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Patent Searching and Data


Title:
PASSENGER CONVEYOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/108029
Kind Code:
A1
Abstract:
To provide a passenger conveyor in which a handrail guide (8) is easily installed and replaced and the safely and life of a movable handrail (3) is improved. A recess (7) is formed in a part of the outer peripheral side of a guide frame (5) which is attached to the peripheral edge of a balustrade panel (4) and has the handrail guide (8) for guiding the movable handrail (3). The handrail guide (8) is formed of a pair of left and right guide pieces (8a, 8b) arranged in the width direction. The sides of the guide pieces (8a, 8b) facing each other are extended toward the inner peripheral side, and its ends at the inner peripheral side are inserted into the common recess (7).

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Inventors:
OKAMURA NAOKO (JP)
TAKAHASHI TETSUYA (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/070782
Publication Date:
September 12, 2008
Filing Date:
October 25, 2007
Export Citation:
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Assignee:
HITACHI LTD (JP)
HITACHI MITO ENG KK (JP)
OKAMURA NAOKO (JP)
TAKAHASHI TETSUYA (JP)
International Classes:
B66B23/24
Foreign References:
JPH10169143A1998-06-23
JPS6214061Y21987-04-10
Attorney, Agent or Firm:
POLAIRE I.P.C. (Chuo-ku, Tokyo, JP)
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Claims:
 踏段に同期して循環移動する移動手摺と、この移動手摺の移動方向に沿って立設された欄干パネルと、この欄干パネルの周縁に取付けられたガイドフレームと、このガイドフレームの外周側を覆って前記移動手摺を案内する手摺ガイドを備えた乗客コンベアにおいて、前記ガイドフレームの外周側の一部に凹部が設けられ、前記手摺ガイドは幅方向について左右一対のガイド片で形成され、これらガイド片の互いに向かい合う側が内周側へ延在し、これら内周側端が共通の前記凹部へ挿入されていることを特徴とする乗客コンベア。
 踏段に同期して循環移動する移動手摺と、この移動手摺の移動方向に沿って立設された欄干パネルと、この欄干パネルの周縁に取付けられたガイドフレームと、このガイドフレームの外周側を覆って前記移動手摺を案内する手摺ガイドを備えた乗客コンベアにおいて、前記ガイドフレームの外周側の一部に凹部が設けられ、前記手摺ガイドは幅方向について左右一対のガイド片で形成され、これらガイド片は互いに当接する対向部を有し、これら対向部の少なくとも一部が前記凹部へ挿入されていることを特徴とする乗客コンベア。
 請求項1又は2のいずれかにおいて、前記ガイド片のうち前記凹部へ挿入されている部分が引掛り部を有し、前記ガイドフレームがその凹部の入口近傍に出張り部を有し、前記引掛り部と前記出張り部とにより前記ガイド片と前記ガイドフレームとが係止されていることを特徴とする乗客コンベア。
 請求項3において、前記引掛り部は、前記凹部へ挿入されたガイド片の一部が幅方向外側へ突出して形成されていることを特徴とする乗客コンベア。
 請求項3において、前記出張り部は、幅方向内側へ突出して形成されていることを特徴とする乗客コンベア。
 請求項1又は2のいずれかにおいて、前記手摺ガイドの外周面の一部に、溝部を設けたことを特徴とする乗客コンベア。
 請求項6において、前記溝部は、前記手摺ガイドの幅方向内側の部分に設けられていることを特徴とする乗客コンベア。
 請求項6において、前記溝部の幅方向について位置は、手摺駆動装置のローラの幅方向についての位置と略同一であることを特徴とする乗客コンベア。
Description:
乗客コンベア

 本発明は、エスカレーターや動く歩道な の乗客コンベアに係り、特に、移動手摺(ハ ンドレール)の支持部材の構成に関する。

 従来、乗客コンベアの移動手摺を支持す 手摺ガイドは、幅方向について左右一対の 材で構成され、これらの上面をブラケット 押さえ、このブラケットをボルトでガイド レームへ固定している。このような、手摺 イドの固定方法は、例えば、下記特許文献1 に記載されている。

特開平5-78080号公報(図3等)

 しかしながら、上述のような手摺ガイド 固定方法では、移動手摺の長手方向につい 多数のボルトを用いてガイドフレームに固 しなければならず、取付け作業が大変であ た。また、移動手摺との摺動に伴い手摺ガ ドの外周面が磨耗した結果、手摺ガイドの 換が必要になる場合があるが、その際の交 作業も容易ではない。更に、手摺ガイドが 耗すると、移動手摺が金属製のボルトやブ ケットと接触して移動手摺の内周面の帆布 傷つけ、移動手摺の駆動状態に悪影響を与 たり、移動手摺の交換時期を早めたりする 能性もある。

 従って、本発明の目的は、手摺ガイドの 付けや交換が容易で、移動手摺の安全性や 命を高めた乗客コンベアを提供することで る。

 上述の目的を達成するために、本発明で 、踏段に同期して循環移動する移動手摺と この移動手摺の移動方向に沿って立設され 欄干パネルと、この欄干パネルの周縁に取 けられたガイドフレームと、このガイドフ ームの外周側を覆って前記移動手摺を案内 る手摺ガイドを備えた乗客コンベアにおい 、前記ガイドフレームの外周側の一部に凹 を設け、前記手摺ガイドを幅方向について 右一対のガイド片で形成し、これらガイド の互いに向かい合う側を内周側へ延在させ これら内周側端を共通の前記凹部へ挿入し 。

 本発明によれば、手摺ガイドの取付けや 換が容易で、移動手摺の安全性や寿命を高 た乗客コンベアを提供できる。

本実施形態のエスカレーターの乗降床1 付近を示す図である。 本実施形態のエスカレーターにおける 干部の上端付近の詳細を示す図である。 本実施形態のエスカレーターにおける 摺ガイドの取付け方を示す図である。

符号の説明

1…乗降床、2…踏段、3…移動手摺、4…欄 パネル、5…ガイドフレーム、5a,5b…爪部、6a ,6b…出張り部、7…凹部、8…手摺ガイド、8a,8 b…ガイド片、9a,9b…引掛り部、10…溝部。

 本実施形態は、乗客コンベアの一例であ エスカレーターに本発明を適用したもので り、図1は、その乗降床1付近を示したもの ある。本実施形態のエスカレーターは、こ 乗降床1から他方の乗降床(図示せず)にかけ 、無端状に連結された踏段2が循環移動し、 の踏段2と同期して移動手摺3も循環移動す ように構成されている。また、踏段2の長手 向の両端には、欄干部が設置されており、 の欄干部の上端付近における、移動手摺3及 びその支持構造の詳細は、図2に示す通りで る。すなわち、この欄干部は、移動手摺3の 動方向に沿って立設された欄干パネル4と、 この欄干パネル4の周縁に取付けられたガイ フレーム5と、このガイドフレーム5の外周側 を覆って移動手摺3を案内する手摺ガイド8な で構成されている。尚、本実施形態では、 干パネル4として、ガラスパネルを採用して いる。

 また、ガイドフレーム5は、その内周側が 略U字状となっており、この略U字状の部分を 干パネル4の上端に嵌め込んで固定されてい る。一方、ガイドフレーム5の外周側の中央 傍には凹部7が設けられ、ガイドフレーム5の 外周側の幅方向両端には爪部5a,5bが設けられ いる。ここで、「内周側」とは、移動手摺3 の移動経路に対して内側を意味し、「外周側 」とは、その移動経路に対して外側を意味す る。

 そして、ガイドフレーム5の凹部7の入口 傍には、幅方向内側の向きへ突出した出張 部6a,6bが形成されている。ここで、「幅方向 内側」とは、移動手摺3の幅方向について中 寄りを意味し、「幅方向外側」とは、その 方向について両端寄りを意味する。尚、ガ ドフレーム5の材質としては、例えば、アル などが用いられている。

 更に、手摺ガイド8は、移動手摺3の幅方 について左右一対のガイド片8a,8bで構成され ており、いずれのガイド片8a,8bも、プラスチ クなどの樹脂製であって、移動手摺3の摺動 材としての役割を果たしている。そして、こ れらガイド片8a,8bの互いに向かい合う側、す わち、幅方向内側は、内周側へ延在し、互 に当接する対向部を形成している。また、 れらガイド片8a,8bの幅方向内側の内周側端 又は、これら対向部の少なくとも一部は、 通の凹部7へ挿入されている。更に、ガイド 8a,8bのうち凹部7へ挿入されている部分の一 が、幅方向外側へ突起して鍵状の引掛り部9 a,9bを形成している。尚、ガイド片8a,8bの幅方 向外側には、内周側へ変形した湾曲部を有し ている。

 また、ガイド片8a,8bは、その外周面の一 、具体的には、その外周面の幅方向内側の 分に、手摺駆動装置(図示せず)のローラと略 同じ幅寸法の溝部10が設けられている。そし 、この溝部10の幅方向についての位置は、 摺駆動装置のローラの幅方向についての位 と略同一である。つまり、移動手摺3の内周 のうち、手摺駆動装置のローラに圧接され 部分については、手摺ガイド8の外周面と接 触しないようにし、手摺駆動装置のローラと 移動手摺3との間の摩擦係数への影響や移動 摺3の低寿命化を抑制している。また、溝部1 0の表面に、手摺ガイド8の他の表面と比べて い摩擦係数となるような加工を施し、手摺 動装置からの駆動力を効率的に得ることも 能である。

 ここで、手摺ガイド8のガイドフレーム5 の取付け方について、図3を用いて説明する まず、一方のガイド片8aの湾曲部を、ガイ フレーム5の爪部5aに嵌め込んでから、ガイ 片8aの引掛り部9aを下方へ移動させ、ガイド レーム5の凹部7へ挿入し、この引掛り部9aと 上述の出張り部6a,6bとを係止させ、ガイド片8 aをガイドフレーム5に保持する。

 次に、ガイド片8bを、ガイド片8aと同様に 、ガイドフレーム5に取付けると、ガイド片8a ,8bの互いの対向部が押し付けあい、ガイド片 8a,8bの脱離が防止できる。また、ガイドフレ ム5の出張り部6a,6bと、手摺ガイド8の引掛り 部9a,9bとにより、移動手摺3の走行中に水平方 向の外力が加わった場合でも、手摺ガイド8 脱離せず、エスカレーターの安全性が確保 きる。

 このように、本実施形態によれば、ボル などの固定手段を別途用いなくても、手摺 イド8をガイドフレーム5に保持できるので 取付け作業が容易になるばかりか、結果と て、部品点数の減少による製作費の低減が 待できる。更に、移動手摺3との摺動により 摺ガイド8が磨耗した場合に、手摺ガイド8 交換する作業も容易になる。

 また、手摺ガイド8が磨耗して、その溝部 10の上面が移動手摺3と接触しても、ボルトな どと接触した場合と異なり、移動手摺3の内 面の帆布を傷つける可能性は少ない。した って、移動手摺3の駆動状態への悪影響を回 したり、移動手摺3の交換時期を長くしたり することが可能であり、その結果、移動手摺 3の安全性や寿命を高めたエスカレーターが 供できる。

 尚、上記本実施形態では、踏段2間に段差 が生じるエスカレーターについて説明したが 、乗客コンベアの他の一例である動く歩道に ついても同様の構成を採用することができる 。したがって、本明細書中で使用した踏段と いう用語には、動く歩道のパレットの意味も 含まれる。




 
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