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Title:
MUSIC REPRODUCING DEVICE AND MUSIC REPRODUCING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/102413
Kind Code:
A1
Abstract:
A music reproducing device for reproducing music comprising a music data storage means for storing a plurality of pieces of music data, a meta data storage means for storing the meta data corresponding to each of the pieces of music data, a voice data converting means for converting the meta data or the like into voice data, a reproducing means for reproducing the pieces of music data and the voice data, and a control means for performing a control of reading out the meta data corresponding to the reproduced pieces of music data from the meta data storage means, inputting it to the voice data converting means, and inputting the voice data outputted from the voice data converting means to the reproducing means at any one of the timing before, during, or after the reproduction of the pieces of music data to reproduce the voice.

Inventors:
KATSUMATA HAJIME (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/000112
Publication Date:
August 28, 2008
Filing Date:
February 22, 2007
Export Citation:
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Assignee:
FUJITSU LTD (JP)
KATSUMATA HAJIME (JP)
International Classes:
G10K15/02; G06F40/00; G10L19/00; G11B27/34
Foreign References:
JPH09146579A1997-06-06
JP2005056491A2005-03-03
JP2001343990A2001-12-14
JP2001143393A2001-05-25
JP2001210065A2001-08-03
JP2000298978A2000-10-24
Other References:
See also references of EP 2113907A4
Attorney, Agent or Firm:
OSUGA, Yoshiyuki (Nibancho Bldg. 8-20, Nibancho,Chiyoda-k, Tokyo 84, JP)
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Claims:
音楽を再生する音楽再生装置であって、
 複数の楽曲データを格納する音楽データ格納手段と、
 前記各楽曲データに対応するメタデータを格納するメタデータ格納手段と、
 前記メタデータ等を音声データに変換する音声データ変換手段と、
 前記楽曲データおよび前記音声データを再生する再生手段と、
 再生する楽曲データに対応するメタデータを前記メタデータ格納手段から読み出し、前記音声データ変換手段に入力し、該音声データ変換手段から出力された音声データを、該楽曲データの再生前または再生中または再生後のいずれかのタイミングで前記再生手段に入力して音声再生させる制御を行う制御手段と、
 を備えることを特徴とする音楽再生装置。
更に、
 メタデータを構成する複数の属性値間に助詞等を挿入し、文章データを生成するための型を複数規定したものを格納しておく補完設定格納手段と、
 前記制御手段によって、前記メタデータ格納手段から読み出されたメタデータを、前記補完設定格納手段に格納された型に基づいて文章データを生成する補完手段と、
 を備え、
 前記制御手段は前記補完手段によって生成された文章データを前記音声データ変換手段に出力し、該文章データを再生することを特徴とする請求項1記載の音楽再生装置。
前記補完設定手段は前記文章データを生成するための型以外に、いずれの言語にするのか、男性・女性いずれの口調にするのか、いずれの地域の方言にするのか、どのような口調にするのかなどの設定も含むことを特徴とする請求項2記載の音楽再生装置。
前記補完手段は、前記楽曲データの再生の状況に合わせて、前記文章を生成するための型のうちのいずれを適用するかを決定し、直近に再生したメタデータのうち同一の属性値が含まれる場合には、当該属性値の部分を省略し、同等の内容は前記生成する文章には含まれないようにすることを特徴とする請求項3記載の音楽再生装置。
更に、
 前記楽曲データの再生状況を示す制御情報を格納する制御情報格納手段を備え、
 前記制御手段は自身の制御に基づいて該制御情報を更新し、また、前記制御情報格納手段から制御情報を読み出し前記音声データ変換手段に入力し、該音声データ変換手段から出力された音声データを前記再生手段に入力して該制御情報を再生させる、
  ことを特徴とする請求項1記載の音楽再生装置。
前記制御情報として、前記複数の楽曲データを、ランダム再生を含む一定のルールで連続再生していることを示す選曲ルールを含むことを特徴とする請求項5記載の音楽再生装置。
前記制御情報は、音楽再生の際の音量情報、サビのみ再生を行っていることを表すサビ再生等の情報を更に含むことを特徴とする請求項5または請求項6記載の音楽再生装置。
複数の楽曲データを格納する音楽データ記憶部と、該各楽曲データに対応するメタデータを格納するメタデータ記憶部とを備える音楽再生装置において音楽を再生するための方法であって、
 利用者により指定された楽曲データを再生する際に、該楽曲データに対応するメタデータを前記メタデータ記憶部から読み出し、音声データに変換して、該音声データを前記楽曲データの再生前、再生中、再生後のいずれかのタイミングで再生することを特徴とする音楽再生方法。
更に、前記音楽再生装置は、複数の属性値からなるメタデータを、助詞、助動詞などを含む文章データに変換するための型を複数規定した補完設定記憶部を備え、
  前記型に基づいて、前記メタデータから文章データを生成し、該文章データを前記いずれかのタイミングで再生することを特徴とする請求項8記載の音楽再生方法。
前記補完設定記憶部は、前記文章データを生成するための型以外に、いずれの言語にするのか、男性・女性いずれの口調にするのか、いずれの地域の方言にするのか、どのような口調にするのかなどの設定も含み、該設定に基づいて文章データを生成することを特徴とする請求項9記載の音楽再生方法。
前記楽曲データの再生の状況に合わせて、前記文章データを生成するための型のうちのいずれを適用するかを決定し、直近に再生したメタデータのうち同一の属性値が含まれる場合には、当該属性値の部分を省略し、同等の内容は前記生成する文章データには含まれないようにすること特徴とする請求項10記載の音楽再生方法。
更に、前記音楽再生装置は、前記楽曲データの再生状況を示す制御情報を格納する制御情報記憶部を備え、
 前記楽曲データの再生状況によって前記制御情報を更新し、また、前記制御情報を音声データに変換して再生することを特徴とする請求項8記載の音楽再生方法。
前記制御情報として、前記複数の楽曲データを、ランダム再生を含む一定のルールで連続再生していることを示す選曲ルールを含むことを特徴とする請求項12記載の音楽生成方法。
前記制御情報は、音楽再生の際の音量情報、サビのみ再生を行っていることを表すサビ再生等の情報を更に含むことを特徴とする請求項12または請求項13記載の音楽再生方法。
音楽再生装置を、複数の楽曲データと各楽曲データに対応するメタデータが記憶された記憶部および処理部を備える情報処理装置で実現するためのプログラムであって、
 利用者により指定された楽曲データを再生する際に、該楽曲データに対応するメタデータを前記記憶部から読み出すステップと、
 前記読み出されたメタデータを音声データに変換するステップと、
 前記音声データを前記楽曲データの再生前、再生中、再生後のいずれかのタイミングで再生するステップと、
 を前記情報処理装置の処理部に実行させることを特徴とするプログラム。
更に、前記記憶部には、複数の属性値からなるメタデータを、助詞、助動詞などを含む文章データに変換するための型を複数規定した補完設定が記憶され、
 前記型に基づいて、前記メタデータから文章データを生成するステップと、
 前記文書データを前記いずれかのタイミングで再生するステップと
  を前記情報処理装置の処理部に実行させることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
前記補完設定は、前記文章データを生成するための型以外に、いずれの言語にするのか、男性・女性いずれの口調にするのか、いずれの地方の方言にするのか、どのような口調にするのかなどの設定も含み、該設定に基づいて文章データを生成することを特徴とする請求項16記載のプログラム。
前記文章データを生成するステップにおいて、前記楽曲データの再生の状況に合わせて、前記文章データを生成するための型のうちいずれを適用するかを決定し、直近に再生したメタデータのうち同一の属性値が含まれる場合には、当該属性値の部分を省略し、同等の内容は前記生成する文章データには含まれないようにすることを特徴とする請求項17記載のプログラム。
更に、前記記憶部には、前記楽曲データの再生状況を示す制御情報が記憶され、
 前記楽曲データの再生状況によって前記制御情報を更新するステップと、
 前記制御情報を音声データに変換し、再生するステップと、
 を前記情報処理装置の処理部に実行させることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
前記制御情報として、前記複数の楽曲データを、ランダム再生を含む一定のルールで連続再生していることを示す選曲ルールを含むことを特徴とする請求項19記載のプログラム。
前記制御情報は、音楽再生の際の音量情報、サビのみ再生を行っていることを表すサビ再生等の情報を更に含むことを特徴とする請求項19または請求項20記載のプログラム。
音楽再生装置を、複数の楽曲データと各楽曲データに対応するメタデータが記憶された記憶部および処理部を備える情報処理装置で実現するためのプログラムを記録した記録媒体であって、
 利用者により指定された楽曲データを再生する際に、該楽曲データに対応するメタデータを前記記憶部から読み出すステップと、
 前記読み出されたメタデータを音声データに変換するステップと、
 前記音声データを前記楽曲データの再生前、再生中、再生後のいずれかのタイミングで再生するステップと、
 を前記情報処理装置の処理部に実行させることを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
Description:
音楽再生装置および音楽再生方

 本発明は、音楽再生装置および音楽の再 方法に関わり、更に詳しくは、音楽再生中 当該再生している音楽のメタデータ等を利 者に通知するための技術に関するものであ 。

 近年、他のことをしながら携帯型の音楽 生装置で音楽をBGM的に楽しむ人が増えてき いる。特に、通勤通学時に携帯型音楽再生 置で音楽等を聴く人は増加の傾向にある。 に、パソコンなどの情報処理装置において 、メディアプレイヤーなどのソフトウェア 音楽が再生されるようになってきており、 ディアプレイヤーをバックグラウンドで起 しておいて音楽を再生し、音楽を聴きなが パソコン作業をするなどの楽しみ方も増え きている。また、従来どおりステレオコン などで音楽を楽しむことも行われている。

 このように、他のことをしながら音楽をB GM的に楽しむ場合、再生されている音楽に関 する情報、すなわち、その音楽の曲名、ア バム名、アーティスト名、ジャンル、発売 、タイアップ情報などのメタデータ(以後、 単にメタデータと言う)を確認しにくい、と う問題がある。つまり、携帯型音楽再生装 で曲を再生している場合には、該装置に表 装置が搭載されているとは限らず、また表 装置が搭載されていたとしても表示部が小 くて見にくい場合や、通勤通学時には見る とが困難な場合がある。また、パソコンな で作業をしながら音楽を楽しんでいる場合 は、バックグラウンドで起動している音楽 生ソフトウェアをフォアグランドにしなけ ばならないという煩わしさが生じる。また 表示部の小さなステレオコンポではメタデ タを確認するのは困難という場合もある。

 更に、例えば音楽再生装置の大容量記憶 置に格納された複数の曲を、ランダムを含 一定の選曲ルールで連続再生をするという うに使われる場合があるが、そのような場 にどのような選曲ルールで曲が選択されて 生されているのかということを確認したい いう要求がある。しかし、表示装置を備え い音楽再生装置ではその確認はできず、ま 表示装置を備えている音楽再生装置であっ としても、表示部が小さかったり、満員電 の中で表示部を見ることが困難であったり る場合がある。

 上述のように、従来、多くの音楽再生装 において、利用者にメタデータ等を表示装 等に表示して通知するのみであったため、 楽をBGM的に楽しんでいる利用者が音楽に関 る情報や音楽再生に関わる制御情報を容易 取得することができない、という問題があ た。

 ところで、特許文献1では、CD(Compact Disc) MD(Mini Disc)などの音楽蓄積媒体中の音楽デ タ再生中に、再生中の曲に関連する多くの 報を外部より取得して、表示する技術を開 しているが、上記問題を解決することはで ない。

 また特許文献2では、記録媒体に記録された 楽曲についての情報を音声情報で得られるよ うにした技術を開示しているが、記録媒体に 各楽曲についての情報を音声信号で入力しな ければならず、膨大な楽曲ある場合には該楽 曲についての情報を入力する作業が膨大とな ってしまう。

特開2000-298978号公報

特開2004-79071号公報

 本発明は、係る事情に鑑みてなされたも であって、本発明の目的は、楽曲データ再 中に、該楽曲データに対応するメタデータ 、再生に関わる制御情報を、音声により利 者に通知する音楽再生装置および音楽再生 法を提供し、利用者が再生中の音楽に関わ 情報を容易に取得できるようにするところ ある。

 本発明の一態様によれば、音楽再生装置 、複数の楽曲データを格納する音楽データ 納手段と、前記各楽曲データに対応するメ データを格納するメタデータ格納手段と、 記メタデータ等を音声データに変換する音 データ変換手段と、前記楽曲データおよび 記音声データを再生する再生手段と、再生 る楽曲データに対応するメタデータを前記 タデータ格納手段から読み出し、前記音声 ータ変換手段に入力し、該音声データ変換 段から出力された音声データを、該楽曲デ タの再生前または再生中または再生後のい れかのタイミングで前記再生手段に入力し 音声再生させる制御を行う制御手段と、を えることを特徴とする。

 これにより、利用者は音楽再生中におけ 或るタイミングで再生している楽曲データ 関わる情報等を音声により取得することが 能である。またメタデータは音声データに 換されて再生されるものであるため、当該 楽再生装置に膨大な音声入力によってメタ ータを作成する必要はない。 

本発明の原理構成を示す図である。 本発明の実施の形態である音楽再生装 の構成を示す図である。 音楽データ群とメタデータ群の一例を す図である。 制御情報の一例を示す図である。 補完設定の一例を示す図である。 音楽再生装置においてメタデータを楽 データの再生前に再生する場合のフローを す図である。 図6の「メタデータを再生」(S605)の詳細 フローを示す図である。 図6の「制御情報を再生」(S610)の詳細フ ローを示す図である。 図6の「メタデータを再生」(S605)におい て、メタデータのうち共通の属性値を含むも のを連続して再生する場合に冗長な部分を省 略して再生する処理動作について説明するフ ロー図である。 音楽再生装置において選択項目が選択 されたときのフロー図を示す図である。 音楽再生装置を実現する情報処理装置 のハードウェア構成を示す図である。 プログラムの情報処理装置へのローデ ィングを説明する図である。

 以下、図面を参照して、本発明の実施の形 について説明する。
 図1に本発明の原理構成を示す。
 図1のように、本発明の音楽再生装置は、複 数の楽曲データを格納する音楽データ格納部 101と、各楽曲データに関わる情報、例えば曲 名、アルバム名、アーティスト名、ジャンル 、発売日、タイアップ情報などからなるメタ データを格納するメタデータ格納部102と、利 用者が音楽の再生や停止、音量の調節などの 指示を行うための操作部108と、メタデータ等 を音声データに変換する音声変換部105と、複 数の属性によって構成されるメタデータの各 属性値(名詞)から助詞、助動詞を含む文章デ タを生成したり、言語設定に基づいて該当 語に変換したり、規定された方言や口調な に文章データの表現を変換したりする処理 行う補完部106と、メタデータを文章データ 変換する際の様々な設定を格納する補完設 格納部107と、楽曲データ、音声データ等を 生する音声再生部109と、各部の制御を行う 御部103と再生状況に関わる装置の制御情報 を格納する制御情報格納部104から構成され 。

 本発明の音楽再生装置は、再生対象の楽 データに対応するメタデータを用いて、楽 の再生前または再生後または再生中や選択 にそのメタデータを音声で利用者に通知す ことで、表示装置等をみなくても楽曲情報 わかるように構成されている。また、複数 名詞の集合で構成されるメタデータをただ に通知するのではなく、例えば曲名が、ABC, アルバム名がDEF,アーティスト名がXYZの場合 は、「曲名はABCです」や「XYZのABCです」の うに、人間の話言葉で通知するように構成 れている。さらに、再生対象の楽曲が複数 り、それら複数楽曲に共通するメタデータ 属性値(名詞)がある場合は、該共通する名詞 を音声で通知することで楽曲群の情報を伝達 するようにも構成されている。例えば、アル バムの一連の音楽を再生場合には、「アルバ ムDEFを再生します」というように通知するな どである。

 また、音楽データ格納部101に数多く楽曲 格納されている場合に、それらをランダム 含む一定の選曲ルールで連続再生している 合に、該選曲ルールを音声通知するように 構成されている。例えば、アルバムの一連 音楽を再生する前に「アルバムDEFを再生し す」と通知したり、ランダム再生する場合 「ランダム再生中」と通知するなどである

 また、各情報を利用者に通知する場合に 一度通知した内容を省略したり、通知する 語を変更したり、時間帯や利用者の地域設 で通知する言い回しや口調を変えることで より親しみやすい情報提供が可能なように 構成されている。

 次に、図2から図10を参照して、本発明の 施の形態である音楽再生装置について説明 、本発明をより明確にする。図2の音楽再生 装置は大容量の記憶装置を搭載した携帯音楽 プレイヤーに相当する。

 本発明の実施の形態である音楽再生装置 、音楽データ群201、メタデータ群202、制御 203、制御情報204、音声変換部205、補完部206 補完設定207、操作装置208、音声再生装置209 ら構成される。

 音楽データ群201は、大容量記憶装置に存在 、複数の楽曲データ201-1~201-Nを格納する。
 また、メタデータ群202は、各楽曲データ201- 1~201-Nに対応する、各楽曲の情報である。例 ば、メタデータを構成する属性は「曲名」 「アルバム名」、「アーティスト名」、「 ャンル名」、「発売日」などであり、対応 る楽曲データに関連する情報から構成され のである。

 操作装置208は、利用者が音楽再生や停止、 量調節などの指示を行うための入力ボタン どで構成される。
 音声再生装置209は、音声データを再生し、 ピーカ等の出力装置に伝達して音声を再生 るための装置である。

 また、補完部206はメタデータを再生する際 補完設定207に規定された設定に基づいてメ データから文章データを生成する処理を行 ところである。詳細は後述する。
 制御情報204は再生装置における再生状況を す情報を格納する部分である。

 音声変換部205は各種データを音声データに 換する処理を行うところである。
 制御部203は、各部の制御を行うところであ 。
 次に、図2に示した音楽再生装置がどのよう に動作するかについて説明をするが、説明の ために音楽データ群201、メタデータ群202、制 御情報204、補完設定207の具体例を図3、図4、 5に示し、これを利用して説明することにす る。

 図3は、音楽データ群201とメタデータ群202 の一例を示すものである。音楽データ群201は 、楽曲データ201-1~201-5からなっており、それ 対応してメタデータ群202に、メタデータ202- 1~202-5が存在する。各メタデータ202-1~202-5は「 曲名」、「トラック番号」、「アルバム名」 、「アーティスト名」、「ジャンル名」の5 の属性から構成されている。楽曲データ201-1 ~201-5およびメタデータ202-1~202-5は、楽曲デー を利用者が購入等により取得した際に、記 装置に格納されるものである。

 また、図4は制御情報204の一例を示すもの である。制御情報204は、再生の状況、再生履 歴、選択履歴、選曲ルールを含んで成る。再 生の状況は、停止、再生中、音量、サビのみ 再生中などの音声再生装置の再生の状況を示 すものである。また再生履歴とは、最後に再 生した楽曲データのメタデータ、再生時刻な どを記憶したものである。また選択履歴とは 、最後に選択した楽曲データのメタデータ、 選択時刻などを記憶したものである。また選 曲ルールとは、単独再生、アルバム再生、ア ーティスト再生、ジャンル再生、キーワード 再生、ランダム再生など音声再生装置が一定 のルールで連続再生する場合の選曲のルール を示す情報を記憶したものである。制御情報 204は、制御部203が音声再生装置の制御の状況 によって随時更新するものである。

 また、図5は補完設定207の一例を示すもの である。型1~型Nは、メタデータを構成する複 数の属性値(名詞)間に助詞等を挿入し、文章 ータを生成するためのパターンを規定した のである。また、言語はメタデータから利 者に通知するための文章データを生成する きにいずれの言語(例えば、日本語、英語、 仏語、独語など)で生成するかを規定したも である。また、地域は、例えば言語設定が 本語の場合に、更に方言などで利用者に通 する場合などに、その方言をいずれの地域 方言にするかを規定したものである。発声 、大人の男性の声、大人の女性の声、子供 声などの利用者に音声通知する際の音声の 類を規定したものである。また、口調は丁 な口調にするか、くだけた口調にするのか どを規定したものである。尚、補完設定207 各種設定は利用者が操作装置208から変更登 することが可能である。

 以下、音楽再生装置の動作について説明 るが、まず(1)音声再生装置においてメタデ タを楽曲再生中のいずれかのタイミングで 生し、また制御情報を通知する処理の動作 ついて説明し、次に(2)メタデータのうち共 の属性値を含むものを連続して再生する場 に冗長な部分を省略して再生する処理動作 ついて説明し、次に(3)音楽再生装置におい 選択項目が選択されたときの動作について 明することにする。

 まず、(1)音声装置においてメタデータを 曲再生中のいずれかのタイミングで再生し また制御情報を通知する処理の動作の説明 ついてであるが、図6、図7、図8を参照して 明する。

 図6は、メタデータを楽曲再生前に再生し、 利用者に通知するフローを示すものである。
 まずS601で、利用者から楽曲の再生が指示さ れる。S602で、補完設定207に規定された設定 取得し、S603で制御情報204に格納された制御 報を取得する。またS604で、再生が指定され た楽曲データに対応するメタデータをメタデ ータ群202から取得する。S605で、メタデータ 再生する。S605については、図7を参照して、 より詳細に説明する。S606で、制御情報204に 納された制御情報を更新する。S607で、楽曲 ータを再生する。S608で、制御情報204に格納 された制御情報を更新する。そして、S609で に再生する曲の指定があるか否かを判断し 次曲がある場合(Yes)にはS603に戻る。次曲が い(No)場合にはS610で制御情報を再生する。S61 0については、図8を参照して、より詳細に説 する。

 尚、メタデータを楽曲再生前に再生する はS605のメタデータ再生が図6に示されるタ ミングで処理される場合であるが、S605を、 曲データ再生(S607)の後のタイミングにした 、楽曲データ再生(S607)の中のタイミングに たりすることでメタデータ再生のタイミン を調節することは可能である。このタイミ グ調節の設定は、例えば補完設定207に設定 ることが可能であり、また制御情報として メタデータ再生タイミングを含むように構 することも可能である。

 図7を参照して、図6の「メタデータを再生 (S605)を詳細に説明する。
 まずS701で、S604で読み出されたメタデータ もとに補完部206が文章データを生成する。 章データは、図3に示したメタデータを構成 る各属性であるアーティスト名、アルバム 、トラック番号、曲名のそれぞれの値と図5 に示した補完設定の型1のパターンとから、 「アーティスト名」のアルバム「アルバム 」の「トラック番号」曲目、「曲名」を再 します”という文章となる。次にS702で、制 情報204を参照し、再生中か否かが判断され 再生中でない場合(No)はS709に進む。再生中 場合(Yes)はS703に進む。S703で同じ曲か否かが 断され、同じ曲でない場合(No)はS705に進む 同じ曲の場合(Yes)、S704に進み、図5に示した 完設定の型2のパターンに基づいて文章デー タを“次も「曲名」です”に変更し、S709に む。S705では、同じアルバムか否かが判断さ 、同じアルバムではない場合(No)は、S707に む。同じアルバムの場合(Yes)、S706に進み、 5に示した補完設定の型3のパターンに基づい て“次は「トラック番号」曲目、「曲名」で す”に文書データを変更し、S709に進む。S707 は、同じアーティストか否かが判断され、 じアーティストではない場合(Noは、S709に進 む。同じアーティストの場合(Yes)、S708に進み 、図5に示した補完設定の型4のパターンに基 いて“次はアルバム「アルバム名」の「ト ック番号」曲目、「曲名」です”に文章デ タを変更し、S709に進む。S709では、文章デ タを音声データに変換し、S710で音声データ 再生し、利用者に通知する。

 また、図8を参照して、図6の「制御情報を 生」(S610)を詳細に説明する。
 まずS801で、制御情報204が読み出される。例 えば制御情報のうち選曲ルールを利用者に通 知する場合には、制御部203は選曲ルール「単 独再生」を取得する。S802で、選曲ルール「 独再生」と補完設定の型(図5には不図示)か 補完部206が文章データを生成する。S803で、 成された文章データを音声データに変換し S804で音声データを再生する。尚、制御情報 として選曲ルールを通知する例で説明したが 、制御情報のうち再生装置の音量情報や、再 生履歴や選択履歴などいずれの制御情報204に 格納されているいずれの情報を通知するよう に構成することは可能である、
 以上、図6、図7、図8に示した音声再生装置 動作により、対象となる楽曲データの再生 、再生中、再生後のいずれかのタイミング 文章化されたメタデータを音声再生し、利 者に通知すること、および音楽再生に関わ 制御情報、例えば複数の楽曲データを、ラ ダム再生を含む一定のルールで連続再生し いる場合にはその選曲ルールを、単独再生 している場合には単独再生している旨の通 を利用者に通知することが可能となる。

 更に、より具体的に説明すると次のように 理が行われる。
 利用者は操作装置208により制御部203に楽曲 ータ201-1の再生を指示する(S601)。制御部203 、補完設定207(例えば、日本語で補完、地域: 関東、とする)を読み出す(S602)。制御部203は 制御情報204より再生状況(停止)、再生履歴(Bl ue Summer,2,Colors,ZOO,J-Pops)を読み出す(S603)。制 部203は、楽曲データ201-1に対応するメタデー タ202-1から曲名(WINTER DOG)、トラック番号(1番 )、アルバム名(ANIMALS)、アーティスト名(ZOO) ジャンル名(J-Pops)を読み出す(S604)。制御部20 3は、読み出した補完設定、制御情報、メタ ータを補完部206に入力し、補完設定により 本語で文章データを生成する、補完処理を い、補完設定とメタデータを構成する各属 値(名詞)に従って文章データを生成する(S701) 。例えば、“ZOOのアルバムANIMALSの1曲目、WINT ER DOGを再生します”となる。補完部206は、 生状況と、再生履歴とメタデータを比較す ことにより、必要に応じ文章データを変更 る(S702~S708)。例えば、再生中かつ前回と同じ 曲は再生する場合は“次もWINTER DOGです”と 更する。また再生中かつ前回と同じアルバ の違う曲(SUMMER CAT)の場合は、“次は2曲目 SUMMER CATです”と変更する。また、再生中か つ前回と同じアーティストの違う曲(Red Flower s)の場合は“次はアルバムColorsの1曲目、Red F lowersです”と変更する。補完部206は、文章デ ータを制御部203に出力する。制御部203は、文 章データを音声変換部205に入力する。音声変 換部205は、文章データを音声データに変換し 、制御部203に出力する(S709)。制御部203は、音 声データを音声再生装置209に入力する。音声 再生装置209は音声データの再生を行う(S710)。 利用者は、“ZOOのアルバムANIMALSの1曲目、WINT ER DOGを再生します”と聞く。利用者は楽曲 ータ201-1を聞く。楽曲データ201-1の再生終了 、制御情報の再生履歴を最後に再生した曲 メタデータに更新する(S608)。そして制御部2 03は次曲があるか判定する(S609)。次曲がある 合、S603に戻る。次曲がない場合、制御部203 は再生状況を停止にする。そして、制御情報 である選曲ルールを再生する(S610)。まず、制 御部203は、制御情報204から選曲ルールを取得 する(S801)。次に取得された選曲ルールと補完 設定207(日本語で補完、地域:関東)を補完部206 に入力し、補完部206は文章データを生成し(S8 02)、制御部203に出力する。例えば、単独再生 をしている場合には“再生を終了します”、 アルバム再生やアーティスト再生、ジャンル 再生、ランダム再生の場合は、それぞれ“ア ルバム「アルバム名」をお送りしました”、 “「アーティスト名」をお送りしました”、 “「ジャンル名」をお送りしました”、“ラ ンダム再生でお送りしました”といった文章 データとなる。制御部203は文書データを音声 変換部205に入力し、音声変換部205は文章デー タを音声データに変換し、制御部203に出力す る(S803)。制御部203は、音声データを音声再生 装置209に入力し、音声再生装置209が音声デー タの再生を行い、利用者は選曲ルールを聞く (S804)。

 次に(2)メタデータのうち共通の属性値を含 ものを連続して再生する場合に冗長な部分 省略して再生する処理動作について、図9を 参照して説明する。
 図9も、図6の「メタデータを再生」(S605)を しく説明するフロー図である。

 まず、S901で、S604で読み出されたメタデ タを下に補完部206が文章データを生成する 文章データは、図3に示したメタデータを構 する各属性であるアーティスト名、アルバ 名、トラック番号、曲名のそれぞれの値と 5に示した補完設定の型1のパターンとから “「アーティスト名」のアルバム「アルバ 名」の「トラック番号」曲目、「曲名」を 生します”という文章となる。次に、S902で 制御情報204を参照し、再生中か否かが判断 れ、再生中ではない場合(No)は、S903に進む 再生中の場合(Yes)はS905に進む。

 S903では、制御情報204を参照し、単独再生 か否かが判断され、単独再生の場合(Yes)はS911 に進む。単独再生ではない場合(No)は、S904で 章データを変更する。図5の補完設定には不 図示であるが、補完設定に規定される文章デ ータ生成のための型を参照し、アルバム再生 をしている場合には“「アーティスト名」の アルバム「アルバム名」をお送りします。「 トラック番号」曲目、「曲名です」。”とい う文章に変更し、アーティスト再生をしてい る場合には“「アーティスト名」をお送りし ます。アルバム「アルバム名」の「トラック 番号」曲目、「曲名」です。”という文章に 変更し、ジャンル再生をしている場合には“ 「ジャンル名」をお送りします。「アーティ スト名」のアルバム「アルバム名」の「トラ ック番号」曲目、「曲名」を再生します。” という文章に変更する。そして、S911に進む

 S905では、同じ曲か否かが判断され、同じ 曲でない場合(No)はS907に進む。同じ曲である 合(Yes)には、S906に進み文章データを変更す 。図5に示した補完設定の型2のパターンに づいて、文章データは“次も「曲名」です ”に変更される。そして、S911に進む。

 S907では、同じアルバムか否かが判断され 、同じアルバムではない場合(No)は、S909に進 。同じアルバムの場合はS908に進み、文章デ ータを変更する。図5に示した補完設定の型3 パターンに基づいて、文章データは“次は トラック番号」曲目、「曲名」です。”に 更される。そしてS911に進む。

 S909では、同じアーティストか否かが判断 され、同じアーティストではない場合(No)は S911に進む。同じアーティストの場合(Yes)はS9 10に進み、文章データを変更する。図5に示し た補完設定の型4のパターンに基づいて、文 データは“次はアルバム「アルバム名」の トラック番号」曲目、「曲名」です。”に 章データは変更される。そしてS911に進む。

 S911では、文章データを音声データに変換し 、S912で音声データを再生し利用者に通知す 。
 図9に示した音声再生装置の動作により、メ タデータを構成する各属性値のうち、前回利 用者に通知した情報と同じ内容の属性値を含 む場合にはその値を省略することが可能とな る。これにより、冗長な部分を省略すること が可能で、利用者に機械的に情報を通知して いる感じを与えず、より自然な通知が可能で ある。

 図6、図8、図9の処理をより具体的に説明す と次のようになる。
 利用者は操作装置208により制御部203にアル ム(ANIMALS)(楽曲データの201-1、201-2、201-3)の 生を指示する(S601)。制御部203は、補完設定20 7(例えば、日本語で補完、地域:関東、とする )を読み出す(S602)。制御部203は、制御情報204 り再生状況(停止)、再生履歴(Blue Summer,2,Color s,ZOO,J-Pops)を読み出す(S603)。制御部203は、楽 データ201-1に対応するメタデータ202-1から曲 (WINTER DOG)、トラック番号(1番目)、アルバム 名(ANIMALS)、アーティスト名(ZOO)、ジャンル名( J-Pops)を読み出す(S604)。制御部203は、読み出 た補完設定、制御情報、メタデータを補完 206に入力し、補完設定により日本語で文章 ータを生成する補完処理を行い、補完設定 メタデータを構成する各属性値(名詞)に従っ て文章データを生成する(S901)。補完設定の型 1により“ZOOのアルバムANIMALSの1曲目、WINTER D OGを再生します。”となる。

 補完部206は制御情報204の再生状況と再生 歴とメタデータを比較することにより、必 に応じて文章データを変更する処理を行う この場合、制御情報204の再生状況が停止中 あるため、S902でS903に進む。アルバム再生 行っているため、S903からS904に進み文章デー タの変更を行う。文章データは“ZOOのアルバ ムANIMALSをお送りします。1曲目、WINTER DOGで 。”に変更される。そして、補完部206は文 データを制御部203に出力する。制御部203は 章データを音声変換部205に入力する。音声 換部205は文章データを音声データに変換を い、制御部203に出力する(S911)。制御部203は 音声データを音声再生装置209に入力する。 声再生装置209は音声データの再生を行う(S912 )。利用者は“ZOOのアルバムANIMALSをお送りし す。1曲目、WINTER DOGです。”を聞く。利用 は楽曲データ201-1を聞く(S607)。楽曲データ20 1-1の再生終了後、制御部203は制御情報204の再 生状況(再生中)と再生履歴(WINTER DOG,1,ANIMALS,ZO O,J-Pops)を更新する(S608)。

 そして制御部203は次曲があるか判定する( S609)。アルバム再生であるため、次の曲があ ためS603に戻る。制御部203は、制御情報204よ り、再生状況(再生中)、再生履歴(WINTER DOG,1,A NIMALS,ZOO,J-Pops)を読み出す(S603)。制御部203は、 楽曲データ201-2に対応するメタデータ202-2か 曲名(SUMMER CAT)、トラック番号(2番目)、アル ム名(ANIMALS),アーティスト名(ZOO)、ジャンル (J-Pops)を読み出す(S604)。制御部203は、読み した補完設定、制御情報、メタデータを補 部206に入力し、補完設定により日本語で文 データを生成する補完処理を行い、補完設 とメタデータを構成する各属性値(名詞)に従 って文章データを生成する(S901)。更に再生状 況と、再生履歴とメタデータを比較すること により、必要に応じ文章データを変更する。 この場合、再生中でかつ前回と同じアルバム の中の違う曲(SUMMER CAT)なのでS902からS908に進 み“次は2曲目、SUMMER CATです。”という文章 データに変更される。そして、補完部206は文 章データを制御部203に出力する。制御部203は 文章データを音声変換部205に入力する。音声 変換部205は文章データを音声データに変換を 行い、制御部203に出力する(S911)。制御部203は 、音声データを音声再生装置209に入力する。 音声再生装置209は音声データの再生を行う(S9 12)。利用者は“次の曲は2曲目、SUMMER CATです 。”を聞く。利用者は楽曲データ201-2を聞く( S607)。楽曲データ201-2の再生終了後、制御部20 3は制御情報204の再生状況(再生中)と再生履歴 (SUMMER CAT,2,ANIMALS,ZOO,J-Pops)を更新する(S608)。

 そして制御部203は次曲があるか判定する( S609)。アルバム再生であるため、3曲目がある ためS603に戻る。制御部203は、制御情報204よ 、再生状況(再生中)、再生履歴(SUMMER CAT,2,ANI MALS,ZOO,J-Pops)を読み出す(S603)。制御部203は、 曲データ201-3に対応するメタデータ202-3から 名(RAT)、トラック番号(3番目)、アルバム名(A NIMALS),アーティスト名(ZOO)、ジャンル名(J-Pops) を読み出す(S604)。制御部203は、読み出した補 完設定、制御情報、メタデータを補完部206に 入力し、補完設定により日本語で文章データ を生成する補完処理を行い、補完設定とメタ データを構成する各属性値(名詞)に従って文 データを生成する(S901)。更に再生状況と、 生履歴とメタデータを比較することにより 必要に応じ文章データを変更する。この場 、再生中でかつ前回と同じアルバムの中の う曲(RAT)なのでS902からS908に進み“次は3曲 、RATです。”という文章データに変更され 。そして、補完部206は文章データを制御部20 3に出力する。制御部203は文章データを音声 換部205に入力する。音声変換部205は文章デ タを音声データに変換を行い、制御部203に 力する(S911)。制御部203は、音声データを音 再生装置209に入力する。音声再生装置209は 声データの再生を行う(S912)。利用者は“次 曲は3曲目、RATです。”を聞く。利用者は楽 データ201-3を聞く(S607)。楽曲データ201-3の再 生終了後、制御部203は制御情報204の再生状況 (再生中)と再生履歴(RAT,3,ANIMALS,ZOO,J-Pops)を更 する(S608)。

 そして制御部203は次曲があるか判定する( S609)。ここでアルバムの再生が終了するため 次曲がないため、制御部203は制御情報204の 生状況を停止に更新して、S610に進む。

 S610では、制御情報のうち選曲ルールを通知 する例を説明する。制御部203は、制御情報204 から選曲ルールを取得する(S801)。次に取得さ れた選曲ルール(アルバム再生)と補完設定207( 日本語で補完、地域:関東)を補完部206に入力 、補完部206は文章データを生成し(S802)、制 部203に出力する。この場合アルバム再生を ているため“アルバムANIMALSをお送りしまし た。”といった文章データを生成する。制御 部203は文書データを音声変換部205に入力し、 音声変換部205は文章データを音声データに変 換し、制御部203に出力する(S803)。制御部203は 、音声データを音声再生装置209に入力し、音 声再生装置209が音声データの再生を行い、利 用者は“アルバムANIMALSをお送りしました。 を聞く(S804)。
 次に(3)音楽再生装置において選択項目が選 されたときの動作について、図10を参照し 説明する。

 まずS1001で、利用者がなんらかの選択項 を操作装置208により選択する。S1002で、補完 設定を取得し、S1003で制御情報を取得する。 た、S1004で選択された項目に対応するメタ ータを読み出す。次にS1005で読み出した補完 設定、制御情報、メタデータから文章データ を生成する。例えば、曲選択時には“「アー ティスト名」のアルバム「アルバム名」の「 曲名」です。”という文章データを生成し、 アルバム選択時には“アルバム「アルバム名 」です。”という文章データを生成し、アー ティスト選択時には“「アーティスト名」で す。”という文章データを生成し、ジャンル 選択時には“「ジャンル名」です。”という 文章データを生成し、その他の項目の選択時 には“「項目名」です。”という文章データ を生成する。

 次にS1006で、前回と同じ項目が選択され か否かが判断される。同じ項目が選択され 場合(Yes)にはS1011に進む。異なる項目が選択 れた場合(No)には、S1007に進む。S1007では、 じアルバム内の違う曲が選択されたか否か 判断される。同じ曲が選択された場合(No)に S1009に進む。違う曲が選択された場合(Yes)に は、S1008に進み文章データを“「曲名」です ”に変更し、S1011に進む。S1009では、同じア ーティストの別アルバム内の曲か否かが判断 される。同じアーティストで別アルバム内の 曲ではない場合(No)にはS1011に進む。同じアー ティストで別アルバムの曲である場合(Yes)に 、S1010に進み、文章データを“アルバム「 ルバム名」の「曲名」です。”に変更しS1011 に進む。S1011では、文章データを音声データ 変換し、S1012で、音声データを再生し、S1013 で制御情報を更新して処理を終える。

 図10に示した音声再生装置の動作により 選択項目が選択された際に、利用者に選択 目を音声により通知することが可能である また、利用者に通知する際に冗長となる部 については省略して通知することが可能で 利用者に機械的に情報を通知している感じ 与えず、より自然な通知が可能である。

 より具体的に説明すると、次のように処理 行われる。
 まず、利用者が楽曲201-1を操作装置208によ 選択する(S1001)。次に、制御部203は補完設定2 07(例えば、日本語で補完、地域:関東、とす )を読み出す(S1002)。次に、制御部203は制御情 報204のうち選択履歴(例えばBlue Summer,2,Colors,Z OO,J-Pops)を読み出す(S1003)。

 次に制御部203は、選択項目に応じたメタ ータを読み出す(S1004)。今、楽曲データ201-1 選択されているため、対応するメタデータ2 02-1から曲名(WINTER DOG)、トラック番号(1番目) アルバム名(ANIMAL)、アーティスト名(ZOO)、ジ ャンル名(J-Pops)が読み出される。

 次に、制御部203は、読み出した補完設定 制御情報、メタデータを補完部206に入力す (S1005)。補完部206は、補完設定により日本語 での文章を生成する。今楽曲データ201-1が選 されたため、この場合の文章データは“ZOO アルバムANIMALSのWINTER DOGです。”となる。

 更に補完部206は、選択履歴とメタデータ 比較することにより、必要に応じ文章デー を変更する(S1006、S1007、S1008、S1009、S1010の 理)。今、選択履歴が(Blue Summer,2,Colors,ZOO,J-Po ps)で、楽曲データ201-1(メタデータ:WINTER DOG,1, ANIMALS,ZOO,J-Pops)が選択されている、すなわち 回選択時と同じアーティストの別アルバム の曲を選択されているため、“アルバムANIMA LSのWINTER DOGです。”のように変更する。

 次に、補完部206は文章データを制御部203 出力し、制御部203は文章データを音声変換 205に入力する。音声変換部205は、文章デー を音声データに変換し、制御部203に出力す (S1011)。

 次に制御部203は音声データを音声再生装 209に出力し、音声再生装置は音声データの 生を行う(S1012)。利用者は“アルバムANIMALS WINTER DOGです。”を聞く。制御部203は、選択 履歴(WINTER DOG,1,ANIMALS,ZOO,J-Pops)を更新する(S101 3)。

 以上のように、図2~図10を参照して本発明の 実施の形態の音楽再生装置を詳細に説明した 。
 しかしながら、本発明は上述した音楽再生 置の構成に限定されるものではない。
 例えば、図5に示した補完設定において、「 地域」が関西の設定の場合に、文章データを 関西弁になるように生成したり、また「発声 」が女性の声の設定の場合には女性の声で音 声再生するようにしたり、「口調」がDJ風の 定の場合にはDJ風に音声再生したりするよ に、上記音楽再生装置の構成を変更するこ は容易である。また、利用者に通知する内 が冗長になる場合に冗長部分を省略するこ を説明したが、同様な内容をまとめて適当 タイミングで通知するように構成を変える とは容易である。これにより例えばアルバ の一連の音楽を再生場合には、アルバム再 の最初に「アルバムDEFを再生します」とい ように通知することも可能になる。

 また、本発明の実施の形態として携帯音 プレイヤーを例に説明したが、ステレオコ ポなどに応用しても構わないし、更には本 明はハードウェア装置と実現されるのでは く、パソコンなどの情報処理装置上で動作 るソフトウェアプログラムによって実現さ てもよい。

 図11に本発明の音楽再生装置を実現する情 処理装置のハードウェア構成を示す。
 情報処理装置1100は、CPU1101、メモリ1102、入 装置1103、出力装置1104、外部記憶装置1105、 体駆動装置1106、及びネットワーク接続装置 1107を備え、それらはバス1108により互いに接 されている。

 メモリ1102は、例えばROM(Read Only Memory)、R AM(Random Access Memory)等を含み、音声再生装置 実現するためのプログラムや楽曲データ、 タデータを格納する。

 CPU1101は、メモリ1102を利用してプログラム 実行することにより音楽再生装置を実現す 。
 入力装置1103は、例えば、キーボード、ポイ ンティングデバイス、タッチパネル等であり 利用者からの指示や情報の入力に用いられる 。出力装置1104は、例えばディスプレイやプ ンタ等であり、情報処理装置1100の利用者へ 問い合わせ、処理結果等の出力に用いられ 。

 外部記憶装置1105は、例えば磁気ディスク 装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置 等である。この外部記憶装置1105にプログラ とデータを保存しておき、必要に応じて、 れらをメモリ1102上にロードして使用するこ もできる。

 媒体駆動装置1106は、可搬型記録媒体1109 駆動し、その記録内容にアクセスする。可 型記録媒体1109としては、メモリカード、メ リスティック、フレキシブルディスク、CD-R OM(Compact Disc Read Only Memory、光ディスク、光 磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等、任 のコンピュータで読み取り可能な記録媒体 用いられる。この可搬型記録媒体1109にプロ グラムとデータを格納しておき、必要に応じ て、それらをメモリ1102にロードして使用す こともできる。

 ネットワーク接続装置1107は、LAN,WAN等の 意のネットワーク(回線)を介して外部の装置 と通信し、通信に伴うデータ変換を行う。ま た、必要に応じて、プログラムとデータを外 部装置から受け取り、それらをメモリ1102に ードして使用することもできる。

 情報処理装置上で動作するプログラムは 図1で示した制御部103、音声変換部105、補完 部106、音声再生部109の機能を実現するように 構成され、随時、情報処理装置のメモリ1102 記憶されている楽曲データ、メタデータ、 御情報、補完設定のデータを用いて処理を う。楽曲データ、メタデータ、制御情報、 完設定などは外部記憶装置1105や、媒体駆動 置1106により読み出される可搬型記録媒体110 9に記憶されたものを用いてもよく、更には ットワークを介して他のデータ提供サーバ のデータをダウンロードしてきて利用する うに構成してもよい。

 本発明の音声再生装置が情報処理装置上 プログラムを実行することによって実現さ る場合に、当該プログラムを情報処理装置 ローディングする方法について図12に示し おく。

 図12の(a)は、情報処理装置1201のハードデ スクなどの外部記憶装置に格納されたプロ ラムやデータ1202を情報処理装置1201がロー ィングする方法を示したものである。

 図12の(b)は、CD-ROMやDVDなどの可搬型の記 媒体に記録されたプログラムやデータ1204が 情報処理装置1201の媒体駆動装置を介してロ ーディングする方法を示したものである。

 図12の(c)は、ネットワークなどの回線を して、情報提供者が提供するプログラムや ータ1203を、情報処理装置1201の通信装置を介 してローディングする方法を示したものであ る。

 以上のように本発明は、上述の本発明の 理構成や実施例に示した各構成によって実 される機能と同様の機能をコンピュータな の情報処理装置に行わせるためのプログラ として構成してもよい。また、本発明は、 ンピュータなどの情報処理装置により使用 れたときに、上述の本発明の原理構成や実 例に示した各構成によって実現される機能 同様の機能をコンピュータなどの情報処理 置に行わせるためのプログラムを記録した ンピュータ読み出し可能記録媒体として構 することもできる。また、本発明は、搬送 に具現化された、上述のプログラムを表現 るコンピュータ・データ・シグナルとして 成することもできる。

 以上、図1~図12を参照し、本発明の実施の形 態である音声再生装置について詳細に説明し たが、本発明は次のように応用して用いるこ とも可能である。
 例えば本発明を、コンテンツを作成するAV ンテンツ編集・作成装置に応用するとすれ 、例えば、結婚式の様子を写した多数の写 とお気に入りの音楽をBGMにしてスライドシ ーの映像を作成する場合に、BGMの説明を自 的に挿入することに利用することが可能で る。編集の際、従来のようにただ単に曲が くだけではなく、スライドショーのはじめ “(曲名)にのせてお送りします。”とアナウ ンスを追加しスライドショーの映像やBGMがコ ンテンツとして生成される。これにより、単 なるスライドショーから、より映像作品に近 づけることが可能になる。また、店舗や該当 で広告映像等を流す業務用装置においてBGMを 流しながらテキストや静止画ベースの広告を 次々に流すものがあるが、当該装置において 広告映像が始まる前に、DJ風にBGMを紹介する うなアナウンスを追加することにより、消 者にその広告がより身近に感じさせるよう 効果をもたらすことも可能である。このよ に本発明は、単なる音声再生装置に留まら 、様々な家電、形態装置、業務用装置等に 用することが可能である。

 以上本発明の音声再生装置について詳細 説明したが、本発明によれば再生対象の楽 データに対応するメタデータを、楽曲の再 前または再生後または再生中や選択時など いずれかのタイミングで当該メタデータを 声で利用者に通知することが可能で、利用 は表示装置等をみなくても楽曲情報を取得 ることが可能である。また、本発明の音声 生装置は複数の名詞の集合で構成されるメ データをただ単に通知するのではなく、メ データを構成する属性値(名詞)間に助詞、 動詞等を挿入し文章としてより話言葉に近 状態で通知することが可能で、利用者がよ 親しみやすくすることが可能である。さら 、再生対象の楽曲が複数あり、それら複数 曲に共通するメタデータの属性値(名詞)があ る場合は、その共通する名詞を音声で通知し 、楽曲群の情報を伝達したり、各情報を利用 者に通知する場合に一度通知した内容を省略 したり、通知する言語を変更したり、時間帯 や利用者の地域設定で通知する言い回しや口 調を変えることが可能で、人間が通常話すよ うな感じで情報提供を行うため、より親しみ やすい情報提供が可能であるといえる。さら に、利用者は、音楽再生の制御に関する情報 も音声通知により容易に取得することが可能 である、という特徴もある。