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Title:
PAPER SHEET PROCESSOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/040942
Kind Code:
A1
Abstract:
A paper sheet processor (100) comprises a stacking part (30) which has a containing space (30a) for containing paper sheets taken in from outside and which has an opening for taking out the paper sheets contained in the containing space (30a) on a side face, a conveyance part (201) which conveys the taken-in paper sheets to the stacking part (30), and a guide part (34) which is provided in the stacking part (30) to guide the paper sheets toward the opening of the stacking part (30) when the paper sheets conveyed from the transporting part (201) to the stacking part (30) are rotated by impellers (32) with the shafts of the impellers (32) as centers.

Inventors:
UESAKA, Sadaaki (3-1 Shimoteno 1-chome, Himeji-sh, Hyogo 67, 6708567, JP)
上阪 貞昭 (〒67 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グローリー株式会社内 Hyogo, 6708567, JP)
Application Number:
JP2007/069028
Publication Date:
April 02, 2009
Filing Date:
September 28, 2007
Export Citation:
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Assignee:
GLORY LTD. (3-1 Shimoteno 1-chome, Himeji-shi Hyogo, 67, 6708567, JP)
グローリー株式会社 (〒67 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 Hyogo, 6708567, JP)
UESAKA, Sadaaki (3-1 Shimoteno 1-chome, Himeji-sh, Hyogo 67, 6708567, JP)
International Classes:
G07D1/00; G07D9/00; G07D11/00; G07D1/00; G07D9/00; G07D11/00
Attorney, Agent or Firm:
YOSHITAKE, Kenji et al. (Kyowa Patent & Law Office, Room 323 Fuji Bldg., 2-3,Marunouchi 3-chom, Chiyoda-ku Tokyo 05, 1000005, JP)
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Claims:
 外部から紙葉類を内部に取り込み、この取り込まれた紙葉類を収容するような紙葉類処理機であって、
 外部から取り込まれた紙葉類を収容するための収容スペースが設けられており、当該収容スペースに収容された紙葉類を取り出すための開口を側面に有するような集積部と、
 外部から取り込まれた紙葉類を前記集積部に搬送する搬送部と、
 前記集積部に設けられ、当該集積部の開口からの紙葉類の取り出し方向と略平行に延びる軸を中心として回転するとともに複数の羽根を外周に沿って有する羽根車であって、前記搬送部から前記集積部に送られた紙葉類が前記羽根間に進入され前記軸を中心として回転させられることによりこの紙葉類を前記収容スペース内で集積させるような羽根車と、
 前記集積部に設けられ、前記搬送部から前記集積部に送られた紙葉類が前記羽根車によりその軸を中心として回転させられる際にこの紙葉類を前記集積部において前記開口に向かって移動させるよう案内する案内部と、
 を備えたことを特徴とする紙葉類処理機。
 前記集積部は複数設けられており、前記羽根車および前記案内部は前記各集積部に対応するよう複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
 前記案内部は、前記搬送部から前記集積部に送られた紙葉類が前記羽根車によりその軸を中心として回転させられる際に、この紙葉類における前記集積部の開口から最も遠い奥側の端縁に接触するようになっていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
 前記集積部の前記収容スペースにおいて紙葉類は立位状態で集積されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
 前記集積部の前記収容スペースにおいて紙葉類は積層状態で集積されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
 前記集積部における開口は、当該開口から紙葉類を取り出す方向が前記搬送部から前記集積部へ紙葉類が送られる方向と略直交するような位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
 前記搬送部から前記集積部へ紙葉類が送られる方向は、紙葉類の短手方向であることを特徴とする請求項6記載の紙葉類処理機。
 前記搬送部から前記集積部へ紙葉類が送られる方向は、紙葉類の長手方向であることを特徴とする請求項6記載の紙葉類処理機。
 前記案内部は、湾曲されたまたは折れ曲がった板状部材からなることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
 前記板状部材における少なくとも前記紙葉類が接触する部分は、紙葉類の鉛直方向上方への移動を規制するような構成となっていることを特徴とする請求項9記載の紙葉類処理機。
 前記板状部材における紙葉類の鉛直方向上方への移動を規制するような構成は、前記板状部材の表面から鉛直方向斜め下方に延びる複数の突出部材からなることを特徴とする請求項10記載の紙葉類処理機。
 前記板状部材における紙葉類の鉛直方向上方への移動を規制するような構成は、前記板状部材の表面から鉛直方向斜め下方に延びる複数の毛を有するブラシからなることを特徴とする請求項10記載の紙葉類処理機。
 前記板状部材における少なくとも前記紙葉類が接触する部分は凹凸形状または波形状となっていることを特徴とする請求項9記載の紙葉類処理機。
 前記案内部は、並列して延びる複数の線状部材からなることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
 前記各線状部材はその途中部分で湾曲または折れ曲がっていることを特徴とする請求項14記載の紙葉類処理機。
 前記羽根車の各羽根は、並列して延びる複数の線状部材からなることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
 前記羽根車の各羽根には1または複数のスリットが形成されていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理機。
 前記集積部における前記収容スペースを構成する底面は凹凸形状または波形状となっていることを特徴とする請求項4記載の紙葉類処理機。
 前記集積部における前記収容スペースを構成する底面は前記開口に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項4記載の紙葉類処理機。
 外部から紙葉類を内部に取り込み、この取り込まれた紙葉類を収容するような紙葉類処理機であって、
 外部から取り込まれた紙葉類を収容するための収容スペースが設けられており、当該収容スペースに収容された紙葉類を取り出すための開口を側面に有するような集積部と、
 外部から取り込まれた紙葉類を前記集積部に搬送する搬送部と、
 前記集積部に設けられ、前記搬送部から前記集積部に送られた紙葉類が当該集積部の収容スペース内で落下する際にこの紙葉類を前記集積部において前記開口に向かって移動させるよう案内する案内部と、
 を備えたことを特徴とする紙葉類処理機。
Description:
紙葉類処理機

 本発明は、外部から紙葉類を内部に取り み、この取り込まれた紙葉類を収容するよ な紙葉類処理機に関する。

 従来より、顧客から預かった紙幣を金種 に分類して内部に収容することができるよ な紙幣処理機が知られている。このような 幣処理機においては、紙幣の入金動作を行 際に、まず紙幣がホッパに受け入れられ、 のホッパに受け入れられた紙幣は紙幣繰出 置により1枚ずつ紙幣処理機の内部に繰り出 されるようになっている。

 紙幣処理機の内部に取り込まれた紙幣は まず、識別部により正損、真偽、金種、方 、表裏、搬送状態等が検知される。その後 識別部において識別を行うことができなか た紙幣(例えば、破損した紙幣である損券等 )や、識別が行われたが異常搬送状態(例えば 斜行等)にあるためスタッカ部への収容対象 から除外された紙幣は、紙幣処理機の内部に 設けられたリジェクト部に送られる。

 一方、紙幣処理機の内部に収容すべきで ると識別部により判定された紙幣は、識別 による識別結果に基づいて例えば金種別に 分けされ、各金種に対応するスタッカ部に 択的に送られる。そして、各スタッカ部に いて紙幣が例えば積層状態で収容される。 のようにして、紙幣処理機のホッパに受け れられた紙幣は金種別に分けられてこの紙 処理機に収容されることとなる。

 なお、上述のような紙幣処理機としては 例えば日本国特許公開公報である特開2002-74 464号公報に開示されるものが知られている。

 しかしながら、特開2002-74464号公報等に示 される従来の紙幣処理機においては、搬送部 からスタッカ部に送られる紙幣は、当該スタ ッカ部の奥方に集積されるため、スタッカ部 に集積された紙幣をオペレータが取り出しに くいという問題があった。とりわけ、ユーロ 紙幣等のような長手方向の寸法が短い紙幣を 紙幣処理機に収容させる場合には、このよう な紙幣の集積状態をオペレータは目視にて確 認しにくく、紙幣の取り忘れ等のトラブルが 発生するおそれがある。

 このような問題に対して、スタッカ部に ける紙幣を取り出すための開口を大きくす 方法が考えられるが、隣り合うスタッカ部 士の間の間隔が大きくなってしまい、この め紙幣処理機全体の横幅が大きくなってし い、紙幣処理機にかかるコストが大きくな 。

 また、集積部の奥方に集積される紙幣を 該集積部の開口に向かって押し出すような 出部材およびこの押出部材を駆動する駆動 からなる機構を、集積部に設置することも えられる。しかしながら、このような機構 設けた場合には、集積部の構成が複雑とな てしまい、またこのような機構の制御は複 であるので、紙幣処理機にかかるコストが きくなる。

 本発明は、このような点を考慮してなさ たものであり、シンプルな構成により集積 の奥方に紙葉類が集積されてしまうことを 止することができ、このため集積部に集積 れた紙葉類を取り出しやすくすることがで る紙葉類処理機を提供することを目的とす 。

 本発明の紙葉類処理機は、外部から紙葉 を内部に取り込み、この取り込まれた紙葉 を収容するような紙葉類処理機であって、 部から取り込まれた紙葉類を収容するため 収容スペースが設けられており、当該収容 ペースに収容された紙葉類を取り出すため 開口を側面に有するような集積部と、外部 ら取り込まれた紙葉類を前記集積部に搬送 る搬送部と、前記集積部に設けられ、当該 積部の開口からの紙葉類の取り出し方向と 平行に延びる軸を中心として回転するとと に複数の羽根を外周に沿って有する羽根車 あって、前記搬送部から前記集積部に送ら た紙葉類が前記羽根間に進入され前記軸を 心として回転させられることによりこの紙 類を前記収容スペース内で集積させるよう 羽根車と、前記集積部に設けられ、前記搬 部から前記集積部に送られた紙葉類が前記 根車によりその軸を中心として回転させら る際にこの紙葉類を前記集積部において前 開口に向かって移動させるよう案内する案 部と、を備えたことを特徴とする。

 このような紙葉類処理機によれば、集積 に紙葉類が集積される際に、この紙葉類は 内部により集積部の開口(オペレータから見 て手前側)に向かって案内させられることと る。このため、オペレータは、集積部の収 スペースに収容された紙葉類を取り出しや くなる。また、このような案内部は構成が ンプルであり、従来の紙葉類処理機にこの 内部を取り付けることにより上述のような 発明に係る紙葉類処理機を形成することも 能である。

 本発明の紙葉類処理機においては、前記 積部は複数設けられており、前記羽根車お び前記案内部は前記各集積部に対応するよ 複数設けられていることが好ましい。この うな紙葉類処理機によれば、複数の種類の 葉類をその種類別に、具体的には例えば金 別に、各集積部に分類して収容させること できるようになる。

 本発明の紙葉類処理機においては、前記 内部は、前記搬送部から前記集積部に送ら た紙葉類が前記羽根車によりその軸を中心 して回転させられる際に、この紙葉類にお る前記集積部の開口から最も遠い奥側の端 に接触するようになっていることが好まし 。この場合、案内部は集積部における奥側 位置に配設されることになるので、収容ス ースに紙葉類を集積させる際にこの案内部 集積部における紙葉類の集積を妨げること ない。

 本発明の紙葉類処理機においては、前記 積部の前記収容スペースにおいて紙葉類は 位状態で集積されるようになっていてもよ 。あるいは、前記集積部の前記収容スペー において紙葉類は積層状態で集積されるよ になっていてもよい。

 本発明の紙葉類処理機においては、前記 積部における開口は、当該開口から紙葉類 取り出す方向が前記搬送部から前記集積部 紙葉類が送られる方向と略直交するような 置に設けられていることが好ましい。

 この場合、前記搬送部から前記集積部へ 葉類が送られる方向は、紙葉類の短手方向 あってもよい。このときには、オペレータ 紙葉類をその長手方向に集積部から取り出 ことができる。

 あるいは、前記搬送部から前記集積部へ 葉類が送られる方向は、紙葉類の長手方向 あってもよい。このときには、オペレータ 紙葉類をその短手方向に集積部から取り出 ことができる。

 本発明の紙葉類処理機においては、前記 内部は、湾曲されたまたは折れ曲がった板 部材からなることが好ましい。

 この場合、前記板状部材における少なく も前記紙葉類が接触する部分は、紙葉類の 直方向上方への移動を規制するような構成 なっていることが好ましい。このことによ 、紙葉類が羽根車によりその軸を中心とし 回転させられる際に、この紙葉類が鉛直方 上方へ移動してしまう(浮き上がってしまう )ことを抑止することができる。

 ここで、前記板状部材における紙葉類の 直方向上方への移動を規制するような構成 、前記板状部材の表面から鉛直方向斜め下 に延びる複数の突出部材からなることがと わけ好ましい。あるいは、前記板状部材に ける紙葉類の鉛直方向上方への移動を規制 るような構成は、前記板状部材の表面から 直方向斜め下方に延びる複数の毛を有する ラシからなっていてもよい。

 また、前記板状部材における少なくとも 記紙葉類が接触する部分は凹凸形状または 形状となっていることが好ましい。このこ により、紙葉類が案内部により案内される に、この案内部を構成する板状部材と紙葉 との間に生じる摩擦力が低減するため、案 部により紙葉類をよりスムーズに集積部の 口に向かって案内させることができるよう なる。

 本発明の紙葉類処理機においては、前記 内部は、並列して延びる複数の線状部材か 構成されていてもよい。この場合、紙葉類 案内部により案内される際に、この案内部 構成する複数の線状部材と紙葉類との間に じる摩擦力が低減するため、案内部により 葉類をよりスムーズに集積部の開口に向か て移動させることができるようになる。こ で、案内部を構成する各線状部材はその途 部分で湾曲または折れ曲がっていることが ましい。

 本発明の紙葉類処理機においては、前記 根車の各羽根は、並列して延びる複数の線 部材からなることが好ましい。この場合、 葉類が案内部により集積部の開口に向かっ 案内される際に、羽根車の羽根と紙葉類と 間に生じる摩擦力が低減するため、羽根車 羽根間に進入している紙葉類をよりスムー に集積部の開口に向かって移動させること できるようになる。あるいは、前記羽根車 各羽根には1または複数のスリットが形成さ れていてもよい。この場合でも、紙葉類が案 内部により集積部の開口に向かって案内され る際における、羽根車の羽根と紙葉類との間 に生じる摩擦力を低減させることができる。

 本発明の紙葉類処理機においては、前記 積部における前記収容スペースを構成する 面は凹凸形状または波形状となっているこ が好ましい。この場合、紙葉類が案内部に り集積部の開口に向かって案内される際に 収容スペースを構成する底面と紙葉類との に生じる摩擦力が低減するため、羽根車の 根間に進入している紙葉類をよりスムーズ 集積部の開口に向かって移動させることが きるようになる。あるいは、前記集積部に ける前記収容スペースを構成する底面は前 開口に向かって下方に傾斜していてもよい この場合でも、収容スペースを構成する底 は開口に向かって下方に傾斜しているので 羽根車の羽根間に進入している紙葉類をよ スムーズに集積部の開口に向かって移動さ ることができるようになる。

 本発明の紙葉類処理機は、外部から紙葉 を内部に取り込み、この取り込まれた紙葉 を収容するような紙葉類処理機であって、 部から取り込まれた紙葉類を収容するため 収容スペースが設けられており、当該収容 ペースに収容された紙葉類を取り出すため 開口を側面に有するような集積部と、外部 ら取り込まれた紙葉類を前記集積部に搬送 る搬送部と、前記集積部に設けられ、前記 送部から前記集積部に送られた紙葉類が当 集積部の収容スペース内で落下する際にこ 紙葉類を前記集積部において前記開口に向 って移動させるよう案内する案内部と、を えたことを特徴とする。

 このような紙葉類処理機によれば、集積 に紙葉類が集積される際に、この紙葉類は 内部により集積部の開口(オペレータから見 て手前側)に向かって案内させられることと る。このため、オペレータは、集積部の収 スペースに収容された紙葉類を取り出しや くなる。また、このような案内部は構成が ンプルであり、従来の紙葉類処理機にこの 内部を取り付けることにより上述のような 発明に係る紙葉類処理機を形成することも 能である。

本発明の一の実施の形態における紙幣 理機の外観を示す斜視図である。 図1の紙幣処理機の内部構成の概略を示 す概略構成図である。 図2に示す紙幣処理機のA-A矢視図であっ て、とりわけ紙幣処理機のスタッカ部の構成 を詳細に示す図である。 図3に示す紙幣処理機のスタッカ部に設 けられた案内部材の構成を示す概略斜視図で ある。 案内部材の他の構成を示す概略斜視図 ある。 案内部材の更に他の構成を示す概略斜 図である。 案内部材の更に他の構成の断面を概略 に示す概略断面図である。 案内部材の更に他の構成の断面を概略 に示す概略断面図である。 案内部材の更に他の構成の断面を概略 に示す概略断面図である。 案内部材の更に他の構成の断面を概略 的に示す概略断面図である。 図3に示す紙幣処理機のスタッカ部に けられた羽根車における複数の羽根のうち1 の羽根のみの構成を示す概略斜視図である 羽根車の羽根の他の構成を示す概略斜 視図である。 羽根車の羽根の更に他の構成を示す概 略斜視図である。 羽根車の羽根の更に他の構成を示す概 略斜視図である。 図3に示す紙幣処理機のスタッカ部に ける収容スペースを構成する底板の他の構 を示す概略断面図である。 図15に示す底板の概略斜視図である。 収容スペースを構成する底板の更に他 の構成を示す概略断面図である。 収容スペースを構成する底板の更に他 の構成を示す概略断面図である。 図2に示す紙幣処理機のリジェクト部 構成の概略を示す概略構成図である。 図19に示す紙幣処理機のリジェクト部 B-B矢視図である。

 以下、図面を参照して本発明の一の実施 形態について説明する。この実施の形態に いて、紙幣を処理するための紙幣処理機と て、本発明の紙葉類処理機を用いた場合に いて説明を行っている。しかしながら、本 明の紙葉類処理機の処理対象となる紙葉類 ついて紙幣以外のもの(例えば、小切手等) することもできる。なお、以下の記載は、 発明の実施の一形態に過ぎず、本発明の範 を限定するものではない。

 まず、図1および図2により、本発明の一 実施の形態における紙幣処理機の全体構成 ついて説明する。

 図1は、本発明の一の実施の形態に係る紙 幣処理機100の外観を示す斜視図である。図1 示すように、紙幣処理機100は、ホッパ101、2 のリジェクト部40、操作部103、第1の全体表 部104、第2の全体表示部105、4つのスタッカ 30及び4つの個別表示部107を備えている。

 ホッパ101は、オペレータによって複数の 幣が積層状態で載置されるようになってお 、紙幣繰出機構10によってこのホッパ101に 容された紙幣が紙幣処理機100の内部に繰り れられるようになっている。紙幣繰出機構10 は、紙幣の繰り出しを行うフィードローラ12 フィードローラ12に対向するよう設けられ 該フィードローラ12との間にゲート部を形成 するゲートローラ(逆転ローラ)14、およびホ パ101に収容された紙幣をフィードローラ12に 向かって蹴り出すキッカローラ16、18から構 されている。なお、図2においてはキッカロ ラ16、18が前後に2つ設けられた例について 示しているが、このような例に限定される とはなく、キッカローラが一つ(例えばキッ ローラ16)のみ設けられるようになっていて よい。紙幣繰出機構10により紙幣処理機100 内部に取り込まれた紙幣は搬送部201(後述)に より搬送されるようになっている。

 各リジェクト部40は、ホッパ101によって り出された紙幣がリジェクト紙幣(例えば偽 等)である場合に当該紙幣を排出するように なっている。ここで、2つのリジェクト部40の うち下方にあるリジェクト部40が例えば偽券 を排出するために用いられ、上方にあるリ ェクト部40は、後述する識別部220により識 が行われたが仕分け対象から除外されたよ な紙幣を収容するために用いられるように っている。

 操作部103は、オペレータからの指示を受 付けるための入力キーを有している。第1の 全体表示部104及び第2の全体表示部105は、所 のデータ(例えば、グラフィックデータ)を表 示するようになっている。各スタッカ部30は 紙幣繰出機構10によってホッパ101から繰り れられた紙幣を当該紙幣の属性(例えば金種) 毎に集積するようになっている。図1に示す うに、各スタッカ部30に集積された紙幣はオ ペレータにより取り出し自在となっている。 スタッカ部30の構成の詳細については後述す 。

 各個別表示部107は、各スタッカ部30に対 して設けられており、対応するスタッカ部30 に集積された紙幣の数を表示するようになっ ている。なお、図1では、リジェクト部40が2 であるとともにスタッカ部30及び個別表示部 107がそれぞれ4つである場合について図示し が、これらの構成要素の数はこれに限定さ ることはなく変更することができる。

 図2は、図1に示す紙幣処理機100の内部構 の概略を示す概略構成図であり、主に搬送 とセンサ系を示している。

 図2に示すように、ホッパ101から各スタッ カ部30に紙幣を搬送する搬送部201が紙幣処理 100の内部に設けられている。この搬送部201 通常の場合、ベルト搬送機構が組み合わさ たものからなる。このベルト搬送機構は、 対または3以上のローラおよび各ローラに張 架された例えばゴムベルトから構成されてい る。

 搬送部201に沿って種々のセンサ202~214が設 けられている。ホッパ101の出口側に設けられ た紙幣繰出検知センサ202および後述する識別 部220の入口側に設けられたセンサ203は、それ ぞれ、紙幣が確実に取り込まれたことを検知 するようになっている。搬送部201に設けられ た識別部220は様々な検知手段から構成されて おり、ホッパ101から取り込まれた紙幣の新旧 、正損、真偽、金種、方向、表裏、搬送状態 等を検知するようになっている。また、搬送 部201には例えば透過センサからなるセンサ204 が設けられている。

 搬送部201における識別部220の下流側には2 つの分岐部材231が直列に設けられている。各 分岐部材231は、識別部220において識別を行う ことができなかった紙幣や識別が行われたが 仕分け対象から除外された紙幣を、対応する リジェクト部40に送るようになっている。セ サ205,206は、分岐部材231からリジェクト部40 紙幣が送られたことを検知するものである 仕分け対象とされた紙幣はセンサ207により 送状態が検知され、更に搬送部201で搬送さ る。搬送部201における分岐部材231の下流側 は3つの分岐部材232~234が直列に設けられて り、各分岐部材232~234は紙幣の例えば金種等 応じて分岐部材231から搬送された紙幣を4つ のスタッカ部30のうち対応するスタッカ部30 送るようになっている。このようにして、 別部220により金種等の識別が行われた紙幣 、4つのスタッカ部30のうち適合するスタッ 部30に収納される。センサ208~214は、搬送部20 1から各スタッカ部30への紙幣の仕分けが的確 に行われたか否かを検知するようになってい る。更に、図2に示すようにホッパ101には透 センサ215が設置されており、この透過セン 215は、ホッパ101に紙幣が収容されていると にこのことを検知するようになっている。 お、各スタッカ部30における紙幣の収納状況 は残留検知センサ221~224により検知されるよ になっている。

 次に、図1および図2に示す紙幣処理機100 設けられたスタッカ部30の構成の詳細につい て、図3乃至図18を用いて説明する。ここで、 図3は、図2に示す紙幣処理機100のA-A矢視図で って、スタッカ部30の構成を詳細に示す図 ある。図3において、二点鎖線の部分である 号Pは紙幣を示している。また、図4乃至図10 は、スタッカ部30に設けられた案内部材34の 々な構成を示す概略図である。また、図11乃 至図14は、スタッカ部30に設けられた羽根車32 の羽根の様々な構成を示す概略図である。ま た、図15乃至図18は、スタッカ部30における収 容スペース30aを構成する底板30bの様々な構成 を示す概略図であり、これらの図15乃至図18 おいて、二点鎖線の部分である符号Pは紙幣 示している。

 各スタッカ部30は、識別部220により正常 あると判定された紙幣を複数収容するよう なっており、各スタッカ部30に集積された紙 幣の束はオペレータにより自在に取り出し可 能となっている。

 また、各スタッカ部30にはそれぞれ回転 整札用の羽根車32が設けられている。この羽 根車32は、複数の羽根32aを外周に沿って有し いる。各羽根車32は、搬送部201からスタッ 部30内に向かって放出される紙幣を、隣り合 う羽根32aの間のスペースに受け入れ、紙幣の 向きや位置が整えられた状態でこの紙幣をス タッカ部30に収容させる機能を有している。 羽根車32は、後述する各スタッカ部30の側壁 30dに取り付けられており、紙幣をスタッカ部 30から取り出す方向(図2の紙面に直交する方 であって図3の左右方向)に延びる軸を中心と して図2の反時計回りに回転するようになっ いる。このような羽根車32の構成の詳細およ び変形例については後に詳述する。

 また、各スタッカ部30には、紙幣を例え 積層状態やあるいは立位状態で収容するた の収容スペース30aがそれぞれ設けられてい 。図3乃至図18においては、収容スペース30a おいて紙幣が立位状態で収容される場合に いて図示しているが、収容スペース30aにお て紙幣が積層状態で収容されるようになっ いてもよい。また、各スタッカ部30において 、図1乃至図3等に示すように紙幣処理機100の 前側が開口しており、この開口からオペレ タが各収容スペース30aに収容された紙幣を で自在に取り出すことができるようになっ いる。図2、図3等に示すように、収容スペ ス30aは、羽根車32が設置された側壁30d、底板 30b、天井、および開口と反対側にある奥壁30c に囲まれた空間から構成されている。ここで 、底板30bの構成の詳細および変形例について は後に詳述する。

 また、各スタッカ部30に形成される開口 、当該開口から紙幣を取り出す方向(図2の紙 面に直交する方向)が、搬送部201からスタッ 部30へ紙幣が送られる方向(図2における紙面 沿った方向)と略直交するような位置に設け られている。ここで、搬送部201からスタッカ 部30へ紙幣が送られる方向は、当該紙幣の短 方向となっている。このため、オペレータ 紙幣をその長手方向に各スタッカ部30から り出すことができるようになる。あるいは 搬送部201から各スタッカ部30へ紙幣が送られ る方向が、当該紙幣の長手方向となっていて もよい。このときには、オペレータは紙幣を その短手方向に各スタッカ部30から取り出す ととなる。

 さらに、図3に示すように、各スタッカ部 30には案内部材34が設けられている。この案 部材34は、スタッカ部30の収容スペース30aに ける開口と反対側にある奥壁30c近傍に設置 れている。この案内部材34は奥壁30cに取り けられていてもよい。このため、案内部材34 は、図3に示すように収容スペース30aにおい 羽根車32よりも奥側に位置するようになって いる。

 案内部材34は、搬送部201からスタッカ部30 に送られた紙幣が羽根車32によりその軸を中 として回転させられる際に、この紙幣をス ッカ部30において開口に向かって(すなわち 図3の右方に向かって)移動させるよう案内 るようになっている。図3を用いて更に具体 に説明すると、もし案内部材34が設けられ いない場合は、搬送部201からスタッカ部30に 送られた紙幣は、羽根車32によりスタッカ部3 0に収容させられるが、この際に紙幣の後端 はスタッカ部30の奥壁30c近傍に位置するよう になる。しかしながら、本実施の形態の紙幣 処理機100においては、案内部材34がこの奥壁3 0c近傍に設置されている。そして、紙幣が羽 車32によりその軸を中心として回転させら る際に、案内部材34が、この紙幣におけるス タッカ部30の開口から最も遠い奥側の端縁(図 3の左端縁)に接触する。このことにより、案 部材34が、この紙幣をスタッカ部30の開口に 向かって移動させるよう案内するので、紙幣 はスタッカ部30の奥壁30cから大きく離間し、 タッカ部30の開口に近づくようになる。

 ここで、案内部材34の様々な例について 4乃至図10を用いて説明する。

 図4に示すように、案内部材34は、表面粗 が非常に小さい板状部材であってもよい。 のような板状部材からなる案内部材34は、 4に示すように何段かに折れ曲がるようにな ており、このことによりスタッカ部30の収 スペース30aにおいて下方に移動する紙幣を タッカ部30の開口に向かって移動させるよう 案内することができるようになっている。図 4において案内部材34の一方の面34aは紙幣の端 縁が接触する面であり、他方の面34bは紙幣が 接触しない面である。

 あるいは、何段かに折れ曲がった板状部 からなる案内部材34の代わりに、図5に示す うな、湾曲した案内部材34pが用いられるよ になっていてもよい。

 あるいは、図6に示すように、案内部材と して、並列して延びる複数の線状部材34q(例 ば、針金等)からなるものが用いられてもよ 。ここで、各線状部材34qは、その途中部分 湾曲していたりあるいは折れ曲がったりし いる。

 図6に示すような案内部材においては、複 数の線状部材34qが組み合わせられることによ り、例えば図4に示すような板状部材の案内 材34と同様に紙幣をスタッカ部30の開口に向 って移動させるよう案内することができる うになっている。また、図6に示すような複 数の線状部材34qからなる案内部材を用いた場 合には、紙幣が案内部材により案内される際 に、この案内部材を構成する複数の線状部材 34qと紙幣との間に生じる摩擦力が低減するた め、案内部材により紙幣をよりスムーズにス タッカ部30の開口に向かって移動させること できるようになる。

 あるいは、図7に示すように、図4に示す うな案内部材34における紙幣の端縁が接触す る面34aに、当該面34aから鉛直方向斜め下方に 延びる複数の突出部材34cが取り付けられるよ うになっていてもよい。各突出部材34cは、紙 幣の鉛直方向上方への移動を規制するような 機能を有している。図7に示すような案内部 34を用いた場合には、紙幣が羽根車32により の軸を中心として回転させられる際に、こ 紙幣が鉛直方向上方へ移動してしまう、す わち紙幣が浮き上がってしまうことを抑止 ることができる。

 紙幣の鉛直方向上方への移動を規制する うな案内部材としては、図8に示すようなも のも考えられる。図8においては、案内部材34 における紙幣の端縁が接触する面34aに、当該 面34aから鉛直方向斜め下方に延びる複数の毛 34dを有するブラシが設けられた案内部材34が されている。このような複数の毛34dを有す ブラシからなる案内部材34においても、紙 が羽根車32によりその軸を中心として回転さ せられる際に、この紙幣が鉛直方向上方へ移 動してしまう、すなわち紙幣が浮き上がって しまうことを抑止することができる。さらに 、この場合には、紙幣が案内部材34により案 される際に、この案内部材34を構成するブ シと紙幣との間に生じる摩擦力が低減する め、案内部材34により紙幣をよりスムーズに スタッカ部30の開口に向かって案内させるこ ができるようになる。

 また、図9に示すように、案内部材34にお る紙幣の端縁が接触する面34aに、多数の突 部分34eが形成されていてもよい。この場合 案内部材34の一方の面34aは凹凸形状となる あるいは、図10に示すように、案内部材34に ける紙幣の端縁が接触する面34aが波形状と っていてもよい。図9または図10に示すよう 、少なくとも紙幣が接触する部分が凹凸形 または波形状となっているような案内部材3 4によれば、紙幣が案内部材34により案内され る際に、この案内部材34を構成する板状部材 紙幣との間に生じる摩擦力が低減するため 案内部材34により紙幣をよりスムーズにス ッカ部30の開口に向かって案内させることが できるようになる。なお、凹凸形状や波形状 は案内部材34のおける一方の面34aの全面に設 られる必要はなく、少なくとも紙幣が接触 るような一部分にのみ設けられるようにな ていてもよい。

 次に、羽根車32の様々な例について図11乃 至図14を用いて説明する。

 図11は、羽根車32の外周に設けられた複数 の羽根のうち1枚の羽根32aを示している。実 には、図11に示すような羽根32aが羽根車32の 体部分の全周にわたってまんべんなく設け れている。このような羽根32aは湾曲した板 部材より形成されている。羽根車32に設け れた羽根32aは、その基端部32eが羽根車32の基 体部分の外周面に取り付けられるようになっ ている。

 ここで、羽根車32に設けられる羽根とし は、図12に示すようなその中央部分にスリッ ト32pが形成された羽根32aを使用してもよい。 図12に示すようなスリット32pが設けられた羽 32aは、その基端部32eが羽根車32の基体部分 外周面に取り付けられる。ここで、スリッ 32pの数は1つに限定されることはなく、複数 スリットが羽根32aに形成されていてもよい この場合、紙幣が案内部材34によりスタッ 部30の開口に向かって案内される際に、羽根 車32の羽根32aと紙幣との間に生じる摩擦力が 減するため、羽根車32の羽根32a間に進入し いる紙幣をよりスムーズにスタッカ部の開 に向かって移動させることができるように る。

 また、羽根車32に設けられる他の羽根と ては、図13に示すような、1本の線状部材32b( えば、針金等)を折り曲げたものを使用して もよい。この場合、線状部材32bはその略中央 部分で折り曲げられ、折り曲げられた2つの 分の線状部材32bが実質的に平行に延びるよ にする。そして、折り曲げられた2つの部分 各基端部32eが羽根車32の基体部分の外周面 取り付けられる。このことにより、この2つ 部分の間に実質的にスリットが形成される うになり、図12に示すスリット32pが形成さ た羽根32aと同様に、紙幣が案内部材34により スタッカ部30の開口に向かって案内される際 おける、羽根車32の羽根32と紙幣との間に生 じる摩擦力を低減させることができる。

 また、羽根車32に設けられる更に他の羽 としては、図14に示すような、2本の線状部 32c(例えば、針金等)が略平行に延びるよう並 列に設けられたものを使用してもよい。この 場合、各線状部材32cの各基端部32eが羽根車32 基体部分の外周面に取り付けられる。なお 線状部材32cの本数は2本に限定されることは なく、3本以上の線状部材32cが略平行に延び ことにより羽根が構成されるようになって てもよい。図14に示すような並列して延びる 複数の線状部材32cからなる羽根においても、 図12に示すスリット32pが形成された羽根32aと 様に、紙幣が案内部材34によりスタッカ部30 の開口に向かって案内される際における、羽 根車32の羽根32と紙幣との間に生じる摩擦力 低減させることができる。

 次に、スタッカ部30の収容スペース30aを 成する底板30bの様々な例について図15乃至図 18を用いて説明する。

 収容スペース30aを構成する底板30bとして 、図15および図16に示すように棒状の突起部 分30mが多数設けられたものを用いてもよい。 この場合、底板30bにおける紙幣の下縁が接触 する面は凹凸形状となる。このことにより、 紙幣が案内部材34によりスタッカ部30の開口 向かって案内される際に、収容スペース30a 構成する底板30bと紙幣との間に生じる摩擦 が低減するため、羽根車32の羽根32a間に進入 している紙幣をよりスムーズにスタッカ部30 開口に向かって移動させることができるよ になる。

 また、収容スペース30aを構成する底板30b 他の構成としては、図17に示すように、底 30bにおける紙幣の下縁が接触する面が波形 となっているものを使用してもよい。この 合でも、紙幣が案内部材34によりスタッカ部 30の開口に向かって案内される際に、収容ス ース30aを構成する底板30bと紙幣との間に生 る摩擦力が低減するため、羽根車32の羽根32 a間に進入している紙幣をよりスムーズにス ッカ部30の開口に向かって移動させることが できるようになる。

 また、収容スペース30aを構成する底板30b 更に他の構成としては、図18に示すように スタッカ部30の開口に向かって(図18の右方に 向かって)下方に傾斜したものを使用しても い。この場合でも、底板30bにおける紙幣の 縁が接触する面が開口に向かって下方に傾 しているので、羽根車32の羽根32a間に進入し ている紙幣をよりスムーズにスタッカ部30の 口に向かって移動させることができるよう なる。

 次に、このような構成からなる紙幣処理 100の動作について説明する。

 まず、オペレータにより、複数の紙幣が 層状態でホッパ101に載置される。ホッパ101 収容された紙幣は紙幣繰出機構10によって1 ずつ紙幣処理機100の内部に繰り出される。 幣処理機100の内部に取り込まれた紙幣は搬 部201により搬送される。

 紙幣が搬送部201により搬送される際に、 の紙幣は識別部220により新旧、正損、真偽 金種、方向、表裏、搬送状態等が検知され 。ここで、識別部220においてリジェクト紙 (例えば偽券等)と判定された紙幣はリジェ ト部40に送られる。一方、識別部220において 、予め設定された所定の条件を満たし正常で あると判定された紙幣は各スタッカ部30に送 れる。

 搬送部201から各スタッカ部30に送られた 幣は、各収容スペース30aに収容されること なる。具体的には、搬送部201からスタッカ 30内に向かって放出された紙幣は、羽根車32 羽根32a間に受け入れられ、この羽根車32の 転に合わせてその軸を中心として回転させ れる。ここで、搬送部201からスタッカ部30に 送られた紙幣が羽根車32によりその軸を中心 して回転させられる際に、この紙幣は案内 材34によりスタッカ部30の開口に向かって移 動させられる。このようにして、各スタッカ 部30において紙幣が例えば立位状態で集積さ られる。

 以上のように本実施の形態の紙幣処理機1 00によれば、スタッカ部30に紙幣が集積され 際に、この紙幣は案内部材34によりスタッカ 部30の開口(オペレータから見て手前側)に向 って案内させられることとなる。このため オペレータは、スタッカ部30の収容スペース 30aに収容された紙幣を取り出しやすくなる。

 また、このような案内部材34は構成がシ プルであり、従来の紙幣処理機に既に設け れている案内部材等にこの案内部材34を追加 的に取り付けることにより上述のような本実 施の形態に係る紙幣処理機を形成することも 可能である。

 また、紙幣処理機100において、スタッカ 30は複数設けられており、羽根車32および案 内部材34は各スタッカ部30に対応するよう複 設けられている。このため、複数の種類の 幣をその種類別に、具体的には例えば金種 に、各スタッカ部30に分類して収容させるこ とができるようになる。

 なお、本発明による紙葉類処理機は、上 の態様に限定されるものではなく、様々の 更を加えることができる。

 例えば、紙葉類が集積される集積部とし は、図2および図3に示すような構成を有す スタッカ部30(垂直スタッカ)に限定されるこ はない。代わりに、図1および図2における ジェクト部40のような、傾斜スタッカに紙幣 を立位状態で集積させる場合でも本発明に係 る案内部材を同様に設けることができる。

 このような変形例について、図19および 20を用いて具体的に説明する。図19は、図2に 示す紙幣処理機100のリジェクト部40の構成の 略を示す概略構成図であり、図20は、図19に 示すリジェクト部40のB-B矢視図である。なお 図20において、二点鎖線の部分である符号P 紙幣を示している。

 図19および図20に示すように、リジェクト 部40には、リジェクト紙幣を例えば立位状態 収容するための収容スペース40aが設けられ いる。また、リジェクト部40において、図1 至図3等に示すように紙幣処理機100の手前側 が開口しており、この開口からオペレータが 各収容スペース40aに収容されたリジェクト紙 幣を手で自在に取り出すことができるように なっている。図19および図20に示すように、 容スペース40aは、後述する羽根車42が設置さ れた側壁、底板40b、天井、および開口と反対 側にある奥壁40cに囲まれた空間から構成され ている。また、リジェクト部40には、リジェ ト紙幣が当該リジェクト部40からはみ出す とを防止するためのストッパ40dが設けられ いる。

 また、図19および図20に示すように、リジ ェクト部40には回転式整札用の羽根車42が設 されている。この羽根車42は、複数の羽根42a を外周に沿って有している。羽根車42は、搬 部201からリジェクト部40内に向かって放出 れるリジェクト紙幣を、隣り合う羽根42aの のスペースに受け入れ、リジェクト紙幣の きや位置が整えられた状態でこのリジェク 紙幣をリジェクト部40に収容させる機能を有 している。羽根車42は、リジェクト部40の側 に取り付けられており、紙幣をリジェクト 40から取り出す方向(図19の紙面に直交する方 向であって図20の左右方向)に延びる軸を中心 として図19の時計回りに回転するようになっ いる。

 そして、各リジェクト部40には案内部材44 が設けられている。この案内部材44は、リジ クト部40の収容スペース40aにおける開口と 対側にある奥壁40c近傍に設置されている。 の案内部材44は奥壁40cに取り付けられていて もよい。このため、案内部材44は、図20に示 ように収容スペース40aにおいて羽根車42より も奥側に位置するようになっている。

 案内部材44は、搬送部201からリジェクト 40に送られたリジェクト紙幣が羽根車42によ その軸を中心として回転させられる際に、 のリジェクト紙幣をリジェクト部40におい 開口に向かって(すなわち、図20の右方に向 って)移動させるよう案内するようになって る。このように、案内部材44が、リジェク 紙幣をリジェクト部40の開口に向かって移動 させるよう案内するので、紙幣はリジェクト 部40の奥壁40cから大きく離間し、リジェクト 40の開口に近づくようになる。

 このように図19および図20に示すような変 形例においても、リジェクト部40にリジェク 紙幣が集積される際に、このリジェクト紙 は案内部材44によりリジェクト部40の開口( ペレータから見て手前側)に向かって案内さ られることとなる。このため、オペレータ 、リジェクト部40の収容スペース40aに収容 れたリジェクト紙幣を取り出しやすくなる

 また、更に他の変形例としては、紙葉類 収容する集積部に案内部材を設置するが羽 車が設けられていないような構成とするこ もできる。この場合、案内部材は、搬送部 ら集積部に送られた紙葉類がこの集積部の 容スペース内で落下する際に、当該紙葉類 集積部において開口に向かって移動させる う案内するように構成されている。

 このような、羽根車が設けられていない うな変形例に係る紙葉類処理機においても 集積部に紙葉類が集積される際に、この紙 類は案内部材により集積部の開口(オペレー タから見て手前側)に向かって案内させられ こととなる。このため、オペレータは、集 部の収容スペースに収容された紙葉類を取 出しやすくなる。