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Patent Searching and Data


Title:
RECORDER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/019867
Kind Code:
A1
Abstract:
A recorder comprises a broadcast receiving unit for receiving broadcast data, a captured image receiving unit for receiving captured image data captured by a camera device, a storage unit capable of storing the broadcast data received by the broadcast receiving unit and the captured image data received by the captured image receiving unit, and an information storage unit for, when although the captured image data is received by the captured image receiving unit, the received data is not stored in the storage unit, storing event occurrence information related to the situation.

Inventors:
NAGAI TAKAHIRO
TANABE NAOHISA
Application Number:
PCT/JP2008/002126
Publication Date:
February 12, 2009
Filing Date:
August 06, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
NAGAI TAKAHIRO
TANABE NAOHISA
International Classes:
H04M9/00; H04N5/00; H04N5/76; H04N5/765; H04N5/91; H04N7/18
Foreign References:
JPH09214948A1997-08-15
JP2006254315A2006-09-21
JP2000341423A2000-12-08
JP2005198282A2005-07-21
JP2005117229A2005-04-28
JP2002077883A2002-03-15
JP2007116524A2007-05-10
JP2005151071A2005-06-09
JP2005045550A2005-02-17
Attorney, Agent or Firm:
IWAHASHI, Fumio et al. (1006 Oaza Kadoma, Kadoma-sh, Osaka 01, JP)
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Claims:
カメラ装置と接続された録画装置であって、
放送データを受信する放送受信部と、
前記カメラ装置で撮像した撮像画像データを受信する撮像画像受信部と、
前記放送受信部で受信した放送データ及び前記撮像画像受信部で受信した撮像画像データを記憶可能な記憶部と、
前記撮像画像受信部で撮像画像データを受信したにも関わらず、前記記憶部で前記撮像画像データを記憶しない場合、その状況に関連したイベント発生情報を格納する情報格納部と、
を備える録画装置。
前記イベント発生情報は、前記カメラ装置から前記撮像画像データが送られてきたことを示すメッセージを含むことを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
前記イベント発生情報は、前記カメラ装置から受信した前記撮像画像データのサムネイル画像データを含むことを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
前記イベント発生情報は、前記記憶部で前記撮像画像データを記憶しない理由を含むことを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
前記記憶部が前記放送受信部で受信した放送データを記憶中に、前記撮像画像受信部が撮像画像データを受信した場合に、
前記記憶部は前記放送データの記憶を継続し、前記情報格納部に前記イベント発生情報を保存することを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
前記放送受信部を複数備え、すべての放送受信部が同時に前記放送データを記憶中に前記カメラ装置から前記撮像画像データを受信した場合に、
前記記憶部は前記放送データの記憶を継続し、前記イベント発生情報を前記情報格納部に保存することを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
動きを検出するセンサーからの動き情報を受信し、前記センサーからの動き情報に基づいて前記記憶部に保存する前記撮像画像データのフレームレートを決定するフレームレート決定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
前記フレームレート決定部は、時間帯により異なる判定基準によりフレームレートの決定を行うことを特徴とする請求項7に記載の録画装置。
前記カメラ装置から受信した前記撮像画像データを所定の時間だけ遅延させる遅延部をさらに備え、前記遅延した前記撮像画像データを前記フレームレート決定部へ出力することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の録画装置。
前記カメラ装置から受信した前記撮像画像データを前記記憶部から別の記憶媒体に複写する複写部をさらに備えたことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の録画装置。
Description:
録画装置

 本発明は、テレビ画像を録画する装置に するものであり、特にカメラ装置を接続し 使用した場合において、カメラ装置から受 した画像を記録する録画装置に関する。

 家庭において、テレビ番組やそのほかの 像情報を録画し再生するための装置(以下、 「録画装置」という)は、従来より一般的に 用されており、近年、多様な機能をもつ録 装置が普及しつつある。これは、デジタル 術の進歩にともない、磁気テープからCD、DVD 、HDDや半導体メモリなどへと、電子化された 情報を種々の記録媒体に高密度で記録するこ とが可能になり、録画装置の利用目的が多様 化されたことがひとつの理由である。

 デジタル技術の進歩は、テレビ番組や市 のコンテンツの録画や再生にとどまらず、 庭で取り扱う情報のシステム化とネットワ ク化を促進している。例えば、音声により 客を通知する装置としてのドアホンをカメ 装置と接続することにより、来客を映像に り確認することができるようになり、カメ 装置を使用して家屋や敷地への侵入や周辺 状況を監視するホームセキュリティシステ が徐々に普及しつつある。

 本発明は、家庭用のネットワークシステ において録画装置にカメラ装置を接続して 用する技術に関するものである。この場合 ネットワークシステムに接続する機器が有 る機能の連携をはかり、それぞれの機能を のように効果的に利用するかが重要な技術 の課題となる。

 これに対して、複数の機能を連携して利 する装置に関して、従来、放送受信機能と 信機能とを有するテレビ受信機能つき携帯 話装置の事例が開示されている(例えば、特 許文献1を参照)。この開示例では、放送受信 に通信装置への着信を検出した場合、受信 ている放送を保存する事例と、受信してい 放送を保存するか否かを示すメッセージを 示する事例について記載されている。この 合は、主機能としての通信機能が優先され 通信機能の割り込み中の放送受信機能の継 および再利用に関する措置について検討し ものであり、主機能としての通信機能の使 状況に対応して、接続機能(放送受信)の利 方法が変化することがない。

 また、テレビ受信機能に替えてカメラ装 を接続して使用するカメラ付携帯電話では カメラ装置から受信した情報を利用するた に、最新の画像を一時的に保存する一時保 エリアと動画像を継続して保存する動画保 エリアを設け、撮影の停止情報(停止イベン ト)に応答して一時保存エリアに記憶されて る動画像データのうちユーザーが意図する ータのみを動画保存エリアにコピーして保 する事例が開示されている(例えば、特許文 2を参照)。

 また、複数のカメラ装置を備えた撮像シ テムにおいて、ハードウェア資源の利用を 適化するために、センサーの情報に基づい カメラ装置のフレームレートを算出し設定 る方法が開示されている(例えば、特許文献 3を参照)。

 しかしながら、前述の開示例は装置を単独 使用する場合の機能に関する事例であり、 置をシステムを構成する機器として位置付 、ほかの接続機器との機能の連携および有 利用について検討されたものではない。し がって、家庭用のネットワークシステムに いて録画装置にカメラ装置を接続して使用 る場合、録画装置においてカメラ装置から 信した情報を利用する方法が明確でなく、 画装置とカメラ装置との機能の連携および 能の有効利用が実現できていないという課 があった。

特開2007-116524号公報

特開2005-151071号公報

特開2005-45550号公報

 本発明の録画装置は、カメラ装置と接続 れた録画装置であって、放送データを受信 る放送受信部と、カメラ装置で撮像した撮 画像データを受信する撮像画像受信部と、 送受信部で受信した放送データ及び撮像画 受信部で受信した撮影画像データを記憶可 な記憶部と、撮像画像受信部で撮像画像デ タを受信したにも関わらず、記憶部で前記 像画像データを記憶しない場合、その状況 関連したイベント発生情報を格納する情報 納部とを備える。

 このような構成によれば、例えば、放送 組の録画中に訪問客等があり、カメラ装置 ら画像を受信した場合などのように、撮影 像を録画できる状態でない場合でも、カメ 装置から画像が送られてきた旨のメッセー 等のイベント発生情報を記憶部に保存する とが可能となる。これにより、訪問客等の 影画像が録画できなかった場合でも、ユー ーは留守中に訪問客があったことを知るこ ができる。したがって、録画装置とカメラ 置の機能の連携と有効利用をはかり、家庭 ネットワークシステムにおいて使用可能な 機能かつ高機能の録画装置を安価に提供す ことができる。

図1は本発明の第1の実施の形態におけ 録画装置の使用例を示す主要配置図である 図2は同録画装置の基本構成を示すブロ ック図である。 図3は同録画装置の動作手順を示すフロ ーチャートである。 図4は同録画装置の機能に関する事例を 示す概略説明図である。 図5は同録画装置の機能に関する事例を 示す概略説明図である。 図6は本発明の第2の実施の形態におけ 録画装置の基本構成を示すブロック図であ 。 図7は同録画装置の動作手順を示すフロ ーチャートである。 図8は同録画装置の動作時のフレームレ ートを説明するためのタイムチャートである 。 図9は本発明の第3の実施の形態におけ 録画装置の基本構成を示すブロック図であ 。 図10は同録画装置の動作時のフレーム ートを説明するためのタイムチャートであ 。

符号の説明

 1,101,201  録画装置
 2  リビング
 3  テレビ
 4  ルータ
 5,10,17  PLCアダプタ
 6,11,18  プラグ
 7,12,19  コンセント
 8  電灯線
 9  ドアホン親機
 13  玄関
 14  ドアホンカメラ
 15  人(人物、来訪者)
 16  ネットワークカメラ
 110,120  記録処理部
 111,121  番組予約部
 112,122  録画部
 113,123  チューナ
 130  イベント発生情報記録処理部
 131  通知部
 133  間引処理部(フレームレート決定部)
 134  バッファメモリ(遅延部)
 140  記憶部
 141  情報格納部
 150  ネットワークアダプタ
 151  インタフェース部
 152  受信部
 153,193,293  送信部
 154  サムネイル画像作成部
 160  制御部
 161  検知部
 162  判定部
 163  指示部
 170,173  切替部
 171,172,174  セレクタ
 180  端子部
 181  アンテナ
 190  ドアホンシステム
 191,291  カメラ装置
 192,292  信号処理部
 290  ホームセキュリティシステム
 401  ドアホンのイベント対応履歴
 402  イベント情報
 403  メッセージ情報
 404,406  発生時刻情報
 407  サムネイル画像
 408  録画不可理由表示画面
 501  表示部
 502  シンボル表示
 503  表示ランプ

 以下、本発明の実施の形態について、図1 から図10を用いて説明する。なお、以下の説 で使用する数値はすべて一例であり、この 値に限定されるものではない。

 (第1の実施の形態)
 図1は本発明の第1の実施の形態における録 装置1の使用例を示す主要配置図、図2は録画 装置1の基本構成を示すブロック図であり、 3は動作手順を示すフローチャート、図4およ び図5は録画装置1の機能に関する事例を示す 略説明図である。

 まず、図1により、電灯線通信(以下、「PL C」と称する)を用いた家庭用のネットワーク ステムにおいて録画装置1にカメラ装置を接 続して使用する事例について、説明する。

 図1に示すように、録画装置1は家屋内の ビング2においてテレビジョン装置(以下、「 テレビ」と略記する)3と接続されているほか ルータ4、PLCアダプタ5、プラグ6およびコン ント7を介して家庭用の電灯線8に接続され いる。また、リビング2には人15(例えば、来 )応対システムとしてドアホン親機9が設置 れており、PLCアダプタ10、プラグ11およびコ セント12を介して電灯線8に接続されている また、玄関13にはカメラ装置としてドアホ カメラ14が設置され、ドアホン親機9と接続 れている。さらに、家屋の周辺部または外 部や庭などの敷地内には玄関とは別のカメ 装置としてネットワークカメラ16が設置され ており、PLCアダプタ17、プラグ18およびコン ント19を経由して電灯線8に接続されている

 つぎに、図2により、録画装置1の基本構 と機能について説明する。

 録画装置1は2つの記録処理部110、120と、 ベント発生情報記録処理部130、保存手段と ての記憶部140、イベント発生情報を記録す 情報格納部141、ネットワークアダプタ150、 御手段としての制御部160、切替部170、およ 放送受信部としてのチューナ113、123、端子 180を備えている。第1の記録処理部110の入力 、切替部170を介して第1のチューナ113、第2 チューナ123およびネットワークアダプタ150 切替可能に接続されており、出力は記憶部14 0と接続されている。第2の記録処理部120につ ても同様である。また、ネットワークアダ タ150は切替部170を介して記録処理部110、120 接続することができるほか、制御部160を経 してイベント発生情報記録処理部130と接続 れている。さらに、イベント発生情報記録 理部130は情報格納部141に、ドアホンシステ 190は録画装置1のネットワークアダプタ150に それぞれ接続されている。

 記録処理部110は、予約手段としての番組 約部111と録画手段としての録画部112を備え アンテナ181で放送データを受信しチューナ1 13またはチューナ123で選択されたテレビ画像 、切替部170を介して録画することができる また、番組予約部111を用いて、予約録画を ることも可能である。同様に、記録処理部1 20は、番組予約部121と録画部122を備え、チュ ナ113またはチューナ123で選択されたテレビ 像を、切替部170を介して録画することがで る。また、番組予約部121を用いて、予約録 をすることも可能である。

 ネットワークアダプタ150は、インタフェ ス部151、撮像画像受信部としての受信部152 送信部153およびサムネイル画像作成部154を え、ドアホンシステム190から送信された撮 画像データを受信して、制御部160に送信で るほか、切替部170を経由して記録処理部110 120に送信することができる。ここで、サム イル画像作成部154は、ドアホンシステム190 ら送信された人15の撮影画像のサイズを縮 (例えば、120×80画素)して情報量を削減した ムネイル画像(静止画像)を作成する機能を有 する。例えば、人15がチャイム等を押してド ホンカメラ14の撮影がスタートした直後の イミングでサムネイル画像を作成する。画 サイズや作成タイミングは特に限定される のではなく、任意に選択が可能である。ま 、サムネイル画像作成部154は必ずしも、ネ トワークアダプタ150に備える必要はなく、 アホンシステム190等の他の場所に備えても い。

 切替部170は、(1)、(2)および(3)の3段階に切 り替えることができ、セレクタ171およびセレ クタ172は通常は(1)および(2)にそれぞれ接続さ れており、記録処理部110は第1のチューナ113 出力を、記録処理部120は第2のチューナ123の 力の録画を優先する。

 制御部160は、検知部161、判定部162および 示部163を備え、検知部161ではネットワーク ダプタ150からドアホンシステム190に関する 報を受信することができるほか、記録処理 110、120から放送録画に関する情報を受信す ことができる。また、図2には示していない が録画装置1がDVDなどの再生機能を備えてい 場合は、その再生状況に関する情報も受信 ることができる。さらには、録画装置1が接 されているネットワーク8の輻輳状況や録画 装置1が備えているCPU、メモリ等のリソース 況などの情報も受信することができるよう なっている。

 また、判定部162は上記さまざまな受信情 に基づき制御すべき条件の判定を行うこと できる。さらに、指示部163は判定部162にお る判定結果に基づき、切替部170および記録 理部110、120およびイベント発生情報記録処 部130の動作を指示し、制御することができ 。

 イベント発生情報記録処理部130は通知部1 31を備え、通知部131に保存された表示に関す 情報を読み出して情報格納部141に保存する とができる。また、イベント発生情報記録 理部130はネットワークアダプタ150のサムネ ル画像作成部154からドアホンシステム190に いて撮影された撮影画像データのサムネイ 画像を受け取り、情報格納部141に保存する ともできる。サムネイル画像は撮像画像デ タに比べて情報量は非常に小さく録画装置1 のリソースをほとんど使うことなく記録する ことができるとともに、情報格納部141の容量 もほとんど消費することがない。

 さらに、制御部160の判定部162によってド ホンシステム190からの撮影画像データが録 できないと判定された場合は、録画できな った理由も合わせて情報格納部141に保存で るようになっている。ここで、録画できな 理由としては、切替部170のセレクタ172およ セレクタ173がそれぞれ(1)および(2)と接続さ ている(同時録画)場合のほかにも、上述し ようにDVDが再生中で録画装置1のリソースが 足していたり、インターネット経由で画像 視聴中のためネットワーク8が輻輳してドア ホンシステム190からの撮影画像データが伝送 できないような場合がある。

 ドアホンシステム190は、カメラ装置191、 号処理部192および送信部193を備え、カメラ 撮影した画像をネットワークに送信するた の信号処理を行い、ドアホン親機9およびネ ットワークアダプタ150を経由してリビング2 設置された録画装置1に玄関における人物15 撮像画像データを送信することができる。

 つぎに、図3により、録画装置1の動作の 順について説明する。

 まず、玄関13において、来訪者15がドアホ ンシステム190の押しボタンを押すなどの操作 をすると、ドアホンシステム190が起動し、カ メラ装置191が撮像を開始する。カメラ装置191 から発信された撮像画像データは信号処理部 192において通知情報などを含め、ネットワー クに送信するためのJPEG圧縮などの信号処理 行い、送信部193からドアホン親機9を経由し 録画装置1に配設されたネットワークアダプ タ150に通知情報と撮像画像データを送信する 。ネットワークアダプタ150ではインタフェー ス部151を経由して受信部152において、ドアホ ンシステム190が起動したことに関する通知と カメラ装置が撮影した来訪者15の撮像画像デ タを受信する(ステップ1:S1と略記する。以 、同様とする)。

 ネットワークアダプタ150は受信した情報 基づき、カメラ装置191が起動したことを通 する情報を作成して制御部160に送信し、制 部160はこれを受信する(S2)。制御部160は、検 知部161において、ネットワークアダプタ150か ら受信した情報に基づき、記録処理部110、120 における放送の録画状況を確認し、記録処理 部110、120から録画情報を取得する(S3)。

 つぎに、制御部160では、判定部162におい 記録処理部110、120における録画の有無によ 、2つの記録処理部が同時に録画しているか 否かに関する判定を行う(S4)。判定の結果が 同時録画なし」の場合(No)は、指示部163から 替部170を操作し、セレクタ171またはセレク 172の接続位置を(3)に切り替えて、ネットワ クアダプタ150を記録処理部110または120に接 する(S5)。その後、指示部163から記録処理部 110または記録処理部120に対してネットワーク アダプタ150から送信された撮像画像データの 録画指示を行う。記録処理部110または記録処 理部120は制御部160からの指示に基づき、カメ ラ装置191が撮影した来訪者15に関する画像を 画し(S6)、記憶部140に保存する(S7)。

 一方、判定部162における判定結果が「同 録画あり」の場合(Yes)は、制御部160は、切 部170における接続条件を変えることなく、 録処理部110、120における録画を優先し、録 を継続させる。また、制御部160では、ドア ンシステム190から受信した情報に対する処 として、指示部163からイベント発生情報記 処理部130の動作を指示し、制御を行う(S8)。 ベント発生情報記録処理部130では、制御部1 60からの指示情報に基づき、表示用のメッセ ジ、ネットワークアダプタ150のサムネイル 像作成部154から送られたサムネイル画像お びカメラ画像が録画できない理由(この場合 は、「同時録画」)を生成し(S9)、情報格納部1 41に保存する(S10)。

 図4は、ドアホンのイベント対応履歴401の 表示例を示す図である。図4において、イベ ト情報402(a)、(b)、(d)は、記録処理部110およ 記録処理部120で同時録画が行われておらず カメラ装置191から受信した画像を録画した 合の表示例を示しており、イベント情報402(c )は同時録画が行われており、カメラ装置191 ら受信した撮像画像データを録画できない 合の表示例を示している。図4に示すように ベント情報402(a)、(b)、(d)では、受信して保 した画像の、例えば先頭の静止画像405が表 され、それに加えてイベントの発生時刻情 406が表示される。

 ユーザーが、例えば、この静止画像405を 属のリモコン(図示せず)等で選択すると、 止画像405の表示領域において、記憶部140に 存されているカメラ装置191が撮影したイベ ト情報402(b)の動画像が自動的に再生される よってユーザーは容易にイベント情報402(a) (b)、(d)を確認することができる。

 一方、イベント情報402(c)では、静止画像 代わりに、例えば「イベントを受信しまし 」といったメッセージ情報403、サムネイル 像407およびイベントの発生時刻情報404が表 される。サムネイル画像407を付加すること よって、訪問客が誰であったか知ることが きる。なお、上記表示されるイベント情報4 02(a)、(b)、(c)、(d)はそのまま情報格納部141に 存される。ここで、イベント情報402(c)を付 のリモコン等で選択して所定の操作をする 録画不可理由表示画面408が現れて、カメラ 置191で撮像された撮像画像データが録画で なかった理由が表示されるようにしてもよ 。このようにすると、撮像画像データが録 できなかった理由を知ることができる。

 また、録画装置1におけるドアホンシステ ムの留守録機能(以下、「留守録機能」とい )の動作に関する表示の一例を、図5に示す。 録画装置1には「留守録機能」に関する表示 501が設けられており、表示部501には例えば シンボル表示502および表示ランプ503が配設 れている。録画装置1の「留守録機能」が待 または動作している場合は、表示ランプ503 点灯し、特に図4に示す「ドアホンのイベン ト対応履歴401」にイベント情報402が保存され ている場合は、表示ランプが点滅して、注意 を喚起する。

 なお、カメラ装置から受信した画像を情 格納部141から別の記憶媒体に複写する複写 をさらに備えることにより、情報格納部141 保存された画像を別の記憶媒体に複写する とが可能となる。この場合は、録画した画 のバックアップを行い、保存期間を拡大す ことができ、信頼性が高く高機能の録画装 を実現することができる。

 また、上記説明では、監視カメラの撮影 像はJPEG圧縮で記憶部に保存するとしたが、 圧縮方式はJPEG方式に限定されるものでない は勿論である。

 また、イベント情報としては、イベント 生時の情報のみでなく、カメラ装置の故障 歴などを保存してもよい。

 また、上記説明では、放送データまたは アホンカメラで撮像された動画像を記録す 記憶部140とイベント情報を記録する情報格 部141を別々に設けたが、これら二つをまと て一つの記憶部としてもよい。

 以上の通り、本発明の第1の実施の形態に よれば、放送データの録画中にカメラ装置か ら画像を受信した場合に、放送データの録画 を継続させ、カメラ装置から画像が送られて きたことを示すメッセージ、サムネイル画像 および録画不可理由などのイベント発生情報 を情報格納部141に保存することが可能となる 。したがって、録画装置とカメラ装置の機能 の連携と有効利用をはかり、家庭用ネットワ ークシステムにおいて使用可能な多機能かつ 高機能の録画装置を提供することができる。

 (第2の実施の形態)
 以下、図6~8により、本発明の第2の実施の形 態における録画装置101について説明する。本 実施の形態では、ドアホンの代わりに監視カ メラで家周囲の状況を監視し、このカメラ情 報を録画装置のHDDなどに保存するものである 。ドアホンと違って監視カメラの場合は、カ メラからの画像をすべてHDDへ保存すると、監 視カメラの画像で記録容量を消費してしまい 、TVの録画ができなくなる恐れがある。そこ 、カメラ装置に監視画像の変化を検出する ンサーを設けておき、このセンサーで動き 検出されたときは通常のフレームレート(12f ps)でカメラの画像を記録するが、それ以外の 場合は、フレームレートを下げて(例えば、1f ps)記録するようにしている。図6は、本発明 第2の実施の形態における録画装置101の基本 成を示すブロック図であり、図7は動作手順 を示すフローチャート、図8は動作時のフレ ムレートを説明するためのタイムチャート ある。

 図6に示すように、録画装置101では、録画 装置1の構成に加えて、ネットワークアダプ 150と切替部170との間に、第2の切替手段とし の切替部173および記憶部140への記録レート 変換する間引処理部(フレームレート決定部 )133を配設した構成としている。そのほかの 成は、本発明の第1の実施の形態と略同じで り、同じ符号を用い説明を省略する。

 図6に示すように、録画装置1に接続され カメラ装置191がドアホンシステム190に使用 れているのに対し、録画装置101ではカメラ 置291がホームセキュリティシステム290に使 されている。ホームセキュリティシステム29 0はカメラ装置291、信号処理部292および送信 293を備え、構成および機能はドアホンシス ム190と同様である。

 切替部173は、2段階の切替位置(1)および(2) を備えている。したがって、セレクタ174の切 替位置を(1)にすることにより、ネットワーク アダプタ150と記録処理部110、120とを間引処理 部133を経由して接続することができ、切替位 置を(2)にすることにより、ネットワークアダ プタ150と記録処理部110、120とを直接接続する ことができる。

 間引処理部133は、ネットワークアダプタ1 50から送信された撮像画像データを受信し、 信した撮像画像データから一定の割合で画 を間引くことによりフレームレートを変換 る。この間引処理は、例えば、12fpsのフレ ムレートで内蔵メモリに書き込み、1fpsのフ ームレートで内蔵メモリから読み出すこと より実現できる。

 つぎに、図7により、録画装置101の動作の 手順について説明する。

 まず、ネットワークアダプタ150が、ホー セキュリティシステム290のカメラ装置291か カメラ情報およびセンサー情報を受信する( ステップS11)。ホームセキュリティシステム29 0は、家屋の周辺部や庭に設置されたカメラ 置291に設けられたセンサーなどの検知手段( 示せず)が、動きの変化を検知した場合には カメラ装置291からセンサー情報を送信するよ うになっている。

 つぎに、制御部160が上記センサー情報を 得する(S12)。センサー情報により、動きの 化を検知したか否かを判定し(S13)、検知しな い場合(No)は、録画装置101は制御部160の指示 より切替部173のセレクタ174を切替位置(1)に 定し、間引処理部133を経由してネットワー アダプタ150と記録処理部110、120とを接続す 。間引処理部133はネットワークアダプタ150 ら受信する撮像動画データ(12fps)を保存する 像のフレームレート(1fps)に変換する(S15)。

 一方、家屋の周辺部や庭に設置されたカ ラ装置291に設けられたセンサーなどの検知 段(図示せず)が、動きの変化を検知した場 (Yes)は、録画装置101は制御部160の指示により 切替部173のセレクタ174を切替位置(2)に設定し 、ネットワークアダプタ150と記録処理部110ま たは記録処理部120と直接接続する。これによ り、ネットワークアダプタ150から受信する撮 像動画データ(12fps)はそのまま記録処理部110 たは120に送られる(S14)。つぎに、制御部160は 、検知部161において、ネットワークアダプタ 150から受信した情報に基づき、記録処理部110 、120における放送の録画状況を確認し、記録 処理部110、120から録画情報を取得する(S16)。

 つぎに、制御部160では、判定部162におい 記録処理部110、120における録画の有無に関 る判定を行う(S17)。判定の結果が「同時録 なし」の場合(No)は、指示部163から切替部170 操作し、セレクタ171またはセレクタ172の接 位置を(3)に切り替えて、ネットワークアダ タ150を記録処理部110または記録処理部120に 続する(S18)。その後、指示部163から記録処 部110または記録処理部120に対してネットワ クアダプタ150から送信された情報の録画指 を行う。記録処理部110または記録処理部120 制御部160からの指示に基づき、カメラ装置29 1から受信した画像を録画し(S19)、記憶部140に 保存する(S20)。

 一方、判定部162における判定結果が「同 録画あり」の場合(Yes)は、制御部160は、切 部170における接続条件をそのまま変えるこ なく、記録処理部110、120における録画を優 し、録画を継続させる。また、制御部160で 、ホームセキュリティシステム290から受信 た情報に対する処置として、指示部163から ベント発生情報記録処理部130の動作を指示 、制御を行う(S21)。イベント発生情報記録処 理部130では、制御部160からの指示情報に基づ き、表示用のメッセージを生成し(S22)、情報 納部141に保存する(S23)。

 なお、図8に、間引処理部133におけるフレ ームレートの設定例を状態A(平常時)および状 態B(動き検出時)に分けて示す。また、間引処 理部133におけるフレームレートの設定は、時 間帯によって異なる判定基準によりフレーム レートの決定を行うことができる。この方法 によれば、時間帯による使用環境の変化に適 切かつ効率良く対応することができる。これ により、高効率かつ高機能の録画装置を実現 することができる。

 また、本実施の形態ではカメラ装置から 撮影画像を保存するための保存容量を削減 る方法としてフレームレートを変更する方 を説明したが、画像の圧縮率を変更したり 撮影画像の画素数を間引く方法でもよい。

 また、上記説明では、放送データまたは アホンカメラで撮像された動画像を記録す 記憶部140とイベント情報を記録する情報格 部141を別々に設けたが、これら二つをまと て一つの記憶部としてもよい。

 以上の通り、本発明の第2の実施の形態に よれば、異常を検出したセンサー情報の変化 に基づいてフレームレートを決定しカメラ装 置からの撮影画像を録画することが可能とな る。したがって、録画された画像情報を保存 する記憶部140の容量を節約し、併せて記憶部 140の寿命を長くすることができる。これによ り、高効率で長寿命の録画装置を実現するこ とができる。

 (第3の実施の形態)
 以下、図9、図10により、本発明の第3の実施 の形態における録画装置201について説明する 。本実施の形態が第2の実施の形態と異なる は、監視カメラからの撮像画像データを記 部140に記憶する際のフレームレートを変更 るタイミングである。すなわち、第2の実施 形態においては、図8で説明したようにセン サーからの動き情報を検知した時点でフレー ムレートを12fpsから1fpsへ変更するようにした ものであるのに対して、本実施の形態では、 センサーからの動き情報を検知した時点より も前の画像情報も所定の時間だけ12fpsで記憶 るようにしたものである。図9は本発明の第 3の実施の形態における録画装置201の基本構 を示すブロック図であり、図10は動作時のフ レームレートを説明するためのタイムチャー トである。

 図9に示すように、録画装置201では、録画 装置101の構成に加えて、ネットワークアダプ タ150と切替部173との間に、遅延手段としての バッファメモリ(遅延部)134を配設した構成と ている。そのほかの構成は、本発明の第2の 実施の形態と同じであり、同じ符号を付して 説明を省略する。

 図9において、カメラ装置291で撮影された 画像情報はネットワークアダプタ150を介して バッファメモリ134で所定時間(プリ記録期間) 延された後、間引処理部133へ入力される。 たがって、センサーにより動きが検出され この情報を受信したタイミングで切替部173 セレクタ174を切替位置(1)から(2)に切り替え も、図10に示すように、例えば5秒程度のプ 記録期間前から12fpsで録画されることにな 。

 なお、本実施の形態ではカメラ装置291か の撮像画像データを遅延するバッファメモ を録画装置に別途備える構成としたが、こ バッファメモリは間引処理部の内蔵メモリ 置き換えることも可能である。

 また、上記説明では、放送データまたは アホンカメラで撮像された動画像を記録す 記憶部140とイベント情報を記録する情報格 部141を別々に設けたが、これら二つをまと て一つの記憶部としてもよい。

 以上の通り、本発明の第3の実施の形態に よれば、録画装置201にカメラ装置291からの画 像情報を所定時間蓄積するバッファメモリ134 を備えることにより、センサーが異常を検知 する前の画像も録画することができるので、 異常検知が多少遅れても確実に異常画像を録 画することが可能となる。

 なお、上記実施の形態において、録画装 1、101、201の構成要素はハードウェアを前提 に記載しているが、これらの一部はソフトウ ェアで実現してもよい。

 また、上記実施の形態において、家庭内 ネットワークは電灯線通信(PLC)として説明 たが、これに限定されるものではなくイー ネット(登録商標)や無線等を使った他の方式 のネットワークであってもよい。

 本発明は、録画装置とカメラ装置の機能 連携と有効利用が可能であり、例えば、ド ホンシステムやホームセキュリティシステ などの家庭用ネットワークシステムに利用 ることができる。