HAYASHI KEITA (JP)
TANIYAMA HIROFUMI (JP)
JP2013109418A | 2013-06-06 | |||
JP2012169856A | 2012-09-06 | |||
JP2013235395A | 2013-11-21 | |||
JP2008242725A | 2008-10-09 |
\¥0 2020/174749 29 ?€1/^2019/042367 請求の範囲 [請求項 1 ] 車両の外部を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像 データ取得部と、 前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、 前記イベント検出部が検出したイベントの前記車両に対するイベン 卜検出方向を取得するイベント検出方向取得部と、 前記イベント検出部がイベントを検出した場合、 検出したイベント に起因する映像データを、 前記撮影部が撮影した第一画角のイベント 記録データとして保存する記録制御部と、 選択されたイベント記録データを再生する再生制御部と、 前記記録制御部が保存したイベント記録データを示すサムネイル画 像のうち、 イベント検出方向が対応付けられたイベント記録データを 示すサムネイル画像を、 前記イベント検出方向取得部が検出したイべ ント検出方向に対して拡大した第二画角のサムネイル画像として表示 部に表示させ、 再生されたイベント記録データを前記表示部に表示さ せる表示制御部と、 を備えることを特徴とする記録再生制御装置。 [請求項 2] 前記表示制御部は、 第二画角のサムネイル画像を用いて選択された イベント記録データは、 第二画角で再生して表示する、 請求項 1 に記載の記録再生制御装置。 [請求項 3] 前記表示制御部は、 第一画角のサムネイル画像が選択された場合に 、 選択されたサムネイル画像を第二画角のサムネイル画像として表示 する、 請求項 1 または 2に記載の記録再生制御装置。 [請求項 4] 前記表示制御部は、 サムネイル画像が選択された場合に、 選択され たサムネイル画像を第二画角で、 表示面積を拡大したサムネイル画像 として表示する、 請求項 1 または 2に記載の記録再生制御装置。 〇 2020/174749 30 卩(:170?2019/042367 [請求項 5] 前記表示制御部は、 直近の所定期間内に検出されたイベントに基づ くイベント記録データを示すサムネイル画像を第二画角のサムネイル 画像として表示する、 請求項 1 または 2に記載の記録再生制御装置。 [請求項 6] 車両に対して生じたイベントに基づいて前記車両の外部を撮影する 撮影部が第一画角で撮影した映像データに基づくイベント記録データ 、 および前記イベント記録データのイベント検出方向を示す情報を取 得して、 選択されたイベント記録データを再生する再生制御部と、 イベント記録データを示すサムネイル画像のうち、 イベント検出方 向が対応付けられたイベント記録データを示すサムネイル画像を、 イ ベント検出方向に対して拡大した第二画角のサムネイル画像として表 示部に表示させ、 前記再生制御部によって再生されたイベント記録デ —夕を前記表示部に表示させる表示制御部と、 を備えることを特徴とする再生制御装置。 [請求項 7] 車両の外部を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像 データ取得ステップと、 前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、 前記イベント検出ステップで検出したイベントのイベント検出方向 を取得するイベント検出方向取得ステップと、 前記イベント検出ステップにおいてイベントを検出した場合、 検出 したイベントに起因する映像データを、 前記撮影部が撮影した第一画 角のイベント記録データとして保存する記録制御ステップと、 前記記録制御ステップにおいて保存されたイベント記録データを示 すサムネイル画像のうち、 イベント検出方向が対応付けられたイベン 卜記録データを示すサムネイル画像を、 前記イベント検出方向取得ス テップにおいて検出したイベント検出方向に対して拡大した第二画角 のサムネイル画像として表示部に表示するサムネイル表示ステップと 〇 2020/174749 31 卩(:170?2019/042367 選択されたサムネイル画像に対応するイベント記録データを再生す る再生制御ステップと、 前記再生制御ステップにおいて再生されたイベント記録データを前 記表示部に表示する表示ステップと、 を含む記録再生制御方法。 [請求項 8] 車両の外部を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像 データ取得ステップと、 前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、 前記イベント検出ステップで検出したイベントのイベント検出方向 を取得するイベント検出方向取得ステップと、 前記イベント検出ステップにおいてイベントを検出した場合、 検出 したイベントに起因する映像データを、 前記撮影部が撮影した第一画 角のイベント記録データとして保存する記録制御ステップと、 前記記録制御ステップにおいて保存されたイベント記録データを示 すサムネイル画像のうち、 イベント検出方向が対応付けられたイベン 卜記録データを示すサムネイル画像を、 前記イベント検出方向取得ス テップにおいて検出したイベント検出方向に対して拡大した第二画角 のサムネイル画像として表示部に表示するサムネイル表示ステップと 選択されたサムネイル画像に対応するイベント記録データを再生す る再生制御ステップと、 前記再生制御ステップにおいて再生されたイベント記録データを前 記表示部に表示する表示ステップと、 を記録再生制御装置として動作するコンピュータに実行させるプロ グラム。 |
発明の名称 :
記録再生制御装置、 再生制御装置、 記録再生制御方法およびプログラム 技術分野
[0001 ] 本発明は、 記録再生制御装置、 再生制御装置、 記録再生制御方法およびプ ログラムに関する。
背景技術
[0002] 車両に対するイベントを検出して映像データ を記録し、 記録した映像デー 夕を再生してイベントの状態を確認可能な車 両用記録再生装置が知られてい る (例えば、 特許文献 1参照) 。
先行技術文献
特許文献
[0003] 特許文献 1 :特開 2 0 1 8 _ 0 8 2 3 9 1号公報
発明の概要
[0004] 車両の周囲の広い範囲を撮影するために、 イベントを記録した映像データ は、 例えば、 水平方向に 1 0 0 ° 程度以上、 または、 車両の全周囲などの画 角で撮影されている。 このように広角で撮影された映像データに基 づいたサ ムネイル画像から所望の映像データを選択す る場合、 サムネイル画像に映る 被撮影物が小さく表示されるので、 所望の映像データを見つけることが難し いおそれがある。 このようにイベントの状態の確認には改善の 余地がある。
[0005] 本実施形態は、 上記に鑑みてなされたものであって、 イベントの状態を適 切に確認することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006] 上述した課題を解決し、 目的を達成するために、 本実施形態に係る記録再 生制御装置は、 車両の外部を撮影する撮影部が撮影した映像 データを取得す る映像データ取得部と、 前記車両に対するイベントを検出するイベン ト検出 部と、 前記イベント検出部が検出したイベントの前 記車両に対するイベント 〇 2020/174749 2 卩(:170?2019/042367
検出方向を取得するイベント検出方向取得 部と、 前記イベント検出部がイべ ントを検出した場合、 検出したイベントに起因する映像データを、 前記撮影 部が撮影した第一画角のイベント記録データ として保存する記録制御部と、 選択されたイベント記録データを再生する再 生制御部と、 前記記録制御部が 保存したイベント記録データを示すサムネイ ル画像のうち、 イベント検出方 向が対応付けられたイベント記録データを示 すサムネイル画像を、 前記イべ ント検出方向取得部が検出したイベント検出 方向に対して拡大した第二画角 のサムネイル画像として表示部に表示させ、 再生されたイベント記録データ を前記表示部に表示させる表示制御部と、 を備えることを特徴とする。
[0007] 本実施形態に係る再生制御装置は、 車両に対して生じたイベントに基づい て前記車両の外部を撮影する撮影部が第一画 角で撮影した映像データに基づ くイベント記録データ、 および前記イベント記録データのイベント検 出方向 を示す情報を取得して、 選択されたイベント記録データを再生する再 生制御 部と、 前記イベント情報取得部が取得したイベント 記録データを示すサムネ イル画像のうち、 イベント検出方向が対応付けられたイベント 記録データを 示すサムネイル画像を、 イベント検出方向に対して拡大した第二画角 のサム ネイル画像として表示部に表示させ、 前記再生制御部によって再生されたイ ベント記録データを前記表示部に表示させる 表示制御部と、 を備えることを 特徴とする。
[0008] 本実施形態に係る記録再生制御方法は、 車両の外部を撮影する撮影部が撮 影した映像データを取得する映像データ取得 ステップと、 前記車両に対する イベントを検出するイベント検出ステップと 、 前記イベント検出ステップで 検出したイベントのイベント検出方向を取得 するイベント検出方向取得ステ ップと、 前記イベント検出ステップにおいてイベント を検出した場合、 検出 したイベントに起因する映像データを、 前記撮影部が撮影した第一画角のイ ベント記録データとして保存する記録制御ス テップと、 前記記録制御ステッ プにおいて保存されたイベント記録データを 示すサムネイル画像のうち、 イ ベント検出方向が対応付けられたイベント記 録データを示すサムネイル画像 〇 2020/174749 3 卩(:170?2019/042367
を、 前記イベント検出方向取得ステップにおいて 検出したイベント検出方向 に対して拡大した第二画角のサムネイル画像 として表示部に表示するサムネ イル表示ステップと、 選択されたサムネイル画像に対応するイベン ト記録デ —夕を再生する再生制御ステップと、 前記再生制御ステップにおいて再生さ れたイベント記録データを前記表示部に表示 する表示ステップと、 を含む。
[0009] 本実施形態に係るプログラムは、 車両の外部を撮影する撮影部が撮影した 映像データを取得する映像データ取得ステッ プと、 前記車両に対するイベン 卜を検出するイベント検出ステップと、 前記イベント検出ステップで検出し たイベントのイベント検出方向を取得するイ ベント検出方向取得ステップと 、 前記イベント検出ステップにおいてイベント を検出した場合、 検出したイ ベントに起因する映像データを、 前記撮影部が撮影した第一画角のイベント 記録データとして保存する記録制御ステップ と、 前記記録制御ステップにお いて保存されたイベント記録データを示すサ ムネイル画像のうち、 イベント 検出方向が対応付けられたイベント記録デー タを示すサムネイル画像を、 前 記イベント検出方向取得ステップにおいて検 出したイベント検出方向に対し て拡大した第二画角のサムネイル画像として 表示部に表示するサムネイル表 示ステップと、 選択されたサムネイル画像に対応するイベン ト記録データを 再生する再生制御ステップと、 前記再生制御ステップにおいて再生されたイ ベント記録データを前記表示部に表示する表 示ステップと、 を記録再生制御 装置として動作するコンピュータに実行させ る。
[0010] 本実施形態によれば、 イベントの状態を適切に確認することができ るとい う効果を奏する。
図面の簡単な説明
[001 1] [図 1]図 1は、 第一実施形態に係る記録再生制御装置を有す る車両用記録再生 装置の構成例を示すブロック図である。
[図 2]図 2は、 車両用記録再生装置を示す側面図である。
[図 3]図 3は、 車両用記録再生装置を示す正面図である。
[図 4]図 4は、 表示部に表示されたサムネイル画像の一例と 、 イベント記録デ 〇 2020/174749 4 卩(:170?2019/042367
—夕の一例を示す図である。
[図 5]図 5は、 表示部に表示されたサムネイル画像の他の例 と、 イベント記録 データの他の例を示す図である。
[図 6]図 6は、 イベント検出方向を説明する図である。
[図 7]図 7は、 イベント検出方向を説明する図であり、 イベントが検出された 時点の前後の加速度センサの検出結果を示す 図である。
[図 8]図 8は、 イベント検出方向を説明する図である。
[図 9]図 9は、 第一実施形態に係る記録再生制御装置におけ る記録処理の流れ を示すフローチヤートである。
[図 10]図 1 0は、 第一実施形態に係る記録再生制御装置におけ る再生処理の 流れを示すフローチヤートである。
[図 1 1]図 1 1は、 表示部に表示されたサムネイル画像の他の例 と、 イベント 記録データの他の例を示す図である。
[図 12]図 1 2は、 第二実施形態に係る記録再生制御装置におけ る再生処理の 流れを示すフローチヤートである。
[図 13]図 1 3は、 表示部に表示されたサムネイル画像の他の例 と、 イベント 記録データの他の例を示す図である。
[図 14]図 1 4は、 第三実施形態に係る記録再生制御装置におけ る再生処理の 流れを示すフローチヤートである。
[図 15]図 1 5は、 第四実施形態に係る記録再生制御装置におけ る再生処理の 流れを示すフローチヤートである。
[図 16]図 1 6は、 第五実施形態に係る再生制御装置を有する再 生装置の構成 例を示すブロツク図である。
発明を実施するための形態
[0012] 以下に添付図面を参照して、 記録再生制御装置、 再生制御装置、 記録再生 制御方法およびプログラムの実施形態を詳細 に説明する。 なお、 以下の実施 形態により本発明が限定されるものではない 。
[0013] [第一実施形態] 〇 2020/174749 5 卩(:170?2019/042367
図 1は、 第一実施形態に係る記録再生制御装置を有す る車両用記録再生装 置の構成例を示すブロック図である。 図 2は、 車両用記録再生装置を示す側 面図である。 図 3は、 車両用記録再生装置を示す正面図である。 車両用記録 再生装置 1 0は、 イベントを記録した第一画角のイベント記録 データのサム ネイル画像を、 イベント検出方向に拡大した、 第一画角より狭い第二画角で 表 する 0
[0014] 車両用記録再生装置 1 0は、 いわゆるドライブレコーダであり、 車両に載 置されているものに加えて、 可搬型で車両において利用可能な装置であっ て もよい。 本実施形態では、 図 2に示すように、 車両用記録再生装置 1 0は、 ブラケッ ト 2 0を介してウインドシールド 3に固定されている。 車両用記録 再生装置 1 0は、 カメラ (撮影部) 2 1 0と、 記録部 2 2 0と、 操作部 2 3 0と、 表示部 2 4 0と、 加速度センサ 2 5 0と、 〇 ? 3 (〇 1 〇匕 3 1 3 V 3 I 6〇!) 受信部 2 6 0と、 記録再生制御装置
1 0 0とを有する。
[0015] カメラ 2 1 0は、 車両の外部を撮影するカメラである。 本実施形態では、 カメラ 2 1 0は、 水平方向に 1 0 0 ° 程度以上 1 3 0 ° 程度以下、 上下方向 に 5 5 ° 程度以上 7 5 ° 程度以下を撮影可能なカメラとして説明する が、 こ れに限定されず、 3 6 0 ° の全天周を撮影可能なカメラ、 または、 各方向を それぞれ撮影する複数のカメラ群であっても よい。 図 2に示すように、 カメ ラ 2 1 0は、 例えば、 車両の車室内前方に配置されている。 カメラ 2 1 0は 、 エンジンが始動してから停止するまでの間、 つまり車両が動作している間 は、 映像を常時撮影する。 本実施形態では、 カメラ 2 1 0は、 車両のアクセ サリ電源が〇1\1である間、 映像を常時撮影する。 本実施形態では、 カメラ 2 1 0は、 アクセサリ電源が〇 であるとき、 言い換えると、 車両の駐車中 、 イベントが検出されると、 映像の撮影を開始する。 カメラ 2 1 0は、 撮影 した映像データを記録再生制御装置 1 〇〇の映像データ取得部 1 2 0へ出力 する。 映像データは、 例えば毎秒 3 0フレームの画像から構成される動画像 である。 撮影された映像データの画角を、 第一画角とする。 〇 2020/174749 6 卩(:170?2019/042367
[0016] 記録部 220は、 車両用記録再生装置 1 0におけるデータの一時記憶など に用いられる。 記録部 220は、 例えば、 RAM (R a n d om Ac c e s s Me mo r y) 、 フラッシュメモリ (F I a s h Me mo r y) な どの半導体メモリ素子、 または、 メモリカードなどの記録部である。 または 、 図示しない通信装置を介して無線接続される 外部記録部であってもよい。 記録部 220は、 記録再生制御装置 1 00の記録制御部 1 23から出力され た制御信号に基づいて、 イベント記録データまたはループ記録データ を記録 する。
[0017] 操作部 230は、 車両用記録再生装置 1 0に対する各種操作を受付可能で ある。 例えば、 操作部 230は、 撮影した映像データを記録部 220に手動 で保存する操作を受付可能である。 例えば、 操作部 230は、 記録部 220 に記録したイベント記録データまたはループ 記録データを再生する操作を受 付可能である。 例えば、 操作部 230は、 記録部 220に記録したイベント 記録データを消去する操作を受付可能である 。 例えば、 操作部 230は、 ル —プ記録を終了する操作を受付可能である。 操作部 230は、 操作情報を記 録再生制御装置 1 〇〇の操作制御部 1 25に出力する。
[0018] 操作部 230は、 表示部 240に備えられているタッチパネルであり、 記 録部 220に保存されているイベント記録データを再 生する操作を、 表示部 240に表示されたイベント記録データの一覧な どをタッチすることで、 イ ベント記録データの選択、 再生指示を行う。 イベント記録データの一覧は、 サムネイル画像で表示される。
[0019] 表示部 240は、 一例としては、 車両用記録再生装置 1 0に固有の表示装 置、 または、 ナビゲーシヨンシステムを含む他のシステム と共用した表示装 置などである。 表示部 240は、 例えば、 液晶ディスプレイ (LCD : L i q u i d C r y s t a l D i s p l a y) または有機 E L (O r g a n
1 c E l e c t r o— L u m i n e s c e n c e) ディスプレイなどを含 むディスプレイである。 本実施形態では、 図 2、 図 3に示すように、 表示部
240は、 カメラ 2 1 0と一体に形成されている。 表示部 240は、 記録再 〇 2020/174749 7 卩(:170?2019/042367
生制御装置 1 0 0の表示制御部 1 2 6から出力された映像信号に基づいて、 映像を表示する。 表示部 2 4 0は、 カメラ 2 1 0が撮影している映像、 また は、 記録部 2 2 0に記録された映像を表示する。
[0020] 加速度センサ 2 5 0は、 車両に加わる加速度を検出するセンサである 。 加 速度センサ 2 5 0は、 検出結果を記録再生制御装置 1 0 0のイベント検出部 1 2 7に出力する。 加速度センサ 2 5 0は、 例えば 3軸方向の加速度を検出 するセンサである。 3軸方向とは、 車両の前後方向、 左右方向、 および上下 方向である。 3軸方向に加速度によって、 車両に対する衝撃が検出可能であ る。
[0021 ] 〇 3受信部2 6 0は、 図示しない G P S衛星から電波を受信する。 G P
S受信部 2 6 0は、 受信した電波の信号を記録再生制御装置 1 0 0の位置情 報取得部 1 2 8へ出力する。
[0022] 記録再生制御装置 1 0 0は、 例えば、 C P U ( C e n t r a I P r o c e s s i n g U n i t ) などで構成された演算処理装置 (制御装置) であ る。 記録再生制御装置 1 〇〇は、 記憶されているプログラムをメモリに口一 ドして、 プログラムに含まれる命令を実行する。 記録再生制御装置 1 〇〇に は図示しない内部メモリが含まれ、 内部メモリは記録再生制御装置 1 0 0に おけるデータの一時記憶などに用いられる。 記録再生制御装置 1 0 0は、 バ ス 1 1 0に接続された、 映像データ取得部 1 2 0と、 バッファメモリ 1 2 1 と、 映像データ処理部 1 2 2と、 記録制御部 1 2 3と、 再生制御部 1 2 4と 、 操作制御部 1 2 5と、 表示制御部 1 2 6と、 イベント検出部 1 2 7と、 位 置情報取得部 1 2 8と、 イベント検出方向取得部 1 2 9とを有する。
[0023] 映像データ取得部 1 2 0は、 車両の周囲を撮影した映像データを取得する 。 より詳しくは、 映像データ取得部 1 2 0は、 カメラ 2 1 0が出力した映像 データを取得する。
[0024] バッファメモリ 1 2 1は、 記録再生制御装置 1 0 0が備える内部メモリで あり、 映像データ取得部 1 2 0が取得した一定時間分の映像データを、 更新 しながら一時的に記録するメモリである。 〇 2020/174749 8 卩(:170?2019/042367
[0025] 映像データ処理部 1 22は、 バッファメモリ 1 2 1が一時的に記憶してい る映像データを、 例えば H. 264や MP EG-4 (Mo v i n g P i c t u r e E x p e r t s G r o u p) などの任意の方式のコーデックで 符号化された、 例えば MP4形式などの任意のファイル形式に変換する 。 映 像データ処理部 1 22は、 バッファメモリ 1 2 1が一時的に記憶している映 像データから、 _ 定時間分のファイルとした映像データを 生成する。 具体例 として、 映像データ処理部 1 22は、 バッファメモリ 1 2 1が一時的に記憶 している映像データを、 記録順に 60秒間の映像データを 1 ファイルとして 生成する。 映像データ処理部 1 22は、 生成した映像データを記録制御部 1 23へ出力する。 また、 映像データ処理部 1 22は、 生成した映像データを 表示制御部 1 26へ出力する。 ファイルとして生成される映像データの期間 は、 一例として 60秒としたが、 これには限定されない。 ここで言う映像デ —夕とは、 カメラ 2 1 0が撮影した映像に加えて音声が含まれたデ タであ ってもよい。
[0026] 記録制御部 1 23は、 映像データ処理部 1 22でファイル化された映像デ —夕を、 記録部 220に記録させる制御を行う。 記録制御部 1 23は、 車両 のアクセサリ電源が〇 Nであるときなど、 ループ記録処理を実行する期間は 、 映像データ処理部 1 22でファイル化された映像データを、 上書き可能な 映像データとして、 記録部 220に記録する。 より詳しくは、 記録制御部 1 23は、 ループ記録処理を実行する期間は、 映像データ処理部 1 22が生成 した映像データを記録部 220に記録し続け、 記録部 220の容量が一杯に なった場合、 最も古い映像データに新しい映像データを上 書きして記録する
[0027] また、 記録制御部 1 23は、 イベント検出部 1 27がイベントを検出した 場合、 映像データ処理部 1 22が生成した映像データにおける所定の期間 映像データを、 上書きが禁止されたイベント記録データとし て記録部 220 に保存する。
[0028] さらに、 記録制御部 1 23は、 イベント検出部 1 27がイベントを検出し 〇 2020/174749 9 卩(:170?2019/042367
た場合、 検出したイベントに起因する映像データを、 カメラ 2 1 0が撮影し た第一画角のイベント記録データとして保存 する。 また、 記録制御部 1 2 3 は、 イベント記録データとして映像データを記録 する対象のイベントに対応 するイベント検出方向を示す情報を、 イベント検出方向取得部 1 2 9から取 得した場合、 イベント記録データとイベント検出方向を示 す情報とを対応付 けて、 記録部 2 2 0に保存する。
[0029] イベントに起因する映像データとは、 ループ記録処理が行われている期間 においては、 イベントが検出された時点の前後所定期間の 映像データであり 、 所定期間の例としては、 イベントが検出された時点の前後 1 0秒以上、 6 〇秒以下程度の期間である。 イベントに起因する映像データとは、 ループ記 録処理が行われず、 イベントが検出されてから撮影を開始する場 合は、 イべ ントが検出され撮影が開始されてから、 所定期間経過するまでの映像データ であり、 所定期間の例としては、 例えば 1 0秒以上、 6 0秒以下程度の期間 である。
[0030] 再生制御部 1 2 4は、 選択されたサムネイル画像に対応するイベン ト記録 データまたはループ記録データを再生する。 再生制御部 1 2 4は、 操作制御 部 1 2 5から出力された選択操作および再生操作の 御信号に基づいて、 記 録部 2 2 0に記録されたイベント記録データまたはル プ記録データを再生 するよう制御する。 再生制御部 1 2 4は、 選択されたイベント記録データに 対応付けられたイベント検出方向を示す情報 が存在する場合、 イベント検出 方向を示す情報を、 表示制御部 1 2 6に出力する。
[0031 ] 再生制御部 1 2 4は、 第二画角で表示されたサムネイル画像に対し て選択 されたイベント記録データを再生する場合は 、 第二画角で表示されるように 再生してもよい。
[0032] 操作制御部 1 2 5は、 操作部 2 3 0が受け付けた操作の操作情報を取得す る。 例えば、 操作制御部 1 2 5は、 映像データの手動保存操作を示す保存操 作情報、 映像データの選択操作を示す選択操作情報、 映像データの再生操作 を示す再生操作情報、 または、 映像データの消去操作を示す消去操作情報を 〇 2020/174749 10 卩(:170?2019/042367
取得して制御信号を出力する。 例えば、 操作制御部 1 2 5は、 ループ記録を 終了する操作を示す終了操作情報を取得して 制御信号を出力する。 さらに、 例えば、 操作制御部 1 2 5は、 表示部 2 4 0に表示されたサムネイル画像の 選択操作を示す選択操作情報を取得して制御 信号を出力する。
[0033] 表示制御部 1 2 6は、 表示部 2 4 0における映像データの表示を制御する 。 表示制御部 1 2 6は、 映像データを表示部 2 4 0に出力させる映像信号を 出力する。 より詳しくは、 表示制御部 1 2 6は、 カメラ 2 1 0が撮影してい る映像、 または、 記録部 2 2 0に記録されたイベント記録データまたはル プ記録データの再生によって表示する映像信 号を出力する。
[0034] 表示制御部 1 2 6は、 記録部 2 2 0に記録されたイベント記録データまた はループ記録データを示すサムネイル画像の 表示部 2 4 0における表示を制 御する。 表示制御部 1 2 6は、 表示部 2 4 0に、 再生対象となるイベント記 録データまたはループ記録データが存在する 場合、 それらのデータを示すサ ムネイル画像を 1つ以上表示させる。 表示制御部 1 2 6は、 表示されたサム ネイル画像に対する選択操作および再生操作 が行われた場合、 選択されたサ ムネイル画像に対応するイベント記録データ またはループ記録データの表示 を制御する。
[0035] 表示制御部 1 2 6は、 ループ記録データを示すサムネイル画像を、 第一画 角のサムネイル画像として表示部 2 4 0に表示させる。 表示制御部 1 2 6は 、 再生されたループ記録データを表示部 2 4 0に表示させる。
[0036] また、 表示制御部 1 2 6は、 イベント記録データを示すサムネイル画像の うち、 イベント検出方向が対応付けられたイベント 記録データを示すサムネ イル画像を、 イベント検出方向取得部 1 2 9が検出したイベント検出方向に 対して拡大した第一画角より狭い第二画角の サムネイル画像として表示部 2 4 0に表示させる。 表示制御部 1 2 6は、 再生されたイベント記録データを 表示部 2 4 0に表示させる。
[0037] 例えば、 第二画角は、 水平方向が 9 0 ° 程度以下、 上下方向が 5 0 ° 程度 以下である。 第二画角のサムネイル画像と、 第一画角のサムネイル画像とは 〇 2020/174749 1 1 卩(:170?2019/042367
、 ユーザが認識可能な程度に画角の差異を有す る。 第二画角のサムネイル画 像は、 第一画角のサムネイル画像に対して、 中心点の左右方向の位置がイべ ント検出方向である右方向または左方向にず れている。 第二画角のサムネイ ル画像は、 第一画角のサムネイル画像に対して、 中心点の上下方向の位置が 同じであってもよいし、 上方向または下方向にずれてもよい。 第二画角のサ ムネイル画像と第一画角のサムネイル画像と は、 例えば、 消失点の高さ、 地 平線の高さ、 または、 画像中に映された建物の一部やガードレール など基準 物の高さが変わらないようにしてしてもよい 。
[0038] 表示制御部 1 2 6は、 第二画角のサムネイル画像で表示されたイベ ント記 録データの再生が指示された場合、 再生されたイベント記録データを第二画 角で表示部 2 4 0に表示してもよい。
[0039] 表示制御部 1 2 6は、 イベント検出方向が取得されていない場合、 サムネ イル画像を第一画角で表示部 2 4 0に表示させ、 再生されたイベント記録デ —夕を表示部 2 4 0に第一画角で表示させる。
[0040] 図 4を用いて、 イベント検出方向が取得されていない場合に おける、 表示 制御部 1 2 6によって表示部 2 4 0に表示されるサムネイル画像 3 0 0とイ ベント記録データ 3 1 0とについて説明する。 図 4は、 表示部 2 4 0に表示 されたサムネイル画像の _ 例と、 イベント記録データの _ 例を示す図である 。 図 4 ( 3 ) に示すように、 表示制御部 1 2 6は、 イベント検出方向が取得 されていないイベント記録データ 3 1 0を示すサムネイル画像 (以下、 「イ ベント検出方向がないサムネイル画像」 という。 ) を、 第一画角のサムネイ ル画像 3 0 0として表示部 2 4 0に表示させる。 図 4 ( a ) の左上のサムネ イル画像 3 0 0が選択された状態で再生指示がされると、 図 4 (匕) に示す ように、 表示制御部 1 2 6は、 選択されたサムネイル画像 3 0 0に対応する イベント記録データ 3 1 0を再生する場合、 第一画角で表示部 2 4 0に表示 させる。
[0041 ] 図 5を用いて、 イベント検出方向が取得されている場合にお ける、 表示制 御部 1 2 6によって表示部 2 4 0に表示されるサムネイル画像 3 0 0とイべ 〇 2020/174749 12 卩(:170?2019/042367
ント記録データ 3 1 0とについて説明する。 図 5は、 表示部に表示されたサ ムネイル画像の他の例と、 イベント記録データの他の例を示す図であり 、 車 両の右方向がイベント検出方向である場合の 例である。 図 5 ( a ) に示すよ うに、 表示制御部 1 2 6は、 イベント検出方向が取得されたイベント記録 デ —夕 3 1 0を示すサムネイル画像 (以下、 「イベント検出方向を有するサム ネイル画像」 という。 ) を、 イベント検出方向に拡大した第二画角のサム ネ イル画像 3 0 0として表示部 2 4 0に表示させる。 図 5 ( a ) の左上のサム ネイル画像 3 0 0は、 図 4 ( a ) の左上のサムネイル画像 3 0 0より狭い画 角で表示されている。 イベント検出方向を有する、 図 5 ( a ) の左上のサム ネイル画像 3 0 0が選択された状態で再生指示がされると、 図 5 ( b ) に示 すように、 表示制御部 1 2 6は、 選択されたサムネイル画像 3 0 0に対応す る再生されたイベント記録データ 3 1 0を第二画角で表示部 2 4 0に表示さ せる。 図 5 (匕) のイベント記録データ 3 1 0は、 図 4 (匕) のイベント記 録データ 3 1 0より狭い画角で表示されている。
[0042] イベント検出部 1 2 7は、 車両に対するイベントを検出する。 イベント検 出部 1 2 7が車両に対するイベントを検出する方法は 意であるが、 一例と して、 イベント検出部 1 2 7は、 加速度センサ 2 5 0の検出結果に基づいて 、 イベントを検出する。 この場合、 イベント検出部 1 2 7は、 加速度センサ 2 5 0が検出した加速度における閾値以上の加速 が検出されると、 イベン 卜として検出する。 イベント検出部 1 2 7がイベントとして検出する加速度 は、 車両に対する衝撃が検出されるような閾値が 設定される。
[0043] 位置情報取得部 1 2 8は、 ◦ 3受信部 2 6 0が受信した電波に基づいて 、 車両の現在の位置情報を公知の方法によって 算出する。 位置情報取得部 1 2 8が算出した位置情報は、 イベント検出部 1 2 7がイベントを検出した場 合、 イベント記録データとともに保存される。
[0044] イベント検出方向取得部 1 2 9は、 イベント検出部 1 2 7がイベントを検 出した場合、 車両に対するイベント検出方向を取得する。 イベント検出方向 取得部 1 2 9は、 取得したイベント検出方向を示す情報を、 記録制御部 1 2 〇 2020/174749 13 卩(:170?2019/042367
3に出力する。
[0045] 図 6ないし図 8を用いて、 イベント検出方向について説明する。 図 6は、 イベント検出方向を説明する図である。 図 7は、 イベント検出方向を説明す る図であり、 イベントが検出された時点の前後の加速度セ ンサの検出結果を 示す図である。 図 8は、 イベント検出方向を説明する図である。 例えば、 図 6に示すように、 直進する自車両 V の右側方から他車両 V巳が衝突した場 合について説明する。 右側方から他車両 V巳に衝突された自車両 V は、 左 側へ押される。 図 7に示すように、 自車両 V に作用する左右方向の加速度 は、 イベント検出時点の付近において、 車両の右方向に向けて加わる加速度 をプラス方向の加速度とした場合、 マイナス方向の加速度、 言い換えると、 左方向の加速度が増加する。 これにより、 自車両 V の右方向に他車両 V巳 などの物体が衝突したことがわかる。 この場合に検出されるイベントの検出 方向は右方向である。 また、 例えば、 図 8に示すように、 自車両 V八の前右 側に他車両 V巳が衝突した場合について説明する。 この場合も、 自車両 八 に作用する左右方向の加速度は、 左方向の加速度が増加するので、 イベント の検出方向は右方向である。
[0046] 次に、 図 9を用いて、 記録再生制御装置 1 0 0における記録処理の流れに ついて説明する。 図 9は、 第一実施形態に係る記録再生制御装置におけ る記 録処理の流れを示すフローチヤートである。 ここでは、 ループ記録処理を行 う場合について説明する。
[0047] 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント検出および第一画角でのループ記録 を開始する (ステップ 3 1 0 1) 。 より詳しくは、 記録再生制御装置 1 0 0 は、 イベント検出部 1 2 7によって、 加速度センサ 2 5 0の検出結果に基づ いて、 イベントを検出する。 記録再生制御装置 1 〇〇は、 映像データ処理部 1 2 2によって、 バッファメモリ 1 2 1 に記録された映像データから、 所定 期間の映像ごとのループ記録映像データを生 成する。 記録再生制御装置 1 〇 0は、 記録制御部 1 2 3によって、 ループ記録映像データを記録部 2 2 0に 記録させる。 記録再生制御装置 1 0 0は、 ステップ3 1 0 2に進む。 〇 2020/174749 14 卩(:170?2019/042367
[0048] 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント検出部 1 2 7によって、 イベントを 検出したか否かを判定する (ステップ 3 1 0 2) 。 より詳しくは、 記録再生 制御装置 1 〇〇は、 イベント検出部 1 2 7によって、 イベントが検出された 場合 (ステップ 3 1 0 2で丫 6 3 ) 、 ステップ 3 1 0 3に進む。 記録再生制 御装置 1 0 0は、 イベント検出部 1 2 7によって、 イベントが検出されなか った場合 (ステップ3 1 0 2で 1\1〇) 、 ステップ 3 1 0 5に進む。
[0049] イベントが検出された場合 (ステップ 3 1 0 2で丫 6 3 ) 、 記録再生制御 装置 1 0 0は、 イベント検出方向取得部 1 2 9によって、 イベント検出方向 を取得する (ステップ 3 1 0 3) 。 記録再生制御装置 1 0 0は、 ステップ 3 1 0 4に進む。
[0050] 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント検出前後の映像データであるイベン 卜記録データと、 イベント検出方向を保存する (ステップ 3 1 0 4) 。 より 詳しくは、 記録再生制御装置 1 〇〇は、 映像データ処理部 1 2 2によって、 記録部 2 2 0に記録されたループ記録映像データから、 少なくともイベント の発生時点を含む映像データをイベント記録 データとして生成する。 記録再 生制御装置 1 〇〇は、 記録制御部 1 2 3によって、 イベント記録データを記 録部 2 2 0に保存する。 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント記録データと ともに、 イベント検出方向を示す情報を保存する。 記録再生制御装置 1 〇〇 は、 ステップ 3 1 0 5に進む。 ステップ 3 1 0 3において、 イベントが検出 されたにもかかわらずイベント検出方向が取 得できない場合は、 ステップ 3 1 0 4においては、 イベント検出方向を取得せずにイベント記録 データを保 存する。
[0051 ] 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント検出およびループ記録を終了するか 否かを判定する (ステップ 3 1 0 5) 。 より詳しくは、 記録再生制御装置 1 0 0は、 操作制御部 1 2 5によって、 終了操作情報が出力された場合や、 車 両の動作が終了するなど、 任意の条件で、 イベント検出およびループ記録を 終了すると判定して (ステップ 3 1 0 5で丫6 3) 、 処理を終了する。 記録 再生制御装置 1 〇〇は、 操作制御部 1 2 5によって、 終了操作情報が出力さ 〇 2020/174749 1 5 卩(:170?2019/042367
れていないと、 イベント検出およびループ記録を終了しない と判定して (ス テップ3 1 0 5で 1\1〇) 、 ステップ 3 1 0 2の処理を再度実行する。
[0052] 次に、 図 1 0を用いて、 記録再生制御装置 1 0 0における再生処理の流れ について説明する。 図 1 0は、 第一実施形態に係る記録再生制御装置 1 〇〇 における再生処理の流れを示すフローチヤー トである。
[0053] 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント記録データの再生メニューの表示指 示があるか否かを判定する (ステップ 3 1 1 1) 。 記録再生制御装置 1 0 0 は、 操作制御部 1 2 5がイベント記録データの再生メニューの表 指示を示 す操作情報を取得した場合、 イベント記録データの再生メニューの表示指 示 があると判定して (ステップ 3 1 1 1で丫6 3) 、 ステップ 3 1 1 2に進む 。 記録再生制御装置 1 〇〇は、 操作制御部 1 2 5がイベント記録データの再 生メニューの表示指示を示す操作情報を取得 しない場合、 イベント記録デー 夕の再生メニューの表示指示がないと判定し て (ステップ 3 1 1 1で N 0)
、 ステップ 3 1 1 1の処理を再度実行する、 または本処理を終了してもよい
[0054] 再生メニューの表示指示があったと判定した 場合 (ステップ 3 1 1 1で丫
6 3) , 記録再生制御装置 1 0 0は、 再生対象のイベント記録データがある か否かを判定する (ステップ 3 1 1 2) 。 より詳しくは、 記録再生制御装置 1 0 0は、 記録部 2 2 0に保存されたイベント記録データがある場 、 再生 対象のイベント記録データがあると判定して (ステップ 3 1 1 2で丫6 3)
、 ステップ 3 1 1 3に進む。 記録再生制御装置 1 0 0は、 記録部 2 2 0に保 存されたイベント記録データがない場合、 再生対象のイベント記録データが ないと判定して (ステップ 3 1 1 2で N 0) 、 処理を終了する。
[0055] 再生対象のイベント記録データがあると判定 した場合 (ステップ 3 1 1 2 で丫6 3) 、 記録再生制御装置 1 0 0は、 再生対象のイベント記録データに イベント検出方向があるか否かを判定する (ステップ 3 1 1 3) 。 より詳し くは、 記録再生制御装置 1 〇〇は、 再生対象のイベント記録データとともに イベント検出方向を示す情報が保存されてい る場合、 イベント検出方向があ 〇 2020/174749 16 卩(:170?2019/042367
ると判定して (ステップ 3 1 1 3で丫 6 3) 、 ステップ 3 1 1 4に進む。 記 録再生制御装置 1 〇〇は、 再生対象のイベント記録データとともにイベ ント 検出方向を示す情報が保存されていない場合 、 イベント検出方向がないと判 定して (ステップ 3 1 1 3で N 0) 、 ステップ 3 1 1 5に進む。 記録再生制 御装置 1 0 0は、 ステップ 3 1 1 2で取得したすべての再生対象のイベント 記録データについて、 ステップ 3 1 1 3ないしステップ 3 1 1 5の処理を実 行する。
[0056] イベント検出方向があると判定した場合 (ステップ 3 1 1 3で丫 6 3) 、 記録再生制御装置 1 〇〇は、 イベント検出方向に対して拡大した第二画角 の サムネイル画像を表示する (ステップ 3 1 1 4) 。 記録再生制御装置 1 0 0 は、 ステップ3 1 1 6に進む。
[0057] イベント検出方向がないと判定した場合 (ステップ 3 1 1 3で N 0) 、 記 録再生制御装置 1 〇〇は、 第一画角のサムネイル画像を表示する (ステップ 3 1 1 5) 。 記録再生制御装置 1 0 0は、 ステップ 3 1 1 6に進む。
[0058] 記録再生制御装置 1 0 0は、 ステップ 3 1 1 2で取得した複数の再生対象 のイベント記録データについて、 ステップ 3 1 1 3ないしステップ 3 1 1 5 の処理を実行して、 ステップ 3 1 1 6に進む。
[0059] 記録再生制御装置 1 0 0は、 サムネイル画像の選択による再生指示がある か否かを判定する (ステップ 3 1 1 6) 。 記録再生制御装置 1 0 0は、 操作 制御部 1 2 5がサムネイル画像の選択による再生指示を す操作情報を取得 した場合、 サムネイル画像の選択による再生指示がある と判定して (ステッ プ3 1 1 6で丫6 3) 、 ステップ 3 1 1 7に進む。 記録再生制御装置 1 0 0 は、 操作制御部 1 2 5がサムネイル画像の選択による再生指示を す操作情 報を取得しない場合、 サムネイル画像の選択による再生指示がない と判定し て (ステップ 3 1 1 6で N 0) 、 処理を終了する。
[0060] サムネイル画像の選択による再生指示がある と判定した場合 (ステップ 3
1 1 6で丫 6 3) 、 記録再生制御装置 1 0 0は、 選択されたサムネイル画像 は第二画角で表示されているサムネイル画像 であるか否かを判定する (ステ 〇 2020/174749 17 卩(:170?2019/042367
ップ 3 1 1 7) 。 言い換えると、 選択されたサムネイル画像は、 イベント検 出方向を示す情報のあるイベント記録データ を示すサムネイル画像であるか 否かを判定する。 より詳しくは、 記録再生制御装置 1 0 0は、 選択されたサ ムネイル画像が第二画角で表示されているサ ムネイル画像であると判定した 場合 (ステップ 3 1 1 7で丫6 3) 、 ステップ 3 1 1 8に進む。 記録再生制 御装置 1 0 0は、 選択されたサムネイル画像が第二画角で表示 されているサ ムネイル画像であると判定しない場合 (ステップ 3 1 1 7で N 0) 、 ステッ プ3 1 1 9に進む。
[0061 ] 選択されたサムネイル画像は第二画角で表示 されているサムネイル画像で あると判定した場合 (ステップ 3 1 1 7で丫 6 3) 、 記録再生制御装置 1 0 〇は、 選択されたサムネイル画像が示すイベント記 録データの再生を開始す るとともに、 再生されているイベント記録データをイベン ト検出方向に対し て拡大した第二画角で表示する (ステップ 3 1 1 8) 。 記録再生制御装置 1 0 0は、 ステップ 3 1 2 0に進む。
[0062] 選択されたサムネイル画像は第二画角で表示 されているサムネイル画像で あると判定しない場合 (ステップ 3 1 1 7で N 0) 、 記録再生制御装置 1 0 〇は、 選択されたサムネイル画像が示すイベント記 録データの再生を開始す るとともに、 再生されているイベント記録データを第一画 角で表示する (ス テップ3 1 1 9) 。 記録再生制御装置 1 0 0は、 ステップ 3 1 2 0に進む。
[0063] 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント記録データの再生を終了するか否か を判定する (ステップ 3 1 2 0) 。 イベント記録データを最後まで再生した 場合、 または、 再生を停止する操作が行われた場合、 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント記録データの再生を終了すると判定 して (ステップ 3 1 2 0 で丫6 3) 、 処理を終了する。 上記に該当しない場合、 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント記録データの再生を終了しないと判 定して (ステップ 3 1 2 0で1\1〇) 、 ステップ 3 1 2 0の処理を再度実行する。
[0064] このように、 イベント検出方向を有するサムネイル画像を 、 イベント検出 方向に対して拡大した第二画角のサムネイル 画像として表示部 2 4 0に表示 〇 2020/174749 18 卩(:170?2019/042367
させる。 イベント検出方向を有するサムネイル画像が 選択されると、 対応す るイベント記録データを再生して第二画角で 表示部 2 4 0に表示させる。 ま た、 イベント検出方向がないサムネイル画像を、 第一画角のサムネイル画像 として表示部 2 4 0に表示させる。 イベント検出方向がないサムネイル画像 が選択されると、 対応するイベント記録データを再生して第一 画角で表示部 2 4 0に表示させる。
[0065] 上述したように、 本実施形態では、 表示制御部 1 2 6によって、 イベント 検出方向を有するサムネイル画像を、 イベント検出方向に対して拡大した第 二画角のサムネイル画像として表示部 2 4 0に表示することができる。 本実 施形態は、 イベント検出方向を有するサムネイル画像を 、 イベント検出方向 に対して拡大するので、 イベントに関連する被撮影物をサムネイル画 像から 見つけやすくすることができる。 本実施形態では、 イベント検出方向を有す るサムネイル画像が拡大されて表示されるの で、 所望のイベント記録データ を示すサムネイル画像を容易に見つけること ができる。 本実施形態では、 表 示制御部 1 2 6によって、 イベント検出方向を有するサムネイル画像が 選択 されると、 対応するイベント記録データを再生して第二 画角で表示部 2 4 0 に表示することができる。 本実施形態は、 拡大されたサムネイル画像が選択 されると、 イベント検出方向に対して拡大して再生する ので、 イベントに関 連する被撮影物の状態などをイベント記録デ ータから確認しやすくすること ができる。 このようにして、 本実施形態によれば、 イベントの状態を適切に 確認することができる。
[0066] 本実施形態では、 表示制御部 1 2 6によって、 イベント検出方向がないサ ムネイル画像を、 第一画角のサムネイル画像として表示部 2 4 0に表示する ことができる。 本実施形態では、 イベント検出方向がないサムネイル画像が 選択されると、 対応するイベント記録データを再生した場合 、 第一画角で表 示部 2 4 0に表示することができる。
[0067] [第二実施形態]
図 1 1、 図 1 2を参照しながら、 本実施形態に係る車両用記録再生装置 1 〇 2020/174749 19 卩(:170?2019/042367
0について説明する。 図 1 1は、 表示部に表示されたサムネイル画像の他の 例と、 イベント記録データの他の例を示す図である 。 図 1 2は、 第二実施形 態に係る記録再生制御装置における再生処理 の流れを示すフローチヤートで ある。 車両用記録再生装置 1 0は、 基本的な構成は第一実施形態の車両用記 録再生装置 1 0と同様である。 以下の説明においては、 車両用記録再生装置 1 0と同様の構成要素には、 同一の符号または対応する符号を付し、 その詳 細な説明は省略する。 車両用記録再生装置 1 0は、 表示制御部 1 2 6におけ る処理が第一実施形態と異なる。
[0068] 表示制御部 1 2 6は、 再生対象のイベント記録データを第一画角の サムネ イル画像として表示する。 表示制御部 1 2 6は、 第一画角のサムネイル画像 が選択された場合、 選択されたサムネイル画像を第二画角のサム ネイル画像 として表示する。 より詳しくは、 表示制御部 1 2 6は、 選択された第一画角 のサムネイル画像が示すイベント記録データ のイベント検出方向が取得され ている場合、 選択されたサムネイル画像を第二画角のサム ネイル画像として 表示する。 表示制御部 1 2 6は、 選択された第一画角のサムネイル画像が示 すイベント記録データのイベント検出方向が 取得されていない場合、 選択さ れたサムネイル画像を第一画角のサムネイル 画像として表示する。
[0069] 図 1 1 を用いて、 イベント検出方向が取得されている場合にお ける、 表示 制御部 1 2 6によって表示部 2 4 0に表示されるサムネイル画像 3 0 0とイ ベント記録データ 3 1 0とについて説明する。 図 1 1 ( 3 ) に示すように、 表示制御部 1 2 6は、 イベント記録データ 3 1 0を示す第一画角のサムネイ ル画像 3 0 0を表示部 2 4 0に表示させる。 図 1 1 ( 3 ) の左上のサムネイ ル画像 3 0 0は、 図 4 ( 8 ) の左上のサムネイル画像 3 0 0と同じ画角で表 示されている。 イベント検出方向を有する、 図 1 1 ( 3 ) の左上のサムネイ ル画像 3 0 0が選択されると、 図 1 1 (匕) に示すように、 表示制御部 1 2 6は、 選択されたサムネイル画像 3 0 0を第二画角で表示部 2 4 0に表示さ せる。 図 1 1 (匕) の左上のサムネイル画像 3 0 0は、 図 5 ( a ) の左上の サムネイル画像 3 0 0と同じ画角で表示されている。 イベント検出方向を有 〇 2020/174749 20 卩(:170?2019/042367
する、 図 1 1 (匕) の左上のサムネイル画像 3 0 0が選択された状態で再生 指示がされると、 図 1 1 (〇) に示すように、 表示制御部 1 2 6は、 選択さ れたサムネイル画像 3 0 0に対応するイベント記録データ 3 1 0を再生して 第二画角で表示部 2 4 0に表示させる。 図 1 1 (〇) のイベント記録データ 3 1 0は、 図 5 (匕) のイベント記録データ 3 1 0と同じ画角で表示されて いる。
[0070] 次に、 図 1 2を用いて、 記録再生制御装置 1 0 0における処理の流れにつ いて説明する。 ステップ3 1 3 1、 ステップ 3 1 3 2、 ステップ3 1 3 3、 ステップ3 1 3 6、 ステップ 3 1 3 7、 ステップ3 1 3 8、 ステップ3 1 3 9、 ステップ 3 1 4 0、 ステップ 3 1 4 1、 ステップ3 1 4 2の処理は、 図 1 0に示すフローチヤートのステップ 3 1 1 1、 ステップ 3 1 1 2、 ステッ プ3 1 1 5、 ステップ 3 1 1 4、 ステップ 3 1 1 6、 ステップ 3 1 1 8、 ス テップ3 1 1 5、 ステップ 3 1 1 6、 ステップ3 1 1 9、 ステップ3 1 2 0 と同様の処理を行う。
[0071 ] 記録再生制御装置 1 0 0は、 サムネイル画像の選択があるか否かを判定す る (ステップ 3 1 3 4) 。 記録再生制御装置 1 0 0は、 操作制御部 1 2 5が サムネイル画像の選択を示す操作情報を取得 した場合、 サムネイル画像の選 択があると判定して (ステップ 3 1 3 4で丫 6 3) 、 ステップ 3 1 3 5に進 む。 記録再生制御装置 1 〇〇は、 操作制御部 1 2 5がサムネイル画像の選択 を示す操作情報を取得しない場合、 サムネイル画像の選択がないと判定して (ステップ 3 1 3 4で1\1〇) 、 処理を終了する。
[0072] サムネイル画像の選択があると判定した場合 (ステップ 3 1 3 4で丫 6 3 ) 、 記録再生制御装置 1 〇〇は、 選択されたサムネイル画像にはイベント検 出方向があるか否かを判定する (ステップ 3 1 3 5) 。 より詳しくは、 記録 再生制御装置 1 0 0は、 サムネイル画像が示すイベント記録データと ともに イベント検出方向を示す情報が保存されてい る場合、 イベント検出方向があ ると判定して (ステップ 3 1 3 5で丫 6 3) 、 ステップ 3 1 3 6に進む。 記 録再生制御装置 1 0 0は、 サムネイル画像が示すイベント記録データと とも 〇 2020/174749 21 卩(:170?2019/042367
にイベント検出方向を示す情報が保存され ていない場合、 イベント検出方向 がないと判定して (ステップ 3 1 3 5で1\1〇) 、 ステップ 3 1 3 9に進む。
[0073] このように、 再生対象のイベント記録データを第一画角の サムネイル画像 として表示する。 第一画角のサムネイル画像が選択されると、 選択されたサ ムネイル画像がイベント検出方向を有する場 合、 第二画角のサムネイル画像 として表示する。
[0074] 上述したように、 本実施形態は、 第一画角のサムネイル画像が選択された 際に、 選択されたサムネイル画像がイベント検出方 向を有する場合、 表示制 御部 1 2 6によって、 第二画角のサムネイル画像として表示するこ とができ る。
[0075] 本実施形態では、 再生対象のイベント記録データを示すサムネ イル画像を 第一画角で表示して、 サムネイル画像が選択されると、 第二画角でサムネイ ル画像を表示する。 これにより、 本実施形態では、 サムネイル画像を、 第一 画角と第二画角で確認することができるので 、 所望のイベント記録データを 示すサムネイル画像をより適切に見つけるこ とができる。
[0076] [第三実施形態]
図 1 3、 図 1 4を参照しながら、 本実施形態に係る車両用記録再生装置 1 0について説明する。 図 1 3は、 表示部に表示されたサムネイル画像の他の 例と、 イベント記録データの他の例を示す図である 。 図 1 4は、 第三実施形 態に係る記録再生制御装置における再生処理 の流れを示すフローチヤートで ある。 車両用記録再生装置 1 0は、 基本的な構成は第二実施形態の車両用記 録再生装置 1 0と同様である。 車両用記録再生装置 1 0は、 表示制御部 1 2 6における処理が第二実施形態と異なる。
[0077] 表示制御部 1 2 6は、 サムネイル画像が選択された場合、 選択されたサム ネイル画像を第二画角で、 表示面積を拡大したサムネイル画像として表 示す る。 より詳しくは、 表示制御部 1 2 6は、 選択されたサムネイル画像が示す イベント記録データのイベント検出方向が取 得されている場合、 選択された サムネイル画像を第二画角のサムネイル画像 として、 表示面積を拡大して表 〇 2020/174749 22 卩(:170?2019/042367
示する。 本実施形態では、 サムネイル画像を、 拡大前のサムネイル画像の 4 枚分の面積に拡大する。 表示制御部 1 2 6は、 選択されたサムネイル画像が 示すイベント記録データのイベント検出方向 が取得されていない場合、 選択 されたサムネイル画像を第一画角のサムネイ ル画像として表示する。
[0078] 図 1 3を用いて、 イベント検出方向が取得されている場合にお ける、 表示 制御部 1 2 6によって表示部 2 4 0に表示されるサムネイル画像 3 0 0とイ ベント記録データ 3 1 0とについて説明する。 図 1 3 ( a ) に示すように、 表示制御部 1 2 6は、 イベント記録データ 3 1 0を示す第一画角のサムネイ ル画像 3 0 0を表示部 2 4 0に表示させる。 イベント検出方向を有する、 図 1 3 ( 3 ) の左上のサムネイル画像 3 0 0が選択されると、 図 1 3 (匕) に 示すように、 表示制御部 1 2 6は、 選択されたサムネイル画像 3 0 0を第二 画角で、 表示面積を図 1 3 ( 3 ) のサムネイル画像 3 0 0の 4枚分に拡大し て表示部 2 4 0に表示させる。 イベント検出方向を有する、 図 1 3 ( 13 ) の 左上のサムネイル画像 3 0 0が選択された状態で再生指示がされると、 図 1
3 (〇) に示すように、 表示制御部 1 2 6は、 選択されたサムネイル画像 3 0 0に対応するイベント記録データ 3 1 0を第二画角で再生して表示部 2 4 0に表示させる。
[0079] 次に、 図 1 4を用いて、 記録再生制御装置 1 0 0における処理の流れにつ いて説明する。 ステップ3 1 5 1ないしステップ3 1 5 5、 ステップ3 1 5 7ないしステップ3 1 6 2の処理は、 図 1 2に示すフローチヤートのステッ プ3 1 3 1ないしステップ3 1 3 5、 ステップ3 1 3 7ないしステップ3 1
4 2と同様の処理を行う。
[0080] 記録再生制御装置 1 0 0は、 イベント検出方向に対して拡大した第二画角 のサムネイル画像を大きく表示する (ステップ 3 1 5 6 ) 。 記録再生制御装 置 1 0 0は、 ステップ 3 1 5 7に進む。
[0081 ] このように、 イベント検出方向を有するサムネイル画像が 選択されると、 選択されたサムネイル画像を第二画角で、 表示面積を拡大したサムネイル画 像として表示する。 〇 2020/174749 23 卩(:170?2019/042367
[0082] 上述したように、 本実施形態は、 イベント検出方向を有するサムネイル画 像が選択されると、 表示制御部 1 2 6によって、 選択されたサムネイル画像 を第二画角で、 表示面積を拡大したサムネイル画像として表 示することがで きる。 これにより、 本実施形態では、 所望のイベント記録データを示すサム ネイル画像をより適切に見つけることができ る。
[0083] [第四実施形態]
図 1 5を参照しながら、 本実施形態に係る車両用記録再生装置 1 0につい て説明する。 図 1 5は、 第四実施形態に係る記録再生制御装置におけ る再生 処理の流れを示すフローチャートである。 車両用記録再生装置 1 0は、 基本 的な構成は第一実施形態の車両用記録再生装 置 1 0と同様である。 車両用記 録再生装置 1 〇は、 表示制御部 1 2 6における処理が第二実施形態と異なる
[0084] 表示制御部 1 2 6は、 新しく検出されたイベントに基づくイベント 記録デ —夕を示すサムネイル画像を第二画角のサム ネイル画像として表示する。
[0085] 新しく検出されたイベントに基づくイベント 記録データとは、 最も新しく 、 直近に保存された 1つのイベント記録データとしてもよいし、 新しく保存 された順番に複数のイベント記録データとし てもよい。 または、 新しく検出 されたイベントに基づくイベント記録データ とは、 例えば、 数時間程度の所 定時間以内に保存されたイベント記録データ としてもよい。
[0086] 次に、 図 1 5を用いて、 記録再生制御装置 1 0 0における処理の流れにつ いて説明する。 ステップ3 1 7 1、 ステップ 3 1 7 2、 ステッづ 1 7 4な いしステップ 3 1 7 6、 ステップ 3 1 8 1の処理は、 図 1 0に示すフローチ ャートのステップ3 1 1 1、 ステップ 3 1 1 2、 ステップ3 1 1 3ないしス テップ3 1 1 5、 ステップ 3 1 2 0と同様の処理を行う。 ステップ 3 1 7 7 、 ステップ 3 1 7 8、 ステップ3 1 7 9、 ステップ3 1 8 0の処理は、 図 1 2に示すフローチャートのステップ 3 1 3 4、 ステップ 3 1 3 5、 ステップ 3 1 3 8、 ステップ 3 1 4 1 と同様の処理を行う。
[0087] 再生対象のイベント記録データがあると判定 した場合 (ステップ 3 1 7 2 〇 2020/174749 24 卩(:170?2019/042367
で丫6 3) 、 記録再生制御装置 1 0 0は、 新しく検出されたイベントに基づ くイベント記録データであるか否かを判定す る (ステップ 3 1 7 3) 。 記録 再生制御装置 1 〇〇は、 新しく検出されたイベントに基づくイベント 記録デ —夕であると判定する場合 (ステップ 3 1 7 3で丫6 3) 、 ステップ 3 1 7 4に進む。 記録再生制御装置 1 0 0は、 新しく検出されたイベントに基づく イベント記録データではないと判定する場合 (ステップ 3 1 7 3で N 0) 、 ステップ3 1 7 6に進む。
[0088] このように、 新しく検出されたイベントに基づくイベント 記録データを示 すサムネイル画像を第二画角のサムネイル画 像として表示する。
[0089] 上述したように、 本実施形態は、 新しく検出されたイベントに基づくイべ ント記録データを示すサムネイル画像を第二 画角のサムネイル画像として表 示することができる。 これにより、 本実施形態では、 例えば、 ユーザがイべ ントの発生直後にイベント記録データを確認 するような場合、 所望のイベン 卜記録データを示すサムネイル画像をより適 切に見つけることができる。
[0090] [第五実施形態]
図 1 6を参照しながら、 本実施形態に係る再生制御装置 5 0 0を有する再 生装置 5 0について説明する。 図 1 6は、 第五実施形態に係る再生制御装置 を有する再生装置の構成例を示すブロック図 である。
[0091 ] 再生装置 5 0は、 イベントを記録した第一画角のイベント記録 データのサ ムネイル画像を、 イベント検出方向に拡大した、 第一画角より狭い第二画角 で表示する。 再生装置 5 0は、 例えば、 パーソナルコンピュータ、 スマート フォン、 タブレッ トを含む電子機器である。 再生装置 5 0は、 記録部 6 1 0 と、 操作部 6 2 0と、 表示部 6 3 0と、 再生制御装置 5 0 0とを有する。
[0092] 記録部 6 1 0は、 車両用記録再生装置 1 0などによって、 イベント記録デ —夕、 イベント検出方向を示す情報、 ループ記録データなどが記録されてい る。 記録部 6 1 0は、 例えば、 フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、 または、 メモリカードなどの記録部である。 または、 図示しない通信装置を 介して無線接続される外部記録部であっても よい。 〇 2020/174749 25 卩(:170?2019/042367
[0093] 操作部 6 2 0は、 再生装置 5 0に対する各種操作を受付可能である。 例え ば、 操作部 6 2 0は、 記録部 6 1 0に記録したイベント記録データまたはル —プ記録データを再生する操作を受付可能で ある。 例えば、 操作部 6 2 0は 、 記録部 6 1 0に記録したイベント記録データを消去する 作を受付可能で ある。 操作部 6 2 0は、 操作情報を再生制御装置 5 0 0の操作制御部 5 2 2 に出力する。
[0094] 操作部 6 2 0は、 表示部 6 3 0に備えられているタッチパネルであり、 記 録部 6 1 0に保存されているイベント記録データを再 する操作を、 表示部 6 3 0に表示されたサムネイル画像をタッチする とで、 イベント記録デー 夕の選択、 再生指示を行う。
[0095] 表示部 6 3 0は、 例えば、 液晶ディスプレイまたは有機巳 !_ディスプレイ などを含むディスプレイである。 表示部 6 3 0は、 再生制御装置 5 0 0の表 示制御部 5 2 4から出力された映像信号に基づいて、 映像を表示する。 表示 部 6 3 0は、 記録部 6 1 0に記録された映像を表示する。
[0096] 再生制御装置 5 0 0は、 例えば、 0 IIなどで構成された演算処理装置 ( 制御装置) である。 再生制御装置 5 0 0は、 記憶されているプログラムをメ モリに口ードして、 プログラムに含まれる命令を実行する。 再生制御装置 5 0 0には図示しない内部メモリが含まれ、 内部メモリは再生制御装置 5 0 0 におけるデータの一時記憶などに用いられる 。 再生制御装置 5 0 0は、 バス 5 1 0に接続された、 操作制御部 5 2 2と、 再生制御部 5 2 3と、 表示制御 部 5 2 4とを有する。
[0097] 操作制御部 5 2 2は、 操作部 6 2 0が受け付けた操作の操作情報を取得す る。 例えば、 操作制御部 5 2 2は、 映像データの選択操作を示す選択操作情 報、 映像データの再生操作を示す再生操作情報、 または、 映像データの消去 操作を示す消去操作情報を取得して制御信号 を出力する。 さらに、 例えば、 操作制御部 5 2 2は、 表示部 6 3 0に表示されたサムネイル画像の選択操作 を示す選択操作情報を取得して制御信号を出 力する。
[0098] 再生制御部 5 2 3は、 選択されたサムネイル画像に対応するイベン ト記録 〇 2020/174749 26 卩(:170?2019/042367
データを記録部 6 1 0から取得して再生する。 再生制御部 5 2 3は、 操作制 御部 5 2 2から出力された選択操作および再生操作の 御信号に基づいて、 記録部 6 1 0に記録されたイベント記録データまたはル プ記録データを再 生するよう制御する。 再生制御部 5 2 3は、 選択されたイベント記録データ に対応付けられたイベント検出方向を示す情 報が存在する場合、 イベント検 出方向を示す情報を、 表示制御部 5 2 4に出力する。
[0099] 表示制御部 5 2 4は、 イベント記録データを示すサムネイル画像を 、 イべ ント検出方向に対して拡大した第二画角のサ ムネイル画像として表示部 6 3 0に表示し、 再生されたイベント記録データを表示部 6 3 0に表示させる。 また、 表示制御部 5 2 4は、 第二画角のサムネイル画像を用いて選択され た イベント記録データが再生された場合、 第二画角で表示部 6 3 0に表示して もよい。
[0100] 表示制御部 5 2 4は、 再生対象のイベント記録データを第一画角の サムネ イル画像として表示して、 第一画角のサムネイル画像が選択された場合 、 選 択されたサムネイル画像を第二画角のサムネ イル画像として表示してもよい 。 より詳しくは、 表示制御部 5 2 4は、 第二実施形態の表示制御部 1 2 6と 同様の処理を行ってもよい。
[0101 ] 表示制御部 5 2 4は、 サムネイル画像が選択された場合、 選択されたサム ネイル画像を第二画角で、 表示面積を拡大したサムネイル画像として表 示し てもよい。 より詳しくは、 表示制御部 5 2 4は、 第三実施形態の表示制御部 1 2 6と同様の処理を行ってもよい。
[0102] 表示制御部 5 2 4は、 新しく検出されたイベントに基づくイベント 記録デ —夕を示すサムネイル画像を第二画角のサム ネイル画像として表示してもよ い。 より詳しくは、 表示制御部 5 2 4は、 第四実施形態の表示制御部 1 2 6 と同様の処理を行ってもよい。
[0103] このように、 車両用記録再生装置 1 0で保存された映像データを再生する 再生装置 5 0においても、 第一実施形態ないし第四実施形態と同様に、 サム ネイル画像を第一画角または第二画角で表示 したり、 再生されたイベント記 〇 2020/174749 27 卩(:170?2019/042367
録データを第一画角または第二画角で表示 したりする。
[0104] 上述したように、 本実施形態では、 車両用記録再生装置 1 0で保存された 映像データを再生する再生装置 5 0においても、 第一実施形態ないし第四実 施形態と同様に、 サムネイル画像を第一画角または第二画角で 表示したり、 イベント記録データを第一画角または第二画 角で再生して表示したりするこ とができる。 このようにして、 本実施形態によれば、 イベントの状態を適切 に確認することができる。
[0105] これまで本実施形態に係る車両用記録再生装 置 1 0および再生装置 5 0に ついて説明したが、 上述した実施形態以外にも種々の異なる形態 にて実施さ れてよい。
[0106] 図示した車両用記録再生装置 1 0および再生装置 5 0の各構成要素は、 機 能概念的なものであり、 必ずしも物理的に図示の如く構成されていな くても よい。 すなわち、 各装置の具体的形態は、 図示のものに限られず、 各装置の 処理負担や使用状況などに応じて、 その全部または一部を任意の単位で機能 的または物理的に分散または統合してもよい 。
[0107] 車両用記録再生装置 1 0および再生装置 5 0の構成は、 例えば、 ソフトウ ェアとして、 メモリに口ードされたプログラムなどによっ て実現される。 上 記実施形態では、 これらのハードウェアまたはソフトウェアの 連携によって 実現される機能ブロックとして説明した。 すなわち、 これらの機能ブロック については、 ハードウェアのみ、 ソフトウェアのみ、 または、 それらの組み 合わせによって種々の形で実現できる。
[0108] 上記した構成要素には、 当業者が容易に想定できるもの、 実質的に同一の ものを含む。 さらに、 上記した構成は適宜組み合わせが可能である 。 また、 本実施形態の要旨を逸脱しない範囲において 構成の種々の省略、 置換または 変更が可能である。
[0109] 上記では、 ループ記録処理を行う場合について説明した が、 イベントが検 出されてから撮影を開始する場合についても 同様である。
産業上の利用可能性 〇 2020/174749 28 卩(:170?2019/042367
[0110] 本実施形態の記録再生制御装置、 再生制御装置、 記録再生制御方法および プログラムは、 例えばイベント記録データを示すサムネイル 画像を表示可能 な車両用の記録再生装置、 いわゆるドライブレコーダに利用することが でき る。
符号の説明
[0111] 1 0 車両用記録再生装置
50 再生装置
1 00 記録再生制御装置
1 1 0 バス
1 20 映像データ取得部
1 2 1 バッファメモリ
1 22 映像データ処理部
1 23 記録制御部
1 24 再生制御部
1 25 操作制御部
1 26 表示制御部
1 27 イベント検出部
1 28 位置情報取得部
1 29 イベント検出方向取得部
2 1 0 カメラ (撮影部)
220 記録部
230 操作部
240 表示部
250 加速度センサ
260 ◦ 3受信部
500 再生制御装置
Next Patent: GAS WIPING NOZZLE, AND METHOD FOR MANUFACTURING MOLTEN METAL-PLATED METAL BAND