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Title:
MONITORING CONTROL SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/144956
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a monitoring control system which can increase the degrees of freedom related to a memo display and fully demonstrate the effectiveness of memo information by displaying the memo information created by an operator on any system screen. Memo data manipulation unit (4) receives the input of memo information from an input device (2), adds attribute information related to any system screen to the memo information, and outputs this information with the memo information to a data control unit (6) on the client side. A display device (1) displays the memo information on the system screen having the attribute information.

Inventors:
KOSHIISHI KINGO (JP)
TAMURA SETSUO (JP)
KANEDA KEIICHI (JP)
NAGATA JUNYA (JP)
WATABE YASUMASA (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/002388
Publication Date:
December 03, 2009
Filing Date:
May 29, 2009
Export Citation:
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Assignee:
TOSHIBA KK (JP)
KOSHIISHI KINGO (JP)
TAMURA SETSUO (JP)
KANEDA KEIICHI (JP)
NAGATA JUNYA (JP)
WATABE YASUMASA (JP)
International Classes:
G05B23/02; G01D7/00
Foreign References:
JPH10188065A1998-07-21
JP2004199258A2004-07-15
JPH09146629A1997-06-06
JPH09102000A1997-04-15
JP2004145781A2004-05-20
JP2003018767A2003-01-17
JPH09167010A1997-06-24
Attorney, Agent or Firm:
KIUCHI, MITSUHARU (JP)
Mitsuharu Kiuchi (JP)
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Claims:
 複数のシステム画面を選択的に切換表示可能であり且つ選択された前記システム画面上に監視対象の状態変化を示すイベント情報およびオペレータの作成したメモ情報を表示する表示手段と、オペレータ操作による前記メモ情報の入力を含む任意のデータ入力および前記システム画面の切換を含むシステム操作を行う入力手段とを備えた監視制御システムにおいて、
 前記メモ情報に対し、任意のシステム画面に関する属性情報を付与するメモデータ操作手段を設け、
 前記表示手段は、前記属性情報を持つ前記システム画面上に当該メモ情報を表示するように構成されたことを特徴とする監視制御システム。
 前記表示手段および前記入力手段には表示操作手段を接続し、
 前記表示操作手段には少なくとも前記システム画面を表示するための表示情報を保存する記憶手段を接続し、
 前記表示操作手段は、前記メモ情報を前記メモデータ操作手段より受け取ると共に、前記属性情報を持つ前記システム画面の表示情報を前記記憶手段より取得して、これらメモ情報および表示情報を前記表示手段に出力するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
 データ伝送系により接続されるクライアント側操作端末および監視制御システムサーバからなり、
 前記クライアント側操作端末に、前記入力手段および前記表示手段を設けると共に、前記メモ情報、前記システム画面の表示情報および前記イベント情報を保存する第2の記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
 前記メモデータ操作手段は、前記メモ情報に対し、当該メモ情報に関する属性情報を付与するように構成し、
 前記メモ情報に関する属性情報としては、少なくとも、オペレータがメモを作成した際のシステム画面の種別、メモを作成した時刻、画面上におけるメモの座標、予め設定されたデータIDのいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
 前記メモ情報に音声データを付与する音声データ操作手段と、
 前記音声データを出力する音声出力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
 前記音声データ操作手段は、前記音声データにおける音声の種類、強弱を任意に設定可能に構成されたことを特徴とする請求項5に記載の監視制御システム。
 前記メモ情報に動画像データを付与する動画像データ操作手段を備え、
 前記表示手段は、前記動画像データが付与された前記メモ情報を表示するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
 通信手段を介してモバイル端末が接続され、
 前記通信手段は、メモ作成時に関連付けられた属性情報を基に、前記メモ情報を前記モバイル端末に送信するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
 通信手段を介してBCU装置が接続され、
 前記通信手段は、メモ作成時に関連付けられた属性情報を基に、前記メモ情報を前記BCU装置に送信するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
 システム異常の際に報知されるアラーム情報を保存するアラーム情報記憶手段と、
 前記アラーム情報記憶手段から前記アラーム情報を取得してこれを前記メモデータ操作手段に出力するアラームリスト操作手段を備え、
 前記メモデータ操作手段は、前記アラーム情報を基にしてメモの内容を示すデータを作成し前記メモ情報を追加するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
 前記アラーム情報の重要度もしくはオペレータの要求に応じて、前記メモ情報の表示の有無、ブリンクの有無および表示色の設定を行うメモ表示設定手段を備えたことを特徴とする請求項10に記載の監視制御システム。
 前記表示手段は、前記システム画面として、少なくとも、トレンドグラフ画面、イベントリスト画面およびガス区画画面のいずれかを表示するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
Description:
監視制御システム

 本発明は、各種プラントの構成機器や電 系統を監視対象とした監視制御システムに り、特に、オペレータの作成したメモ情報 有効に利用可能な監視制御システムに関す ものである。

 一般的に、変電所などの監視制御システ を担当するオペレータは、システムが管理 る電力系統状態や機器の動作状況を監視し 監視対象機器の状態変化を示すイベント情 を確認した際には管理する系統全体を見渡 て、状態変化を引き起こした発生要因を、 確且つ迅速に把握する必要がある。そこで 監視制御システムの分野では、オペレータ 監視作業を支援する運転支援技術が種々導 されている。

 例えば、特許文献2のプラント監視制御装 置では、プラント装置の監視制御における過 去のアラームデータと、これに対応するトレ ンドデータとが、何らかの関連を持って表示 されるようになっている。この監視制御装置 においては、それぞれのデータに変化が生じ た際、システムから提供される2種類のシス ムデータを結びつけて同一画面に表示する で、オペレータは、変化の発生要因を把握 るための有効な補足情報を得ることが可能 ある。なお、同一画面に表示されるデータ 組合せは適宜自由であり、例えば、イベン リストデータと、同じ日付のトレンドグラ といった組合せであってもよい。

 ただし、種類の異なるシステムデータを 一画面に表示したとしても、オペレータに っては、状態変化の発生要因を見抜けない 能性もあり、上記技術の効果はオペレータ 熟練度に大きく左右される。つまり、複数 システムデータを組み合わせて表示するこ は、オペレータに対し補助的、補足的な情 を与えることはできるものの、最終的には ペレータ自身が的確な判断を下すほかない

 ところで、オペレータは、イベント情報 確認した場合、監視対象機器における各種 状態変化に関して気づいた点から、メモを 成し、メモ情報として別途、紙の媒体や電 媒体などに保存しておく。そして、連続し 実施される各種のシステム画面(トレンドグ ラフ画面、イベントリスト画面、ガス区画画 面など)の確認作業を通じて、画面に表示さ たイベント情報と、前記メモ情報とを照ら 合わせることにより、イベントの要因を正 且つ迅速に把握するようにしている。すな ち、監視作業においてオペレータの作成す メモ情報は、非常に重要な役割を果たすこ になる。

 オペレータの作成したメモ情報を有効に 用する運転支援技術としては、例えば、特 文献1記載のトレンドグラフ表示装置が知ら れている。この技術では、事前にオペレータ がシステム上でメモ情報を作成・保存してお き、プラント設備に関するトレンドデータ表 示に際して、保存しておいたメモ情報を併せ て表示することに特徴がある。

 上記の技術では、メモ情報をトレンドデ タに付加して保存、表示することにより、 該メモ情報を運転支援情報として有効に活 可能であり、重要なトレンドデータの再読 出しを確実に実施することができる。また 必要なデータのみをメモ情報付きでファイ ング可能なので、トレンドデータを保存す 場合にも経済的であり、良好な操作性を発 できるといったメリットがある。

特開平7-234133公報

特開平11-184519公報

 しかしながら、従来の監視制御システム は次に示す問題点があった。上述したよう 、特許文献1記載の装置は、メモ情報の付加 により、重要なデータの再読み出しの確実性 や、データ保存時の経済性を高めた技術であ る。つまり、メモ情報は、システムデータ( こではトレンドデータ)の活用度向上には寄 できるが、メモ情報自体の取り扱いに関し は、十分な配慮がなされているとは言い難 った。

 すなわち、特許文献1記載の技術により、 システムデータに対しメモ情報を付与して表 示しておいても、後日、メモ情報を見る時点 で、イベント発生要因が読み取り難くなるこ とがある。この読み取り難さは、時間の経過 と共に強まる傾向にあり、メモ情報の果たす 役割が低減する可能性がある。しかも、プラ ント設備の複雑化に伴い、監視対象となるデ ータ量は増大している。そのため、膨大なデ ータの中にメモデータが埋もれてしまうおそ れがあり、せっかく作成したメモ情報を見落 とす可能性があった。

 さらに、従来の技術では、メモ情報の表 先がシステム内のCRT画面などに限定されて り、また、メモ情報を作成する際の情報源 関してもトレンドデータに限定されていた したがって、アラーム画面でメモを作成し 場合には、このメモ情報をトレンド画面上 表示することができず、メモ情報の効果が ぶ範囲は制限されていた。

 このため、オペレータは、自分がどの画 でメモを作成したのかを覚えておかなくて ならず、オペレータに強いられる作業負担 大きく、監視作業の支援技術として柔軟性 高めることが期待されていた。特に電力需 が増大する近年にあって、プラント運転の 定化は最重要な課題であり、状態変化を引 起こした要因を正確に把握することが社会 な要請となっている。したがって、オペレ タが作成したメモ情報を存分に活かし、監 力の強化に貢献できる監視制御システムの 現が待たれていた。

 本発明は、以上のような状況を踏まえて 案されたものであり、オペレータの作成し メモ情報を任意のシステム画面上に表示す ことにより、メモ表示に関する自由度を高 てメモ情報の有効性を十分に発揮すること 可能であり、状態変化の発生要因を的確に 握して監視力の強化に寄与する、信頼性、 軟性の高い監視制御システムを提供するこ を目的とする。

 上述した目的を達成するために、本発明 、複数のシステム画面を選択的に切換表示 能であり且つ選択された前記システム画面 に監視対象の状態変化を示すイベント情報 よびオペレータの作成したメモ情報を表示 る表示手段と、オペレータ操作による前記 モ情報の入力を含む任意のデータ入力およ 前記システム画面の切換を含むシステム操 を行う入力手段とを備えた監視制御システ において、前記メモ情報に対し、任意のシ テム画面に関する属性情報を付与するメモ ータ操作手段を設け、前記表示手段は、前 属性情報を持つ前記システム画面上に当該 モ情報を表示するように構成したことを特 としている。

 以上の構成を有する本発明では、メモデ タ操作手段が、システム画面に関する属性 報をメモ情報に付与しておき、表示手段が 記属性情報を持つシステム画面を表示する 、このシステム画面上に、前記属性情報を 持したメモ情報を、併せて表示することが きる。したがって、オペレータはメモの内 からイベント発生要因を容易に知り得る。

 このような本発明においては、メモ情報 表示画面が、メモ作成時のシステム画面に 定されることがなく、任意のシステム画面 にメモ情報を表示可能である。したがって システムとして優れた柔軟性を発揮するこ ができ、メモ情報の活用度を高めることが 能である。

 本発明の監視制御システムによれば、シ テム画面に関する属性情報をメモ情報に付 して、前記属性情報を持つシステム画面上 メモ情報を表示するといった構成により、 ペレータの作成したメモを十分に活かすこ ができ、状態変化の発生要因を的確に把握 て、監視体制の強化を図ることができる。

本発明に係る第1の実施形態の構成図。 第1の実施形態において記憶装置に記憶 されたデータの具体的な内容を示す説明図。 トレンド画面におけるガス圧量グラフ メモ情報の表示例を示す図。 本発明に係る第2の実施形態の構成図。 第2の実施形態において記憶装置に記憶 されたデータの具体的な内容を示す説明図。 本発明に係る第3の実施形態の構成図。 第3の実施形態において記憶装置に記憶 されたデータの具体的な内容を示す説明図。 本発明に係る第4の実施形態の構成図。 本発明に係る第5の実施形態の構成図。 本発明に係る第6の実施形態の構成図 第6の実施形態において記憶装置に記 されたデータの具体的な内容を示す説明図 本発明に係る第7の実施形態の構成図 第7の実施形態において記憶装置に記 されたデータの具体的な内容を示す説明図 本発明に係る他の実施形態の構成図。 本発明に係る他の実施形態の構成図。

 以下、本発明に係る実施形態について、 面を参照して具体的に説明する。なお、本 明に係る監視制御システムは、典型的には コンピュータをソフトウェアで制御するこ により実現される。この場合のソフトウェ は、コンピュータのハードウェアを物理的 活用することで本発明に係る各計算機の機 および作用効果を実現するものである。ま 、従来技術を適用可能な部分には好適な従 技術が採用される。

 さらに、本発明を実現するハードウェア ソフトウェアの具体的な種類や構成、ソフ ウェアで処理する範囲などは自由に変更可 である。例えば、本発明を実現するプログ ム、あるいはプログラムを記録したコンピ ータで読み取り可能な記録媒体も、本発明 一態様として把握可能である。

(1)第1の実施形態
[1-1]構成
 本発明に係る第1の実施形態について、図1~ 3を参照して具体的に説明する。図1は第1の 施形態の構成図、図2は記憶装置に記憶され たデータの具体的な内容を示す説明図、図3 第1の実施形態におけるメモ情報の表示例を す図である。

[1-1-1]構成の概要
 第1の実施形態では、クライアント側操作端 末12と監視制御システムサーバ13がデータ伝 系により接続されたクライアントサーバモ ルが構築されている。クライアント側操作 末12は、システムサーバ13とオペレータとの ンタフェースを実現する操作端末である。 た、監視制御システムサーバ13は、クライ ント側操作端末12からの要求に基づき、本シ ステムの監視対象である各種プラント機器お よび電力系統の監視・制御・計測のための各 種サービスを提供する装置である。

 クライアント側操作端末12および監視制 システムサーバ13には両者間のデータ伝送を 行うためのインタフェースとしてクライアン ト側データ通信部7およびサーバ側データ通 部8が配置されており、それぞれ、クライア ト側データ管理部6およびサーバ側データ管 理部9に対して、システムの操作要求や、各 イベントデータ、メモデータ等のデータを 受信するように構成されている。

[1-1-2]クライアント側操作端末12の構成
 クライアント側操作端末12には、前記管理 6および通信部7に加えて、表示装置1、入力 置2、表示操作部3、メモデータ操作部4、ク イアント側メモリ5が設けられている。

 上記の構成要素のうち、メモデータ操作 4が、本実施形態の主要部である。メモデー タ操作部4は、入力装置2よりメモ情報の入力 受け、当該メモ情報に対し、任意のシステ 画面に関する属性情報を付与して、これを 記メモ情報と共にクライアント側データ管 部6に出力するように構成されている。

 さらに、メモデータ操作部4は、当該メモ 情報の追加・削除・編集の機能を有しており 、入力装置2から受け取るメモ情報の追加・ 除・編集の要求についても同様に、クライ ント側データ管理部6に渡すようになってい 。なお、メモ情報に付与される、任意のシ テム画面に関する属性情報としては、シス ム画面におけるデータの時刻(年/月/日/時/ /秒)やデータIDといった属性情報がある。デ タIDとは、データごとに設定される、各デ タ固有のIDである。

 また、メモデータ操作部4は、メモ情報に 対し、オペレータが作成したメモの内容に関 連がある属性情報も付与するようになってい る。この場合の属性情報としては、オペレー タがメモを作成したシステム画面種別、メモ を作成した時刻(年/月/日/時/分/秒)、画面上 おけるメモの座標などの属性情報がある。 上の属性情報は、後述する監視制御システ サーバ13側のメモデータ用メモリ10およびシ テムデータ用メモリ11に保存される(図2参照 )。

 さらに、本実施形態では、クライアント 操作端末12側に、クライアント側メモリ5を けた点も構成上の特徴である。クライアン 側メモリ5は、クライアント側のデータ管理 部6および通信部7を介して監視制御システム ーバ13側から受けとった様々な情報を、ク イアント側操作端末12側に一時的に保存して おくための記憶装置である。

 表示装置1は、オペレータ操作によりシス テム画面を選択的に切換表示すると共に、当 該システム画面上に任意のイベント情報およ びメモ情報を表示する表示手段である。表示 装置1は、表示操作部3に接続されており、表 操作部3よりイベント情報、メモ情報および システム画面の表示情報を入力し、表示装置 1の表示画面にシステム画面の表示情報を出 すると共に、当該システム画面上にイベン 情報およびメモ情報を出力するように構成 れている。

 なお、システム画面の表示情報とは、例 ば、単線結線図画面を表示するための表示 報や、イベント画面を表示するための表示 報などであり、表示装置1にて表示されるシ ステム画面としてはトレンドグラフ画面、イ ベントリスト画面、ガス区画画面などとなる 。これらシステム画面の表示情報は、上述し た属性情報(データ時刻やデータID)を有して る。

 また、システム画面上にて表示されるイ ント情報とは、具体的には次のようなデー を指している。すなわち、システム画面で る単線結線図画面上に表示される監視機器 動作データ、同じくシステム画面であるイ ントリスト画面上に表示されるシステムの 常発生の通知データ、およびシステムによ てそれら情報を統合し新たな別のシステム 報として作成されたデータなどである。

 入力装置2は、表示操作部3およびメモデ タ操作部4に接続されている。このとき、表 操作部3に対しては、オペレータ操作により 、キーボードからのテキスト入力など任意の データ入力を行うと共に、マウスの使用など による画面切換操作などのシステム操作を行 うようになっている。また、メモデータ操作 部4に対しては、オペレータが作成したメモ 内容をメモデータとして渡し、システムサ バ13側にその登録要求を行うようになってい る。

 表示操作部3は、入力装置2から受け取っ 入力データを、クライアント側データ管理 6に渡すと共に、クライアント側データ管理 6からは、イベント情報、メモ情報並びにシ ステム画面の表示情報など種々の情報を受け 取り、表示装置1にこれらの情報を出力する うに構成されている。

 クライアント側データ管理部6は、表示操 作部3、メモデータ操作部4、クライアント側 モリ5、クライアント側通信部7に接続され いる。クライアント側データ管理部6は、表 操作部3およびメモデータ操作部4から、前 の要求、メモ情報および属性情報を受け付 、これらをクライアント側通信部7に出力す ようになっている。

 また、クライアント側データ管理部6は、 クライアント側通信部7を経由して監視制御 ステムサーバ13側から、イベント情報やメモ 情報、属性情報、システム画面の表示情報な どを受信して、クライアント側メモリ5に保 する部分である。さらに、クライアント側 ータ管理部6は、クライアント側メモリ5に保 存した情報を、そこから適宜取得し、それを 表示操作部3に出力するようになっている。

[1-1-3]監視制御システムサーバ13の構成
 監視制御システムサーバ13は、サーバ側通 部8、サーバ側データ管理部9を備えると共に 、記憶装置として、メモデータ用メモリ10と 表示情報を含むシステムデータ用メモリ11 具備している。

 このうち、サーバ側データ管理部9は、ク ライアント側操作端末12からの要求に応じて 必要なシステム画面の表示情報(上述したよ うに、単線結線図画面を表示するための表示 情報や、イベント画面を表示するための表示 情報)などを、システムデータ用メモリ11より 取得し、サーバ側通信部8を介して、クライ ント側操作端末12へ渡す部分である。

 また、サーバ側データ管理部9は、クライ アント側操作端末12から受け取ったメモ情報 関しては、メモデータ用メモリ10へ保存し クライアント側操作端末12からのメモ情報取 得の要求時には、要求に応じて、メモ情報を メモデータ用メモリ10より取り出し、クライ ント側操作端末12へ渡すようになっている 図2では、システムサーバ13側において、メ データ用メモリ10に保存されたデータ構造例 と、システムデータ用メモリ11に保存された ータ構造例を示している。

 なお、上記の第1の実施形態において、ク ライアント側メモリ5に保存される情報は、 視制御システムサーバ13側のシステムデータ 用メモリ11に含めることも可能である。また サーバ側通信部8は、メモ情報を、同じドメ インのクライアント側操作端末12だけではな 、異なるセグメントのネットワークに対し 送信することも可能である。例えば、監視 御システムサーバ13が変電所監視制御シス ムサーバである場合には、上位系となる中 給電指令所等に送信可能である。

[1-2]作用
 以上のような構成を有する第1の実施形態の 作用は次の通りである。すなわち、オペレー タは、表示装置1に表示される各種システム 報を基にして、各種プラント機器および電 系統の状態を監視する。

 ここで、オペレータが、監視対象機器の 態変化を示すイベント情報の発生を認識し とする。イベント情報の発生とは、第1の実 施形態を変電所監視制御システムに適用した 場合、例えば、単線結線図画面において遮断 器の動作を確認することや、アラーム画面に おいてシステムアラームが表示されることな どである。

 このとき、オペレータは、システムとは の情報源から知り得た状態変化の発生要因 まりイベント発生の理由を、メモとして入 装置2を用いてテキスト入力する。ここで、 入力装置2は、入力されたデータをメモ情報 してメモデータ操作部4に送ると共に、シス ムサーバ13側に登録の要求を行う。

 イベント発生の理由として入力されるメ 内容の具体例としては、ガス区画監視画面 ガス漏れが発生した理由として「当日のガ 遮断器の工事ミスにより発生した」といっ 記載や、遮断器が動作した理由として「蛇 送電線に触れたために短絡した」といった 載などがある。

 入力装置2よりメモ情報の入力を受けたメ モデータ操作部4は、当該メモ情報に属性情 を付与して、これをメモ情報と共にクライ ント側データ管理部6に渡す。メモ情報に属 情報を付与するということは、前記属性情 を持つシステム画面との関連付けを行うこ にほかならない。

 例えば、メモ情報を遮断器に関連付けた 場合には、当該遮断器を特定するためのデ タIDが属性情報となり、メモ情報を任意の 刻に関連付けたい場合には、データ時刻が 性情報となる。メモ情報に付与される属性 報としては、すでに述べたように、システ 画面におけるデータの時刻、データID、オペ レータがメモを作成した際のシステム画面の 種別、メモを作成した時刻、画面上における メモの座標などがある。

 クライアント側データ管理部6は、メモデ ータ操作部4より、属性情報が付与されたメ 情報を受け取った後、クライアント側通信 7およびサーバ側通信部8を介して、当該メモ 情報を、クライアント側操作端末12から、監 制御システムサーバ13に送る。監視制御シ テムサーバ13では、サーバ側データ管理部9 より、受信したメモ情報をメモデータ用メ リ10に保存する。

 上記のメモ情報をメモデータ用メモリ10 保存した後、オペレータは入力装置2および 示装置1を用いて、監視制御システムの任意 のシステム画面を要求すると共に、システム 画面に設定された属性情報、例えば当該シス テム画面の表示したい任意の時刻などを指定 する。このようなオペレータ操作による要求 および指定結果は、表示操作部3からクライ ント側データ管理部6に渡り、クライアント 通信部7およびサーバ側通信部8を介して、 視制御システムサーバ13のサーバ側データ管 理部9に送られる。

 サーバ側データ管理部9では、送られてき た指定結果に基づいて、メモデータ用メモリ 10より、指定された属性情報を持つメモ情報 取得し、また併せて、システムデータ用メ リ11より、要求されたシステム画面で且つ 定された属性情報(例えば、任意の時刻)を持 つシステム画面を表示するための表示情報を 取得する。

 サーバ側データ管理部9は、メモデータ用 メモリ10およびシステムデータ用メモリ11よ 取得したメモ情報および表示情報を、サー 側通信部8およびクライアント側通信部7を介 して、クライアント側操作端末12に渡す。ク イアント側操作端末12側では、クライアン 側データ管理部6にて、監視制御システムサ バ13側より受け取ったメモ情報およびシス ム画面用の表示情報を、一旦、クライアン 側メモリ5に保存する。

 上記の情報をクライアント側メモリ5に保 存した後、クライアント側データ管理部6は クライアント側メモリ5より必要な情報を取 し、表示操作部3に当該情報を渡す。表示操 作部3は、クライアント側メモリ5より取得し 情報を用いて、要求されたシステム画面で 定された属性情報を持つシステム画面の表 情報と、指定された属性情報を持つメモ情 とを表示装置1に出力する。これにより、表 示装置1は、メモ情報を、属性情報の付与に り関連付けられているシステム画面上に表 する。

 図2中の実線矢印に示す処理は、メモデー タ用メモリ10に保存されている、メモ作成時 付与された属性情報である「任意時刻情報( 2007年5月2日10時11分30秒)」と、システムデー 用メモリ11に保存されている、システム画面 の持つ属性情報であるガス圧量の「データ時 刻(22007年5月2日10時11分30秒)」とが一致してい る場合に、メモ情報(メモNo.0001)とガス圧量デ ータ(No.0001)が同時に表示装置1に出力される を示している。

 また、図2中の点線矢印に示す処理では、 メモデータ用メモリ10に保存されている、メ 情報に付与されたデータID(0xAD21)と、システ ムデータ用メモリ11に保存されている、機器 作回数のNo.0003のデータID(0xAD21)とが一致し いる場合に、メモ情報(メモNo.0003)と機器動 回数(No.0003)が同時に表示装置1に出力される を示している。なお、これら矢印に示した 理は、理解の容易化を図るため、メモリ10 11から表示装置1へ情報が送られるように図 されているが、実際には、応答性を高める く、クライアント側メモリ5から各情報を呼 出すようになっている。

 図3では、この時の表示装置1における具 的な表示例を示している。図3は、要求され システム画面を、ガス圧量のトレンドグラ 画面として、この画面上にメモデータ14を したものである。ここでは、オペレータが 成したメモデータに対し、メモの作成時刻 報をメモ属性データとして持たせ、当該時 にメモデータ14が表示されたガス圧画面であ る。

 この図3の例では、過去におけるガス遮断 器の工事の際に、アラーム画面に遮断器ガス 圧の異常が発生したことを受け、オペレータ によりメモが作成されて、メモデータとして 保存され、後日、トレンド画面にて工事実施 日のガス圧量グラフを監視しているケースで ある。

 図3から明らかなように、工事実施日以降 、ガス圧量が減少しているが、表示されてい るメモデータの注記である「作業ミスにより アラーム発生有り」という記述により、ガス 圧量減少が継続している要因が当日の工事に よるものと、判断することができる。その結 果、システム復旧時間を大幅に短縮化するこ とが可能となる。

 上記の例のように、メモ情報に対し、シ テム画面の持つ属性情報を付与したことで 両者の関連付けが可能となる。したがって 上記の時刻情報に限らず、例えば、各デー 固有のデータIDを、メモ情報に属性情報と て付与し持たせることにより、両者を関連 け、両データを併せて出力、表示すること 可能である。上述した図2の点線矢印の出力 などが、これに該当する。

[1-3]効果
 以上説明したように、第1の実施形態におい て、表示装置1に表示されたシステム画面を 視しているオペレータは、システム画面に 示されるイベントデータを確認した際、当 イベントが発生した要因に関して、入力装 2にてメモデータとして作成、入力する。こ で、メモデータ操作部4がメモ情報に属性情 報を付与することにより、当該メモ情報とシ ステム画面との関連付けを行うことができる 。

 表示操作部3は、メモデータ操作部4より 性情報が付与されたメモ情報を受け取ると に、同一の属性情報を持つシステム画面の 示情報を、クライアント側メモリ5より取得 て、これらの情報を同時に表示装置1に出力 する。したがって、表示装置1は、メモ情報 、属性情報の付与により関連付けられてい システム画面上に表示可能となる。

 このため、オペレータが、後日、過去の ステム画面を確認する場合、呼び出したシ テム画面上に、保持した属性情報に基づい 呼び出されるメモ情報を、併せて表示する とができ、メモ情報を読むことでオペレー はイベント発生要因を容易に把握すること 可能である。

 しかも、メモ情報を表示するシステム画 は、メモ情報を作成した際のシステム画面 限定されることがなく、属性情報の付与に り関連付けられたシステム画面であれば、 意の画面上に、メモ情報を表示可能である したがって、メモ情報を確実に見ることが き、せっかく作成したメモ情報が埋もれて メモ情報を見落とす心配がなく、メモ情報 有効に利用可能である。しかも、オペレー がどの画面でメモ情報を作成したのかを覚 ておく必要がなく、システム画面の要求お び属性情報の指定を行うだけで、確実にメ 情報を表示することができる。

 このような本実施形態においては、メモ 報の保存、表示に関して柔軟性を持たせる とができ、優れた使用感を得ることができ 。その結果、オペレータによるシステム動 の原因調査等のシステム管理作業について 作業効率が大幅に向上する。これにより、 ペレータの負担は軽減され、監視作業の支 技術として、監視力の強化に貢献すること できる。

 また、本実施形態では、クライアント側 作端末12にメモリ5を設け、ここに監視制御 ステムサーバ13側から受け取ったメモ情報 よびシステム画面用の表示情報を保存可能 している。したがって、ローカル側での情 アクセス処理を行うことができ、優れた表 応答性能を発揮することかできる。

(2)第2の実施形態
[2-1]構成
 続いて、本発明に係る第2の実施形態につい て、図4および図5を用いて説明する。図4は第 2の実施形態の構成図、図5は記憶装置に記憶 れたデータの具体的な内容を示す説明図で る。なお、以下に示す実施形態の基本的な 成は、上記第1の実施形態と同様である。そ のため、同一の構成については同一の符号を 付して、重複する説明は省略する。

 図4に示すように、第2の実施形態は、上 第1の実施形態の構成において、クライアン 側操作端末12に音声データ操作部15と音声出 力装置16を加えた点に特徴がある。このうち 音声出力装置16は、表示操作部3に接続され おり、音声データを出力する部分である。

 また、音声データ操作部15は、メモデー 操作部4に接続されており、該メモデータ操 部4を介して入力装置2から入力されたメモ 報に対し、音声データの属性値を加えると に、音声データにおける音声の種類、強弱 任意に設定可能に構成されている。

 なお、第2の実施形態の入力装置2では、 ペレータがメモ入力を行う際、マイクロホ からの音声出力などの任意の音声データを 力するようになっている。音声データとし は、例えば、MP3(エムピースリー;MPEG Audio La yer3)等の音声圧縮方式を用いた電子ファイル ある。

 音声データの属性値とは、入力装置2から 入力された音声データに付与するものであっ て、音声データを識別するための固有のID、 声データ種別、データ保存領域情報などで る。図5は、メモ情報への上記属性値の追加 例であり、メモデータ用メモリ10に保存され 、音声データの属性値(点線で囲まれた部分 )を含んだメモ情報の内容を示している。

 メモデータ操作部4は、入力装置2から入 された音声データを、音声データ操作部15に 出力するようになっている。また、メモデー タ操作部4は、メモ情報と共に音声データも クライアント側データ管理部6に出力するよ になっている。さらに、クライアント側デ タ管理部6は、オペレータ操作による要求、 メモ情報および音声データを受け付け、これ らのデータをクライアント側通信部7に出力 るように構成されている。

 なお、通信部7、8を介してクライアント 操作端末12側と監視制御システムサーバ13側 データの送受信を行う点および監視制御シ テムサーバ13側でのデータ処理に関しては データに音声データが加わる点を除いて上 第1の実施形態と同様である。

[2-2]作用
 以上の構成を有する第2の実施形態の作用は 次の通りである。すなわち、オペレータは、 メモ情報作成時に、入力装置2を用いて任意 音声データをメモデータ操作部4に入力する メモデータ操作部4は、入力された音声デー タを音声データ操作部15に出力する。音声デ タ操作部15は、音声データを識別するため ID、データの種別、データの保存領域の情報 等の音声データ属性値を、メモ情報に追加す る。

 メモデータ操作部4は、前述の音声データ 属性値が追加されたメモ情報および音声デー タをクライアント側データ管理部6に渡す。 ライアント側データ管理部6は、当該メモ情 および音声データを、通信部クライアント 7を介して監視制御システムサーバ13に送り 監視制御システムサーバ13において、メモ ータ用メモリ10に保存する。

 上記メモデータ用メモリ10へのデータ保 後に、オペレータが、入力装置2および表示 置1を用いて、監視制御システムの任意のシ ステム画面を要求すると共に、システム画面 に設定された属性情報を指定する。サーバ側 データ管理部9では、送られてきた指定結果 基づいて、メモデータ用メモリ10より、指定 された属性情報を持つメモ情報および音声デ ータを取得し、また併せて、システムデータ 用メモリ11より、要求されたシステム画面で つ指定された属性情報を持つシステム画面 表示するための表示情報を取得する。

 サーバ側データ管理部9は、メモリ10、11 ら取得したメモ情報、音声データおよび表 情報を、サーバ側通信部8およびクライアン 側通信部7を介して、クライアント側操作端 末12に渡す。クライアント側操作端末12側で 、クライアント側データ管理部6にて、監視 御システムサーバ13側より受け取ったメモ 報、音声データおよび表示情報を、一旦、 ライアント側メモリ5に保存する。

 上記の情報をクライアント側メモリ5に保 存した後、クライアント側データ管理部6は クライアント側メモリ5より必要な情報を取 し、表示操作部3に当該情報を渡す。表示操 作部3は、クライアント側メモリ5より取得し 情報を用いて、要求されたシステム画面で 定された属性情報を持つシステム画面の表 情報と、指定された属性情報を持つメモ情 とを表示装置1に出力する。これにより、表 示装置1は、メモ情報を、属性情報の付与に り関連付けられているシステム画面上に表 する。また、表示操作部3は音声データを音 出力装置16に出力する。音声出力装置16は、 表示装置1がシステム画面上にメモ情報を表 する際、音声データ操作部15にて設定された 音声の種類や強弱に応じて、音声データを出 力する。

[2-3]効果
 上記の第2の実施形態は、上記第1の実施形 が持つ効果に加えて、次のような効果を有 ている。第1に、表示装置1によるメモ情報の 表示に際して、メモ情報の存在を知らせる音 声データを音声出力装置16より出力すること できる。そのため、メモ情報を作成したオ レータに対し、メモ情報の存在を明確に知 せることができる。したがって、メモ情報 見落としがなく、メモ情報の活用度がさら 向上する。

 第2に、メモ情報に対し、音声データの属 性値を付加したことにより、メモ情報の内容 毎に音声データを区別することができる。具 体的には、メモ情報におけるメモ内容の重要 度による分類、メモ情報に関連付けられる監 視対象機器による分類などが可能であり、こ の分類に応じて、音声データ操作部15により 音声データにおける音声の種類、強弱を任 に設定可能である。したがって、表示装置1 の表示画面を確認することなく、音声データ からメモ情報の内容を容易に判断することが 可能となる。これにより、画面を見てメモ情 報を確認する回数が減るため、オペレータの 負担が軽くなるといったメリットがある。

(3)第3の実施形態
[3-1]構成
 次に、本発明に係る第3の実施形態について 、図6および図7を用いて説明する。図6は第3 実施形態の構成図、図7は記憶装置に記憶さ たデータの具体的な内容を示す説明図であ 。

 図6に示すように、第3の実施形態の特徴 、第2の実施形態において、クライアント側 作端末12に動画像データ操作部18を加えた点 にある。すなわち、第3の実施形態は、入力 置2にてオペレータがメモ入力を行う際、任 の動画像データを入力すると共に、この動 像データを、動画像データ操作部18にて扱 ようにしたものである。動画像データとし は、例えば、MPEG-2などの映像データの圧縮 式を用いた動画像ファイルがあり、メモの ブジェクトや文字のブリンクデータなども 含する。

 図6に示すように、動画像データ操作部18 、メモデータ操作部4に接続されており、該 メモデータ操作部4を介して入力装置2から入 されたメモデータに対し、動画像データの 性値を加えると共に、動画像データの追加 削除・編集を行うように構成されている。

 動画像データの属性値とは、入力装置2か ら入力された動画像データに付与するもので あって、動画像データを識別するための固有 のID、動画像データ種別、データ保存領域情 などである。図7には、メモ情報へ上記属性 値の追加例であり、メモデータ用メモリ10に 存された、動画像データの属性値(点線で囲 まれた部分)を含んだメモ情報の内容を示し いる。

 メモデータ操作部4は、入力装置2から入 された動画像データを、動画像データ操作 18に出力するようになっている。また、メモ データ操作部4は、メモ情報および音声デー に加えて、動画像データもクライアント側 ータ管理部6に出力するようになっている。

 クライアント側データ管理部6は、オペレ ータ操作による要求、メモ情報、音声データ および動画像データを受け付け、これらのデ ータをクライアント側通信部7に出力するよ になっている。なお、通信部7、8を介してク ライアント側操作端末12側と監視制御システ サーバ13側とデータの送受信を行う点およ 監視制御システムサーバ13側でのデータ処理 に関しては、データに動画像データが加わる 点を除いて上記第2の実施形態と同様である

[3-2]作用
 第3の実施形態特有の作用は、次の通りであ る。すなわち、オペレータは、メモ作成時に 、入力装置2を用いて、カメラからの動画像 力、あるいは、予め用意された所定の動画 データ群から選択された動画像入力、など 任意の動画像データをメモデータ操作部4に 力する。メモデータ操作部4は、入力された 動画像データを動画像データ操作部18に出力 る。動画像データ操作部18は、動画像デー を識別するためのID、動画像データの種別、 データの保存領域の情報等の動画像データ属 性値を、メモ情報に追加する。

 メモデータ操作部4は、動画像データ属性 値が追加されたメモ情報および動画像データ をクライアント側データ管理部6に渡す。ク イアント側データ管理部6は、動画像データ 性値が追加されたメモ情報および動画像デ タを、通信部クライアント側7を介して監視 制御システムサーバ13に送り、監視制御シス ムサーバ13において、メモデータ用メモリ10 に保存する。

 上記メモデータ用メモリ10へのデータ保 後に、オペレータが、入力装置2および表示 置1を用いて、監視制御システムの任意のシ ステム画面を要求すると共に、システム画面 に設定された属性情報を指定する。サーバ側 データ管理部9では、送られてきた指定結果 基づいて、メモデータ用メモリ10より、指定 された属性情報を持つメモ情報、音声データ および動画像データを取り出すと共に、シス テムデータ用メモリ11より、要求されたシス ム画面で且つ指定された属性情報を持つシ テム画面を表示するための表示情報を取り す。

 さらに、サーバ側データ管理部9は、メモ リ10、11より取り出したメモ情報、音声デー および動画像データを、サーバ側通信部8お びクライアント側通信部7を介して、クライ アント側操作端末12に渡す。クライアント側 作端末12側では、クライアント側データ管 部6にて、監視制御システムサーバ13側より け取ったメモ情報、音声データおよび動画 データを、一旦、クライアント側メモリ5に 存する。

 上記の情報をクライアント側メモリ5に保 存した後、クライアント側データ管理部6は クライアント側メモリ5より必要な情報を取 し、表示操作部3に当該情報を渡す。表示操 作部3は、クライアント側メモリ5より取得し 情報を用いて、要求されたシステム画面で 定された属性情報を持つシステム画面の表 情報と、指定された属性情報を持つメモ情 と、さらに動画像データを表示装置1に出力 する。

 これにより、表示装置1は、メモ情報を、 属性情報の付与により関連付けられているシ ステム画面上に表示する。このとき、動画像 データに基づいて、メモ情報の表示に関して 、メモ情報におけるオブジェクトや文字をブ リンクすることが可能である。また、音声デ ータについては音声出力装置16より出力する

[3-3]効果
 上記の第3の実施形態は、次のような効果を 発揮することができる。すなわち、表示装置 1においてメモ情報を表示する際、メモ情報 存在を知らせるのに有効な動画像データの 力や、メモ情報のオブジェクトや、メモ情 における文字のブリンクを実施することが 能である。したがって、上記第2の実施形態 同様、メモ情報を作成したオペレータに対 て、メモ情報の存在を明確に知らせること でき、メモ情報の見落としを軽減させて、 モ情報の活用度をさらに高めることが可能 なる。

 また、メモ情報に、動画像データの属性 を付加したことにより、メモ情報の内容毎 動画像データを区別することができる。具 的には、メモ情報における内容の重要度に る分類、関連付けられる監視対象機器によ 分類などが可能である。この点も、上記第2 の実施形態の効果と同様であるが、音声デー タに加えて、動画像データによっても、オペ レータへの注意喚起が可能となるため、画面 上でメモ情報をいちいち読んで内容を把握す る負担が減り、監視作業の効率をいっそう高 めることができる。

(4)第4の実施形態
[4-1]構成
 さらに、本発明に係る第4の実施形態につい て、図8を参照して説明する。図8は第4の実施 形態の構成図である。第4の実施形態は、上 第1の実施形態の構成に、モバイル端末通信 20およびモバイル端末21を加えた点に特徴が ある。

 モバイル端末通信部20は、監視制御シス ムサーバ13に設けられてサーバ側データ管理 部9に接続されており、メモ情報作成時に関 付けられた属性情報を基に、メモ情報をモ イル端末21に送信するように構成されている 。より詳しくは、モバイル端末21にメモ情報 送信する旨の要求がオペレータからなされ 場合、前記要求をサーバ側データ管理部9よ り受け付け、当該要求に従ってメモ情報をメ モデータ用メモリ10から取得し、任意のモバ ル端末21に前記メモ情報を送信するように っている。

 なお、入力装置2は、オペレータ操作によ るメモ情報の作成に際して、送信先モバイル 端末の属性情報を、当該メモ情報に登録する ようになっている。送信先モバイル端末の属 性情報とは、メモ情報を所望のモバイル端末 21に対して送信するための属性情報である。

[4-2]作用
 以上のような構成を有する第4の実施形態の 作用は次の通りである。すなわち、オペレー タは、入力装置2を用いてメモ情報を作成す 際に、送信先モバイル端末の属性情報を当 メモ情報に登録する。このとき、送信先モ イル端末の属性情報には、メモ情報に付与 れる属性情報毎に、監視制御システムが監 する機器の担当者を、自動で割り当てるこ が可能である。

 例えば、メモ情報に付与される属性情報 して、遮断器のデータIDを使用した場合、 信先モバイル端末の属性情報に、この遮断 を管理する保守担当者のモバイル端末21を割 当てることができる。また、送信先モバイル 端末の属性情報として、任意の属性情報を選 び、任意のモバイル端末21を宛先として割当 ることも可能である。

 メモデータ操作部4は、入力装置2にて送 先モバイル端末の属性情報を登録したメモ 報を、クライアント側通信部7、サーバ側通 部8、サーバ側データ管理部9を介して、メ データ用メモリ10に送り、メモデータ用メモ リ10はこれを保存する。そしてクライアント 操作端末12にて、モバイル端末21にメモ情報 を送る旨のオペレータ要求がなされた場合、 この要求を、クライアント側通信部7、サー 側通信部8、サーバ側データ管理部9を介して 、モバイル端末通信部20に送る。

 クライアント側操作端末12からのオペレ タ要求を受けたモバイル端末通信部20は、メ モデータ用メモリ10より前記メモ情報を取得 、送信先モバイル端末の属性情報に基づい 、当該メモ情報に登録された送信先のモバ ル端末21に対し、メモ情報を送信する。こ ようにして、メモ情報をモバイル端末21にて 受信することにより、モバイル端末21を持っ 担当者に、メモ情報を知らせることができ 。

 なお、モバイル端末通信部20は、メモデ タ用メモリ10より取得したメモ情報の中に、 送信先モバイル端末の属性情報が存在するか どうかを、定期的に確認するようにしてもよ い。この場合、メモ情報に送信先モバイル端 末の属性情報が含まれていれば、クライアン ト側操作端末12からのオペレータ要求を待つ となく、当該送信先のモバイル端末21にメ 情報を自動的に送信することも可能である

[4-3]効果
 以上のような第4の実施形態によれば、モバ イル端末21を利用することでメモ情報を認識 べき担当者へ、直ちに送信可能である。し がって、当該担当者は、トラブル情報等の ステム運用状況に関する重要な情報を遅延 く知ることが可能となり、システムの安定 向上に寄与することができる。

 しかも、第4の実施形態では、メモ情報に 付与する属性情報を基にして、メモ情報の送 信先に、当該属性情報に関する担当者を、自 動的に割当てることが可能である。これによ り、当該メモ情報を認識するべき担当者への 宛先漏れによる送信漏れといった不具合の発 生を防止することが可能であり、システムの 信頼性向上に寄与することができる。

(5)第5の実施形態
[5-1]構成
 続いて、本発明に係る第5の実施形態につい て、図9を用いて説明する。図9は第5の実施形 態の構成図である。第5の実施形態は、上記 4の実施形態におけるモバイル端末通信部20 よびモバイル端末21を、BCU通信部22およびBCU 置23に置き換えたものであり、その他の部 については第4の実施形態の構成と同一であ 。

 BCU装置23とは、BayControlUnitのことであり、 この装置は、変電所において、遮断器や断路 器などの各機器の監視・制御・計測を行い、 変電所監視制御システムとの間で、前記監視 ・制御・計測に関する情報の授受を行う部分 である。BCU装置23は、メモ情報が表示可能なB CU表示装置24および点滅要求がなされるBCULED 置25を備えている。

 BCU通信部22は、監視制御システムサーバ13 に設けられてサーバ側データ管理部9に接続 れており、メモ作成時に関連付けられた属 情報を基に、メモ情報をBCU装置23に送信する ように構成されている。より詳しくは、BCU装 置23にメモ情報を送信する旨の要求がオペレ タからなされた場合、前記要求をサーバ側 ータ管理部9より受け付け、当該要求に従っ てメモ情報をメモデータ用メモリ10から取得 、任意のBCU装置23のBCU表示装置24およびBCULED 装置25に前記メモ情報を送信するようになっ いる。

 なお、入力装置2は、オペレータ操作によ るメモ作成に際して、送信先BCU装置の属性情 報を、当該メモ情報に登録するようになって いる。送信先BCU装置の属性情報とは、メモ情 報を任意のBCU装置23のBCU表示装置24およびBCULE D装置25に対して送信するための属性情報であ る。

[5-2]作用
 以上のような第5の実施形態の作用は次の通 りである。すなわち、オペレータは、入力装 置2によるメモ作成時に、送信先BCU装置の属 情報を、メモ情報に登録する。この際、送 先BCU装置の属性情報としては、メモ情報に 与される属性情報毎に、当該属性情報の管 であるBCU装置23を自動で割り当てることが可 能である。

 例えば、メモ情報に付与される属性情報 して、遮断器のデータIDを使用した場合、 信先BCU装置の属性情報には、この遮断器の 轄であるBCU装置23を割当てることができる。 また、送信先BCU装置の属性情報として任意の 属性情報を選び、任意のBCU装置23を宛先とし 割当てることも可能である。

 メモデータ操作部4は、入力装置2にて送 先BCU装置末の属性情報を登録したメモ情報 、クライアント側通信部7、サーバ側通信部8 、サーバ側データ管理部9を介して、メモデ タ用メモリ10に送り、メモデータ用メモリ10 これを保存する。そしてクライアント側操 端末12にて、BCU装置23にメモ情報を送る旨の オペレータ要求がなされた場合、この要求を 、クライアント側通信部7、サーバ側通信部8 サーバ側データ管理部9を介して、BCU通信部 22に送る。

 クライアント側操作端末12からのオペレ タ要求を受けたBCU通信部22は、メモデータ用 メモリ10より前記メモ情報を取得し、送信先 バイル端末の属性情報に基づいて、当該メ 情報に登録された送信先のBCU装置23に対し メモ情報を送信する。当該メモ情報を受信 たBCU装置23は、BCU表示装置24に表示し、併せ BCULED装置25に点滅の要求を行う。

 また、BCU送信部22は、メモデータ用メモ 10より取得したメモ情報の中に、送信先属性 情報が存在するかどうかを、定期的に確認す るようにしてもよい。そして、メモ情報に送 信先BCU装置の属性情報が含まれる場合には、 当該送信先のBCU装置23に自動的にメモ情報を り、BCU表示装置24にてメモ情報を表示し、 せてBCULED装置25に点滅要求を行うことができ る。

[5-3]効果
 通常、BCU装置23の監視対象となる機器は、 電所監視制御システムのイベント画面やト ンド画面が表示される監視制御装置から離 たサイトにある。そのため、従来技術では BCU装置23においてメモ情報を確認することは 困難であったが、上記第5の実施形態を適用 ることにより、監視制御システムから離れ 所に設置されている監視機器からでも、作 員はメモ情報を確認できるようになる。こ により、トラブル情報等のシステムの運用 況を、担当者が遅延無く把握することが可 となる。

 しかも、メモ情報に付与された属性情報 基づき、送信先のBCU装置23に関して、自動 当該属性情報に関するBCU装置を割当てるこ が可能である。したがって、当該メモ情報 認識すべきBCU装置23の担当者に対して、確実 にメモ情報を通知することができ、監視体制 の強化を図ることが可能となる。

(6)第6の実施形態
[6-1]構成
 次に、本発明に係る第6の実施形態について 、図10および図11を参照して説明する。図10は 第6の実施形態の構成図、図11は記憶装置に記 憶されたデータの具体的な内容を示す説明図 である。

 第6の実施形態の特徴は、前記第1の実施 態の構成に加えて、クライアント側操作端 12にアラームリスト操作部26を備えた点にあ 。なお、クライアント側メモリ5には各種ア ラーム情報が保存されている。アラーム情報 とは、システム異常が起きた際、それを報知 するための情報であり、アラームリスト画面 上に表示される。なお、第6の実施形態にお て、アラーム情報は、クライアント側メモ 5に保存されている。

 アラームリスト操作部26は、入力装置2を いたオペレータからの要求に基づき、前記 ラーム情報を、クライアント側メモリ5より 取得し、当該アラーム情報をメモデータ操作 部4に出力するように構成されている。また メモデータ操作部4は、入力したアラーム情 を基にしてメモの内容を示すデータを作成 、これをメモ情報に追加するようになって る。図11には、アラーム情報を基にして作 したメモ情報におけるメモ本体の一例を示 ている。

 また、アラームリスト操作部26は、オペ ータによる操作無しに、アラーム情報から モ情報を作成することが可能である。例え 、新しく発生したアラームの有無を定期的 確認し、新しくアラーム情報が発生した場 には、オペレータの要求を待つことなく、 該アラーム情報よりメモ情報を作成するこ が可能である。

[6-2]作用
 以上のような構成を有する第6の実施形態の 作用は次の通りである。すなわち、オペレー タは、入力装置2を用いて、アラームリスト 作部26に対し、アラームリスト画面に表示さ れる任意のアラーム情報を、メモ情報として 作成するための要求を行う。アラームリスト 操作部26は、オペレータが要求したアラーム 報を、クライアント側メモリ5より取得し、 当該アラーム情報をメモデータ操作部4に渡 。

 メモデータ操作部4は、アラームリスト操 作部26より受け取ったアラーム情報を基にし 、メモ情報におけるメモ本体を示すデータ 作成する。メモデータ操作部4は、作成した メモ本体のデータを、クライアント側データ 管理部6に出力する。ここで、アラームリス 操作部26により、アラームリスト画面に追加 されるアラーム情報を随時チェックすること によって、アラームリスト画面に新しいアラ ーム情報が追加された場合には、前述の手順 において、オペレータの要求を省いて、自動 的に当該アラーム情報からメモ情報を作成す ることが可能である。

[6-3]効果
 上記第6の実施形態によれば、アラームリス ト画面上のアラーム情報をそのまま、任意の システム画面に対し、メモ情報として表示す ることが可能である。このため、各種システ ム画面(トレンドグラフ画面、イベントリス 画面、ガス区画画面など)の確認時において メモ情報として表示されるアラーム情報と システム画面とを併せて参照することがで 、イベント情報が発生した要因を素早く把 することが可能となる。しかも、システム 常の際に通知されるアラーム情報から、オ レータが自ら作業を行うことなしに、自動 にメモ情報を作成することが可能である。 たがって、オペレータの作業負担をさらに 減でき、作業効率が大きく向上する。

(7)第7の実施形態
[7-1]構成
 本発明に係る第7の実施形態について、図12 よび図13を用いて説明する。図12は第7の実 形態の構成図、図13は記憶装置に記憶された データの具体的な内容を示す説明図である。

 第7の実施形態は、上記第6の実施形態に いて、クライアント側操作端末12に、メモ表 示設定部29を加えた点に構成上の特徴がある メモ表示設定部29は、前記アラーム情報の 要度すなわちアラームレベルに応じて、メ 情報の表示の有無、メモ情報におけるブリ クの有無および表示色の設定するための表 設定用属性値を、メモ情報に対し、追加す ように構成されている。

[7-2]作用
 以上の構成を有する第7の実施形態において 、メモデータ操作部4は、アラームリスト操 部26より受け取ったアラーム情報を基にして 、メモ情報の内容を示すメモ本体のデータを 作成する(図13の点線矢印に示す処理)。

 このとき、メモ表示設定部29は、アラー 情報の重要度であるアラームレベルに応じ 、表示設定用属性値を、メモ情報に追加す 。図13の実線矢印に示す処理では、アラーム 情報におけるアラームレベル、ここではアラ ーム情報の緊急度を表すレベルを基にして、 メモ情報におけるメモ本体のデータを、表示 画面上に出力する/しないの設定を行う例を している。

 このように、メモ表示設定部29によって アラーム情報の重要度に応じて表示設定用 性値が付与されたメモ情報は、メモデータ 作部4を介して、監視制御システムサーバ13 メモデータ用メモリ10に保存される。当該メ モ情報は、前述の表示設定用属性値の設定( 13の例では、メモ表示の有無の設定)に従っ 、表示装置1の表示画面上に表示される。

 なお、メモ表示設定部29による表示設定 、図13ではアラームレベルに応じてメモ表示 の有無を設定したが、これに限定されるもの ではなく、例えば、アラームレベルに応じて メモ情報の表示色を変更するといった設定( り具体的にはアラームレベルが高いものは 立つ色にし、アラームレベルが低いものは 立たない色にするといった設定)や、アラー レベルが高いメモはブリンクさせて目立た るといった設定も可能である。

[7-3]効果
 上記第7の実施形態によれば、メモ表示設定 部29により、メモ内容の重要度に応じて、メ 表示の有無、表示色、ブリンクの有無が設 変更可能となるため、重要なメモ情報をオ レータに明示して示すことができる。これ より、オペレータがメモ情報を見落とすこ がない。しかも、メモ表示の有無の設定に り、画面に表示するメモ情報の数を適切に 限することが可能なので、画面上の表示デ タの中にメモ情報が埋もれて見つからなく るといった不具合を回避することができる

(8)他の実施形態
 なお、本発明は上記の実施形態に限定され ものではなく、各実施形態を適宜組み合わ ることも可能である。例えば、図14は、第3 実施形態(図6参照)と第7の実施形態(図12参照 )を組み合わせた例であり、図15は、第4の実 形態(図8参照)と第6の実施形態(図10参照)を組 み合わせた例である。これらの実施形態によ れば、各実施形態の作用効果を併せ持つこと ができる。

 また、上記第6の実施形態はアラーム情報 を利用してメモ情報のメモ本体を作成してい るが、メモ情報の作成に際して利用可能な情 報としては、アラーム情報に限らず、イベン トリストの情報や、各種計測情報であっても 、同様の効果を得られる。さらに、上記の実 施形態はいずれも、クライアントサーバモデ ルを用いたが、必ずしも当該モデルに限定さ れるものではなく、例えば、クライアント機 能とサーバ機能が一体となったシステムにお いても同様の作用効果を発揮することが可能 である。

 なお、本発明を実現するコンピュータは 記憶媒体に記録されたプログラムを読み込 、このプログラムによって動作が制御され ことで、上記の処理がなされている。コン ュータにて実行可能なプログラムは、例え 磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ どの記憶媒体に書き込んで各種装置に適用 たり、通信媒体により伝送して各種装置に 用することも可能である。

1…表示装置
2…入力装置
3…表示操作部
4…メモデータ操作部
5…クライアント側メモリ
6…クライアント側データ管理部
7…クライアント側通信部
8…サーバ側通信部
9…サーバ側データ管理部
10…メモデータ用メモリ
11…システムデータ用メモリ
12…クライアント側操作端末
13…監視制御システムサーバ
14…システム画面(トレンド画面)におけるメ の表示例
15…音声データ操作部
16…音声出力装置
18…動画像データ操作部
20…モバイル端末通信部
21…モバイル端末
22…BCU通信部
23…BCU装置
24…BCU表示装置
25…BCULED装置
26…アラームリスト操作部
29…メモ表示設定部