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Patent Searching and Data


Title:
PRINTER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/117617
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a printer for printing a continuous sheet having a position detection mark. The printer has constantly operating mark detecting function and feed quantity detecting function. Furthermore, the printer is provided with a mechanism which operates in sheet feeding mode (mark detection mode) using the mark detecting function and sheet feeding mode (feeding quantity detection mode) using the set feeding quantity detecting function. When an error is generated in the mark detecting function, the sheet feeding mode is switched from the mark detection mode to the feed quantity detecton mode to continue printing operation.

Inventors:
SAKURAI HIROSHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/053414
Publication Date:
October 02, 2008
Filing Date:
February 27, 2008
Export Citation:
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Assignee:
CITIZEN HOLDINGS CO LTD (JP)
SAKURAI HIROSHI (JP)
International Classes:
B41J11/42
Foreign References:
JP2005231053A2005-09-02
JPH082034A1996-01-09
JPS61254367A1986-11-12
JPH07196237A1995-08-01
JPH04323071A1992-11-12
JPH04347670A1992-12-02
JPH04275172A1992-09-30
JPH0584995A1993-04-06
JP2002205872A2002-07-23
Other References:
See also references of EP 2141023A4
Attorney, Agent or Firm:
TAKEMOTO, Shoji et al. (15-12 Toranomon 1-chomeMinato-ku, Tokyo, JP)
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Claims:
 ラベル用紙及びタグ用紙などの連続用紙に設けられたラベル間のギャップまたはマーク等を検出するマーク検出センサと、
 印字動作を制御する制御部とを有し、
 前記マーク検出センサの検出結果に基づいてマーク位置を基準として連続用紙を印字位置に位置決めして印字を行うマーク検出モードと、予め設定した単位用紙長に基づいて用紙送り量を基準として連続用紙を印字位置に位置決めして印字を行う送り量検出モードとを有するプリンタであって、
 前記制御部は、前記マーク検出モードと前記送り量検出モードとを同時に動作させ、前記マーク検出モードにおけるマーク位置の検出と、前記送り量検出モードにおける単位用紙長の検出のうち、先に検出された方の検出結果を基準として連続用紙を印字位置に位置決めして印字を行わせる、
 前記のプリンタ。
 ラベル用紙及びタグ用紙などの連続用紙に設けられたラベル間のギャップまたはマーク等を検出するマーク検出センサと、
 印字動作を制御する制御部とを有し、
 前記マーク検出センサの検出結果に基づいてマーク位置を基準として連続用紙を印字位置に位置決めして印字を行うマーク検出モードと、予め設定した単位用紙長に基づいて用紙送り量を基準として連続用紙を印字位置に位置決めして印字を行う送り量検出モードとを有するプリンタであって、
 前記制御部は、前記マーク検出モードで動作中に前記マーク検出センサの検出結果にマーク検出エラーが生じた場合に前記送り量検出モードに切り換えて印字動作を継続させる、
 前記のプリンタ。
 前記制御部は、前記マーク検出モードで動作中に前回のマーク検出位置からマーク間送り量または単位用紙長に達しても次のマークが検出されない場合をマーク検出エラーと判断する、請求項2に記載のプリンタ。
 前記制御部は、前記マーク検出モードで動作中に前回のマーク検出位置からマーク間送り量または単位用紙長をあらかじめ設定した値だけ超過しても次のマークが検出されない場合をマーク検出エラーと判断する、請求項2に記載のプリンタ。
 前記制御部は、用紙送りを前記マーク検出モードから前記送り量検出モードに切り換えた後、マークが検出されたとき、用紙送りを前記マーク検出モードに復帰させ印字動作を継続させる機能を備えている、請求項3または4に記載のプリンタ。
 前記制御部は、用紙送りを前記マーク検出モードから前記送り量検出モードに切り換えた後、マーク間送り量を単位として設定された単位の用紙送りが連続したとき、印字動作を停止させる機能を備えている、請求項3または4に記載のプリンタ。
 前記連続用紙は連続したラベルまたはタグであり、また、前記マークはそれらラベルまたはタグに形成される切欠きまたは孔などの貫通部分である、請求項1または2に記載のプリンタ。
Description:
プリンタ

 本発明は、用紙送り用の位置検出マーク 付されている連続用紙に印字を行うプリン に関する。

 ラベルやタグに印字をしたり、連続用紙 所定区画ごとにデータを繰り返し印字して 票とするプリンタでは、ラベルやタグある は通常の連続紙における所定の区画に印字 適切に行えるように、用紙の位置を正しく 握している必要がある。このため、この種 印字には位置検出マーク付きの連続用紙が いられる。この連続用紙のマークは、セン が検出可能な黒マーク、孔、切欠きであっ り、または、ラベル用紙のように台紙上に ベルが等間隔に配置されているような連続 紙ではラベル間のギャップであったりする これらのマークはいずれも、光電素子の受 出力に変化を与える構成のものが多い。

 そして、前記タイプのプリンタは、印字 作中に用紙位置検出センサが何らかの理由 位置検出マークを検出できなかったときは 用紙位置検出エラーが発生したと判断して 後の印字動作を停止する。すなわち、外乱 、黒マークの印刷不良、孔の貫通不良など おそらくはそのときだけの不測の原因で用 位置検出センサが正常にマークを検出でき かったときは(その次のマークは正常に検出 できたはずであったとしても)、プリンタの 字動作を途中で停止してしまう。

 位置検出マーク付き連続用紙に印字する リンタは下記の特許文献に記載されている 、それらのいずれも前記問題を取り扱って ない。

 例えば、ラベル用紙に印字するプリンタ おいて、ラベル用紙そのものの有無とラベ における印字部位の検出を単一の用紙検出 段(センサ)で行い、設備コスト、製造コス を低減させることを課題としたものが特開 07-196237号公報に記載されている。

 ラベル用紙に印字するプリンタにおいて 「紙無しエラー」のステータス信号をどの イミングで発信するかを課題としたもので ラベル紙に印字中は、その印字中にエラー 号が入ってもその場で印字動作を止めず、 のラベルに対する印字が終了してから「紙 しエラー」のステータス信号を発信してプ ント動作を停止するようにしたことが特開 04-323071号公報に記載されている。

 ラベル用紙独特の紙詰まりを防止するた に、センサを配置してカッター作動時にこ センサによりラベル用紙が検出されないと はラベルの発行(印字)を停止するようにし ことが特開平04-347670号公報に記載されてい 。

 位置検出マークが無い通常の連続紙と、 ベル用紙(連続した台紙にラベルを複数配置 したもの)の双方を利用できるプリンタにお て、通常の連続紙であるのかラベル用紙で るのかを自動的に判別して用紙送りのモー を定め、用紙の種類を変えるたびに手動で リンタの設定を変更する必要を無くしたこ が特開平04-275172号公報、特開平05-084995号公 、特開2002―205872号公報に記載されている。

 この発明は、位置検出マーク付き連続用 に印字をするプリンタにおいて、用紙位置 出センサが何らかの理由で位置検出マーク 検出できなかったときでも、印字動作を継 させることができるプリンタを提供するこ を目的とする。

 本発明による、位置検出マーク付き連続 紙に印字を行うプリンタは、その位置検出 ークを検出する機能(マーク検出機能)と、 定した用紙送り量を検出する機能(設定送り 検出機能)とを備え、マーク検出機能を利用 した用紙送りモード(マーク検出モード)と設 送り量検出機能を利用した用紙送りモード( 送り量検出モード)で動作できる構造を備え いる。

 前記マーク検出モードでは、ラベル用紙 びタグ用紙などの連続用紙に設けられたラ ル間のギャップまたはマーク等をマーク検 センサでもって検出する。そして、このマ ク検出センサの検出結果に基づいてマーク 置を基準として連続用紙を印字位置に位置 めして印字を行う。一方、前記送り量検出 ードでは、予め設定した単位用紙長に基づ て用紙送り量を基準として連続用紙を印字 置に位置決めして印字を行う。

 前記のマーク検出機能及び設定送り量検 機能は、印字動作中常時動作している。プ ンタの制御部は、マーク検出機能にエラー 生じたとき、印字における用紙送りをマー 検出モードから送り量検出モードに切り換 る。こうすることで、プリンタの制御部は 印字動作を停止することなく継続する。

 前記制御部は、送り量検出モードで用紙 送っている間にマークを検出すれば、直ち 用紙送りモードをその送り量検出モードか マーク検出モードに切り換える。ただし、 ークが検出されないまま送り量検出モード よる用紙送りがマーク間送り量(用紙長)の 倍になるまで続くような場合には、印字動 を停止する。これは、送り量検出モードで 用紙送りが連続すると、用紙搬送経路にお るすべりなどの原因で、実際の用紙送り量 の間に誤差が蓄積する虞があるのと、用紙 れを検出できない場合があることによる。

 この発明では、前記マーク検出モードと 記送り量検出モードが同時に動作している で、プリンタを起動した最初の印字動作は 前記マーク検出モードにおけるマーク位置 検出と前記送り量検出モードにおける単位 紙長の検出のうち、先に検出された方の検 結果を基準として連続用紙が印字位置に位 決めされ、印字が行なわれる。その後の印 動作はそのまま先に検出された結果のモー で進行させてもよく、あるいは、前記のよ に、マークが検出された場合には、マーク 出モードに切り換えても良い。

 本発明によるプリンタによれば、連続用 の印字動作において、マークが検出されな ために印字動作が中断される事態を避ける とができる。

 通常はマーク検出モードで連続用紙を送 て印字動作をする。印字動作中に、位置検 マークの検出が何らかの理由でエラーとな と、直ちにマーク検出モードから送り量検 モードに切り替わり、送り量検出モードで って用紙が送られ印字動作が続行される。 のように、本発明によれば、印字動作が中 されないので、印字のための作業能率が改 される。なお、送り量検出モードで用紙が られている間、位置検出マークが検出され と直ちにマーク検出モードへ戻るようにす ことで、用紙送りの正確さを維持すること できる。

 なお、先に検出された検出結果を基準と て連続用紙が印字位置に位置決めされ、そ 後の印字動作はそのまま先に検出された方 結果のモードで進行させる設定にすると、 のプリンタは、検出マークのない通常の連 紙へ印字するのか、それとも検出マーク付 の連続用紙へ印刷をするのかを自己判断す こととなる。

本発明にかかるプリンタの一実施例の 略図ある。 図1のプリンタにおける制御部の機能を 説明するための図である。 位置検出マークを備えた連続用紙の第 一例を示す平面図である。 位置検出マークを備えた連続用紙の第 二例を示す平面図である。 位置検出マークを備えた連続用紙の第 三例を示す平面図である。 図2に示す制御部のCPUが実行する動作手 順を説明するためのフローチャートである。

 図1は、本発明の一実施例にかかるプリン タ1であって、その要部のみを模式的に示し いる。このプリンタ1において、位置検出マ ク付き連続用紙2は、ラベル用紙であって、 連続した台紙3の上面にラベル4が一定の間隔d 1(ギャップ)を持って配置されている。プリン タ1における連続用紙2の搬送経路5は直線で表 示されている。

 搬送経路5に沿って、位置検出センサ6、 字ヘッド7とプラテン8、及び送りローラ9が れぞれ配置されている。送りローラ9はフィ ドモータ10により駆動され、その回転量す わち用紙の送り量は送り量検出器11で検出さ れる。プリンタ1は、図2に示すように、制御 12を備え、前記の位置検出センサ6の出力、 び送り量検出器11の出力は、制御部12の入力 部12aに基本制御サイクルごとに取り込まれ、 制御部12におけるRAM12dに記録される。なお、 置検出センサとして、切欠きや孔を検出す 場合には透過式の光学センサを使用し、ま 黒マークを検出する場合には反射式の光学 ンサを使用する。

 フィードモータ10及び印字ヘッド7は、そ ぞれの駆動ドライバを介して制御部12の出 部12eに接続され、制御部12によってその駆動 が制御される。なお、制御部12の入力部12aに 、プリンタ1の外部から印字データが入力さ れる。印字データは制御部12の出力部12eを介 て印字ヘッド7のドライバに伝達される。RAM 12dには、送り量検出器11からの出力を送り量 して記録する用紙長カウンタ及び用紙単位 ウンタの領域が設けられている。用紙単位 ウンタは、単位用紙長d2(後述)を単位として カウントする。

 ROM12cには、後述のマーク検出モードのプ グラム及び送り量検出モードのプログラム 及び印字動作に必要なその他のプログラム 格納されている。CPU12bはこれらのプログラ 及び設定されたパラメータに基づいて印字 作を統括し制御している。CPU12bが行う処理 のものは通常のプリンタの制御装置におけ CPU12bが行う処理と格別に変わるところはな 。

 図3A-図3Cは、連続用紙2に設けられた位置 出マークのそれぞれの例を示す。

 図3Aに示す連続用紙2の場合、位置検出マ ク13は黒マークであり、連続用紙の印刷さ ない側の面に一定の間隔d2で印刷されている 。この連続用紙2は、印字後に一定間隔で切 することによりレシートや帳票として利用 れる。前記の間隔(マーク間の間隔)d2は、一 の印字動作で送られるマーク間送り量に等 く、また、使用される用紙の長さ(用紙長) あり、連続紙全体からすると印字動作の単 となる単位用紙長の寸法と言うことができ 。

 図3Bに示す連続用紙2の場合、位置検出マ ク13は三角形の切欠き15である。この連続用 紙2は、タグ14が連続した形態となっており、 タグ14とタグ13との間はミシン目によって個 に切り取りが可能にされている。そして、 続用紙2のその用紙送り方向左右両側であっ タグ間の境界箇所に、位置検出マーク13と ての三角形の切欠き15を形成している。また 、個々のタグ14の中央部で用紙送り方向やや 流側には糸通し用の小孔16が形成されてい 。この小孔16も位置検出マーク13として利用 ることができる。

 図3Cに示す連続用紙2の場合、位置検出マ ク13はラベル4間の隙間である。この連続用 2は、連続した台紙3の上面に複数のラベル4 所定間隔で配置したラベル用紙であって、 ベル4とラベル4との間には間隔d1の隙間があ って、この部分は台紙3だけとなっている。 のようなラベル用紙では、それら隙間を位 検出マーク13として利用することができる。 例えば、位置検出センサが光電式の場合には 、このラベル4間の隙間の部分とラベル4の位 とでは透光量が異なるので、閾値などを利 してこの隙間の位置を判別することができ 。

 以下に制御部12のCPU12bが実行する動作に いて図4のフローチャートを参照して説明す 。

 図3Aに示す連続用紙2をセットしプリンタ1を 駆動すると、CPU12bは、ROM12c中のプログラムを 読み取り、まず、ステップs1で用紙長カウン と用紙単位カウンタをリセットする。なお 使用する連続用紙2の単位用紙長d2はあらか め入力しRAM12dの所定領域に設定しておく。
〔位置検出動作〕
 ステップs2で、フィードモータ10を駆動し、 同時に用紙長カウンタが用紙送り量のカウン トを開始する。

 ステップs3で位置検出マーク13を検出したか どうか判断する。用紙送りを開始した当初は 位置検出マーク13をまだ検出できないので、 テップs9に移行し、ここで、用紙長カウン の値が、設定した単位用紙長d2に達している かどうか判断する。用紙送りを開始した当初 は、用紙長カウンタの値はまだ設定した単位 用紙長d2に達していないから(ステップs9の判 no)、ここからステップs2に戻る。以下、用 が送られて位置検出マーク13が検出されるま で(ステップs3の判断yesとなるまで)、このス ップs3-ステップs9-ステップs2-ステップs3の処 理(位置検出ループでの処理)を繰り返し実行 る。
〔マーク検出モードの動作〕
 こうして位置検出ループ処理(ステップs3-ス テップs9-ステップs2-ステップs3の処理)を繰り 返し実行している間にやがて位置検出マーク 13が検出されると(ステップs3の判断yes)、ステ ップs4で用紙単位カウンタをリセットし、ス ップs5で用紙長カウンタをリセットし、さ に、ステップs6で印刷を開始する。印刷の動 作は通常の場合と同様であって、位置検出マ ーク13の位置を基準として印字開始位置へ連 用紙2を送り、その位置で印字を開始する。 このステップs6では単位用紙長の領域(一枚の ラベル範囲)に印字をし、その印字終了信号 得てステップs7に移行する。

 ステップs7では、予定枚数のラベルすべ に印字を済ませたかどうかを判断し、まだ ませていなければ(ステップs7の判断no)ステ プs2に戻り、次の印字動作に移行する。この ステップs3-ステップs4-ステップs5-ステップs6- ステップs7-ステップs2-ステップs3の処理(マー ク検出モードの印字動作)を、予定枚数のラ ルに印字が終了したと判断できるまで繰り し実行する。

 このマーク検出モードの印字動作(ステッ プs3-ステップs4-ステップs5-ステップs6-ステッ プs7-ステップs2-ステップs3の繰り返し処理)を 実行して、予定枚数のラベルの印字を済ませ ると(ステップs7の判断yes)、ステップs8に移行 して、フィードモータ10を停止し、印字動作 終了する。ラベルの印字が予定枚数に達し どうか判断するためには別途に枚数カウン システムを利用する。枚数カウントシステ は周知なものを利用できる。

 前記のマーク検出モードでの印字動作(ス テップs3-ステップs4-ステップs5-ステップs6-ス テップs7-ステップs2-ステップs3の繰り返し処 )を実行中、ステップs3でマークが検出され くなったときは、マーク検出モードのルー を脱してステップs9に移行する。ここで、 続用紙の送り量がまだ単位用紙長d2に達して いなければ(ステップs9の判断no)ステップs2に 行する。すなわち、マークが検出されず、 続用紙の送り量が単位用紙長d2に達してい い限り、前述の位置検出ループ(ステップs3- テップs9-ステップs2-ステップs2)の処理を繰 返し実行する。

 実在するはずのマークが何らかの理由で検 されないまま(ステップs3の判断no)位置検出 ープの処理を繰り返している間に連続用紙 送り量が単位用紙長d2に達することになる( テップs9の判断yes)。すると、ステップs9か ステップs10へ移行する。
〔送り量検出モードの動作〕
 ステップs10で用紙単位カウンタで1をカウン トし、その結果、用紙単位カウンタのカウン ト値が3になったかどうかステップs11で判定 る。カウント値がまだ3になっていなければ ステップs5-ステップs6-ステップs7(予定した べての印刷が終了していないので、このス ップの判断はno)-ステップs2―ステップs3(マ クはいまだ検出されないので、このステッ の判断はno)-ステップs3の処理(送り量検出モ ードでの印字動作)を繰り返し実行する。こ 送り量検出モードでの印字動作は、マーク 検出してその検出マークに基づく印字動作 はなく、送り量(単位用紙長)を検出してその 検出送り量に基づいて行う印字動作である。

 こうしてマークが検出されないまま(ステ ップs3の判断no)、送り量検出モードでの印字 作(ステップs5-ステップs6-ステップs7-ステッ プs2-ステップs3-ステップs3の繰り返し処理)を 連続して2回実行すると、ステップs11で用紙 ウンタのカウント値が3になる。このような 況では、搬送経路における用紙のすべりな を考慮すると、以後印字が正確な位置に行 れる可能性は低いと想定して、安全のため 送り量検出モードのループを脱してステッ s11からステップs12に移行し、ここで用紙検 エラーを表示し、次にステップs8に移行し フィードモータを停止し、印字動作を中断 る。用紙切れの場合も同様に印字動作を中 する。

 前記のように、図4に示す処理の流れでは 、全体としてみると、印字動作は、連続用紙 の位置検出マーク13が正常に検出され続けて る限りは、その位置検出マーク13に基づい 実行するが(マーク検出モード)、もし、何ら かの理由で位置検出マーク13が検出できなく ったときは、マーク検出モードのループを して送り量検出モードのループに入り(ステ ップs3→ステップs9)、単位用紙長位置を検出 、その検出した位置を基準として印字動作 実行する(送り量検出モード)。そして、送 量検出モードで印字中にマークがまた検出 れれば、送り量検出モードのループを脱し 元のマーク検出モードのループに入り(ステ プs3→ステップs4)、位置検出マーク13に基づ いて印字動作を通常どおり実行する。一方、 送り量検出モードで印字中にマークがなかな か検出されなければ(例えば、単位用紙長の2 に相当する用紙を送ってもなおマークが検 されなければ)、安全のため印字動作を中断 する。

 前記実施例では、マーク検出モードによ 印字動作に代えての送り量検出モードでの 字動作を、あらかじめ設定された単位用紙 の数倍の送りに達しない限り、連続して実 するので、マークが1回か2回程度検出され かったとしても印字動作の中断は生じない

 実施例では、ステップs11における用紙単 カウンタの値(判断基準)を3としているが、 情に応じて適切に設定することができる。

 実施例では、ステップs9で用紙長カウン の値が単位用紙長に到達したか否かを判断 ているが、単位用紙長(マーク間送り量)を設 定値f1だけ超過してもマークが検出されない 合とすることもできる。値f1は、用紙の滑 等を考慮して適切に設定する値であり、例 ば、5mmである。値f1を設定したときは印字位 置の割り出しにこの値f1を勘案する計算プロ ラムとする。




 
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