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Patent Searching and Data


Title:
PRINTER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/011377
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a printer, which is simple in constitution to avoid the large size of a folder and which can cut a web reliably thereby to cope with the paper clogging at a parallel-folded portion.A rotary press (1) comprises a first nipping roller portion (35) for feeding a web (19) to be transferred in a transfer direction, to the downstream side. Further comprised is a transverse sewing device (37) disposed on the downstream side of the first nipping roller portion (35) and including a transverse sewing drum (59) having a sewing blade (73) extending axially on the circumference, and a receiving drum (61) having a sewing blade receiving portion (81) of the sewing blade (73), thereby to work the web (19) for forming perforations (ME) to make a fold. Still further comprised is a second nipping roller unit (39) disposed on the downstream side of the transverse sewing device (37), for applying a tension to the web (19) thereby to feed it to a parallel folding portion on the downstream side. The transverse sewing drum (59) includes a cutting blade (77), which is so mounted thereon as to extend in an intersecting direction to intersect a transfer direction (30), thereby to cut the web (19) selectively between itself and the receiving drum (61).

Inventors:
SHICHIJO, Kunihiro (C/O Paper & Printing Machinery Division, MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES LTD., 1-1, Itozaki Minami 1-Chome, Mihara-sh, Hiroshima 93, 7290393, JP)
七條 邦裕 (〒93 広島県三原市糸崎南一丁目1番1号 三菱重工業株式会社 紙・印刷機械事業部内 Hiroshima, 7290393, JP)
Application Number:
JP2008/062888
Publication Date:
January 22, 2009
Filing Date:
July 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. (16-5, Konan 2-chome Minato-k, Tokyo 15, 1088215, JP)
三菱重工業株式会社 (〒15 東京都港区港南二丁目16番5号 Tokyo, 1088215, JP)
SHICHIJO, Kunihiro (C/O Paper & Printing Machinery Division, MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES LTD., 1-1, Itozaki Minami 1-Chome, Mihara-sh, Hiroshima 93, 7290393, JP)
International Classes:
B65H35/04; B26D1/40; B65H45/28
Foreign References:
JPH115669A1999-01-12
JPH01110093U1989-07-25
JPH0789669A1995-04-04
JP2001080816A2001-03-27
Attorney, Agent or Firm:
FUJITA, Takaharu et al. (Mitsubishijuko Yokohama Bldg. 24F, 3-1 Minatomirai 3-chome, Nishi-ku, Yokohama-sh, Kanagawa 12, 2200012, JP)
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Claims:
 印刷され、搬送方向に搬送されるウェブに張力を付与して下流側へ送り込む第一張力付与部と、
 該第一張力付与部の下流側に設置され、周面に軸線方向に延設されたミシン刃を有する横ミシン胴および該ミシン刃のミシン刃受部を有する受胴を備え、前記ウェブに折り目となるミシン目を加工する横ミシン装置と、
 該横ミシン装置の下流側に設置され、前記ウェブに張力を付与して下流側の平行折部へ送り込む第二張力付与部と、を備えた印刷機であって、
 前記横ミシン胴に前記搬送方向に交差する交差方向に延在するように取り付けられ、前記受胴との間で選択的に前記ウェブを切断する断裁刃が備えられている印刷機。
 前記横ミシン胴と前記平行折部との間に前記ウェブを機外に選択的に案内する案内部材が備えられている請求項1に記載された印刷機。
 前記断裁刃の先端と前記受胴の表面との距離を調整する間隔調整部材が備えられている請求項1または請求項2に記載された印刷機。
 前記間隔調整部材は、前記横ミシン胴を移動させるものである請求項3に記載された印刷機。
 前記断裁刃は半径方向に出没可能に取り付けられ、
 前記間隔調整部材は、前記断裁刃を前記横ミシン胴に対して半径方向に移動させるものである請求項3に記載された印刷機。
 前記断裁刃は、鋸刃状とされている請求項1から請求項5のいずれかに記載された印刷機。
 前記断裁刃は、2枚用いられ、それらが周方向に隣接し、前記交差方向にずれて設置されている請求項6に記載された印刷機。
 前記断裁刃は、前記ミシン刃に対して前記横ミシン胴の軸線中心を挟んだ位置に設置されている請求項1から請求項7のいずれかに記載された印刷機。
 前記断裁刃として、前記ミシン刃が用いられる請求項1から請求項5のいずれかに記載された印刷機。
 前記ミシン刃に周方向に隣接し、前記軸線方向に移動可能に設けられた第二ミシン刃を備えている請求項9に記載された印刷機。
 
Description:
印刷機

 本発明は、印刷機に関するものである。

 印刷機の折機には、ウェブ搬送部からの ェブに張力を付与して下流側へ送り込む上 ニッピングローラおよび下部ニッピングロ ラ、上部ニッピングローラと下部ニッピン ローラとの間に配設されてウェブに折目と る横ミシン目を加工する横ミシン胴、下部 ッピングローラのウェブ搬送方向下流側に 設され、ウェブを所定長さに断裁して平行 りした折帳とする平行折部、平行折部から 折帳を搬送する搬送ベルト部、搬送ベルト で搬送される折帳を搬送方向に沿って二つ り(直角折り)して直角折帳を形成するチョ パ装置、各折帳を下流側に受け渡す羽根車 羽根車からの折帳を機外へ搬出する排出コ ベヤ等備えられている。

 このような折機において、運転中になんら の原因でウェブが平行折部以降の部分に詰 ったり、巻き付いたりすると、その部分に 計な応力が発生し、予期せぬ故障を誘発す 恐れがある。
 特に、印刷作業の開始時には、ウェブの張 が未だ安定していないので、ウェブは幅方 に蛇行(紙流れ)したり、縦切りまたは縦折 された左右の紙幅も不揃いの状態になった する。この変形したり、あるいは皺の生じ 断裁紙や折帳によって、平行折部で紙詰ま が発生しやすい。
 このため、従来から折機の平行折部の搬送 向上流側にウェブ切断装置を設け、紙詰ま や紙の巻き付きなどが生じた場合、このウ ブ切断装置によりウェブを切断し、後続の ェブを折機の外部へ排出するようにしてい (たとえば、特許文献1~特許文献3参照)。

特開平11-5669号公報

特開2003-212434号公報

特開2000-143089号公報

 このウェブ切断装置としては、ウェブに対 て進退する断裁刃を備え、紙詰り等を検出 ると、この断裁刃をウェブに向けて進出さ てウェブを切断し、同時に空気を噴き付け 後続のウェブを機外に案内するものがほと どであった。
 これらは、印刷運転中のようにウェブが高 で移動している場合には、ウェブに大きな 力がかかっているので、ウェブを確実に切 することができる。しかしながら、印刷作 の開始時のように、ウェブの張力が不安定 たるみがある場合には、切断がうまく行わ ない恐れがあった。
 また、切断する位置によっては、紙通し作 を行う必要がある。この作業のためには機 に放出したウェブを切り離す必要があるが ウェブに張力がかかっていない状況となる で、この切断方式では切断できず、手作業 ウェブを切断するなど手間のかかる作業と っていた。

 このため、たとえば、特許文献1および特許 文献2に示されるように、種々の改良が提案 れているが、ウェブの張力が不十分な場合 確実な切断処理に十分対応できているとは えない。
 また、特許文献3に示されるように、平行折 部における断裁手段を用いてどのような状況 であろうとウェブを確実に切断できるものが 提案されている。
 しかしながら、これは切断されたウェブを 胴側に保持させるために鋸胴に選択的に動 させる針装置を備え、かつ、折胴の針装置 非作動状態あるいは作動状態を切り換える 動手段を備える必要がある。このため、折 および鋸胴の構造が複雑となる。また、鋸 の下方に切断されたウェブを機外へ排出す 排出コンベヤを備えていることもあって、 機が大型化する。さらに、平行折部の入口 すなわち、折胴および鋸胴の係合部で紙詰 が生じた場合には、十分に機能しない。

 また、鋸胴に針装置を設けず、折胴に受け された切断されたウェブを、外側から折胴 に移動する引剥部材によって折胴から引き がすようにしたものが提案されている。
 しかしながら、これは折胴に引剥部材を突 込むための溝が必要になるので、通常作業 に切断されたウェブがこの溝によってキズ けられる恐れがある。
 また、確実にウェブを折胴から引き剥がす めにその時点で折胴の針装置を抜くように ることになるが、この動作を行える針装置 するために針装置の構造が複雑となる。
 折胴の下方に落下する切断されたウェブの 理が難しくなる。

 本発明は、上記問題点に鑑み、構造が簡 で、折機の大型化を避け、ウェブを確実に 断でき、平行折部の紙詰りに対処できる印 機を提供することを目的とする。

 上記課題を解決するために、本発明は以下 手段を採用する。
 すなわち、本発明の一態様は、印刷され、 送方向に搬送されるウェブに張力を付与し 下流側へ送り込む第一張力付与部と、該第 張力付与部の下流側に設置され、周面に軸 方向に延設されたミシン刃を有する横ミシ 胴および該ミシン刃のミシン刃受部を有す 受胴を備え、前記ウェブに折り目となるミ ン目を加工する横ミシン装置と、該横ミシ 装置の下流側に設置され、前記ウェブに張 を付与して下流側の平行折部へ送り込む第 張力付与部と、を備えた印刷機であって、 記横ミシン胴に前記搬送方向に交差する交 方向に延在するように取り付けられ、前記 胴との間で選択的に前記ウェブを切断する 裁刃が備えられている印刷機である。

 本態様によれば、印刷され、搬送方向に搬 されるウェブは、第一張力付与部および第 張力付与部によって張力を付与され、平行 部へ搬送される。その際、第一張力付与手 および第二張力付与部の間で横ミシン装置 よって折り目となるミシン目が加工される
 平行折部以降の部分に紙詰まりや紙の巻き きなどが生じた場合、横ミシン胴に取り付 られた断裁刃が作用し、ウェブを受胴と協 して搬送方向に交差する交差方向に切断す 。断裁刃は切断後に非作用状態とされるの 、切断されたウェブの上流側は、連続して 流側に搬送され、横ミシン装置の下流側で 宜手段によって機外に排出される。
 平行折部等の紙詰まりや紙の巻き付きが解 されると、ウェブは横ミシン装置を通過し いるので、横ミシン胴に取り付けられた断 刃を作用させ、ウェブを受胴と協働して搬 方向に交差する交差方向に切断する。この 断位置よりも下流側のウェブはそのまま機 へ排出され、上流側のウェブは第二張力付 部を通って張力を付与され平行折部に供給 れる。これにより、簡単に印刷作業に戻る とができる。

 このように、ウェブは一方の面が受胴で支 された状態で断裁刃によって切断されるの 、印刷作業の開始時等におけるウェブの張 が未だ不安定な場合および機外へ排出中で 力がほとんど作用していない場合でもウェ を確実に切断することができる。
 また、もともと備えられている横ミシン装 を活用するので、装置の大型化を防止する とができるし、平行折部における構造の複 化を防止することができる。
 なお、この場合、受胴に断裁刃を弾性的に ける断裁刃受部を備えるようにするのが望 しい。

 上記態様では、前記横ミシン胴と前記平 折部との間に前記ウェブを機外に選択的に 内する案内部材が備えられていることが好 である。

 このように、横ミシン胴と平行折部との間 ウェブを機外に選択的に案内する案内部材 備えられているので、ウェブが横ミシン胴 備えられた断裁刃によって切断されたタイ ングで案内部材を作動させると、案内部材 切断位置よりも上流側のウェブを機外に案 することができる。
 このように、切断された上流側のウェブは 外に案内されるので、除去作業を容易に行 ことができる。

 上記態様では、前記断裁刃の先端と前記 胴の表面との距離を調整する間隔調整部材 備えられている構成としてもよい。

 このように、断裁刃の先端と受胴の表面と 距離を調整する間隔調整部材が備えられて るので、間隔調整手段によって断裁刃の先 と受胴の表面との距離をウェブが切断でき ように設定することも、ウェブを切断でき いように設定することができる。
 したがって、間隔調整部材によって断裁刃 ウェブを選択的に切断することができる。

 上記構成では、前記間隔調整部材は、前記 ミシン胴を移動させるものであることが好 である。
 このようにすると、横ミシン装置が備えて るミシン刃を選択的に作用させる機構を活 することができるので、追加の部材がその 少なくすることができ、安価に製造するこ ができる。

 上記構成では、前記断裁刃は半径方向に出 可能に取り付けられ、前記間隔調整部材は 前記断裁刃を前記横ミシン胴に対して半径 向に移動させるものとしてもよい。
 このようにすると、間隔調整部材が移動さ る重量を小さくできるので、断裁刃をすば く移動させることができる。このため、断 刃は切断位置に移動され、次いで切断位置 ら戻される周期を短縮できるので、ウェブ 移動速度の高速化に対応、言い換えると、 速で移動するウェブでも切断することがで る。

 上記態様では、前記断裁刃は、鋸刃状とさ る構成としてもよい。
 このようにすると、ウェブを断裁する際、 断領域が順次拡大するので、切断に伴う衝 を緩和することができる。

 上記構成では、前記断裁刃は、2枚用いられ 、それらが周方向に隣接し、前記交差方向に ずれて設置されてもよい。
 このようにすると、断裁刃が切断までに受 側に押し込まれる押込量を1枚のものに比べ て小さく、すなわち、切断時に断裁刃が半径 方向に移動する距離を小さくできるので、切 断に伴う衝撃を緩和することができるととも にウェブの移動速度の高速化に比較的対応す ることができる。

 また、上記態様では、前記断裁刃は、前 ミシン刃に対して前記横ミシン胴の軸線中 を挟んだ位置に設置されていてもよい。

 このように、断裁刃は、ミシン刃に対して ミシン胴の軸線中心を挟んだ位置に設置さ ているので、断裁刃がウェブを切断する位 は折目となるミシン目が加工される位置と 相が180°ずれる、すなわち、平行折部で断 される断裁位置と一致することになる。
 したがって、印刷作業に戻る際に断裁刃で 断された位置が断裁位置と一致するので、 流側のウェブが平行折部で断裁される際、 れ端が発生することを防止できる。このた 、ウェブの切れ端が発生しないので、それ 平行折部内に残留し悪影響を及ぼす恐れを くすことができる。

 上記態様では、前記断裁刃として、前記 シン刃が用いられる構成としてもよい。

 横ミシン胴と受胴との間隔を一層小さくし ミシン刃が受胴のミシン刃受部に深く押し まれるようにすると、ウェブを切断するこ ができる。
 このように、ミシン刃を断裁刃として用い と、別途断裁刃を備える必要がなくなるの 、その分構造が簡素化され、安価に製造す ことができる。

 上記構成では、前記ミシン刃に周方向に 接し、前記軸線方向に移動可能に設けられ 第二ミシン刃を備えていてもよい。

 このようにすると、第二ミシン刃を軸線方 に移動させることによって、ミシン刃およ 第二ミシン刃の刃形を一致させることもず すこともできる。
 ミシン刃および第二ミシン刃の刃形を一致 せると、従来と同様なミシン目を加工する とができる。
 また、両者をずらすと、切断までに受胴側 押し込まれる押込量をミシン刃1枚のものに 比べて小さく、すなわち、切断時に半径方向 に移動する距離を小さくできるので、ウェブ の移動速度の高速化に比較的対応してウェブ を切断することができるし、加工されるミシ ン目の長さを調整することができる。

 本発明によれば、横ミシン胴に搬送方向に 差する交差方向に延在するように取り付け れ、受胴との間で選択的にウェブを切断す 断裁刃が備えられているので、印刷作業の 始時等におけるウェブの張力が未だ不安定 場合および機外へ排出中で張力がほとんど 用していない場合でもウェブを確実に切断 ることができる。
 また、もともと備えられている横ミシン装 を活用するので、装置の大型化を防止する とができるし、平行折部における構造の複 化を防止することができる。

本発明の第一実施形態にかかる輪転印 機の全体概略構成を示す正面図である。 本発明の第一実施形態にかかる折機の 口部分の概略構成を示す部分正面図である 本発明の第一実施形態にかかる横ミシ 装置の端部概略構成を示す部分横断面図で る。 本発明の第一実施形態にかかる横ミシ 胴がミシン目加工位置にいる時のミシン刃 係合関係を示す部分断面図である。 本発明の第一実施形態にかかる横ミシ 胴がミシン目加工位置にいる時の断裁刃の 合関係を示す部分断面図である。 本発明の第一実施形態にかかる横ミシ 胴が断裁位置にいる時の断裁刃の係合関係 示す部分断面図である。 本発明の第一実施形態にかかるウェブ ミシン目と断裁位置の関係を示す部分平面 である。 本発明の第一実施形態にかかる断裁刃 別の実施態様を示す部分正面図である。 本発明の第一実施形態にかかる断裁刃 さらに別の実施態様を示す部分正面図であ 。 本発明の第二実施形態にかかる横ミシ ン胴が断裁位置にいる時のミシン刃の係合関 係を示す部分断面図である。 本発明の第二実施形態にかかるミシン 刃を示す部分正面図である。 本発明の第二実施形態にかかるミシン 刃の別の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の第二実施形態にかかるミシン 刃の別の実施形態を示す部分正面図である。 本発明の第二実施形態にかかるミシン 刃の別の実施形態を示す部分正面図である。 本発明の第三実施形態にかかる断裁刃 部分の概略構成を示す部分断面図である。

符号の説明

1 輪転印刷機
19 ウェブ
20 折帳
30 搬送方向
35 第一ニッピングローラ部
37 横ミシン装置
39 第二ニッピングローラ部
40 ガイド
41 鋸胴
43 折胴
45 咥え胴
59 横ミシン胴
61 受胴
65 偏心軸受
67 駆動シリンダ
73 ミシン刃
74 第二ミシン刃
77 断裁刃
81 ミシン刃受部
83 断裁刃受部

 以下に、本発明にかかる実施形態について 図面を参照して説明する。
〔第一実施形態〕
 以下、本発明の第一実施形態について、図1 ~図7を用いて説明する。
 本実施形態は、本発明をウェブの両面に多 印刷を行うブランケット対向型の輪転印刷 に適用したものである。
 図1は、輪転印刷機(印刷機)1の全体概略構成 を示す正面図である。
 輪転印刷機1には、ウェブ19の搬送方向に沿 て、給紙装置3と、インフィード装置5と、 刷部7と、乾燥装置9と、冷却装置11と、ウェ パス部13と、折機15と、が備えられている。

 給紙装置3はウェブ19を供給するものであり ウェブ19がロール状に巻かれた紙ロール21が 2個保持できるように構成されている。
 一方の紙ロール21から給紙されている場合 、他方の紙ロール21が装着され、紙継ぎ準備 がなされる。一方の紙ロール21のウェブ19が り少なくなると、他方の紙ロール21のウェブ 19に紙継ぎされる。そして、他方の紙ロール2 1からウェブ19が供給されている間に一方の紙 ロール21が装着され紙継ぎ準備がなされる。
 このようにして、ウェブ19は給紙装置3から 送方向の下流側へ向けて連続的に繰り出さ ることになる。

 インフィード装置5は、給紙装置3からのウ ブ19の張力を調整して印刷部7へ供給する機 を有する。
 印刷部7には、印刷色数に相当する個数だけ 印刷ユニット23が設けられている。
 本実施形態では、印刷ユニット23は4ユニッ 設けられており、それぞれスミ、シアン、 ゼンダおよびイエローを印刷し、これらの 色を利用してカラー印刷を行うものである

 印刷ユニット23には、版胴25とブランケット 胴27との組が2組設けられている。それぞれの 組のブランケット胴27はウェブ19を挟んで対 して配置されており、相互に印圧を付与し う機能を有している。
 それぞれの版胴25の周面には、図示を省略 た湿し装置およびインキ装置が設けられて る。湿し装置は、版胴25の周囲に取り付けら れた刷版に湿し水を供給し、インキ装置は刷 版にインキを供給するものである。

 乾燥装置9は、印刷部7によって両面に印刷 れたウェブ19を加熱し乾燥する機能を有して いる。
 冷却装置11には、複数の冷却ドラム29が設け られており、乾燥装置9で加熱されたウェブ19 が各冷却ドラム29の周面に接するように通過 せられることによってウェブ19を冷却して る。

 ウェブパス部13は、ウェブ19の張力を調節し 、三角板31によりウェブ19を搬送方向に沿っ 半分に折り折機15に供給する機能を有し、必 要によってウェブ19を縦断する切断機能を有 ている。
 三角板31は、ウェブ19を縦折りし、あるいは 、幅の狭いウェブ19はそのままで、ウェブ19 面の進行方向を90度回転させるものである。
 リードインローラ33は、間隔を空けて配置 れた一対のローラで構成されており、三角 31からの縦折りされたウェブ19を下方に案内 るものである。

 折機15には、第一ニッピングローラ部(第一 力付与部)35と、横ミシン装置37と、第二ニ ピングローラ部(第二張力付与部)39と、ガイ (案内部材)40と、鋸胴41と、折胴43と、咥え 45と、搬送ベルト部47と、チョッパ折装置49 、直角折り用羽根車51と、平行折り用羽根車 53と、排出コンベア55,57とが備えられている
 図2は、折機15の入口部を示す正面図である 図3は、横ミシン装置37の端部構造を示す部 横断面図である。

 第一ニッピングローラ部35は、ウェブ19を挟 むように配置された一対のローラで構成され ている。
 これらのローラの周速度は搬送方向30上流 のウェブ19の移動速度よりも若干早くされて おり、上流側のウェブ19に張力を付与すると もにウェブ19を下流側へ送り込む機能を有 るものである。

 横ミシン装置37には、横ミシン胴59と、受胴 61とが備えられている。
 横ミシン胴59は、略円筒形状をしたローラ ある。横ミシン胴59の両端部はフレーム63に 動可能に取り付けられた偏心軸受65によっ 回転自在に支持されている。フレーム63には 、偏心軸受65を回動させる駆動シリンダ(間隔 調整部材)67が取付けられている。

 横ミシン胴59の周面には、軸線中心MOを挟ん で略対向する位置にそれぞれ軸線方向(搬送 向30に交差する交差方向に含まれる)に沿っ 略全幅に亘る溝69,71が備えられている。
 溝69には、ミシン刃73を固定支持するミシン 刃支持部材75が固定して取り付けられている ミシン刃73は、溝69の略全長に亘り延設され た鋸刃である。ミシン刃73の先端部は、横ミ ン胴59の周面よりも外周側に突出するよう 構成されている。

 溝71には、直刃状である断裁刃77を固定支持 する断裁刃支持部材79が固定して取り付けら ている。
 断裁刃77の先端部は、横ミシン胴59の周面よ りも外周側に突出するように構成されている 。また、断裁刃77の先端部は、ミシン刃73が シン目を加工する時に受胴61表面に位置する 部分よりも内側(軸線中心MO側)に位置してい 。

 受胴61は、略円筒形状をしたローラである 受胴61の両端部はフレーム63に軸受79によっ 回転自在に支持されている。
 受胴61の周面には、軸線中心UOを挟んで略対 向する位置にそれぞれ軸線方向に沿って略全 幅に亘るミシン刃受部81および断裁刃受部83 備えられている。
 ミシン刃受部81および断裁刃受部83は、それ ぞれ刃の食い込みを許容する材料で構成され ている。

 横ミシン胴59および受胴61は、一方の軸端部 で図示しない駆動手段によって相互に反対方 向に回転駆動されている。
 横ミシン胴59および受胴61は、ミシン刃受部 81がミシン刃73と、断裁刃受部83が断裁刃77と 合するように同期して回転駆動されている

 偏心軸受65が回動されると、横ミシン胴59の 軸線中心Oの位置が移動し、受胴61の軸線中心 UOとの距離、言い換えると、対向する横ミシ 胴59の表面および受胴61の表面の間隔が変化 する。
 横ミシン胴59は、対向する横ミシン胴59の表 面および受胴61の表面の間隔が異なる少なく も待機位置T、ミシン目加工位置Mおよび断 位置Dに位置できるようにされている。

 待機位置Tに位置するとき、対向する横ミシ ン胴59の表面および受胴61の表面の間隔はミ ン刃73の先端部がミシン刃受部81に当接しな 程度、言い換えると、ミシン目が加工され い程度とされている。
 ミシン目加工位置Mに位置するときにおける 対向する横ミシン胴59の表面および受胴61の 面の間隔KMはミシン刃73の先端部が図4に示さ れるようにミシン刃受部81に食い込みミシン ME(図7参照)を加工できる程度とされている

 このミシン目加工位置Mにあるとき、断裁刃 77の先端部は図5に示されるように断裁刃受部 83と係合しない。
 断裁位置Dに位置するときにおける対向する 横ミシン胴59の表面および受胴61の表面の間 KDは、断裁刃77の先端部が図6に示されるよう に断裁刃受部83に食い込みウェブ19を切断で る程度とされている。

 第二ニッピングローラ部39は、ウェブ19を挟 むように配置された一対のローラで構成され ている。
 これらのローラの周速度は搬送方向30上流 のウェブ19の移動速度よりも若干早くされて おり、上流側のウェブ19に張力を付与すると もにウェブ19を下流側へ送り込む機能を有 るものである。
 横ミシン装置37と第二ニッピングローラ部39 との間および第二ニッピングローラ部39と折 43との間には、ウェブ19面の両側を案内する 複数対の通路ガイド85が備えられている。

 ガイド40は、第二ニッピングローラ部39の下 流側における通路ガイド85が存在しない位置 備えられている。
 ガイド40は、ウェブ19の一面(折胴)側に配置 れた略矩形状をした板材である。ガイド40 面部は、ウェブ19の面に対して大きく、たと えば、約70°、傾斜して配置されている。ガ ド40はその面部に沿ってウェブ19の他面(鋸胴 41)側に向け、ウェブ19の通路を越えて移動す ように構成されている。

 鋸胴41、折胴43および咥え胴45は、ウェブ19 所定長さ(切断長)に切断し、切断されたウェ ブ19を搬送方向30略中間位置を折目として前 が重なるように二つ折り(平行折り)して折帳 を形成するものであり、本発明の平行折部を 構成している。
 平行折部としては本実施形態のような鋸胴4 1、折胴43および咥え胴45で構成された、いわ る三胴式に限らず、折胴43および咥え胴45で 構成される、いわゆる二胴式等適宜形式のも のが用いられる。

 鋸胴41の周面には、ウェブ19の断裁位置COを 断する2組の切断刃が略180度間隔で設けられ ている。
 折胴43の周面には、2組の折ブレードが略180 間隔で設けられている。また、ウェブ19を 送する2組の針装置が略180度間隔で設けられ いる。さらに、針装置の近傍には鋸胴41の 断刃を受ける受部が備えられている。
 咥え胴45の周面には、二組の咥え部材が略18 0度間隔で設けられている。この咥え部材は 胴43の折ブレードと対応する位置に位置する ように設定されている。

 搬送ベルト部47は、それぞれ幅方向に分離 て略平行に配置された無端状の複数のベル で構成され、咥え胴45から受け渡された折帳 を上下から挟持して後工程に搬送するもので ある。
 チョッパ折装置49は、搬送ベルト部47の搬送 方向30における中間位置に設けられている。
 チョッパ折装置49は、搬送ベルト部47によっ て搬送される折帳を、搬送方向30に延在する 目に沿って二つ折り(チョッパ折りまたは直 角折りという)したチョッパ折帳を形成する 能を有している。

 直角折り用羽根車51は、チョッパ折装置49の 下方に設置され、チョッパ折り(直角折り)さ たチョッパ折帳を排出コンベア55に受け渡 ものである。
 平行折り用羽根車53は、搬送ベルト部47の下 流端下方に設置され、チョッパ折装置49によ てチョッパ折りされずに搬送される折帳20 排出コンベア57に受け渡すものである。

 以上、説明した本実施形態にかかる輪転印 機1の動作について説明する。
 まず、印刷動作について説明する。
 給紙装置3から繰り出されるウェブ19は、イ フィード装置5によって張力が調整され印刷 部7の印刷ユニット23へ供給される。
 各印刷ユニット23において、湿し水とイン とが供給されることによって版胴25の周面に 取り付けられた刷版に形成された画像が、ブ ランケット胴27に転写される。これがブラン ット胴27,27の間を通過するウェブ19の両面に 転写され、印刷される。

 ウェブ19は4個の印刷ユニット23を通過する とによって、スミ、シアン、マゼンダおよ イエローを印刷され、カラー印刷される。
 各印刷ユニット23を通過してカラー印刷さ たウェブ19は乾燥装置9で加熱されインキが 燥される。
 次いで、ウェブ19は、冷却装置11の各冷却ド ラム29の周面に接するように通過し、各冷却 ラム29によって冷却される。ウェブ19はウェ ブパス部13で張力を調節され、三角板31によ て、縦折りされて折機15に供給される。

 折機15では、ウェブ19は第一ニッピングロー ラ部35および第二ニッピングローラ部39によ て下流側に送り出され、相互に反対方向に 転している鋸胴41と折胴43との間に導入され 。
 このとき、必要に応じて横ミシン装置37に って折り目となるミシン目MEが加工される。 ミシン目MEは、折胴43の折りブレードが突き される位置に加工される。したがって、ミ ン目MEは図7に示されるように鋸胴41によって 切断される断裁位置CO間の略中間位置に加工 れることになる。
 ミシン目MEの加工が不要の場合は、横ミシ 胴59はミシン刃73がミシン刃受部81に係合し い待機位置Tに位置させられている。

 駆動シリンダ67を作動して横ミシン胴59を待 機位置Tからミシン目加工位置Mへ移動させる 、横ミシン胴59および受胴61の回転に伴い横 ミシン胴59のミシン刃73が受胴61のミシン刃受 部81に食い込み、ウェブ19にミシン目MEを形成 する。
 このミシン目加工位置Mでは、断裁刃77は、 5に示されるように断裁刃受部83と係合しな 、かつ、ウェブ19とも係合しないので、ウ ブ19を切断することはない。

 折胴43は、搬送されるウェブ19の先端部に、 針装置の針を突き刺し、ウェブ19を保持しつ 回転する。
 折胴43の回転によって搬送されるウェブ19は 、断裁位置COで鋸胴41の切断刃によって切断 れる。このとき、上流側のウェブ19の先端部 は折胴43の別の針装置に保持される。

 折胴43で搬送される切断されたウェブ19は 所定の位置で折胴43から突出する折りブレー によってミシン目MEの加工位置が咥え胴45側 に押し込まれる。咥え胴45の咥え部材はこの し込まれた部分を咥え保持する。このタイ ングで折胴43の針装置が引っ込み切断され ウェブ19は前後が重なるように二つ折り(平 折り)された折帳20として咥え胴45に引き渡さ れる。

 咥え胴45に保持され、搬送される折帳20が所 定の位置に来ると咥え部材が開放され、折帳 20は搬送ベルト部47に受け渡される。
 搬送される折帳20は、搬送ベルト部47の下流 端で下方に落下され、平行折り用羽根車53の り合う羽根の間に落下し、平行折り用羽根 53の回転に伴い下方に運ばれ、排紙コンベ 57の上に落下する。
 このようにして、折帳20は排紙コンベア57の 上に順次落下しつつ搬送されるので、瓦屋根 状に積み重なった状態で搬送される。

 一方、搬送ベルト部47で搬送される折帳20が 、途中でチョッパ折り装置49によって搬送方 に沿って二つに折られ、下方へ押し込まれ こともある。
 チョッパ折り装置49で折り込まれた折帳は タイミングを計って回転している直角折り 羽根車51の隣り合う羽根の間に落下し、直角 折り用羽根車51の回転に伴い下方に運ばれ、 紙コンベア55の上に落下する。
 このようにして、チョッパ折り装置49で折 込まれた折帳は排紙コンベア55の上に順次落 下しつつ搬送されるので、瓦屋根状に積み重 なった状態で搬送される。

 次に、平行折部に紙詰まりや紙の巻き付き 発生した場合の動作について説明する。
 上述した印刷作業の開始時には、ウェブ19 移動速度が低速であるので、ウェブ19の張力 が未だ安定していない。このためウェブ19は 方向に蛇行(紙流れ)したり、縦切りまたは 折りされた左右の紙幅も不揃いの状態にな ているので、変形したり、あるいは皺の生 た断裁紙や折帳によって、平行折部で紙詰 りや紙の巻き付きが発生しやすい。

 平行折部で紙詰まりや紙の巻き付きが発生 た場合、断裁刃77が受胴61に対向するタイミ ングを計って駆動シリンダ67を作動し、横ミ ン胴59を断裁位置Dへ移動させる。これによ 、横ミシン胴59の断裁刃77が図6に示される うに受胴61の断裁刃受部83に食い込み、ウェ 19を軸線方向(搬送方向30に交差する交差方 )に切断する。
 断裁刃77の切断動作には横ミシン装置37が備 えているミシン刃73を選択的に作用させる機 を活用しているので、切断のための追加の 材が不要となり、安価に製造することがで る。

 断裁刃77がウェブ19を切断すると、その直後 に駆動シリンダ67は反対方向に作動し、横ミ ン胴59を受胴61から離隔する方向に移動させ る。移動後、横ミシン胴59は、たとえば、ミ ン目加工位置Mあるいは待機位置Tに位置さ られる。
 したがって、断裁刃77は一度ウェブ19を切断 した後は非作用状態とされるので、ウェブ19 切断された位置よりも上流側は、連続して 流側に搬送される。

 このとき、横ミシン胴59の断裁位置Dへの移 と同期してガイド40が図2に実線で示される 機位置からウェブ19の通路の方向へ進出さ られ、二点鎖線で示される排出位置へ位置 せられる。
 切断された位置よりも上流側のウェブ19は 通路ガイド85および第二ニッピングローラ部 39で案内され、ガイド40に至る。ガイド40に至 ったウェブ19の先端部(下流側端部)はガイド40 によって鋸胴41の外側、すなわち、機外へ案 されるので、ウェブ19は順次連続して機外 排出される。

 この状態で、平行折部の紙詰まりや紙の巻 付きを取り除く。これらが解消されると、 外へ排出されているウェブ19は横ミシン装 37を通過しているので、駆動シリンダを作動 させ、横ミシン胴59を断裁位置Dへ移動させる 。これにより、横ミシン胴59の断裁刃77が図6 示されるように受胴61の断裁刃受部83に食い 込み、ウェブ19を軸線方向(搬送方向30に交差 る交差方向)に切断する。
 断裁刃77がウェブ19を切断すると、その直後 に駆動シリンダ67は反対方向に作動し、横ミ ン胴59をミシン目加工位置Mあるいは待機位 Tに位置させる。

 このように、ウェブ19は一方の面が受胴61で 支持された状態で断裁刃77によって切断され ので、印刷作業の開始時等におけるウェブ1 9の張力が未だ不安定な場合および機外へ排 中で張力がほとんど作用していない場合で ウェブ19を確実に切断することができる。
 また、もともと備えられている横ミシン装 37を活用するので、装置の大型化を防止す ことができるし、平行折部における構造の 雑化を防止することができる。

 タイミングを計ってガイド40が退没して元 待機位置に移動させられる。
 この2回目の切断位置よりも下流側のウェブ 19はそのまま機外へ排出される。
 このように、切断されたウェブ19は全て機 に案内されるので、その除去作業を容易に うことができる。
 一方、上流側のウェブ19は通路ガイド85およ び第二ニッピングローラ部39を通って鋸胴41 折胴43との間に供給される。

 このとき、断裁刃77は、ミシン刃73に対して 横ミシン胴59の軸線中心を挟んだ位置に設置 れているので、断裁刃77がウェブ19を切断す る位置は折目となるミシン目MEが加工される 置と位相が180°ずれる、すなわち、鋸胴41で 断裁される断裁位置COと一致する。
 したがって、2回目(すなわち、印刷作業を 旧させる際)に断裁刃77で切断された位置が 裁位置COと一致するので、上流側のウェブ19 鋸胴41で断裁される際、切れ端が発生する とを防止できる。このため、鋸胴41で断裁さ れる際にウェブ19の切れ端が発生しないので それが平行折部内に残留し悪影響を及ぼす れを防止できる。

 鋸胴41と折胴43との間に供給されるウェブ19 、その先端部が折胴43の針装置に保持され 搬送され、上述の印刷作業時と同様に処理 れる。
 このようにして、簡単に印刷作業に戻るこ ができる。

 なお、本実施形態では、断裁刃77は直刃を いているが、これに限定されるものではな 。
 たとえば、図8に示されるように鋸刃として もよい。このようにすると、ウェブ19を断裁 る際、切断領域が順次拡大するので、切断 伴う衝撃を緩和することができる。

 また、図9に示されるように周方向に隣接し て配置された2枚の鋸刃状の断裁刃77A,77Bを用 てもよい。この場合断裁刃77A,77Bは鋸刃の周 期が軸線方向にずれて設置されている。
 このようにすると、断裁刃77A,77Bが切断まで に断裁刃受部83に押し込まれる押込量LS2を1枚 の場合の押込量LS1に比べて小さくすることが できる。すなわち、切断時に断裁刃77A,77Bが 径方向に移動する距離を小さくできるので 横ミシン胴59という大きな重量を動かす量が 少なくなり、切断に伴う衝撃を緩和できると ともにウェブ19の移動速度の高速化に対応す ことができる。

〔第二実施形態〕
 次に、本発明の第二実施形態に係る輪転印 機1について、図10および図11を用いて説明 る。
 本実施形態は、基本的な構成は第一実施形 のものと同じで、横ミシン装置37の構成が なるだけであるので、ここではこの異なる 分について主として説明し、前述した第一 施形態と同じ部分については重複した説明 省略する。
 なお、第一実施形態と同じ部材には同じ符 を付している。

 本実施形態の横ミシン装置37では、横ミシ 胴59に第一実施形態における溝71、断裁刃77 よび断裁刃支持部材79が備えられておらず、 かつ、受胴61に断裁刃受部83が備えられてい い。
 駆動シリンダ67を作動して横ミシン胴59を断 裁位置Dにすると、ミシン刃73はミシン刃受部 81に図11に示されるように押込量LS1、すなわ 、刃元まで押し込まれるように構成されて る。これにより、ミシン刃73によってウェブ 19を切断することができる。
 すなわち、ミシン刃73が断裁刃77の機能を有 していることになる。
 一方、横ミシン胴59をミシン目加工位置Mに 置させると、ミシン刃73はミシン刃受部81に 図11に示されるように押込量LMEだけ押し込ま 、ウェブ19に長さB1のミシン目を加工するよ うに構成されている。

 このように構成された本実施形態にかかる 転印刷機1の印刷動作は第一実施形態のもの と同様であるので、ここでは重複した記載を 省略し、平行折部で紙詰まりや紙の巻き付き が発生した場合の処理について説明する。
 このような事態となると、ミシン刃73が受 61に対向するタイミングを計って駆動シリン ダ67を作動し、横ミシン胴59を断裁位置Dへ移 させる。これにより、横ミシン胴59のミシ 刃73が受胴61のミシン刃受部81に刃元まで食 込み、ウェブ19を軸線方向(搬送方向30に交差 する交差方向)に切断する。

 ミシン刃73がウェブ19を切断すると、その直 後に駆動シリンダ67は反対方向に作動し、横 シン胴59をミシン目加工位置Mあるいは待機 置Tに移動し、ウェブ19を切断しないように る。
 これにより、ミシン刃73に大きな衝撃がか らないとともに切断された位置よりも上流 のウェブ19は、連続して下流側に搬送される 。

 このとき、横ミシン胴59の断裁位置Dへの移 と同期してガイド40が待機位置からウェブ19 の通路の方向へ進出させられ、排出位置へ位 置させられる。
 切断された位置よりも上流側のウェブ19は 通路ガイド85および第二ニッピングローラ部 39で案内され、ガイド40に至る。ガイド40に至 ったウェブ19の先端部(下流側端部)から順次 続してガイド40によって鋸胴41の外側、すな ち、機外へ案内され、排出される。

 この状態で、平行折部の紙詰まりや紙の巻 付きを取り除くと、駆動シリンダ67を作動 せ、横ミシン胴59を再度断裁位置Dへ移動さ る。これにより、横ミシン胴59のミシン刃73 受胴61のミシン刃受部81に食い込み、ウェブ 19を軸線方向に切断する。
 ミシン刃73がウェブ19を切断すると、その直 後に駆動シリンダ67は反対方向に作動し、横 シン胴59をミシン目加工位置Mあるいは待機 置Tに位置させる。

 このように、ウェブ19は一方の面が受胴61で 支持された状態でミシン刃73によって切断さ るので、印刷作業の開始時等におけるウェ 19の張力が未だ不安定な場合および機外へ 出中で張力がほとんど作用していない場合 もウェブ19を確実に切断することができる。
 また、もともと備えられている横ミシン装 37を活用するので、装置の大型化を防止す ことができるし、平行折部における構造の 雑化を防止することができる。
 さらに、ミシン刃73を断裁刃77として用いる と、別途断裁刃77を備える必要がなくなるの 、その分構造が簡素化され、安価に製造す ことができる。

 タイミングを計ってガイド40が退没して元 待機位置に移動させられる。
 この2回目の切断位置よりも下流側のウェブ 19はそのまま機外へ排出される。
 このように、切断されたウェブ19は全て機 に案内されるので、その除去作業を容易に うことができる。
 一方、上流側のウェブ19は通路ガイド85およ び第二ニッピングローラ部39を通って鋸胴41 折胴43との間に供給される。

 鋸胴41と折胴43との間に供給されるウェブ19 、その先端部が折胴43の針装置に保持され 搬送され、上述の印刷作業時と同様に処理 れる。
 このようにして、簡単に印刷作業に戻るこ ができる。

 なお、本実施形態では、ミシン刃73は一枚 を用いているが、これに限定されるもので ない。
 たとえば、図12~図14に示されるように二枚 構成としてもよい。
 すなわち、ミシン刃73の周方向に隣接して 線方向に移動可能とされた第二ミシン刃74を 配置するようにしてもよい。
 このようにすると、第二ミシン刃74を軸線 向に移動させることによって、ミシン刃73お よび第二ミシン刃74の刃形を一致させること ずらすこともできる。

 ミシン刃73および第二ミシン刃74の刃形を一 致させると、従来と同様なミシン目を加工す ることができる。
 また、両者をずらすと、切断までに断裁刃 部83に押し込まれる押込量LS2をミシン刃73だ けの場合の押込量LS1に比べて小さくすること ができる。場合によって、ミシン目加工位置 Mでウェブ19の切断が行なえる可能性もある。 このように、切断時にミシン刃73,74が半径方 に移動する距離を小さくできるので、横ミ ン胴59という大きな重量を動かす量が少な なり、ウェブ19の移動速度の高速化に対応す ることができる。
 また、第二ミシン刃74をずらすことによっ 加工されるミシン目の長さB2をミシン刃73だ の場合の長さB1よりも大きい範囲で調整す ことができる。

〔第三実施形態〕
 次に、本発明の第二実施形態に係る輪転印 機1について、図15を用いて説明する。
 本実施形態は、基本的な構成は第一実施形 のものと同じで、横ミシン装置37の構成が なるだけであるので、ここではこの異なる 分について主として説明し、前述した第一 施形態と同じ部分については重複した説明 省略する。
 なお、第一実施形態と同じ部材には同じ符 を付している。

 本実施形態では、断裁刃77を支持する断裁 支持部材79が、溝71に沿って半径方向に移動 能とされている。また、断裁刃支持部材79 図示しない、たとえば、バネ等の弾性的な 段によって軸線中心MOの方向に常時付勢され ている。
 断裁刃支持部材79の軸線中心MO側端部は、偏 心軸87によって支持されている。偏心軸87の 端部は、横ミシン胴59に回動可能に支持され ており、その回転中心と断裁刃支持部材79を 持する部分の軸線中心とはずれて構成され いる。
 したがって、偏心軸87の回転によって断裁 支持部材79の支持部は半径方向に移動するの で、断裁刃77は半径方向に出没する。

 このように構成された本実施形態にかかる 転印刷機1の印刷動作は第一実施形態のもの と同様であるので、ここでは重複した記載を 省略し、平行折部で紙詰まりや紙の巻き付き が発生した場合の処理について説明する。
 このような事態となると、偏心軸87を回転 せ、断裁刃77を半径方向に突出させる。これ により、断裁刃77が受胴61の断裁刃受部83に食 い込み、ウェブ19を軸線方向(搬送方向30に交 する交差方向)に切断する。

 断裁刃77がウェブ19を切断すると、その直後 に偏心軸87を回転し、断裁刃77を半径方向内 に退没させ、ウェブ19を切断しないようにす る。
 これにより、ウェブ19の切断された位置よ も上流側を連続して下流側に搬送する。
 このとき、断裁刃77の突出と同期してガイ 40が待機位置からウェブ19の通路の方向へ進 させられ、排出位置へ位置させられる。
 切断された位置よりも上流側のウェブ19は 通路ガイド85および第二ニッピングローラ部 39で案内され、ガイド40に至る。ガイド40に至 ったウェブ19の先端部(下流側端部)から順次 続してガイド40によって鋸胴41の外側、すな ち、機外へ案内され、排出される。

 この状態で、平行折部の紙詰まりや紙の巻 付きを取り除くと、偏心軸87を回転させ、 裁刃77を再度突出させる。これにより、断裁 刃77が受胴61の断裁刃受部83に食い込み、ウェ ブ19を軸線方向に切断する。
 断裁刃77がウェブ19を切断すると、その直後 に偏心軸87を回転し、断裁刃77を半径方向内 に退没させ、ウェブ19を切断しないようにす る。

 このように、ウェブ19は一方の面が受胴61で 支持された状態で断裁刃77によって切断され ので、印刷作業の開始時等におけるウェブ1 9の張力が未だ不安定な場合および機外へ排 中で張力がほとんど作用していない場合で ウェブ19を確実に切断することができる。
 また、もともと備えられている横ミシン装 37を活用するので、装置の大型化を防止す ことができるし、平行折部における構造の 雑化を防止することができる。

 さらに、断裁刃77による切断時に移動す 部材は断裁刃77および断裁刃支持部材79であ ので、重量は小さい。このため、断裁刃77 すばやく移動させることができるので、断 刃77が切断位置に移動され、次いで切断位置 から元に戻される周期を短縮できる。したが って、ウェブ19の移動速度の高速化に対応、 い換えると、高速で移動するウェブ19でも 断することができる。

 タイミングを計ってガイド40が退没して元 待機位置に移動させられる。
 この2回目の切断位置よりも下流側のウェブ 19はそのまま機外へ排出される。
 このように、切断されたウェブ19は全て機 に案内されるので、その除去作業を容易に うことができる。
 一方、上流側のウェブ19は通路ガイド85およ び第二ニッピングローラ部39を通って鋸胴41 折胴43との間に供給される。

 鋸胴41と折胴43との間に供給されるウェブ19 、その先端部が折胴43の針装置に保持され 搬送され、上述の印刷作業時と同様に処理 れる。
 このようにして、簡単に印刷作業に戻るこ ができる。

 なお、本実施形態では、断裁刃77を半径 向に出没させるのに偏心軸87を用いているが 、これに限定されるものではなく、たとえば 、流体圧シリンダ等適宜手段を用いることが できる。

 なお、本発明はこれらの実施形態に限定 れるものではなく、本発明の要旨を逸脱し い範囲内において適宜変更することができ 。