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Patent Searching and Data


Title:
PROJECTION TYPE IMAGE DISPLAY APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/116510
Kind Code:
A1
Abstract:
A projection type image display apparatus (1) comprises a focus correction system (30). The system includes a temperature detection mechanism (16) for measuring temperature in the vicinity of a projection lens group (13), a correction amount calculation unit (18) for calculating a correction amount for correcting the focus shift caused by a temperature change, and a driving signal generation unit (19) for generating, based on the correction amount, a driving signal for driving a focus adjustment mechanism (15). If the user performs a focus adjustment using a focus operation input unit (23), a focus operation determination unit (21) determines that a focus adjustment has occurred independently of the focus correction system and changes a correction condition stored in a memory (20).

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Inventors:
MAEDA NORIO (JP)
WATARU KOHEI (JP)
INOUE KAZUHIKO (JP)
TERADA MASAHIRO (JP)
OHTA TAKASHI (JP)
SAWAI YASUMASA (JP)
Application Number:
JP2009/055117
Publication Date:
September 24, 2009
Filing Date:
March 17, 2009
Export Citation:
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Assignee:
KONICA MINOLTA OPTO INC (JP)
MAEDA NORIO (JP)
WATARU KOHEI (JP)
INOUE KAZUHIKO (JP)
TERADA MASAHIRO (JP)
OHTA TAKASHI (JP)
SAWAI YASUMASA (JP)
International Classes:
G03B21/00; H04N5/74
Foreign References:
JP2008233551A2008-10-02
JPH0553193A1993-03-05
JP2007241260A2007-09-20
Attorney, Agent or Firm:
SANO, Shizuo (JP)
Shizuo Sano (JP)
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Claims:
 光軸方向に沿って位置を移動可能なフォーカスレンズを有する投射光学系と、
 前記投射光学系近傍の温度を測定する温度センサと、
 前記温度センサによって測定される温度と前記フォーカスレンズの位置との関係を示すレンズ位置データを記憶するメモリと、
 前記温度センサからの温度情報と前記レンズ位置データとに基づいて前記フォーカスレンズの位置を制御するフォーカスレンズ制御部と、
 前記フォーカスレンズ制御部によるものでない前記フォーカスレンズの移動の有無を判定する判定部と、
 前記判定部が前記フォーカスレンズ制御部によるものでない前記フォーカスレンズの移動があったと判定した場合に、当該移動における前記フォーカスレンズの移動量に基づいて前記レンズ位置データを修正するレンズ位置データ修正部と、を備える投射型画像表示装置。
 請求項1の投射型画像表示装置であって、
 前記判定部が前記フォーカスレンズ制御部によるものでない前記フォーカスレンズの移動があったと判定した場合に、当該移動直後における前記温度センサによって測定される温度情報と前記フォーカスレンズの位置情報とが前記メモリに記憶されるように設けられ、
 前記レンズ位置データ修正部は、装置電源のオフ直前に、前記メモリに記憶される前記温度情報と前記フォーカスレンズの位置情報とに基づいて前記レンズ位置データを修正する。
 請求項1又は2の投射型画像表示装置であって、
 前記判定部は使用者による前記フォーカスレンズの移動の有無を判定可能に設けられる。
 請求項3の投射型画像表示装置であって、
 使用者が前記フォーカスレンズの移動を行うための入力手段を更に備え、
 前記判定部は、前記入力手段の操作の有無により、前記フォーカスレンズ制御部によるものでない前記フォーカスレンズの移動の有無を判定する。
 請求項1又は2の投射型画像表示装置であって、
 前記フォーカスレンズの位置の変位を検知する変位検知手段を更に備え、
 前記判定部は、前記変位検知手段からの信号に基づいて前記フォーカスレンズ制御部によるものでない前記フォーカスレンズの移動の有無を判定する。
 特定の物理量に基づいてフォーカスの経時変化を補正するフォーカス補正システムを備える投射型画像表示装置であって、
 前記フォーカス補正システムによるものではないフォーカス操作の有無を判定する判定部を有し、
 前記判定部により前記フォーカス操作があったと判定された場合には、前記フォーカス補正システムは、補正条件を新たな条件に変更して補正を行う。
 請求項6の投射型画像表示装置であって、
 前記判定部は、使用者による前記フォーカス操作の有無を判定可能に設けられる。 
 請求項7の投射型画像表示装置であって、
 前記判定部は、前記フォーカスの操作を指令するために設けられる入力手段の操作の有無により、前記フォーカス操作の有無を判定する。
 請求項6の投射型画像表示装置であって、
 前記判定部は、フォーカス操作時のレンズ位置の変位を検知する変位検知手段からの信号に基づいて、前記フォーカス補正システムによるものではないフォーカス操作の有無を判定する。
 請求項6の投射型画像表示装置であって、
 前記特定の物理量は温度であって、前記判定部により前記フォーカス操作があったと判定された場合には、前記フォーカス補正システムの補正開始温度を新たな温度に更新する。
 請求項6の投射型画像表示装置であって、
 前記特定の物理量は温度であって、
 前記フォーカス補正システムは、温度と関係付けられたレンズ位置データに基づいてフォーカスレンズの位置を移動することによって前記フォーカスの経時変化を補正し、
 前記判定部により前記フォーカス操作があったと判定された場合には、前記フォーカス操作による前記フォーカスレンズの移動量に基づいて前記レンズ位置データを修正し、前記フォーカス補正システムは、修正された前記レンズ位置データを前記新たな条件として補正を行う。
Description:
投射型画像表示装置

 本発明は、デジタルマイクロミラーデバ ス(DMD)等の反射型画像形成素子や透過型液 素子等の透過型画像形成素子により形成さ た画像を拡大投射する投射型画像表示装置 関し、特に、特定の物理量に基づいてフォ カスの経時変化を補正するシステムを有す 投射型画像表示装置の構成に関する。

 従来、例えばプロジェクタやリアプロジ クションテレビ等の投射型画像表示装置が 及している。投射型画像表示装置には、デ タルマイクロミラーデバイス(DMD)等の反射 画像形成素子や透過型液晶素子等の透過型 像形成素子により形成された画像を投射す 投射レンズが備えられる。投射型画像表示 置が備える投射レンズは、通常、レンズ保 枠に保持された状態で装置内に備えられる

 このような投射型画像表示装置において 、投影中に、光源からの光によるエネルギ によって、投射レンズやそれを保持するレ ズ保持枠の温度が上昇することがある。そ 影響として、例えば投射レンズの屈折率が 化したり、レンズ保持枠が熱膨張して投射 ンズの位置がずれたりする場合がある。こ ような場合、スクリーンに表示される画像 ピント(フォーカス)ずれが発生するために 題となる。特に、高い解像度が求められる ロジェクタ等では、熱による屈折率変化の きい異常分散ガラスを投射レンズに使用す ことが多く、上述のピントずれが大きくな 傾向がある。

 この点、レンズの温度変化によるピント れに対する対策が従来報告されている。例 ば、特許文献1には、温度を検出してそれに 対応した信号を生ずる手段を備えることによ り、温度によってピント変化が生じないよう にする構成が提案されている。この構成は、 例えば図10に示すような構成とされる。

 図10において、101は投射レンズ群、102は投 レンズ群101近傍の温度を検知し、検知した 度に対応した信号を出力する温度検知機構 103は温度検知機構によって検知された温度 基づいてピントの補正量を決定するピント 正量算出手段、104はピント補正量算出手段10 3によって決定された補正量に基づいて投射 ンズ群101のピント調整を行うピント補正部 駆動機構である。

特開昭59-137917号公報

 ところで、上述のような温度を測定し、 の温度情報を基づいてフォーカスの経時変 を補正するフォーカス補正システムを備え 投射型画像表示装置においては、フォーカ 補正システムによって補正を開始するタイ ングが重要となる。すなわち、例えば、装 の電源を投入すると同時にフォーカス補正 開始する構成とすると、初期の時点でフォ カスがずれていたり、実際に使用する投影 件(例えば焦点距離など)とは異なる条件で 正が開始されたりする場合がある。このよ な場合には、そのままフォーカス補正シス ムによって補正を行っても適切な補正は行 ない。

 また、プロジェクタ等の投射型画像表示 置は、使用者が自由なタイミングでフォー ス調整等の操作を行える。このために、使 者の操作によって装置の使用条件が変更さ て、適切なフォーカス補正ができなくなる 能性がある。温度情報によってピントの補 を行う従来のシステムでは、フォーカスを わせた時点の温度に対する温度変化量によ てフォーカスのずれ量を補正するために、 用途中にフォーカス調整が行われると補正 正しく行われなくなる場合がある。

 更に、プロジェクタ等の投射型画像表示 置が備える投射レンズは、一般的に製造ば つきを有している。また、投射型画像表示 置が使用される使用環境は必ずしも一定の 境ではなく、使用環境にはばらつきがある このために、予め実験等によって準備した 件によってフォーカス補正システムによる ォーカス補正を行っても正しいフォーカス 正を行えない場合がある。

 以上の点を鑑みて、本発明の目的は、特 の物理量に基づいてフォーカスの経時変化 補正するシステムを有し、該システムによ フォーカス補正を適切に行える投射型画像 示装置を提供することである。

 上記目的を達成するために本発明の投射 画像表示装置は、光軸方向に沿って位置を 動可能なフォーカスレンズを有する投射光 系と、前記投射光学系近傍の温度を測定す 温度センサと、前記温度センサによって測 される温度と前記フォーカスレンズの位置 の関係を示すレンズ位置データを記憶する モリと、前記温度センサからの温度情報と 記レンズ位置データとに基づいて前記フォ カスレンズの位置を制御するフォーカスレ ズ制御部と、前記フォーカスレンズ制御部 よるものでない前記フォーカスレンズの移 の有無を判定する判定部と、前記判定部が 記フォーカスレンズ制御部によるものでな 前記フォーカスレンズの移動があったと判 した場合に、当該移動における前記フォー スレンズの移動量に基づいて前記レンズ位 データを修正するレンズ位置データ修正部 、を備える。

 本構成の投射型画像表示装置は、温度情 とレンズ位置データとによってフォーカス ンズ制御部がフォーカスレンズの位置を制 するようになっており、フォーカスの経時 化を補正するフォーカス補正システムを有 る構成である。また、例えば使用者による ォーカスレンズの移動等、フォーカスレン 制御部によるものでないフォーカスレンズ 移動があったことを判定部によって認識可 となっている。そして、そのような移動が った場合には、当該移動のレンズ移動量に づいて予め記憶されているレンズ位置デー を修正できるようになっている。このため 例えばレンズの製造ばらつきや使用環境の らつき等のために予め記憶されるレンズ位 データが不適切であったとしても、当該デ タが適宜修正されて使用されることになる すなわち、本構成の投射型画像表示装置は 使用しながらレンズ位置データをより適切 ものへと修正する学習機能を有し、フォー ス補正システムによる補正を適切に行える

 上記構成の投射型画像表示装置において 前記判定部が前記フォーカスレンズ制御部 よるものでない前記フォーカスレンズの移 があったと判定した場合に、当該移動直後 おける前記温度センサによって測定される 度情報と前記フォーカスレンズの位置情報 が前記メモリに記憶されるように設けられ 前記レンズ位置データ修正部は、装置電源 オフ直前に、前記メモリに記憶される前記 度情報と前記フォーカスレンズの位置情報 に基づいて前記レンズ位置データを修正す 、こととしてもよい。

 上記構成の投射型画像表示装置において 前記判定部は使用者による前記フォーカス ンズの移動の有無を判定可能に設けられる が好ましい。投射型画像表示装置は、一般 に使用者によってフォーカス調整(ピント調 整)を行えるように構成される。このため、 用者によるフォーカスレンズの移動の有無 判定可能としておくのがよい。具体的な構 として、上記構成の投射型画像表示装置に いて、使用者が前記フォーカスレンズの移 を行うための入力手段を更に備え、前記判 部は、前記入力手段の操作の有無により、 記フォーカスレンズ制御部によるものでな 前記フォーカスレンズの移動の有無を判定 ることとできる。

 上記構成の投射型画像表示装置において 前記フォーカスレンズの位置の変位を検知 る変位検知手段を更に備え、前記判定部は 前記変位検知手段からの信号に基づいて前 フォーカスレンズ制御部によるものでない 記フォーカスレンズの移動の有無を判定す こととしてもよい。この構成によれば、使 者の入力手段以外からのフォーカス操作(例 えばフォーカスリングの回転等)にも適切に 応して、フォーカス補正システムによるフ ーカス補正を行える。

 上記目的を達成するために本発明は、特 の物理量に基づいてフォーカスの経時変化 補正するフォーカス補正システムを備える 射型画像表示装置であって、前記フォーカ 補正システムによるものではないフォーカ 操作の有無を判定する判定部を有し、前記 定部により前記フォーカス操作があったと 定された場合には、前記フォーカス補正シ テムは、補正条件を新たな条件に変更して 正を行う。

 本構成によれば、フォーカス補正システ によるものでないフォーカス操作があった 合には、フォーカス補正システムは、補正 件を新たな条件に変更して補正を行うこと なっている。このために、フォーカス補正 ステムによるフォーカス補正が、不適切な 件で行われる可能性が低い。このため、本 成によれば、フォーカス補正システムによ フォーカス補正を適切に行うことが可能と る。

 上記構成の投射型画像表示装置において 前記判定部は、使用者による前記フォーカ 操作の有無を判定可能に設けられることと てもよい。投射型画像表示装置は、使用者 よって自由に条件変更が行え、そのような 況が発生し易い。この点、本構成によれば 使用者によるフォーカス操作に適切に対応 て、フォーカス補正システムによるフォー ス補正を行える。

 上機構の投射型画像表示装置の具体的な 成として、前記判定部は、前記フォーカス 操作を指令するために設けられる入力手段 操作の有無により、前記フォーカス操作の 無を判定することとしてもよい。

 上記構成の投射型画像表示装置において 前記判定部は、フォーカス操作時のレンズ 置の変位を検知する変位検知手段からの信 に基づいて、前記フォーカス補正システム よるものではないフォーカス操作の有無を 定することとしてもよい。この構成によれ 、使用者の入力手段以外からのフォーカス 作(例えばフォーカスリングの回転等)にも 切に対応して、フォーカス補正システムに るフォーカス補正を行える。

 上記構成の投射型画像表示装置において 前記特定の物理量は温度であって、前記判 部により前記フォーカス操作があったと判 された場合には、前記フォーカス補正シス ムの補正開始温度を新たな温度に更新する ととしてもよい。温度に基づいてフォーカ 補正を行うフォーカス補正システムは構築 易い。本構成によれば、このようなフォー ス補正システムを有する投射型画像表示装 に対応可能である。

 上記構成の投射型画像表示装置において 前記特定の物理量は温度であって、前記フ ーカス補正システムは、温度と関係付けら たレンズ位置データに基づいてフォーカス ンズの位置を移動することによって前記フ ーカスの経時変化を補正し、前記判定部に り前記フォーカス操作があったと判定され 場合には、前記フォーカス操作による前記 ォーカスレンズの移動量に基づいて前記レ ズ位置データを修正し、前記フォーカス補 システムは、修正された前記レンズ位置デ タを前記新たな条件として補正を行う、こ としてもよい。本構成の投射型画像表示装 は、使用しながらレンズ位置データをより 切なものへと修正する学習機能を有し、フ ーカス補正システムによる補正を適切に行 る。

 本発明によれば、特定の物理量に基づい フォーカスの経時変化を補正するシステム 有し、該システムによるフォーカス補正を 切に行える投射型画像表示装置を提供でき 。

第1実施形態の投射型画像表示装置の構 成を示すブロック図 第1実施形態の投射型画像表示装置にお ける、フォーカス補正システムの動作を制御 するフローを示すフローチャート 第2実施形態の投射型画像表示装置の構 成を示すブロック図 第2実施形態の投射型画像表示装置にお ける、フォーカス補正システムの動作を制御 するフローを示すフローチャート 第3実施形態の投射型画像表示装置の構 成を示すブロック図 レンズ位置データ修正部を設けない場 の問題点を説明するための模式図 第3実施形態の投射型画像表示装置が備 えるレンズ位置データ修正部の動作を説明す るための模式図 第3実施形態の投射型画像表示装置にお ける、フォーカス補正システムの動作を制御 するフローを示すフローチャート 第4実施形態の投射型画像表示装置にお ける、フォーカス補正システムの動作を制御 するフローを示すフローチャート 温度変化によるレンズのピントずれを 防止する従来の構成を示す図

符号の説明

   1、2、3、4 投射型画像表示装置
   13 投射レンズ群
   14 レンズ保持枠
   16 温度検知機構
   21 フォーカス操作判定部
   23 フォーカス操作入力部
   24 変位センサ
   30 フォーカス補正システム
   33 フォーカスレンズ制御部
   34 メモリ
   35 レンズ位置データ修正部
   341 レンズ位置データ

 以下、本発明の投射型画像表示装置の実 形態(第1~第4実施形態)について図面を参照 ながら説明する。

(第1実施形態)
 図1は、第1実施形態の投射型画像表示装置 構成を示すブロック図である。図1に示すよ に、第1実施形態の投射型画像表示装置1は 光源11と、画像形成素子12と、投射レンズ群1 3と、レンズ保持枠14と、フォーカス調整機構 15と、温度検知機構16と、温度差算出部17と、 補正量算出部18と、駆動信号生成部19と、メ リ20と、フォーカス操作判定部21と、補正開 条件決定部22と、フォーカス操作入力部23と 、を備える。

 光源11は、例えば超高圧水銀ランプを用 た放電ランプからなる。光源11からの照明光 は、図示しない照明光学系を通過して画像形 成素子12へと至る。なお、照明光学系には、 えば、円周上に赤、青、緑の色光をそれぞ 透過するカラーフィルタが配置され、回転 ることで入射する光を時分割で色分解する ラーホイールと、直方体のガラスロッドで 成され、カラーホイールを通過した光をロ ド内面で全反射させて重ね合わせることで 出面から均一な強度分布を持つ光束を出射 るインテグラーロッドと、インテグラーロ ドから出射された光を画像形成素子12へと くレンズ群と、が備えられる。

 画像形成素子12は、例えばDMD(デジタルマ クロミラーデバイス)から成る。DMDは、入射 する光を反射する方向によって空間的に変調 する画像形成素子である。DMDの構成は公知で あるが簡単に説明すると、多数の微小なマイ クロミラーを2次元的に配置して成るミラー を備え、個々のマイクロミラーは反射角度 独立して2方向に切り替えることが可能とな ている。個々のマイクロミラーは、スクリ ン40上に投射される画像の画素に対応して る。

 反射角度が2方向のうち一方に設定された マイクロミラーはオン状態となって、照明光 学系からの光を反射し、投射レンズ群13を介 てスクリーン40上へと導く。一方、反射角 が2方向のうちの他方に設定されたマイクロ ラーはオフ状態となって、照明光学系から 光を反射して投射レンズ群13とは異なる場 に導く。そして、この場合には、スクリー 40上には黒い点が表示されることになる。

 なお、本実施形態では画像形成素子12を DMDのような反射型画像形成素子としている 、これに限定される趣旨ではない。すなわ 、例えば、液晶素子のような透過型画像形 素子としても勿論構わない。

 投射レンズ群13は、投射光学系を構成し 画像形成素子12からの光をスクリーン40に向 て拡大投射する。本実施形態の投射レンズ 13は複数のレンズから構成されるが、レン の枚数や組み合わせるレンズの形状等は、 的に応じて適宜設計変更されるものである なお、この投射レンズ群13にはフォーカス( ント)調整を行うためのフォーカスレンズが まれる。

 投射レンズ群13は、レンズ保持枠14に保持 された状態となっている。レンズ保持枠14は その全体或いは一部が可動するように構成 れている。これにより、投射光学系を構成 る投射レンズ群13の全部或いは一部のレン を可動して、投射光学系から出射される光 フォーカス(ピント)調整を行えるようになっ ている。

 フォーカス調整機構15は、可動式のレン 保持枠14を移動して投射光学系から出射され る光のフォーカス調整を可能とする機構であ る。このような機構は、例えば、ステッピン グモータと、ステッピングモータの出力軸に 取り付けられる出力ギアと、出力ギアと噛み 合うようにレンズ保持枠14に形成されるギア (いずれも図示せず)と、から成る構成とで る。

 温度検知機構16は、投射レンズ群13の近傍 (投射光学系近傍)の温度を測定するために設 られる。温度検知機構16は、例えば、熱電 や測温抵抗体等の温度センサを用いて形成 れる。温度センサは、例えばレンズ保持枠14 に保持される状態で取り付けられる。特に、 投射レンズ群13のうち最も画像形成素子12に いレンズの温度を測定するように、温度セ サが取り付けられていることが好ましい。 るいは、投射レンズ群13が異常分散特性を持 つレンズを有している場合には、異常分散特 性を持つレンズの温度を測定するように温度 センサが取り付けられていることが好ましい 。温度検知機構16で検知された温度情報は、 度差算出部17や補正開始条件決定部22に出力 される。

 温度差算出部17は、メモリ20に補正開始条 件201として記憶される補正開始時の温度を読 み出して、温度検知機構16から送られてくる 度との間の差を算出する。算出された温度 は補正量算出部18に出力される。温度差の 出は所定間隔で行われる。なお、ここでい 補正は、投射光学系のフォーカス位置が経 変化を起こす(主にレンズの温度変化に起因 る)ために、そのずれを解消するために行う 補正を指している。

 補正量算出部18は、温度差算出部17から出 力された温度差算出結果と、メモリ20に記憶 れる補正量換算テーブル202と、を用いてフ ーカスの補正量を算出する。ここで算出さ る補正量は、フォーカス補正を開始した時 におけるフォーカス位置に対するずれを補 するためのレンズ(フォーカスレンズが該当 )の移動量である。算出された補正量は、駆 信号生成部19に出力される。

 駆動信号生成部19は、補正量算出部18で算 出された補正量に基づいて、フォーカス調整 機構15を駆動するための駆動信号を生成する そして、生成された駆動信号に基づいてフ ーカス調整機構15が作動して、投射光学系 フォーカス補正が行われる。なお、本実施 態では、フォーカス調整機構15にステッピン グモータを用いており、算出された補正量に 基づいて所望の位置にレンズを移動可能であ る。また、駆動信号生成部19は、フォーカス 作入力部23からの指令によってもフォーカ 調整機構15を駆動させる。

 メモリ20は、投射光学系のフォーカス位 の経時変化を補正するために必要な情報を 憶する。本実施形態においては、メモリ20に は補正開始条件201と補正量換算テーブル202と が記憶される。補正開始条件201としては、例 えばフォーカス補正を開始した時点における 温度や、焦点距離等の装置使用条件等が該当 する。補正量換算テーブル202は、実機を用い て温度変化と補正量(レンズ移動量)との関係 実験的に求め、これを換算表の形で記憶し ものでも良い。また、実験結果から求めた 度変化と補正量との関係を示す近似式を記 する構成でも良い。また、投射光学系に使 されるレンズの特性(例えば熱放射率など) ら求めた近似式(温度変化と補正量の関係を すもの)でも良い。

 なお、例えばズーム条件等によって、補 量換算テーブル202は異ならせる必要がある 合があるために、補正量換算テーブル202は それに対応して複数設けておくのが好まし 。また、本実施形態の投射型画像表示装置1 においては、メモリ20に記憶される補正開始 件201は、必要に応じて更新される構成とな ている。これについては後述する。また、 上に説明したように、フォーカス調整機構1 5、温度検知機構16、温度差算出部17、補正量 出部18、駆動信号生成部19、及びメモリ20は 投射光学系のフォーカスの経時変化を温度 報に基づいて補正するフォーカス補正シス ム30(図1中、破線で囲まれる部分が該当)と て機能する。

 フォーカス操作判定部21は、フォーカス 正システム30によるものではないフォーカス 操作の有無を判定する判定部である。本実施 形態の投射型画像表示装置1は、フォーカス 作入力部23が設けられており、フォーカス操 作入力部23からの入力によりフォーカス調整 構15が作動するようになっている。フォー ス操作判定部21は、フォーカス操作入力部23 基づくフォーカス操作が行われると、その 報を受け取ってフォーカス補正システム30 よるものではないフォーカス操作があった 判定する。

 なお、フォーカス操作入力部23は、本発 の使用者がフォーカスレンズの移動を行う めの入力手段の実施形態で、例えば、その イッチを押すことによりフォーカスを電動 整できるフォーカス調整ボタンのようなも が該当する。また、フォーカス操作入力部23 は、投射型画像表示装置1本体に設けられる 成でも良いし、例えば赤外線等を利用して 射型画像表示装置1を遠隔操作するリモート ントローラに設けられる構成でも良い。

 補正開始条件決定部22は、温度検知機構16 から現在温度を入手可能となっている。また 、フォーカス操作判定部21からの情報に基づ て、補正開始条件を決定する。そして、決 された条件をメモリ20に補正開始条件とし 記憶させる。

 次に、以上のように構成される投射型画 表示装置1において、フォーカス補正システ ム30を適切に作動させるための制御動作につ て図2を参照しながら説明する。図2は、第1 施形態の投射型画像表示装置1における、フ ォーカス補正システムの動作を制御するフロ ーを示すフローチャートである。

 本実施形態の投射型画像表示装置1におい ては、光源11が点灯されてから所定期間が経 したか否かが確認される(ステップS1)。これ は、光源11の光量が点灯されてから所定期間 経過するまでは一定とならず、光源11から 光量が安定しない状態でフォーカス補正シ テム30によるフォーカス補正を開始すると、 正確な補正が行えないことを考慮するもので ある。

 所定期間が経過したか否かの確認は、例 ば、光源11点灯後、内蔵タイマ(図示せず)に よって時間を計測し、計測時間が、予めメモ リ等に記憶しておいた所定期間を超えたか否 かで確認すればよい。所定期間が経過すると 、例えば投射型画像表示装置1の操作パネル( 示せず)にその旨が表示される。この操作パ ネルは、光源11点灯後、所定期間が経過した とを伝達する伝達手段の一形態である。こ 伝達手段の他の形態として、例えば所定期 が経過したことを知らせるランプが装置本 のいずれかの位置で発光するようにしても い。これにより、使用者は光源11点灯後、 定期間が経過したことを知ることができる

 光源11点灯後、所定期間が経過すると、 期のフォーカス調整が行われる(ステップS2) 初期のフォーカス調整は、使用者がフォー ス操作入力部23から操作指令を出すことに り実行される。この際、フォーカス操作入 部23に基づく操作が実行されるために、フォ ーカス操作判定部21は、フォーカス操作があ たと判定する(ステップS3)。

 フォーカス操作があったと判定すると、 ォーカス操作判定部21は、そのことを補正 始条件決定部22に伝達する。フォーカス操作 があったことが伝達された補正開始条件決定 部22は、温度検知機構16から出力される現在 度を補正開始時の温度として決定し、これ メモリ20に補正開始条件201として記憶させる (ステップS4)。なお、その他、焦点距離等の 用条件についても必要に応じて記憶させる

 これにより、フォーカス補正システム30 補正が開始される(ステップS5)。フォーカス 正システム30の補正が開始されると、フォ カス操作判定部21はフォーカス操作入力部23 操作の有無を監視する(ステップS6)。フォー カス操作入力部23の操作があった場合には、 ォーカス操作判定部21はその旨を補正開始 件決定部22に知らせる。そして、補正開始条 件決定部22は、温度検知機構16から出力され 現在温度を補正開始時の温度として決定し 先の条件をリセットして補正開始条件201を 新する(ステップS7)。なお、その他、焦点距 等の使用条件についても必要に応じて更新 る。

 なお、フォーカス補正システム30による 正開始後のフォーカス操作入力部23によるフ ォーカス操作は、例えば、装置本体の移動( 点距離が変更される場合)や、例えばズーム 変更等の使用条件変更が行われた場合に必 となる。

 補正開始条件201が更新されると、フォー ス補正システム30は新たな条件でフォーカ 補正を開始する(ステップS8)。その後、フォ カス操作判定部21による判定を終了するか かが確認され(ステップS9)、判定を続行する 合には、ステップS6からステップS9が繰り返 される。

 以上のように、第1実施形態の投射型画像 表示装置1によれば、フォーカスの経時変化 温度情報によって補正するフォーカス補正 ステム30を、適切な作動条件で作動させられ る。

 なお、本実施形態においては、フォーカ 補正システム30による補正開始を光源11が点 灯されてから所定の期間経過後とした。しか し、装置本体の電源がオンされると同時にフ ォーカス補正システム30によるフォーカス補 が開始される構成としてもよい。この場合 電源オン時にフォーカスがずれている場合 あり得、例えば使用者によってフォーカス 調整が行われるものと考えられる。このよ なフォーカス調整が行われると、フォーカ 補正システム30による補正は一旦リセット れ、新たな条件で補正を開始する。従って フォーカス補正システム30によるフォーカス 補正は適切に行われる。

(第2実施形態)
 次に、第2実施形態の投射型画像表示装置に ついて説明する。図3は、第2実施形態の投射 画像表示装置の構成を示すブロック図であ 。図3に示すように、第2実施形態の投射型 像表示装置2は、第1実施形態の投射型画像表 示装置1とほぼ同様の構成である。ただし、 ォーカス操作判定部21が変位センサ24からの 報に基づいて、フォーカス補正システム30 よるものではないフォーカス操作の有無を 定する点で異なる。以下では、この相違点 ついて説明することとし、第1実施形態の構 と同一の部分については、同一の符号を付 て、特に必要な場合を除いてその説明を省 する。

 変位センサ24は、投射レンズ群13のうちフ ォーカス調整を行うために使用されるレンズ の位置の変位を検出できるように設けられる 。このような変位センサとしては、例えば、 三角測量を応用した光学方式のセンサ等が挙 げられ、変位センサ24は本発明の変位検知手 の実施形態である。本実施形態では、この 位センサ24によるレンズ位置の変位情報に づいて、フォーカス補正システム30によるも のではないフォーカス操作の有無を判定し、 フォーカス補正システム30を適切に作動させ ように構成されている。

 以下、第2実施形態の投射型画像表示装置 2において、フォーカス補正システム30を適切 に作動させるための制御動作について図4を 照しながら説明する。図4は、第2本実施形態 の投射型画像表示装置2における、フォーカ 補正システム30の動作を制御するフローを示 すフローチャートである。

 第2実施形態の投射型画像表示装置2にお ても第1実施形態の場合と同様に、光源11が 灯されてから所定期間が経過したか否かが 認される(ステップS21)。光源11点灯後、所定 間が経過すると(第1実施形態と同様の構成 判断される)、初期のフォーカス調整が行わ る(ステップS22)。初期のフォーカス調整は 使用者が例えばレンズ保持枠14に設けられる フォーカスリングを回転して調整しても良い し、第1実施形態の場合と同様に、フォーカ 操作ボタン(フォーカス操作入力部23)等を利 してフォーカス調整を行っても良い。

 この初期のフォーカス調整が行われると 変位センサ24によってフォーカス調整用の ンズが移動したことが検知される。このた に、フォーカス操作判定部21は、フォーカス 補正システム30によるものではないフォーカ 操作があったと判定する(ステップS23)。な 、この段階では、フォーカス補正システム30 によるフォーカス補正は開始されていないた めに、変位センサ24で変位が検知されること よって、フォーカス補正システム30による のではないフォーカス操作があったと判定 きる。

 フォーカス操作があったと判定すると、 ォーカス操作判定部21は、そのことを補正 始条件決定部22に伝達する。フォーカス操作 があったことが伝達された補正開始条件決定 部22は、温度検知機構16から出力される現在 度を補正開始時の温度として決定し、これ メモリ20に補正開始条件201として記憶させる (ステップS24)。なお、その他、焦点距離等の 用条件についても必要に応じて記憶させる

 これにより、フォーカス補正システム30 補正が開始される(ステップS25)。フォーカス 補正システム30の補正が開始されると、フォ カス操作判定部21は、変位センサ24からの情 報により、レンズの変位があるか否かを監視 する(ステップS26)。レンズの変位があった場 には、レンズの変位量がその時点で補正量 出部18によって算出されている補正量と一 するか否かが確認される(ステップS27)。

 両者が一致する場合には、フォーカス操 判定部21は、その補正がフォーカス補正シ テム30のフォーカス補正であると判定し、フ ォーカス補正システム30によるものではない ォーカス操作は無かった判定する(ステップ S28)。一方、両者が一致しない場合には、フ ーカス補正システム30によるものではないフ ォーカス操作があったと判定する(ステップS2 9)。

 フォーカス補正システム30によるもので ないフォーカス操作があったと判定された 合には、フォーカス操作判定部21はその旨を 補正開始条件決定部22に知らせる。そして、 正開始条件決定部22は、温度検知機構16から 出力される現在温度を補正開始時の温度とし て決定し、先の条件をリセットして補正開始 条件201を更新する(ステップS30)。なお、その 、焦点距離等の使用条件についても必要に じて更新する。

 補正開始条件201が更新されると、フォー ス補正システム30は新たな条件でフォーカ 補正を開始する(ステップS31)。補正開始条件 201が更新された場合及び更新されなかった場 合のいずれの場合も、その後、フォーカス操 作判定部21による判定を終了するか否かが確 され(ステップS32)、判定を続行する場合に 、ステップS26からステップS32が繰り返され 。

 なお、第2実施形態の構成の場合、フォー カス補正システム30によるものではないフォ カス操作が使用者によるものである場合ば りではなく、オートフォーカス機能による ォーカス操作があった場合でも、フォーカ 補正システム30を適切な作動条件で作動さ られる。

(第3実施形態)
 先に述べたように、例えば投射光学系を構 する投射レンズの製造ばらつき等のために 単に、予め準備した補正条件(例えば第1及 第2実施形態の補正量換算テーブルが該当)を 使用してフォーカス補正を行うフォーカス補 正システムでは、フォーカスの経時変化を正 しく補正できない場合がある。そこで、第3 施形態の投射型画像表示装置では、予め準 した補正条件をより良い条件へと変更しな らフォーカス補正システムによるフォーカ 補正を実行するという学習機能を備える構 となっている。以下、これについて詳細に 明する。

 図5は、第3実施形態の投射型画像表示装 の構成を示すブロック図である。第3実施形 の投射型画像表示装置3が備える、照明光学 系(光源11を含む)、画像形成素子12、投射光学 系(投射レンズ群13及びレンズ保持枠14を含む) 、温度検知機構16、フォーカス操作判定部21 及びフォーカス操作入力部23の構成は、第1 施形態の投射型画像表示装置1と同様である このため、これらについては同一の符号を し、その説明は省略する。

 レンズ位置移動機構31は、レンズ保持枠14 の一部を動かすことが可能となっており、レ ンズ保持枠14に保持されるフォーカスレンズ 光軸方向に沿って移動できるようになって る。このような機構は、例えば、ステッピ グモータと、ステッピングモータの出力軸 取り付けられる出力ギアと、出力ギアと噛 合うようにレンズ保持枠14に形成されるギ 溝(いずれも図示せず)と、を含む構成によっ て実現できる。なお、本実施形態ではレンズ 位置移動機構31は上述の構成によって実現さ ている。

 また、レンズ位置移動機構31は、例えば ォーカス調整ボタンとして構成されるフォ カス操作入力部23のボタン操作によっても駆 動する。これにより、使用者は手動でフォー カスレンズの位置を調整してフォーカス(ピ ト)調整を行うことができる。

 基準位置検出センサ32は、投射レンズ群13 に含まれてレンズ位置移動機構31によって移 可能なフォーカスレンズの位置について、 射型画像表示装置3内に設けられる基準点か らの距離で与えられるようにするものである 。以下では、この基準点からの距離で与えら れる位置のことを絶対位置と表現する。

 基準位置検出センサ32としては例えばフ トインタラプタを用いることができる。こ 場合、例えばフォーカスレンズが基準位置 到達した時点で、レンズ保持枠14に設けられ る突出部(図示せず)がフォトインタラプタの 光部から受光部へと向かう光を遮断するよ に構成すれば、フォーカスレンズが基準位 にあることを検出できる。また、上述のよ にフォーカスレンズの移動を可能とするレ ズ位置移動機構31にはステッピングモータ 用いているので、基準位置からのパルス数 よってフォーカスレンズの絶対位置を求め ことができる。

 なお、フォーカスレンズの位置を絶対位 で与えるための構成は、本実施形態の構成 限定される趣旨ではない。例えば、フォー スレンズの移動に連動するポテンショメー から絶対位置が与えられるようにしてもよ 。また、例えばエンコーダを利用して絶対 置が与えられるようにしてもよい。

 フォーカスレンズ制御部33は、温度検知 構16から与えられる温度に基づいてフォーカ スレンズの位置を制御する。また、フォーカ スレンズ制御部33は、レンズ位置移動機構31 構成するステッピングモータから得られる 報を利用してフォーカスレンズの絶対位置 把握できるようになっている。

 フォーカスレンズ制御部33は、温度検知 構16から与えられる温度に基づいてフォーカ スレンズの位置を制御するにあたって、メモ リ34に記憶されるレンズ位置テーブル341を利 する。具体的には、フォーカスレンズ制御 33は、温度検知機構16から得られる温度に対 応してフォーカスレンズが配置されるべき絶 対位置をレンズ位置テーブル341に基づいて求 める。そして、フォーカスレンズ制御部33は 求めた絶対位置にフォーカスレンズが位置 るようにレンズ位置移動機構31に命令を出 。

 本実施形態においては、レンズ位置テー ル341は、デフォルトにおいては、例えば実 によって求められた補正関数テーブルを記 している。ただし、この補正関数テーブル 、レンズ位置データ修正部35によってより いテーブルへと修正されるようになってい 。この点は後述する。

 第3実施形態の投射型画像表示装置3にお ては、レンズ位置移動機構31、基準位置検出 センサ32、温度検知機構16、フォーカスレン 制御部33、及びメモリ34は、投射光学系のフ ーカスの経時変化を温度情報に基づいて補 するフォーカス補正システム30を構成して る。このフォーカス補正システム30は、フォ ーカス操作判定部21によってフォーカス補正 ステム30(フォーカスレンズ制御部33と言い えてもよい)によるものではないフォーカス 作があったと判定された場合に、現在実行 の補正条件を修正する。そして、修正した 件(新たな条件)でフォーカス補正システム30 による補正を行うようになっている。補正条 件の修正は、レンズ位置データ修正部35によ て行われる。

 以下、レンズ位置データ修正部35の詳細 説明するが、その前に本発明の理解を容易 するために、レンズ位置データ修正部35が設 けられる理由について説明しておく。

 図6は、レンズ位置データ修正部を設けな い場合の問題点を説明するための模式図であ る。図6に示すように、メモリ34のレンズ位置 データ341にデフォルトで記憶される補正関数 テーブルf1は、横軸が温度t、縦軸がフォーカ スレンズの絶対位置xで与えられる関数であ 。この補正関数テーブルf1は予め実験を行う ことによって求められるものである。

 ところで、投射型画像表示装置3に搭載さ れる投射レンズ群13を構成するレンズには製 ばらつきがあったり、また、使用環境によ てレンズの機能にばらつきが生じたりする とがある。このようなことから、各温度に してフォーカスレンズを配置すべき絶対位 (図6中の「実際の変化を示す曲線」によっ 与えられる絶対位置)と、予め記憶されてい 補正関数テーブルf1によって与えられる絶 位置との間にずれが生じる場合がある。こ ため、フォーカス補正システム30による補正 を行っているにもかかわらず、使用者が手動 で(すなわち、フォーカス操作入力部23を用い て)レンズ位置をずらす(図6のδ2が該当)必要 生じる場合がある。

 図6に示すように、手動でフォーカスレン ズの絶対位置を調整した後も補正関数テーブ ルf1を利用(正確にはf1+δ2を利用;これは、図6 太線の破線で示される曲線が該当)する構成 とすると、先に使用者がフォーカス調整を行 ったにもかかわらず、再びピントずれが生じ てしまう。すなわち、使用者が何度もフォー カス調整を行う必要が生じることになり、使 用者にとっては煩わしく感じられる。このよ うな問題を解消するために、レンズ位置デー タ修正部35が設けられている。

 図7は、第3実施形態の投射型画像表示装 が備えるレンズ位置データ修正部の動作を 明するための模式図である。投射型画像表 装置3は、まず、メモリ34に記憶されている ンズ位置データ341(図7では補正関数テーブル f1)に従ってフォーカス補正システム30による 正を開始する。なお、以下では、図7におけ る温度t1でフォーカス補正システム30による 正が開始され、この時点では投射型画像表 装置3のピントは合っているものとして話を める。

 ここで、温度t2において、ピントずれが きくなって使用者が手動でフォーカスレン の移動(フォーカスレンズ制御部33によるも ではないフォーカスレンズの移動)を行った のとする。この場合、これ以後のフォーカ 補正システム30の補正を先の補正関数テー ルf1を用いて行うと、再び使用者がフォーカ ス調整を行う必要が生じる。このため、レン ズ位置データ修正部35は、使用者によるフォ カスレンズの移動があったという情報をフ ーカス操作判定部21から得て、補正関数テ ブルf1の修正を行う。

 補正関数テーブルf1の修正は、例えば補正 数テーブルf1の傾きを修正するようにすれば よい。このようにレンズ位置データ修正部35 よって修正された補正関数テーブルf2の一 について〔数1〕に示す。
 ここで、t1はフォーカス補正システム30によ る補正開始時温度、f1(t1)は補正開始時のフォ ーカスレンズの絶対位置、t2は使用者による ォーカス操作時温度、f1(t2)は使用者による ォーカス操作直前のフォーカスレンズの絶 位置、δ2は使用者によるフォーカスレンズ 移動量である。

 レンズ位置データ修正部35は、修正した 正関数テーブルf2を求めると、今後、温度t1 上においては修正した補正関数テーブルf2 使用するように、メモリ34のレンズ位置デー タ341を修正する。そして、レンズ位置データ 修正部35によるレンズ位置データ341の修正が 了すると、この修正した補正関数テーブルf 2に従ったフォーカス補正システム30の補正が 行われる。

 なお、修正した補正関数テーブルf2に従 てフォーカス補正システム30による補正を実 行しても、先のレンズ位置データ修正部35に る修正が不十分で、再度、使用者によるフ ーカスレンズ位置の移動が行われる場合が る(図7において、温度t3での移動量δ3の移動 が該当)。この場合、先の温度t2での使用者に よるフォーカスレンズの位置の移動に伴って 行われたのと同様のレンズ位置テーブル341の 修正が行われる。

 この場合にレンズ位置データ修正部35によ て修正された補正関数テーブルf3は〔数2〕 ようになる。
 ここで、f2(t2)は先の使用者によるフォーカ 操作直後のフォーカスレンズの絶対位置、t 3は使用者によって再度行われたフォーカス 作時温度、f2(t3)は使用者によって再度行わ たフォーカス操作直前のフォーカスレンズ 絶対位置、δ3は使用者によって再度行われ フォーカス操作におけるフォーカスレンズ 移動量である。その他については〔数1〕に じである。

 レンズ位置データ修正部35は、修正した 正関数テーブルf3を求めると、今後、温度t2 上においては修正した補正関数テーブルf3 使用するように、メモリ34のレンズ位置デー タ341を修正する。そして、レンズ位置データ 修正部35によるレンズ位置データ341の修正が 了すると、この修正した補正関数テーブルf 3に従ったフォーカス補正システム30の補正が 行われる。

 次に、以上のように構成される第3実施形 態の投射型画像表示装置3における、フォー ス補正システム30の動作を制御するフローに ついて図8のフローチャートを参照しながら 明する。

 本実施形態の投射型画像表示装置3におい ても、第1実施形態の投射型画像表示装置1と 様に、光源11が点灯されてから所定期間が 過したか否かが確認される(ステップS41)。こ の確認は、例えばフォーカスレンズ制御部33 よって行われ、所定期間が経過すると、フ ーカス補正システム30による補正が開始さ る(ステップS42)。

 なお、ここではフォーカス補正システム3 0による補正開始時にはフォーカス(ピント)が 合うように調整されていることを前提として いる。この調整は、投射型画像表示装置3が える上述の学習機能(レンズ位置データ修正 35によって実現される機能)によって自動的 行える場合もあるし、使用者が手動で行う 合もある。

 フォーカス補正システム30の補正が開始 れると、フォーカス操作判定部21によってフ ォーカス操作入力部23の操作の有無が監視さ る(ステップS43)。フォーカス操作入力部23の 操作があった場合(フォーカスレンズ制御部33 によるものではないフォーカスレンズの移動 があった場合)には、フォーカス操作判定部21 はその旨をレンズ位置データ修正部35に知ら る。そして、レンズ位置データ修正部35に って、メモリ34に記憶されるレンズ位置デー タ341の修正が行われる(ステップS44)。

 この修正は、例えば、使用者のフォーカ レンズ位置の移動量に基づいて補正関数テ ブルf1から補正関数テーブルf2を求め、レン ズ位置テーブル341を修正するという、上述の 修正が該当する。なお、使用者のフォーカス レンズ位置の移動量は、例えば図7のδ2が該 し、これはフォーカスレンズ制御部33による ものでないフォーカスレンズの移動量である 。

 レンズ位置データ修正部35によってレン 位置データ341の修正が行われると、修正さ たレンズ位置データ(新たな条件)に従ってフ ォーカス補正システム30による補正が開始さ る(ステップS45)。その後、投射型画像表示 置3の電源をオフするか否かが確認され(ステ ップS46)、電源をオフしない場合には、ステ プS43からステップS46が繰り返される。

 なお、フォーカス操作入力部23の操作が い場合(ステップS43でNoの場合)には、投射型 像表示装置3の電源をオフするか否かが確認 され(ステップS46)、電源をオフしない場合に 、ステップS43からステップS46が繰り返され 。

 このように構成される投射型画像表示装 3では、レンズ位置データ修正部35によるレ ズ位置データ341の修正が行われた場合には 次回からのフォーカス補正システム30によ 補正は修正されたレンズ位置データ341で実 される。図7に示される場合を例に説明する 、投射型画像表示装置3の使用開始時におけ る温度(温度検知機構16によって検知される温 度)がt1より低い場合には補正関数テーブルf1 、t1以上でt2より低い場合には補正関数テー ブルf2に、t2以上の場合には補正関数テーブ f3に従って、フォーカス補正システム30によ 補正が開始されることになる。すなわち、 にピントが合っていたという実績に基づい フォーカス補正システム30が開始されるこ になるので、適切な補正が行われることに る。

 なお、以上に示した第3実施形態において はフォーカス操作の有無(フォーカスレンズ 移動の有無)をフォーカス操作入力部23から 入力によって判定する構成としたが、フォ カス操作の有無を判定する構成はこれに限 される趣旨ではない。すなわち、例えば第2 施形態と同様の構成として、変位センサか の情報に基づいてフォーカス操作の有無を 定する構成としても勿論構わない。この場 、使用者によるフォーカス操作ばかりでな 、オートフォーカス機能によるフォーカス 作があった場合でも、フォーカスレンズ制 部33によるものでないフォーカス操作があ たと判定できる。

 また、以上に示した第3実施形態において は、使用者によるフォーカス操作が、レンズ 位置テーブル341に予め用意されるデータが不 適切のために行われることを前提としている 。しかし、例えばズーム調整を行った場合( の場合には当然異なる補正関数テーブルに 更する必要がある)等、レンズ位置テーブル3 41に予め用意されるデータが適切なものであ に関わらず、使用者によるフォーカス操作 行われることがある。このため、フォーカ 補正システムよって使用される関数テーブ を当然変更する必要がある操作が投射型画 表示装置の使用上で発生する場合には、例 ばそのような操作があったことをレンズ位 データ修正部35に知らせるように構成する よい。

 具体例としては、ズーム調整が行われた 合には、その情報をレンズ位置データ修正 35に送信するようにする。ズーム調整は例 ばボタン操作等で行われるために、そのよ な情報の送信が可能である。そして、ズー 調整が行われた場合には、フォーカス操作 定部21によってフォーカス操作があったと判 定された場合でも、レンズ位置データ修正部 35はレンズ位置データ341の修正を行わないよ にする。また、ズーム調整が行われて使用 る補正関数テーブルを変更する必要がある をフォーカスレンズ制御部33に知らしめる うに構成しておけばよい。これにより、使 者によるフォーカス操作に適切に対応して フォーカス補正システムによる補正を行え 。

(第4実施形態)
 次に、第4実施形態の投射型画像表示装置に ついて説明する。第4実施形態の投射型画像 示装置4の構成は、図5に示す第3実施形態の 射型画像表示装置3と同様である。このため 重複する構成について同一の符号を付し、 の説明を省略する。

 第4実施形態の投射型画像表示装置4では その使用実績に応じて装置の電源をオフす 前にレンズ位置データ341を修正するという 習機能を有する。これについて、図9に示す ローチャートを参照しながら説明する。な 、図9は、第4実施形態の投射型画像表示装 における、フォーカス補正システムの動作 制御するフローを示すフローチャートであ 。

 まず、光源11が点灯されてから所定期間 経過したか否かが確認される(ステップS51)。 この確認は、例えばフォーカスレンズ制御部 33によって行われ、所定期間が経過すると、 ォーカス補正システム30による補正が開始 れる(ステップS52)。ここでも第3実施形態の 合と同様に、フォーカス補正システム30によ る補正開始時にはフォーカス(ピント)が合う うに調整されていることを前提としている

 フォーカス補正システム30の補正が開始 れるとほぼ同時に、例えばレンズ位置デー 修正部35によって、フォーカス補正システム 30による補正開始時のフォーカスレンズの絶 位置xと、温度検知機構16によって検知され 温度tとがメモリ34に記憶される(ステップS53 )。

 その後、フォーカス操作判定部21によっ 、フォーカス操作入力部23の操作の有無が監 視される(ステップS54)。フォーカス操作入力 23の操作があった場合(フォーカスレンズ制 部33によるものではないフォーカスレンズ 移動があった場合)には、フォーカス操作判 部21はその旨をレンズ位置データ修正部35に 知らせる。そして、レンズ位置データ修正部 35によって、メモリ34に記憶されるレンズ位 データ341の修正が行われる(ステップS55)。修 正の詳細は、第3実施形態と同様であるため 、その説明は省略する。

 レンズ位置データ修正部35によってレン 位置データ341の修正が行われると、修正さ たレンズ位置データ(新たな条件)に従って、 フォーカス補正システム30による補正が開始 れる(ステップS56)。フォーカス補正システ 30の補正が開始されるとほぼ同時に、例えば レンズ位置データ修正部35によって、フォー ス補正システム30による補正開始時のフォ カスレンズの絶対位置xと、温度検知機構16 よって検知される温度tとがメモリ34に記憶 れる(ステップS57)。

 その後、投射型画像表示装置3の電源をオ フするか否かが確認され(ステップS58)、電源 オフしない場合には、ステップS54からステ プS58が繰り返される。なお、フォーカス操 入力部23の操作が無い場合(ステップS54でNo 場合)には、投射型画像表示装置3の電源をオ フするか否かが確認され(ステップS58)、電源 オフしない場合には、ステップS54からステ プS58が繰り返される。

 投射型画像表示装置3の電源をオフする場 合(ステップS58でYesの場合)には、電源オフと 指令が出された時点における温度(温度検知 機構16によって検知される温度)がメモリ34に 憶される(ステップS59)。このステップ59は、 必ずしも行わなくても良いが、終了時の温度 をメモリ34に記憶しておくと次回の電源オン において、使用者がフォーカスレンズの位 を調整することなく、フォーカス補正シス ム30を動作させることができるので便利で る。

 すなわち、電源オフ時に温度検知機構16 検知される温度をメモリ34に記憶しておけば 、投射型画像表示装置4において次のような 理を行える。まず、電源オンされた時点で 温度検知機構16によって検知される温度とメ モリ34に記憶された終了時点における温度と 比較する。比較により両者が異なると判断 れる場合には、メモリ34に記憶される終了 点の温度によってフォーカスレンズの絶対 置を把握する。そして、電源オン時の温度 おいてフォーカスレンズの絶対位置をどれ け移動すればピントを合わせることができ かを算出する。この算出にはレンズ位置デ タ341(修正されている場合には修正されたデ タ)が使用される。このように構成すること で、電源オン時おいて使用者がフォーカスの 調整を行うことなくピントがあった状態とで きるので便利である。

 図9に戻って、上記電源オフ時の温度の記 憶が行われると、レンズ位置データ修正部35 よって、先にメモリ34に記憶した(ステップS 53、S57参照)フォーカスレンズの絶対位置xと 度tとに関するデータに基づいて、新たなレ ズ位置データが作成され(ステップS60)、そ 後装置電源がオフされる。

 新たなレンズ位置データは、メモリ34に 憶されたフォーカスレンズの絶対位置及び 度に基づいて近似関数を求めることによっ 得られる。そして、得られた近似関数が、 ータを得た温度範囲及びそれより高い温度 囲における補正関数テーブルとなるように ンズ位置データ341が修正され、これが新た レンズ位置データとなる。これにより、次 電源オン時においては新たなレンズ位置デ タ(学習したレンズ位置データ)によってフォ ーカス補正システム30による補正が実行され ために、フォーカス補正システムによる補 を適切に行える。

 なお、近似関数は公知の方法で求めれば く、例えばデータがn個得られている場合に は(n-1)次以下の関数から最適な関数を求める うにすればよい。

 また、第4実施形態においては、フォーカ ス補正システム30が最初に開始された時点、 び、レンズ位置データ341が修正されて新た 条件でフォーカス補正システム30が開始さ た時点において、温度検知機構16によって検 知される温度とフォーカスレンズの絶対位置 とをメモリ34に記憶する構成としている。こ は、このようなタイミングで得られる情報 用いれば、ピントが適切に調整された時点 情報を用いて新たなレンズ位置データを作 できるためである。ただし、本実施形態の イミングに限られる趣旨ではなく、ピント 適切に調整されたタイミングで温度及び絶 位置データを収集できれば他の構成でも構 ない。

(その他)
 以上に示した実施形態は本発明の投射型画 表示装置の例示にすぎず、本発明の目的を 脱しない範囲で種々の変更が可能である。

 例えば、以上に示した実施形態では、フ ーカス補正システム30が温度情報に基づい フォーカス補正を行う構成とした。しかし がら、フォーカス補正システムが他の物理 に基づいてフォーカス補正を実行する構成 場合でも、本発明は勿論適用できる。この うな物理量としては、例えば、時間、映像 ースから得られる輝度情報、それらと温度 組み合わせ等が挙げられる。

 本発明の投射型画像表示装置によれば、 定の物理量に基づいてフォーカスの経時変 を補正するシステムを用いて、フォーカス 整を適切に行える。したがって、本発明は 例えばプロジェクタやリアプロジェクショ テレビ等に好適に適用できる。