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Title:
NETWORK AV CONTENT REPRODUCTION TERMINAL, SERVER, AND SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/155901
Kind Code:
A1
Abstract:
A view period setting method is divided into two types: a period fixing type which defines a period and a dead-line fixing type which defines a dead line. A license acquisition timing is divided into two types: a promptly acquiring type and upon-use acquiring type. Before performing downloading, the type of the license acquisition timing is described on the meta data to be transmitted to a terminal. According to the meta data, the terminal judges the license acquisition timing. As for a content of the upon-use acquiring type, a key and a period are not acquired until reproduction. As for a content of the promptly acquiring type, a key and a period are acquired at an arbitrary moment and the key is acquired in advance immediately after the download is complete, thereby increasing the reaction speed for the reproduction instruction.

Inventors:
TAKECHI HIDEAKI
TAMANO HIROKAZU
YOSHIURA TSUKASA
NISHIMURA TAKUYA
Application Number:
PCT/JP2008/001556
Publication Date:
December 24, 2008
Filing Date:
June 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
TAKECHI HIDEAKI
TAMANO HIROKAZU
YOSHIURA TSUKASA
NISHIMURA TAKUYA
International Classes:
G06F21/10; H04N5/00; H04N7/167; H04N7/173
Domestic Patent References:
WO2004079579A12004-09-16
WO2005050509A12005-06-02
Foreign References:
JP2005250622A2005-09-15
JPH1185500A1999-03-30
Other References:
See also references of EP 2172867A4
Attorney, Agent or Firm:
MATSUDA, Masamichi (1-3 Miyahara 5-chome Yodogawa-ku, Osaka-sh, Osaka 03, JP)
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Claims:
 ネットワーク上のサーバと接続を行い、前記接続を用いてAVコンテンツを取得し、前記サーバから当該AVコンテンツのライセンスを取得して保存し、前記保存したライセンスに基づき、一定の期間前記AVコンテンツを利用する端末であって、
 前記AVコンテンツのライセンスを前記サーバから取得する前に、前記ライセンスが、利用可能な特定日時範囲が指定される期限固定型であるか、利用可能な特定時間長が指定される期間固定型であるかのライセンス種別判別を行い、前記判別の結果に応じ、前記サーバからライセンスを取得するタイミングを変更することを特徴とするネットワークAVコンテンツ再生端末。
 蓄積装置を備え、
 前記AVコンテンツを取得し、前記蓄積装置に蓄積してから利用することを特徴とする、請求の範囲第1項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記判別の結果、前記AVコンテンツのライセンスが期限固定型である場合は、利用開始より前の時点で前記サーバからライセンスを取得し、前記AVコンテンツのライセンスが期間固定型である場合は、利用開始の際又は後に前記サーバからライセンスを取得することを特徴とする、請求の範囲第2項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記サーバから前記AVコンテンツを取得する為の制御情報を受信し、
 前記ライセンスが前記期間固定型であるか前記期限固定型であるかの判別を、前記制御情報に含まれるライセンス種別を取得することで行うことを特徴とする、請求の範囲第3項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記AVコンテンツが視聴可能な時間範囲を利用者に表示するインタフェース出力を備え、
 前記制御情報は、当該ライセンスの取得期限をさらに含んでおり、前記サーバからライセンスを取得する前は前記インタフェース出力により当該ライセンスの時間長情報とライセンスの取得期限を表示し、前記サーバからライセンスを取得した後は前記インタフェース出力により当該ライセンスの確定された期限を表示することを特徴とする、請求の範囲第4項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記AVコンテンツのライセンスが期限固定型である場合は、前記AVコンテンツの取得完了時に前記サーバからライセンスを取得することを特徴とする、請求の範囲第3項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記AVコンテンツが視聴可能な時間範囲を利用者に表示するインタフェース出力を備え、
 前記AVコンテンツのライセンスが期間固定型である場合、前記サーバからライセンスを取得する前は前記インタフェース出力により当該ライセンスの時間長情報を表示し、前記サーバからライセンスを取得した後は前記インタフェース出力により当該ライセンスの確定された期限を表示することを特徴とする、請求の範囲第3項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 利用者が前記AVコンテンツの利用を指示する為のインタフェース入出力を備え、
 前記AVコンテンツのライセンスが期間固定型であった場合に、利用者が当該AVコンテンツの取得を完了した後に当該AVコンテンツの利用を指示した場合は直ちに前記サーバから当該ライセンスを取得し、
 前記AVコンテンツのライセンスが期間固定型であった場合に、利用者が前記AVコンテンツの取得を開始したが取得を完了する前に当該AVコンテンツの利用を指示した場合は、前記インタフェース出力により利用者に警告を表示した後に前記サーバから当該ライセンスを取得することを特徴とする、請求の範囲第3項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記サーバからAVコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
 前記サーバから当該AVコンテンツのライセンスを取得する制御情報取得部と、
 前記AVコンテンツのライセンスを前記サーバから取得する前に、前記ライセンスが、利用可能な特定日時範囲が指定される期限固定型であるか、利用可能な特定時間長が指定される期間固定型であるかの判別を行う制御情報判定部とを備え、
 前記制御情報取得部は、前記判別の結果に応じ、前記サーバからライセンスを取得するタイミングを変更する、請求の範囲第1項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 ネットワーク上の端末と接続を行ってAVコンテンツを配信するサーバであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツのライセンスを発行し、前記ライセンスの種別は、少なくとも利用可能な特定日時範囲を指定する期限固定型と、利用可能な特定時間長を指定する期間固定型の2種を含み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先立ち、前記端末に前記AVコンテンツを取得する為の制御情報を送信し、前記制御情報には前記ライセンスが期間固定型であるか期限固定型であるかの種別情報を記載することを特徴とする、ネットワークAVコンテンツ配信サーバ。
 ネットワーク上の端末と接続を行ってAVコンテンツを配信するサーバであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツのライセンスを発行し、前記ライセンスの種別は、少なくとも利用可能な特定日時範囲を指定する期限固定型と、利用可能な特定時間長を指定する期間固定型の2種を含み、
 前記サーバは前記端末からの要求に応じて前記ライセンスが期間固定型であるか期限固定型であるかの種別情報を応答することを特徴とする、ネットワークAVコンテンツ配信サーバ。
 ネットワークを介して接続された、サーバと、蓄積装置を持つ端末とを備えるとともに、前記サーバから前記端末へAVコンテンツを配信し、また前記サーバから前記端末に当該AVコンテンツのライセンスを発行し、前記端末は前記発行されたライセンスを保存し、前記保存したライセンスに基づき一定の期間前記AVコンテンツを利用するシステムであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツのライセンスを発行し、前記ライセンスの種別は、少なくとも利用可能な特定日時範囲を指定する期限固定型と、利用可能な特定時間長を指定する期間固定型の2種を含み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先立ち、前記端末にAVコンテンツを取得する為の制御情報を送信し、前記制御情報には前記ライセンスが期間固定型であるか期限固定型であるかの種別情報が記載され、
 前記端末は、前記AVコンテンツのライセンスをサーバから取得する前に、前記制御情報に基づいて前記ライセンスが、利用可能な特定日時範囲が指定される期限固定型であるか、利用可能な特定時間長が指定される期間固定型であるかの判別を行い、前記判別の結果、前記AVコンテンツのライセンスが期限固定型である場合は、利用開始より前の時点で前記サーバからライセンスを取得し、前記AVコンテンツのライセンスが期間固定型である場合は、利用開始の際又は後に前記サーバからライセンスを取得することを特徴とするネットワークAVコンテンツ配信システム。
 ネットワーク上のサーバと接続を行い、前記接続を用いてAVコンテンツを取得し、前記サーバから当該AVコンテンツのライセンスを取得して保存し、前記保存したライセンスに基づき、一定の期間前記AVコンテンツを利用する端末であり、
 前記AVコンテンツのライセンスを前記サーバから取得する前に、前記ライセンスが、即時取得して良い即時取得型であるか、利用者の利用指示があるまで取得出来ない利用時取得型かのライセンス取得タイミング判別を行い、前記判別の結果に応じ、前記サーバからライセンスを取得するタイミングを変更することを特徴とするネットワークAVコンテンツ再生端末。
 蓄積装置を備え、
 前記AVコンテンツを取得し、前記蓄積装置に蓄積してから利用することを特徴とする、請求の範囲第13項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記判別の結果、前記AVコンテンツのライセンスが前記即時取得型である場合は、利用開始以より前の時点でサーバからライセンスを取得し、前記AVコンテンツのライセンスが前記利用時取得型である場合は、利用者の利用開始指示を受けてから前記サーバからライセンスを取得することを特徴とする、請求の範囲第14項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記サーバからAVコンテンツを取得する為の制御情報を受信し、
 前記ライセンスが前記即時取得型であるか前記利用時取得型であるかの判別を、前記制御情報に含まれるライセンス取得タイミング種別を取得することで行うことを特徴とする、請求の範囲第15項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記AVコンテンツが視聴可能な時間範囲を利用者に表示するインタフェース出力を備え、
 前記制御情報は、当該ライセンスの取得期限をさらに含んでおり、前記サーバからライセンスを取得する前は前記インタフェース出力により当該ライセンスの時間長情報とライセンスの取得期限を表示し、前記サーバからライセンスを取得した後は前記インタフェース出力により当該ライセンスの確定された期限を表示することを特徴とする、請求の範囲第16項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記AVコンテンツのライセンスが前記即時取得型である場合は、前記AVコンテンツの取得完了時に前記サーバからライセンスを取得することを特徴とする、請求の範囲第15項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記AVコンテンツが視聴可能な時間範囲を利用者に表示するインタフェース出力を備え、
 前記AVコンテンツのライセンスが前記利用時取得型である場合、前記サーバからライセンスを取得する前は前記インタフェース出力により当該ライセンスの時間長情報を表示し、前記サーバからライセンスを取得した後は前記インタフェース出力により当該ライセンスの確定された期限を表示することを特徴とする、請求の範囲第15項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 利用者が前記AVコンテンツの利用を指示する為のインタフェース入出力を備え、
 前記AVコンテンツのライセンスが前記利用時取得型であった場合に、利用者が当該AVコンテンツの取得を完了した後に当該AVコンテンツの利用を指示した場合は直ちに前記サーバから当該ライセンスを取得し、
 前記AVコンテンツのライセンスが前記利用時取得型であった場合に、利用者が前記AVコンテンツの取得を開始したが取得を完了する前に当該AVコンテンツの利用を指示した場合は、前記インタフェース出力により利用者に警告を表示した後に前記サーバから当該ライセンスを取得することを特徴とする、請求の範囲第15項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 前記サーバからAVコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
 前記サーバから当該AVコンテンツのライセンスを取得する制御情報取得部と、
 前記AVコンテンツのライセンスをサーバから取得する前に、前記ライセンスが、即時取得して良い即時取得型であるか、利用者の利用指示があるまで取得出来ない利用時取得型かの判別を行う制御情報判定部とを備え、
 前記制御情報取得部は、前記判別の結果に応じ、前記サーバからライセンスを取得するタイミングを変更する、請求の範囲第13項記載のネットワークAVコンテンツ再生端末。
 ネットワーク上の端末と接続を行ってAVコンテンツを配信するサーバであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツのライセンスを発行し、前記ライセンスの取得タイミングの種類は、少なくとも即時取得して良い即時取得型であるか、利用者の利用指示があるまで取得出来ない利用時取得型の2種を含み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先立ち、前記端末に前記AVコンテンツを取得する為の制御情報を送信し、前記制御情報には前記ライセンスの取得タイミングが前記即時取得型であるか、前記利用時取得型であるかのタイミング種別情報を記載することを特徴とする、ネットワークAVコンテンツ配信サーバ。
 ネットワーク上の端末と接続を行ってAVコンテンツを配信するサーバであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツのライセンスを発行し、前記ライセンスの内容の種別としては、少なくとも利用可能な特定日時範囲を指定する期限固定型と、利用可能な特定時間長を指定する期間固定型の2種を含み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先立ち、前記端末に前記AVコンテンツを取得する為の制御情報を送信し、前記制御情報には前記ライセンスが即時取得して良い即時取得型であるか、利用者の利用指示があるまで取得出来ない利用時取得型であるかのライセンス取得タイミングに関する種別情報を記載し、
 前記サーバは、前記ライセンスが前記期限固定型である場合には、前記制御情報に前記ライセンスが前記即時取得型である旨を指定し、前記ライセンスが前記期間固定型の場合は、前記制御情報に前記利用時取得型である旨を指定することを特徴とする、ネットワークAVコンテンツ配信サーバ。
 ネットワークを介して接続されたサーバと、蓄積装置を持つ端末とを備えるとともに、前記サーバから前記端末へAVコンテンツを配信し、また前記サーバから前記端末に当該AVコンテンツのライセンスを発行し、前記端末は前記発行されたライセンスを保存し、前記保存したライセンスに基づき一定の期間前記AVコンテンツを利用するシステムであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツのライセンスを発行し、前記ライセンスの内容の種別としては、少なくとも利用可能な特定日時範囲を指定する期限間固定型と、利用可能な特定時間長を指定する期間固定型の2種を含み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先立ち、前記端末に前記AVコンテンツを取得する為の制御情報を送信し、前記制御情報には前記ライセンスが即時取得して良い即時取得型であるか、利用者の利用指示があるまで取得出来ない利用時取得型であるかのライセンス取得タイミングに関する種別情報を記載し、
 前記サーバは、前記ライセンスが前記期限固定型である場合に、前記制御情報に前記ライセンスが前記即時取得型である旨を指定し、前記ライセンスが前記期間固定型の場合は、前記制御情報に前記ライセンスが前記利用時取得型である旨を指定し、
 前記端末は、前記AVコンテンツのライセンスをサーバから取得する前に、前記制御情報に基づいて前記ライセンスが、前記即時取得型であるか、前記利用時取得型かの判別を行い、前記判別の結果、前記AVコンテンツのライセンスが前記即時取得型である場合は、利用開始より前の時点で前記サーバからライセンスを取得し、前記AVコンテンツのライセンスが前記利用時取得型である場合は、利用者からの利用開始の際又は後に、前記サーバからライセンスを取得することを特徴とするネットワークAVコンテンツ配信システム。
 
 
 
 
 
Description:
ネットワークAVコンテンツ再生 末、サーバ、及びシステム

 本発明は、ネットワーク経由で映像や音 コンテンツをダウンロードして再生するこ のできる、端末、サーバ、及びシステムに する。

 近年、インターネットの発達により、映 や音楽等をダウンロードして再生する技術 一般化しつつある。そして映画や音楽等の ンテンツ配信を行うサーバから、PC、AV機器 、携帯やポータブル機器にネットワーク経由 でコンテンツをダウンロードするサービスが 多く提供されている。

 この様なコンテンツ配信サービスにDRM技 を適用することにより、視聴期限を限って 聴を許可する、コンテンツのレンタルシス ムを実現することができた。

 この様なシステムの動作シーケンスの例 図2に示す。以下図2に従って第1の従来例の 作を説明する。端末101とサーバ102はインタ ネットで接続されており、相互に通信する とができる。この様な構成では、利用者が 末101を操作してWebブラウザやその他の通信 プリケーションを用いてサーバ102に接続し コンテンツの購入及びダウンロード指示202 送ることが可能である。ここでサーバ102は コンテンツの購入及びダウンロード指示202 受け取ると、ステップ203において当該コン ンツをレンタルさせる期限t1~t2(時刻自体)を 生成してサーバ102内に保存するものとする。

 サーバ102はその後コンテンツの購入及び ウンロード指示202に対する応答として、ス ップ204においてDL制御情報を端末101に配信 る。ここでDL制御情報とはコンテンツと、そ のコンテンツのライセンスを取得する為の情 報であり、例えばコンテンツのURLとライセン スのIDを含むものとする。DL制御情報を受信 た端末101はステップ205においてDL制御情報を 端末内に保存する。

 次に端末101はDL制御情報に従ってステッ 206においてコンテンツのダウンロードを行 。ダウンロードは例えばコンテンツのURLに するHTTPのGET命令発行によって行われ、コン ンツの全ての部分を取得して端末101内に保 することで完了する。

 ダウンロードが完了すると端末101はステ プ218においてサーバ102へライセンス取得要 を行う。サーバ102は、ライセンス取得要求2 18に対する応答として、ライセンス取得応答2 07により、ライセンスの配信を行う。ここで イセンスとは、コンテンツの再生期限を制 するための情報であり、例えば暗号化され コンテンツを復号する為の暗号鍵と、暗号 の使用期限を含むものとする。

 サーバ102はステップ203において当該コン ンツをレンタルさせる期限t1~t2を生成して るので、t1~t2をライセンス内の再生期限情報 として配信するものとする。ライセンスを受 信した端末101はステップ208においてライセン スを端末内に保存する。以上のようなシーケ ンスにより、コンテンツのダウンロードと当 該ライセンスの取得が完了する。

 次に、利用者がステップ209において端末1 01を操作してダウンロードしたコンテンツの 生を指示するものとする。この時端末101は テップ210において、保存しておいたライセ スを取り出し、ステップ211においてライセ ス内の再生期限情報t1~t2を現在時刻と照合 、期限内であればステップ212においてライ ンス内の暗号鍵を用いてコンテンツの復号 開始する。以上のようなシーケンスにより コンテンツの再生213を行うことが可能にな 。

 なお、レンタル期間が終了した後のステ プ214において利用者がコンテンツの再生を 示した場合、ステップ215で取り出したライ ンス内の再生期限情報t1~t2をステップ216に いて現在時刻と照合した結果、レンタル期 が終了していることが判明するため、ステ プ217において再生を行わずに利用者に期限 れである旨の表示を行う。以上のようなシ ケンスにより、視聴期限を限って視聴を許 する、コンテンツのレンタルシステムを実 することができた。

 このような第1の従来例の特徴は、コンテ ンツの購入及びダウンロード指示202の時点に おいて、コンテンツを利用可能な特定日時範 囲(時刻自体)が指定されることである。この なライセンス生成方法を以下では期限固定 ライセンスと呼称することとする。

 しかしながら第1の従来例には、コンテン ツDL実行206の時間が長くなった場合、利用者 実質的にコンテンツを視聴可能な期間が短 なるという欠点があった。例えば1ヶ月のレ ンタル期間を契約する場合はそれほど問題で はないが、数日のレンタル期間の場合は、コ ンテンツの高画質化によりダウンロードに数 日間かかる場合があったとすると、著しく利 用者に不利益になる。ネットワーク帯域は一 般に広帯域化するといえども、個々のダウン ロード速度はサーバ及び利用者のコスト要因 もあって一律に保証することが難しい点や、 利用者が複数のコンテンツの購入を同時に行 うケースなど、ダウンロード完了時間を簡単 には縮められない点もあり、大きな課題であ った。

 ただし、この第1の従来例の場合は再生指 示209をしてから比較的早く再生213が開始され るという長所は存在した。

 このような第1の従来例の課題を解決でき る別の従来例の動作シーケンスを図3に示す 以下図3に従って第2の従来例の動作を説明す る。端末101とサーバ102は第1の従来例と同様 インターネットで接続されており、相互に 信することができる。この様な構成では、 用者が端末101を操作してWebブラウザやその の通信アプリケーションを用いてサーバ102 接続し、コンテンツの購入及びダウンロー 指示302を送ることが可能である。

 ここでサーバ102は、コンテンツの購入及 ダウンロード指示302を受け取ると、ステッ 303において当該コンテンツをレンタルさせ 期間Tを生成してサーバ102内に保存するもの とする。サーバ102はその後コンテンツの購入 及びダウンロード指示302に対する応答として 、ステップ304においてDL制御情報を端末101に 信する。ここでDL制御情報とは第1の従来例 同様にコンテンツのURLとライセンスのIDを むものとする。DL制御情報を受信した端末101 はステップ305においてDL制御情報を端末内に 存する。次に端末101はDL制御情報に従って テップ306においてコンテンツのダウンロー を行う。

 ダウンロードは第1の従来例と同様にコン テンツのURLに対するHTTPのGET命令発行によっ 行われ、コンテンツの全ての部分を取得し 端末101内に保存することで完了する。以上 ようなシーケンスにより、コンテンツのダ ンロードが完了する。

 次に、利用者がステップ307において、ダ ンロードしたコンテンツの再生を指示する のとする。再生指示を受け取ると端末101は テップ308においてサーバ102へライセンス取 要求を行う。ここでライセンスとは、第1の 従来例と同様に暗号化されたコンテンツを復 号する為の暗号鍵と、暗号鍵の使用期限を含 むものとする。ライセンス取得要求を受け取 ったサーバ102はステップ309において、ステッ プ303において生成した当該コンテンツをレン タルさせる期間Tを参照し、さらに現在時刻t0 を参照し、t0からt0+Tまでの間を、当該コンテ ンツをレンタルさせる期限として確定する。 さらにサーバ102は、ライセンス取得要求308に 対する応答として、ライセンス取得応答310に より、t0~t0+Tをライセンス内の再生期限情報 して配信するものとする。ライセンスを受 した端末101はステップ311においてライセン を端末内に保存する。

 次に端末101はステップ312においてライセ ス内の再生期限情報t0~t0+Tを現在時刻と照合 し、期限内であればステップ313においてライ センス内の暗号鍵を用いてコンテンツの復号 を開始する。以上のようなシーケンスにより 、コンテンツの再生314を行うことが可能にな る。

 なお、レンタル期間が終了した後のステ プ315において利用者がコンテンツの再生を 示した場合、ステップ316で取り出したライ ンス内の再生期限情報t0~t0+Tをステップ317に おいて現在時刻と照合した結果、レンタル期 限が終了していることが判明するため、ステ ップ318において再生を行わずに利用者に期限 切れである旨の表示を行う。以上のようなシ ーケンスにより、視聴期限を限って視聴を許 可する、コンテンツのレンタルシステムを実 現することができた。

 第2の従来例によればコンテンツダウンロ ード306の所要時間に関わらず、利用者が実質 的に視聴可能である期間Tを保証することが 能であり、第1の従来例の課題を解決するこ ができる。第2の従来例の特徴は、コンテン ツの購入及びダウンロード指示302の時点にお いて、コンテンツを利用可能な期間Tが指定 れることである。この様なライセンス生成 法を以下では期間固定型ライセンスと呼称 ることとする。

 しかしながら第2の従来例には、再生指示 307から復号開始313までの時間が長くなりやす いという欠点があった。再生指示307から復号 開始313までの間には、サーバ102と端末101の間 の通信や、DRMに必要な認証、サーバの期限確 定動作309など多くの遅延要因が存在するため 、ネットワークやサーバ負荷などにより再生 開始までのレスポンス時間を短縮することが 難しかった。例えば再生開始までに指示から 5~10秒ぐらい掛かってしまうと、利用者は不 に感じてしまうという課題があった。

 さらには再生時に上記全ての動作が正常 ある必要があることから、通信断等により 定した再生が出来ない場合があるという課 もあった。

 以上の様な問題点を解決する為に、単純 期限情報t_start~t_endに換え、例えば「最初の 再生を開始した時点から期間Tだけ再生を許 する」といった様な複雑な利用条件をライ ンス中に記述することによって、再生時の 延要因を回避しつつ、利用者が実質的に視 可能である期間Tを保証することも可能であ が、その方法によればライセンス条件の判 方法が複雑化するうえ、単純な期限情報t_st art~t_end形式を用いる既存のシステムとの後方 互換性を取ることが困難であるという別の課 題もあった。

 以上の様なことから、再生時の安定性と スポンスの良さ、ライセンス条件の単純さ 期限情報がt_start~t_end形式を用いる既存のシ ステムとの後方互換性を維持しながら利用者 が実質的に視聴可能である期間Tを保証でき ネットワークコンテンツレンタルシステム 提供することは困難であった。

 本発明では、以上説明した従来のシステ の課題を考慮し、利用者が実質的に視聴可 である期間を保証でき、レスポンス良く安 して再生を開始することが出来、ライセン 条件が単純であり、期限情報がt_start~t_end形 式を用いるシステムと互換性があるネットワ ークコンテンツレンタルを実現できる端末、 サーバ、及びシステムを提供することを目的 とする。

 第1の本発明は、
 ネットワーク上のサーバと接続を行い、前 接続を用いてAVコンテンツを取得し、前記 ーバから当該AVコンテンツのライセンスを取 得して保存し、前記保存したライセンスに基 づき、一定の期間前記AVコンテンツを利用す 端末であって、
 前記AVコンテンツのライセンスを前記サー から取得する前に、前記ライセンスが、利 可能な特定日時範囲が指定される期限固定 であるか、利用可能な特定時間長が指定さ る期間固定型であるかのライセンス種別判 を行い、前記判別の結果に応じ、前記サー からライセンスを取得するタイミングを変 することを特徴とするネットワークAVコンテ ンツ再生端末である。

 第2の本発明は、
 蓄積装置を備え、
 前記AVコンテンツを取得し、前記蓄積装置 蓄積してから利用することを特徴とする、 1の本発明のネットワークAVコンテンツ再生 末である。

 第3の本発明は、
 前記判別の結果、前記AVコンテンツのライ ンスが期限固定型である場合は、利用開始 り前の時点で前記サーバからライセンスを 得し、前記AVコンテンツのライセンスが期間 固定型である場合は、利用開始の際又は後に 前記サーバからライセンスを取得することを 特徴とする、第2の本発明のネットワークAVコ ンテンツ再生端末である。

 第4の本発明は、
 前記サーバから前記AVコンテンツを取得す 為の制御情報を受信し、
 前記ライセンスが前記期間固定型であるか 記期限固定型であるかの判別を、前記制御 報に含まれるライセンス種別を取得するこ で行うことを特徴とする、第3の本発明のネ ットワークAVコンテンツ再生端末である。

 第5の本発明は、
 前記AVコンテンツが視聴可能な時間範囲を 用者に表示するインタフェース出力を備え
 前記制御情報は、当該ライセンスの取得期 をさらに含んでおり、前記サーバからライ ンスを取得する前は前記インタフェース出 により当該ライセンスの時間長情報とライ ンスの取得期限を表示し、前記サーバから イセンスを取得した後は前記インタフェー 出力により当該ライセンスの確定された期 を表示することを特徴とする、第4の本発明 のネットワークAVコンテンツ再生端末である

 第6の本発明は、
 前記AVコンテンツのライセンスが期限固定 である場合は、前記AVコンテンツの取得完了 時に前記サーバからライセンスを取得するこ とを特徴とする、第3の本発明のネットワー AVコンテンツ再生端末である。

 第7の本発明は、
 前記AVコンテンツが視聴可能な時間範囲を 用者に表示するインタフェース出力を備え
 前記AVコンテンツのライセンスが期間固定 である場合、前記サーバからライセンスを 得する前は前記インタフェース出力により 該ライセンスの時間長情報を表示し、前記 ーバからライセンスを取得した後は前記イ タフェース出力により当該ライセンスの確 された期限を表示することを特徴とする、 3の本発明のネットワークAVコンテンツ再生 末である。

 第8の本発明は、
 利用者が前記AVコンテンツの利用を指示す 為のインタフェース入出力を備え、
 前記AVコンテンツのライセンスが期間固定 であった場合に、利用者が当該AVコンテンツ の取得を完了した後に当該AVコンテンツの利 を指示した場合は直ちに前記サーバから当 ライセンスを取得し、
 前記AVコンテンツのライセンスが期間固定 であった場合に、利用者が前記AVコンテンツ の取得を開始したが取得を完了する前に当該 AVコンテンツの利用を指示した場合は、前記 ンタフェース出力により利用者に警告を表 した後に前記サーバから当該ライセンスを 得することを特徴とする、第3の本発明のネ ットワークAVコンテンツ再生端末である。

 第9の本発明は、
 前記サーバからAVコンテンツを取得するコ テンツ取得部と、
 前記サーバから当該AVコンテンツのライセ スを取得する制御情報取得部と、
 前記AVコンテンツのライセンスを前記サー から取得する前に、前記ライセンスが、利 可能な特定日時範囲が指定される期限固定 であるか、利用可能な特定時間長が指定さ る期間固定型であるかの判別を行う制御情 判定部とを備え、
 前記制御情報取得部は、前記判別の結果に じ、前記サーバからライセンスを取得する イミングを変更する、第1の本発明のネット ワークAVコンテンツ再生端末である。

 第10の本発明は、
 ネットワーク上の端末と接続を行ってAVコ テンツを配信するサーバであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツ ライセンスを発行し、前記ライセンスの種 は、少なくとも利用可能な特定日時範囲を 定する期限固定型と、利用可能な特定時間 を指定する期間固定型の2種を含み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先 ち、前記端末に前記AVコンテンツを取得する 為の制御情報を送信し、前記制御情報には前 記ライセンスが期間固定型であるか期限固定 型であるかの種別情報を記載することを特徴 とする、ネットワークAVコンテンツ配信サー である。

 第11の本発明は、
 ネットワーク上の端末と接続を行ってAVコ テンツを配信するサーバであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツ ライセンスを発行し、前記ライセンスの種 は、少なくとも利用可能な特定日時範囲を 定する期限固定型と、利用可能な特定時間 を指定する期間固定型の2種を含み、
 前記サーバは前記端末からの要求に応じて 記ライセンスが期間固定型であるか期限固 型であるかの種別情報を応答することを特 とする、ネットワークAVコンテンツ配信サ バである。

 第12の本発明は、
 ネットワークを介して接続された、サーバ 、蓄積装置を持つ端末とを備えるとともに 前記サーバから前記端末へAVコンテンツを 信し、また前記サーバから前記端末に当該AV コンテンツのライセンスを発行し、前記端末 は前記発行されたライセンスを保存し、前記 保存したライセンスに基づき一定の期間前記 AVコンテンツを利用するシステムであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツ ライセンスを発行し、前記ライセンスの種 は、少なくとも利用可能な特定日時範囲を 定する期限固定型と、利用可能な特定時間 を指定する期間固定型の2種を含み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先 ち、前記端末にAVコンテンツを取得する為の 制御情報を送信し、前記制御情報には前記ラ イセンスが期間固定型であるか期限固定型で あるかの種別情報が記載され、
 前記端末は、前記AVコンテンツのライセン をサーバから取得する前に、前記制御情報 基づいて前記ライセンスが、利用可能な特 日時範囲が指定される期限固定型であるか 利用可能な特定時間長が指定される期間固 型であるかの判別を行い、前記判別の結果 前記AVコンテンツのライセンスが期限固定型 である場合は、利用開始より前の時点で前記 サーバからライセンスを取得し、前記AVコン ンツのライセンスが期間固定型である場合 、利用開始の際又は後に前記サーバからラ センスを取得することを特徴とするネット ークAVコンテンツ配信システムである。

 第13の本発明は、
 ネットワーク上のサーバと接続を行い、前 接続を用いてAVコンテンツを取得し、前記 ーバから当該AVコンテンツのライセンスを取 得して保存し、前記保存したライセンスに基 づき、一定の期間前記AVコンテンツを利用す 端末であり、
 前記AVコンテンツのライセンスを前記サー から取得する前に、前記ライセンスが、即 取得して良い即時取得型であるか、利用者 利用指示があるまで取得出来ない利用時取 型かのライセンス取得タイミング判別を行 、前記判別の結果に応じ、前記サーバから イセンスを取得するタイミングを変更する とを特徴とするネットワークAVコンテンツ再 生端末である。

 第14の本発明は、
 蓄積装置を備え、
 前記AVコンテンツを取得し、前記蓄積装置 蓄積してから利用することを特徴とする、 13の本発明のネットワークAVコンテンツ再生 末である。

 第15の本発明は、
 前記判別の結果、前記AVコンテンツのライ ンスが前記即時取得型である場合は、利用 始以より前の時点でサーバからライセンス 取得し、前記AVコンテンツのライセンスが前 記利用時取得型である場合は、利用者の利用 開始指示を受けてから前記サーバからライセ ンスを取得することを特徴とする、第14の本 明のネットワークAVコンテンツ再生端末で る。

 第16の本発明は、
 前記サーバからAVコンテンツを取得する為 制御情報を受信し、
 前記ライセンスが前記即時取得型であるか 記利用時取得型であるかの判別を、前記制 情報に含まれるライセンス取得タイミング 別を取得することで行うことを特徴とする 第15の本発明のネットワークAVコンテンツ再 生端末である。

 第17の本発明は、
 前記AVコンテンツが視聴可能な時間範囲を 用者に表示するインタフェース出力を備え
 前記制御情報は、当該ライセンスの取得期 をさらに含んでおり、前記サーバからライ ンスを取得する前は前記インタフェース出 により当該ライセンスの時間長情報とライ ンスの取得期限を表示し、前記サーバから イセンスを取得した後は前記インタフェー 出力により当該ライセンスの確定された期 を表示することを特徴とする、第16の本発 のネットワークAVコンテンツ再生端末である 。

 第18の本発明は、
 前記AVコンテンツのライセンスが前記即時 得型である場合は、前記AVコンテンツの取得 完了時に前記サーバからライセンスを取得す ることを特徴とする、第15の本発明のネット ークAVコンテンツ再生端末である。

 第19の本発明は、
 前記AVコンテンツが視聴可能な時間範囲を 用者に表示するインタフェース出力を備え
 前記AVコンテンツのライセンスが前記利用 取得型である場合、前記サーバからライセ スを取得する前は前記インタフェース出力 より当該ライセンスの時間長情報を表示し 前記サーバからライセンスを取得した後は 記インタフェース出力により当該ライセン の確定された期限を表示することを特徴と る、第15の本発明のネットワークAVコンテン 再生端末である。

 第20の本発明は、
 利用者が前記AVコンテンツの利用を指示す 為のインタフェース入出力を備え、
 前記AVコンテンツのライセンスが前記利用 取得型であった場合に、利用者が当該AVコン テンツの取得を完了した後に当該AVコンテン の利用を指示した場合は直ちに前記サーバ ら当該ライセンスを取得し、
 前記AVコンテンツのライセンスが前記利用 取得型であった場合に、利用者が前記AVコン テンツの取得を開始したが取得を完了する前 に当該AVコンテンツの利用を指示した場合は 前記インタフェース出力により利用者に警 を表示した後に前記サーバから当該ライセ スを取得することを特徴とする、第15の本 明のネットワークAVコンテンツ再生端末であ る。

 第21の本発明は、
 前記サーバからAVコンテンツを取得するコ テンツ取得部と、
 前記サーバから当該AVコンテンツのライセ スを取得する制御情報取得部と、
 前記AVコンテンツのライセンスをサーバか 取得する前に、前記ライセンスが、即時取 して良い即時取得型であるか、利用者の利 指示があるまで取得出来ない利用時取得型 の判別を行う制御情報判定部とを備え、
 前記制御情報取得部は、前記判別の結果に じ、前記サーバからライセンスを取得する イミングを変更する、第13の本発明のネッ ワークAVコンテンツ再生端末である。

 第22の本発明は、
 ネットワーク上の端末と接続を行ってAVコ テンツを配信するサーバであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツ ライセンスを発行し、前記ライセンスの取 タイミングの種類は、少なくとも即時取得 て良い即時取得型であるか、利用者の利用 示があるまで取得出来ない利用時取得型の2 を含み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先 ち、前記端末に前記AVコンテンツを取得する 為の制御情報を送信し、前記制御情報には前 記ライセンスの取得タイミングが前記即時取 得型であるか、前記利用時取得型であるかの タイミング種別情報を記載することを特徴と する、ネットワークAVコンテンツ配信サーバ ある。

 第23の本発明は、
 ネットワーク上の端末と接続を行ってAVコ テンツを配信するサーバであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツ ライセンスを発行し、前記ライセンスの内 の種別としては、少なくとも利用可能な特 日時範囲を指定する期限固定型と、利用可 な特定時間長を指定する期間固定型の2種を み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先 ち、前記端末に前記AVコンテンツを取得する 為の制御情報を送信し、前記制御情報には前 記ライセンスが即時取得して良い即時取得型 であるか、利用者の利用指示があるまで取得 出来ない利用時取得型であるかのライセンス 取得タイミングに関する種別情報を記載し、
 前記サーバは、前記ライセンスが前記期限 定型である場合には、前記制御情報に前記 イセンスが前記即時取得型である旨を指定 、前記ライセンスが前記期間固定型の場合 、前記制御情報に前記利用時取得型である を指定することを特徴とする、ネットワー AVコンテンツ配信サーバである。

 第24の本発明は、
 ネットワークを介して接続されたサーバと 蓄積装置を持つ端末とを備えるとともに、 記サーバから前記端末へAVコンテンツを配 し、また前記サーバから前記端末に当該AVコ ンテンツのライセンスを発行し、前記端末は 前記発行されたライセンスを保存し、前記保 存したライセンスに基づき一定の期間前記AV ンテンツを利用するシステムであって、
 前記サーバは前記端末に前記AVコンテンツ ライセンスを発行し、前記ライセンスの内 の種別としては、少なくとも利用可能な特 日時範囲を指定する期限間固定型と、利用 能な特定時間長を指定する期間固定型の2種 含み、
 前記サーバは前記AVコンテンツの配信に先 ち、前記端末に前記AVコンテンツを取得する 為の制御情報を送信し、前記制御情報には前 記ライセンスが即時取得して良い即時取得型 であるか、利用者の利用指示があるまで取得 出来ない利用時取得型であるかのライセンス 取得タイミングに関する種別情報を記載し、
 前記サーバは、前記ライセンスが前記期限 定型である場合に、前記制御情報に前記ラ センスが前記即時取得型である旨を指定し 前記ライセンスが前記期間固定型の場合は 前記制御情報に前記ライセンスが前記利用 取得型である旨を指定し、
 前記端末は、前記AVコンテンツのライセン をサーバから取得する前に、前記制御情報 基づいて前記ライセンスが、前記即時取得 であるか、前記利用時取得型かの判別を行 、前記判別の結果、前記AVコンテンツのライ センスが前記即時取得型である場合は、利用 開始より前の時点で前記サーバからライセン スを取得し、前記AVコンテンツのライセンス 前記利用時取得型である場合は、利用者か の利用開始の際又は後に、前記サーバから イセンスを取得することを特徴とするネッ ワークAVコンテンツ配信システムである。

 以上説明したように本発明によれば、利 者が実質的に視聴可能である期間を保証で 、レスポンス良く安定して再生を開始する とが出来、ライセンス条件が単純であり、 限情報がt_start~t_end形式を用いるシステムと 互換性があるネットワークコンテンツレンタ ルを実現できる。

 例えば、期限固定型のコンテンツと期間 定型のコンテンツを同時に運用しても、使 者にわかり易く利用可能期間を表示するこ も可能であり、期間固定型コンテンツの追 かけ再生時に必要な注意を使用者に喚起す ことが可能であり、視聴されない期間固定 のコンテンツの為にサーバ設備を長期間維 する必要が無いなど、多くの顕著な効果が られる。

本発明の実施の形態におけるシステム 構成を図示したものである。 第1の従来例の端末とサーバ間の通信シ ーケンスを図示したものである。 第2の従来例の端末とサーバ間の通信シ ーケンスを図示したものである。 本発明の第1の実施の形態の期限固定型 のレンタルにおける端末とサーバ間の通信シ ーケンスを図示したものである。 本発明の第1の実施の形態の期間固定型 のレンタルにおける端末とサーバ間の通信シ ーケンスを図示したものである。 本発明の第1の実施の形態の期間固定型 のレンタルにおける追いかけ再生の端末とサ ーバ間の通信シーケンスを図示したものであ る。 本発明の第2の実施の形態の即時取得型 のレンタルにおける端末とサーバ間の通信シ ーケンスを図示したものである。 本発明の第2の実施の形態の利用時取得 型のレンタルにおける端末とサーバ間の通信 シーケンスを図示したものである。 本発明の第2の実施の形態の利用時取得 型のレンタルにおける追いかけ再生の端末と サーバ間の通信シーケンスを図示したもので ある。

符号の説明

 101 端末
 102 サーバ
 103 ネットワークIF
 104 コンテンツ取得部
 105 蓄積部
 106 再生部
 107 制御情報取得部
 108 制御情報保存部
 109 制御情報判定部
 110 情報表示部
 111 操作入力部
 112 ルータ
 113 コンテンツ配信部
 114 蓄積装置
 115 制御情報配信部
 116 ネットワーク
 117 LAN
 118 ルータ
 119 情報表示
 120 操作入力
 121 再生出力端子
 201 コンテンツの購入及びダウンロード指
 202 コンテンツの購入及びダウンロード指
 203 ライセンス期限生成ステップ
 204 DL制御情報配信
 205 DL制御情報保存ステップ
 206 コンテンツのダウンロード
 207 ライセンス取得応答
 208 ライセンス保存ステップ
 209 コンテンツの再生指示
 210 ライセンス取出ステップ
 211 ライセンス期限確認ステップ
 212 コンテンツ復号開始ステップ
 213 コンテンツ再生
 214 コンテンツの再生指示
 215 ライセンス取出ステップ
 216 ライセンス期限確認ステップ
 217 ライセンス期限切れ表示
 218 ライセンス取得要求
 301 コンテンツの購入及びダウンロード指
 302 コンテンツの購入及びダウンロード指
 303 ライセンス期限生成ステップ
 304 DL制御情報配信
 305 DL制御情報保存ステップ
 306 コンテンツのダウンロード
 307 コンテンツの再生指示
 308 ライセンス取得要求
 309 ライセンス期限確定ステップ
 310 ライセンス取得応答
 311 ライセンス保存ステップ 
 312 ライセンス期限確認ステップ
 313 コンテンツ復号開始ステップ
 314 コンテンツ再生
 315 コンテンツの再生指示
 316 ライセンス取出ステップ
 317 ライセンス期限確認ステップ
 318 ライセンス期限切れ表示
 401 コンテンツの購入及びダウンロード指
 402 コンテンツの購入及びダウンロード指
 403 ライセンス期限生成ステップ
 404 ライセンス種別記載ステップ
 405 DL制御情報配信
 406 DL制御情報保存ステップ
 407 コンテンツのダウンロード
 408 ライセンス種別判定
 409 ライセンス取得要求
 410 ライセンス取得応答
 411 ライセンス保存ステップ
 412 コンテンツの再生指示
 413 ライセンス取出ステップ
 414 ライセンス期限確認ステップ
 415 コンテンツ復号開始ステップ
 416 コンテンツ再生
 417 コンテンツの再生指示
 418 ライセンス取出ステップ
 419 ライセンス期限確認ステップ
 420 ライセンス期限切れ表示
 501 コンテンツの購入及びダウンロード指
 502 コンテンツの購入及びダウンロード指
 503 ライセンス期限生成ステップ
 504 ライセンス種別記載ステップ
 505 DL制御情報配信
 506 DL制御情報保存ステップ
 507 コンテンツのダウンロード
 508 ライセンス種別判定
 509 コンテンツの再生指示
 510 ライセンス取得要求
 511 ライセンス期限確定ステップ
 512 ライセンス取得応答
 513 ライセンス保存ステップ
 514 ライセンス期限確認ステップ
 515 コンテンツ復号開始ステップ
 516 コンテンツ再生
 517 コンテンツの再生指示
 518 ライセンス取出ステップ
 519 ライセンス期限確認ステップ
 520 ライセンス期限切れ表示
 601 コンテンツのダウンロード
 602 コンテンツの再生指示
 603 ライセンス種別判定
 604 警告表示ステップ
 605 再生承認
 606 追いかけ再生
 701 コンテンツの購入及びダウンロード指
 702 コンテンツの購入及びダウンロード指
 703 ライセンス期限生成ステップ
 707 ライセンス種別記載ステップ
 705 DL制御情報配信
 706 DL制御情報保存ステップ
 707 コンテンツのダウンロード
 708 ライセンス取得タイミング種別判定
 709 ライセンス取得要求
 710 ライセンス取得応答
 711 ライセンス保存ステップ
 712 コンテンツの再生指示
 713 ライセンス取出ステップ
 714 ライセンス期限確認ステップ
 715 コンテンツ復号開始ステップ
 716 コンテンツ再生
 717 コンテンツの再生指示
 718 ライセンス取出ステップ
 719 ライセンス期限確認ステップ
 720 ライセンス期限切れ表示
 801 コンテンツの購入及びダウンロード指
 802 コンテンツの購入及びダウンロード指
 803 ライセンス期限生成ステップ
 804 ライセンス種別記載ステップ
 805 DL制御情報配信
 806 DL制御情報保存ステップ
 807 コンテンツのダウンロード
 808 ライセンス取得タイミング種別判定
 809 コンテンツの再生指示
 810 ライセンス取得要求
 811 ライセンス期限確定ステップ
 812 ライセンス取得応答
 813 ライセンス保存ステップ
 814 ライセンス期限確認ステップ
 815 コンテンツ復号開始ステップ
 816 コンテンツ再生
 817 コンテンツの再生指示
 818 ライセンス取出ステップ
 819 ライセンス期限確認ステップ
 820 ライセンス期限切れ表示
 901 コンテンツのダウンロード
 902 コンテンツの再生指示
 903 ライセンス種別判定
 904 警告表示ステップ
 905 再生承認
 906 追いかけ再生

 以下に、本発明の実施の形態について、 面を参照しながら説明する。

 図1に本発明の第1の実施の形態における ステムの構成図を示す。

 端末101とサーバ102はネットワーク116を介 て接続される。端末101は一般にIP通信を中 するルータ118を介してネットワーク116に接 される。またネットワーク116には端末101と 様な構成の複数の端末が接続されているも とする。端末101は、ネットワークIF103、コン テンツ取得部104、蓄積部105、再生部106、制御 情報取得部107、制御情報保存部108、制御情報 判定部109、情報表示部110、操作入力部111を有 する。

 端末101は、情報表示部110より利用者へ情 表示119を行うとともに、操作入力部111より 用者の操作入力120を受けて、その操作入力1 20に従って、ネットワークIF103とコンテンツ 得部104によりサーバ102からAVコンテンツファ イルをダウンロードして蓄積部105に蓄積する 機能と、再生部106により蓄積部105に蓄積され たAVコンテンツファイルを再生して再生出力 子121に出力する機能を備える。

 ここでAVコンテンツファイルとは、映像 音声などを含むリアルタイムデータであり 例えばMPEG2やMP3等のファイルが相当する。再 生出力端子121は例えばHDMI等のAV端子等が相当 する。

 また、端末101はサーバ102からAVコンテン ファイルに対する制御情報を取得して制御 報保存部108に保存する機能と、制御情報保 部108に保存された制御情報を基に制御情報 定部109で判定を行う機能と、判定結果に応 て再生部106の再生を許可し、情報表示部110 り利用者へ再生期限と再生可否に関する情 を表示する機能を備える。本第1の実施の形 において、制御情報とはダウンロード制御 報とライセンスを含む。

 サーバ102は、コンテンツ配信部113、蓄積 置114、制御情報配信部115、ルータ112、LAN117 有する。コンテンツ配信部113、制御情報配 部115は、各々CPUを備えて独立動作するサー 群であり、サーバサイト内に設営されるLAN1 17で相互に接続されて協調動作を行い、全体 して一体のダウンロードサーバ機能を提供 るものである。

 コンテンツ配信部113は、蓄積装置114を装 しており、蓄積装置114に蓄積されているAV ンテンツファイルを、ネットワーク116を経 して端末101にダウンロードさせることがで る。本第1の実施の形態のサーバはこの他に 示しない要素として、HTMLサーバやデータベ ースを備え、利用者に対するHTMLコンテンツ 入ページの提供、利用者アカウント管理や コンテンツ視聴期限管理などを行うものと る。

 サーバ102は、コンテンツ視聴期限管理の 類として、コンテンツを利用可能な特定日 範囲を指定する期限固定型ライセンスと、 ンテンツを利用可能な期間Tを指定する期間 固定型ライセンスの何れをも発行する機能を 持ち、利用者の要望と個々のコンテンツに応 じて、何れかの種類のライセンス条件による レンタルを行うものであるとする。

 本第1の実施の形態において、利用者が期 限固定型ライセンスによりコンテンツレンタ ルを行った場合の端末とサーバの動作と通信 シーケンスを図4に示す。以下で図4に従って に操作及び通信手順を説明する。図4におい て端末101とサーバ102は図1と同一の構成であ ので同一の記号で示し、ネットワーク等、 般的な動作しか行わない構成部品は図示を 略する。

 まず、利用者が購入・DL指示401により端 101を操作してWebブラウザやその他の通信ア リケーションを用いてサーバ102に接続し、 限固定型レンタルの条件でのAVコンテンツフ ァイルのダウンロード指示を含む、当該AVコ テンツファイルの購入・DL指示402を送信す 。サーバ102は、コンテンツの購入及びダウ ロード指示402を受け取ると、ステップ403に いて期限固定型レンタルの条件で利用者の カウントに対し当該コンテンツの利用を許 するライセンスの生成を行う。

 このライセンスの生成手順は、具体的に 利用可能な特定日時範囲t1~t2を確定してラ センス内に記載し、サーバ102内の制御情報 信部115内に保存することで行う。またその の情報として、許可を与えた端末のID、当該 AVコンテンツファイルのID、当該AVコンテンツ ファイルの暗号鍵等をライセンス内に記載す る。

 次にサーバ102はステップ404においてDL制 情報にライセンスが期間固定型であるか期 固定型であるかの種別情報を記載する。ス ップ403においてライセンスは期限固定型で 成されているので、期限固定型であること 記載する。ここでDL制御情報とはコンテンツ と、そのコンテンツのライセンスを取得する 為の情報であり、ライセンスの種別情報の他 にコンテンツのURLとライセンスのIDを含むも とする。その後、サーバ102はその後コンテ ツの購入及びダウンロード指示402に対する 答として、ステップ405においてDL制御情報 端末101に配信する。

 DL制御情報を受信した端末101はステップ40 6においてDL制御情報を端末101内の制御情報保 存部108に保存する。次に端末101はDL制御情報 従ってステップ407においてコンテンツのダ ンロードを行う。ダウンロードはDL制御情 に記載されたコンテンツのURLに対するHTTPのG ET命令発行によって行われ、コンテンツの全 の部分を取得して端末101内の蓄積部105に保 することで完了する。

 コンテンツのダウンロードが完了すると 次に端末101は、ステップ408において、端末1 01内の制御情報保存部108に保存したDL制御情 を制御情報判定部109に読み出してライセン 種別判定を行う。ステップ404においてDL制御 情報に期限固定型であることが記載されてい るので、種別の判定結果は期限固定型となる 。本発明の端末は、判定結果が期限固定型で ある場合は、利用者から再生指示を受けてい なくとも、それより以前の任意の時点でライ センスを取得してよいものと判断する。

 本第1の実施の形態の端末101の制御情報取 得部107は判定結果が期限固定型であると直ち にサーバ102に対しライセンス取得要求409を送 信する。従って期限固定型の場合に端末101が ライセンス取得要求を行うのはダウンロード 完了直後の時点となる。

 サーバ102は、制御情報配信部115を検索し 許可を与えた端末のID、当該AVコンテンツフ ァイルのIDを照合してライセンスを特定し、 イセンス取得要求409に対する応答として、 イセンス取得応答410により、ライセンスの 信を行う。ライセンスを受信した端末101は テップ411においてライセンスを端末101内に 存する。以上のようなシーケンスにより、 ンテンツのダウンロードと当該ライセンス 取得が完了する。

 次に、利用者がステップ412において端末1 01を操作してダウンロードしたコンテンツの 生を指示するものとする。この時端末101は テップ413において保存しておいたライセン を取り出し、ステップ414においてライセン 内の再生期限情報t1~t2を現在時刻と照合し 期限内であればステップ415においてライセ ス内の暗号鍵を用いてコンテンツの復号を 始する。以上のようなシーケンスにより、 ンテンツの再生416を行うことが可能になる

 なお、レンタル期間が終了した後のステ プ417において利用者がコンテンツの再生を 示した場合、ステップ418で取り出したライ ンス内の再生期限情報t1~t2をステップ419に いて現在時刻と照合した結果、レンタル期 が終了していることが判明するため、ステ プ420において再生を行わずに利用者に期限 れである旨の表示を行う。以上のようなシ ケンスにより、期限固定型の条件により視 を許可する、コンテンツのレンタルシステ を実現することができる。

 なお、本第1の実施の形態で端末101がライ センス種別の判定とライセンス取得要求を行 うのはダウンロード完了直後の時点であり、 ダウンロードが完了して通信負荷がかかって いない状況で、かつ直前まで正常に通信が出 来ている状況であることから、安定してライ センスの取得を行うことが出来るという利点 があり、さらにサーバ102がライセンス取得要 求により、正常にダウンロードが完了したこ とを検出できるという利点も持つ。

 なお、ライセンス取得タイミングを上記 変え、ダウンロード開始直前にライセンス 別の判定とライセンス取得要求を行っても わない。この方法によれば同様に通信負荷 かかっていない状況で、かつコンテンツダ ンロード自体と同じ通信状況が期待できる 況でライセンスの取得を行うことが出来る 、ライセンス取得が失敗した場合に無駄に ンテンツのダウンロードを行わなくて済み またダウンロードを実行している最中に再 を行うという所謂追いかけ再生を行うこと 容易であるという別の利点がある。

 なお、ライセンス取得タイミングを上記 変え、DL制御ファイル取得直後にライセン 種別の判定とライセンス取得要求を行って 構わない。この方法によれば同様に通信負 がかかっていない状況で、かつ直前に正常 DL制御ファイル取得が出来ている状況である ことから、安定してライセンスの取得を行う ことが出来るという利点があり、ライセンス 取得が失敗した場合に無駄にコンテンツのダ ウンロードを行わなくて済むという利点があ り、かつダウンロードを実行している最中に 再生を行うという所謂追いかけ再生を行うこ とも容易であり、かつ複数のコンテンツがあ る場合などでコンテンツのダウンロードをす ぐ開始できない場合でもライセンス条件の確 定を利用者が指示したその場で直ちに行うこ とが出来、異常があってもその場で利用者が 対話的に解決できるという別の利点を持つ。

 なお、本第1の実施の形態ではライセンス 種別情報をDL制御情報内に記載して配信する したが、本発明はこれに限るものではなく 例えば端末101がサーバ102にライセンス種別 問い合わせても構わない。これによれば、 じDL制御情報を運用しつつ、サーバ102側で ライセンス条件や種別の変更を行うことが 能であるなど、より柔軟なサービスを提供 ることも可能である。

 一方で、本第1の実施の形態の様に、DL制 情報内ないし同じタイミングで配信される 様の情報内に記載してDL指示時にライセン 種別の配信を行うことによれば、通信回数 削減でき、DL指示結果が端末内に登録された 時点でライセンス種別情報も端末内に保存さ れることから、利用者が端末内に登録されて ダウンロード待ちのコンテンツのライセンス 条件を簡単に確認することができ、さらには 厳重な認証や暗号が必要なライセンス本体の 取得に先立ってより簡便な配信が可能なDL制 情報を用いてライセンス種別情報のみを手 に配信することが出来るなど多くの優れた 果がある。

 次に、本第1の実施の形態において、利用 者が期間固定型ライセンスによりコンテンツ レンタルを行った場合の端末とサーバの動作 と通信シーケンスを図5に示す。以下で図5に って順に操作及び通信手順を説明する。図5 において端末101とサーバ102は図1と同一の構 であるので同一の記号で示し、ネットワー 等、一般的な動作しか行わない構成部品は 示を省略する。

 まず、利用者が購入・DL指示501により端 101を操作してWebブラウザやその他の通信ア リケーションを用いてサーバ102に接続し、 間固定型レンタルの条件でのAVコンテンツフ ァイルのダウンロード指示を含む、当該AVコ テンツファイルの購入・DL指示502を送信す 。サーバ102は、コンテンツの購入及びダウ ロード指示502を受け取ると、ステップ503に いて期間固定型レンタルの条件で利用者の カウントに対し当該コンテンツの利用を許 するライセンスの生成を行う。

 このライセンスの生成手順は、具体的に 利用可能な期間Tをサーバ内の制御情報配信 部115内に保存することで行う。またその他の 情報として、許可を与えた端末のID、当該AV ンテンツファイルのID、当該AVコンテンツフ イルの暗号鍵等をライセンス内に記載する 次にサーバ102はステップ504においてDL制御 報にライセンスが期間固定型であるか期限 定型であるかの種別情報を記載する。ステ プ503においてライセンスは期間固定型で生 されているので、期間固定型であることを 載する。ここでDL制御情報とはコンテンツと 、そのコンテンツのライセンスを取得する為 の情報であり、ライセンスの種別情報の他に コンテンツのURLとライセンスのIDを含むもの する。またさらに、利用可能な期間Tそのも のも記載するものとする。またさらに、ライ センスを取得可能な期限であるt3を記載する のとする。

 その後、サーバ102はその後コンテンツの 入及びダウンロード指示502に対する応答と て、ステップ505においてDL制御情報を端末10 1に配信する。DL制御情報を受信した端末101は ステップ506においてDL制御情報を端末内の制 情報保存部108に保存する。

 次に端末101はDL制御情報に従ってステッ 507においてコンテンツのダウンロードを行 。ダウンロードはDL制御情報に記載されたコ ンテンツのURLに対するHTTPのGET命令発行によ て行われ、コンテンツの全ての部分を取得 て端末101内の蓄積部105に保存することで完 する。

 コンテンツのダウンロードが完了すると 次に端末101はステップ508において、端末101 の制御情報保存部108に保存したDL制御情報 制御情報判定部109に読み出してライセンス 別判定を行う。ステップ504においてDL制御情 報に期間固定型であることが記載されている ので、種別の判定結果は期間固定型となる。 本第1の実施の形態の端末101は、判定結果が 間固定型である場合は、利用者から再生指 を受けるまでライセンスを取得してはなら いものと判断する。

 従って端末101はその後何も行わず、利用 からの指示を待機する。次に、利用者がス ップ509において、端末101を操作してダウン ードしたコンテンツの再生を指示するもの する。端末101はコンテンツの再生に必要な イセンスを保持していないため、直ちにサ バ102に対しライセンス取得要求510を送信す 。

 ライセンス取得要求510を受信したサーバ1 02は、ステップ511においてライセンス期限の 定、すなわちレンタル許諾期限の確定を行 。ここでライセンス期限の確定とは具体的 は、制御情報配信部115を検索して許可を与 た端末のID、当該AVコンテンツファイルのID 照合してライセンスを特定し、利用可能な 間Tを取り出し、現在時刻t0とTとの和を終了 日時として、ライセンス期限をt0~t0+Tの間に 定してライセンス内に記載するステップと る。

 次にサーバ102は、ライセンス取得要求510 対する応答として、ライセンス取得応答512 より、ライセンスの配信を行う。ライセン を受信した端末101はステップ513においてラ センスを端末101内に保存する。以上のよう シーケンスにより、ライセンスの取得が完 する。

 次に端末101はステップ514においてライセ ス内の再生期限情報t0~t0+Tを現在時刻と照合 し、期限内であればステップ515においてライ センス内の暗号鍵を用いてコンテンツの復号 を開始する。以上のようなシーケンスにより 、コンテンツの再生516を行うことが可能にな る。

 なお、レンタル期間が終了した後のステ プ517において利用者がコンテンツの再生を 示した場合、ステップ518で取り出したライ ンス内の再生期限情報t0~t0+Tをステップ519に おいて現在時刻と照合した結果、レンタル期 限が終了していることが判明するため、ステ ップ520において再生を行わずに利用者に期限 切れである旨の表示を行う。以上のようなシ ーケンスにより、期間固定型の条件により視 聴を許可する、コンテンツのレンタルシステ ムを実現することができる。

 なお、図5のシーケンスにおいて、ステッ プ508からステップ509の間は、期間固定型のラ イセンスを持っており、最初の再生指示を受 けていないコンテンツに関して確定した再生 期限を持たない状態が存在することとなる。 このことにより2つの課題の発生が考えられ 。

 第1の課題は、利用者が端末101のコンテン ツリストを表示した際に期限の表示が出来な いこと、第2の課題はこの状態で利用者が非 に長い期間再生を指示しなかった場合に備 て、長期間サーバ102の設備を維持しライセ ス情報を維持し続けなければならない点で る。

 本第1の実施の形態ではこの第1の課題に し、コンテンツのライセンスが期間固定型 ある場合、サーバ102からライセンスを取得 る前はインタフェース出力により当該ライ ンスの時間長情報Tを表示し、サーバからラ センスを取得した後はインタフェース出力 より当該ライセンスの確定された期限を表 することで対処する。すなわち、ステップ5 04において、DL制御ファイル内に利用可能な 間Tそのものも記載することから、ステップ5 09以前であってもTに基づき、例えば「最初の 再生後7日間視聴可能」等の表示を行うこと 可能となる。

 ステップ509以降はライセンスを取得して 間t0~t0+Tが確定されるので、例えば「○月× まで視聴可能」と表示したり、t0+T以降は「 期限切れ」等の表示に変えることが可能であ り、利用者に状態が判りやすい表示を実現す ることが出来る。

 また、本第1の実施の形態ではこの第2の 題に対し、ライセンスを取得可能な期限を 用することで対処する。すなわち、ステッ 504において、DL制御ファイル内にライセンス を取得可能な期限であるt3を記載することか 、端末101は再生指示509がt3以降で有った場 はライセンスの取得を行わないか、ないし 再生指示509が無いままt3になった場合に再生 指示が無くともサーバ102からライセンス取得 を行う対処を実行することができ、これによ りサーバ側はt3より幾分かのマージンを確保 た期限までサーバ設備102を維持しライセン 情報を維持すれば良い事となる。この様なt 3を運用する場合、本第1の実施の形態では当 ながらステップ509以前はTとt3に基づき、例 ば「最初の再生後7日間視聴可能/○月×日ま で最初の再生が可能」と表示することができ る。

 なお、図4、図5のシーケンスにおいて、 テップ407、507のダウンロードを実行中は、 イセンスを未取得であるので、ダウンロー を実行している最中に再生を行うという所 追いかけ再生を行うことができないという に別の課題がある。

 本第1の実施の形態では期限固定型のライ センスに関しては、既に説明した様に、ライ センス取得タイミングをダウンロード実行直 前、ないしDL制御ファイル取得直後に変える とで対処することが可能である。また、ラ センス取得タイミングをダウンロード実行 後とした場合には、ダウンロードを実行中 利用者から再生指示を受けた場合に直ちに イセンスを取得するという手順で対処する とが可能である。

 他方、期間固定型ライセンスに関して追 かけ再生を行う方法については、図6に従っ て説明する。図6においてステップ501からス ップ506までは図5と全く同一の動作であるの 説明を省略する。ステップ601においてコン ンツダウンロードの実行を行っている最中 、利用者から再生指示602を受けた場合、端 101は端末101内の制御情報保存部108に保存し DL制御情報を制御情報判定部109に読み出し ライセンス種別判定603を行う。ステップ504 おいてDL制御情報に期間固定型であることが 記載されているので、種別の判定結果は期間 固定型となる。

 本第1の実施の形態では、判定結果が期間 固定型である場合は、利用者から再生指示を 受けるまでライセンスを取得してはならない ものと判断するものであるが、この追いかけ 再生可能な実施の態様では、端末101は既に再 生指示602を受けているのでライセンスを取得 しても構わない。しかし、この場合において は、仮にコンテンツダウンロード実行601が正 常に終了しなかったり非常に時間を要した場 合でもライセンス取得により視聴期限が確定 されてしまい、最後まで視聴できなかったり 、視聴期間が短くなったりするという不利益 を受ける可能性がある。

 図6の第1の実施の形態では、この問題に 処するため、ステップ604において、利用者 対し上記の旨の警告表示を行い、利用者の 生承認605を受けた上でライセンス取得を行 。ここで警告表示とは例えば、「いま視聴 すると、いつダウンロードを完了するかに わらず、今からレンタル期間が開始されま 。それでも再生をしても宜しいですか?」等 なる。再生承認605を受けた端末101は図5と全 く同様にステップ510から515を実施し、コンテ ンツのダウンロード601を実行しつつ、さらに おいかけ再生606を実施することができる。

 以上の様に本発明の第1の実施の形態によ れば、期限固定型のコンテンツレンタルライ センスと期間固定型のコンテンツレンタルラ イセンスを同時に運用することが可能である 。

 その結果、例えば、1ヶ月のように長いレ ンタル期間を契約する場合は、レスポンスの 良さを優先して期限固定型のライセンスを取 得させ、数日のように短いレンタル期間を契 約する場合は、視聴期間の実質的な確保を優 先させるため、期間固定方のライセンスを取 得させるようなレンタル契約が可能となる。

 その際に使用者にわかり易く利用可能期 を表示することも可能である。

 また、期間固定型のライセンスを用いる とで、利用者が実質的に視聴可能である期 を保証できる。

 また期限固定型のライセンスを用いるこ で、レスポンス良く安定して再生を開始す ことが出来る。さらにはライセンス条件は 純であり、期限情報がt_start~t_end形式を用い るシステムと互換性がある。

 さらに、期間固定型コンテンツの追いか 再生時に必要な注意を使用者に喚起するこ が可能であり、また視聴されない期間固定 のコンテンツの為にサーバ設備を長期間維 する必要が無いなど、多くの顕著な効果を つネットワークコンテンツレンタルシステ 、端末及びサーバを提供することが可能で る。

 図7に本発明の第2の実施の形態における コンテンツレンタルを行った場合の端末と ーバの動作と通信シーケンスを示す。なお そのシーケンスを実施するためのシステム 構成図は、図1のシステムと同様なので省略 る。

 サーバ102は、コンテンツ視聴期限管理の 類として、コンテンツを利用可能な特定日 範囲を指定する期限固定型ライセンスと、 ンテンツを利用可能な期間Tを指定する期間 固定型ライセンスの何れをも発行する機能を 持ち、さらに、そのライセンス取得のタイミ ングを即時取得型か、利用時取得型かを指定 することも行う。

 ここで、即時取得型とは、後述するよう ライセンスの種類の判定を行った後直ちに イセンスを取得して良いタイプであり、利 時取得型とは、後述するように、利用者の 用指示があるまでライセンスの取得が出来 いタイプである。

 利用者の要望と個々のコンテンツに応じ 、何れかの種類のライセンス条件によるレ タルを行うものである。

 まず、利用者が購入・DL指示701により端 101を操作してWebブラウザやその他の通信ア リケーションを用いてサーバ102に接続し、 限固定型レンタルの条件でのAVコンテンツフ ァイルのダウンロード指示を含む、当該AVコ テンツファイルの購入・DL指示702を送信す 。サーバ102は、コンテンツの購入及びダウ ロード指示702を受け取ると、ステップ703に いて期限固定型レンタルの条件で利用者の カウントに対し当該コンテンツの利用を許 するライセンスの生成を行う。

 このライセンスの生成手順は、具体的に 利用可能な特定日時範囲t1~t2を確定してラ センス内に記載し、サーバ102内の制御情報 信部115内に保存することで行う。またその の情報として、許可を与えた端末のID、当該 AVコンテンツファイルのID、当該AVコンテンツ ファイルの暗号鍵等をライセンス内に記載す る。

 次にサーバ102はステップ704においてDL制 情報にライセンスが即時取得型であるか利 時取得型であるかの種別情報を記載する。 テップ703においてライセンスは期限固定型 生成されているので、通常は即時取得型で ることを記載する。ここでDL制御情報とはコ ンテンツと、そのコンテンツのライセンスを 取得する為の情報であり、ライセンスの種別 情報の他にコンテンツのURLとライセンスのID 含むものとする。その後、サーバ102はその コンテンツの購入及びダウンロード指示702 対する応答として、ステップ705においてDL 御情報を端末101に配信する。

 DL制御情報を受信した端末101はステップ70 6においてDL制御情報を端末101内の制御情報保 存部108に保存する。次に端末101はDL制御情報 従ってステップ707においてコンテンツのダ ンロードを行う。ダウンロードはDL制御情 に記載されたコンテンツのURLに対するHTTPのG ET命令発行によって行われ、コンテンツの全 の部分を取得して端末101内の蓄積部105に保 することで完了する。

 コンテンツのダウンロードが完了すると 次に端末101は、ステップ708において、端末1 01内の制御情報保存部108に保存したDL制御情 を制御情報判定部109に読み出してライセン の取得のタイミング判定を行う。ステップ70 4においてDL制御情報に即時取得型であること が記載されているので、種別の判定結果は即 時取得型となる。本実施の形態の端末は、判 定結果が即時取得型である場合は、利用者か ら利用指示、すなわち本実施の形態では再生 指示を受けていなくとも、それより以前の任 意の時点でライセンスを取得してよいものと 判断する。

 本第2の実施の形態の端末101の制御情報取 得部107は判定結果が即時取得型であると直ち にサーバ102に対しライセンス取得要求709を送 信する。従って即時取得型の場合に端末101が ライセンス取得要求を行うのはダウンロード 完了直後の時点となる。

 サーバ102は、制御情報配信部115を検索し 許可を与えた端末のID、当該AVコンテンツフ ァイルのIDを照合してライセンスを特定し、 イセンス取得要求709に対する応答として、 イセンス取得応答710により、ライセンスの 信を行う。ライセンスを受信した端末101は テップ711においてライセンスを端末101内に 存する。以上のようなシーケンスにより、 ンテンツのダウンロードと当該ライセンス 取得が完了する。

 次に、利用者がステップ712において端末1 01を操作してダウンロードしたコンテンツの 生を指示するものとする。この時端末101は テップ713において保存しておいたライセン を取り出し、ステップ714においてライセン 内の再生期限情報t1~t2を現在時刻と照合し 期限内であればステップ715においてライセ ス内の暗号鍵を用いてコンテンツの復号を 始する。以上のようなシーケンスにより、 ンテンツの再生716を行うことが可能になる

 なお、レンタル期間が終了した後のステ プ717において利用者がコンテンツの再生を 示した場合、ステップ718で取り出したライ ンス内の再生期限情報t1~t2をステップ719に いて現在時刻と照合した結果、レンタル期 が終了していることが判明するため、ステ プ720において再生を行わずに利用者に期限 れである旨の表示を行う。

 なお、本第2の実施の形態で端末101がライ センス取得のタイミング種別の判定とライセ ンス取得要求を行うのはダウンロード完了直 後の時点であり、ダウンロードが完了して通 信負荷がかかっていない状況で、かつ直前ま で正常に通信が出来ている状況であることか ら、安定してライセンスの取得を行うことが 出来るという利点があり、さらにサーバ102が ライセンス取得要求により、正常にダウンロ ードが完了したことを検出できるという利点 も持つ。

 なお、ライセンス取得のタイミングの種 判定のタイミングを上記と変え、ダウンロ ド開始直前にライセンス取得のタイミング 種別判定を行っても構わない。すなわち、 イセンス取得のタイミングの種別判定を行 タイミングを早くし、その判定後即時にラ センス取得要求を実行することも出来る。 の方法によれば同様に通信負荷がかかって ない状況で、かつコンテンツダウンロード 体と同じ通信状況が期待できる状況でライ ンスの取得を行うことが出来る上、ライセ ス取得が失敗した場合に無駄にコンテンツ ダウンロードを行わなくて済み、またダウ ロードを実行している最中に再生を行うと う所謂追いかけ再生を行うことも容易であ という別の利点がある。

 なお、ライセンス取得のタイミングの種 判定のタイミングを上記と変え、DL制御フ イル取得直後にライセンス取得のタイミン の種別の判定を行っても構わない。その判 後即時にライセンス取得要求を実行する。 の方法によれば同様に通信負荷がかかって ない状況で、かつ直前に正常にDL制御ファイ ル取得が出来ている状況であることから、安 定してライセンスの取得を行うことが出来る という利点があり、ライセンス取得が失敗し た場合に無駄にコンテンツのダウンロードを 行わなくて済むという利点があり、かつダウ ンロードを実行している最中に再生を行うと いう所謂追いかけ再生を行うことも容易であ り、かつ複数のコンテンツがある場合などで コンテンツのダウンロードをすぐ開始できな い場合でもライセンス条件の確定を利用者が 指示したその場で直ちに行うことが出来、異 常があってもその場で利用者が対話的に解決 できるという別の利点を持つ。

 なお、本第2の実施の形態ではライセンス 取得タイミング種別情報をDL制御情報内に記 して配信するとしたが、本発明はこれに限 ものではなく、例えば端末101がサーバ102に イセンス種別を問い合わせても構わない。 れによれば、同じDL制御情報を運用しつつ サーバ102側でのライセンス条件や種別の変 を行うことが可能であるなど、より柔軟な ービスを提供することも可能である。

 一方で、本第2の実施の形態の様に、DL制 情報内ないし同じタイミングで配信される 様の情報内に記載してDL指示時にライセン 取得タイミング種別の配信を行うことによ ば、通信回数を削減でき、DL指示結果が端末 内に登録された時点でライセンス種別情報も 端末内に保存されることから、利用者が端末 内に登録されてダウンロード待ちのコンテン ツのライセンス条件を簡単に確認することが でき、されには厳重な認証や暗号が必要なラ イセンス本体の取得に先立ってより簡便な配 信が可能なDL制御情報を用いてライセンス種 情報のみを手軽に配信することが出来るな 多くの優れた効果がある。

 次に、本第2の実施の形態において、利用 者が期間固定型ライセンスによりコンテンツ レンタルを行った場合の端末とサーバの動作 と通信シーケンスを図8に示す。以下で図8に って順に操作及び通信手順を説明する。図8 において端末101とサーバ102は図1と同一の構 であるので同一の記号で示し、ネットワー 等、一般的な動作しか行わない構成部品は 示を省略する。

 まず、利用者が購入・DL指示801により端 101を操作してWebブラウザやその他の通信ア リケーションを用いてサーバ102に接続し、 間固定型レンタルの条件でのAVコンテンツフ ァイルのダウンロード指示を含む、当該AVコ テンツファイルの購入・DL指示802を送信す 。サーバ102は、コンテンツの購入及びダウ ロード指示802を受け取ると、ステップ803に いて期間固定型レンタルの条件で利用者の カウントに対し当該コンテンツの利用を許 するライセンスの生成を行う。

 このライセンスの生成手順は、具体的に 利用可能な期間Tをサーバ内の制御情報配信 部115内に保存することで行う。またその他の 情報として、許可を与えた端末のID、当該AV ンテンツファイルのID、当該AVコンテンツフ イルの暗号鍵等をライセンス内に記載する

 次にサーバ102はステップ804においてDL制 情報にライセンスが即時取得型であるか利 時取得型であるかの種別情報を記載する。 テップ803においてライセンスは期間固定型 生成されているので、通常利用時取得型で ることを記載する。さらに、利用可能な期 Tそのものも記載するものとする。またさら 、ライセンスを取得可能な期限であるt3を 載するものとする。

 その後、サーバ102はその後コンテンツの 入及びダウンロード指示802に対する応答と て、ステップ805においてDL制御情報を端末10 1に配信する。DL制御情報を受信した端末101は ステップ806においてDL制御情報を端末内の制 情報保存部108に保存する。

 次に端末101はDL制御情報に従ってステッ 807においてコンテンツのダウンロードを行 、コンテンツの全ての部分を取得して端末10 1内の蓄積部105に保存することで完了する。

 コンテンツのダウンロードが完了すると 次に端末101はステップ808において、端末101 の制御情報保存部108に保存したDL制御情報 制御情報判定部109に読み出してライセンス 得タイミングの種別判定を行う。ステップ80 4においてDL制御情報に利用時取得型であるこ とが記載されているので、種別の判定結果は 利用時取得型となる。本第2の実施の形態の 末101は、判定結果が利用時取得型である場 は、利用者から再生指示を受けるまでライ ンスを取得してはならないものと判断する

 次に、利用者がステップ809において、端 101を操作してダウンロードしたコンテンツ 再生を指示するものとする。端末101はコン ンツの再生に必要なライセンスを保持して ないため、直ちにサーバ102に対しライセン 取得要求810を送信する。

 ライセンス取得要求810を受信したサーバ1 02は、ステップ811においてライセンス期限の 定、すなわちレンタル許諾期限の確定を行 。ここでライセンス期限の確定とは具体的 は、制御情報配信部115を検索して許可を与 た端末のID、当該AVコンテンツファイルのID 照合してライセンスを特定し、利用可能な 間Tを取り出し、現在時刻t0とTとの和を終了 日時として、ライセンス期限をt0~t0+Tの間に 定してライセンス内に記載するステップと る。

 次にサーバ102は、ライセンス取得要求810 対する応答として、ライセンス取得応答812 より、ライセンスの配信を行う。ライセン を受信した端末101はステップ813においてラ センスを端末101内に保存する。以上のよう シーケンスにより、ライセンスの取得が完 する。

 次に端末101はステップ814においてライセ ス内の再生期限情報t0~t0+Tを現在時刻と照合 し、期限内であればステップ815においてライ センス内の暗号鍵を用いてコンテンツの復号 を開始する。

 なお、レンタル期間が終了した後のステ プ817において利用者がコンテンツの再生を 示した場合、ステップ818で取り出したライ ンス内の再生期限情報t0~t0+Tをステップ819に おいて現在時刻と照合した結果、レンタル期 限が終了していることが判明するため、ステ ップ820において再生を行わずに利用者に期限 切れである旨の表示を行う。

 なお、図8のシーケンスにおいて、ステッ プ808からステップ809の間は、利用時取得型の ライセンスを持っており、最初の再生指示を 受けていないコンテンツに関して確定した再 生期限を持たない状態が存在することとなる 。このことにより2つの課題の発生が考えら る。

 第1の課題は、利用者が端末101のコンテン ツリストを表示した際に期限の表示が出来な いこと、第2の課題はこの状態で利用者が非 に長い期間再生を指示しなかった場合に備 て、長期間サーバ102の設備を維持しライセ ス情報を維持し続けなければならない点で る。

 このような課題も、第1の実施の形態で説 明した、時間長情報Tの表示、ライセンス取 期限t3などを利用する方法で解決できる。

 なお、図7、図8のシーケンスにおいて、 テップ707、807のダウンロードを実行中は、 イセンスを未取得であるので、ダウンロー を実行している最中に再生を行うという所 追いかけ再生を行うことができないという に別の課題があるが、これに対しても第1の 施の形態で説明したようにして解決できる

 なお、期間固定型ライセンスに関して追 かけ再生を行う方法については、図9に従っ て説明する。図9においてステップ801からス ップ806までは図8と全く同一の動作であるの 説明を省略する。ステップ901においてコン ンツダウンロードの実行を行っている最中 、利用者から再生指示902を受けた場合、端 101は端末101内の制御情報保存部108に保存し DL制御情報を制御情報判定部109に読み出し ライセンス取得のタイミングの種別判定903 行う。ステップ904においてDL制御情報に利用 時取得型であることが記載されているので、 種別の判定結果は利用時取得型となる。

 本第2の実施の形態では、判定結果が利用 時取得型である場合は、利用者から再生指示 を受けるまでライセンスを取得してはならな いものと判断するものであるが、この追いか け再生可能な実施の態様では、端末101は既に 再生指示902を受けているのでライセンスを取 得しても構わない。しかし、この場合におい ては、仮にコンテンツダウンロード実行801が 正常に終了しなかったり非常に時間を要した 場合でもライセンス取得により視聴期限が確 定されてしまい、最後まで視聴できなかった り、視聴期間が短くなったりするという不利 益を受ける可能性がある。

 図9の実施の形態では、この問題に対処す るため、ステップ904において、利用者に対し 上記の旨の警告表示を行い、利用者の再生承 認905を受けた上でライセンス取得を行う。再 生承認905を受けた端末101は図8と全く同様に テップ810から815を実施し、コンテンツのダ ンロード901を実行しつつ、さらにおいかけ 生906を実施することができる。

 以上の様に本発明の第2の実施の形態によ れば、期限固定型のコンテンツレンタルライ センスと期間固定型のコンテンツレンタルラ イセンスを同時に運用することが可能であり 、またそれにふさわしいライセンス取得のタ イミング種別(即時取得型と利用時取得型)を 行できる。

 その結果、例えば、1ヶ月のように長いレ ンタル期間を契約する場合は、レスポンスの 良さを優先して期限固定型のライセンスと即 時取得型指示を得させて、数日のように短い レンタル期間を契約する場合は、視聴期間の 実質的な確保を優先させるため、期間固定方 のライセンスと利用時取得型指示を得させる ようなレンタル契約が可能となる。

 なお、上述した第2の実施の形態では、期 限固定型のライセンスの場合は、そのライセ ンスの取得のタイミングはライセンス判定後 即時取得とし、期間固定型のライセンスの場 合はそのライセンス取得のタイミングはライ センス判定後さらに再生指示がある場合とし たが、本発明は、必ずしもこのような組み合 わせに限らず、期限固定型のライセンスの場 合でもその取得タイミングは利用時取得型と し、期間固定型のライセンスの場合は即時取 得型とする場合も含む。そのような方法も、 ダウンロード時間や、通信環境など状況次第 で好ましいことがあり利用可能である。

 なお、本発明における、利用者の利用指 としては、上述した第1、第2の実施の形態 は、再生指示412,509、712,809,902であったが、 れに限らず、ダビング指示でもかまわない すなわち、再生させる指示にかぎらず、ダ ングをさせる指示の場合でも、同様のシー ンスが可能である。

 なおまた、上述した、期限固定型ライセ スにおいては、そのt1-t2には、終了時点が 期限である、t1―∞の無期限タイプも含むこ とが出来る。

 また、本発明に関連するプログラムは、 述した本発明のネットワークAVコンテンツ 生端末の機能をコンピュータにより実行さ るためのプログラムであって、コンピュー と協働して動作するプログラムである。

 また、本発明に関連する記録媒体は、上 した本発明のネットワークAVコンテンツ再 端末の機能をコンピュータにより実行させ ためのプログラムを記録した記録媒体であ 、コンピュータにより読み取り可能且つ、 み取られた前記プログラムが前記コンピュ タと協動して前記機能を実行する記録媒体 ある。

 また、本発明に関連するプログラムの一 用形態は、コンピュータにより読み取り可 な、ROM等の記録媒体に記録され、コンピュ タと協働して動作する態様であっても良い

 また、本発明に関連するプログラムの一 用形態は、インターネット等の伝送媒体、 ・電波・音波等の伝送媒体中を伝送し、コ ピュータにより読みとられ、コンピュータ 協働して動作する態様であっても良い。

 また、上述したコンピュータは、CPU等の純 たるハードウェアに限らず、ファームウェ や、OS、更に周辺機器を含むものであって 良い。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、 ソフトウェア的に実現しても良いし、ハード ウェア的に実現しても良い。

 本発明によれば、ネットワーク経由で映 や音声コンテンツをダウンロードし、視聴 限を限って再生を許可するコンテンツレン ルサービスを実現できる。その際、利用者 実質的に視聴可能である期間を保証でき、 スポンス良く安定して再生を開始すること 出来、ライセンス条件が単純であり、期限 報がt_start~t_end形式を用いるシステムと互換 性があるネットワークコンテンツレンタルを 実現できる。

 さらには、期限固定型のコンテンツと期 固定型のコンテンツを同時に運用しても、 用者にわかり易く利用可能期間を表示する とも可能であり、期間固定型コンテンツの いかけ再生時に必要な注意を使用者に喚起 ることが可能であり、視聴されない期間固 型のコンテンツの為にサーバ設備を長期間 持する必要が無いなど、多くの顕著な効果 持つシステム端末及びサーバを提供するこ が可能である。