小菅一弘 (〒77 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号国立大学法人東北大学内 Miyagi, 9808577, JP)
HIRATA, Yasuhisa (2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai-sh, Miyagi 77, 9808577, JP)
平田泰久 (〒77 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号国立大学法人東北大学内 Miyagi, 9808577, JP)
ENDO, Mitsuru (2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai-sh, Miyagi 77, 9808577, JP)
遠藤央 (〒77 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号国立大学法人東北大学内 Miyagi, 9808577, JP)
SUZUKI, Koki (6-4, Akashi-cho, Chuo-k, Tokyo 44, 1040044, JP)
鈴木公基 (〒44 東京都中央区明石町6番4号石川島運搬機械株式会社内 Tokyo, 1040044, JP)
KANBAYASHI, Takashi (6-4, Akashi-cho, Chuo-k, Tokyo 44, 1040044, JP)
石川島運搬機械株式会社 (〒44 東京都中央区明石町6番4号 Tokyo, 1040044, JP)
TOHOKU UNIVERSITY (2-1-1, Katahira Aoba-ku, Sendai-sh, Miyagi 77, 9808577, JP)
国立大学法人東北大学 (〒77 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号 Miyagi, 9808577, JP)
KOSUGE, Kazuhiro (2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai-sh, Miyagi 77, 9808577, JP)
小菅一弘 (〒77 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号国立大学法人東北大学内 Miyagi, 9808577, JP)
HIRATA, Yasuhisa (2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai-sh, Miyagi 77, 9808577, JP)
平田泰久 (〒77 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号国立大学法人東北大学内 Miyagi, 9808577, JP)
ENDO, Mitsuru (2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai-sh, Miyagi 77, 9808577, JP)
遠藤央 (〒77 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号国立大学法人東北大学内 Miyagi, 9808577, JP)
SUZUKI, Koki (6-4, Akashi-cho, Chuo-k, Tokyo 44, 1040044, JP)
| 走行駆動装置により全方向に走行可能な台車本体と、該台車本体に連結機構を介して取り付けられ且つ物体をリフトアップするリフターとを有し、与えられた目標軌道に沿って移動可能なリーダ台車と、 全方向に走行可能な台車本体と、該台車本体に連結機構を介して取り付けられ且つ物体をリフトアップするリフターとを有し、前記リーダ台車の動きを推定しつつ追従することにより、該リーダ台車と協調して物体を移動させるフォロワ台車と を備えたことを特徴とする物体移動装置。 |
| 前記リーダ台車の台車本体を所望の方向へ走行させる走行アクチュエータと、 前記リーダ台車の連結機構に組み込まれ、リーダ台車とフォロワ台車との間で物体を介して相互に働く相互作用力を力情報として検出する力センサと、 前記リーダ台車の台車本体の実際の軌道情報を検出する軌道センサと、 前記フォロワ台車へ制御情報を送信するための無線通信装置と、 目標軌道情報と、前記リーダ台車の力センサで検出された力情報と、前記リーダ台車の軌道センサで検出された実際の軌道情報とに基づき、前記リーダ台車の台車本体が目標軌道に沿って移動するよう前記リーダ台車の台車本体の走行アクチュエータへ電流指令値を出力すると共に、前記無線通信装置を介してフォロワ台車へ制御情報を送るリーダ制御部と、 前記フォロワ台車の台車本体を所望の方向へ走行させる走行アクチュエータと、 前記フォロワ台車の連結機構に組み込まれ、リーダ台車とフォロワ台車との間で物体を介して相互に働く相互作用力を力情報として検出する力センサと、 前記フォロワ台車の台車本体の実際の軌道情報を検出する軌道センサと、 前記リーダ台車からの制御情報を受信するための無線通信装置と、 前記フォロワ台車の力センサで検出された力情報と、前記フォロワ台車の軌道センサで検出された実際の軌道情報と、前記リーダ台車から無線通信装置を介して送られてきた制御情報とに基づき、前記フォロワ台車の台車本体が前記リーダ台車の動きに追従して移動するよう前記フォロワ台車の台車本体の走行アクチュエータへ電流指令値を出力するフォロワ制御部と を備えた請求項1記載の物体移動装置。 |
| 前記連結機構を、一端がユニバーサルジョイントにより台車本体側に連結され他端がユニバーサルジョイントによりリフター側に連結され且つ前記力センサとしての機能を有する複数の連結部材を同一水平面内に配設してなるパラレルリンク機構によって構成し、 前記台車本体に対しリフターを、水平面内におけるX-Y方向に移動する方向の2自由度と、該X-Y方向に対して直交するZ軸を中心として回転する方向の1自由度とを加えた平面3自由度が拘束され、且つX軸を中心として回転する方向の1自由度と、Y軸を中心として回転する方向の1自由度と、Z軸方向に移動する方向の1自由度とを加えた3自由度がフリーとなるよう、前記パラレルリンク機構を介して配置した請求項2記載の物体移動装置。 |
| 前記連結部材を、前記力センサの両端にロッドを取り付けた部材によって形成した請求項3記載の物体移動装置。 |
| 前記連結部材を、変位検出機能付きバネ及び変位検出機能付きダンパーの少なくとも一方からなる部材によって形成した請求項3記載の物体移動装置。 |
| 前記連結機構を、一端がユニバーサルジョイントにより台車本体側に連結され他端がユニバーサルジョイントによりリフター側に連結され且つ前記力センサとしての機能を有する複数の連結部材を立体的に配設してなる空間パラレルリンク機構によって構成し、 前記台車本体に対しリフターを、水平面内におけるX-Y方向に移動する方向の2自由度と、該X-Y方向に対して直交するZ軸を中心として回転する方向の1自由度と、X軸を中心として回転する方向の1自由度と、Y軸を中心として回転する方向の1自由度と、Z軸方向に移動する方向の1自由度とを加えた6自由度が拘束されるよう、前記空間パラレルリンク機構を介して配置した請求項2記載の物体移動装置。 |
| 前記連結部材を、変位検出機能付きバネ及び変位検出機能付きダンパーの少なくとも一方からなる部材によって形成した請求項6記載の物体移動装置。 |
| 前記台車本体の走行駆動装置の走行車輪を全方向移動車輪とした請求項1~7のいずれか一つに記載の物体移動装置。 |
| 前記全方向移動車輪を、ホイール本体の外周部にホイール軸に対して45度傾斜された複数のローラ軸を配設し且つ該ローラ軸にローラを回動自在に取り付けてなるメカナムホイールとした請求項8記載の物体移動装置。 |
| 前記全方向移動車輪を、ホイール本体の外周部にホイール軸に対して直角となる接線方向へ延びる複数のローラ軸を配設し且つ該ローラ軸にローラを回動自在に取り付けたホイールユニットをホイール軸方向へ複数列並設してなるオムニ車輪とした請求項8記載の物体移動装置。 |
| 前記物体を車両とし、該車両の各車輪を支持するための車輪浮上支持装置を前記リフターに装備し、 該車輪浮上支持装置を、 前記台車本体に対し連結機構を介して取り付けられるリフターフレーム内に互いに平行に延びるよう固定配置される一対のラック用ガイドレールと、 該ラック用ガイドレールと平行に延びるよう前記リフターフレーム内に固定配置される駆動ユニット用ガイドレールと、 互いにラック部の形成面が対向するよう前記ラック用ガイドレールに沿ってスライド自在に配設される一対のラック部材と、 前記駆動ユニット用ガイドレールに沿ってスライド自在に配設されるリフトバー開閉アクチュエータと、 該リフトバー開閉アクチュエータによって回転駆動され且つ前記一対のラック部材の互いに対向するラック部に対してその両方に噛合する駆動ピニオンと、 前記一対のラック部材における一方のラック部材の一端から該ラック部材と直角な水平方向へ張り出して外周に車輪支持ローラが回転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接地支持輪が取り付けられたリフトバーと、 前記一対のラック部材における他方のラック部材の他端から該ラック部材と直角な水平方向へ張り出して外周に車輪支持ローラが回転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接地支持輪が取り付けられたリフトバーと、 前記リフトバー開閉アクチュエータを駆動ユニット用ガイドレール上の所望位置に保持するための自動調芯位置保持用固定装置と から構成し、 前記リフターの車輪浮上支持装置における一対のリフトバーを前記車両の各車輪の前後に配置して互いに近接させることにより、該車両をリフトアップするよう構成した請求項1~7のいずれか一つに記載の物体移動装置。 |
| 前記物体を車両とし、該車両の各車輪を支持するための車輪浮上支持装置を前記リフターに装備し、 該車輪浮上支持装置を、 前記台車本体に対し連結機構を介して取り付けられるリフターフレーム内に互いに平行に延びるよう固定配置される一対のラック用ガイドレールと、 該ラック用ガイドレールと平行に延びるよう前記リフターフレーム内に固定配置される駆動ユニット用ガイドレールと、 互いにラック部の形成面が対向するよう前記ラック用ガイドレールに沿ってスライド自在に配設される一対のラック部材と、 前記駆動ユニット用ガイドレールに沿ってスライド自在に配設されるリフトバー開閉アクチュエータと、 該リフトバー開閉アクチュエータによって回転駆動され且つ前記一対のラック部材の互いに対向するラック部に対してその両方に噛合する駆動ピニオンと、 前記一対のラック部材における一方のラック部材の一端から該ラック部材と直角な水平方向へ張り出して外周に車輪支持ローラが回転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接地支持輪が取り付けられたリフトバーと、 前記一対のラック部材における他方のラック部材の他端から該ラック部材と直角な水平方向へ張り出して外周に車輪支持ローラが回転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接地支持輪が取り付けられたリフトバーと、 前記リフトバー開閉アクチュエータを駆動ユニット用ガイドレール上の所望位置に保持するための自動調芯位置保持用固定装置と から構成し、 前記リフターの車輪浮上支持装置における一対のリフトバーを前記車両の各車輪の前後に配置して互いに近接させることにより、該車両をリフトアップするよう構成した請求項8記載の物体移動装置。 |
| 前記物体を車両とし、該車両の各車輪を支持するための車輪浮上支持装置を前記リフターに装備し、 該車輪浮上支持装置を、 前記台車本体に対し連結機構を介して取り付けられるリフターフレーム内に互いに平行に延びるよう固定配置される一対のラック用ガイドレールと、 該ラック用ガイドレールと平行に延びるよう前記リフターフレーム内に固定配置される駆動ユニット用ガイドレールと、 互いにラック部の形成面が対向するよう前記ラック用ガイドレールに沿ってスライド自在に配設される一対のラック部材と、 前記駆動ユニット用ガイドレールに沿ってスライド自在に配設されるリフトバー開閉アクチュエータと、 該リフトバー開閉アクチュエータによって回転駆動され且つ前記一対のラック部材の互いに対向するラック部に対してその両方に噛合する駆動ピニオンと、 前記一対のラック部材における一方のラック部材の一端から該ラック部材と直角な水平方向へ張り出して外周に車輪支持ローラが回転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接地支持輪が取り付けられたリフトバーと、 前記一対のラック部材における他方のラック部材の他端から該ラック部材と直角な水平方向へ張り出して外周に車輪支持ローラが回転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接地支持輪が取り付けられたリフトバーと、 前記リフトバー開閉アクチュエータを駆動ユニット用ガイドレール上の所望位置に保持するための自動調芯位置保持用固定装置と から構成し、 前記リフターの車輪浮上支持装置における一対のリフトバーを前記車両の各車輪の前後に配置して互いに近接させることにより、該車両をリフトアップするよう構成した請求項9又は10記載の物体移動装置。 |
| 前記リフトバーの車輪支持ローラ表面に滑り止め加工を施した請求項11~13のいずれか一つに記載の物体移動装置。 |
| 接地ポイントが複数存在する物体を、該物体の接地ポイントをリフトアップすることによって移動させる物体移動装置であって、 走行駆動装置により全方向に自走可能な台車本体と、該台車本体に連結機構を介して取り付けられ且つ物体の一つの接地ポイントをリフトアップするリフターとを有し、与えられた目標軌道に沿って移動可能なリーダ台車と、 走行駆動装置により全方向に自走可能な台車本体と、該台車本体に連結機構を介して取り付けられ且つ物体の前記リーダ台車にてリフトアップされる接地ポイント以外の一つの接地ポイントをリフトアップするリフターとを有した複数台のフォロワ台車とを備え、 前記各フォロワ台車のうち任意のフォロワ台車が前記リーダ台車及び他のフォロワ台車をまとめたものを一台の仮想リーダ台車と想定し、該仮想リーダ台車の動きを推定しつつ追従することにより、前記リーダ台車と複数台のフォロワ台車とが協調して物体を移動させるよう構成したことを特徴とする物体移動装置。 |
本発明は、物体移動装置に関するもので る。
従来、任意の位置に停車した車両を駐車 設における所定位置に搬送できるようにし 入出車装置の一般的技術水準を示すものと ては、例えば、特許文献1がある。
特許文献1に示される装置は、それぞれ車 両支持機構及び走行機構を備える左側搬送台 車と右側搬送台車とからなり、該左側搬送台 車と右側搬送台車とがそれぞれ独立して移動 しつつ、協働して車両を支持し、搬送するよ うになっている。
前記左側搬送台車と右側搬送台車は、無線
信によってリアルタイムに情報交換を行う
とにより、協働している。
しかしながら、前述の如く、無線通信に る台車相互間でのリアルタイムの情報交換 基づいて前記左側搬送台車と右側搬送台車 を協働させるのでは、通信障害で情報が途 れたり遅れたりすることもあり、前記左側 送台車と右側搬送台車とを協働させるため 必要な情報をリアルタイムに安定して得る とが難しかった。又、情報が安定して得ら なかった場合、搬送される車両等の物体に 要以上の内力が加わることとなり、最悪の 合、物体を落としたり、傷つけたりする可 性があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、無線通信 みによる台車相互間でのリアルタイムの情 交換を行うようにした協調搬送とは異なり 車両等の物体を落としたり、傷つけたりす 心配がなく、複数の台車を協調制御するこ により、車両等の物体を確実に且つより安 して移動させ得る物体移動装置を提供しよ とするものである。
本発明は、走行駆動装置により全方向に走
可能な台車本体と、該台車本体に連結機構
介して取り付けられ且つ物体をリフトアッ
するリフターとを有し、与えられた目標軌
に沿って移動可能なリーダ台車と、
全方向に走行可能な台車本体と、該台車
体に連結機構を介して取り付けられ且つ物
をリフトアップするリフターとを有し、前
リーダ台車の動きを推定しつつ追従するこ
により、該リーダ台車と協調して物体を移
させるフォロワ台車と
を備えたことを特徴とする物体移動装置
かかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が られる。
前述の如く構成すると、リーダ台車のリ ターとフォロワ台車のリフターにより車両 の物体をリフトアップした状態で、リーダ 車が与えられた目標軌道に沿って移動して くと、フォロワ台車は、前記リーダ台車の きを推定しつつ追従することにより、前記 ーダ台車と協調して車両等の物体を移動さ ることが可能となり、無線通信による台車 互間でのリアルタイムの情報交換に基づく 御方法において、通信障害で情報が途切れ り遅れたりすることで、車両等の物体を落 したり、傷つけたりする心配もない。
前記物体移動装置においては、前記リーダ
車の台車本体を所望の方向へ走行させる走
アクチュエータと、
前記リーダ台車の連結機構に組み込まれ
リーダ台車とフォロワ台車との間で物体を
して相互に働く相互作用力を力情報として
出する力センサと、
前記リーダ台車の台車本体の実際の軌道
報を検出する軌道センサと、
前記フォロワ台車へ制御情報を送信する
めの無線通信装置と、
目標軌道情報と、前記リーダ台車の力セ
サで検出された力情報と、前記リーダ台車
軌道センサで検出された実際の軌道情報と
基づき、前記リーダ台車の台車本体が目標
道に沿って移動するよう前記リーダ台車の
車本体の走行アクチュエータへ電流指令値
出力すると共に、前記無線通信装置を介し
フォロワ台車へ制御情報を送るリーダ制御
と、
前記フォロワ台車の台車本体を所望の方
へ走行させる走行アクチュエータと、
前記フォロワ台車の連結機構に組み込ま
、リーダ台車とフォロワ台車との間で物体
介して相互に働く相互作用力を力情報とし
検出する力センサと、
前記フォロワ台車の台車本体の実際の軌
情報を検出する軌道センサと、
前記リーダ台車からの制御情報を受信す
ための無線通信装置と、
前記フォロワ台車の力センサで検出され
力情報と、前記フォロワ台車の軌道センサ
検出された実際の軌道情報と、前記リーダ
車から無線通信装置を介して送られてきた
御情報とに基づき、前記フォロワ台車の台
本体が前記リーダ台車の動きに追従して移
するよう前記フォロワ台車の台車本体の走
アクチュエータへ電流指令値を出力するフ
ロワ制御部と
を備えるようにすることができ、このよ
にすると、リーダ台車から無線通信装置を
して送られてきた制御情報によって、外乱
素を軽減させることで、より安定して、前
リーダ台車とフォロワ台車とを協調させて
両等の物体を移動させることが可能となる
そして、前記連結機構を、一端がユニバー
ルジョイントにより台車本体側に連結され
端がユニバーサルジョイントによりリフタ
側に連結され且つ前記力センサとしての機
を有する複数の連結部材を同一水平面内に
設してなるパラレルリンク機構によって構
し、
前記台車本体に対しリフターを、水平面
におけるX-Y方向に移動する方向の2自由度と
該X-Y方向に対して直交するZ軸を中心として
回転する方向の1自由度とを加えた平面3自由
が拘束され、且つX軸を中心として回転する
方向の1自由度と、Y軸を中心として回転する
向の1自由度と、Z軸方向に移動する方向の1
由度とを加えた3自由度がフリーとなるよう
、前記パラレルリンク機構を介して配置する
ことができる。
この場合、前記連結部材を、前記力セン の両端にロッドを取り付けた部材によって 成することが好ましい。
又、前記連結部材を、変位検出機能付き ネ及び変位検出機能付きダンパーの少なく も一方からなる部材によって形成しても良 。
一方、前記連結機構を、一端がユニバーサ
ジョイントにより台車本体側に連結され他
がユニバーサルジョイントによりリフター
に連結され且つ前記力センサとしての機能
有する複数の連結部材を立体的に配設して
る空間パラレルリンク機構によって構成し
前記台車本体に対しリフターを、水平面
におけるX-Y方向に移動する方向の2自由度と
該X-Y方向に対して直交するZ軸を中心として
回転する方向の1自由度と、X軸を中心として
転する方向の1自由度と、Y軸を中心として
転する方向の1自由度と、Z軸方向に移動する
方向の1自由度とを加えた6自由度が拘束され
よう、前記空間パラレルリンク機構を介し
配置することもできる。
この場合、前記連結部材を、変位検出機 付きバネ及び変位検出機能付きダンパーの なくとも一方からなる部材によって形成す ことができる。
更に、前記台車本体の走行車輪を全方向 動車輪としても良い。
この場合、前記全方向移動車輪を、ホイ ル本体の外周部にホイール軸に対して45度 斜された複数のローラ軸を配設し且つ該ロ ラ軸にローラを回動自在に取り付けてなる カナムホイールとすることができる。
又、前記全方向移動車輪を、ホイール本 の外周部にホイール軸に対して直角となる 線方向へ延びる複数のローラ軸を配設し且 該ローラ軸にローラを回動自在に取り付け ホイールユニットをホイール軸方向へ複数 並設してなるオムニ車輪としても良い。
前記物体移動装置においては、前記物体を
両とし、該車両の各車輪を支持するための
輪浮上支持装置を前記リフターに装備し、
該車輪浮上支持装置を、
前記台車本体に対し連結機構を介して取
付けられるリフターフレーム内に互いに平
に延びるよう固定配置される一対のラック
ガイドレールと、
該ラック用ガイドレールと平行に延びる
う前記リフターフレーム内に固定配置され
駆動ユニット用ガイドレールと、
互いにラック部の形成面が対向するよう
記ラック用ガイドレールに沿ってスライド
在に配設される一対のラック部材と、
前記駆動ユニット用ガイドレールに沿っ
スライド自在に配設されるリフトバー開閉
クチュエータと、
該リフトバー開閉アクチュエータによっ
回転駆動され且つ前記一対のラック部材の
いに対向するラック部に対してその両方に
合する駆動ピニオンと、
前記一対のラック部材における一方のラ
ク部材の一端から該ラック部材と直角な水
方向へ張り出して外周に車輪支持ローラが
転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接
支持輪が取り付けられたリフトバーと、
前記一対のラック部材における他方のラ
ク部材の他端から該ラック部材と直角な水
方向へ張り出して外周に車輪支持ローラが
転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接
支持輪が取り付けられたリフトバーと、
前記リフトバー開閉アクチュエータを駆
ユニット用ガイドレール上の所望位置に保
するための自動調芯位置保持用固定装置と
から構成し、
前記リフターの車輪浮上支持装置におけ
一対のリフトバーを前記車両の各車輪の前
に配置して互いに近接させることにより、
車両をリフトアップするよう構成すること
できる。
この場合、前記リフトバーの車輪支持ロ ラ表面に滑り止め加工を施すことが好まし 。
一方、本発明は、接地ポイントが複数存在
る物体を、該物体の接地ポイントをリフト
ップすることによって移動させる物体移動
置であって、
走行駆動装置により全方向に自走可能な
車本体と、該台車本体に連結機構を介して
り付けられ且つ物体の一つの接地ポイント
リフトアップするリフターとを有し、与え
れた目標軌道に沿って移動可能なリーダ台
と、
走行駆動装置により全方向に自走可能な
車本体と、該台車本体に連結機構を介して
り付けられ且つ物体の前記リーダ台車にて
フトアップされる接地ポイント以外の一つ
接地ポイントをリフトアップするリフター
を有した複数台のフォロワ台車とを備え、
前記各フォロワ台車のうち任意のフォロ
台車が前記リーダ台車及び他のフォロワ台
をまとめたものを一台の仮想リーダ台車と
定し、該仮想リーダ台車の動きを推定しつ
追従することにより、前記リーダ台車と複
台のフォロワ台車とが協調して物体を移動
せるよう構成したことを特徴とする物体移
装置にかかるものである。
前述の如く構成すると、リーダ台車のリ ターと各フォロワ台車のリフターにより車 等の物体の接地ポイントとしての車輪等を フトアップした状態で、リーダ台車が与え れた目標軌道に沿って移動していくと、各 ォロワ台車は、前記リーダ台車及び自分以 のフォロワ台車をまとめたものを一台の仮 リーダ台車と想定し、該仮想リーダ台車の きを推定しつつ追従することにより、前記 ーダ台車と協調して車両等の物体を移動さ ることが可能となり、無線通信による台車 互間でのリアルタイムの情報交換に基づく 御方法において、通信障害で情報が途切れ り遅れたりすることで、車両等の物体を落 したり、傷つけたりする心配もない。
しかも、移動すべき物体がバス等のホイ ルベースの長い車両や接地ポイントとして 車輪の数が多い車両であったとしても、移 装置自体を大きくしたり、車輪の数に合わ た機構のものを別途用意しなくて済み、移 装置の種類を増やす必要がなくなると共に 移動装置が大型化しない分、移動経路や保 スペースを広くとる必要もない。
本発明の物体移動装置によれば、無線通 のみによる台車相互間でのリアルタイムの 報交換を行うようにした協調搬送とは異な 、車両等の物体を落としたり、傷つけたり る心配がなく、複数の台車を協調制御する とにより、車両等の物体を確実に且つより 定して移動させ得るという優れた効果を奏 得る。
更に、物体の複数の接地ポイントをそれ れ別の台車でリフトアップするようにすれ 、大きさや接地ポイント数の異なる車両等 物体にも装置の種類を増やすことなく対応 得、移動経路や保管スペースの削減をも図 得るという優れた効果を奏し得る。
1 走行駆動装置
2 台車本体
2a 移動ベースフレーム
3 連結機構
4 車両(物体)
4a 車輪(接地ポイント)
5 リフター
5a リフターフレーム
6 走行車輪
7 走行モータ(走行アクチュエータ)
9 操舵モータ(走行アクチュエータ)
11 走行エンコーダ(軌道センサ)
12 操舵エンコーダ(軌道センサ)
13 ロードセル(力センサ)
14 ロッド
15 連結部材
16 ユニバーサルジョイント
17 パラレルリンク機構
18 車輪浮上支持装置
19 ラック用ガイドレール
20 駆動ユニット用ガイドレール
21 ラック部材
22 リフトバー開閉センサ
23 リフトバー開閉アクチュエータ
24 駆動ピニオン
25 車輪支持ローラ
26 接地支持輪
27 リフトバー
28 自動調芯位置保持用固定装置
28a ブレーキ板
28b ブレーキ用電磁ユニット
29 全方向移動車輪
30 オムニ車輪
30a ホイール本体
30b ホイール軸
30c ローラ軸
30d ローラ
30e ホイールユニット
31 リーダ制御部
32 フォロワ制御部
33 メカナムホイール
33a ホイール本体
33b ホイール軸
33c ローラ軸
33d ローラ
34 変位検出機能付きバネ
35 変位検出機能付きダンパー
36 空間パラレルリンク機構
39 無線通信装置
40 無線通信装置
A リーダ台車
A´ 仮想リーダ台車
B フォロワ台車
以下、本発明の実施例を図面を参照して 明する。
図1~図14は本発明の第一実施例であって、
走行駆動装置1により全方向に走行可能な
車本体2と、該台車本体2に連結機構3を介し
取り付けられ且つ物体としての車両4の幅方
向一方の側に位置して該車両4をリフトアッ
するリフター5とを有し、与えられた目標軌
に沿って移動可能なリーダ台車Aと、
全方向に走行可能な台車本体2と、該台車
体2に連結機構3を介して取り付けられ且つ
記車両4の幅方向他方の側に位置して該車両4
をリフトアップするリフター5とを有し、前
リーダ台車Aの動きを推定しつつ追従するこ
により、該リーダ台車Aと協調して車両4を
動させるフォロワ台車Bと
を備えて物体移動装置を構成したもので
る。
前記台車本体2は、図1~図5に示す如く、細 長い直方体形状に組み立てられた移動ベース フレーム2aの両端部に、図6~図8に示す如く、 行駆動装置1として走行車輪6を走行モータ7( 走行アクチュエータ)の作動により水平な車 8を中心に回転可能に且つ操舵モータ9(走行 クチュエータ)の作動により鉛直軸10を中心 旋回可能に配設してなる構成を有している 尚、前記走行モータ7には、軌道センサとし の走行エンコーダ11が取り付けられ、前記 舵モータ9には、軌道センサとしての操舵エ コーダ12が一体に組み込まれ、台車本体2の 際の軌道情報を検出できるようにしてある
前記連結機構3は、図1及び図9に示す如く 力センサとしての引張圧縮型のロードセル1 3の両端にロッド14を取り付けた連結部材15を その一端がユニバーサルジョイント16によ 台車本体2側に連結され他端がユニバーサル ョイント16によりリフター5側に連結される う、同一水平面内に複数(図1の例では三個) 設してなるパラレルリンク機構17によって 成してある。この場合、前記台車本体2に対 リフター5は、図2に示す如く、水平面内に けるX-Y方向に移動する方向の2自由度と、該X -Y方向に対して直交するZ軸を中心として回転 する方向の1自由度とを加えた平面3自由度が 束され、且つX軸を中心として回転する方向 の1自由度と、Y軸を中心として回転する方向 1自由度と、Z軸方向に移動する方向の1自由 とを加えた3自由度がフリーとなるよう、前 記パラレルリンク機構17(図1及び図9参照)を介 して配置される形となる。
前記リフター5は、図1~図5及び図10に示す く、前記車両4の各車輪4aを支持するための 輪浮上支持装置18を装備し、該車輪浮上支 装置18は、前記台車本体2に対し連結機構3を して取り付けられるリフターフレーム5a内 、一対のラック用ガイドレール19を互いに平 行に延びるよう固定配置すると共に、該ラッ ク用ガイドレール19と平行に延びるよう駆動 ニット用ガイドレール20を固定配置し、一 のラック部材21を互いにそのラック部の形成 面が上下に対向するよう前記ラック用ガイド レール19に沿ってスライド自在に配設し、エ コーダ等のリフトバー開閉センサ22が一体 設けられたモータ等のリフトバー開閉アク ュエータ23を前記駆動ユニット用ガイドレー ル20に沿ってスライド自在に配設し、該リフ バー開閉アクチュエータ23によって回転駆 される駆動ピニオン24を前記一対のラック部 材21の互いに対向するラック部に対してその 方に噛合させ、外周に車輪支持ローラ25が 転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接 支持輪26が取り付けられたリフトバー27を、 記一対のラック部材21における一方のラッ 部材21の一端並びに他方のラック部材21の他 からそれぞれ該ラック部材21と直角な水平 向へ張り出させ、前記リフトバー開閉アク ュエータ23を駆動ユニット用ガイドレール20 の所望位置に保持するための自動調芯位置 持用固定装置28を配設してなる構成を有し 図12に示す如く、前記リフター5の車輪浮上 持装置18における一対のリフトバー27を前記 両4の各車輪4aの前後に配置して互いに近接 せることにより、該車両4をリフトアップす るよう構成してある。
前記リフトバー27の車輪支持ローラ25表面 には、ローレット加工、或いは滑り止め塗料 の塗装といった滑り止め加工を施すようにし てある。
前記接地支持輪26には、図11に示す如く、 操舵を必要としない全方向移動車輪29として オムニホイール(登録商標)等のオムニ車輪30 を用い、該オムニ車輪30は、ホイール本体30a 外周部にホイール軸30bに対して直角となる 線方向へ延びる複数(図11の例では三本)のロ ーラ軸30cを配設し且つ該ローラ軸30cに樽状の ローラ30dを回動自在に取り付けたホイールユ ニット30eをホイール軸30b方向へ複数列(図11の 例では二列)並設してなる構成を有している 尚、一列目の三個のローラ30dと二列目の三 のローラ30dとは、位相を60度ずらして並べて あり、これにより、全体のホイール軸30b方向 から見た場合には、六個のローラ30dが配設さ れているように見え、これら六個のローラ30d の外周を連ねるとほぼ円周が形成されるよう になっている。
前記自動調芯位置保持用固定装置28は、 1に示す如く、前記駆動ユニット用ガイドレ ル20と平行に延びるようリフトバー開閉ア チュエータ23と一体に設けたブレーキ板28aを 、リフターフレーム5a内に固定配置したブレ キ用電磁ユニット28bで挟みつけることによ 、前記リフトバー開閉アクチュエータ23を 動ユニット用ガイドレール20上の所望位置に 保持できるようにしてある。
一方、図13はリーダ台車Aの全体制御系統並
にフォロワ台車Bの全体制御系統を示すブロ
ック図であり、前記リーダ台車Aに搭載され
リーダ制御部31には、前記台車本体2の走行
動装置1における走行アクチュエータとして
操舵モータ9及び走行モータ7と、前記台車
体2の走行駆動装置1における軌道センサとし
ての操舵エンコーダ12及び走行エンコーダ11
、前記連結機構3の力センサとしてのロード
ル13と、前記リフター5の車輪浮上支持装置1
8におけるリフトバー開閉アクチュエータ23及
び自動調芯位置保持用固定装置28と、前記リ
ター5の車輪浮上支持装置18におけるリフト
ー開閉センサ22と、前記フォロワ台車Bへ制
情報を送信するための無線通信装置39とを
続し、前記連結機構3の力センサとしてのロ
ドセル13による検出信号と、前記台車本体2
走行駆動装置1における軌道センサとしての
操舵エンコーダ12及び走行エンコーダ11によ
検出信号とに基づいて、前記台車本体2の走
駆動装置1における走行アクチュエータとし
ての操舵モータ9及び走行モータ7に駆動信号
出力すると共に、前記無線通信装置39にて
ォロワ台車Bへの制御情報を送信しつつ、前
リフター5の車輪浮上支持装置18におけるリ
トバー開閉センサ22による検出信号に基づ
て、前記リフター5の車輪浮上支持装置18に
けるリフトバー開閉アクチュエータ23及び自
動調芯位置保持用固定装置28に駆動信号を出
する一方、
前記フォロワ台車Bに搭載されたフォロワ
御部32には、前記台車本体2の走行駆動装置1
における走行アクチュエータとしての操舵モ
ータ9及び走行モータ7と、前記台車本体2の走
行駆動装置1における軌道センサとしての操
エンコーダ12及び走行エンコーダ11と、前記
結機構3の力センサとしてのロードセル13と
前記リフター5の車輪浮上支持装置18におけ
リフトバー開閉アクチュエータ23及び自動
芯位置保持用固定装置28と、前記リフター5
車輪浮上支持装置18におけるリフトバー開閉
センサ22と、前記リーダ台車Aからの制御情報
を受信するための無線通信装置40とを接続し
前記連結機構3の力センサとしてのロードセ
ル13による検出信号と、前記台車本体2の走行
駆動装置1における軌道センサとしての操舵
ンコーダ12及び走行エンコーダ11による検出
号と、前記無線通信装置40で受信したリー
台車Aからの制御情報とに基づいて、前記台
本体2の走行駆動装置1における走行アクチ
エータとしての操舵モータ9及び走行モータ7
に駆動信号を出力すると共に、前記リフター
5の車輪浮上支持装置18におけるリフトバー開
閉センサ22による検出信号に基づいて、前記
フター5の車輪浮上支持装置18におけるリフ
バー開閉アクチュエータ23及び自動調芯位
保持用固定装置28に駆動信号を出力するよう
にしてある。
前記リーダ台車Aとフォロワ台車Bの協調制
に関するシステムについてより詳しくは、
14に示す如く、前記リーダ台車Aとフォロワ
車Bとの間で車両4を介して相互に働く相互作
用力を前記リーダ台車Aの力センサとしての
ードセル13により力情報として検出し、前記
リーダ台車Aの台車本体2の実際の軌道情報を
記軌道センサによって検出し、前記リーダ
御部31において、予め入力される目標軌道
報と、前記リーダ台車Aの力センサとしての
ードセル13で検出された力情報と、前記リ
ダ台車Aの軌道センサで検出された実際の軌
情報とに基づき、前記リーダ台車Aの台車本
体2の走行アクチュエータへ電流指令値を出
すると共に、前記無線通信装置39にてフォロ
ワ台車Bへの制御情報を送信し、前記リーダ
車Aの台車本体2を目標軌道に沿って移動させ
る一方、
前記リーダ台車Aとフォロワ台車Bとの間で
車両4を介して相互に働く相互作用力を前記
ォロワ台車Bの力センサとしてのロードセル1
3により力情報として検出し、前記フォロワ
車Bの台車本体2の実際の軌道情報を前記軌道
センサによって検出し、前記リーダ台車Aか
無線通信装置39にて送信される制御情報を無
線通信装置40で受信し、前記フォロワ制御部3
2において、前記フォロワ台車Bの力センサと
てのロードセル13で検出された力情報と、
記フォロワ台車Bの軌道センサで検出された
際の軌道情報と、前記無線通信装置40で受
したリーダ台車Aからの制御情報とに基づき
前記フォロワ台車Bの台車本体2の走行アク
ュエータへ電流指令値を出力し、前記フォ
ワ台車Bの台車本体2を前記リーダ台車Aの動
に追従させて移動させるようにしてある。
、前記フォロワ台車Bの台車本体2がリーダ台
車Aの動きに追従して移動するための前記ロ
ドセル13で検出された力情報に、例えば、地
面と前記リフター5の接地支持輪26との摩擦や
慣性力等の外乱要素が影響を与える場合、前
記リーダ台車Aの動きにフォロワ台車Bが追従
ようとする動きに対し誤差を増大させてし
うので、より安定した状態で前記リーダ台
Aとフォロワ台車Bとを協調させて車両4を移
させるには、前述の如き誤差を修正するた
の制御情報が必要となることから、該制御
報を前記リーダ制御部31より、前記リーダ
車Aの無線通信装置39にて送信しフォロワ台
Bの無線通信装置40で受信し、フォロワ制御
32で前記誤差を修正する計算を前記制御情報
に基づいて行うようにしてある。
ここで、前記力センサとしての引張圧縮 のロードセル13が介装された連結部材15を平 面3自由度を拘束するパラレルリンク機構17と して図1に示すような配置で三つ取り付けた 合、ロードセル13による検出値をヤコビ行列 で座標変換すると、外力としてリフター5に わる力を平面三自由度の力情報として得る とができる。
即ち、図15に示す如く、O b
を原点とするX b
-Y b
軸の座標系σ b
を想定した場合、リフター5に加わる力ベク
ルFは、
で表される。尚、前記原点O b
は任意の位置に設定可能であるが、図15に示
例では、計算する上でリーダ台車A(フォロ
台車B)の平面中心に設定してある。
前記パラレルリンク機構17のヤコビアンの
行列の転置行列J I T
と、連結部材15に加わる力情報f s
はそれぞれ、
で表されるため、[数1][数2]より
となる。
因みに、図15に示す例の場合、前記パラレ
リンク機構17のヤコビアンの逆行列の転置行
列J I T
は、
となり、
このように、前記ロードセル13による検 値に基づいて[数5]の各値を演算し、該演算 れた[数5]の各値に基づいて、前記台車本体2 走行駆動装置1における走行車輪6の操舵角 と回転速度を決定し、前記走行アクチュエ タとしての操舵モータ9及び走行モータ7に駆 動信号を出力して、リーダ台車Aとフォロワ 車Bのそれぞれのリフター5に加わる力ベクト ルFの和が基本的に0となるようにすれば、リ ダ台車Aとフォロワ台車Bを協調制御しつつ 両4を移動させることが可能となる。
尚、リーダ台車Aとフォロワ台車Bの協調 御の基本的な考え方に関しては、小菅一弘 大住智宏、千葉晋彦による「単一物体を操 複数移動ロボットの分散協調制御」、日本 ボット学会誌16巻1号、pp.87~95に記載されてい る。
次に、上記第一実施例の作用を説明する
先ず、停車した車両4に対し、その幅方向 一方の側にリーダ台車Aを走行させてリフタ 5の車輪浮上支持装置18のリフトバー27をそれ ぞれ車両4の幅方向一方の側における車輪4a( 輪)の前後並びに車輪4a(後輪)の前後に配置す ると共に、前記車両4の幅方向他方の側にフ ロワ台車Bを走行させてリフター5の車輪浮上 支持装置18のリフトバー27をそれぞれ車両4の 方向一方の側における車輪4a(前輪)の前後並 びに車輪4a(後輪)の前後に配置する。
続いて、リーダ制御部31並びにフォロワ 御部32からの駆動信号により、自動調芯位置 保持用固定装置28を解除した状態で、前記リ ター5の車輪浮上支持装置18におけるリフト ー開閉アクチュエータ23を所望の方向へ回 駆動すると、図12(a)(a1)に示す状態から対を すリフトバー27が互いに近接する方向へ移動 していき、図12(b)(b1)に示す如く、リフトバー 27上に車両4の車輪4aが載置される形となって 該車両4がリフトアップされる。
ここで、前記リフトバー開閉アクチュエ タ23は駆動ユニット用ガイドレール20に沿っ てスライド自在に配設してあるため、仮に、 前記リフトバー27の近接動作において、図12(b 2)に示す如く、先に車両4前後方向前側(図12で は左側)のリフトバー27が車輪4aに接触した場 、後側(図12では右側)のリフトバー27が前側 移行していく一方、逆に図12(b3)に示す如く 先に車両4前後方向後側のリフトバー27が車 4aに接触した場合、前側のリフトバー27が後 側へ移行していく形となり、車両4のホイー ベースに影響されずに、前記リフトバー開 アクチュエータ23が必ず車輪4aの前後方向中 部に位置して自動調芯されることとなる。 記車両4がリフトアップされた後には、リフ ターフレーム5a内に固定配置した自動調芯位 保持用固定装置28のブレーキ用電磁ユニッ 28bにより、駆動ユニット用ガイドレール20と 平行に延びるようリフトバー開閉アクチュエ ータ23と一体に設けたブレーキ板28aを挟みつ ることにより、前記リフトバー開閉アクチ エータ23が駆動ユニット用ガイドレール20上 の所望位置に保持され、前記リフトバー27が 定される。
前記リーダ台車Aのリーダ制御部31には、 14に示す如く、目標軌道情報が予め入力さ ており、前記リーダ台車Aの台車本体2の走行 アクチュエータとしての操舵モータ9及び走 モータ7へ電流指令値が出力されると共に、 記リーダ台車Aの無線通信装置39よりフォロ 台車Bへ制御情報が送信されつつ、リーダ台 車Aの台車本体2が目標軌道に沿って移動して く。これと同時に、前記リーダ台車Aとフォ ロワ台車Bとの間で車両4を介して相互に働く 互作用力が前記フォロワ台車Bの力センサと してのロードセル13により力情報として検出 れ、前記フォロワ台車Bの台車本体2の実際 軌道情報が前記軌道センサとしての操舵エ コーダ12及び走行エンコーダ11によって検出 れ、前記リーダ台車Aから無線通信装置39に 送信される制御情報が無線通信装置40で受 され、前記フォロワ制御部32において、前記 フォロワ台車Bの力センサとしてのロードセ 13で検出された力情報と、前記フォロワ台車 Bの軌道センサとしての操舵エンコーダ12及び 走行エンコーダ11で検出された実際の軌道情 と、前記無線通信装置40で受信したリーダ 車Aからの制御情報とに基づき、前記フォロ 台車Bの台車本体2の走行アクチュエータへ 流指令値が出力され、前記フォロワ台車Bの 車本体2が前記リーダ台車Aの動きに追従し 移動していく。このため、仮に、前記フォ ワ台車Bの台車本体2がリーダ台車Aの動きに 従して移動するための前記ロードセル13で検 出された力情報に、例えば、地面と前記リフ ター5の接地支持輪26との摩擦や慣性力等の外 乱要素が影響を与える可能性があったとして も、前記リーダ台車Aの動きにフォロワ台車B 追従しようとする動きに対する誤差を修正 るために必要となる制御情報が前記リーダ 御部31より、前記リーダ台車Aの無線通信装 39にて送信されフォロワ台車Bの無線通信装 40で受信され、前記誤差を修正する計算が 記制御情報に基づいてフォロワ制御部32で行 われるため、より安定した状態で前記リーダ 台車Aとフォロワ台車Bとを協調させて車両4を 移動させることが可能となる。
前記リーダ台車A及びフォロワ台車Bが目 地点に到達した際には、前述の操作と逆に 前記自動調芯位置保持用固定装置28が解除さ れ、前記リフトバー27が互いに離反する方向 駆動され、リフトバー27上に載置される形 なっていた前記車両4が目的地点に下ろされ 前記リーダ台車A及びフォロワ台車Bが車両4 幅方向両側へ退避していく。
このように、リーダ台車Aのリフター5と ォロワ台車Bのリフター5により車両4をリフ アップした状態で、リーダ台車Aが与えられ 目標軌道に沿って移動していくと、フォロ 台車Bは、前記リーダ台車Aの動きを推定し つ追従することにより、前記リーダ台車Aと 調して車両4を移動させることが可能となり 、無線通信による台車相互間でのリアルタイ ムの情報交換に基づく制御方法において、通 信障害で情報が途切れたり遅れたりすること で、車両等の物体を落としたり、傷つけたり する心配もない。
尚、リーダ台車Aとフォロワ台車Bとの間 車両4を介在させて協調搬送を行う際に、車 4の重量があまり重くない場合、前記リフト バー27の車輪支持ローラ25上で車両4の車輪4a 滑ってしまい、協調搬送に支障をきたす虞 あるが、前記リフトバー27の車輪支持ローラ 25表面には、ローレット加工、或いは滑り止 塗料の塗装といった滑り止め加工を施すよ にしてあるため、仮に車両4が軽かったとし ても、前記リフトバー27の車輪支持ローラ25 で車両4の車輪4aが滑ってしまうことが防止 れ、協調搬送に支障をきたす心配がない。
こうして、無線通信のみによる台車相互 でのリアルタイムの情報交換を行うように た協調搬送とは異なり、車両4を落としたり 、傷つけたりする心配がなく、複数の台車を 協調制御することにより、車両4を確実に且 より安定して移動させ得る。
一方、図16は前記走行駆動装置1の他の例 示す図であって、前記台車本体2の走行車輪 6を操舵が不要な全方向移動車輪29とし、該全 方向移動車輪29を、図16(a)に示す如く、ホイ ル本体33aの外周部にホイール軸33bに対して45 度傾斜された複数のローラ軸33cを配設し且つ 該ローラ軸33cにローラ33dを回動自在に取り付 けてなるメカナムホイール33とし、該メカナ ホイール33を、図16(b)に示す如く、台車本体 2の移動ベースフレーム2aの両端部並びに中間 部に合計三個配設したものである。
図16(b)に示す例では、前記台車本体2の移 ベースフレーム2aの両端部に配設される二 のメカナムホイール33については、水平方向 へ延びるホイール軸33bが互いに90°位相をず し且つ台車本体2の長手方向に対してそれぞ 45°の角度を持つようにしてあり、又、前記 台車本体2の移動ベースフレーム2aの中間部に 配設される一個のメカナムホイール33につい は、水平方向へ延びるホイール軸33bが台車 体2の長手方向に対して直角となるようにし てある。
このように構成した場合、前記三個のメ ナムホイール33の回転バランスを適宜調整 ることにより、台車本体2としては、いずれ 方向にも移動可能となり、且ついずれの方 にもリフター5を向けることが可能となる。
しかも、走行アクチュエータとして操舵 ータ9及び走行モータ7を設けた場合、一台 台車本体2に、モータが二台ずつ計四台必要 なる(図1~図8の例を参照)のに対し、図16に示 す例では、走行アクチュエータとしてはモー タが三台で済むメリットもある。
尚、前記全方向移動車輪29は、メカナム イール33の代わりに、図11に示すものと同様 、ホイール本体30aの外周部にホイール軸30b 対して直角となる接線方向へ延びる複数の ーラ軸30cを配設し且つ該ローラ軸30cにロー 30dを回動自在に取り付けたホイールユニッ 30eをホイール軸30b方向へ複数列並設してな オムニ車輪30とすることも可能である。
又、前記連結機構3を構成するパラレルリ ンク機構17の連結部材15は、図17に示す如く、 変位検出機能付きバネ34及び変位検出機能付 ダンパー35からなる部材によって形成し、 部材の変位を検出し、そのバネ定数と変位 出機能付きダンパー35の粘性係数から前記リ フター5に加わる力情報を演算して前記リー 台車Aとフォロワ台車Bの協調制御を行うよう にすることができる。尚、前記変位検出機能 付きバネ34の具体例としては、例えば、バネ 一端に距離測定ビームセンサを、他端に反 板を付けることで変位を計測する形式のも を採用することができ、同様に、前記変位 出機能付きダンパー35の具体例としては、 えば、ダンパーの一端に距離測定ビームセ サを、他端に反射板を付けることで変位を 測する形式のものを採用することができる
図17に示す例の如く構成すると、前記リ ダ台車A及びフォロワ台車Bと車両4との間に 各部位の強度以上の力(内力)が発生した場合 、前記リーダ台車A及びフォロワ台車Bや車両4 を変形させたり破損してしまうことを防止す る上で非常に有効となる。
尚、図17に示す例では、前記パラレルリ ク機構17の連結部材15を、変位検出機能付き ネ34及び変位検出機能付きダンパー35の両方 からなる部材によって形成しているが、変位 検出機能付きバネ34のみ、或いは変位検出機 付きダンパー35のみからなる部材によって 成しても良い。
一方、前記連結機構3は、図18(a)(b)に示す く、一端がユニバーサルジョイント16によ 台車本体2側に連結され他端がユニバーサル ョイント16によりリフター5側に連結され且 前記力センサとしての機能を有する複数の 結部材15(図18の例では六本の変位検出機能 きダンパー)を立体的に配設してなる空間パ レルリンク機構36によって構成し、前記台 本体2に対しリフター5を、水平面内における X-Y方向に移動する方向の2自由度と、該X-Y方 に対して直交するZ軸を中心として回転する 向の1自由度と、X軸を中心として回転する 向の1自由度と、Y軸を中心として回転する方 向の1自由度と、Z軸方向に移動する方向の1自 由度とを加えた6自由度が拘束されるよう、 記空間パラレルリンク機構36を介して配置す ることができる。
前記空間パラレルリンク機構36は、図18(a) に示す如く、リフター5の中央部において、 の上面側に図18(b)に示す下ベースプレート37 取り付けると共に、対応する位置における 車本体2の移動ベースフレーム2aの下面側に ベースプレート38を取り付け、該上ベース レート38と下ベースプレート37との間に前記 位検出機能付きダンパーで形成した六本の 結部材15を介装するようにしてある。
図18(a)(b)に示す例の如く構成すると、前 変位検出機能付きダンパーで形成した六本 連結部材15により、空間をX-Y-Z座標で示した きの各軸方向の力と軸周りのモーメントを 出することができ、地面のうねり等による 響を吸収して外乱を軽減しつつ、より安定 させて前記リーダ台車Aとフォロワ台車Bの 調制御を行うようにすることができる。
尚、図18に示す例では、前記空間パラレ リンク機構36の連結部材15を、変位検出機能 きダンパーのみからなる部材によって形成 ているが、変位検出機能付きバネのみ、或 は変位検出機能付きバネ及び変位検出機能 きダンパーの両方からなる部材によって形 しても良い。
又、前記リフター5の接地支持輪26や前記 車本体2の走行車輪6を、操舵が不要な全方 移動車輪29としてのオムニ車輪30(図11参照)と した場合、該オムニ車輪30の構成上、そのホ ール軸30bを中心とする回転時には、二列並 されたホイールユニット30eの各々三個ずつ ローラ30dが地面に対して交互に接触するこ に伴い、振動が発生するが、図19に示す如 、ホイール本体30aの外周部にホイール軸30b 対して直角となる接線方向へ延びる複数(図1 9の例では三本)のローラ軸30cを配設し且つ該 ーラ軸30cに樽状のローラ30dを回動自在に取 付けたホイールユニット30eをホイール軸30b 向へ複数列(図19の例では三列)並設してオム ニ車輪30を構成すると、回転時の振動を抑制 ることが可能となる。そのため、振動が力 ンサにノイズという形で及ぼす悪影響を抑 できるので、より安定した力制御を行うこ ができる。
因みに、前記ホイールユニット30eをホイ ル軸30b方向へ三列並設して接地点を両端二 所とした場合、ホイール軸30b中心での回転 作を行う際の抵抗が、前記ホイールユニッ 30eをホイール軸30b方向へ二列配置した場合 り大きくなるが、状況としては、タイヤの 接触状態でステアリングを切る事象と同等 考えられるので、この分の摩擦抵抗を加味 た動力源(パワー)を走行駆動装置1の走行ア チュエータに加味すれば良い。
一方、前記全方向移動車輪としては、オ ニホイール(登録商標)やメカナムホイール 外にも、例えば、特開2006-16859号公報や実用 案登録第3130323号公報に示されるような、ホ イール本体の外周に、回転軸が可撓性を有す る回転体を、その両端がそれぞれ隣接する回 転体支持部材に回転可能に支持されるよう配 設してなる形式の車輪、或いは、金沢竜也、 山下淳、淺間一、嘉悦早人、遠藤勲、新井民 雄、佐藤一省による「段差乗り越え能力を有 する全方向移動ロボットの開発」、第17回日 ロボット学会学術講演会予稿集、pp.913~914、 September 1999に記載されているフリーローラ付 き特殊車輪、その他、さまざま形式の車輪を 用いてもよいことは言うまでもない。
図20~図28は本発明の第二実施例であって、
走行駆動装置1により全方向に自走可能な
車本体2と、該台車本体2に連結機構3を介し
取り付けられ且つ物体としての車両4の一つ
の車輪4a(接地ポイント)をリフトアップする
フター5とを有し、与えられた目標軌道に沿
て移動可能なリーダ台車Aと、
走行駆動装置1により全方向に自走可能な
車本体2と、該台車本体2に連結機構3を介し
取り付けられ且つ前記車両4の前記リーダ台
車Aにてリフトアップされる車輪4a以外の一つ
の車輪4a(接地ポイント)をリフトアップする
フター5とを有した複数台(図の例では三台)
フォロワ台車Bとを備え、
前記各フォロワ台車Bが前記リーダ台車A及
び自分以外のフォロワ台車Bをまとめたもの
一台の仮想リーダ台車A´(図28参照)と想定し
該仮想リーダ台車A´の動きを推定しつつ追
することにより、前記リーダ台車Aと複数台
のフォロワ台車Bとが協調して車両4を移動さ
る物体移動装置を構成したものである。
前記台車本体2は、図1~図14に示す第一実 例の台車本体2と同様の構成を有しており、 20~図24に示す如く、細長い直方体形状に組 立てられた台車フレーム2aの両端部に、図6~ 8に示す如く、走行駆動装置1として走行車 6を走行モータ7(走行アクチュエータ)の作動 より水平な車軸8を中心に回転可能に且つ操 舵モータ9(走行アクチュエータ)の作動により 鉛直軸10を中心に旋回可能に配設してなる構 を有している。尚、前記走行モータ7には、 軌道センサとしての走行エンコーダ11が取り けられ、前記操舵モータ9には、軌道センサ としての操舵エンコーダ12が一体に組み込ま 、台車本体2の実際の軌道情報を検出できる ようにしてある。
前記連結機構3は、図1~図14に示す第一実 例の連結機構3と同様の構成を有しており、 20及び図9に示す如く、力センサとしての引 圧縮型のロードセル13の両端にロッド14を取 り付けた連結部材15を、その一端がユニバー ルジョイント16により台車本体2側に連結さ 他端がユニバーサルジョイント16によりリ ター5側に連結されるよう、同一水平面内に 数(図20の例では三個)配設してなるパラレル リンク機構17によって構成してある。この場 、前記台車本体2に対しリフター5は、図21に 示す如く、水平面内におけるX-Y方向に移動す る方向の2自由度と、該X-Y方向に対して直交 るZ軸を中心として回転する方向の1自由度と を加えた平面3自由度が拘束され、且つX軸を 心として回転する方向の1自由度と、Y軸を 心として回転する方向の1自由度と、Z軸方向 に移動する方向の1自由度とを加えた3自由度 フリーとなるよう、前記パラレルリンク機 17(図20及び図9参照)を介して配置される形と なる。
前記リフター5は、図1~図14に示す第一実 例のリフター5と同様の構成を有しており、 20~図24及び図10に示す如く、前記車両4の接 ポイントとしての各車輪4aを支持するための 車輪浮上支持装置18を装備し、該車輪浮上支 装置18は、前記台車本体2に対し連結機構3を 介して取り付けられるリフターフレーム5a内 、一対のラック用ガイドレール19を互いに 行に延びるよう固定配置すると共に、該ラ ク用ガイドレール19と平行に延びるよう駆動 ユニット用ガイドレール20を固定配置し、一 のラック部材21を互いにそのラック部の形 面が上下に対向するよう前記ラック用ガイ レール19に沿ってスライド自在に配設し、エ ンコーダ等のリフトバー開閉センサ22が一体 設けられたモータ等のリフトバー開閉アク ュエータ23を前記駆動ユニット用ガイドレ ル20に沿ってスライド自在に配設し、該リフ トバー開閉アクチュエータ23によって回転駆 される駆動ピニオン24を前記一対のラック 材21の互いに対向するラック部に対してその 両方に噛合させ、外周に車輪支持ローラ25が 転自在に嵌装され且つ先端部と基端部に接 支持輪26が取り付けられたリフトバー27を、 前記一対のラック部材21における一方のラッ 部材21の一端並びに他方のラック部材21の他 端からそれぞれ該ラック部材21と直角な水平 向へ張り出させ、前記リフトバー開閉アク ュエータ23を駆動ユニット用ガイドレール20 上の所望位置に保持するための自動調芯位置 保持用固定装置28を配設してなる構成を有し 図25に示す如く、前記リフター5の車輪浮上 持装置18における一対のリフトバー27を前記 車両4の各車輪4aの前後に配置して互いに近接 させることにより、該車両4をリフトアップ るよう構成してある。
前記リフトバー27の車輪支持ローラ25表面 には、図1~図14に示す第一実施例の車輪支持 ーラ25と同様、ローレット加工、或いは滑り 止め塗料の塗装といった滑り止め加工を施す ようにしてある。
前記接地支持輪26には、図1~図14に示す第 実施例の接地支持輪26と同様、図11に示す如 く、操舵を必要としない全方向移動車輪29と てのオムニホイール(登録商標)等のオムニ 輪30を用い、該オムニ車輪30は、ホイール本 30aの外周部にホイール軸30bに対して直角と る接線方向へ延びる複数(図11の例では三本) のローラ軸30cを配設し且つ該ローラ軸30cに樽 状のローラ30dを回動自在に取り付けたホイー ルユニット30eをホイール軸30b方向へ複数列( 11の例では二列)並設してなる構成を有して る。尚、一列目の三個のローラ30dと二列目 三個のローラ30dとは、位相を60度ずらして並 べてあり、これにより、全体のホイール軸30b 方向から見た場合には、六個のローラ30dが配 設されているように見え、これら六個のロー ラ30dの外周を連ねるとほぼ円周が形成される ようになっている。尚、前記接地支持輪26に いては、一般的なキャスターによっても代 可能である。
前記自動調芯位置保持用固定装置28は、 1~図14に示す第一実施例の自動調芯位置保持 固定装置28と同様の構成を有しており、図20 に示す如く、前記駆動ユニット用ガイドレー ル20と平行に延びるようリフトバー開閉アク ュエータ23と一体に設けたブレーキ板28aを リフターフレーム5a内に固定配置したブレー キ用電磁ユニット28bで挟みつけることにより 、前記リフトバー開閉アクチュエータ23を駆 ユニット用ガイドレール20上の所望位置に 持できるようにしてある。
一方、図26はリーダ台車Aの全体制御系統並
にフォロワ台車Bの全体制御系統を示すブロ
ック図であり、前記リーダ台車Aに搭載され
リーダ制御部31には、前記台車本体2の走行
動装置1における走行アクチュエータとして
操舵モータ9及び走行モータ7と、前記台車
体2の走行駆動装置1における軌道センサとし
ての操舵エンコーダ12及び走行エンコーダ11
、前記連結機構3の力センサとしてのロード
ル13と、前記リフター5の車輪浮上支持装置1
8におけるリフトバー開閉アクチュエータ23及
び自動調芯位置保持用固定装置28と、前記リ
ター5の車輪浮上支持装置18におけるリフト
ー開閉センサ22と、前記フォロワ台車Bへ制
情報を送信するための無線通信装置39とを
続し、前記連結機構3の力センサとしてのロ
ドセル13による検出信号と、前記台車本体2
走行駆動装置1における軌道センサとしての
操舵エンコーダ12及び走行エンコーダ11によ
検出信号とに基づいて、前記台車本体2の走
駆動装置1における走行アクチュエータとし
ての操舵モータ9及び走行モータ7に駆動信号
出力すると共に、前記無線通信装置39にて
ォロワ台車Bへの制御情報を送信しつつ、前
リフター5の車輪浮上支持装置18におけるリ
トバー開閉センサ22による検出信号に基づ
て、前記リフター5の車輪浮上支持装置18に
けるリフトバー開閉アクチュエータ23及び自
動調芯位置保持用固定装置28に駆動信号を出
する一方、
前記フォロワ台車Bに搭載されたフォロワ
御部32には、前記台車本体2の走行駆動装置1
における走行アクチュエータとしての操舵モ
ータ9及び走行モータ7と、前記台車本体2の走
行駆動装置1における軌道センサとしての操
エンコーダ12及び走行エンコーダ11と、前記
結機構3の力センサとしてのロードセル13と
前記リフター5の車輪浮上支持装置18におけ
リフトバー開閉アクチュエータ23及び自動
芯位置保持用固定装置28と、前記リフター5
車輪浮上支持装置18におけるリフトバー開閉
センサ22と、前記リーダ台車Aからの制御情報
を受信するための無線通信装置40とを接続し
前記連結機構3の力センサとしてのロードセ
ル13による検出信号と、前記台車本体2の走行
駆動装置1における軌道センサとしての操舵
ンコーダ12及び走行エンコーダ11による検出
号と、前記無線通信装置40で受信したリー
台車Aからの制御情報とに基づいて、前記台
本体2の走行駆動装置1における走行アクチ
エータとしての操舵モータ9及び走行モータ7
に駆動信号を出力すると共に、前記リフター
5の車輪浮上支持装置18におけるリフトバー開
閉センサ22による検出信号に基づいて、前記
フター5の車輪浮上支持装置18におけるリフ
バー開閉アクチュエータ23及び自動調芯位
保持用固定装置28に駆動信号を出力するよう
にしてある。
前記リーダ台車Aと複数台(図の例では三台)
フォロワ台車Bの協調制御に関するシステム
についてより詳しくは、図27に示す如く、前
リーダ台車Aと各フォロワ台車Bとの間で車
4を介して相互に働く相互作用力を前記リー
台車Aの力センサとしてのロードセル13によ
力情報として検出し、前記リーダ台車Aの台
車本体2の実際の軌道情報を前記軌道センサ
しての操舵エンコーダ12及び走行エンコーダ
11によって検出し、前記リーダ制御部31にお
て、予め入力される目標軌道情報と、前記
ーダ台車Aの力センサとしてのロードセル13
検出された力情報と、前記リーダ台車Aの軌
センサとしての操舵エンコーダ12及び走行
ンコーダ11で検出された実際の軌道情報とに
基づき、前記リーダ台車Aの台車本体2の走行
クチュエータへ電流指令値を出力すると共
、前記無線通信装置39にて各フォロワ台車B
の制御情報を送信し、前記リーダ台車Aの台
車本体2を目標軌道に沿って移動させる一方
前記リーダ台車Aと各フォロワ台車Bとの間
で車両4を介して相互に働く相互作用力を前
各フォロワ台車Bの力センサとしてのロード
ル13により力情報として検出し、前記各フ
ロワ台車Bの台車本体2の実際の軌道情報を前
記軌道センサとしての操舵エンコーダ12及び
行エンコーダ11によって検出し、前記リー
台車Aから無線通信装置39にて送信される制
情報を無線通信装置40で受信し、前記フォロ
ワ制御部32において、前記各フォロワ台車Bの
力センサとしてのロードセル13で検出された
情報と、前記各フォロワ台車Bの軌道センサ
としての操舵エンコーダ12及び走行エンコー
11で検出された実際の軌道情報と、前記無
通信装置40で受信したリーダ台車Aからの制
情報とに基づき、前記各フォロワ台車Bの台
本体2の走行アクチュエータへ電流指令値を
出力し、前記各フォロワ台車Bの台車本体2を
記リーダ台車Aの動きに追従させて移動させ
るようにしてある。
但し、前記フォロワ台車Bが複数台(図の では三台)となった場合、図27に示す如く、 分以外の全ての台車からの影響を受けるこ になるため、i番目のフォロワ台車Bはリーダ 台車Aに与えられた目標軌道を推定すること できなくなる。そこで、i番目のフォロワ台 Bに対して、第一のグループをi番目のフォ ワ台車Bそれ自身とし、第二のグループをリ ダ台車A及びi番目以外のフォロワ台車Bをま めた一台の仮想リーダ台車A´(これをi番目 仮想リーダ台車A´)とする。即ち、i番目の仮 想リーダ台車A´は、i番目のフォロワ台車Bか 見ると、図28に示す如く、一台のリーダの うに振舞うと考えられる。この仮想リーダ いう考え方を用いれば、フォロワ台車Bが一 の場合の目標軌道の推定方法を用いて、前 i番目のフォロワ台車Bは、リーダ台車A及び 分以外のフォロワ台車Bをまとめた一台のi 目の仮想リーダ台車A´の目標軌道を推定す ことができる。
尚、前記各フォロワ台車Bの台車本体2が ーダ台車Aの動きに追従して移動するための 記ロードセル13で検出された力情報に、例 ば、地面と前記リフター5の接地支持輪26と 摩擦や慣性力等の外乱要素が影響を与える 合、前記リーダ台車Aの動きに各フォロワ台 Bが追従しようとする動きに対し誤差を増大 させてしまうので、より安定した状態で前記 リーダ台車Aと各フォロワ台車Bとを協調させ 車両4を移動させるには、前述の如き誤差を 修正するための制御情報が必要となることか ら、該制御情報を前記リーダ制御部31より、 記リーダ台車Aの無線通信装置39にて送信し フォロワ台車Bの無線通信装置40で受信し、 ォロワ制御部32で前記誤差を修正する計算 前記制御情報に基づいて行うようにしてあ 。
ここで、前記力センサとしての引張圧縮 のロードセル13が介装された連結部材15を平 面3自由度を拘束するパラレルリンク機構17と して図20に示すような配置で三つ取り付けた 合、ロードセル13による検出値をヤコビ行 で座標変換すると、外力としてリフター5に わる力を平面3自由度の力情報として得るこ とができる。
即ち、図29に示す如く、O b を原点とするX b -Y b 軸の座標系σ b を想定した場合、リフター5に加わる力ベク ルFは、前記[数1]で表される。尚、前記原点O b は任意の位置に設定可能であるが、図29に示 例では、計算する上でリーダ台車A(フォロ 台車B)の平面中心に設定してある。
前記パラレルリンク機構17のヤコビアンの 行列の転置行列J I T と、連結部材15に加わる力情報f s はそれぞれ、前記[数2]で表されるため、[数1] [数2]より前記[数3]となる。
因みに、図28に示す例の場合、前記パラレ
リンク機構17のヤコビアンの逆行列の転置行
列J I T
は、
このように、前記ロードセル13による検 値に基づいて[数7]の各値を演算し、該演算 れた[数7]の各値に基づいて、前記台車本体2 走行駆動装置1における走行車輪6の操舵角 と回転速度を決定し、前記走行アクチュエ タとしての操舵モータ9及び走行モータ7に駆 動信号を出力して、仮想リーダ台車A´とフォ ロワ台車Bのそれぞれのリフター5に加わる力 クトルFの和が基本的に0となるようにすれ 、仮想リーダ台車A´とフォロワ台車Bを協調 御しつつ車両4を移動させることが可能とな る。
尚、リーダ台車Aとフォロワ台車Bの協調 御の基本的な考え方、並びにフォロワ台車B 複数台となった場合に、仮想リーダという え方を用いることにより、フォロワ台車Bが 一台の場合の目標軌道の推定方法と同様に、 i番目のフォロワ台車Bが、リーダ台車A及び自 分以外のフォロワ台車Bをまとめた一台のi番 の仮想リーダ台車A´の目標軌道を推定する とができるという点に関しては、小菅一弘 大住智宏、千葉晋彦による「単一物体を操 複数移動ロボットの分散協調制御」、日本 ボット学会誌16巻1号、pp.87~95に記載されて る。
次に、上記第二実施例の作用を説明する
先ず、停車した車両4に対し、リーダ台車 Aを走行させてリフター5の車輪浮上支持装置1 8のリフトバー27を車両4の接地ポイントとし の一つの車輪4aの前後に配置すると共に、各 フォロワ台車Bを走行させてリフター5の車輪 上支持装置18のリフトバー27を車両4の残り 接地ポイントとしての各車輪4aの前後に配置 する。
続いて、リーダ制御部31並びにフォロワ 御部32からの駆動信号により、自動調芯位置 保持用固定装置28を解除した状態で、前記リ ター5の車輪浮上支持装置18におけるリフト ー開閉アクチュエータ23を所望の方向へ回 駆動すると、図25(a)(a1)に示す状態から対を すリフトバー27が互いに近接する方向へ移動 していき、図25(b)(b1)に示す如く、リフトバー 27上に車両4の車輪4aが載置される形となって 該車両4がリフトアップされる。
ここで、前記リフトバー開閉アクチュエ タ23は駆動ユニット用ガイドレール20に沿っ てスライド自在に配設してあるため、仮に、 前記リフトバー27の近接動作において、図25(b 2)に示す如く、先に車両4前後方向前側(図25で は左側)のリフトバー27が車輪4aに接触した場 、後側(図25では右側)のリフトバー27が前側 移行していく一方、逆に図25(b3)に示す如く 先に車両4前後方向後側のリフトバー27が車 4aに接触した場合、前側のリフトバー27が後 側へ移行していく形となり、車両4の車輪4aに 対するリーダ台車A並びに各フォロワ台車Bの 止位置が該車輪4aの前後方向へ多少ずれて たとしてもそれに影響されずに、前記リフ バー開閉アクチュエータ23が必ず車輪4aの前 方向中心部に位置して自動調芯されること なる。前記車両4がリフトアップされた後に は、リフターフレーム5a内に固定配置した自 調芯位置保持用固定装置28のブレーキ用電 ユニット28bにより、駆動ユニット用ガイド ール20と平行に延びるようリフトバー開閉ア クチュエータ23と一体に設けたブレーキ板28a 挟みつけることにより、前記リフトバー開 アクチュエータ23が駆動ユニット用ガイド ール20上の所望位置に保持され、前記リフト バー27が固定される。
前記リーダ台車Aのリーダ制御部31には、 27に示す如く、目標軌道情報が予め入力さ ており、前記リーダ台車Aの台車本体2の走行 アクチュエータとしての操舵モータ9及び走 モータ7へ電流指令値が出力されると共に、 記リーダ台車Aの無線通信装置39より各フォ ワ台車Bへ制御情報が送信されつつ、リーダ 台車Aの台車本体2が目標軌道に沿って移動し いく。これと同時に、前記リーダ台車Aと各 フォロワ台車Bとの間で車両4を介して相互に く相互作用力が前記各フォロワ台車Bの力セ ンサとしてのロードセル13により力情報とし 検出され、前記各フォロワ台車Bの台車本体 2の実際の軌道情報が前記軌道センサとして 操舵エンコーダ12及び走行エンコーダ11によ て検出され、前記リーダ台車Aから無線通信 装置39にて送信される制御情報が各フォロワ 車Bの無線通信装置40で受信され、前記フォ ワ制御部32において、前記各フォロワ台車B 力センサとしてのロードセル13で検出され 力情報と、前記各フォロワ台車Bの軌道セン としての操舵エンコーダ12及び走行エンコ ダ11で検出された実際の軌道情報と、前記無 線通信装置40で受信したリーダ台車Aからの制 御情報とに基づき、前記各フォロワ台車Bの 車本体2の走行アクチュエータへ電流指令値 出力され、前記各フォロワ台車Bの台車本体 2が前記リーダ台車Aの動きに追従して移動し いく。このため、仮に、前記各フォロワ台 Bの台車本体2がリーダ台車Aの動きに追従し 移動するための前記ロードセル13で検出さ た力情報に、例えば、地面と前記リフター5 接地支持輪26との摩擦や慣性力等の外乱要 が影響を与える可能性があったとしても、 記リーダ台車Aの動きに各フォロワ台車Bが追 従しようとする動きに対する誤差を修正する ために必要となる制御情報が前記リーダ制御 部31より、前記リーダ台車Aの無線通信装置39 て送信され各フォロワ台車Bの無線通信装置 40で受信され、前記誤差を修正する計算が前 制御情報に基づいてフォロワ制御部32で行 れるため、より安定した状態で前記リーダ 車Aと各フォロワ台車Bとを協調させて車両4 移動させることが可能となる。尚、前記リ ダ台車Aと各フォロワ台車Bとを協調させて車 両4を移動させる際には、図28に示す如く、i 目のフォロワ台車Bに対して、第一のグルー をi番目のフォロワ台車Bそれ自身とし、第 のグループをリーダ台車A及びi番目以外のフ ォロワ台車Bをまとめた一台の仮想リーダ台 A´(これをi番目の仮想リーダ台車A´)とした 合、i番目の仮想リーダ台車A´は、i番目のフ ォロワ台車Bから見ると、図28に示す如く、一 台のリーダのように振舞うため、この仮想リ ーダという考え方を用いることにより、フォ ロワ台車Bが一台の場合の目標軌道の推定方 を用いて、前記i番目のフォロワ台車Bは、リ ーダ台車A及び自分以外のフォロワ台車Bをま めた一台のi番目の仮想リーダ台車A´の目標 軌道を推定するようになっている。
前記リーダ台車A及び各フォロワ台車Bが 標地点に到達した際には、前述の操作と逆 、前記自動調芯位置保持用固定装置28が解除 され、前記リフトバー27が互いに離反する方 へ駆動され、リフトバー27上に載置される となっていた前記車両4が目的地点に下ろさ 、前記リーダ台車A及び各フォロワ台車Bが 両4の幅方向両側へ退避していく。
このように、リーダ台車Aのリフター5と フォロワ台車Bのリフター5により車両4をリ トアップした状態で、リーダ台車Aが与えら た目標軌道に沿って移動していくと、各フ ロワ台車Bは、前記リーダ台車A及び自分以 のフォロワ台車Bをまとめた一台の仮想リー 台車A´の動きを推定しつつ追従することに り、前記リーダ台車Aと協調して車両4を移 させることが可能となり、無線通信による 車相互間でのリアルタイムの情報交換に基 く制御方法において、通信障害で情報が途 れたり遅れたりすることで、車両等の物体 落としたり、傷つけたりする心配もない。
しかも、移動すべき物体がバス等のホイ ルベースの長い車両4や接地ポイントとして の車輪4aの数が多い車両4であったとしても、 移動装置自体を大きくしたり、車輪4aの数に わせた機構のものを別途用意しなくて済み 移動装置の種類を増やす必要がなくなると に、移動装置が大型化しない分、移動経路 保管スペースを広くとる必要もない。
尚、リーダ台車Aと各フォロワ台車Bとの で車両4を介在させて搬送を行う際に、車両4 の重量があまり重くない場合、前記リフトバ ー27の車輪支持ローラ25上で車両4の車輪4aが ってしまい、搬送に支障をきたす虞がある 、前記リフトバー27の車輪支持ローラ25表面 は、ローレット加工、或いは滑り止め塗料 塗装といった滑り止め加工を施すようにし あるため、仮に車両4が軽かったとしても、 前記リフトバー27の車輪支持ローラ25上で車 4の車輪4aが滑ってしまうことが防止され、 送に支障をきたす心配がない。
こうして、無線通信のみによる台車相互 でのリアルタイムの情報交換を行うように た協働搬送とは異なり、車両4を落としたり 、傷つけたりする心配がなく、更に、大きさ や接地ポイント数の異なる車両4にも装置の 類を増やすことなく対応し得、車両4を確実 且つより安定して移動させることができ、 動経路や保管スペースの削減をも図り得る
一方、図30は本発明の第二実施例におけ 走行駆動装置1の他の例を示す図であって、 記台車本体2の走行車輪6を操舵が不要な全 向移動車輪29とし、該全方向移動車輪29を、 30(a)に示す如く、ホイール本体33aの外周部 ホイール軸33bに対して45度傾斜された複数の ローラ軸33cを配設し且つ該ローラ軸33cにロー ラ33dを回動自在に取り付けてなるメカナムホ イール33とし、該メカナムホイール33を、図30 (b)に示す如く、台車本体2の台車フレーム2aの 両端部並びに中間部に合計三個配設したもの である。
図30(b)に示す例では、前記台車本体2の台 フレーム2aの両端部に配設される二個のメ ナムホイール33については、水平方向へ延び るホイール軸33bが互いに90°位相をずらし且 台車本体2の長手方向に対してそれぞれ45°の 角度を持つようにしてあり、又、前記台車本 体2の台車フレーム2aの中間部に配設される一 個のメカナムホイール33については、水平方 へ延びるホイール軸33bが台車本体2の長手方 向に対して直角となるようにしてある。
このように構成した場合、前記三個のメ ナムホイール33の回転バランスを適宜調整 ることにより、本発明の第二実施例におい も、台車本体2としては、いずれの方向にも 動可能となり、且ついずれの方向にもリフ ー5を向けることが可能となる。
しかも、走行アクチュエータとして操舵 ータ9及び走行モータ7を設けた場合、一台 台車本体2に、モータが二台ずつ計四台必要 なる(図20~図8の例を参照)のに対し、図30に す例では、走行アクチュエータとしてはモ タが三台で済むメリットもある。
尚、本発明の第二実施例における前記全 向移動車輪29は、メカナムホイール33の代わ りに、図11に示すものと同様な、ホイール本 30aの外周部にホイール軸30bに対して直角と る接線方向へ延びる複数のローラ軸30cを配 し且つ該ローラ軸30cにローラ30dを回動自在 取り付けたホイールユニット30eをホイール 30b方向へ複数列並設してなるオムニ車輪30 することも可能である。
又、本発明の第二実施例における前記連 機構3を構成するパラレルリンク機構17の連 部材15は、図31に示す如く、変位検出機能付 きバネ34及び変位検出機能付きダンパー35か なる部材によって形成し、該部材の変位を 出し、そのバネ定数と変位検出機能付きダ パー35の粘性係数から前記リフター5に加わ 力情報を演算して前記リーダ台車Aと各フォ ワ台車Bの協調制御を行うようにすることが できる。尚、前記変位検出機能付きバネ34の 体例としては、例えば、バネの一端に距離 定ビームセンサを、他端に反射板を付ける とで変位を計測する形式のものを採用する とができ、同様に、前記変位検出機能付き ンパー35の具体例としては、例えば、ダン ーの一端に距離測定ビームセンサを、他端 反射板を付けることで変位を計測する形式 ものを採用することができる。
図31に示す例の如く構成すると、前記リ ダ台車A及び各フォロワ台車Bと車両4との間 、各部位の強度以上の力(内力)が発生した場 合、前記リーダ台車A及び各フォロワ台車Bや 両4を変形させたり破損してしまうことを防 止する上で非常に有効となる。
尚、図31に示す例では、前記パラレルリ ク機構17の連結部材15を、変位検出機能付き ネ34及び変位検出機能付きダンパー35の両方 からなる部材によって形成しているが、変位 検出機能付きバネ34のみ、或いは変位検出機 付きダンパー35のみからなる部材によって 成しても良い。
一方、本発明の第二実施例における前記 結機構3は、図32(a)(b)に示す如く、一端がユ バーサルジョイント16により台車本体2側に 結され他端がユニバーサルジョイント16に りリフター5側に連結され且つ前記力センサ しての機能を有する複数の連結部材15(図32 例では六本の変位検出機能付きダンパー)を 体的に配設してなる空間パラレルリンク機 36によって構成し、前記台車本体2に対しリ ター5を、水平面内におけるX-Y方向に移動す る方向の2自由度と、該X-Y方向に対して直交 るZ軸を中心として回転する方向の1自由度と 、X軸を中心として回転する方向の1自由度と Y軸を中心として回転する方向の1自由度と Z軸方向に移動する方向の1自由度とを加えた 6自由度が拘束されるよう、前記空間パラレ リンク機構36を介して配置することができる 。
本発明の第二実施例における前記空間パ レルリンク機構36は、図32(a)に示す如く、リ フター5の中央部において、その上面側に図32 (b)に示す下ベースプレート37を取り付けると に、対応する位置における台車本体2の台車 フレーム2aの下面側に上ベースプレート38を り付け、該上ベースプレート38と下ベースプ レート37との間に前記変位検出機能付きダン ーで形成した六本の連結部材15を介装する うにしてある。
図32(a)(b)に示す例の如く構成すると、前 変位検出機能付きダンパーで形成した六本 連結部材15により、空間をX-Y-Z座標で示した きの各軸方向の力と軸周りのモーメントを 出することができ、地面のうねり等による 響を吸収して外乱を軽減しつつ、より安定 させて前記リーダ台車Aと各フォロワ台車B 協調制御を行うようにすることができる。
尚、図32に示す例では、前記空間パラレ リンク機構36の連結部材15を、変位検出機能 きダンパーのみからなる部材によって形成 ているが、変位検出機能付きバネのみ、或 は変位検出機能付きバネ及び変位検出機能 きダンパーの両方からなる部材によって形 しても良い。
又、本発明の第二実施例における前記リ ター5の接地支持輪26や前記台車本体2の走行 車輪6を、操舵が不要な全方向移動車輪29とし てのオムニ車輪30(図11参照)とした場合、該オ ムニ車輪30の構成上、そのホイール軸30bを中 とする回転時には、二列並設されたホイー ユニット30eの各々三個ずつのローラ30dが地 に対して交互に接触することに伴い、振動 発生するが、図19に示す如く、ホイール本 30aの外周部にホイール軸30bに対して直角と る接線方向へ延びる複数(図19の例では三本) ローラ軸30cを配設し且つ該ローラ軸30cに樽 のローラ30dを回動自在に取り付けたホイー ユニット30eをホイール軸30b方向へ複数列(図 19の例では三列)並設してオムニ車輪30を構成 ると、回転時の振動を抑制することが可能 なる。そのため、振動が力センサにノイズ いう形で及ぼす悪影響を抑制できるので、 り安定した力制御を行うことができる。
因みに、本発明の第二実施例においても 前記ホイールユニット30eをホイール軸30b方 へ三列並設して接地点を両端二箇所とした 合、ホイール軸30b中心での回転動作を行う の抵抗が、前記ホイールユニット30eをホイ ル軸30b方向へ二列配置した場合より大きく るが、状況としては、タイヤの面接触状態 ステアリングを切る事象と同等と考えられ ので、この分の摩擦抵抗を加味した動力源( パワー)を走行駆動装置1の走行アクチュエー に加味すれば良い。
一方、本発明の第二実施例における前記 方向移動車輪としては、オムニホイール(登 録商標)やメカナムホイール以外にも、例え 、特開2006-16859号公報や実用新案登録第3130323 号公報に示されるような、ホイール本体の外 周に、回転軸が可撓性を有する回転体を、そ の両端がそれぞれ隣接する回転体支持部材に 回転可能に支持されるよう配設してなる形式 の車輪、或いは、金沢竜也、山下淳、淺間一 、嘉悦早人、遠藤勲、新井民雄、佐藤一省に よる「段差乗り越え能力を有する全方向移動 ロボットの開発」、第17回日本ロボット学会 術講演会予稿集、pp.913~914、September 1999に記 載されているフリーローラ付き特殊車輪、そ の他、さまざま形式の車輪を用いてもよいこ とは言うまでもない。
尚、本発明の物体移動装置は、上述の実 例にのみ限定されるものではなく、車両は 輪車に限らず、複数の車輪を持つ車両であ ばどのような車両にも適用可能なこと、又 駐車施設に限らず、駐車違反車両の移動や ーフェリー内での車両の移動等にも適用可 なこと、更に又、車両以外の物体にも適用 能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱 ない範囲内において種々変更を加え得るこ は勿論である。
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