管12に圧縮空気を注入し、原水と 気との気液混合流体を給水配管12に流して 気洗浄し、洗浄排水を配管17より排出する。

 この空気洗浄工程1では、原水は通常の濾過 運転時と同等の流量で給水配管12内を流れる 、原水ポンプP 1 の直近に設けられた空気注入配管16から吹き まれた空気と原水とが混合流体となって、 水配管12内を流れることにより、配管12内で 乱流が発生し、配管12の内壁に付着した微生 等の汚染物を剥離除去する。この剥離され 微生物塊等の不純物を含む気液混合流は、 過入口弁V 2 を通って、更に一部配管13にまで流入するが 逆洗出口弁V 4 が開とされ、他の弁V 3 ,V 5 ,V 6 が閉とされていることにより、濾過器2内ま 殆ど入り込むことはなく、配管17より系外へ 排出される。

 この空気洗浄工程により、給水配管のうち 前述の接続部X 2 の上流側の配管12が空気洗浄される。
 なお、この空気洗浄工程1における空気混合 水用の洗浄水は、原水に限らず、濾過処理水 や、他系統の水であっても良い。

(2) 休止工程1
 上記空気洗浄工程1後は、直ちに次の洗浄工 程を実施しても良く、休止工程を介在させて も良い。休止工程の有無は、洗浄効果に特に 影響しない。
 休止工程を行なう場合は、すべての弁を閉 すると共に、原水ポンプP 1 、逆洗ポンプP 2 を停止する。

(3) 空気洗浄工程2(逆洗水配管及び処理水配 空気洗浄工程)(図3)
 本実施形態の濾過装置においては、処理水 流通する処理水配管や逆洗水配管も給水配 ほどではないものの微生物が増殖し、汚染 質が付着するおそれがあり、特に、逆洗水 管に付着した汚染物質が逆洗時に剥離して 過器2に流入すると二次汚染の原因となる。

 このため、処理水配管、及び逆洗水とし 処理水を用いる場合の逆洗水配管について 、空気混合水で空気洗浄して汚染物質を剥 除去し、系外へ排出することが好ましい。

 そこで、この空気洗浄工程2では、逆洗水配 管19と処理水配管15を空気混合水で洗浄する めに、空気入口弁V 7 及び逆洗入口弁V 5 、濾過出口弁V 3 、洗浄出口弁V 8 を開とし、その他の弁は閉として、逆洗ポン プP 2 を作動させ(原水ポンプP 1 は停止)、空気注入配管21より、逆洗水配管19 圧縮空気を注入し、配管18を経て送給され 処理水槽3からの処理水と空気との気液混合 体を、逆洗水配管19から接続部X 3 を経て処理水配管15に流して空気洗浄し、洗 排水を配管22より系外へ排出する。

 この空気洗浄工程2では、処理水槽3からの 理水は、後述の逆洗工程における流量と同 の流量で逆洗水配管19及び処理水配管15内を れるが、逆洗ポンプP 2 の直近に設けられた空気注入配管21から吹き まれた空気と処理水とが混合流体となって 逆洗水配管19及び処理水配管15内を流れるこ とにより、配管19,15内で乱流が発生し、配管1 9,15の内壁に付着した微生物等の汚染物を剥 除去する。この剥離された微生物塊等の不 物を含む気液混合流は、更に一部配管23にま で流入するが、処理水槽入口の近傍に設けた 処理水槽入口弁V 9 を閉じることにより、処理水槽3内まで殆ど り込むことはなく、配管22より系外へ排出さ れる。

 この空気洗浄工程2により、逆洗水配管のう ち、接続部X 4 と接続部X 3 との間の部分の逆洗水配管19と、処理水配管 うち、接続部X 3 と接続部X 5 との間の部分の処理水配管15が空気洗浄され 。

 なお、上記空気洗浄工程2では、逆洗水配管 のうち逆洗ポンプP 2 の上流側の配管18を洗浄することはできない 、逆洗ポンプP 2 を処理水槽3の処理水出口3Bに極力近づけて設 けることにより、配管の非洗浄部を殆どなく すことができる。ただし、配管15の長さが数m (1~5m)程度となる場合には、配管15の処理水槽3 近傍に洗浄液体導入手段と、該洗浄液体導入 手段よりも処理水槽側にバルブを設け、数日 から数週間に1回程度洗浄するようにするこ もできる。
 また、接続部X 3 と濾過器2の処理水排出口2Bとの間の配管14に いても、配管14の長さはせいぜい20~200cm程度 であり、この間が非洗浄部となっても問題は ない。
 同様に、接続部X 5 と処理水槽3の処理水入口3Aとの間の配管23に いても、接続部X 5 を処理水入口3A近傍に設け、配管23の長さを50 0cm以下、好ましくは100~200cmとすることにより 、非洗浄部を殆どなくすことができる。

 また、逆洗水配管19からの空気混合水は、 続部X 3 から一部配管14に流入するおそれがあるが、 過入口弁V 2 と逆洗出口弁V 4 が閉とされていることにより、濾過器2内に 殆ど流入することはない。

 この空気洗浄工程2は、逆洗工程時に逆洗水 配管内の汚染物質が濾過器2内に流入するこ を防止するために、逆洗工程に先立って実 されるが、逆洗工程の前であれば、前記空 洗浄工程1の前であっても後であっても良い
 この空気洗浄工程2を空気洗浄工程1と同時 行うこともできるが、通常は別々に行われ 。

 また、上記空気洗浄工程2では、逆洗水配管 と処理水配管とを同時に空気洗浄するが、逆 洗水配管と処理水配管とは別々に洗浄しても よい。
 例えば、空気入口弁V 7 及び逆洗入口弁V 5 、洗浄出口弁V 6 を開とし、その他の弁は閉として逆洗ポンプ P 2 を作動させ(原水ポンプP 1 は停止)、空気注入配管21からの圧縮空気と処 理水槽3からの処理水との気液混合流体を逆 水配管19に流して空気洗浄し、洗浄排水を接 続部X 3 を経て配管20より系外へ排出することにより 逆洗水配管19のみを洗浄することができる

 また、処理水配管については、後述の実施 態2における空気洗浄工程2のように、処理 配管15に空気を注入する空気注入配管を設け ておき、この空気注入配管の空気入口弁と、 濾過入口弁V 2 、濾過出口弁V 3 、及び洗浄出口弁V 8 を開、その他の弁を閉として、原水ポンプP 1 作動、逆洗ポンプP 2 停止で、原水を配管12及び配管13を経て濾過 2に導入し、濾過器2からの処理水と空気との 気液混合流体を配管15に流し、配管22から系 へ排出することにより、処理水配管15の空気 洗浄を行うことができる。

 ただし、この場合、前記逆洗水配管のみ 洗浄は、逆洗工程の前に行うことが好まし が、上記処理水配管のみの洗浄は、給水配 13の洗浄を行う逆洗工程を行った後に行う とが好ましく、また、更に、後述の仕上げ 浄工程後に行ってもよい。

 なお、この空気洗浄工程2における空気混 合水用の洗浄水は、処理水に限らず、原水や 他系統の水であっても良い。

 また、この空気洗浄工程2は必須ではなく 適宜省略することができる。即ち、原水の給 水配管は、原水槽1内で増殖した微生物の塊( ッドボール)が流入してくるために、比較的 頻繁に洗浄を行う必要があるが、原水の濾過 処理水が流通する処理水配管や逆洗水配管は 、原水の給水配管ほど微生物の増殖の問題は ない。このため、逆洗水配管や処理水配管の 洗浄を行う空気洗浄工程2は、原水の給水配 の洗浄を行う前述の空気洗浄工程1及び後述 逆洗工程よりも洗浄頻度を低くして行って よく、処理水の水質によっては省略するこ も可能である。

(4) 休止工程2
 上記空気洗浄工程2後は、直ちに逆洗工程を 実施しても良く、休止工程を介在させても良 い。休止工程の有無は、洗浄効果に特に影響 しない。 
 休止工程を行なう場合は、すべての弁を閉 すると共に、原水ポンプP 1 、逆洗ポンプP 2 を停止する。

(5) 逆洗工程(図4)
 前述の如く、空気洗浄工程1において、給水 配管12部分の剥離洗浄は行えるが、給水配管 うち、逆洗排水配管17の接続部X 2 の下流側の配管13部分の洗浄は行うことはで ない上に、この配管13部分や濾過器2内の入 部分に、空気洗浄時の洗浄水が剥離された 生物等と共に一部流入する恐れがある。 
 従って、本発明においては、上述の空気洗 工程1,2、或いは空気洗浄工程1を行った後、 逆洗工程を行って、濾過器2内及び配管13部分 を洗浄する。

 逆洗工程では、逆洗入口弁V 5 、及び逆洗出口弁V 4 を開、その他の弁を閉として、逆洗ポンプP 2 作動、原水ポンプP 1 停止で、処理水槽3内の処理水を配管18、配管 19及び配管14を経て濾過器2に逆流させ、逆洗 水を配管13及び配管17を経て系外へ排出する 。 
 これにより、濾過器2内及び空気洗浄工程1 洗浄できなかった配管13部分を洗浄し、汚染 物を系外へ排出することができる。

(6) 休止工程3
 上記逆洗工程後は、直ちに濾過運転を再開 ても良く、後述の仕上げ洗浄工程を行った 、濾過運転を再開しても良く、濾過運転又 仕上げ洗浄工程との間に休止工程を介在さ ても良い。 
 休止工程の有無は、洗浄効果に特に影響し い。休止工程を行なう場合は、すべての弁 閉とすると共に、原水ポンプP 1 、逆洗ポンプP 2 を停止する。

(7) 仕上げ洗浄工程(図5)
 仕上げ洗浄を行う場合は、濾過入口弁V 2 及び洗浄出口弁V 6 を開、その他の弁を閉とし、原水ポンプP 1 作動、逆洗ポンプP 2 停止として、原水槽1内の原水を配管11、配管 12及び配管13を経て濾過器2に導入し、配管14 配管20及び配管17を経て系外へ排出する。

 なお、図1~5において、洗浄排水を排出す 配管20は、逆洗排水配管17に接続しているが 、この配管20は、逆洗排水配管17と接続され ことなく、直接洗浄排水を排出するもので っても良い。

 この仕上げ洗浄は必須ではないが、この うな仕上げ洗浄を行うことにより、濾過器2 の出口側に残留する汚染物(逆洗工程で濾材 ら剥離した汚染物)を排出することができる なお、この仕上げ洗浄の洗浄水には、原水 他、濾過処理水や他系統の処理水を用いる ともできる。

 上記一連の洗浄工程を経た後は、再び濾過 口弁V 2 と濾過出口弁V 3 を開、その他の弁を閉、原水ポンプP 1 作動、逆洗ポンプP 2 停止として、原水の濾過運転を再開する。

[実施形態2]
 次に、図6~10を参照して本発明の実施形態の 他の例を説明する。
 図6~10は、本発明の水処理装置給水配管の洗 浄方法の実施の形態を示す濾過装置の系統図 であり、このうち、図7は、本発明に係る空 洗浄工程1(給水配管空気洗浄工程)を示す図 あり、図8は、本発明に係る空気洗浄工程2( 理水配管空気洗浄工程)を示す図であり、図9 は、本発明に係る逆洗工程を示す図であり、 図10は、本発明に係る仕上げ洗浄工程を示す である。図7~10において、流体が流通してい る配管は、流体が流通していない配管よりも 太い実線で示してある。また、流体の流れて いる弁は黒塗りされている。

 図6~10に示す濾過装置は、処理水ではなく、 系外からの市水、工水等の比較的清浄度の高 い水で逆洗を行うように逆洗水配管19、逆洗 口弁V 5 及び逆洗ポンプP 2 が設けられている点が、図1~5に示される濾過 装置と異なり、その他は同様の構成とされて いる。
 図6~10において、図1~5に示される部材と同一 機能を奏する部材には同一符号を付してある 。

 この濾過装置において、原水の濾過運転、 気洗浄工程1(図7)、逆洗工程(図9)及び仕上げ 洗浄工程(図10)は、図1~5に示す濾過装置の空 洗浄工程1(図2)、逆洗工程(図4)及び仕上げ洗 工程(図5)と同様に実施される。
 従って、空気洗浄工程1、逆洗工程及び仕上 げ洗浄工程については説明を省略し、以下に 、図8を参照して、処理水配管の空気洗浄を う空気洗浄工程2について説明する。

 本実施形態の濾過装置では、逆洗水配管に 、工水、市水等の微生物の増殖の問題のな 水が流れるため、逆洗水配管19についての 気洗浄を行う必要はない。
 従って、空気洗浄工程2においては、濾過入 口弁V 2 、濾過出口弁V 3 、空気入口弁V 7 及び洗浄出口弁V 8 を開、その他の弁を閉として、原水ポンプP 1 を作動させ(逆洗ポンプP 2 は停止)、空気注入配管21より、処理水配管15 圧縮空気を注入すると共に、原水槽1内の原 水を配管11、配管12及び配管13を経て濾過器2 導入し、配管14からの処理水と空気との気液 混合流体を処理水配管15に流して空気洗浄し 洗浄排水を配管22より系外へ排出すること より、処理水配管15内の汚染物質を剥離除去 して系外へ排出する。

 本実施形態において、空気洗浄工程2は、 必ずしも逆洗工程の前に行う必要はなく、逆 洗工程後であってもよい。また、空気洗浄工 程1の前に行ってもよく、仕上げ洗浄工程後 行ってもよい。また、実施形態1と同様、こ 空気洗浄工程2は適宜省略することができ、 また、空気洗浄に用いる水も、原水に限らず 、工水等の系外からの水であってもよい。

[実施形態3]
 次に、図11~17を参照して本発明の実施の形 の更に別の例を説明する。
 図11~17は、本発明の水処理装置給水配管の 浄方法の実施の形態を示す、濾過器とカチ ン交換塔とを備える水処理装置の系統図で り、このうち、図12は、本発明に係る空気洗 浄工程1(給水配管空気洗浄工程)を示す図であ り、図13は、本発明に係る空気洗浄工程2(濾 処理水配管空気洗浄工程)を示す図であり、 14は、本発明に係る逆洗工程を示す図であ 、図15は、本発明に係る仕上げ洗浄工程1を す図であり、図16は、本発明に係る仕上げ洗 浄工程2を示す図であり、図17は、本発明に係 る空気洗浄工程3(カチオン交換処理水配管空 洗浄工程)を示す図である。
 図12~17において、流体が流通している配管 、流体が流通していない配管よりも太い実 で示してある。また、流体の流れている弁 黒塗りされている。

 図11~17に示す水処理装置は、図6~10に示す濾 装置の後段に更にカチオン交換塔4を設けた ものであり、濾過装置については、図6~11に すものと同様の構成とされ、同一機能を奏 る部材には同一符号を付してある。
 P 3 は、カチオン交換塔4の逆洗ポンプ、V 11 ,V 12 は洗浄出口弁、V 10 はカチオン交換入口弁、V 13 は逆洗入口弁、V 14 は空気入口弁、V 15 はカチオン交換出口弁である。
 24~31は配管を示し、X 6 ~X 8 は配管接続部を示す。

 配管接続部X 5 とカチオン交換塔4の導入口4Aとの間の配管距 離、即ち配管23の長さは通常20~200cm程度であ 、配管接続部X 8 と処理水槽3の処理水入口3Aとの間の配管距離 、即ち、配管27の長さは通常50~500cm程度であ 。
 また、逆洗水配管30とカチオン交換処理水 管との接続部X 6 とカチオン交換塔4のカチオン交換処理水排 口4Bとの配管距離、即ち、配管24の長さは通 20~200cm程度となるように、逆洗水配管30は、 カチオン交換処理水配管のうちのカチオン交 換塔4の処理水排出口4Bの近傍に設けられてい る。更に、カチオン交換処理水配管26の洗浄 水を排出する配管(洗浄排水配管)28と処理水 配管26との接続部X 8 と処理水槽3の処理水入口3Aとの配管距離、即 ち、配管27の長さは、通常50~500cm程度である
 また、空気注入配管31とカチオン交換処理 配管との接続部X 7 を、逆洗水配管30と処理水配管24との接続部X 6 近傍に設ける事で、配管25の長さに関係なく 気洗浄することができる。

 原水の水処理運転時には、濾過入口弁V 2 及び濾過出口弁V 3 と、カチオン交換入口弁V 10 およびカチオン交換出口弁V 15 を開、その他の弁を閉とし、また、原水ポン プP 1 を作動、逆洗ポンプP 2 ,P 3 を停止し、原水槽1内の原水を配管11、配管12 及び配管13を経て濾過器2に導入して濾過処 し、濾過処理水を更に配管14、配管15、及び 配管23を経てカチオン交換塔4に導入してカチ オン交換処理し、カチオン交換処理水を配管 24、配管25、配管26及び配管27を経て処理水槽3 に導入する。

 このような水処理運転を継続することに り系内の汚れにより圧力損失の増大、その の不具合が生じた場合、或いは、所定の濾 運転を継続した後、定期的に以下の(1)~(7)の 手順で洗浄を行う。

(1) 空気洗浄工程1(給水配管空気洗浄工程)(図 12)
 図1~10に示す濾過装置の空気洗浄工程1と同 に、原水ポンプP 1 を運転したまま、空気入口弁V 1 及び逆洗出口弁V 4 を開、濾過出口弁V 3 、カチオン交換入口弁V 10 、カチオン交換出口弁V 15 及び処理水槽入口弁V 9 を閉とし(即ち、空気入口弁V 1 、及び濾過入口弁V 2 と逆洗出口弁V 4 のみ開、その他の弁は閉)、空気注入配管16よ り、給水配管12に圧縮空気を注入し、原水と 気との気液混合流体を給水配管12に流して 気洗浄し、洗浄排水を配管17より排出する。
 この空気洗浄工程では、原水は通常の濾過 転時と同等の流量で給水配管12内を流れる 、原水ポンプP 1 の直近に設けられた空気注入配管16から吹き まれた空気と原水とが混合流体となって、 水配管12内を流れることにより、配管12内で 乱流が発生し、配管12の内壁に付着した微生 等の汚染物を剥離除去する。この剥離され 微生物塊等の不純物を含む気液混合流は、 過入口弁V 2 を通って、更に一部配管13にまで流入するが 逆洗出口弁V 4 が開とされ、他の弁V 3 ,V 5 ,V 6 が閉とされていることにより、濾過器2内ま 殆ど入り込むことはなく、配管17より系外へ 排出される。

 この空気洗浄工程により、濾過器2の給水配 管のうち、前述の接続部X 2 の上流側の配管12が空気洗浄される。
 なお、この空気洗浄工程1における空気混合 水用の洗浄水は、原水に限らず、濾過処理水 や、他系統の水であっても良い。

(2) 休止工程1
 上記空気洗浄工程1後は、直ちに次工程を実 施しても良く、休止工程を介在させても良い 。休止工程の有無は、洗浄効果に特に影響し ない。
 休止工程を行なう場合は、すべての弁を閉 すると共に、原水ポンプP 1 、逆洗ポンプP 2 ,P 3 を停止する。

(3)空気洗浄工程2(濾過処理水配管空気洗浄工 )(図13)
 空気洗浄工程2においては、図6~10に示す濾 装置の空気洗浄工程2と同様に、濾過入口弁V 2 、濾過出口弁V 3 、空気入口弁V 7 、カチオン交換入口弁V 10 、及び洗浄出口弁V 8 を開、その他の弁を閉として、原水ポンプP 1 を作動させ(逆洗ポンプP 2 ,P 3 は停止)、空気流入配管21より、処理水配管15 圧縮空気を注入すると共に、原水槽1内の原 水を配管11、配管12及び配管13を経て濾過器2 導入し、配管14からの処理水と空気との空気 混合水を処理水配管15に流して空気洗浄し、 浄排水を配管22より排出することにより、 過処理水配管15内の汚染物質を剥離除去して 系外へ排出する。

 この空気洗浄工程2は、必ずしも逆洗工程 1の前に行う必要はなく、逆洗工程1後であっ もよい。また、空気洗浄工程1の前に行って もよく、仕上げ洗浄工程後に行ってもよい。 また、実施形態2と同様、この空気洗浄工程2 適宜省略することができる。

(4) 休止工程2
 上記空気洗浄工程2後は、直ちに次の洗浄工 程を実施しても良く、休止工程を介在させて も良い。休止工程の有無は、洗浄効果に特に 影響しない。
 休止工程を行なう場合は、すべての弁を閉 すると共に、原水ポンプP 1 、逆洗ポンプP 2 ,P 3 を停止する。

(5) 逆洗工程(図14)
 空気洗浄工程1において、濾過器2の給水配 12部分の剥離洗浄は行えるが、給水配管のう ち、逆洗排水配管17の接続部X 2 の下流側の配管13部分の洗浄は行うことはで ない上に、この配管13部分や濾過器2内の入 部分に、空気洗浄時の洗浄水が剥離された 生物等と共に一部流入する恐れがある。 
 同様に、空気洗浄工程2において、カチオン 交換塔4の給水配管となる濾過処理水配管15部 分の剥離洗浄は行えるが、この配管のうち、 接続部X 5 の下流側の配管23部分の洗浄は行うことはで ない。
 従って、本発明においては、上述の空気洗 工程1,2又は空気洗浄工程1を行った後、逆洗 工程を行って、濾過器2内及び配管13,23部分及 びカチオン交換塔4内を洗浄する。

 逆洗工程では、逆洗入口弁V 5 ,V 13 及び逆洗出口弁V 4 ,V 8 を開、その他の弁を閉として、逆洗ポンプP 2 ,P 3 作動、原水ポンプP 1 停止で、系外からの逆洗水を、配管19及び配 14を経て濾過器2に逆流させ、逆洗排水を配 13及び配管17を経て系外へ排出する。また、 逆洗水を配管30,24を経てカチオン交換塔4に逆 流させ、配管23及び配管22を経て系外へ排出 る。
 これにより、濾過器2内及びカチオン交換塔 4内と空気洗浄工程1,2で洗浄できなかった配 13,23部分を洗浄し、汚染物を系外へ排出する ことができる。

 なお、上記濾過器2の逆洗とカチオン交換塔 4の逆洗は同時に行ってもよく、別々に行っ もよい。別々に行う場合、どちらを先に行 てもよい。
 また、配管23及びカチオン交換塔4は、原水 りも微生物増殖の問題の少ない濾過処理水 流通するため、これらは、配管13や濾過器2 ど頻繁に空気洗浄を行う必要はないことか 、このカチオン交換塔4及びその給水配管と なる配管23の逆洗は適宜省略したり、配管13 濾過器2の逆洗よりも低頻度で行ってもよい

(6) 休止工程3
 上記逆洗工程後は、直ちに濾過運転を再開 ても良く、後述の仕上げ洗浄工程1,2や空気 浄工程3を行った後、水処理運転を再開して も良く、水処理運転又は後述の洗浄工程との 間に休止工程を介在させても良い。 
 休止工程の有無は、洗浄効果に特に影響し い。休止工程を行なう場合は、すべての弁 閉とすると共に、原水ポンプP 1 、逆洗ポンプP 2 ,P 3 を停止する。

(7) 仕上げ洗浄工程1,2(図15,16)
 濾過器2の仕上げ洗浄を行う場合は、図1~10 濾過装置の場合と同様に、濾過入口弁V 2 及び洗浄出口弁V 6 を開、その他の弁を閉とし、原水ポンプP 1 作動、逆洗ポンプP 2 ,P 3 停止として、原水槽1内の原水を配管11、配管 12及び配管13を経て濾過器2に導入し、配管14 配管20及び配管17を経て系外へ排出する(図15) 。

 また、カチオン交換塔4の仕上げ洗浄を行う 場合は、濾過入口弁V 2 及び濾過出口弁V 3 とカチオン交換入口弁V 10 及び洗浄出口弁V 12 を開、その他の弁を閉とし、原水ポンプP 1 作動、逆洗ポンプP 2 ,P 3 停止として、原水槽1内の原水を配管11、配管 12及び配管13を経て濾過器2に導入し、更に配 14、配管15、及び配管23を経て、カチオン交 塔4に導入した後、配管24、配管29及び配管22 を経て系外へ排出する。

 上記一連の洗浄工程を経た後は、再び濾過 口弁V 2 及び濾過出口弁V 3 とカチオン交換入口弁V 10 及びカチオン交換出口弁V 15 を開、その他の弁を閉、原水ポンプP 1 作動、逆洗ポンプP 2 ,P 3 停止として、原水の水処理運転を再開する。

 なお、カチオン交換塔のようにカチオン 換樹脂が充填されたイオン交換塔では、塔 のカチオン交換樹脂により微生物の増殖に 要な微量金属イオンが除去されるため、イ ン交換塔以降の配管については微生物の増 が問題となることはない。従って、イオン 換塔のイオン交換処理水が流通する配管に いては、特に空気洗浄を行う必要はないが 微生物増殖の可能性が全くないとは言えな ため、必要に応じて、或いは、他の洗浄工 よりもごく低い洗浄頻度で、イオン交換塔 降の配管についても空気洗浄を行ってもよ 。

 図11~17に示す水処理装置は、そのための空 注入配管31を設けたものであり、カチオン交 換処理水配管を空気洗浄する際には、図17に す如く、濾過入口弁V 2 、濾過出口弁V 3 、カチオン交換入口弁V 10 、カチオン交換出口弁V 15 、空気入口弁V 14 及び洗浄出口弁V 11 を開、その他の弁を閉とし、原水ポンプP 1 作動させて(逆洗ポンプP 2 ,P 3 は停止)、原水槽1内の原水を配管11、配管12、 及び配管13を経て濾過器2に導入し、濾過器2 濾過処理水を配管14、配管15、及び配管23を てカチオン交換塔4に導入し、配管24,25から カチオン交換処理水を、空気注入配管31から の空気と共に空気混合水として配管26を通す とによりカチオン交換処理水配管26を空気 浄し、洗浄排水を配管28から系外へ排出する 。

 このカチオン交換処理水配管26の空気洗 に際しても、原水槽1からの原水を濾過処理 びカチオン交換処理して得られた処理水に らず、系外からの工水等の水を用いて空気 浄してもよく、また、処理水槽3内の水で空 気洗浄してもよい。

 なお、空気注入配管31は逆洗水配管30に接 続して、系外からの水を用いた空気混合水で カチオン交換処理水配管を洗浄するようにし てもよい。

[空気洗浄条件]
 濾過器やカチオン交換塔等の水処理装置の 水配管を洗浄する前述の空気洗浄工程1にお いて、空気の注入量が少ないと微生物の剥離 効果が弱く、十分な洗浄効果を得るためには 、空気洗浄工程を長くする必要が生じ、運転 効率が低下すると共に、排水量が増えて好ま しくない。しかし、空気注入量を多くすると 、圧縮空気注入のためのコンプレッサー等の 装置の大型化、消費電力の増加など、経済性 が損なわれる。従って、空気注入量、空気洗 浄工程の洗浄時間は、洗浄コストを抑えた上 で高い洗浄効果が得られるように調整するこ とが望ましい。

 本発明における空気洗浄工程1において、空 気の注入量は洗浄対象の給水配管の配管断面 積1cm 2 当たり4~10L/min、好ましくは4~5L/minで、また、 気洗浄工程の洗浄時間は、下記式(I)で算出 れる基準時間T(分)の3倍以上であることが好 ましい。
     T={S×L×0.001/W}        …(I)
(ただし、Sは給水配管の断面積(cm 2 )、Lは空気混合水が流れる給水配管の長さ(図 1における給水配管12の長さ)(cm)、Wは洗浄時の 通水量(L/min)である。)

 空気注入量が上記範囲よりも少ないと十 な洗浄効果が得られず、多いと不経済であ 。

 また、洗浄時間が、上記基準時間Tの3倍 満では十分な洗浄効果が得られない。ただ 、洗浄時間が過度に長くても不利であるた 、洗浄時間は、上記基準時間Tの5倍以下とす ることが好ましい。

 なお、空気洗浄時の通水速度は、通常0.5~ 2m/s程度とされ、空気洗浄時の通水量は配管 断面積によって異なる。

 逆洗水配管や処理水配管の空気洗浄を行 空気洗浄工程2,3における空気洗浄条件につ ては、これらの配管が給水配管ほど微生物 増殖の問題がないことから、給水配管の空 洗浄条件よりも洗浄力の低い洗浄条件でも く、また、空気洗浄工程1の洗浄条件と同等 で行ってもよい。

 例えば、本発明における空気洗浄工程2,3に いて、空気の注入量は洗浄対象の逆洗水配 又は処理水配管の配管断面積1cm 2 当たり4~10L/minで、また、空気洗浄工程の洗浄 時間は、下記式(I’)で算出される基準時間T (分)の3倍以上であることが好ましい。
     T’={S’×L’×0.001/W’}      …(I’)
(ただし、S’は逆洗水配管又は処理水配管の 面積(cm 2 )、L’は空気混合水が流れる逆洗水配管又は 理水配管の長さ(図1における配管19,15の長さ )(cm)、W’は洗浄時の通水量(L’/min)である。)

 空気注入量が上記範囲よりも少ないと十 な洗浄効果が得られず、多いと不経済であ 。

 また、洗浄時間が、上記基準時間T’の3 未満では十分な洗浄効果が得られない。た し、洗浄時間が過度に長くても不利である め、洗浄時間は、上記基準時間T’の5倍以下 とすることが好ましい。

 なお、空気洗浄時の通水速度は、通常0.5~ 2m/s程度とされ、空気洗浄時の通水量は配管 断面積によって異なる。

[各洗浄工程の時間]
 本発明に係る上述の空気洗浄工程1~3、逆洗 程、及び必要に応じて行われる仕上げ洗浄 程、休止工程の具体的な時間については特 制限はないが、通常、次のような時間とす ことが好ましい。

 空気洗浄工程1:1~10分
 空気洗浄工程2,3:1~10分
 逆洗工程:5~15分
 休止工程:5分以下
 仕上げ洗浄工程:5~10分

[水処理装置の処理対象原水]
 このような本発明の水処理装置給水配管の 浄方法は、微生物が増殖し易い、有機物を く含む排水、特に微生物の栄養塩となるリ 及び/又は窒素を含む排水を処理する水処理 装置の給水配管の洗浄に有効であり、適用さ れる有機物含有排水の水質としては、例えば 次のようなものが挙げられる。

<有機物含有排水水質>
 有機物濃度:0.1~100mg/L(as TOC)
 SS濃度;0~10mg/L
 リン濃度:0.1~1000mg/L(as P)
 窒素濃度:0.1~20mg/L(as N)

[水処理装置]
 本発明で洗浄対象となる水処理装置の構成 には特に制限はなく、内部に水処理材が充 され、定期的に又は必要に応じて逆洗が行 れる水処理装置本体と、その逆洗機構を備 る水処理装置であれば、給水配管に空気注 配管を接続することにより、或いは更に処 水配管に空気注入配管を接続することによ 、いずれも有効に適用することができる。

 また、水処理装置本体への通水方向にも に制限はなく、上向流方式であっても、下 流方式で良い。

 また、水処理材についても、砂、アント サイト、不活性樹脂の他、廃イオン交換樹 等の各種の濾材を用いることができ、また イオン交換樹脂や活性炭であっても良い。

 本発明の水処理装置給水配管の洗浄方法が 用される水処理装置の水処理装置本体とし は、次のようなものが挙げられるが、何ら れらに限定されるものではない。
(1) 内部に水処理材として濾材が充填された 過器
(2) 内部に水処理材としてイオン交換樹脂が 填されたイオン交換塔
(3) 内部に水処理材としてイオン交換樹脂が 填された軟水器
(4) 内部に水処理材として活性炭が充填され 活性炭塔

 以下に実験例及び実施例を挙げて本発明 より具体的に説明する。

[実験例1]
 空気洗浄時の空気注入量、通水量、空気洗 時間と、給水配管の長さとの関係を調べる めに、15Aの透明塩化ビニル配管(断面積1.8cm 2 )に有機物含有排水を通水し、2日に1回の頻度 で空気を注入して空気洗浄する実験を行った 。なお、有機物含有排水の通水量は8.3L/minで 定とし、空気注入量と注入時間(空気洗浄工 程の時間)は、種々変更して行った。

 この実験を2ヶ月行った後、空気注入点か らの距離が5m、15m、30mの各ポイントで、配管 壁の微生物の付着状況を目視にて観察し、 生物の付着が認められず十分な洗浄効果が られている場合は「○」、微生物の付着が められ、洗浄効果が十分でない場合は「× として評価し、結果を表1~3に示した。

 表1~3より、十分な空気洗浄効果を得るため 空気注入量や空気洗浄時間には下限があり 洗浄時間については、T={配管断面積(1.8cm 2 )×配管長(500cm、1500cm又は3000cm)×0.001í通水量(8 .3L/min)}(分)の3倍以上とすることが好ましいこ とが分かる。

[実施例1]
 下記水質の濾過原水を濾過処理している図1 の濾過装置(濾材:アンスラサイト)において、 ポンプと弁の開閉を下記表4に示すタイムチ ートで行って、空気洗浄工程1、休止工程1、 空気洗浄工程2、休止工程2、逆洗工程、休止 程3、及び仕上げ洗浄工程の一連の洗浄を、 原水の濾過運転2日毎に1回の頻度で行った。

<濾過原水水質>
 有機物濃度:5mg/L(as TOC)
 SS濃縮:1mg/L
 リン濃度:500mg/L(as P)
 窒素濃度:5mg/L(as N)

 なお、給水配管の断面積は1.8cm 2 、空気混合水が通水される給水配管の長さ( 管12の長さ)は500cm、非空気洗浄部の給水配管 の長さ(配管13の長さ)は20cmであり、濾過時通 量は2L/min、空気注入量は4L/min、逆洗時通水 は2L/minとした(基準時間Tは0.45分)。

 また、逆洗配管の断面積は1.8cm 2 、処理水配管の断面積は1.8cm 2 、空気混合水が通水される逆洗給水配管及び 処理水配管の長さ(配管19及び配管15の合計の さ)は500cm、非空気洗浄部の処理水配管14の さは10cm、配管23の長さは5cmであり、空気洗 工程2における処理水通水量は2L/min、空気注 量は4L/minとした(基準時間T’は0.45分)。

 その結果、6ヵ月の運転を継続した後も、 給水配管に微生物の付着、増殖は認められず 、安定に運転を継続することができた。

 本発明を特定の態様を用いて詳細に説明し が、本発明の意図と範囲を離れることなく 々な変更が可能であることは当業者に明ら である。
 なお、本出願は、2008年3月21日付で出願され た日本特許出願(特願2008-073918)に基づいてお 、その全体が引用により援用される。




 
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