相崎 秀樹 (〒56 東京都港区南青山2丁目1-1 本田技研工業株式会社内 Tokyo, 1078556, JP)
HIROSAKI, Kazuyoshi (LTD. 1-1 Minami-Aoyama 2-chome, Minato-k, Tokyo 56, 1078556, JP)
廣崎 和禎 (〒56 東京都港区南青山2丁目1-1 本田技研工業株式会社内 Tokyo, 1078556, JP)
MURAGUCHI, Kouji (LTD. 1-1 Minami-Aoyama 2-chome, Minato-k, Tokyo 56, 1078556, JP)
本田技研工業株式会社 (〒56 東京都港区南青山2丁目1-1 Tokyo, 1078556, JP)
AISAKI, Hideki (LTD. 1-1 Minami-Aoyama 2-chome, Minato-k, Tokyo 56, 1078556, JP)
相崎 秀樹 (〒56 東京都港区南青山2丁目1-1 本田技研工業株式会社内 Tokyo, 1078556, JP)
HIROSAKI, Kazuyoshi (LTD. 1-1 Minami-Aoyama 2-chome, Minato-k, Tokyo 56, 1078556, JP)
廣崎 和禎 (〒56 東京都港区南青山2丁目1-1 本田技研工業株式会社内 Tokyo, 1078556, JP)
| ロータの回動角度に応じて、ロータの可動接点が複数の各シフトポジションに対応する固定接点と切り換わる自動変速機用のポジションセンサを自動変速機へ取付けるに際し、ニュートラル位置へ位置決めする装置において、 前記ポジションセンサの位置決めを行う位置決め部と、この位置決め部を介して前記ポジションセンサを回動させる駆動部と、前記ポジションセンサの回動角度を検出する回動角度検出部と、前記駆動部を駆動制御する制御部とを備え、 前記ロータの回動を止めた状態で、前記駆動部により、前記位置決め部へ位置決めされた前記ポジションセンサを回動させ、 前記回動角度検出部により、ニュートラル位置から隣接するシフトポジションの所定位置までの回動角度 を検出し、 この検出値に基づいて前記制御部が適正なニュートラル位置の角度を算出し、前記駆動部を再び駆動して前記ポジションセンサを前記適正なニュートラル位置へ修正回動させることを特徴とするポジションセンサの位置決め装置。 |
| 前記駆動部は、サーボモータと、その回転出力を減速する減速部と、この減速部から駆動力を伝達される駆動シャフトと、この駆動シャフトの回転を制動するブレーキ部と、前記回動角度検出部とを備えることを特徴とする請求項1に記載したポジションセンサの位置決め装置。 |
| 前記減速部はハーモニックドライブであることを特徴とする請求項2のポジションセンサの位置決め装置。 |
| 前記位置決め部は、前記ポジションセンサと嵌合する位置決め突部又は凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載したポジションセンサの位置決め装置。 |
| 前記ポジションセンサを、ニュートラル位置からその左右に隣接するリバース位置又はドライブ位置のいずれか側へ回動させて接点ONまでの回動角度を測定し、その後反対側へ回動させて他側の接点ONまでの回動角度を測定することにより、適正なニュートラル位置の算出と、ニュートラル位置とリバース位置及びドライブ位置との間の角度保証とを同時に行うことを特徴とする請求項1に記載したポジションセンサの位置決め装置。 |
この発明は、自動車等の自動変速機用ポ ションセンサを取付ける際に、正確な位置 めを行うための装置に関する。
従来の自動変速機用ポジションセンサは、
フトレバーと連動するチェンジシャフトを
動させることにより、ポジションセンサ内
ロータを回動させ、予めシフトポジション
対応する数だけ配置されている複数の固定
点とロータの可動接点との接続を機械的に
点を切り換えるようになっており、ロータ
ニュートラル位置から回動する回動角度に
じてシフトポジションを検出するようにな
ている(この形式をスイッチ式センサという
ことにする)。
したがって、ポジションセンサのニュートラ
ル位置を正確に位置決めして取付ける必要が
あり、例えば位置決め治具を用いて取付ける
ようになっている。
また、ポテンショメータを利用することによ
り、接点数を削減したものもある(例えば、
許文献1及び2参照)。
図11は従来の位置決め治具を用いた位置 めを示す図である。ポジションセンサ100は 略扇形をなし、そのケース101の要の部分に ス102を設け、ここに中空のロータシャフト10 3を回動自在に通し、さらにこのロータシャ ト103の内側へ通したチェンジシャフト104を ータシャフト103と一体回転するように嵌合 、チェンジシャフト104を回動させると、一 にロータシャフト103が回動し、さらにロー シャフト103と一体のロータ105がポジション ンサ100の内部で回動し、ロータ105に設けら た可動接点が、予め各ポジションに対応し 同一弧状上に配列されている複数の固定接 と順次切り替わるようになっている。
各固定接点はロータシャフト103の中立位置
基準とする回動角度で配置され、この中立
置はポジションセンサ100を自動変速機(図示
省略)へ取付ける際に、位置決め治具110によ
て正確に位置決めされる。
この位置決め治具110は、ロータシャフト103の
回動中心と可動接点を結びかつニュートラル
位置における直線である位置決め基準線Lに
って直線状をなす位置決め部111を備え、こ
位置決め部111を、ケース101の表面に形成さ
た位置決め凹部106a,106bへ嵌合することによ
、ポジションセンサ100が位置決めされる。
こで、ケース101の外周部2ケ所に設けられて
る取付ボス107a,107bをボルト108a,108bにより自
変速機へ取付けると、ニュートラル位置が
置決めされた状態でポジションセンサ100が
動変速機へ取付けられることになる。
上記ポテンショメータを利用したものは、
ンサ構造が特殊になって複雑・高価になる
ら、コスト等の観点より上記スイッチ式セ
サの使用を求められる場合がある。しかし
スイッチ式センサの場合は、取付時におい
、ニュートラル位置の高精度な位置決めが
求され、そのうえ取付後に導通確認及び角
保証を行う必要があり、多くの手間を要し
。これにつき以下説明する。
図8に示すように、各シフトポジションが、
ーキングP,後進RニュートラルN,ドライブD,3速
固定D3,セカンド2,ロー1の順に配列され、それ
ぞれに対応する固定接点がロータシャフト103
及びチェンジシャフト102の共通の中心Oを中
とする同心円弧状上へ配置され、各固定接
の中央をシフトポジション位置とする。以
の説明では、シフトポジション位置(固定接
の中央位置)、及び各固定接点について、シ
フトポジションの記号を用いて表現するもの
とする。
各固定接点は、N接点の中央(N位置)を基準 (0°)とする所定の角度で配置されている。こ N位置から各ポジション位置までの角度を接 点角度ということにする。またロータシャフ ト103及びチェンジシャフト102は一体回動する ため、ロータ105の回動はロータシャフト103及 びチェンジシャフト102を同時に回動すること になるから、以下の説明ではこのような一体 回動を単にチェンジシャフト102の回動という ことにする。
ポジションセンサ100の取付時には導通確認
び角度保証は行われていないため、取付後
導通確認及び角度保証の作業が必要になる
導通確認は各ポジションにて導通があるか
かを確認して固定接点の異常有無を検出す
ものであり、角度保証はR又はDへシフトす
とき、N接点からR接点又はD接点がONになるま
での角度が所定の範囲内にあることを保証す
るものである。
そこでまず、N→Pへチェンジシャフト102を回
させて、P,Rの各ポジションで導通があるか
確認し、同時にN接点のOFFからR接点のONとな
る角度α1を検出する。
次に、P→1までチェンジシャフト102を逆方向
回動させて各ポジションにて導通を確認し
同時にN接点のOFFからD接点のONになるまでの
角度β1を検出する。
ポジションセンサ100の位置決めは、N位置を
確に設定する必要があり、例えば、α1、β1
それぞれ高い精度を求められ、1/10°オーダ
の所定の許容範囲で保証しなければならな
。
しかし、このような高精度の角度保証を要
される場合には、上記の位置決め治具100に
る位置決め方法では多くの手間がかかるこ
になる。
すなわち、位置決め治具110で位置決めしなが
ら取付けるとき、位置決め治具110のセットが
、作業者の熟練度や勘に左右されるため若干
のバラツキがあり、角度保証の許容範囲外に
なるものがある程度の割合で不可避的に発生
すること、ポジションセンサ100の取付後に導
通確認及び角度保証の作業が別に必要になる
こと、上記角度保証外のものが生じた場合に
は、再度ボルト108a、108bを緩めて位置決め治
100により再度位置決めをしながら締結し直
ことになり、場合によってはこれを何回も
復しなければならない等の事情による。
そこで本願は、取付ける前に上記角度保証し
た状態でニュートラル位置を決定できるよう
にすることを目的とする。
上記課題を解決するためポジションセンサ
位置決め装置に係る請求項1の発明は、ロー
タの回動角度に応じて、ロータの可動接点が
複数の各シフトポジションに対応する固定接
点と切り換わる自動変速機用のポジションセ
ンサを自動変速機へ取付けるに際し、ニュー
トラル位置へ位置決めする装置において、
前記ポジションセンサの位置決めを行う位置
決め部と、この位置決め部を介して前記ポジ
ションセンサを回動させる駆動部と、前記ポ
ジションセンサの回動角度を検出する回動角
度検出部と、前記駆動部を駆動制御する制御
部とを備え、
前記ロータの回動を止めた状態で、前記駆動
部により前記位置決め部へ位置決めされた前
記ポジションセンサを回動させ、
前記回動角度検出部により、ニュートラル位
置から隣接するシフトポジションの所定位置
までの回動角度を検出し、
この検出値に基づいて前記制御部が適正なニ
ュートラル位置の角度を算出し、前記駆動部
を再び駆動して前記ポジションセンサを前記
適正なニュートラル位置へ修正回動させるこ
とを特徴とする。
請求項2の発明は上記請求項1において、 記駆動部は、サーボモータと、その回転出 を減速する減速部と、この減速部から駆動 を伝達される駆動シャフトと、この駆動シ フトの回転を制動するブレーキ部と、前記 動角度検出部とを備えることを特徴とする
請求項3の発明は上記請求項1において、 記減速部はハーモニックドライブであるこ を特徴とする。
請求項4の発明は上記請求項1において、 記位置決め部は、前記ポジションセンサと 合する位置決め突部又は凹部を備えること 特徴とする。
請求項5の発明は上記請求項1において、前
ポジションセンサを、ニュートラル位置か
その左右に隣接するリバース位置又はドラ
ブ位置のいずれか側へ回動させて接点ONまで
の回動角度を測定し、その後反対側へ回動さ
せて他側の接点ONまでの回動角度を測定する
とにより、適正なニュートラル位置の算出
びに、ニュートラル位置とリバース位置及
ドライブ位置との間の角度保証とを同時に
うことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、取付前に位置決 め装置により、接点間の回動角度を実測して 適正なニュートラル位置を決定し、ポジショ ンセンサを修正回動させて正確に位置決めし てから取付けるので、取付時には既にニュー トラル位置の正確な位置決めがされ、同時に 角度保証されているので、取付後の角度保証 作業が不要になり、取付直しがなくなり、作 業効率が向上する。
請求項2の発明によれば、駆動部をサーボ モータと、減速部と、駆動シャフトと、ブレ ーキ部と、回動角度検出部で構成したので、 駆動シャフトを除く構成各部を駆動シャフト の軸方向へ並べて配置でき、コンパクト化で きる。しかもブレーキ付きサーボモータを用 いることにより、回動角度を高精度に調整で きる。
請求項3の発明によれば、減速部をハーモ ニックドライブとしたの、回動角度をさらに 高精度に調整でき、そのうえ、より小型・軽 量化が可能になる。
請求項4の発明によれば、位置決め部に位 置決め突部又は凹部を設けたので、位置決め 凹部又は突部へ嵌合することにより、ポジシ ョンセンサをほぼ中立位置へ位置決めでき、 さらにポジションセンサを回動させて正確に 位置決めすることが可能になる。
請求項5の発明によれば、ニュートラル位置
からリバース位置又はドライブ位置のいずれ
か側へ回動させて接点ONまでの回動角度を測
し、その後反対側へ回動させて他側の接点O
Nまでの回動角度を測定することにより、実
による適正なニュートラル位置を算出でき
かつ、ニュートラル位置とリバース位置及
ドライブ位置との間の角度保証とを同時に
うことができる。
以下、図面に基づいて一実施例を説明す 。図1は位置決め装置全体を概略的に示す図 であり、位置決め治具10は上下方向へ長い略 状をなし、駆動部11及びその下端に位置決 部12を備え、この位置決め部12でポジション ンサ1をニュートラル位置へ位置決めしてい る。ポジションセンサ1は自動変速機8の所定 置上へ置かれ、予め自動変速機8のチェンジ シャフト4がポジションセンサ1内へ嵌合され いる(図7参照)。位置決め治具10は制御部9と 続され、その制御信号で駆動制御される。 た、ポジションセンサ10のカプラー7も制御 9へ接続され、ポジション信号をポジション センサ10から制御部9へ送るようになっている 。
図2は位置決め治具10の断面図であり、駆動
11は上から順に、ブレーキ部13,エンコーダ
14,サーボモータ15,減速部16を備え、さらに駆
動部11の軸心部を上下方向に駆動シャフト18
通っている。駆動部11の下部は位置決め部12
連結する。符号17はロータ固定部である。
ブレーキ部13は、駆動シャフト18の上端に設
られたブレーキディスク20と、これを挟持し
て制動する制動プレート21が設けられ、アク
ュエータ22により制動プレート21を作動させ
るようになっている。駆動シャフト18に沿っ
ブレーキ部13,エンコーダ部14,サーボモータ1
5及び減速部16を並べて配置できるので、全体
をコンパクト・軽量化できる。
エンコーダ部14は本願発明における回動 度検出部に相当し、駆動シャフト18と一体に 設けられたセンサーディスク23の回転を回転 ンサ24が検出して回転角度を検出する。こ 検出は、例えばセンサーディスク23の周方向 へ等間隔で設けられたスリットにより磁力変 化等を検出することによる等、公知の種々構 造を採用できる。
サーボモータ15は正逆転自在に回転する めの回転駆動力を出力する公知のものであ 、その回転出力は減速部16へ伝達される。特 に、ブレーキ付きサーボモータ15とすること より高精度な回転角度を得ることができ、 らに後述するハーモニックドライブの減速 16を併用することにより、分解能を0.01°オ ダーとして高精度の角度調整と位置決めを 能にすることができる。そのうえ、駆動部11 全体のコンパクト化・軽量化に貢献している 。
減速部16はハーモニックドライブで構成 れ、サーボモータ15の回転出力を減速して駆 動シャフト18を減速回転する。ハーモニック ライブは、高減速比かつ高精度で、ノンバ クラッシであり、しかも構造が簡単で軽量 コンパクト化できるという特徴がある。但 、公知の他の減速機構を適宜設けることも きる。
ロータ固定部17は駆動部11のケースと一体 化して位置決め部12における他の部分のよう 回動しない部分であり、駆動部11のケース 端外周寄りから下方へ延出するが、途中で 曲して駆動シャフト18の軸心延長上を下方へ 延びて、駆動シャフト18と同軸上に位置する ェンジシャフト4の上端と嵌合し、チェンジ シャフト4の回転を止めるよう固定する。
駆動シャフト18の下端は減速部16の下端に て位置決め部12へ連結する。位置決め部12は 動シャフト18からクランク状に屈曲する軸部 12aとこの軸部12aの下端が接続するプレート部 20を備え、駆動シャフト18の中心軸線を中心 して駆動シャフト18と一体に回動する。軸部 12aはロータ固定部17がやはりクランク状に屈 してその下端部25側が駆動シャフト18と同軸 配置されるため、このロータ固定部17との干 を避けて屈曲している。軸部12aとプレート 20との接続部は駆動シャフト18の軸線から外 れた位置にあり、この軸線上にロータ固定部 17の下端部25が位置する。
プレート部20は略水平方向へ広がってい 板状部材であり、その一端側には直線状に 出する指針部20aが設けられ、下面には下方 突出するリブ20bが一体に形成され、他端部 はボス2の上端へ重なる円形部21をなす。円 部21の下面の一部には下方へ突出する位置決 め突部22、23が一体に突出形成されている。 ス2の外側となる位置にも位置決め突部24が 成され、この位置決め突部24は位置決め突部 23と共にリブ20bの長さ方向両端部分に離れて 成されている。
円形部21の中心にはロータ固定部17の下端 部25が貫通して下方へ突出しており、この下 部25にさらに下方へ突出形成された嵌合突 25aをチェンジシャフト4の上端へ嵌合させる とにより、チェンジシャフト4は位置決め冶 具10と連結固定されて回転不能になる。この 態ではポジションセンサを1側が位置決め部 12を介して駆動シャフト18により下端部25を中 心にして回動自在になる。
図3はポジションセンサ上へ取付けた状態に
おける位置決め部12の上面視図、図4位置決め
部12の下面視図である。
まず、図3においてポジションセンサ1の概要
説明する。ポジションセンサ1は、図11に示
た従来例とほぼ同じ構造であり、扇状をな
ケース30とこれを覆う蓋31とを備え、ケース
30の外周部には外方へ突出する2カ所の取付突
部6が一体に形成されている。各取付突部6に
長穴6aが設けられ、取付位置を調整しなが
ボルト6bにより変速機8(図1)へ取付けられる
7はカプラーであり、チェンジシャフト4の回
動によるポジションセンサ1内における接点
り換えによって発生するポジション信号を
御部9へ出力する。
次に、図3及び図4により位置決め部12を説明
する。円形部21はボス2を覆うように形成され
、その中央部に貫通穴21aが設けられ、ここに
ロータ固定部17の下端部25が貫通している。
たがって位置決め部12は下端部25を中心にそ
回りへ回動可能になる。
プレート部20の中間部は円形部21よりも若干
さな幅でポジションセンサ1の上を外周部側
で延び、さらにその先端部は指針部20aをな
、狭い幅で突出している。
図4に明らかなように、プレート部20の下 には、円形部21の直径のうちその延長が指 部20aを通る直線に相当する位置決め基準線L 沿って位置決め突部22~24が形成されている 位置決め突部23、24はプレート部20の下面に 出形成されたリブ部20bの一部として設けら る。リブ20bは指針部20aと連続して指針部20a 同様の狭い幅で位置決め基準線Lに沿って円 部21側へ延び一端部が円形部21の座部21bに達 している。
座部21bは貫通穴21aを囲むリング状部分で、
ス2の上端面へ当接する部分である。この座
部21bの位置決め基準線L上に、位置決め突部22
及び23が貫通穴21aの中心を挟む対向位置に形
されている。
位置決め基準線Lは、ポジションセンサ1を取
けるとき、ニュートラル位置に取付けるた
のものであり、この線上にある位置決め突
22~24をポジションセンサ1の位置決め溝26~28(
5、6)へ嵌合すれば、ポジションセンサ1をニ
ュートラル位置に配置できる。
図5は位置決め溝26~28の配置を示す概略図、
6はボス2及びその周辺部を模式的に示す図
ある。これらの図に示すように、位置決め
26~28は位置決め基準線Lに沿って一直線上に
成される。このうち位置決め溝26及び27はそ
ぞれ位置決め突部22及び23に対応してボス2
上端面へ切り込み溝状に形成され(図6)、位
決め溝26に位置決め突部22が、位置決め溝27
位置決め突部23が嵌合するようになっている
。
位置決め溝28は蓋31の外周部へ一体に突出形
された一対の対向する突部28a、28aの間に形
され、ここに位置決め突部24が嵌合する。
このように、各位置決め溝26~28へそれぞ 対応する位置決め突部22~24を嵌合することに より、ポジションセンサ1は位置決め部12によ りほぼニュートラル位置に調整され、この状 態で自動変速機8上に置かれ、各取付突部6の 穴6aは自動変速機8の取付座に形成されたナ ト部(図示省略)の上に位置することになる( 3)。
次に、ポジションセンサ1の詳細構造を説 明する。まず図6において、ボス2には中空の ータシャフト3を回動自在に通し、さらにこ のロータシャフト3の内側へ図の下方からチ ンジシャフト4を通す。ロータシャフト3は樹 脂製であり、その軸穴35を囲む内面には係合 36が軸方向と平行に設けられ、この係合溝36 にチェンジシャフト4の外周部に軸方向と平 に形成された係合突起37が係合して、ロータ シャフト3とチェンジシャフト4が一体回動自 になる。
チェンジシャフト4の上部には角穴38が形 され、この角穴38へ、ロータシャフト3の上 から挿入されたロータ固定部17の下端部25先 端に軸方向へ突出形成されている角断面をな す嵌合突部25が嵌合される。ロータ固定部17 位置決め治具10のケースへ取付けられている ため、位置決め調整時に不動であり、チェン ジシャフト4を回動不能に固定する。このた 、位置決め調整時には、駆動シャフト18によ り位置決め部12を介してポジションセンサ1が チェンジシャフト4の回りを回動することに る。
図7は図3の7-7線に沿うポジションセンサの
式的断面図である。ポジションセンサ1は、
状をなして上方に開放されたケース30と、
の開放部を覆う蓋31とを備え、扇状をなす蓋
31の要の位置にボス2が設けられる。
ロータシャフト3はボス2及びケース30を貫通
ている。ロータシャフト3はロータ5と一体で
あり、ロータシャフト3が回動すると、ロー
5も一体に回動し、ロータ5に設けられている
可動接点32がケース30内の基板33上に設けられ
ている各固定接点34と切り換わるようになっ
いる。
ボス2に中空のロータシャフト3を回動自 に通し、さらにこのロータシャフト3の内側 通したチェンジシャフト4をロータシャフト 3と一体回動するように嵌合し、チェンジシ フト4を回動させると、ロータシャフト3が一 体に回動し、さらにロータシャフト3と一体 ロータ5がポジションセンサ1の内部で回動す ることにより、ロータ5に設けられている可 接点32がケース30内の基板33上に設けられて る固定接点34と切り換わるようになっている 。
固定接点34は図8に示すように、各ポジショ
に対応して同一円弧上に配置されている。
の実施例では前進側が、N(ニュートラル)位
から順に、D、D3、2(セカンド)、1(ロー)の4ポ
ジションであり、これに対応する固定接点34
所定の長さで設けられ、隣り合う固定接点3
4間には間隙がある。また、各ポジション位
は対応する各固定接点の中央である。
ロータ5はチェンジシャフト4の軸心Oを中心に
回動し、可動接点32は各固定接点の上を選択
に移動し、ある固定接点の上に摺動すると
だけその固定接点に対応するポジションがO
Nとなり、固定接点から外れるとOFFとなる。
のON、OFF信号はカプラー7から信号線を経由
て車両のCPUへ送られる。但し、本実施例で
カプラー7が制御部9へ接続され、ON、OFFはポ
ション信号として制御部9へ送られる。
各ポジションのONとなる範囲は、ロータ5の
動角度によって決まり、N位置の中間を0°と
したとき、左へα1回動するとR接点がONになり
、α2まで持続し、α2を越えるとOFFとなり、そ
の後α3からα4の間でP接点がONとなる。
また、右へβ1回動するとD接点がONになり、β2
まで持続する。β3~β4の範囲でD3接点がONとな
、β5~β6の範囲で2(セカンド)接点がONとなり
β7~β8の範囲で1(ロー)接点がONとなる。
次に、角度保証取付の原理について説明 る。図9は図8の一部を拡大した模式的な説 図であり、適正なニュートラル位置がN0であ るとき、実際に位置決めしてポジションセン サを自動変速機上にセットしたときの仮のニ ュートラル位置がN1であり、N1がN0からδだけ 側へずれているとする。なお、N1は位置決 部12で位置決めした状態(以下、初期状態と う)であり、このようなδ程度のずれは、加 精度や組み付け精度等の種々な要因によっ 生じ得る。
この初期状態にて、制御部9はサーボモー タ15によりセンサ回動軸18を図の時計回り方 へ回動させてポジションセンサ1を同方向へ 転させ、N接点がOFFしてからR接点がONになっ たときの回動角度を検出する。この回動角度 はα1+δであり、ポジションセンサ1はR接点がO FFになるまで(すなわちα2まで)回動を続行さ 、OFFになったとき停止される。
続いて、ポジションセンサ1を逆回転させて
D接点がONになるまで回動させ、R接点がONにな
ってその後OFFになった時点(α1)からD接点がON
なるまでの角度を測定する。この角度はα1+
β1となる。
この測定結果から、補正すべきN0位置を制御
9にて演算する。α1及びβ1は既定値として予
め制御部9内のメモリーに格納されているの
、当初の測定値α1+δより補正値δを算出でき
る。しかし現在の停止位置はβ1であるから、
この位置から角度β1だけ戻った位置がN0位置
なり、δ分のずれも補正される。そこで制
部9は現在位置からβ1だけ戻るようにサーボ
ータを駆動し、ポジションセンサをN0位置
修正回動させれば、当初のN1位置から適正な
N0へ補正される。そこでこの補正状態でボル
6bを締結するとポジションセンサの取付け
完了する。
このとき、ポジションセンサ1を適正なN0 置へ合わせたことにより、α1及びβ1を角度 証できており、しかもN・R及びDの各接点に する導通確認も完了していることになる。 し、本実施例の長穴6aの幅によりポジショ センサ1を回動できる範囲が制約されるので 他の接点に関する導通確認は別途行うこと なる。しかし、ボルト6bによる仮止めをし ければ、全接点の同時導通確認も可能にな 。
次に、ポジションセンサ取付工程を、図10
示す制御部9における制御フロー図を中心に
明する。なお、図10のフロー図におけるス
ップS・2~S・5は制御部9における制御フロー
ある。
まず、図1及び図3に示すように、ポジション
ンサ1のロータシャフト3に自動変速機8のチ
ンジシャフト4を通して所定位置にセットし
、取付突部6の長穴6aにボルト6bを通して自動
速機8へ仮止めする。この仮止めは、ポジシ
ョンセンサ1の脱落を防ぎ、かつ位置決め治
10によりポジションセンサ1を自在に回動で
る程度に緩くボルト6bを止めた状態である。
この状態でポジションセンサ1の上に位置 決め治具10を乗せ、図2及び7に示すように、 ータ固定部17の嵌合突部25aをチェンジシャフ ト4の角穴38へ嵌合し、位置決め突部22~24をポ ションセンサ1の位置決め溝26~28に嵌合する 、ポジションセンサ1はほぼニュートラル位 置へ位置決めされる(S・1)。
次に、駆動部11により位置決め部12を回動 させてポジションセンサ1をR接点がONになる で回動する。このとき、ポジションセンサ1 チェンジシャフト4及び連結突部25aの嵌合に より固定されているので、ロータシャフト3 不動であり、固定接点34(ポジションセンサ1) 側がロータシャフト3の周りに回動する。
R接点がONになると、このN接点上の仮止め 当初位置からR接点ONまでの回動角α1をエンコ ーダ部14で検出し、N→R角度α1を得、同時に ーボモータ15を逆転させる(S・2)。
D接点がONになると、サーボモータ15の回 を止め、かつブレーキ部13により駆動シャフ ト18の回転を停止させる。エンコーダ部14はR 点OFFからD接点ONまでの角度(α1+β1に相当す )を測定する(S・3)。
これにより、現在のニュートラル位置が 定され、かつ設定値との差も演算される(S 4)。
そこで、この誤差分だけサーボモータ15を
動し、設定値のニュートラル位置まで現在
置からポジションセンサ1を回動すれば、正
なニュートラル位置が位置決めされる(S・5)
。
このとき、サーボモータ15及びブレーキ部13
より、ポジションセンサ1の回動は高精度で
確に行われる。
その後、2カ所の取付突部6においてボルト6b
でそれぞれ締結すれば、ポジションセンサ1
正確にニュートラル位置を位置決めされて
付けられる(S・6)。しかも、この状態で既に
度保証並びに一部接点についての導通確認(
N・R及びD接点のみ)が完了しているから、そ
後の角度保証作業さらには、再位置決め・
締結等が不要になるので、作業効率が高く
る。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定さ
るものではなく、発明の原理内において種
に変形や応用が可能である。
例えば、上記実施例では、N→Rの回動角度を
定し、その後R→Dまでの回動角度を測定し
いる。しかし、α1及びβ1は規定値であるか
、最初のN→Rを測定してα1+δを検出した時点
で補正値δを決定できる。したがって、この
点でα1だけポジションセンサ1を逆方向へ回
動させれば、適正なN位置に正確に位置決め
ることができ、この段階でα1及びβ1の角度
証も完了することになり、この場合には片
(R側)へのみの回動で足りるから、位置決め
業が最も短縮される。なお、R側とは逆にD側
へ最初に回動させてβ1を測定しても同様であ
る。
また、角度保証は、上記実施例ではN位置か
隣接するR及びD接点のON位置までの回動角度
してあるが、各接点の中央又はOFF位置まで
、適宜設定できる。
位置決め突部22~24と位置決め溝26~28の位置関
は反対にして、位置決め突部22~24をポジショ
ンセンサ1側に設け、位置決め溝26~28を位置決
め部12側に設けても良い。
1:ポジションセンサ、2:ボス、3:ロータシャ フト、4:チェンジシャフト、5:ロータ、10:位 決め治具、11:駆動部、12:位置決め部、15:サ ボモータ、16:減速部、17:ロータ固定部、18: ンサ回動軸、22~24:位置決め突部、26~28:位置 め溝、30:ケース、31:蓋、32:可動接点、34:固 接点
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