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Title:
PROCESS FOR MANUFACTURING SEAMLESS PIPE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/126633
Kind Code:
A1
Abstract:
A process for manufacturing a seamless pipe, in which cracking at pipe end portions can be effectively prevented in the stretch rolling step by means of a mandrel mill. The process for manufacturing a seamless pipe is characterized by including the steps of carrying out stretch rolling of a pipe by means of a first rolling stand allowing the groove ellipticity defined by disposed grooved roll to satisfy the requirements of the following formula (1) and carrying out stretch rolling of the pipe by means of a second rolling stand allowing the ratio of S/R1 wherein S means an offset extent and R1 means a curvature radius of groove bottom defined by disposed grooved roll to satisfy the requirements of the following formula (2). 1.2≤groove ellipticity≤1.4 (1) S/R1≤-0.35 Ln(X)+1.43 (2) wherein X of the formula (2) means the groove bottom draft (%) at the second rolling stand.

Inventors:
SAITO, Kenichi (5-33, Kitahama 4-chome, Chuo-ku, Osaka-sh, Osaka 41, 5410041, JP)
Application Number:
JP2008/054716
Publication Date:
October 23, 2008
Filing Date:
March 14, 2008
Export Citation:
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Assignee:
Sumitomo Metal Industries, Ltd. (5-33, Kitahama 4-chome Chuo-ku, Osaka-sh, Osaka 41, 5410041, JP)
住友金属工業株式会社 (〒41 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 Osaka, 5410041, JP)
International Classes:
B21B17/02; B21B27/02; B21B17/00; B21B27/02
Attorney, Agent or Firm:
OHNAKA, Minoru (Daiichijuken Nagahoribashi-ekimae bldg. 4F, 3-6 Minamisemba 2-chome,Chuo-ku, Osaka-shi, Osaka 81, 5420081, JP)
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Claims:
 対向する2つの孔型ロールがそれぞれ配設された複数の圧延スタンドを備えるマンドレルミルによって管を延伸圧延する工程を有する継目無管の製造方法であって、
 配設された孔型ロールによって決定される孔型楕円度が下記の式(1)の条件を満足する第1圧延スタンドで管を延伸圧延する工程と、配設された孔型ロールによって決定されるオフセット量Sと溝底曲率半径R1との比S/R1が下記の式(2)の条件を満足する第2圧延スタンドで管を延伸圧延する工程と、を含むことを特徴とする継目無管の製造方法。
 1.2≦孔型楕円度≦1.4 ・・・(1)
 S/R1≦-0.35・Ln(X)+1.43 ・・・(2)
 ここで、上記式(2)におけるXは、第2圧延スタンドにおける溝底圧下率(%)を意味する。
Description:
継目無管の製造方法

 本発明は、継目無管の製造方法に関する 特に、本発明は、マンドレルミルによる延 圧延工程で管端部に割れが発生することを 果的に防止可能な継目無管の製造方法に関 る。

 マンドレルミルとして、従来より、対向 る2つの孔型ロールが各圧延スタンドに配設 され、隣接する圧延スタンド間で孔型ロール の圧下方向を90°ずらして交互に配置した2ロ ル式のマンドレルミルがよく用いられる。 のマンドレルミルでは、管の内面にマンド ルバーが挿入され、このマンドレルバーと 型ロールとの間で管が延伸圧延される。

 このマンドレルミルによる管の延伸圧延 程では、延伸圧延された管の端部(特に先端 部)に、長手方向に延びる割れが生じる場合 ある。この現象は、管の材料の高温での延 が低い場合に出現し易いと共に、後述する うに、圧延スタンドに配設された孔型ロー の孔型形状(孔型プロフィール)に関係する。

 従来、圧延スタンドに配設された孔型ロ ルの孔型形状を規定したマンドレルミルに る延伸圧延方法として、例えば、日本国特 第2582705号公報(特許文献1)、日本国特公平7-2 9127号公報(特許文献2)、日本国特許第2985719号 報(特許文献3)に記載の方法が提案されてい 。

 しかしながら、特許文献1に記載の方法は 、管内面からマンドレルバーが引き抜けなく なるストリッピングミスや、管の内面疵の発 生を防止することを目的としてなされたもの である。また、特許文献2や3に記載の方法は 管の肉厚が管の長手方向に周期的に薄くな ネッキング現象や、この現象が進行して生 る穴明き欠陥の発生を防止することを目的 してなされたものである。このため、特許 献1~3に記載の方法では、延伸圧延工程で管 部に割れが生じることを防止できない。

 本発明は、斯かる従来技術では解決でき い、マンドレルミルによる延伸圧延工程で 端部に割れが発生することを効果的に防止 能な継目無管の製造方法を提供することを 題とする。

 前記課題を解決するため、本発明者は、 伸圧延された管の端部に割れが生じる原因 分析して、以下のような知見を得た。

 (1)第1圧延スタンドで延伸圧延された管の 端部であって、且つ、第1圧延スタンドに配 された孔型ロールのフランジ部に対向する の部位に、微小な割れ(以下、「割れ起点」 いう)が生じる場合があった。具体的には、 孔型ロールのフランジ部に噛み出した管の部 位の曲率が過大であるときに、この過大な曲 率の部位に割れ起点が生じていた。

 (2)第2圧延スタンドで延伸圧延された管の 端部であって、且つ、第2圧延スタンドに配 された孔型ロールの溝底部に対向する管の 位に、上記の割れ起点よりも大きな割れが じる場合があった。本発明者は、第1圧延ス ンドで生じた割れ起点が第2圧延スタンドで 延伸圧延されることによって、この大きな割 れに進展すると考えた。具体的には、第2圧 スタンドに配設された孔型ロールの溝底部 対向する管の部位に生じる周方向の歪みが れ起点に作用することにより、割れ起点が きな割れに進展すると考えた。

 (3)従って、管端部における割れの発生を 止するには、第1圧延スタンドでの割れ起点 の発生を抑止すると共に、第2圧延スタンド の割れの進展を抑止することが肝要である 第1圧延スタンドでの割れ起点の発生を抑止 るには、上記(1)で述べた原因より、孔型ロ ルのフランジ部に噛み出した管の部位の曲 が過大となることを抑制する必要がある。 発明者は、第1圧延スタンドの孔型楕円度を 所定値以上に設定すれば、孔型ロールのフラ ンジ部に噛み出した管の部位の曲率が過大と なることを抑制でき、第1圧延スタンドでの れ起点の発生を抑止できる可能性があるこ に想到した。また、第2圧延スタンドでの割 の進展を抑止するには、上記(2)で述べた原 より、孔型ロールの溝底部に対向する管の 位に生じる周方向の歪みを抑制する必要が る。本発明者は、第2圧延スタンドの孔型ロ ールによって決定されるオフセット量Sと溝 曲率半径R1との比S/R1を所定値以下に設定す ば、孔型ロールの溝底部に対向する管の部 に生じる周方向の歪みを抑制でき、第2圧延 タンドでの割れの進展を抑止できる可能性 あることに想到した。

 本発明者は、上記の知見に基づき、種々の 件で延伸圧延試験を繰り返した結果、管端 に割れを生じさせないための条件を見出し 本発明を完成したものである。すなわち、 発明は、対向する2つの孔型ロールがそれぞ れ配設された複数の圧延スタンドを備えるマ ンドレルミルによって管を延伸圧延する工程 を有する継目無管の製造方法であって、配設 された孔型ロールによって決定される孔型楕 円度が下記の式(1)の条件を満足する第1圧延 タンドで管を延伸圧延する工程と、配設さ た孔型ロールによって決定されるオフセッ 量Sと溝底曲率半径R1との比S/R1が下記の式(2) 条件を満足する第2圧延スタンドで管を延伸 圧延する工程と、を含むことを特徴とする継 目無管の製造方法を提供するものである。
 1.2≦孔型楕円度≦1.4 ・・・(1)
 S/R1≦-0.35・Ln(X)+1.43 ・・・(2)
 ここで、上記式(2)におけるXは、第2圧延ス ンドにおける溝底圧下率(%)を意味する。

 本発明における「第1圧延スタンド」とは、 マンドレルミル入側から数えて第1番目の圧 スタンドを意味する。同様に、本発明にお る「第2圧延スタンド」とは、マンドレルミ 入側から数えて第2番目の圧延スタンドを意 味する。
 また、本発明における「第2圧延スタンドに おける溝底圧下率」とは、下記の式(3)で表さ れるXを意味する。
 X=(ti-to)/ti×100 ・・・(3)
 ここで、上記式(3)において、tiは第2圧延ス ンド入側の管の肉厚(第2圧延スタンドに配 された孔型ロールの溝底部に対向する管の 位の肉厚)を、toは第2圧延スタンド出側の管 肉厚(第2圧延スタンドに配設された孔型ロ ルの溝底部に対向する管の部位の肉厚)を意 する。肉厚tiは、例えば、第2圧延スタンド 側(第1圧延スタンド出側)に設置した肉厚計 測定可能である。また、第1圧延スタンド入 側の管の肉厚を用いることも可能である。肉 厚toは、(第2圧延スタンドにおける孔型ロー の溝底間距離-マンドレルバーの外径)/2で計 されるか、或いは、第2圧延スタンド出側に 設置した肉厚計で測定可能である。
 なお、本発明における「孔型楕円度」、「 フセット量」及び「溝底曲率半径」の意味 ついては、図面を参照して後述する。

 本発明によれば、マンドレルミルによる 伸圧延工程で管端部に割れが発生すること 効果的に防止可能である。

図1は、本発明における、孔型楕円度、 オフセット量及び溝底曲率半径の意味を説明 するための説明図である。 図2は、第1圧延スタンドの孔型楕円度 変更した場合における管の延伸圧延状態を 式的に示す縦断面図である。 図3は、第2圧延スタンドのS/R1を変更し 場合における管の延伸圧延状態を模式的に す縦断面図である。 図4は、本発明の実施例の結果を示すグ ラフである。

 以下、添付図面を適宜参照しつつ、本発 に係る継目無管の製造方法の一実施形態に いて説明する。

 前述のように、本発明に係る継目無管の製 方法は、対向する2つの孔型ロールがそれぞ れ配設された複数の圧延スタンドを備えるマ ンドレルミルによって管を延伸圧延する工程 を有する。そして、配設された孔型ロールに よって決定される孔型楕円度が下記の式(1)の 条件を満足する第1圧延スタンドで管を延伸 延する工程と、配設された孔型ロールによ て決定されるオフセット量Sと溝底曲率半径R 1との比S/R1が下記の式(2)の条件を満足する第2 圧延スタンドで管を延伸圧延する工程と、を 含み、これにより、延伸圧延工程で管端部に 割れが発生することを効果的に防止可能であ る。
 1.2≦孔型楕円度≦1.4 ・・・(1)
 S/R1≦-0.35・Ln(X)+1.43 ・・・(2)
 ここで、上記式(2)におけるXは、第2圧延ス ンドにおける溝底圧下率(%)を意味する。

 以下、図1を参照して、本発明における「孔 型楕円度」、「オフセット量」及び「溝底曲 率半径」の意味を説明する。
 図1は、「孔型楕円度」、「オフセット量」 及び「溝底曲率半径」の意味を説明するため の説明図であり、2ロール式のマンドレルミ に配設された孔型ロールを模式的に表す縦 面図を示す。図1は、3つの円弧を組み合わせ て設計された孔型ロール1の孔型プロフィー PRの例を示す。この孔型プロフィールPRは、 底部Bと孔型中心(パスライン中心)Oとを結ぶ 直線を対称軸として左右対称の曲線で描かれ る。一方の側のプロフィールは、半径R1で中 角α1の円弧(以下、円弧R1という)と、半径R2 中心角α2の円弧(以下、円弧R2という)と、半 径R3で中心角α3の円弧とを連続的に組み合わ た形状である。

 <孔型楕円度>
 ここで、孔型中心Oを通り、溝底部Bと孔型 心Oとを結ぶ直線に対して90°の角度を成す直 線(すなわち、孔型中心Oを通り、孔型ロール1 の回転軸RCと平行な直線)Lと、図1に破線で示 円弧R2の延長線との交点をCとすると、孔型 円度は、交点Cと孔型中心Oとの距離(長径)と 、溝底部Bと孔型中心Oとの距離(短径)との比 表される。すなわち、孔型楕円度=長径/短径 である。

 <オフセット量>
 オフセット量Sは、円弧R1の中心(溝底曲率中 心)O’と孔型中心Oとの距離で表される。なお 、オフセット量Sは、溝底曲率中心O’が孔型 心Oより外方に(孔型ロール1の溝底部Bから遠 ざかる方向に)位置する場合に正の値となる

 <溝底曲率半径>
 溝底曲率半径は、溝底部Bと溝底曲率中心O との距離、すなわち、円弧R1の半径R1で表さ る。

 以下、図2を参照して、前述のように、孔型 楕円度が式(1)の条件を満足する第1圧延スタ ドで管を延伸圧延する理由について説明す 。
 図2は、第1圧延スタンドの孔型楕円度を変 した場合における管の延伸圧延状態を模式 に示す縦断面図である。本発明者の知見に れば、図2(a)に示すように、孔型楕円度<1.2 の場合、孔型ロール1のフランジ部に噛み出 た管Pの部位の曲率が過大となり、この過大 曲率の部位に割れ起点が生じる。この割れ 点の発生を抑制するには、孔型楕円度を大 くする必要があるが、図2(c)に示すように、 孔型楕円度>1.4の場合、孔型ロール1のフラ ジ部への管Pの噛み出し量が多くなるため、 フランジ部と管Pとの間に焼き付きが生じる がある。従って、第1圧延スタンドでの割れ 点の発生を抑止すると共に、フランジ部と Pとの間の焼き付きを防止するには、図2(b) 示すように、1.2≦孔型楕円度≦1.4にする必 がある。以上に説明した理由により、本発 に係る継目無管の製造方法では、孔型楕円 が式(1)の条件を満足する第1圧延スタンドで を延伸圧延する工程を含むこととしている

 次に、図3を参照して、前述のように、オフ セット量Sと溝底曲率半径R1との比S/R1が式(2) 条件を満足する第2圧延スタンドで管を延伸 延する理由について説明する。
 図3は、第2圧延スタンドのS/R1を変更した場 における管の延伸圧延状態を模式的に示す 断面図である。図3(a)に示すようにS/R1が大 いと、図3(b)に示すようにS/R1が小さい場合に 比べて、孔型ロール1の孔型プロフィールが 平な楕円形となるため、孔型ロールのフラ ジ部寄りの部位に対向する管Pの部位の圧下 が低下する。このため、溝底部に対向する Pの部位の圧下量と、フランジ部寄りの部位 に対向する管Pの部位の圧下量との差が大き なり、溝底部に対向する管Pの部位に生じる 方向の歪みも大きくなる。この周方向の歪 が割れ起点に作用することにより、大きな れに進展する。従って、この割れの進展を 止するには、S/R1を所定値以下に設定するこ とにより、溝底部に対向する管Pの部位に生 る周方向の歪みを抑制すればよい。ただし S/R1が同じ値であっても、第2圧延スタンドに おける溝底圧下率が大きければ、溝底部に対 向する管Pの部位に生じる周方向の歪みも大 くなる。このため、割れの進展を抑止する めのS/R1の上限値は、溝底圧下率に応じて設 する必要がある。本発明者が鋭意検討した ころ、このS/R1の上限値は、溝底圧下率の関 数である式(2)の右辺で表されることが分かっ た。 以上に説明した理由により、本発明に る継目無管の製造方法では、S/R1が式(2)の条 件を満足する第2圧延スタンドで管を延伸圧 する工程を含むこととしている。

 なお、S/R1を小さくし過ぎると、孔型ロー ル1の孔型プロフィールが真円に近くなるた 、孔型ロール1とマンドレルバー2との間で拘 束される管Pの部位の範囲が、フランジ部に けて拡がることになる。このため、管Pに作 する軸方向張力が、フランジ部に対向する の部位に集中して大きくなり、当該部位の 肉が顕著となる。従って、フランジ部に対 する管の部位の減肉を抑制するには、S/R1≧ 0.01とするのが好ましい。

 以上に説明した本発明に係る継目無管の製 方法は、管の材料が、以下に示すような高 での延性が低い材料(管端部の割れが生じ易 い材料)のときに、特に好適に用いられる。
 (1)9Cr鋼
 A335-P91(ASTM規格)、KA-STPA28(JIS規格)、A335-P9(ASTM 規格)、STPA26(JIS規格)、KA-STPA27(JIS規格)
 (2)18Cr-8Ni鋼
 SA213-TP304H(ASME規格)、SUS304(JIS規格)
 (3)18Cr-8Ni-Nb鋼
 SUS347TB(JIS規格)、SUS347TP(JIS規格)、SA213-TP347H(A SME規格)、A213-TP347H(ASTM規格)
 (4)二相系ステンレス鋼
 UNS S32740(ASTM規格)、SUS329J4L(JIS規格)、SUS329J3L (JIS規格)

 以下、実施例を示すことにより、本発明 特徴をより一層明らかにする。

 <第1圧延スタンドでの延伸圧延>
 材質がSUS304で950℃の管を、マンドレルミル 第1圧延スタンドの孔型楕円度を種々の値に 変更して延伸圧延し、第1圧延スタンド出側 、管の先端部に割れが生じているか否か、 に焼き付きが生じているか否かを目視確認 る試験を行った。

 この試験結果を表1に示す。なお、表1にお て、「割れ」の欄に記載した「○」は、割 が確認できなかったことを、「△」は長さ30 mm未満の割れが確認できたことを、「×」は さ30mm以上の割れが確認できたことを意味す 。また、「焼き付き」の欄に記載した「○ は、焼き付きが生じていなかったことを、 ×」は焼き付きが生じていたことを意味す 。

 表1に示すように、第1圧延スタンドの孔 楕円度を1.2以上に設定すると、管の先端部 おいて割れを確認することができず、第1圧 スタンドでの割れ起点の発生を抑止できる とが分かった。また、表1に示すように、孔 型楕円度を1.4以下に設定すると、管に焼き付 きが生じないことが分かった。従って、1.2≦ 孔型楕円度≦1.4に設定すると、第1圧延スタ ドでの割れ起点の発生を抑止できると共に 焼き付きを防止できることが実証できた。

 <第2圧延スタンドでの延伸圧延>
 材質がSUS304で950℃の管を、マンドレルミル 第1圧延スタンドの孔型楕円度を1.3に設定す ると共に、第2圧延スタンドのS/R1を種々の値 変更して延伸圧延し、マンドレルミル出側 、管の先端部に割れが生じているか否かを 視確認する試験を行った。

 この試験結果を表2及び図4に示す。なお、 2及び図4に記載した「○」は、割れが確認で きなかったことを、「△」は長さ500mm未満の れが確認できたことを、「×」は長さ500mm以 上の割れが確認できたことを意味する。

 表2及び図4に示すように、第1圧延スタン の孔型楕円度を1.2≦孔型楕円度≦1.4に設定 る(本実施例では孔型楕円度=1.3)と共に、第2 圧延スタンドのS/R1を前述した式(2)の条件を 足するように設定することにより、第1圧延 タンドでの割れ起点の発生が抑止されると に、仮に問題とならない程度の極めて微小 割れ起点が発生したとしても、第2圧延スタ ンドでの割れの進展が抑止される結果、割れ の発生を効果的に防止できることが実証でき た。