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Title:
PIN POSITIONING JIG AND PIN MOUNTING APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/122495
Kind Code:
A1
Abstract:
A pin positioning jig and a pin mounting apparatus comprising a jig main body (100) which engages with a work, with a pin accommodated within a pin accommodating hole (102) in order to have the pin aligned with an insertion hole of the work, and a restricting mechanism (110) which is provided above a main body of the jig to restrict the rotation of the pin for determining an orientation of the pin at a given angular position around an axis line of the pin. According to the apparatus, when the pin is to be mounted to the insertion hole of the work, with its orientation at the given angular position, the pin positioning jig engages with the work with the pin being accommodated within the main body of the jig as well as being restricted in its rotation by the restricting mechanism. Accordingly, the pin may be mounted to the insertion hole of the work highly accurately, after the pin is aligned with the insertion hole of the work and oriented to the given angular position relative to the insertion hole of the work. Furthermore, when the pin positioning jig accommodating the pin is hand carried, displacement of the pin may be prevented by positioning the pin by the restricting mechanism (110).

Inventors:
SUEOKA, Hisayuki (Togoshi 3-chome Shinagawa-k, Tokyo 41, 14200, JP)
Application Number:
JP2008/056327
Publication Date:
October 08, 2009
Filing Date:
March 31, 2008
Export Citation:
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Assignee:
HIRATA CORPORATION (9-20, Togoshi 3-chome Shinagawa-k, Tokyo 41, 14200, JP)
平田機工株式会社 (〒41 東京都品川区戸越3丁目9番20号 Tokyo, 14200, JP)
International Classes:
B23P19/00; B23P19/02; B23P21/00; F16H1/28
Attorney, Agent or Firm:
YAMAMOTO, Takatoshi (Nishishinbashi-Fukutoku Bldg, 11-5 Nishishinbashi,1-chome, Minato-ku, Tokyo 03, 10500, JP)
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Claims:
 円筒状のピンをワークの挿入孔に装着するべく、ピンを位置決めするピン位置決め冶具であって、
 ピンをワークの挿入孔と芯合わせするべくピンを収容してワークに嵌合される冶具本体と、ピンをその軸線回りの所定角度位置に方向付けるべく前記冶具本体上に設けられてピンの回転を規制する規制機構と、
を含む、ピン位置決め冶具。
 前記規制機構は、ピンの上端面において中心から偏倚して形成された凹部に対して、ピンの径方向外側から入り込んで係合する係合位置と前記凹部から離脱する離脱位置との間を移動し得る係合部材と、前記係合部材を前記係合位置に向けて付勢する付勢部材と、を含む、
ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のピン位置決め冶具。
 前記係合部材は、揺動自在に形成され、その一端側において前記凹部に係合し得る係合部、その他端側において前記凹部から前記係合部を離脱させるための力を及ぼす操作部を有する、
ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載のピン位置決め冶具。
 円筒状のピンをワークの挿入孔に装着するピン装着装置であって、
 ピンをワークの挿入孔と芯合わせするべくピンを収容してワークに嵌合される冶具本体及びピンをその軸線回りの所定角度位置に方向付けるべく前記冶具本体上に設けられてピンの回転を規制する規制機構を含むピン位置決め冶具と、
 前記ピン位置決め冶具を上方から嵌合したワークを載置するテーブルと、
 前記位置決め冶具の冶具本体をワークに向けて押圧する押圧機構と、
 前記押圧機構が作動した状態で、ピンをワークの挿入孔に圧入する圧入機構と、
を含む、ピン装着装置。
 前記規制機構は、ピンの上端面において中心から偏倚して形成された凹部に対して、ピンの径方向外側から入り込んで係合する係合位置と前記凹部から離脱する離脱位置との間を移動し得る係合部材と、前記係合部材を前記係合位置に向けて付勢する付勢部材とを含む、
ことを特徴とする請求の範囲第4項に記載のピン装着装置。
 前記圧入機構は、前記テーブルに対して昇降自在な昇降ヘッドと、前記昇降ヘッドを昇降駆動する昇降駆動ユニットと、前記昇降ヘッドに設けられてピンを挿入孔に圧入する圧入ロッドと、を含む、
ことを特徴とする請求の範囲第4項又は第5項に記載のピン装着装置。
 前記押圧機構は、前記昇降ヘッドに対して所定範囲を上下動自在に支持された押圧部材と、前記押圧部材を下方に向けて付勢する付勢バネと、を含む、
ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載のピン装着装置。
 ピンが前記所定角度位置に方向付けられているか否かを検出する検出機構を、さらに含む、
ことを特徴とする請求の範囲第4項に記載のピン装着装置。
 前記検出機構は、前記圧入ロッドに対して上下方向に移動自在に支持されると共に前記圧入ロッドの下端面から突出するように下向きに付勢されかつピンが前記所定角度位置に方向付けられた状態にあるときピンの上端面において中心から偏倚して形成された凹部に非接触にて進入し得る可動子と、ピンが前記所定角度位置からずれた状態にあるとき前記可動子がピンの上端面に当接して押し上げられる動作に連動して検出信号を発するセンサと、を含む、
ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載のピン装着装置。
 前記規制機構は、ピンの上端面において中心から偏倚して形成された凹部に対して、ピンの径方向外側から入り込んで係合する係合位置と前記凹部から離脱する離脱位置との間を移動し得る係合部材と、前記係合部材を前記係合位置に向けて付勢する付勢部材とを含み、
 前記検出機構は、前記圧入ロッドに対して上下方向に移動自在に支持されると共に前記圧入ロッドの下端面から突出するように下向きに付勢されかつピンが前記所定角度位置に方向付けられた状態にあるときピンの上端面において中心から偏倚して形成された凹部に非接触にて進入し得る可動子と、ピンが前記所定角度位置からずれた状態にあるとき前記可動子がピンの上端面に当接して押し上げられる動作に連動して検出信号を発するセンサとを含み、
 前記係合部材が係合する凹部と前記可動子が非接触にて進入し得る凹部とは、ピンの上端面において一つの凹部として形成されている、
ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載のピン装着装置。
 前記圧入ロッドは、前記昇降ヘッドに対して着脱自在に形成されている、
ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載のピン装着装置。
Description:
ピン位置決め冶具及びピン装着 置

 本発明は、機械部品あるいは電子部品等 ワーク(親部品)に対して子部品としての円 状のピンを装着する際に用いるピン位置決 冶具及びピン装着装置に関し、特に、車両 自動変速機等に適用される遊星歯車機構に いて遊星歯車を回動自在に支持するピンを ャリアに圧入する際に、ピンを軸線回りの 定角度位置に位置決めするピン位置決め冶 及びピン装着装置に関する。

 車両に搭載される自動変速機等に適用され 遊星歯車機構は、太陽歯車、環状歯車、太 歯車及び環状歯車に噛合する複数の遊星歯 、遊星歯車を自転及び公転自在に支持する ャリア、遊星歯車をキャリアに対して回動 在に支持するピン等を備えている。
 この遊星歯車機構において、遊星歯車は、 耗や抵抗を低減するために、ニードルベア ングを介してピンにより回動自在に支持さ ると共に、ピンに潤滑油通路を設けて軸受 領域に潤滑油を供給するように形成された のが知られている。

 ところで、上記のようなピンをキャリア 装着する従来のピン装着装置としては、円 状をなすピンがその軸線方向において方向 をもつもの(すなわち、上向き及び下向きの 区別がある潤滑油通路を設けたもの)を適用 ることを前提として、遊星歯車を組込んだ ャリアを保持するワーク受けプレート、ワ ク受けプレートの下方において昇降自在に 動される昇降板、昇降板を駆動するシリン 、昇降板に保持されてワーク受けプレート 下方から貫通して遊星歯車の挿入孔及びキ リアの挿入孔の芯合わせを行うと共に直上 搬入されたピンの潤滑通路に挿入される縮 部をもつセンタリングガイド、ワーク受け レートに保持されたキャリアを上方から押 るキャリア押え部材、キャリアの直上に搬 されたピンを挿入孔に圧入するべく上方か 押圧する押圧部材、搬入されたピンの潤滑 通路にセンタリングガイドの縮径部が入り んだか否かをピンの傾斜状態により判断し ピンの上下の向きを確認するセンサ等を備 、ピンが上下方向を間違えることなく装着 れるようにしたものが知られている(例えば 特許文献1参照)。

 一方、遊星歯車機構においては、遊星歯車 軸受け領域に対して、キャリアの回転によ 遠心力及び遠心ポンプ作用を利用して潤滑 を円滑にかつ効率よく供給するために、円 状のピンに対して、軸線方向に伸長する潤 油通路に加えて径方向に貫通する潤滑油孔 設け、この潤滑油孔をキャリアの径方向外 に方向付けるようにしてピンを装着するこ が提案されている。
 しかしながら、上記従来のピン装着装置で 、軸線方向において方向性をもつ(上向きか 下向きかで潤滑油通路の経路が異なる)ピン 対象としており、軸線回り(周方向)において 方向性のあるピンを所定角度に位置決めして 装着することは困難である。
 また、上記従来のピン装着装置は、センタ ングガイドを上下動させるための専用の機 (昇降板、シリンダ等)が必要であり、構成 品を集約して配置することができず、構造 複雑化、装置の大型化及び高コスト化等を くものである。

特開平7-314266号公報

 本発明は、上記従来技術の事情に鑑みて されたものであり、その目的とするところ 、構造の簡素化、装置の小型化、低コスト 等を図りつつ、軸線回り(周方向)に方向性 もつ円筒状のピンを所定の角度に方向付け 高精度にワーク(親部品)に装着することがで きるピン位置決め冶具及びピン装着装置を提 供することにある。

 上記目的を達成する本発明のピン位置決め 具は、円筒状のピンをワークの挿入孔に装 するべく、ピンを位置決めするピン位置決 冶具であって、ピンをワークの挿入孔と芯 わせするべくピンを収容してワークに嵌合 れる冶具本体と、ピンをその軸線回りの所 角度位置に方向付けるべく冶具本体上に設 られてピンの回転を規制する規制機構と、 含む。
 この構成によれば、円筒状のピンをワーク 挿入孔に対して所定角度位置に方向付けて 着する際に、ピンが冶具本体に収容されか 規制機構により回転を規制された状態で、 ン位置決め冶具がワークに嵌合される。
 これにより、ピンをワークの挿入孔に芯合 せし、かつ、ピンをワークの挿入孔に対し 所定角度位置に位置決めした状態で、ピン ワークの挿入孔に高精度に装着することが きる。また、ピンを収容したピン位置決め 具を持ち運ぶ際に、規制機構により位置決 することにより、ピンの位置ずれを防止す ことができる。

 上記構成をなすピン位置決め冶具において 規制機構は、ピンの上端面において中心か 偏倚して形成された凹部に対して、ピンの 方向外側から入り込んで係合する係合位置 凹部から離脱する離脱位置との間を移動し る係合部材と、係合部材を係合位置に向け 付勢する付勢部材とを含む、構成を採用す ことができる。
 この構成によれば、規制機構として、係合 置と離脱位置を往復動する(例えば、直線的 に往復動する又は揺動して往復動する)係合 材及び付勢部材を採用するため、構造の簡 化、小型化等を達成することができる。

 上記構成をなすピン位置決め冶具において 係合部材は、揺動自在に形成され、その一 側において凹部に係合し得る係合部、その 端側において凹部から係合部を離脱させる めの力を及ぼす操作部を有する、構成を採 することができる。
 この構成によれば、ピンを冶具本体に収容 る際には、係合部材の操作部を押し下げて 合部をピンの収容領域(例えば、収容孔)か 遠ざけた状態で、ピンを所定角度位置に方 付けて冶具本体に収容し、その後、操作部 離すだけで、付勢部材の付勢力により係合 材の係合部をピンの凹部に入り込ませて係 させることができる。このように、簡単な 作で、ピンを位置決めしつつ冶具本体に収 することができる。

 上記目的を達成する本発明のピン装着装置 、円筒状のピンをワークの挿入孔に装着す ピン装着装置であって、ピンをワークの挿 孔と芯合わせするべくピンを収容してワー に嵌合される冶具本体及びピンをその軸線 りの所定角度位置に方向付けるべく冶具本 上に設けられてピンの回転を規制する規制 構を含むピン位置決め冶具と、ピン位置決 冶具を上方から嵌合したワークを載置する ーブルと、位置決め冶具の冶具本体をワー に向けて押圧する押圧機構と、押圧機構が 動した状態でピンをワークの挿入孔に圧入 る圧入機構と、を含む。
 この構成によれば、ピン位置決め冶具によ ピンを位置決めした状態で、ピン位置決め 具を嵌合したワークをテーブルに載置し、 圧機構により冶具本体を押圧して固定し、 入機構によりピンをワークの挿入孔に圧入 ることができる。

 上記構成をなすピン装着装置において、規 機構は、ピンの上端面において中心から偏 して形成された凹部に対して、ピンの径方 外側から入り込んで係合する係合位置と凹 から離脱する離脱位置との間を移動し得る 合部材と、係合部材を係合位置に向けて付 する付勢部材とを含む、構成を採用するこ ができる。
 この構成によれば、規制機構として、係合 材及び付勢部材を採用するため、構造の簡 化、小型化等を達成することができる。

 上記構成をなすピン装着装置において、圧 機構は、テーブルに対して昇降自在な昇降 ッドと、昇降ヘッドを昇降駆動する昇降駆 ユニットと、昇降ヘッドに設けられてピン 挿入孔に圧入する圧入ロッドとを含む、構 を採用することができる。
 この構成によれば、圧入機構として、昇降 ッド、昇降駆動ユニット、及び圧入ロッド 採用するため、構造の簡素化、装置の小型 等を達成しつつ、圧入動作を円滑に行うこ ができる。

 上記構成をなすピン装着装置において、押 機構は、昇降ヘッドに対して所定範囲を上 動自在に支持された押圧部材と、押圧部材 下方に向けて付勢する付勢バネとを含む、 成を採用することができる。
 この構成によれば、押圧機構として、昇降 ッドに支持された押圧部材及び押圧部材を 方に付勢する付勢部材を採用するため、押 部材を支持する専用の部材を設ける場合に べて、部品点数を削減でき、昇降ヘッド周 の構造を簡素化でき、装置を小型化するこ ができる。

 上記構成をなすピン装着装置において、ピ が所定角度位置に方向付けられているか否 を検出する検出機構を、さらに含む、構成 採用することができる。
 この構成によれば、ピンが所定角度位置か ずれている場合は、検出機構がそのことを 出するため、ピンの圧入動作を未然に中止 ることができる。

 上記構成をなすピン装着装置において、検 機構は、圧入ロッドに対して上下方向に移 自在に支持されると共に圧入ロッドの下端 から突出するように下向きに付勢されかつ ンが所定角度位置に方向付けられた状態に るときピンの上端面において中心から偏倚 て形成された凹部に非接触にて進入し得る 動子と、ピンが所定角度位置からずれた状 にあるとき可動子がピンの上端面に当接し 押し上げられる動作に連動して検出信号を するセンサとを含む、構成を採用すること できる。
 この構成によれば、ピンが所定角度位置に 向付けられて位置決め冶具に収容されてい 場合、圧入ロッドの下端面がピンに当接し 状態で、可動子の下端部はピンの凹部に入 込んで上方に押し上げられないため、セン はピンが所定角度位置に方向付けられてい ことを検出することができ、一方、圧入ロ ドの下端面がピンの上端面に当接した状態 可動子の下端部がピンの上端面に当接して 動子が上方に持ち上げられると、センサが 動子の動作に連動して信号を発し、ピンが 定角度位置からずれていることを検出する とができる。また、検出機構として、圧入 ッドに支持さえた可動子、可動子の動作に 動して信号を発するセンサを採用するため ビジュアルセンサ等を採用する場合に要す 画像情報の処理等が不要で、構造の簡素化 低コスト化等を達成でき、又、機械的な接 動作に基づくため誤検出等を確実に防止す ことができる。

 上記構成をなすピン装着装置において、規 機構は、ピンの上端面において中心から偏 して形成された凹部に対して、ピンの径方 外側から入り込んで係合する係合位置と凹 から離脱する離脱位置との間を移動し得る 合部材と、係合部材を係合位置に向けて付 する付勢部材とを含み、検出機構は、圧入 ッドに対して上下方向に移動自在に支持さ ると共に圧入ロッドの下端面から突出する うに下向きに付勢されかつピンが所定角度 置に方向付けられた状態にあるときピンの 端面において中心から偏倚して形成された 部に非接触にて進入し得る可動子と、ピン 所定角度位置からずれた状態にあるとき可 子がピンの上端面に当接して押し上げられ 動作に連動して検出信号を発するセンサと 含み、係合部材が係合する凹部と可動子が 接触にて進入し得る凹部とは、ピンの上端 において一つ凹部として形成されている、 成を採用することができる。
 この構成によれば、係合部が係合する凹部 可動子が非接触にて進入し得る凹部が、一 の凹部であるため、ピンを方向付けて冶具 体に組み付ける際に、一つの凹部が所定角 位置を決める目印となり、誤組付けを防止 ることができる。

 上記構成をなすピン装着装置において、圧 ロッドは、昇降ヘッドに対して着脱自在に 成されている、構成を採用することができ 。
 この構成によれば、ピンの種類に応じて圧 ロッドを交換することができるため、ピン 種類(遊星歯車機構の機種)に対応してピン 装着動作を行うことができる。

 上記構成をなすピン位置決め冶具及びピ 装着装置によれば、構造の簡素化、装置の 型化、低コスト化等を達成しつつ、軸線回 (周方向)に方向性をもつ円筒状のピンを所 の角度に方向付けて高精度にワーク(親部品) に装着することができ、特に、車両用自動変 速機等に適用される遊星歯車機構において遊 星歯車を回動自在に支持するピンをキャリア に圧入する際にピンを軸線回りの所定角度の 方向に高精度に位置決めして装着することが できる。

本発明に係るピン位置決め冶具を示す 面図である。 本発明に係るピン位置決め冶具がワー に嵌合された状態を示す(部分断面 本発明における装着の対象となるピン 示す斜視図である。を含む)側面図である。 本発明に係るピン装着装置の一実施形 を示す側面図である。 図4に示すピン装着装置の一部を拡大し た部分拡大図である。 図4に示すピン装着装置に含まれる圧入 ロッドを示す(部分断面を含む)側面図である 本発明に係るピン位置決め冶具及びピ 装着装置の動作を説明する(部分断面を含む )部分側面図である。 本発明に係るピン位置決め冶具及びピ 装着装置の動作を説明する(部分断面を含む )部分側面図である。 本発明に係るピン位置決め冶具及びピ 装着装置の動作を説明する(部分断面を含む )部分側面図である。 本発明に係るピン位置決め冶具及びピ ン装着装置の動作を説明する(部分断面を含 )部分側面図である。 本発明に係るピン位置決め冶具及びピ ン装着装置の動作を説明する(部分断面を含 )部分側面図である。

符号の説明

W ワーク
W1 キャリア
W2 遊星歯車
W3 ニードルベアリング
W4 挿入孔
W5 仮ピン
10 ベース
20 テーブル
30 垂直フレーム
31 ガイド部
40 昇降ヘッド(圧入機構)
41 被ガイド部
42 連結部
43 嵌合部
44 収容部
45 ガイド部
46 上端面
47 下端面
50 昇降駆動ユニット(圧入機構)
51 モータ
52 ボールネジ
53 ボールナット
60 圧入ロッド(圧入機構)
61 先端部
61a 下端面
62 嵌合部
62a 上端面
63 鍔部
64 ガイド孔
65 収容部
70 押圧部材(押圧機構)
71 円板部
71a 当接部
71b 貫通孔
72 ロッド部
72a 鍔部
80 付勢バネ(付勢部材、押圧機構)
90 検出機構
91 可動子
91a 下端部
91b 上端部
91c 鍔部
91d 付勢バネ
91e 鍔部
92 連動アーム
93 付勢バネ
94 センサ
M ピン位置決め冶具
100 冶具本体
101 中央開口部
102 収容孔
103 固定凹部
104 嵌合部
110 規制機構
111 ホルダ
111a 支軸
111b,111c ストッパ壁
111d 空間部
112 係合部材
112a 係合部
112b 操作部
113 付勢バネ(付勢部材)
RT 回転テーブル
HU ワーク保持ユニット

 以下、本発明の最良の実施形態について 付図面を参照しつつ説明する。尚、この実 形態において、ワークWは、図2に示すよう 、自動車の自動変速装置等に搭載される遊 歯車機構の一部であり、キャリアW1、遊星歯 車W2、ニードルベアリングW3、遊星歯車W2をキ ャリアW1に仮組付けするべくキャリアW1及び ードルベアリングW3により画定される挿入孔 W4に挿入された仮ピン(プロセスピン)W5等によ り構成されている。そして、ワークWに対し は、仮ピンW5と入れ換えるように本来のピン P(アクチュアルピン)が装着されるようになっ ている。

 ピンP(アクチュアルピン)は、図3に示すよう に、円筒状に形成され、上端面P1、上端面P1 おいて中心(軸線L)から偏倚した位置で径方 Dに伸長するように形成された溝状の凹部P2 軸線L方向に伸長する潤滑油通路P3、潤滑油 路P3に連通すると共に径方向に貫通するよう に形成された潤滑油孔P4及び潤滑油孔P5等を えている。ここで、凹部P2は、軸線L回り(周 向)において潤滑油孔P4と同一の角度位置に 成されている。潤滑油孔P4と潤滑油孔P5とは 、軸線L回り(周方向)においてお互いに180度ず れた位置に形成されている。また、潤滑油孔 P4と潤滑油孔P5とは、軸線L方向において潤滑 孔P4が潤滑油孔P5よりも上端面P1寄りに形成 れている。
 このように、ピンPには、潤滑油孔P4に対応 る角度位置において上端面P1に一つの凹部P2 が設けられているため、この凹部P2を確認す ことにより、ピン位置決め冶具Mに組み付け る際の目印とすることができる。

ピン位置決め冶具Mは、図1及び図2に示すよう に、略円板状に形成された冶具本体100、冶具 本体100の上部に固定されてピンPの回転を規 する複数の規制機構110等を備えている。
 冶具本体100は、図1及び図2に示すように、 形をなす中央開口部101、中央開口部101の周 おいて周方向に配列された円筒状の複数の 容孔102、各々の収容孔102に対して径方向の 側に設けられた固定凹部103、ワークWのキャ アW1に嵌合される嵌合部104等を備えている

 中央開口部101は、ワークWの遊星歯車W2と噛 させる太陽歯車を挿入し得るように形成さ ている。
 収容孔102は、ピンPを挿入して軸線Lに垂直 方向への位置ずれを規制してワークWの挿入 W4と芯合わせすると共に、手作業によりピ Pを容易に挿入できる内径寸法に形成されて る。
 固定凹部103は、規制機構110のホルダ111を部 的に埋設して締結ネジ(不図示)等により固 するように形成されている。

 規制機構120は、図1、図2、図7に示すように 冶具本体100の固定凹部103に固定されるホル 111、ホルダ111に対して揺動自在に支持され 係合部材112、係合部材112を収容孔102側(ピン P側)に向けて付勢する付勢部材としての付勢 ネ113等を備えている。
 ホルダ111は、図7に示すように、冶具本体100 の固定凹部103に嵌合して締結ネジ(不図示)等 用いて固定され、係合部材112を揺動自在に 持する支軸111a、係合部材112をピンPの凹部P2 に係合する係合位置に停止させるストッパ壁 111b、係合部材112を凹部P2から離脱した離脱位 置に停止させるストッパ壁111c、付勢バネ113 収容する空間部111d等を備えている。
 係合部材112は、図7に示すように、略T字状 形成されると共に支軸111aにより揺動自在に 持され、その一端側においてピンPの凹部P2 係合し得る係合部112a、その他端側において 凹部P2から係合部112aを離脱させるための力を 及ぼす操作部112b等を備えている。
 付勢バネ113は、図7に示すように、コイル状 の圧縮バネであり、ホルダ111の空間部111dに 定量圧縮して配置され、係合部材112を係合 置に向けて、すなわち、係合部112aがピンPの 凹部P2に係合するように付勢力を及ぼしてい 。

 そして、係合部材112は、操作部112bに力を及 ぼさない状態で、付勢バネ113の付勢力により ストッパ壁111bに当接してピンPの凹部P2に係 する係合位置に停止し、付勢バネ113の付勢 に抗して操作部112bを押し下げることにより トッパ壁111cに当接してピンPの凹部P2から離 脱する離脱位置に停止するようになっている 。
 このように、規制機構120として、冶具本体1 00に固定されるホルダ111、ホルダ111により揺 自在に支持される係合部材112、ホルダ111に 容される付勢バネ113を採用したことにより 規制機構120をモジュール化することができ 構造の簡素化、小型化等を達成しつつ、ピ Pを軸線L回りの所定角度位置に方向付けて 持することができる。

 次に、ピンPの組付け及びピン位置決め冶具 MとワークWとの組付け手順について説明する
 先ず、図2に示すように、キャリアW1に遊星 車W2が嵌め込まれ、仮ピンW5が挿入孔W4に挿 されたワークWが準備され、このワークWの ャリアW1に嵌合させるようにピン位置決め冶 具Mの冶具本体100を嵌合させる。
 このとき、冶具本体100は、図7に示すように 、仮ピンW5の上端領域が収容孔102の下方領域 入り込むことで、ワークWに対して位置決め される。

 続いて、操作部112bを押し下げて係合部材112 を離脱位置に移動させ、この状態において、 凹部P2を冶具本体100の径方向外側に方向付け 冶具本体100の収容孔102に挿入する。
 そして、操作部112bの押し下げを解除すると 、係合部材112が付勢バネ113の付勢力により係 合位置に移動して、係合部112aがピンPの凹部P 2に入り込んで係合する。これにより、ピンP 、凹部P2すなわち潤滑油孔P4が径方向外側を 向くように、軸線L回りの所定角度位置に方 付けられて位置決めされ保持されると共に ワークWの挿入孔W4と芯合わせが行われる。
 このように、簡単な操作で、ピンPを位置決 めしつつ冶具本体100に収容することができる 。また、ピンPをピン位置決め冶具Mに取り付 た後にピン位置決め冶具Mを持ち運んでも、 ピンPの位置ずれを防止することができる。

 ピン装着装置は、図4及び図5に示すように ベース10、ベース10上に設けられて前述のピ 位置決め冶具Mを上方から嵌合したワークW 載置するテーブル20、ベース10上に固定され 垂直フレーム30、垂直フレーム30に対して昇 降自在に支持された昇降ヘッド40、昇降ヘッ 40を昇降駆動する昇降駆動ユニット50、昇降 ヘッド40に着脱自在に連結された圧入ロッド6 0、昇降ヘッド40に対して上下動自在に支持さ れた押圧部材70、押圧部材70を下方に向けて 勢する付勢部材としての付勢バネ80、圧入ロ ッド60及び昇降ヘッド40に設けられた検出機 90、種々の制御を司る制御盤(不図示)等を備 ている。
 また、ベース10上には、ピン位置決め冶具M 上方から嵌合したワークWを、テーブル20上 搬入し又圧入処理が済んだワークWをテーブ ル20から搬出するワーク保持ユニットHUを備 る回転テーブルRT等が配置されている。

 テーブル20は、図4に示すように、回転テー ルRTから移載されたピン位置決め冶具M及び ークWを所定の高さ位置に載置して保持する ように形成されている。
 尚、テーブル20には、保持したワークWを一 的に固定する固定機構、あるいは、保持し ワークWを二次元又は三次元的に移動させて 位置決めする駆動機構等を備えていてもよい 。
 垂直フレーム30は、図4に示すように、上下 向Zに伸長するように、ベース10に直立して 定されており、昇降ヘッド40を上下方向Zに 降自在にガイドするガイド部31を有し、又 その内部又は外壁部において昇降駆動ユニ ト50を保持している。

 昇降ヘッド40は、図4及び図5に示すように 、垂直フレーム30のガイド部31に対して昇降 在に連結されて上下方向Zにガイドされる被 イド部41、昇降駆動ユニット50のボールナッ ト53が連結される連結部42、圧入ロッド60を着 脱自在に嵌合する嵌合部43、検出機構90の一 を収容する収容部44、押圧部材70のロッド部7 2を上下動自在にガイドするガイド部45、ロッ ド部72の鍔部72aを当接させる上端面46、付勢 ネ80の上端部を当接させる下端面47等を備え いる。

 昇降駆動ユニット50は、図4に示すように、 立フレーム30に固定されたモータ51、モータ 51に直結されて上下方向Zに伸長するボールネ ジ52、ボールネジ52に螺合し昇降ヘッド40の連 結部42に連結されるボールナット53等を備え いる。
 そして、昇降駆動ユニット50は、モータ51の 起動により、ボールネジ52が一方向に回転す と、ボールナット53を介して昇降ヘッド40を 下降させ、一方、ボールネジ52が他方向に回 すると、ボールナット53を介して昇降ヘッ 40を上昇させるようになっている。
 尚、ここでは、昇降駆動ユニットとして、 ールネジ52及びボールナット53を用いたネジ 送り機構を示したが、これに限定されるもの ではなく、油圧又は空気圧式のシリンダ型の アクチュエータ、ソレノイドを用いた電磁ア クチュエータ等を採用してもよい。

 圧入ロッド60は、図6に示すように、圧入さ るピンPの上端面P1に当接し得る下端面61aを 定すると共に圧入の際に位置決め冶具Mの収 容孔102に挿入され得る円柱状の先端部61、昇 ヘッド40の嵌合部43に嵌合されると共に上端 面62aを画定する嵌合部62、鍔部63、検出機構90 の一部をなす可動子91を上下方向Zに移動自在 にガイドするガイド孔64、可動子91の途中に けられた鍔部91c及び付勢バネ91dを収容する 容部65等を備えている。
 そして、圧入ロッド60は、昇降ヘッド40の嵌 合部43に対して着脱自在に固定されるように っている。すなわち、圧入ロッド60を昇降 ッド40に対して着脱自在としたことにより、 ピンPの種類に応じて圧入ロッド60を交換する ことができる。

 すなわち、上記昇降ヘッド40、昇降駆動ユ ット50、圧入ロッド60等により、押圧機構が 動した状態で、ピンPをワークWの挿入孔W4に 圧入する圧入機構が構成されている。
 このように、圧入機構として、昇降ヘッド4 0、昇降駆動ユニット50、及び圧入ロッド60を 用したことにより、構造の簡素化、装置の 型化等を達成しつつ、圧入動作を円滑に行 ことができる。

 押圧部材70は、図5及び図8に示すように、外 縁部が下向きに突出した当接部71aをもつ円板 部71、円板部71に連結されて昇降ヘッド40のガ イド部45に上下動自在に通されたロッド部72 を備えている。
 円板部71は、図5に示すように、圧入ロッド6 0を非接触にて通す貫通孔71bを備えている。 ッド部72は、昇降ヘッド40の上端面46に当接 得る鍔部72aを備えている。
 付勢バネ80は、図5に示すように、コイル状 圧縮バネであり、その下端部が円板部71の 面に当接され、その上端部が昇降ヘッド40の 下端面47に当接されて、所定の圧縮代に圧縮 た状態でロッド部72の周りに嵌め込まれて る。
 そして、押圧部材70は、非作動時において 付勢バネ80により下方に向けて付勢され、そ の鍔部72aが上端面46に当接して停止している この状態において、昇降ヘッド40が下降し その当接部71aがピン位置決め冶具Mの冶具本 100(の上面)に当接すると、押圧部材70は下降 せずに停止したまま、昇降ヘッド40だけが下 し、昇降ヘッド40の下端面47により付勢バネ 80が圧縮される。すなわち、押圧部材70は、 勢バネ80の圧縮による付勢力を利用して、ピ ン位置決め冶具Mの冶具本体100をワークW(及び テーブル20)に向けて押圧するようになってい る。

 すなわち、上記押圧部材70、付勢バネ80等に より、ピン位置決め冶具Mの冶具本体100をワ クWに向けて押圧する押圧機構が構成されて る。
 このように、押圧機構として、昇降ヘッド4 0に支持された押圧部材70及び押圧部材70を下 に付勢する付勢バネ80を採用するため、押 部材70を支持する専用の部材を設ける場合に 比べて、部品点数を削減でき、昇降ヘッド40 りの構造を簡素化でき、装置を小型化する とができる。

 検出機構90は、図5及び図6に示すように、 圧入ロッド60により上下方向Zに移動自在に支 持された可動子91、可動子91の上下動に連動 るべく収容部44に配置された連動アーム92、 動アーム92を一方向に回転付勢するべく収 部44に配置された付勢バネ93、連動アーム92 連動して検出信号を発するべく昇降ヘッド40 の外壁に固定されたセンサ94等を備えている

 可動子91は、図6に示すように、下端部91a、 端部91b、鍔部91c、付勢バネ91d、鍔部91e等を 定するように形成され、圧入ロッド60のガ ド孔64に挿入されて上下方向Zに移動自在に 持されると共に鍔部91c及び付勢バネ91dが収 部65に収容され、下端部91aが圧入ロッド60の 端面61aに対して出没自在に突出するように 向きに付勢され、上端部91b及び鍔部91eが圧 ロッド60の上端面62aから突出した状態に保 されている。
 そして、可動子91は、ピンPが所定角度位置 方向付けられた状態にあるとき、図9に示す ように、その下端部91aがピンPの凹部P2に非接 触にて進入し得ると共に、ピンPが所定角度 置からずれた状態にあるとき、図10及び図11 示すように、その下端部91aがピンPの上端面 P1に当接して押し上げられ、その上端部91bが ち上がるようになっている。

 連動アーム92は、図5に示すように、揺動自 な梃子状に形成されており、付勢バネ93に り反時計回りに回転付勢され、一端部92aが 動子91の上端部91bに接触し、他端部92bがセン サ94に接触するように配置されている。
 センサ94は、図5に示すように、昇降ヘッド4 0の外壁に固定されており、連動アーム92が回 転して他端部92bが下向きに移動し離脱するこ とで、出力信号を発するようになっている。

 すなわち、検出機構90によれば、ピンPが所 角度位置に方向付けられて位置決め冶具Mに 収容されている場合、圧入ロッド60の下端面6 1aがピンPに当接した状態で、可動子91の下端 91aはピンPの凹部P2に入り込んで上方に押し げられないため、センサ94はピンPが所定角 位置に方向付けられていることを検出する とができる。一方、圧入ロッド60の下端面91 aがピンPの上端面P1に当接した状態で可動子91 の下端部91aがピンPの上端面P1に当接して可動 子91が上方に持ち上げられると、可動子91の 作に連動する連動アーム92を介して、センサ 94が出力信号を発し、ピンPが所定角度位置か らずれていることを検出するようになってい る。
 このように、検出機構90として、圧入ロッ 60に支持された可動子91、可動子91の動作に 動する連動アーム92、連動アーム92に連動し 出力信号を発するセンサ94等を採用したこ により、ビジュアルセンサ等を採用する場 に要する画像情報の処理等が不要で、構造 簡素化、低コスト化等を達成でき、又、機 的な接触動作に基づくため誤検出等を確実 防止することができる。

 上記のように、係合部材112の係合部112aが 係合する凹部P2と可動子91の下端部91aが非接 にて進入し得る凹部P2とは、ピンPの上端面P1 において一つ凹部として形成されているため 、ピンPを方向付けて冶具本体100に組み付け 際に、一つの凹部P2が所定角度位置を決める 目印となり、誤組付けを予め防止することが できる。

 次に、ピン装着装置の動作について、図8な いし図11を参照しつつ説明する。
 先ず、ピンPがセットされたピン位置決め冶 具MがワークWに嵌合されて、回転テーブルRT びワーク保持ユニットHUによりテーブル20上 搬入されると、昇降駆動ユニット50の駆動 より、昇降ヘッド40が下降駆動される。
 そして、図8に示すように、保持部材70の当 部71aが、冶具本体100の上面外周領域に当接 て昇降ヘッド40がさらに下降すると、付勢 ネ80が圧縮され、その付勢力により押圧部材 70が冶具本体100をワークW及びテーブル20に向 て押圧する。これにより、冶具本体100とワ クWはお互いに位置ずれしないように保持さ れる。

 そして、ピンPが所定角度位置に方向付け られて冶具本体100に収容されている場合、昇 降ヘッド40すなわち圧入ロッド60の下降に伴 て、可動子91の下端部91aがピンPの凹部P2に非 接触にて入り込み、圧入ロッド60(の先端部61) の下端面61aがピンPの上端面P1に当接する。さ らに、昇降ヘッド40が下降すると、圧入ロッ 60の先端部61が収容孔102に入り込んでピンP 押し下げ、図9に示すように、ピンPは仮ピン W5を押し下げつつワークWの挿入孔W4に装着さ る。

 一方、図10に示すように、ピンPが所定角度 置からずれた状態で冶具本体100に収容され いる場合、昇降ヘッド40すなわち圧入ロッ 60の下降に伴って、可動子91の下端部91aがピ Pの上端面P1に当接し、可動子91は図11に示す ように、その上端部91bが押し上げられ、連動 アーム92が時計回りに回転し、センサ94が作 して出力信号を発する。
 そして、この出力信号に基づいて、制御盤 より制御信号が出力されて、昇降駆動ユニ ト50が逆向きの駆動力を発生して昇降ヘッ 40を上昇させ、ピンPの圧入動作を中止する これにより、作業者は、ピンPの組付けを手 しすることができ、その後前述同様の圧入 作を開始することができる。
 このように、ピンPが所定角度位置からずれ て組み付けられた場合は、検出機構90がその とを検出するため、ピンPの圧入動作を未然 に中止して、歩留まり品の発生、不要な回収 作業等を減らすことができる。

 上記実施形態においては、ピンPの回転を規 制する規制機構として、ホルダ111、係合部材 112、付勢バネ113を備えるものを示したが、こ れに限定されるものではなく、ピンPの回転 規制して所定角度位置に方向付けできるも であれば、その他の規制機構を採用するこ ができる。
 上記実施形態においては、検出機構90とし 、可動子91、連動アーム92、付勢バネ93、セ サ94等を備えるものを示したが、これに限定 されるものではなく、構造的に許されれば、 連動アーム92及び付勢バネ93を廃止して、可 子91の動作にセンサ94を直接連動させるよう 構成してもよい。

 以上述べたように、本発明のピン位置決 冶具及びピン装着装置は、構造の簡素化、 置の小型化、低コスト化等を達成しつつ、 線回り(周方向)に方向性をもつ円筒状のピ を所定角度に方向付けて高精度にワーク(親 品)に装着することができるため、車両用自 動変速機等に適用される遊星歯車機構等にお けるピンの装着に適用できるのは勿論のこと 、軸線回りに方向性をもつピンを装着する必 要のあるその他の機械部品、あるいは、電子 機器等においても有用である。