Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
PAPER SHEET IDENTIFICATION DEVICE AND PAPER SHEET IDENTIFICATION METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/026286
Kind Code:
A1
Abstract:
A paper sheet identification device for detecting a stain of a paper sheet and identifying the condition of the stain. The paper sheet identification device has an area storage section (12)for previously storing, as a target detection area, a target stain-detection area on a paper sheet, a pixel number storage section (11) for storing, as a standard pixel number functioning as a value for comparison, the number of pixels of an image printed in the target detection area, an image reading section (13) for reading, based on the target detection area stored in the area storage section, the image on the target detection area on the paper sheet, a pixel number detection section (14) for detecting, as a read pixel number, the number of pixels of the image read by the image reading section, and a calculation section (15) for making comparison between the read pixel number detected by the pixel number detection section and the standard pixel number stored in the pixel number storage section and calculating a stain value representing a stain condition on the target detection area on the paper sheet.

Inventors:
HAMASAKI, Hiroki (3-1 Shimoteno 1-chome, Himeji-sh, Hyogo 67, 6708567, JP)
濱崎 寛樹 (〒67 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グローリー工業株式会社内 Hyogo, 6708567, JP)
KASUYA, Tomohiko (3-1 Shimoteno 1-chome, Himeji-sh, Hyogo 67, 6708567, JP)
Application Number:
JP2006/317233
Publication Date:
March 06, 2008
Filing Date:
August 31, 2006
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
GLORY LTD. (3-1 Shimoteno 1-chome, Himeji-shi Hyogo, 67, 6708567, JP)
グローリー工業株式会社 (〒67 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 Hyogo, 6708567, JP)
HAMASAKI, Hiroki (3-1 Shimoteno 1-chome, Himeji-sh, Hyogo 67, 6708567, JP)
濱崎 寛樹 (〒67 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グローリー工業株式会社内 Hyogo, 6708567, JP)
International Classes:
G07D7/00; G06T1/00
Attorney, Agent or Firm:
NAKATSUJI, Shiro (Sakai International Patent Office, Kasumigaseki Building2-5, Kasumigaseki 3-chom, Chiyoda-ku Tokyo 19, 1006019, JP)
Download PDF:
Claims:
 紙葉類の汚損を検出して前記紙葉類の汚損状態を識別する紙葉類識別装置において、
 前記紙葉類上で汚損の検出対象となるエリアを検出対象エリアとして予め記憶するエリア記憶部と、
 前記検出対象エリアに印刷されている画像の画素数を比較する際の基準値となる基準画素数として予め記憶する画素数記憶部と、
 前記エリア記憶部が記憶する検出対象エリアに基づいて、前記紙葉類から前記検出対象エリア上の画像を読み取る画像読取部と、
 前記画像読取部が読み取った画像の画素数を読み取り画素数として検出する画素数検出部と、
 前記画素数検出部が検出した読み取り画素数と前記画素数記憶部が記憶する基準画素数とを比較して、前記紙葉類の前記検出対象エリア上の汚損状態を示す汚損値を算出する算出部と、
 を備えることを特徴とする紙葉類識別装置。
 前記検出対象エリア上での汚損の有無を判定する際に汚損有無の判定基準となる基準汚損値を予め記憶する基準汚損値記憶部と、
 前記算出部が算出した汚損値と前記基準汚損値記憶部が記憶する基準汚損値とに基づいて、前記検出対象エリア上での汚損の有無を判定する判定部と、
 をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
 前記紙葉類の種類を判別する紙葉類種別判別部をさらに備え、
 前記画像読取部は、前記紙葉類種別判別部が判別した紙葉類の種類に応じた検出対象エリアの画像を前記紙葉類から読み取るとともに、前記算出部は、前記紙葉類種別判別部が判別した紙葉類の種類に応じた基準画素数と前記読み取り画素数とを比較して前記汚損値を算出することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
 前記判定部は、前記算出部が算出した汚損値と前記紙葉類種別判別部が判別した紙葉類の種類に応じた基準汚損値とに基づいて、前記検出対象エリア上での汚損の有無を判定することを特徴とする請求項3に記載の紙葉類識別装置。
 前記検出対象エリアは、前記紙葉類上で肖像画が描かれた領域であることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
 前記画像読取部が複数の検出対象エリア上から各検出対象エリアに対応する画像を読み取る場合、
 前記判定部は、前記検出対象エリア毎の重要度に応じて前記各検出対象エリア上の汚損の有無を判定することを特徴とする請求項2に記載の紙葉類識別装置。
 前記紙葉類の汚損状態の識別結果を表示する表示部をさらに備え、
 前記表示部は前記紙葉類の汚損状態の識別結果として前記検出対象エリア上での汚損の有無の判定結果を表示することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
 前記表示部は、前記算出部が算出した汚損値を表示することを特徴とする請求項7に記載の紙葉類識別装置。
 前記検出対象エリアは、前記紙葉類上の印刷原点を基準として設定されるエリアであることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類識別装置。
 紙葉類の汚損を検出して前記紙葉類の汚損状態を識別する紙葉類の識別方法において、
 前記紙葉類上で汚損の検出対象となるエリアを検出対象エリアとして予め設定するとともに、前記検出対象エリアに印刷されている画像の画素数を比較する際の基準値となる基準画素数として予め設定する設定ステップと、
 予め設定しておいた前記検出対象エリアに基づいて、前記紙葉類から前記検出対象エリア上の画像を読み取る画像読取ステップと、
 読み取った画像の画素数を読み取り画素数として検出する画素数検出ステップと、
 検出した読み取り画素数と予め設定しておいた基準画素数とを比較して、前記紙葉類の前記検出対象エリア上の汚損状態を示す汚損値を算出する算出ステップと、
 を含むことを特徴とする紙葉類の識別方法。
Description:
紙葉類識別装置および紙葉類の 別方法

 本発明は、紙葉類の汚損の有無を検出す 紙葉類識別装置および紙葉類の識別方法に するものである。

 市場において紙幣などの紙葉類を流通さ る際には、汚損などが無い紙幣のみを適切 流通させる必要がある。このため、市場に いて流通させるべき紙幣と、流通させるべ でない紙幣とを正しく判別するとともに、 通させるべきでない紙幣は回収しなければ らない。

 従来、流通させるべき紙幣と回収して流 させない紙幣との判別は、紙幣の破れの有 、紙幣の印刷領域に対する汚損量などに基 いて行なっていた。ところが、紙幣全体の 刷領域に対する汚損量が少なくても紙幣と て市場に流通させるべきでない場合もある 例えば、、タイ、マレーシア、シンガポー などの国では紙幣の肖像画部分などに落書 を行なうと不敬罪などの罪に問われる。こ ため、肖像画などの所定の印刷領域に対し 厳しく汚損の有無を判別することが望まれ いる。

 特許文献1に記載の紙幣記番号読取装置は 、紙幣の記番号が印刷された部分を読取って 記番号領域の画像データから記番号の各桁の 文字を認識すると共に、認識できなかった文 字を認識エラーを示すエラー文字に置き換え 、認識された文字にエラー文字を付加して認 識結果を出力している。

特開2004-213559号公報

 上記従来の技術では、紙幣の記番号領域 ら所定の文字を認識することはできるが、 葉類の所定の印刷領域に落書きなどの汚損 あるか否かを判別することはできないとい た問題があった。

 本発明は、上記に鑑みてなされたもので って、紙葉類の所定の印刷領域に対して汚 を容易に検出できる紙葉類識別装置および 葉類の識別方法を得ることを目的とする。

 上述した課題を解決し、目的を達成する めに、本発明の第1の発明は、紙葉類の汚損 を検出して前記紙葉類の汚損状態を識別する 紙葉類識別装置において、前記紙葉類上で汚 損の検出対象となるエリアを検出対象エリア として予め記憶するエリア記憶部と、前記検 出対象エリアに印刷されている画像の画素数 を比較する際の基準値となる基準画素数とし て予め記憶する画素数記憶部と、前記エリア 記憶部が記憶する検出対象エリアに基づいて 、前記紙葉類から前記検出対象エリア上の画 像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部 が読み取った画像の画素数を読み取り画素数 として検出する画素数検出部と、前記画素数 検出部が検出した読み取り画素数と前記画素 数記憶部が記憶する基準画素数とを比較して 、前記紙葉類の前記検出対象エリア上の汚損 状態を示す汚損値を算出する算出部と、を備 えることを特徴とする。

 また、第2の発明は、第1の発明において 前記検出対象エリア上での汚損の有無を判 する際に汚損有無の判定基準となる基準汚 値を予め記憶する基準汚損値記憶部と、前 算出部が算出した汚損値と前記基準汚損値 憶部が記憶する基準汚損値とに基づいて、 記検出対象エリア上での汚損の有無を判定 る判定部と、をさらに備えることを特徴と る。

 また、第3の発明は、第1の発明において 前記紙葉類の種類を判別する紙葉類種別判 部をさらに備え、前記画像読取部は、前記 葉類種別判別部が判別した紙葉類の種類に じた検出対象エリアの画像を前記紙葉類か 読み取るとともに、前記算出部は、前記紙 類種別判別部が判別した紙葉類の種類に応 た基準画素数と前記読み取り画素数とを比 して前記汚損値を算出することを特徴とす 。

 また、第4の発明は、第3の発明において 前記判定部は、前記算出部が算出した汚損 と前記紙葉類種別判別部が判別した紙葉類 種類に応じた基準汚損値とに基づいて、前 検出対象エリア上での汚損の有無を判定す ことを特徴とする。

 また、第5の発明は、第1の発明において 前記検出対象エリアは、前記紙葉類上で肖 画が描かれた領域であることを特徴とする

 また、第6の発明は、第2の発明において 前記画像読取部が複数の検出対象エリア上 ら各検出対象エリアに対応する画像を読み る場合、前記判定部は、前記検出対象エリ 毎の重要度に応じて前記各検出対象エリア の汚損の有無を判定することを特徴とする

 また、第7の発明は、第1の発明において 前記紙葉類の汚損状態の識別結果を表示す 表示部をさらに備え、前記表示部は前記紙 類の汚損状態の識別結果として前記検出対 エリア上での汚損の有無の判定結果を表示 ることを特徴とする。

 また、第8の発明は、第7の発明において 前記表示部は、前記算出部が算出した汚損 を表示することを特徴とする。

 また、第9の発明は、第1の発明において 前記検出対象エリアは、前記紙葉類上の印 原点を基準として設定されるエリアである とを特徴とする。

 また、第10の発明は、紙葉類の汚損を検 して前記紙葉類の汚損状態を識別する紙葉 の識別方法において、前記紙葉類上で汚損 検出対象となるエリアを検出対象エリアと て予め設定するとともに、前記検出対象エ アに印刷されている画像の画素数を比較す 際の基準値となる基準画素数として予め設 する設定ステップと、予め設定しておいた 記検出対象エリアに基づいて、前記紙葉類 ら前記検出対象エリア上の画像を読み取る 像読取ステップと、読み取った画像の画素 を読み取り画素数として検出する画素数検 ステップと、検出した読み取り画素数と予 設定しておいた基準画素数とを比較して、 記紙葉類の前記検出対象エリア上の汚損状 を示す汚損値を算出する算出ステップと、 含むことを特徴とする。

 第1の発明によれば、紙葉類上で汚損の検 出対象となる検出対象エリアの画像の画素数 と予め記憶しておいた基準の画素数とを比較 して、紙葉類の検出対象エリア上の汚損状態 を汚損値として算出するので、紙葉類の検出 対象エリア上の汚損を容易に検出することが 可能になるという効果を奏する。

 また、第2の発明によれば、汚損有無の判 定基準となる基準汚損値と算出した汚損値と に基づいて、検出対象エリア上での汚損の有 無を判定するので、紙葉類の検出対象エリア 上に汚損が有るか否かを容易に判定すること が可能になるという効果を奏する。

 また、第3の発明によれば、紙葉類の種類 に応じた検出対象エリアの画像を紙葉類から 読み取るとともに、紙葉類の種類に応じた基 準画素数と読み取り画素数とを比較して汚損 値を算出するので、紙葉類の種類に応じた検 出対象エリア上の汚損を容易に検出すること が可能になるという効果を奏する。

 また、第4の発明によれば、算出した汚損 値と紙葉類の種類に応じた基準汚損値とに基 づいて、検出対象エリア上での汚損の有無を 判定するので、紙葉類の種類に応じた検出対 象エリア上に汚損が有るか否かを容易に判定 することが可能になるという効果を奏する。

 また、第5の発明によれば、検出対象エリ アは、紙葉類上で肖像画が描かれた領域であ るので、肖像画が描かれた領域上の汚損を容 易に検出することが可能になるという効果を 奏する。

 また、第6の発明によれば、複数の検出対 象エリア上から各検出対象エリアに対応する 画像を読み取る場合、検出対象エリア毎の重 要度に応じて各検出対象エリア上の汚損の有 無を判定するので、検出対象エリア毎の重要 度に応じた汚損の有無判定を容易に行なうこ とが可能になるという効果を奏する。

 また、第7の発明によれば、紙葉類の汚損 状態の識別結果として検出対象エリア上での 汚損の有無の判定結果を表示するので、検出 対象エリア上での汚損の有無の判定結果をユ ーザに容易に通知することが可能になるとい う効果を奏する。

 また、第8の発明によれば、算出した汚損 値を表示するので、算出した汚損値をユーザ に容易に通知することが可能になるという効 果を奏する。

 また、第9の発明によれば、検出対象エリ アは紙葉類上の印刷原点を基準として設定さ れるので、検出対象エリアに汚損が有るか否 かを判定する際の紙葉類上における印刷部分 のズレの影響を低減することが可能になり、 検出対象印刷領域に汚損が有るか否かを正確 に判定することが可能になるという効果を奏 する。

 また、第10の発明によれば、紙葉類上で 損の検出対象となる検出対象エリアの画像 画素数と予め記憶しておいた基準の画素数 を比較して、紙葉類の検出対象エリア上の 損状態を汚損値として算出するので、紙葉 の検出対象エリア上の汚損を容易に検出す ことが可能になるという効果を奏する。

図1は、実施の形態にかかる紙葉類識別 装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態にかかる紙葉類識別 装置の動作手順を示すフローチャートである 。 図3は、画像の抽出処理を説明するため の図である。 図4は、落書きの傾向に基づいた汚損有 無の判定領域を説明するための図である。

符号の説明

 1 紙葉類識別装置
 11 画素数記憶部
 12 エリア記憶部
 13 画像読取部
 14 画素数検出部
 15 算出部
 16 判定部
 17 表示部
 18 紙葉類種別判別部
 19 基準汚損値記憶部
 20 制御部

 以下に、本発明にかかる紙葉類識別装置 よび紙葉類の識別方法の実施の形態を図面 基づいて詳細に説明する。なお、この実施 形態によりこの発明が限定されるものでは い。

実施の形態
 図1は、本発明の実施の形態にかかる紙葉類 識別装置の構成を示すブロック図である。紙 葉類識別装置1は、紙葉類の汚損を検出して 葉類の汚損状態を識別する装置であり、画 数記憶部11、エリア記憶部12、画像読取部13 画素数検出部14、算出部15、判定部16、表示 17、紙葉類種別判別部18、基準汚損値記憶部1 9、制御部20を備えている。

 紙葉類種別判別部18は、画像読取部13が読 み取った識別対象(汚損の判定対象)となる紙 類(紙幣、名刺、商品券、有価証券など)の 像から、紙葉類の種類(金種、方向など)を判 別する。紙葉類種別判別部18は、例えば紙葉 の図柄、サイズ、磁気データなどに基づい 紙葉類の種類を判別する。紙葉類種別判別 18は、紙葉類の種類の判別結果を画像読取 13、算出部15、判定部16に入力する。

 エリア記憶部12は、紙葉類上において汚 (落書きなど)の有無の検出対象となる領域( 像が印刷された領域の座標)(検出対象エリア )(以下、検出対象印刷領域という)を紙葉類の 種類毎に記憶する。検出対象印刷領域は、紙 葉類上の印刷原点(紙葉類上で画像が印刷さ るエリア内の原点)からの距離(ベクトル)を いて検出対象印刷領域を設定しておく。エ ア記憶部12は、検出対象印刷領域として、例 えば紙幣上で肖像画が描かれた領域を記憶し ておく。

 画素数記憶部11は、検出対象印刷領域の 素数(汚損の有無を検出する際に基準となる 素数)(以下、基準画素数という)を紙葉類の 類毎に記憶する。基準汚損値記憶部19は、 損の有無を判定する際の基準値(以下、基準 損値という)を紙葉類の種類毎や検出対象印 刷領域毎に記憶する。

 画像読取部13は、識別対象となる紙葉類 ら画像(紙幣画像など)を読み取り、読み取っ た画像を紙葉類種別判別部18に入力する。ま 、画像読取部13は、紙葉類種別判別部18が判 別した紙葉類の種類(判別結果)に基づいて、 葉類の種類に応じた検出対象印刷領域をエ ア記憶部12から抽出する。画像読取部13は、 エリア記憶部12から抽出した検出対象印刷領 に基づいて、汚損の有無の検出対象となる 葉類の所定の領域から検出対象印刷領域の 像(肖像画エリアの画像など)を抽出し読み る。画像読取部13は、所定の領域から画像を 抽出して読み取るセンサを備えており、この センサによって検出対象印刷領域から画像を 抽出して読み取る。画像読取部13は、例えば 視光反射データを用いて検出対象印刷領域 画像を読み取る。

 画素数検出部14は、画像読取部13が読み取 った画像(検出対象印刷領域の画像)の画素(例 えば黒点の画素)を検出するセンサ(例えば画 読取部13が備えるセンサ)を備えており、黒 などの画素数をカウントする(画素数を読み 取り画素数として検出する)。なお、画像読 部13のセンサ(画像を読み取るセンサ)、画素 検出部14のセンサ(画素数を検出するセンサ) は別々の構成である場合に限られず、1つの ンサによって画像読取部13、画素数検出部14 構成(センサの兼用)してもよい。

 算出部15は、紙葉類種別判別部18が判別し た紙葉類の種類(判別結果)に基づいて、紙葉 の種類に応じた基準画素数を画素数記憶部1 1から抽出する。算出部15は、画素数検出部14 カウントした画素数と画素数記憶部11から 出した基準画素数の差を算出する。算出部15 は、画素数の差の算出結果に基づいて、紙葉 類の検出対象印刷領域内での汚損の有無を示 す値(以下、汚損値という)を算出する。

 判定部16は、紙葉類種別判別部18が判別し た紙葉類の種類(判別結果)に基づいて、紙葉 の種類に応じた基準汚損値を基準汚損値記 部19から抽出する。判定部16は、算出部15が 出した汚損値と基準汚損値記憶部19から抽 した基準汚損値に基づいて、紙葉類の検出 象印刷領域に汚損(落書きなど)が有るか否か を判定する。

 表示部17は、判定部16が判定した汚損の有 無の判定結果を出力する。表示部17は、例え 液晶モニタなどの表示手段を備えており、 の表示手段に判定結果を表示させることに って汚損の有無の判定結果を出力する。制 部20は、画素数記憶部11、エリア記憶部12、 像読取部13、画素数検出部14、算出部15、判 部16、表示部17、紙葉類種別判別部18、基準 損値記憶部19を制御する。

 つぎに、本発明の実施の形態にかかる紙 類識別装置の動作手順について説明する。 2は、本発明の実施の形態にかかる紙葉類識 別装置の動作手順を示すフローチャートであ る。

 まず、紙葉類識別装置1の画像読取部13は 識別対象となる紙葉類(汚損の有無の検出対 象となる紙葉類)から紙葉類の画像(紙幣画像 ど)を読み取る(ステップS10)。紙葉類種別判 部18は、画像読取部13が読み取った紙幣画像 から紙葉類の金種(含、方向)を判別し(ステッ プS20)、判別結果を画像読取部13、算出部15、 定部16に入力する。

 画像読取部13は、紙葉類種別判別部18が判 別した紙葉類の金種、方向(判別結果)に基づ て、紙葉類の種類に応じた検出対象印刷領 をエリア記憶部12から抽出する。画像読取 13は、エリア記憶部12から抽出した検出対象 刷領域(座標)に基づいて、紙葉類(紙幣など) の所定の領域から検出対象印刷領域の画像( 像画エリアの画像など)を抽出し、検出対象 刷領域の画像を読み取る(ステップS30)。

 ここで、検出対象印刷領域の画像の抽出 理を具体的に説明する。図3は、画像の抽出 処理を説明するための図である。同図に示す ように、エリア記憶部12へは、紙幣上におい 汚損(落書きなど)の有無の検出対象となる 出対象印刷領域(肖像画が描かれた領域など) A1を紙幣の種類毎に記憶させておく。このエ アA1は、例えば紙葉類上の印刷原点Pからの 離や印刷原点P(位置)とベクトルを用いて設 しておく。このため、ここでの画像読取部1 3は、印刷原点P(印刷のエッジ)を検出すると もに、印刷原点Pを画像読取の際の原点とす 補正(ゼロ点補正)を行なう。そして、印刷 点Pを基準としてエリアA1を抽出する。

 ここでは、エリアA1のX方向(紙幣の横方向 )を印刷原点Pからの距離X1~距離X2に設定し、 リアA1のY方向(紙幣の縦方向)を印刷原点Pか の距離Y1~距離Y2に設定した場合を示している 。したがって、画像読取部13は、印刷原点Pを 検出した後、印刷原点Pを基準としてエリアA1 ((X1,Y1)、(X1,Y2)、(X2,Y1)、(X2,Y2)で囲まれた領域) の画像を読み取る。画素数検出部14は、画像 取部13が読み取った検出対象印刷領域の画 から、例えば黒点を検出して黒点の画素数 カウントする(ステップS40)。

 算出部15は、紙葉類種別判別部18が判別した 紙葉類の種類(判別結果)に基づいて、紙葉類 種類に応じた基準画素数を画素数記憶部11 ら抽出する。算出部15は、画素数検出部14が ウントした画素数と画素数記憶部11から抽 した基準画素数の差を算出し(ステップS50)、 この算出結果に基づいて紙葉類の汚損値を算 出する(ステップS60)。汚損値は、例えば画素 検出部14がカウントした画素数と画素数記 部11から抽出した基準画素数の差であり、検 出対象印刷領域内での汚損の有無に関する値 である。ここでは、汚損値が大きいほど検出 対象印刷領域の画像が汚損していることとな る。すなわち、例えば紙幣の肖像画が描かれ た領域に落書きされていると、検出対象印刷 領域の画素数が大きくなり、汚損値も大きく なる。

 判定部16は、紙葉類種別判別部18が判別し た紙葉類の種類(判別結果)に基づいて、紙葉 の種類に応じた基準汚損値を基準汚損値記 部19から抽出する。判定部16は、算出部15が 出した汚損値と基準汚損値記憶部19から抽 した基準汚損値に基づいて、紙葉類の検出 象印刷領域に汚損(落書きなど)が有るか否か を判定する(ステップS70)。

 判定部16は、例えば、算出部15が算出した 汚損値と予め設定しておいた基準汚損値の差 が所定値よりも大きい場合に検出対象印刷領 域に汚損有りと判定し、算出部15が算出した 損値と予め設定しておいた基準汚損値の差 所定値以下の場合に検出対象印刷領域に汚 無しと判定する。

 表示部17は、判定部16が判定した汚損の有 無の判定結果を出力する。表示部17は、例え 液晶モニタなどの表示手段に判定結果を表 させる(ステップS80)。

 なお、表示部17は、検出対象印刷領域に 損が有るか否かの判定結果として、算出部15 が算出した汚損値を表示させてもよい。これ により、紙葉類識別装置1の使用者自身に検 対象印刷領域に汚損が有るか否かを判断さ ることが可能となる。この場合、紙葉類識 装置1へは、予め基準汚損値を設定する必要 ない。

 また、算出部15が算出した汚損値ととも 、予め設定しておいた基準汚損値を表示さ てもよい。これにより、紙葉類識別装置1の 用者自身に検出対象印刷領域に汚損が有る 否かを、基準汚損値に基づいて容易に判断 せることが可能となる。

 また、算出部15が算出した汚損値ととも 、画像読取部13が読み取った検出対象印刷領 域の画像を所定の記憶手段に記憶させてもよ い。これにより、画像への落書きの実績に基 づいて、紙葉類識別装置1に適切な基準画素 、基準汚損値を再設定することが可能とな 。

 また、画像読取部13によって紙葉類の記 号を読取り、画像読取部13が読み取った記番 号と算出部15が算出した汚損値を対応付けて 憶しておいてもよい。これにより、何れの 葉類が何れの汚損値を有していたかを使用 に通知することが可能となる。

 なお、実施の形態では、検出対象印刷領 として例えば肖像画が描かれた全領域(エリ アA1)に対して汚損(落書き)があるか否かを判 したが、落書きの傾向に基づいて検出対象 刷領域を設定してもよい。

 図4は、落書きの傾向に基づいた検出対象 印刷領域の設定を説明するための図である。 例えば、人の顔(肖像画)に対しては、落書き して髭が描かれる傾向にある。このため、 の顔に対して髭の描かれそうな領域に限定 て検出対象印刷領域を設定してもよい。

 落書きの傾向に基づいて汚損の有無を判 する領域を限定する場合、例えば肖像画が かれた全領域(エリアA1)に対して、落書きの されそうな領域(エリアA2)を設定しておく。 して、紙葉類識別装置1は、落書きのされそ な領域(エリアA2)に対して汚損(落書き)があ か否かを判定する。これにより、落書きの 向に応じて詳細に汚損の有無を判定するこ が可能となる。

 また、検出対象印刷領域は、紙葉類上に いて肖像画が描かれた領域に限らず、肖像 が描かれた領域以外の他の印刷領域に設定 てもよい。例えば、検出対象印刷領域を紙 類上での全印刷領域に設定してもよい。

 また、実施の形態では、検出対象印刷領 が紙葉類毎に1箇所である場合について説明 したが、検出対象印刷領域を紙葉類上で複数 箇所設定してもよい。この場合、紙葉類識別 装置1は、各検出対象印刷領域に対して汚損 有無を判定する。複数箇所の検出対象印刷 域は、紙葉類上において同一面(表面または 面)で設定してもよいし、表面と裏面の両方 に設定してもよい。

 検出対象印刷領域を紙葉類上で複数箇所 定する場合、画素数記憶部11、エリア記憶 12、基準汚損値記憶部19は、それぞれ検出対 印刷領域毎に基準画素数、検出対象印刷領 、基準汚損値を記憶しておく。そして、画 読取部13、画素数検出部14、算出部15、判定 16は、それぞれ検出対象印刷領域毎に画像 読み取って画素数をカウントし、汚損値を 出して汚損の有無を判定する。このとき、 示部17は検出対象印刷領域毎に汚損の有無を 出力してもよいし、紙葉類毎に汚損の有無を 出力してもよい。

 また、検出対象印刷領域を紙葉類上で複 箇所設定する場合は、検出対象印刷領域毎 検出対象印刷領域毎の重要度に応じた汚損 定の軽重をつけてもよい。例えば、検出対 印刷領域を2箇所設定した場合、一方の汚損 値を2倍したものと他方の汚損値とを加算し 加算した汚損値と基準汚損値を比較して、 損の有無を判定する。これにより、検出対 印刷領域の中でも重要な箇所に対して詳細 汚損判定を行なうことが可能となる。

 また、実施の形態では、画素数検出部14 、画像読取部13が読み取った画像の黒点の画 素数(黒画素数)をカウントすることとしたが 画像読取部13が読み取った画像の中から黒 以外の色(例えば、赤色、緑色、青色)の画素 数をカウントしてもよい。この場合、画素数 記憶部11へは、検出対象印刷領域の基準画素 として黒点以外の色の画素数を記憶させて く。そして、この黒点以外の色の基準画素 を用いて汚損値を算出し、汚損の有無を判 する。さらに、画像読取部13が読み取った 像の中から複数色の画素数をカウントして よい。この場合、画素数記憶部11へは、検出 対象印刷領域の基準画素数とて複数色の画素 数を記憶させておく。そして、この複数色の 基準画素数を用いて汚損値を算出し、汚損の 有無を判定する。

 また、実施の形態では、例えば画素数検 部14がカウントした画素数と画素数記憶部11 から抽出した基準画素数の差を汚損値とした が、汚損値は他の方法によって算出してもよ い。例えば、算出部15は、紙葉類からカウン した画素数と基準画素数との差を基準画素 で除した値(基準画素数に対する画素数差の 割合)を汚損値としてもよい。また、算出部15 は、紙葉類からカウントした画素数と基準画 素数との差をカウントした画素数で除した値 (カウントした画素数に対する画素数差の割 )を汚損値としてもよい。また、算出部15は 紙葉類からカウントした画素数と基準画素 との比を汚損値としてもよい。

 また、実施の形態では、算出部15が算出 た汚損値と予め設定しておいた基準汚損値 差に基づいて汚損の有無を判定する場合に いて説明したが、算出部15が算出した汚損値 と予め設定しておいた基準汚損値の比に基づ いて汚損の有無を判定してもよい。

 また、本実施の形態では、紙葉類識別装 1が紙葉類種別判別部18を備え、紙葉類種別 別部18が汚損の判定対象となる紙葉類の種 を判別することとしたが、紙葉類識別装置1 紙葉類種別判別部18を備えない構成として よい。この場合、紙葉類識別装置1の使用者 よって紙葉類識別装置1(マウス、キーボー 、ボタンなどの情報入力手段)に紙葉類の種 を入力させる。そして、使用者によって入 された紙葉類の種類を、画像読取部13、算 部15、判定部16に入力する。これにより、紙 類識別装置1が紙葉類種別判別部18を備えて ない場合であっても、紙葉類識別装置1は紙 葉類の種類に応じて検出対象印刷領域に汚損 が有るか否かを判定することが可能となる。

 このように実施の形態によれば、画像読 部13が読み取った画像の画素数と基準画素 に基づいて検出対象印刷領域の汚損値(汚損 有無を示す値)を算出できるとともに、算出 した汚損値と基準汚損値に基づいて検出対象 印刷領域に汚損(落書きなど)が有るか否かを 易に判定することが可能となる。

 また、画像読取部13が検出対象印刷領域 画像を読み取って画素数検出部14が画像の画 素数をカウントするので、画素数を検出する センサの解像度に応じて簡易な構成で容易に 検出対象印刷領域の画素数を取得でき、容易 に検出対象印刷領域に汚損が有るか否かを判 定することが可能となる。

 また、黒点などの画素数(黒画素と判定さ れるデータの加算値)を用いて汚損値を算出 、汚損の有無を判定しているので、容易に 出対象印刷領域に汚損が有るか否かを判定 ることが可能となる。

 また、紙葉類上の印刷原点Pを基準として 検出対象印刷領域(エリアA1)を設定し、紙葉 からは印刷原点Pを基準として検出対象印刷 域(エリアA1)を検出しているので、検出対象 印刷領域に汚損が有るか否かを判定する際の 紙葉類上における印刷部分のズレの影響を低 減することが可能となる。したがって、紙葉 類のエッジ部分を基準として検出対象印刷領 域に汚損が有るか否かを判定する場合よりも 、検出対象印刷領域に汚損が有るか否かを正 確に判定することが可能となる。

 以上のように、本発明にかかる紙葉類識 装置および紙葉類の識別方法は、紙葉類の 損の有無の検出に適している。