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Patent Searching and Data


Title:
ORAL PREPARATION FOR IMPROVEMENT OF BIOAVAILABILITY OF CURCUMIN
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/025315
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a composition for increasing the amount of tetrahydrocurcumin, which is believed to be useful for the maintenance of good health or the amelioration of a disease condition, in a living body efficiently through oral intake. Specifically disclosed is an oral preparation for improving the bioavailability of a curcumin, which comprises a curcumin and a magnesium salt as active ingredients.

Inventors:
SAKAI YASUSHI
KAGAMI ERIKA
MORISHITA KOJI
Application Number:
PCT/JP2008/064886
Publication Date:
February 26, 2009
Filing Date:
August 21, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KYOWA HAKKO BIO CO LTD (JP)
SAKAI YASUSHI
KAGAMI ERIKA
MORISHITA KOJI
International Classes:
A61K31/121; A61K9/16; A61K9/20; A61K36/00; A61K36/18; A61K47/02; A61P3/06; A61P39/06
Foreign References:
CN1935006A2007-03-28
CN1969815A2007-05-30
JP2003002827A2003-01-08
JP2007063138A2007-03-15
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Claims:
 式(I)
[式(I)中、R 、R 、R およびR は、同一または異なって、水素、ヒドロキシまたは低級アルコキシを表す]で示されるクルクミン類(以下、単にクルクミン類という)およびマグネシウム塩を有効成分として含有する、クルクミン類のバイオアベイラビリティ向上用経口剤。
 クルクミン類がウコンに由来するクルクミン類である請求項1記載の経口剤。
 クルクミン類とマグネシウムの重量比が1:100~100:1である、請求項1または2記載の経口剤。
 顆粒剤または錠剤である請求項1~3のいずれか1項記載の経口剤。
 クルクミン類およびマグネシウム塩の有効量を、必要とする対象に経口投与することを含む、クルクミン類のバイオアベイラビリティ向上方法。
 クルクミン類がウコンに由来するクルクミン類である請求項5記載の方法。
 クルクミン類のバイオアベイラビリティ向上用経口剤の製造のための、クルクミン類およびマグネシウム塩の使用。
 クルクミン類がウコンに由来するクルクミン類である請求項7記載の使用。
 クルクミン類とマグネシウムの重量比が1:100~100:1である、請求項7または8記載の使用。
 経口剤が顆粒剤または錠剤である請求項7~9のいずれか1項記載の使用。
Description:
クルクミン類のバイオアベイラ リティ向上用経口剤

 本発明は、クルクミン類およびマグネシ ム塩を有効成分として含有する、クルクミ 類のバイオアベイラビリティ向上用経口剤 関する。

 クルクミンは、熱帯性のショウガ科ウコ 属に属する植物に含まれる黄色色素として く知られている。ウコンの根茎の乾燥粉末( ターメリック)およびその精製品であるクル ミンは、食品の着香料や着色料として用い れている。クルクミンは、抗酸化作用、抗 症作用、コレステロール低減作用、発癌抑 作用等の作用を示すことが知られており、 品由来の安全な薬効成分として用いられて る。

 クルクミンを経口摂取すると、腸管吸収を てテトラヒドロクルクミンに変換され、主 してテトラヒドロクルクミンとして血中に 出されること、また、静脈注射で投与され クルクミンの一部はテトラヒドロクルクミ に変換されることが知られており(非特許文 献1参照)、テトラヒドロクルクミンはクルク ンの生体内活性体と考えられている。
 テトラヒドロクルクミンは、クルクミンと 較してより強い抗酸化作用を示すことが知 れている(特許文献1、2、非特許文献2参照) また、テトラヒドロクルクミンには優れた 体内過酸化脂質増加抑制作用(特許文献3参照 )や血中中性脂肪上昇抑制作用(特許文献4参照 )が見出されている。従って、生体内のテト ヒドロクルクミン量を高めることは、健康 持や病状改善に有用と考えられる。

 クルクミンを含有する食品や食品素材は数 く知られているが、クルクミンのバイオア イラビリティを向上させ、その結果生体内 テトラヒドロクルクミン量を効率よく高め ものは知られていない。

特開平2-49747号公報

特開平2-51595号公報

特開平11-246398号公報

特開2003-2827号公報 「ゼノバイオティカ(Xenobiotica)」、1978年 第8巻、 p761 「バイオサイエンス・バイオテクノロジ ー・アンド・バイオケミストリー(Biosci. Biote ch. Biochem.)」、1995年、第59巻、p1609

 本発明の目的は、経口摂取により、健康 持や病状改善に有用と考えられるテトラヒ ロクルクミン類の生体内量を効率よく高め ための組成物を提供することにある。

 本発明は、以下(1)~(10)に関する。
 (1)式(I)

[式(I)中、R 、R 、R およびR は、同一または異なって、水素、ヒドロキシ または低級アルコキシを表す]で示されるク クミン類(以下、単にクルクミン類という)お よびマグネシウム塩を有効成分として含有す る、クルクミン類のバイオアベイラビリティ 向上用経口剤。
(2)クルクミン類がウコンに由来するクルクミ ン類である上記(1)の経口剤。
(3)クルクミン類とマグネシウムの重量比が1:1 00~100:1である、上記(1)または(2)の経口剤。
(4)顆粒剤または錠剤である上記(1)~(3)のいず か1つの経口剤。
(5)クルクミン類およびマグネシウム塩の有効 量を、必要とする対象に経口投与することを 含む、クルクミン類のバイオアベイラビリテ ィ向上方法。
(6)クルクミン類がウコンに由来するクルクミ ン類である上記(5)の方法。
(7)クルクミン類のバイオアベイラビリティ向 上用経口剤の製造のための、クルクミン類お よびマグネシウム塩の使用。
(8)クルクミン類がウコンに由来するクルクミ ン類である上記(7)の使用。(9)クルクミン類と マグネシウムの重量比が1:100~100:1である、上 (7)または(8)の使用。
(10)経口剤が顆粒剤または錠剤である上記(7)~( 9)のいずれか1つの使用。

 本発明により、クルクミン類およびマグ シウム塩を有効成分として含有する、クル ミン類のバイオアベイラビリティ向上用経 剤を提供することができる。該経口剤を摂 することにより、式(II)

[式(II)中、R 、R 、R 及びR は、同一又は異なって、水素、ヒドロキシ又 は低級アルコキシを表す]で示されるテトラ ドロクルクミン類(以下、単にテトラヒドロ ルクミン類という)の生体内量を効率よく高 めることができる。

図1は、クルクミンのバイオアベイラビ リティ向上効果を表すグラフである。縦軸は 血中のテトラヒドロクルクミン濃度(μg/mL)を 横軸はクルクミンおよび硫酸マグネシウム 与後の経過時間を示す。

 式(I)および式(II)におけるR 、R 、R およびR の低級アルコキシのアルキル部分は、炭素数 1~6の直鎖あるいは分岐のアルキルであり、例 えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピ ル、ブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチ ル、ヘキシル等があげられる。アルコキシと しては、炭素数1~2のメトキシ、エトキシが好 ましい。式(I)において、R およびR としては、ヒドロキシである化合物が好まし い。

 具体的なクルクミン類としては、U1[ディ ェルロイルメタン(diferuloyl methane)、 (E,E)-1, 7-bis(4-hydroxy-3-methoxyphenyl)-1,6-heptadiene-3,5-dione、 以後単にクルクミンというときもある]、U2[ ィメトキシクルクミン(demethoxycurcumin )、bis(4 -hydroxy-3-methoxycinnamoyl)methane]、U3[ビスディメト キシクルクミン(bisdemethoxycurcumin)、bis(4-hydroxyc innamoyl)methane]、DMU1[(E,E)-1,7-bis(3,4-dimethoxyphenyl)- 1,6-heptadiene-3,5-dione]、DHU1[(E,E)-1,7-Bis(3,4-dihydroxy phenyl)-1,6-heptadiene-3,5-dione]等があげられるが、 U1、U2、U3およびDHU1が好ましく、U1およびDHU1 特に好ましい。

 上記のクルクミン類は公知の物質である。 ルクミン類は、ショウガ科ウコン属植物に まれる黄色色素であり、該植物の根茎の乾 粉末およびそれから精製したクルクミン類 市販されている。
 ショウガ科ウコン属植物としては、ウコン 春ウコン、クスリウコン、バンウコン、オ ウコン、カジュツ、ムラサキガジュツ、マ ゴーガジュツ等があげられる。

 本発明で用いられるマグネシウム塩として 特に制限はないが、例えば酸化マグネシウ 、炭酸マグネシウム、塩化マグネシウム、 酸マグネシウム、クエン酸マグネシウム、 酸マグネシウム、ステリン酸マグネシウム があげられる。これらのマグネシウム塩は 独で用いてもよいし、2以上の塩を適宜組み 合わせて用いてもよい。
 また、マグネシウム塩の代りにマグネシウ を豊富に含むことが知られている食品素材 用いても良い。該食品素材としては、例え にがり、ドロマイト等があげられる。

 本発明の経口剤中の、クルクミン類とマグ シウムとの組成比は、重量比で1:100~100:1、 ましくは1:50~50:1、特に好ましくは10:1~1:10で る。
 また、本発明の経口剤は、クルクミン類と グネシウム塩とを、同一の経口剤に含有す ように調製してもよいが、それぞれ別々の 口剤を製造し、キットまたはセット形態の 口剤(以下、単にキット等ともいう)として いてもよい。

 キット等に含まれる各経口剤は、それぞれ 個に存在する形態であれば、いずれの状態 存在してもよい。例えば、それぞれの経口 が別個に包装されていてもよいし、同一の 器内に混在されていてもよい。
 キット等に含まれる各経口剤を別々に投与 たは摂取する場合は、経口剤中の有効成分 体内で高い効力を有する時間内に投与する とが望ましい。例えば、1回の投与または摂 取につき、2時間以内、好ましくは30分以内に 全ての経口剤を投与または摂取する。

 本発明の経口剤としては、クルクミン類お びマグネシウム塩をそのまま投与または摂 することも可能であるが、通常各種の製剤 して提供するのが望ましい。
 製剤は、有効成分としてクルクミン類およ マグネシウム塩を含有するが、更に任意の 効成分を含有していてもよい。また、それ 製剤は、有効成分を薬理学的に許容される 種またはそれ以上の担体と一緒に混合し、 剤学の技術分野においてよく知られている 意の方法により製造される。

 本発明の経口剤を製剤化する際には、例え 賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、分散剤 懸濁剤、乳化剤、希釈剤、緩衝剤、抗酸化 、細菌抑制剤等の添加剤を用いることがで る。
 経口剤の剤形としては、例えば錠剤、散剤 顆粒剤、乳剤、シロップ剤、カプセル剤等 あげられるが、錠剤または顆粒剤が好まし 。

 例えば、経口剤の剤形が錠剤、散剤、顆 剤等の場合には、乳糖、白糖、ブドウ糖、 糖、マンニトール、ソルビトール等の糖類 バレイショ、コムギ、トウモロコシ等の澱 、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸 素ナトリウム、塩化ナトリウム等の無機物 カンゾウ末、ゲンチアナ末等の植物末等の 形剤、澱粉、寒天、ゼラチン末、結晶セル ース、カルメロースナトリウム、カルメロ スカルシウム、炭酸カルシウム、炭酸水素 トリウム、アルギン酸ナトリウム等の崩壊 、ステアリン酸マグネシウム、タルク、水 添加植物油、マクロゴール、シリコン油等 滑沢剤、ポリビニールアルコール、ヒドロ シプロピルセルロース、メチルセルロース エチルセルロース、カルメロース、ゼラチ 、澱粉のり液等の結合剤、脂肪酸エステル の界面活性剤、グリセリン等の可塑剤など 添加して製剤化することができる。

 経口剤の剤形がシロップ剤等の液体調製 である場合は、水、蔗糖、ソルビトール、 糖等の糖類、ポリエチレングリコール、プ ピレングリコール等のグリコール類、ごま 、オリーブ油、大豆油等の油類、p-ヒドロ シ安息香酸エステル類等の防腐剤、ストロ リーフレーバー、ペパーミント等のフレー ー類などを添加して製剤化することができ 。

 また、本発明の経口剤には、一般に飲食品 用いられる添加剤、例えば甘味料、着色料 保存料、増粘安定剤、酸化防止剤、発色剤 漂白剤、防かび剤、ガムベース、苦味料、 素、光沢剤、酸味料、調味料、乳化剤、強 剤、製造用剤、香料、香辛料抽出物等が添 されてもよい。
 本発明の経口剤は、そのまま、または例え 粉末食品、シート状食品、瓶詰め食品、缶 食品、レトルト食品、カプセル食品、タブ ット状食品、流動食品、ドリンク剤等の形 として、健康食品、機能性食品、栄養補助 品、特定保健用食品等の飲食品として用い もよい。

 本発明の経口剤中のクルクミン類およびマ ネシウム塩の濃度は、製剤の種類、当該製 の投与または摂取により期待する効果等に じて適宜選択されるが、クルクミン類およ マグネシウム塩として、通常は0.1~100重量% 好ましくは0.5~80重量%、特に好ましくは1~70重 量%である。
 本発明の経口剤を投与または摂取する場合 投与量および投与回数は、投与形態、被投 者の年齢、体重等により異なるが、通常、 人一日当り、クルクミン類およびマグネシ ム塩として通常は50mg~30g、好ましくは100mg~10 g、特に好ましくは200mg~3gとなるように一日一 回ないし数回投与する。

 投与期間は、特に限定されないが、通常は1 日間~1年間、好ましくは1週間~3ヶ月間である
 なお、本発明の経口剤は、ヒトだけでなく ヒト以外の動物(以下、非ヒト動物と略す) 対しても使用することができる。
 非ヒト動物としては、ほ乳類、鳥類、は虫 、両生類、魚類等に属するヒト以外の動物 好ましくはほ乳類に属するヒト以外の動物 あげることができる。

 非ヒト動物に投与する場合の投与量は、動 の年齢、種類、症状の性質もしくは重篤度 により異なるが、通常、体重1kg1日当たり、 クルクミン類およびマグネシウムとして通常 は1~600mg、好ましくは2~200mg、より好ましくは4 ~60mgとなるように一日一回ないし数回投与す 。
 投与期間は、特に限定されないが、通常は1 日間~1年間、好ましくは1週間~3ヶ月間である

 本発明の経口剤を投与または摂取すること より、同量のクルクミン類を経口投与また 摂取した場合と比較して、クルクミン類の イオアベイラビリティを向上させることが きる。
 クルクミン類は腸管吸収を経てテトラヒド クルクミンに変換され、主としてテトラヒ ロクルクミンとして血中に検出される。

 すなわち、本発明の経口剤を投与または摂 することにより、同量のクルクミン類を経 投与または摂取した場合と比較して、生体 テトラヒドロクルクミン類の量を高めるこ ができる。
 以下に、本発明の経口剤による、クルクミ 類のバイオアベイラビリティ向上効果を調 た試験例を示す。
試験例
 60匹の5週齢の雄性SDラットを1週間予備飼育 た後に24 時間絶食させ、4群に分けた。

 硫酸マグネシウム(硫酸マグネシウム(7水 物)、マグネシウム含量9.9%、関東化学社製) 0mg/mL、5mg/mL、15mg/mL、50mg/mLの濃度で0.5%のメ ルセルロース水溶液に溶解したものを作製 、それぞれの硫酸マグネシウム溶液にクル ミン(キシダ化学社製)を50mg/mLとなるよう懸 し、ラット体重100g あたり1mLを経口投与し 。すなわち、クルクミンは全ての群で500mg/k g体重、硫酸マグネシウムはそれぞれ0、50、15 0、500mg/kg体重を投与した。

 投与後0.5、1、2、4および8時間後に、ネンブ タール麻酔下で血液を採取した。血液は採血 管(ベノジェクトIIオートセップ、テルモ社製 )に採血して氷上に1時間静置し、その後4℃、 3000rp mで10分間遠心分離(05PR-22、日立社製)を うことにより血清を得た。
 1サンプルあたり血清の2倍量の10mMリン酸緩 液(pH5.0)を加えて混和し、この溶液200μlに対 し2%アスコルビン酸、0.01% EDTA/10mM リン酸緩 液(pH5.0)を200μl加え、更にβ-グルクロニダー ゼ(和光純薬社製)を500units,サルファターゼ(シ グマ-アルドリッチ社製)を40units を加えた。 分に混和した後37℃で45分間加温した。さら に酢酸エチル1mlを加えてよく混ぜ、3500rpmで15 分遠心分離し(CR15D、日立社製)、酢酸エチル 700μlを採取し、濃縮・乾固したものにメタ ールを50μl加え、分析用サンプルとした。

 分析用サンプル中のテトラヒドロクルクミ の定量は、HPLCを用いた以下の条件で実施し た。
HPLC分析条件:
カラム:ODS 120A S-5(AM312、YMC社製);
溶媒:アセトニトリルー水(50:50、V/V)(含0.05%ト フルオロ酢酸);
流速:1 ml/分;
検出:280 nm
 結果を図1に示す。

 さらに、薬物などのバイオアベイラビリテ を比較するのに有用な指標である血中濃度 間曲線下面積(AUC;area under the blood concentrat ion - time curve、血中濃度と時間で囲まれた 積)について、HPLCによる分析結果から近似値 を計算した。
 結果を表1に示す。

 表1より、投与した硫酸マグネシウムの量依 存的にAUCが高まり、クルクミン類のバイオア ベイラビリティが向上することが明らかとな った。
 以下に、本発明の実施例を示す。

顆粒剤
 プルラン (食添プルランPF-20、林原社製)の5 %水溶液をバインダーとして用い、マルチト ル(東和化成社製、食品用50mesh)180gとウコン 出物(クルクミンC3コンプレックス、サビン ジャパン社製)2g、酸化マグネシウム(サンマ 協和、協和ウエルネス社製)10gの混合物を流 動層造粒機(FL-MINI型、フロイント産業社製)で 造粒する。得られた造粒物200gに、酸味料(ク ン酸、磐田化学社製)6g、甘味料(アスパルテ ーム)2g、香料(グレープフルーツ香料、SFグレ ープフルーツJP、三栄源FFI社製)6gを混合し、 レープフルーツ味の顆粒を製造する。

錠剤
 プルラン (食添プルランPF-20、林原社製)の5 %水溶液をバインダーとして用い、マルチト ル(東和化成社製、食品用50mesh)480gとウコン 出物(クルクミンC3コンプレックス、サビン ジャパン社製)20g、酸化マグネシウム(サンマ グ協和、協和ウエルネス社製)100gの混合物を 動層造粒機(FL-MINI型、フロイント産業社製) 造粒する。得られた造粒物600gに、ショ糖脂 肪酸エステル(DKエステル20W、第一工業化学社 製)18gを混合し、直径9mm、300mgの錠剤を圧縮成 形する(単発式圧縮成形機、菊水竪型成形機6B -2M)。

 本発明により、クルクミン類およびマグ シウム塩を有効成分として含有する、クル ミン類のバイオアベイラビリティ向上用経 剤を提供することができる。




 
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