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Patent Searching and Data


Title:
RADIO COMMUNICATION MOBILE STATION DEVICE AND RESPONSE SIGNAL SPREAD SEQUENCE CONTROL METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/057286
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a radio communication mobile station device which can reduce the number of blind decoding processes at a mobile station without increasing the overhead by report information. The device includes: a judgment unit (210) which judges a particular PUCCH to which a response signal corresponding to the downstream line data is to be allocated among a plurality of PUCCH, according to a CCE occupied by PDCCH allocated to a particular search space corresponding to a CCE aggregation size of the PDCCH to which allocation information destined to the local station is allocated among search spaces changing in accordance with the CFI value; and a control unit (211) which controls a cyclic shift amount of a ZAC sequence of the response signal and a block-wise spread code sequence according to a correspondence between CCE occupied by PDCCH allocated to a particular search space and a particular PUCCH resource, the correspondence changing in accordance with the CFI value.

Inventors:
NAKAO SEIGO
NISHIO AKIHIKO
Application Number:
PCT/JP2008/003070
Publication Date:
May 07, 2009
Filing Date:
October 28, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
NAKAO SEIGO
NISHIO AKIHIKO
International Classes:
H04B1/707; H04J1/00; H04J11/00; H04J13/00
Foreign References:
JP2007280921A2007-10-25
Other References:
"3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #51bis, R1-080130", January 2008, article PANASONIC: "PDCCH payload formats, sizes and CCE aggregation", pages: 1 - 6, XP008132164
"3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #51bis, R1-080132", January 2008, article PANASONIC: "CCE aggregation dependent transport format signaling and padding analysis", pages: 1 - 8, XP008132210
NEC GROUP: "Downlink Control Channels: CCE Aggregation and Blind Detections", TSG-RAN WG1 #5LBIS, R1-080232, January 2008 (2008-01-01), pages 1 - 4, XP008132212
"3GPP TSG RAN WG1 Meeting #51bis, R1-080235", January 2008, article NEC GROUP: "Detail on mapping between ACK/NACK index and CCE index", XP050108761
"3GPP TSG RAN WG1 Meeting #51, R1-074918", November 2007, article PANASONIC: "Ordering of the implicit resource allocation table for Uplink ACK/NACK", pages: 1 - 4, XP008132207
"3GPP TSG RAN WG1 Meeting #51, R1-074917", November 2007, article PANASONIC: "Ack/Nack repetition and Implicit Resource Allocation for PUCCH", pages: 1 - 2, XP008132209
"3GPP TSG RAN WG1 Meeting #50, R1-073616", August 2007, article PANASONIC: "Signaling parameters for UL ACK/NACK resources", pages: 1 - 3, XP008123371
"3GPP TSG RAN WG1 Meeting #50, R1-073621", August 2007, article PANASONIC: "Variable Phase Definition of the Reference Signal for CQI in PUCCH", pages: 1 - 5, XP050107219
"Search Space definition: Reduced PDCCH blind detection for split PDCCH search space", 3GPP RAN WG1 MEETING DOCUMENT
"Clarification of Implicit Resource Allocation of Uplink ACK/NACK Signal", 3GPP RAN WG1 MEETING DOCUMENT
See also references of EP 2207271A4
Attorney, Agent or Firm:
WASHIDA, Kimihito (Shintoshicenter Bldg. 24-1, Tsurumaki1-chome, Tama-sh, Tokyo 34, JP)
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Claims:
 1つまたは複数のCCEを占有する第1制御チャネルであって、CFI値に応じて変化する複数のCCE領域のうち前記第1制御チャネルのCCE占有数に対応する特定のCCE領域に割り当てられた前記第1制御チャネルを受信する受信手段と、
 複数の第2制御チャネルのうち下り回線データに対する応答信号が割り当てられる特定の第2制御チャネルを、前記第1制御チャネルが占有するCCEに基づいて判定する判定手段と、
 前記第1制御チャネルが占有するCCEと前記特定の第2制御チャネルの拡散系列との対応付けであって前記CFI値に応じて変化する前記対応付けに従って前記応答信号の拡散系列を制御する制御手段と、
 を具備する無線通信移動局装置。
 下り回線データに対する応答信号が割り当てられる特定の第2制御チャネルにおける応答信号拡散系列制御方法であって、
 複数の第2制御チャネルのうち、1つまたは複数のCCEを占有する第1制御チャネルであって、CFI値に応じて変化する複数のCCE領域のうち前記第1制御チャネルのCCE占有数に対応する特定のCCE領域に割り当てられた前記第1制御チャネルが占有するCCEと前記特定の第2制御チャネルの拡散系列との対応付けであって前記CFI値に応じて変化する前記対応付けに従って前記応答信号の拡散系列を制御する、
 応答信号拡散系列制御方法。
Description:
無線通信移動局装置および応答 号拡散系列制御方法

 本発明は、無線通信移動局装置および応 信号拡散系列制御方法に関する。

 移動体通信では、無線通信基地局装置(以 下、基地局と省略する)から無線通信移動局 置(以下、移動局と省略する)への下り回線デ ータに対してARQ(Automatic Repeat Request)が適用 れる。つまり、移動局は下り回線データの り検出結果を示す応答信号を基地局へフィ ドバックする。移動局は下り回線データに しCRC(Cyclic Redundancy Check)を行って、CRC=OK(誤 無し)であればACK(Acknowledgment)を、CRC=NG(誤り り)であればNACK(Negative Acknowledgment)を応答信 号として基地局へフィードバックする。この 応答信号は例えばPUCCH(Physical Uplink Control Cha nnel)等の上り回線制御チャネルを用いて基地 へ送信される。

 また、基地局は下り回線データおよび上 回線データのリソース割当結果を通知する めの制御情報を移動局へ送信する。この制 情報は例えばPDCCH(Physical Downlink Control Chann el)等の下り回線制御チャネルを用いて移動局 へ送信される。各PDCCHは1つまたは連続する複 数のCCE(Control Channel Element)を占有する。基地 局は移動局毎にPDCCHを生成し、制御情報が必 とするCCE数に従ってPDCCHに占有すべきCCEを り当て、割り当てたCCEに対応する物理リソ スに制御情報をマッピングして送信する。

 例えば、伝搬路品質の劣悪なセル境界付 に位置する移動局に対しては、所望受信品 を満たすために、MCS(Modulation and Coding Schem e)レベルが低いMCSを設定する必要がある。そ で、基地局では、より多くのCCE(例えば8つ CCE)を占有したPDCCHが送信される。一方、伝 路品質の良好なセル中心付近に位置する移 局に対してはMCSレベルが高いMCSを設定して 所要受信品質を満たすことができる。その め、基地局では、より少ないCCE(例えば、1つ のCCE)を占有したPDCCHが送信される。ここで、 1つのPDCCHが占有するCCEの数をCCEアグリゲーシ ョンサイズ(CCE Aggregation size)と呼ぶ。

 また、基地局は1サブフレームに複数の移 動局を割り当てるため、複数のPDCCHを同時に 信する。このとき、基地局では、各PDCCHの 信先の移動局を識別するために、送信先の 動局ID番号でスクランブリングされたCRCビッ トが制御情報に含まれて送信される。そして 、移動局では、PDCCHが配置される可能性があ CCEに対して復号を行い、自局の移動局ID番 でCRCビットをデスクランブリングした後にCR C判定を行う。このように、移動局は、受信 号に含まれる複数のPDCCHをブラインド復号す ることにより自局宛てのPDCCHを検出する。

 ただし、CCE総数が多い場合には、移動局 のブラインド復号の回数が多くなる。そこ 、移動局でのブラインド復号の回数を削減 ることを目的として、ブラインド復号の対 となるCCEを、移動局毎に限定する方法が検 されている(非特許文献1参照)。この方法で 、複数の移動局をグループ化して、グルー 毎にブラインド復号対象となるCCEであるCCE 域を限定する。これにより、各グループの 動局では、自局に割り当てられたCCE領域に してのみ、ブラインド復号を行えばよいた 、ブラインド復号の回数を削減することが きる。ここで、移動局によるブラインド復 対象となるCCE領域をサーチスペース(Search S pace)と呼ぶ。

 また、応答信号の送信に用いるPUCCHを基地 から各移動局へ通知するためのシグナリン を不要にして下り回線の通信リソースを効 よく使用するために、CCEとPUCCHとを1対1で対 付けることが検討されている(非特許文献2 照)。各移動局は、この対応付けに従って、 局への制御情報がマッピングされている物 リソースに対応するCCEから、自局からの応 信号の送信に用いるPUCCHを判定することが きる。よって、各移動局は、自局への制御 報がマッピングされている物理リソースに 応するCCEに基づいて、自局からの応答信号 物理リソースにマッピングする。
3GPP RAN WG1 Meeting document, R1-073996, “Sea rch Space definition :Reduced PDCCH blind detection f or split PDCCH search space”, Motorola 3GPP RAN WG1 Meeting document, R1-073620, “Cla rification of Implicit Resource Allocation of Uplink  ACK/NACK Signal”, Panasonic

 しかしながら、複数の移動局をグループ して、グループ毎にサーチスペースを設定 る場合、基地局は各移動局のサーチスペー を示すサーチスペース情報を各移動局に対 て通知する必要がある。よって、上記従来 術では、通知情報によるオーバヘッドが増 してしまう。

 本発明の目的は、通知情報によるオーバ ッドが増加することなく、移動局でのブラ ンド復号の回数を削減することができる無 通信移動局装置および応答信号拡散系列制 方法を提供することである。

 本発明の無線通信移動局装置は、1つまた は複数のCCEを占有する第1制御チャネルであ て、CFI値に応じて変化する複数のCCE領域の ち前記第1制御チャネルのCCE占有数に対応す 特定のCCE領域に割り当てられた前記第1制御 チャネルを受信する受信手段と、複数の第2 御チャネルのうち下り回線データに対する 答信号が割り当てられる特定の第2制御チャ ルを、前記第1制御チャネルが占有するCCEに 基づいて判定する判定手段と、前記第1制御 ャネルが占有するCCEと前記特定の第2制御チ ネルの拡散系列との対応付けであって前記C FI値に応じて変化する前記対応付けに従って 記応答信号の拡散系列を制御する制御手段 、を具備する構成を採る。

 本発明によれば、通知情報によるオーバ ッドが増加することなく、移動局でのブラ ンド復号の回数を削減することができる。

本発明の実施の形態1に係る基地局の構 成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る移動局の構 成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るサーチスペ ース情報を示す図 本発明の実施の形態1に係るサーチスペ ースを示す図 本発明の実施の形態1に係るCCE割当例を 示す図 本発明の実施の形態1に係るサーチスペ ース情報を示す図(セルサイズが大きい場合) 本発明の実施の形態1に係るサーチスペ ースを示す図(セルサイズが大きい場合) 本発明の実施の形態2に係るサーチスペ ースを示す図 本発明の実施の形態3に係るサーチスペ ースを示す図(割当方法1) 本発明の実施の形態3に係るサーチス ースを示す図(割当方法2) 本発明の実施の形態4に係るサーチス ースを示す図(CFI=3) 本発明の実施の形態4に係るサーチス ースを示す図(CFI=2) 本発明の実施の形態4に係るサーチス ースを示す図(CFI=1) 本発明の実施の形態5に係るPUCCHに対応 する物理リソースの使用に関する優先順位を 示す図 本発明の実施の形態5に係るPUCCHリソー スを示す図(CFI=3) 本発明の実施の形態5に係るPUCCHリソー スを示す図(CFI=2) 本発明の実施の形態5に係るPUCCHリソー スを示す図(CFI=1) その他のサーチスペースを示す図(例1) その他のサーチスペースを示す図(例2)

 以下、本発明の実施の形態について、添 図面を参照して詳細に説明する。以下の説 では、PDCCHが割り当てられるCCEの総数をCCE#0 ~CCE#31の32個とし、PDCCHのCCEアグリゲーション イズを1,2,4,8とする。また、1つのPDCCHが複数 のCCEを占有する場合、1つのPDCCHは連続する複 数のCCEを占有するものとする。

 また、以下の説明では、PUCCHに対する1次 散にZAC(Zero Auto Correlation)系列を用い、2次 散にLB(Long Block)単位での拡散に用いられる 散コード系列であるブロックワイズ拡散コ ド系列(Block-wise spreading code sequence)を用い 場合について説明する。しかし、1次拡散に 、ZAC系列以外の、互いに異なる循環シフト により互いに分離可能な系列を用いてもよ 。例えば、GCL(Generalized Chirp like)系列、CAZAC (Constant Amplitude Zero Auto Correlation)系列、ZC(Za doff-Chu)系列、または、M系列や直交ゴールド 号系列等のPN系列を1次拡散に用いてもよい また、2次拡散には、互いに直交する系列、 たは、互いにほぼ直交すると見なせる系列 あればいかなる系列をブロックワイズ拡散 ード系列として用いてもよい。例えば、ウ ルシュ系列またはフーリエ系列等をブロッ ワイズ拡散コード系列として2次拡散に用い ることができる。

 また、以下の説明では、CCE番号とPUCCH番 とが対応付けられているものとする。つま 、上り回線データの割当に使用されたPDCCHに 用いられたCCE番号からPUCCH番号が導出される

 (実施の形態1)
 本実施の形態に係る基地局100の構成を図1に 示し、本実施の形態に係る移動局200の構成を 図2に示す。

 なお、説明が煩雑になることを避けるた に、図1では、本発明と密接に関連する下り 回線データの送信、および、その下り回線デ ータに対する応答信号の上り回線での受信に 係わる構成部を示し、上り回線データの受信 に係わる構成部の図示および説明を省略する 。同様に、図2では、本発明と密接に関連す 下り回線データの受信、および、その下り 線データに対する応答信号の上り回線での 信に係わる構成部を示し、上り回線データ 送信に係わる構成部の図示および説明を省 する。

 図1に示す基地局100において、符号化部101 には、セルサイズおよび置局環境などにより 決定されたサーチスペースの定義を示すサー チスペース情報が入力される。符号化部101は 、入力されるサーチスペース情報を符号化し て変調部102に出力する。そして、変調部102は 、符号化部101から入力される符号化後のサー チスペース情報を変調して配置部108に出力す る。

 符号化・変調部103-1~103-Kには、各移動局 ての上り回線データまたは下り回線データ リソース割当情報が入力される。ここで、 割当情報は、割当情報の送信に必要なCCEア リゲーションサイズのPDCCHに割り当てられて いる。また、符号化・変調部103-1~103-Kは、最 K個の移動局#1~#Kに対応して備えられる。符 化・変調部103-1~103-Kにおいて、各符号化部11 は、入力されるPDCCHに割り当てられた割当情 を符号化して各変調部12に出力する。そし 、各変調部12は、各符号化部11から入力され 符号化後の各割当情報を変調してCCE割当部1 04に出力する。

 CCE割当部104は、変調部103-1~103-Kから入力 れる割当情報を、サーチスペース情報に基 いて1つまたは複数のCCEのいずれかに割り当 る。具体的には、CCE割当部104は、PDCCHを、 数のサーチスペースのうち、そのPDCCHのCCEア グリゲーションサイズに対応する特定のサー チスペースに割り当てる。そして、CCE割当部 104は、各CCEに割り当てられた割当情報を配置 部108に出力する。CCE割当部104におけるCCE割当 方法の詳細については後述する。

 一方、符号化部105は、入力される送信デ タ(下り回線データ)を符号化して再送制御 106に出力する。なお、複数の移動局に対す 送信データがある場合、符号化部105は、各 動局宛ての送信データをそれぞれ符号化す 。

 再送制御部106は、初回送信時には、符号 後の送信データを移動局毎に保持するとと に変調部107に出力する。再送制御部106は、 移動局からのACKが判定部117から入力される で送信データを保持する。また、再送制御 106は、各移動局からのNACKが判定部117から入 力された場合、すなわち、再送時には、その NACKに対応する送信データを変調部107に出力 る。

 変調部107は、再送制御部106から入力され 符号化後の送信データを変調して配置部108 出力する。

 配置部108は、割当情報をPDCCH用に確保さ た下り回線リソースのうち割り当てたCCEに 応する下り回線リソースに配置し、サーチ ペース情報をブロードキャストチャネル用 確保された下り回線リソースに配置し、送 データを送信データ用に確保された下り回 リソースに配置する。そして、配置部108は 各チャネルを配置した後の信号をIFFT(Inverse  Fast Fourier Transform)部109に出力する。

 IFFT部109は、割当情報、サーチスペース情 報または送信データが配置された複数のサブ キャリアに対してIFFTを行ってOFDMシンボルを 成し、CP(Cyclic Prefix)付加部110に出力する。

 CP付加部110は、OFDMシンボルの後尾部分と じ信号をCPとしてOFDMシンボルの先頭に付加 る。

 無線送信部111は、CP付加後のOFDMシンボル 対しD/A変換、増幅およびアップコンバート の送信処理を行ってアンテナ112から移動局2 00(図2)へ送信する。

 一方、無線受信部113は、各移動局から送 されたSC-FDMA(Single-Carrier Frequency Division Mult iple Access)シンボルをアンテナ112を介して受 し、このSC-FDMAシンボルに対しダウンコンバ ト、A/D変換等の受信処理を行う。

 CP除去部114は、受信処理後のSC-FDMAシンボ に付加されているCPを除去する。

 逆拡散部115は、移動局200において2次拡散 に用いられたブロックワイズ拡散コード系列 で応答信号を逆拡散し、逆拡散後の応答信号 を相関処理部116に出力する。

 相関処理部116は、逆拡散後の応答信号と 移動局200において1次拡散に用いられたZAC系 列との相関値を求めて判定部117に出力する。

 判定部117は、各検出窓に移動局毎の相関 ークを検出することにより、移動局毎の応 信号を検出する。例えば、判定部117は、移 局#0用の検出窓#0に相関ピークが検出された 場合には、移動局#0からの応答信号を検出す 。そして、判定部117は、検出された応答信 がACKまたはNACKのいずれであるかを参照信号 の相関値を用いた同期検波によって判定し、 移動局毎のACKまたはNACKを再送制御部106に出 する。

 一方、図2に示す移動局200では、基地局100 から送信されたサーチスペース情報、割当情 報、下り回線データをそれぞれ受信する。以 下、各情報の受信方法について説明する。

 図2に示す移動局200において、無線受信部 202は、基地局100(図1)から送信されたOFDMシン ルをアンテナ201を介して受信し、OFDMシンボ に対しダウンコンバート、A/D変換等の受信 理を行う。

 CP除去部203は、受信処理後のOFDMシンボル 付加されているCPを除去する。

 FFT(Fast Fourier Transform)部204は、OFDMシンボ に対してFFTを行って複数のサブキャリアに ッピングされている割当情報、サーチスペ ス情報を含む報知情報、または、下り回線 ータを得て、それらを分離部205に出力する

 分離部205は、FFT部204から入力される信号 対して、ブロードキャストチャネル用に予 確保されたリソースに配置されている報知 報を分離して報知情報復号部206に出力し、 知情報以外の情報を抽出部207に出力する。

 報知情報復号部206は、分離部205から入力 れる報知情報を復号して、サーチスペース 報を取り出し、サーチスペース情報を抽出 207に出力する。

 抽出部207および復号部209に対して、割当 報の符号化率を示す符号化率情報、すなわ 、PDCCHのCCEアグリゲーションサイズを示す 報が予め入力されているとする。

 また、抽出部207は、割当情報の受信時に 、入力されるCCEアグリゲーションサイズお びサーチスペース情報に従って、複数のサ キャリアから割当情報を抽出して復調部208 出力する。

 復調部208は、割当情報を復調して復号部2 09に出力する。

 復号部209は、入力されるCCEアグリゲーシ ンサイズに従って割当情報を復号して判定 210に出力する。

 一方、下り回線データの受信時には、抽 部207は、判定部210から入力されるリソース 当結果に従って、複数のサブキャリアから 局宛の下り回線データを抽出して復調部212 出力する。この下り回線データは、復調部2 12で復調され、復号部213で復号されてCRC部214 入力される。

 CRC部214は、復号後の下り回線データに対 てCRCを用いた誤り検出を行って、CRC=OK(誤り 無し)の場合はACKを、CRC=NG(誤り有り)の場合は NACKを応答信号として生成し、生成した応答 号を変調部215に出力する。また、CRC部214は CRC=OK(誤り無し)の場合、復号後の下り回線デ ータを受信データとして出力する。

 判定部210は、復号部209から入力された割 情報を自局宛の割当情報であるか否かをブ インド判定する。具体的には、判定部210は 復号部209から入力された割当情報に対して 局宛ての割当情報であるか否かをブライン 判定する。例えば、判定部210は、自局のID 号でCRCビットをデマスキングすることによ CRC=OK(誤り無し)となった割当情報を自局宛の 割当情報であると判定する。そして、判定部 210は、自局宛の割当情報、すなわち、自局に 対する下り回線データのリソース割当結果を 抽出部207に出力する。

 また、判定部210は、自局宛の割当情報が り当てられたPDCCHが配置されていたサブキ リアに対応するCCE番号から、自局からの応 信号の送信に用いるPUCCHを判定し、判定結果 (PUCCH番号)を制御部211に出力する。例えば、 定部210は、自局宛のPDCCHが配置されていたサ ブキャリアに対応するCCEがCCE#0である場合は CCE#0に対応するPUCCH#0を自局用のPUCCHと判定 る。また例えば判定部210は、自局宛のPDCCHが 配置されていたサブキャリアに対応するCCEが CCE#0~CCE#3である場合は、CCE#0~CCE#3において最 番号のCCE#0に対応するPUCCH#0を自局用のPUCCHと 判定する。

 制御部211は、判定部210から入力されたPUCC H番号に従って、拡散部216での1次拡散に用い ZAC系列の循環シフト量および拡散部219での2 次拡散に用いるブロックワイズ拡散コード系 列を制御する。例えば、制御部211は、判定部 210から入力されたPUCCH番号に対応する循環シ ト量のZAC系列をZAC#0~ZAC#11の12個のZACの中か 選択して拡散部216に設定し、判定部210から 力されたPUCCH番号に対応するブロックワイズ 拡散コード系列をBW#0~BW#2の3個のブロックワ ズ拡散コード系列の中から選択して拡散部21 9に設定する。つまり、制御部211は、ZAC#0~ZAC#1 1とBW#0~BW#2とによって定義される複数のリソ スのうちいずれかのリソースを選択する。

 変調部215は、CRC部214から入力される応答 号を変調して拡散部216に出力する。

 拡散部216は、制御部211によって設定され ZAC系列で応答信号を1次拡散し、1次拡散後 応答信号をIFFT部217に出力する。つまり、拡 部216は、制御部211で選択されたリソースに 応する循環シフト量のZAC系列を用いて応答 号を1次拡散する。

 IFFT部217は、1次拡散後の応答信号に対し IFFTを行い、IFFT後の応答信号をCP付加部218に 力する。

 CP付加部218は、IFFT後の応答信号の後尾部 と同じ信号をCPとしてその応答信号の先頭 付加する。

 拡散部219は、制御部211によって設定され ブロックワイズ拡散コード系列でCP付加後 応答信号を2次拡散し、2次拡散後の応答信号 を無線送信部220に出力する。

 無線送信部220は、2次拡散後の応答信号に 対しD/A変換、増幅およびアップコンバート等 の送信処理を行ってアンテナ201から基地局100 (図1)へ送信する。

 次に、CCE割当部104におけるCCE割当方法の 細について説明する。

 CCE割当部104は、各移動局宛ての割当情報 、複数のサーチスペースのうち、各移動局 ての割当情報が割り当てられるPDCCHのCCEア リゲーションサイズに対応するサーチスペ スに各移動局宛てのPDCCHを割り当てる。

 ここで、CCE割当部104には、図3に示すよう に、CCEアグリゲーションサイズ毎に対応する サーチスペースの開始位置であるCCE番号とサ ーチスペース長であるCCE数とが定義されたサ ーチスペース情報が入力される。例えば、CCE アグリゲーションサイズが1の場合に対応す サーチスペースは開始位置であるCCE番号をCC E#0とし、CCE数を10として定義される。同様に CCEアグリゲーションサイズが2の場合に対応 するサーチスペースは開始位置であるCCE番号 をCCE#4とし、CCE数を12として定義される。CCE グリゲーションサイズが4および8の場合も同 様である。

 よって、図4に示すように、CCEアグリゲー ションサイズが1の場合、CCE#0~CCE#9の10個のCCE 構成されるサーチスペースが定義され、CCE グリゲーションサイズが2の場合、CCE#4~CCE#15 の12個のCCEで構成されるサーチスペースが定 され、CCEアグリゲーションサイズが4場合、 CCE#8~CCE#23の16個のCCEで構成されるサーチスペ スが定義され、CCEアグリゲーションサイズ 8の場合、CCE#16~CCE#31の16個のCCEで構成される サーチスペースが定義される。

 すなわち、図4に示すように、CCE割当部104 は、CCE#0~CCE#9のサーチスペースに、CCEアグリ ーションサイズが1のPDCCHを最大10個割り当 ることができる。同様に、CCE割当部104は、CC E#4~CCE#15のサーチスペースに、CCEアグリゲー ョンサイズが2のPDCCHを最大6個割り当てるこ ができ、CCE#8~CCE#23のサーチスペースに、CCE グリゲーションサイズが4のPDCCHを最大4個割 り当てることができ、CCE#16~CCE#31のサーチス ースに、CCEアグリゲーションサイズが8のPDCC Hを最大2個割り当てることができる。

 例えば、基地局100のCCE割当部104で、6個の CCEアグリゲーションサイズが1のPDCCH、3個のCC Eアグリゲーションサイズが2のPDCCH、3個のCCE グリゲーションサイズが4のPDCCH、1個のCCEア グリゲーションサイズが8のPDCCHを割り当てる 場合について説明する。

 まず、CCE割当部104は、図5に示すように、 6個のPDCCH(CCEアグリゲーションサイズ:1)を、 4に示すCCEアグリゲーションサイズが1の場合 に対応するサーチスペース(CCE#0~CCE#9)のうち CCE#0~CCE#5に割り当てる。次いで、CCE割当部104 は、図5に示すように、3個のPDCCH(CCEアグリゲ ションサイズ:2)を、図4に示すCCEアグリゲー ションサイズが2の場合に対応するサーチス ース(CCE#4~CCE#15)のうち、CCEアグリゲーション サイズが1のPDCCHが割り当てられていないCCE#6 CCE#7,CCE#8とCCE#9およびCCE#10とCCE#11にそれぞれ 割り当てる。そして、CCE割当部104は、図5に すように、3個のPDCCH(CCEアグリゲーションサ ズ:4)を、図4に示すCCEアグリゲーションサイ ズが4の場合に対応するサーチスペース(CCE#8~C CE#23)のうち、CCEアグリゲーションサイズが1 よび2のPDCCHが割り当てられていないCCE#12~CCE# 15,CCE#16~CCE#19,CCE#20~CCE#23にそれぞれ割り当てる 。そして、図5に示すように、CCE割当部104は 1個のPDCCH(CCEアグリゲーションサイズ:8)を、 4に示すCCEアグリゲーションサイズが8の場 に対応するサーチスペース(CCE#16~CCE#31)のう 、CCEアグリゲーションサイズが1、2および4 PDCCHが割り当てられていないCCE#24~CCE#31に割 当てる。

 移動局200は、CCEアグリゲーションサイズ 基づいたサーチスペースの定義を用いてPDCC Hの復調、復号、および、ブラインド判定を う。これにより、移動局200(図2)の復調部208 復号部209および判定部210のブラインド判定 数を削減することができる。具体的には、CC Eアグリゲーションサイズを1と仮定してブラ ンド判定を行う場合、抽出部207は、図4に示 すCCE#0~CCE#31のうち、CCE#0~CCE#9に対応する信号 みを復調部208に出力する。すなわち、復調 208、復号部209および判定部210では、CCEアグ ゲーションサイズを1とした場合のブライン ド判定の対象は、CCE#0~CCE#9に対応するサーチ ペースに限定される。同様に、CCEアグリゲ ションサイズが2としてブラインド判定する 場合も、抽出部207は、図4に示すCCE#0~CCE#31の ち、CCE#4~CCE#15に対応する信号のみを復調部20 8に出力する。CCEアグリゲーションサイズを4 仮定する場合および8と仮定する場合も同様 である。

 このように、各移動局では、CCEアグリゲ ションサイズに対応するサーチスペースを いてブラインド復号する。すなわち、セル に1つのサーチスペース情報を定義すること で、移動局では、基地局が移動局毎にサーチ スペース情報を通知することなくブラインド 復号することができる。

 ここで、割当情報の誤り率特性の劣化を えるために、セルエッジ付近に位置する移 局宛ての割当情報のMCSは低く設定される。 のため、セルエッジ付近に位置する移動局 対するPDCCHのCCEアグリゲーションサイズは きくなる。例えば、CCEアグリゲーションサ ズ1,2,4,8のうち、セルエッジ付近に位置する 動局に対するCCEアグリゲーションサイズは4 または8となる。

 また、セルサイズがより大きいセルほど 低いMCSが設定された割当情報の送信を必要 する移動局、つまり、CCEアグリゲーション イズがより大きいPDCCHが割り当てられた移 局の割合がより高くなる。換言すると、セ サイズがより小さいセルほど、高いMCSが設 された制御情報の送信をできる移動局、つ り、CCEアグリゲーションサイズがより小さ PDCCHが割り当てられた移動局の割合がより高 くなる。

 そこで、基地局は、セルサイズによって なるサーチスペースを定義する。つまり、 ルサイズが大きい場合、より大きいCCEアグ ゲーションサイズに対してより広いサーチ ペースが定義され、より小さいCCEアグリゲ ションサイズに対してより狭いサーチスペ スが定義される。また、セルサイズが小さ 場合、より大きいCCEアグリゲーションサイ に対してより狭いサーチスペースが定義さ 、より小さいCCEアグリゲーションサイズに してより広いサーチスペースが定義される

 そして、CCE割当部104は、制御情報を、セ 毎に定義された複数のサーチスペースのう の特定のサーチスペースに割り当てる。

 例えば、図3に示すサーチスペース情報が 設定されたセルよりもセルサイズが大きいセ ルにおけるサーチスペース情報の一例を図6 示す。具体的には、CCEアグリゲーションサ ズが1の場合に対応するサーチスペースは開 位置であるCCE番号をCCE#0とし、CCE数を6とし 定義される。同様に、CCEアグリゲーション イズが2の場合に対応するサーチスペースは 開始位置であるCCE番号をCCE#2とし、CCE数を8と して定義される。CCEアグリゲーションサイズ が4および8の場合も同様である。

 すなわち、図7に示すように、CCE割当部104 は、CCE#0~CCE#5のサーチスペースに、CCEアグリ ーションサイズが1のPDCCHを最大6個割り当て ることができる。同様に、CCE割当部104は、CCE #2~CCE#9のサーチスペースに、CCEアグリゲーシ ンサイズが2のPDCCHを最大4個割り当てること ができ、CCE#4~CCE#23のサーチスペースに、CCEア グリゲーションサイズが4のPDCCHを最大5個割 当てることができ、CCE#8~CCE#31のサーチスペ スに、CCEアグリゲーションサイズが8のPDCCH 最大3個割り当てることができる。

 ここで、図7に示すサーチスペースを、図 4に示すサーチスペースと比較すると、より さいCCEアグリゲーションサイズ、つまり、CC Eアグリゲーションサイズが1(またはCCEアグリ ゲーションサイズが2)において、割り当てら るPDCCHの数は、10個(6個)から6個(4個)に減少 ている。一方、より大きいCCEアグリゲーシ ンサイズ、つまり、CCEアグリゲーションサ ズが4(またはCCEアグリゲーションサイズが8) おいて、割り当てられるPDCCHの数は、4個(2 )から5個(3個)に増加している。すなわち、CCE 割当部104では、セルサイズが大きいほど、よ り大きいCCEアグリゲーションサイズのPDCCHが り多くなるため、CCEアグリゲーションサイ が大きいPDCCHをより多く割り当てることが きる。換言すると、CCE割当部104では、セル イズが小さいほど、より小さいCCEアグリゲ ションサイズのPDCCHがより多くなるため、CCE アグリゲーションサイズが小さいPDCCHをより く割り当てることができる。

 このように、本実施の形態によれば、移 局においてセル毎に定義されたサーチスペ スのみをブラインド復号の対象とするため ブラインド復号を行う回数を削減すること できる。また、各移動局では、基地局から 移動局向けにブロードキャストされるサー スペース情報に基づいてサーチスペースを 定するため、移動局毎の新たな通知情報が 要となる。よって、本実施の形態によれば 通知情報によるオーバヘッドが増加するこ なく、ブラインド復号の回数を削減するこ ができる。

 さらに、本実施の形態によれば、CCEアグ ゲーションサイズに対応づけられたサーチ ペースにPDCCHが割り当てられる。これより 複数のCCEでは、使用されるPDCCHのCCEアグリゲ ーションサイズが限定される。よって、本実 施の形態によれば、使用されるPDCCHを構成す CCEの最小番号CCEに対してのみPUCCHと対応づ ることで、PUCCHに確保するリソース量を削減 することができる。

 なお、本実施の形態では、ある移動局宛 にすべてのCCEアグリゲーションサイズのPDCC Hが送信される可能性がある場合について説 した。しかし、本発明では、CCEアグリゲー ョンサイズを移動局毎に決定してもよい。 えば、セルエッジ付近に位置する移動局は 伝搬路品質が劣悪であるため、より低いMCS 送信する割合が高くなる。よって、セルエ ジ付近に位置する移動局のCCEアグリゲーシ ンサイズを4または8に限定する。また、セル 中心に位置する移動局は、伝搬路品質が良好 であるため、より高いMCSで送信する割合が高 くなる。よって、セル中心付近に位置する移 動局のCCEアグリゲーションサイズを1または2 限定する。これにより、サーチスペースを らに特定することが容易となるため、移動 でのブラインド復号の回数をさらに削減す ことができる。

 また、本実施の形態では、セルサイズに じてサーチスペースの定義を設定する場合 ついて説明したが、本発明は、セルサイズ 外の例えば、セル内の移動局の分布の偏り どに応じてサーチスペースの定義を設定し もよい。

 (実施の形態2)
 実施の形態1の図4に示すサーチスペースで 、あるCCEアグリゲーションサイズのPDCCHが奇 数個だけ使用されると、そのCCEアグリゲーシ ョンサイズよりも大きいCCEアグリゲーション サイズのPDCCHとして使用できないCCEが生じて まうことがある。

 例えば、図4に示すサーチスペースにおい て、CCEアグリゲーションサイズが1のPDCCHが5 使用された場合、CCE#0~CCE#4が占有される。こ のとき、CCEアグリゲーションサイズが2のPDCCH のうち、CCE#4およびCCE#5で構成されるPDCCHは、 CCE#4が既に使用されているため使用できなく る。つまり、CCE#5は使用されないことにな 。同様に、例えば、CCEアグリゲーションサ ズが4のPDCCHが3個使用された場合、CCE#8~CCE#19 占有される。このとき、CCEアグリゲーショ サイズが8のPDCCHのうち、CCE#16~CCE#23で構成さ れるPDCCHは、CCE#16~CCE#19が既に使用されている ため使用できなくなる。つまり、CCE#20~CCE#23 使用されないことになる。このように、PDCCH を構成する一部のCCEが他のCCEアグリゲーショ ンサイズのPDCCHによって使用されることによ 、CCEの利用効率が悪くなる。

 そこで、本実施の形態では、割当情報を CCEアグリゲーションサイズがより大きいほ CCE番号がより小さいCCEで構成される特定の ーチスペースに割り当てる。

 具体的には、図8に示すように、CCEアグリ ゲーションサイズが8の場合、CCE#0~CCE#15の16個 のCCEで構成されるサーチスペースが定義され 、CCEアグリゲーションサイズが4の場合、CCE#8 ~CCE#23の16個のCCEで構成されるサーチスペース が定義され、CCEアグリゲーションサイズが2 場合、CCE#16~CCE#27の12個のCCEで構成されるサ チスペースが定義され、CCEアグリゲーショ サイズが1の場合、CCE#22~CCE#31の10個のCCEで構 されるサーチスペースが定義される。

 ここで、基地局100のCCE割当部104で、5個の CCEアグリゲーションサイズが1のPDCCH、3個のCC Eアグリゲーションサイズが2のPDCCH、2個のCCE グリゲーションサイズが4のPDCCH、1個のCCEア グリゲーションサイズが8のPDCCHを割り当てる 場合について説明する。

 まず、CCE割当部104は、図8に示すように、 1個のPDCCH(CCEアグリゲーションサイズ:8)を、CC Eアグリゲーションサイズが8の場合に対応す サーチスペース(CCE#0~CCE#15)のうち、CCE#0~CCE#7 に割り当てる。次いで、CCE割当部104は、図8 示すように、2個のPDCCH(CCEアグリゲーション イズ:4)を、CCEアグリゲーションサイズが4の 場合に対応するサーチスペース(CCE#8~CCE#23)の ち、CCEアグリゲーションサイズが8のPDCCHが り当てられていないCCE#8~CCE#11およびCCE#12~CCE #15にそれぞれ割り当てる。そして、CCE割当部 104は、図8に示すように、3個のPDCCH(CCEアグリ ーションサイズ:2)を、CCEアグリゲーション イズが2の場合に対応するサーチスペース(CC E#16~CCE#27)のうち、CCEアグリゲーションサイズ が8および4のPDCCHが割り当てられていないCCE#1 6とCCE#17,CCE#18とCCE#19およびCCE#20とCCE#21にそれ れ割り当てる。そして、図8に示すように、 CCE割当部104は、5個のPDCCH(CCEアグリゲーショ サイズ:1)を、CCEアグリゲーションサイズが1 場合に対応するサーチスペース(CCE#22~CCE#31) うち、CCE#22~CCE#26に割り当てる。また、PDCCH 使用されるCCE以外のCCE、つまり、未使用のC CEは、CCE#0~CCE#31のうち末尾付近のCCE#27~CCE#31に まとまっている。

 すなわち、CCE割当部104では、複数の異な CCEアグリゲーションサイズのPDCCHを割り当 る場合でも、未使用のCCEを発生させること く、連続した複数のCCEに複数のPDCCHを割り当 てることができる。これにより、各CCEでは、 CCE番号が最も小さいCCEから順に使用され、未 使用のCCEが生じる場合にはCCE番号が末尾付近 のCCEにまとまりやすくなる。

 このように、より大きいCCEアグリゲーシ ンサイズのPDCCHから順にCCE番号が小さいCCE 使用する場合、CCE割当部104では、より大き CCEアグリゲーションサイズのPDCCHが割り当て られたCCEの直後のCCEから順に他のCCEアグリゲ ーションサイズのPDCCHを割り当てることがで る。よって、実施の形態1のように他のCCEア グリゲーションサイズのPDCCHが既に割り当て れているためCCEが使用不可になることを防 、PDCCHを効率良く割り当てることができる また、未使用のCCEがCCE番号の末尾付近にま まるため、例えば、基地局では、実際にPDCCH を割り当てて送信するCCE数を削減(上記例で 、27個のCCEに削減)して送信し、それにより いたリソース(上記例では、CCE#27~CCE#31の5個 CCE)をデータリソースとして有効利用するこ ができる。なお、未使用のCCEがCCE番号の末 付近以外の箇所に存在する場合でも、基地 でPDCCHを割り当てて送信するCCE数を削減す ことは可能であるが、どのCCEが未使用であ かを通知するために膨大な制御情報量が必 となる。しかし、本実施の形態のように、 使用のCCEがCCE番号の末尾付近にまとまる場 には、送信CCE数のみを通知すればよいので 少ない制御情報量で済む。

 このようにして、本実施の形態では、割 情報を、CCEアグリゲーションサイズがより いほどCCE番号がより小さいCCEで構成される 定のサーチスペースに割り当てる。これに り、CCE番号が小さいCCEから順に未使用とな CCEが発生することなくPDCCHを割り当てるこ ができ、かつ、未使用となるCCEをCCE番号末 付近の連続するCCEに集めることができる。 って、本実施の形態によれば、PDCCHを実施の 形態1よりも効率良くCCEに割り当てることが き、かつ、未使用CCEをデータリソースとし 有効利用することができる。

 (実施の形態3)
 本実施の形態では、下り回線割当情報と上 回線割当情報とで複数のCCEを共有する場合 ついて説明する。

 以下、本実施の形態におけるCCEの割当方 の詳細について説明する。

 <割当方法1>
 本割当方法では、特定のサーチスペースを 成する複数のCCEにおいて、下り回線割当結 を通知する下り回線割当情報を、CCE番号が も小さいCCEから昇順に割り当て、上り回線 当結果を通知する上り回線割当情報を、CCE 号が最も大きいCCEから降順に割り当てる。

 以下、具体的に説明する。ここでは、実 の形態2の図8に示すサーチスペースと同様 サーチスペースを用いる。また、CCEアグリ ーションサイズが1の場合に着目して説明す 。

 CCE割当部104は、図9に示すように、CCEアグ リゲーションサイズが1の場合に対応するサ チスペース(CCE#22~CCE#31)において、下り回線 当情報(CCEアグリゲーションサイズ:1)を、CCE 号が最も小さいCCEであるCCE#22から昇順に割 当てる。つまり、CCE割当部104は、下り回線 当情報を、CCE#22~CCE#31の順に割り当てる。一 方、CCE割当部104は、図9に示すように、CCEア リゲーションサイズが1の場合に対応するサ チスペース(CCE#22~CCE#31)において、上り回線 当情報(CCEアグリゲーションサイズ:1)を、CCE 番号が最も大きいCCEであるCCE#31から降順に割 り当てる。つまり、CCE割当部104は、下り回線 割当情報を、CCE#31~CCE#22の順に割り当てる。CC Eアグリゲーションサイズが2,4,8の場合も同様 である。

 図9に示すCCE#22~CCE#31において、CCE#22は下 回線割当情報のPDCCHとしての使用頻度が最も 高く、CCE#31は上り回線割当情報のPDCCHとして 使用頻度が最も高い。換言すると、CCE#22は り回線割当情報のPDCCHとしての使用頻度が も低い。つまり、図9に示すCCE#22~CCE#31におい て、上り回線割当情報のPDCCHとしての使用頻 が最も低いCCE#22を下り回線割当情報のPDCCH して使用し、下り回線割当情報のPDCCHとして の使用頻度が最も低いCCE#31を上り回線割当情 報のPDCCHとして使用する。

 このようにして、本割当方法によれば、 り回線割当情報と上り回線割当情報とで複 のCCEが共有して使用される場合でも、実施 形態2と同様の効果を得つつ、下り回線割当 情報と上り回線割当情報とで複数のCCEを効率 良く使用することができる。

 さらに、ある移動局に対して複数の下り 線割当情報または複数の上り回線割当情報 同時に送信されることは無い。そのため、 動局が下り回線割当情報を判定する場合に 、CCE番号が最も小さいCCEからブラインド判 し、自局宛てのPDCCHを見つけた時点で下り 線割当情報のブラインド判定を停止するこ により、上り回線割当情報と下り回線割当 報とがランダムに配置されている場合と比 して、ブラインド判定の平均回数をより削 することができる。よって、本実施の形態 よれば、移動局の消費電力を低減すること できる。

 <割当方法2>
 本割当方法では、割当情報を、CCEアグリゲ ションサイズがより大きいほどCCE番号がよ 小さいCCEとCCE番号がより大きいCCEとで対称 構成されるサーチスペースに割り当てる。

 以下、具体的に説明する。図10に示すよ に、CCEアグリゲーションサイズが8の場合、C CE#0~CCE#7の8個のCCEとCCE#24~CCE#31の8個のCCEとで 成されるサーチスペースが定義され、CCEア リゲーションサイズが4の場合、CCE#4~CCE#11の8 個のCCEとCCE#20~CCE#27の8個のCCEとで構成される ーチスペースが定義され、CCEアグリゲーシ ンサイズが2の場合、CCE#8~CCE#13の6個のCCEとCC E#18~CCE#23の6個のCCEとで構成されるサーチスペ ースが定義され、CCEアグリゲーションサイズ が1の場合、CCE#12~CCE#19の8個のCCEで構成される サーチスペースが定義される。

 つまり、各サーチスペースは、CCE#0~CCE#31 中心(CCE#15とCCE#16との間)に対して、対称なCC Eの並びで構成される。

 そして、CCE割当部104は、図10に示すよう 、割当例1と同様にして、下り回線割当情報 、各サーチスペース内のCCE番号が最も小さ CCEから昇順に割り当て、上り回線割当情報 、各サーチスペース内のCCE番号が最も大き CCEから降順に割り当てる。つまり、図10に すCCE#0~CCE#31のうち、中心よりCCE番号が小さ サーチスペース(CCE#0~CCE#15)は、下り回線割当 情報のPDCCHとしての使用頻度が高くなる一方 、中心よりCCE番号が大きいサーチスペース( CCE#16~CCE#31)は上り回線割当情報のPDCCHとして 使用頻度が高くなる。

 このようにして、本割当方法によれば、 当方法1と比較して、互いに異なるCCEアグリ ゲーションサイズの下り回線割当情報と上り 回線割当情報とを分別して割り当てることが できるため、下り回線割当情報のCCE数と上り 回線割当情報のCCE数との割り当ての最適化を 行うスケジューリングがより容易になる。

 以上、CCEの各割当方法について説明した

 このようにして、本実施の形態によれば 下り回線割当情報と上り回線割当情報とで 数のCCEが共有して使用される場合でも、通 情報によるオーバヘッドが増加することな 、ブラインド復号の回数を削減することが きる。

 なお、本実施の形態は、特定のサーチス ースを構成する複数のCCEにおいて、上り回 割当情報を、CCE番号が最も小さいCCEから昇 に割り当て、下り回線割当情報を、CCE番号 最も大きいCCEから降順に割り当てる場合に いても適用することで上記同様の効果を得 ことができる。

 (実施の形態4)
 本実施の形態では、割当情報を、CFI(Control  Format Indicator)の値に従ってシフトされる特定 のサーチスペースに割り当てる。

 PDCCHのリソース量を示す情報であるCFIが 地局から各移動局に対して通知される。具 的には、CFIの値(=3,2,1)と、割当情報が含まれ るOFDMシンボル数とが対応する。ここで、上 したサーチスペース情報は、基地局から各 動局に対して準静的(semi-static)にブロードキ スト(Broadcast)されるのに対して、CFIは、基 局から各移動局に対してサブフレーム毎に 的(Dynamic)に通知される。すなわち、割当情 が含まれるOFDMシンボルは、サブフレーム毎 動的に変動する。そのため、割当情報が含 れるOFDMシンボル数、つまり、CCE総数に応じ たサーチスペースの定義を設定する場合、CFI が変動する度にサーチスペース情報を基地局 から各移動局に通知する必要があるため、通 知情報によるオーバヘッドが増加してしまう 。

 そこで、本実施の形態では、割当情報を CFIの値に従ってシフトされる特定のサーチ ペースに割り当てる。

 以下、具体的に説明する。ここでは、CFI=3 ときのサーチスペースは、図11に示すように 、実施の形態2の図8に示すサーチスペースと 様のサーチスペースを用いる。このとき、 11に示すように、CCE総数N CCE (3)=32とする。また、CCEアグリゲーションサイ ズが4である場合に対応するサーチスペース 開始位置n CCE4 (3)=8,CCEアグリゲーションサイズが2である場 に対応するサーチスペースの開始位置n CCE2 (3)=16,CCEアグリゲーションサイズが1である場 に対応するサーチスペースの開始位置n CCE1 (3)=22とし、これらの値が予め基地局から各移 動局にブロードキャストされている。

 CCE割当部104では、CFI=i (i=1,2,3)におけるサー チスペースを以下の式に基づいて算出してサ ーチスペースの定義を変更する。
 n CCE4 (i)=n CCE4 (3)-N CCE (3)+N CCE (i)
 n CCE2 (i)=n CCE2 (3)-N CCE (3)+N CCE (i)
 n CCE1 (i)=n CCE1 (3)-N CCE (3)+N CCE (i)
 ここで、算出結果が負となる場合、そのサ チスペースの開始位置をCCE#0とする。上式 辺の第2項および第3項は、CFI=3のサブフレー のCCE総数とCCE=iのサブフレームのCCE総数と 差を表す。よって、CFI=iの場合の各CCEアグリ ゲーションサイズに対応するサーチスペース の開始位置は、CFI=3の場合の各CCEアグリゲー ョンサイズに対応するサーチスペースの開 位置からCCE総数の差だけCCE番号を前方にシ トさせた位置となる。

 例えば、CFI=2のサブフレームの場合、CCE総 N CCE (2)=24であるので、CCE割当部104では、上式に基 づいてサーチスペースを定義する。具体的に は、以下のように各CCEアグリゲーションサイ ズに対応するサーチスペースの開始位置が算 出される。
 n CCE4 (2)=n CCE4 (3)-N CCE (3)+N CCE (2)=0
 n CCE2 (2)=n CCE2 (3)-N CCE (3)+N CCE (2)=8
 n CCE1 (2)=n CCE1 (3)-N CCE (3)+N CCE (2)=14

 よって、CCE割当部104は、CFI=2の場合、図12に 示すサーチスペースを定義する。すなわち、 CFI=2の場合の各CCEアグリゲーションサイズに 応するサーチスペースは、CFI=3のCCE総数(N CCE (3)=32)とCFI=2のCCE総数(N CCE (2)=24)との差である8個のCCEだけCCE番号をシフ する。つまり、CCE割当部104では、サーチス ースがCFIの値に従ってシフトする。同様に て、CCE割当部104は、CFI=1の場合(CCE総数N CCE (1)=14)にも各CCEアグリゲーションサイズに対 するサーチスペースの開始位置に対応するCC E番号を算出することで、図13に示すサーチス ペースを得ることができる。ただし、図13に いて、CCEアグリゲーションサイズが4および 2の場合に対応するサーチスペースの開始位 n CCE4 (1)、n CCE2 (1)を算出すると、算出結果が負となるため、 開始位置n CCE4 (1)=n CCE2 (1)=0とする。

 また、移動局200の判定部210(図2)は、CCE割 部104と同様にして、基地局100から通知され CFIの値に従ってシフトされる特定のサーチ ペースに割り当てられた割当情報のみに対 て自局宛ての割当情報であるか否かをブラ ンド判定する。すなわち、CFIが変動する場 でも、共通のサーチスペースの定義を基地 100のCCE割当部104と移動局200の判定部210との で常に得ることができる。

 このようにして、本実施の形態によれば 移動局では、CFIの値が変更する場合でも、 地局から各移動局に対してブロードキャス されるサーチスペースの定義を用いてサー スペースの定義を変更する。これにより、 らなる通知情報によるオーバヘッドが増加 ることなくCFIの値に従って最適なサーチス ースを構成することができる。よって、本 施の形態によれば、CFIが変動する場合でも 実施の形態2と同様の効果を得ることができ る。

 (実施の形態5)
 本実施の形態では、CCEとPUCCHとを対応付け 場合について説明する。

 CCEとPUCCHとを対応付ける際、移動局では 自局宛の割当情報が配置されているPDCCHを構 成する1つまたは複数のCCEのうち最小番号のCC Eに対応するPUCCHを自局用のPUCCHと判定する。 って、すべてのCCEに対してPUCCHが1対1で対応 付けられる場合、CCEアグリゲーションされる と、実際に使用されないPUCCHが発生し、リソ ス使用効率が悪くなる。例えば、移動局で 自局宛ての割当情報が配置されている物理 ソースに対応するCCEがCCE#0~CCE#3である場合 、CCE#0~CCE#3において最小番号のCCE#0に対応す PUCCH#0を自局用のPUCCHと判定する。つまり、 局用のPUCCH以外のPUCCH#1~PUCCH#3の3個のPUCCHが 用されなくなり無駄となる。

 そこで、例えば、実施の形態4の図11に示 ようなサーチスペースを定義する場合、移 局では、各サーチスペースに属するPDCCHを 成する複数のCCEに対して、CCEアグリゲーシ ンサイズに相当するCCE数に1個のPUCCHを対応 ける。例えば、CCEアグリゲーションサイズ 8のPDCCHを構成する複数のCCEに対しては、8個 CCEに対して1個のPUCCHを対応付ければよく、C CEアグリゲーションサイズが4のPDCCHを構成す 複数のCCEに対しては、4個のCCEに対して1個 PUCCHを対応付ければよい。つまり、CCEアグリ ゲーションサイズがnのPDCCHを構成する複数の CCEに対しては、n個のCCEに対して1個のPUCCHを 応付ければよい。

 しかしながら、実施の形態4で述べたよう に、CFIの値がサブフレーム毎に変動すると、 各CCEアグリゲーションサイズに対応するサー チスペースの範囲がシフトする。このため、 各CCEアグリゲーションサイズのPDCCHを構成す CCEがCFIの値によって異なり、各CCEアグリゲ ションサイズのPDCCHを構成するCCEと対応付 られたPUCCHが異なってしまう。つまり、CFIの 値が異なると、CCEとPUCCHとの対応付けが最適 無くなってしまう。

 また、CFIの値が変動する度に、CCEとPUCCH ソースとの対応付けを基地局から移動局へ 知すると、通知情報によるオーバヘッドが 加してしまう。

 そこで、本実施の形態では、下り回線割 情報が含まれるCCEと下り回線データに対す 応答信号が割り当てられる特定のPUCCHリソ スとの対応付けであってCFIの値に応じて変 する対応付けに従ってその応答信号のZAC系 の循環シフト量およびブロックワイズ拡散 ード系列を制御する。

 本実施の形態に係る移動局200の判定部210( 図2)は、複数のPUCCHのうち下り回線データに する応答信号が割り当てられる特定のPUCCHを 、CFIの値に応じて実施の形態4と同様にして 化する複数のサーチスペースのうち自局宛 の割当情報が割り当てられたPDCCHのCCEアグリ ゲーションサイズに対応する特定のサーチス ペースに割り当てられたPDCCHが占有するCCEに づいて判定する。

 制御部211は、判定部210で判定された特定 PUCCHとZAC系列の循環シフト量およびブロッ ワイズ拡散コード系列との対応付けであっ CFIの値に応じて変化する対応付けに従って 答信号のZAC系列の循環シフト量およびブロ クワイズ拡散コード系列を制御する。

 以下、具体的に説明する。本実施の形態で 、実施の形態4の図11(CFI=3)、図12(CFI=2)、図13( CFI=1)と同様のサーチスペースを用いる。また 、実施の形態4と同様にして、基地局100から 動局200に対して、サーチスペース情報(n CCE4 (3)=8,n CCE2 (3)=16,n CCE1 (3)=22)がブロードキャストされる。

 制御部211では、複数のPUCCHのうち、CCEア リゲーションサイズが最小のPDCCHが占有する CCEの最小番号と対応付けられたPUCCHリソース 確保する。

 まず、CFI=3の場合について説明する。図11に 示すCCE#0~CCE#31(CFI=3)において、CCEアグリゲー ョンサイズが4の場合に対応するサーチスペ スの開始位置n CCE4 (3)=8(CCE#8)の直前までのCCE#0~CCE#7では、PDCCHを 成するCCEの最小番号CCE#0に対して1つのPUCCHリ ソースが対応付けられる。

 次いで、図11に示すように、CCEアグリゲー ョンサイズが4の場合に対応するサーチスペ スの開始位置n CCE4 (3)=8(CCE#8)から、CCEアグリゲーションサイズが 2の場合に対応するサーチスペースの開始位 n CCE2 (3)=16(CCE#16)の直前までのCCE#8~CCE#15では、最小 CCEアグリゲーションサイズあるCCEアグリゲ ションサイズが4の2個のPDCCHをそれぞれ構成 するCCEの最小番号CCE#8,CCE#12に対して、2つのPU CCHリソースが対応付けられる。

 同様にして、図11に示すように、CCEアグリ ーションサイズが2の場合に対応するサーチ ペースの開始位置n CCE2 (3)=16(CCE#16)から、CCEアグリゲーションサイズ 1の場合に対応するサーチスペースの開始位 置n CCE1 (3)=22(CCE#22)の直前までのCCE#16~CCE#21では、最小 のCCEアグリゲーションサイズであるCCEアグリ ゲーションサイズが2の3個のPDCCHをそれぞれ 成するCCEの最小番号CCE#16,CCE#18,CCE#20に対して 3つのPUCCHリソースが対応付けられる。

 同様にして、図11に示すように、CCEアグリ ーションサイズが1の場合に対応するサーチ ペースの開始位置n CCE1 (3)=22(CCE#22)以上のCCE#16~CCE#31では、CCEアグリゲ ーションサイズが1の10個のPDCCHをそれぞれ構 するCCE#22~CCE#31に対して10個のPUCCHリソース 対応付けられる。

 すなわち、CFI=iでのCCEに対応する領域にお て、開始位置n CCE4 (i)未満の領域では、8個のCCEに対して1つのPUCC Hリソースが対応付けられる。また、開始位 n CCE4 (i)以上、かつ、開始位置n CCE2 (i)未満の領域では、4個のCCEに対して1つのPUCC Hリソースが対応付けられる。同様に、開始 置n CCE2 (i)以上、かつ、開始位置n CCE1 (i)未満の領域では、2個のCCEに対して1つのPUCC Hリソースが対応づけられる。そして、開始 置n CCE1 (i)以上の領域では、1個のCCEに対して1つのPUCC Hリソースが対応付けられる。

 このようにして、制御部211では、基地局1 00からブロードキャストされるサーチスペー 情報に基づいて、CFIの値に応じて変化するC CEとPUCCHリソースとの対応付けに従って応答 号のPUCCHリソースを制御する。

 ここで、図14に示すように、PUCCHに対応す る物理リソースの使用に関する優先順位(各 列番号の使用順序)が基地局から移動局に予 通知されているとする。ただし、PUCCH番号 より小さい物理リソース(PUCCHリソース)が優 してCCEと対応付けられる。図14に示す対応 けでは、ZAC系列の循環シフト量(0~11)とブロ クワイズ拡散コード系列の系列番号(0~2)とに よってPUCCH番号が定義される。このとき、CCE 対応付けられるPUCCHリソースは、図15に示す ようになる。具体的には、図15に示すように CCE#0に対応付けられたPUCCH番号は、ZAC系列#0 ブロックワイズ拡散コード系列#0とによっ 定義され、CCE#8に対応付けられたPUCCH番号は ZAC系列#0とブロックワイズ拡散コード系列#2 とによって定義される。なお、本発明はこれ らの系列長に限定されない。

 次に、CFI=2におけるCCEとPUCCHリソースとの 対応付けについて説明する。

 CFI=3の場合と同様にして、制御部211では 複数のPUCCHのうち、CFI=2でのサーチスペース おいてCCEアグリゲーションサイズが最小のP DCCHが占有するCCEの最小番号とPUCCHリソースを 対応付ける。

 すなわち、CFI=2の場合には、図12に示すよ うに、CCE#0~CCE#7では、CCEアグリゲーションサ ズが4のPDCCHを構成するCCEの最小番号CCE#0,CCE# 4とそれぞれPUCCHリソースが対応付けられ、CCE #8~CCE#13では、CCEアグリゲーションサイズが2 PDCCHを構成するCCEの最小番号CCE#8,CCE#10,CCE#12 それぞれPUCCHリソースが対応付けられ、CCE#14 ~CCE#23では、CCEアグリゲーションサイズが1のP DCCHを構成するCCE#14~CCE#23とそれぞれPUCCHリソ スが対応付けられる。

 このとき、CCE番号に対応付けられるPUCCH ソースは、図16に示すようになる。ここで、 CFI=3で対応付けされるPUCCHリソース(図15)とCFI= 2で対応付けされるPUCCHリソース(図16)とを比 すると、図16に示すCFI=2のPUCCHリソースでは 対応付けされるPUCCHリソースが削減されてい る。また、図15に示すPUCCHリソースと図16に示 すPUCCHリソースとでは、異なるCCE番号と対応 けられている。

 このように、本実施の形態によれば、移 局では、基地局からブロードキャストされ サーチスペース情報を用いることで、CFIの が変動する場合でも、CFIの値に応じて変更 れるサーチスペースに基づいたCCEとPUCCHと 対応付けを行うことができ、必要最低限のPU CCHリソースのみを確保すれば、CFIの値が変化 しても過不足なく応答信号送信のためのリソ ースを用意することができる。

 なお、制御部211では、CFI=1の場合につい も同様にして、図17に示すように、CCEとPUCCH ソースとの対応付けを更新する。

 このようにして、本実施の形態によれば 移動局では、特定のCFIの値におけるサーチ ペース情報(各CCEアグリゲーションサイズに 対応するサーチスペースの開始位置)に基づ て、CFIの値の変化に応じたCCEとPUCCHリソース との対応付けを行うことができる。よって、 本実施の形態によれば、CFIの値が変動する度 にCCEとPUCCHリソースとの対応付けを基地局か 各移動局に通知することなく、CFIに応じて 化するサーチスペースの定義においてCCEとP UCCHリソースとを最適に対応付け、必要最低 のPUCCHリソースのみ確保すれば、CFIの値が変 化しても過不足なく応答信号送信のためのリ ソースを用意することができる。

 なお、本実施の形態では、PUCCHリソース 図15、図16、図17に示すZAC系列とブロックワ ズ拡散コード系列との対応付けに基づいて 義する場合について説明したが、本発明は 図15、図16、図17に示すZAC系列とブロックワ ズ拡散コード系列との対応付けに限定され い。

 また、PUCCHのリソースとして、ZAC系列の 環シフト量およびブロックワイズ拡散コー 系列以外のリソースを用いてもよい。例え 、サブキャリアなどの周波数で区別される ソース、または、SC-FDMAシンボルなどの時間 区別されるリソースでもよい。

 以上、本発明の各実施の形態について説 した。

 なお、上記実施の形態における1サブフレ ームあたりに使用可能なCCEの総数(1サブフレ ム内に存在可能なCCEの総数)は、システム帯 域幅、CCEとして使用可能なOFDMシンボル数、 り回線/上り回線データのリソース割当結果 外の通知に使用される制御信号(例えば、上 り回線データに対するACK/NACK等)の総数によっ て変化する。

 また、上記実施の形態の説明で用いたPUCC Hは、ACKまたはNACKをフィードバックするため チャネルであるため、ACK/NACKチャネルと称 れることもある。

 また、上記実施の形態では、CCEとPUCCH(下 回線データに対する応答信号)とを対応付け る場合について説明したが、本発明は、CCEと PHICH(Physical Hybrid ARQ Indicator Channel)とを対応 付けても上記同様の効果を得ることができる 。ここで、PHICHには上り回線データに対する 答信号が割り当てられる。

 また、本発明は、図18に示すサーチスペ スの定義を用いる場合にも上記同様にして 施可能である。図18では、複数の移動局をグ ループ化して、グループ毎に使用するサーチ スペースとCCEアグリゲーションサイズ毎に使 用するサーチスペースとを併用する。このよ うに、複数のCCEを複数の移動局グループ毎に 分けて、各グループで本発明を適用する場合 でも、上記同様の効果を得ることができる。 また、図19に示すサーチスペースの定義を用 る場合にも上記同様にして実施可能である 図19に示すように、各CCEアグリゲーション イズに対応するサーチスペースが互いに重 らないように構成される。これにより、上 同様の効果を得ることができ、かつ、互い 異なるサーチスペースが重ならないため、PU CCHリソースに確保するリソースをさらに削減 することができる。

 また、本発明は、応答信号以外の制御情 をフィードバックする場合にも上記同様に て実施可能である。

 また、移動局は端末局、UE、MT、MS、STA(Sta tion)と称されることもある。また、基地局はN ode B、BS、APと称されることもある。また、 ブキャリアはトーンと称されることもある また、CPはガードインターバル(Guard Interval;G I)と称されることもある。また、CCE番号はCCE ンデックス(CCE Index)と称されることもある

 また、誤り検出の方法はCRCに限られない

 また、周波数領域と時間領域との間の変 を行う方法は、IFFT、FFTに限られない。

 また、上記実施の形態では、下り回線の 送方式にOFDM、上り回線の伝送方式にSC-FDMA 用いて信号を送信する場合について説明し が、本発明は、OFDMおよびSC-FDMA以外の伝送方 式を用いても適用可能である。

 また、上記実施の形態では、本発明をハ ドウェアで構成する場合を例にとって説明 たが、本発明はソフトウェアで実現するこ も可能である。

 また、上記実施の形態の説明に用いた各 能ブロックは、典型的には集積回路であるL SIとして実現される。これらは個別に1チップ 化されてもよいし、一部または全てを含むよ うに1チップ化されてもよい。ここでは、LSI したが、集積度の違いにより、IC、システム LSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されるこ ともある。

 また、集積回路化の手法はLSIに限るもの はなく、専用回路または汎用プロセッサで 現してもよい。LSI製造後に、プログラムす ことが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array) 、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成 能なリコンフィギュラブル・プロセッサを 用してもよい。

 さらには、半導体技術の進歩または派生 る別技術によりLSIに置き換わる集積回路化 技術が登場すれば、当然、その技術を用い 機能ブロックの集積化を行ってもよい。バ オ技術の適用等が可能性としてありえる。

 2007年10月29日出願の特願2007-280921の日本出 願に含まれる明細書、図面および要約書の開 示内容は、すべて本願に援用される。

 本発明は、移動体通信システム等に適用 ることができる。