間 快和 (〒75 東京都港区港南1丁目7番1号 ソニー株式会社内 Tokyo, 1080075, JP)
ソニー株式会社 (〒75 東京都港区港南1丁目7番1号 Tokyo, 1080075, JP)
HAZAMA, Yoshikazu (1-7-1 Konan, Minato-k, Tokyo 75, 1080075, JP)
| 波長の互いに異なる複数の色光をそれぞれ別個独立に射出する光源部と、 前記光源部から射出された各色光の光路を所定の時間ごとに電気的に切り換える光路切換部と、 前記光路切換部から出力された各色光を拡散成形する拡散成形部と、 前記拡散成形部により拡散成形された各色光を平行光化する平行光化部と、 前記平行光化部により平行光化された各色光の入射領域に複数のマイクロレンズがマトリクス状に配置されたマイクロレンズアレイ、および前記各マイクロレンズに対して、前記光源部から射出される色光の色の数と等しい数のドットが対向配置された画素部を有し、前記各ドットを透過した各色光により色映像光を生成する色映像光生成部と、 前記色映像光生成部により生成された色映像光を拡大投射する投射部と を備えたことを特徴とする投射装置。 |
| 前記光源部は半導体レーザおよび固体レーザの少なくとも一方である ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 前記光路切換部は導波路型光スイッチである ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 前記光路切換部は液晶層の両側に一対の導電性透明基板を配置して構成された回折型光学素子である ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 前記光路切換部は音響光学素子である ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 前記光路切換部は1フィールド、1フレームまたは複数フレームごとに、前記光源部から射出された各色光の光路を切り換える ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 前記光路切換部は1フィールドまたは1フレームの周波数の整数倍の周波数で、前記光源部から射出された各色光の光路を切り換える ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 前記拡散成形部は輝度分布が均一となるように各色光を拡散する回折型光学素子である ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 前記拡散成形部は複数のマイクロレンズをマトリクス状に配置して構成された屈折型光学素子である ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 前記色映像光生成部は入射側基板、液晶層および射出側基板を前記平行光化部側からこの順に有する液晶パネルであり、 前記マイクロレンズアレイは前記入射側基板に、前記画素部は前記射出側基板にそれぞれ形成されている ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 前記色映像光生成部は前記光路切換部による各色光の光路の切り換えに対応して、前記各ドットに印加する画素信号を切り換える ことを特徴とする請求項1に記載の投射装置。 |
| 波長の互いに異なる複数の色光をそれぞれ別個独立に射出すると共に、前記別個独立に射出される各色光の波長を所定の時間ごとに電気的に切り換える光源部と、 前記光源部から射出された各色光を拡散成形する拡散成形部と、 前記拡散成形部により拡散成形された各色光を平行光化する平行光化部と、 前記平行光化部により平行光化された各色光の入射領域に複数のマイクロレンズがマトリクス状に配置されたマイクロレンズアレイ、および前記各マイクロレンズに対して、前記光源部から射出される色光の色の数と等しい数のドットが対向配置された画素部を有し、前記各ドットを透過した各色光により色映像光を生成する色映像光生成部と、 前記色映像光生成部により生成された色映像光を拡大投射する投射部と を備えたことを特徴とする投射装置。 |
| 波長の互いに異なる複数の色光をそれぞれ別個独立に射出する光源部と、 前記光源部から射出された各色光の光路を所定の時間ごとに電気的に切り換える光路切換部と、 前記光路切換部から出力された各色光を拡散成形する拡散成形部と、 前記拡散成形部により拡散成形された各色光を平行光化する平行光化部と、 前記平行光化部により平行光化された各色光の入射領域に複数のマイクロレンズがマトリクス状に配置されたマイクロレンズアレイ、および前記各マイクロレンズに対して、前記光源部から射出される色光の色の数と等しい数のドットが対向配置された画素部を有し、前記各ドットを透過した各色光により色映像光を生成する色映像光生成部と、 前記色映像光生成部により生成された色映像光をスクリーンの背面に拡大投射する投射部と を備えたことを特徴とする画像表示装置。 |
| 波長の互いに異なる複数の色光をそれぞれ別個独立に射出すると共に、前記別個独立に射出される各色光の波長を所定の時間ごとに電気的に切り換える光源部と、 前記光源部から射出された各色光を拡散成形する拡散成形部と、 前記拡散成形部により拡散成形された各色光を平行光化する平行光化部と、 前記平行光化部により平行光化された各色光の入射領域に複数のマイクロレンズがマトリクス状に配置されたマイクロレンズアレイ、および前記各マイクロレンズに対して、前記光源部から射出される色光の色の数と等しい数のドットが対向配置された画素部を有し、前記各ドットを透過した各色光により色映像光を生成する色映像光生成部と、 前記色映像光生成部により生成された色映像光をスクリーンの背面に拡大投射する投射部と を備えたことを特徴とする画像表示装置。 |
本発明は、液晶プロジェクタなどの投射 置、およびその投射装置から投射された映 光をスクリーンの背面に拡大投影して映像 表示する背面投射型ディスプレイなどの画 表示装置に関する。
近年、液晶パネル上の画像を投射光学系 よって拡大投射する液晶プロジェクタにお て、低価格化、長寿命化、高コントラスト が進んできており、液晶プロジェクタを家 で利用するケースが増えている。最近では 液晶プロジェクタにおいても、大画面で高 細な画像を実現することが強く望まれてお 、液晶パネルの画素数が年々増加の一途を っている。
このように、液晶パネルの画素数は年々 加してきているが、それに伴って液晶パネ のサイズを大型化することは表示装置の小 化の要請に反するため、画素サイズを縮小 ることで高画素化に対応している。
しかし、画素サイズを縮小すると、各画 内に作り込まれているデータ線、走査線、 量線等の各種配線や、薄膜トランジスタ、 膜ダイオード等の各種電子素子の1画素中に 占める割合が増加するので、画像表示に寄与 する光が透過または反射できる部分(開口部) 各種配線や、各種電子素子によって狭めら てしまう。
一般に、1画素中に占める開口部の割合( 口率)は50%~70%程度であるが、この開口率が低 いほど、液晶パネルを透過する光が少なくな る。そこで、従来から、画素サイズを大幅に 縮小する代わりに、表示方式を改良すること により、画素数を増加させる技術が種々提案 されている。
例えば、特許文献1では、白色光を赤、 および青の3色の光に分離し、隣接する3つ ドットの各々に対して互いに異なる色の光 照射すると共に、周期的にそれらの色の光 光路を切り換える表示方式が提案されてい 。これにより、各ドットで1画素のフルカラ 表示を行うことができるので、隣接する3つ のドットで1画素のフルカラー表示を行って た従来の表示方式と比べて、画素数を約3倍 増加させることができるとしている。
しかしながら、特許文献1では、3色の光 光路を周期的に切り換えるために、ガルバ ミラーやステップミラーなどの機械的に回 する光学部品を用いている。そのため、回 時に騒音が発生し、回動する光学部品に不 合が発生し易く信頼性が極めて低く、実用 耐えないという問題がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされた ので、その目的は、各色光の光路の切り換 の際に騒音が発生せず、信頼性が高い投射 置および画像表示装置を提供することにあ 。
本発明の第1の投射装置は、波長の互いに 異なる複数の色光をそれぞれ別個独立に射出 する光源部と、光源部から射出された各色光 の光路を所定の時間ごとに電気的に切り換え る光路切換部とを備えたものである。この投 射装置は、さらに、光路切換部から出力され た各色光を拡散成形する拡散成形部と、拡散 成形部により拡散成形された各色光を平行光 化する平行光化部と、平行光化部により平行 光化された各色光の入射領域に複数のマイク ロレンズがマトリクス状に配置されたマイク ロレンズアレイ、および各マイクロレンズに 対して、光源部から射出される色光の色の数 と等しい数のドットが対向配置された画素部 を有し、各ドットを透過した各色光により色 映像光を生成する色映像光生成部と、色映像 光生成部により生成された色映像光を拡大投 射する投射部とを備えている。本発明の第1 画像表示装置は、上記第1の投射装置を内蔵 たものであり、この第1の投射装置から投射 された映像光をスクリーンの背面に拡大投影 して映像を表示するようになっている。
本発明の第1の投射装置および第1の画像 示装置では、光源部から別個独立に射出さ た各色光の光路が光路切換部によって所定 時間ごとに電気的に切り換えられる。
本発明の第2の投射装置は、波長の互いに 異なる複数の色光をそれぞれ別個独立に射出 すると共に、別個独立に射出される各色光の 波長を所定の時間ごとに電気的に切り換える 光源部を備えたものである。この投射装置は 、さらに、光源部から射出された各色光を拡 散成形する拡散成形部と、拡散成形部により 拡散成形された各色光を平行光化する平行光 化部と、平行光化部により平行光化された各 色光の入射領域に複数のマイクロレンズがマ トリクス状に配置されたマイクロレンズアレ イ、および各マイクロレンズに対して、光源 部から射出される色光の色の数と等しい数の ドットが対向配置された画素部を有し、各ド ットを透過した各色光により色映像光を生成 する色映像光生成部と、色映像光生成部によ り生成された色映像光を拡大投射する投射部 とを備えている。本発明の第2の画像表示装 は、上記第2の投射装置を内蔵したものであ 、この第2の投射装置から投射された映像光 をスクリーンの背面に拡大投影して映像を表 示するようになっている。
本発明の第2の投射装置および第2の画像 示装置では、光源部によって各色光の波長 別個独立に射出されると共に所定の時間ご に電気的に切り換えられる。
本発明の第1の投射装置および第1の画像 示装置によれば、光源部から別個独立に射 された各色光の光路を光路切換部によって 定の時間ごとに電気的に切り換えるように たので、各色光の光路の切り換えの際に騒 はなく、信頼性が向上する。
本発明の第2の投射装置および第2の画像 示装置によれば、別個独立に射出される各 光の波長を光源部によって所定の時間ごと 電気的に切り換えるようにしたので、各色 の光路の切り換えの際に騒音はなく、信頼 が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図 を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る液
プロジェクタ1(投射装置)の概略構成を表す
のである。この液晶プロジェクタ1は、カラ
フィルタレスの液晶パネル60(色映像光生成
)をライトバルブとして用いた単板式のプロ
ジェクタであり、RGB3色の光を別個独立に射
する3色光源10(光源部)が液晶パネル60のバッ
ライトとして用いられている。
この液晶プロジェクタ1は、3色光源10、偏 光板20、導波路型光スイッチ30(光路切換部)、 回折型光学素子40(拡散成形部)、フィールド ンズ50(平行光化部)、液晶パネル60および投 レンズ70(投射部)を3色光源10から射出される の光軸に沿ってこの順に配置して構成され ものである。
3色光源10は、赤色レーザ10R、緑色レーザ1 0Gおよび青色レーザ10Bからなり、例えば、こ らをそれぞれの光軸が互いに平行となるよ に並列配置して構成されている。
赤色レーザ10Rは例えばInAlGaP系の半導体レ ーザからなり、青色レーザ10Bは例えばGaN系や InGaN系の半導体レーザからなる。一方、緑色 ーザ10Gは、例えば、半導体レーザによって 起される固体レーザからなる。固体レーザ しては、例えば、YVO4 +KTP(KTiOPO4 )、結晶PPLN (Periodically PoledLiNbO3 )、またはPPMgO・LN(Periodic ally PoledMgO・LiNbO3 )などからなる固体レーザ ある。なお、緑色レーザ10Gも、可能であれ 、赤色レーザ10Rや青色レーザ10Bと同様、半 体レーザにより構成されていてもよい。ま 、3色光源10の発振モードは、後述するよう 回折型光学素子40が入射光のビーム形状に して鈍感であることから、シングルモード よびマルチモードのいずれでもよい。
偏光板20は偏光板20R,20G,20Bからなり、これ らを3色光源10から射出される各色光(ビーム )の光路上に1つずつ配置して構成されている 。偏光板20R,20G,20Bは、例えば、各色光の波長 対応した1/2波長板からなり、各色光の偏光 向を液晶パネル60の偏光軸に合致させるよ になっている。なお、3色光源10を固体レー で構成した場合には、偏光板20R,20G,20Bを位相 差フィルムまたは位相差板により構成し、偏 光方向を補正するようにしてもよい。
例えば、Al;GaAs系半導体レーザ励起YVO4 +KT P二次高調波利用の固体レーザでは、デバイ ごとに偏光方向が変わり易く、偏光比10程度 のものが多いが、このような固体レーザを緑 色レーザ10Gとして用いた場合には、偏光板20G を位相差フィルムにより構成し、これを用い てリターデーション値を補償し最適化するこ とによって、偏光比を大きくすることができ る。このように、1/2波長板や位相差フィルム などにより偏光軸を調整することによって、 液晶パネル60の偏光板(図示せず)による光の 失を少なくし、光利用効率をより向上させ ことができる。
導波路型光スイッチ30は、複数の交差型 子31を光ファイバ32および鏡の少なくとも一 で光学的に接続して構成されている。なお 以下では、各交差型素子31を光ファイバ32で 接続した場合を例に挙げて説明する。交差型 素子31には、図2(A),(B)に示したように、例え Tiを含有するLiNbO3 結晶(LN結晶)からなる2本 導波路が互いに交差して形成されており、 なくとも各導波路の端部が交差型素子31の表 面に露出している。また、2本の導波路の一 に隣接して図示しない一対の電極が設けら ており、一対の電極に電圧を印加し、これ よって生じる電界によって各導波路の一方 端部(入力端T1,T2)と他方の端部(出力端T3,T4)と の接続関係が変化するようになっている。つ まり、交差型素子31は電気的に光路を切り換 る光スイッチとして機能するので、導波路 光スイッチ30は各回折型光学素子40a,40b,40c( 述)に出力する色光の色を所定の時間ごとに 意に切り換えることができる。
ここで、導波路型光スイッチ30は、1フィ ルド、1フレームまたは複数フレームごとに 、3色光源10から射出された各色光の光路を切 り換えるようにしてもよいし、1フィールド たは1フレームの周波数の整数倍の周波数で 3色光源10から射出された各色光の光路を切 換えるようにしてもよい。
例えば、一対の電極に電圧を印加して ないオフ・ステートの場合には、図2(A)に示 たように、入力端T1と出力端T3とが互いに接 続されると共に、入力端T2と出力端T4とが互 に接続されるようになっている。また、一 の電極に電圧を印加しているオン・ステー の場合には、図2(B)に示したように、入力端T 1と出力端T4とが互いに接続されると共に、入 力端T2と出力端T3とが互いに接続されるよう なっている。
このような光スイッチ機能を有する複数 交差型素子31をアレイ状に配置することに り様々な接続態様の光スイッチを実現する とができる。例えば、9つの交差型素子31を3 3のアレイ状に配列した場合の各交差型素子3 1と光ファイバ32との接続態様の一例について 、図3を参照して説明する。なお、以下では 導波路型光スイッチ30を構成する各交差型素 子31を3×3の行列の要素として表現した。
3色光源10側(図3の左側)の3つの交差型素子 31((1,1)要素、(2,1)要素および(3,1)要素)の各入 端T1が偏光板20R,20G,20Bの射出側の面のうち各 光の射出される領域と対向配置されている (1,1)要素の出力端T3が(1,2)要素の入力端T1に (1,1)要素の出力端T4が(2,2)要素の入力端T1に、 (2,1)要素の出力端T3が(1,2)要素の入力端T2に、( 2,1)要素の出力端T4が(3,2)要素の入力端T1に、(3 ,1)要素の出力端T3が(2,2)要素の入力端T2に、(3, 1)要素の出力端T4が(3,2)要素の入力端T2に光フ イバ32を介してそれぞれ接続されている。 して、(1,2)要素の出力端T3が(1,3)要素の入力 T1に、(1,2)要素の出力端T4が(2,3)要素の入力端 T1に、(2,2)要素の出力端T3が(1,3)要素の入力端T 2に、(2,2)要素の出力端T4が(3,3)要素の入力端T1 に、(3,2)要素の出力端T3が(2,3)要素の入力端T2 、(3,2)要素の出力端T4が(3,3)要素の入力端T2 光ファイバ32を介してそれぞれ接続されてい る。さらに、回折型光学素子40側(図3の右側) 3つの交差型素子31((1,3)要素、(2,3)要素およ (3,3)要素にある交差型素子31)の各出力端T3が 折型光学素子40の入射側の面と対向配置さ ている。
導波路型光スイッチ30がこのような構成と っている場合に、各交差型素子31のオン・ス テートおよびオフ・ステートを適切に組み合 わせることにより、赤色光L R 、緑色光L G および青色光L B の各光路の位置関係、ひいては各回折型光学 素子40a,40b,40cに出力する色光の色を任意に切 換えることができる。
例えば、図4(A)に示したように、(2,1)要素、( 1,2)要素、(2,2)要素、(3,2)要素および(2,3)要素 けをオン・ステートとした場合には、(1,1)要 素の入力端T1に入力された赤色光L R が(1,3)要素の出力端T3から出力され、(1,2)要素 の入力端T1に入力された緑色光L G が(2,3)要素の出力端T3から出力され、(1,3)要素 の入力端T1に入力された青色光L B が(3,3)要素の出力端T3から出力される。つま 、この場合には、図4(A)の紙面の上側から赤 光L R 、緑色光L G 、青色光L B の順に配列されて入力された各色光が配列を 変えずに出力されるので、回折型光学素子40a に赤色光L R が、回折型光学素子40bに緑色光L G が、回折型光学素子40cに青色光L B がそれぞれ出力される。
また、例えば、図4(B)に示したように、(1,1) 素、(3,1)要素および(2,3)要素だけをオン・ス テートとした場合には、(1,1)要素の入力端T1 入力された赤色光L R が(2,3)要素の出力端T3から出力され、(1,2)要素 の入力端T1に入力された緑色光L G が(3,3)要素の出力端T3から出力され、(1,3)要素 の入力端T1に入力された青色光L B が(1,3)要素の出力端T3から出力される。つま 、この場合には、図4(B)の紙面の上側から赤 光L R 、緑色光L G 、青色光L B の順に配列されて入力された各色光が図4(B) 紙面の上側から青色光L B 、赤色光L R 、緑色光L G の順に配列を切り換えて出力されるので、回 折型光学素子40aに青色光L B が、回折型光学素子40bに赤色光L R が、回折型光学素子40cに緑色光L G がそれぞれ出力される。
また、例えば、図4(C)に示したように、(2,1) 素、(1,3)要素および(3,3)要素だけをオン・ス テートとした場合には、(1,1)要素の入力端T1 入力された赤色光L R が(3,3)要素の出力端T3から出力され、(1,2)要素 の入力端T1に入力された緑色光L G が(1,3)要素の出力端T3から出力され、(1,3)要素 の入力端T1に入力された青色光L B が(2,3)要素の出力端T3から出力される。つま 、この場合には、図4(C)の紙面の上側から赤 光L R 、緑色光L G 、青色光L B の順に配列されて入力された各色光が図4(C) 紙面の上側から緑色光L G 、青色光L B 、赤色光L R の順に配列を切り換えて出力されるので、回 折型光学素子40aに緑色光L G が、回折型光学素子40bに青色光L B が、回折型光学素子40cに赤色光L R がそれぞれ出力される。
ところで、上記と同様に、各回折型光学 子40a,40b,40cに出力する色光の色を任意に切 換えることの可能な接続態様としては、例 ば、図5または図7に示したようなものが考え られる。図5の場合には、6つの交差型素子31 2×3のアレイ状に配列されており、これによ 、図6(A)~(C)に示したように、各回折型光学 子40a,40b,40cに出力する色光の色を任意に切り 換えることが可能である。図7の場合には、3 の交差型素子31が1×3のアレイ状に配列され おり、これにより、図8(A)~(C)に示したよう 、各回折型光学素子40a,40b,40cに出力する色光 の色を任意に切り換えることが可能である。 従って、導波路型光スイッチ30を図5または図 7に示した構成とした場合には、導波路型光 イッチ30を図3に示したような構成とした場 よりも交差型素子31の数を減じることができ る。
なお、図7の場合には、(2,2)要素の入力端T 2および出力端T4が他の交差型素子31と接続さ ていないので、(2,2)要素の入力端T2に接続さ れた光ファイバ32の一端を偏光板20Bと対向配 すると共に、(2,2)要素の出力端T4に接続され た光ファイバ32の一端を回折型光学素子40と 向配置している。
回折型光学素子40は回折型光学素子40a,40b, 40cからなり、これらを導波路型光スイッチ30 ら出力される各色光(ビーム光)の光路上に1 ずつ配置して構成されている。回折型光学 子40a,40b,40cは、導波路型光スイッチ30から出 力される各色光を液晶パネル60の表示領域(図 示せず)の全域に渡るように拡散成形するよ になっている。具体的には、各回折型光学 子40a,40b,40cは、導波路型光スイッチ30側の面 ほぼ垂直に入射した各色光(ビーム光)を光 の向きの互いに異なる拡散光に変換すると に、これらの拡散光を互いに異なる入射角 フィールドレンズ50に入射させるようになっ ている。
回折型光学素子40a,40b,40cは、例えば、DOE(D iffractive Optical Element)により構成されている DOEは、例えば、入射光を出力プレーン上の 数の点に回折するものであり、各回折光を 力プレーン上で互いに重ね合わせることに り射出光の断面形状を所定の形状および大 さに成形すると共に輝度分布が均一となる うに出力プレーンを照射するようになって る。このDOEは入射光のビーム形状に対して 感な性質を有している。
3色光源10から射出された各色光の断面光 度分布は一般にガウシアン形状をしており そのままでは、液晶パネル60上に均一に照 させることは難しいが、このように回折型 学素子40a,40b,40cにより各色光を拡散成形して 液晶パネル60上に照射させることによって、 晶パネル60上に均一な輝度分布を得ること できる。
フィールドレンズ50は、各回折型光学素 40a,40b,40cによって拡散成形された各色光を平 行光化するためのものであり、各色光の光路 上に共通に配置されている。このフィールド レンズ50には、上記したように入射角の互い 異なる各色光(拡散光)が入射するようにな ているので、フィールドレンズ50を屈折透過 した各色光(平行光)が液晶パネル60に互いに なる入射角で入射するようになっている。
ここで、液晶パネル60に入射する各色光 入射角はフィールドレンズ50に入射する各色 光の入射角に依存し、さらに、フィールドレ ンズ50に入射する各色光の入射角は各色光を の回折型光学素子40a,40b,40cに入射させるか 依って変化することから、各回折型光学素 40a,40b,40cに入射させる色光の色を導波路型光 スイッチ30で選択することにより、各色光の 晶パネル60への入射角を任意に切り換える とができるようになっている。
液晶パネル60は、アクティブマトリクス 動により画像を表示する透過型の表示装置 あり、フィールドレンズ50側から入射した各 色光を光変調するライトバルブとして機能す る。この液晶パネル60は、図9に示したように 、フィールドレンズ50側から順に、入射側基 61、液晶層62および射出側基板63を有してい 。
入射側基板61は、透明基板61A、マイクロ ンズアレイ61Bおよび透明基板61Cをフィール レンズ50側から順に張り合わせた積層構造と なっている。
マイクロレンズアレイ61Bは、フィールド ンズ50により平行光化された各色光の入射 域に複数のマイクロレンズ61Dをマトリクス に配置して構成されている。マイクロレン アレイ61Bは、例えば、透明樹脂などを硬化 せることにより形成された曲面状のレンズ あり、図10(A)~(C)に示したように、フィール レンズ50によって平行光化された各色光を屈 折させて後述の画素開口部65に別個に入射さ るようになっている。
透明基板61A,61Cは、例えば石英などからな り、マイクロレンズアレイ61Bを外部から保護 するようになっている。透明基板61Aのマイク ロレンズアレイ61B側の表面には、マイクロレ ンズ61Dの形状を反転させた形状の窪みがマト リクス状に形成されており、透明基板61Aとマ イクロレンズアレイ61Bとは互いに隙間なく接 している。透明基板61Cの液晶層62側の表面に 、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電材料に り形成された対向共通電極64が形成されてい る。
射出側基板63は石英などからなる透明基 であり、この透明基板の液晶層62側の表面に は画素部67が設けられている。この画素部67 、複数の画素開口部65がブラックマトリクス 66を介して規則的に配置された構造となって り、3色光源10から射出される色光の色の数 等しい数(本実施の形態では3つ)の画素開口 65が各マイクロレンズ61Dに対して対向配置 れている。
画素開口部65はITOなどからなり、液晶層62 を挟んで対向配置された対向共通電極64と共 1ドットを構成する。各画素開口部65には、 記したように、マイクロレンズアレイ61Bに って集光された各色光のうち一の色光が入 するようになっており、各画素開口部65を 過する各色光の色に応じた画素信号が各画 開口部65に印加されるようになっている。
ところで、図10(A)~(C)に示したように、液晶 ネル60に入射する各色光(L R ,L G ,L B )の入射角を導波路型光スイッチ30で切り変え ることにより、それに応じて各ドット(各画 開口部65)に入射する光の色が順次変化する 従って、液晶パネル60に入射する各色光の入 射角(光路)を導波路型光スイッチ30で周期的 切り変えると共に、導波路型光スイッチ30に よる各色光の入射角(光路)の切り換えに対応 て、各ドット(各画素開口部65)に印加する画 素信号を切り換えることにより、各ドットを 透過した各色光から色映像光を生成すること ができるようになっている。つまり、1つの ット(画素開口部65)で1画素のフルカラー(マ チカラー)表示を行うことができるようにな ている。
投射レンズ70は、液晶パネル60で変調され た色映像光を液晶プロジェクタ1の外部に設 られたスクリーン(図示せず)上に投射するよ うになっている。
本実施の形態の液晶プロジェクタ1では、3 光源10から別個独立に射出された赤色光L R ,緑色光L G ,青色光L B は偏光板20で偏光方向を液晶パネル60の偏光 に合致するように調整されたのち、各色光 光路が導波路型光スイッチ30で周期的に切り 換えられる。これにより、各回折型光学素子 40a,40b,40cに入射する色光が周期的に切り換わ ので、各回折型光学素子40a,40b,40cで拡散成 された各色光のフィールドレンズ50への入射 角、ひいては各色光の液晶パネル60への入射 を周期的に切り換えることができる。その 果、液晶パネル60の各ドットに周期的に各 光を入射させることができるので、1つのド トで1画素のフルカラー(マルチカラー)表示 行うことができ、隣接する3つのドットで1 素のフルカラー表示を行ってきた従来の表 方式と比べて、画素数を約3倍に増加させる とができる。
ところで、本実施の形態では、各色光の 晶パネル60への入射角を周期的に切り換え ために、導波路型光スイッチ30を用いている 。この導波路型光スイッチ30は、上記したよ に、各色光の光路を電気的に切り換える光 イッチとして機能する交差型素子31を光フ イバ32を介して接続したものであり、光路を 切り換える際に、ガルバノミラーやステップ ミラーなどの機械的に回動する光学部品のよ うな騒音は全く発生しない。また、光路を切 り換える際に、機械的に動かす必要が全くな いので、導波路型光スイッチ30に不具合が発 する可能性は極めて低く、信頼性が極めて い。また、光路を切り換える際に、損失が 生する虞はなく、他の制御信号などとの同 を取り易い。
従って、本実施の形態では、隣接する3つ のドットで1画素のフルカラー表示を行って た従来の表示方式と比べて、画素数を約3倍 増加させることができるだけでなく、各色 の光路の切り換えの際に騒音はなく、信頼 が向上し、損失が発生する虞もなく、同期 取り易い。
また、本実施の形態では、赤色レーザ10R 緑色レーザ10Gおよび青色レーザ10Bからなる3 色光源10を用いているので、ダイクロイック ラーを用いて色分離を行う必要がない。こ により、ダイクロイックミラーを用いて色 離を行う場合と比べて、装置を小型化する とができる。
また、本実施の形態では、図10(A)~(C)に示し ように、液晶パネル60に対して常に各色光(L R ,L G ,L B )を照射するようにしているので、液晶パネ に対して各色光を時分割的に1色ずつ照射す 場合に問題となる色割れが発生する虞がな 。また、液晶パネルに対して各色光を時分 的に1色ずつ照射する場合と比べて、光利用 効率が高く、低消費電力で明るい表示を実現 することができる。
また、本実施の形態では、図10(A)~(C)に示し ように、液晶パネル60に入射する各色光(L R ,L G ,L B )の入射角を切り変えて各画素開口部65に入射 する光の色を順次変化させているが、これは 、液晶パネル60の各マイクロレンズ61Dに対向 置された3つの画素開口部65に対して各色光 順次照射していることになる。そのため、 クリーン上に投射された画像にレーザ光特 のスペックルノイズが発生する虞がない。
[第2の実施の形態]
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る液
プロジェクタ2(投射装置)の概略構成を表す
のである。この液晶プロジェクタ2は、上記
実施の形態の液晶プロジェクタ1と比べて、
晶パネル60のバックライトとして3色スイッ
ング光源11を備え、さらに導波路型光スイッ
チ30を備えていない点で相違している。そこ
、以下では、上記実施の形態との相違点に
いて主として説明するものとし、上記実施
形態と共通する構成、作用および効果につ
ての記載を適宜省略する。
3色スイッチング光源11は、3色レーザ11A,11 B,11Cと、これら3色レーザ11A,11B,11Cの光射出を 御する制御部(図示せず)とを含んで構成さ ており、例えば、3色レーザ11A,11B,11Cをそれ れの光軸が互いに平行となるように並列配 して構成されている。
各3色レーザ11A,11B,11Cは、ほぼ同一の位置 ら赤色光、緑色光および青色光を射出する との可能なレーザ構造を有しており、制御 の制御により、各3色レーザ11A,11B,11Cから互 に異なる色の色光が射出されると共に、各3 色レーザ11A,11B,11Cから射出される光の色が周 的に切り換えられるようになっている。例 ば、図12に示したように、ある期間τ1には 3色レーザ11Aから赤色光が、3色レーザ11Bから 緑色光が、3色レーザ11Cから青色光がそれぞ 射出され、続いて、期間τ2には、3色レーザ1 1Aから緑色光が、3色レーザ11Bから青色光が、 3色レーザ11Cから赤色光がそれぞれ射出され その後、期間τ3には、3色レーザ11Aから青色 が、3色レーザ11Bから赤色光が、3色レーザ11 Cから緑色光がそれぞれ射出されるようにな ている。
このように、本実施の形態では、各3色レ ーザ11A,11B,11Cから互いに異なる色の色光を周 的に射出するようにしたので、導波路型光 イッチ30を用いて各色光の光路を切り換え 場合と同様、各回折型光学素子40a,40b,40cに入 射する色光を周期的に切り換えることができ る。これにより、各回折型光学素子40a,40b,40c 拡散成形された各色光のフィールドレンズ5 0への入射角、ひいては各色光の液晶パネル60 への入射角を周期的に切り換えることができ る。その結果、液晶パネル60の各ドットに周 的に各色光を入射させることができるので 1つのドットで1画素のフルカラー(マルチカ ー)表示を行うことができ、隣接する3つの ットで1画素のフルカラー表示を行ってきた 来の表示方式と比べて、画素数を約3倍に増 加させることができる。また、上記実施の形 態と同様、各色光の光路の切り換えの際に騒 音はなく、信頼性が向上し、損失が発生する 虞もなく、同期を取り易い。
また、本実施の形態では、3色レーザ11A,11 B,11Cを含んで構成された3色光源10を用いてい ので、ダイクロイックミラーを用いて色分 を行う必要がない。これにより、ダイクロ ックミラーを用いて色分離を行う場合と比 て、装置を小型化することができる。
[第3の実施の形態]
図13は、本発明の第3の実施の形態に係る液
プロジェクタ3(投射装置)の概略構成を表す
のである。この液晶プロジェクタ3は、上記
第2の実施の形態の液晶プロジェクタ2と比べ
、液晶パネル60のバックライトとして3色ス
ッチング光源アレイ12、偏光板アレイ21およ
び回折型光学素子アレイ41を備えている点で
違している。そこで、以下では、上記第2の
実施の形態との相違点について主として説明
するものとし、上記第2の実施の形態と共通
る構成、作用および効果についての記載を
宜省略する。
3色スイッチング光源アレイ11は、上記第1 の実施の形態の赤色レーザ10R,緑色レーザ10G よび青色レーザ10Bをそれぞれ複数有すると に、これらの光射出を制御する制御部(図示 ず)を有しており、例えば、図14(A)~(C)に示し たように、赤色レーザ10R,緑色レーザ10Gおよ 青色レーザ10Bをそれぞれの光軸が互いに平 となるように2次元方向に周期的に配置して 成されている。なお、図14(A)~(C)において、 光板アレイ21は便宜的に省略されている。
偏光板アレイ21は、上記第1の実施の形態 偏光板20R,20G,20Bを2次元方向に周期的に配置 て構成されており、これらを赤色レーザ10R, 緑色レーザ10Gおよび青色レーザ10Bから射出さ れる各色光(ビーム光)の光路上に1つずつ配置 して構成されている。
回折型光学素子アレイ41は、上記第1の実 の形態の回折型光学素子40a,40b,40cを2次元方 に周期的に配置して構成されており、これ を偏光板20R,20G,20Bから出力される各色光(ビ ム光)の光路上に1つずつ配置して構成され いる。
3色スイッチング光源アレイ11からは、制 部の制御により、駆動される赤色レーザ10R, 緑色レーザ10Gおよび青色レーザ10Bが周期的に 切り換えられるようになっている。例えば、 図14(A)に示したように、ある期間には、3色ス イッチング光源アレイ11の上段に配置された 色レーザ10R,緑色レーザ10Gおよび青色レーザ 10BCが駆動されて赤色光、緑色光および青色 がそれぞれ射出され、続いて、図14(B)に示し たように、3色スイッチング光源アレイ11の中 段に配置された赤色レーザ10R,緑色レーザ10G よび青色レーザ10Bが駆動されて、先の期間 は異なる配列で赤色光、緑色光および青色 がそれぞれ射出され、その後、図14(C)に示し たように、3色スイッチング光源アレイ11の下 段に配置された赤色レーザ10R,緑色レーザ10G よび青色レーザ10Bが駆動されて、先の期間 は異なる配列で赤色光、緑色光および青色 がそれぞれ射出される。
3色スイッチング光源アレイ11から射出さ た各色光は、偏光板アレイ21を透過したの 回折型光学素子アレイ41で拡散成形され、フ ィールドレンズ50を介して液晶パネル60に照 される。
このように、本実施の形態では、3色スイ ッチング光源アレイ11から互いに異なる色の 光を周期的に射出するようにしたので、導 路型光スイッチ30を用いて各色光の光路を り換えた場合と同様、各回折型光学素子40a,4 0b,40cに入射する色光を周期的に切り換えるこ とができる。これにより、各回折型光学素子 40a,40b,40cで拡散成形された各色光のフィール レンズ50への入射角、ひいては各色光の液 パネル60への入射角を周期的に切り換えるこ とができる。その結果、液晶パネル60の各ド トに周期的に各色光を入射させることがで るので、1つのドットで1画素のフルカラー( ルチカラー)表示を行うことができ、隣接す る3つのドットで1画素のフルカラー表示を行 てきた従来の表示方式と比べて、画素数を 3倍に増加させることができる。また、上記 実施の形態と同様、各色光の光路の切り換え の際に騒音はなく、信頼性が向上し、損失が 発生する虞もなく、同期を取り易い。
また、本実施の形態では、赤色レーザ10R, 緑色レーザ10Gおよび青色レーザ10Bを含んで構 成された3色スイッチング光源アレイ11を用い ているので、ダイクロイックミラーを用いて 色分離を行う必要がない。これにより、ダイ クロイックミラーを用いて色分離を行う場合 と比べて、装置を小型化することができる。
[第4の実施の形態]
図15は、本発明の第4の実施の形態に係る液
プロジェクタ4(投射装置)の概略構成を表す
のである。この液晶プロジェクタ4は、上記
第1の実施の形態の液晶プロジェクタ1と比べ
、3色光源10と偏光板20との間にビームエク
パンダ80を備え、さらに、導波路型光スイッ
チ30の代わりに回折型光学素子130(光路切換部
)を備えると共に回折型光学素子40の代わりに
屈折型光学素子140(拡散成形部)を備えている
で相違している。そこで、以下では、上記
1の実施の形態との相違点について主として
説明するものとし、上記第1の実施の形態と
通する構成、作用および効果についての記
を適宜省略する。
ビームエクスパンダ80は、例えばコリメ ション光学系からなり、3色光源10から射出 れた各色光の断面形状を円形に近づけるよ になっている。
回折型光学素子130は、図16に示したよう 、透明基板131、液晶層132、透明基板133、液 層134および透明基板135を偏光板20側からこの 順に配置して構成されたものである。透明基 板131の液晶層132側の表面には個別電極136R,136G ,136Bが、透明基板135の液晶層134側の表面には 別電極137R,137G,137Bがそれぞれ形成されてお 、透明基板133の液晶層132側の表面には共通 極138aが、透明基板133の液晶層134側の表面に 共通電極138bがそれぞれ形成されている。液 晶層132,134の側面には、スペーサ139が形成さ ている。
透明基板131,133,135およびスペーサ139は、 えば石英などからなる。液晶層132,134は、高 子分散型液晶(Polymer Dispersed Liquid Crystal:PDL C)からなる。この高分子分散型液晶は、液晶 高濃度に分散している液晶分散領域132A,134A 、ポリマーが高濃度に分散しているポリマ 領域132B,143Bとを有しており、液晶層132,134で は、電圧を印加していない状態で、液晶分散 領域132A,134Aの配向が互いに異なっている。こ れにより、液晶層132と、液晶層134とにおいて 、電圧の印加によって屈折する方向が互いに 異なるようになっている。
個別電極136Rと共通電極138aとの間の電圧 Vr1、個別電極137Rと共通電極138bとの間の電圧 をVr2、個別電極136Gと共通電極138aとの間の電 をVg1、個別電極137Gと共通電極138bとの間の 圧をVg2、個別電極136Bと共通電極138aとの間の 電圧をVb1、個別電極137Bと共通電極138bとの間 電圧をVb2とした場合に、例えば図17に示し ようにVr1,Vr2,Vg1,Vg2,Vb1,Vb2にそれぞれ電圧を印 加すると、回折型光学素子130に入射した各色 光は、期間τ1において例えば図18(A)のように り、期間τ2において例えば図18(B)のように り、期間τ3において例えば図18(C)のようにな る。
ここで、期間τ1において、Vr1をゼロボル 、Vr2をVpr(>0)ボルト、Vg1およびVg2をVpg(>0 )ボルト、Vb1をVpb(>0)ボルト、Vb2をゼロボル としており、期間τ2において、Vr1およびVr2 Vprボルト、Vg1をVpgボルト、Vg2をゼロボルト Vb1をゼロボルト、Vb2をVpbボルトとしており 期間τ3において、Vr1をVprボルト、Vr2をゼロ ルト、Vg1をゼロボルト、Vg2をVpgボルト、Vb1 よびVb2をVpbボルトとしている。
図18(A)~(C)に例示したように、液晶層132,134 のうち電圧の印加されている領域では、各色 光は回折せずにまっすぐ透過する。他方、液 晶層132のうち電圧の印加されていない領域で は、各色光は例えば図18(A)~(C)の紙面の上側に 回折して透過し、液晶層134のうち電圧の印加 されていない領域では、各色光は例えば図18( A)~(C)の紙面の下側に回折して透過する。つま り、図17に示したようにVr1,Vr2,Vg1,Vg2,Vb1,Vb2に れぞれ電圧を印加することにより、各色光 射出方向(光路)を周期的に切り換えることが できるようになっている。
屈折型光学素子140は、回折型光学素子130 ら出力される各色光(ビーム光)の光路上に 通に配置して構成されている。屈折型光学 子140は、回折型光学素子130から出力される 色光を液晶パネル60の表示領域(図示せず)の 域に渡るように拡散成形するようになって る。具体的には、屈折型光学素子140は、回 型光学素子130側の面に互いに異なる角度で 射した各色光(ビーム光)を拡散光に変換す と共に、これらの拡散光を互いに異なる入 角でフィールドレンズ50に入射させるように なっている。
この屈折型光学素子140は、例えば、多様 形状および曲率をもったマイクロレンズを2 次元的に配列して構成されており、入射光を 各マイクロレンズで屈折させ、各屈折光を互 いに重ね合わせることにより射出光の断面形 状を所定の形状および大きさに成形すると共 に輝度分布が均一となるように出力プレーン を照射するようになっている。なお、このよ うな素子については、インターネット上(例 ば、URL;http://www.rpcphotonics.com/engineer_diffuser.htm )などで参照することができる。
本実施の形態では、3色光源10から別個独立 射出された赤色光L R ,緑色光L G ,青色光L B は偏光板20で偏光方向を液晶パネル60の偏光 に合致するように調整されたのち、各色光 射出方向(光路)が回折型光学素子130で周期的 に切り換えられる。これにより、屈折型光学 素子140に入射する各色光の入射角が周期的に 切り換わるので、屈折型光学素子140で拡散成 形された各色光のフィールドレンズ50への入 角、ひいては各色光の液晶パネル60への入 角を周期的に切り換えることができる。そ 結果、液晶パネル60の各ドットに周期的に各 色光を入射させることができるので、1つの ットで1画素のフルカラー(マルチカラー)表 を行うことができ、隣接する3つのドットで1 画素のフルカラー表示を行ってきた従来の表 示方式と比べて、画素数を約3倍に増加させ ことができる。
ところで、本実施の形態では、各色光の 晶パネル60への入射角を周期的に切り換え ために、回折型光学素子130を用いている。 の回折型光学素子130は、上記したように、 色光の射出方向(光路)を電気的に切り換える 光スイッチとして機能するので、射出方向( 路)を切り換える際に、ガルバノミラーやス ップミラーなどの機械的に回動する光学部 のような騒音は全く発生しない。また、射 方向(光路)を切り換える際に、機械的に動 す必要が全くないので、回折型光学素子130 不具合が発生する可能性は極めて低く、信 性が極めて高い。また、射出方向(光路)を切 り換える際に、他の制御信号などとの同期を 取りやすい。
従って、本実施の形態では、隣接する3つ のドットで1画素のフルカラー表示を行って た従来の表示方式と比べて、画素数を約3倍 増加させることができるだけでなく、各色 の射出方向(光路)の切り換えの際に騒音は く、信頼性が向上し、損失が発生する虞も く、同期を取り易い。
[適用例]
上記第1~第4の実施の形態の液晶プロジェク
1~4は、スクリーン90を内蔵する背面投射型
画像表示装置に対して適用可能である。例
ば、図19に示したように、画像表示装置5で
、液晶プロジェクタ1の投射側にスクリーン9
0が配置されており、同様に、例えば、図20に
示したように、画像表示装置6では、液晶プ
ジェクタ4の投射側にスクリーン90が配置さ
ている。これにより、液晶プロジェクタ1か
出力された色映像光をスクリーン90の背面
投射し、スクリーン90の表面に画像を表示す
るようになっている。
このように、本適用例の画像表示装置は 記第1~第4の実施の形態の液晶プロジェクタ1 ~4を内蔵しているので、上記第1~第4の実施の 態と同様の作用・効果を奏する。
以上、複数の実施の形態および適用例を げて本発明を説明したが、本発明はこれら 施の形態等に限定されるものではなく、種 の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態等では、液晶プ ジェクタ1~4の構成を具体的に挙げて説明し が、全ての構成を備える必要はなく、また 他の構成を備えていてもよい。つまり、用 や目的に応じて種々選択が可能である。
また、上記実施の形態等では、アクティ マトリクス型の液晶パネル60を用いた場合 ついて説明したが、本発明は単純マトリク 駆動のものにも適用できる。
また、上記実施の形態等では、液晶パネ 60をライトバルブとして用いた場合につい 説明したが、他の原理を利用した表示パネ をライトバルブとして用いることはもちろ 可能である。
また、上記実施の形態では、液晶パネル6 0のバックライトとしてレーザを用いた場合 ついて説明したが、LED(発光ダイオード)など の単色系の発光素子をバックライトとして用 いることはもちろん可能である。
また、上記実施の形態では、各色光の光 上にダイクロイックミラー81(図21参照)やプ ズム82(図22参照)などの光学素子を配置して なかったが、これらを光路上に配置するよ にしてもよい。これにより、3色光源10や3色 スイッチング光源アレイ11のレイアウトに自 度を持たせることができる。
また、上記第4の実施の形態では、回折型 光学素子130は高分子分散型液晶からなる液晶 層132,液晶層134を含んで構成されていたが、 の回折型光学素子、例えば、音響光学素子(A O素子)により構成されていてもよい。
Next Patent: SCINTILLATOR PLATE, METHOD FOR PRODUCING THE SAME AND RADIATION IMAGE SENSOR
