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Patent Searching and Data


Title:
MOVABLE ELEMENT AND PROCESSING STAGE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/063877
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a movable element which moves by having a substrate placed thereon to be processed. The movable element is provided with a main plate made of a metal material, and a plurality of sub-plates, which are arranged on the main plate and made of a material having hardness higher than that of the metal material. The upper surfaces of the sub-plates form a surface for placing the substrate to be processed.

Inventors:
INOUE, Yuya (Inc. 2500, Hagisono, Chigasaki-sh, Kanagawa 43, 2538543, JP)
井上 祐也 (〒43 神奈川県茅ヶ崎市萩園2500 株式会社アルバック内 Kanagawa, 2538543, JP)
TANAKA, Hisato (Inc. 2500, Hagisono, Chigasaki-sh, Kanagawa 43, 2538543, JP)
Application Number:
JP2008/070524
Publication Date:
May 22, 2009
Filing Date:
November 11, 2008
Export Citation:
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Assignee:
ULVAC, Inc. (2500, Hagisono Chigasaki-sh, Kanagawa 43, 2538543, JP)
株式会社アルバック (〒43 神奈川県茅ヶ崎市萩園2500 Kanagawa, 2538543, JP)
INOUE, Yuya (Inc. 2500, Hagisono, Chigasaki-sh, Kanagawa 43, 2538543, JP)
井上 祐也 (〒43 神奈川県茅ヶ崎市萩園2500 株式会社アルバック内 Kanagawa, 2538543, JP)
International Classes:
B65G49/06; B23Q1/01; B23Q1/58; H01L21/027; H01L21/68
Attorney, Agent or Firm:
SHIGA, Masatake et al. (1-9-2, Marunouchi Chiyoda-k, Tokyo 20, 1006620, JP)
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Claims:
 被処理基板を載置して移動する可動子であって:
 金属材料からなるメインプレートと;
 前記メインプレート上に配置された、前記金属材料よりも硬度が高い材料からなる複数のサブプレートと;
 を備え、
 前記複数のサブプレートの上面が前記被処理基板の載置面であることを特徴とする可動子。
 請求項1に記載の可動子であって、
 前記メインプレートが、アルミニウムからなることを特徴とする可動子。
 請求項1又は2に記載の可動子であって、
 前記載置面に設けられ、被処理基板を着脱可能に固定する固定部材をさらに含むことを特徴とする可動子。
 請求項3に記載の可動子であって、
 前記固定部材は、前記被処理基板と前記載置面との間の圧力を低下させることにより、前記被処理基板と前記載置面とを吸着させて前記被処理基板を固定することを特徴とする可動子。
 請求項1~4のいずれか一項に記載の可動子であって:
 前記サブプレートの中央部は前記メインプレートに固定され;
 前記サブプレートの周縁部は前記メインプレートの面方向において移動可能であることを特徴とする可動子。
 請求項1~5のいずれか一項に記載の可動子であって:
 前記サブプレートは、グラナイト材からなることを特徴とする可動子。
 処理ステージであって:
 請求項1~6のいずれか一項に記載の可動子と;
 前記被処理基板に所定の処理を行う処理装置が設置される処理部と;
 少なくとも前記可動子を移動させて前記可動子と前記処理部との相対位置関係を変化させる位置制御部材と;
 を備えることを特徴とする処理ステージ。
Description:
可動子、処理ステージ

 本発明は、可動子、処理ステージに関する
 本願は、2007年11月13日に、日本に出願され 特願2007-294402号に基づき優先権を主張し、そ の内容をここに援用する。

 良質なデバイスを歩留り良く製造する上 、位置合わせ精度の向上は極めて重要であ 。例えば、インクジェット法を用いて低コ トでデバイスを製造する場合においても、 置合わせ精度の向上が期待されている。

 デバイスを製造する際に、デバイスの中 体である基板とこれに処理を行う処理装置 の位置合わせを行う手段として、XYステー が知られている(例えば特許文献1、2)。XYス ージは、例えば被処理基板を載置した可動 をX方向に沿って移動させる機構と、処理装 を設置した処理部をY方向に沿って移動させ る機構と、を備える。これにより、被処理基 板と処理装置との相対位置をX方向及びY方向 変化させて制御しつつ、被処理基板の所定 置に所定の処理を行うことが可能である。

 このようなXYステージにおいて被処理基板 位置を高精度に制御するためには、可動子 おける被処理基板の載置面の平面度を高く ることが重要である。平面度を高くする方 としては、硬度が高い素材、例えば定盤等 用いられるグラナイト(花崗岩)等を用い、載 置面側を研磨する方法等が考えられる。また 、可動子を高速に移動させて処理速度を短縮 するため、あるいはXYステージのランニング スト等を低減するためには、可動子を軽量 することも重要である。特に、製造するデ イスによっては基板が大型化する傾向にあ 、大型の基板に対応可能とするためにも可 子の軽量化が期待されている。可動子を軽 化する方法としては、例えば加工性に優れ 金属を材料とし、この金属材を部分的に薄 化する方法が考えられる。

特開平7-311375号公報

特開2005-114882号公報

 しかしながら、可動子における載置面の 面度を高くし、かつ可動子を軽量化するこ は甚だ困難である。例えば、平面度を高く ることが可能なグラナイト等を材料とし、 れを薄肉化により軽量化しようとしても、 度が高い材料は加工性が低いためこれを良 に加工することは難しい。また、硬度が高 材料は脆い場合が多いため、加工中に割れ を生じるおそれもある。一方、加工性が高 金属を材料とし、これを研磨等により高度 平面化しようとしても、加工中における材 の変形や残留応力等により材料表面にうね が発生する。このようなうねりを無くすこ ができないため、グラナイトを材料とした 合と同程度の高い平面度を得ることができ い。

 そこで、グラナイト材と金属材との積層 造とすることも考えられるが、双方を良好 接合することは困難である。すなわち、良 に接合するためには双方の平面度を高くし 後に接合することが必要であるが、前記の うに金属材の平面度を高くすることは困難 ある。そのため、金属材のうねりにグラナ ト材が追従できずに、グラナイト材が金属 から浮き上がってしまう。そして、例えば 方を強く押し当てて無理に接合させようと れば、グラナイト材が割れてしまうことや 金属材が変形してしまうこと等の不都合を じる場合がある。また、グラナイト材と金 材とで材質が異なるので、熱膨張等による 形量の違いにより、可動子が反ってしまう 具合を生じるおそれもある。

 本発明は、前記事情に鑑み成されたもの あって、可動子における載置面の平面度を くし、かつ可軽量化した可動子を提供する とを目的の一つとする。また、上記の可動 を備えた良好な処理ステージを提供するこ を目的の一つとする。

(1)本発明の一態様は、以下の構成を採用し た:被処理基板を載置して移動する可動子で って:金属材料からなるメインプレートと;前 記メインプレート上に配置された、前記金属 材料よりも硬度が高い材料からなる複数のサ ブプレートと;を備え、前記複数のサブプレ トの上面が前記被処理基板の載置面である とを特徴とする可動子。

 金属材料からなるメインプレートを用い ば、金属材料は加工性が高いので部分的に 肉化することが容易である。従って、薄肉 によりメインプレートを軽量化することが きる。また、メインプレートの金属材料よ も硬度が高い材料からなるサブプレートを いれば、サブプレートが前記金属材料から る場合と比べ、研磨等によりその上面の平 度を高くすることができる。

 また、複数のサブプレートの上面が被処 基板の載置面であれば、それぞれのサブプ ートは、積載面全体を一枚のプレートで構 した場合よりも小さくなる。したがって、 インプレートの表面のうねりに対してサブ レートが相対的に小さくなり、サブプレー をうねりに沿わせることができる。従って それぞれのサブプレートをメインプレート 良好に接合させることができる。ここで、 れぞれのサブプレートがうねりに沿うこと より複数のサブプレート上面の間にはうね が生じる。しかし、メインプレートとサブ レートとを接合した後にその上面側を一括 て研磨すること等により、サブプレートの 面を略面一にすることができる。このよう して、可動子における載置面の平面度が高 、かつ軽量化が可能な可動子を得ることが きる。

(2)上記可動子は、以下のように構成してもよ い:前記メインプレートが、アルミニウムか なる。
 この場合、アルミニウムは、金属材料の中 も特に比重が小さく、かつ加工性が高いの 、メインプレートを良好に軽量化すること でき、軽量な可動子とすることができる。

(3)上記可動子は、以下のように構成してもよ い:上記可動子が、前記載置面に設けられ、 処理基板を着脱可能に固定する固定部材を らに含む。
  この場合、可動子に載置された被処理基 が、可動子に対して位置ずれを生じること 防止される。従って、被処理基板を所望の 置に移動させることが可能となる。

(4)上記可動子は、以下のように構成してもよ い:前記固定部材は、前記被処理基板と前記 置面との間の圧力を低下させることにより 前記被処理基板と前記載置面とを吸着させ 前記被処理基板を固定する。
 静電気力や磁力により被処理基板と載置面 を吸着させる場合には、被処理基板と当接 るサブプレートに帯電部や磁力発生部等を ける必要がある。帯電部や磁力発生部等を けるためには、サブプレートの材料として 金属材料、あるいは金属部材を埋め込むた に加工性が高い材料を選択する必要がある
 ところが、圧力により被処理基板と前記載 面とを吸着するようにすれば、帯電部や磁 発生部等が不要となるので、これを設置す ために必要とされたサブプレートの材料の 約が緩和される。したがって、サブプレー の材料として、例えば研磨等により平面度 高くしやすい材料を採用することができ、 れにより平面度が高い良好なサブプレート 得ることができる。

(5)上記可動子は、以下のように構成してもよ い:前記サブプレートの中央部は前記メイン レートに固定され;前記サブプレートの周縁 は前記メインプレートの面方向において移 可能である。
 サブプレートの中央部がメインプレートに 定されていれば、サブプレートがメインプ ートに対して位置ずれを生じることが防止 れる。また、サブプレートの周縁部が前記 インプレートの面方向において移動可能と れていれば、サブプレートとメインプレー との熱膨張等による変形量の違いを吸収で る。よって、変形量の違いによるサブプレ トやメインプレートの反り等の歪みが生じ い。このため、歪みに起因する被処理基板 位置精度の低下を防止することができる。

(6)上記可動子は、以下のように構成してもよ い:前記サブプレートは、グラナイト材から る。
 この場合、研磨などの方法によって、サブ レートの平面度を高くすることができる。

(7)本発明の一態様は、以下の構成を採用した :処理ステージであって:上記の可動子と;前記 被処理基板に所定の処理を行う処理装置が設 置される処理部と;少なくとも前記可動子を 動させて前記可動子と前記処理部との相対 置関係を変化させる位置制御部材と;を備え ことを特徴とする処理ステージ。
 この処理ステージでは、前記のように、可 子の載置面の平面度が良好なので、これに 処理基板を良好に載置することができ、被 理基板の位置を高精度に制御することが可 となる。また、本発明の可動子は軽量化さ ているので、これを駆動する駆動力として 常の容量のものを用いても可動子を高速に 動させることができ、スループットが改善 れる。また、可動子を通常と同様の速度で 動させる場合には、可動子が軽量化されて の慣性力が小さい。このため、可動子の位 を高精度に制御することが可能となる。ま 、可動子の大型化に伴う駆動力の大型化が 減されるので、可動子の大型化が容易であ 。従って処理ステージが、大型の基板に対 可能である。

 本発明によれば、可動子における被処理 板の載置面の平面度を高くし、かつ可動子 軽量化することが可能である。したがって 可動子を移動させる機構に関るコストが低 され、低コストで処理ステージが得られる また、可動子を軽量化することで、可動子 高速に移動させることや可動子の位置を高 度に制御することが可能となる。この結果 被処理基板に効率良く、かつ良好に処理を うことが可能な処理ステージが得られる。 た、可動子の大型化が容易であり、処理ス ージが大型の基板に対応可能である。

図1は、本発明の一実施形態に係る処理 ステージの構成を概略して示す斜視図である 。 図2Aは、上記実施形態に係る可動子を 略して示す斜視図である。 図2Bは、上記実施形態に係る可動子の 部断面図である。 図3Aは、上記実施形態に係る基板昇降 構を拡大して示す斜視図である。 図3Bは、上記実施形態に係る処理ステ ジの側面図である。 図4Aは、上記処理ステージの使用例を す側面図である。 図4Bは、上記処理ステージの使用例を す側面図である。 図4Cは、上記処理ステージの使用例を す側面図である。 図4Dは、上記処理ステージの使用例を す側面図である。 図4Eは、上記処理ステージの使用例を す側面図である。 図5Aは、上記可動子の製造例を概略し 示す断面工程図である。 図5Bは、上記可動子の製造例を概略し 示す断面工程図である。 図5Cは、上記可動子の製造例を概略し 示す断面工程図である。 図5Dは、上記可動子の製造例を概略し 示す断面工程図である。 図5Eは、上記可動子の製造例を概略し 示す断面工程図である。

符号の説明

10 第1レール
20 可動子
21 メインプレート
22 サブプレート
30 基板昇降機構
40 第2レール
50 処理部
100 XYステージ(処理ステージ)

 以下、本発明の一実施形態を説明するが 本発明の技術範囲は以下の実施形態に限定 れるものではない。なお、以降の説明では 面を用いて各種の構造を例示するが、構造 特徴的な部分を分かりやすく示すために、 面中の構造はその寸法や縮尺を実際の構造 対して異ならせて示す場合がある。

 図1は、本発明に係る処理ステージの一実 施形態であるXYステージ100を概略して示す斜 図である。図1に示すように、XYステージ100 、第1方向(Y方向)に延びる第1レール10と、第 1レール10上に配置された可動子20と、Y方向に おける第1レール10の端部下側に配置された基 板昇降機構30と、第1レール10の上方において 2方向(X方向)に延びる第2レール40と、第2レ ル40上に配置された処理部50と、を備える。 のように、本実施形態のXYステージ100は、 動子20と基板昇降機構30とを独立させた構成 採用している。

 本実施形態の第1レール10は、Y方向に延び る2本の副レール11、12からなっている。副レ ル11は、Y方向の両端部において支持部材13 14に支持されており、その上面側が略水平で ある。副レール12も同様に、支持部材15、16に 支持され、その上面側が略水平である。第1 ール10には、後述する第1方向制御部材17が併 設され、可動子20を移動させるガイドとして 能する。また、副レール11、12は、例えば黒 御影石等のグラナイト(花崗岩)等からなる基 と、金属等からなるサポートフレーム等と 備える。第1レール10は、XYステージ100のフ ームとしても機能する。

 前記グラナイトは、処理ステージや定盤 に用いられる石材であり、化学的及び熱的 極めて安定であることが知られている。そ ためグラナイトを用いることで、化学薬品 用いた処理や熱を伴う処理に対応可能なXY テージ100が得られる。また、グラナイトは 極めて硬度が高くヤング率が高い材料であ ので、これを用いることにより第1レール10 たわみによる位置精度の低下を低減するこ ができる。

 第1レール10には第1方向制御部材17(位置制 御部材)が併設されており、これにより可動 20を第1レール10上の所定位置に移動させて、 Y方向における可動子20の位置を制御すること が可能である。本実施形態では、エアスライ ダー方式により可動子20を移動させる。前記 1方向制御部材17は、第1レール10と可動子20 の間に空気を送り込んで可動子20を第1レー 10から浮上させる機構や、可動子20を移動さ るリニアモーター、可動子20の位置を検出 る装置、これらを制御する制御装置等を備 て構成されている。

 Y方向における第1レール10の中央部下側に はステージ60が設けられている。ステージ60 、各種制御機器の設置部であり、第2レール4 0等の土台としても機能する。すなわち、ス ージ60には、第2レール40を支持する複数の支 柱61が設けられている。これら支柱61上に第2 ール40が設けられている。第2レール40上に 、処理部50が配置されている。本実施形態の 処理部50には処理装置として液滴吐出ヘッド( 図示略)が装着されている。第2レール40には 前記第1方向制御部材17と同様の第2方向制御 材(位置制御部材)が併設されている。第2レ ル40に沿って処理部50を移動させることがで きる。これにより、処理部50に配置された液 吐出装置をX方向の所望の位置に移動させる ことができる。

 図2Aは、可動子20の構成を概略して示す斜 視図である。図2Aに示すように、可動子20は メインプレート21と、この上に設けられた複 数のサブプレート22と、を備えて構成されて る。これらサブプレート22の上面は、被処 基板を載置する載置面である。本実施形態 は、メインプレート21及びサブプレート22が ともに平面視略正方形である。メインプレ ト21には、アルミニウムや鉄、ステンレス 真鍮等の金属材料を使用でき、実施形態で 、アルミニウムを採用している。メインプ ート21の大きさは、正方形の一辺が2500mm程度 、厚さが80mm程度である。

 サブプレート22は、メインプレート21の金 属材料よりも硬度が高い材料からなり、本実 施形態では、グラナイトからなるものが採用 される。サブプレート22の大きさは、正方形 一辺が500mm程度、厚さが10mm程度である。メ ンプレート21上において、5枚のサブプレー 22がY方向に等間隔で並んで配置されている このような列がX方向に5列、等間隔に並ん 配置されている。サブプレート22の間隔とし ては、X方向及びY方向のいずれにおいても2mm 度である。後に(製造例)で説明するように サブプレート22は、メインプレート21上に配 され、その上面側が一括して研磨される。 れにより、複数のサブプレート22の上面の の平面度は±50μm未満(0μm以上)であり、複数 サブプレート22の上面は略面一である。な 、被処理基板を良好に載置可能とするため 、前記平面度が±25μmであることが好ましく ±15μmであることがより好ましい。

 サブプレート22の上面側には、互いに直交 る溝部からなる凹部23が設けられている。凹 部23は、被処理基板を載置面に着脱可能に固 する固定部材の一部である。この固定部材 ついては後に説明する。また、可動子20に 、メインプレート21とサブプレート22を貫通 て貫通孔24が設けられている。貫通孔24は、 後述する昇降ピン31がこの貫通孔24を通って 動子20の上方まで上昇できるように形成され ている。貫通孔24は、可動子20の下方に配置 れた第1レール10と重なり合わないように配 されている。
本実施形態では、Y方向に並ぶサブプレート22 の列うち、X方向の片方の端部から2列目、4列 目の列のそれぞれの下方に第1レール10が配置 されている。このため、貫通孔24は、サブプ ート22の列のうちX方向の片方の端部から1列 目、3列目、5列目に形成されている。

 図2Bは、図2AにおけるIIb-IIb線に沿う断面 である。図2Bを参照しつつ可動子20の構成を り詳細に説明する。図2Bに示すように、メ ンプレート21の底面側には、ライン状のリブ を残して、部分的にメインプレート21が薄肉 されることで、薄肉部27が形成されている これにより、可動子20が軽量化される。また 、前記のリブ構造により可動子20のX方向及び Y方位方向の強度を確保できる。本実施形態 は、メインプレート21の厚さ(80mm)のうち70mm 度が取り除かれた形状となるようにメイン レート21が薄肉化されている。薄肉化部分に おいて、メインプレート21上面側の板厚は10mm 程度である。また、リブ間の距離としては、 可動子20の強度保持に必要な程度とすればよ 、例えば、アルミニウムよりも剛性が高い 料を用いる場合には、リブ間を長くするこ により薄肉部を広くとることもできる。

 サブプレート22は、その中央部に配置さ た第1固定部25によりメインプレート21に固定 されている。第1固定部25は、ネジ、あるいは ボルト及びナット等、さらにこれらに接着剤 等を組み合わせた手段等により固定を行うこ とで、サブプレート22のメインプレート21に する移動を、可動子20の面方向及び厚さ方向 において規制する。また、サブプレート22は その周縁部に配置された第2固定部28、29に っても、メインプレート21に固定されている 。第2固定部28、29は、サブプレート22の移動 、厚さ方向において規制し、面方向におい 許容する。

 本実施形態では、ウェイブワッシャ29と、 ジ28とによりサブプレート22をメインプレー 21に固定している。ウェイブワッシャ29表面 が凹凸を残している状態で固定することによ り、ウェイブワッシャ29とネジ28の頭の接触 分が線状になる。この構成は、平座金を用 た場合よりも接触面積が小さくなるので、 ブプレート22の面方向の移動を許容する。
 このように、第1固定部25によりサブプレー 22の位置ずれが防止できるとともに、熱膨 等によるメインプレート21とサブプレート22 の変形量の違いを吸収することができる。 のようにして、各部材の変形量の違いによ 可動子20の反りが防止されている。

 また、可動子20には、被処理基板を着脱可 に固定する固定部材が設けられている。
 本実施形態では、被処理基板と可動子20と 間の圧力を低下させることにより、被処理 板を可動子20に密着させる方式を採用してい る。前記したように、サブプレート22の上面 は、凹部23が設けられている。凹部23内には 吸引孔が設けられている。この吸引孔は、第 1固定部25の内部を通って可動子20の底面側に 通しており、配管26に接続されている。こ 配管26は、例えばステージ60に設けられた真 ポンプ等の減圧部材(図示略)に接続されて る。被処理基板が可動子20に載置された状態 で前記真空ポンプにより排気が行われると、 凹部23内の圧力が低下し、被処理基板の上面 と底面側(凹部23側)とに圧力差を生じ、被処 理基板が可動子20に押し当てられて固定され 。

 図3Aは、基板昇降機構30を拡大して示す斜 視図である。本実施形態の基板昇降機構30は 第1レール10の端部において第1レール10の下 に固定されている。昇降機構30と第1レール1 0との相対位置は変化しない。図3Aに示すよう に、基板昇降機構30は、複数の昇降ピン31と 昇降ピン31の底面側を支持するプレート32と プレート32を上昇あるいは下降させる駆動 材33と、駆動部材33を制御して昇降ピン31の 直方向の位置を制御する制御部材(図示略)と 、を備えて構成されている。

 本実施形態の駆動部材33は、副レール11の 両側と副レール12の両側とにそれぞれ設けら た4つの部分を備える。これら4つの部分は レール11、12に固定されている。第1レール10 外側に位置する2つの部分には、それぞれに 接続された2つのプレート32が設けられている 。第1レール10の内側に位置する2つの部分に 、2つの部分双方に接続された1つのプレート 32が設けられている。それぞれのプレート32 には、Y方向に並んだ複数の昇降ピン31が設 られている。昇降ピン31の配列は、可動子20 貫通孔24の配列と同じである。基板昇降機 30上に可動子20を移動させると、昇降ピン31 に貫通孔24が位置する。この状態で駆動部材 33によりプレート32を上昇させると、貫通孔24 を通して可動子20の上方まで貫通するように 昇降ピン31を上昇させることができる。こ ようにして、上昇させた複数の昇降ピン31の 上面が、搬送されてきた被処理基板を受ける 面を構成する。

 図3Bは、Y方向において基板昇降機構30が けられている側からみたXYステージ100の側面 図である。前記したように、第1レール10の下 側にはステージ60が設けられている。ステー 60上には複数の支柱61が設けられている。ま た、支柱61上には第2レール40が設けられてい 。複数の支柱61は、支柱61の上部側において 複数の支柱61の間に可動子20を配置できるよ な間隔で配置されている。また、支柱61の下 部側は、上部側より太く、上部側よりも第1 ール10側に張り出している。これにより、支 柱61の上方に位置する第2レール40等の重量に る支柱61の変形量を小さくすることができ 変形による位置精度の低下を防止できる。

(基板処理方法)
 以上のような構成のXYステージ100を用いる 、被処理基板の所定位置に所定の処理を良 に行うことが可能である。以下、図4A~4Eを参 照しつつ、XYステージ100を用いて、ガラス等 らなる被処理基板に液滴吐出装置により処 を行う方法を説明する。なお、図4A~4Eでは XYステージ100等をX方向に沿って視た側面図 示している。

 まず、図4Aに示すように、基板昇降機構30 の上方に可動子20を位置させる。可動子20に ける載置面の上方に、例えば搬送ロボット20 0等により被処理基板Wを搬送する。基板昇降 構30は第1レール10に固定されているので、 動子20を第1レール10上の所定の位置に移動さ せることにより、可動子20と基板昇降機構30 の位置を良好に合わせることができる。第2 ール40上に配置された処理部50に、例えば液 滴吐出ノズル310を複数備えた液滴吐出ヘッド (液滴吐出装置)300が装着されている。本実施 態では、液滴吐出ノズル310が下方を向くよ に、処理部50の底面側に液滴吐出ヘッド300 装着されている。

 搬送ロボット200は、例えばフォーク状のア ム210と、アーム210の位置を制御する制御装 220と、を備える。フォーク状のアーム210は 互いに平行に配置されて一方向(本実施形態 ではY方向)に延びる複数の枝部を有している これら枝部は、その片側の端部においてに 部に直交する方向(本実施形態ではX方向)に びる連結部材に、一括して接続されている また、枝部が接続された連結部材は前記枝 と同じ方向に延びる幹部に接続されている この幹部は制御装置220に接続されている。 処理基板Wは、このような搬送ロボット200の アーム210の枝部に載置されて搬送される。制 御装置220により被処理基板Wの搬送時の位置 制御されている。なお、本実施形態では、 記枝部の間に可動子20の貫通孔24(図2A参照)が 位置するように、枝部の配置や貫通孔24の配 が調整されている。
 貫通孔24は、第1レール10を避けて配置され いる。例えば、アームの枝部と第1レール10 副レール11、12の位置とを対応させてもよい この場合、貫通孔24はアーム210の枝部を避 て配置され、アーム210の複数の枝部の間に 降ピン31が位置する。

 次に、図4Bに示すように、基板昇降機構30 の昇降ピン31を可動子20の貫通孔24を通して上 昇させる。そして、被処理基板Wが搬送ロボ ト200に支持されている位置より高くまで昇 ピン31を上昇させる。これにより、被処理基 板Wは昇降ピン31の上面に支持される。前記の ように、可動子20と基板昇降機構30との位置 わせを良好に行うことができるので、昇降 ン31が貫通孔24の外側において可動子20と衝 することがなく、良好に昇降ピン31を上昇さ せることができる。また、アーム210の枝部の 間に貫通孔24が位置するので、貫通孔24を通 た昇降ピン31は、枝部の間を通って被処理基 板Wの底面側を良好に支持することができる

 次に、図4Cに示すように、昇降ピン31に支 持された被処理基板Wの底面側からアーム210 退去させる。アーム210の枝部はY方向に延び おり枝部の間に昇降ピン31が位置している このため、例えばアーム210をY方向に沿って 動させることにより、迅速にアーム210を退 させることができ、作業性を向上させるこ ができる。また、図2Cに示したように、第1 ール10の内側及び外側に昇降ピン31が配置さ れている。このため、被処理基板Wを中央部 び周縁部で支持することができ、被処理基 Wのたわみが低減される。

 次に、図4Dに示すように、昇降ピン31を、 その上面が可動子20の底面よりも低くなるよ に下降させる。これにより、被処理基板Wが 可動子20の上面(載置面)に載置される。次い 、被処理基板Wを前記固定部材により可動子2 0に着脱可能に固定する。そして、前記第1方 制御部材17により、第1レール10と第2レール4 0とが交差する領域、すなわちプロセスエリ に可動子20を移動させる。本実施形態のよう に、可動子20と基板昇降機構30とを独立させ 構成とすれば、基板昇降機構を備えた可動 に比べて、可動子20が軽量化される。したが って、可動子20を高速に移動させることがで 、スループットを短縮することができる。

 また、被処理基板Wをプロセスエリアに搬 送するには、被処理基板Wが載置された可動 20を第2レール40の下を通す必要がある。この ため、当然ながら第2レール40は被処理基板W りも高い位置に設ける必要がある。可動子20 から基板昇降機構30を独立させることで可動 20は薄型に構成されている。このため、基 昇降機構を備えた可動子を用いた場合より 、第2レール40の位置を低くすることができ 。例えば、平面視したとき辺が2500mmの正方 程度の大きさの可動子は、基板昇降機構を えた場合、厚さが400mm程度である。一方、本 実施形態の可動子20の形状は、平面視した場 、辺が2500mmの略正方形であり、厚さが90mm程 度と格段に薄い。本実施形態では、可動子20 薄型化した分だけ第2レール40を低く配置で る。また、第2レール40を支持する支柱61(図3 B参照)も短い(第2レール40が低い)。したがっ 、支柱61上の構造部の重量による支柱61の変 量が小さくなる。そして、変形による第1レ ール10と第2レール40との相対位置変化が格段 低減される。よって、被処理基板Wと液滴吐 出ヘッド300との相対位置を精度良く制御する ことできる。

 次に、図4Eに示すように、前記プロセス リアにおいて、可動子20をY方向に沿って移 させる。これとともに、処理部50をX方向に って移動させて、被処理基板Wと液滴吐出ヘ ド300との相対位置を変化させる。同時に、 滴吐出ヘッド300から液状材料等の機能液を 出して、これを被処理基板Wの所定位置に配 する。このとき、前記のように可動子20が軽 なので、可動子20の慣性力が小さく、可動 20の位置を精度良く制御することができる。 また、第2レール40を支持する支柱61が低いの 、その固有振動数が高くなり、支柱61に共 が生じにくい。したがって、共振により液 吐出ヘッド300の位置が所定位置からずれる とがなく、所定位置から正確に機能液を吐 することができる。このように、XYステージ 100を用いることにより、被処理基板Wの位置 び液滴吐出ヘッド300の位置を精度良く制御 ることができる。このため、被処理基板Wの 定位置に精度良く機能液を配することがで る。

(製造例)
 次に、可動子20の製造方法の一例を説明す 。図5A~Eは、可動子20の製造方法を概略して す断面工程図である。なお、図5A~Eでは、第1 、第2固定部や貫通孔、吸引孔等の細かい構 を省略して示している。

 まず、図5Aに示すように、切断等により 定の寸法とした板状のアルミニウム材21Aを 意する。必要に応じてアルミニウム材21Aの 面側や底面側を切削等により平面化する。 ルミニウム材21Aは、後にメインプレート21( 2A参照)となる。一般にアルミニウム等の金 材料は、割れを生じることなく加工するこ ができるが、加工中の熱や変形に起因して 加工後にはその表面にうねりを生じている そのため、平面化を行ってもアルミニウム 21A上面の平面度を±50μm以下にすることは難 い。本例では、アルミニウム材21Aの平面度 ±50μm程度である。

 次に、図5Bに示すように、アルミニウム 21Aの底面側を部分的に薄肉化して、薄肉部27 を形成する。前記のように金属材料は加工性 が高いので、良好に薄肉部27を形成すること できる。また、図2Bに示した第1固定部25や 2固定部28、29の取り付け孔、貫通孔24の一部 を形成する。次いで研磨等によりアルミニ ム材21Aの上面側の面仕上げを行う。研磨に り上面側の微細な凹凸を減らすことはでき が、前記の理由により大きなうねりを無く ことは難しく、本例でもうねりが残留して る。

 次に、図5Cに示すように、薄肉部27を形成 したアルミニウム材21A上に板状のグラナイト 材22Aを設置する。グラナイト材22Aは、後にサ ブプレート22(図2A)となる。グラナイト材22Aに 、第1固定部25や第2固定部28、29の取り付け孔 貫通孔24の一部等を形成する。その後、研 等により平面化する。グラナイトはアルミ ウムよりも硬度が高い材料であるため、研 等を行うことにより、グラナイト材22Aの平 度をアルミニウム材21Aの平面度よりも高く ることができる。すなわち、グラナイト材22 Aの平面度は±50μm未満とすることができ、本 施形態では±25μm以下とする。このようなグ ラナイト材22Aを複数枚数用意する。そして、 複数のグラナイト材22Aを第1固定部25や第2固 部28、29等によりアルミニウム材21Aに固定す 。

 前記したようにアルミニウム材21A上にうね を生じている。このため、アルミニウム材2 1Aの面積と同程度の面積を持つ一枚のグラナ ト材を用いると、グラナイト材を良好に設 することができない。例えば、グラナイト は、うねりを生じたアルミニウム材におい 上に向かって凸となった部分のみに支持さ てしまう。すると、アルミニウム材におい 凹となった部分ではグラナイト材がアルミ ウム材から離間してしまう。この場合、グ ナイト材に割れを生じやすくなる。特に、 のようなグラナイト材をアルミニウム材に し付けて接合したり、グラナイト材の上面 を研磨したり、あるいはこのようなグラナ ト材を用いて製造した可動子に被処理基板 載置したりすると、グラナイト材に割れが じる。この場合、可動子製造時の歩留り低 や可動子使用時の不具合が生じる。
 一方、本発明では複数のグラナイト材22Aを 置するので、一枚のグラナイト材を設置す 場合よりも、それぞれのグラナイト材22Aの 積が小さくなる。したがって、アルミニウ 材21Aのうねりと比較して、それぞれのグラ イト材22Aが相対的に小さくなる。すると、 数のグラナイト材22Aがそれぞれうねりの斜 に沿って配置される。従って、アルミニウ 材21A上にグラナイト材22Aを良好に設置する とができる。

 次に、図5Dに示すように、複数のグラナ ト材22Aの上面側を一括して研磨し平面化す 。具体的には、例えばグラナイトからなり 部が設けられた板状の研磨材Pを、複数のグ ナイト材22A上に擦り合わせて研磨(ともずり )する。グラナイト材22Aと研磨剤Pとで硬度が じであるため、互いの凸部が選択的に研磨 れ互いに平面度が高くなる。これにより、 ラナイト材22A上面の平面度を±15μm以下とす ることができる。本例ではグラナイト材22A上 面の平面度が±8μm程度である。なお、可動子 に対してその使用時と近い負荷を加えた状態 、例えば可動子の自重をその使用時と近い状 態で支持した状態でグラナイト材22Aを研磨す ることにより、使用時における平面度をより 良好にすることができる。例えば、第1レー 10上にアルミニウム材21Aを支持して研磨する ことにより、このような効果が得られる。

 以上のようにして、図5Eに示すように、 肉部27を有するアルミニウム材21A上に、略面 一とされた複数枚のグラナイト材22Aを備えた 可動子20の中間体20Aを形成することができる この中間体20Aに図2Bに示したような、配管26 等を設けることにより可動子20が得られる。

 本発明の可動子にあっては、可動子にお る被処理基板の載置面の平面度を高くする ともに、軽量化することが可能である。し がって、この可動子を備えた本発明の処理 テージを用いた場合、高速に可動子を移動 せてスループットを向上させることができ 可動子の位置を高精度に制御することがで 、また基板の大型化に対応可能である。こ ような処理ステージを用いることにより、 処理基板の全面に均一な処理を行うことが 能となり、良質なデバイスを低コストで製 することが可能となる。

 なお、前記実施形態では、可動子20と基板 降機構30とを独立させた構成を採用したが、 基板昇降機構を備えた可動子としてもよく、 このような可動子も本発明により軽量化が可 能である。
 また、サブプレート22の平面形状は、正方 でなくてもよく、三角形や長方形、五角以 の多角形、あるいは円や楕円、これらを組 合わせた形状、例えば長方形の角を丸くし 形状でもよい。
 また、第2固定部28、29としては、ウェイブ ッシャ29を用いて固定する他に、例えばベア リング等の滑り支持部材を介してメインプレ ート21とサブプレート22とをネジ等で固定し もよい。
 また、基板に処理を行う処理装置の例とし 液滴吐出装置を挙げて説明を行ったが、各 検査装置や、レーザーアニール装置、露光 置等の様々な処理装置に本発明を適用する とが可能である。また、可動子20が少なく も第1方向に沿って移動する処理ステージに いては、本発明の効果を得ることができる 例えば処理部が固定されており、基板を第1 方向に沿って移動させながらライン処理する 処理ステージ、あるいは可動子が第1方向及 第2方向に沿って移動することにより、基板 処理部との相対位置を変化させて処理を行 処理ステージ等においても、本発明の効果 得られる。

 本発明によれば、可動子における被処理 板の載置面の平面度を高くし、かつ可動子 軽量化することが可能である。したがって 可動子を移動させる機構に関るコストが低 され、低コストで処理ステージが得られる また、可動子を軽量化することで、可動子 高速に移動させることや可動子の位置を高 度に制御することが可能となる。この結果 被処理基板に効率良く、かつ良好に処理を うことが可能な処理ステージが得られる。 た、可動子の大型化が容易であり、処理ス ージが大型の基板に対応可能である。




 
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