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Title:
MULTIMEDIA PROVIDING SERVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/013958
Kind Code:
A1
Abstract:
At one of the timings: [a] during a period between the moment when one of terminals which performs transmission calls out a communication partner and the moment of response and [b] at the timing after the communication between the terminals is complete; a server reads out content data from a database, converts the read out content data according to the conversion information based on reproduction at the terminal, and transmits the converted content data to the terminal. A t this timing, the terminal reproduces the content data transmitted from the server.

Inventors:
OZAWA KAZUNORI (JP)
KOYAMA KAZUHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/061228
Publication Date:
January 29, 2009
Filing Date:
June 19, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NEC CORP (JP)
OZAWA KAZUNORI (JP)
KOYAMA KAZUHIRO (JP)
International Classes:
H04M3/487; H04N7/14; H04N21/226; H04N21/262; H04N21/414
Foreign References:
JPH09247276A1997-09-19
JP2003348282A2003-12-05
JP2001257811A2001-09-21
JP2006033743A2006-02-02
JP2002112264A2002-04-12
JP2005223403A2005-08-18
JP2002165008A2002-06-07
JP2005079882A2005-03-24
Attorney, Agent or Firm:
MIYAZAKI, Teruo et al. (16th Kowa Bldg.9-20, Akasaka 1-chom, Minato-ku Tokyo 52, JP)
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Claims:
 複数の端末と、該複数の端末と接続され、該複数の端末の呼処理信号を処理し、コンテンツデータが格納されたデータベースを有するサーバとから構成されたマルチメディア通信システムにおけるマルチメディアサービス提供方法であって、
 前記サーバが、
 (a)前記複数の端末のうち発信を行う端末が前記複数の端末のうち前記発信を行う端末の通話相手である端末を呼び出してから該端末が応答するまでの間、
 と、
 (b)前記端末間における通話が終了した後、
 とのどちらか一方のタイミングで、前記サーバが、前記データベースから前記コンテンツデータを読み出すステップと、
 前記タイミングで、前記サーバが、前記読み出したコンテンツデータを前記端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記タイミングで、前記サーバが、前記変換したコンテンツデータを前記端末へ送信するステップと、
 前記タイミングで、前記端末が、前記サーバから送信されてきたコンテンツデータを再生するステップとを有するマルチメディアサービス提供方法。
 請求項1に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記タイミングで、前記サーバが、前記読み出したコンテンツデータを前記発信を行う端末の通話相手である端末である着信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記タイミングで、前記サーバが、前記変換したコンテンツデータを前記着信側端末へ送信するステップと、
 前記タイミングで、前記着信側端末が、前記サーバから送信されてきたコンテンツデータを再生するステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項2に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記着信側端末が応答した後、前記サーバが、前記発信を行う端末である発信側端末から送信されたデータを前記着信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記着信側端末が応答した後、前記サーバが、変換したデータを前記着信側端末へ送信するステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項1に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記タイミングで、前記サーバが、前記データベースから前記コンテンツデータと、前記データベースに前記コンテンツデータとともに格納された該コンテンツデータの再生環境を示す再生環境情報とを読み出すステップと、
 前記サーバが、読み出したコンテンツデータを前記発信を行う端末である発信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記タイミングで、前記サーバが、前記再生環境情報と変換したコンテンツデータとを前記発信側端末へ送信するステップと、
 前記タイミングで、前記発信側端末が、前記サーバから送信されたコンテンツデータを前記再生環境情報に基づいて再生するステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項4に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記発信側端末の通話相手である端末である着信側端末から送信されるデータの再生環境情報を前記発信側端末へ送信するステップを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項4または請求項5に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記着信側端末が応答した後、前記サーバが、前記発信側端末の通話相手である端末である着信側端末から送信されたデータを前記発信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、前記変換したデータを前記発信側端末へ送信するステップを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、SIPを用いて前記呼処理信号を処理するステップを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項4または請求項5に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、SDPを用いて前記再生環境情報を処理するステップと有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 複数の端末と、該複数の端末と接続され、該複数の端末の呼処理信号を処理し、前記端末にて表示可能な文字列が格納されたデータベースを有するサーバとから構成されたマルチメディア通信システムにおけるマルチメディアサービス提供方法であって、
 前記複数の端末のうち発信を行う端末の通話相手である端末が応答した後、前記サーバが、前記データベースから前記文字列を読み出すステップと、
 前記サーバが、前記読み出した文字列を前記発信を行う端末と該発信を行う端末の通話相手である端末との間で送受信する映像データに挿入するステップと、
 前記サーバが、前記文字列を挿入した映像データを前記端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換した映像データを前記端末へ送信するステップと、
 前記端末が、前記サーバから送信されてきた前記文字列を挿入して変換した映像データを再生するステップとを有するマルチメディアサービス提供方法。
 請求項9に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記発信を行う端末である発信側端末の通話相手である端末である着信側端末が応答した後、前記サーバが、前記データベースから前記文字列を読み出すステップと、
 前記サーバが、前記読み出した文字列を前記着信側端末から前記発信側端末へ送信する映像データに挿入するステップと、
 前記サーバが、前記文字列を挿入した映像データを前記発信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換した映像データを前記発信側端末へ送信するステップと、
 前記発信側端末が、前記サーバから送信された前記文字列を挿入して変換した映像データを再生するステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項9に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記発信を行う端末である発信側端末の通話相手である端末である着信側端末が応答した後、前記サーバが、前記データベースから前記文字列を読み出すステップと、
 前記サーバが、前記読み出した文字列を前記発信側端末から前記着信側端末へ送信する映像データに挿入するステップと、
 前記サーバが、前記文字列を挿入した映像データを前記着信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換した映像データを前記着信側端末へ送信するステップと、
 前記着信側端末が、前記サーバから送信された前記文字列を挿入して変換した映像データを再生するステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 複数の端末と、該複数の端末と接続され、該複数の端末の呼処理信号を処理し、コンテンツデータが格納されたデータベースを有するサーバとから構成されたマルチメディア通信システムにおけるマルチメディアサービス提供方法であって、
 前記サーバが、
 (a)前記複数の端末のうち発信を行う端末である発信側端末が入力されたキーに対応した読み出し信号を前記サーバへ送信した場合の前記読み出し信号
 と、
 (b)前記複数の端末のうち前記発信側端末の通話相手である端末である着信側端末が入力されたキーに対応した読み出し信号を前記サーバへ送信した場合の前記読み出し信号
 とのどちらか一方に従って、前記データベースから前記コンテンツデータを読み出すステップと、
 前記サーバが、前記読み出したコンテンツデータを前記端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換したコンテンツデータを前記端末へ送信するステップと、
 前記端末が、前記サーバから送信されたコンテンツデータを再生するステップとを有するマルチメディアサービス提供方法。
 請求項12に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記読み出したコンテンツデータを前記発信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換したコンテンツデータを前記発信側端末へ送信するステップと、
 前記発信側端末が、前記サーバから送信されたコンテンツデータを再生するステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項12に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記読み出したコンテンツデータを前記着信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換したコンテンツデータを前記着信側端末へ送信するステップと、
 前記着信側端末が、前記サーバから送信されたコンテンツデータを再生するステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 複数の端末と、該複数の端末と接続され、該複数の端末の呼処理信号を処理し、前記端末にて表示可能な文字列が格納されたデータベースを有するサーバとから構成されたマルチメディア通信システムにおけるマルチメディアサービス提供方法であって、
 前記サーバが、
 (a)前記複数の端末のうち発信を行う端末である発信側端末が入力されたキーに対応した読み出し信号を前記サーバへ送信した場合の前記読み出し信号
 と、
 (b)前記複数の端末のうち前記発信側端末の通話相手である端末である着信側端末が入力されたキーに対応した読み出し信号を前記サーバへ送信した場合の前記読み出し信号
 とのどちらか一方に従って、前記データベースから前記文字列を読み出すステップと、
 前記サーバが、前記読み出した文字列を前記発信側端末と前記着信側端末との間で送受信する映像データに挿入するステップと、
 前記サーバが、前記文字列を挿入した映像データを前記端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換した映像データを前記端末へ送信するステップと、
 前記端末が、前記サーバから送信された前記文字列を挿入して変換した映像データを再生するステップとを有するマルチメディアサービス提供方法。
 請求項15に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記読み出した文字列を前記着信側端末から前記発信側端末へ送信する映像データに挿入するステップと、
 前記サーバが、前記文字列を挿入した映像データを前記発信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換した映像データを前記発信側端末へ送信するステップと、
 前記発信側端末が、前記サーバから送信された前記文字列を挿入して変換した映像データを再生するステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項15に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記読み出した文字列を前記発信側端末から前記着信側端末へ送信する映像データに挿入するステップと、
 前記サーバが、前記文字列を挿入した映像データを前記着信側端末における再生に応じた、符号化方式と、符号化ビットレートと、フレームレートと、画像サイズと、プロファイルと、レベルと、符号化オプションと、符号化フレームタイプ構成と、ビデオパケットサイズと、イントラフレーム間隔と、イントラマクロブロック数と、量子化値との少なくとも1つの変換情報に基づいて変換する、またはシンタックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換した映像データを前記着信側端末へ送信するステップと、
 前記着信側端末が、前記サーバから送信された前記文字列を挿入して変換した映像データを再生するステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項15に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記発信側端末が、読み出し信号としてDTMF信号を前記サーバへ送信するステップと、
 前記サーバが、前記発信側端末から送信されたDTMF信号に従って、前記データベースから前記文字列を読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項15に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記着信側端末が、読み出し信号としてDTMF信号を前記サーバへ送信するステップと、
 前記サーバが、前記着信側端末から送信されたDTMF信号に従って、前記データベースから前記文字列を読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項1または請求項12に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記発信を行う端末である発信側端末へ前記変換したコンテンツデータを送信した頻度を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記頻度に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項20に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記発信側端末へ前記変換したコンテンツを送信した回数を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記回数に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項20に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記発信側端末へ前記変換したコンテンツを送信した時間を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記時間に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項1または請求項12に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記発信を行う端末の通話相手の端末である着信側端末へ前記変換したコンテンツデータを送信した頻度を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記頻度に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項23に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記着信側端末へ前記変換したコンテンツを送信した回数を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記回数に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項23に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記着信側端末へ前記変換したコンテンツを送信した時間を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記時間に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項9または請求項15に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記発信を行う端末である発信側端末へ前記文字列を挿入して変換した映像データを送信した頻度を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記頻度に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項26に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記発信側端末へ前記文字列を挿入して変換した映像データを送信した回数を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記回数に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項26に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記発信側端末へ前記文字列を挿入して変換した映像データを送信した時間を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記時間に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項9または請求項15に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記発信を行う端末の通話相手である端末である着信側端末へ前記文字列を挿入して変換した映像データを送信した頻度を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記頻度に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項29に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記着信側端末へ前記文字列を挿入して変換した映像データを送信した回数を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記回数に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
 請求項29に記載のマルチメディアサービス提供方法において、
 前記サーバが、前記着信側端末へ前記文字列を挿入して変換した映像データを送信した時間を優待情報データベースに記録するステップと、
 前記サーバが、前記時間に応じた優待情報を前記優待情報データベースから読み出すステップとを有することを特徴とするマルチメディアサービス提供方法。
Description:
マルチメディア提供サービス

 本発明は、マルチメディア通信を行うマ チメディア通信システムにおけるマルチメ ィア提供サービスに関する。

 近年、IPネットワークの広帯域化に伴い, 声だけでなく映像も含めたマルチメディア 信を行うテレビ電話端末が普及してきてい 。マルチメディア通信においては,従来の音 声通話には無い「映像」という特性を生かし ,お互いの顔を見て会話をするだけでなく,さ ざまなサービスニーズがある。

 しかし、発信者端末が着信側端末を呼び し中(着信者端末が応答する前)に、発信者 末や着信者端末にて所望の広告等の映像が 示されることはなかった。

 また、端末間にて通話中に、所望の広告 を、発信者端末や着信者端末にて表示され 映像に挿入されることはなかった。

 そこで、端末間の通話路を接続すると、 定の広告データを端末へ送信する技術が考 られている(例えば、特許公開2002-300286号公 参照。)。

 また、発信電話機から発呼された通信待 中において、商業情報を発信電話機に提供 る技術が考えられている(例えば、特許公開 2006-254512号公報参照。)。

 しかしながら、上記特許ドキュメントに 、発信者端末にて当該広告データを再生す ための情報については記載されていない。

 本発明は、上述した課題を解決するため 端末にて所望のコンテンツデータを、所定 タイミングで当該コンテンツデータ及び当 端末に適した形式で再生するサービスを提 することができるマルチメディアサービス 供方法を提供することを目的とする。

 上記目的を達成するために本発明は、
 複数の端末と、該複数の端末と接続され、 複数の端末の呼処理信号を処理し、コンテ ツデータが格納されたデータベースを有す サーバとから構成されたマルチメディア通 システムにおけるマルチメディアサービス 供方法であって、
 前記サーバが、
 (a)前記複数の端末のうち発信を行う端末が 記複数の端末のうち前記発信を行う端末の 話相手である端末を呼び出してから該端末 応答するまでの間、
 と、
 (b)前記端末間における通話が終了した後、
 とのどちらか一方のタイミングで、前記サ バが、前記データベースから前記コンテン データを読み出すステップと、
 前記タイミングで、前記サーバが、前記読 出したコンテンツデータを前記端末におけ 再生に応じた、符号化方式と、符号化ビッ レートと、フレームレートと、画像サイズ 、プロファイルと、レベルと、符号化オプ ョンと、符号化フレームタイプ構成と、ビ オパケットサイズと、イントラフレーム間 と、イントラマクロブロック数と、量子化 との少なくとも1つの変換情報に基づいて変 換する、またはシンタックス変換するステッ プと、
 前記タイミングで、前記サーバが、前記変 したコンテンツデータを前記端末へ送信す ステップと、
 前記タイミングで、前記端末が、前記サー から送信されてきたコンテンツデータを再 するステップとを有する。

 また、複数の端末と、該複数の端末と接続 れ、該複数の端末の呼処理信号を処理し、 記端末にて表示可能な文字列が格納された ータベースを有するサーバとから構成され マルチメディア通信システムにおけるマル メディアサービス提供方法であって、
 前記複数の端末のうち発信を行う端末の通 相手である端末が応答した後、前記サーバ 、前記データベースから前記文字列を読み すステップと、
 前記サーバが、前記読み出した文字列を前 発信を行う端末と該発信を行う端末の通話 手である端末との間で送受信する映像デー に挿入するステップと、
 前記サーバが、前記文字列を挿入した映像 ータを前記端末における再生に応じた、符 化方式と、符号化ビットレートと、フレー レートと、画像サイズと、プロファイルと レベルと、符号化オプションと、符号化フ ームタイプ構成と、ビデオパケットサイズ 、イントラフレーム間隔と、イントラマク ブロック数と、量子化値との少なくとも1つ の変換情報に基づいて変換する、またはシン タックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換した映像データを前記 末へ送信するステップと、
 前記端末が、前記サーバから送信されてき 前記文字列を挿入して変換した映像データ 再生するステップとを有する。

 また、複数の端末と、該複数の端末と接続 れ、該複数の端末の呼処理信号を処理し、 ンテンツデータが格納されたデータベース 有するサーバとから構成されたマルチメデ ア通信システムにおけるマルチメディアサ ビス提供方法であって、
 前記サーバが、
 (a)前記複数の端末のうち発信を行う端末で る発信側端末が入力されたキーに対応した み出し信号を前記サーバへ送信した場合の 記読み出し信号
 と、
 (b)前記複数の端末のうち前記発信側端末の 話相手である端末である着信側端末が入力 れたキーに対応した読み出し信号を前記サ バへ送信した場合の前記読み出し信号
 とのどちらか一方に従って、前記データベ スから前記コンテンツデータを読み出すス ップと、
 前記サーバが、前記読み出したコンテンツ ータを前記端末における再生に応じた、符 化方式と、符号化ビットレートと、フレー レートと、画像サイズと、プロファイルと レベルと、符号化オプションと、符号化フ ームタイプ構成と、ビデオパケットサイズ 、イントラフレーム間隔と、イントラマク ブロック数と、量子化値との少なくとも1つ の変換情報に基づいて変換する、またはシン タックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換したコンテンツデータ 前記端末へ送信するステップと、
 前記端末が、前記サーバから送信されたコ テンツデータを再生するステップとを有す 。

 また、複数の端末と、該複数の端末と接続 れ、該複数の端末の呼処理信号を処理し、 記端末にて表示可能な文字列が格納された ータベースを有するサーバとから構成され マルチメディア通信システムにおけるマル メディアサービス提供方法であって、
 前記サーバが、
 (a)前記複数の端末のうち発信を行う端末で る発信側端末が入力されたキーに対応した み出し信号を前記サーバへ送信した場合の 記読み出し信号
 と、
 (b)前記複数の端末のうち前記発信側端末の 話相手である端末である着信側端末が入力 れたキーに対応した読み出し信号を前記サ バへ送信した場合の前記読み出し信号
 とのどちらか一方に従って、前記データベ スから前記文字列を読み出すステップと、
 前記サーバが、前記読み出した文字列を前 発信側端末と前記着信側端末との間で送受 する映像データに挿入するステップと、
 前記サーバが、前記文字列を挿入した映像 ータを前記端末における再生に応じた、符 化方式と、符号化ビットレートと、フレー レートと、画像サイズと、プロファイルと レベルと、符号化オプションと、符号化フ ームタイプ構成と、ビデオパケットサイズ 、イントラフレーム間隔と、イントラマク ブロック数と、量子化値との少なくとも1つ の変換情報に基づいて変換する、またはシン タックス変換するステップと、
 前記サーバが、変換した映像データを前記 末へ送信するステップと、
 前記端末が、前記サーバから送信された前 文字列を挿入して変換した映像データを再 するステップとを有する。

 以上説明したように本発明においては、 像及び音声を送受信するシステムにおいて ータベースに予め格納されたコンテンツデ タを所定のタイミングで端末に送信する構 としたため、端末にて所望のコンテンツデ タを、所定のタイミングで当該コンテンツ ータ及び当該端末に適した形式で再生する ービスを提供することができる。

本発明のマルチメディア通信システム 一形態を示す図である。 図1に示したマルチメディア通信装置の 第1の実施の形態を示す図である。 図2に示した送信データ切替部の一構成 を示す図である。 図2に示したコンテンツデータベースの 一構造を示す図である。 図2に示したマルチメディア通信装置に おけるマルチメディア通信方法の第1の方法 説明するためのフローチャートである。 図1に示した発信側端末の一形態を示す 図である。 図2に示した変換情報データベースの一 構造を示す図である。 シンタックス変換が行われる場合の図3 に示したデータ変換部の一構成を示す図であ る。 図2に示したマルチメディア通信装置に おけるマルチメディア通信方法の第2の方法 説明するためのフローチャートである。 図1に示したマルチメディア通信装置 第2の実施の形態を示す図である。 図10に示したマルチメディア通信装置 おけるマルチメディア通信方法の第1の方法 を説明するためのフローチャートである。 図1に示した着信側端末の一形態を示 図である。 図10に示したマルチメディア通信装置 おけるマルチメディア通信方法の第2の方法 を説明するためのフローチャートである。 図1に示したマルチメディア通信装置 第3の実施の形態を示す図である。 図1に示したマルチメディア通信装置 第4の実施の形態を示す図である。 図15に示した送信データ文字挿入部の 構成を示す図である。 図15に示した文字列データベースの一 造を示す図である。 図15に示したマルチメディア通信装置 おけるマルチメディア通信方法を説明する めのフローチャートである。 図1に示したマルチメディア通信装置 第5の実施の形態を示す図である。 図19に示したマルチメディア通信装置 おけるマルチメディア通信方法を説明する めのフローチャートである。 図1に示したマルチメディア通信装置 第6の実施の形態を示す図である。 図1に示したマルチメディア通信装置 第7の実施の形態を示す図である。 図22に示したマルチメディア通信装置 おけるマルチメディア通信方法を説明する めのフローチャートである。 図1に示したマルチメディア通信装置 第8の実施の形態を示す図である。 図24に示したマルチメディア通信装置 おけるマルチメディア通信方法を説明する めのフローチャートである。 図1に示したマルチメディア通信装置 第9の実施の形態を示す図である。 図1に示したマルチメディア通信装置 第10の実施の形態を示す図である。 図27に示したマルチメディア通信装置 おけるマルチメディア通信方法を説明する めのフローチャートである。 図1に示したマルチメディア通信装置 第11の実施の形態を示す図である。 図29に示したマルチメディア通信装置 おけるマルチメディア通信方法を説明する めのフローチャートである。 図1に示したマルチメディア通信装置 第12の実施の形態を示す図である。 図1に示したマルチメディア通信装置 第13の実施の形態を示す図である。 図32に示した広告コンテンツデータベ スの一構造を示す図である。 図1に示したマルチメディア通信装置 第14の実施の形態を示す図である。 広告データの送信回数と優待情報とが 対応付けられた優待情報データベースの一構 成を示す図である。 広告データの送信時間と優待情報とが 対応付けられた優待情報データベースの一構 成を示す図である。

 以下に、本発明の実施の形態について図 を参照して説明する。

 図1は、本発明のマルチメディア通信シス テムの一形態を示す図である。

 本形態は図1に示すように、複数の端末102 -1~102-nと、マルチメディア通信装置103とがネ トワーク101を介して接続されている。

 端末102-1~102-nは、テレビ電話端末に代表 れるような、映像及び音声を送受信できる 信端末である。端末102-1~102-nは、それぞれ発 信及び着信が可能である。端末102-1~102-nは、 末102-1~102-nに設けられたマイク等の音声収 手段によって収集された音声を音声データ して符号化し、符号化された音声データを 信する。また、端末102-1~102-nに設けられたカ メラ等の撮影手段によって撮影された映像を 映像データとして符号化し、符号化された映 像データを送信する。また、受信された音声 データから音声を復号化し、復号化された音 声を端末102-1~102-nに設けられたスピーカー等 音声再生手段によって再生する。また、受 された映像データから映像を復号化し、復 化された映像を端末102-1~102-nに設けられた ィスプレイ等の映像再生手段によって再生 る。

 マルチメディア通信装置103は、ネットワ ク101を介して端末102-1~102-n間で送受信され 音声データや映像データの転送を仲介する また、マルチメディア通信装置103は、任意 コンテンツや文字列を端末102-1~102-nへ送信す るサーバとしての役割を有する。

(第1の実施の形態)
 以下に、図1に示したマルチメディア通信装 置103の第1の実施の形態について説明する。

 図2は、図1に示したマルチメディア通信 置103の第1の実施の形態を示す図である。こ で、端末102-1と端末102-2との間にて通信が行 われる場合を例に挙げて説明する。また、こ こでは、端末102-1が発信側端末であり、端末1 02-2が端末102-1の通話相手である着信側端末と する。なお、端末102-3~102-nのどの端末が発信 端末または着信側端末である場合であって 、その動作は以下に示す動作と同じである

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第1の実施の形態は図2に示すように、呼処理 号処理部201と、発信側端末データ送信部202 、送信データ切替部203と、着信側端末デー 受信部204と、発信側端末データ受信部205と 着信側端末データ送信部206と、コンテンツ ータベース207とから構成されている。

 呼処理信号処理部201は、端末102-1と端末10 2-2との間の呼処理信号の送受信を行う。また 、端末102-1と端末102-2との間にて送受信され 符号化データの再生環境情報を、端末102-1と 端末102-2との間にて送受信する。ここで、符 化データの再生環境情報とは、当該符号化 ータを端末102-1,102-2にて再生するために必 な情報である。例えば、当該符号化データ 受信するための情報(アドレス、ポート、形 、再生するためのアプリケーションなど)や 、当該符号化データで用いる帯域値等である 。なお、この再生環境情報の送受信には、例 えばIETF規格SDP(Session Description Protocol:RFC2327) プロトコルを用いるものであっても良い。 た、所定の時間、または端末102-1あるいは 末102-2から呼処理信号を受信したタイミング で、コンテンツデータベース207からコンテン ツを読み出すように送信データ切替部203に対 して指示する。また、所定の時間、または端 末102-1あるいは端末102-2から呼処理信号を受 したタイミングで、コンテンツデータベー 207から読み出されたコンテンツを端末102-1へ 送信するように送信データ切替部203に対して 指示する。または、所定の時間、または端末 102-1あるいは端末102-2から呼処理信号を受信 たタイミングで、端末102-2から送信されてマ ルチメディア通信装置103にて受信された符号 化データを端末102-1へ送信するように送信デ タ切替部203に対して指示する。なお、呼処 信号処理部201は、呼処理信号として、例え IETF規格SIP(Session Initiation Protocol:RFC3261)を使 用することも可能である。

 発信側端末データ送信部202は、送信デー 切替部203から出力された符号化データを端 102-1へ送信する。

 送信データ切替部203は、呼処理信号処理 201からの指示に従って、コンテンツデータ ース207からコンテンツを読み出して符号化 る。また、呼処理信号処理部201からの指示 従って、発信側端末データ送信部202へ出力 る符号化データを、コンテンツデータベー 207から読み出されて符号化されたコンテン の符号化データと着信側端末データ受信部2 04から出力された符号化データ(端末102-2から 信された符号化データ)とのどちらか一方に 切り替える。

 図3は、図2に示した送信データ切替部203 一構成を示す図である。

 図2に示した送信データ切替部203は図3に すように、コンテンツ読み出し部301と、選 部302と、データ変換部303とから構成されて る。

 コンテンツ読み出し部301は、呼処理信号 理部201から、コンテンツデータベース207か コンテンツの読み出しの指示があった場合 コンテンツデータベース207からコンテンツ 読み出し、読み出されたコンテンツを符号 データとして符号化する。

 選択部302は、呼処理信号処理部201から、 信側端末データ受信部204から出力されてき 符号化データを発信側端末データ送信部202 出力するように指示された場合、着信側端 データ受信部204から出力されてきた符号化 ータを選択する。また、コンテンツデータ ース207から読み出されて符号化されたコン ンツの符号化データを発信側端末データ送 部202へ出力するように指示された場合、コ テンツの符号化データを選択する。

 データ変換部303は、選択部302にて選択さ た符号化データを、発信側端末である端末1 02-1にてデコード及び再生が可能なデータ形 に変換する。この変換は、変換情報データ ース208に格納されている変換情報のうち少 くとも1つの変換を行うものである。変換情 については、後述する。なお、このデータ 換部303を有しない構成であっても良い。

 また、着信側端末データ受信部204は、端 102-2から送信された符号化データを受信し 受信された符号化データを送信データ切替 203へ出力する。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して着信 端末データ送信部206へ出力する。

 着信側端末データ送信部206は、発信側端 データ受信部205から出力された符号化デー を端末102-2へ送信する。

 コンテンツデータベース207には、複数の 画や静止画の映像データや音声データ等の ンテンツデータが予め格納されている。ま 、文字データがコンテンツデータとして格 されているものであっても良い。

 変換情報データベース208には、マルチメ ィア通信装置103から送信されるデータを端 102-1~102-nそれぞれにてデコード及び再生が 能なデータに変換するための変換情報が予 格納されている。

 また、発信側端末データ送信部202及び着 側端末データ送信部206は,例えばネットワー ク101がパケット交換網である場合は、RTP(Real- Time Transport Protocol)パケット送信部として構 することも可能である。

 また、着信側端末データ受信部204及び発 側端末データ受信部205は,例えばネットワー ク101がパケット交換網である場合は、RTPパケ ット受信部として構成することも可能である 。

 図4は、図2に示したコンテンツデータベ ス207の一構造を示す図である。

 図2に示したコンテンツデータベース207に は図4に示すように、動画や静止画の映像デ タや音声データが格納されている。それぞ の映像データまたは音声データには、各デ タに固有に付与された識別番号と、分類と 再生環境情報とがそれぞれ対応付けられて 納されている。例えば、携帯電話が鳴って る動画であるコンテンツには、識別番号「00 01」と、分類の「映像データ(動画)」と、再 環境情報「A」とが対応付けられている。ま 、水平線における日の出の静止画であるコ テンツには、識別番号「0002」と、分類の「 映像データ(静止画)」と、再生環境情報「B」 とが対応付けられている。また、キャラクタ ーが動いている動画であるコンテンツには、 識別番号「0003」と、分類の「映像データ(動 )」と、再生環境情報「C」とが対応付けら ている。また、「電話ですよ」という音声 あるコンテンツには、識別番号「0004」と、 類の「音声データ」と、再生環境情報「D」 とが対応付けられている。

 なお、コンテンツデータベース207は、マ チメディア通信装置103の外部に接続され、 要に応じてマルチメディア通信装置103によ てコンテンツが読み出されるものであって 良い。

 以下に、図2に示したマルチメディア通信 装置103におけるマルチメディア通信方法につ いて説明する。

 図5は、図2に示したマルチメディア通信 置103におけるマルチメディア通信方法の第1 方法を説明するためのフローチャートであ 。

 まず、呼処理信号処理部201にて図2に示し た端末102-1から端末102-2への発信がステップ1 て検出されると、着信側端末である端末102- 2が応答したかどうかがステップ2にて判断さ る。

 呼処理信号処理部201にて、端末102-2が応 していないと判断された場合、呼処理信号 理部201から送信データ切替部203へ、コンテ ツデータベース207からコンテンツを読み出 、符号化して発信側端末データ送信部202へ 力するように指示される。この指示に従っ 、ステップ3にて送信データ切替部203によっ コンテンツデータベース207からコンテンツ 読み出されて符号化される。

 このとき、読み出されるコンテンツは、 信側端末に従って選択されたコンテンツで っても良い。つまり、コンテンツデータベ ス207に端末102-1~102-nを識別するための情報 コンテンツの識別番号との対応付けを予め 納しておき、その対応付けに従ってコンテ ツが選択され、読み出されるものであって 良い。例えば、端末102-2を識別するための情 報と識別番号が「0002」とが対応付けられて る場合を例に挙げる。このとき、着信側端 が端末102-2である場合、識別番号「0002」の ンテンツが読み出されるものであっても良 。また、発信側端末に従ってコンテンツが 択されて読み出されるものであっても良い なお、この場合、呼処理信号処理部201から 信データ切替部203へ、着信側端末や発信側 末を識別するための情報が出力される。こ で、端末102-1~102-nを識別するための情報とは 、端末102-1~102-nの電話番号であっても良いし 端末102-1~102-nを識別可能な情報であれば良 。

 また、ここでコンテンツと共に当該コン ンツに対応付けられた再生環境情報がコン ンツデータベース207から読み出され、読み された再生環境情報が送信データ切替部203 ら呼処理信号処理部201へ出力される。呼処 信号処理部201に入力された再生環境情報は ステップ4にて呼処理信号処理部201から端末 102-1へ送信される。

 また、符号化されたコンテンツの符号化 ータがステップ5にて発信側端末データ送信 部202へ出力される。

 その後、当該コンテンツの符号化データ 発信側端末データ送信部202から端末102-1へ 信される。

 一方、呼処理信号処理部201にて端末102-2 応答したと判断された場合、端末102-2から送 信されてきた再生環境情報が呼処理信号処理 部201にて受信され、ステップ6にて呼処理信 処理部201から端末102-1へ送信される。端末102 -2から送信されてきた再生環境情報とは、端 102-2から送信されてくるデータに関する再 環境情報である。

 また、呼処理信号処理部201から送信デー 切替部203へ着信側端末データ受信部204から 力された符号化データを発信側端末データ 信部202へ出力するように指示される。この 示に従って、送信データ切替部203にて着信 端末データ受信部204から出力された符号化 ータがステップ7にて発信側端末データ送信 部202へ出力される。

 その後、当該符号化データが発信側端末 ータ送信部202から端末102-1へ送信される。

 なお、端末102-2から送信されてくるデー に関する再生環境情報が呼処理信号処理部20 1に予め登録されているものであっても良い この場合、ステップ4にてコンテンツの再生 境情報が端末102-1へ送信されると共に、予 登録されている端末102-2から送信されてくる データに関する再生環境情報が端末102-1へ送 されるものであっても良い。

 図6は、図1に示した端末102-1の一形態を示 す図である。なお、図6には図1に示した端末 102-1の形態のうち、本発明に関する受信機 部分についてのみを示す。

 図1に示した端末102-1には図6に示すように 、再生可否判断部601と、受信データ識別部602 と、音声データ再生部603と、映像データ再生 部604と、呼処理信号処理部605とが設けられて いる。

 再生可否判断部601は、マルチメディア通 装置103から送信されてきた符号化データを 号化し、復号化されたデータが端末102-1に 再生可能であるかどうかを判断する。判断 基準は、呼処理信号処理部605から通知され 、端末102-1が端末102-2を呼び出し中であるか うか、また通話中であるかどうかという情 に従う。端末102-1が端末102-2を呼び出し中で ある場合、または通話中である場合、マルチ メディア通信装置103から送信されてきたデー タが端末102-1にて再生可能なデータであると 断する。さらに、マルチメディア通信装置1 03から送信されてきたデータが、コンテンツ ータベース207から読み出されたコンテンツ あるかどうかを判断しても良い。この判断 は、送信データ切替部203にてコンテンツデ タベース207から読み出されたコンテンツの 定のエリアに識別子を付与し、付与された 別子を再生可否判断部601にて検出すること より行うものであっても良い。これらの判 基準を用いて、端末102-1が端末102-2を呼び出 し中にマルチメディア通信装置103から送信さ れてきたデータのうち、コンテンツデータベ ース207から読み出されたコンテンツは再生可 能であると判断する。また、マルチメディア 通信装置103から送信されてきたデータが、コ ンテンツデータベース207から読み出されたコ ンテンツではないと判断された場合であって も、端末102-1が通話中である場合は、マルチ ディア通信装置103から送信されてきたデー は再生可能と判断する。これは、一般的な レビ電話端末における映像データ及び音声 ータの再生機能と同じである。

 受信データ識別部602は、再生可否判断部6 01にて再生可能と判断されたデータが音声デ タと映像データとのどちらであるかを識別 る。この識別方法は従来行われている一般 な方法でかまわない。

 音声データ再生部603は、受信データ識別 602にて識別された音声データを再生する。 のとき、呼処理信号処理部605から再生環境 報が出力された場合、当該再生環境情報に づいて音声データを再生する。音声データ 生部603は、スピーカーが例として挙げられ 。

 映像データ再生部604は、受信データ識別 602にて識別された映像データを再生する。 のとき、呼処理信号処理部605から再生環境 報が出力された場合、当該再生環境情報に づいて映像データを再生する。映像データ 生部604は、ディスプレイが例として挙げら る。

 呼処理信号処理部605は、呼処理信号を処 する。また、端末102-1が端末102-2を呼び出し 中であるかどうか、また通話中であるかどう かを再生可否判断部601へ通知する。また、マ ルチメディア通信装置103から送信された再生 環境情報を、音声データ再生部603と映像デー タ再生部604とへ出力する。また、端末102-1か 送信する符号化データに関する再生環境情 をマルチメディア通信装置103へ送信する。

 なお、図6に示した端末102-1の形態は、後 する実施の形態においても同じである。

 これにより、端末102-1が端末102-2を呼び出 し中に、コンテンツデータベース207から読み 出されたコンテンツが再生環境情報を用いて 端末102-1にて再生される。また、通話が開始 れると、端末102-2から送信されてきた映像 音声のデータが端末102-1にて再生環境情報を 用いて再生される。

 また、端末102-1~102-nにて再生できるデー 形式がそれぞれ異なることも考えられる。 のため、呼処理信号処理部201から送信デー 切替部203に対して、発信側端末データ送信 202へ符号化データを送信する際に、送信す 符号化データを送信先の端末102-1~102-nにおい てデコード及び再生が可能なデータ形式に変 換して出力するように指示するものであって も良い。この場合、実際のデータ変換は、図 3に示した送信データ切替部203のデータ変換 303にて行われる。

 図7は、図2に示した変換情報データベー の一構造を示す図である。

 図2に示した変換情報データベース208には 図7に示すように、各端末102-1~102-nにおいてデ コード及び再生が可能なデータ形式に変換す るための情報が、端末102-1~102-n固有に付与さ た識別番号に対応付けられて格納されてい 。図7では、端末102-1~102-nの識別番号を102-1~1 02-nとしているが、端末102-1~102-n固有に付与さ れ、呼処理を行う際に端末102-1~102-nからマル メディア通信装置103へ送信される端末102-1~1 02-n固有に付与された識別番号であればかま ない。また、変換情報として、符号化方式 符号化ビットレート、フレームレート、画 サイズ、プロファイル、レベル、符号化オ ション、符号化フレームタイプ構成、ビデ パケットサイズ、イントラフレーム間隔、 ントラマクロブロック数及び量子化値の変 情報が格納されている。図7では、それぞれ 情報の欄が空欄となっているが、ここでは 略しただけである。各変換情報の定義を以 に示す。

 符号化方式は、ITU-T勧告H.263,H.264,あるい ISO/IEC勧告MPEG-4などの動画像圧縮符号化方式 ある。

 符号化ビットレートは、動画像を圧縮す 際の1秒あたりの符号量である。

 フレームレートは、動画像を圧縮する際 1秒あたりのフレーム枚数である。

 画像サイズは、端末102-1~102-nにて再生で る画像のサイズ情報であり、例えば、QCIF(横 176画素×縦144画素)やCIF(横352画素×縦288画素) どが挙げられる。

 プロファイルは、扱われる要素技術の集 の定義であり、例えば、MPEG-4でシンプルプ ファイルの場合,再同期マーカ、データ分割 、リバーシブルVLCなどが挙げられる。

 レベルは、扱われるビットレートや画像 イズなどの定義であり、例えば、MPEG-4でレ ル1の場合,最大ビットレートが64kbpsで最大 像サイズがQCIFであるものが挙げられる。

 符号化オプションは、符号化の際のオプ ョン機能であり、MPEG-4の場合,エラー耐性を 強化するための再同期マーカ(Resync Marker)、 ータ分割(Data Partitioning)、リバーシブルVLC(Re versible VLC)などがある。

 符号化フレームタイプ構成は、符号化フ ームのタイプであり、符号化フレームタイ 構成には、フレーム内符号化を行うイント モードとフレーム間予測差分画像の符号化 行うインターモードとが存在する。

 ビデオパケットサイズは、端末102-1~102-n て映像の符号化データが再生できる当該符 化データのパケットサイズであり、MPEG-4の 合、再同期マーカとそれに続く符号化情報 構成される符号化単位となる。

 イントラフレーム間隔は、イントラモー で符号化されたフレームの間隔である。

 イントラマクロブロック数は、ある1枚の フレームを分割したマクロブロック単位で, クロブロック内符号化を行った数である。 こで、例えば、QCIFの場合は99個のマクロブ ックに分割される。

 量子化値は、DCT(離散コサイン変換)して られた係数をある値で割り算して、小さい の係数で表現することによって符号量を減 す処理である量子化において、その際の割 値である。

 なお、これらは決まった1つの値が格納さ れるものであっても良いし、所定の範囲(幅) 持った値が格納されるものであっても良い

 呼処理信号処理部201から上記の指示が行 れる際に、呼処理信号処理部201によって、 換情報データベース208から符号化データを 生する端末102-1における変換情報が読み出 れる。これは、呼処理信号処理部201にて受 された呼処理信号に含まれる端末102-1の識別 番号に対応付けられたものである。読み出さ れた変換情報が呼処理信号処理部201から送信 データ切替部203へ出力される。そして、送信 データ切替部203から出力される符号化データ について、当該変換情報に基づいて送信デー タ切替部203内のデータ変換部303にてデータ変 換が行われる。これにより、端末102-1におい デコード及び再生が可能なデータ形式に変 された符号化データが、発信側端末データ 信部202から端末102-1へ送信される。

 また、送信データ切替部203は、例えば、 力された符号化データを一旦デコードした に再エンコードして出力する構成にしても いし、入力された符号化データのシンタッ スのみ変換して出力する構成にしても良い

 図8は、シンタックス変換が行われる場合 の図3に示したデータ変換部303の一構成を示 図である。

 シンタックス変換が行われる場合、図3に 示したデータ変換部303は図8に示すように、 換制御部801と、受信バッファ802と、変換有 切り替えスイッチ803,807と、可変長復号化器8 04と、パラメータ順序変換部805と、可変長符 化器806と、送信バッファ808とから構成され いる。

 変換制御部801は、呼処理信号処理部201か 出力されるDCI(Decoder Configuration Information)を 入力し、変換前のDCIと変換後のDCIとを比較す る。変換制御情報を出力する。ここでの変換 とは、データ変換部303における符号化方式、 符号化ビットレート、フレームレート、画像 サイズ、プロファイル、レベル、符号化オプ ション、符号化フレームタイプ構成、ビデオ パケットサイズ、イントラフレーム間隔、イ ントラマクロブロック数及び量子化値のうち 少なくとも1つの変換である。変換前のDCIと 換後のDCIとを比較した結果、変換前のDCIと 換後のDCIとが異なる場合、シンタックス変 を行う。一方、変換前のDCIと変換後のDCIと 同じ場合は、シンタックス変換を行わない

 受信バッファ802は、着信側端末データ受 部204から出力された動画像データを一旦蓄 し、所定のタイミングで出力する。

 変換有無切り替えスイッチ803は、変換制 部801から出力された変換制御情報に従って 受信バッファ802から出力されたVideoPacket内 シンタックスを変換するか否かを切り替え 機能を有する。シンタックスを変換する場 は,受信バッファ802から出力されたVideoPacket 可変長復号化器804へ出力する。一方、シン ックスを変換しない場合は,受信バッファ802 ら出力されたVideoPacketを変換有無切り替え イッチ807へ出力する。

 可変長復号化器804は、変換有無切り替え イッチ803から出力されたVideoPacketに対して AC成分以外のパラメータは通常VLC符号表を使 用して可変長復号化処理を行う。また、変換 制御部801から出力された変換制御情報に従っ て、可変長復号化処理を制御する機能を有す る。AC成分は,ReversibleVLCを使用しない場合は 常VLC符号表を、またReversibleVLCを使用する場 はRVLC符号表を使用して可変長復号化処理を 行う。

 パラメータ順序変換部805は、変換有無切 替えスイッチ803から出力されたVideoPacketに する可変長復号化器804での可変長復号化の 果に基づいてビット列の並び替えを行う。 の並び替えは、動画・音声全般をデジタル ータとして扱うための規格であるMPEG-4標準 格に基づいて行うものである。また,変換制 部801から出力された変換制御情報に従って ット列の並び替え処理を制御する機能を有 る。

 可変長符号化器806は、AC成分のみ可変長 号化処理を行う。また,変換制御部801から出 された変換制御情報に従って可変長符号化 理を制御する機能を有する。ReversibleVLCを使 用しない場合は通常VLC符号表を、またReversibl eVLCを使用する場合はRVLC符号表を使用して可 長符号化処理を行う。

 変換有無切り替えスイッチ807は、変換制 部801から出力された変換制御情報に従って, 受信バッファ802から出力されたVideoPacket内の ンタックスを変換するか否かを切り替える 能を有する。シンタックスを変換する場合 ,可変長符号化器806から出力されたVideoPacket 送信バッファ808へ出力する。一方、シンタ クスを変換しない場合は,変換有無切り替え スイッチ803から出力されたVideoPacketを送信バ ファ808へ出力する。

 送信バッファ808は、変換有無切り替えス ッチ807から出力されたVideoPacketを一旦蓄積 た上で、発信側端末データ送信部202へ出力 る。

 また、端末102-1と端末102-2との間の通話が 終了した後、コンテンツデータベース207から 読み出されたコンテンツが端末102-1にて再生 れるものであっても良い。

 図9は、図2に示したマルチメディア通信 置103におけるマルチメディア通信方法の第2 方法を説明するためのフローチャートであ 。

 端末102-1と端末102-2との間にて通話が行わ れている場合、呼処理信号処理部201にて、端 末102-1と端末102-2との間にて行われている通 が終了したかどうかがステップ11にて判断さ れる。

 通話が終了したと判断された場合、呼処 信号処理部201から送信データ切替部203へ、 ンテンツデータベース207からコンテンツを み出し、符号化して発信側端末データ送信 202へ出力するように指示される。この指示 従って、ステップ12にて送信データ切替部20 3によってコンテンツデータベース207からコ テンツが読み出されて符号化される。

 このとき、読み出されるコンテンツは、 5を用いて説明した第1の方法と同様に、着 側端末に従って選択されたコンテンツであ ても良い。また、発信側端末に従ってコン ンツが選択されて読み出されるものであっ も良い。

 また、ここでコンテンツと共に当該コン ンツに対応付けられた再生環境情報がコン ンツデータベース207から読み出され、読み された再生環境情報が送信データ切替部203 ら呼処理信号処理部201へ出力される。呼処 信号処理部201に入力された再生環境情報は ステップ13にて呼処理信号処理部201から端 102-1へ送信される。

 また、符号化されたコンテンツの符号化 ータがステップ14にて発信側端末データ送 部202へ出力される。

 その後、当該符号化データが発信側端末 ータ送信部202から端末102-1へ送信される。

 なお、端末102-1へ符号化データを送信す 際に、図5を用いて説明した第1の方法と同様 に、図3に示したデータ変換部303にて当該符 化データが変換されるものであっても良い

 また、ステップ13にてコンテンツの再生 境情報が端末102-1へ送信されると共に、予め 登録されている端末102-2から送信されてくる ータに関する再生環境情報が端末102-1へ送 されるものであっても良い。

 これにより、端末102-1と端末102-2との間に て通話が終了した後、コンテンツデータベー ス207から読み出されたコンテンツが再生環境 情報を用いて端末102-1にて再生される。なお この再生時間については、通話が終了して ら予め設定された時間だけ再生されるもの あっても良い。この場合、再生時間を計る イマーがマルチメディア通信装置103に設け れていても良いし、端末102-1に設けられて ても良い。

 以上説明したように本形態においては、 末102-1から端末102-2へ通話をする場合、端末 102-1が端末102-2を呼び出し中、または端末102-1 と端末102-2との間における通話が終了した後 、所定のコンテンツが、端末102-1及び当該 ンテンツに適した条件で端末102-1にて再生さ れる。

(第2の実施の形態)
 以下に、図1に示したマルチメディア通信装 置103の第2の実施の形態について説明する。

 図10は、図1に示したマルチメディア通信 置103の第2の実施の形態を示す図である。こ こで、端末102-1と端末102-2との間にて通信が われる場合を例に挙げて説明する。また、 末102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末1 02-1の通話相手である着信側端末である。な 、端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末また は着信側端末である場合であっても、その動 作は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第2の実施の形態は図10に示すように、呼処理 信号処理部1001と、発信側端末データ送信部20 2と、送信データ切替部203と、着信側端末デ タ受信部204と、発信側端末データ受信部205 、着信側端末データ送信部206と、コンテン データベース207とから構成されている。

 呼処理信号処理部1001は、端末102-1と端末1 02-2との間の呼処理信号の送受信を行う。ま 、所定の時間、または端末102-1あるいは端末 102-2から呼処理信号を受信したタイミングで コンテンツデータベース207からコンテンツ 読み出すように送信データ切替部203に対し 指示する。また、所定の時間、または端末1 02-1あるいは端末102-2から呼処理信号を受信し たタイミングで、コンテンツデータベース207 から読み出されたコンテンツを端末102-2へ送 するように送信データ切替部203に対して指 する。または、所定の時間、または端末102- 1あるいは端末102-2から呼処理信号を受信した タイミングで、端末102-1から送信されてマル メディア通信装置103にて受信された符号化 ータを端末102-2へ送信するように送信デー 切替部203に対して指示する。なお、呼処理 号処理部1001は、呼処理信号として,例えばIET F規格SIPを使用することも可能である。

 発信側端末データ送信部202は、着信側端 データ受信部204から出力された符号化デー を端末102-1へ送信する。発信側端末データ 信部202内部の処理については、第1の実施の 態における発信側端末データ送信部202内部 処理と同じである。

 送信データ切替部203は、呼処理信号処理 1001からの指示に従って、コンテンツデータ ベース207からコンテンツを読み出して符号化 する。また、呼処理信号処理部1001からの指 に従って,着信側端末データ送信部206へ出力 る符号化データを、コンテンツデータベー 207から読み出されて符号化されたコンテン の符号化データと発信側端末データ受信部2 05から出力された符号化データ(端末102-1から 信された符号化データ)とのどちらか一方に 切り替える。送信データ切替部203内部の処理 については、第1の実施の形態における送信 ータ切替部203内部の処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信して発信 端末データ送信部202へ出力する。着信側端 データ受信部204内部の処理については、第1 実施の形態における着信側端末データ受信 204内部の処理と同じである。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを送信データ切替部203へ 力する。発信側端末データ受信部205内部の 理については、第1の実施の形態における発 側端末データ受信部205内部の処理と同じで る。

 着信側端末データ送信部206は、送信デー 切替部203から出力された符号化データを端 102-2へ送信する。着信側端末データ送信部20 6内部の処理については、第1の実施の形態に ける着信側端末データ送信部206内部の処理 同じである。

 コンテンツデータベース207は、第1の実施 の形態におけるものと同じである。なお、第 1の実施の形態におけるコンテンツデータベ ス207の構造(図4に示したもの)のうち、再生 境情報が格納されていないものであっても い。

 変換情報データベース208は、第1の実施の 形態におけるものと同じである。

 以下に、図10に示したマルチメディア通 装置103におけるマルチメディア通信方法に いて説明する。

 図11は、図10に示したマルチメディア通信 装置103におけるマルチメディア通信方法の第 1の方法を説明するためのフローチャートで る。

 まず、呼処理信号処理部1001にて図10に示 た端末102-1から端末102-2への発信がステップ 21にて検出されると、着信側端末である端末1 02-2が応答したかどうかがステップ22にて判断 される。

 呼処理信号処理部1001にて、端末102-2が応 していないと判断された場合、呼処理信号 理部1001から送信データ切替部203へ、コンテ ンツデータベース207からコンテンツを読み出 し、符号化して着信側端末データ送信部206へ 出力するように指示される。この指示に従っ て、ステップ23にて送信データ切替部203によ てコンテンツデータベース207からコンテン が読み出されて符号化され、符号化された ンテンツの符号化データがステップ24にて 信側端末データ送信部206へ出力される。

 なお、このとき、読み出されるコンテン は、第1の実施の形態と同様に、着信側端末 に従って選択されたコンテンツであっても良 い。また、発信側端末に従ってコンテンツが 選択されて読み出されるものであっても良い 。

 その後、当該コンテンツの符号化データ 着信側端末データ送信部206から端末102-2へ 信される。

 一方、呼処理信号処理部1001にて端末102-2 応答したと判断された場合、呼処理信号処 部1001から送信データ切替部203へ発信側端末 データ受信部205から出力された符号化データ を着信側端末データ送信部206へ出力するよう に指示される。この指示に従って、送信デー タ切替部203にて発信側端末データ受信部205か ら出力された符号化データがステップ25にて 信側端末データ送信部206へ出力される。

 その後、当該符号化データが着信側端末 ータ送信部206から端末102-2へ送信される。

 図12は、図1に示した端末102-2の一形態を す図である。なお、図12には図1に示した端 の102-2の形態のうち、本発明に関する受信機 能部分についてのみを示す。

 図1に示した端末102-2には図12に示すよう 、再生可否判断部1201と、受信データ識別部1 202と、音声データ再生部1203と、映像データ 生部1204と、呼処理信号処理部1205とが設けら れている。

 再生可否判断部1201は、マルチメディア通 信装置103から送信されてきた符号化データを 復号化し、復号化されたデータが端末102-2に 再生可能であるかどうかを判断する。判断 基準は、端末102-1が端末102-2を呼び出し中で あるかどうか、また端末102-2が通話中である どうかを判断することによる。端末102-1が 末102-2を呼び出し中である場合、または端末 102-2が通話中である場合、マルチメディア通 装置103から送信されてきたデータが端末102- 2にて再生可能なデータであると判断する。 らに、マルチメディア通信装置103から送信 れてきたデータが、コンテンツデータベー 207から読み出されたコンテンツであるかど かを判断しても良い。この判断には、送信 ータ切替部203にてコンテンツデータベース20 7から読み出されたコンテンツの所定のエリ に識別子を付与し、付与された識別子を再 可否判断部1201にて検出することにより行う のであっても良い。

 これらの判断基準を用いて、端末102-1が 末102-2を呼び出し中にマルチメディア通信装 置103から送信されてきたデータのうち、コン テンツデータベース207から読み出されたコン テンツは再生可能であると判断する。

 また、マルチメディア通信装置103から送 されてきたデータが、コンテンツデータベ ス207から読み出されたコンテンツではない 判断された場合であっても、端末102-2が通 中である場合は、マルチメディア通信装置10 3から送信されてきたデータは再生可能と判 する。これは、一般的なテレビ電話端末に ける映像データ及び音声データの再生機能 同じである。

 受信データ識別部1202は、再生可否判断部 1201にて再生可能と判断されたデータが音声 ータと映像データとのどちらであるかを識 する。この識別方法は従来行われている一 的な方法でかまわない。

 音声データ再生部1203は、受信データ識別 部1202にて識別された音声データを再生する 音声データ再生部1203は、スピーカーが例と て挙げられる。

 映像データ再生部1204は、受信データ識別 部1202にて識別された映像データを再生する 映像データ再生部1204は、ディスプレイが例 して挙げられる。

 呼処理信号処理部1205は、呼処理信号を処 理する。また、端末102-2から送信する符号化 ータに関する再生環境情報をマルチメディ 通信装置103へ送信する。

 なお、図12に示した端末102-2の形態は、後 述する実施の形態においても同じである。

 これにより、端末102-1が端末102-2を呼び出 し中に、コンテンツデータベース207から読み 出されたコンテンツが端末102-2にて再生され 。また、通話が開始されると、端末102-1か 送信されてきた映像や音声のデータが端末10 2-2にて再生される。

 また、端末102-1と端末102-2との間の通話が 終了した後、コンテンツデータベース207から 読み出されたコンテンツが端末102-2にて再生 れるものであっても良い。

 図13は、図10に示したマルチメディア通信 装置103におけるマルチメディア通信方法の第 2の方法を説明するためのフローチャートで る。

 端末102-1と端末102-2との間にて通話が行わ れている場合、呼処理信号処理部1001にて、 末102-1と端末102-2との間にて行われている通 が終了したかどうかがステップ31にて判断 れる。

 通話が終了したと判断された場合、呼処 信号処理部1001から送信データ切替部203へ、 コンテンツデータベース207からコンテンツを 読み出し、符号化して着信側端末データ送信 部206へ出力するように指示される。この指示 に従って、ステップ32にて送信データ切替部2 03によってコンテンツデータベース207からコ テンツが読み出されて符号化され、符号化 れたコンテンツの符号化データがステップ3 3にて着信側端末データ送信部206へ出力され 。

 なお、このとき、読み出されるコンテン は、第1の実施の形態と同様に、着信側端末 に従って選択されたコンテンツであっても良 い。また、発信側端末に従ってコンテンツが 選択されて読み出されるものであっても良い 。

 これにより、端末102-1と端末102-2との間に て通話が終了した後、コンテンツデータベー ス207から読み出されたコンテンツが端末102-2 て再生される。なお、この再生時間につい は、通話が終了してから予め設定された時 だけ再生されるものであっても良い。この 合、再生時間を計るタイマーがマルチメデ ア通信装置103に設けられていても良いし、 末102-2に設けられていても良い。

 また、端末102-1~102-nにて再生できるデー 形式がそれぞれ異なることも考えられる。 のため、呼処理信号処理部1001から送信デー 切替部203に対して、着信側端末データ送信 206へ符号化データを送信する際に、送信す 符号化データを送信先の端末102-1~102-nにお てデコード及び再生が可能なデータ形式に 換して出力するように指示するものであっ も良い。この場合、実際のデータ変換は、 3に示した送信データ切替部203のデータ変換 303にて行われる。

 呼処理信号処理部1001から上記の指示が行 われる際に、呼処理信号処理部1001によって 変換情報データベース208から符号化データ 再生する端末102-2における変換情報が読み出 される。これは、呼処理信号処理部1001にて 信された呼処理信号に含まれる端末102-2の識 別番号に対応付けられたものである。読み出 された変換情報が呼処理信号処理部1001から 信データ切替部203へ出力される。そして、 信データ切替部203から出力される符号化デ タについて、当該変換情報に基づいて送信 ータ切替部203内のデータ変換部303にてデー 変換が行われる。これにより、端末102-2にお いてデコード及び再生が可能なデータ形式に 変換された符号化データが、着信側端末デー タ送信部206から端末102-2へ送信される。この ータ変換の処理は、第1の実施の形態にて示 したものと同じである。

 以上説明したように本形態においては、 末102-1から端末102-2へ通話をする場合、端末 102-1が端末102-2を呼び出し中、または端末102-1 と端末102-2との間における通話が終了した後 、所定のコンテンツが、端末102-2に適した 件で端末102-2にて再生される。

(第3の実施の形態)
 また、上述した第1の実施の形態が有する機 能と第2の実施の形態が有する機能との双方 兼ね備えたマルチメディア通信装置103も考 られる。

 図14は、図1に示したマルチメディア通信 置103の第3の実施の形態を示す図である。こ こで、端末102-1と端末102-2との間にて通信が われる場合を例に挙げて説明する。また、 末102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末1 02-1の通話相手である着信側端末である。な 、端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末また は着信側端末である場合であっても、その動 作は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第3の実施の形態は図14に示すように、呼処理 信号処理部1401と、発信側端末データ送信部20 2と、着信側端末データ受信部204と、発信側 末データ受信部205と、着信側端末データ送 部206と、コンテンツデータベース207と、送 データ切替部1402とから構成されている。

 呼処理信号処理部1401は、端末102-1と端末1 02-2との間の呼処理信号の送受信を行う。ま 、端末102-1と端末102-2との間にて送受信され 符号化データの再生環境情報を、端末102-1 端末102-2との間にて送受信する。なお、この 再生環境情報の送受信には、例えばIETF規格SD Pのプロトコルを用いるものであっても良い また、所定の時間、または端末102-1あるいは 端末102-2から呼処理信号を受信したタイミン で、コンテンツデータベース207からコンテ ツを読み出すように送信データ切替部1402に 対して指示する。また、所定の時間、または 端末102-1あるいは端末102-2から呼処理信号を 信したタイミングで、コンテンツデータベ ス207から読み出されたコンテンツを端末102-2 へ送信するように送信データ切替部1402に対 て指示する。または、所定の時間、または 末102-1あるいは端末102-2から呼処理信号を受 したタイミングで、端末102-1から送信され マルチメディア通信装置103にて受信された 号化データを端末102-2へ送信するように送信 データ切替部1402に対して指示する。また、 定の時間、または端末102-1あるいは端末102-2 ら呼処理信号を受信したタイミングで、コ テンツデータベース207から読み出されたコ テンツを端末102-1へ送信するように送信デ タ切替部1402に対して指示する。または、所 の時間、または端末102-1あるいは端末102-2か ら呼処理信号を受信したタイミングで、端末 102-2から送信されてマルチメディア通信装置1 03にて受信された符号化データを端末102-1へ 信するように送信データ切替部1402に対して 示する。なお、呼処理信号処理部1401は、呼 処理信号として,例えばIETF規格SIPを使用する とも可能である。

 発信側端末データ送信部202は、送信デー 切替部1402から出力された符号化データを端 末102-1へ送信する。発信側端末データ送信部2 02内部の処理については、第1及び第2の実施 形態における発信側端末データ送信部202内 の処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信して送信 ータ切替部1402へ出力する。着信側端末デー 受信部204内部の処理については、第1及び第 2の実施の形態における着信側端末データ受 部204内部の処理と同じである。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを送信データ切替部1402へ 力する。発信側端末データ受信部205内部の 理については、第1及び第2の実施の形態に ける発信側端末データ受信部205内部の処理 同じである。

 着信側端末データ送信部206は、送信デー 切替部1402から出力された符号化データを端 末102-2へ送信する。着信側端末データ送信部2 06内部の処理については、第1及び第2の実施 形態における着信側端末データ送信部206内 の処理と同じである。

 コンテンツデータベース207は、第1及び第 2の実施の形態におけるものと同じである。

 変換情報データベース208は、第1及び第2 実施の形態におけるものと同じである。

 送信データ切替部1402は、呼処理信号処理 部1401からの指示に従って、コンテンツデー ベース207からコンテンツを読み出して符号 する。また、呼処理信号処理部1401からの指 に従って,発信側端末データ送信部202へ出力 する符号化データを、コンテンツデータベー ス207から読み出されて符号化されたコンテン ツの符号化データと着信側端末データ受信部 204から出力された符号化データ(端末102-2から 送信された符号化データ)とのどちらか一方 切り替える。また、呼処理信号処理部1401か の指示に従って,着信側端末データ送信部206 へ出力する符号化データを、コンテンツデー タベース207から読み出されて符号化されたコ ンテンツの符号化データと発信側端末データ 受信部205から出力された符号化データ(端末10 2-1から送信された符号化データ)とのどちら 一方に切り替える。送信データ切替部1402は 第1及び第2の実施の形態における送信デー 切替部203が、発信者端末から着信者端末へ データ方向と着信者端末から発信者端末へ データ方向との2方向に設けられた形となる

 この形態により、第1の実施の形態が有す る機能と第2の実施の形態が有する機能との 方を兼ね備えたマルチメディア通信装置103 実現できる。

(第4の実施の形態)
 図15は、図1に示したマルチメディア通信装 103の第4の実施の形態を示す図である。ここ で、端末102-1と端末102-2との間にて通信が行 れる場合を例に挙げて説明する。また、端 102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末102- 1の通話相手である着信側端末である。なお 端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末または 着信側端末である場合であっても、その動作 は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第4の実施の形態は図15に示すように、呼処理 信号処理部1501と、発信側端末データ送信部20 2と、着信側端末データ受信部204と、発信側 末データ受信部205と、着信側端末データ送 部206と、送信データ文字挿入部1502と、文字 データベース1503とから構成されている。

 呼処理信号処理部1501は、端末102-1と端末1 02-2との間の呼処理信号の送受信を行う。ま 、所定の時間、または端末102-1あるいは端末 102-2から呼処理信号を受信したタイミングで 文字列データベース1503から文字列を読み出 すように送信データ文字挿入部1502に対して 示する。また、所定の時間、または端末102-1 あるいは端末102-2から呼処理信号を受信した イミングで、文字列データベース1503から読 み出された文字列を端末102-1へ送信する符号 データに挿入するように送信データ文字挿 部1502に対して指示する。なお、呼処理信号 処理部1501は、呼処理信号として,例えばIETF規 格SIPを使用することも可能である。

 発信側端末データ送信部202は、送信デー 文字挿入部1502から出力された符号化データ を端末102-1へ送信する。発信側端末データ送 部202内部の処理については、第1~3の実施の 態における発信側端末データ送信部202内部 処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを送信データ文字挿入部15 02へ出力する。着信側端末データ受信部204内 の処理については、第1~3の実施の形態にお る着信側端末データ受信部204内部の処理と じである。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して着信 端末データ送信部206へ出力する。発信側端 データ受信部205内部の処理については、第1~ 3の実施の形態における発信側端末データ受 部205内部の処理と同じである。

 着信側端末データ送信部206は、発信側端 データ受信部205から出力された符号化デー を端末102-2へ送信する。着信側端末データ 信部206内部の処理については、第1~3の実施 形態における着信側端末データ送信部206内 の処理と同じである。

 変換情報データベース208は、第1~3の実施 形態におけるものと同じである。

 送信データ文字挿入部1502は、呼処理信号 処理部1501からの指示に従って、文字列デー ベース1503から文字列を読み出し、読み出さ た文字列を、着信側端末データ受信部204か 出力された符号化データに挿入する。そし 、文字列が挿入された符号化データを発信 端末データ送信部202へ出力する。ここで、 字列を挿入するということは、着信側端末 ータ受信部204から出力された符号化データ( 映像)に当該文字列を合成することである。 の合成方法については従来用いられている 法を用いる。

 図16は、図15に示した送信データ文字挿入 部1502の一構成を示す図である。

 図15に示した送信データ文字挿入部1502は 16に示すように、文字列読み出し部1601と、 入部1602と、データ変換部1603とから構成さ ている。

 文字列読み出し部1601は、呼処理信号処理 部1501から、文字列データベース1503から文字 の読み出しの指示があった場合、文字列デ タベース1503から文字列を読み出す。

 挿入部1602は、呼処理信号処理部1501から 着信側端末データ受信部204から出力されて た符号化データに文字列データベース1503か 読み出された文字列を挿入するように指示 れた場合、着信側端末データ受信部204から 力されてきた符号化データに文字列データ ース1503から読み出された文字列を挿入する 。

 データ変換部1603は、挿入部1602にて文字 が挿入された符号化データを、発信側端末 ある端末102-1にてデコード及び再生が可能な データ形式に変換する。この変換は、変換情 報データベース208に格納されている変換情報 のうち少なくとも1つの変換を行うものであ 。また、データ変換部1603は、挿入部1602の前 段に設けられていても良い。つまり、データ 変換部1603にて変換されたデータに文字列を 入するものであっても良い。なお、このデ タ変換部1603を有しない構成であっても良い

 文字列データベース1503には、文字列が予 め格納されている。この文字列は、複数格納 されている。

 図17は、図15に示した文字列データベース 1503の一構造を示す図である。

 図15に示した文字列データベース1503には 17に示すように、文字列が格納されている それぞれの文字列には、各文字列に固有に 与された識別番号が対応付けられて格納さ ている。例えば、「おはよう。」という文 列には、識別番号「1001」が対応付けられて る。また、「元気ですか?」という文字列に は、識別番号「1002」が対応付けられている また、「大学合格しました!」という文字列 は、識別番号「1003」が対応付けられている 。

 また、文字列データベース1503に格納され ている各文字列に、色、サイズ、フォント等 の文字列の性質情報が対応付けられていても 良い。

 なお、文字列データベース1503は、マルチ メディア通信装置103の外部に接続され、必要 に応じてマルチメディア通信装置103によって 文字列が読み出されるものであっても良い。

 以下に、図15に示したマルチメディア通 装置103におけるマルチメディア通信方法に いて説明する。

 図18は、図15に示したマルチメディア通信 装置103におけるマルチメディア通信方法を説 明するためのフローチャートである。

 まず、呼処理信号処理部1501にて図15に示 た端末102-1から端末102-2への発信がステップ 41にて検出されると、着信側端末である端末1 02-2が応答したかどうかがステップ42にて判断 される。

 呼処理信号処理部1501にて、端末102-2が応 したと判断された場合、呼処理信号処理部1 501から送信データ文字挿入部1502へ、文字列 ータベース1503から文字列を読み出し、読み された文字列を、着信側端末データ受信部2 04から出力された符号化データに挿入するよ に指示される。この指示に従って、ステッ 43にて送信データ文字挿入部1502によって文 列データベース1503から文字列が読み出され る。

 このとき、読み出される文字列は、着信 端末に従って選択された文字列であっても い。つまり、文字列データベース1503に端末 102-1~102-nを識別するための情報と文字列の識 番号との対応付けを予め格納しておき、そ 対応付けに従って文字列が選択され、読み されるものであっても良い。例えば、端末1 02-2を識別するための情報と識別番号が「1002 とが対応付けられている場合を例に挙げる このとき、着信側端末が端末102-2である場 、識別番号「1002」の文字列が読み出される のであっても良い。また、発信側端末に従 て文字列が選択されて読み出されるもので っても良い。なお、この場合、呼処理信号 理部1501から送信データ文字挿入部1502へ、 信側端末や発信側端末を識別するための情 が出力される。ここで、端末102-1~102-nを識別 するための情報とは、端末102-1~102-nの電話番 であっても良いし、端末102-1~102-nを識別可 な情報であれば良い。また、このとき読み される文字列は、端末102-1にて表示可能な文 字列である。

 そして、読み出された文字列が、着信側 末データ受信部204から出力された符号化デ タに挿入され、文字列が挿入された符号化 ータがステップ44にて発信側端末データ送 部202へ出力される。なお、着信側端末デー 受信部204から出力された符号化データに文 列が挿入される位置については、任意であ 、予め決められた位置であっても良いし、 末102-1からの指示によるものであっても良い 。また、文字列データベース1503に、文字列 性質情報が格納されている場合、当該文字 の性質情報に基づいて、文字列が挿入され ものであっても良い。

 その後、当該符号化データが発信側端末 ータ送信部202から端末102-1へ送信され、文 列が挿入された符号化データが端末102-1にて 再生される。

 なお、端末102-1へ符号化データを送信す 際に、第1~3の実施の形態と同様に、図3に示 たデータ変換部303にて当該符号化データが 換されるものであっても良い。

 以上説明したように本形態においては、 末102-1から端末102-2へ通話をする場合、端末 102-2から端末102-1へ送信される符号化データ 所定の文字列が挿入され、当該文字列が挿 された符号化データが端末102-1に適した条件 で端末102-1にて再生される。

(第5の実施の形態)
 図19は、図1に示したマルチメディア通信装 103の第5の実施の形態を示す図である。ここ で、端末102-1と端末102-2との間にて通信が行 れる場合を例に挙げて説明する。また、端 102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末102- 1の通話相手である着信側端末である。なお 端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末または 着信側端末である場合であっても、その動作 は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第5の実施の形態は図19に示すように、呼処理 信号処理部1901と、発信側端末データ送信部20 2と、着信側端末データ受信部204と、発信側 末データ受信部205と、着信側端末データ送 部206と、送信データ文字挿入部1502と、文字 データベース1503とから構成されている。

 呼処理信号処理部1901は、端末102-1と端末1 02-2との間の呼処理信号の送受信を行う。ま 、所定の時間、または端末102-1あるいは端末 102-2から呼処理信号を受信したタイミングで 文字列データベース1503から文字列を読み出 すように送信データ文字挿入部1502に対して 示する。また、所定の時間、または端末102-1 あるいは端末102-2から呼処理信号を受信した イミングで、文字列データベース1503から読 み出された文字列を端末102-2へ送信する符号 データに挿入するように送信データ文字挿 部1502に対して指示する。なお、呼処理信号 処理部1901は、呼処理信号として,例えばIETF規 格SIPを使用することも可能である。

 発信側端末データ送信部202は、着信側端 データ受信部204から出力された符号化デー を端末102-1へ送信する。発信側端末データ 信部202内部の処理については、第1~4の実施 形態における発信側端末データ送信部202内 の処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを発信側端末データ送信 202へ出力する。着信側端末データ受信部204 部の処理については、第1~4の実施の形態に ける着信側端末データ受信部204内部の処理 同じである。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して送信 ータ文字挿入部1502へ出力する。発信側端末 ータ受信部205内部の処理については、第1~4 実施の形態における発信側端末データ受信 205内部の処理と同じである。

 着信側端末データ送信部206は、送信デー 文字挿入部1502から出力された符号化データ を端末102-2へ送信する。着信側端末データ送 部206内部の処理については、第1~4の実施の 態における着信側端末データ送信部206内部 処理と同じである。

 変換情報データベース208は、第1~4の実施 形態におけるものと同じである。

 送信データ文字挿入部1502は、呼処理信号 処理部1901からの指示に従って、文字列デー ベース1503から文字列を読み出し、読み出さ た文字列を、発信側端末データ受信部205か 出力された符号化データに挿入する。そし 、文字列が挿入された符号化データを着信 端末データ送信部206へ出力する。ここで、 字列を挿入するということは、発信側端末 ータ受信部205から出力された符号化データ( 映像)に当該文字列を合成することである。 の合成方法については従来用いられている 法を用いる。送信データ文字挿入部1502内部 処理については、第4の実施の形態における 送信データ文字挿入部1502内部の処理と同じ ある。

 文字列データベース1503は、第4の実施の 態におけるものと同じである。

 以下に、図19に示したマルチメディア通 装置103におけるマルチメディア通信方法に いて説明する。

 図20は、図19に示したマルチメディア通信 装置103におけるマルチメディア通信方法を説 明するためのフローチャートである。

 まず、呼処理信号処理部1901にて図19に示 た端末102-1から端末102-2への発信がステップ 51にて検出されると、着信側端末である端末1 02-2が応答したかどうかがステップ52にて判断 される。

 呼処理信号処理部1901にて、端末102-2が応 したと判断された場合、呼処理信号処理部1 901から送信データ文字挿入部1502へ、文字列 ータベース1503から文字列を読み出し、読み された文字列を、発信側端末データ受信部2 05から出力された符号化データに挿入するよ に指示される。この指示に従って、ステッ 53にて送信データ文字挿入部1502によって文 列データベース1503から文字列が読み出され る。

 なお、このとき、読み出される文字列は 第4の実施の形態と同様に、着信側端末に従 って選択された文字列であっても良い。また 、発信側端末に従って文字列が選択されて読 み出されるものであっても良い。また、この とき読み出される文字列は、端末102-2にて表 可能な文字列である。

 そして、読み出された文字列が、発信側 末データ受信部205から出力された符号化デ タに挿入され、文字列が挿入された符号化 ータがステップ54にて着信側端末データ送 部206へ出力される。なお、発信側端末デー 受信部205から出力された符号化データに文 列が挿入される位置については、任意であ 、予め決められた位置であっても良いし、 末102-1からの指示によるものであっても良い 。また、文字列データベース1503に、文字列 性質情報が格納されている場合、当該文字 の性質情報に基づいて、文字列が挿入され ものであっても良い。

 その後、当該符号化データが着信側端末 ータ送信部206から端末102-2へ送信され、文 列が挿入された符号化データが端末102-2にて 再生される。

 なお、端末102-2へ符号化データを送信す 際に、第1~4の実施の形態と同様に、図3に示 たデータ変換部303にて当該符号化データが 換されるものであっても良い。

 以上説明したように本形態においては、 末102-1から端末102-2へ通話をする場合、端末 102-1から端末102-2へ送信される符号化データ 所定の文字列が挿入され、当該文字列が挿 された符号化データが端末102-2に適した条件 で端末102-2にて再生される。

(第6の実施の形態)
 また、上述した第4の実施の形態が有する機 能と第5の実施の形態が有する機能との双方 兼ね備えたマルチメディア通信装置103も考 られる。

 図21は、図1に示したマルチメディア通信 置103の第6の実施の形態を示す図である。こ こで、端末102-1と端末102-2との間にて通信が われる場合を例に挙げて説明する。また、 末102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末1 02-1の通話相手である着信側端末である。な 、端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末また は着信側端末である場合であっても、その動 作は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第6の実施の形態は図21に示すように、呼処理 信号処理部2101と、発信側端末データ送信部20 2と、着信側端末データ受信部204と、発信側 末データ受信部205と、着信側端末データ送 部206と、送信データ文字挿入部2102と、文字 データベース1503とから構成されている。

 呼処理信号処理部2101は、端末102-1と端末1 02-2との間の呼処理信号の送受信を行う。ま 、所定の時間、または端末102-1あるいは端末 102-2から呼処理信号を受信したタイミングで 文字列データベース1503から文字列を読み出 すように送信データ文字挿入部2102に対して 示する。また、所定の時間、または端末102-1 あるいは端末102-2から呼処理信号を受信した イミングで、文字列データベース1503から読 み出された文字列を端末102-1~102-2へ送信する 号化データに挿入するように送信データ文 挿入部2102に対して指示する。なお、呼処理 信号処理部2101は、呼処理信号として,例えばI ETF規格SIPを使用することも可能である。

 発信側端末データ送信部202は、送信デー 文字挿入部2102から出力された符号化データ を端末102-1へ送信する。発信側端末データ送 部202内部の処理については、第1~5の実施の 態における発信側端末データ送信部202内部 処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを送信データ文字挿入部21 02へ出力する。着信側端末データ受信部204内 の処理については、第1~5の実施の形態にお る着信側端末データ受信部204内部の処理と じである。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して送信 ータ文字挿入部2102へ出力する。発信側端末 ータ受信部205内部の処理については、第1~5 実施の形態における発信側端末データ受信 205内部の処理と同じである。

 着信側端末データ送信部206は、送信デー 文字挿入部2102から出力された符号化データ を端末102-2へ送信する。着信側端末データ送 部206内部の処理については、第1~5の実施の 態における着信側端末データ送信部206内部 処理と同じである。

 変換情報データベース208は、第1~5の実施 形態におけるものと同じである。

 送信データ文字挿入部2102は、呼処理信号 処理部2101からの指示に従って、文字列デー ベース1503から文字列を読み出し、読み出さ た文字列を、発信側端末データ受信部205か 出力された符号化データに挿入する。そし 、文字列が挿入された符号化データを着信 端末データ送信部206へ出力する。また、呼 理信号処理部2101からの指示に従って、読み 出された文字列を、着信側端末データ受信部 204から出力された符号化データに挿入する。 そして、文字列が挿入された符号化データを 発信側端末データ送信部202へ出力する。ここ で、文字列を挿入するということは、着信側 端末データ受信部204または発信側端末データ 受信部205から出力された符号化データ(映像) 当該文字列を合成することである。その合 方法については従来用いられている方法を いる。送信データ文字挿入部2102は、第4及 第5の実施の形態における送信データ文字挿 部1502が、発信者端末から着信者端末へのデ ータ方向と着信者端末から発信者端末へのデ ータ方向との2方向に設けられた形となる。

 文字列データベース1503は、第4及び第5の 施の形態におけるものと同じである。

 この形態により、第4の実施の形態が有す る機能と第5の実施の形態が有する機能との 方を兼ね備えたマルチメディア通信装置103 実現できる。

(第7の実施の形態)
 図22は、図1に示したマルチメディア通信装 103の第7の実施の形態を示す図である。ここ で、端末102-1と端末102-2との間にて通信が行 れる場合を例に挙げて説明する。また、端 102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末102- 1の通話相手である着信側端末である。なお 端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末または 着信側端末である場合であっても、その動作 は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第7の実施の形態は図22に示すように、DTMF信 検出部2201と、発信側端末データ送信部202と 送信データ切替部203と、着信側端末データ 信部204と、発信側端末データ受信部205と、 信側端末データ送信部206と、コンテンツデ タベース207とから構成されている。

 DTMF信号検出部2201は、端末102-1~102-2から送 信された読み出し信号を検出する。ここで、 読み出し信号として、DTMF(Dual-Tone Multi-Frequenc y)信号を使用する。また、検出されたDTMF信号 に従って、コンテンツデータベース207からコ ンテンツを読み出すように送信データ切替部 203に対して指示する。また、検出されたDTMF 号に従って、コンテンツデータベース207か 読み出されたコンテンツを端末102-1へ送信す るように送信データ切替部203に対して指示す る。または、検出されたDTMF信号に従って、 末102-2から送信されてマルチメディア通信装 置103にて受信された符号化データを端末102-1 送信するように送信データ切替部203に対し 指示する。なお,DTMF信号検出部2201は,例えば ネットワーク101がパケット交換網の場合は、 DTMF信号パケット(RFC2833,RFC4733)受信部として構 成することも可能である。

 発信側端末データ送信部202は、送信デー 切替部203から出力された符号化データを端 102-1へ送信する。発信側端末データ送信部20 2内部の処理については、第1~6の実施の形態 おける発信側端末データ送信部202内部の処 と同じである。

 送信データ切替部203は、DTMF信号検出部220 1からの指示に従って、コンテンツデータベ ス207からコンテンツを読み出して符号化す 。また、DTMF信号検出部2201からの指示に従っ て、発信側端末データ送信部202へ出力する符 号化データを、コンテンツデータベース207か ら読み出されて符号化されたコンテンツの符 号化データと着信側端末データ受信部204から 出力された符号化データ(端末102-2から送信さ れた符号化データ)とのどちらか一方に切り える。送信データ切替部203内部の処理につ ては、第1の実施の形態における送信データ 替部203内部の処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを送信データ切替部203へ 力する。着信側端末データ受信部204内部の 理については、第1~6の実施の形態における 信側端末データ受信部204内部の処理と同じ ある。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して着信 端末データ送信部206へ出力する。発信側端 データ受信部205内部の処理については、第1~ 6の実施の形態における発信側端末データ受 部205内部の処理と同じである。

 着信側端末データ送信部206は、発信側端 データ受信部205から出力された符号化デー を端末102-2へ送信する。着信側端末データ 信部206内部の処理については、第1~6の実施 形態における着信側端末データ送信部206内 の処理と同じである。

 コンテンツデータベース207は、第1~3の実 の形態におけるものと同じである。

 変換情報データベース208は、第1~6の実施 形態におけるものと同じである。

 以下に、図22に示したマルチメディア通 装置103におけるマルチメディア通信方法に いて説明する。

 図23は、図22に示したマルチメディア通信 装置103におけるマルチメディア通信方法を説 明するためのフローチャートである。

 まず、DTMF信号検出部2201にて端末102-1また は端末102-2からのDTMF信号による所定の指示が ステップ61にて検出される。この指示内容は 予め設定されているものであり、利用者が 末102-1または端末102-2に所定のキーを入力す ることにより、入力されたキーに対応したDTM F信号が端末102-1または端末102-2から送信され 。そして、端末102-1または端末102-2から送信 されたDTMF信号がDTMF信号検出部2201にて検出さ れる。

 DTMF信号検出部2201にて、端末102-1または端 末102-2からのDTMF信号による所定の指示が検出 された場合、DTMF信号検出部2201から送信デー 切替部203へ、コンテンツデータベース207か コンテンツを読み出し、符号化して発信側 末データ送信部202へ出力するように指示さ る。この指示に従って、ステップ62にて送 データ切替部203によってコンテンツデータ ース207からコンテンツが読み出されて符号 され、符号化されたコンテンツの符号化デ タがステップ63にて発信側端末データ送信部 202へ出力される。

 その後、当該コンテンツの符号化データ 発信側端末データ送信部202から端末102-1へ 信される。

 一方、DTMF信号検出部2201にて、端末102-1ま たは端末102-2からのDTMF信号による所定の指示 が検出されない場合、DTMF信号検出部2201から 信データ切替部203へ着信側端末データ受信 204から出力された符号化データを発信側端 データ送信部202へ出力するように指示され 。この指示に従って、送信データ切替部203 て着信側端末データ受信部204から出力され 符号化データがステップ64にて発信側端末 ータ送信部202へ出力される。

 その後、当該符号化データが発信側端末 ータ送信部202から端末102-1へ送信され、端 102-1にて再生される。

 また、端末102-1~102-nにて再生できるデー 形式がそれぞれ異なることも考えられる。 のため、DTMF信号検出部2201から送信データ切 替部203に対して、発信側端末データ送信部202 へ符号化データを送信する際に、送信する符 号化データを送信先の端末102-1~102-nにおいて コード及び再生が可能なデータ形式に変換 て出力するように指示するものであっても い。この場合、実際のデータ変換は、図3に 示した送信データ切替部203のデータ変換部303 にて行われる。

 DTMF信号検出部2201から上記の指示が行わ る際に、DTMF信号検出部2201によって、変換情 報データベース208から符号化データを再生す る端末102-1における変換情報が読み出される これは、DTMF信号検出部2201にて受信された 処理信号に含まれる端末102-1の識別番号に対 応付けられたものである。読み出された変換 情報がDTMF信号検出部2201から送信データ切替 203へ出力される。そして、送信データ切替 203から出力される符号化データについて、 該変換情報に基づいて送信データ切替部203 のデータ変換部303にてデータ変換が行われ 。これにより、端末102-1においてデコード び再生が可能なデータ形式に変換された符 化データが、発信側端末データ送信部202か 端末102-1へ送信される。このデータ変換の処 理は、第1の実施の形態にて示したものと同 である。

 このようにして、端末102-1または端末102-2 から所定のDTMF信号を送信する。それにより 当該DTMF信号に従って、マルチメディア通信 置103から端末102-1へ送信する符号化データ 、コンテンツデータベース207から読み出さ たコンテンツと端末102-2から送信された符号 化データとのどちらか一方に切り替えること ができる。

(第8の実施の形態)
 図24は、図1に示したマルチメディア通信装 103の第8の実施の形態を示す図である。ここ で、端末102-1と端末102-2との間にて通信が行 れる場合を例に挙げて説明する。また、端 102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末102- 1の通話相手である着信側端末である。なお 端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末または 着信側端末である場合であっても、その動作 は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第8の実施の形態は図24に示すように、DTMF信 検出部2401と、発信側端末データ送信部202と 送信データ切替部203と、着信側端末データ 信部204と、発信側端末データ受信部205と、 信側端末データ送信部206と、コンテンツデ タベース207とから構成されている。

 DTMF信号検出部2401は、端末102-1~102-2から送 信された読み出し信号を検出する。ここで、 読み出し信号として、DTMF信号を使用する。 た、検出されたDTMF信号に従って、コンテン データベース207からコンテンツを読み出す うに送信データ切替部203に対して指示する また、検出されたDTMF信号に従って、コンテ ンツデータベース207から読み出されたコンテ ンツを端末102-2へ送信するように、または端 102-1から送信されてマルチメディア通信装 103にて受信された符号化データを端末102-2へ 送信するように送信データ切替部203に対して 指示する。なお,DTMF信号検出部2401は,例えば ットワーク101がパケット交換網の場合は、DT MF信号パケット(RFC2833,RFC4733)受信部として構 することも可能である。

 発信側端末データ送信部202は、着信側端 データ受信部204から出力された符号化デー を端末102-1へ送信する。発信側端末データ 信部202内部の処理については、第1~7の実施 形態における発信側端末データ送信部202内 の処理と同じである。

 送信データ切替部203は、DTMF信号検出部240 1からの指示に従って、コンテンツデータベ ス207からコンテンツを読み出して符号化す 。また、DTMF信号検出部2401からの指示に従っ て、着信側端末データ送信部206へ出力する符 号化データを、コンテンツデータベース207か ら読み出されて符号化されたコンテンツの符 号化データと発信側端末データ受信部205から 出力された符号化データ(端末102-1から送信さ れた符号化データ)とのどちらか一方に切り える。送信データ切替部203内部の処理につ ては、第2の実施の形態における送信データ 替部203内部の処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを発信側端末データ送信 202へ出力する。着信側端末データ受信部204 部の処理については、第1~7の実施の形態に ける着信側端末データ受信部204内部の処理 同じである。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して送信 ータ切替部203へ出力する。発信側端末デー 受信部205内部の処理については、第1~7の実 の形態における発信側端末データ受信部205 部の処理と同じである。

 着信側端末データ送信部206は、送信デー 切替部203から出力された符号化データを端 102-2へ送信する。着信側端末データ送信部20 6内部の処理については、第1~7の実施の形態 おける着信側端末データ送信部206内部の処 と同じである。

 コンテンツデータベース207は、第7の実施 の形態におけるものと同じである。

 変換情報データベース208は、第1~7の実施 形態におけるものと同じである。

 以下に、図24に示したマルチメディア通 装置103におけるマルチメディア通信方法に いて説明する。

 図25は、図24に示したマルチメディア通信 装置103におけるマルチメディア通信方法を説 明するためのフローチャートである。

 まず、DTMF信号検出部2401にて端末102-1また は端末102-2からのDTMF信号による所定の指示が ステップ71にて検出される。この指示内容は 予め設定されているものであり、利用者が 末102-1または端末102-2に所定のキーを入力す ることにより、入力されたキーに対応したDTM F信号が端末102-1または端末102-2から送信され 。そして、端末102-1または端末102-2から送信 されたDTMF信号がDTMF信号検出部2401にて検出さ れる。

 DTMF信号検出部2401にて、端末102-1または端 末102-2からのDTMF信号による所定の指示が検出 された場合、DTMF信号検出部2401から送信デー 切替部203へ、コンテンツデータベース207か コンテンツを読み出し、符号化して着信側 末データ送信部206へ出力するように指示さ る。この指示に従って、ステップ72にて送 データ切替部203によってコンテンツデータ ース207からコンテンツが読み出されて符号 され、符号化されたコンテンツの符号化デ タがステップ73にて着信側端末データ送信部 206へ出力される。

 その後、当該コンテンツの符号化データ 着信側端末データ送信部206から端末102-2へ 信される。

 一方、DTMF信号検出部2401にて、端末102-1ま たは端末102-2からのDTMF信号による所定の指示 が検出されない場合、DTMF信号検出部2401から 信データ切替部203へ発信側端末データ受信 205から出力された符号化データを着信側端 データ送信部206へ出力するように指示され 。この指示に従って、送信データ切替部203 て発信側端末データ受信部205から出力され 符号化データがステップ74にて着信側端末 ータ送信部206へ出力される。

 その後、当該符号化データが着信側端末 ータ送信部206から端末102-2へ送信され、端 102-2にて再生される。

 また、端末102-1~102-nにて再生できるデー 形式がそれぞれ異なることも考えられる。 のため、DTMF信号検出部2401から送信データ切 替部203に対して、着信側端末データ送信部206 へ符号化データを送信する際に、送信する符 号化データを送信先の端末102-1~102-nにおいて コード及び再生が可能なデータ形式に変換 て出力するように指示するものであっても い。この場合、実際のデータ変換は、図3に 示した送信データ切替部203のデータ変換部303 にて行われる。

 DTMF信号検出部2401から上記の指示が行わ る際に、DTMF信号検出部2401によって、変換情 報データベース208から符号化データを再生す る端末102-2における変換情報が読み出される これは、DTMF信号検出部2401にて受信された 処理信号に含まれる端末102-2の識別番号に対 応付けられたものである。読み出された変換 情報がDTMF信号検出部2401から送信データ切替 203へ出力される。そして、送信データ切替 203から出力される符号化データについて、 該変換情報に基づいて送信データ切替部203 のデータ変換部303にてデータ変換が行われ 。これにより、端末102-2においてデコード び再生が可能なデータ形式に変換された符 化データが、着信側端末データ送信部206か 端末102-2へ送信される。このデータ変換の処 理は、第1の実施の形態にて示したものと同 である。

 このようにして、端末102-1または端末102-2 から所定のDTMF信号を送信する。それにより 当該DTMF信号に従って、マルチメディア通信 置103から端末102-2へ送信する符号化データ 、コンテンツデータベース207から読み出さ たコンテンツと端末102-1から送信された符号 化データとのどちらか一方に切り替えること ができる。

(第9の実施の形態)
 また、上述した第7の実施の形態が有する機 能と第8の実施の形態が有する機能との双方 兼ね備えたマルチメディア通信装置103も考 られる。

 図26は、図1に示したマルチメディア通信 置103の第9の実施の形態を示す図である。こ こで、端末102-1と端末102-2との間にて通信が われる場合を例に挙げて説明する。また、 末102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末1 02-1の通話相手である着信側端末である。な 、端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末また は着信側端末である場合であっても、その動 作は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第9の実施の形態は図26に示すように、DTMF信 検出部2601と、発信側端末データ送信部202と 着信側端末データ受信部204と、発信側端末 ータ受信部205と、着信側端末データ送信部2 06と、コンテンツデータベース207と、送信デ タ切替部1402とから構成されている。

 DTMF信号検出部2601は、端末102-1~102-2から送 信された読み出し信号を検出する。ここで、 読み出し信号として、DTMF信号を使用する。 た、検出されたDTMF信号に従って、コンテン データベース207からコンテンツを読み出す うに送信データ切替部1402に対して指示する 。また、検出されたDTMF信号に従って、コン ンツデータベース207から読み出されたコン ンツを端末102-2へ送信するように送信データ 切替部1402に対して指示する。または、検出 れたDTMF信号に従って、端末102-1から送信さ てマルチメディア通信装置103にて受信され 符号化データを端末102-2へ送信するように送 信データ切替部1402に対して指示する。また 検出したDTMF信号に従って、コンテンツデー ベース207から読み出されたコンテンツを端 102-1へ送信するように送信データ切替部1402 対して指示する。または、検出したDTMF信号 に従って、端末102-2から送信されてマルチメ ィア通信装置103にて受信された符号化デー を端末102-1へ送信するように送信データ切 部1402に対して指示する。なお,DTMF信号検出 2601は,例えばネットワーク101がパケット交換 網の場合は、DTMF信号パケット(RFC2833,RFC4733)受 信部として構成することも可能である。

 発信側端末データ送信部202は、送信デー 切替部1402から出力された符号化データを端 末102-1へ送信する。発信側端末データ送信部2 02内部の処理については、第1~8の実施の形態 おける発信側端末データ送信部202内部の処 と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを送信データ切替部1402へ 力する。着信側端末データ受信部204内部の 理については、第1~8の実施の形態における 信側端末データ受信部204内部の処理と同じ ある。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して送信 ータ切替部1402へ出力する。発信側端末デー 受信部205内部の処理については、第1~8の実 の形態における発信側端末データ受信部205 部の処理と同じである。

 着信側端末データ送信部206は、送信デー 切替部1402から出力された符号化データを端 末102-2へ送信する。着信側端末データ送信部2 06内部の処理については、第1~8の実施の形態 おける着信側端末データ送信部206内部の処 と同じである。

 コンテンツデータベース207は、第7の実施 の形態におけるものと同じである。

 変換情報データベース208は、第1~8の実施 形態におけるものと同じである。

 送信データ切替部1402は、DTMF信号検出部26 01からの指示に従って、コンテンツデータベ ス207からコンテンツを読み出して符号化す 。また、DTMF信号検出部2601からの指示に従 て、着信側端末データ送信部206へ出力する 号化データを、コンテンツデータベース207 ら読み出されて符号化されたコンテンツの 号化データと発信側端末データ受信部205か 出力された符号化データ(端末102-1から送信 れた符号化データ)とのどちらか一方に切り える。また、DTMF信号検出部2601からの指示 従って、発信側端末データ送信部202へ出力 る符号化データを、コンテンツデータベー 207から読み出されて符号化されたコンテン の符号化データと着信側端末データ受信部20 4から出力された符号化データ(端末102-2から 信された符号化データ)とのどちらか一方に り替える。送信データ切替部1402内部の処理 については、第3の実施の形態における送信 ータ切替部1402内部の処理と同じである。

 この形態により、第7の実施の形態が有す る機能と第8の実施の形態が有する機能との 方を兼ね備えたマルチメディア通信装置103 実現できる。

(第10の実施の形態)
 図27は、図1に示したマルチメディア通信装 103の第10の実施の形態を示す図である。こ で、端末102-1と端末102-2との間にて通信が行 れる場合を例に挙げて説明する。また、端 102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末102 -1の通話相手である着信側端末である。なお 端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末また 着信側端末である場合であっても、その動 は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第10の実施の形態は図27に示すように、DTMF信 検出部2701と、発信側端末データ送信部202と 、着信側端末データ受信部204と、発信側端末 データ受信部205と、着信側端末データ送信部 206と、送信データ文字挿入部1502と、文字列 ータベース1503とから構成されている。

 DTMF信号検出部2701は、端末102-1~102-2から送 信された読み出し信号を検出する。ここで、 読み出し信号として、DTMF信号を使用する。 た、検出されたDTMF信号に従って、文字列デ タベース1503から文字列を読み出すように送 信データ文字挿入部1502に対して指示する。 た、検出されたDTMF信号に従って、文字列デ タベース1503から読み出された文字列を端末 102-1へ送信する符号化データに挿入するよう 送信データ文字挿入部1502に対して指示する 。DTMF信号検出部2701は,例えばネットワーク101 がパケット交換網の場合は、DTMF信号パケッ (RFC2833,RFC4733)受信部として構成することも可 能である。

 発信側端末データ送信部202は、送信デー 文字挿入部1502から出力された符号化データ を端末102-1へ送信する。発信側端末データ送 部202内部の処理については、第1~9の実施の 態における発信側端末データ送信部202内部 処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを送信データ文字挿入部15 02へ出力する。着信側端末データ受信部204内 の処理については、第1~9の実施の形態にお る着信側端末データ受信部204内部の処理と じである。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して着信 端末データ送信部206へ出力する。発信側端 データ受信部205内部の処理については、第1~ 9の実施の形態における発信側端末データ受 部205内部の処理と同じである。

 着信側端末データ送信部206は、発信側端 データ受信部205から出力された符号化デー を端末102-2へ送信する。着信側端末データ 信部206内部の処理については、第1~9の実施 形態における着信側端末データ送信部206内 の処理と同じである。

 変換情報データベース208は、第1~9の実施 形態におけるものと同じである。

 送信データ文字挿入部1502は、DTMF信号検 部2701からの指示に従って、文字列データベ ス1503から文字列を読み出し、読み出された 文字列を、着信側端末データ受信部204から出 力された符号化データに挿入する。そして、 文字列が挿入された符号化データを発信側端 末データ送信部202へ出力する。ここで、文字 列を挿入するということは、着信側端末デー タ受信部204から出力された符号化データ(映 )に当該文字列を合成することである。その 成方法については従来用いられている方法 用いる。送信データ文字挿入部1502内部の処 理については、第4の実施の形態における送 データ文字挿入部1502内部の処理と同じであ 。

 文字列データベース1503は、第4~6の実施の 形態におけるものと同じである。

 以下に、図27に示したマルチメディア通 装置103におけるマルチメディア通信方法に いて説明する。

 図28は、図27に示したマルチメディア通信 装置103におけるマルチメディア通信方法を説 明するためのフローチャートである。

 まず、DTMF信号検出部2701にて端末102-1また は端末102-2からのDTMF信号による所定の指示が ステップ81にて検出される。この指示内容は 予め設定されているものであり、利用者が 末102-1または端末102-2に所定のキーを入力す ることにより、入力されたキーに対応したDTM F信号が端末102-1または端末102-2から送信され 。そして、端末102-1または端末102-2から送信 されたDTMF信号がDTMF信号検出部2701にて検出さ れる。

 DTMF信号検出部2701にて、端末102-1または端 末102-2からのDTMF信号による所定の指示が検出 された場合、DTMF信号検出部2701から送信デー 文字挿入部1502へ、文字列データベース1503 ら文字列を読み出し、読み出された文字列 、着信側端末データ受信部204から出力され 符号化データに挿入するように指示される この指示に従って、ステップ82にて送信デー タ文字挿入部1502によって文字列データベー 1503から文字列が読み出される。また、この き読み出される文字列は、端末102-1にて表 可能な文字列である。そして、読み出され 文字列が、着信側端末データ受信部204から 力された符号化データに挿入され、文字列 挿入された符号化データがステップ83にて発 信側端末データ送信部202へ出力される。なお 、着信側端末データ受信部204から出力された 符号化データに文字列が挿入される位置につ いては、任意であり、予め決められた位置で あっても良いし、端末102-1または端末102-2か の指示によるものであっても良い。また、 字列データベース1503に、文字列の性質情報 格納されている場合、当該文字列の性質情 に基づいて、文字列が挿入されるものであ ても良い。

 その後、当該符号化データが発信側端末 ータ送信部202から端末102-1へ送信される。

 一方、DTMF信号検出部2701にて、端末102-1ま たは端末102-2からのDTMF信号による所定の指示 が検出されない場合、DTMF信号検出部2701から 信データ文字挿入部1502へ、着信側端末デー タ受信部204から出力された符号化データをそ のまま発信側端末データ送信部202へ出力する ように指示される。この指示に従って、送信 データ文字挿入部1502にて着信側端末データ 信部204から出力された符号化データがステ プ84にて発信側端末データ送信部202へ出力さ れる。

 その後、当該符号化データが発信側端末 ータ送信部202から端末102-1へ送信され、文 列が挿入された符号化データが端末102-1にて 再生される。

 なお、端末102-1へ符号化データを送信す 際に、第1~9の実施の形態と同様に、図3に示 たデータ変換部303にて当該符号化データが 換されるものであっても良い。

 このようにして、端末102-1または端末102-2 から所定のDTMF信号を送信する。それにより 当該DTMF信号に従って、マルチメディア通信 置103から端末102-1へ送信する符号化データ 、文字列データベース1503から読み出された 字列を挿入することができる。

 以上説明したように本形態においては、 末102-1または端末102-2から所定のDTMF信号を 信することにより、端末102-2から端末102-1へ 信される符号化データに所定の文字列が挿 され、当該文字列が挿入された符号化デー が端末102-1に適した条件で端末102-1にて再生 される。

(第11の実施の形態)
 図29は、図1に示したマルチメディア通信装 103の第11の実施の形態を示す図である。こ で、端末102-1と端末102-2との間にて通信が行 れる場合を例に挙げて説明する。また、端 102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末102 -1の通話相手である着信側端末である。なお 端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末また 着信側端末である場合であっても、その動 は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第11の実施の形態は図29に示すように、DTMF信 検出部2901と、発信側端末データ送信部202と 、着信側端末データ受信部204と、発信側端末 データ受信部205と、着信側端末データ送信部 206と、送信データ文字挿入部1502と、文字列 ータベース1503とから構成されている。

 DTMF信号検出部2901は、端末102-1~102-2から送 信された読み出し信号を検出する。ここで、 読み出し信号として、DTMF信号を使用する。 た、検出されたDTMF信号に従って、文字列デ タベース1503から文字列を読み出すように送 信データ文字挿入部1502に対して指示する。 た、検出されたDTMF信号に従って、文字列デ タベース1503から読み出された文字列を端末 102-2へ送信する符号化データに挿入するよう 送信データ文字挿入部1502に対して指示する 。DTMF信号検出部2901は,例えばネットワーク101 がパケット交換網の場合は、DTMF信号パケッ (RFC2833,RFC4733)受信部として構成することも可 能である。

 発信側端末データ送信部202は、着信側端 データ受信部204から出力された符号化デー を端末102-1へ送信する。発信側端末データ 信部202内部の処理については、第1~10の実施 形態における発信側端末データ送信部202内 の処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを発信側端末データ送信 202へ出力する。着信側端末データ受信部204 部の処理については、第1~10の実施の形態に ける着信側端末データ受信部204内部の処理 同じである。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して送信 ータ文字挿入部1502へ出力する。発信側端末 ータ受信部205内部の処理については、第1~10 の実施の形態における発信側端末データ受信 部205内部の処理と同じである。

 着信側端末データ送信部206は、送信デー 文字挿入部1502から出力された符号化データ を端末102-2へ送信する。着信側端末データ送 部206内部の処理については、第1~10の実施の 形態における着信側端末データ送信部206内部 の処理と同じである。

 変換情報データベース208は、第1~10の実施 の形態におけるものと同じである。

 送信データ文字挿入部1502は、DTMF信号検 部2901からの指示に従って、文字列データベ ス1503から文字列を読み出し、読み出された 文字列を、発信側端末データ受信部205から出 力された符号化データに挿入する。そして、 文字列が挿入された符号化データを着信側端 末データ送信部206へ出力する。ここで、文字 列を挿入するということは、発信側端末デー タ受信部205から出力された符号化データ(映 )に当該文字列を合成することである。その 成方法については従来用いられている方法 用いる。送信データ文字挿入部1502内部の処 理については、第5の実施の形態における送 データ文字挿入部1502内部の処理と同じであ 。

 文字列データベース1503は、第4~6の実施の 形態におけるものと同じである。

 以下に、図29に示したマルチメディア通 装置103におけるマルチメディア通信方法に いて説明する。

 図30は、図29に示したマルチメディア通信 装置103におけるマルチメディア通信方法を説 明するためのフローチャートである。

 まず、DTMF信号検出部2901にて端末102-1また は端末102-2からのDTMF信号による所定の指示が ステップ91にて検出される。この指示内容は 予め設定されているものであり、利用者が 末102-1または端末102-2に所定のキーを入力す ることにより、入力されたキーに対応したDTM F信号が端末102-1または端末102-2から送信され 。そして、端末102-1または端末102-2から送信 されたDTMF信号がDTMF信号検出部2901にて検出さ れる。

 DTMF信号検出部2901にて、端末102-1または端 末102-2からのDTMF信号による所定の指示が検出 された場合、DTMF信号検出部2901から送信デー 文字挿入部1502へ、文字列データベース1503 ら文字列を読み出し、読み出された文字列 、発信側端末データ受信部205から出力され 符号化データに挿入するように指示される この指示に従って、ステップ92にて送信デー タ文字挿入部1502によって文字列データベー 1503から文字列が読み出される。また、この き読み出される文字列は、端末102-2にて表 可能な文字列である。そして、読み出され 文字列が、発信側端末データ受信部205から 力された符号化データに挿入され、文字列 挿入された符号化データがステップ93にて着 信側端末データ送信部206へ出力される。なお 、発信側端末データ受信部205から出力された 符号化データに文字列が挿入される位置につ いては、任意であり、予め決められた位置で あっても良いし、端末102-1または端末102-2か の指示によるものであっても良い。また、 字列データベース1503に、文字列の性質情報 格納されている場合、当該文字列の性質情 に基づいて、文字列が挿入されるものであ ても良い。

 その後、当該符号化データが着信側端末 ータ送信部206から端末102-2へ送信される。

 一方、DTMF信号検出部2901にて、端末102-1ま たは端末102-2からのDTMF信号による所定の指示 が検出されない場合、DTMF信号検出部2901から 信データ文字挿入部1502へ、発信側端末デー タ受信部205から出力された符号化データをそ のまま着信側端末データ送信部206へ出力する ように指示される。この指示に従って、送信 データ文字挿入部1502にて発信側端末データ 信部205から出力された符号化データがステ プ94にて着信側端末データ送信部206へ出力さ れる。

 その後、当該符号化データが着信側端末 ータ送信部206から端末102-2へ送信され、文 列が挿入された符号化データが端末102-2にて 再生される。

 なお、端末102-2へ符号化データを送信す 際に、第1~10の実施の形態と同様に、図3に示 したデータ変換部303にて当該符号化データが 変換されるものであっても良い。

 このようにして、端末102-1または端末102-2 から所定のDTMF信号を送信する。それにより 当該DTMF信号に従って、マルチメディア通信 置103から端末102-2へ送信する符号化データ 、文字列データベース1503から読み出された 字列を挿入することができる。

 以上説明したように本形態においては、 末102-1または端末102-2から所定のDTMF信号を 信することにより、端末102-1から端末102-2へ 信される符号化データに所定の文字列が挿 され、当該文字列が挿入された符号化デー が端末102-2に適した条件で端末102-2にて再生 される。

(第12の実施の形態)
 また、上述した第10の実施の形態が有する 能と第11の実施の形態が有する機能との双方 を兼ね備えたマルチメディア通信装置103も考 えられる。

 図31は、図1に示したマルチメディア通信 置103の第12の実施の形態を示す図である。 こで、端末102-1と端末102-2との間にて通信が われる場合を例に挙げて説明する。また、 末102-1が発信側端末であり、端末102-2が端末 102-1の通話相手である着信側端末である。な 、端末102-3~102-nのどの端末が発信側端末ま は着信側端末である場合であっても、その 作は以下に示す動作と同じである。

 図1に示したマルチメディア通信装置103の 第12の実施の形態は図31に示すように、DTMF信 検出部3101と、発信側端末データ送信部202と 、着信側端末データ受信部204と、発信側端末 データ受信部205と、着信側端末データ送信部 206と、送信データ文字挿入部2102と、文字列 ータベース1503とから構成されている。

 DTMF信号検出部3101は、端末102-1~102-2から送 信された読み出し信号を検出する。ここで、 読み出し信号として、DTMF信号を使用する。 た、検出されたDTMF信号に従って、文字列デ タベース1503から文字列を読み出すように送 信データ文字挿入部2102に対して指示する。 た、検出したDTMF信号に従って、文字列デー ベース1503から読み出された文字列を端末102 -2へ送信する符号化データに挿入するように 信データ文字挿入部2102に対して指示する。 また、検出したDTMF信号に従って、文字列デ タベース1503から読み出された文字列を端末1 02-1へ送信する符号化データに挿入するよう 送信データ文字挿入部2102に対して指示する DTMF信号検出部3101は,例えばネットワーク101 パケット交換網の場合は、DTMF信号パケット (RFC2833,RFC4733)受信部として構成することも可 である。

 発信側端末データ送信部202は、送信デー 文字挿入部2102から出力された符号化データ を端末102-1へ送信する。発信側端末データ送 部202内部の処理については、第1~11の実施の 形態における発信側端末データ送信部202内部 の処理と同じである。

 着信側端末データ受信部204は、端末102-2 ら送信された符号化データを受信し、受信 れた符号化データを送信データ文字挿入部21 02へ出力する。着信側端末データ受信部204内 の処理については、第1~11の実施の形態にお ける着信側端末データ受信部204内部の処理と 同じである。

 発信側端末データ受信部205は、端末102-1 ら送信された符号化データを受信して送信 ータ文字挿入部2102へ出力する。発信側端末 ータ受信部205内部の処理については、第1~11 の実施の形態における発信側端末データ受信 部205内部の処理と同じである。

 着信側端末データ送信部206は、送信デー 文字挿入部2102から出力された符号化データ を端末102-2へ送信する。着信側端末データ送 部206内部の処理については、第1~11の実施の 形態における着信側端末データ送信部206内部 の処理と同じである。

 変換情報データベース208は、第1~11の実施 の形態におけるものと同じである。

 送信データ文字挿入部2102は、DTMF信号検 部3101からの指示に従って、文字列データベ ス1503から文字列を読み出し、読み出された 文字列を、発信側端末データ受信部205から出 力された符号化データに挿入する。そして、 文字列が挿入された符号化データを着信側端 末データ送信部206へ出力する。また、DTMF信 検出部3101からの指示に従って、文字列デー ベース1503から文字列を読み出し、読み出さ れた文字列を、着信側端末データ受信部204か ら出力された符号化データに挿入する。そし て、文字列が挿入された符号化データを発信 側端末データ送信部202へ出力する。ここで、 文字列を挿入するということは、発信側端末 データ受信部205または着信側端末データ受信 部204から出力された符号化データ(映像)に当 文字列を合成することである。その合成方 については従来用いられている方法を用い 。送信データ文字挿入部2102内部の処理につ いては、第6の実施の形態における送信デー 文字挿入部2102内部の処理と同じである。

 文字列データベース1503は、第4~6の実施の 形態におけるものと同じである。

 この形態により、第10の実施の形態が有 る機能と第11の実施の形態が有する機能との 双方を兼ね備えたマルチメディア通信装置103 が実現できる。

 以上説明した第1~12の実施の形態における マルチメディア通信装置103は、コンテンツや 文字列を配信するメディアサーバとして動作 することも可能であることは言うまでもない 。

(第13の実施の形態)
 また、上述したマルチメディア通信装置103 、メディアサーバとして広告コンテンツを 末102-1~102-nへ配信することも可能である。

 図32は、図1に示したマルチメディア通信 置103の第13の実施の形態を示す図である。

 本形態は図32に示すように、マルチメデ ア通信装置であるメディアサーバ3201に複数 端末102-1~102-nがネットワーク101を介して接 されている。また、メディアサーバ3201には 広告コンテンツデータベース3202が接続され ている。

 端末102-1~102-nは、テレビ電話端末に代表 れるような、映像及び音声を送受信できる 信端末である。端末102-1~102-nは、端末102-1~102 -nに設けられたマイク等の音声収集手段によ て収集された音声を音声データとして符号 し、符号化された音声データを送信する。 た、端末102-1~102-nに設けられたカメラ等の 影手段によって撮影された映像を映像デー として符号化し、符号化された映像データ 送信する。また、受信された音声データか 音声を復号化し、復号化された音声を端末10 2-1~102-nに設けられたスピーカー等の音声再生 手段によって再生する。また、受信された映 像データから映像を復号化し、復号化された 映像を端末102-1~102-nに設けられたディスプレ 等の映像再生手段によって再生する。

 広告コンテンツデータベース3202は、ネッ トワーク101を介して端末102-1~102-nへ配信する 告コンテンツを格納する。この広告コンテ ツは、映像であっても良いし、文字であっ も良い。

 図33は、図32に示した広告コンテンツデー タベース3202の一構造を示す図である。

 図32に示した広告コンテンツデータベー 3202には図33に示すように、広告データとし 、広告文字データや広告映像が格納されて る。それぞれの広告データには、各データ 固有に付与された識別番号と、分類とがそ ぞれ対応付けられて格納されている。例え 、「○○電器」という文字の広告データに 、識別番号「9001」と、分類の「広告文字デ タ」とが対応付けられている。また、「△ ショッピング」という文字の広告データに 、識別番号「9002」と、分類の「広告文字デ ータ」とが対応付けられている。また、テレ ビの映像である広告データには、識別番号「 9003」と、分類の「広告映像」とが対応付け れている。また、日帰り温泉旅行の広告デ タには、識別番号「9004」と、分類の「広告 像」とが対応付けられている。なお、分類 「広告映像」である広告データは、静止画 あっても、動画であっても良い。

 メディアサーバ3201は、ネットワーク101を 介して端末102-1~102-n間で送受信される音声デ タや映像データの転送を仲介する。また、 告コンテンツデータベース3202から広告コン テンツを読み出し、ネットワーク101を介して 端末102-1~102-nへ配信する。配信する際に、広 コンテンツデータベース3202から読み出され た広告コンテンツをそのまま端末102-1~102-nへ 信するものであっても良い。また、端末102- 1~102-n間にて送受信されている映像に広告コ テンツデータベース3202から読み出された広 コンテンツを挿入して配信するものであっ も良い。その際、上述した第1~12の実施の形 態と同様に、配信されるデータを端末102-1~102 -nにてデコード及び再生が可能なデータ形式 変換するものであっても良い。

 例えば、広告コンテンツデータベース3202 から分類が「広告文字データ」である広告デ ータが読み出された場合、トランスコーダを 用いて端末102-1~102-n間におけるテレビ電話通 中に、当該広告データがテレビ電話画面に ンポーズされるものであっても良い。この 合、テレビ電話通話中である端末102-1~102-n 画面には、テレビ電話映像に当該広告デー が重なって表示される。また、広告コンテ ツデータベース3202から分類が「広告映像」 ある広告データが読み出された場合、トラ スコーダを用いて端末102-1~102-n間における レビ電話通話中に、当該広告データとテレ 電話映像とが分割合成されるものであって 良い。この場合、テレビ電話通話中である 末102-1~102-nの画面の所定の部分には広告デー タが、また他の所定の部分にはテレビ電話映 像が表示される。このインポーズまたは分割 合成は、マルチメディア通信装置103の送信デ ータ切替部1402や送信データ文字挿入部2102に 行われる。

 また、これらの広告データのどれをイン ーズまたは分割合成するかについては、端 102-1~102-nから指示するものであっても良い 、ランダムに選択されるものであっても良 、ここでは特に規定しない。

 これにより、広告データが様々な形式で 成されることが可能となる。

 また、広告データが配信されるタイミン は、端末102-1~102-nが通話中に限らず、第1~6 実施の形態に示したように、発信者端末が 信側端末を呼び出し中であっても良いし、 末102-1~102-nの通話が終了した後であっても良 い。

 なお、メディアサーバ3201の構成は、上述 したマルチメディア通信装置103の構成と同じ である。

(第14の実施の形態)
 図34は、図1に示したマルチメディア通信装 103の第14の実施の形態を示す図である。

 本形態は図34に示すように、利用者端末34 03を有する利用者が契約している通信事業者 有する通信事業者装置3402にマルチメディア 通信装置103であるメディアサーバ3201が接続 能に構成されている。また、メディアサー 3201には、広告コンテンツデータベース3202が 接続されている。さらに、通信事業者装置340 2は、広告主が有する広告主端末3401との間に 通信が可能となっている。

 広告コンテンツデータベース3202には、広 告主端末3401によって広告主端末3401の広告デ タが予め登録(格納)されている。この広告 ンテンツデータベース3202に登録される広告 ータを通信事業者装置3402が管理することに より、広告主端末3401は、通信事業者装置3402 広告料を払う。

 利用者端末3403が通信を行う場合、通信事 業者装置3402及びメディアサーバ3201を介して う。その場合、通信事業者装置3402は、メデ ィアサーバ3201を用いて、広告コンテンツデ タベース3202から広告コンテンツを読み出し 利用者端末3403の有する発信側端末または着 信側端末に対し、メディアサーバ3201から送 する映像、音声または文字列の少なくとも つに広告コンテンツとしてマルチメディア ービスを利用者端末3403に提供する。具体的 は、通信事業者装置3402がメディアサーバ320 1に広告コンテンツデータベース3202から広告 ータを読み出してメディアサーバ3201から送 信されるデータに、当該広告データを挿入ま たは合成する指示を行う。または、広告デー タをそのまま送信する指示を行う。すると、 メディアサーバ3201によって、広告コンテン データベース3202から広告データが読み出さ てメディアサーバ3201から送信されるデータ に、当該広告データが挿入または合成されて 利用者端末3403へ送信される。または、広告 ータが利用者端末3403へそのまま送信される メディアサーバ3201のこの動作は、上述した 第7~12の実施の形態におけるマルチメディア 信装置103の動作と同様である。第7~12の実施 形態におけるマルチメディア通信装置103は 端末102-1~102-2から送信されたDTMF信号に従っ データベースからデータを読み出したが、 実施の形態におけるメディアサーバ3201は、 通信事業者装置3402からの指示に従ってデー ベースからデータを読み出すものである。

 そして、広告データが利用者端末3403へ送 信された旨が通信事業者装置3402またはメデ アサーバ3201に記録され、その記録(送信頻度 )に基づいて当該広告データが送信された利 者端末3403に対して通話料金の削減または通 料金の無料化などの優待が図られる。この 待を行うための優待情報は、通信事業者装 3402またはメディアサーバ3201が具備する優 情報データベース(不図示)に格納されており 、利用者端末3403へ通話料を請求する際に、 み出されて精算されるものであっても良い

 図35は、広告データの送信回数と優待情 とが対応付けられた優待情報データベース 一構成を示す図である。

 図35に示すように、広告データの送信回 と、その場合の優待情報とが対応付けられ 格納されている。例えば、広告データが1~5 送信された利用者端末3403は、通話料金を100 値引きする優待情報が格納されている。ま 、広告データが6~10回送信された利用者端末 3403は、通話料金を500円値引きする優待情報 格納されている。

 また、広告データの送信時間に応じて優 が図られるものであっても良い。

 図36は、広告データの送信時間と優待情 とが対応付けられた優待情報データベース 一構成を示す図である。

 図36に示すように、広告データの送信時 と、その場合の優待情報とが対応付けられ 格納されている。例えば、広告データの送 時間が1~3分間である利用者端末3403は、通話 金を1日間無料にする優待情報が格納されて いる。また、広告データの送信時間が3~10分 である利用者端末3403は、通話料金を2日間無 料にする優待情報が格納されている。

 これにより、利用者は、通信事業者から ルチメディアサービスの提供を受け、広告 ンテンツを見ることにより、その送信頻度 応じた通話料金の削減または通話料金の無 化等の恩恵を被る。

 なお、この通話料金の優待を上述した第1 ~13の実施の形態に適用することも可能である 。

 また、上述した実施の形態において、コ テンツや文字列は、端末102-1~102-nから選択 きるものである。例えば、図4や図17に示し コンテンツや文字列の識別番号を端末102-1~10 2-nに入力することにより、所望のコンテンツ や文字列が選択できるものである。また、上 記識別番号を端末102-1~102-nそれぞれに対応付 ておき、発信または着信した端末102-1~102-n 対応付けられたコンテンツや文字列が読み されて表示されるものであっても良い。ま 、コンテンツデータベース207に格納されて るコンテンツ、及び文字列データベース1503 格納されている文字列は、予め格納されて るものである。

 また、必要に応じて上述した第1~12の実施 の形態を任意の組み合わせで組み合わせても 良い。

 例えば、複数の端末と、複数の端末と広 文字データや広告映像の広告データが格納 れた広告コンテンツデータベースとに接続 れ、複数の端末の呼処理信号を処理するサ バとから構成されたマルチメディア通信シ テムにおけるマルチメディアサービス提供 法であって、サーバが、端末間におけるテ ビ電話通話中に、広告コンテンツデータベ スから広告文字データを読み出すステップ 、サーバが、読み出した広告文字データを レビ電話画面にインポーズするステップと サーバが、広告文字データをインポーズし テレビ電話画面を端末における再生に応じ 、符号化方式と、符号化ビットレートと、 レームレートと、画像サイズと、プロファ ルと、レベルと、符号化オプションと、符 化フレームタイプ構成と、ビデオパケット イズと、イントラフレーム間隔と、イント マクロブロック数と、量子化値との少なく も1つの変換情報に基づいて変換する、また はシンタックス変換するステップと、サーバ が、変換したテレビ電話画面をテレビ電話通 話中である端末の少なくとも一方へ送信する ステップとを有するものであっても良い。

 また、複数の端末と、複数の端末と広告 字データや広告映像の広告データが格納さ た広告コンテンツデータベースとに接続さ 、複数の端末の呼処理信号を処理するサー とから構成されたマルチメディア通信シス ムにおけるマルチメディアサービス提供方 であって、サーバが、端末間におけるテレ 電話通話中に、広告コンテンツデータベー から広告映像を読み出すステップと、サー が、読み出した広告映像とテレビ電話映像 を分割合成するステップと、サーバが、広 映像とテレビ電話映像とを分割合成したテ ビ電話画面を端末における再生に応じた、 号化方式と、符号化ビットレートと、フレ ムレートと、画像サイズと、プロファイル 、レベルと、符号化オプションと、符号化 レームタイプ構成と、ビデオパケットサイ と、イントラフレーム間隔と、イントラマ ロブロック数と、量子化値との少なくとも1 つの変換情報に基づいて変換する、またはシ ンタックス変換するステップと、サーバが、 変換したテレビ画面をテレビ電話通話中であ る端末の少なくとも一方へ送信するステップ とを有するものであっても良い。

 また、サーバが、テレビ電話画面をテレ 電話通話中である端末の少なくとも一方へ 信した頻度(回数や時間)を優待情報データ ースに記録するステップと、サーバが、頻 に応じた優待情報を優待情報データベース ら読み出すステップとを有するものであっ も良い。

 以上、実施の形態を参照して本願発明を 明したが、本願発明は上記実施の形態に限 されるものではない。本願発明の構成や詳 には、本願発明のスコープ内で当業者が理 し得る様々な変更をすることができる。

 この出願は、2007年7月26日に出願された日 本出願特願2007-194404を基礎とする優先権を主 し、その開示の全てをここに取り込む。