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Title:
ORNAMENTAL AND ARTIFICIAL NAIL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/139661
Kind Code:
A1
Abstract:
Artificial nail (1,11,21) composed of chip (2,12) to be fixed onto the nail of finger or toe (6) and, mounted thereon, ornamental (3,13), characterized in that the chip (2,12) consists of a metal, and that the ornamental (3,13) has gem (4,14a,14b,14c), and that the gem (4,14a,14b,14c) is fixed on the chip (2,12) by means of locking nail part (5,16a,16b,16c) unified with the chip (2,12).

Inventors:
KOBAYASHI MASAHIKO (JP)
NAKAO YASUTAKA (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/074697
Publication Date:
November 20, 2008
Filing Date:
December 21, 2007
Export Citation:
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Assignee:
SEIWA CO LTD (JP)
KOBAYASHI MASAHIKO (JP)
NAKAO YASUTAKA (JP)
International Classes:
A45D31/00; A44C17/02; A44C25/00; A44C27/00
Foreign References:
JP3088930U2002-10-04
JPS6285116U1987-05-30
JPH0412963B21992-03-06
JPS629914U1987-01-21
JPS63191916U1988-12-09
JP3124105U2006-08-03
JP2000229011A2000-08-22
Attorney, Agent or Firm:
KITAMURA, Chikahiko (8-5 Iidabashi 2-chom, Chiyoda-kuTokyo 72, JP)
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Claims:
 手足の指の爪に取り付けられるチップ上に装飾体が設けられて構成された付け爪であって、
 前記チップは金属により形成され、前記装飾体は宝石を備えており、該宝石は、前記チップと一体化された係止爪部により前記チップに固定されていることを特徴とする付け爪。
 前記係止爪部は、前記宝石を型の所定位置にセットした状態で、該型の内部に溶融した貴金属を流し込んだ後、該貴金属を冷却することにより形成されるようになっている請求項1に記載の付け爪。
 前記係止爪部は、前記チップの所定位置に切欠部を形成し、該切欠部に前記宝石を嵌め込んだ後、該切欠部の内周部分に所定の加工を施すことにより形成されるようになっている請求項1に記載の付け爪。
 手足の指の爪に取り付けられるチップ上に装飾体が設けられて構成された付け爪であって、
 前記チップは金属により形成され、前記装飾体は、複数の宝石と、該各宝石を一体に固定する台座部とから構成され、前記各宝石は前記台座部と一体化された係止爪部により前記台座部に固定され、該台座部は前記チップに溶接されていることを特徴とする付け爪。
 手足の指の爪上又は該爪に取り付けられるチップ上に取り付けられる装飾体であって、
 前記爪上又は前記チップ上に配置される金属製の台座部と、該台座部と一体に形成され、宝石を保持可能な宝石保持部とを備え、前記台座部の外周には固定剤を盛るための固定部が形成されていることを特徴とする装飾体。
 平面視で前記台座部が前記宝石保持部より横方向に突出しないように構成されている請求項5に記載の装飾体。
 前記宝石保持部は脚部を介して前記台座部と一体に形成されている請求項6に記載の装飾体。
 請求項5~7のいずれか1の請求項に記載の装飾体が合成樹脂製のチップ上に設けられていることを特徴とする付け爪。
 前記固定剤は、スカルプ又はジェルである請求項5~8のいずれか1の請求項に記載の付け爪。
Description:
装飾体及び付け爪

 本発明は、手足の指の爪上又は該爪に取 付けられるチップ上に取り付けられる装飾 、及び該装飾体がチップ上に設けられた付 爪に関する。

 近年、特に若い女性の間において、手や の指の爪を装飾する装身具として、付け爪 広く普及している。

 この種の従来の付け爪は、指の爪の外形に うように曲成された合成樹脂製で薄板状の ップの外表面に着色塗料によりペインティ グしたり、或いは、前記チップ上に装飾材 を接着したりすることにより構成されてお 、前記チップは、両面接着テープや接着剤 により爪に取り付けられるようになってい 。(例えば、特許文献1参照)。

実用新案登録第3124105号公報

 しかしながら、上記した従来の付け爪は 合成樹脂製であるため、耐久性に乏しく、 旦爪から剥がすと、変形してしまい、再利 できなくなるおそれがあった。

 また、チップ上にペインティングや装飾 料を接着することにより装飾を施している め、ペインティングが変色したり、装飾材 が脱落したりするおそれがあった。

 さらに、安っぽく見えるため、用途が限 されるといった問題もあった。

 本発明は、上記した課題を解決すべくな れたものであり、装飾が変色したり、脱落 たりすることがなく、耐久性を高め、何度 再利用することができる付け爪を提供する とを目的とするものである。

 上記した目的を達成するため、本発明は 手足の指の爪に取り付けられるチップ上に 飾体が設けられて構成された付け爪であっ 、前記チップは金属により形成され、前記 飾体は宝石を備えており、該宝石は、前記 ップと一体化された係止爪部により前記チ プに固定されていることを特徴とする。

 本発明に係る付け爪において、前記係止 部は、前記宝石を型の所定位置にセットし 状態で、該型の内部に溶融した貴金属を流 込んだ後、該貴金属を冷却することにより 成されるようになっていてもよい。

 また、前記係止爪部は、前記チップの所 位置に切欠部を形成し、該切欠部に前記宝 を嵌め込んだ後、該切欠部の内周部分に所 の加工を施すことにより形成されるように っていてもよい。

 また、本発明は、手足の指の爪に取り付 られるチップ上に装飾体が設けられて構成 れた付け爪であって、前記チップは金属に り形成され、前記装飾体は、複数の宝石と 該各宝石を一体に固定する台座部とから構 され、前記各宝石は前記台座部と一体化さ た係止爪部により前記台座部に固定され、 台座部は前記チップに溶接されていること 特徴とする。

 さらに、本発明は、手足の指の爪上又は 自爪に取り付けられるチップ上に取り付け れる装飾体であって、前記爪上又は前記チ プ上に配置される金属製の台座部と、該台 部と一体に形成され、宝石を保持可能な宝 保持部とを備え、前記台座部の外周には固 剤を盛るための固定部が形成されているこ を特徴とする。

 また、前記装飾体は、平面視で前記台座 が前記宝石保持部より横方向に突出しない うに構成されていてもよく、さらに、前記 石保持部は脚部を介して前記台座部と一体 形成されていてもよい。

 さらにまた、本発明は、前記装飾体が合 樹脂製のチップ上に設けられていることを 徴とする付け爪であってもよく、さらに、 記固定剤は、スカルプ又はジェルであって よい。

 本発明によれば、装飾体がチップと一体 された係止爪部によりチップに固定されて るため、或いは、貴金属製の台座部に宝石 固定されることにより装飾体が構成されて るため、爪から剥がしてもチップが変形し り、装飾体が変色したり、或いは脱落した することがない。したがって、耐久性を高 ることができ、何度も再利用することがで る。

本発明の第1の実施の形態に係る付け爪 を示す平面図である。 図1のA-A断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る付け爪 を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る付け爪 を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る付け爪 の装着体を示す平面図である。 図5のA-A矢視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る付け爪 の装飾体の変形例を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る付け爪 の装飾体の変形例を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る付け爪 の装飾体の別の変形例を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る付け の装飾体のさらに別の変形例を示す平面図 ある。 本発明の第3の実施の形態に係る付け の装飾体のさらに別の変形例を示す側面図 ある。 本発明の第3の実施の形態に係る付け の装飾体のさらに別の変形例を示す平面図 ある。 本発明の第3の実施の形態に係る付け の装飾体のさらに別の変形例を示す側面図 ある。 本発明の第3の実施の形態に係る付け の装飾体のさらに別の変形例を示す平面図 ある。 本発明の第3の実施の形態に係る付け の装飾体のさらに別の変形例を示す側面図 ある。

 以下、図面を参照しつつ、本発明の実施 形態について説明する。

 先ず、図1及び図2を参照しつつ、本発明 第1の実施の形態に係る付け爪について説明 る。ここで、図1は本発明の実施の形態に係 る付け爪を示す平面図であり、図2は図1のA-A 面図である。

 本実施の形態に係る付け爪1は、手又は足 の指6の爪に取り付けられるチップ2と、チッ 2上に固定される装飾体3とから構成されて る。

 チップ2は、貴金属製で薄板状を成し、指 6の爪の外形に合うように曲成されており、 ップ2の裏面側に取り付けられた両面接着テ プや塗布された接着剤等によって、爪に接 されるようになっている。

 装飾体3は、宝石4を備えており、宝石4は チップ2と一体化された係止爪部5によりチ プ2に固定されるようになっている。

 このような構成を備えた付け爪1を製造す る場合には、宝石4を型(図示省略)の所定位置 にセットした状態で、該型の内部に溶融した 貴金属を流し込む。その後、該貴金属を冷却 し、これにより形成された係止爪部4により 石4の上部周縁部を係止し、宝石4をチップ2 固定する。

 なお、本実施の形態に係る付け爪1の製造 方法は、上記した製造方法に限定されるもの ではなく、例えば、チップ2の所定位置に溝 孔等の切欠部を形成し、該切欠部に宝石4を め込んだ後、該切欠部の内周部分に沿って レス加工する等、該切欠部の内周部分に所 の加工を施すことにより、係止爪部4を形成 し、この係止爪部4により宝石の上部周縁部 係止し、宝石4をチップ2に固定したりするこ とも可能である。

 次に、図3を参照しつつ、本発明の第2の 施の形態に係る付け爪について説明する。 こで、図3は本発明の第2の実施の形態に係る 付け爪を示す断面図である。

 本実施の形態に係る付け爪11は、手又は の指の爪に取り付けられるチップ12と、チッ プ12上に固定される装飾体13とから構成され いる。

 チップ12は、貴金属製で薄板状を成し、 の爪の外形に合うように曲成されており、 ップ12の裏面側に取り付けられた両面接着テ ープや塗布された接着剤等によって、爪に接 着されるようになっている。

 装飾体13は、複数(図3では3個)の宝石14a,14b ,14cと、これらの各宝石14a,14b,14cを一体に固定 する台座部15とから構成されている。台座部1 5は貴金属製であり、各宝石14a,14b,14cは台座部 15と一体化された係止爪部16により台座部15に 固定されている。

 このような構成を備えた付け爪11を製造 る場合には、各宝石14a,14b,14cを型(図示省略) 所定位置にセットした状態で、該型の内部 溶融した貴金属を流し込む。その後、該貴 属を冷却し、これにより形成された係止爪 16により各宝石4の上部周縁部を係止し、各 石14a,14b,14cをチップ台座部15に固定する。

 その後、このように各宝石14a,14b,14cを固 した台座部15を溶接によりチップ12上の所定 置に固定する。

 なお、各宝石14a,14b,14cを台座部15に固定す る方法は、上記した方法に限定されるもので はなく、例えば、チップ12の所定位置に孔や 等の切欠部を形成し、該切欠部に各宝石14a, 14b,14cを嵌め込んだ後、該切欠部の内周部分 沿ってプレス加工する等、該切欠部の内周 分に所定の加工を施すことにより、係止爪 16を形成し、この係止爪部16により各宝石14a, 14b,14c上部周縁部をそれぞれ係止し、各宝石14 a,14b,14cを台座部15に固定したりすることも可 である。

 このように上記した第1及び第2の実施の 態に係る付け爪1,11は、チップ2,12が貴金属製 であると共に、装飾体3,13(宝石4,14a,14b,14c)が ップ2,12と一体化された係止爪部5,16によりチ ップ2,12に固定されているため、爪から剥が てもチップが変形したり、装飾体が変色し り、或いは脱落したりすることがない。し がって、耐久性を高めることができ、何度 再利用することができる。

 また、装飾体3,13が宝石4,14a,14b,14cにより 成されているため、高級感を演出し、利用 囲の拡大化を図ることができる。

 さらに、チップ2,12を貴金属製とすると共 に、装飾体3,13を宝石4,14a,14b,14cにより構成す ことにより、デザインのオーダーをするこ が可能となり、鑑定機関にて鑑定書または 別書の発行ができる程度に、新しく美しい 値あるひとつのアクセサリとして商品化す ことが可能となる。さらにまた、製品を溶 してリフォームすることもでき、何度でも った形態に再生することができ、古い指輪 ネックレスを溶かして付け爪1,11として再生 することも可能となる。

 次に、図4~6を参照しつつ、本発明の第3の 実施の形態に係る付け爪について説明する。 ここで、図4は本発明の第3の実施の形態に係 付け爪を示す平面図、図5は同付け爪の装着 体を示す平面図、図6は図5のA-A矢視図である

 本実施の形態に係る付け爪21は、手又は の指の爪に取り付けられるチップ22と、チッ プ22上に固定される装飾体23とから構成され いる。

 チップ22は、合成樹脂製で薄板状を成し 指の爪の外形に合うように曲成されており チップ22の裏面側に取り付けられた両面接着 テープや塗布された接着剤等によって、爪に 接着されるようになっている。

 装飾体23は、矩形薄板状で貴金属製の台 部24と、該台座部24と一体化された係止爪部2 5により台座部24上に固定される宝石28とを備 ており、ユニット化されている。台座部24 、チップ22の外形に沿って曲成されており、 外周には固定剤26を盛るための固定部27が鍔 に形成されている。なお、固定剤26としては 、スカルプ又はジェルを使用するのが好まし い。

 このような構成を備えた付け爪21を製造 る場合には、装飾体23をチップ22上の所定位 に配置した状態で、図6において二点鎖線で 示すように、固定部27上及び該固定部27近傍 チップ22上に固定剤26を盛るように塗布し、 飾体23をチップ22上に固定する。

 このように上記した第3の実施の形態に係 る付け爪21は、装飾体23が貴金属製であると に台座部24と一体化された係止爪部25により 石28が装飾体23に固定されているため、装飾 体23を爪から剥がしても装飾体23が変色した 、或いは変形したりすることがない。また 装飾体23はスカルプ又はジェル等の固定剤26 固定部27に盛ることによってチップ22上に固 定されているため、取り付け及び取り外し作 業が簡素化される。したがって、耐久性を高 めることができると共に、何度も再利用を図 ることができる。

 また、装飾体23が宝石28により構成されて いるため、高級感を演出し、利用範囲の拡大 化を図ることができる。

 さらに、装飾体23を貴金属製とすると共 、装飾体23を宝石28により構成することによ 、デザインのオーダーをすることが可能と り、鑑定機関にて鑑定書または鑑別書の発 ができる程度に、新しく美しい価値あるひ つのアクセサリとして商品化することが可 となる。さらにまた、製品を溶かしてリフ ームすることもでき、何度でも違った形態 再生することができ、古い指輪やネックレ を溶かして付け爪21として再生することも 能となる。

 なお、装飾体23は、上記した第3の実施の 態で説明した形状や構造に限定されるもの はなく、例えば、図7及び図8に示すように チップ22の外形に沿って僅かに曲成された円 形板状の台座部31と、平面視で該台座部31が 方向に突出しないように該台座部31と一体化 され、上縁部に形成された係止爪部32により1 個の宝石33を保持可能なカップ状の宝石保持 34とにより構成したり、或いは、図9に示す うに、チップ22の外形に沿って僅かに曲成 れた円形板状の台座部35と、平面視で該台座 部35が横方向に突出しないように該台座部35 一体化され、係止爪部36により放射状に3個 宝石を保持可能なカップ状の宝石保持部37と により構成したり、或いは、図10及び図11に すように、チップ22の外形に沿って僅かに曲 成された円形板状の台座部38と、該台座部38 中心部に立設された脚部39を介して平面視で 該台座部38が横方向に突出しないように該台 部38と一体化され、係止爪部50により放射状 に6個の宝石を保持可能な六角板状の宝石保 部40とにより構成したり、或いは、図12及び 13に示すように、チップ22の外形に沿って僅 かに曲成された3個の円形板状の台座部41a,41b, 41cと、該各台座部41a,41b,41cの中心部に立設さ た脚部42a,42b,42cを介して平面視で該台座部41 a,41b,41cが横方向に突出しないように該台座部 41a,41b,41cと一体化され、上面に9個の半球状の 飾り体43が形成されていると共に大小5個の宝 石を保持可能な王冠状平面を有する宝石保持 部44とにより構成したり、或いは、チップ22 外形に沿って僅かに曲成された4個の円形板 の台座部45a,45b,45c,45dと、該各台座部45a,45b,45 c,45dの中心部に立設された脚部46a,46b,46c,46dを して平面視で該台座部45a,45b,45c,45dが横方向 突出しないように該台座部45a,45b,45c,45dと一 化され、係止爪部47により3個の宝石を保持 能な楕円板状の宝石保持部48とにより構成 たりしてもよい。

 このように装飾体を図7~図15に示すように 構成することにより、平面視で台座部31,35,38, 41a,41b,41c,45a,45b,45c,45dが宝石保持部34,37,40,44,48 り横方向に突出せず、台座部31,35,38,41,45の 面積を宝石保持部34,37,40,44,48より小さくする ことができるため、装飾体の貴金属の使用量 を最小限に抑え、経済性を高めることができ ると共に、装飾体を密集して配置させる等、 装飾体の配置密度を自由に設定することがで き、デザインの自由度を高めることができる 。

 また、上記した第3の実施の形態では、装 飾体23がチップ22上に固定される場合につい 説明したが、本発明はこの形態に限定され ものではなく、装飾体23が固定剤26により手 の指の爪上に直接固定されるように構成さ ていてもよい。

 さらに、チップ2,12,22や装飾体13,23の材質 、上記した貴金属に限定されるものではな 、チタン等の貴金属以外の金属を使用して よく、また、装飾体23の台座部24は、メッシ ュ状に形成してこのメッシュ孔に宝石28を取 付けるように構成する等、各種変更が可能 ある。

 さらにまた、宝石4,14a,14b,14cは、本物の宝 石の他、ジルコニア、スワロフスキー等の人 工的な素材や、貝殻、動物の角や歯等の天然 素材を使用することもできる。