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Patent Searching and Data


Title:
RADIO WAVE CORRECTION CLOCK AND ITS ASSEMBLING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/108394
Kind Code:
A1
Abstract:
A radio wave correction clock in which reception sensitivity is enhanced furthermore. The radio wave correction clock comprises an antenna core (11) composed of a magnetic material in which a portion (11a) wound with a winding (19) and portions (11b, 11c) extending to the end side are formed integrally, additional cores (15, 16) composed of a magnetic material, magnetism collection members (17, 18) composed of a magnetic material, a main plate (31) (clock substrate) composed of a nonmagnetic material, a guide member (33) composed of a nonmagnetic material, and a liquid crystal panel supporting frame (32) (magnetism collection member supporting member, retaining member) composed of a nonmagnetic material and having protrusions (32a, 32b) (retaining member) formed thereon. When the main plate (31), the guide member (33) and the liquid crystal panel supporting frame (32) are assembled and the protrusions (32a, 32b) press the magnetism collection members, the magnetism collection members (17, 18) abut against the additional cores (15, 16), and the additional cores (15, 16) abut against the extending portions (11b, 11c) of the antenna core (11), thus obtaining a large integral antenna core and enhancing reception performance.

Inventors:
SUMIDA, Tatsuo (1-12, Tanashicho 6-chome, Nishitokyo-sh, Tokyo 11, 1888511, JP)
澄田 達夫 (〒11 東京都西東京市田無町六丁目1番12号シチズン時計株式会社内 Tokyo, 1888511, JP)
SAKAMOTO, Kazuo (1-12, Tanashicho 6-chome, Nishitokyo-sh, Tokyo 11, 1888511, JP)
Application Number:
JP2008/053926
Publication Date:
September 12, 2008
Filing Date:
March 05, 2008
Export Citation:
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Assignee:
CITIZEN HOLDINGS CO., LTD. (1-12, Tanashicho 6-chome Nishitokyo-sh, Tokyo 11, 1888511, JP)
シチズンホールディングス株式会社 (〒11 東京都西東京市田無町六丁目1番12号 Tokyo, 1888511, JP)
SUMIDA, Tatsuo (1-12, Tanashicho 6-chome, Nishitokyo-sh, Tokyo 11, 1888511, JP)
澄田 達夫 (〒11 東京都西東京市田無町六丁目1番12号シチズン時計株式会社内 Tokyo, 1888511, JP)
International Classes:
G04G1/06; G04C3/00; G04C9/02; G04G5/00
Attorney, Agent or Firm:
NISHIWAKI, Tamio (Asahi Bldg. 7F, 6-7 Ginza 6-chom, Chuo-ku Tokyo 61, 1040061, JP)
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Claims:
 巻線が巻回される巻回部と前記巻回部よりも端部側に延在する延在部とが一体的に形成された磁性材料からなるアンテナコアと、
 磁性材料からなる付加コアと、
 非磁性材料からなる時計基板と、
 非磁性材料からなるガイド部材と、
 非磁性材料からなる押さえ部材と、を備え、
 前記時計基板は、前記アンテナコアを該時計基板の略面内で支持するアンテナ支持部を有し、
 前記ガイド部材は、前記付加コアが時計の厚さ方向に立ち上がるように支持する付加コア支持部を有し、
 前記押さえ部材は、前記付加コアの一端面が前記アンテナコアの延在部に当接するように、前記付加コアを前記アンテナコアの延在部に付勢してなることを特徴とする電波修正時計。
 前記押さえ部材は、前記アンテナコア側の下押さえ部材と前記付加コア側の上押さえ部材とを有することを特徴とする請求項1に記載の電波修正時計。
 磁性材料からなる集磁部材と、
 前記集磁部材を支持する集磁部材支持部材とを備え、
 前記集磁部材支持部材は、前記集磁部材が前記押さえ部材と前記付加コアの他端面との間に介在するとともに前記付加コアの他端面に当接して配設されるように、支持していることを特徴とする請求項1または2に記載の電波修正時計。
 前記集磁部材支持部材が前記押さえ部材に一体的に形成されていて、前記集磁部材支持部材には前記押さえ部材としての押圧用の突起が形成されていることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載の電波修正時計。
 前記延在部は、前記アンテナコアの2つの端部側にそれぞれ形成され、
 前記付加コアは、前記アンテナコアの2つの端部側にそれぞれ形成された各延在部に対応してそれぞれ付勢されて当接していることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載の電波修正時計。
 少なくとも前記アンテナコアが、アモルファス材であることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項に記載の電波修正時計。
 前記アンテナコアと集磁部材との厚さ方向における間に、モータへの外部磁界による影響を防止または低減させる耐磁板を配置したことを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項に記載の電波修正時計。
 前記集磁部材と前記耐磁板とは、少なくとも一部が平面視で重なっていることを特徴とする請求項7に記載の電波修正時計。
 前記集磁部材は、前記アンテナコアの両端にそれぞれ配置され、
 前記各集磁部材は、その少なくとも一部が前記耐磁板と平面視で重なっていることを特徴とする請求項8に記載の電波修正時計。
 前記耐磁板は、少なくとも、平面視で前記一方の集磁部材に一部が重なっている第1の耐磁板と、平面視で前記他方の集磁部材に一部が重なっている第2の耐磁板とで構成され、
 前記第1の耐磁板と前記第2の耐磁板とは磁気的に分断して配置されていることを特徴とする請求項9に記載の電波修正時計。
 液晶パネルを保持する非磁性材料からなる液晶パネル支持枠を備え、
 前記液晶パネル支持枠は、前記押さえ部材を兼ねたものであることを特徴とする請求項1から10のうちいずれか1項に記載の電波修正時計。
 カレンダー情報を表示する非磁性材料からなるカレンダー表示部材を保持するカレンダー支持枠を備え、
 前記カレンダー支持枠は、前記押さえ部材を兼ねたものであることを特徴とする請求項1から10のうちいずれか1項に記載の電波修正時計。
 巻線が巻回される巻回部と前記巻回部よりも端部側に延在する延在部とが一体的に形成された磁性材料からなるアンテナコアを、非磁性材料からなる時計基板に形成されたアンテナ支持部に、該時計基板の略面内で支持する工程と、
 磁性材料からなる付加コアを、時計の厚さ方向に立ち上がるように、非磁性材料からなるガイド部材に形成された付加コア支持部に支持する工程と、
 前記付加コアの一端面を前記アンテナコアの前記延在部に当接させるように、前記付加コアを、非磁性材料からなる押さえ部材により前記アンテナコアに付勢する工程とを有することを特徴とする電波修正時計の組立方法。
 前記押さえ部材は、前記アンテナコア側の下押さえ部材と前記付加コア側の上押さえ部材とを有することを特徴とする請求項13に記載の電波修正時計の組立方法。
 磁性材料からなる集磁部材を集磁部材支持部材に支持する工程の後に、
 前記集磁部材が、前記押さえ部材と前記付加コアの他端面との間に介在し、かつ前記付加コアの他端面に当接するように、前記集磁部材支持部材が組み付けられることを特徴とする請求項13または14に記載の電波修正時計の組立方法。
 前記集磁部材支持部材が前記押さえ部材に一体的に形成されていて、前記集磁部材支持部材には前記押さえ部材としての押圧用の突起が形成されていることを特徴とする請求項13から15のうちいずれか1項に記載の電波修正時計の組立方法。
 前記延在部は、前記アンテナコアの2つの端部側にそれぞれ形成され、
 前記付加コアは、前記アンテナコアの2つの端部側にそれぞれ形成された各延在部に対応してそれぞれ付勢されて当接することを特徴とする請求項13から16のうちいずれか1項に記載の電波修正時計の組立方法。
 少なくとも前記アンテナコアが、アモルファス材であることを特徴とする請求項13から17のうちいずれか1項に記載の電波修正時計の組立方法。
 液晶パネルを保持する非磁性材料からなる液晶パネル支持枠を備え、
 前記液晶パネル支持枠は、前記押さえ部材を兼ねたものであることを特徴とする請求項13から18のうちいずれか1項に記載の電波修正時計の組立方法。
 カレンダー情報を表示する非磁性材料からなるカレンダー表示部材を保持するカレンダー支持枠を備え、
 前記カレンダー支持枠は、前記押さえ部材を兼ねたものであることを特徴とする請求項13から18のうちいずれか1項に記載の電波修正時計の組立方法。
 
 
Description:
電波修正時計およびその組立方

 本発明は、電波修正時計およびその組立 法に関し、詳細には、標準電波を受信する めの内蔵アンテナの改良に関する。

 電波修正時計は、時刻情報や日付情報を む標準電波を受信し、時針や分針、秒針等 時刻指示針が、この標準電波に含まれた情 に対応した正確な時刻を指し示すように、 準電波に含まれた情報に基づいてモータ等 駆動手段が時刻指示針を強制的に変位させ 。

 このように、電波修正時計は、1日に少な くとも1回の上記時刻修正動作を行うことに り、常に正しい時刻を表示することができ 。

 ところで、電波修正時計には、標準電波 受信するためのアンテナが内蔵されている 、開発当初は、アンテナによる電波の受信 度を高める目的で、時計のケースの少なく も一部は樹脂製であった。

 しかし、樹脂製のケースは、外観品質の で金属製のケースよりも見劣りするもので るため、近年は金属製のケースが採用され 時計が増えている。

 ここで、金属製のケースに内蔵されたア テナは、樹脂製のケースに内蔵されたアン ナよりも受信感度が劣るため、この受信感 を高めることを目的として、アンテナ自体 種々の改良がなされている。

 例えば、巻線が巻回された巻回部よりも 部側にそれぞれ突出したアンテナコアの延 部を、標準電波が比較的侵入し易い風防ガ ス面に近付くように曲げることで、受信感 の向上を図る技術が提案されている(特許文 献1)。

 また、アンテナコアの、巻線が巻回された 回部よりも端部の部分である延在部に、こ 延在部よりも大きなサイズの電波補足部を 合させて、受信感度を向上させる技術が提 されている(特許文献2)。

特開2006-153752号公報

特開2004-235701号公報

 しかし、アンテナコアは、アモルファス などの脆性材料であるため曲げるのが困難 あり、また、特許文献1に開示されているよ うに薄板状に形成して複数枚を積層したもの としても、折損することなく曲げることがで きるのは、極わずかな曲率内にとどまるため 、受信感度を大きく向上させるのは困難であ る。

 一方、特許文献2に示すように、アンテナ コアの延在部よりも大きなサイズの電波補足 部は、確かに受信感度を向上させることがで きるものの、アンテナコアと電波補足部とが 同一面内にあるため、受信感度を顕著に向上 させることはできず、さらなる受信感度の向 上が望まれている。

 なお、単に電波補足部を大きくするには 時計ケース内の限りある容積内でアンテナ 配置に制約があるとともに、金属の時計ケ スに電波補足部が近接しすぎると、渦電流 よる損失が生じ、また、金属ケースに接触 ると渦電流が流れてしまうという問題があ 。しかも、アンテナをケース内に収納する ペース利用効率も悪化する。

 本発明は上記事情に鑑みなされたもので 受信感度の一層の向上を図ることができる 波修正時計およびその組立方法を提供する とを目的とするものである。

 本発明の電波修正時計およびその組立方 は、アンテナコアの延在部に、時計の厚さ 向に立ち上がる、アンテナコアとは別体の 加コアを当接させることで、付加コアの分 けアンテナコアの端部を大きくしたことと じ効果を得つつ、その大きく延びたと同視 きるアンテナコアの端部(付加コア)を、一 物のアンテナコアの端部を曲げる従来のも よりも、時計の厚さ方向に大きく立ち上げ ことができ、3次元の広がりにより、単に平 内で大きく形成したものよりも、時計ケー 内の限りある容積内で、より大きく形成す ことができ、受信感度の一層の向上を図る とができるものである。

 すなわち、本発明に係る電波修正時計は 巻線(電線)が巻回される巻回部と巻回部よ も端部側に延在する延在部とが一体的に形 された磁性材料からなるアンテナコアと、 性材料からなる付加コアと、非磁性材料か なる時計基板と、非磁性材料からなるガイ 部材と、非磁性材料からなる押さえ部材と を備え、時計基板は、アンテナコアを時計 板の略面内で支持するアンテナ支持部を有 、ガイド部材は、付加コアが時計の厚さ方 に立ち上がるように支持する付加コア支持 を有し、押さえ部材は、付加コアの一端面 アンテナコアの延在部に当接するように、 加コアをアンテナコアの延在部に付勢して ることを特徴とする。

 ここで、アンテナコアは、棒状や短冊状 ど、特定の方向に長い形態を有するもので その中央部や中央部近傍に巻線が巻回され 部分を巻回部、巻線から突出した部分を延 部、と便宜上区別して称するものであり、 回部と延在部とでは材質や輪郭形状におけ 差異がある必要はないが、そのような差異 設けたものであってもよい。

 なお、延在部は、アンテナコアの端部の を意味するものではなく、上述したように 線から突出した部分であればよい。

 また、付加コアとアンテナコアとは、互 に磁気的に結合して両者が機能上一体化し アンテナコア(この両者が一体化したものを 、以下、アンテナコア体と称する場合がある 。)として作用するため、性状面で一体とな やすい同一材料であることが好ましいが、 ずしも同一材料に限定されるものではない

 このように構成された本発明に係る電波 正時計によれば、アンテナコアとは別体の 加コアを当接させることで、付加コアの分 けアンテナコアの端部を大きくしたことと じ効果、すなわち受信感度の向上を図るこ ができる。

 しかも、アンテナコアと付加コアとは組 て前は別体で形成されているため、両者間 当接の角度や位置などを種々変化させるこ で一体化後の形状を自由に形成することが き、従来のように当初より一体のアンテナ 曲げて所望の形状を形成するよりも、アン ナコア(体)の外形形状の自由度を高めるこ ができる。

 したがって、付加コアを時計の厚さ方向 立ち上がるようにアンテナコアに当接させ ことで、アンテナコア体は全体として3次元 に広がる形状に形成することができ、単に平 面内で大きく形成した従来のものよりも、受 信感度の一層の向上を図ることができるとと もに、時計ケース内の限りある容積内であっ ても、アンテナの配置の自由度を従来よりも 高めることができる。

 また、アンテナコアは時計基板(地板など )のアンテナ支持部に時計基板の略面内で支 され、付加コアはガイド部材の付加コア支 部に時計の厚さ方向に立ち上がるように支 されて、時計基板とガイド部材とが組み付 られるとともに、押さえ部材が、付加コア 一端面をアンテナコアの延在部に当接させ ように付加コアが付勢されていることで、 ンテナコア体を、時計基板や付加コア支持 材が無い状態で、部品のみにより組み上げ よりも、簡単に組み上げることが可能とな 。

 本発明に係る電波修正時計においては、 さえ部材は、前記アンテナコア側の下押さ 部材と前記付加コア側の上押さえ部材とを することが好ましい。

 このように構成された電波修正時計によ ば、アンテナコアと付加コアとの接触を良 にして、磁気回路を確実に形成することが きる。

 また、本発明に係る電波修正時計におい は、磁性材料からなる集磁部材と、集磁部 を支持する集磁部材支持部材とを備え、集 部材支持部材は、集磁部材が押さえ部材と 加コアの他端面との間に介在するとともに 加コアの他端面に当接して配設されるよう 、支持していることが好ましい。

 好ましい電波修正時計によれば、集磁部 がさらに、アンテナコア体の一部として一 化されるため、一層大きなアンテナコア体 形成することができる。

 さらに、集磁部材は集磁部材支持部材に 持されていることで、集磁部材を単体で付 コアに組み付けるよりも容易に組み付けを うことができる。

 また、本発明に係る電波修正時計におい は、集磁部材支持部材が押さえ部材に一体 に形成されていて、集磁部材支持部材には さえ部材としての押圧用の突起が形成され いることが好ましい。

 このように構成された電波修正時計によ ば、集磁部材支持部材に押圧用の突起を形 するだけで、押さえ部材の機能を発揮させ ことができるため、部品点数の増加を抑制 ることができる。

 また、本発明に係る電波修正時計におい は、延在部は、アンテナコアの2つの端部側 にそれぞれ形成され、付加コアは、アンテナ コアの2つの端部側にそれぞれ形成された各 在部に対応してそれぞれ付勢されて当接し いることが好ましい。

 本発明に係る電波修正時計においては、 加コアは、機能的には1つであってもよいが 、好ましい電波修正時計によれば、アンテナ コアに2つの延在部が形成されているもので 、各延在部にそれぞれ付加コアを対応させ ことで、標準電波の受信のバランスを適切 調整することができる。

 また、本発明に係る電波修正時計におい は、少なくともアンテナコアが、アモルフ ス材であることが好ましい。

 アモルファス材は脆性材料であるため、 状的に曲げるのが困難であり、本発明に係 電波修正時計の効果を相対的に高めること できる。

 なお、上述したアンテナコアの延在部か 立ち上げられる付加コアの立ち上げられる きは、時計の風防ガラスに近付く向きであ ことが好ましい。

 アンテナは、付加コアの先端(集磁部材が さらに付加された電波修正時計にあっては、 集磁部材)で標準電波を受け易いため、好ま い電波修正時計によれば、風防ガラスから 入する標準電波を受け易くすることができ 。

 したがって、風防ガラスを除いた時計ケ スや裏蓋を金属製として時計の外観質感を 上させても、標準電波の受信性能が低下す のを防止することができる。

 なお、ガイド部材は、時計基板の一部で ってもよい。

 また、本発明に係る電波修正時計におい は、アンテナコアと集磁部材との厚さ方向 おける間に、モータ等への影響を防止また 低減させる耐磁板を配置したものであるこ が好ましい。

 このように構成された電波修正時計によ ば、アンテナコアと集磁部材との間(厚さ方 向における間)に、モータ等への外部磁界に る影響を防止または低減させる耐磁板を配 されているため、集磁部材による標準電波 受信性能が耐磁板の影響で低下されること なく、しかも、モータ等が耐磁板よりも下 側(裏蓋側)に配置されたことで、モータ等へ の外部磁界による影響を有効に防止すること ができる。

 また、本発明に係る電波修正時計におい は、前記集磁部材と前記耐磁板とは、少な とも一部が平面視(時計の厚さ方向に直交す る面への投影図)において重なっていること 好ましい。

 このように構成された電波修正時計によ ば、集磁部材と耐磁板とは、時計の厚さ方 にオフセットされているため、平面視で重 っているような配置を実施しても、お互い 性能に悪影響を及ぼすことが無く、しかも 集磁部材と耐磁板との両方の面積を、互い 干渉することなく大きくすることが可能に るので、集磁部材と耐磁板との両部材の性 を同時に向上させることができる。

 また、本発明に係る電波修正時計におい は、前記集磁部材は、前記アンテナコアの 端にそれぞれ配置され、前記各集磁部材は その少なくとも一部が前記耐磁板と平面視 重なっていることが好ましい。

 このように構成された電波修正時計によ ば、アンテナコアの両端部から各集磁部材 、耐磁板に干渉させることなく、それぞれ きくすることが可能になるので、各集磁部 の性能を同時に、さらに向上させることが きる。

 また、本発明に係る電波修正時計におい は、前記耐磁板は、少なくとも、平面視で 記一方の集磁部材に一部が重なっている第1 の耐磁板と、平面視で前記他方の集磁部材に 一部が重なっている第2の耐磁板とで構成さ 、前記第1の耐磁板と前記第2の耐磁板とは磁 気的に分断して配置されていることが好まし い。

 なお、磁気的に分断とは、例えば、互い 他方からの磁気の影響を受けないこと、ま はその影響が極めて小さいためにその影響 無視できることなどである。

 このように構成された電波修正時計によ ば、一方の集磁部材と耐磁板と他方の集磁 材という磁気経路が形成されるのを、耐磁 の分断(第1の耐磁板と第2の耐磁板とは磁気 に分断して配置されていることによる分断) により阻止することができる。

 さらに、一方の集磁部材→一方の付加コ →アンテナコア→他方の付加コア→他方の 磁部材→耐磁板→一方の集磁部材という磁 ループが形成されるのを、耐磁板の分断(第 1の耐磁板と第2の耐磁板とは磁気的に分断し 配置されていることによる分断)により阻止 することができる。

 そして、このような耐磁板の二体構造は 上記磁気ループ等による受信性能の低下を くことがなく、各集磁部材と分断された各 磁板とのそれぞれの面積を同時に大きくし 両部材の性能を同時に向上させることがで る。

 本発明に係る電波修正時計においては、 晶パネルを保持する非磁性材料からなる液 パネル支持枠を備え、前記液晶パネル支持 は、前記押さえ部材を兼ねたものであるこ が好ましい。

 好ましい構成の電波修正時計によれば、 存の液晶パネル支持枠が押さえ部材を兼ね ことによって、液晶パネル支持枠とは別体 押さえ部材を新たに設ける必要がなく、部 点数の増加に伴う製造コストの上昇を緩和 ることができる。

 また、本発明に係る電波修正時計におい は、カレンダー情報を表示する非磁性材料 らなるカレンダー表示部材を保持するカレ ダー支持枠を備え、前記カレンダー支持枠 、前記押さえ部材を兼ねたものであること 好ましい。

 好ましい構成の電波修正時計によれば、 存のカレンダー支持枠が押さえ部材を兼ね ことによって、カレンダー支持枠とは別体 押さえ部材を新たに設ける必要がなく、部 点数の増加に伴う製造コストの上昇を緩和 ることができる。

 本発明に係る電波修正時計の組立方法は 巻線が巻回される巻回部と前記巻回部より 端部側に延在する延在部とが一体的に形成 れた磁性材料からなるアンテナコアを、非 性材料からなる時計基板に形成されたアン ナ支持部に、該時計基板の略面内で支持す 工程と、磁性材料からなる付加コアを、時 の厚さ方向に立ち上がるように、非磁性材 からなるガイド部材に形成された付加コア 持部に支持する工程と、前記付加コアの一 面を前記アンテナコアの前記延在部に当接 せるように、前記付加コアを、非磁性材料 らなる押さえ部材により前記アンテナコア 付勢する工程とを有することを特徴とする

 このように構成された本発明に係る電波 正時計の組立方法によれば、アンテナコア は別体の付加コアを当接させることで、付 コアの分だけアンテナコアの端部を大きく たことと同じ効果、すなわち受信感度の向 を図ることができる。

 しかも、アンテナコアと付加コアとは組 て前は別体で形成されているため、両者間 当接の角度や位置などを種々変化させるこ で一体化後の形状を自由に形成することが き、従来のように本来的に一体のアンテナ 曲げて形成するよりも、アンテナコア(体) 外形形状の自由度を高めることができる。

 したがって、付加コアを時計の厚さ方向 立ち上がるようにアンテナコアに当接させ ことで、アンテナコア体は全体として3次元 に広がる形状に形成することができ、単に平 面内で大きく形成した従来のものよりも、受 信感度の一層の向上を図ることができるとと もに、時計ケース内の限りある容積内であっ ても、アンテナの配置の自由度を従来よりも 高めることができる。

 また、アンテナコアは時計基板(地板など )のアンテナ支持部に時計基板の略面内で支 され、付加コアはガイド部材の付加コア支 部に時計の厚さ方向に立ち上がるように支 されて、時計基板とガイド部材とが組み付 られるとともに、押さえ部材が、付加コア 一端面をアンテナコアの延在部に当接させ ように付加コアが付勢されていることで、 ンテナコア体を、時計基板や付加コア支持 材が無い状態で、部品のみにより組み上げ よりも、簡単に組み上げることが可能とな 。

 本発明に係る電波修正時計の組立方法に いては、押さえ部材は、アンテナコア側の 押さえ部材と付加コア側の上押さえ部材と 有するものとすることが好ましい。

 このように構成された電波修正時計の組 方法によれば、アンテナコアと付加コアと 接触を良好に組み立てることができ、磁気 路を確実に形成することができる。

 また、本発明に係る電波修正時計の組立 法においては、磁性材料からなる集磁部材 集磁部材支持部材に支持する工程の後に、 磁部材が、前記押さえ部材と前記付加コア 他端面との間に介在し、かつ前記付加コア 他端面に当接するように、前記集磁部材支 部材が組み付けられることが好ましい。

 このように構成された本発明に係る電波 正時計の組立方法によれば、集磁部材がさ に、アンテナコア体の一部として一体化さ るため、一層大きなアンテナコア体を形成 ることができる。

 また、集磁部材は集磁部材支持部材に支 されていることで、集磁部材を単体で付加 アに組み付けるよりも容易に組み付けを行 ことができる。

 本発明に係る電波修正時計の組立方法に いては、集磁部材支持部材が押さえ部材に 体的に形成されていて、集磁部材支持部材 は押さえ部材としての押圧用の突起が形成 れていることが好ましい。

 このように構成された電波修正時計の組 方法によれば、集磁部材支持部材に押圧用 突起を形成するだけで、押さえ部材の機能 発揮させることができるため、電波修正時 部品点数の増加を抑制して、組立てを容易 することができる。

 本発明に係る電波修正時計の組立方法に いては、前記延在部は、前記アンテナコア 2つの端部側にそれぞれ形成され、前記付加 コアは、前記アンテナコアの2つの端部側に れぞれ形成された各延在部に対応してそれ れ付勢されて当接することが好ましい。

 このように構成された本発明に係る電波 正時計の組立方法によれば、アンテナコア 2つの延在部が形成されているものでは、各 延在部にそれぞれ付加コアを対応させること で、標準電波の受信のバランスを適切に調整 することができる。

 また、本発明に係る電波修正時計の組立 法においては、少なくとも前記アンテナコ が、アモルファス材であることが好ましい

 アモルファス材は脆性材料であるため性 的に曲げるのが困難であり、本発明に係る 波修正時計の組立方法の効果を相対的に高 ることができる。

 本発明に係る電波修正時計の組立方法に いては、液晶パネルを保持する非磁性材料 らなる液晶パネル支持枠を備え、前記液晶 ネル支持枠は、前記押さえ部材を兼ねたも であることが好ましい。

 好ましい構成の電波修正時計の組立方法 よれば、既存の液晶パネル支持枠が押さえ 材を兼ねることによって、液晶パネル支持 とは別体の押さえ部材を新たに設ける必要 なく、部品点数の増加に伴う組立工数の増 による製造コストの上昇を緩和することが きる。

 また、本発明に係る電波修正時計の組立 法においては、カレンダー情報を表示する 磁性材料からなるカレンダー表示部材を保 するカレンダー支持枠を備え、前記カレン ー支持枠は、前記押さえ部材を兼ねたもの あることが好ましい。

 好ましい構成の電波修正時計の組立方法 よれば、既存のカレンダー支持枠が押さえ 材を兼ねることによって、カレンダー支持 とは別体の押さえ部材を新たに設ける必要 なく、部品点数の増加に伴う組立工数の増 による製造コストの上昇を緩和することが きる。

 なお、上述したアンテナコアの延在部か 立ち上げられる付加コアの立ち上げられる きは、時計の風防ガラスに近付く向きであ ことが好ましい。

 アンテナは、付加コアの先端(集磁部材が さらに付加された電波修正時計にあっては、 集磁部材)で標準電波を受け易いため、好ま い電波修正時計では、風防ガラスから侵入 る標準電波を受け易い。

 したがって、風防ガラスを除いた時計ケ スや裏蓋を金属製として時計の外観質感を 上させても、標準電波の受信性能が低下す のを防止することができる。

 本発明の電波修正時計および電波修正時 の組立方法によれば、標準電波の受信感度 一層向上させることができる。

本発明の一実施形態に係る電波修正時 に設けられた、標準電波の受信用のアンテ を示す概略斜視図である。 図1に示したアンテナが時計のケース内 に収められた状態を示す模式図である。 図1に示したアンテナが組み立てられる 以前の別体状態を示す分解斜視図である。 時計の地板を時計の裏蓋側から見た平 図である(その1)。 時計の地板を時計の裏蓋側から見た平 図である(その2)。 実施形態に係る電波修正時計を、裏蓋 から見た透視図である。 液晶パネル支持枠に予め設置された集 部材を示す斜視図であり、(a)は裏蓋側から (b)は文字板側からの状態をそれぞれ示す。 実施形態に係る電波修正時計を、風防 ラス側から見た透視図である。 図6における切断線A-A、切断線B-B、切断 線C-Cに沿った断面をそれぞれ示す図である。 図7に示した地板と液晶パネル支持枠 を組み立てた状態を示す斜視図(風防ガラス から)である。 耐磁板を介してアンテナコア体に磁気 経路および磁気ループが形成された状態を示 す模式図である。 2体構造の耐磁板を従来のアンテナ(本 明におけるアンテナコアおよび巻線)に適用 した状態を示す模式図である。 押さえ部材としてカレンダー支持枠を 適用した変形例(その1)の、図9相当の断面図 ある。 押さえ部材としてカレンダー支持枠を 適用した他の変形例であって、カレンダー支 持枠が、カレンダー情報の日付を表示する日 板と時刻表示している世界都市(地域)の名称 表示する都市表示板とを保持している態様 平面視透過図である。 変形例(その2)に係る電波修正時計のア ンテナコア体を示す斜視図であり、集磁部材 を備えず、付加コアをアンテナコアに当接さ せたものである。

符号の説明

10  アンテナ
11  アンテナコア
11a 巻回部
11b,11c 延在部
15,16   付加コア
17,18   集磁部材
19  巻線
31  地板(時計基板)
32  液晶パネル支持枠(集磁部材支持部材、 さえ部材)
32a,32b 突起(押さえ部材)
33  ガイド部材
100 電波修正時計

 以下、本発明に係る電波修正時計および 波修正時計の組立方法の実施の形態につい 、図面を用いて説明する。

 図1は本発明の一実施形態に係る電波修正 時計100に設けられた、標準電波の受信用のア ンテナ10を示す概略斜視図、図2は図1に示し アンテナ10が時計100のケース50内に収められ 状態を示す模式図、図3は図1に示したアン ナ10が組み立てられる以前の別体状態を示す 分解斜視図である。

 図示のアンテナ10は、短冊状に形成され アモルファス材(磁性材料)からなるアンテナ コア11と、アンテナコア11の中央部に巻回さ た巻線(電線)19と、アンテナコア11のうち巻 19が巻回された巻回部11aよりも端部側にそれ ぞれ延在した(巻線19から突出した)2つの延在 11b,11cの面(XY面)上に一端面が当接して、こ 延在部11b,11cの面から、図示を略した風防ガ ス(図示上方(Z方向)側)に向かって立ち上が ように柱状に形成された、アモルファス材 らなる付加コア15,16と、この付加コア15,16の 端面に当接して、アンテナコア11の延在部11 b,11cよりも外側に広がるように延びた円弧板 の、アモルファス材からなる集磁部材17,18 からなる。

 このアンテナ10は、図2に示すように、時 100の文字板(図示省略)面(XY面)にアンテナコ 11(の板面)が略平行となるように、時計100の ケース50内に設置される。また、アンテナ10 、付加コア15,16が時計100の厚さ方向に立ち上 がる向きとなる姿勢で配置される。なお、図 2において、符号60は時計100の竜頭である。

 本実施形態の時計100は、図3に示すように 、巻線19の巻回されたアンテナコア11が非磁 材料の地板31(時計基板)に支持され、付加コ 15,16が非磁性材料のガイド部材33に支持され 、集磁部材17,18が、図示しない液晶パネルを 持している非磁性材料の液晶パネル支持枠3 2(集磁部材支持部材)に支持されている。

 地板31には、図4(a)に示すように、アンテ コア11を所定の姿勢で、かつ所定の位置に 置決めするための位置決め孔31d,31eが形成さ ているとともに、アンテナコア11を地板31の 面内で支持し、アンテナコア11の巻回部11aお び巻線19が地板31の面と干渉するのを回避す る逃げ孔31aが形成されている。

 そして、地板31上に、巻線19が巻回された アンテナコア11が組み込まれ、延在部11b、11c 当接するように風防ガラス側から付加コア1 5,16が組み込まれる(図4(b))。さらに、アンテ コア11に対して、時計100の裏蓋側(風防ガラ とは反対側)から輪列受20(アンテナ支持部)お よび回路基板22により覆われ(図5(a),(b))、輪列 受20はネジ21により固定されてアンテナへの 勢力を受ける支持部となる。

 本実施形態の時計100においては、地板31 、付加コア15,16を支持するガイド部材33を兼 ており、この地板31には、付加コア15,16が時 計100の厚さ方向に立ち上がるように支持する 付加コア支持部としての支持孔31b,31cが形成 れている。

 なお、ガイド部材33を地板31から独立した 部材としてもよいが、そのような構成を採用 したものでは、ガイド部材33も非磁性材料で ることが求められる。

 また、図4(b)に示すように、地板31の位置 め孔31d,31eに、アンテナコア11の各延在部11b, 11cにそれぞれ形成された位置決めボス12a,12b 嵌合させることで、地板31は、アンテナコア 11を所定の姿勢で、かつ所定の位置に位置決 して支持する。具体的には、アンテナコア1 1は、その板面が地板31の面内(地板31と平行な 面であることを含む。以下、同じ。)となる うに支持される。

 ここで、アンテナコア11の延在部11b,11cの 部は、支持孔31b,31cの一部を覆うように支持 孔31b,31cに突出し、この支持孔31b,31cに配置さ て支持された付加コア15,16の一端面が、支 孔31b,31cに突出した延在部11b,11cに当接し得る 状態となる(図4(b)、図6)。

 なお、図4(b)において、符号13は、アンテ 10の巻線19から検波電流を取り出す回路が形 成された小基板である。また、図6は、電波 正時計100を裏蓋側から見た透視図である。

 一方、集磁部材17,18は、図7(a),(b)に示すよ うに、文字板側から地板31に積層される液晶 ネル支持枠32に予め支持されている。この 持されている位置は、集磁部材17,18の端部が 、地板31に支持された付加コア15,16の他端面( ンテナコア11に当接する端面とは反対側に 置する端面)に、上下方向(時計100の厚さ方向 )に重なる位置である。

 そして、液晶パネル支持枠32のうち、上 付加コア15,16の他端面に重なる集磁部材17,18 部分に対応した部分には、集磁部材17,18を 板31の向きに押圧する突起32a,32b(押さえ部材) が形成されている(図7,8参照)。

 なお、図8は、電波修正時計100を、風防ガ ラス(文字板)側から見た透視図であり、平面 における、これら液晶パネル支持枠32、付 コア15,16、集磁部材17,18および突起32a,32bの位 置関係を示す。

 また、図9(a),(b),(c)は、図6における切断線 A-A、切断線B-B、切断線C-Cに沿った断面をそれ ぞれ示す。

 液晶パネル支持枠32と地板31とが重ね合わ されて、液晶パネル支持枠32の係合爪32cが、 板31の係合孔31fに係合し(図9(a))、両者が一 的に組み立てられた状態において(図10)、液 パネル支持枠32の突起32a,32bが、対応する集 部材17,18をそれぞれ付加コア15,16に向けて押 圧付勢し(図9(a))、これにより、集磁部材17,18 対応する付加コア15,16とがそれぞれ当接し さらに付加コア15,16が、集磁部材17,18により 圧されることで、付加コア15,16がアンテナ ア11の延在部11b,11cにそれぞれ当接され、集 部材17と付加コア15とアンテナコア11と付加 ア16と集磁部材18とは、磁気的結合によって 能上一体的な大きなアンテナコア体となる ともに、外観上も一体をなす。

 したがって、本実施形態に係る電波修正 計100によれば、アンテナコア体を大きくし ので、受信感度を向上させることができる さらに、付加コア15,16を、金属製の裏蓋側 はなく、標準電波を相対的に通過させ易い 防ガラス側(Z方向)に向けて立ち上げたこと 、付加コア15,16とアンテナコア11とからなる 体的なアンテナコア体が、風防ガラス側に いた配置となり、これにより受信感度を一 向上させることができる。

 しかも、アンテナコア11と付加コア15,16と 集磁部材17,18とは組立て前は別体で形成され いるため、各部材間の当接の角度や位置な を種々変化させることでアンテナコア体と て一体化した後の形状をある程度自由に設 することができ、従来のように当初から一 のアンテナコアを曲げて所望の形状を形成 るよりも、アンテナコア体の外形形状の自 度を高めることができる。

 したがって、付加コア15,16を時計100の厚 方向に立ち上がるようにアンテナコア11に当 接させることで、アンテナコア体を全体とし て3次元に広がる形状に形成することができ アンテナコアだけを単に一平面内で大きく 成した従来のものよりも、受信感度の一層 向上を図ることができるとともに、時計100 ケース50内の限りある容積内であっても、ア ンテナ10の配置の自由度を従来よりも高める とができる。

 また、アンテナコア11は地板31と輪列受20 によって、地板31の面内で支持され(図9(b)) 付加コア15,16はガイド部材33としての機能を ねる地板31の支持孔31b,31cに時計100の厚さ方 に立ち上がるように支持されるとともに、 晶パネル支持枠32の突起32a,32bが、集磁部材1 7,18を介して、付加コア15,16の一端面をアンテ ナコア11の延在部11b,11cに当接させるように付 加コア15,16が付勢されているため、地板31や イド部材33や液晶セル支持枠32が無い状態で 部品のみによりアンテナコア体として組み げるよりも、簡単に組み上げることが可能 なる。

 さらに、本実施形態の電波修正時計100は アモルファス材からなる集磁部材17,18と、 磁部材17,18を支持する液晶パネル支持枠32と 備え、液晶パネル支持枠32は、集磁部材17,18 が突起32a,32bと付加コア15,16の端面との間に介 在するとともに付加コア15,16の当該端面に当 して配設されるように、集磁部材17,18を支 しているため、集磁部材17,18がさらに、アン テナコア体の一部としてアンテナコア11およ 付加コア15,16と磁気的に結合して機能上お び外観上一体化し、一層大きなアンテナコ 体を形成することができ、受信性能を一層 上させることができる。

 また、集磁部材17,18は液晶パネル支持枠32 に支持されていることで、脆性材料でできて いるうえに薄くて破損しやすい集磁部材17,18 単体で付加コア15,16に組み付けるよりも容 に組み付けを行うことができる。

 ここで、集磁部材17,18を地板31に直接固定 する場合には、ボスなどで固定することが必 要になり、集磁部材17,18に穴を開けるような 工が必要となる。しかし、薄い脆性材料の 磁部材17,18に穴あけ加工することは容易で ない。特に、量産での生産では、金型での きを採用することになり、さらに加工が困 となるが、本実施形態のように、液晶パネ 支持枠32に支持することで、上記の問題を回 避することができる。

 さらに、延在部11b,11cは、アンテナコア11 2つの端部側にそれぞれ形成され、付加コア 15,16は、アンテナコア11の2つの端部側にそれ れ形成された各延在部11b,11cに対応してそれ ぞれ付勢されて当接しているため、各延在部 11b,11cにそれぞれ付加コア15,16を対応させるこ とで、標準電波の受信のバランスを適切に調 整することができる。

 また、アンテナコア11は脆性材料である モルファス材で形成されているため、性状 に曲げるのが困難であるところ、本実施形 の電波修正時計100は、アンテナコア11を曲げ たのと同様に、端部を風防ガラスなどの、金 属ケースよりも標準電波が通り易い部材に近 づける効果を得ることができ、実用上の有用 性を高めることができる。

 なお、アンテナ10は、付加コア15,16の先端 (集磁部材17,18がさらに付加された電波修正時 計100にあっては、集磁部材17,18の先端部)で標 準電波を受け易いが、本実施形態の電波修正 時計100は、付加コア15,16の先端側が風防ガラ に向いているため、風防ガラスに極めて近 位置で、かつ平面的に広い面積で構成され 風防ガラスから侵入する標準電波を受け易 。

 したがって、風防ガラスを除いた時計100 ケース50や裏蓋などを金属製として時計100 外観質感を向上させても、アンテナ10の標準 電波の受信性能が低下するのを防止すること ができる。

 本実施形態に係る電波修正時計100は、上 したように既存の部材、すなわち地板31お び液晶パネル支持枠32を、本発明に係る電波 修正時計における時計基板、ガイド部材およ び押さえ部材として使用しているため、この 電波修正時計100のために新たな部品を追加す る必要がなく、部品の追加に伴う製造コスト の上昇を抑制することができる。

 また、組立工程において、アンテナコア1 1と付加コア15,16とを地板31に組み込む工程と 集磁部材17,18を液晶パネル支持枠32に組み込 む工程とを並行して実施し、最後に液晶パネ ル支持枠32を地板31に係合して組み合わせる とで、集磁部材17と付加コア15とアンテナコ 11と付加コア16と集磁部材18とが、磁気的結 によって機能上一体的な大きなアンテナコ 体となるので、組立工程の時間を短縮する とができる。

 なお、本実施形態に係る電波修正時計100 、裏蓋に近いアンテナコア11と風防ガラス 近い集磁部材17,18とで、時計100の厚さ方向に オフセットされているため、アンテナコア11 集磁部材17,18との間(厚さ方向における間)に 、モータ等への外部磁界による影響を防止ま たは低減させる耐磁板41,42を配置することが きる(図8,9)。

 したがって、集磁部材17,18が耐磁板41,42よ りも上面側(風防ガラス側)に配置されたこと 、集磁部材17,18による標準電波の受信性能 耐磁板41,42の影響で低下されることがなく、 しかも、モータ等が耐磁板41,42よりも下面側( 裏蓋側)に配置されたことで、モータ等への 部磁界による影響を有効に防止することが きる。

 さらに、集磁部材17,18と耐磁板41,42とは、 厚さ方向にオフセットされているため、平面 視で重なっているような配置を実施しても、 お互いの性能に悪影響を及ぼすことが無い。 そのため、集磁部材17,18と耐磁板41,42との両 の面積を大きくすることが可能になるので 集磁部材17,18と耐磁板41,42との両部材の性能 同時に向上させることができる。

 なお、耐磁板41,42は、平面視で集磁部材17 に重なる耐磁板41と、平面視で集磁部材18に なる耐磁板42との二体構造となっている。

 耐磁性能の観点からは、耐磁板41と耐磁 42とが一体となった単一の板でもよいが、上 記のように2つに分離した二体構造としてい のは、以下の理由による。

 すなわち、集磁部材17,18と耐磁板41,42との 両部材は平面視で重なっているため、耐磁板 41と耐磁板42とを一体構造にしたもの(以下、 磁板(41+42)という。)では、下記(1)~(3)の原因 受信性能が低下する虞がある。(1)集磁部材1 7→耐磁板(41+42)→集磁部材18という磁気経路( 11における磁気経路L1)が形成され、この経 によって、標準電波の受信磁界がバイパス れ、アンテナコア体に補足される標準電波 減少する。(2)集磁部材17→付加コア15→アン ナコア11→付加コア16→集磁部材18→耐磁板( 41+42)→集磁部材17という磁気ループ(図11にお る磁気ループL2)が形成されて、耐磁板(41+42) が副磁路となり、L値が無用に大きくなる。(3 )上記磁気経路L1および磁気ループL2の存在に り、耐磁板(41+42)で渦電流が発生する。

 ここで、磁気経路や磁気ループを回避す 方法としては、集磁部材17,18と耐磁板(41+42) を重ねない構成とすることが考えられるが そのような構成によれば、集磁部材17,18と 磁板(41+42)との両部材の面積を同時に大きく ることができず、集磁部材17,18と耐磁板(41+4 2)とが厚さ方向にオフセットされていること よる効果を充分に生かせない。

 そこで、耐磁板(41+42)を、平面視で集磁部 材17に重なる耐磁板41と、平面視で集磁部材18 に重なる耐磁板42との2つに分断した二体構造 とし、分断された耐磁板41,42間を磁気的に分 することにより、磁気経路L1および磁気ル プL2を切断し、この無用な磁気経路L1および 気ループL2の発生を防いでいる。

 そして、このような耐磁板の二体構造は 上記磁気ループ等による受信性能の低下を くことがなく、集磁部材17,18と耐磁板41,42と の各面積を同時に大きくし、両部材の性能を 同時に向上させることができる。

 この効果は、例えば、本実施形態のアン ナコア11のような通常のアンテナにおいて 、得ることができる。すなわち、アンテナ ア11と耐磁板とが平面視で重なっている場合 に、耐磁板(41+42)を、図12に示すように、アン テナコア11の端部同士を結ぶ直線Cに直交する 線D(アンテナコア11の端部同士を結ぶ直線Cに 差する線であれば直交する線Dに限定される ものではない。)に沿って、2つに分断したよ な別体の耐磁板41,42として構成することに っても、得ることができる。

 (変形例1)
 なお、本実施形態に係る電波修正時計100は アナログ表示(指針)とデジタル表示(LCD)とを 組み合わせた、いわゆるコンビネーション時 計であるため、液晶パネルおよび液晶パネル 支持枠32を備え、したがって、この液晶パネ 支持枠32を集磁部材支持部材および押さえ 材として適用したが、液晶パネルを用いな アナログ表示(指針)のみの時計であるアナロ グ時計では、液晶パネル支持枠32も備えられ いない。

 この場合は、集磁部材支持部材および押 え部材として、液晶パネル支持部材32を適 するのに代えて、図9相当の断面図である図1 3(a)に示すように、カレンダー情報等を表示 るカレンダー表示部材を支持するカレンダ 支持枠33を適用し、カレンダー支持枠33に形 した突起33b(押圧用の突起)を押さえ部材と て適用し、この突起33bにより集磁部材18(,17) 付加コア16(,17)に押圧することができ、また は、図13(b)に示すように、液晶パネル支持部 32に代えて地板31を適用し、地板31に形成し 突起31g(押圧用の突起)を押さえ部材として 用し、この突起31gにより集磁部材18(,17)を付 コア16(,17)に押圧することができる。

 図13(a)に示した変形例1は、図7(a),(b)に示 た実施形態と同様な構成により、集磁部材17 ,18をカレンダー支持枠33に組み込む。そして 集磁部材17,18が支持されたカレンダー支持 33を地板31に組み付けることにより、集磁部 17と付加コア15とアンテナコア11と付加コア1 6と集磁部材18とが、磁気的結合によって機能 上一体的な大きなアンテナコア体となるとと もに、外観上も一体をなす。

 変形例1においてはこのような構成とする ことで、アナログ表示時計においても、上述 した実施形態のコンビネーション時計と同様 の効果を得ることができる。

 なお、図13(a)の構成では、カレンダー支 枠33を非導電性かつ非磁性の材料で作成する ことは当然のことであるが、カレンダー表示 部材である日板80(日付を表示する円環状の板 )が、平面視において、アンテナコア11、付加 コア16および集磁部材18と重なる構造となる め、日板80も非導電性かつ非磁性の材料で作 成する必要がある。なお、図13における符号8 1は、日板80を押さえる日板押さえ部材である 。

 以上のように、図13は、このカレンダー 持枠33または地板31を集磁部材支持部材およ 押さえ部材として適用した実施形態の電波 正時計であり、このような実施形態の変形 であっても、液晶パネル支持枠32を集磁部 支持部材および押さえ部材として適用した 記実施形態の電波修正時計100と同一の作用 よび効果を発揮することができる。

 なお、カレンダー表示部材は、上述した 板80のみに限定されるものではなく、曜板 ど他のカレンダー情報(月、年、月齢など)を 表示する部材であってもよい。

 また、表示情報としては、カレンダー情 に限定されるものではなく、アナログ式世 時計に適用した場合は、世界各都市(地域) 情報(都市名、地域名等)を表示させるように してもよい。

 例えば、図14は、上述のアナログ式世界 計に適用した変形例1の平面図である。図14 おいて、日板80はカレンダー情報の日付を表 示し、日板80と同心に、かつ日板80の内側に けられた都市表示板82には、世界各都市(地 )の名称の略号が記されており、この都市表 板82は、どの都市(地域)を選択して現在の時 刻を表示しているのかをユーザに知らしめる ためのものであって、日板80および都市表示 82は、ともにカレンダー支持枠33により保持 されている。

 そして、集磁部材17,18は、図7(a)(b)に示し 液晶パネル支持枠32に支持されているのと 様な構成によって、カレンダー支持枠33に支 持されている。

 なお、図14より解されるように、アンテ コア11、付加コア15,16および集磁部材17,18は 平面視において、日板80および都市表示板82 重なって配置されている。したがって、日 80および都市表示板82はいずれも、標準電波 の受信の妨げとならないように、非導電性か つ非磁性の材料で形成されていることが必要 である。

 また、上述した実施形態や変形例は、液 パネル支持枠32やカレンダー支持枠33を集磁 部材支持部材および押さえ部材として適用し た実施形態の電波修正時計であるが、本発明 に係る電波時計においては、これら液晶パネ ル支持枠32やカレンダー支持枠33は押さえ部 を兼ねるものではあるが、集磁部材支持部 を兼ねるものではない構成であってもよい

 (変形例2)
 上述した実施形態の電波修正時計100は、付 コア15,16に、さらに集磁部材17,18を付加して 、より大きなアンテナコア体を形成したもの であるが、アンテナコア体としては、上述し た集磁部材17,18を備えず、付加コア15,16のみ アンテナコア11の延在部11b,11cにそれぞれ当 させるものであってもよい。

 すなわち、図15(a)~(c)は、集磁部材17,18を えず、付加コア15,16のみをアンテナコア11の 在部11b,11cに当接させて、アンテナコア11と 加コア15,16とを一体化したアンテナコア体 斜視図を示す、本発明の実施形態のバリエ ションであり、これらの実施形態はいずれ 、アンテナコア体を大きくしたので、受信 度を向上させることができる。

 さらに、付加コア15,16を、金属製の裏蓋 ではなく、標準電波を相対的に通過させ易 風防ガラス側(Z方向)に向けて立ち上げたこ で、付加コア15,16とアンテナコア11とからな 一体的なアンテナコア体が、風防ガラス側 向けて開く配置となり、これにより受信感 を一層向上させることができる。

 しかも、アンテナコア11と付加コア15,16と は組立て前は別体で形成されているため、ア ンテナコア11と付加コア15,16との当接の角度 位置などを種々変化させることでアンテナ ア体として一体化した後の形状をある程度 由に設計することができ、従来のように当 から一体のアンテナコアを曲げて所望の形 を形成するよりも、アンテナコア体の外形 状の自由度を高めることができる。

 したがって、付加コア15,16を時計100の厚 方向に立ち上がるようにアンテナコア11に当 接させることで、アンテナコア体を全体とし て3次元に広がる形状に形成することができ アンテナコアだけを単に平面内で大きく形 した従来のものよりも、受信感度の一層の 上を図ることができるとともに、時計100の ース50内の限りある容積内であっても、アン テナ10の配置の自由度を従来よりも高めるこ ができる。

 また、アンテナコア11は地板31と輪列受20 により地板31の面内で支持され、付加コア15 ,16はガイド部材33としての機能を兼ねる地板3 1の支持孔31b,31cに時計100の厚さ方向に立ち上 るように支持される、付加コア15,16の一端 をアンテナコア11の延在部11b,11cに当接させ ように付加コア15,16が付勢されることで、地 板31やガイド部材33や液晶セル支持枠32が無い 状態で、部品のみによりアンテナコア体とし て組み上げるよりも、簡単に組み上げること が可能となる。

 なお、アンテナコア11や集磁部材17,18をア モルファス材で形成する際、アモルファス材 を、その性能が安定する一定の厚さになるよ うに積層して用いることが有用である。

 また、付加コア15,16が押さえ部材により 勢されているので、付加コア15,16の表面がう ねっていても、アンテナ10の受信性能に影響 及ばない。したがって、付加コア15,16の表 を研磨する工程などを省略することができ 安価に作成することができる。

 さらに、延在部11b,11cは、アンテナコア11 2つの端部側にそれぞれ形成され、付加コア 15,16は、アンテナコア11の2つの端部側にそれ れ形成された各延在部11b,11cに対応してそれ ぞれ付勢されて当接しているため、各延在部 11b,11cにそれぞれ付加コア15,16を対応させるこ とで、標準電波の受信のバランスを適切に調 整することができる。

 また、アンテナコア11は脆性材料である モルファス材で形成されているため、性状 に曲げるのが困難であるところ、本実施形 の電波修正時計100は、アンテナコア11を曲げ たのと同様の効果を得ることができ、実用上 の有用性を高めることができる。

 なお、アンテナ10は、付加コア15,16の先端 で標準電波を受け易いが、本実施形態の電波 修正時計100は、付加コア15,16の先端側が風防 ラスに向いているため、風防ガラスに極近 位置で、かつ平面的に広い面積で構成され 風防ガラスから侵入する標準電波を受け易 。

 したがって、風防ガラスを除いた時計100の ース50や裏蓋などを金属製として時計100の 観質感を向上させても、アンテナ10の標準電 波の受信性能が低下するのを防止することが できる。