ARAYA KATSUHIRO (JP)
NAMIKI MASATOSHI (JP)
KAWAHARA HIROKI (JP)
SEKI TAKESHI (JP)
JP2012109770A | 2012-06-07 | |||
JP2011019140A | 2011-01-27 | |||
JP2017005384A | 2017-01-05 | |||
JP2018133707A | 2018-08-23 |
請求の範囲 [請求項 1 ] 通信装置との間で伝送される光信号の中継を行う トランスボンダ装 置間に、 光信号の波長パスの切替を行う複数の O X C (Opt i ca l Cros s Connect) 装置を光伝送路で接続して集約した光伝送システムであ って、 前記 O X C装置は、 前記光伝送路から入力される光信号が断となる光入力断の検知時に 、 当該光入力断となった光信号の波長を示す波長情報と、 当該光入力 断が生じた光伝送路の方路の方路情報とを出力する第 1制御部と、 前記第 1制御部から出力された波長情報及び方路情報に応じて、 前 記光入力断に係る光信号の波長及び方路の双方の情報と、 当該双方の 情報に係る警報情報とを含む警報信号を生成する生成部と を備え、 前記トランスボンダ装置は、 前記生成された警報信号に含まれる前記双方の情報及び前記警報情 報を基に、 当該トランスボンダ装置の外部障害を報知する第 2制御部 を備える ことを特徴とする光伝送システム。 [請求項 2] 前記 O X C装置と前記トランスボンダ装置を接続する光伝送路に光 カプラを介揷し、 前記生成部で生成された警報信号を、 前記光カブラを介して、 前記 〇 X C装置から前記トランスボンダ装置へ伝送するようにした ことを特徴とする請求項 1 に記載の光伝送システム。 [請求項 3] 前記トランスボンダ装置は、 前記光伝送路の方路の番号である方路 番号と、 当該方路に収容される光信号の波長である収容波長と、 信号 の送信装置及び宛先装置の固有情報である装置丨 D (Ident i f i cat i on ) と、 トランスボンダ丨 Dとの各情報を保存する第 1 D B (Data Bas e) を備え、 前記 O X C装置は、 前記第 1 D Bに保存された各情報が登録されて 保存される第 2 D Bを備え、 前記トランスボンダ装置は、 前記〇 X C装置との未接続状態から、 光伝送路を介した接続状態への移行時に前記光入力断の回復と判断し 、 この判断後に、 固有の特定波長に変更した制御信号に、 前記第 1 D Bから読み込んだ各情報を重畳して当該 0 X C装置へ送信し、 前記 0 X C装置は前記送信されてきた制御信号を受信し、 前記第 2 制御部の制御によって、 前記受信された制御信号に重畳された各情報 を前記第 2 D Bに登録して保持する ことを特徴とする請求項 1又は 2に記載の光伝送システム。 [請求項 4] 通信装置との間で伝送される光信号の中継を行う トランスボンダ装 置間に、 光信号の波長パスの切替を行う複数の〇X C (Opt i ca l Cros s Connect) 装置を光伝送路で接続して集約した光伝送システムの光 伝送方法であって、 前記 O X C装置は、 前記光伝送路から入力される光信号が断となる光入力断の検知時に 、 当該光入力断となった光信号の波長を示す波長情報と、 当該光入力 断が生じた光伝送路の方路の方路情報とを出力するステップと、 前記出力された波長情報及び方路情報に応じて、 前記光入力断に係 る光信号の波長及び方路の双方の情報と、 当該双方の情報に係る警報 情報とを含む警報信号を生成するステップと を実行し、 前記トランスボンダ装置は、 前記生成された警報信号に含まれる前記双方の情報及び前記警報情 報から、 当該トランスボンダ装置の外部障害を報知するステップ を実行する ことを特徴とする光伝送方法。 |
発明の名称 : 光伝送システム及び光伝送方法
技術分野
[0001 ] 本発明は、 トランスボンダ装置と〇 X C (Optical Cross Connect :光相互 接続) 装置とを光ファイバケーブルで接続して集約 したディスアグリ構成の 光伝送システム及び光伝送方法に関する。
背景技術
[0002] 図 8に従来の光伝送システム 1 0のブロック図を示す。 光伝送システム 1
0は、 遠方に離間したトランスボンダ装置 1 1 とトランスボンダ装置 1 5 ( 以下、 トランスボンダ装置 1 1 , 1 5と記載) との間に、 複数の OXC装置 1 2, 1 3, 1 4が光ファイバケーブル (光ファイバともいう) 1 6で接続 されている。 更に、 トランスボンダ装置 1 1 , 1 5には、 EMS (Element M anagement System :機器監視システム) 装置 1 7が光ファイバや導電ケーブ ル等でケーブル接続されている。 OXC装置 1 2〜 1 4には、 EMS装置 1 8がケーブル接続されて構成されている。 各トランスボンダ装置 1 1 , 1 5 には、 パーソナルコンピュータやルータ等の通信装 置としての端末機 1 9,
20が接続されている。
[0003] この光伝送システム 1 0では、 各トランスボンダ装置 1 1 , 1 5は同構成 であり、 各 OXC装置 1 2〜 1 4も同構成であり、 端末機 1 9から端末機 2 〇へ信号が伝送される場合の様態を示してい る。 このため、 送信側に配置さ れた OXC装置 1 2には、 複数波長の光信号を合波する MUX (Multiplexer ) 1 2 cを表わし、 受信側に配置された OXC装置 1 4には、 複数波長の光 信号を分波する DMUX (Demultiplexer) 1 4 cを表わしている。
[0004] なお、 両側の OXC装置 1 2, 1 4の間に接続された OXC装置 1 3は、 両側の OXC装置 1 2, 1 4間で伝送される光信号を中継する構成とな て いる。
[0005] トランスボンダ装置 1 1 , 1 5は、 端末機 1 9, 20との間で伝送される 光信号の中継処理を行う。 OXC装置 1 2〜 1 4は、 光ファイバ 1 6による 多方路の波長パスの切替処理を行う。 EMS装置 1 7は、 トランスボンダ装 置 1 1 , 1 5の通信の中継処理を監視制御し、 EMS装置 1 8は、 OXC装 置 1 2〜 1 4の多方路の波長パスの切替処理を監視制御 る。
[0006] 図 9に、 OXC装置 1 4と、 OXC装置 1 4に接続されたトランスボンダ 装置 1 5とを代表して示す。 〇乂〇装置1 4は、 光アンプ 4 aと、 光 SW ( スイツチ) 4 bと、 DMUX4 cと、 〇SC (Optical Supervisory Channel :光監視チャネル) 部 4 dと、 監視制御部 4 eと、 A I S (Alarm Indicatio n Signal : アラーム表示信号) 生成部 4 f と、 通信処理部 4 gとを備えて構 成されている。 監視制御部 4 eには、 EMS装置 1 8が接続されており、 E M S装置 1 8が監視制御部 4 eからの監視情報を受信するようになってい
[0007] トランスボンダ装置 1 5は、 複数 (1つ以上) のトランスボンダ 5 a 1 ,
5 a 2と、 通信処理部 5 gと、 A I S受信部 5 hと、 監視制御部 5 eとを備 えて構成されている。 トランスボンダ装置 1 5の通信処理部 5 gと、 OXC 装置 1 4の通信処理部 4 gとは、 L A Nケーブル等でケーブル接続されてい る。 監視制御部 5 eには、 E MS装置 1 7が接続されており、 巳1\/13装置1 7が監視制御部 5 eからの監視情報を受信するようになってい 。 なお、 A I S受信部 5 h及び監視制御部 5 eの双方は、 請求項記載の第 2制御部を構 成する。
[0008] このような構成において、 光ファイバ 1 6を伝送してきた各波長ス 1〜ス nの光信号が OXC装置 1 4に入力されると、 光アンプ 4 aで増幅され、 光 SW4 bを介して DMUX4 cに入力される。 D M U X 4 cは、 各波長ス 1 〜ス nの光信号を分波し、 波長ス 1 , ス 2の光信号を、 光ファイバ 1 6を介 してトランスボンダ装置 1 5へ送信する。
[0009] トランスボンダ装置 1 5では、 一方のトランスボンダ 5 a 1が波長ス 1の 光信号を中継して端末機 20 a 1へ送信し、 他方のトランスボンダ 5 a 2が 波長ス 2の光信号を中継して端末機 20 a 2へ送信する。 各トランスボンダ 5 a 1 , 5 a 2の中継処理に係る情報は監視制御部 5 eへ通知されて検知さ れる。
[0010] OXC装置 1 4の OSC部 4 dは光ファイバ 1 6の上流装置からの警報信 号を監視しており、 上流装置の障害を示す警報信号を検知すると 、 監視制御 部 4 eへ出力する。 また、 光ファイバ 1 6の故障による光入力断を光アンプ 4 aで検知した場合も、 光入力断情報を監視制御部 4 eへ出力する。
[0011] 監視制御部 4 eは、 光入力断情報を検知すると、 故障情報を A I S生成部 4 f へ出力する。 A I S生成部 4チは、 入力された故障情報に応じて A I S 信号 (アラーム表示信号) を生成し、 この A I S信号を通信処理部 4 gを介 してトランスボンダ装置 1 5の通信処理部 5 gへ送信する。 この送信された A I S信号は、 A I S受信部 5 hで受信され、 監視制御部 5 eへ通知される 。 監視制御部 5 eは、 A 丨 S信号の検知により OXC装置 1 4に光入力断が 生じたことを検出する。
[0012] この種の光伝送システムとして、 特許文献 1 に、 光多重ネッ トワークにお ける波長多重区間の故障に対する故障区間評 定の高度化に関する方法が開示 されている。 また、 非特許文献 1 に、 波長多重装置が電気的な終端処理を行 わないことで、 装置コストの低減や消費電力低減を可能とす る装置であって 、 光波長多重区間の警報を主信号とは別に〇 s Cを用いて遣り取りすること が記載されている。 更に、 非特許文献 2に、 オープン R〇 A DM (Reconfigu rab le Optical Add/Drop Multiplexer) や才ープンラインシステムといった トランスボンダ部と波長多重部とを別システ ムで構成する光多重伝送システ ム構成が記載されている。
先行技術文献
特許文献
[0013] 特許文献 1 :特開 201 2-01 5966号公報 非特許文献
[0014] 非特許文献 1 : ITU-T G.709, [online] , 2016, [平成 3 1年 1月 29日検 索] , インターネッ ト áURL : https ://www· i tu· int/rec/T-REC-G· 709/en ñ 非特許文献 2 : Open R0ADM, “openroadm.org Multi-Source Agreement” , [ online] , 2019, [平成 3 1年 1月 29日検索] , インターネッ ト áURL: ht tps://0201. nccdn. net/42/000/000/05e/0e7/Open-ROADM-wh i tepaper-v2 2. p df>
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0015] ところで、 上述した光伝送システム 1 0において、 図 8に示すように、 例 えば OXC装置 1 2, 1 3間の光ファイバ 1 6で障害 2 1が発生したとする 。 この場合、 その障害 2 1の下流側の OXC装置 1 3では、 丸 2 1 aで示す ように光入力断が検知され、 白丸 2 1 bで示すように A I S信号が生成され る。 この A 丨 S信号には、 〇 XC装置 1 2, 1 3間の光ファイバ 1 6での障 害 2 1の発生を示す障害位置情報が重畳されてい 。 A I S信号は、 更に下 流側の〇 XC装置 1 4において丸 2 1 cで示すように検知される。 この検知 される A 丨 S信号は、 トランスボンダ装置 1 5では検知できない。
[0016] トランスボンダ装置 1 5では、 障害 2 1 に係る光信号が断状態となるので 、 トランスボンダ 5 a 1及びトランスボンダ 5 a 2で、 丸 2 1 dで示すよう に光入力断が検知される。 つまり、 トランスボンダ装置 1 5では、 トランス ボンダ 5 a 1及びトランスボンダ 5 a 2で上流側の外部障害に起因する光入 力断を検知できる。
[0017] しかし、 トランスボンダ 5 a 1及びトランスボンダ 5 a 2の光入力断は、 トランスボンダ装置 1 5〜 OXC装置 1 4の障害による光入力断に加えて、
〇 XC装置 1 4よりも上流に起因する障害による光入力断 あり、 上記 2つ の要因のどちらの障害に起因するものかが判 別できないという問題がある。 [0018] このように判別できないと、 トランスボンダ装置 1 5の保守者が、 自責 ( 自装置の責任) の障害か、 他責 (他装置の責任) の障害かを迅速に判断でき ないため、 無駄な保守作業等が発生してしまう。
[0019] この種の問題は、 特許文献 1及び非特許文献 1 , 2においても存在する。
特許文献 1の技術では、 光ノード装置 (MUXに相当) から光パス終端装置 への情報、 つまり故障情報の通知手段が開示されていな い。 非特許文献 1の 技術では、 端点装置の波長多重部とトランスボンダ部間 に O S C部が無く、 警報転送が行われていない。 非特許文献 2の技術では、 通信装置を操作する E M Sは波長多重部とトランスボンダ部で別々と り、 光伝送ネッ トワーク の状態を把握するためにトランスボンダ部用 E M S、 波長多重部用 E M Sの 両方の情報を把握する必要がある。 この構成において、 トランスボンダ部か ら波長多重部間の警報受け渡し手段が無いこ とから、 トランスボンダ部で検 知した光チャネル障害が自責であるか、 他責であるかの判断をトランスポン ダ側保守者が迅速に判定できない。
[0020] また、 光伝送システム 1 0において、 図 9では 1つの O X C装置 1 4に 1 つのトランスボンダ装置 1 5を接続する構成を示した。 しかし、 実際には、
1つの O X C装置 1 4に、 複数のトランスボンダ装置 1 5がパラレルに接続 される構成となっている。 この場合、 O X C装置 1 4で生成した A 丨 S信号 を各々のトランスボンダ装置 1 5へ送信するために、 トランスボンダ装置 1 5の数と同数の L A Nケーブルが必要となり、 トランスボンダ装置 1 5が増 える程に、 設備コストが局くなる問題があった。
[0021 ] 本発明は、 このような事情に鑑みてなされたものであり 、 〇 X C装置に光 伝送路で接続されたトランスボンダ装置にお いて、 O X C装置で検知された 光入力断が上流側からの外部障害に起因する か、 o x c装置の内部障害に起 因するかを適正に判別でき、 この判別を低コストで構成できる光伝送シス テ ム及び光伝送方法を提供することを課題とす る。
課題を解決するための手段
[0022] 上記課題を解決するための手段として、 請求項 1 に係る発明は、 通信装置 との間で伝送される光信号の中継を行う トランスボンダ装置間に、 光信号の 波長パスの切替を行う複数の〇 X C (Opt i ca l Cross Connect) 装置を光伝送 路で接続して集約した光伝送システムであっ て、 前記 O X C装置は、 前記光 伝送路から入力される光信号が断となる光入 力断の検知時に、 当該光入力断 となった光信号の波長を示す波長情報と、 当該光入力断が生じた光伝送路の 方路の方路情報とを出力する第 1制御部と、 前記第 1制御部から出力された 波長情報及び方路情報に応じて、 前記光入力断に係る光信号の波長及び方路 の双方の情報と、 当該双方の情報に係る警報情報とを含む警報 信号を生成す る生成部とを備え、 前記トランスボンダ装置は、 前記生成された警報信号に 含まれる前記双方の情報及び前記警報情報を 基に、 当該トランスボンダ装置 の外部障害を報知する第 2制御部を備えることを特徴とする光伝送シ テム である。
[0023] 請求項 4に係る発明は、 通信装置との間で伝送される光信号の中継を 行う トランスボンダ装置間に、 光信号の波長パスの切替を行う複数の O X C (Opt i ca l Cross Connect) 装置を光伝送路で接続して集約した光伝送シ ステムの 光伝送方法であって、 前記 O X C装置は、 前記光伝送路から入力される光信 号が断となる光入力断の検知時に、 当該光入力断となった光信号の波長を示 す波長情報と、 当該光入力断が生じた光伝送路の方路の方路 情報とを出力す るステップと、 前記出力された波長情報及び方路情報に応じ て、 前記光入力 断に係る光信号の波長及び方路の双方の情報 と、 当該双方の情報に係る警報 情報とを含む警報信号を生成するステップと を実行し、 前記トランスボンダ 装置は、 前記生成された警報信号に含まれる前記双方 の情報及び前記警報情 報から、 当該トランスボンダ装置の外部障害を報知す るステップを実行する ことを特徴とする光伝送方法である。
[0024] 請求項 1の構成及び請求項 4の方法によれば、 O X C装置において、 光伝 送路からの光入力断に係る光信号の波長と、 当該光信号が伝送される光伝送 路の方路との双方の情報と、 双方の情報に係る警報情報とを含む警報信号 が 生成され、 この警報信号が O X C装置からトランスボンダ装置に通知される 。 トランスボンダ装置では、 通知された警報信号に含まれる上記双方の情 報 及び警報情報を基に、 トランスボンダ装置の外部障害が検知できる 。 このた め、 O X C装置に光伝送路で接続されたトランスボン 装置において、 〇 X C装置で検知された光入力断が上流側からの 部障害に起因するか、 O X C 装置の内部障害に起因するかを適正に判別で きる。 [0025] 請求項 2に係る発明は、 前記〇 X C装置と前記トランスボンダ装置とを接 続している光カブラを介挿し、 前記生成部で生成された警報信号を、 前記光 カブラを介して、 前記〇 X c装置から前記トランスボンダ装置へ伝送す よ うにしたことを特徴とする請求項 1 に記載の光伝送システムである。
[0026] この構成によれば、 OXC装置とトランスボンダ装置とを接続してい る既 存の光伝送路に光カブラを介して、 警報信号をトランスボンダ装置に伝送で きる。 このため、 従来のように OXC装置とトランスボンダ装置とを、 光伝 送路とは別の L A Nケーブル等でケーブル接続して警報信号を 送するとい った、 コスト高となる構成が不要となる。 つまり、 OXC装置の光入力断が 外部障害又は内部障害に起因することをトラ ンスボンダ装置で適正に判別で きる構成を、 低コストで実現できる。
[0027] 請求項 3に係る発明は、 前記トランスボンダ装置は、 前記光伝送路の方路 の番号である方路番号と、 当該方路に収容される光信号の波長である収 容波 長と、 信号の送信装置及び宛先装置の固有情報であ る装置丨 D (Identif icat ion) と、 トランスボンダ I Dとの各情報を保存する第 1 D B (Data Base) を備え、 前記 OXC装置は、 前記第 1 D Bに保存された各情報が登録されて 保存される第 2 D Bを備え、 前記トランスボンダ装置は、 前記 OXC装置と の未接続状態から、 光伝送路を介した接続状態への移行時に前記 光入力断の 回復と判断し、 この判断後に、 固有の特定波長に変更した制御信号に、 前記 第 1 D Bから読み込んだ各情報を重畳して当該 OXC装置へ送信し、 前記〇 X C装置は前記送信されてきた制御信号を受信 、 前記第 2制御部の制御に よって、 前記受信された制御信号に重畳された各情報 を前記第 2 D Bに登録 して保持することを特徴とする請求項 1又は 2に記載の光伝送システムであ る。
[0028] この構成によれば、 トランスボンダ装置に OXC装置が初めて繫がった際 に、 トランスボンダ装置の第 1 D Bに保持された収容波長、 装置丨 D及び卜 ランスボンダ丨 Dの各情報を、 OXC装置の第 2 D Bに登録して保持できる 。 この保持後、 OXC装置の光入力断に係る外部障害の発生を、 第 2 D巳に \¥02020/175164 8 卩(:171?2020/005650
保持された各情報を用いてトランスボンダ 装置に通知可能となる。
発明の効果
[0029] 本発明によれば、 0 X 0装置に光伝送路で接続されたトランスボン 装置 において、 〇 X 0装置で検知された光入力断が上流側からの 部障害に起因 するか、 〇乂〇装置の内部障害に起因するかを適正に 判別でき、 この判別を 低コストで構成できる光伝送システム及び光 伝送方法を提供することができ る。
図面の簡単な説明
[0030] [図 1]本発明の実施形態に係る光伝送システム おける 0 X 0装置及びトラン スボンダ装置の構成を示すブロック図である 。
[図 2] 0 X 0装置の収容情報管理部に備えられた 0巳の情報構成を示す図であ る。
[図 3]八 I 3信号のフォーマッ ト情報の構成を示す図である。
[図 4]〇乂〇装置とトランスボンダ装置間での I 3信号の送受信動作を説明 するためのフロ _ チヤ _ 卜である。
[図 5] 0 X ( 3装置の 0巳への情報の事前登録のための、 0 X ( 3装置及びトラン スボンダ装置の構成を示すブロック図である 。
[図 6] 0 X 0装置の 0巳への情報の事前登録処理を説明するため フローチヤ —卜である。
[図 7] 0 X ( 3装置の 0巳への情報の事前登録のための制御信号の ォーマッ ト 情報を示す図である。
[図 8]従来の光伝送システムの構成を示すブロ ク図である。
[図 9]従来の光伝送システムにおける〇 X 0装置及びトランスボンダ装置の構 成を示すブロック図である。
発明を実施するための形態
[0031] 以下、 本発明の実施形態を、 図面を参照して説明する。 但し、 本明細書の 全図において機能が対応する構成部分には同 一符号を付し、 その説明を適宜 省略する。 \¥02020/175164 9 卩(:171?2020/005650
<実施形態の構成 >
図 1は、 本発明の実施形態に係る光伝送システムの構 成を示すブロック図 である。 図 1 に示す光伝送システム 1 0八では、 1つの 0X ( 3装置 1 4八と 、 この 0X ( 3装置 1 4八に光ファイバ 1 6で接続された複数のトランスポン ダ装置 1 5八 1〜 1 5 A nとを示している。
[0032] 1つの 0X ( 3装置 1 4八と複数のトランスボンダ装置 1 5八 1 ~ 1 5 A n は、 図 8に示した光伝送システム 1 0の右端側の 0X0 (光相互接続) 装置 1 4及びトランスボンダ装置 1 5に対応している。 従って、 図 1 に示す光伝 送システム 1 〇 の全体接続構成は、 光伝送システム 1 0に対応している。
[0033] 0X ( 3装置 1 4八は、 光アンプ 43と、 光 3\^/4匕と、 01\/111乂4〇と、
030 (光監視チャネル) 部 4 1 と、 監視制御部 4 6 1 と、 収容情報管理 部 4 丨 と、 I 3生成部 4」 と、 º/0 16(^「_1〇31/0卩士_1〇3〇 変換部 41< 1 , 41< と、 光カブラ 4 丨 1 , 4 I とを備えて構成されている。 また、
〇乂〇装置 1 4八には、 光ファイバ 1 6による第 1方路 1 63と、 第 2方路 1 6匕とが接続されている様態も示す。 なお、 光ファイバ 1 6は、 請求項記 載の光伝送路を構成する。 03 ( 3部 4 及び監視制御部 4 6 1の双方は、 請 求項記載の第 1制御部を構成する。 I 3生成部 4」は、 請求項記載の生成 部を構成する。
[0034] 各トランスボンダ装置 1 5八 1 ~ 1 5 A nは同構成である。 トランスボン ダ装置 1 5八 1は、 2つのトランスボンダ 53 1 , 532と、 光カブラ 5 I 1 と、 〇/巳 (0卩士丨〇31 16(^「_1〇3〇 変換部 51< 1 と、 八 I 3受信部 5 1 と、 監視制御部 56 1 と、 収容情報管理部 5 丨 1 とを備えて構成されている 。 一方のトランスボンダ 53 1 には端末機 203 1が接続され、 他方のトラ ンスボンダ 532には端末機 2032が接続されている。
[0035] 同様に、 トランスボンダ装置 1 5八 nは、 2つのトランスボンダ 5门 1 ,
5 n 2と、 光カブラ 5 I nと、 〇/巳変換部 51< nと、 八 I 3受信部 5 n と、 監視制御部 56 n と、 収容情報管理部 5 丨 n とを備えて構成されている 。 一方のトランスボンダ 5 1 には端末機 20 1が接続され、 他方のトラ \¥02020/175164 10 卩(:171?2020/005650
ンスボンダ には端末機 が接続されている。
[0036] 但し、 〇乂〇装置1 4八の光カブラ 4 丨 1 (又は光カブラ 4 丨 门) と、 卜 ランスボンダ装置 1 5八 1の光カブラ 5 I 1 (又は光カブラ 5 I n) とは、 光ファイバ 1 6で接続されている。
[0037] このような構成において、 第 1方路 1 6 3 を伝送してきた各波長ス 1〜ス 门の光信号が 0 X(3装置 1 4 に入力されると、 光アンプ 4 3で増幅され、 光 3 \^/ 4匕を介して 0 1\/1 11乂4〇に入力される。 0 1\/1 11乂4〇は、 各波長ス 1〜ス 1·!の光信号を分波する。 この分波された波長ス 1 , ス 2の光信号は、 光ファイバ 1 6を介してトランスボンダ装置 1 5八 1へ送信される。 また、 ス nの光信号は、 光ファイバ 1 6を介 してトランスボンダ装置 1 5八 nへ送信される。 このように、 トランスポン ダ装置 1 5 1 ~ 1 5 n 毎に収容される光信号の波長ス 1 , ス 2 , , ス 111 , ス は異なっている。
[0038] トランスボンダ装置 1 5八 1では、 一方のトランスボンダ 5 3 1が波長ス
1の光信号を中継して端末機 2 0 3 1へ送信し、 他方のトランスボンダ 5 3 2が波長ス 2の光信号を中継して端末機 2 0 3 2へ送信する。 各トランスポ ンダ 5 3 1 , 5 3 2の中継処理に係る情報は監視制御部 5 6 1へ通知されて 検知される。
[0039] 同様に、 トランスボンダ装置 1 5八 nでは、 一方のトランスボンダ 5 n 1 が波長ス の光信号を中継して端末機 2 0 n 1へ送信し、 他方のトランスポ ンダ 5 n 2が波長ス n の光信号を中継して端末機 2 0 n 2へ送信する。 各卜 ランスボンダ 5 n 1 , 5 n 2の中継処理に係る情報は監視制御部 5 6 1へ通 知されて検知される。
[0040] 次に、 障害の検知構成について説明する。
〇乂〇装置 1 4八において、 〇3〇部4 1は、 第 1方路 1 6 3の上流か ら〇乂〇装置 1 4八内に入力される波長ス 1〜ス nの光信号を監視している 。 この監視において、 〇3(3部4 1は、 光信号の断状態 (光入力断) を検 知すると、 その光入力断となった光信号の波長 (例えばス 1 , ス 2) の波長 \¥02020/175164 11 卩(:171?2020/005650
情報及び、 この光信号の方路 (例えば第 1方路) の方路情報を含む光入力断 情報を監視制御部 4 6へ出力する。 なお、 光入力断は、 光アンプ 4 3が検出 して監視制御部 4 6 1へ通知するようにしてもよい。
[0041 ] 但し、 〇 3(3部 4 ¢1 1は、 上流側の障害で上流の 0 X(3装置で生成された 八 I 3信号を検知した際に、 この検知された八 I 3信号を監視制御部 4 6 1 へ出力する。 更に、 〇3〇部4 1は、 0 X(3装置 1 4八の内部障害による 光入力断を検知した場合は、 光入力断情報を監視制御部 4 6 へ出力する。 こ のような外部から通知された I 3信号と、 内部障害に係る光入力断情報は 、 そのままの状態でトランスボンダ装置 1 5八 1 ~ 1 5八 へ通知される。
[0042] 監視制御部 4 6 1は、 〇 3(3部 4 1から光信号の波長ス 1 , ス 2の情報 を含む光入力断情報が入力されると、 この光入力断情報内の光入力断となつ た光信号の波長ス 1 , ス 2の情報及びこの光信号の第 1方路の情報を I 3 生成部 4」へ出力する。
[0043] ここで、 収容情報管理部 4 丨 は、 〇乂〇装置1 4 に入力される光信号の 情報や、 各トランスボンダ装置 1 5八 1〜 1 5八 n の収容情報を、 口巳 ^ 8 8856) 4 I 8に記憶して管理している。 0 6 4 I 8は、 図 2に示すように 、 チャネル番号、 方路番号、 収容波長、 宛先装置丨 口 、 トランスボンダ丨 口の各情報を記憶している。
[0044] チヤネル番号は、 トランスボンダ装置 1 5八 1 ~ 1 5八 nを区別するため の番号であり、 例えば、 「 1」 はトランスボンダ装置 1 5八 1 に係る番号で あり、 「n」 (nは 1及び 2以外の自然数とする) はトランスボンダ装置 1 5八 に係る番号である。
[0045] 方路番号は、 0 X(3装置 1 4 の入力側の光ファイバ 1 6による方路の番 号であり、 「0 1」 は第 1方路 1 6 3 (図 1) の番号、 「0 2」 は第 2方路 (図 1) の番号である。
[0046] 収容波長は、 方路に収容された光信号の波長を表わし、 「ス 1」 及び 「ス
2」 は第 1方路 1 6 8に収容された光信号の波長を表わす。 「ス〇1」 及び 「 ス门」 は第 1方路 1 6 8に収容された光信号の波長を表わす。 \¥02020/175164 12 卩(:171?2020/005650
[0047] 宛先装置丨 0は、 八 丨 3信号の宛先であるトランスボンダ装置 1 5八 1 ~
1 5八 nの丨 0であり、 「丁 1」 はトランスボンダ装置 1 5八 1の丨 0、 「丁 n」 はトランスボンダ装置 1 5八 nの丨 0である。
[0048] トランスボンダ丨 口は、 トランスボンダ装置 1 5八 1 ~ 1 5八门内のトラ ンスボンダ固有の丨 口であり、 「丁 3 1」 はトランスボンダ装置 1 5八 1内 のトランスボンダ 5 3 1の丨 0、 「丁 3 2」 はトランスボンダ装置 1 5八 1 内のトランスボンダ 5 3 2の丨 0である。 「丁」 1」 は図示せぬトランスポ ンダ装置内のトランスボンダの丨 口である。 G T n 1」 はトランスボンダ装 置 1 5八门内のトランスボンダ 5门 1の I 0、 「丁门 2」 はトランスボンダ 装置 1 5八门内のトランスボンダ 5门 2の丨 0である。
[0049] 図 1 に示す 0 X(3装置 1 4八の八 丨 3生成部 4」は、 監視制御部 4 6 1か ら光信号の波長ス 1 , ス 2の情報及びこの光信号の第 1方路の情報が入力さ れると、 収容情報管理部 4 丨が備える 0巳4 丨 3 (図 2参照) に応じて、 図 3に示すフォーマッ トの八 丨 3信号 3 1 を生成する。 八 丨 3信号 3 1のフォ —マッ トは、 図 3の上から順に、 バケッ トヘッダ、 送信装置丨 口、 宛先装置 I 口、 トランスボンダ丨 0、 波長番号、 八 丨 3警報等の情報 (フォーマッ ト 情報) から構成されている。 なお、 送信装置丨 口及び宛先装置 I 0の双方は 、 請求項記載の装置丨 口を構成する。 なお、 I 3信号 3 1は、 請求項記載 の警報信号を構成する。
[0050] バケッ トヘッダは、 バケッ ト化される 丨 3信号 3 1のバケッ トの先頭を 識別するためのへッダ情報である。
送信装置丨 口は、 I 3信号 3 1 を送信する装置としての 0 X 0装置 1 4 八の丨 0である。
宛先装置丨 口は、 0 6 4 1 3に記憶された宛先装置 I 0 (図 3) から選択 されてフォーマッ ト情報に揷入される。
[0051 ] トランスボンダ丨 口は、 0 6 4 1 3に記憶されたトランスボンダ丨 0から 選択されてフォーマッ ト情報に挿入される。
波長番号は、 0 6 4 1 3に記憶された波長情報から選択された波長 応じ \¥02020/175164 13 卩(:171?2020/005650
た番号である。
八 I 3警報は、 光ファイバ 1 6で発生した障害や、 光ファイバ 1 6に接続 された〇 X 0装置で発生した障害を知らせる警報情報で る。
[0052] 但し、 上述した 0巳4 丨 3に保持された図 3に示す宛先装置丨 0、 トラン スボンダ丨 口及び波長番号の各情報は、 監視制御部 4 6 1から I 3生成部 4」に入力された光信号の波長ス 1 , ス 2に対応する収容波長又は当該光信 号の第 1方路に対応する方路番号に応じて選択され 。
[0053] 図 1 に示す 丨 3生成部 4」は、 監視制御部 4 6 1からの光信号の波長ス
1 , ス 2の情報及びこの光信号が伝送される第 1方路の情報に応じて、 収容 情報管理部 4 丨の0巳4 丨 3から各情報を読み出して重畳した I 3信号 3 1 を生成する。 この生成では、 第 1方路 1 6 3の方路番号 「0 1」 と、 収容 波長 「ス 1」 と、 宛先装置丨 口 「丁 1」 と、 トランスボンダ丨 0 「丁 3 1 」 とが重畳された I 3信号と、 方路番号 「0 1」 と、 収容波長 「ス 2」 と 、 宛先装置丨 口 「丁 1」 と、 トランスボンダ丨 0 「丁 3 2」 とが重畳され た八 丨 3信号との 2つの信号が生成される。
[0054] 2つの 丨 3信号は、 宛先であるトランスボンダ装置 1 5 1へ繫がる制 御チャネル (例えば第 1チャネル) へ送信される。 この際、 2つの I 3信 号は、 日/〇変換部 4 1< 1で電気信号から光信号に変換され、 光カブラ 4 I 1から光ファイバ 1 6を介して、 トランスボンダ装置 1 5八 1の光カブラ 5 1 1 に入力される。
[0055] 光カブラ 5 I 1 に入力された 2つの八 I 3信号は、 〇/巳変換部 5 1< 1で 光信号から電気信号に変換された後、 I 3受信部 5 1で受信され、 監視 制御部 5 6 1 に入力される。 監視制御部 5 6 1は、 2つの八 I 3信号による 第 1方路 1 6 3の障害発生、 並びに、 第 1方路 1 6 3に伝送される波長ス 1 , ス 2の光信号の障害発生を、 トランスボンダ装置 1 5八 1 ~ 1 5八 nに接 続された日 IV! 3装置 1 7 (図 9参照) 等の監視装置へ通知し、 外部障害であ ることを認識可能とする。
[0056] < I 3信号送受信動作 > \¥02020/175164 14 卩(:171?2020/005650
ここで、 0 X 0装置 1 4八で生成された八 丨 3信号が送信され、 トランス ボンダ装置 1 5八 1で受信される際の動作を、 図 4に示すフローチヤートを 参照して説明する。
[0057] 図 4のステップ 3 1 において、 0 X ( 3装置 1 4 3の監視制御部 4 6 1は、
〇 3 ( 3部 4 1から光入力断情報が入力されたか否かを判 する。 この結果 、 光入力断情報として、 光入力断となった光信号の波長ス 1 , ス 2の波長情 報と、 この光信号の第 1方路 1 6 3 の方路情報を含む光入力断情報が入力さ れたとする。
[0058] この場合、 ステップ 3 2において、 監視制御部 4 6 1は、 光入力断情報に 含まれる光信号の波長ス 1 , ス 2と第 1方路 1 6 3との双方の情報を 丨 3 生成部 4」へ出力する。
[0059] ステップ 3 3において、 丨 3生成部 4」は、 上記双方の情報に応じて、 収容情報管理部 4 丨の0巳4 丨 3の各情報を読み出し、 所定フォーマッ ト ( 図 3 ) の八 丨 3信号 3 1 を生成する。 この場合、 2つの八 丨 3信号が生成さ れる。
[0060] 1つ目の 丨 3信号は、 例えば、 バケッ トヘッダ 「1 ~ 1 1」 、 送信装置丨 口
「 1 4八」 、 宛先装置丨 口 「丁 1」 、 トランスボンダ丨 0 「丁 3 1」 、 波 長番号 「ス 1」 、 八 I 3警報 「障害」 のフォーマッ ト情報から成る。
[0061 ] 2つ目の 丨 3信号は、 例えば、 バケッ トヘッダ 「1 ~ 1 2」 、 送信装置丨 口
「 1 4八」 、 宛先装置丨 口 「丁 1」 、 トランスボンダ丨 0 「丁 3 2」 、 波 長番号 「ス 2」 、 八 I 3警報 「障害」 のフォーマッ ト情報から成る。
[0062] このようなフォーマッ トで生成された 2つの八 丨 3信号は、 ステップ 3 4 において、 八 丨 3生成部 4」から出力され、 巳/〇変換部 4 1< 1で電気信号 から光信号に変換後、 光カブラ 4 I 1から光ファイバ 1 6を介してトランス ボンダ装置 1 5八 1へ送信される。
[0063] ステップ 3 5において、 その送信された 2つの八 丨 3信号は、 トランスポ ンダ装置 1 5 1の光カブラ 5 丨 1 を介して〇/巳変換部 5 1< 1で光信号か ら電気信号に変換された後、 I 3受信部 5 II 1で受信され、 監視制御部 5 \¥02020/175164 15 卩(:171?2020/005650
6 1 に入力される。 監視制御部 5㊀ 1は、 2つの八 丨 3信号に応じてトラン スボンダ装置 1 5 1の外部障害の発生を、 巳 IV! 3装置 1 7 (図 9参照) 等 の監視装置へ報知する。
[0064] <0X0装置 0巳への事前登録処理 >
次に、 0X0装置 1 4 の収容情報管理部 4 丨が備える 0巳4 丨 3 への収 容情報の事前登録処理を、 図 5及び図 6を参照して説明する。 図 5は、 収容 情報管理部 4 丨の0巳4 丨 3への収容情報の事前登録処理のための、 〇乂〇 装置 1 4八及びトランスボンダ装置 1 5八 1の構成を示すブロック図である 。 図 6は、 064 1 3への収容情報の事前登録処理を説明するた のフロー チヤートである。
[0065] 図 5に示す 0X(3装置 1 4 は、 上述した 0X(3装置 1 4 (図 1) の構 成要素の他に、 1\/111乂4〇と、 光 3\^/4 と、 光カブラ 49と、 〇/巳変換 部 4 「, 43と、 巳/〇変換部 41: , 4リと、 光カブラ 4 Vと、 光アンプ 4 Xとを備えている。 また、 トランスボンダ装置 1 5八 1は、 上述したトラン スボンダ装置 1 5八 1 (図 1) の構成要素の他に、 065 1 3を有する収容 情報管理部 5 丨 1 を備えている。
[0066] 光カプラ 4 Vは、 光アンプ 43と 01\/111乂 1 4〇との間に接続されている 。 IV! 11X40は、 入力端が光ファイバ 1 6を介してトランスボンダ 1 53 1 に接続され、 出力端が光 3\^/4 に接続されている。 光 3\^/4 は、 光カプ ラ 49を介して光アンプ 4 X及び〇/巳変換部 43に接続されている。
[0067] 〇/巳変換部 43及び〇/巳変換部 4 「は、 監視制御部 4 6 1の入力端に 接続されている。 監視制御部 46 1の出力端には、 巳/〇変換部 41: , 4リ が接続され、 日 /〇変換部 41が光カブラ 4 Vに接続されている。
[0068] これら構成要素の基本動作について説明する 。 1\/111乂4〇は、 トランスポ ンダ 1 58 1からの光信号を図示せぬ他のトランスポン からの光信号と多 重し、 光 3\^/4 を介して光カブラ 49へ出力する。 光カブラ 49は、 多重 された光信号を光アンプ 4 Xを介して第 1方路 1 68へ出力すると共に、 〇 /巳変換部 43を介して監視制御部 46 1へ出力する。 巳/〇変換部 4 Iは \¥02020/175164 16 卩(:171?2020/005650
、 監視制御部 4 6 1からの電気信号を光信号に変換して光カブ 4 Vへ出力 し、 光カブラ 4 Vは、 その光信号を光 3 \^/ 4匕へ出力する。
[0069] トランスボンダ装置 1 5 1 において、 収容情報管理部 5 丨 1の 0巳 5 I
8は、 図 2に示した口巳4 丨 8と同様に、 チャネル番号、 方路番号、 収容波 長、 宛先装置丨 口、 トランスボンダ I 口の各情報を記憶している。
[0070] <事前登録動作>
次に、 図 6のフローチャートを参照して 0 X(3装置 1 4八の0巳4 丨 3へ の収容情報の事前登録処理を説明する。 この事前登録処理は、 0 X 0装置 1 4八とトランスボンダ装置 1 5八 1 とが初めて繫がる場合に開始される。
[0071 ] 図 6のステップ 3 1 1 において、 トランスボンダ装置 1 5八 1のトランス ボンダ 5 3 1は、 〇乂〇装置1 4八からの波長ス 1の光信号である主信号の 入力を検知すると、 光入力断が回復と判断し、 この回復情報を監視制御部 5 6 1へ出力する。
[0072] 上記トランスボンダ 1 5 3 1の光入力断の回復判断機能は、 運用中の光入 力断が回復した場合に動作すると共に、 〇乂〇装置1 4八とトランスボンダ 装置 1 5 1 とが初めて繫がった場合にも動作する。 この初めて繫がる前の 、 0 X 0装置 1 4八とトランスボンダ装置 1 5八 1 とは未接続状態なので、 トランスポンダ装置 1 5八 1では光入力断の検知状態となっている。 このた め、 トランスボンダ 1 5 3 1又は 1 5 3 2 (トランスボンダ装置 1 5八 1) は、 0 X 0装置 1 4 と初めて繫がり光信号が伝送された際に、 光入力断の 回復と判断する。
[0073] ステップ 3 1 2において、 監視制御部 5 6 1は、 光入力断回復の情報が入 力されると、 この回復を検知し、 この応答をトランスボンダ 1 5 3 1へ返す 。 この応答時に、 監視制御部 5 6 1は、 収容情報管理部 5 丨 1の 0巳 5 丨 3 に記憶されたチャネル番号、 方路番号、 収容波長、 宛先装置丨 口 (例えば、 〇乂〇装置1 4八の丨 0) 、 トランスボンダ丨 口の各情報をトランスボンダ 1 5 3 1 に通知する。
[0074] ステップ 3 1 3において、 上記ステップ 3 1 2の応答を受けたトランスポ \¥02020/175164 17 卩(:171?2020/005650
ンダ 1 5 3 1は、 当該トランスボンダ 1 5 3 1 に搭載された図示せぬレーザ の波長 (レーザ波長) を、 固有の特定波長 (例えばス〇) に変更する。 この 後、 トランスボンダ 1 5 3 1は、 レーザによって特定波長ス〇の光信号であ る制御信号を生成する。 この生成時に、 トランスボンダ 1 5 3 1は、 監視制 御部 5 6 1から通知された口巳 5 丨 3の各情報に応じて、 事前登録を行うた めの制御信号に、 図 7に示すパケッ トヘッダ、 送信装置丨 口、 宛先装置丨 口 (〇乂〇装置 1 4八の丨 0) 、 トランスボンダ丨 0、 波長番号等のフォーマ ッ ト情報を重畳する。
[0075] ステップ 3 1 4において、 トランスボンダ 1 5 3 1は、 フォーマッ ト情報 が重畳された制御信号を宛先の 0 X 0装置 1 4 へ送信する。 〇乂〇装置1 4八は、 制御信号を受信し、 1\/1 11乂4〇及び光 3 \^/ 4 を介して光カブラ 4 に入力する。 光カブラ 4 9は、 その制御信号と、 この制御信号の特定波長 ス〇以外の光信号とを分離し、 制御信号のみを監視制御部 4 6 1へ出力する
[0076] ステップ 3 1 5において、 監視制御部 4 6 1は、 入力された制御信号に、 0 X 0装置 1 4八に接続されている光ファイバ 1 6による方路の情報 (第 1 方路 1 6 3 及び第 2方路 1 6 等の方路情報) を重畳して収容情報管理部 4 | に入力する。
[0077] ステップ 3 1 6において、 収容情報管理部 4 丨 は、 制御信号に重畳された フォーマッ ト情報と方路情報とを、 図 2に示すように、 0 6 4 I 3の該当欄 に書き込んで (登録して) 収容情報として記憶保持する。
[0078] ステップ 3 1 7において、 監視制御部 4 6 1は、 〇乂〇装置1 4八の丨 0 (0 X 0 ^® I 0) を特定波長ス〇の制御信号に重畳して、 日/〇変換部 4 1:、 光カブラ 4 V、 光 3 \^/ 0 1\/1 11乂4 〇を介してトランスボンダ 1 5 3 1へ送信する。
[0079] ステップ 3 1 8において、 トランスボンダ 1 5 3 1は、 受信信号が特定波 長ス〇の制御信号の場合に、 制御信号に重畳された 0 X 0装置 I 口を監視制 御部 5㊀ 1へ出力する。 \¥02020/175164 18 卩(:171?2020/005650
[0080] ステップ 3 1 9において、 監視制御部 5 6 1は、 入力された 0 X(3装置 I 口を収容情報管理部 5 丨 1へ出力する。 収容情報管理部 5 丨 1は、 上記ステ ップ 3 1 2での応答時にトランスボンダ 1 5 3 1へ通知した各情報に、 〇乂 〇装置丨 0を紐付けて 0巳 5 丨 3に保存する。
[0081 ] ステップ 3 2 0において、 監視制御部 5 6 1は、 上記保存が完了すると、 〇乂〇装置 1 4 に対して応答信号である 〇 信号を送信する。 この送信 後、 次のステップ3 2 1 と 3 2 2とが並列に処理され、 これらの処理後に事 前登録動作が終了する。
[0082] 即ち、 ステップ 3 2 1 において、 0 X(3装置 1 4八が、 八〇<信号を 乂4〇及び光 3 \^/ 4 を介して受信すると、 光 3 \^/ 4 を主信号である光信 号の選択モードに切り替える。
[0083] ステップ 3 2 2において、 トランスボンダ 1 5 3 1が、 上記ステップ 3 1
3で変更したレーザ波長 (特定波長ス〇) を、 変更前の主信号用の波長に切 り替ぇる。
[0084] <実施形態の効果>
本実施形態に係る光伝送システム 1 〇 の効果について説明する。 この光 伝送システム 1 〇 は、 通信装置としての端末機 1 9 3 , 1 9匕との間で伝 送される光信号の中継を行う トランスボンダ装置 (例えばトランスボンダ装 置 1 5 1) 間に、 光信号の波長パスの切替を行う複数の 0 X 0装置 1 4八 を光ファイバ 1 6で接続して集約して構成されている。
次に、 本実施形態の特徴構成について説明する。
[0085] (1) 0 X 0装置 1 4 は、 光ファイバ 1 6から入力される光信号が断と なる光入力断の検知時に、 光入力断となった光信号の波長を示す波長情 報と 、 光入力断が生じた光ファイバ 1 6の方路の方路情報とを出力する 0 3〇部 4〇1 1及び監視制御部 4 6 1の双方による第 1制御部を備える。 また、 〇乂 〇装置 1 4 は、 第 1制御部から出力された波長情報及び方路情 に応じて 、 光入力断に係る光信号の波長及び方路の双方 の情報と、 この双方の情報に 係る警報情報とを含む I 3信号 (警報信号) を生成する I 3生成部 4」 \¥02020/175164 19 卩(:171?2020/005650
を備える構成とした。
[0086] トランスボンダ装置 1 5 1は、 上記生成された 丨 3信号に含まれる双 方の情報及び警報情報を基に、 トランスボンダ装置 1 5 1の上流側の外部 障害を報知する八 I 3受信部 5 II 1及び監視制御部 5 6 1の双方による第 2 制御部を備える構成とした。
[0087] この構成によれば、 0 X ( 3装置 1 4八において、 光ファイバ 1 6からの光 入力断に係る光信号の波長と、 光信号が伝送される光ファイバ 1 6の方路と の双方の情報と、 双方の情報に係る警報情報とを含む I 3信号が生成され 、 この八 丨 3信号が 0 X 0装置 1 4八からトランスボンダ装置 1 5八 1 に通 知される。 トランスボンダ装置 1 5八 1では、 通知された八 丨 3信号に含ま れる上記双方の情報及び警報情報を基に、 トランスボンダ装置 1 5 1の上 流側の外部障害が検知できる。 このため、 0 X ( 3装置 1 4八に光ファイバ 1 6で接続されたトランスボンダ装置 1 5八 1 において、 〇乂〇装置1 4八で 検知された光入力断が上流側からの外部障害 に起因するか、 内部障害に起因 するかを適正に判別できる。
[0088] ( 2 ) 〇乂〇装置 1 4八とトランスボンダ装置 1 5八 1 とを接続している 光ファイバ 1 6に光カブラ 4 1 1 , 5 I 1 を介揷し、 八 丨 3生成部 4」で生 成された八 丨 3信号を、 光カブラ 4 丨 1 , 5 I 1 を介して、 〇乂〇装置 1 4 八 1からトランスボンダ装置 1 5八 1へ伝送する構成とした。
[0089] この構成によれば、 〇乂〇装置1 4八とトランスボンダ装置 1 5八 1 とを 接続している既存の光ファイバ 1 6に光カブラ 4 1 1 , 5 1 1 を介して、 八 I 3信号をトランスボンダ装置 1 5八 1 に伝送できる。 このため、 従来のよ うに〇乂〇装置 1 4八とトランスボンダ装置 1 5八 1 とを、 光ファイバ 1 6 とは別の !_八 1\1ケーブル等でケーブル接続して八 丨 3信号を伝送するといっ た、 コスト高となる構成が不要となる。 つまり、 0 X 0装置 1 4八の光入力 断が外部障害又は内部障害に起因することを トランスボンダ装置 1 5 1で 適正に判別できる構成を、 低コストで実現できる。
[0090] ( 3 ) トランスボンダ装置 1 5八 1は、 光ファイバ 1 6の方路の番号であ \¥02020/175164 20 卩(:171?2020/005650
る方路番号と、 方路に収容される光信号の波長である収容波 長と、 信号の送 信装置丨 口及び宛先装置丨 0である装置丨 0と、 トランスボンダ丨 0との各 情報を保存する口巳 5 丨 3を備える。 〇乂〇装置1 4 は、 065 ! 3に保 存された各情報が登録されて保存される口巳 4 丨 3を備える。 トランスポン ダ装置 1 5 1は、 0X0装置 1 4 との未接続状態から、 光ファイバ 1 6 を介した接続状態に移行した際に光入力断の 回復と判断し、 この判断後に、 固有の特定波長に変更した制御信号に、 065 1 3から読み込んだ各情報を 重畳して 0X0装置 1 4 へ送信する。 0X0装置 1 4 は送信されてきた 制御信号を受信し、 第 2制御部の制御によって、 受信された制御信号に重畳 された各情報を口巳4 丨 3に登録して保持する構成とした。
[0091] この構成によれば、 トランスボンダ装置 1 5八 1 に〇乂〇装置 1 4八が初 めて繫がった際に、 トランスボンダ装置 1 5八 1の 0巳 5 丨 3に保持された 収容波長、 装置丨 口及びトランスボンダ I 口の各情報を、 0X0装置 1 4八 の 0巳4 丨 3に登録して保持できる。 この保持後、 〇乂〇装置 1 4八の光入 力断に係る外部障害の発生を、 064 1 3に保持された各情報を用いてトラ ンスボンダ装置 1 5八 1 に通知可能となる。
[0092] その他、 具体的な構成について、 本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変 更が可能である。
符号の説明
[0093] 1 〇八 光伝送システム
1 4 0X ( 3装置
43, 4 X 光アンプ
4〇 01\/111乂
4 1 〇 3〇咅6
46 1 監視制御部
4」 収容情報管理部
4」 八 I 3生成部 \¥02020/175164 21 卩(:171?2020/005650
41< 1 , 41< 1 41: , 4リ 巳/〇変換部
4 「, 43 0/E変換部
4 I 1 , 4 I 门, 4 V 光カブラ
4 I 3 0巳
4〇 IV! II X
1 5八 1 , 1 5八门 トランスボンダ装置
53 1 , 532, 5门 1 , 5门 2 トランスボンダ
5 I 1 , 5 I 门 光カブラ
51< 1 , 5 k n 〇/巳変換部
5 h 1 , 5 h n 八 I 3受信部
56 1 , 5611 監視制御部
5 1 1 , 5 I n 収容情報管理部
5 丨 3 0巳
1 6 光ファイバケーブル
1 63 第 1方路
1 6匕 第 2方路
20 1 , 20 2, 20 a n 20 a n 端末機