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Patent Searching and Data


Title:
MOLDING APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/048096
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a molding apparatus, which can prevent an insufficient punch or a damage of a punch/die due to the inclination or transverse movement of a press ram, in advance at a punching action time, which can prevent the damage of the punch due to the transverse movement or the inclination of a stripper plate in advance at the time other than the punching action, and which comprises a top force having the punch and a bottom force having the die so as to facilitate the maintenance such as the abutting adjustment between the punch and the stripper plate. The molding apparatus is constituted such that the top force attached to the press ram is connected movably back and forth to the bottom force through a die set guide so that a punched material pushed onto the bottom force by the stripper plate may be punched out by the forward and backward movements of the top force relative to the bottom force. The molding apparatus further comprises a guide rod, which is composed of a lower rod fixed on the stripper plate for guiding the punch, and adapted to engage with the bottom force, and an upper rod disposed removably on the stripper plate and adapted to engage with the top force. The molding apparatus is characterized in that the upper rod is removed from the stripper plate at the time of punching the punched material so that the top force and the stripper plate are brought into a disconnected state, thereby to move the stripper plate freely back and force relative to the bottom force by the lower rod, and in that the upper rod is attached to the stripper plate at the time other than that of punching the punched material so that the top force and the stripper plate are brought into a connected state by the upper rod, thereby to hold the stripper plate back with respect to the top force.

Inventors:
TOSU NORIO
Application Number:
PCT/JP2008/068348
Publication Date:
April 16, 2009
Filing Date:
October 09, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MITSUI HIGH TEC (JP)
TOSU NORIO
International Classes:
B21D37/10; B21D28/00
Foreign References:
JPH07314057A1995-12-05
JPH0654422U1994-07-26
Other References:
See also references of EP 2198990A4
Attorney, Agent or Firm:
NAITO, Teruo (7-13 Nishi-Shimbashi 1-chom, Minato-ku Tokyo 03, JP)
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Claims:
 パンチを備えた上金型とダイを備えた下金型とを具備し、プレスラムに取り付けた前記上金型を、前記下金型にダイセットガイドを介して進退自在に接続し、ストリッパプレートにより前記下金型に押付けた被打抜き材を、前記下金型に対する前記上金型の進退により打抜くよう構成した金型装置であって、
 前記パンチをガイドする前記ストリッパプレートに固定設置されて前記下金型と係合する下部ロッドと、前記ストリッパプレートに取外し可能に設置されて前記上金型と係合する上部ロッドとから成るガイドロッドを具備し、
 被打抜き材の打抜き時において、前記上部ロッドを前記ストリッパプレートから取外し、前記上型と前記ストリッパプレートとを非接続状態として、前記下部ロッドにより前記ストリッパプレートを前記下金型に対して進退自在とする一方、
 被打抜き材の打抜き時以外において、前記ストリッパプレートに前記上部ロッドを取付け、前記上部ロッドにより前記上型と前記ストリッパプレートとを接続状態として、前記ストリッパプレートを前記上金型に対して保持することを特徴とする金型装置。
Description:
金型装置

 本発明は、パンチを備えた上金型とダイ 備えた下金型とを具備し、プレスラムに取 付けた上金型を、下金型にダイセットガイ を介して進退自在に接続し、ストリッパプ ートにより下金型に押付けた被打抜き材を 下金型に対する上金型の進退により打抜く う構成した金型装置に関するものである。

 図6に示した従来の金型装置Aは、上金型U 下金型Lとを具備しており、上金型Uは下金 Lに対してダイセットガイドGを介して進退( 下動)自在に接続されている。

 上金型Uは、パンチホルダUaとパンチプレ トUbとパンチUcとを備え、プレス装置のプレ スラムRに取り付けられている一方、下金型L 、下金型台LaとダイLbとを備え、プレス装置 のボルスタBに取り付けられている。

 上金型Uと下金型Lとの間には、ストリッ プレートSがダイセットガイドGを介して進退 (上下動)自在に設けられ、上述した金型装置A においては、薄板(被打抜き材)をストリッパ レートSにより下金型Lに押付け、下金型Lに して上金型Uを下降させることにより、上金 型UのパンチUcによって薄板を打抜き形成して いる。

 ここで、上述した従来の金型装置Aでは、 打抜き時における偏心荷重や使用に伴う摩耗 等によって、プレスラムRが僅かに傾いたり んだり、あるいは横移動した場合には、プ スラムRに取り付けられた上金型Uと下金型L の位置関係にズレを生じることとなる。

 これによって、上金型UのパンチUcと下金 LのダイLbとのクリアランスが不均一なもの なり、打抜き不良の発生を招くばかりでな 、パンチUcおよびダイLbの損傷をも招く虞れ がある。

 また、上金型Uに設けられているパイロッ トピン(図示せず)も位置が動いてしまうため 下金型Lに設けられパイロットホール(図示 ず)への案内が悪化することとなる。

 このような事象は、板厚の極めて薄い薄 の打抜きや、パンチとダイとのクリアラン を小さくしなければならない精密打抜き、 らには寸法精度および形状精度の厳しい製 を打抜き形成する金型装置において大きな 題となる。

 そこで、上述した不都合を解消するべく 被打抜き材の打抜き時にパンチをガイドす ストリッパプレートを、下金型に対して進 自在に設けた金型装置が提供されている(特 許文献1参照)。

 図7に示した金型装置Aにおいて、上金型U 下金型Lとの間にはストリッパプレートSが 設されており、このストリッパプレートSに 下方に延びるガイドロッドSg,Sgが設けられ いる。

 これらガイドロッドSg,Sgは、下金型台Laに 設けられたガイドブッシュLc,Lcに昇降自在に 入しており、ガイドロッドSg,Sgがガイドブ シュLc,Lcに案内されることで、ストリッパプ レートSは下金型Lに対して進退(上下動)自在 設けられている。

 また、ストリッパプレートSには上金型U おけるパンチUc,Ucが進退(上下動)自在に貫入 ており、これによって前記ストリッパプレ トSは打抜き時において上金型UのパンチUc,Uc をガイドする。さらに上記ストリッパプレー トSは、上金型Uに設けられているパイロット ン(図示せず)をもガイドする。

 上述した金型装置Aの構成によれば、打抜 き時に上金型UのパンチUcがプレスラムRとは 接続であるストリッパプレートSでガイドさ ることにより、プレスラムRの傾きや撓み、 横移動の影響を受けることなく、上金型Uと 金型Lとの位置関係が保たれることとなる。

 もって、プレスラムRの傾きや撓み、横移動 に起因する、打抜き不良の発生やパンチ/ダ の損傷を未然に防止することができ、また 打抜き材が薄いものであっても、寸法精度 よび形状精度良く打抜きすることが可能と る。

特開2001-47147号公報

 ところで、図7に示した従来の金型装置A おいては、上金型UのパンチUcをガイドする トリッパプレートSが、プレスラムRに対して 非接続であるが故に、例えば、搬送時の振動 や衝撃によって、ストリッパプレートSが横 動したり傾斜したりすることで、パンチ折 やパンチチッピング(欠け)が発生する不都合 があった。

 また、上金型UのパンチUcを交換した後に けるストリッパプレートSとの合口調整や、 パンチUcの再研磨等のようなメンテナンス時 おいては、上金型Uに対してストリッパプレ ートSを位置決めするべく保持しておく必要 あるものの、図7に示した従来の金型装置Aに おいては、上記ストリッパプレートSを上金 Uに保持する手段がなく、上述したメンテナ スにおいて不都合を生じる問題があった。

 本発明は前記実状に鑑みて、打抜き動作 においては、プレスラムの傾きや横移動等 起因する、打抜き不良の発生やパンチ/ダイ の損傷を未然に防止し得る一方、打抜き動作 時以外においては、ストリッパプレートの横 移動や傾斜に起因するパンチの損傷を未然に 防止でき、かつパンチとストリッパプレート との合口調整等のようなメンテナンスを容易 に行うことのできる、金型装置の提供を目的 とするものである。

 上記目的を達成するべく、本発明に係る「 型装置」においては、パンチを備えた上金 とダイを備えた下金型とを具備し、プレス ムに取り付けた上金型を、下金型にダイセ トガイドを介して進退自在に接続し、スト ッパプレートにより下金型に押付けた被打 き材を、下金型に対する上金型の進退によ 打抜くよう構成した金型装置であって、
 パンチをガイドするストリッパプレートに 定設置されて下金型と係合する下部ロッド 、ストリッパプレートに取外し可能に設置 れて上金型と係合する上部ロッドとから成 ガイドロッドを具備し、
 被打抜き材の打抜き時において、上部ロッ をストリッパプレートから取外し、上金型 ストリッパプレートとを非接続状態として 下部ロッドによりストリッパプレートを下 型に対して進退自在とする一方、
 被打抜き材の打抜き時以外において、スト ッパプレートに上部ロッドを取付け、上部 ッドにより上金型とストリッパプレートと 接続状態として、ストリッパプレートを上 型に対して保持することを特徴としている

 本発明に関わる金型装置によれば、被打 き材の打抜き時において、上部ロッドをス リッパプレートから取外し、上金型とスト ッパプレートとを非接続状態として、下部 ッドによりストリッパプレートを下金型に して進退自在とすることで、打抜き時に上 型のパンチがプレスラムとは非接続である トリッパプレートでガイドされることによ 、プレスラムの傾きや撓み、横移動の影響 受けることなく、上金型と下金型との位置 係が保たれることとなり、もってプレスラ の傾きや撓み、横移動に起因する、打抜き 良の発生やパンチ/ダイの損傷を未然に防止 することができる。また、被打抜き材が薄い ものであっても、寸法精度および形状精度良 く打抜きすることが可能となる。

 一方、被打抜き材の打抜き時以外におい 、ストリッパプレートに上部ロッドを取付 、上部ロッドにより上金型とストリッパプ ートとを接続状態として、ストリッパプレ トを上金型に対して保持することで、振動 衝撃によるストリッパプレートの横移動や 斜等に起因するパンチ折れ等の発生を未然 防止し得るとともに、パンチを交換した後 おけるストリッパプレートとの合口調整や パンチの再研磨等の如きメンテナンス時に いて、上金型に対してストリッパプレート 位置決めされることで、上述の如きメンテ ンスを容易かつ正確に実施することが可能 なる。

 なお、上金型とストリッパプレートとを 非接続状態とする”とは、プレスラムの傾 や撓みをストリッパプレートに与えるもの 、上金型とストリッパプレートとの間に介 しない状態を指すものであり、実際にはス リッパプレートは上金型に吊りボルトを介 て吊り下げられて落下しないように成って る。

本発明に関わる金型装置においてガイ ロッドの上部ロッドが取り付けられた状態 示す全体概念図。 図1に示した金型装置の一部を破断して 示す要部正面図。 図1に示した金型装置の一部を破断して 示す要部正面図。 本発明に関わる金型装置においてガイ ロッドの上部ロッドが取り外された状態を す全体概念図。 図4に示した金型装置の一部を破断して 示す要部正面図。 従来の金型装置を示す全体概念図。 従来の金型装置を示す全体概念図。

符号の説明

1…金型装置、
2…上金型、
2a…パンチホルダ、
2b…パンチプレート、
2c…パンチ、
3…下金型、
3a…下金型台、
3b…ダイ、
4…ダイセットガイド、
5…ストリッパプレート、
6…ガイドロッド、
6a…下部ロッド、
6b…上部ロッド、
R…プレスラム、
B…ボルスタ。

 以下、実施例を示す図面に基づいて、本発 を詳細に説明する。 
 図1に示す如く、本発明に関わる金型装置1 、上金型2と下金型3とを具備しており、上金 型2は下金型3に対してダイセットガイド4、4 を介して進退(上下動)自在に接続されている 。

 上金型2は、プレス装置のプレスラムRに り付けられており、該プレスラムRに固定さ たパンチホルダ2aと、該パンチホルダ2aにパ ンチプレート2bを介して取り付けられたパン 2cとを備えている。

 一方、下金型3は、プレス装置のボルスタ Bに取り付けられており、該ボルスタBに固定 れた下金型台3aと、該下金型台3aに固定され たダイ3bとを備えている。

 上金型2と下金型3との間には、ストリッ プレート5が配設されており、このストリッ プレート5には、下方に延びて下金型3に係 する下部ロッド6aと、上方に延びて上金型2 係合する上部ロッド6bとを備えて成る、ガイ ドロッド6、6が設置されている。

 また、上記ストリッパプレート5には、上 金型2におけるパンチ2c、2cが進退(上下動)自 に貫入しており、被打抜き材の打抜き時に いて、ストリッパプレート5は上記パンチ2c 2cをガイドする。さらに上記ストリッパプレ ート5は、上金型2に設けられているパイロッ ピン(図示せず)をもガイドする。また、上 ストリッパプレート5は、図示しないストリ パ吊りボルトによって、上金型2に保持され ている。

 図2および図3に示す如く、上記ガイドロ ド6、6を構成する下部ロッド6a、6aは、スト ッパプレート5に対して不動に固定設置され おり、その下端部は、下金型台3aに設けら たガイドブッシュ3g、3gに、ボールベアリン 3B、3Bを介して嵌入されている。

 すなわち、上記ストリッパプレート5は、 ガイドロッド6における下部ロッド6aが、ボー ルベアリング3Bを介してガイドブッシュ3gに 内されることで、下金型3に対して進退(上下 動)自在に設けられている。

 なお、ストリッパプレート5に固定設置さ れた下部ロッド6aの下方には、上記ストリッ プレート5を常態に復帰させるために助動す るバネ3Sが設けられており、このバネ3Sは、 めワッシャ3wによってガイドブッシュ3gの内 に支持されている。

 一方、上記ガイドロッド6、6を構成する 部ロッド6b、6bは、ストリッパプレート5に対 して取外し可能に設置されており、詳しくは 、上述した如くストリッパプレート5に固定 置された下部ロッド6aの上端に、ボルト6Bを いて取外し自在に固定されている。

 また、これら上部ロッド6b、6bの上端部は 、上金型2のパンチホルダ2aに設けられたガイ ドブッシュ2g、2gに、ボールベアリング2B、2B 介して嵌入されている。

 ここで、ガイドロッド6の上部ロッド6aが ガイドブッシュ2gに嵌入されることで、ス リッパプレート5と上金型2とが接続状態とな る。

 なお、上記上部ロッド6bがボールベアリ グ2Bを介してガイドブッシュ2gに案内される とで、ストリッパプレート5は上金型2に対 て進退(上下動)自在に設けられ、上部ロッド 6bの上方には、ストリッパプレート5の上下動 を抑えるために助動するバネ2Sが設けられて り、このバネ2Sはネジ止めされた蓋体2rによ ってガイドブッシュ2gの内部に支持されてい 。

 上述した如き構成の金型装置において、 打抜き材の打抜きを実施する場合には、先 、図1~図3に示す如く、ストリッパプレート5 に取り付けられている上部ロッド6bを、ボル 6Bを緩めてストリッパプレート5から取り外 とともに、ガイドブッシュ2gからボールベ リング2Bやバネ2S等を取り外す。

 このように、ストリッパプレート5から上 部ロッド6bを取り外すことで、上金型2とスト リッパプレート5とは互いに非接続状態とな 、上記ストリッパプレート5は、下部ロッド6 aがガイドブッシュ3g(ボールベアリング3B)に 内されることで、下金型3に対して自在に進 (上下動)し得ることとなる。

 図4および図5に示す如く、ストリッパプ ート5から上部ロッド6bを取り外したのち、 トリッパプレート5により薄板(被打抜き材) 下金型3(ダイ3b)に押付け、下金型3に対して 金型2を下降させることで、上金型2のパンチ 2cによって薄板の打抜きが為される。

 ここで、薄板の打抜き形成時に下降する 金型2、詳しくは上金型2におけるパンチ2c,2c は、ストリッパプレート5によってガイドさ る。

 一方、薄板の打抜き時に上金型2のパンチ 2c,2cをガイドする前記ストリッパプレート5は 、上述した如く下部ロッド6a,6aを介して下金 3に支持されている。

 すなわち、打抜き形成時に下降する上金 2のパンチ2c,2cは、当該上金型2を取り付けた プレスラムRと非接続状態にあるストリッパ レート5でガイドされるため、プレスラムRの 傾きや撓み、横移動の影響を受けることなく 、下金型3におけるダイ3bとの位置関係にズレ を生じることがない。

 かくして、前記構成の金型装置1によれば 、プレスラムRの傾きや撓み、横移動に起因 る、パンチ2cとダイ3bとのクリアランスの不 一、並びに打抜き不良の発生や上金型2(パ チ2c)および下金型3(ダイ3b)の損傷を未然に防 止することが可能となる。

 また、パンチ2cとダイ3bとのクリアランス を所期の状態に均一に保てるので、極く薄い 薄板の打抜きや細幅の打抜きであっても、寸 法精度および形状精度良く打抜きが為される 。

 一方、上述した如き構成の金型装置1にお いて、パンチ2cを交換した後におけるストリ パプレート5との合口調整等、各種のメンテ ナンスを実施する場合には、図1~図3に示す如 く、ガイドロッド6を構成する上部ロッド6bを 、ストリッパプレート5(下部ロッド6aの上部) 、ボルト6Bを締結することによって固定設 する。

 ここで、ストリッパプレート5に固定設置 された上部ロッド6bの上部が、上金型2(パン ホルダ2a)に設けられたガイドブッシュ2g(ボ ルベアリング2B)に嵌入されることで、スト ッパプレート5と上金型2とは接続状態となる 。

 このように、上部ロッド6bをストリッパ レート5に取り付け、ストリッパプレート5を 上金型2に対し接続状態として保持すること 、例えば金型装置1の運搬中における振動や 付け作業時の衝撃がストリッパプレート5に 作用しても、該ストリッパプレート5の不用 な横移動や傾斜の発生を抑えることができ もってストリッパプレート5の横移動や傾斜 に起因するパンチ折れ、あるいはパンチチ ピング(欠け)等の不都合を未然に防止する とが可能となる。

 また、例えばパンチ2cを交換した後にお るストリッパプレート5との合口調整や、パ チ2cの再研磨等のメンテナンス時において 、上述した如く、ストリッパプレート5に取 付けた上部ロッド6bにより、ストリッパプ ート5が上金型2に保持され、上金型2に対し ストリッパプレート5が位置決めされるため 上述の如きメンテナンスを容易かつ正確に 施することが可能となる。

 ところで、上述した構成の金型装置1にお いては、ガイドロッド6を下部ロッド6aと上部 ロッド6bとから成る分割構造とし、下部ロッ 6aの上端にボルト6Bを用いて上部ロッド6bを 定しているため、被打抜き材の打抜きを実 する際、ストリッパプレート5に上部ロッド 6bを取り付けた状態であっても、打抜き動作 において上部ロッド6bに荷重が作用すると 上部ロッド6bを固定しているボルト6Bが撓ん 、ガイドロッド6における全体の剛性が低下 するため、プレスラムRの傾斜や撓みが吸収 れることとなる。

 このように、ガイドロッド6がプレスラム Rの傾斜や撓みを吸収することで、打抜き形 時に下降する上金型2のパンチ2c,2cは、プレ ラムRの傾きや撓みの影響を受けることがな 、下金型3におけるダイ3bとの位置関係にズ を生じないため、打抜き不良の発生等を未 に防止することが可能となる。

 なお、上述した実施例においては、ガイ ロッド6を構成する上部ロッド6bを、ストリ パプレート5に固定設置された下部ロッド6a 、ボルト6Bを用いて取外し可能に設置する とで、上記下部ロッド6aを介してストリッパ プレート5に取外し可能に設置しているが、 記ガイドロッド6を構成する上部ロッド6bを ストリッパプレート5に対して直接に取付け/ 取外し自在とし得ることは言うまでもない。