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Title:
POWER TRANSMISSION CHAIN AND POWER TRANSMISSION DEVICE HAVING THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/093474
Kind Code:
A1
Abstract:
A power transmission chain comprises link units arranged in the chain advancing direction (X). Each link unit has link plates arranged in the chain width direction (W). These link plates include first and second types of link plates formed by pressing a raw material. The direction in which the first type of link plates is blanked-out is reversed to that in which the second type of link plates is blanked-out.

Inventors:
MATSUMOTO KOZUE (JP)
TADA SEIJI (JP)
KAMAMOTO SHIGEO (JP)
HOJO YASUTAKA (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/074170
Publication Date:
August 07, 2008
Filing Date:
December 14, 2007
Export Citation:
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Assignee:
JTEKT CORP (JP)
TODO KOGYO CO LTD (JP)
MATSUMOTO KOZUE (JP)
TADA SEIJI (JP)
KAMAMOTO SHIGEO (JP)
HOJO YASUTAKA (JP)
International Classes:
F16G5/18; F16H9/24
Foreign References:
JPS6093051U1985-06-25
JPH1030685A1998-02-03
JPS5252058A1977-04-26
JP2006234019A2006-09-07
JPS4743744A
JP2006097844A2006-04-13
JPS6093051U1985-06-25
Other References:
See also references of EP 2116741A4
Attorney, Agent or Firm:
SUGAHARA, Ichiro (Petit Chateau Gouda 205 2-8-25, Tamagawa-gakuen, Machida-sh, Tokyo 41, JP)
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Claims:
 チェーン進行方向に並ぶ複数のリンクプレートと、これらのリンクプレートを互いに屈曲可能に連結する複数の連結部材とを備え、
 上記複数のリンクプレートは、素材からプレスにより打ち抜かれてなる第1および第2の仕様のリンクプレートを含み、
 第1の仕様のリンクプレートの打ち抜き方向と、第2の仕様のリンクプレートの打ち抜き方向とが互いに逆向きにされていることを特徴とする動力伝達チェーン。
 請求項1において、チェーン進行方向に並ぶ複数のリンクユニットを備え、
 各上記リンクユニットは、チェーン進行方向とは直交するチェーン幅方向に並ぶ複数のリンクプレートを含み、
 各上記リンクユニットの複数のリンクプレートは、上記第1および第2の仕様のリンクプレートを含む動力伝達チェーン。
 請求項2において、各上記リンクユニットでは、チェーン幅方向に関して、第1の仕様のリンクプレートと第2の仕様のリンクプレートとが交互に配列されている動力伝達チェーン。
 請求項2において、各上記リンクユニットでは、チェーン幅方向に関して、第1の仕様のリンクプレートは互いに隣接して配置され、第2の仕様のリンクプレートは互いに隣接して配置されている動力伝達チェーン。
 請求項1において、チェーン進行方向に並ぶ複数のリンクユニットを備え、
 上記複数のリンクユニットは、チェーン進行方向とは直交するチェーン幅方向に並ぶ複数のリンクプレートを含み、
 上記複数のリンクユニットは、上記第1の仕様のリンクプレートのみを含む第1の仕様のリンクユニットと、上記第2の仕様のリンクプレートのみを含む第2の仕様のリンクユニットとを含む動力伝達チェーン。
 請求項5において、各上記連結部材は、プーリのシーブ面に動力伝達可能に係合する動力伝達部材を含み、
 第1の仕様のリンクプレートおよび第2の仕様のリンクプレートのそれぞれに形成された一対の貫通孔に動力伝達部材がそれぞれ挿通され、
 第1の仕様のリンクプレートの一対の貫通孔に挿通された一対の動力伝達部材の配置ピッチが相対的に短くされ、第2の仕様のリンクプレートの一対の貫通孔に挿通された一対の動力伝達部材の配置ピッチが相対的に長くされている動力伝達チェーン。
 請求項1~6の何れか1項において、上記第1および第2の仕様のリンクプレートは、それぞれ、対応する打ち抜き方向を示す識別部を含む動力伝達チェーン。
 相対向する一対の円錐面状のシーブ面をそれぞれ有する第1および第2のプーリと、これらのプーリ間に巻き掛けられ、シーブ面に係合して動力を伝達する請求項1~7の何れか1項に記載の動力伝達チェーンとを備えていることを特徴とする動力伝達装置。
Description:
動力伝達チェーンおよびこれを える動力伝達装置

 本発明は、動力伝達チェーンおよびこれ 備える動力伝達装置に関する。

 例えば、自動車のプーリ式無段変速機(CVT :Continuously Variable Transmission)等の動力伝達装 に用いられる無端状の動力伝達チェーンは チェーンの横幅方向に積層された複数のリ クプレートと、これらのリンクプレートを いに連結するピンとを有している(例えば、 特開2006-97844号公報参照)。ピンの両端面と、 ーリの一対のシーブ面との係合により動力 伝達される。

 通例、上記リンクプレートは、薄鋼板を イとパンチとで打ち抜いて形成されるが、 ンクプレートには、打ち抜き方向に反りが じてしまう。反りのあるリンクプレートを いて動力伝達チェーンが形成される結果、 力伝達チェーンは、チェーン進行方向(回転 方向)に対して真っ直ぐに延びずに、チェー 横幅方向に大きく反った部分ができてしま 。動力伝達チェーンに大きな反りがあると チェーン横幅方向に関する各ピンの位置が きくずれてしまい、ピンがプーリに係合す 際、ピンの片一方の端面のみがシーブ面に 触することとなり、両者が衝撃的に接触す 。ピンおよびプーリにかかる負荷が大きく た、接触音が騒音の原因になる。

 本発明は、かかる背景のもとでなされた ので、実用上の耐久性を向上することがで 、且つ、騒音を低減できる動力伝達チェー およびこれを備える動力伝達装置を提供す ことを目的とする。

 上記目的を達成するため、本発明は、チ ーン進行方向(X)に並ぶ複数のリンクプレー (2)と、これらのリンクプレート(2)を互いに 曲可能に連結する複数の連結部材(50)とを備 え、上記複数のリンクプレート(2)は、素材か らプレスにより打ち抜かれてなる第1および 2の仕様のリンクプレート(2a,2b;2a,2bA)を含み 第1の仕様のリンクプレート(2a)の打ち抜き方 向(A1)と、第2の仕様のリンクプレート(2b;2bA) 打ち抜き方向(A2)とが互いに逆向きにされて ることを特徴とする動力伝達チェーン(1)を 供するものである(請求項1)。

 なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態 おける対応構成要素等を表す。以下、この において同じ。
 本発明によれば、チェーン幅方向に関して 第1および第2の仕様のリンクプレートが互 に逆方向に反っている。これら互いに逆方 に反るリンクプレートを用いることにより 動力伝達チェーンの反りがチェーン幅方向 一方または他方に大きくなることを防止で る。これにより、チェーン幅方向に関して 動力伝達チェーンがプーリ等に係合する際 係合開始位置のずれを少なくして両者の滑 かな係合を達成できる。動力伝達チェーン 作用する衝撃を低減して負荷を低減するこ により、実用上の耐久性の向上および騒音 低減を達成できる。

 また、本発明において、チェーン進行方 (X)に並ぶ複数のリンクユニット(51,52,53)を備 え、各上記リンクユニット(51,52,53)は、チェ ン進行方向(X)とは直交するチェーン幅方向(W )に並ぶ複数のリンクプレート(2)を含み、各 記リンクユニット(51,52,53)の複数のリンクプ ート(2)は、上記第1および第2の仕様のリン プレート(2a,2b)を含む場合がある(請求項2)。 の場合、チェーン幅方向に関して、各リン ユニットの反りを少なくでき、動力伝達チ ーン全体としての反りが大きくなることを 止できる。

 また、本発明において、各上記リンクユ ット(51,52,53)では、チェーン幅方向(W)に関し て、第1の仕様のリンクプレート(2a)と第2の仕 様のリンクプレート(2b)とが交互に配列され いる場合がある(請求項3)。この場合、各リ クユニットにおいて、第1の仕様のリンクプ ートと第2の仕様のリンクプレートの枚数を 略同じにでき、チェーン幅方向の反りを格段 に少なくできる。

 また、本発明において、各上記リンクユ ット(51,52,53)では、チェーン幅方向(W)に関し て、第1の仕様のリンクプレート(2a)は互いに 接して配置され、第2の仕様のリンクプレー ト(2b)は互いに隣接して配置されている場合 ある(請求項4)。この場合、同一仕様のリン プレートを隣接して配置するという簡易な 成で、チェーン幅方向に関する動力伝達チ ーンの反りを少なくできる。

 また、本発明において、チェーン進行方 (X)に並ぶ複数のリンクユニット(51,52,53)を備 え、上記複数のリンクユニット(51,52,53)は、 ェーン進行方向(X)とは直交するチェーン幅 向(W)に並ぶ複数のリンクプレート(2)を含み 上記複数のリンクユニット(51,52,53)は、上記 1の仕様のリンクプレート(2a)のみを含む第1 仕様のリンクユニット(501)と、上記第2の仕 のリンクプレート(2b;2bA)のみを含む第2の仕 のリンクユニット(502;502A)とを含む場合があ る(請求項5)。この場合、各リンクユニットの リンクプレートの配列を簡素にでき、リンク プレートの配置をより簡易にできる。

 また、本発明において、各上記連結部材( 50)は、プーリ(60,70)のシーブ面(62a,63a,72a,73a)に 動力伝達可能に係合する動力伝達部材(3)を含 み、第1の仕様のリンクプレート(2a)および第2 の仕様のリンクプレート(2bA)のそれぞれに形 された一対の貫通孔(9,10)に動力伝達部材(3) それぞれ挿通され、第1の仕様のリンクプレ ート(2a)の一対の貫通孔(9,10)に挿通された一 の動力伝達部材(3)の配置ピッチ(P1)が相対的 短くされ、第2の仕様のリンクプレート(2bA) 一対の貫通孔(9,10)に挿通された一対の動力 達部材(3)の配置ピッチ(P2)が相対的に長くさ れている場合がある(請求項6)。

 この場合、配置ピッチを相異ならせている とにより、動力伝達部材がプーリに順次に 合する際の係合の周期が不均一になる箇所 設けることができ、係合音の周波数を分散 て更なる低騒音化を達成できる。また、配 ピッチの相異なるリンクユニットを互いに 向きに反らせていることにより、配置ピッ の識別を容易にできる。
 また、本発明において、上記第1および第2 仕様のリンクプレート(2a,2b;2a,2bA)は、それぞ れ、対応する打ち抜き方向(A1,A2)を示す識別 (21;21A;21B;21C)を含む場合がある(請求項7)。こ 場合、識別部によってリンクプレートの打 抜き方向を容易且つ確実に識別できる。

 また、本発明において、相対向する一対 円錐面状のシーブ面(62a,63a,72a,73a)をそれぞ 有する第1および第2のプーリ(60,70)と、これ のプーリ(60,70)間に巻き掛けられ、シーブ面( 62a,63a,72a,73a)に係合して動力を伝達する上記 動力伝達チェーン(1)とを備えている場合が る(請求項8)。この場合、実用上の耐久性お び静粛性に優れた動力伝達装置を実現でき 。

本発明の一実施の形態に係る動力伝達 ェーンを備える動力伝達装置としてのチェ ン式無段変速機の要部構成を模式的に示す 視図である。 図1のドライブプーリ(ドリブンプーリ) よびチェーンの部分的な拡大断面図である チェーンの要部の一部断面図である。 図3のIV-IV線に沿う一部断面図である。 第1および第2の仕様のリンクプレート 単品の状態で直交方向に沿って見たときの である。 チェーンの要部を直交方向に沿って見 図である。 第1の仕様のリンクプレートの識別部 ついて説明するための図である。 第2のリンクプレートの仕様の識別部 ついて説明するための図である。 本発明の別の実施の形態の要部を直交 向に沿ってみた図である。 本発明のさらに別の実施の形態の要部 直交方向に沿ってみた図である。 本発明のさらに別の実施の形態の要 を直交方向に沿ってみた図である。 本発明のさらに別の実施の形態の要 を直交方向に沿ってみた図である。 本発明のさらに別の実施の形態の要 を直交方向に沿ってみた図である。 本発明のさらに別の実施の形態の要 を直交方向に沿ってみた図である。 本発明のさらに別の実施の形態の識別 部について説明するための図である。 本発明のさらに別の実施の形態の識別 部について説明するための図である。 本発明のさらに別の実施の形態の識別 部について説明するための図である。

 本発明の好ましい実施の形態を添付図面を 照しつつ説明する。
 図1は、本発明の一実施の形態に係る動力伝 達チェーンを備える動力伝達装置としてのチ ェーン式無段変速機(以下では、単に無段変 機ともいう)の要部構成を模式的に示す斜視 である。図1を参照して、無段変速機100は、 自動車等の車両に搭載されるものであり、第 1のプーリとしての金属(構造用鋼等)製のドラ イブプーリ60と、第2のプーリとしての金属( 造用鋼等)製のドリブンプーリ70と、これら 両プーリ60,70間に巻き掛けられた無端状の動 力伝達チェーン1(以下では、単にチェーンと いう)とを備えている。なお、図1中のチェ ン1は、理解を容易にするために一部断面を している。

 図2は、図1のドライブプーリ60(ドリブン ーリ70)およびチェーン1の部分的な拡大断面 である。図1および図2を参照して、ドライ プーリ60は、車両の駆動源に動力伝達可能に 連なる入力軸61に一体回転可能に取り付けら るものであり、固定シーブ62と可動シーブ63 とを備えている。固定シーブ62および可動シ ブ63は、相対向する一対のシーブ面62a,63aを れぞれ有している。各シーブ面62a,63aは円錐 面状の傾斜面を含んでいる。これらシーブ面 62a,63a間に溝が区画され、この溝によってチ ーン1を強圧に挟んで保持するようになって る。

 また、可動シーブ63には、溝幅を変更す ための油圧アクチュエータ(図示せず)が接続 されており、変速時に、入力軸61の軸方向(図 2の左右方向)に可動シーブ63を移動させるこ により、溝幅を変化させるようになってい 。それにより、入力軸61の径方向(図2の上下 向)にチェーン1を移動させて、プーリ60のチ ェーン1に関する有効半径(以下、プーリ60の 効半径ともいう)を変更できるようになって る。

 一方、ドリブンプーリ70は、図1および図2に 示すように、駆動輪(図示せず)に動力伝達可 に連なる出力軸71に一体回転可能に取り付 られており、ドライブプーリ60と同様に、チ ェーン1を強圧で挟む溝を形成するための相 向する一対のシーブ面73a,72aをそれぞれ有す 固定シーブ73および可動シーブ72を備えてい る。
 ドリブンプーリ70の可動シーブ72には、ドラ イブプーリ60の可動シーブ63と同様に油圧ア チュエータ(図示せず)が接続されており、変 速時に、この可動シーブ72を移動させること より溝幅を変化させるようになっている。 れにより、チェーン1を移動させて、プーリ 70のチェーン1に関する有効半径(以下、プー 70の有効半径ともいう)を変更できるように っている。

 図3は、チェーン1の要部の一部断面図であ 。図4は、図3のIV-IV線に沿う一部断面図であ 。なお、以下では、チェーン1の直線領域を 基準として説明する。図3および図4を参照し 、チェーン1は、複数のリンクプレート2と これらのリンクプレート2を互いに屈曲可能 連結する複数の連結部材50とを備えている
 以下では、チェーン1の進行方向に沿う方向 をチェーン進行方向Xといい、チェーン進行 向Xに直交し且つ連結部材50の長手方向に沿 方向をチェーン幅方向Wといい、チェーン進 方向Xおよびチェーン幅方向Wの双方に直交 る方向を直交方向Vという。

 各リンクプレート2は、チェーン進行方向X 前後に並ぶ一対の端部としての前端部5およ 後端部6、ならびにこれら前端部5および後 部6間に配置される中間部7を含んでいる。
 前端部5および後端部6には、一対の貫通孔 一方としての前貫通孔9、および一対の貫通 の他方としての後貫通孔10がそれぞれ形成 れている。中間部7は、前貫通孔9および後貫 通孔10間を仕切る柱部8を有している。この柱 部8は、チェーン進行方向Xに所定の厚みを有 ている。

 リンクプレート2を用いて、複数のリンクユ ニット51,52,53,…,…(図3において、リンクユニ ット51~53を例示)が形成されている。各リンク ユニット51,52,53,…は、それぞれ、チェーン幅 方向Wに並ぶ複数のリンクプレート2を含んで り、それぞれ、同じ枚数(例えば、8枚)のリ クプレート2を含んでいる。
 各リンクユニット51,52,53,…のそれぞれにお て、同一リンクユニットのリンクプレート2 は、チェーン進行方向Xの位置が互いに同じ なるように揃えられている。各リンクユニ ト51,52,53,…はチェーン進行方向Xに沿って並 で配置されている。

 各リンクユニット51,52,53,…のリンクプレー 2はそれぞれ、対応する連結部材50を用いて 対応するリンクユニット51,52,53,…のリンク レート2と屈曲可能に連結されている。
 具体的には、第1のリンクユニット51のリン プレート2の前貫通孔9と、第2のリンクユニ ト52のリンクプレート2の後貫通孔10とは、 ェーン幅方向Wに並んで互いに対応しており これらの貫通孔9,10を挿通する連結部材50に って、第1および第2のリンクユニット51,52の リンクプレート2同士がチェーン進行方向Xに 曲可能に連結されている。

 同様に、第2のリンクユニット52のリンク レート2の前貫通孔9と、第3のリンクユニッ 53のリンクプレート2の後貫通孔10とは、チ ーン幅方向Wに並んで互いに対応しており、 れらの貫通孔9,10を挿通する連結部材50によ て、第2および第3のリンクユニット52,53のリ ンクプレート2同士がチェーン進行方向Xに屈 可能に連結されている。

 上記のように、チェーン進行方向Xに互いに 隣接する2つのリンクユニットのリンクプレ ト2同士が、対応する連結部材50によって順 に連結され、無端状をなすチェーン1が形成 れている。
 各連結部材50は、対をなす第1および第2のピ ン3,4を含んでおり、これら第1および第2のピ 3,4は、対応するリンクプレート2同士の屈曲 に伴い互いに転がり摺動接触するようになっ ている。なお、転がり摺動接触とは、転がり 接触およびすべり接触の少なくとも一方を含 む接触のことをいう。

 第1のピン3は、チェーン幅方向Wに延びる 尺の動力伝達部材である。第1のピン3の周 11は、滑らかな面に形成されており、チェー ン進行方向Xの前方を向く対向部としての前 12を有している。前部12は、対をなす第2のピ ン4と対向しており、第2のピン4の後述する後 部19と接触部T(チェーン幅方向Wからみて、接 点)で転がり摺動接触している。

 第1のピン3の長手方向(チェーン幅方向W)に する一対の端部16は、チェーン幅方向Wの一 の端部に配置されるリンクプレート2からチ ーン幅方向Wにそれぞれ突出している。これ ら一対の端部16には、一対の動力伝達部とし の端面17がそれぞれ設けられている。
 図2および図4を参照して、これらの端面17は 、各プーリ60,70の対応するシーブ面62a,63a,72a,7 3aに潤滑油膜を介して摩擦接触(係合)するた のものである。

 第1のピン3は、上記対応するシーブ面62a,6 3a,72a,73a間に挟持され、これにより、第1のピ 3の端面17の接触領域13と各プーリ60,70との間 で動力が伝達される。第1のピン3はその接触 域13が直接動力伝達に寄与するため、例え 、軸受用鋼(SUJ2)等の高強度且つ耐摩耗性に れた材料で形成されている。チェーン幅方 Wに沿って見て、接触領域13は、例えば楕円 形状をなしており、この楕円の中心が接触 心点Cとなっている。

 図3および図4を参照して、第2のピン4(スト ップ、またはインターピースともいう)は、 1のピン3と同様の材料により形成された、 ェーン幅方向Wに延びる長尺の部材である。 2のピン4は、その一対の端部が上記各プー のシーブ面に接触しないように、第1のピン3 よりも短く形成されている。
 第2のピン4の周面18は、チェーン幅方向Wに びている。この周面18は、チェーン進行方向 Xの後方を向く対向部としての後部19を有して いる。後部19は、チェーン進行方向Xと直交す る平坦面を含んでいる。この後部19の平坦面 対をなす第1のピン3の前部12と対向している 。

 チェーン1は、いわゆる圧入タイプのチェ ーンとされている。具体的には、各リンクプ レート2の前貫通孔9には、第1のピン3が相対 動可能に嵌合されているとともに、この第1 ピン3と対をなす第2のピン4が圧入固定され 各リンクプレート2の後貫通孔10には、第1の ピン3が圧入固定されているとともに、この 1のピン3と対をなす第2のピン4が相対移動可 に嵌合されている。

 上記の構成により、第1のピン3の前部12と対 をなす第2のピン4の後部19の平坦部とは、チ ーン進行方向Xに隣接するリンクプレート2間 の屈曲に伴って、接触部T上で互いに転がり 動接触する。
 チェーン1は、所定の配置ピッチPを有して る。配置ピッチPとは、直線領域のチェーン1 における、隣り合う第1のピン3の接触中心点C 間の距離をいう。本実施の形態では、連結ピ ッチPは、例えば、8mmに設定されている。

 チェーン幅方向Wに沿ってみて、前部12の ち、第2のピン4の後部19と接触可能な部分の 形状は、例えば、インボリュート曲線とされ ている。これにより、隣接するリンクプレー ト2同士が屈曲する際に、対応する第1および 2のピン3,4が滑らかに転がり接触でき、リン クプレート2同士の滑らかな屈曲を達成して ェーン1の弦振動的運動を抑制できる。

 図5を参照して、本実施の形態の特徴とする ところは、リンクプレート2が、素材からプ スにより打ち抜かれてなる第1および第2の仕 様のリンクプレート2a,2bを含んでおり、第1の 仕様のリンクプレート2aの打ち抜き方向A1と 第2の仕様のリンクプレート2bの打ち抜き方 A2とが互いに逆向きにされている点にある。
 第1および第2の仕様のリンクプレート2a,2bの 素材として、JIS(日本工業規格)のSK5材等の鋼 を例示することができる。この素材をダイ( 雌型)およびパンチ(雄型)(図示せず)を用いて ち抜くことで、第1および第2の仕様のリン プレート2a,2bが形成されている。

 第1の仕様のリンクプレート2aは、前端部5お よび後端部6がチェーン幅方向Wの他方W2側に っており、第2の仕様のリンクプレート2bは 前端部5および後端部6がチェーン幅方向Wの 方W1側に反っている。
 チェーン幅方向Wに関する第1の仕様のリン プレート2aの反り量B1は、例えば、5μm~10μmの 範囲に設定されている。第2の仕様のリンク レート2bの反り量B2は、第1の仕様のリンクプ レート2aの反り量B1と略同じである。

 第1の仕様のリンクプレート2aは、例えば 鉛直方向に関して相対的に上側に配置され パンチと、鉛直方向に関して相対的に下側 配置されたダイとを用いて形成される。同 に、第2の仕様のリンクプレート2bは、例え 、鉛直方向に関して相対的に上側に配置さ たパンチと、鉛直方向に関して相対的に下 に配置されたダイとを用いて形成される。 材を打ち抜いた瞬間における、第1および第 2の仕様のリンクプレート2a,2bの前端部5の向 は、互いに逆向きとなる。素材を打ち抜い 瞬間における、第1および第2の仕様のリンク プレート2a,2bの形状は、鉛直方向の上方から て、互いに対称形状をなす。

 図6は、チェーン1の要部を直交方向Vに沿っ 見た図である。図6を参照して、各リンクユ ニット51,52,53,…(図6において、リンク列51を 示)において、第1および第2の仕様のリンク レート2a,2bは、それぞれ同じ数だけ配置され ている。
 本実施の形態において、各リンクユニット5 1,52,53,…のリンク枚数は8枚とされていること により、各リンクユニット51,52,53,…において 、第1の仕様のリンクプレート2aは4枚設けら 、第2の仕様のリンクプレート2bは4枚設けら ている。

 これら第1および第2の仕様のリンクプレ ト2a,2bは、チェーン幅方向Wに関して交互に 置されている。各リンクユニット51,52,53,… おいて、第1および第2の仕様のリンクプレー ト2a,2bが同じ数だけ設けられていることによ 、チェーン1全体における、第1および第2の 様のリンクプレート2a,2bの数が互いに等し されている。

 第1の仕様のリンクプレート2aおよび第2の 仕様のリンクプレート2bには、それぞれ、打 抜き方向を識別するための識別部が設けら ている。具体的には、図7Aに示すように、 1の仕様のリンクプレート2aの反りの内側と る一側面20に、円形形状をなす識別部21が形 されている。この識別部21は、例えば、第1 仕様のリンクプレート2aをプレス成形する に形成されたポンチ孔または凹部を含んで り、直径が0.5mm~1.0mm程度とされて目視可能と されている。

 また、この識別部21は、第1の仕様のリンク レート2aの前端部5寄りに形成されており、 ェーン進行方向Xを示す識別部としても機能 する。
 同様に、図7Bに示すように、第2の仕様のリ クプレート2bの反りの内側となる他側面22に 、識別部21が付されている。この識別部21は 第2の仕様のリンクプレート2bの前端部5寄り 形成されており、チェーン進行方向Xを示す 識別部としても機能する。

 再び図3を参照して、各リンクプレート2は チェーン幅方向Wに隣接するリンクプレート2 と互いに押圧し合っている。これにより、各 リンクプレート2をチェーン進行方向Xに真っ ぐに延ばそうとする力が作用し、各リンク レート2がチェーン進行方向Xに沿って真っ ぐに延びるようにされている。
 本実施の形態によれば、以下の作用効果を することができる。すなわち、チェーン幅 向Wに関して、第1および第2の仕様のリンク レート2a,2bが互いに逆方向に反っている。 れら互いに逆方向に反るリンクプレート2a,2b を用いることにより、チェーン1の反りがチ ーン幅方向Wの一方W1または他方W2に大きくな ることを防止できる。これにより、チェーン 幅方向Wに関して、チェーン1の各第1のピン3 位置を揃えることができ、第1のピン3の一対 の端面17が各プーリ60,70に係合する際の、両 面の係合開始位置のずれを少なくして、第1 ピン3と各プーリ60,70との滑らかな係合を達 できる。チェーン1に作用する衝撃を低減し て負荷を低減することにより、実用上の耐久 性の向上および騒音の低減を達成できる。

 また、各リンクユニット51,52,53,…のそれぞ に、第1および第2の仕様のリンクプレート2a ,2bを設けていることにより、チェーン幅方向 Wに関して、各リンクユニット51,52,53,…の反 を相殺して少なくでき、チェーン1全体とし の反りが大きくなることを防止できる。
 また、各リンクユニット51,52,53,…では、チ ーン幅方向Wに関して、第1の仕様のリンク レート2aと第2の仕様のリンクプレート2bとを 交互に配列している。これにより、各リンク ユニット51,52,53,…において、第1の仕様のリ クプレート2aと第2の仕様のリンクプレート2b の枚数を同じにでき、チェーン幅方向Wの反 を格段に少なくできる。

 このように、各リンクユニット51,52,53,…に いて、第1および第2の仕様のリンクプレー 2a,2bの枚数を相等しくしていることにより、 チェーン幅方向Wに関して、各リンクユニッ 51,52,53,…の反りを格段に少なくできる。
 また、第1および第2の仕様のリンクプレー 2a,2bのそれぞれに、対応する打ち抜き方向A1, A2を示す識別部21を設けている。これにより 識別部21によって各リンクプレート2a,2bの打 抜き方向A1,A2を容易且つ確実に識別できる

 さらに、第1および第2の仕様のリンクプレ ト2a,2bのそれぞれの反りの向きによっても、 リンクプレート2の仕様を識別できる。
 また、全てのリンクプレートの打ち抜き方 が同じであった従来のチェーンに対して、 実施の形態のチェーン1は、第1および第2の ンクプレート2a,2bの打ち抜き方向A1,A2を異な らせるという少ない変更で済み、生産効率お よび製造コストは、上記従来のチェーンリン クとほとんど変わらない。また、上記従来の チェーンと同じ部品点数で済み、この点から も、製造コストの上昇を抑えることができる 。

 以上の次第で、実用上の耐久性および静粛 に優れた無段変速機100を実現できる。
 図8は、本発明の別の実施の形態の要部を直 交方向Vに沿ってみた図である。なお、以下 は、図1~図7Bに示す実施の形態と異なる点に いて説明し、同様の構成については図に同 の符号を付してその説明を省略する。
 図8を参照して、本実施の形態の特徴とする ところは、各リンクユニット51,52,53,…(図8に いて、リンクユニット51を例示)では、チェ ン幅方向Wに関して、第1の仕様のリンクプ ート2aは互いに隣接して配置され、第2の仕 のリンクプレート2bは互いに隣接して配置さ れている点にある。

 各リンクユニット51,52,53,…において、第1の 仕様のリンクプレート2aは、チェーン幅方向W の他方W2側に配置され、第2の仕様のリンクプ レート2bは、チェーン幅方向Wの一方W1側に配 されている。
 本実施の形態によれば、同一仕様のリンク レートを隣接して配置するという簡易な構 で、チェーン幅方向Wに関するチェーン1の りを少なくできる。

 なお、図8に示す実施の形態に代えて、図9 示すように、各リンクユニット51,52,53,…の 第1の仕様のリンク2aを、チェーン幅方向Wの 方W1側に配置し、第2の仕様のリンク2bを、 ェーン幅方向Wの他方W2側に配置してもよい
 図10Aおよび図10Bは、それぞれ、本発明のさ に別の実施の形態の要部を直交方向Vに沿っ てみた図である。図10Aおよび図10Bを参照して 、本実施の形態の特徴とするところは、第1 仕様のリンクプレート2aのみを含む第1の仕 のリンクユニット501(例えば、リンクユニッ 51)と、第2の仕様のリンクプレート2bのみを む第2の仕様のリンクユニット502(例えば、 ンクユニット52)とを設けている点にある。

 第1および第2の仕様のリンクユニット501,502 それぞれの数は、互いに等しくされており チェーン1全体として、第1および第2の仕様 リンクプレート2a,2bの枚数が相等しくされ いる。
 例えば、第1の仕様のリンクユニット501と第 2の仕様のリンクユニット502とをチェーン進 方向Xに隣接して並べて対にし、この対をチ ーン進行方向Xに沿って順次配置することが できる。

 本実施の形態によれば、各リンクユニット5 1,52,53,…の各リンクプレート2の配列を簡素に でき、リンクプレート2の配置をより簡易に きる。
 各上記実施の形態において、図6、図8、図9 図10Aおよび図10Bのそれぞれに示す、第1およ び第2の仕様のリンクプレート2a,2bの配置パタ ーンの2つ以上を組み合わせて複数のリンク ニット51,52,53,…を形成してもよい。

 また、図10Aおよび図10Bに示す実施の形態 代えて、図11Aおよび図11Bに示すように、第1 および第2の仕様のリンクプレート2a,2bAの何 か一方に関する配置ピッチP1を相対的に短く するとともに、他方に関する配置ピッチP2を 対的に長くし、これら第1および第2の仕様 リンクプレート2a,2bA(第1の仕様のリンクユニ ット501および第2の仕様のリンクユニット502A) を、チェーン進行方向Xにランダムに配列し もよい。

 なお、この場合の配置ピッチP1とは、第1 仕様のリンクプレート2aの一対の貫通孔(前 通孔9および後貫通孔10)に挿通された一対の 第1のピン3の接触中心点C間の距離をいう。ま た、配置ピッチP2とは、第2の仕様のリンクプ レート2bAの一対の貫通孔(前貫通孔9および後 通孔10)に挿通された一対の第1のピン3の接 中心点C間の距離をいう。

 図11Aおよび図11Bに示すように、第1の仕様 のリンクプレート2aにおける配置ピッチP1が 対的に短くされ、第2の仕様のリンクプレー 2bAにおける配置ピッチP2が相対的に長くさ ている。チェーン進行方向Xに関して、第2の 仕様のリンクプレート2Abの柱部8Aの長さが、 1の仕様のリンクプレート2aの柱部8の長さと 比べて長くされている。

 第1の仕様のリンクプレート2aの反り量B1は 例えば5μm~10μmの範囲に設定され、第2の仕様 のリンクプレート2bAの反り量B2は、例えば20μ m~30μmの範囲に設定される。
 第1の仕様のリンクユニット501と第2の仕様 リンクユニット502Aは、チェーン進行方向Xに 関してランダムに配列されている。なお、こ の場合の「ランダムに配列」とは、第1およ 第2の仕様のリンクユニット501,502Aの少なく も一方が、チェーン進行方向Xの少なくとも 部の領域において不規則に配置されている とを意味するものである。なお、「不規則 とは、周期性および規則性の少なくとも一 がないことをいう。

 第1および第2の仕様のリンクユニット501,502A は、チェーン進行方向Xの全領域においてラ ダムに配列されていてもよい。
 ランダムな配列の一例として、チェーン進 方向Xに関して、第1の仕様のリンクユニッ 501と第2の仕様のリンクユニット502Aとが、502 A,501,501,502A,501,501,501,502A,501,501,501,501,501,502A,501 ,501,501,501,501,501,501…の順で配列される。

 チェーン進行方向Xに関する第2の仕様の ンクプレート2bAの長さが長いことにより、 2の仕様のリンクプレート2bAの反り量B2は、 1の仕様のリンクプレート2aの反り量B1に比べ て大きい(B2>B1)。このため、第1の仕様のリ クユニット501の数を相対的に多くし、第2の 仕様のリンクユニット502Aの数を相対的に少 くすることにより、チェーン1の反りがチェ ン幅方向Wの他方W2に大きくなりすぎること より確実に抑制できる。

 また、第1の仕様のリンクプレート2aにお る配置ピッチP1と第2の仕様のリンクプレー 2bAにおける配置ピッチP2とを相異ならせて ることにより、第1のピン3が各プーリ60,70に 次に係合する際の係合の周期が不均一にな 箇所を設けることができ、係合音の周波数 分散して更なる低騒音化を達成できる。ま 、配置ピッチP1,P2の相異なるリンクプレー を互いに逆向きに反らせていることにより 配置ピッチP1,P2の識別を容易にできる。

 さらに、これら第1および第2の仕様のリ クユニット501,502Aをチェーン進行方向Xにラ ダムに配列していることにより、チェーン1 第1のピン3と各プーリ60,70との係合周期をラ ンダム化できる。これにより、チェーン1と プーリ60,70との係合音の発生周期をランダム にして、当該係合音の周波数を極めて広範囲 に分布でき、チェーン1の駆動に伴う騒音を 段に低減することができる。

 なお、図11Aおよび図11Bに示す実施の形態に いて、第1の仕様のリンクユニット501の配置 ピッチP1を相対的に長くし、第2の仕様のリン クユニット502Aの配置ピッチP2を相対的に短く してもよい。
 また、図11Aおよび図11Bに示す実施の形態に いて、第1の仕様のリンクユニット501の配置 パターンを、図6、図8および図9に示す配置パ ターンの何れかにしてもよい。同様に、第2 仕様のリンクユニット502Aの配置パターンを 図6、図8および図9に示す配置パターンの何 かにしてもよい。

 さらに、図6、図8、図9、図11Aおよび図11Bに す配置パターンの何れか2つ以上を用いて複 数の第1の仕様のリンクユニット501を形成し もよいし、図6、図8、図9、図11Aおよび図11B 示す配置パターンの何れか2つ以上を用いて 数の第2の仕様のリンクユニット502Aを形成 てもよい。
 また、各上記実施の形態において、第1のピ ン3を後貫通孔10に遊嵌してもよいし、第2の ン4を前貫通孔9に遊嵌してもよい。さらに、 第2のピン4が、各プーリ60,70に係合してもよ 。

 また、各リンクユニット51,52,53,…のリンク レート2の枚数が不均一でもよい。例えば、 8枚のリンクプレート2を含むリンクユニット 、9枚のリンクプレート2を含むリンクユニ トとを用いて、チェーン進行方向Xに沿って リンクユニットのリンク枚数が8-8-9枚とな ようにリンクユニットを配列してもよい。
 さらに、識別部として、図12に示すような チェーン進行方向Xを向く矢印形状をなす識 部21Aや、図13に示すような、不等号記号に 当する形状をなす識別部21Bや、図14に示すよ うな、三角形形状をなす識別部21Cを設けても よい。

 また、第1の仕様のリンクプレート2aの一側 20にロット記号を刻印するとともに、第2の 様のリンクプレート2b,2bAの他側面22にロッ 記号を刻印することにより、これらのロッ 記号で、打ち抜き方向A1,A2を識別してもよい 。
 なお、上記各実施の形態の識別部は、人の 視はもちろん、従来公知の各種識別装置で 別することができる。

 さらに、本発明は、ピン等に固定されてピ よりもチェーン幅方向の両側に突出する動 伝達ブロックを含む、いわゆるブロックタ プチェーンに適用できる。
 また、ドライブプーリ60およびドリブンプ リ70の双方の溝幅が変動する態様に限定され るものではなく、何れか一方の溝幅のみが変 動し、他方が変動しない固定幅にした態様で あっても良い。さらに、上記では溝幅が連続 的(無段階)に変動する態様について説明した 、段階的に変動したり、固定式(無変速)で る等の他の動力伝達装置に適用しても良い

 本発明は、以上の各実施の形態の内容に 定されるものではなく、請求項記載の範囲 において種々の変更が可能である。




 
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