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Title:
OPERATION DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/020026
Kind Code:
A1
Abstract:
A small operation device with which the setting operation of various kinds of electric devices is performed simply and reliably. Using a selection changing switch (40) rotated stepwise to three positions provided with marks (45 to 47) and a dial switch (30) laid on this, setting items (52) displayed in a display part (50) are selected and set. In the display part (50), the three setting items (52) are displayed at three positions, left, center and right positions in association with the three rotation positions of the selection change switch (40). Operation of rotating the selection changing switch (40) so as to make its tip part (41) indicate one of the positions is the selecting operation of a setting item (52) displayed at a position associated with the position.Operation of further rotating the dial switch (30) is the setting operation to the selected setting item (52). Moreover, a plurality of windows (51) are superposed and displayed in the display part (50) and a window (51) displayed in the front is changed when the selection change switch (40) is rocked to the near side or deep side.

Inventors:
YONEJI OSAMU
Application Number:
PCT/JP2008/063669
Publication Date:
February 12, 2009
Filing Date:
July 30, 2008
Export Citation:
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Assignee:
AUTONETWORKS TECHNOLOGIES LTD (JP)
SUMITOMO WIRING SYSTEMS (JP)
SUMITOMO ELECTRIC INDUSTRIES (JP)
YONEJI OSAMU
International Classes:
G06F3/023; G06F3/033; G06F3/0362; H01H19/00; H01H19/02; H01H19/11
Foreign References:
JP2005081906A2005-03-31
JPH0722431U1995-04-21
Attorney, Agent or Firm:
KOHNO, Takao (4-3 Tsuriganecho 2-chome, Chuo-ku, Osaka-sh, Osaka 35, JP)
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Claims:
 複数の設定項目からの一の設定項目の選択操作及び選択された設定項目の設定値の設定操作を受け付ける操作装置において、
 段階的に複数の位置に回動し、回動に応じた一の位置を指し示す指示部分を有する第1の回動操作体と、
 該第1の回動操作体と同軸に設けられた第2の回動操作体と、
 前記第1の回動操作体の回動位置に対応付けられた複数の位置に設定項目をそれぞれ表示する表示部と
 を備え、
 前記第1の回動操作体の回動に応じて、前記指示部分が指し示す位置に対応する位置に表示された設定項目の選択を受け付け、
 前記第2の回動操作体の回動に応じて、選択された設定項目の設定値の設定を受け付けるようにしてあること
 を特徴とする操作装置。
 前記表示部は、選択された設定項目を強調表示するようにしてあること
 を特徴とする請求項1に記載の操作装置。
 前記強調表示は、拡大表示、色変更表示及び/又は点滅表示であること
 を特徴とする請求項2に記載の操作装置。
 前記第1の回動操作体は略卵形の板状をなし、先細部分を前記指示部分としてあり、
 前記第2の回動操作体は略円板形をなしていること
 を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の操作装置。
 前記第1の回動操作体は、前記指示部分が前記表示部の一部を覆うように設けてあること
 を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の操作装置。
 前記第1の回動操作体は、回動方向に交差する方向へ揺動可能にしてあり、
 前記第1の回動操作体の揺動に応じて、前記表示部が表示する設定項目を切り替えるようにしてあること
 を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の操作装置。
 前記表示部は、
 複数の設定項目をそれぞれ有する複数のウインドウを重ねて表示するようにしてあり、
 前記第1の回動操作体の揺動に応じて、最前に表示するウインドウを切り替えるようにしてあること
 を特徴とする請求項6に記載の操作装置。
 前記第1の回動操作体及び第2の回動操作体は、積重して設けてあること
 を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の操作装置。
 前記第1の回動操作体は筒状をなし、
 前記第2の回動操作体は、前記第1の回動操作体内で回動するように設けてあること
 を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の操作装置。
Description:
操作装置

 本発明は、オーディオ装置の音量設定又 エアーコンディショナーの温度設定等の電 機器の設定に係る操作を受け付ける操作装 に関する。

 従来、車輌にはカーナビゲーション装置 オーディオ装置及びエアーコンディショナ (以下、エアコンという)等の種々の電気機 が搭載され、車輌の運転者及び同乗者等に する快適性の向上が図られている。これら 機器を操作するための複数のスイッチ及び タン等を有する操作装置は、車輌のインス ルメントパネルなどの運転席近傍に配設さ ている。近年では、車輌に搭載される機器 増加及び各機器の多機能化に伴って、機器 操作により多くのスイッチ及びボタン等が 要となり、車輌内の配設スペース不足が問 となっている。

 この問題に対して、液晶ディスプレイな の表示部を車輌のインストルメントパネル どに搭載して種々のメニューを表示し、少 のスイッチ又はボタン等によりメニューを 択して各種の操作を行う構成とすることに り、スイッチ又はボタン等の搭載数を低減 た操作装置が実用化されている。この構成 操作装置は、操作対象の機器が増加した場 又は機器が多機能化した場合であっても、 示部に表示するメニューを増加させればよ ため、配設スペース不足を解消することが きる。

 特許文献1においては、メニューを表示する 表示装置と、この表示装置の周囲に形成した 額縁部とを備え、額縁部に複数の入力装置を 配設し、表示装置に表示されたメニューに対 応する位置の入力装置の操作により、所望の 機能の起動又は選択等を行うことができる入 力装置付き表示装置が提案されている。

特開2006-195768号公報

 表示部にメニューを表示して、メニュー 選択により機器の操作を行う操作装置では 多くのスイッチ及びボタン等を必要としな という利点はあるが、機器の搭載数が増加 た場合又は機器が多機能化した場合に、表 部に表示されるメニューの数が増加する、 はメニューの階層構造が複雑化するという 題がある。メニューの増加又は複雑化によ 操作性が悪化し、表示部に表示されるメニ ーを長期に亘って目視する必要が生じるた 、特に車輌に搭載する操作装置においては 輌の運転に支障をきたす虞がある。特許文 1に記載の入力装置付き表示装置を車輌に搭 載する場合にも同様の問題が生じる。

 本発明は、斯かる事情に鑑みてなされた のであって、その目的とするところは、段 的に複数の位置に回動する第1の回動操作体 と同軸に第2の回動操作体を設け、表示部に 第1の回動操作体の回動位置に対応付けられ 位置に設定項目を表示し、第1の回動操作体 の指示部分が指し示す位置に対応する設定項 目の設定を第2の回動操作体の回動にて受け ける構成とすることにより、表示部に表示 れた設定項目と第1及び第2の回動操作体によ る設定操作とを対応付けることができ、設定 操作を簡単且つ確実に行うことができる操作 装置を提供することにある。

 また本発明の他の目的とするところは、 1の回動操作体の回動により選択された設定 項目を表示部にて強調表示する構成とするこ とにより、いずれの設定項目が選択されてい るかを容易に判断することができる操作装置 を提供することにある。

 また本発明の他の目的とするところは、 示部が強調表示として選択された設定項目 拡大表示、色変更表示及び/又は点滅表示す る構成とすることにより、選択された一の設 定項目をユーザが目視で確実に認識すること ができる操作装置を提供することにある。

 また本発明の他の目的とするところは、 1の回動操作体は先細部分を指示部分とした 略卵形の板状とし、第2の回動操作体は略円 形とし、回動軸が共通となるように第1の回 操作体及び第2の回動操作体を設ける構成と することにより、小型で回動操作が行い易く 、且つ、第1の回動操作体がいずれの位置に 動されているかを判別し易い操作装置を提 することにある。

 また本発明の他の目的とするところは、 1の回動操作体をその指示部分が表示部の一 部を覆うように設ける構成とすることにより 、表示部に表示された設定項目を指示部分が 直接的に指し示すことができ、いずれの設定 項目が選択されているかをより容易に判断す ることができる操作装置を提供することにあ る。

 また本発明の他の目的とするところは、 1の回動操作体を回動方向に交差する方向へ 揺動可能とし、第1の回動操作体の揺動に応 て表示部に表示する設定項目を切り替える 成とすることにより、揺動操作を併用する とでより多くの設定項目に対する設定操作 簡単に行うことができる操作装置を提供す ことにある。

 また本発明の他の目的とするところは、 数の設定項目を有する複数のウインドウを 示部に重ねて表示し、第1の回動操作体の揺 動に応じて最前に表示するウインドウを切り 替える構成とすることにより、表示するウイ ンドウの切り替えと揺動操作とを対応付ける ことができ、切替操作を簡単且つ確実に行う ことができる操作装置を提供することにある 。

 また本発明の他の目的とするところは、 1の回動操作体及び第2の回動操作体を積重 て設ける構成とすることにより、小型化の 現が容易な操作装置を提供することにある

 また本発明の他の目的とするところは、 1の回動操作体を筒状とし、第2の回動操作 を第1の回動操作体内に設ける構成とするこ により、小型化の実現が容易な操作装置を 供することにある。

 第1発明に係る操作装置は、複数の設定項 目からの一の設定項目の選択操作及び選択さ れた設定項目の設定値の設定操作を受け付け る操作装置において、段階的に複数の位置に 回動し、回動に応じた一の位置を指し示す指 示部分を有する第1の回動操作体と、該第1の 動操作体と同軸に設けられた第2の回動操作 体と、前記第1の回動操作体の回動位置に対 付けられた複数の位置に設定項目をそれぞ 表示する表示部とを備え、前記第1の回動操 体の回動に応じて、前記指示部分が指し示 位置に対応する位置に表示された設定項目 選択を受け付け、前記第2の回動操作体の回 動に応じて、選択された設定項目の設定値の 設定を受け付けるようにしてあることを特徴 とする。

 本発明においては、段階的に複数の位置 回動する第1の回動操作体と、第1の回動操 体と同軸に設けられた第2の回動操作体とを いて、表示部に表示された設定項目の選択 作及び設定操作を行う。表示部には第1の回 動操作体による複数の回動位置に対応付けら れた位置に設定項目をそれぞれ表示する。第 1の回動操作体を指示部分が一の位置を指し すように回動する操作を、この回動位置に 応して表示部に表示された設定項目の選択 作とする。更に、第2の回動操作体を回動す 操作を、第1の回動操作体により選択された 設定項目に対する設定操作とする。第1の回 操作体の回動位置と表示部での設定項目の 示位置とが対応付けられることによって、 ずれの設定項目を選択しているかをユーザ 容易に把握できる。第1の回動操作体を回動 せることが可能な位置が数箇所程度であれ 、ある程度使用に慣れたユーザは表示部の 示を短時間目視するのみで又は目視するこ なく、設定項目の選択操作を行うことが可 である。また、設定項目の選択操作と設定 作とを別に配されたスイッチなどで行う場 には、設定項目の選択後にユーザは別のス ッチを探す必要があるが、本発明では設定 目の選択後に、第1の回動操作体と同軸に設 けられた第2の回動操作体により設定操作を うことができるためその必要はない。

 また、第2発明に係る操作装置は、前記表 示部が、選択された設定項目を強調表示する ようにしてあることを特徴とする。

 本発明においては、第1の回動操作体の回 動により選択された設定項目を表示部にて強 調表示する。これにより、ユーザは第1の回 操作体の回動位置、即ち第1の回動操作体に り選択された設定項目を容易に認識するこ ができる。第1の回動操作体を回動すること ができる位置が多い場合、即ち表示部に表示 される設定項目の数が多い場合に特に有効で ある。

 また、第3発明に係る操作装置は、前記強 調表示が、拡大表示、色変更表示及び/又は 滅表示であることを特徴とする。

 本発明においては、第1の回動操作体の回 動により選択された設定項目を拡大表示、色 変更表示及び/又は点滅表示することによっ 強調表示を行う。これにより、一の設定項 がユーザにより確実に視認され、設定操作 対象となる設定項目を確実にユーザに認識 せることができる。

 また、第4発明に係る操作装置は、前記第 1の回動操作体は略卵形の板状をなし、先細 分を前記指示部分としてあり、前記第2の回 操作体は略円板形をなしていることを特徴 する。

 本発明においては、第1の回動操作体を略 卵形の板状とする。この形状は円形に近い形 状であるため回動操作に適していると共に、 卵形には先細部分が存在するため、この部分 を回動位置を指し示す指示部分として利用す ることができる。また、第2の回動操作体は 円板形とする。卵形と円形とは近い形状で るため同軸に配設することが容易である。 た、回動の中心を一致させることによって 第1の回動操作体から第2の回動操作体へ、又 はその逆へ、ユーザが操作体の変更を容易に 行うことができる。

 また、第5発明に係る操作装置は、前記第 1の回動操作体が、前記指示部分が前記表示 の一部を覆うように設けてあることを特徴 する。

 本発明においては、指示部分が表示部の 部を覆うように第1の回動操作体を設ける。 表示部は、第1の回動操作体の指示部分が回 によって各設定項目を直接的に指し示すよ に、第1の回動操作体の回動位置に応じた位 に複数の設定項目を表示することができる これにより、選択された設定項目を強調表 などしない場合であっても、第1の回動操作 体の指示部分が直接的に指し示す設定項目が 第2の回動操作体による設定対象であること ユーザが認識することができる。

 また、第6発明に係る操作装置は、前記第 1の回動操作体が、回動方向に交差する方向 揺動可能にしてあり、前記第1の回動操作体 揺動に応じて、前記表示部が表示する設定 目を切り替えるようにしてあることを特徴 する。

 本発明においては、第1の回動操作体を回 動方向に交差する方向へ揺動することができ る構成とする。例えば、円柱状又は円筒状の 回動軸の外周面からラジアル方向に突出させ て揺動軸を設け、この揺動軸にて第1の回動 作体を支持する構成とすることにより、第1 回動操作体は揺動軸を中心に揺動すること 可能であり、第1の回動操作体を回動した場 合には揺動軸と共に回動軸を回動させること ができる。更に、第1の回動操作体の揺動を ッシュスイッチ又は電気的接点等を利用し 検知し、揺動に応じて表示部に表示する設 項目を切り替える。これにより、表示部に る設定項目の表示の切り替えと、表示され 複数の設定項目からの一の設定項目の選択 を、ユーザは第1の回動操作体のみで行うこ ができる。よって、より多くの設定項目の 定を第1の回動操作体及び第2の回動操作体 利用するのみで行うことが可能となる。

 また、第7発明に係る操作装置は、前記表 示部が、複数の設定項目をそれぞれ有する複 数のウインドウを重ねて表示するようにして あり、前記第1の回動操作体の揺動に応じて 最前に表示するウインドウを切り替えるよ にしてあることを特徴とする。

 本発明においては、複数の設定項目を有 る複数のウインドウを表示部に重ねて表示 る。また、第1の回動操作体の揺動に応じて 、例えば第1の回動操作体を1回揺動させる毎 最前に表示するウインドウを1つずらすなど して、最前のウインドウを切り替えて表示す る。第1の回動操作体の回動による設定項目 選択操作及び第2の回動操作体の回動による 定項目の設定操作は、最前のウインドウが する複数の設定項目を対象とすることがで る。第1の回動操作体の揺動とウインドウの 表示切替とが対応付けられることによって、 ユーザは設定項目の表示切替を容易且つ確実 に行うことができる。

 また、第8発明に係る操作装置は、前記第 1の回動操作体及び第2の回動操作体は、積重 て設けてあることを特徴とする。

 本発明においては、第1の回動操作体及び 第2の回動操作体を積重して設ける。これに り2つの回動操作体を並設する場合などと比 して、操作装置が小型化できる。ユーザが 1の回動操作体に対する操作と、第2の回動 作体に対する操作とを連続的に行う場合に 2つの回動操作体が積重されているため操作 がよい。

 また、第9発明に係る操作装置は、前記第 1の回動操作体は筒状をなし、前記第2の回動 作体は、前記第1の回動操作体内で回動する ように設けてあることを特徴とする。

 本発明においては、第1の回動操作体を筒 状とし、第2の回動操作体は第1の回動操作体 で回動するように設ける。これにより、2つ の回動操作体を並設する場合などと比較して 、操作装置が小型化できる。ユーザが第1の 動操作体に対する操作と、第2の回動操作体 対する操作とを連続的に行う場合に、2つの 回動操作体が積重されているため操作性がよ い。

 第1発明による場合は、同軸に設けられた 第1の回動操作体及び第2の回動操作体を用い 、表示部に表示された設定項目の選択操作 び設定操作を行う構成とすることにより、 作装置が多数のスイッチ又はボタン等を備 る必要がなく、操作装置を小型化できるた 、車輌のインストルメントパネルなどの限 れたスペースに操作装置を容易に配設する とができる。また、表示部には第1の回動操 作体の回動位置に対応付けられた位置に設定 項目を表示し、第1の回動操作体の指示部分 指し示す位置に対応する設定項目の設定操 を第2の回動操作体の回動にて受け付ける構 とすることにより、第1の回動操作体の回動 と表示部に表示された設定項目とが対応付け られ、いずれの設定項目を選択しているかを ユーザが容易に把握できる。よって、ユーザ は表示部の表示を短時間目視するのみで又は 目視することなく設定項目の選択操作を行う ことができるため、操作装置の操作性を向上 することができる。特に、この操作装置を車 輌に搭載した場合、操作装置を目視すること なく操作を行うことができるため、車輌の運 転に支障をきたす虞がなく、車輌の走行の安 全性を高めることができる。

 また、第2発明による場合は、第1の回動 作体の回動により選択された設定項目を表 部にて強調表示する構成とすることにより ユーザは選択された設定項目を容易に認識 ることができるため、操作装置の操作性を り向上することができると共に、ユーザに る誤操作を低減することができる。

 また、第3発明による場合は、拡大表示、 色変更表示及び/又は点滅表示により第1の回 操作体の回動により選択された設定項目を 調表示する構成とすることにより、選択さ た一の設定項目がユーザにより確実に視認 れるため、設定操作の対象となる設定項目 確実にユーザに認識させることができ、操 装置の操作性を確実に向上することができ と共に、ユーザによる誤操作を確実に低減 ることができる。

 また、第4発明による場合は、第1の回動 作体は先細部分を指示部分とした略卵形の 状とし、第2の回動操作体は略円板形とする とによって、ユーザは回動操作が行い易く 第1の回動操作体がいずれの位置に回動され ているかを判別し易い。よって、操作装置の 操作性の向上をより確実に実現することがで きる。

 また、第5発明による場合は、指示部分が 表示部の一部を覆うように第1の回動操作体 設ける構成とすることにより、表示部に表 された設定項目を指示部分が直接的に指し すことができるため、第1の回動操作体の指 部分が直接的に指し示す設定項目が第2の回 動操作体による設定対象であることをユーザ が認識することができ、操作装置の操作性を より向上することができると共に、ユーザに よる誤操作を低減することができる。

 また、第6発明による場合は、第1の回動 作体を回動方向に交差する方向へ揺動可能 し、第1の回動操作体の揺動に応じて表示部 表示する設定項目を切り替える構成とする とにより、表示部による設定項目の表示の り替え及び表示された複数の設定項目から 一の設定項目の選択を第1の回動操作体のみ で行うことができ、より多くの設定項目の設 定を第1の回動操作体及び第2の回動操作体で うことができる。よって、操作装置を大型 することなく多機能化することができ、操 装置の操作性を悪化することなく利便性を 上することができる。

 また、第7発明による場合は、複数の設定 項目を有する複数のウインドウを表示部に重 ねて表示し、第1の回動操作体の揺動に応じ 最前に表示するウインドウを切り替える構 とすることにより、第1の回動操作体の揺動 ウインドウの表示切替とが対応付けられる め、表示する設定項目の切替操作を簡単且 確実に行うことができる。よって、操作装 の多機能化及び利便性の向上をより確実に 現することができる。

 また、第8発明による場合は、第1の回動 作体及び第2の回動操作体を積重して設ける 成とすることにより、第1の回動操作体及び 第2の回動操作体の配設スペースを低減でき ため操作装置を小型化することができると に、ユーザは操作する回動操作体の変更を 易に行うことができるため、操作装置の操 性を向上できる。

 また、第9発明による場合は、第1の回動 作体を筒状とし、第2の回動操作体は第1の回 動操作体内で回動するように設ける構成とす ることにより、第1の回動操作体及び第2の回 操作体の配設スペースを低減できるため操 装置を小型化することができると共に、ユ ザは操作する回動操作体の変更を容易に行 ことができるため、操作装置の操作性を向 できる。

本発明の実施の形態1に係る操作装置の 外観を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る複合スイッ チの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る操作装置の 複合スイッチによる選択操作及び設定操作を 説明するための模式図である。 本発明の実施の形態1に係る操作装置の 複合スイッチによるウインドウの表示切替操 作を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態1に係る操作装置の 構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る操 作装置の外観を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る操作装置の 外観を示す模式図である。 本発明の実施の形態3に係る複合スイッ チの構成を示す模式図である。

符号の説明

 1 操作装置
 10 制御部
 11 プッシュ検知部
 12 ロータリエンコーダ
 13 位置検出部
 14 揺動検知部
 15 操作部
 17 複合スイッチ
 20 プッシュスイッチ
 30 ダイヤルスイッチ(第2の回動操作体)
 31 回動軸
 40 選択切替スイッチ(第1の回動操作体)
 41 先端部分(指示部分)
 42 回動軸
 43 揺動軸
 45~47 マーク
 50 表示部
 51 ウインドウ
 52 設定項目
 91 エアコン
 92 CDプレーヤ
 93 ラジオチューナ
 101 操作装置
 150 表示部
 201 操作装置
 215 操作部
 217 複合スイッチ
 240 選択切替スイッチ(第1の回動操作体)
 250 表示部
 252 設定項目
 301 操作装置
 317 複合スイッチ
 320 プッシュスイッチ
 330 ダイヤルスイッチ(第2の回動操作体)
 340 選択切替スイッチ(第1の回動操作体)
 342 回動筒部
 343 操作部
 344 貫通孔
 350 回路基板
 351 固定筒
 352 ロータリエンコーダ

(実施の形態1)
 以下、本発明をその実施の形態を示す図面 基づき具体的に説明する。図1は、本発明の 実施の形態1に係る操作装置の外観を示す模 図である。実施の形態1に係る操作装置1は、 例えば車輌のインストルメントパネルなどに 設けられて、車輌に搭載されたエアコン、CD レーヤ及びラジオチューナ等の車載機器に する各種の設定操作を受け付けるものであ 。操作装置1は、各種の情報及び設定項目等 を表示する表示部50と、3つのスイッチで構成 される複合スイッチ17と、その他の複数のス ッチ又はボタン等で構成される操作部15と 備えている。

 図2は、本発明の実施の形態1に係る複合 イッチ17の構成を示す模式図であり、(a)に複 合スイッチ17の平面視を示し、(b)に複合スイ チ17の側面視を示してある。複合スイッチ17 は、プッシュスイッチ20、ダイヤルスイッチ3 0及び選択切替スイッチ40の3つのスイッチに り構成してある。選択切替スイッチ40は、先 細の先端部分41が他の部分より厚く形成され 略卵形の板状をなしている。また、操作装 1は、その筐体(又は車輌のインストルメン パネル)の内部から外部へ突出して設けられ 円筒状の回動軸42を備えている。選択切替 イッチ40は、回動軸42と一体に回動するよう してあると共に、回動軸42に略垂直な揺動 43を中心に揺動するようにしてある。

 詳細には、選択切替スイッチ40には回動 42が挿通可能な略円形の貫通孔が形成してあ り、回動軸42の外周面にはラジアル方向へ2つ の丸棒状の揺動軸43(図2には1つのみ図示して る)がそれぞれ反対方向へ突設してある。選 択切替スイッチ40の貫通孔の内周面には、対 する位置に揺動軸43を保持する保持部(図示 省略する)が設けてある。選択切替スイッチ 40の貫通孔に回動軸42を通して揺動軸43を保持 部に保持させることにより、選択切替スイッ チ40は、先端部分41が操作装置1の筐体の外面 近接/離隔するように(図2(b)の矢印B参照)、 動軸43を中心に揺動可能に支持される。また 、回動軸42は操作装置1の筐体内の回路基板な どに回動可能に設けてあり、揺動軸43が選択 替スイッチ40に保持された場合には、選択 替スイッチ40及び回動軸42が一体に回動する うにしてある。

 選択切替スイッチ40及び回動軸42は、中央 の位置と、この中央の位置から30°~60°程度左 側の位置と、中央の位置から30°~60°程度右側 の位置との3つの位置に段階的に回動するこ ができ(図2(a)の矢印A参照)、この範囲を超え 回動することができないようにしてある。 階的な回動は、例えば凹凸の係合を利用し クリック感を生じさせることで実現できる なお、クリック感とは凹凸の係合に伴って じる「カチ、カチ」という音、及びこのと に生じる振動等を含むものである。操作装 1の筐体外面には、選択切替スイッチ40を上 の中央位置、左側位置及び右側位置の3つの 位置に回動させた場合に、先端部分41が指し す3つの位置にマーク45~47がそれぞれ印刷な により設けてある。ユーザは、選択切替ス ッチ40の先端部分41をこのマーク45~47のいず かに合わせて回動操作することができるよ にしてある。

 また、操作装置1は選択切替スイッチ40の 動を検知する揺動検知部14を備えている。 択切替スイッチ40は揺動を可能とするために 操作装置1の筐体の外面から若干の隙間を開 て設けてあり、揺動検知部14はこの隙間に設 けられたプッシュスイッチで実現することが できる。図2(b)に示すように、選択切替スイ チ40の先端部分41と筐体外面との間に第1のプ ッシュスイッチを設け、回動軸42を間にして の反対側に第2のプッシュスイッチを設ける 。これにより、先端部分41が筐体外面に近接 るように選択切替スイッチ40を揺動させた 合には第1のプッシュスイッチが押下され、 端部分41が筐体外面から離隔するように揺 させた場合には第2のプッシュスイッチが押 されるため、選択切替スイッチ40の揺動を 知することができる。

 ダイヤルスイッチ30は、略円板形をなし いる。操作装置1は、円筒状の回動軸42内及 選択切替スイッチ40に形成された貫通孔を挿 通して筐体内の回路基板などに回動可能に設 けられた円柱又は円筒状の回動軸31を備えて り、ダイヤルスイッチ30は回動軸31に固定さ れて一体に回動するようにしてある。これに より、ダイヤルスイッチ30は、選択切替スイ チ40に対して軸方向に積重する態様で設け れる。ダイヤルスイッチ30は、回動軸31を中 に左右に360°又はそれ以上に亘って回動さ ることができるようにしてある。また、ダ ヤルスイッチ30は回動に伴って所定間隔でク リック感を生じさせる構成としてもよく、こ の場合には選択切替スイッチ40の回動位置に じてクリック感を変更する(クリック感が生 じる間隔を変更する、又はクリック感の強度 を変更する等)構成とすることが好ましい。 リック感の変更は、例えば形状などが異な 複数組の凹凸を形成しておき、選択切替ス ッチ40の回動位置に応じて係合する凹凸の組 を変更することで実現でき、モータ又はアク チュエータ等を利用して電気的に実現するこ ともできる。ダイヤルスイッチ30の回動に伴 てクリック感を生じさせる構成とすること より、選択切替スイッチ40に対する回動操 と共にダイヤルスイッチ30が誤って回動操作 されることが防止でき、また、誤って回動操 作された場合にはユーザがこれを認識するこ とができる。なお、選択切替スイッチ40の回 操作時にダイヤルスイッチ30が誤って回動 れることを防止するために、ダイヤルスイ チ30の回動をロックする機構を設け、ロック 解除のボタンを押下しながらダイヤルスイッ チ30の回動操作を行う構成とすることもでき 。

 プッシュスイッチ20は、略円形をなし、 イヤルスイッチ30の略円形をなす端面の略中 央に設けてある。プッシュスイッチ20は、ダ ヤルスイッチ30及び回動軸31内を通したケー ブルなどを介して操作装置1の筐体内に設け れた回路基板などに接続してあり、プッシ スイッチ20に対するプッシュ操作を検知する ことができるようにしてある。

 また、操作装置1には、複合スイッチ17の 囲にその他の複数のスイッチ(操作部15)が配 設してあり、複合スイッチ17にて操作するこ のできない種々の機能の操作を操作部15に 行うことができるようにしてある。なお、 作部15の各スイッチには、比較的に操作頻度 の低い機能に対する操作を割り当てることが 好ましいが、これに限るものではなく、逆に 操作頻度が非常に高く、1つのスイッチとし 独立して設けることが好ましい機能の操作 割り当ててもよい。

 表示部50は、例えば液晶ディスプレイな を用いて実現されるものであり、複合スイ チ17を利用して選択及び設定することができ るメニュー又はアイコン等の設定項目52を表 すると共に、現在時刻及び車輌外の気温等 情報を表示することができるようにしてあ 。表示部50には、所謂3D表示により3つのウ ンドウ51が手前から奥方へ重ねて表示され、 各ウインドウ51には機器の設定操作に係る設 項目52がそれぞれ表示されるようにしてあ 。図1に示す例では、最前(最も手前)にエア ンに係る設定項目52を有するウインドウ51が 示され、その次にCDプレーヤに係るウイン ウ51が表示され、最奥にラジオチューナに係 るウインドウ51が表示されている。

 各ウインドウ51には3つ(又は3つ以下でも い)の設定項目52が横方向に並べて、即ち中 位置及びその左右の位置に表示されている 各設定項目52は略円形のアイコンで表され、 アイコンの形状は複合スイッチ17のダイヤル イッチ30を表象したものである。図1に示す アコンの設定項目52の例は、左側の設定項 52が車輌の助手席の温度設定であり、中央の 設定項目52がエアコンの風量設定であり、右 の設定項目52が運転席の温度設定である。

 助手席の温度設定及び運転席の温度設定 係る設定項目52は、円形のアイコン内の中 に設定温度が数値として表示されると共に その周囲に目盛りの増減により設定温度を すインジケータが表示される。設定温度の ンジケータは、設定温度が高いほど時計回 に目盛りが増加し、設定温度が低いほど反 計回りに目盛りが減少するようにしてある また、エアコンの風量設定に係る設定項目52 は、円形のアイコン内の中央に風向きの設定 が模式的に表示されると共に、その周囲に目 盛りの増減により設定風量を示すインジケー タが表示される。設定風量のインジケータは 、左右のインジケータが共に上下に増減する 構成であり、設定風量が大きいほどインジケ ータが上方へ増加し、設定風量が小さいほど インジケータが下方へ減少するようにしてあ る。

 また、ウインドウ51の3つの設定項目52は 中央及びその左右の3つの位置に表示される 、これは複合スイッチ17の選択切替スイッ 40の回動位置の中央及びその左右の3つの位 にそれぞれ対応付けられたものである。ユ ザは選択切替スイッチ40を回動操作して3つ マーク45~47のいずれかに先端部分41を合わせ ことによって、表示部50のウインドウ51に表 示された3つの設定項目52から対応する1つの 定項目52を選択することができる。

 図1に示す例では、選択切替スイッチ40の 端部分41は中央のマーク46を指し示す位置で あるため、エアコンに係るウインドウ51の中 に表示された風量設定の設定項目52が選択 れた状態である。なお、表示部50は、ウイン ドウ51内の3つの設定項目52のうち、選択され 設定項目52を他の非選択の設定項目52より大 きく拡大表示するようにしてある。この状態 でダイヤルスイッチ30を回動操作することで 量を変更することができ、例えばダイヤル イッチ30を時計回りに回動して風量を増加 せ、反時計回りに回動して風量を減少させ ことができるようにしてある。なお、エア ンの風向きの設定は、この状態でプッシュ イッチ20をプッシュ操作することによってト グル的に変更することができる構成としても よく、操作部15のその他のスイッチを操作し 変更することができる構成としてもよい。

 図3は、本発明の実施の形態1に係る操作 置1の複合スイッチ17による選択操作及び設 操作を説明するための模式図である。図1に す状態にて、選択切替スイッチ40を時計回 に回動操作して、先端部分41が右側のマーク 47を指し示す位置とした場合を示したものが 3(a)である。これによりユーザは、表示部50 ウインドウ51に表示された3つの設定項目52 ら、右側に表示された運転席の温度設定に る設定項目52を選択する選択操作をすること ができる。風量の設定項目52から運転席の温 設定の設定項目52に選択が切り替えられた とにより、表示部50は風量の設定項目52の拡 表示を終了し、運転席の温度設定の設定項 52を拡大表示するようにしてある。

 運転席の温度設定の設定項目52が選択さ た後、ユーザはダイヤルスイッチ30を回動操 作することによって運転席の温度の設定操作 を行うことができる(図3(b)参照)。ダイヤルス イッチ30を図3(b)中の白抜き矢印で示すように 反時計回りに回動操作した場合には温度を下 げることができ、逆にダイヤルスイッチ30を 計回りに回動操作した場合には温度を上げ ことができる。なお、図示は省略するが助 席の温度設定についても同様であり、選択 替スイッチ40を左側のマーク45の位置まで回 動操作することで助手席の温度設定に係る設 定項目52の選択操作を行うことができ、その にダイヤルスイッチ30を回動操作すること 助手席の温度の設定操作を行うことができ 。

 また、操作装置1は、エアコンの動作に係 る設定操作のみでなく、CDプレーヤ又はラジ チューナの動作に係る設定操作を受け付け ことができる。各機器の設定のための設定 目52はそれぞれ別のウインドウ51に設けてあ り、表示部50の最前に表示するウインドウ51 切り替えることによって、操作装置1による 作対象の機器を切り替えることができるよ にしてある。ウインドウ51の表示切替は、 合スイッチ17の選択切替スイッチ40に対する 動操作で行うことができるようにしてある

 図4は、本発明の実施の形態1に係る操作 置1の複合スイッチ17によるウインドウ51の表 示切替操作を説明するための模式図である。 図1に示す状態にて、選択切替スイッチ40の先 端部分41を手前へ(操作装置1の筐体の外面か 先端部分41が離隔する方向へ)揺動操作した 合、エアコンに係るウインドウ51の後に重ね られたCDプレーヤに係るウインドウ51が手前 (最前に)表示され、エアコンに係るウインド ウ51は最奥に(ラジオチューナに係るウインド ウ51の後に)重ねて表示される(図4(a)参照)。こ れにより、最前のウインドウ51をエアコンに るウインドウ51からCDプレーヤに係るウイン ドウ51に切り替えることができ、CDプレーヤ 係る設定操作を複合スイッチ17を用いて行う ことができる状態となる。

 図4(a)に示す例では、CDプレーヤに係るウ ンドウ51には、再生対象のCDのディスク番号 (例えば、CDプレーヤが5つのCDを再生すること ができる場合には1~5の番号)に係る設定項目52 が左側に表示され、このCD中の再生するトラ クの番号に係る設定項目52が中央に表示さ 、このトラック番号の曲の再生時間に係る 定項目52が右側に表示されている。図3に示 たエアコンに係る設定操作の場合と同様に 複合スイッチ17の選択切替スイッチ40を回動 作することによってディスク番号に係る設 項目52、トラック番号に係る設定項目52又は 再生時間に係る設定項目52のいずれかを選択 作することができ、また、選択された設定 目52に対する設定操作をダイヤルスイッチ30 の回動操作により行うことができる。

 また、図1に示す状態にて、選択切替スイ ッチ40の先端部分41を奥方へ(操作装置1の筐体 の外面に先端部分41が近接する方向へ)揺動操 作した場合、CDプレーヤに係るウインドウ51 後に(即ち、最奥に)重ねられたラジオチュー ナに係るウインドウ51が最前に表示され、エ コンに係るウインドウ51はラジオチューナ 係るウインドウ51の後に重ねて表示される( 4(b)参照)。これは、図4(a)に示す状態にて、 択切替スイッチ40の先端部分を手前へ揺動操 作した場合も同様である。これにより、最前 のウインドウ51をラジオチューナに係るウイ ドウ51に切り替えることができ、ラジオチ ーナに係る設定操作を複合スイッチ17を用い て行うことができる状態となる。

 図4(b)に示す例では、ラジオチューナに係 るウインドウ51には、FM/AMの切り替えに係る 定項目52が左側に表示され、あらかじめ登録 されたラジオ局の番号に係る設定項目52が中 に表示され、受信周波数に係る設定項目52 右側に表示されている。ラジオチューナに る設定操作も上述の場合と同様に、複合ス ッチ17の選択切替スイッチ40を回動操作する とによってFM/AM切替に係る設定項目52、ラジ オ局の番号に係る設定項目52又は受信周波数 係る設定項目52のいずれかを選択操作する とができ、また、選択された設定項目52に対 する設定操作をダイヤルスイッチ30の回動操 により行うことができる。

 図5は、本発明の実施の形態1に係る操作 置1の構成を示すブロック図である。操作装 1は、プッシュスイッチ20に対するプッシュ 作を検知するプッシュ検知部11、ダイヤル イッチ30の回動量を検出するロータリエンコ ーダ12、選択切替スイッチ40の回動位置を検 する位置検出部13、及び選択切替スイッチ40 対する揺動操作を検知する揺動検知部14等 、これら各部から与えられる検知結果又は 出結果等を基に表示部50へメニュー又はアイ コン等を表示する処理を主として行う制御部 10とを備えている。これらの各部は、操作装 1の筐体内に設けられた回路基板などに電気 回路として構成されている。

 プッシュ検知部11は、電気的接点などを 用してプッシュスイッチ20のプッシュ操作に 応じて電気の導通/非導通を切り替えること より、プッシュスイッチ20に対するプッシュ 操作を検知するようにしてある。プッシュ検 知部11は、プッシュスイッチ20に対するプッ ュ操作を検知した場合に、制御部10へ通知を 行うようにしてある。

 ロータリエンコーダ12は、回路基板など 固定される固定部と、この固定部に回転可 に保持された回転子とを有する構成であり 回転子の回転に応じたパルス信号を出力す 。ロータリエンコーダ12の回転子はダイヤル スイッチ30の回動軸31に連結してあり、ダイ ルスイッチ30の回動操作に伴ってパルス信号 を制御部10へ出力するようにしてある。制御 10は、ロータリエンコーダ12からのパルス信 号を基に、ダイヤルスイッチ30の回動方向及 回動量等を取得することができる。

 位置検出部13は、例えば3接点のレバース ッチなどを利用し、選択切替スイッチ40の 動軸42が回動に応じてレバースイッチのレバ ーを移動させることによって、位置の検出を 行うようにしてある。位置検出部13は、検出 た位置を制御部10へ通知するようにしてあ 。揺動検知部14は、上述のように回動軸42を にして2つのプッシュスイッチを配設し、い ずれかのプッシュスイッチが押下されたか否 かを検知することによって、選択切替スイッ チ40の揺動を検知するようにしてある。揺動 知部14は、いずれかのプッシュスイッチが 下されて揺動が検知された場合に、制御部10 へ通知を行うようにしてある。

 制御部10は、プッシュ検知部11からのプッ シュ操作の検知結果、ロータリエンコーダ12 らのパルス信号、位置検出部13からの回動 置の検出結果、及び揺動検知部14からの揺動 操作の検知結果が与えられると共に、操作部 15の複数のスイッチに対する操作の検知結果 与えられている。制御部10は、複合スイッ 17及び操作部15に対する操作内容に応じて、 示部50の表示を更新するようにしてある。 た、制御部10は、複合スイッチ17及び操作部1 5の操作により設定された各種の設定を反映 せるべく、接続ケーブルなどを介して接続 れたエアコン91、CDプレーヤ92及びラジオチ ーナ93の動作を設定内容に応じて制御するよ うにしてある。

 例えば、揺動検知部14にて選択切替スイ チ40に対する揺動操作が検知された場合、制 御部10は表示部50の3つのウインドウ51の表示 を変更するようにしてある。選択切替スイ チ40の先端部分41が奥方へ揺動操作された場 (先端部分41側のプッシュスイッチが押圧さ た場合)には、最奥に表示されていたウイン ドウ51を最前に表示し、最前に表示されてい ウインドウ51を1つ後に表示する。また、選 切替スイッチ40の先端部分41が手前へ揺動操 作された場合(反対側のプッシュスイッチが 圧された場合)には、最前のウインドウ51の に表示されていたウインドウ51を最前に表示 し、最前に表示されていたウインドウ51を最 に表示する。

 選択切替スイッチ40が回動操作されて回 位置が変化した場合、回動位置が位置検出 13にて検出され、制御部10は検出された位置 対応付けられた設定項目52を拡大表示する うにしてある。選択切替スイッチ40の先端部 分41が左側のマーク45を指し示す位置に回動 れた場合、制御部10は表示部50のウインドウ5 1内の左側に表示された設定項目52を拡大表示 する。選択切替スイッチ40の先端部分41が中 のマーク46を指し示す位置に回動された場合 、制御部10はウインドウ51内の中央に表示さ た設定項目52を拡大表示する。選択切替スイ ッチ40の先端部分41が右側のマーク47を指し示 す位置に回動された場合、制御部10はウイン ウ51内の右側に表示された設定項目52を拡大 表示する。

 ダイヤルスイッチ30が回動操作された場 、ロータリエンコーダ12が出力するパルス信 号から制御部10はダイヤルスイッチ30の回動 向及び回動量を取得する。次いで、表示部50 の最前のウインドウ51にて拡大表示されてい 設定項目52の設定値をダイヤルスイッチ30の 回動方向及び回動量に応じて変更するように 、制御部10は設定変更対象のエアコン91、CDプ レーヤ92又はラジオチューナ93の制御を行う うにしてある。

 以上の構成の操作装置1においては、選択 切替スイッチ40及びダイヤルスイッチ30が積 する態様で設けられた複合スイッチ17を用い て、表示部50に表示された複数のウインドウ5 1の切替操作、ウインドウ51に表示された複数 の設定項目52の選択操作、及び選択された設 項目52の設定操作を行う構成とすることに り、複合スイッチ17のみで多数の設定項目52 設定を行うことができるため、操作装置1の その他のスイッチ又はボタン等を削減するこ とができ、操作装置1を小型化することがで る。よって、車輌のインストルメントパネ などの限られたスペースに、操作装置1を容 に配設することができる。

 また、選択切替スイッチ40の3つの回動位 (左側、中央及び右側)に対応付けて、表示 50に表示したウインドウ51内に、3つの設定項 目52を左側、中央及び右側に表示し、3つの回 動位置に設けられたマーク45~47のいずれかを し示す位置に選択切替スイッチ40の先端部 41が回動された場合に、3つの設定項目52のい ずれかを選択する選択操作を受け付ける構成 とすることにより、いずれの設定項目52を選 しているかをユーザが容易に把握できる。 って、ユーザは表示部50の表示を短時間目 するのみで又は目視することなく設定項目52 の選択操作を行うことができるため、操作装 置1の操作性を向上することができる。特に この操作装置1を車輌に搭載した場合、操作 置1を目視することなく操作を行うことがで きるため、車輌の運転に支障をきたす虞がな く、車輌の走行の安全性を高めることができ る。

 また、選択切替スイッチ40の回動操作に り選択された一の設定項目52を表示部50にて 大して強調表示する構成とすることにより 選択された設定項目52をユーザが容易且つ 実に認識することができ、操作装置1の操作 を確実に向上することができると共に、ユ ザによる誤操作を確実に低減することがで る。

 また、選択切替スイッチ40は略卵形の板 として、先細の先端部分41を指示部分とし、 ダイヤルスイッチ30は略円板形とすることに って、ユーザが回動操作を行い易く、選択 替スイッチ40がいずれの位置に回動されて るかを判定し易い。また、回動の中心軸が 通となるように選択切替スイッチ40及びダイ ヤルスイッチ30を積重して設ける構成とする とにより、選択切替スイッチ40及びダイヤ スイッチ30の配設スペースを低減できると共 に、ユーザは選択切替スイッチ40の操作後に 易にダイヤルスイッチ30の操作を行うこと できる。よって、操作装置1の小型化及び操 性の向上をより確実に実現することができ 。

 また、エアコン、CDプレーヤ又はラジオ ューナの設定項目52を有する3つのウインド 51を表示部50に重ねて表示し、選択切替スイ チ40を回動方向に交差する方向へ揺動可能 して、選択切替スイッチ40の揺動に応じて最 前に表示するウインドウ51を切り替える構成 することにより、選択切替スイッチ40の揺 とウインドウ51の表示切替とが対応付けられ るため、ウインドウ51の表示の切り替えを簡 且つ確実に行うことができ、表示部50に表 する設定項目52の切り替えを簡単且つ確実に 行うことができる。よって、操作装置1の多 能化及び利便性の向上をより確実に実現す ことができる。

 なお、本実施の形態においては、操作装 1を車輌に搭載するものとしたが、これに限 るものではなく、車輌以外の場所に搭載する 構成としてもよく、本発明の操作装置1は特 配設スペースの限られた場所に搭載する場 に好適である。また、操作装置1によりエア ン、CDプレーヤ及びラジオチューナに係る 定項目52の設定操作を受け付ける構成とした が、これに限るものではなく、その他の機器 に係る設定操作を受け付ける構成であっても よい。

 また、選択切替スイッチ40は左側、中央 び右側の3つの位置に回動する構成としたが これに限るものではなく、2つ以下の位置又 は4つ以上の位置に回動する構成であっても い。また、図1、図3及び図4にて示した表示 50の表示内容は一例であって、これに限るも のではない。また、表示部50に3つのウインド ウ51を重ねて表示する構成としたが、これに るものではなく、2つ以下又は4つ以上のウ ンドウ51を重ねて表示する構成であってもよ い。また、各ウインドウ51には3つの設定項目 52を設ける構成としたが、これに限るもので なく、3つ以下(即ち、選択切替スイッチ40の 回動位置の数以下)の設定項目52を各ウインド ウ51に設ければよい。また、選択切替スイッ 40の3つの回動位置に対応して、操作装置1の 筐体の外面には3つのマーク45~47を設ける構成 としたが、これに限るものではなく、マーク 45~47を設けない構成であってもよい。また、 示部50は液晶ディスプレイなどを用いて実 されるものであるが、カラー表示又はモノ ローム表示のいずれであってもよく、ドッ 表示又はセグメント表示のいずれであって よい。

 また、選択切替スイッチ40により選択さ た一の設定項目52を拡大表示して強調表示す る構成としたが、これに限るものではなく、 選択された一の設定項目52の色を変更する、 は点滅表示するなどの他の方法により強調 示を行う構成としてもよい。複合スイッチ1 7の内部に複数色の光源を設け、表示部50の各 設定項目52を異なる色で表示し、選択された 定項目52の色に応じた色で複合スイッチ17を 発光させる構成とすることもできる。

また、選択切替スイッチ40を略卵形とした 、これに限るものではなく、矢印形又はひ 形等の他の形状であってもよく、少なくと 回動位置を判別することができる形状、又 いずれか1箇所に指示部分が設けられた形状 であればよい。また、先細部分の先端部分41 指示部分として利用する構成としたが、こ に限るものではなく、例えば選択切替スイ チ40の一部の色を他の部分と異なる色とす 、選択切替スイッチ40の一箇所にマークを付 す、又は選択切替スイッチ40の一部の素材を 更するなどの構成により指示部分を設けて よい。

 また、選択切替スイッチ40の揺動の検知 揺動検知部14の2つのプッシュスイッチによ 行う構成としたが、これに限るものではな 、その他の方法で行う構成としてもよい。 動検知部14の2つのプッシュスイッチにより 択切替スイッチ40の奥方及び手前への揺動を 検知する構成としたが、これに限るものでは なく、いずれか一方のプッシュスイッチのみ を設けて、選択切替スイッチ40の奥方又は手 のいずれか一方の揺動のみを検知する構成 してもよい。また、操作部15としても受け その他のスイッチは、図示の構成に限るも ではなく、設けない構成であってもよい。

 (変形例)
 図6は、本発明の実施の形態1の変形例に係 操作装置101の外観を示す模式図である。実 の形態1において図1に示した操作装置1は、 示部50と複合スイッチ17とが一体的に操作装 1の筐体に設けられた構成であるが、これに 限るものではない。変形例に係る操作装置101 は、複合スイッチ17及び操作部15が設けられ 筐体と表示部150とを別体とした構成である この場合、操作装置101の制御部10は複合スイ ッチ17側に設け、制御部10と表示部150とを接 ケーブルなどを用いて接続する構成とすれ よい。これにより、例えば車輌に操作装置10 1を搭載する場合には、表示部150をインスト メントパネルの上部に設け、複合スイッチ17 及び操作部15等を運転席及び助手席の間のシ トレバー近傍に設けるなどの構成とするこ ができる。このとき、操作装置1の複合スイ ッチ17及び操作部15等が設けられた部分は、 輌中で位置を移動させることができる構成 してもよい。また、表示部150と複合スイッ 17とを別に設ける場合には、複合スイッチ17 び操作部15等をリモートコントローラに設 て、赤外線などにより受け付けた操作の内 を送信する構成としてもよい。

(実施の形態2)
 図7は、本発明の実施の形態2に係る操作装 201の外観を示す模式図である。実施の形態2 係る操作装置201は、エアコンに係る設定項 252の設定のみを受け付けるものであり、表 部250、複合スイッチ217及びその他のスイッ による操作部215等を備えている。実施の形 2に係る操作装置201の複合スイッチ217は、実 施の形態1に係る操作装置1の複合スイッチ17 略同じ構成であり、選択切替スイッチ240、 イヤルスイッチ30及びプッシュスイッチ20で 成されている。ただし、実施の形態2の複合 スイッチ217は、選択切替スイッチ240が揺動す ることができない点で実施の形態1の複合ス ッチ17と異なる。また、表示部250には、実施 の形態1の表示部50のように複数のウインドウ 51は表示されず、エアコンに係る3つの設定項 目252が表示されるのみである。

 操作装置201の表示部250は、横長の略長方 であり、左側にエアコンの風向きに係る設 項目252が表示され、中央にエアコンの温度 係る設定項目252が表示され、右側にエアコ の風量に係る設定項目252が表示される。ま 、操作装置201では、複合スイッチ217の選択 替スイッチ240の先端部分41(指示部分)は表示 部50の一部を覆うように設けてあり、選択切 スイッチ240を左側、中央又は右側の3つの位 置に回動した場合に、風向きに係る設定項目 252、温度に係る設定項目252又は風量に係る設 定項目252を先端部分41が直接的に指し示すこ ができるようにしてある。

 例えば、操作装置201が図7(a)に示す状態の 場合には、選択切替スイッチ240によりエアコ ンの温度に係る設定項目252が選択されており 、ダイヤルスイッチ30を左右に回動操作する とで設定温度を増減することができる。ま 、選択切替スイッチ240を右側へ回動操作す ことによって風量に係る選択項目252の選択 作を行うことができ(図7(b)参照)、この状態 場合にはダイヤルスイッチ30を左右に回動 作することで風量を増減することができる

 以上の構成の実施の形態2に係る操作装置 201は、先端部分41が表示部250の一部を覆うよ に選択切替スイッチ240を設ける構成とする とにより、表示部250に表示された3つの設定 項目252を先端部分41が直接的に指し示すこと できるため、選択切替スイッチ240により選 された設定項目252をユーザが確実に認識す ことができる。よって、操作装置201の操作 を向上することができると共に、ユーザに る誤操作を低減することができる。

 なお、実施の形態2においては、操作装置 201がエアコンの設定に係る操作を受け付ける 構成としたが、これに限るものではなく、そ の他の機器の設定操作を受け付ける構成とし てもよい。また、図7に示した表示部250の表 内容、操作部215のスイッチの配置等は一例 あってこれに限るものではない。また、表 部250に表示した設定項目252は、選択切替ス ッチ240により選択された場合に、選択され 一の設定項目252を拡大する拡大表示、色を 更する色変更表示、又は点滅して表示する 滅表示等の表示方法により強調表示する構 としてもよい。

 なお、実施の形態2に係る操作装置201のそ の他の構成は、実施の形態1に係る操作装置1 構成と同様であるため、対応する箇所には じ符号を付して説明を省略する。

(実施の形態3)
 上述のように、実施の形態1に係る操作装置 1の複合スイッチ17は、略卵形の選択切替スイ ッチ40に対して略円板形のダイヤルスイッチ3 0を軸方向に積重して設ける構成であるが、 合スイッチの構成はこれに限らない。図8は 本発明の実施の形態3に係る複合スイッチ317 の構成を示す模式図であり、(a)に複合スイッ チ317の平面図を示し、(b)に複合スイッチ317の 断面図を示してある。

 実施の形態3に係る複合スイッチ317は、平 面視で略卵形をなす選択切替スイッチ340と、 略円形をなすダイヤルスイッチ330及びプッシ ュスイッチ320とを備えて構成してある。選択 切替スイッチ340は、略卵形の板状をなす操作 部343を有しており、操作部343は例えば車輌の インストルメントパネルに露出して設けられ 、ユーザが回動操作を行う際に用いられる。 また操作部343は、先細の先端部分41を指示部 とし、その反対側に略円形の貫通孔344が形 されている。

 また選択切替スイッチ340は、操作部343に 成された貫通孔344に連通するように、操作 343の一の面に固設された略円筒状の回動筒 342を有している。回動筒部342は、車輌のイ ストルメントパネルに形成された貫通孔か その内部へ挿通され、内部に設けられた回 基板350に固定された円筒状の固定筒351に外 して、固定筒351に回動可能に保持される。

 これにより、選択切替スイッチ340の操作 343に対するユーザの回動操作によって、操 部343及び回動筒部342が固定筒351の周囲を一 に回動する。回路基板350には、回動筒部342 回動を検知する電気的又は機械的なスイッ などが設けられており、これにより操作装 1はユーザによる選択切替スイッチ340に対す る回動操作を検知することができる。

 ダイヤルスイッチ330は、略円柱形又は略 筒形をなしており、選択切替スイッチ340の 作部343に形成された貫通孔344の内径より若 小さな外径にしてある。また回路基板350に 、円筒状の固定筒351の内部に、回動を検知 るロータリエンコーダ352が設けられている ダイヤルスイッチ330は、回路基板350のロー リエンコーダ352に固定接続され、固定筒351 外嵌する選択切替スイッチ340の貫通孔344を して、ダイヤルスイッチ330の一端がインス ルメントパネルの外側へ突出するように設 られている。

 これにより、ダイヤルスイッチ330は、円 状の選択切替スイッチ340の内部で回動し、 の回動をロータリエンコーダ352によって検 することができる。また、ダイヤルスイッ 330の一端面には、プッシュスイッチ320が設 てあり、ユーザによるプッシュ操作を検知 ることができるようにしてある。

 以上の構成の実施の形態3に係る操作装置 の複合スイッチ317は、選択切替スイッチ40及 ダイヤルスイッチ30を積層した構成の実施 形態1に係る操作装置の複合スイッチ17と同 の操作を受け付けることができる。よって 複合スイッチ317を表示部50と共に利用するこ とで、表示部50に表示された複数の設定項目 選択操作及び選択された設定項目の設定操 等を行うことができる。また、円筒状の選 切替スイッチ340内にダイヤルスイッチ330を 動可能に設ける構成とすることにより、複 スイッチ317の小型化を実現することができ 。

 なお、実施の形態3に係る操作装置301のそ の他の構成は、実施の形態1に係る操作装置1 構成と同様であるため、対応する箇所には じ符号を付して説明を省略する。