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Patent Searching and Data


Title:
PATCH FOR FIXING DETECTION DEVICE, TIRE, AND METHOD OF FIXING DETECTION DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/140063
Kind Code:
A1
Abstract:
A patch (17) for fixing a detection device (15) for detecting the state of a pneumatic tire (1) to the inner surface (inner liner (7)) of the pneumatic tire (1). The patch (17) is characterized by comprising a base portion (17A) disposed on the inner surface of the pneumatic tire and a tongue portion (17B) extending from the base portion (17A). The patch is also characterized in that the tongue portion (17B) is so bent as to lock the detection device and whereby the detection device can be fixed in the state of being separated from the base portion.

Inventors:
SHOUYAMA, Yoshinobu (())
Application Number:
JP2008/058678
Publication Date:
November 20, 2008
Filing Date:
May 09, 2008
Export Citation:
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Assignee:
BRIDGESTONE CORPORATION (10-1, Kyobashi 1-chome Chuo-k, Tokyo 40, 1048340, JP)
株式会社ブリヂストン (〒40 東京都中央区京橋1丁目10番1号 Tokyo, 1048340, JP)
International Classes:
G01L17/00; B60C23/04
Attorney, Agent or Firm:
MIYOSHI, Hidekazu et al. (Toranomon Kotohira Tower, 2-8 Toranomon 1-chome,Minato-k, Tokyo 01, 1050001, JP)
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Claims:
 タイヤの状態を検知する検知装置を前記タイヤの内側面に固定する検知装置固定用パッチであって、
 前記タイヤの内側面上に配置される基部と、
 前記基部から延びる複数の舌部とを備え、
 前記舌部は、曲げられることにより前記検知装置と係止するとともに、前記検知装置を前記基部から離間した状態で固定することを特徴とする検知装置固定用パッチ。
 前記基部から前記検知装置までの離間可能間隔(S1)は、前記舌部同士の平均間隔(S2)に対して0.1~0.5倍であることを特徴とする請求項1に記載の検知装置固定用パッチ。
 前記検知装置は、前記タイヤの内側へ向けて突出する突起部を有し、
 前記複数の舌部は、前記突起部と係止する係止孔を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の検知装置固定用パッチ。
 前記検知装置には、前記舌部のそれぞれが挿通される複数の挿通孔が形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の検知装置固定用パッチ。
 前記舌部は、基部側に近づくに連れて幅広になることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の検知装置固定用パッチ。
 タイヤの状態を検知する検知装置と、前記検知装置を前記タイヤの内側面に固定する検知装置固定用パッチとからなる検知システムを備えるタイヤであって、
 前記検知装置固定用パッチは、前記タイヤの内側面上に配置される基部と、前記基部から延びる複数の舌部とを備え、
 前記舌部は、曲げられることにより前記検知装置と係止するとともに、前記検知装置を前記基部から離間した状態で固定することを特徴とするタイヤ。
 前記基部から前記検知装置までの離間可能間隔(S1)は、前記舌部同士の平均間隔(S2)に対して0.1~0.5倍であることを特徴とする請求項6に記載のタイヤ。
 タイヤの状態を検知する検知装置を固定する検知装置固定用パッチを構成する基部が前記タイヤの内側面に固定される基部固定工程と、
 前記基部から延びる複数の舌部間に前記検知装置が配置される検知装置配置工程と、
 前記舌部が曲げられることにより前記検知装置と係止するとともに、前記検知装置が前記基部から離間した状態で固定される検知装置固定工程と
を含むことを特徴とする検知装置固定方法。
 前記検知装置固定工程は、
 前記基部から前記検知装置までの離間可能間隔(S1)が、前記舌部同士の平均間隔(S2)に対して0.1~0.5倍に設定される間隔設定工程をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の検知装置固定方法。
 前記検知装置と前記舌部との固定が解除される固定解除工程と、
 新たな検知装置が前記基部から離間した状態で固定される新検知装置固定工程と
をさらに含むことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の検知装置固定方法。
Description:
検知装置固定用パッチ、タイヤ び検知装置固定方法

 本発明は、タイヤの状態を把握する検知 置を前タイヤの内側面に固定する検知装置 定用パッチ、この検知装置と検知装置固定 パッチとからなる検知システムを備えるタ ヤ、及び、検知装置をタイヤの内側面に固 する検知装置固定方法に関する。

 従来から、タイヤの状態(例えば、内圧や 内部温度、摩耗量)を把握する検知装置をタ ヤに取り付ける技術について、様々な提案 なされている。例えば、タイヤのゴム部品 (例えば、インナーライナーとカーカス層と 間)に検知装置が埋め込まれる技術や、ゴム 体(パッチ)を介して検知装置がタイヤの内側 、すなわち、インナーライナーに固定され 技術が開示されている(例えば、特表2002-5027 65号公報及び特表2002-541003号公報)。

 ところで、高価なトラックなどの大型車 を複数扱う利用者(例えば、複数のトラック を使用して運送業を行う運送業者)は、タイ の内圧の低下や摩耗量の増大による燃費の 費を考慮して、車両ごとにタイヤの状態を 繁に点検をしている。つまり、近年では、 線により遠距離からタイヤの状態を把握し すくするために、大型車両に装着されるタ ヤに上述した検知装置を取り付けることが くなっている。

 しかしながら、従来のタイヤのゴム部品 に検知装置が埋め込まれる技術では、検知 置がゴム部品中に設置される。従って、検 装置は、タイヤの変形などを受けやすく、 障しやすいという問題があった。特に、大 車両に装着されるタイヤは、トレッド部の 耗や故障などが多い。このため、トレッド の摩耗や故障などによりタイヤが使用でき くなると、検知装置がゴム部品中に永久に 置されるため、検知装置を再利用すること なかった。

 一方、ゴム体を介して検知装置がタイヤ 内側面に固定される技術では、タイヤが使 できなくなっても、検知装置を再利用する とができる。しかし、検知装置は、タイヤ 内側面上に取り付けられているため、タイ の変形などに追従してゴム体自体が変形し すい。従って、検知装置は、タイヤの変形 受けやすく、故障しやすいという問題があ た。また、ゴム体においても、タイヤの変 を受けやすく、タイヤの内側面から剥がれ すいという問題もあった。

 そこで、本発明は、このような状況に鑑 てなされたものであり、検知装置及び検知 置固定用パッチの故障を軽減することがで るとともに、タイヤが使用できなくなった 合であっても、検知装置及び検知装置固定 パッチを再利用させることが可能な検知装 固定用パッチ、この検知装置と検知装置固 用パッチとからなる検知システムを備える イヤ、及び、検知装置をタイヤの内側面に 定する検知装置固定方法を提供することを 的とする。

 上述した課題を解決するため、本発明は 次のような特徴を有している。まず、第1の 特徴は、タイヤの状態を検知する検知装置を タイヤの内側面に固定する検知装置固定用パ ッチであって、タイヤの内側面上に配置され る基部と、基部から延びる複数の舌部とを備 え、舌部が、曲げられることにより検知装置 と係止するとともに、検知装置を前記基部か ら離間した状態で固定することを要旨とする 。

 かかる特徴によれば、舌部が曲げられる とにより検知装置と係止するとともに、検 装置を基部から離間した状態で固定するこ によって、タイヤの変形や回転中における 知装置の自重(遠心力)による変形などイン ーライナーから直接伝わる変形を検知装置 定用パッチが伸縮することで吸収すること できる。

 これにより、検知装置固定用パッチの疲 ・応力・歪み・衝撃・振動等を最小限に抑 ることができ、検知装置及び検知装置固定 パッチの故障を軽減することができるとと に、タイヤが使用できなくなった場合であ ても、検知装置及び検知装置固定用パッチ 再利用が可能となる。

 その他の特徴は、基部から検知装置まで 離間可能間隔(S1)が、舌部同士の平均間隔(S2 )に対して0.1~0.5倍であることを要旨とする。

 その他の特徴は、検知手段が、タイヤの 側へ向けて突出する突起部を有し、複数の 部が、突起部と係止する係止孔を有してい ことを要旨とする。

 その他の特徴は、検知装置には、舌部の れぞれが挿通される複数の挿通孔が形成さ ることを要旨とする。

 その他の特徴は、舌部が、基部側に近づ に連れて幅広になることを要旨とする。

 その他の特徴は、タイヤの状態を検知す 検知装置と、検知装置をタイヤの内側面に 定する検知装置固定用パッチとからなる検 システムを備えるタイヤであって、検知装 固定用パッチが、タイヤの内側面上に配置 れる基部と、基部から延びる複数の舌部と 備え、舌部が、曲げられることにより検知 置と係止するとともに、検知装置を基部か 離間した状態で固定することを要旨とする

 その他の特徴に係る発明は、基部から検 装置までの離間可能間隔(S1)が、舌部同士の 平均間隔(S2)に対して0.1~0.5倍であることを要 とする。

 その他の特徴に係る発明は、タイヤの状 を検知する検知装置を固定する検知装置固 用パッチを構成する基部がタイヤの内側面 固定される基部固定工程と、基部から延び 複数の舌部間に検知装置が配置される検知 置配置工程と、舌部が曲げられることによ 検知装置と係止するとともに、検知装置が 部から離間した状態で固定される検知装置 定工程とを含むことを要旨とする。

 その他の特徴に係る発明は、基部から検 装置までの離間可能間隔(S1)が、舌部同士の 平均間隔(S2)に対して0.1~0.5倍に設定される間 設定工程をさらに含むことを要旨とする。

 その他の特徴に係る発明は、検知装置と 部との固定が解除される固定解除工程と、 たな検知装置が基部から離間した状態で固 される新検知装置固定工程とをさらに含む とを要旨とする。

図1は、本実施の形態に係る空気入りタ イヤを示すトレッド幅方向断面図である。 図2は、本実施の形態に係る検知システ ムを示す分解斜視図である。 図3は、本実施の形態に係る検知システ ムを示す斜視図である。 図4は、本実施の形態に係る検知システ ムを示す平面図である。 図5は、本実施の形態に係る検知装置固 定方法を説明するための図である。 図6は、変形例1に係る検知装置固定用 ッチを示す図である。 図7は、その他の実施の形態に係る検知 システムを示す上面図である。 図8は、その他の実施の形態に係る検知 システムを示す斜視図である。 図9は、その他の実施の形態に係る空気 入りタイヤを示すトレッド幅方向断面図であ る。

 次に、本発明に係る空気入りタイヤの一 について、図面を参照しながら説明する。 お、以下の図面の記載において、同一また 類似の部分には、同一又は類似の符号を付 ている。ただし、図面は模式的なのもので り、各寸法の比率などは現実のものとは異 ることを留意すべきである。従って、具体 な寸法などは以下の説明を参酌して判断す きものである。また、図面相互間において 互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含 れていることは勿論である。

(空気入りタイヤの構成)
 まず、本実施の形態に係る空気入りタイヤ 構成について、図1を参照しながら説明する 。図1は、本実施の形態に係る空気入りタイ を示すトレッド幅方向断面図である。なお 本実施の形態に係る空気入りタイヤは、ト ック・バスラジアルタイヤ(TBR)であるものと する。

 図1に示すように、空気入りタイヤ1は、 ム(不図示)に接するビード部3と、該ビード 3で折り返すカーカス層5とを備えている。こ のカーカス層5の内側には、チューブに相当 る気密性の高いゴム層であるインナーライ ー7が設けられている。

 カーカス層5のタイヤ径方向外側には、路 面と接するトレッド部9が設けられている。 た、カーカス層5とトレッド部9との間には、 トレッド部9を補強する複数のベルト層11が設 けられている。さらに、ビード部3における ンナーライナー7のタイヤ径方向内側には、 気入りタイヤ1の状態を検知する検知システ ム13が設けられている。

(検知システムの構成)
 次に、本実施の形態に係る検知システムの 成について、図2~図4を参照しながら説明す 。図2は、本実施の形態に係る検知システム を示す分解斜視図であり、図3は、本実施の 態に係る検知システムを示す斜視図であり 図4(a)は、本実施の形態に係る検知システム 示す上面図であり、図4(b)は、本実施の形態 に係る検知システムを示す正面図(図4(a)のA矢 視図)であり、図4(c)は、本実施の形態に係る 知システムを示す側面図(図4(a)のB矢視図)で ある。

 図2~図4に示すように、検知システム13は 空気入りタイヤ1の状態を検知する検知装置1 5と、該検知装置15を空気入りタイヤ1の内側 (すなわち、ビード部3におけるインナーライ ナー7)に固定する検知装置固定用パッチ17と よって構成されている。

 検知装置15は、空気入りタイヤ1に充填さ ている圧縮空気の空気圧(内圧)や内部温度 摩耗などを測定するセンサ(アンテナ)や、無 線通信により車輌等に測定結果を送信する無 線送信機、空気入りタイヤ1の製造者によっ 入力されたタイヤ情報(例えば、名称や製造 月日、シリアル番号、ロット番号)を格納す るICチップなどからなる電子デバイス15Aと、 電子デバイス15Aを保護する筐体15Bとを備え いる。

 筐体15Bは、強固・硬質な材料(少なくとも約 7030kg/cm 2 (約100000psi)のヤング率)により形成されている 。この筐体15B内には、防水性を向上させるた め、エポキシ系樹脂やウレタンなどが充填さ れていることが好ましい。

 この筐体15Bは、後述する検知装置固定用 ッチ17の係止孔23が固定されかつ空気入りタ イヤ1の内側へ向けて突出する突起部19と、後 述する検知装置固定用パッチ17の舌部17Bのそ ぞれが挿通される複数の挿通孔21とを有し いる。突起部19の先端には、後述する検知装 置固定用パッチ17の舌部17Bを外れないように 定するフランジ部19Aが形成されている。

 検知装置固定用パッチ17は、空気入りタ ヤ1の内側面上に配置される基部17Aと、該基 17Aに一体的に設けられ、かつ、基部17Aから 気入りタイヤ1の内側の空間(タイヤ径方向 側)へ向けて略直交に延びる一対の(図面では 2つ)の舌部17Bとを備えている。なお、略直交 は、45~90度までの範囲を示すものとする。

 基部17Aは、空気入りタイヤ1の内側面(す わち、インナーライナー7)に固定しやすくす るために、この空気入りタイヤ1の内側面と 同一の半径(R)であることが好ましい(図4(b)参 照)。

 舌部17Bは、突起部19と係止する係止孔23を 有している。この舌部17Bは、曲げられること により検知装置15(筐体15B)と係止するととも 、検知装置15を基部17Aから離間した状態で固 定する。なお、本実施の形態では、舌部17Bは 、検知装置15(筐体15B)の少なくとも一部を覆 ている。

 この基部17Aと舌部17Bの連結部分は、検知 置15を基部17Aから離間させやすくするため 、傾斜(I)が施されている。すなわち、舌部17 Bは、基部17A側に近づくに連れて幅広になる

 ここで、基部17Aから検知装置15までの離 可能間隔(S1)は、舌部17B同士の平均間隔(S2)に 対して0.1~0.5倍であることが好ましい。

 なお、離間可能間隔(S1)が平均間隔(S2)に して0.1倍よりも小さいと、インナーライナ 7から直接伝わる変形により検知装置15が基 17Aに衝突しやすくなってしまうため、検知 置の耐久性に悪影響を与えてしまう場合が る。また、離間可能間隔(S1)が平均間隔(S2)に 対して0.5倍よりも大きいと、検知装置固定用 パッチ17の伸縮が大きくなってしまい、該検 装置固定用パッチ17の耐久性に悪影響を与 てしまう場合がある。

 検知装置固定用パッチ17は、エチレンプ ピレンジエンモノマーゴム(EPDM)、ブチルゴ 、天然ゴム、ネオプレーンゴム及び天然ゴ の混合物、クロロブチルゴム及び天然ゴム 混合物、スチレンブタジエンゴム(SBR)及び天 然ゴムの混合物などによって形成されている 。特に、検知装置固定用パッチ17は、クロロ チルゴム及び天然ゴムの混合物や、スチレ ブタジエンゴム(SBR)及び天然ゴムの混合物 好ましい。

(検知装置固定方法)
 次に、検知装置固定方法について、図5を参 照しながら説明する。図5は、本実施の形態 係る検知装置固定方法を説明するための図 ある。この検知装置固定方法は、(I)基部固 工程、(II)検知装置配置工程、(III)検知装置 定工程を含む。

  (I)基部固定工程
 図5(a)に示すように、基部固定工程では、空 気入りタイヤ1の状態を検知する検知装置15を 固定する検知装置固定用パッチ17を構成する 部17Aが予め成型された空気入りタイヤ1の内 側面(すなわち、インナーライナー7)に固定さ れる。

 具体的には、基部17Aにおける舌部17Bが形 される面に対向する裏面に非加硫セメント( 接着剤)が塗布され、この非加硫セメントが 布された基部17Aがインナーライナー7に固定 れる。このとき、検知装置固定用パッチ17 インナーライナー7との固定強度を増大させ ために、基部17Aを固定するビード部3におけ るインナーライナー7に、バフ処理が施され ことが好ましい。

 (II)検知装置配置工程
 図5(b)に示すように、検知装置配置工程では 、基部17Aに一体的に設けられ、かつ、基部17A から延びる複数の舌部17B間に検知装置15が配 される。すなわち、検知装置15を構成する 体15Bに形成される挿通孔21に舌部17Bのそれぞ れが挿入されることにより、舌部17B間に検知 装置15が配置される。

  (III)検知装置固定工程
 図5(c)に示すように、検知装置固定工程では 、筐体15Bに形成される挿通孔21に挿通した舌 17Bが曲げられることにより検知装置15(筐体1 5B)と係止するとともに、検知装置15が基部17A ら離間した状態で固定される。

 具体的には、筐体15Bに設けられる突起部1 9に舌部17Bにおける係止孔23が係止され、突起 部19のフランジ部19Aに係止孔23が引っ掛けら る。従って、突起部19のフランジ部19Aに係止 孔23が固定される。

 このフランジ部19Aは、係止孔23に引っ掛 られた状態において高温で溶融(加硫)される ことにより、係止孔23の径よりも大きく変形 て舌部17Bと固定するものであってもよい。 た、フランジ部19Aと係止孔23とを接着剤等( えば、エポキシ系樹脂)により固定されても よい。また、検知装置15と検知装置固定用パ チ17との固定強度を増大させるために、検 装置15(筐体15B)と舌部17Bとの接触部分Tに接着 剤等を塗布することにより、検知装置15と検 装置固定用パッチ17とを固定してもよい。

 この検知装置固定工程は、基部17Aから検 装置15までの離間可能間隔(S1)が、舌部17B同 の平均間隔(S2)に対して0.1~0.5倍に設定され 間隔設定工程をさらに含むことが好ましい

 ここで、検知装置固定方法では、(I)基部 定工程、(II)検知装置配置工程、(III)検知装 固定工程の後に、(IV)固定解除工程、(V)新検 知装置固定工程を行うものであってもよい。

  (IV)固定解除工程
 固定解除工程では、検知装置15(筐体15B)と舌 部17Bとの固定が解除される。例えば、固定解 除工程では、高温で溶融(加硫)されて係止孔2 3の径よりも大きく変形させたフランジ部19A 、接着剤等が塗布されたフランジ部19Aが切 取られることによって、筐体15Bと舌部17Bと 固定が解除される。

  (V)新検知装置固定工程
 固定解除工程の後に、新検知装置固定工程 は、新たな検知装置15が基部17Aから離間し 状態で固定される。すなわち、検知装置15の みが故障してしまった場合、上述した固定解 除工程において故障してしまった検知装置15 取り外すことができ、新たな検知装置15が 定される。

 なお、検知装置固定方法では、必ずしも( I)基部固定工程、(II)検知装置配置工程、(III) 知装置固定工程の順番である必要はなく、 えば、(II)検知装置配置工程、(III)検知装置 定工程、(I)基部固定工程の順番であっても 論よい。

(作用・効果)
 以上説明した本実施の形態に係る検知装置 定用パッチ17、空気入りタイヤ1及び検知装 固定方法によれば、舌部17Bが曲げられるこ により検知装置15と係止するとともに、検 装置15を基部17Aから離間した状態で固定する ことによって、空気入りタイヤ1の変形や回 中における検知装置15の自重(遠心力)による 形などインナーライナー7から直接伝わる変 形を検知装置固定用パッチ17が伸縮すること 吸収することができる。

 これにより、検知装置固定用パッチ17の 労・応力・歪み・衝撃・振動等を最小限に えることができ、検知装置15及び検知装置固 定用パッチ17の故障を軽減することができる ともに、空気入りタイヤ1が使用できなくな った場合であっても、検知装置15及び検知装 固定用パッチ17の再利用が可能となる。

 また、検知装置15のみが故障してしまっ 場合、検知装置15(筐体15B)と舌部17Bとの固定 解除して故障してしまった検知装置15を取 外すことができ、新たな検知装置15を固定す ることができる。

 また、離間可能間隔(S1)が舌部同士の平均 間隔(S2)に対して0.1~0.5倍であることによって 検知装置固定用パッチ17の疲労をさらに抑 することができ、検知装置15及び検知装置固 定用パッチ17の故障をさらに軽減することが きる。

 さらに、検知装置固定用パッチ17は、予 成型された空気入りタイヤ1の内側面(すなわ ち、インナーライナー7)に固定されることに って、使用中の空気入りタイヤや市販され いる空気入りタイヤに取り付けることが可 となる。

(変形例)
 上述した実施の形態に係る検知装置固定用 ッチ17を構成する舌部17Bは、基部17Aと舌部17 Bとによって構成されているものとして説明 たが、以下のように変形してもよい。なお 上述した実施の形態に係る検知装置固定用 ッチ17と同一部分には同一の符号を付して、 相違する部分を主として説明する。

 図6は、変形例に係る検知装置固定用パッ チ17を示す図である。図6に示すように、検知 装置固定用パッチ17は、空気入りタイヤ1の内 側面上に配置される基部17Aと、該基部17Aに一 体的に設けられ、かつ、基部17Aから略直交に 延びる一対の(図面では2つ)の舌部17Bと、該舌 部17Bの先端に設けられ、かつ、舌部17Bから略 直交に延びる一対の爪部17Cとを備えている。

 基部17A及び舌部17Bの連結部分には、傾斜( I)が施されている。すなわち、舌部17Bは、基 17A側に近づくに連れて幅広になる。

 変更例に係る検知装置固定用パッチ17、 気入りタイヤ1及び検知装置固定方法によれ 、筐体15Bに形成される挿通孔21に爪部17Cが っかかり、かつ基部17A及び舌部17Bの連結部 に傾斜(I)が施されていることによって、検 装置15が基部17Aから離間した状態で固定され る。

 これにより、空気入りタイヤ1の変形や回 転中における検知装置15の自重(遠心力)によ 変形などインナーライナー7から直接伝わる 形を検知装置固定用パッチ17が伸縮するこ で吸収することができる。

[その他の実施の形態]
 上述したように、本発明の実施の形態を通 て本発明の内容を開示したが、この開示の 部をなす論述及び図面は、本発明を限定す ものであると理解すべきではない。

 具体的には、検知装置固定用パッチ17は 一対でかつ2つからなるものとして説明した 、これに限定されるものではなく、例えば 図7(a)に示すように、二対でかつ4つからな ていてもよく、図7(b)に示すように、3つから なるものであってもよい。

 また、舌部17Bは、検知装置15の筐体15Bに 成される挿通孔21を挿通して検知装置15と固 するものとして説明したが、これに限定さ るものではなく、例えば、図8に示すように 、挿通孔が形成されていない筐体15Bと固定す るものであってもよい。

 この舌部17Bは、基部17Aから空気入りタイ 1の内側空間へ向けて略直交に延びるものと して説明したが、これに限定されるものでは なく、検知装置15を基部17Aから離間した状態 固定できるものであればよい。つまり、検 装置15や検知装置固定用パッチ17は、検知装 置15を基部17Aから離間した状態で固定できれ よく、どんな形状であっても勿論よい。

 また、検知システム13(検知装置15及び検 装置固定用パッチ17)は、ビード部3における ンナーライナー7に固定されるものとして説 明したが、これに限定されるものではなく、 例えば、図9に示すように、トレッド部9及び 数のベルト層11のタイヤ径方向内側におけ インナーライナー7に固定されるものであっ もよい。

 また、検知装置15は、常に基部17Aから離 される必要はなく、例えば、車両停止状態 は基部17Aに接し、車両走行状態における空 入りタイヤ1に変形時に基部17Aから離間され もよい。すなわち、必ずしも基部17Aと舌部1 7Bの連結部分に傾斜(I)が施されている必要は く、傾斜が施されていないものであっても 論よい。

 また、舌部17Bは、基部17Aに一体的に設け れるものとして説明したが、これに限定さ るものではなく、例えば、基部17Bと異なる 料から形成されていていてもよく、基部17A 別体であってもよい。この場合、舌部17Bは 接着剤等を塗布することにより基部17Aと固 されてもよく、高温で溶融(加硫)されて基 17Aと固定されてもよい。

 また、検知装置固定用パッチ17は、予め 型された空気入りタイヤ1の内側面(すなわち 、インナーライナー7)に固定されるものとし 説明したが、これに限定されるものではな 、空気入りタイヤ1の成型時に空気入りタイ ヤ1の内側面に設けられてもよい。

 さらに、空気入りタイヤ1は、トラック・ バスラジアルタイヤ(TBR)であるものとして説 したが、これに限定されるものではなく、 えば、重荷重での使用となるオフザロード ジアルタイヤ(ORR)や、一般の乗用車用ラジ ルタイヤ、バイアスタイヤ等であっても勿 よい。

 この開示から当業者には様々な代替実施 形態、実施例及び運用技術が明らかとなろ 。したがって、本発明の技術的範囲は、上 の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発 特定事項によってのみ定められるものであ 。

産業上の利用の可能性

 以上のように、本発明に係る検知装置固 用パッチ、タイヤ及び検知装置固定方法は 検知装置及び検知装置固定用パッチの故障 軽減することができるとともに、タイヤが 用できなくなった場合であっても、検知装 及び検知装置固定用パッチの再利用が可能 あるため、検知装置固定用パッチ、タイヤ び検知装置固定方法の製造技術などにおい 有用である。