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Patent Searching and Data


Title:
PRINTED BOARD AND METHOD FOR PRODUCING THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/025059
Kind Code:
A1
Abstract:
A plate thickness portion (25a) of uniform thickness is defined on a plate material (25). Inner edge of a tapered portion (25b) is connected to the edge of the plate thickness portion (25a). The tapered portion (25b) decreases the thickness of the plate material (25) as it approaches the outer edge. A flexible printed board (26) sectioning a conductive pattern (28) is stuck to the surface of the plate material (25). The conductive pattern (28) is established from the surface of the plate thickness portion (25a) to the surface of the tapered portion (25b). When such a printed board (15) is produced, the plate thickness portion (25a) and the tapered portion (25b) are defined previously on the plate material (25). The flexible printed board (26) is stuck to the surface of the plate thickness portion (25a) and the surface of the tapered portion (25b). The conductive pattern (28) is established extremely easily on the surface of the plate material (25) without pressing the plate material (25). Damage on the plate material (25) and peeling of the conductive pattern (28) are prevented surely.

Inventors:
ISHIKAWA KOJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/066396
Publication Date:
February 26, 2009
Filing Date:
August 23, 2007
Export Citation:
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Assignee:
FUJITSU LTD (JP)
ISHIKAWA KOJI (JP)
International Classes:
H05K3/40; H05K1/11
Foreign References:
JPS63131161U1988-08-26
JPH03126289A1991-05-29
JP2006237112A2006-09-07
Attorney, Agent or Firm:
YAMAZAKI, Kaoru (8th Floor GSK Kudan Building,6-10, Kudan-minami 4-chom, Chiyoda-ku Tokyo 74, JP)
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Claims:
 板材に規定されて、均一な厚みで広がる板厚部の表面、および、前記板材に規定されて内縁で前記板厚部の縁に接続され、外縁に近づくにつれて前記板材の厚みを減少させるテーパー部の表面にフレキシブルプリント基板を貼り付け、前記板厚部の表面から前記テーパー部の表面に導電パターンを前記フレキシブルプリント基板の表面で確立する工程を備えることを特徴とするプリント基板の製造方法。
 請求項1に記載のプリント基板の製造方法において、前記テーパー部の外縁から外側にはみ出るフレキシブルプリント基板を除去する工程をさらに備えることを特徴とするプリント基板の製造方法。
 板材に規定されて均一な厚みで広がる板厚部、および、前記板材に規定されて内縁で前記板厚部の縁に接続され、外縁に近づくにつれて前記板材の厚みを減少させるテーパー部、前記板厚部の表面および前記テーパー部の表面に貼り付けられて、前記板厚部の表面から前記テーパー部の表面に導電パターンを確立するフレキシブルプリント基板とを備えることを特徴とするプリント基板。
Description:
プリント基板およびその製造方

 本発明は、例えばグラフィックボートや モリボード、PCIボードといったカードエッ コネクタ型のプリント基板およびその製造 法に関する。

 例えば特許文献2に開示されるように、いわ ゆるカードエッジ型のプリント基板は広く知 られる。このプリント基板は、板厚部および テーパー部を規定する板材を備える。板厚部 は均一な厚みで広がる。板厚部の外縁にはテ ーパー部が接続される。テーパー部は、外縁 に近づくにつれて板材の厚みを減少させる。 板厚部の表面からテーパー部の表面に導電パ ターンが確立される。導電パターンはテーパ ー部の外縁まで延びる。

日本国特開平9-204943号公報

日本国特開平10-335020号公報

 プリント基板の製造にあたって、同文献 図3に示されるように、均一な厚みの板材の 表面および裏面に導電パターンが形成される 。板材にはプレス加工が施される。こうして 板材は所定の位置で押し潰される。その後、 板材は切断される。こうして板材にはテーパ ー部が確立される。しかしながら、プレス加 工では板材の変形量は極めて小さい。しかも 、板材の押し潰しに基づき導電パターンが剥 離したり、板材や導電パターンが破損したり してしまう。

 本発明は、上記実状に鑑みてなされたも で、導電パターンの損傷を確実に防止する とができるプリント基板の製造方法を提供 ることを目的とする。

 上記目的を達成するために、第1発明によ れば、板材に規定されて、均一な厚みで広が る板厚部の表面、および、板材に規定されて 内縁で板厚部の縁に接続され、外縁に近づく につれて板材の厚みを減少させるテーパー部 の表面にフレキシブルプリント基板を貼り付 け、板厚部の表面からテーパー部の表面に導 電パターンをフレキシブルプリント基板の表 面で確立する工程を備えることを特徴とする プリント基板の製造方法が提供される。

 こうした製造方法によれば、板材には予 板厚部およびテーパー部が規定される。板 の形状は自由に設計されることができる。 かも、板厚部の表面およびテーパー部の表 にはフレキシブルプリント基板が貼り付け れる。板材の表面には極めて簡単に導電パ ーンが確立される。しかも、板材にはプレ 加工は施されないことから、板材の破損や 電パターンの剥離は確実に防止される。

 加えて、こうした製造方法によれば、板 が予め形作られることから、テーパー部の の設計に基づきプリント基板の縁の幅は決 される。その結果、テーパー部の縁の幅は 単に設定されることができる。したがって 例えばコネクタ内の端子同士の間隔が小さ ても、プリント基板の縁はコンタクトギャ プに円滑に差し込まれることができる。

 プリント基板の製造方法は、テーパー部 外縁から外側にはみ出るフレキシブルプリ ト基板を除去する工程をさらに備えればよ 。こうしてはみ出るフレキシブルプリント 板が除去されることから、フレキシブルプ ント基板のサイズは大まかに設定されても い。フレキシブルプリント基板の除去位置 テーパー部の外縁から外側でもよくテーパ 部の外縁の内側でもよい。こうした除去位 の設定に基づきプリント基板の縁の幅は簡 に決定される。

 以上のような製造方法によれば、板材に 定されて均一な厚みで広がる板厚部、およ 、板材に規定されて内縁で板厚部の縁に接 され、外縁に近づくにつれて板材の厚みを 少させるテーパー部、板厚部の表面および ーパー部の表面に貼り付けられて、板厚部 表面からテーパー部の表面に導電パターン 確立するフレキシブルプリント基板とを備 るプリント基板が製造される。

 こうしたプリント基板の製造にあたって 前述されるように、板材には予め板厚部お びテーパー部が規定される。板材の形状は 由に設計されることができる。しかも、板 部の表面およびテーパー部の表面にはフレ シブルプリント基板が貼り付けられる。板 の表面には極めて簡単に導電パターンが確 される。しかも、板材にはプレス加工は施 れないことから、板材の破損や導電パター の剥離は確実に防止される。

プリント基板ユニットの構造を概略的 示す部分拡大斜視図である。 図1の2-2線に沿った断面図である。 カードエッジコネクタプリント基板の 造を概略的に示す 板材およびフレキシブルプリント基板 用意する工程を概略的に示す断面図である 板材にフレキシブルプリント基板を貼 付ける工程を概略的に示す断面図である。 フレキシブルプリント基板の表面にレ スト膜を形成する工程を概略的に示す断面 である。 レジスト膜の表面にめっき膜を形成す 工程を概略的に示す断面図である。 レジスト膜を除去する工程を概略的に す断面図である。 フレキシブルプリント基板を切断する 程を概略的に示す断面図である。 板材およびフレキシブルプリント基板 を用意する工程を概略的に示す断面図である 。 図2に対応し、カードエッジコネクタ リント基板をコネクタに差し込む様子を概 的に示す断面図である。

 以下、添付図面を参照しつつ本発明の一 施形態を説明する。

 図1はプリント基板ユニット11の構造を概 的に示す。このプリント基板ユニット11は リント基板12を備える。プリント基板12には プリント基板12の表面から垂直方向に立ち がるコネクタ13が実装される。コネクタ13は ウジング14を備える。ハウジング14はプリン ト基板12の表面に受け止められる。コネクタ1 3はいわゆるカードエッジコネクタソケット 構成する。

 ハウジング14には例えば長方形のカード ッジコネクタプリント基板15が差し込まれる 。カードエッジコネクタプリント基板15はプ ント基板12に対して垂直姿勢に保持される コネクタ13の働きでカードエッジコネクタプ リント基板15はプリント基板12に対して電気 に接続される。こういったカードエッジコ クタプリント基板15は、例えばマザーボード に装着されるグラフィックボートやメモリボ ード、PCIボード、その他のプリント基板に相 当する。

 図2に示されるように、ハウジング14には 1端子すなわち弾性端子金具21の固定端が固 される。弾性端子金具21の固定端はハウジ グ14から外側に突き出る。例えばハウジング 14がプリント基板12の表面に受け止められる 、弾性端子金具21の固定端はプリント基板12 貫通する。プリント基板12の裏面には第2端 すなわち導電パッド22が配置される。弾性 子金具21の固定端は導電パッド22に例えばは だ付けされればよい。こうした弾性端子金 21は例えば導電性の金属材から構成されれ よい。

 弾性端子金具21は、ハウジング14内でハウ ジング14の底面から立ち上がりつつ固定端か 先端の自由端に向かって延びる。個々の弾 端子金具21には、ハウジング14の底面から立 ち上がりつつ相互に接近する第1平板片21aが 画される。第1平板片21aの先端には、相互に 隔しつつ自由端まで延びる第2平板片21bが連 結される。第1平板片21aおよび第2平板片21bの には屈曲域21cが形成される。この屈曲域21c 2つの弾性端子金具21は最も接近し合う。2つ の屈曲域21cの間にカードエッジコネクタプリ ント基板15が挟み込まれる。屈曲域21cには第1 平板片21aから十分な押し付け力が付与される 。1対の弾性端子金具21の働きでカードエッジ コネクタプリント基板15はハウジング14内に 固に保持される。カードエッジコネクタプ ント基板15の離脱は阻止される。

 カードエッジコネクタプリント基板15は 材25を備える。板材25は、均一な厚みで広が 長方形の板厚部25aを規定する。長方形の一 で板厚部25aの縁は直線上を延びる。この縁 はテーパー部25bの内縁が接続される。テー ー部25bは、その外縁に近づくにつれて板材2 5の厚みを減少させる。板厚部25aおよびテー ー部25bは一体化される。板材25は例えばガラ スエポキシ樹脂といった樹脂材料から構成さ れる。カードエッジコネクタプリント基板15 テーパー部25bの外縁すなわち板材25の縁か ハウジング14内に受け入れられる。

 カードエッジコネクタプリント基板15は 板材25の表面および裏面に貼り付けられるフ レキシブルプリント基板26を備える。フレキ ブルプリント基板26は板厚部25aの表面およ テーパー部25bの表面に貼り付けられる。貼 付けにあたって例えばエポキシ樹脂系の接 剤が用いられる。フレキシブルプリント基 26は絶縁層27を備える。絶縁層27は例えばポ イミド樹脂の薄板から構成される。

 絶縁層27の表面には第2端子すなわち導電 ターン28が形成される。導電パターン28は板 厚部25aの表面からテーパー部25bの表面まで延 びる。導電パターン28はテーパー部25bの外縁 ら板厚部25aに向かって延びる。カードエッ コネクタプリント基板15にはスルーホール29 が形成されてもよい。スルーホール29はカー エッジコネクタプリント基板15の表面およ 裏面の導電パターン28を電気的に接続する。 導電パターン28やスルーホール29は例えば銅 ら構成される。

 図3を併せて参照し、カードエッジコネク タプリント基板15では導電パターン28はテー ー部25bの外縁まで延びればよい。導電パタ ン28は、テーパー部25bの外縁に直交する垂直 方向に延びる。導電パターン28の周囲ではフ キシブルプリント基板26の絶縁層が露出す 。導電パターン28は弾性端子金具21に並列に びる。弾性端子金具21の屈曲域21cは、板厚 25aの表面で導電パターン28に接触する。こう してカードエッジコネクタプリント基板15上 配線パターン28とプリント基板12上の導電パ ッド22は電気的に接続される。

 次に、カードエッジコネクタプリント基 15の製造方法を簡単に説明する。まず、図4 示されるように、板材25が用意される。板 25は例えば金型に基づき成型される。ただし 、板材25は削り出しに基づき形成されてもよ 。こうして板材25には板厚部25aおよびテー ー部25bが規定される。テーパー部25bの縁は ればよい。ただし、縁には平坦面が区画さ てもよい。その一方で、フレキシブルプリ ト基板26が予め形成される。フレキシブルプ リント基板26の絶縁層27の表面には予め導電 ターン28や導電パターン31が形成される。

 図5に示されるように、板材25の表面およ 裏面にはフレキシブルプリント基板26が貼 付けられる。貼り付けにあたって例えばエ キシ樹脂系の接着剤が用いられればよい。 レキシブルプリント基板26の可撓性に基づき フレキシブルプリント基板26は板厚部25aの表 からテーパー部25bの表面に沿って広がる。 ーパー部25bの縁よりも外側ではフレキシブ プリント基板26同士が貼り付けられる。こ とき、導電パターン28はテーパー部25bの縁よ りも外側に延びればよい。

 図6に示されるように、導電パターン31の 置で板材25およびフレキシブルプリント基 26に貫通孔32が形成される。貫通孔32の形成 、図7に示されるように、貫通孔32の外側で レキシブルプリント基板26の表面にはレジス ト膜33が形成される。レジスト膜33の形成時 貫通孔32の開口は塞がれる。貫通孔32内にレ スト膜33の進入は回避される。その後、フ キシブルプリント基板26の表面にはめっき膜 34が形成される。めっき膜34の形成時、貫通 32の開口は開放される。めっき膜34には銅が いられる。その後、レジスト膜33は除去さ る。こうして、図8に示されるように、導電 ターン31およびめっき膜34でスルーホール29 形成される。

 その後、テーパー部25bの縁に沿ってフレ シブルプリント基板26は切断される。その 果、図9に示されるように、テーパー部25bの よりも外側にはみ出るフレキシブルプリン 基板26は除去される。こうしてカードエッ コネクタプリント基板15が製造される。フレ キシブルプリント基板26の切断位置は、テー ー部25bの縁から外側に規定されてもよく、 ーパー部25bの縁よりも内側に規定されても い。ここでは、図9から明らかなように、テ ーパー部25bの縁よりも外側でフレキシブルプ リント基板26は切断される。

 以上のような製造方法によれば、板材25 は予め板厚部25aおよびテーパー部25bが規定 れる。板材25は例えば金型に基づき成型され ることから、板材25の形状は自由に設計され ことができる。しかも、板厚部25aの表面お びテーパー部25bの表面にはフレキシブルプ ント基板26が貼り付けられる。板材25の表面 には極めて簡単に導電パターン28が確立され 。しかも、板材25にプレス加工は施されな ことから、板材25の破損や導電パターン28の 離は確実に防止される。

 加えて、こうした製造方法によれば、板 25が予め形作られることから、テーパー部25 bの縁の設計に基づきカードエッジコネクタ リント基板15の縁の幅Wは決定される。その 果、テーパー部25bの縁の幅Wは例えば0.3mm程 に簡単に設定されることができる。したが て、屈曲域21c、21c同士の距離すなわちコン クトギャップが小さくても、カードエッジ ネクタプリント基板15の縁は屈曲域21c、21c同 士の間に円滑に差し込まれることができる。

 図10に示されるように、フレキシブルプ ント基板26の大きさは板材25の大きさに合わ 込まれてもよい。フレキシブルプリント基 26の貼り付けにあたってフレキシブルプリ ト基板26の縁はテーパー部25bの縁に位置合わ せされればよい。その後、前述と同様に製造 されればよい。こうした製造方法によれば、 前述と同様の作用効果が実現される。しかも 、テーパー部25bの縁から外側にフレキシブル プリント基板26のはみ出しは回避されること ら、はみ出したフレキシブルプリント基板2 6の除去作業は省略される。

 以上のようなカードエッジプリント基板2 5は、テーパー部25bの縁からコネクタ13のハウ ジング14内に差し込まれる。このとき、図11 示されるように、テーパー部25bの表面に形 される導電パターン28が弾性端子金具21の平 部21bや屈曲域21cに接触する。カードエッジ リント基板25の差し込みに応じて弾性端子 具21は導電パターン28の表面を摺動すること ら、弾性端子金具21と板材25との接触は確実 に回避される。板材25の削れは確実に防止さ る。コネクタ13のハウジング14内に塵埃粉の 落下は回避される。