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Patent Searching and Data


Title:
PLASTIC CAP PROVIDED WITH IC TAG, AND METHOD FOR ATTACHING IC TAG ON CAP
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/114776
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To provide a plastic cap having an IC tag wherein transmission and reception of information to and from the IC tag are not interrupted and product information is surely inputted and outputted to and from the IC tag. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] An upper surface of a top panel (21) of a plastic cap is provided with an IC tag (10) wherein product information is stored. The top panel (21) is composed of an annular flange section (35) and a recessed section (37). The recessed section (37) is composed of a side wall section (37a) continuous to the inner circumference end of the annular flange section (35), and a bottom section (37b) continuous to the lower end of the side wall section (37a). The IC tag (10) is attached to the annular flange section (35) to cover the recessed section (37). A gap between the IC tag (10) and the bottom section (37b) is maintained as a gap by which signal transmission and reception to and from the IC tag (10) is not interrupted when the bottom surface of the bottom section (37b) is brought into contact with water.

Inventors:
KUROSAWA, Takahiro (22-4 Okazawa-cho, Hodogaya-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 62, 2400062, JP)
黒沢 高博 (〒62 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岡沢町22番地4 東洋製罐グループ綜合研究所内 Kanagawa, 2400062, JP)
TANABE, Kazuo (22-4 Okazawa-cho, Hodogaya-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 62, 2400062, JP)
田邉 和男 (〒62 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岡沢町22番地4 東洋製罐グループ綜合研究所内 Kanagawa, 2400062, JP)
KIKUCHI, Takayuki (22-4 Okazawa-cho, Hodogaya-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 62, 2400062, JP)
菊地 隆之 (〒62 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岡沢町22番地4 東洋製罐グループ綜合研究所内 Kanagawa, 2400062, JP)
Application Number:
JP2008/054887
Publication Date:
September 25, 2008
Filing Date:
March 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TOYO SEIKAN KAISHA, LTD. (3-1 Uchisaiwai-cho 1-chome, Chiyoda-ku Tokyo, 22, 1008522, JP)
東洋製罐株式会社 (〒22 東京都千代田区内幸町1丁目3番1号 Tokyo, 1008522, JP)
JAPAN CROWN CORK CO., LTD. (3-1 Uchisaiwai-cho 1-chome, Chiyoda-ku Tokyo, 11, 1000011, JP)
日本クラウンコルク株式会社 (〒11 東京都千代田区内幸町1丁目3番1号 Tokyo, 1000011, JP)
KUROSAWA, Takahiro (22-4 Okazawa-cho, Hodogaya-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 62, 2400062, JP)
黒沢 高博 (〒62 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岡沢町22番地4 東洋製罐グループ綜合研究所内 Kanagawa, 2400062, JP)
TANABE, Kazuo (22-4 Okazawa-cho, Hodogaya-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 62, 2400062, JP)
田邉 和男 (〒62 神奈川県横浜市保土ヶ谷区岡沢町22番地4 東洋製罐グループ綜合研究所内 Kanagawa, 2400062, JP)
International Classes:
B65D51/24; G06K19/07; G06K19/077
Attorney, Agent or Firm:
ONO, Hisazumi et al. (Nippon Shuzo bldg, 1-21 Nishi-shimbash, 1-chome Minato-ku Tokyo 03, 1050003, JP)
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Claims:
 水分含有内容物が収容された容器の口部に装着されるワンピース型プラスチックキャップであって、天板と、天板周縁部から降下したスカート壁とを有し、該天板の上面には、製品情報が記憶されたICタグが取り付けられているプラスチックキャップにおいて、
 前記天板には、容器内の水分含有内容物と前記ICタグとの間に、該水分含有内容物によるICタグへの信号の送受信が妨害されない程度の間隔を確保するための遮蔽部材が形成されていることを特徴とするプラスチックキャップ。
 前記天板は、環状フランジ部と該環状フランジ部の内周縁に連なる凹部とから形成されており、
 前記凹部は、前記環状フランジ部の内周縁に連なる側壁部と、該側壁部の下端に連なり且つ前記遮蔽部材として機能する底部とからなっており、
 前記ICタグは、前記凹部を覆うように前記環状フランジ部に取り付けられており、該ICタグと前記凹部の底部との間隔が、該底部の裏面が水分含有内容物と接触していたときに該ICタグへの信号の送受信が妨害されない程度の間隔に保持されている請求項1に記載のプラスチックキャップ。
 前記ICタグは、その周縁部を前記天板の上面に熱溶着することにより取り付けられている請求項1に記載のプラスチックキャップ。
 前記凹部の底部の上面には、上方に延びている突起が形成されている請求項2に記載のプラスチックキャップ。
 前記天板の凹部の側壁部は、相対的に外径の大きい上部大径部と相対的に外径の小さい下部小径部とからなり、該側壁部の上部大径部の外周面には、下部小径部の外周面とは離隔して下方に延びているインナーリングが形成されており、該スカート壁とインナーリングとの間の空間に容器口部が嵌め込まれることにより、容器口部に固定される請求項2に記載のプラスチックキャップ。
 ICチップと金属アンテナとの組み合わせからなるICユニットの複数が第1の熱可塑性樹脂基材シートの一方の表面に配列されて固定されているICタグウェブ、第2の熱可塑性樹脂基材シート、及び、天板と天板周縁部から降下したスカート壁とを有するプラスチックキャップを用意する工程;
 前記ICタグウェブの第1の熱可塑性樹脂基材シートと第2の熱可塑性樹脂基材シートとを、前記ICユニットが外面側に位置するようにして熱接着することにより、前記ICタグウェブが第2の熱可塑性樹脂基材シート表面に積層された積層シートを作製する工程;
 前記積層シートを、これに固定されているICユニット毎に、順次円板形状に打ち抜くことにより、1個のICユニットが第1の熱可塑性樹脂基材に固定されたICタグに第2の熱可塑性樹脂基材が接着された円板形状のタグ片を順次形成し、それぞれの打抜きと同時に、打ち抜かれたタグ片を、第2の熱可塑性樹脂基材が外面側となるようにして、前記キャップの天板上面に順次装填し、仮固定する工程;
 次いで、第2の熱可塑性樹脂基材をキャップの天板の上面に熱溶着することにより、前記ICタグを第2の熱可塑性樹脂基材を介してキャップの天板に一体化させる工程;
とからなることを特徴とするICタグのプラスチックキャップへの取り付け方法。
 第1の熱可塑性樹脂基材シートがポリエチレンテレフタレートからなり、第2の熱可塑性樹脂基材シートがポリオレフィンからなる請求項6に記載の方法。
 前記キャップの天板の上面の外周縁部分には、段差面が環状に形成されており、該段差面の内側領域が外側領域よりも低い面となっており、該段差面の内側領域に、積層シートから打ち抜かれたタグ片が装填される請求項6に記載の方法。
 積層シートから打抜かれたタグ片を、第2の熱可塑性樹脂基材の外周端面が前記段差面に密着するようにして前記段差面の内側部分に嵌め込むことにより、タグ片のキャップ天板上面への装填、或いは装填と仮固定とが行われる請求項8に記載の方法。
 前記段差面の上端部分に内方に突出しているアンダーカットが形成されており、該アンダーカットによる第2の熱可塑性樹脂基材外周縁部の係止によってタグ片の仮固定が行われる請求項8に記載の方法。
 前記キャップ天板上面の段差面の内側領域には、該段差面の下端に連なり且つ内方に延びている環状フランジ部と、該環状フランジ部の内周縁に連なる凹部とを備えており、前記タグ片は、その周縁部分が該環状フランジ部に対面するように装填される請求項8に記載の方法。
 第1の熱可塑性樹脂基材シートと第2の熱可塑性樹脂基材シートとの熱接着は、少なくとも第1の熱可塑性樹脂基材シート表面に設けられているICチップを押圧しないようにしての熱圧着により行われる請求項6に記載の方法。
 前記第2の熱可塑性樹脂基材シートを間欠送りしながら、前記ICタグウェブの積層が行われ且つ該積層に引き続いて積層シートの打抜き、打ち抜かれたタグ片のキャップ天板への装填が行われる請求項6に記載の方法。
 天板上面にタグ片が装填されているキャップを間欠送りしながら、該ICタグ片が有する第2の熱可塑性樹脂基材を、キャップの天板上面にスポット的に熱接着することにより、タグ片の仮固定を行う請求項6に記載の方法。
 タグ片が仮固定されているキャップを、連続送り工程に導入し、該キャップを連続送りしながら、タグ片が有する第2の熱可塑性樹脂基材をキャップの天板上面に熱溶着して前記ICタグをキャップの天板に一体化させる請求項6に記載の方法。
Description:
ICタグ付プラスチックキャップ びキャップへのICタグの取り付け方法

 本発明は、製品情報が記憶されたICタグ 天板に取り付けられたプラスチックキャッ 及びプラスチックキャップへのICタグの取り 付け方法に関する。

 従来、各種の製品には、製造年月日、製 ・販売者名、使用期限などの製品情報を表 したバーコードが広く利用されている。と ろで、バーコードは、コード化された情報 リーダーで読取るため、バーコードの印刷 を平面とする必要があり、このため、ボト やキャップなどの包装材料の分野では、バ コードの印刷面が制限され、また、コード できる情報量も限られたものとなってしま という問題がある。

 そこで、最近では、ICタグを用いた情報 示の技術が利用されるようになってきた。IC タグとは、RFID(Radio Frequency Identification)とも ばれるものであり、所定の情報が記憶され ICチップを無線アンテナとともに樹脂やガ ス等の誘電体材料に埋め込んでタグ(荷札)状 に形成した超小型の通信端末である。このよ うなICタグは、無線通信により、ICチップに 憶された製品情報を読取るものであり、例 ばICチップのメモリには、数百バイトのデー タを記録することができ、多くの製品情報を 記録できるという利点がある。また、ICタグ 、非接触で記録された情報を読取ることが き、接触による摩耗などの問題もなく、さ には、商品の形態に併せた形状に加工した 、小型化、薄型化なども可能であるという 点がある。

 このようなICタグが設けられたキャップと て、特許文献1及び2には、天板にICタグが埋 込まれたものが提案されている。

特開2006-62716号公報

特開2005-321935号公報

 ところで、上記のようなICタグには、通信 電磁誘導により行うタイプと電波方式によ 行うタイプとがある。電磁誘導方式のICタグ は、通信が水分による影響を受け難いという 利点があるものの、大面積であるという欠点 があり、一方、電波方式のICタグは、通信が 分による影響を受け易いという欠点がある のの、小面積であるという利点を有してい ため、現在、キャップの分野では、この電 方式のICタグが検討されている。
 しかるに、前述した天板に電波方式のICタ が設けられているキャップでは、飲料等の 分を含有する内容物が充填された容器に適 した場合、上記のような情報の送受信が困 になるという問題があった。例えば、容器 部に装着されるキャップ本体と、該キャッ 本体に装着される上蓋とからなるツーピー 型のキャップの上蓋にICタグを取り付ける場 合には、特に問題は生じないのであるが、天 板と、天板周縁部から降下したスカート壁と からなり、容器口部に直接装着されるワンピ ース型キャップの天板の上面にICタグを取り けた場合には、飲料等に含まれている水分 誘電損失やインピーダンスの不整合を引き こし、この結果、ICタグへの情報の送受信 妨害されてしまうという問題があったので る。

 また、ICタグのキャップへの取付けは、 えば、キャップ天板にICタグをインサート成 形などにより埋め込んだり、或いはキャップ の天板にICタグを熱溶着(ヒートシール)によ 取り付けることなどにより行うことができ が、何れの方法においても、キャップに取 付けるICタグが著しく軽量で(通常、0.02g程度 )且つ小片形状のものであるため、その取り いが難しく、インサート成形などに際して 成形型内の所定位置或いはヒートシールに しての天板への所定位置へのICタグの固定を 有効に行うことが困難であり、位置ずれなど を生じやすいばかりか、所定位置への固定を 行う工程までにICタグを搬送する過程でICタ が飛散してしまうなどの問題もあり、生産 が極めて低いという問題があった。

 従って、本発明の目的は、ICタグへの情報 送受信が妨害されず、確実にICタグに製品情 報を入力し且つ入力された製品情報を確実に 出力することが可能なICタグ付プラスチック ャップを提供することにある。
 本発明の他の目的は、製品情報が記憶され ICタグの位置ずれ或いは飛散などを有効に 避でき、効率よくキャップに取り付けて固 することが可能なICタグのキャップへの取り 付け方法を提供することにある。

 本発明によれば、水分含有内容物が収容さ た容器の口部に装着されるワンピース型プ スチックキャップであって、天板と、天板 縁部から降下したスカート壁とを有し、該 板の上面には、製品情報が記憶されたICタ が取り付けられているプラスチックキャッ において、
 前記天板には、容器内の水分含有内容物と 記ICタグとの間に、該水分含有内容物によ ICタグへの信号の送受信が妨害されない程度 の間隔を確保するための遮蔽部材が形成され ていることを特徴とするプラスチックキャッ プが提供される。

 本発明のプラスチックキャップにおいては
 (1)前記天板は、環状フランジ部と該環状フ ンジ部の内周縁に連なる凹部とから形成さ ており、前記凹部は、前記環状フランジ部 内周縁に連なる側壁部と、該側壁部の下端 連なり且つ前記遮蔽部材として機能する底 とからなっており、前記ICタグは、前記凹 を覆うように前記環状フランジ部に取り付 られており、該ICタグと前記凹部の底部との 間隔が、該底部の裏面が水と接触していたと きに該ICタグへの信号の送受信が妨害されな 程度の間隔に保持されていること;
 (2)前記ICタグは、その周縁部を前記天板の 面に熱溶着することにより取り付けられて ること;
 (3)前記凹部の底部の上面には、上方に延び いる突起が形成されていること;
 (4)前記天板の凹部の側壁部は、相対的に外 の大きい上部大径部と相対的に外径の小さ 下部小径部とからなり、該側壁部の上部大 部の外周面には、下部小径部の外周面とは 隔して下方に延びているインナーリングが 成されており、該スカート壁とインナーリ グとの間の空間に容器口部が嵌め込まれる とにより、容器口部に固定されること;
が好適である。

 本発明によれば、また、
 ICチップと金属アンテナとの組み合わせか なるICユニットの複数が第1の熱可塑性樹脂 材シートの一方の表面に配列されて固定さ ているICタグウェブ、第2の熱可塑性樹脂基 シート、及び、天板と天板周縁部から降下 たスカート壁とを有するプラスチックキャ プを用意する工程;
 前記ICタグウェブの第1の熱可塑性樹脂基材 ートと第2の熱可塑性樹脂基材シートとを、 前記ICユニットが外面側に位置するようにし 熱接着することにより、前記ICタグウェブ 第2の熱可塑性樹脂基材シート表面に積層さ た積層シートを作製する工程;
 前記積層シートを、これに固定されているI Cユニット毎に、順次円板形状に打ち抜くこ により、1個のICユニットが第1の熱可塑性樹 基材に固定されたICタグに第2の熱可塑性樹 基材が接着された円板形状のタグ片を順次 成し、それぞれの打抜きと同時に、打ち抜 れたタグ片を、第2の熱可塑性樹脂基材が外 面側となるようにして、前記キャップの天板 上面に順次装填し、仮固定する工程;
 次いで、第2の熱可塑性樹脂基材をキャップ の天板の上面に熱溶着することにより、前記 ICタグを第2の熱可塑性樹脂基材を介してキャ ップの天板に一体化させる工程;
とからなることを特徴とするICタグのプラス ックキャップへの取り付け方法が提供され 。

 本発明のICタグの取り付け方法においては 以下の態様が好適である。
 (1)第1の熱可塑性樹脂基材シートがポリエチ レンテレフタレートからなり、第2の熱可塑 樹脂基材シートがポリオレフィンからなる と;
 (2)前記キャップの天板の上面の外周縁部分 は、段差面が環状に形成されており、該段 面の内側領域が外側領域よりも低い面とな ており、該段差面の内側領域に、積層シー から打ち抜かれたタグ片が装填されること;
 (3)積層シートから打抜かれたタグ片を、第2 の熱可塑性樹脂基材の外周端面が前記段差面 に密着するようにして前記段差面の内側部分 に嵌め込むことにより、タグ片のキャップ天 板上面への装填、或いは装填と仮固定とが行 われること;
 (4)前記段差面の上端部分に内方に突出して るアンダーカットが形成されており、該ア ダーカットによる第2の熱可塑性樹脂基材外 周縁部の係止によってタグ片の仮固定が行わ れること;
 (5)前記キャップ天板上面の段差面の内側領 には、該段差面の下端に連なり且つ内方に びている環状フランジ部と、該環状フラン 部の内周縁に連なる凹部とを備えており、 記タグ片は、その周縁部分が該環状フラン 部に対面するように装填されること;
 (6)第1の熱可塑性樹脂基材シートと第2の熱 塑性樹脂基材シートとの熱接着は、少なく も第1の熱可塑性樹脂基材シート表面に設け れているICチップを押圧しないようにして 熱圧着により行われること;
 (7)前記第2の熱可塑性樹脂基材シートを間欠 送りしながら、前記ICタグウェブの積層が行 れ且つ該積層に引き続いて積層シートの打 き、打ち抜かれたタグ片のキャップ天板へ 装填が行われること;
 (8)天板上面にタグ片が装填されているキャ プを間欠送りしながら、該ICタグ片が有す 第2の熱可塑性樹脂基材を、キャップの天板 面にスポット的に熱接着することにより、 グ片の仮固定を行うこと;
 (9)タグ片が仮固定されているキャップを、 続送り工程に導入し、該キャップを連続送 しながら、タグ片が有する第2の熱可塑性樹 脂基材をキャップの天板上面に熱溶着して前 記ICタグをキャップの天板に一体化させるこ ;

 本発明のプラスチックキャップにおいて 、天板の環状フランジ部に取り付けられたI Cタグと、容器内に収容された水分含有内容 (例えば、水、ジュースなどの各種飲料等)と の間には、遮蔽部材によって一定の間隔が保 持される。このため、水分含有内容物が誘電 損失やインピーダンスの不整合を引き起こす ことにより送受信を阻害するという不都合が 防止され、ICタグへの製品情報の送信(入力) び入力された製品情報の受信(出力)を確実に 行うことが可能となる。

 上記の遮蔽部材は、天板の内面に取り付 ることもできるが、本発明では、天板自体 凹部を形成し、この凹部の底部を遮蔽部材 して機能することが好適である。凹部の底 を遮蔽部材としての機能を持たせることに り、キャップの成形を容易に行うことがで るからである。

 また、本発明においては、キャップ天板 凹部の底部上面に突起を設けた場合には、 方から外力が偶発的に加えられたときに、 突起によってICタグが支持され、この結果 ICタグの変形や破損を有効に回避することが できる。また、使用済みキャップを廃棄する 場合には、凹部の底部を裏面から上方に押圧 することにより、ICタグを容易にキャップ天 から取り除くことが可能となり、分別廃棄 点でも有利となる。

 さらに、本発明においては、上述した天 の凹部の側壁部を容器口部の内面に直接密 させることによりシール性を確保すること できるが、凹部の側壁部から独立した部材 してインナーリングを設け、このインナー ングとスカート壁との間に容器口部を嵌め むことにより、インナーリングを容器口部 内面に密着させてシール性を確保すること 好ましい。即ち、凹部の側壁部によりシー 性を確保する場合には、この側壁部とスカ ト壁との間の空間に容器口部が嵌め込まれ こととなるが、側壁部の下端が底部と一体 連なっているため、該側壁部の可撓性が乏 く、この結果、容器口部を該側壁部とスカ ト壁との間の空間に嵌め込みにくくなるお れがある。また、該側壁部と容器口部との 着が不安定になり、シール性が低下するお れもある。しかるに、インナーリングを凹 側壁部から独立した部材として設ければ、 分な可撓性を維持できるため、上記のよう 不都合を回避するのに好都合である。

 インナーリングを凹部側壁部から独立し 部材とするために、例えば、天板の環状フ ンジ部の内面のスカート壁と凹部側壁部と 間の位置に、インナーリングを設けること できる。また、本発明において、特に好適 は、凹部の側壁部の途中の部分にインナー ングを形成するのがよい。具体的には、凹 側壁部を、上方に位置する相対的に外径の きい上部大径部と下方に位置する相対的に 径の小さい下部小径部とからなるように形 し、該側壁部の上部大径部の外周面から、 部小径部の外周面とは離隔して下方に延び いるインナーリングを形成することが好ま い。このようにしてインナーリングを設け 場合には、インナーリングと凹部側壁部と 間の空間に容器内容液が侵入したときにも 前述したICタグと水分含有内容物との間に 度な大きさの空間が保持されるため、水分 有内容物によるICタグへの信号の伝送の妨害 を効果的に防止することができる。

 上記のICタグは、一般に、ICチップと金属 アンテナとからなるICユニットの多数を第1の 熱可塑性樹脂製基材(通常、ポリエチレンテ フタレート)のシートに接着剤等により固定 てICタグウェブの形態で販売されているが 本発明の取付け方法では、このようなICタグ ウェブを使用し、このICタグウェブにヒート ール用の第2の熱可塑性樹脂製基材(一般に リプロピレン等のポリオレフィン)のシート 固定して積層シートを作製し、この積層シ トに固定されている多数のICユニットを順 打抜き、このうち抜きと同時に、打ち抜か たICタグ片を順次キャップの天板に装填し、 熱溶着によって固定するものである。この方 法によれば、キャップ天板に装填するまでの 過程で、軽量で且つ小片形状のICタグは単独 取り扱われず、ウェブ乃至積層シートの形 で取り扱われることとなり、従って、ICタ が飛散するという不都合は有効に回避され のである。

 また、キャップの天板にタグ片(ICタグ)を 装填したときにも、直ちにタグ片は仮固定さ れ、仮固定された後にキャップ天板に熱溶着 されるため、ICタグが熱溶着によりキャップ 板に一体化されるまでの間に、ICタグがキ ップ天板から外れてしまったり、位置ずれ 生じるなどの不都合も有効に回避できる。

 このように、本発明によれば、軽量で且 小片形状のICタグの取り扱いが容易であり ICタグの飛散や位置ずれなどを生じることな く、効果的にICタグをキャップの天板に取り けることができる。

本発明によりキャップに取り付けられ ICタグの構造を示す側断面図(a)及び平面図(b )である。 遮蔽部材として機能する底部を有する 部が天板に形成され、この天板に図1のICタ が取り付けられたキャップの一例を容器口 と共に示す半断面側面図である。 凹部が形成された天板にICタグが取り けられた本発明のプラスチックキャップの の例を容器口部と共に示す半断面側面図で る。 凹部が形成された天板にICタグが取り けられた本発明のプラスチックキャップに いて、凹部側壁部とは別個にインナーリン を設けた態様の半断面を共に示す図である 図4とは別個の形態でインナーリングを 設けた本発明のプラスチックキャップの好適 例を示す半断面側面図である。 図5のプラスチックキャップの半断面側 面を容器口部と共に示す図である。 図5のプラスチックキャップの要部であ るインナーリングを拡大して示す部分拡大図 である。 天板に遮蔽部材が取り付けられた本発 のキャップの例を容器口部と共に示す半断 側面図である。 ICタグをキャップに取り付けるまでの ロセスの概略を示す図である。 図9におけるICタグのヒートラミネート 工程で形成される積層シートの熱接着状態を 説明するための平面図である。 図9におけるICタグのキャップへの装填 工程の一例を示す図である。 図9におけるICタグのキャップへの仮固 定工程を説明する図である。 図9における熱溶着工程を説明する図 ある。

<ICタグの構造>
 図1(a)及び図1(b)を参照して、ICタグ(全体と て10で示す)は、第1の熱可塑性樹脂からなる 板形状のフィルム1の上面に金属製アンテナ 3及びICチップ5が固定された構造を有してい が、このようなICタグ10をキャップに取り付 るために、第1の熱可塑性樹脂フィルム1の 面には、第2の熱可塑性樹脂からなるフィル 6が熱接着されている。

 第1の熱可塑性樹脂は、この上に所定形状 の金属製アンテナ3を形成する際の加熱やエ チング或いはICチップ5を固定するための加 、加熱などに際しての劣化を回避するに好 な耐熱性、耐薬品性、強度等を有するもの あり、一般に、ポリエチレンテレフタレー (PET)などのポリエステル樹脂からなり、かか る第1の熱可塑性樹脂からなるフィルム1の厚 は、通常、7乃至100μm程度である。

 金属製アンテナ3は、通常、アルミニウム 、銅、銀、金などの低抵抗金属の薄膜(厚み 5乃至50μm程度)からなるものであり、所定の ターン形状を有しており、信号の送受信に 用される。かかる金属製アンテナ3は、一般 に、金属箔を、熱接着、或いは必要により適 当な接着剤を用いて接着により第1の熱可塑 樹脂のフィルム1の表面に貼り付け、次いで ッチング等により所定形状に成形すること より形成されるものである。尚、必要によ 使用される接着剤としては、一般にポリオ フィン樹脂を不飽和カルボン酸またはその 導体(例えば酸無水物)でグラフト変性した 変性オレフィン樹脂やウレタン系、イソシ ネート系、エポキシ系等の熱硬化型接着剤 脂などが使用される。

 ICチップ5は、フリップチップ実装などに り、上記のアンテナ3に導通するように設け られるものであり、このICタグ10が取り付け れるキャップ或いはキャップが取り付けら る容器の内容物等に関する情報が記憶され ものである。即ち、上記のアンテナ3を介し の信号の送信により、所定の情報が記憶さ 、またアンテナ3を介してICタグ10に記憶さ た情報が読み取られる。

 また、図1(a)に示されているように、上記 のICチップ5は、一般に、ポリイミド、ビスマ レイミド樹脂などの封止剤7により、封止さ て保護されている。

 第2の熱可塑性樹脂のフィルム6は、上記 ICタグ10を後述するキャップの天板に熱溶着 より強固に接着固定するために使用される のである。従って、第2の熱可塑性樹脂とし ては、キャップを形成するポリプロピレンや ポリエチレンなどのポリオレフィンに対して 良好な熱接着性を有する樹脂素材、具体的に は、ポリプロピレンやポリエチレンなどのキ ャップ樹脂素材と同様の樹脂が使用される。

 後述するICタグのキャップへの取付け工程 おいて、第2の熱可塑性樹脂のフィルム6と第 1の熱可塑性樹脂のフィルム1とは、積層され 状態で打ち抜かれているので、これらのフ ルムの端面は、連続した平滑な面となって り、第2の熱可塑性樹脂のフィルム6の外周 面6aをキャップの天板に熱溶着することによ り、ICタグ10が固定される。
 第2の熱可塑性樹脂のフィルム6の厚みは、 溶着により十分な熱接着が行われる程度の みであればよく、一般的には、300乃至1000μm 度の厚みであればよい。特に、外周端面6a 熱溶着するので、上記範囲でも比較的厚い が好適である。

 尚、上記のような第2の熱可塑性樹脂のフ ィルム6を使用せず、PETなどの第1の熱可塑性 脂からなるフィルム1を直接キャップ天板に 熱溶着させる場合には、第1の熱可塑性樹脂 キャップ素材との熱接着性が乏しいため、IC タグ10をキャップ天板にしっかりと固定する とができず、容易にICタグの脱落を生じて まい、ICタグ10の効果的な利用ができなくな てしまう。

<キャップの構造>
 上記のようなICタグ10が取り付けられるキャ ップを示す図2において、全体として20で示す このキャップは、一般にポリエチレンやポリ プロピレン等のポリオレフィンからなるもの であり、天板21と、天板21の周縁部から降下 ているスカート壁23とから成っている。

 スカート壁23の内面には、このキャップ20 が装着される容器の口部70の外面に設けられ いる螺条71と螺子係合する螺条25が形成され ており、スカート壁23の下端には、破断可能 ブリッジ27を介してタンパーエビデント(TE) ンド29が設けられており、TEバンド29の内面 は、上向きのフラップ片30が間欠的に周状 形成されている。

 即ち、このキャップ20は螺条25による螺子 係合によって容器口部70に装着され、容器口 70に装着されたキャップ20を、開栓方向に回 転させることにより容器口部70から取り除か る。開栓に際しては、TEバンド29の内面に形 成されているフラップ片30が容器口部70の外 に形成されている顎部73と係合し、TEバンド2 9の上昇が制限され、ブリッジ27が破断してス カート壁23から切り離される。この結果、TE ンド29が切り離されているという事実から、 一般の需要者は、キャップ20が容器口部70か 一旦取り除かれたという事実を認識するこ ができるのである。

 尚、図2の例では、スカート壁23の下端面 は、第1のストッパー片31が適当な間隔で形 され、TEバンド29の上端面には、第2のスト パー片33が、第1のストッパー片31の間に位置 するようにして適当な間隔で設けられている 。

 即ち、第1のストッパー片31は、閉栓方向 に側面が直立した面となっており、このキ ップ20を容器口部70に装着する際、第1のス ッパー片31の直立した側面が、TEバンド29の 面に設けられた第2のストッパー片33の直立 に当接し、これにより、スカート壁23とTEバ ドとが一体的に閉栓方向に回転し、閉栓時 おけるブリッジ27の破断が有効に回避され ようになっている。

 また、第2のストッパー片33の上端面はフ ットな面となっており、閉栓に際して、こ 面がスカート壁23の下端面に当接すること より、TEバンド29の上端面とスカート壁23の 端面との間に一定の間隔が保持されるよう なっており、これによって、閉栓時におけ ブリッジ27の破断が有効に防止されるような 構造となっている。

 勿論、本発明は、このようなストッパー 31,33が形成されているキャップに限定され ものではなく、これらストッパー片が形成 れていないキャップに本発明を適用するこ は可能である。

 一方、天板21は、環状フランジ部35と、環 状フランジ部35の内周縁に連なっている凹部3 7とから成っている。

 天板21の上面の外周縁部の内側には、環 フランジ部35と、環状フランジ部35の内周縁 連なっている凹部37とが形成されており、 周縁部と環状フランジ部35の境界部分には直 立した段差面40が環状に形成されている。

 上記の凹部37は、環状フランジ部35の内周 縁に連なっている側壁部37aと側壁部37aの下端 を閉じている底部37bとから形成されており、 図示されているように、側壁部37aの外面側は 外方に若干膨出している。一方、環状フラン ジ部35の内面には、アウターリング39が形成 れており、アウターリング39と側壁部37aの付 け根部分との間に環状の小突起50が形成され いる。

 即ち、前述した螺子係合によりキャップ2 0を容器口部70に装着したとき、容器口部70の 方部分の内面が側壁部37aの外面に密着し、 器口部70の上端部分の外面側がアウターリ グ39の内面に密着し、かつ容器口部70の上端 が小突起50に密接し、これにより、良好な ールが確保されるものである。

 本発明においては、前述したICタグ10が、 ICチップ5が下側となるようにして、天板21の 面の外周縁部の内側(即ち、段差面40の内側 あり、環状フランジ部35及び凹部37が形成さ れている部分)に嵌めこめられ、前述したICタ グ10の周縁部(第2の熱可塑性樹脂フィルム6の 周端面6a)が、環状フランジ部35の外周縁部 の環状の段差面40に熱溶着し、これにより、 ICタグ10がしっかりと天板21に固定され、凹部 37はICタグ10により覆われた構造となっている 。

 即ち、本発明においては、天板21に形成 れている凹部37の底部37bが遮蔽部材として機 能し、ICタグ10と水分を含有する容器内容物( えば各種飲料など)との直接の接触が確実に 防止されているばかりか、ICタグ10の信号伝 面(アンテナ3が形成されている部分)と凹部37 の底部37bとの間に一定の間隔dが確保されて るため、容器内容物に含まれる水分による 号の伝送の妨害を有効に防止し、このキャ プ20が容器口部70に装着されている状態でのI Cタグ10(ICチップ5)への信号の送信或いはICタ 10からの信号の受信を確実に行なうことがで きるのであり、製品情報の入力や出力を有効 に行うことが可能となる。

 本発明において、上述した凹部37の大き は、凹部37の底部37bに水が接触している状態 でのICタグ10への信号の伝送が水により妨害 れない程度のものとすればよく、例えば信 の周波数やアンテナ3のパターンなどによっ も異なるが、一般に凹部37の深さ(前述した 隔d)が7mm以上となるように設定されていれ よい。

 また、本発明においては、図3に示されて いるように、上述した凹部37の底部37bの上面 、ICタグ10を保持するための突起60を形成し おくこともできる。

 即ち、図3から理解されるように、突起60 、底部37bの上面中心部分に位置しており、 起60の上端にICタグ10のICチップ5が設けられ いる部分7が載置された状態となっている。 このようなICタグ10を支持している突起60を設 けることにより、このキャップ20の上方から 力が加えられたとき、ICタグ10の変形や破損 を有効に防止することが可能となる。また、 使用済みのキャップ20を廃棄するときには、 部37の底部37bを裏面側から上方に押圧する とにより、突起60によりICタグ10が押圧され ICタグ10をキャップ20の天板21から容易に取り 外すことも可能となり、優れた分別廃棄性を 確保することもできる。

 上記のような突起60は、例えばICタグ10のI Cチップ5が設けられている部分7と必ずしも当 接している必要はなく、例えばこのような部 分7と突起60の上端との間に若干の間隙が形成 されていてもよい。要するに、上方から外力 が加わったときに、ICタグ10が大きく変形し いように突起60を設ければよいわけである。 従って、突起60は、底部37bの中心部分に設け れている態様に限定されるものではなく、 えば、底部37bの中心を対称中心として環状 点対称的に複数の突起60を配置し、これら 起60により、ICタグ10のアンテナ3が設けられ いる部分を支持するような構造とすること 可能である。

 尚、本発明において、上述したICタグ10は 、その第2の熱可塑性樹脂フィルム6の端面6a 天板21の段差面40に熱溶着により取り付ける とが好適であるが、場合によっては、嵌め み等により環状フランジ部35の上面に機械 に固定することも可能であり、また、環状 ランジ部35の外周部分に突起を設けておき、 環状フランジ部35の上面にICタグ10を載置した 状態で、この突起を屈曲してICタグ10の周縁 分を固定することも可能である。このよう してICタグ10を設けた場合には、ICタグ10の基 板1は、特に熱可塑性樹脂製のような熱溶着 の材料で形成されている必要はなく、ガラ 等の誘電材料で形成されていてもよい。ま 、その他、嵌め込みによりICタグ10を環状フ ンジ35の上面に固定することもできる。

 上述した例は、天板21の凹部側壁部37aと カート壁23との間の空間に容器口部70の上方 分を嵌めこむことにより、キャップ20を容 口部70に固定し、且つ容器口部70の内面と凹 側壁部37aとの密着によりシール性を確保す ものであるが、凹部側壁部37aとは別個独立 た部材としてインナーリングを設け、この ンナーリングによりシール性を確保する構 とすることもできる。

 即ち、凹部側壁部37aとスカート壁23との の空間に容器口部70の上方部分を嵌め込んだ り、該側壁部37aの外面を容器口部70の内面に 着してシール性を持たせる構造では、この 壁部37aの下端に、遮蔽部材として機能する 部37bが一体に連なっているため、側壁部37a 可撓性が低くなっている。このため、容器 部70の嵌め込みが困難となるおそれがある また、側壁部37aと容器口部70との密着が不十 分となり、シール性が不安定となることもあ る。しかるに、凹部側壁37aとは全く別個に設 けられたインナーリングは、底部37bによる影 響を受けず、高い可撓性を保持しているため 、上記のような問題を有効に防止することが できる。

 このようなインナーリングを設けた形態の ャップを図4~図7に示した。
 尚、図4~図7に示されたキャップ20は、イン ーリングが設けられている点を除けば、図2 示されたキャップ20と基本的に同じ構造を しているので、同じ印照数字を使用し、同 部材についての説明は省略する。

 図4において、このキャップ20では、天板2 1の環状フランジ部35の内面(下面)にインナー ング63が設けられている。即ち、このイン ーリング63は、スカート壁23と凹部側壁部37a の間に位置し、スカート壁23と間隔をおい 且つ凹部側壁部37aの外面と接触しないよう 下方に延びている。また、このインナーリ グ63の外面は、中央部分が外方に膨らんだ形 状を有しており、容器口部70の内面と良好に 着し得るように構成されている。

 この図4から理解されるように、インナー リング63とスカート壁23との間の空間に容器 部70の上方部分が嵌め込まれ、これにより、 インナーリング63の外面が容器口部70の内面 密着し、良好なシール性を確保することが 能となる。即ち、凹部側壁部37aとは異なり このインナーリング63の下端は拘束されてい ないため、高い可撓性を示す。この結果、容 器口部70の嵌め込みを容易に且つスムーズに うことができるばかりか、インナーリング6 3の外面が容器口部70の内面にしっかりと密着 し、優れたシール性が安定に保持されること となるのである。

 また、上記の例は、環状フランジ部35の 面にインナーリング63を設けた例であるが、 図5の半断面側面図、図6の容器口部と共に示 れた半断面側面図及び図7の要部拡大図のキ ャップ20では、凹部側壁部37aの途中の部分に ンナーリング63が設けられている。

 即ち、これら図5~図7で示されているキャ プでは、天板21の凹部側壁部37aの途中の部 に水平段差65が設けられており、この側壁部 37aは、上方に位置する相対的に外径の大きい 上部大径部Aと下方に位置する相対的に外径 小さい下部小径部Bとから形成されている(図 7参照)。この上部大径部Aの外周面にインナー リング63が形成されており、このインナーリ グ63は、下部小径部Bに接触しないように下 に延びている。

 このようなインナーリング63が設けられ いるキャップ20においても、図4のキャップ 同様、インナーリング63とスカート壁23との の空間に容器口部70の上方部分が嵌め込ま るものであり、インナーリング63の下端(外 に膨らんだ部分より下方)が拘束されていな ため、その可撓性が高く、従って、容器口 70の嵌め込みを容易に且つスムーズに行う とができ、さらに、インナーリング63の外面 と容器口部70の内面とがしっかりと密着し、 れたシール性が安定に保持される。

 また、図5~図7の例では、凹部側壁部37aの 中に水平段差65を設けて該側壁部37aを上部 径部Aと下部小径部Bとに区画しているが、イ ンナーリング63が側壁部37aの外面と接触して 束されない限り、このような水平段差65は ずしも設ける必要は無い。例えば、凹部側 部37aの上部が大径で下部が小径となるよう 形成され、インナーリング63が下方の小径部 に接触しないように下方に延びていれば、水 平段差65は存在しなくともよい。

 上記のようにインナーリング63を設けた 態のキャップの中では、図5~図7に示す形態 キャップ20が最も好適である。即ち、図5~図7 の例では、インナーリング63が凹部側壁部37a 途中から延びているため、インナーリング6 3と凹部側壁部37aとの間の空間内に容器内の 分含有内容物が侵入したとしても、環状フ ンジ部35の上面に凹部37を覆うように取り付 られたICタグ10の周縁部と容器内容物との間 には一定の間隔が確保される。従って、容器 内容物による信号伝送の妨害をより確実に防 止することが可能となるからである。

 また、上述した例では、天板21に凹部37が 形成され、この凹部37の底部37bが遮蔽部材と ての機能を有し、天板21に設けられたICタグ 10と水分を含有する容器内容物との間に一定 クリアランスdが確保されるが、本発明にお いては、天板21に遮蔽部材を取り付けること よって、上記のようなクリアランスdを確保 することもできる。

 例えば、図8のキャップでは、上記のような 遮蔽部材として機能する底部37bを有する凹部 37は形成されておらず、従って、天板21は実 上フラットであるが、その中央部分には、IC タグ10のICチップ5が設けられている部分7を受 け入れる小さな凹部21aが形成されている。こ の天板21の周縁部分には、前述した図1~図7の ャップと同様、直立した環状段差面40が形 されており、ICタグ10は、ICチップ5が設けら ている側を下側として天板21上に装着され 第2の熱可塑性樹脂フィルム6の端面6aを環状 差面40に熱溶着することにより固定される
 尚、図8に示されているキャップ20では、ス ッパー片31,33は省略されている。

 図8において、天板21の下面には、スカー 壁23と間隔をおいて下方に延びており、外 側が膨出した形状のインナーリング63が設け られており、前述した螺子係合によりキャッ プ20を容器口部70に装着したとき、容器口部70 の上方部分がインナーリング63とスカート壁2 3との間の空間に嵌め込まれ、容器口部70の内 面がインナーリング63の外面に密着して良好 密封性シールが確保される。

 この態様のキャップ20においては、天板21 の下面には、インナーリング63で取り囲まれ いる部分に、遮蔽部材67が取り付けられて る。この遮蔽部材67は、前述した凹部37と同 の形状を有しており、環状側壁部67aと底壁 67bとからなっており、この底壁部67bにより ICタグ10のアンテナ3と容器内容物の液面と 間に、信号の送受信が妨害されない程度に 分な間隔dが保持され、容器内容物に含まれ 水分による誘電損失やインピーダンスの不 合に起因する信号(電磁波)の伝送阻害が発 する事なく、ICタグへの製品情報の送信(入 )及び入力された製品情報の受信(出力)を確 に行うことが可能となるわけである。

 上記の遮蔽部材67は、キャップ材と同じ 脂(例えばポリオレフィン樹脂)からなるもの であり、環状側壁部67aの上端からは薄肉のフ ランジ部67cが外方に延びており、この薄肉の フランジ部67cが天板21の下面のインナーリン 63の内側に熱溶着されてしっかりと固定さ 、遮蔽部材67の内部への容器内容物の漏洩を 防止し得るばかりか、例えば無菌充填に際し て使用する殺菌水が天板21の下面側に侵入す ことも確実に防止でき、水分による信号伝 の妨害を確実に防止することができる。こ 場合、熱溶着を行なわず、インナーリング6 3の付け根部分の内面側に遮蔽部材67を嵌め込 むことも可能であるが、この場合には、遮蔽 部材67が不安定となり、水分の遮断効果が不 分となり、特に無菌充填を適用するような 合には、殺菌水などが侵入し、ICタグ10への 送受信が不安定となるおそれがあるため、熱 溶着により遮蔽部材67を設けることが好適で る。

 また、遮蔽部材67は、ICタグ10に形成され いるアンテナ3の大部分を容器内容物と遮断 するために、図8に示されているように、イ ナーリング63の付け根部の近傍で熱溶着する ような形状とするのがよい。さらに、遮蔽部 材67をインナーリング63の下端に熱溶着する とも可能であるが、この場合には、熱溶着 際しての圧着が難しいため、図8のように、 ンナーリング63の付け根部の近傍で熱溶着 ることが好適である。

 このように、天板21とは別個の部材とし 遮蔽部材67を使用し、これを天板21の下面に り付けることにより、ICタグ10と水分を含有 する容器内容物との間に所定の間隔dを確保 ることもできる。但し、この態様では、キ ップ成形過程で遮蔽部材67を熱溶着する工程 が必要となり、生産性が低くなるため、図2~ 7に示す例のように、天板21に凹部37を形成 て所定の間隔dを確保することが好適である

<ICタグの取り付け>
 本発明においては、各種プラスチックの射 成形、圧縮成形等によりキャップ20を成形 た後、以下に述べる手段によってICタグ10の り付けが行われる。

 本発明のICタグ取り付け方法の工程を示 図9を参照して、この方法では、先ず、ICタ ウェブ100とヒートシール用熱可塑性樹脂基 シート103を用意する。

 ICタグウェブ100は、第1の熱可塑樹脂から る基材シート101(以下、単に第1の基材シー と呼ぶ)の一方の表面に、ICチップ5と金属製 ンテナ3との組み合わせからなるICユニット1 02の複数が配列されて固定されているもので り、第1の基材シート101は、前述した第1の 可塑性樹脂のフィルム1に相当する。即ち、 ャップ20に取り付けられる前述したICタグ10 、一般に、ICタグウェブ100をロール105に巻 た状態で市販されており、このICタグウェブ 100からICユニット102を打ち抜いてICタグ10とし てキャップ20に固定されるものである。

 また、ヒートシール用熱可塑性樹脂基材 ート(以下、単に第2の基材シートと呼ぶ)103 、前述した第2の熱可塑性樹脂のフィルム6 相当するものである。この第2の基材シート1 03は、ICタグウェブ100の幅(第1の基材シート101 のシート幅)と同じシート幅を有するもので る。

 本発明においては、第2の基材シート103を ロール107に巻回し、このロール107に巻かれた 第2の基材シート103を送り出し、複数のガイ ロール109を介して、巻き取りロール110によ て巻き取り、その間に、ヒートラミネート 程及び打抜き装填工程が配設される。

 ヒートラミネート工程では、第1の基材シ ート100と第2の基材シート103とを熱接着する とにより、ICタグウェブ100を第2の基材シー 103の表面にラミネートして積層シートAが形 される。

 即ち、この工程では、熱接着のために、 ートローラ111及び圧ローラ113が対面して配 されており、ローラ105からICタグウェブ100 巻き出され、巻き出されたウェブ100は、複 のガイドローラ109を介して、第2の基材シー 103上に重ね合わされ、この状態でヒートロ ラ111及び圧ローラ113の間に送られ、圧ロー 113により加圧しながらヒートローラ111によ 加熱が行われ、第1の基材シート101(第1の熱 塑性樹脂基材)と第2の基材シート(第2の熱可 塑性樹脂基材)103とが熱接着され、ウェブ100 第2の基材シート103の表面にラミネートされ 積層体Aが形成されることとなる。この積層 体Aは、巻き取りローラ110により、複数のガ ドローラ109を介して間欠的に巻き取られな ら(即ち、第2の基材シート103は積層体Aの形 巻き取られる)、後述する打抜き装填工程に 入されるのである。

 尚、上記の熱接着に際しては、ICタグウ ブ100は、ICユニット102が下側となり、第1の 材シート101の裏面が第2の基材シート103に対 するような位置関係で第2の基材シート103上 に重ね合わされる。従って、この工程で得ら れる積層シートAでは、ICユニット102が下面に 露出したものとなっている。また、熱接着条 件は、ヒートローラ111及び圧ローラ113が第2 基材シート103(第2の熱可塑性樹脂)の融点以 の温度に熱ローラ111により加熱すればよい

 上記のようなヒートラミネート工程にお ては、ICタグウェブ100に設けられているICユ ニット102中のICチップ5が形成されている部分 を加圧せずに熱接着を行うことが好ましい。 具体的には、ヒートローラ111に溝を形成し、 この間をICチップ5が通過するようにして熱接 着を行うことが好適である。即ち、このよう にして得られる積層体Aは、図10に示されてい るように、ICチップ5が設けられている中央の 白抜き部分Xが加圧されておらず、非融着部 いは弱融着部となっており、その両側の斜 部Yが融着部となっている。このようにして 接着を行うことにより、加圧によるICチッ 5の破損を確実に回避することができる。

 再び図9に戻って、上記のようにして形成 されたICタグウェブ100と第2の基材シート103と の積層体Aは、巻き取りロール110によって間 的に巻き取られ、冷却ローラ115及び複数の イドロール109を介して、打抜き装填工程に 欠的に搬送される。

 かかる打抜き装填工程では、積層シートA の上方に、中空のガイド200が位置固定されて おり、さらに、その上に打抜き用の中空ポン チ201が上下動可能に配置され、さらに、この 中空ポンチ201の内部を通過し得るようにして 押し込みポンチ203が上下動可能に配置されて いる。

 また、積層シートAの下側には、中空のダ イセット205が位置固定されており、さらに、 その下側には、間欠回転する支持テーブル207 が配置されており、この支持テーブル207上に は、前述した構造を有するキャップ20が吸引 により保持されており、積層シートAの間欠 送りと同期して、ダイセット205の下側の所定 位置にキャップ20が供給されるようになって る。

 この打抜き装填工程を説明するための図11 図9と共に参照して、この工程に導入される に、キャップ20にアダプタ310が被せられる( 11(a)参照)。
 このアダプタ310は、積層シートから打ち抜 れたタグ片Bを、キャップ20の天板の上面に 置ずれすることなく装填するためのもので り、キャップ20の天板の上面が開放される うに開口311を有しており、その上端部は、 向き且つ内方に傾斜したテーパー面311aとな ている。また、このアダプタ310には、後述 るスポット溶着による仮固定を行うための 欠き313が形成されている。

 即ち、上記のアダプタ310が被せられたキ ップ20がダイセット205の下側で停止し、こ 状態で中空ポンチ201がガイド200の開口内を って降下して積層シートAからタグ片Bが円板 形状に打抜かれる。打抜かれたタグ片Bは、 9に示されているように、図1のICタグ10に第2 熱可塑性樹脂基材フィルム6に相当する第2 基材103が接着された構造のものであり、こ タグ片Bの径は、キャップ20の段差面40の径と 実質上同一の大きさを有している。

 打抜かれたタグ片Bは、ダイセット205の下 側に設けられている爪205aによってアダプタ31 0の上側に一時的に保持される(図11(b)参照)。

 次いで、この状態で、押し込みポンチ203 ダイセット205の開口を通って降下し、打抜 れたタグ片B(ICタグ10)をキャップ20の天板(段 差面40の内側)に押し込んで装填する(図11(c)参 照)。このようにして、タグ片Bに設けられて るICユニット102をキャップ側に対面させ、 2の基材シート103を外面側とし且つ第2の基材 103の周縁部分がキャップ天板の環状フランジ 部35に対面するようにしてICタグ10を有するタ グ片Bが装填されることとなる。即ち、アダ タ310に形成されているテーパー面311aによっ 、打ち抜かれたタグ片B(ICタグ10)は位置ずれ することなく、上記の位置にスムーズに装填 されることとなる。

 上記のようにして積層シートAからのタグ 片Bの打抜き及び装填が行われた後、押し込 ポンチ203や中空ポンチ201は上昇し、ICタグ10 有するタグ片Bが打抜かれている積層シート Aは、巻き取りロール110によって巻き取られ 回収され、タグ片Bが装填されたキャップ20 、アダプタ310が被せられたままの状態で、 持テーブル207の間欠回転により、次の仮固 工程に間欠送りされる。

 本発明においては、上記のようにしてIC グ10が固定されているタグ片Bの積層シートA らの打抜き及びキャップ20への装填が、搬 工程を挟むことなく同時に行われており、 述したヒートラミネート工程から打抜き装 工程に至るまでの間で、小片状で軽量のICタ グ10が単独で取り扱われることがなく、全て 尺のシートの形態で取り扱われるため、IC グ10の飛散を確実に防止することができる。

 上記の打抜き装填工程において、キャッ 20の天板21の上面に装填されたタグ片Bは、 状段差面40の内側に嵌め込まれているため、 一応、仮固定された状態にある。しかるに、 このような嵌合のみでは仮固定が不十分なこ とがある。このような場合には、図11(c)に示 れているように、キャップ20の天板21の周縁 部の内側上端(段差面40の上端)に、内方に突 したアンダーカット320を形成しておくこと でき、このようなアンダーカット320を形成 た場合には、装填されたタグ片Bはアンダー ット320によって係止されてしっかりと固定 れる。

 また、本発明では、上記のようにして打 き装填工程でタグ片Bの装填と仮固定を同時 に行うこともできるが、打抜き装填工程の次 に仮固定工程を設けることが好適である。

 即ち、図9において、タグ片Bが装填され キャップ20は、支持テーブル207の間欠回転に よって仮固定工程に導入され、スポット溶着 により、タグ片B(ICタグ10)の仮固定が行われ 。

 この仮固定工程を説明するための図12を 照して、打抜き装填工程とは別個に設けら た仮固定工程では、支持テーブル207上に支 され、且つアダプタ310が被せられているキ ップ20の上方から、先端に細長い棒状の仮溶 着ヘッド350を備えたシールロッド351が降下し 、この仮溶着ヘッド350がアダプタ310に形成さ れている切欠き313を通って、キャップ天板21 環状フランジ部35に対面しているタグ片Bの 縁部分(即ち、ICタグ10の第2の基材103の周縁 分)に圧接され、この部分を加熱することに より、第2の基材103がスポット的にキャップ 板21(環状フランジ部35)に熱溶着され、これ よりタグ片B、即ちICタグ10の仮固定が行われ る。このようなスポット溶着は、全面的に熱 溶着する場合に比して、極めて短時間(0.1秒 度)でよいばかりか、このような仮固定によ て、以下の熱溶着工程でタグ片B(ICタグ10)を 完全に固定するまでの間に、タグ片Bがキャ プ20から脱落してしまうなどの不都合を有効 に回避することができる。

 上記の仮固定後には、アダプタ310が上昇 てキャップ20から取り外され、再び、打抜 装填工程前のキャップに被せられることと る。また、タグ片B(ICタグ10)が仮固定されて るキャップ20は、支持テーブル207の間欠回 により間欠送りされ、支持テーブル207から 続駆動している搬送ベルト360上に移され、 の搬送ベルト360から中間テーブル361を介し 連続回転テーブル363に移され、このテーブ 363により連続送りされながら、最後の熱溶 工程でタグ片B(ICタグ10)の最終的な固定が行 れる。

 即ち、この熱溶着工程を説明するための 13を図9と共に参照して、この工程では、連 回転テーブル363と同期して移動し得るヒー シール部材370が、連続回転テーブル363の回 方向に沿って配置されている。

 ヒートシール部材370には、タグ片B(ICタグ 10)に接着固定されている第2の基材103の周縁 に対応する形状のシールヘッド371が下端に けられており、このヒートシール部材370が 下して、キャップ20に仮固定されているタグ 片Bの第2の基材シート103の周縁部分に圧接さ 、この状態で、ヒートシール部材370がキャ プ20と共に移動しながら、シールヘッド371 よる熱溶着が行われ、仮固定されているタ 片Bの第2の基材103の外周端面(フィルム6の端 6a)を環状の段差面40に押し付けて熱溶着さ 、完全に固定されることとなる。このとき シール時間は1秒程度である。

 上記のようにして最終的な熱溶着が行わ た後は、ヒートシール部材370は、上昇して ャップ20から離され、再び、次のキャップ20 についての熱溶着が行われる。また、タグ片 B(ICタグ10)が完全に固定されたキャップ20は、 連続回転する排出テーブル375に移され、この テーブル375から連続的に排出されて最終製品 として捕集される。

 このようにして、図1に示されているよう なICタグ10がキャップ天板21の上面に固定され たICタグ付キャップが得られる。

 尚、天板21に凹部37が形成されている図2 キャップ20を例にとってICタグ10の取り付け 法を説明したが、このような凹部37が形成さ れていないキャップについても、同様にして ICタグ10の取付けを行うことができることは 明である。

 さらに、図9の例では、第2の基材シート10 3を巻き取りローラ110で間欠的に巻き取る間 ヒートラミネート工程及び打抜き装填工程 設けられており、ヒートラミネート及び打 き装填が行われているが、ヒートラミネー 後に積層体Aを一旦巻き取り、別の場所に積 体Aを搬送して打抜き装填を行うことも可能 である。この場合には、ヒートラミネート工 程及び打抜き装填工程が完全に独立して実施 されるため、ICタグウェブ100及び第2の基材シ ート103を連続的に搬送し、ヒートラミネート を連続的に行うことができるという利点があ る。

 上述した本発明のICタグの取り付け方法 よれば、著しく軽量で取り扱い難いICタグを 、飛散や位置ずれなどの不都合を生じること なく、効果的に且つ高い生産性でキャップの 天板に取り付けることができる。

 また、ICタグ10を取り付けるにあたっては、 例えばICタグウェブ100からICユニット102を打 抜いて第2の基材シート103にヒートラミネー して積層体を作製し、この積層体を打抜き 填工程に搬送し、この積層体からICユニッ 102を打ち抜きながらキャップ20に装填するこ とも可能である。しかしながら、このような 手段では、ICユニット102を打抜きを2回行わな ければならず、従って、ICタグウェブ100の間 送りの制御が非常に煩雑なものとなってし う。しかるに、本発明によれば、ICユニッ 102の打抜きは、打抜き装填工程で1回行われ だけであるため、間欠送りの制御も容易で り、極めて生産性が高い。