平川 仁 (〒88 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号 富士通株式会社内 Kanagawa, 2118588, JP)
ISHIMOTO, Manabu (1-1 Kamikodanaka 4-chome, Nakahara-ku, Kawasaki-sh, Kanagawa 88, 2118588, JP)
篠田プラズマ株式会社 (〒47 兵庫県神戸市中央区港島南町四丁目6番7 Hyogo, 6500047, JP)
HIRAKAWA, Hitoshi (1-1 Kamikodanaka 4-chome, Nakahara-ku, Kawasaki-sh, Kanagawa 88, 2118588, JP)
平川 仁 (〒88 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号 富士通株式会社内 Kanagawa, 2118588, JP)
| 内部に蛍光体層と放電ガスとを封止したプラズマ放電表示パネルの一方の面に、1つの発光領域に3本以上の表示電極を配置し、 他方の面に前記表示電極に直交する様に配置された複数のアドレス電極を配置したことを特徴とするプラズマ放電表示装置。 |
| 少なくとも3本以上の互いに平行に配置された電極を1対とした表示電極を複数対備えた前面基板と、 互いに平行に配置された複数のアドレス電極を備えた背面電極と、 前記前面基板と前記背面基板との間に、面状に並列配置された複数のプラズマ発光管が、配置されたプラズマ発光管表示装置。 |
| 前記複数のアドレス電極は、前記複数のプラズマ発光管の長手方向と平行であり、前記複数対の表示電極は前記長手方向と直交することを特徴とする請求項2に記載のプラズマ発光管表示装置。 |
| 前記表示電極は、スキャン電極と維持電極とから構成され、前記スキャン電極が2本の前記維持電極に挟まれた構成であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ放電表示装置または請求項2に記載のプラズマ発光管表示装置。 |
| 前記表示電極は、スキャン電極と維持電極とから構成され、前記維持電極が2本の前記スキャン電極に挟まれた構成であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ放電表示装置または請求項2に記載のプラズマ発光管表示装置。 |
| 前記表示電極は、スキャン電極と維持電極とから構成され、複数の前記維持電極が2本の前記スキャン電極に挟まれた構成であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ放電表示装置または請求項2に記載のプラズマ発光管表示装置。 |
| 前記表示電極は、スキャン電極と維持電極とから構成され、複数の前記スキャン電極が2本の前記維持電極に挟まれた構成であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ放電表示装置または請求項2に記載のプラズマ発光管表示装置。 |
| 前記表示電極の少なくとも1つの表示電極が透明導体で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ放電表示装置または請求項2に記載のプラズマ発光管表示装置。 |
| 前記表示電極の少なくとも1つの表示電極が透明導体と金属導体で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ放電表示装置または請求項2に記載のプラズマ発光管表示装置。 |
本発明は、プラズマ放電を利用し、放電 よって生じた紫外線によって蛍光体を発光 せ、この蛍光体からの発光光を利用したプ ズマ発光管表示装置およびプラズマ放電表 装置に関し、より詳しくは、大画面に適し 放電用電極構造を有するプラズマ発光管表 装置およびプラズマ放電表示装置に関する
自発光を行う大型の画像表示装置を実現 るものとしてプラズマディスプレイが知ら ている。従来のプラズマディスプレイは、 示画面より大きめの一対のガラス基板を使 し、一方の基板上に表示電極を、他方の基 にアドレス電極を形成し、この両基板間に 壁、蛍光体を配置し、放電ガスを封止した 造を有している。この構造は、各々の基板 電極、隔壁、蛍光体層、放電によって発生 た電荷を壁電荷として保持するための誘電 層、MgO層等を順次、形成して構成している したがって、大画面のプラズマディスプレ パネルを製造するためには、高価な大型の 造設備やクリーンルーム等を使用して製造 る必要があり、また、各製造工程で不良が 生すると、その工程まで作りあげた大型基 全体を廃棄するなどの問題点があった。
このような、基板にパネルの各要素を形 して大画面を構成するディスプレイと異な 、特開2003-297249号公報(対応米国特許 US6,914, 382B2)には、細管内にMgO層、蛍光体層を配置し 、放電ガスを封止したプラズマ発光管を用い て、このプラズマ発光管の複数本を平面状に 配列し、その平面状に配列されたプラズマ発 光管面の表裏に電極を有する可撓性の基板を 貼り付けた構造のプラズマ発光管表示装置が 開示されている。このプラズマ発光管表示装 置は、プラズマ発光管を複数配列して、表示 画面を形成する構成を採用しているので、プ ラズマ発光管の配列本数を増やすことで大型 画面のパネルを容易に作成できる。さらに、 プラズマ発光管一本一本の動作を確認して、 仕様を充たすプラズマ発光管のみを使用でき るので、大画面のプラズマ発光管表示装置自 体の歩留りを向上させることが出来る。さら に、大画面化には、長尺のプラズマ発光管が 作成できれば可能になるので、従来のプラズ マディスプレイの様に、大画面化にともない 、大型で高価な製造設備、例えば蒸着装置な どを使用しなくても良い。上記したように、 プラズマ発光管表示装置は、従来のプラズマ ディスプレイに比較して、大画面化に適した 構造を有する表示装置である。
上記した各々の表示装置は、構成上に きな違いがあるが、1ピクセルに相当する領 (以下、1ピクセル、または1ピクセル領域と する)を発光させる原理は、3電極面放電方 を使用することが可能であり、1ピクセルに して、通常背面側に1本のアドレス電極を、 前面側の基板に2本の表示電極とが設けられ いる。この1ピクセル領域を発光させる場合 は、アドレス電極と2本の表示電極の内の1 に電圧を印加し、対向放電をさせ、放電に って対向放電に係わった表示電極近傍に電 を蓄積させ、その後、表示電極近傍の、こ 蓄積した電荷と、表示電極間に印加した電 を重畳させて、表示電極間で放電を行わせ 。この放電の結果、正極電圧を印加した表 電極近傍にはマイナス電荷が、負極電圧を 加した表示電極近傍にはプラス電荷が壁電 として、蓄積され、以降は、この蓄積され 壁電荷を利用して、前回と正極、負極の極 が異なる電圧を表示電極に印加して、放電 繰り返し、放電毎に放出される紫外線によ て、蛍光体から可視光が放射される。この2 の表示電極の対と隣接する2本の表示電極対 間が1ピクセルの1方向のピッチを決めること なる。
したがって、上記したいずれの表示装置で
っても、大画面化に際して、ピクセルの大
さを一定にしてピクセル数を増やすと、回
数も増加させることになり、1ピクセルの大
きさを広くすることが必要になる。
上記したように、プラズマ放電を利用し 表示装置の大画面化には、入力される画像 の画素数が同じであれば、1ピクセルの形状 も大きくすることが駆動回路数を増加させな い点で好ましいが、従来の3電極面放電方式 は、表示電極を2本で構成しているために、 下の様な問題点がある。
2本の表示電極間の距離を従来並の距離に した場合には、大画面化による放電空間が広 くなり、2本の表示電極に隣接する他の表示 極対間との距離(逆スリット距離と称する。) が長くなり、ピクセル間に発光しない、また は発光量の小さな領域が生じる。
また、2本の表示電極間での放電に起因し て生じる壁電荷が広い範囲に分布することに なり、そのために、2本の表示電極近傍の壁 荷密度が小さくなる。したがって、壁電荷 度が小さいので、継続して行う放電のため は、この壁電荷に重畳するための表示電極 印加する電圧値を高くする必要がある。
これらの問題を解決するために、2本の表 示電極の幅を広くすることが考えられるが、 2本の表示電極間に印加する電圧が同じであ て、従来と同じ放電が生じても、表示電極 広い面にほぼ同量の電荷が蓄積されるだけ 、継続して2本の表示電極間での放電を行う は、従来以上の電圧をこの2本の表示電極に 印加する必要がある。
このように、ピクセルを大きくして、1ピ クセルに対応する放電空間を大きくした場合 であっても、ピクセル内での発光領域を狭め ず、かつ、表示電極間に印加する電圧を放電 空間の体積比に応じた高電圧化することなく 、プラズマ放電を利用した表示装置の大画面 化を可能にすることを課題とする。
上記の課題を解決するための、本発明の1 側面においては、プラズマ放電表示装置にお いて、内部に蛍光体層と放電ガスとを封止し たプラズマ放電表示パネルの一方の面に、1 の発光領域に3本以上の表示電極を配置し、 方の面に前記表示電極に直交する様に配置 れた複数のアドレス電極を配置したことを 徴とする。
本発明の他の側面においては、プラズマ 光管表示装置において、少なくとも3本以上 の互いに平行に配置された電極を1対とした 示電極を複数対備えた前面基板と、互いに 行に配置された複数のアドレス電極を備え 背面電極と、前記前面基板と前記背面基板 の間に、面状に並列配置された複数のプラ マ発光管が、配置されたことを特徴とした なお、前記複数のアドレス電極は、前 複数のプラズマ発光管の長手方向と平行で り、前記複数対の表示電極は前記長手方向 直交することを特徴とすることが好ましい
3本以上の表示電極で電極を構成するので 、この電極と直交する方向のピクセル間のピ ッチが長くなったり、表示電極とアドレス電 極間の距離が長くなっても、壁電荷を十分蓄 積することが可能になり、また、電極対を構 成する電極間の距離を短くでき、かつ表示電 極対自体の面積を広く構成できるので、本発 明は、電極対間の非放電領域を長くすること なく、また表示電極間に印加する電圧の高電 圧化を低減できる効果を有する。
以下に本発明を実施するための最良の形 を主に、細管に放電ガスと蛍光体を封止し カラー表示用のプラズマ発光管表示装置に いて説明するが、本発明は、モノクロ表示 のプラズマ発光管表示装置にも、さらには 従来から知られている前面基板と背面基板 の周辺部を封止し、前面基板と背面基板間 蛍光体を配置し、放電ガスを封入したプラ マ発光管表示装置にも適用可能である。な 、前面基板、前面シート等に使用する前面 は、利用者が視覚する画像等を表示する面 指す。
図1に本発明に係るプラズマ発光管表示装 置に使用するプラズマ発光管モジュール10を 面シート20側から見た概略平面図である。 面シート20には、本発明に係る表示電極22Xお よび22Yが形成されている。前面シート20は、 示面側に設けるシートであるので、光透過 が良く、表示電極22X、22Yが形成し易くまた 後述するプラズマ発光管表面に電極が密着 易いように、柔軟性に富むものが好ましい で、たとえば、ポリエチレンテレフタレー (Polyethylene Terephthalate,略称PET)が好適である また、背面シート30には、アドレス電極32が プラズマ発光管40R、40G、40Bに接する位置に形 成されている。この背面シート30には、前面 ート20と同じPETが使用できるが、ガラス材 等の柔軟性の少ないものも使用可能である また、背面シート30側には、プラズマ発光管 モジュール10からの発光光が透過する必要は いので、着色された基板シート材料を使用 ても良い。なお、40R、40G、40Bは各々、赤色 緑色、青発色の発光光のプラズマ発光管を す。また、前面シート20、背面シート30とも に、ガラスシートなど、可撓性の少ないもの を使用しても良く、一方のみにガラスシート を使用し、他方を柔軟性に富むシート材、例 えばPETを使用しても良い。
図2は、前面シート20に形成される表示電 20Xおよび20Yと、これら表示電極の詳細を示 図である。表示電極20X(維持電極とも言う) よび20Y(スキャン電極とも言う)は、各々、一 端が電気的に接続された2本の櫛歯状の形状 し、表示電極20Xおよび20Yの各々の櫛歯の一 が、他方の表示電極20Xまたは20Yによって、 ぼ、囲まれた配置になっている。なお、前 シート20に形成される本実施例では、表示電 極22Xは電極パターンまたはリード線24によっ 、電気的に接続され、表示電極22Yは、各々 極パターンまたはリード線26に電気的に接 されている。なお、電極パターンまたはリ ド線24および26は、前面シート20に設けなく もよく、設けない場合には、表示電極22Xお び22Yを前面シート20外部で接続する様に中継 端子板等を用いても良い。
図3は、図1中の矢印Aの方向から見たプラズ 発光管モジュール10の断面形状の一部を示 図である。本実施例では、プラズマ発光管40 R、40G、40Bは各々ガラス等の透明な材料で形 され、断面形状は長辺Lが約1mm、短辺Hが約0.5 mm、肉厚が約0.1mmで、紙面に垂直な方向の長 が約1000mmの細管52に、蛍光体層54が配置され 放電ガス56(例えばXeガスとNeガスを混合した もの)が封入されて、細管52の両端が封止され ている。なお、細管52の内壁には、図示して ないが保護膜としてMgO膜が形成されている プラズマ発光管40Rの蛍光体層54は赤色を発 する(YGd)BO 3 :Eu、プラズマ発光管40Gの蛍光体層54は緑色を 光するZn 2 SiO 4 :Mn、プラズマ発光管40Bの蛍光体層54には青色 発光するBaMgAl 10 O 17 :Eu等が各々使用されているが、これら蛍光体 層54は、放電に際して放電ガス56が発する紫 線によって、各々赤色、緑色、青色を発光 るものであれば、先に示した蛍光体材料に えて使用することが可能である。
図3には、前面シート20に形成された表示 極22Xのみを図示するが、前面シート20は、 の表示電極22Xおよび図示していない表示電 22Yとが、プラズマ発光管40R、40G、40Bと密着 るように透明の接着剤、好ましくはエポキ 樹脂、光硬化性樹脂によって各プラズマ発 管と接着されている。同様に、背面シート30 に形成されているアドレス電極32とプラズマ 光管40R、40G、40Bと密着するように好ましく エポキシ樹脂、光硬化性樹脂によって各プ ズマ発光管40R、40G、40Bと接着されている。 の背面シート30と各プラズマ発光管との接 に使用する接着剤は、必ずしも透明である 要はなく、着色した接着剤でも良い。
図4は、従来のプラズマディスプレイパネ ル70に、本発明に係る表示電極を使用した1例 を示すものであり、前面側には前面基板80に 発明に係る図2に示す表示電極対22X(表示電 対22Yは図示せず)が設けられ、この表示電極 22Xに、さらに誘電体層84と図示していない 護膜MgOが積層されている。一方、背面基板74 にはアドレス電極75が形成されて、さらにこ アドレス電極75を覆う様に誘電体層76が積層 されている。隔壁78で仕切られた各放電空間8 6R、86G、86Bは、図3の、プラズマ発光管40R、40G 、40Bに相当し、各放電空間86R、86G、86B内に各 々、赤色、緑色、青色を発光する蛍光体層72R 、72G、72Bが塗布され、各放電空間内には放電 ガスが封入され、前面基板80と背面基板74と 外周端部は、低融点ガラス等で封止されて る。この図4は、本発明に係る表示電極は、 ラズマ発光管表示装置のみならず、従来の ラズマディスプレイ装置(プラズマ放電表示 装置)に使用できることを具体的に示すもの ある。
次に図5から図18を参照して、本発明の要 である表示電極の種々の実施例を詳細に説 する。発明を簡潔に説明するために、図5乃 至図18においては一対または二対の表示電極 図示するが、プラズマ発光管表示装置また プラズマ放電管表示装置には、多数の表示 極対を使用することは、図1または図2から らかである。
図5には、櫛歯状の2つの表示電極対100を示 ている。各表示電極22X、22Yの櫛歯の数は2個 ある。各示電極対100は、表示電極22Xと表示 極22Yとで構成されている。表示電極22Xは、 化インジュウム膜(Indium Tin Oxide)、酸化錫 (SnO 2 )、またはメッシュ状の金属膜で構成された 明電極部102と金属膜で構成されたバス電極 106とを1対有し、各々のバス電極部106は金属 で構成される連結部104で電気的に接続され いる。一方の表示電極22Yも、酸化インジュ ム膜(Indium Tin Oxide)、酸化錫膜(SnO 2 )、またはメッシュ状の金属膜で構成された 明電極部112と金属膜で構成されたバス電極 114とを1対有し、各々のバス電極部114は金属 で構成される連結部110で電気的に接続され おいる。表示電極22X、22Yを透明電極とバス 極で構成する理由は、プラズマ発光管内で 光した発光光を出来るだけ多く前面側に放 させるために、透明電極を使用し、この透 電極での電圧ドロップを出来るだけ少なく るために金属膜からなるバス電極を使用し いる。
表示電極22Xと22Yとの間の維持放電は、ギ ップDdisの間隔を開けて配置されている対向 する透明電極部102と112との間で生じ、バス電 極部106とバス電極部114間のギャップDnodisは、 これらバス電極部106、114間での放電が生じな い間隔としてある。また、表示電極対100間で の放電を生じさせないために、ギャップDrev 十分広い間隔に設定してある。
次に、図5にBBで示した箇所の断面図を図6 乃至図9を参照して説明する。この各図に渡 て、前面シート20を下方向にして図示してあ ので、プラズマ発光管40R、40B、40Bは、バス電 極106等の側に配置される。
図6は前面シート20に透明電極102、112上に ロム、銅等からなるバス電極106および114を 層した構成を示す。透明電極102、112等の厚 は、0.1μm~0.5μmあり、バス電極106、114の厚さ は2~10μmである。
図7は、前面シート20に透明電極102および1 12を設け、この各透明電極102と112とに電気的 接続される様に、バス電極106および114を各 設けた構成を示す。各電極材料は、図6を参 照して説明したものが使用できる。この様に 透明電極102、112とバス電極106および114とを積 層せずに平坦化したので、透明電極102、112と バス電極106と114との段差が少なくなり、プラ ズマ発光管前面シート20を張り付ける際に、 明電極102、112とプラズマ発光管40R、40G、40B 管壁が接し易くなり、表示電極22X、22Yから 印加電圧がムラを少なくし、プラズマ発光 40R、40G、40Bの管壁に印加できる。
図8は、前面シート20に透明電極102および1 12を設け、この各透明電極102と112とが、前面 ート20に形成されたバス電極106および114を う様に積層した構成を示す。この構成でも 各電極材料は、図6を参照して説明したもの 使用できる。この様に透明電極102および112 が、各々バス電極106および114とを覆う様に 層したので、透明電極106および112と、プラ マ発光管40R、40G、40Bとの接着性のみを考慮 ればよく、前面シート20とプラズマ発光管 ラズマ発光管40R、40G、40Bとの接着材の選択 囲が広くなる。
図9に示す表示電極構造の特徴は、図6乃 図8に示した表示電極の構造と違い、ポトリ グラフィ等の技術を使用し、バス電極106お び114を、前面シート20内に配置しこのバス 極102および112をこの各々バス電極106および11 4と接触部を有するように構成した点にある このように、プラズマ発光管40R、40G、40Bと 接触面になる透明電極102および112が平坦化 れるので、表示電極20X、20Yとプラズマ発光 40R、40G、40Bとの接触面積が広くなり、図6乃 図7に示す表示電極よりも、表示電極とプラ ズマ発光管との間の電気的接続が、より容易 にとりやすくなる。
次に、図10Aおよび図10Bを参照して、表示 極222X、222Yからなる表示電極対200について 明する。図10Bの断面図は、図10A中に示したCC ラインに沿った表示電極200の断面図である。 この図10Aには、櫛歯状の2つの表示電極222X、2 22Yを図示したが、図5の表示電極対100と異な 点は、図5の透明電極102、112に相当する透明 極202および212を金属メッシュで構成した点 ある。この透明電極202、212は、バス電極部2 06および214と同一の金属膜で構成しても良く また、バス電極部206、214をCr/Ni/Crなどの様 金属膜を多層構造で構成する場合には、複 金属のいずれかを使用して、透明電極部202 212を構成しても良い。またメッシュ状の透 電極202、212をエッチング、ホトリソグラフ 技術などで前面シート20上に形成し、バス電 極部202および212に対応するメッシュ部分をメ ッキや、導電性ペーストで構成しても良い。
次に、図11から図18を参照して、図5に図 した以外の本発明に係る表示電極の形状に いての実施例を説明する。
図11は、表示電極対250を2対のみ図示した ので、前面シート20および並列して形成さ る他の表示電極対は、図5および図10Aと同様 示していない。この表示電極対250は、表示 極22Xと表示電極22とから構成されており、 示電極22Xの櫛歯状部分が、表示電極22Yの2本 櫛歯状部分を囲む形状に構成されている。 して、表示電極22Xの透明電極部252と表示電 部22Yの透明電極部262は、それぞれ対向する に配置されている。表示電極22X、22Yの各々 透明電極部252および262は、各々バス電極部2 56および264に電気的接続されており、各バス 極部256および260は、連結部254および260によ て、電気的に接続されている。
この表示電極対250の特徴は、表示電極22X よび対になる表示電極Yの各々対向する透明 電極部252と262との間の間隔は放電を繰り返す ので所定の距離に構成する必要があるが、表 示電極22Yのバス電極部264間では、放電が生じ ないので、厳密な寸法に仕上げる必要がない 点である。
図12に示す表示電極対290は、1対のみを示 たが、図11と同様に前面シート20および並列 して形成される他の表示電極対は、示してい ない。この表示電極対290と、図11に示した表 電極対250との主要な違いは、電極22Yの形状 ある。表示電極対250の電極22Yは櫛歯の数が2 本であるが、表示電極対290の表示電極22Yは櫛 歯の数が1本で、連結部299に電気的に接続さ たバス電極部298を中央に配置し、その両側 透明電極部297を配置した点にある。この表 電極22Yの透明電極297に対向する位置に表示 極部292がそれぞれ配置されている。表示電 22Xは基本的に表示電極対250の表示電極22Xと 様の構成であり2本のバス電極部296は、連結 294で電気的に接続された構成である。この うに、表示電極22Yの櫛歯部を1つのバス電極 部298と、その両側に透明電極部297を設けたの で、表示電極22Yを簡単な構成にできる効果が ある。なお、表示電極22Xのバス電極部296は、 連結部294と電気的に接続されている。
図13に示す表示電極対310は、図12に示した 表示電極対290と似ており、表示電極22Xは透明 電極部312とバス電極部316から構成される櫛歯 部を1対有し、バス電極部316は導電性膜から る連結部314によって電気的に接続されてい 。異なる点は、表示電極対310の表示電極22Y バス電極部324を透明電極部322の両端に配置 た点である。このように、バス電極部324を2 に分けて構成することによって、プラズマ 光管40R等からの発光光を遮光するバス電極 324の影響を見かけ上低減できる効果を有す 。
図14に示す表示電極対330は、図12に示した 表示電極対290、図13に示した表示電極対310と ており、表示電極22Xは透明電極部332とバス 極部336から構成される櫛歯部を1対有し、バ ス電極部336は導電性膜からなる連結部334によ って電気的に接続されている。異なる点は、 表示電極対330では、表示電極22Yをバス電極部 340のみで構成した点である。このように、表 示電極22Yをバス電極部340のみで構成したので 表示電極対330を単純な構成でき、したがって 、プラズマ発光管パネルや表示装置のコスト 低減が可能になる。
以上の図12から図14に示した表示電極対290 、310、330では、表示電極22Xの透明電極部とバ ス電極部から構成される櫛歯部が、表示電極 22Yの両端に配置される構成であった。この構 成とは逆に、図15および図16を参照して、表 電極22Yの2本の櫛歯部が、表示電極22Xの両端 挟む構成について説明する。
図15は、表示電極対350の構成を示す図で り、表示電極22Xの金属膜等の導電性材料か なる連結部351に透明電極部352が電気的に接 され、この透明電極部352の両端に表示電極22 Yのバス電極部364が隣接する様に配置され、 のバス電極364に透明電極部362が電気的に接 された構成を示す。各バス電極部364は、金 膜等の導電性材料からなる連結部363によっ 電気的に接続されている。この表示電極対35 0では、表示電極対350の中央部に幅広の透明 極部352を配置したので、プラズマ発光管40R からの発光光がバス電極部によって遮光さ る割合を低減するとともに、表示電極22Xを 純な構成としたので、したがって、プラズ 発光管パネルや表示装置のコスト低減が可 になる。
図16は、表示電極対370の構成を示す図で る。表示電極対370の表示電極22Xは、金属膜 の導電性材料からなる連結部374に電気的に 続されたバス電極部376の両側に透明電極部37 2が電気的に接続されている。一方、表示電 22Yは、透明電極部382と電気的に接続された ス電極部384からなる1対の櫛歯部が金属膜等 電導性材料からなる連結部380に電気的に接 されている。各バス電極部384は、表示電極2 2Xの透明電極部372に対向し、沿う様に配置さ ている。この表示電極対370では、表示電極 370の中央部に位置する表示電極22Xを透明電 部372とバス電極部376で構成したので、表示 極22Xに印加する電圧の低下を低減でき、ま プラズマ発光管40R等からの発光光がバス電 部によって遮光される割合を低減するとと に、表示電極22Xを単純な構成としたので、 たがって、プラズマ発光管パネルや表示装 のコスト低減が可能になる。
つぎに、図17および図18を参照して、表示 電極対の他の実施例を説明する。図17に示す 表示電極対390は、表示電極22Xと22Yが各々櫛 部を2本ずつ有し、互いの櫛歯部が交互に位 置する様に配置されて構成されている。表示 電極22Xは、金属膜等の導電性材料からなる連 結部394に電気的に接続されたバス電極部396の 両側に透明電極部392が電気的に接続されてい る。一方、表示電極22Yは、金属膜等の導電性 材料からなる連結部400に電気的に接続された バス電極部404と、このバス電極部404に電気的 に接続された透明電極402とから構成されてい る。このバス電極部404は、表示電極22Xの透明 電極部392に対向し、沿うように配置されてい る。
図18に示す、表示電極対410は、表示電極 390とほぼ同様の形状で、表示電極22Xと22Yが 々櫛歯部を2本ずつ有し、互いの櫛歯部が交 に位置する様に配置されて構成されている も同様である。異なる点は、表示電極22Xに いては、金属膜等の導電性材料からなる連 部411に電気的に接続されたバス電極部416の を、この連結部411から同じ幅で、透明電極4 12の長手方向に延伸した形状とした点である また、同様に表示電極22Yにおいても、金属 等の導電性材料からなる連結部420に電気的 接続されたバス電極部424の幅を、この連結 420から同じ幅で、透明電極422の長手方向に 伸した形状とした点である。このように、 ス電極416および424の幅を、各々の連結部411 420から同じ幅で延伸した形状とし、表示電 対410の構造を簡単にしても、各表示電極22X 22Yに印加する電圧のドロップは、少なくて む。
以上に各表示電極対の詳細を説明した。 に、図19を参照して、各表示電極対を使用 たプラズマ発光管モジュール10を使用したプ ラズマ発光管表示装置500の説明を行う。図19 、プラズマ発光管表示装置500の概要構成を 示したものであり、プラズマ発光管表示装 500は、プラズマ発光管モジュール10と制御 510とから構成されている。プラズマ発光管 ジュール10の表示電極対224X、22Yとアドレス 極32とが交差する領域が単位発光点(以下、 ルと称する。)となる。本実施の形態では、 示電極対22X、22Yは表示画面の行方向に延び 表示電極22Yは放電すべきセルをアドレッシ グするに際して行単位にセルを選択するた のスキャン電極として用いられる。アドレ 電極32は列方向に延びており、列単位にセ を選択するための電極として用いられる。 御部510は、コントローラ512、データ処理回 514、Xドライバ516、スキャンドライバ518、Y共 通ドライバ520、及びアドレスドライバ522及び 図示していない電源回路等を有している。制 御部510にはTVチューナ、コンピュータなどの 部装置からR、G、Bの各色の輝度レベル(階調 レベル)を示す画素単位のフィールドデータDF が、各種の同期信号とともに入力される。こ のフィールドデータDFは、データ処理回路514 おけるフレームメモリ524に一旦格納された 、階調表示を行うための処理がなされた後 フレームメモリ524に格納され、適時、アド スドライバ522に転送される。
Xドライバ516は、全ての表示電極22Xに駆動 電圧を印加する。スキャンドライバ518はアド レッシングにおいて各表示電極22Yに個別に駆 動電圧を印加する。Y共通ドライバ520は点灯 持に際して全ての表示電極Yに一括に駆動電 を印加する。このプラズマ発光管表示装置5 00においても、表示電極対すべき画像の階調 示は、1フィールドを複数のサブフィールド に分け、各サブフィールドで表示電極22X、22Y 間でサブフィールド毎に、所定回数の放電が 繰り返され、セル毎の階調表示がなされる。
3本以上の表示電極で電極対を構成するの で、この電極対と直交する方向のピクセル間 のピッチが長くなったり、表示電極とアドレ ス電極間の距離が長くなっても、壁電荷を十 分蓄積することが可能になり、また、電極対 を構成する電極間の距離を短くでき、かつ表 示電極対自体の面積を広く構成できるので、 本発明は、電極対間の非放電領域を長くする ことなく、また表示電極間に印加する電圧の 高電圧化を低減できる効果を有する。
10 プラズマ発光管モジュール
20 前面シート
22X 表示電極
22Y 表示電極
30 背面シート
32 アドレス電極
40R、40G、40B プラズマ発光管
52 細管
54 蛍光体層
56 放電ガス
100 表示電極対
102 透明電極部
104 連結部
106 バス電極部
110 連結部
112 透明電極部
114 バス電極部
200 表示電極対
250 表示電極対
290 表示電極対
310 表示電極対
330 表示電極対
350 表示電極対
370 表示電極対
390 表示電極対
410 表示電極対
500 プラズマ発光管表示装置
Next Patent: MULTI-PROCESSING SYSTEM
