サーパス工業株式会社 (〒37 埼玉県行田市下忍2203 Saitama, 3610037, JP)
| 圧力測定を行う流体が流れる流体主流路から上方へT字状に分岐する圧力導入流路に圧力検出部を配置した圧力センサにおいて、 前記圧力導入流路が、流体流れ方向下流側となる壁面に、前記流体の入口側開口面積を広げる方向の傾斜面を備えている圧力センサ。 |
| 前記圧力導入流路が前記流体の入口側開口面積を狭めたすり鉢形状とされ、該すり鉢形状の流体流れ方向下流側の壁面に前記傾斜面を設けた請求項1に記載の圧力センサ。 |
| 前記流体主流路にオリフィスを介して請求項1または2に記載の圧力センサを一対直列に配置し、両センサで検出した圧力値の信号入力を受ける制御部が差圧を流量に換算して流量測定を行う差圧式流量計。 |
| 請求項1または2に記載の圧力センサを一対前記流体主流路にオリフィスを介して直列に配置し、両センサで検出した圧力値の信号入力を制御部に受けて差圧を流量に換算して流量測定を行う差圧式流量計と、 前記流体主流路に設けられ、前記差圧式流量計の流量測定値と予め定めた設定流量値との差が所定の範囲内に入るよう開度制御される流量調整弁と、 を具備して構成した流量コントローラ。 |
本発明は、たとえば化学工場、半導体製 、食品、バイオ等の各種産業分野における 体輸送配管中に用いられる圧力センサ、差 式流量計及び流量コントローラに関する。
従来、流体の圧力を測定する圧力センサ 広く用いられている。このような圧力セン には、たとえば半導体の製造プロセスのよ に、高純度の硝酸、塩酸、フッ化水素酸等 腐食性薬品を含む流体圧力を測定する場所 設置して使用されるものがある。具体例を げると、半導体製造装置においては、半導 基板のエッチング処理に際し、フッ化水素 等を含む薬液が使用されるので、この薬液 安定供給するため、薬液の循環回路中に圧 センサが組み込まれる。
このような圧力センサは、圧力測定を行う
体が流れる流体主流路から上方へT字状に分
岐した圧力導入流路の端部に設けられている
。
また、上述した圧力センサについては、流
主流路にオリフィスを介して一対設置され
ことにより、両圧力センサの差圧を流量に
算して算出する流量計として用いることが
きる。そして、この流量計による算出流量
、予め設定した設定流量との差をなくすよ
に可変バルブの開度を制御すれば、流体主
路の流量を所望の値にフィードバック制御
る流量コントローラとなる。(たとえば、特
許文献1参照)
上述した圧力センサにおいては、特に液 の圧力を測定するような場合、圧力測定を う流体を流体主流路から導入する圧力導入 路に空気やガス等の圧縮性流体が滞留する 、正確な圧力測定が困難になる。つまり、 ラリー液の停滞はスラリー液の凝固を誘発 るので、凝固の成長により最終的には圧力 定が不可能になる。また、たとえば半導体 造プロセスにおいては、凝固したスラリー 流れ出し、ウエハー上にスクラッチを発生 せる原因となることもある。さらに、流体 停滞は薬液置換の性能を著しく悪化させ、 液を流した後に純水を流すと、薬液がなか か流れきれず、抵抗値が下がるまでに時間 かかるなど圧力測定の性能以外についても 性に影響を及ぼすことがある。さらにまた 従来の圧力センサを使用した差圧式流量計 関しては、薬液の停滞は温度変化による影 に素早く反応することができず、誤作動の 因となることがある。
すなわち、従来の圧力センサは、流体主流
から上方へT字状に分岐した圧力導入流路の
上端部に圧力検出部が配置されているので、
圧力導入流路内に圧縮性流体が入り込むと受
圧面まで上昇する。このため、圧力導入部内
へ入り込んだ圧縮性流体は流体主流路へ戻っ
て流出することが困難になり、圧力測定を行
う流体と受圧面との間に滞留して圧力測定や
半導体プロセス上に様々な問題を生じること
があった。
このようにして、圧力センサの受圧面に圧
性流体が滞留した状態では、流体主流路を
れる流体から動圧変動の影響を受けるなど
て、圧力センサによる流体圧力の測定を正
に行うことは困難である。
このような背景から、流体主流路から分岐
た圧力導入流路を備えている圧力センサに
いては、圧力センサによる正確な測定を可
にするため、圧力導入部内の圧力センサ受
面付近に圧縮性流体が滞留しない構造が望
れる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
であり、その目的とするところは、圧縮性
体が圧力導入部内の圧力センサ受圧面付近
滞留することを防止した構造の圧力センサ
提供するとともに、この圧力センサを用い
差圧式流量計及び流量コントローラを提供
ることにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下
の手段を採用した。
本発明に係る圧力センサは、圧力測定を行
流体が流れる流体主流路から上方へT字状に
分岐する圧力導入流路に圧力検出部を配置し
た圧力センサにおいて、前記圧力導入流路が
、流体流れ方向下流側となる壁面に、前記流
体の入口側開口面積を広げる方向の傾斜面を
備えている。
このような圧力センサによれば、圧力導 流路が、流体流れ方向下流側となる壁面に 流体の入口側開口面積を広げる方向の傾斜 を備えているので、流体中に空気等の圧縮 流体が含まれていても、圧力導入路内に滞 することなく下流側へ傾斜する傾斜面に沿 て流出する。
上述した圧力センサにおいては、前記圧 導入流路が前記流体の入口側開口面積を狭 たすり鉢形状とされ、該すり鉢形状の流体 れ方向下流側の壁面に前記傾斜面を設ける とが好ましく、これにより、圧力導入流路 流体入口面積が小さくなるので、流体の動 による測定誤差を低減することができ、し も、傾斜面が圧縮性流体の滞留を防止する で、流体の圧力測定をより正確に実施する とができる。
本発明の差圧式流量計は、前記流体主流 にオリフィスを介して請求項1または2に記 の圧力センサを一対直列に配置し、両セン で検出した圧力値の信号入力を受ける制御 が差圧を流量に換算して流量測定を行うも である。
このような差圧式流量計によれば、流体 に空気等の圧縮性流体が含まれていても、 力センサの圧力導入路内に滞留することは いので、両圧力センサにより差圧を正確に 出することができる。また、両方の圧力セ サ内に流体が停滞することはなく、すぐに 度変化に対応できるので、流体の温度変化 よる圧力値の温度ドリフトに起因する誤差 なくすことができる。従って、両圧力セン を用いて流量測定を行う差圧式流量計は、 の流量測定精度が向上する。
本発明の流量コントローラは、請求項1ま たは2に記載の圧力センサを一対前記流体主 路にオリフィスを介して直列に配置し、両 ンサで検出した圧力値の信号入力を制御部 受けて差圧を流量に換算して流量測定を行 差圧式流量計と、前記流体主流路に設けら 、前記差圧式流量計の流量測定値と予め定 た設定流量値との差が所定の範囲内に入る う開度制御される流量調整弁と、を具備し 構成したものである。
このような流量コントローラによれば、 力センサで差圧を正確に検出できるように るため、差圧式流量計の流量測定精度が向 する。従って、この流量測定値を用いて開 制御する流量制御弁を備える流量コントロ ラも、その流量コントロール精度を向上さ ることができる。
上述した本発明によれば、流体中に含まれ
空気等の圧縮性流体が圧力検出部周辺に滞
することを防止できるので、圧力センサの
出値が正確になる。また、スラリー凝固に
る測定不能やウエハー上のスクラッチ発生
どを防止することができ、さらに、差圧式
量計を構成した場合には、温度変化に対し
も誤作動を生じることなく検出できる。
従って、この圧力センサを構成要素とする
圧式流量計により測定される流量精度が向
し、さらに、差圧式流量計で測定した流量
定値を用いて流量制御弁の開度制御を行う
量コントローラについても、その流量コン
ロール精度が向上するという顕著な効果が
られる。
10 流量コントローラ
12,12A~12C 流体主流路
20 差圧式流量計
21A 圧力センサ(第1センサ)
21B 圧力センサ(第2センサ)
22,22A,22B 圧力導入流路
23 センサ本体
24,24A ボディ
25 センサ収納空間
28,28A 傾斜面
40 オリフィスユニット
50 制御部
60 流量調整弁
以下、本発明に係る圧力センサ、差圧式流
計及び流量コントローラの一実施形態を図
に基づいて説明する。
図1から図3に示す第1の実施形態において、
1は流量コントローラ10の正面図、図2は図1
平面図、図3は図1の縦断面図である。この流
量コントローラ10は、後述する流体主流路12
連通する配管11に組み込まれ、同流路内を流
れる液体(薬液等)の流体流量を一定に保つ流
制御装置であり、実際の流体流量を測定す
ための差圧式流量計20と、弁体の開度制御
可能な流量調整弁60とを具備して構成される
。なお、差圧式流量計20は、流体主流路12内
流れる流体の流れ方向において、流量調整
60の上流側に配置されている。
差圧式流量計20は、一対の圧力センサ21A,21B
オリフィスユニット40を介して直列に配置
れた構成とされる。すなわち、差圧式流量
20では、オリフィスユニット40を通過するこ
で圧力差を生じた流体圧力が両圧力センサ2
1A,21Bによって各々検出され、これら二つの圧
力値は各々電気信号に変換されて制御部50に
力される。こうして圧力値の信号入力を受
た制御部50は、二つの圧力値から得られる
圧を流量に換算することにより、流体主流
を流れる流体の流量測定を行うことができ
。以下の説明では、必要に応じてオリフィ
ユニット40より上流側に配置した圧力センサ
21Aを第1センサと呼び、下流側に配置した圧
センサ21Bを第2センサと呼んで区別する。
なお、圧力センサ21A,21Bの構成は、後述する
本体及び圧力導入流路形状を除いて基本的に
同じであるから、以下では上流側の第1セン
21Aについて説明する。
第1センサ21Aは、たとえば図3に示すように
圧力測定を行う流体が流れる流体主流路12か
ら上方へT字状に分岐する圧力導入流路22に配
置されたセンサ本体(圧力検出部)23を備えて
る。図示の構成では、ボディ24を貫通して形
成された流体流路12と略直交するようにして
上方のセンサ収納空間25へ連通する圧力導
路22が設けられている。センサ本体23は、流
圧力を検出できれば特に限定されることは
いが、たとえばピエゾ式圧力センサや静電
量式圧力センサ、ひずみゲージ式圧力セン
が好ましい。なお、本実施形態では、セン
本体23として、ひずみゲージ式圧力センサ
用いている。
ボディ24の上部には、センサ本体23及び制御
基板等の関連部品を覆うようにしてカバー26
取り付けられている。なお、図中の符号27
、センサ本体23で検出した圧力値の電気信号
を制御部50へ入力するケーブルである。
一方、第2センサ21Bは、後述する60と一体の
ディ24Aに流体主流路12が形成されること、
して、圧力導入流路22Aの形状が上述した第1
ンサ21Aと異なっている。すなわち、第2セン
サ21Bの圧力導入流路22Aは、流体流れ方向下流
側となる壁面に、流体の入口側開口面積を広
げる方向の傾斜面28を備えている。この傾斜
28は、圧力導入流路22Aの下流側半分を略円
台形状にして側壁面に傾斜を設けたもので
り、圧力導入流路22Aは、流体主流路12に連通
して流体入口側となる下方の流路断面積がセ
ンサ収納空間25に連通する流体出口側より大
くなっている。なお、他の構成については
上述した第1センサ21Aと同じである。
ところで、上述した構成例では、第2センサ
21Bにのみ傾斜面28を設けているが、この傾斜
28は、第1センサ21A及び第2センサ21Bの両方に
設けることが好ましいことはいうまでもない
。
オリフィスユニット40は、第1センサ21Aと第2
センサ21Bとの間に設置される筒状部材のオリ
フィス本体41を備えている。このオリフィス
体41には、第1センサ21A及び第2センサ21Bのボ
ディ24,24Aに形成された流体主流路12A,12Bを同
流路断面積で連結する流体主流路12Cが設け
れている。また、流体主流路12Cの適所には
流体主流路12Cより流路断面積を絞ったオリ
ィス流路42が形成されている。図示の例では
、流体主流路12Cから最小径のオリフィス流路
42まで、段階的に流路断面積が狭められてい
。
オリフィス本体41は、流体主流路12A,12Bと同
流路断面積を有する上流側の一端が第1セン
サ21Aのボディ24内に挿入され、オリフィス孔4
2を形成した下流側の他端が第2センサ21Bの流
主流路12B内に挿入されている。なお、オリ
ィス本体41の両端は、袋ナット43を用いた継
手構造によりボディ24,24Aに固定されている。
圧力センサ21Bの下流側となる流体主流路12
は、圧力センサ21Bと共通のボディ24Aに流量
整弁60が設置されている。この流量調整弁60
、差圧式流量計20の流量測定値と予め定め
設定流量との差が所定の範囲内に入るよう
度制御を行うものである。
図示の流量調整弁60は、ステッピングモー
等のモータ61を備えた駆動機構によりニード
ル(弁体)62を上下方向に移動させ、弁座63に対
してニードル62が所望の開度位置となるよう
開閉動作させる構成を採用している。しか
、流量調整弁60については、ニードル62の開
度調整が可能なものであれば、その駆動機構
や弁体構造など特に限定されることはない。
なお、図中の符号64はモータ61等を覆うカバ
、65はモータ61に接続されたケーブル、12Dは
体の出口となる流体主流路である。
上述した第1センサ21Aは、ボディ24がベース
材13上に固定支持されている。同様に、上
した第2センサ21B及び流量調整弁60は、共通
ボディ24Aがベース部材14上に固定支持されて
いる。そして、ボディ24,24A間をオリフィスユ
ニット40で連結するとともに、ベース部材13,1
4を連結して一体化することで、差圧式流量
20と流量調整弁60とを備えた流量コントロー
10が構成される。
なお、図中の符号15は、配管11をボディ24,24A
に連結して固定する継手構造の袋ナットであ
る。
このように構成された流量コントローラ1 0は、運転開始前において、制御部50に対し一 定に保ちたい所望の流体流量(以下、「設定 量」と呼ぶ)Qrを入力して記憶させる。制御 10は、入力された設定流量Qrに対応する弁開 となるように、流量調整弁60のニードル62を 動作させて初期開度を設定する。そして、流 量コントローラ10に流体を流すと、差圧式流 計20が実際に流れる流体流量(以下、「測定 量」と呼ぶ)Qfを測定して制御部5へ入力する ので、制御部50の内部では、測定流量Qfと設 流量Qrとの流量差δQ(δQ=Qr-Qf)を求めて比較す 。
上述した流量差δQは、予め設定された許容
囲qと比較される。そして、流量差δQの絶対
値が許容範囲qより小さい(δQ<q)場合には、
望の設定流量Qrが流れていると判断して流
調整弁60を初期開度のまま維持する。
一方、上述した流量差δQが正の値(Qr>Qf)と
なり、かつ、流量差δQの絶対値が許容範囲q
上に大きい(δQ≧q)場合には、測定流量Qfが所
望の設定流量Qrを満足しない少量側の状態と
断できる。そこで、流量調整弁60のニード
62は、測定流量Qfを増加させるため、初期開
より開度が大きくなる方向へ動作させる。
さらに、上述した流量差δQが負の値(Qr<Qf)
となり、かつ、流量差δQの絶対値が許容範囲
q以上に大きい(δQ≧q)場合には、測定流量Qfが
所望の設定流量Qrを満足しない多量側の状態
判断できる。そこで、流量調整弁60のニー
ル62は、測定流量Qfを減少させるため、初期
度より開度が小さくなる方向へ動作させる
このようにして、流体コントローラ10は、
圧式流量計20から入力される測定流量Qfに基
いて、設定流量Qrとの比較により得られる
量差δQの絶対値が所定の許容範囲qを満足す
ようにフィードバック制御を行って、流体
流路12を流れる流体流量を一定に保つこと
できる。
上述した差圧式流量計20の構成要素であ 第2センサ21Bは、圧力導入流路22Aを形成する 面が傾斜面28を備えている。この傾斜面28は 、流体流れ方向下流側となる壁面が流体入口 側の開口面積を下流側へ広げるように傾斜し たものであるから、流体主流路12Bを流れる流 体に空気のような圧縮性流体が含まれていて も、圧力導入流路22A内に滞留することなく下 流側へ流出する。すなわち、流体主流路12Bを 流れる流体に含まれている圧縮性流体が圧力 導入流路22A内に入り込んでも、この圧縮性流 体は、流れに引かれるように流体流れ方向下 流側の入口開口面積を広げる傾斜面28に沿っ 容易に流出するので、流体主流路12BからT字 状に上方へ分岐した圧力導入流路22A内におい て、センサ本体23と流体との間に滞留するこ を防止または抑制できる。
このため、圧縮性流体は、センサ本体23 受圧面が存在するセンサ収納空間25内へ入り 込みにくくなり、センサ本体23の受圧面と液 との間に圧縮性流体が滞留し、流体主流路1 2Bを流れる流体から動圧変動の影響を受ける どして、圧力測定が不安定になることを防 できるようになる。すなわち、センサ本体2 3の受圧面は、流体主流路12Bを流れる流体圧 (静圧)を直接受けることができるので、正確 で安定した圧力測定を行うことができる。
そして、差圧流量計20を構成する第2圧力セ
サ21Bの圧力測定が安定することにより、一
の圧力センサにより得られる差圧も正確で
定したものとなるので、差圧の換算により
られる流量測定値の精度や信頼性が向上す
。なお、差圧流量計20を構成する第1圧力セ
サ21A及び第2圧力センサ21Bについては、両方
が傾斜面28を備えていればその流量測定値(測
定流量Qf)の精度や信頼性はより一層向上する
。
さらに、上述した差圧流量計20の測定値を
いて流量調整弁60の開度制御を行う流量コン
トローラ10は、流量測定値(測定流量Qf)の精度
や安定性が向上することにより、流体主流路
12を流れる測定流量Qfの流体流量コントロー
精度が向上する。
次に、図4、図5A及び図5Bに基づいて、本発
に係る第2の実施形態を説明する。なお、以
の説明では、上述した第1の実施形態と同様
の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明
は省略する。
この実施形態においては、差圧流量計20を
成する一対の圧力センサ21A,21Bが、いずれも
力導入流路22Bに傾斜面28Aを備えている。こ
場合の圧力導入流路22Bは、流体主流路12か
T字状に分岐した流体が導入される入口側開
面積を狭めたすり鉢形状とされ、この圧力
入流路22Bにおいて流体流れ方向下流側とな
壁面に傾斜面28Aが設けられている。この傾
面28Aは、たとえば図5A,5Bに示すように、流
流れ方向下流側となる圧力導入流路22Bの壁
に対し、センサ収納空間25側から流体主流路
12へ向けて、穿設工具等を用いて流体流れ方
下流側へ斜めに壁面を除去するような加工
施して形成される。
すなわち、この実施形態の圧力導入流路22B
、流体主流路12側の入口開口面積がセンサ
納空間25側の出口開口面積より狭くなってい
るので、流体主流路12を流れる流体中の圧縮
流体が圧力導入流路22B及びセンサ収納空間2
5内へ流入しにくい形状となっている。
さらに、上述した圧力導入流路22Bは、流体
れ方向下流側の壁面に形成された傾斜面28A
備えているので、開口面積の狭い入口開口
ら入り込んだ圧縮性流体は、傾斜面28Aに導
れて圧力導入流路22B内に滞留することなく
流側へ流出する。
従って、流体主流路12を流れる流体に含 れている圧縮性流体が圧力導入流路22B内に り込んでも、この圧縮性流体は流体流れ方 下流側の入口開口面積を広げる傾斜面28Aに って容易に流出するので、流体主流路12から T字状に上方へ分岐した圧力導入流路22B内に いて、センサ本体23と流体との間に滞留する ことを防止または抑制できる。このため、圧 縮性流体は、センサ本体23の受圧面が存在す センサ収納空間25内へ入り込みにくくなる で、センサ本体23の受圧面と液体との間に圧 縮性流体が滞留し、流体主流路12を流れる流 から動圧変動の影響を受けるなどして、圧 測定が不安定になることを防止できるよう なる。すなわち、センサ本体23の受圧面は 流体主流路12Bを流れる流体圧力(静圧)を直接 受けることができるので、正確で安定した圧 力測定を行うことができる。
上述した第2の実施形態の構成を採用しても
、差圧流量計20を構成する第1圧力センサ21A及
び第2圧力センサ21Bの圧力測定が安定するこ
により、両圧力センサ21A,21Bにより得られる
圧も正確で安定したものとなるので、差圧
換算により得られる測定流量Qfの精度や信
性が向上する。
さらに、上述した差圧流量計20の測定値を
いて流量調整弁60の開度制御を行う流量コン
トローラ10は、測定流量Qfの精度や安定性が
上することにより、流体主流路12を流れる測
定流量Qfの流体流量コントロール精度が向上
る。
このように、上述した本発明によれば、流
中に含まれる空気等の圧縮性流体が圧力検
部であるセンサ本体23の周辺に滞留するこ
を防止できるので、圧力センサ21A,21Bの検出
が正確になる。従って、この圧力センサ21A,
21Bを構成要素とする差圧式流量計20で測定さ
る流量精度が向上し、さらに、差圧式流量
20で測定した流量測定値(測定流量Qf)を用い
流量制御弁60の開度制御を行う流量コント
ーラ10も、その流量コントロール精度が向上
する。
なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
範囲内において適宜変更することができる
