Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
POWER VOLTAGE FORMING DEVICE AND POLAR MODULATION TRANSMISSION DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/093665
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a power voltage forming device which can correct an offset voltage of a high-frequency power amplifier without degrading distortion characteristic of a high-frequency power amplifier. The power voltage forming device (100) includes: a level adjusting unit (103) which adjusts the level of input data subjected to analog conversion, according to an output level control value for controlling the output level of the high-frequency power amplifier (200); an analog adder (104) which performs analog addition of the offset data subjected to the analog conversion, to the signal after the level adjustment; a digital adder (101) which performs digital addition of the offset data to the input data before the analog conversion; and a selection unit (106) which selects whether to perform addition by the analog adder (104) or addition by the digital adder (101) according to the output level control value.

Inventors:
IKEDO, Taichi (())
池戸 耐一 (())
Application Number:
JP2008/051277
Publication Date:
August 07, 2008
Filing Date:
January 29, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
MATSUSHITA ELECTRIC INDUSTRIAL CO., LTD. (1006, Oaza Kadoma Kadoma-sh, Osaka 01, 5718501, JP)
松下電器産業株式会社 (〒01 大阪府門真市大字門真1006番地 Osaka, 5718501, JP)
IKEDO, Taichi (())
International Classes:
H03F1/06; H03F1/32; H03F3/34
Attorney, Agent or Firm:
WASHIDA, Kimihito (5th Floor, Shintoshicenter Bldg. 24-1, Tsurumaki1-chome, Tama-sh, Tokyo 34, 2060034, JP)
Download PDF:
Claims:
 入力データに基づいて、高周波電力増幅器に供給する電源電圧を形成する電源電圧形成装置であって、
 前記入力データをディジタルアナログ変換する第1のディジタルアナログ変換器と、
 アナログ変換された前記入力データのレベルを、前記高周波電力増幅器の出力レベルを制御するための出力レベル制御値に基づいて調整するレベル調整部と、
 オフセットデータをディジタルアナログ変換する第2のディジタルアナログ変換器と、
 アナログ変換されたオフセットデータを、前記レベル調整後の信号にアナログ加算するアナログオフセット加算部と、
 アナログ変換前の前記入力データに、前記オフセットデータをディジタル加算するディジタルオフセット加算部と、
 前記アナログオフセット加算部による加算を選択する第1の加算選択モードと、前記ディジタルオフセット加算部による加算を選択する第2の加算選択モードとを有し、前記出力レベル制御値に基づいて前記第1又は第2の加算選択モードのいずれかを選択する選択部と、
 を具備する電源電圧形成装置。
 前記選択部は、前記アナログオフセット加算部と前記ディジタルオフセット加算部との両方による加算を選択する第3の加算選択モードを、さらに有し、前記出力レベル制御値に基づいて前記第1から前記第3の加算選択モードのいずれかを選択する
 請求項1に記載の電源電圧形成装置。
 前記出力レベル制御値に基づいて、前記オフセットデータを、ディジタル加算用オフセットデータとアナログ加算用オフセットデータとに変換するオフセットデータ変換部を、さらに具備する
 請求項2に記載の電源電圧形成装置。
 前記ディジタルオフセット加算器に入力させる前記オフセットデータを、前記出力レベル制御値に基づいて、前記レベル調整部によるレベル調整量の逆数倍するオフセットスケーリング部を、さらに具備する
 請求項1に記載の電源電圧形成装置。
 前記選択部は、前記出力レベル制御値を閾値判定し、判定結果に基づいて、前記第1又は前記第2の加算選択モードのいずれかを選択すると共に、前記閾値をオフセットデータに応じて変更する
 請求項1に記載の電源電圧形成装置。
 前記選択部は、前記出力レベル制御値を閾値判定し、判定結果に基づいて、前記第1から第3の加算選択モードのいずれかを選択すると共に、前記閾値をオフセットデータに応じて変更する
 請求項2に記載の電源電圧形成装置。
 上記入力データとしてベースバンド振幅信号を入力する、請求項1に記載の電源電圧形成装置と、
 電源端子に前記電源電圧形成により形成された電源電圧を入力すると共に、信号入力端子に高周波位相変調信号を入力する高周波電力増幅器と、
 を具備するポーラ変調送信装置。
 
Description:
電源電圧形成装置及びポーラ変 送信装置

 本発明は、入力データに応じて高周波電 増幅器に供給する電源電圧を形成する電源 圧形成装置、及びこのような電源電圧形成 置を有するポーラ変調送信装置に関する。

 送信装置の設計は、一般に、効率と線形 との間にトレードオフの関係がある。しか 、最近では、例えばポーラ変調送信技術の うに、高効率と線形性とを両立可能とした 術が提案されている。

 図1に、ポーラ変調送信装置の構成例を示す 。ポーラ変調送信装置10は、振幅/位相データ 形成部11と、位相変調器12と、高周波電力増 器(いわゆるパワーアンプ)14と、高周波電力 幅器14の電源電圧V CC を形成する電源電圧形成装置13とを有する。

 振幅/位相データ形成部11は、入力された送 信号から、ベースバンド振幅信号S1及びベ スバンド位相信号S2を形成する。ここで、ベ ースバンド振幅信号S1とは、送信信号の同相 分をI、直交成分をQで表した場合、√(I 2 +Q 2 )で表される信号である。ベースバンド位相 号S2とは、送信信号の位相成分(例えば、変 シンボルとI軸のなす角度)である。

 位相変調器12は、ベースバンド位相信号S2 によってキャリア周波数信号を変調すること で、高周波位相変調信号S3を形成し、これを 周波電力増幅器14の信号入力端子に出力す 。

 電源電圧形成装置13は、ベースバンド振幅 号S1に基づいて、高周波電力増幅器14の電源 子に供給する電源電圧V CC を形成する。

 これにより、高周波電力増幅器14からは、 源電圧値V CC と高周波位相変調信号S3とを掛け合わされた 号が、高周波電力増幅器14の利得分だけ増 され、その結果として送信出力信号が出力 れる。送信出力信号はアンテナ(図示せず)か ら送信される。

 このようなポーラ変調送信技術を用いる 、高周波電力増幅器14に入力される高周波 相変調信号S3を、振幅方向の変動成分をもた ない定包絡線信号とすることができるため、 高周波電力増幅器14として高効率の非線形増 器を用いることができるようになる。

 ところで、このようなポーラ変調送信装置1 0においては、ベースバンド振幅信号S1に基づ いて形成された電源電圧値V CC と高周波電力増幅器14の出力電圧(一般的に、 図中の送信出力信号を50ωにかかる電圧に換 して求めたもの)とが比例関係になることが 求される。

 ここで、高周波電力増幅器14に使用され 素子としては、FET(Field effect transistor)系デ イスよりも高いゲインが得られ、小型化が 易なHBT(Hetero-junction Bipolar Transistor)系デバイ スが使用されることが多い。ところが、HBT系 デバイスには、電源電圧値と出力電圧との間 にオフセット電圧という特有のパラメータが 存在する。

 図2に、高周波電力増幅器14を、HBT系デバイ を使用して構成した場合の、電源電圧値V CC と出力電圧との関係を示す。図中実線が、HBT 系デバイスを使用した場合の電源電圧値V CC と出力電圧との関係を示すもので、電源電圧 値V CC と出力電圧は直線的に変化しているが、その 直線は原点を通過していないため、比例関係 にはなっていないことが分かる。オフセット 電圧は出力が立ち上がるときの電源電圧値で あり、図2においては、電源電圧値V CC と出力電圧との関係を直線近似して、その直 線とx軸との交点をオフセット電圧と定義し いる。

 従来、ポーラ変調送信装置10では、高周波 力増幅器14の出力パワー(すなわち送信出力 号のパワー)を制御するために、電源電圧形 装置13によって、ベースバンド振幅信号S1の レベルを調整することにあわせて、図2に示 たオフセット電圧をレベル調整後のベース ンド振幅信号に加えることで、電源電圧値V CC と出力電圧とが比例関係になるように補正す るものが提案されている(例えば特許文献1参 )。このようにすることで、オフセットに起 因した歪みの発生を回避することができる。

 この構成について、図3を用いて簡単に説明 する。図3の電源電圧形成装置13は、レベル調 整部21にベースバンド振幅信号S1を入力する レベル調整部21は、例えば送信電力制御部( 示せず)からのスケーリング係数に応じてベ スバンド振幅信号S1のレベルを調整し、レ ル調整後のベースバンド振幅信号をオフセ ト加算部23に送出する。オフセット加算部23 、レベル調整後のベースバンド振幅信号に オフセット電圧生成部22によって生成され オフセット電圧を加算することで、高周波 力増幅器14の電源電圧V CC を形成し、これを高周波電力増幅器14の電源 子に供給する。

米国特許第6,998,919号明細書

 しかしながら、図3のように、ベースバン ド振幅信号S1のレベルを制御した後で、オフ ット電圧を加算する方法は、通常、アナロ 信号処理となるため、ベースバンド振幅信 S1を処理する経路から見ると、オフセット 圧生成部22が負荷となる。この結果、特に、 レベル調整後の信号レベルが大きいとき、す なわち高出力時に、高周波電力増幅器14から 力される送信出力信号に歪が生じやすくな という問題がある。

 本発明の目的は、高周波電力増幅器の歪 特性を劣化させずに、高周波電力増幅器の フセット電圧を補正することができる電源 圧形成装置及びポーラ変調送信装置を提供 ることである。

 本発明の電源電圧形成装置は、入力デー に基づいて高周波電力増幅器に供給する電 電圧を形成する電源電圧形成装置であって 前記入力データをディジタルアナログ変換 る第1のディジタルアナログ変換器と、アナ ログ変換された前記入力データのレベルを、 前記高周波電力増幅器の出力レベルを制御す るための出力レベル制御値に基づいて調整す るレベル調整部と、オフセットデータをディ ジタルアナログ変換する第2のディジタルア ログ変換器と、アナログ変換されたオフセ トデータを、前記レベル調整後の信号にア ログ加算するアナログオフセット加算部と アナログ変換前の前記入力データに、前記 フセットデータをディジタル加算するディ タルオフセット加算部と、前記アナログオ セット加算部による加算を選択する第1の加 選択モードと、前記ディジタルオフセット 算部による加算を選択する第2の加算選択モ ードとを有し、前記出力レベル制御値に基づ いて前記第1又は第2の加算選択モードのいず かを選択する選択部と、を具備する構成を る。

 本発明によれば、出力レベル制御値に基 いて、オフセット値をディジタル加算する 又はアナログ加算するかを切り換えるよう したので、高出力時には、オフセットをア ログ加算するモードからディジタル加算す モードに切り換えることができるようにな 。この結果、高周波電力増幅器の歪み特性 劣化させずに、高周波電力増幅器のオフセ ト電圧を補正することができる。

従来のポーラ変調送信装置の構成を示 ブロック図 HBT系デバイスを使用した場合の電源電圧値V CC と出力電圧との関係を示す特性図 従来の電源電圧形成装置の構成例を示 ブロック図 本発明の実施の形態1に係る電源電圧形 成装置の構成を示すブロック図 実施の形態2の電源電圧形成装置の構成 を示すブロック図 実施の形態2の電源電圧形成装置の加算 動作切換の説明に供する図 実施の形態3の電源電圧形成装置の構成 を示すブロック図 実施の形態3の電源電圧形成装置の加算 動作切換の説明に供する図 実施の形態4の電源電圧形成装置の構成 を示すブロック図 実施の形態4の電源電圧形成装置の加 動作切換の説明に供する図 本発明の電源電圧形成装置を搭載した ポーラ変調送信装置の構成を示すブロック図

 以下、本発明の実施の形態について図面 参照して詳細に説明する。

 (実施の形態1)
 図4に、本発明の実施の形態に係る電源電圧 形成装置の基本構成を示す。電源電圧形成装 置100は、高周波電力増幅器200の電源端子に供 給する電源電圧V CC を形成するものである。なお、高周波電力増 幅器200は、HBT系デバイスによって構成されて いる。

 電源電圧形成装置100は、入力データをデ ジタル加算器101に入力する。この入力デー は、電源電圧形成装置100をポーラ変調送信 置に用いる場合には、ベースバンド振幅信 に相当するものである。

 ディジタル加算器101は、入力データにオ セットデータを加算する。オフセットデー とは、図2に示したオフセット電圧に相当す るデータであり、図示しないメモリ等に予め 格納されている。ディジタル加算器101の出力 は、ディジタルアナログ変換器(D/A)102を介し レベル調整部103に送出される。

 レベル調整部103は、高周波電力増幅器200 出力レベルを制御するための出力レベル制 値に応じて、ディジタルアナログ変換器102 出力信号レベルを調整する。ここで出力レ ル制御値は、図示しない送信電力制御部に り形成された信号である。レベル調整部103 よりレベルが調整された信号は、アナログ 算器104に送出される。

 アナログ加算器104には、レベル調整部103 らの信号に加えて、オフセットデータがデ ジタルアナログ変換器(D/A)105を介して入力 れる。これにより、アナログ加算器104は、 ベル調整部103から出力されたアナログ信号 、アナログ変換されたオフセット電圧をア ログ加算する。

 かかる構成に加えて、電源電圧形成装置1 00は、ディジタル加算器101によってオフセッ データを加算するか、又はアナログ加算器1 04によってオフセット電圧を加算するかを選 する選択部106を有する。選択部106は、出力 ベル制御値に基づいて、上記選択を行う。

 具体的には、選択部106は、出力レベル制 値が所定値以上の場合(すなわち、高出力時 )には、スイッチ107をON制御することでディジ タル加算器101によってオフセットデータを加 算させると共に、スイッチ108をOFF制御するこ とでアナログ加算器104での加算を行わせない 。ここでいう出力レベル制御値が所定値以上 の場合とは、高周波電力増幅器200の出力レベ ルが大きく、アナログ加算器104でオフセット 電圧をアナログ加算すると、送信出力信号に 歪が生じやすい場合をさす。

 これに対して、選択部106は、出力レベル 御値が所定値未満の場合(すなわち、低出力 時)には、スイッチ107をOFF制御することでデ ジタル加算器101の加算を行わせないと共に スイッチ108をON制御することでアナログ加算 器104によってオフセット電圧を加算させる。 ここでいう出力レベル制御値が所定値未満の 場合とは、高周波電力増幅器200の出力レベル が小さく、アナログ加算器104でオフセット電 圧をアナログ加算しても、送信出力信号に与 える影響が少ない場合をさす。

 このように、高出力時(レベル調整部103の 出力レベルが高い場合、換言すれば高周波電 力増幅器200の出力レベルが高い場合)には、 フセットデータをディジタル加算し、それ 外はアナログ加算するようにしたことによ 、高周波電力増幅器200の歪み特性を劣化さ ずに、高周波電力増幅器200のオフセットを 正することができる。

 ここで、高出力時には、レベル調整部103か 高周波電力増幅器200への信号経路から見る 、オフセット電圧発生回路(図4の場合には ディジタルアナログ変換器105)が負荷となる で、高周波電力増幅器200に供給する電源電 V CC に歪みが生じ、その結果、高周波電力増幅器 200の出力信号の歪み特性も劣化する。

 しかしながら、本実施の形態の電源電圧 成装置100においては、高出力時には、アナ グ加算器104とディジタルアナログ変換器105 の経路をスイッチ108により遮断するので、 みは生じない。また、オフセットは、ディ タル加算器101によるディジタル加算によっ 補正されるので、オフセットによる歪みも じない。

 一方、低出力時には、ディジタルアナロ 変換器102による変換前に、ディジタル加算 101によりオフセットデータをディジタル加 すると、レベル調整部103の減衰量を見越し オフセットデータをディジタル加算しなけ ばならない。例えば、レベル調整部103によ て信号レベルを20dB減衰させる場合には、デ ィジタル加算器101によってその10倍の電圧に 当するオフセットデータを加算する必要が り、現実的でない。

 しかしながら、本実施の形態の電源電圧 成装置100においては、低出力時には、ディ タル加算器101によるオフセットデータの加 を行わずに、アナログ加算器104によるオフ ット電圧の加算を行うので、大きな桁数の フセットデータをディジタル加算すること く、オフセットを補正できる。

 以上説明したように、本実施の形態によれ 、入力データをディジタルアナログ変換す 第1のディジタルアナログ変換器102と、アナ ログ変換された入力データのレベルを、高周 波電力増幅器200の出力レベルを制御するため の出力レベル制御値に基づいて調整するレベ ル調整部103と、オフセットデータをディジタ ルアナログ変換する第2のディジタルアナロ 変換器105と、アナログ変換されたオフセッ データを、前記レベル調整後の信号にアナ グ加算するアナログ加算器104と、アナログ 換前の前記入力データに、オフセットデー をディジタル加算するディジタル加算器101 、出力レベル制御値に基づいて、アナログ 算器104による加算を行うか又はディジタル 算器101による加算を行うかを選択する選択 106と、を設けたことにより、入力データ及 出力レベル制御値に応じた電源電圧を形成 る場合に、アナログ加算に起因する歪みの 生を回避しつつ、高周波電力増幅器200のオ セットを補正できる電源電圧V CC を形成できる。

 また、実際上アナログ加算による歪みの さい低出力時(出力レベル制御値が小さい場 合)には、オフセットデータをディジタル加 せずに、アナログ加算したことにより、大 な桁数のオフセットデータをディジタル加 しなくて済むので、ディジタル加算器101の 成を簡単化できる。

 (実施の形態2)
 図5に、実施の形態2の電源電圧形成装置の 成を示す。本実施の形態の電源電圧形成装 300は、基本的には電源電圧形成装置100と同 の動作を行うものであるが、構成上いくつ の工夫が加えられている。

 ディジタル加算器301は、入力データが入 されると共に、選択部306からオフセットス ーリング部307の出力データ又は全て“0”の データが選択的に入力され、入力データに、 オフセットスケーリング後のデータ又は全て “0”のデータを加算する。ディジタル加算 301の出力は、ディジタルアナログ変換器(D/A) 302を介して可変アッテネータ(ATT)303に送出さ る。

 可変アッテネータ303は、図4のレベル調整 部103に相当するもので、スケーリング係数に 応じて、ディジタルアナログ変換器302の出力 信号を減衰させる。なお、スケーリング係数 は、図4の出力レベル制御値に相当するもの 、例えば送信電力制御部により形成された 号である。可変アッテネータ303によりレベ が調整された信号は、アナログ加算器304に 出される。

 アナログ加算器304には、可変アッテネー 303からの信号に加えて、選択部308から、デ ジタルアナログ変換器(D/A)305によってアナ グ変換されたオフセット電圧又は0[V]の電圧 が選択的に入力される。これにより、アナ グ加算器304は、可変アッテネータ303からの 号に、オフセット電圧又は0[V]をアナログ加 算する。

 ここで、オフセットスケーリング部307は オフセットデータ及びスケーリング係数を 力し、出力レベル制御値に基づいて、オフ ットデータを、レベル調整部(本実施の形態 の場合、可変アッテネータ303)によるレベル 整量の逆数倍するようになっている。換言 れば、オフセットスケーリング部307は、オ セットデータを可変アッテネータ303の減衰 で割った値を、オフセットスケーリング後 ディジタルデータとして出力する。これに り、ディジタル加算後のオフセット電圧が 変アッテネータ303によって減衰されたとき 、この減衰後のオフセット電圧値をオフセ トデータに相当する所望のオフセット電圧 することができる。

 選択部306は、スケーリング係数が所定値 上の場合(すなわち高出力時)には、オフセ トスケーリング部307の出力を選択して、デ ジタル加算器301に供給する。また、選択部30 8は、スケーリング係数が所定値以上の場合 接地電圧(GND)を選択して、アナログ加算器304 に供給する。これにより、高出力時には、オ フセット電圧は、実質上、ディジタル加算器 301によってディジタル加算され、アナログ加 算器304によるアナログ加算は行われない。こ の結果、高出力時に、アナログ加算による歪 みを生じさせずに、ディジタル加算によって オフセット電圧を補正できる。

 一方、選択部306は、スケーリング係数が 定値未満の場合(すなわち低出力時)には、 ィジタル加算器301に全て“0”のディジタル ータを供給する。また、選択部308は、スケ リング係数が所定値未満の場合、ディジタ アナログ変換器305から出力されるオフセッ 電圧を選択して、アナログ加算器304に供給 る。これにより、低出力時には、オフセッ 電圧は、実質上、アナログ加算器304によっ アナログ加算され、ディジタル加算器301に るディジタル加算は行われない。この結果 大きな桁数のオフセットデータをディジタ 加算することなく、アナログ加算によって フセット電圧を補正できる。

 図6を用いて、上述したディジタル加算と アナログ加算の切り換えについて、具体的に 説明する。図6は、入力データがポーラ変調 おけるベースバンド振幅信号(図中の振幅信 )である場合の例である。また、図6は、振 信号の最大ダイナミックレンジが1[Vpp]、オ セット電圧の最大調整レンジが0.2[V]、ディ タルアナログ変換器302の最大ダイナミック ンジが0~1.4[V]の場合の例を示している。また 、図6において、振幅信号レンジとは、オフ ット電圧を除いた範囲とする。また、図6で 、全てアナログ値に換算して示している。

 図6は、振幅信号(入力データ)に0.2[V]のオ セット電圧をディジタル加算する場合に、 ケーリング前後の各信号のダイナミックレ ジが可変アッテネータのスケーリング量に じて、どのように変化するかを示したもの ある。

 オフセットデータをディジタル加算する 合の限界は、ディジタル加算後のトータル 号レンジが、ディジタルアナログ変換器302 最大ダイナミックレンジを超えないことで る。この例の場合、スケーリング量(ATT303の 設定値)が-6[dB]程度までなら、ディジタル加 後のトータル信号レンジがディジタルアナ グ変換器302の最大ダイナミックレンジ1.4[V] 超えない。そこで、スケーリング量が-6[dB] 上の場合にはディジタル加算を行い、スケ リング量がそれ未満の場合にはアナログ加 を行う。

 つまり、本実施の形態によれば、実施の 態1と同様の構成により、実施の形態1と同 の効果を得ることができる。

 加えて、スケーリング係数(実施の形態1 出力レベル制御値に相当する)を閾値判定し 判定結果に応じてオフセットデータをディ タル加算するか又はオフセット電圧をアナ グ加算するかを切り換える場合に、ディジ ルアナログ変換器302のダイナミックレンジ 加味した閾値設定を行うことにより、ディ タルアナログ変換器302での信号劣化を抑制 ることができる。

 さらに、スケーリング係数に基づいて、 フセットデータを、可変アッテネータ303に るレベル調整量の逆数倍したデータに相当 るようにスケーリングするオフセットスケ リング部307を設けたことにより、可変アッ ネータ303を通過した後のオフセット電圧値 、オフセットデータに相当する所望のオフ ット電圧とすることができる。

 (実施の形態3)
 図5との対応部分に同一符号を付して示す図 7に、実施の形態3の電源電圧形成装置の構成 示す。

 電源電圧形成装置400は、選択部401,402に、 スケーリング係数に加えて、オフセットデー タを入力する。選択部401,402は、スケーリン 係数とオフセットデータの両方に基づいて オフセットデータをディジタル加算するか はオフセット電圧をアナログ加算するかを り換えるようになっている。

 具体的には、第1のオフセットデータの場 合には、第1のスケーリング係数を切り換え 値として設定し、第1のオフセットデータと なる第2のオフセットデータの場合には、第 1のスケーリング係数と異なる第2のスケーリ グ係数を切り換え閾値として設定する。

 すなわち、実施の形態2では、図6を用い 、最大のオフセットデータ(0.2[V])に対応する スケーリング量(-6[dB])を切り換え閾値とする を述べたが、本実施の形態では、オフセッ データに応じて閾値として用いるスケーリ グ量も変更するようになっている。

 これにより、単純にオフセットデータの 大値に合わせてディジタル加算とアナログ 算を切り換える場合と比較して、オフセッ の大きさに応じて、ディジタル加算する領 を無理なく広げることができる。

 図8に、オフセットデータの値(図中“ATT 過後のオフセット電圧)が0.1[V]の場合におけ 、ディジタル加算とアナログ加算の切り換 の様子を示す。図8は、基本的には図6と同 の条件下での動作を示すものである。

 図8に示すように、オフセット電圧(オフ ットデータが示す値)が0.1[V]の場合、スケー ング量(ATTの設定値)が-12[dB]程度までなら、 ィジタル加算後のトータル信号レンジがデ ジタルアナログ変換器302の最大ダイナミッ レンジ1.4[V]を超えない。そこで、本実施の 態の電源電圧形成装置400は、スケーリング が-12[dB]以上の場合にはディジタル加算を行 い、スケーリング量がそれ未満の場合にはア ナログ加算を行う。

 なお、電源電圧形成装置400は、設定する フセット電圧が0.2[V]のときには、図6に示し たように、スケーリング量が-6[dB]以上の場合 にはディジタル加算を行い、スケーリング量 がそれ未満の場合にはアナログ加算を行う。

 このように、本実施の形態によれば、ス ーリング量を閾値判定し判定結果に基づい 、オフセット電圧をアナログ加算器304によ て加算するか又はオフセットデータをディ タル加算器301によって加算するかを切り換 ると共に、前記閾値をオフセットデータに じて変更するようにしたことにより、実施 形態1及び実施の形態2の効果に加えて、デ ジタル加算の領域を最大限に広げることが きるようになる。

 (実施の形態4)
 図5との対応部分に同一符号を付して示す図 9に、実施の形態4の電源電圧形成装置の構成 示す。

 図5を用いて説明した実施の形態2の電源 圧形成装置300は、選択部306,308がアナログ加 器304による加算を選択する第1の加算選択モ ードと、ディジタル加算器301による加算を選 択する第2の加算選択モードとを有し、スケ リング係数(つまり出力レベル制御値)に基づ いて第1又は第2の加算選択モードのいずれか 選択するものであった。

 本実施の形態の電源電圧形成装置600は、 択部601,602が、上記第1及び第2の加算選択モ ドに加えて、アナログ加算器304とディジタ 加算器301との両方による加算を選択する第3 の加算選択モードを、さらに有し、スケーリ ング係数(つまり出力レベル制御値)に基づい 第1から第3の加算選択モードのいずれかを 択するようになされている。

 また、本実施の形態の電源電圧形成装置6 00は、オフセットデータ変換部603を有する。 フセットデータ変換部603は、スケーリング 数に基づいて、オフセットデータを、ディ タルアナログ変換器(D/A)305に入力されるア ログ加算用オフセットデータと、オフセッ スケーリング部307に入力されるディジタル 算用オフセットデータとに変換する。

 選択部601は、スケーリング係数が第1の所 定値以上の場合(すなわち高出力時)には、オ セットスケーリング部307の出力を選択して ディジタル加算器301に供給する。また、選 部602は、スケーリング係数が第1の所定値以 上の場合、接地電圧(GND)を選択して、アナロ 加算器304に供給する。これにより、高出力 には、オフセット電圧は、実質上、ディジ ル加算器301によってディジタル加算され、 ナログ加算器304によるアナログ加算は行わ ない。この結果、高出力時に、アナログ加 による歪みを生じさせずに、ディジタル加 によってオフセット電圧を補正できる。

 また、選択部601は、スケーリング係数が 1の所定値未満かつ第2の所定値以上の場合( なわち中出力時)には、オフセットスケーリ ング部307の出力を選択して、ディジタル加算 器301に供給する。また、選択部602は、スケー リング係数が第1の所定値未満かつ第2の所定 以上の場合、ディジタルアナログ変換器305 ら出力されるオフセット電圧を選択して、 ナログ加算器304に供給する。これにより、 出力時には、ディジタル加算器301とアナロ 加算器304との両方によって加算が行われる つまり、オフセット電圧は、実質上、ディ タル加算器301によってディジタル加算され さらにアナログ加算器304によってもアナロ 加算される。

 さらに、選択部601は、スケーリング係数 第2の所定値未満の場合(すなわち低出力時) は、ディジタル加算器301に全て“0”のディ ジタルデータを供給する。また、選択部602は 、スケーリング係数が第2の所定値未満の場 、ディジタルアナログ変換器305から出力さ るオフセット電圧を選択して、アナログ加 器304に供給する。これにより、低出力時に 、オフセット電圧は、実質上、アナログ加 器304によってアナログ加算され、ディジタ 加算器301によるディジタル加算は行われな 。この結果、大きな桁数のオフセットデー をディジタル加算することなく、アナログ 算によってオフセット電圧を補正できる。

 オフセットデータ変換部603は、スケーリ グ係数が第1の所定値以上の場合(すなわち 出力時)には、オフセットデータをそのまま フセットスケーリング部307に供給する。同 に、オフセットデータ変換部603は、スケー ング係数が第2の所定値未満の場合(すなわ 低出力時)には、オフセットデータをそのま ディジタルアナログ変換器(D/A)305に出力す 。

 これに対して、オフセットデータ変換部6 03は、スケーリング係数が第1の所定値未満か つ第2の所定値以上の場合(すなわち中出力時) には、オフセットデータを、アナログ加算用 オフセットデータに変換してディジタルアナ ログ変換器(D/A)305に出力すると共に、ディジ ル加算用オフセットデータに変換してオフ ットスケーリング部307に出力供給する。

 図10を用いて、上述したディジタル加算 アナログ加算の切り換えについて、具体的 説明する。図10は、入力データがポーラ変調 におけるベースバンド振幅信号(図中の振幅 号)である場合の例である。また、図10は、 幅信号の最大ダイナミックレンジが1[Vpp]、 フセット電圧の最大調整レンジが0.2[V]、デ ジタルアナログ変換器302の最大ダイナミッ レンジが0~1.4[V]の場合の例を示している。ま た、図10において、振幅信号レンジとは、オ セット電圧を除いた範囲とする。また、図1 0では、全てアナログ値に換算して示してい 。

 図10では、振幅信号(入力データ)にスケー リング量(ATT303の設定値)が-6[dB]より大きい範 では、0.2[V]のオフセット電圧をディジタル 算する場合が示されている。また図10では スケーリング量(ATT303の設定値)が-6[dB]から-12 [dB]の範囲では、0.1[V]のオフセット電圧をデ ジタル加算すると共に、0.1[V]のオフセット 圧をアナログ加算する場合が示されている また図10では、スケーリング量(ATT303の設定 )が-12[dB]より小さい範囲では、0.2[V]のオフセ ット電圧をアナログ加算する場合が示されて いる。さらに図10では、ディジタル加算のみ 行った場合、ディジタル加算とアナログ加 との両方を行った場合、アナログ加算のみ 行った場合の各場合において、スケーリン 前後の各信号のダイナミックレンジがATT303 スケーリング量に応じて、どのように変化 るかが示されている。

 オフセットデータをディジタル加算する 合の限界は、ディジタル加算後のトータル 号レンジが、ディジタルアナログ変換器302 最大ダイナミックレンジを超えないことで る。図10の例の場合、スケーリング量(ATT303 設定値)全域で、ディジタル加算後のトータ ル信号レンジがディジタルアナログ変換器302 の最大ダイナミックレンジ1.4[V]を超えない。

 さらに、実施の形態2では、-6[dB]のスケー リング量を境に、アナログ加算されるオフセ ット電圧が0[V]から0.2[V]まで変化するのに対 て、本実施の形態では、アナログ加算され オフセット電圧が[0]Vから0.1[V]までの変化と り、オフセット電圧の変化が実施の形態2と 比較して半減していることがわかる。

 電圧変化が急峻であるほど、収束までの 答時間が長くなることは明らかであり、本 施例ではこのような過渡応答の影響を低減 ることができる。

 なお、本実施の形態では、説明を簡略化 るため、スケーリング量の閾値を-6[dB]と-12[ dB]の2箇所にしているが、オフセット電圧の ィジタル加算分とアナログ加算分の配分を かく変えることで、閾値の数をさらに増や ことも可能である。つまり、図10では、ディ ジタル加算用オフセットデータと、アナログ 加算用オフセットデータを、共に0.1[V]に設定 した場合が示されているが、ディジタル加算 用オフセットデータの値と、アナログ加算用 オフセットデータの値とを等しくする必要は なく、配分を変えてもよい。要は、ディジタ ル加算用オフセットデータとアナログ加算用 オフセットデータとの合計が、オフセットデ ータ変換部603に入力されるオフセットデータ に等しくなればよい。

 このように、本実施の形態によれば、ア ログ加算器304による加算を選択する第1の加 算選択モードと、ディジタル加算器301による 加算を選択する第2の加算選択モードとに加 て、アナログ加算器304とディジタル加算器30 1との両方による加算を選択する第3の加算選 モードを設けたことにより、モード切り換 時に、アナログ加算される電圧が変化する とで発生する過渡応答の影響を緩和するこ ができる。

 なお、本実施の形態に実施の形態3の内容 を加えて構成することにより、ディジタル加 算の領域を最大限に広げることができるよう になることは言うまでもない。

 (他の実施の形態)
 図11に、上述した実施の形態1~4の電源電圧 成装置100(300,400,600)を搭載したポーラ変調送 装置の構成を示す。ポーラ変調送信装置500 、振幅/位相データ形成部501と、位相変調器 502と、送信電力制御部503と、高周波電力増幅 器(いわゆるパワーアンプ)200と、実施の形態1 ~4で説明した電源電圧形成装置100(300,400,600)と を有する。

 振幅/位相データ形成部501は、入力された 送信信号から、ベースバンド振幅信号及びベ ースバンド位相信号を形成する。位相変調器 502は、ベースバンド位相信号によってキャリ ア周波数信号を変調することで、高周波位相 変調信号を形成し、これを高周波電力増幅器 200の信号入力端子に出力する。

 電源電圧形成装置100(300,400,600)は、ベースバ ンド振幅信号に基づいて、高周波電力増幅器 200の電源端子に供給する電源電圧V CC を形成する。ここで、ベースバンド振幅信号 は、図4、図5,図7及び図9におけるディジタル 算器101(301)への入力データに相当する。ま 、電源電圧形成装置100(300,400,600)には、図4の 出力レベル制御値、図5、図7及び図9のスケー リング係数に相当する、送信電力制御部503か らの送信電力制御信号が入力される。

 実施の形態1~4の電源電圧形成装置100(300,40 0,600)を搭載したポーラ変調送信装置500におい ては、高周波電力増幅器200の歪み特性を劣化 させずに、高周波電力増幅器200のオフセット を補正することができるので、高品質の送信 出力信号を得ることができる。

 なお、本発明は、上述した実施の形態に 定されず、その主旨を逸脱しない範囲で変 して実施可能である。

 2007年1月31日出願の特願2007-022000の日本出 に含まれる明細書、図面および要約書の開 内容は、すべて本願に援用される。

 本発明は、高周波電力増幅器をHBT系デバ スを使用して構成した場合でも、歪み特性 劣化させずに、オフセットを補正すること でき、例えば携帯電話機等の高周波電力増 器を用いる種々の無線機器に広く適用可能 ある。