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Patent Searching and Data


Title:
REFRIGERATING APPARATUS OF MODERATE-HEAT DISSOLUTION TYPE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/101809
Kind Code:
A1
Abstract:
A dissolution type refrigerating apparatus which employs moderate heat of 100°C or lower, such as solar heat or waste heat, as a heat source and eliminates the necessity of transporting solute crystals and transporting a crystal slurry comprising solute crystals and a solution. The apparatus eliminates the problem that pipe lines between steps are clogged with solute crystals. The apparatus comprises: a solute storage tank in which a solute is dissolved in a solvent and the solution resulting from the dissolution is heated to vaporize the solvent and recrystallize the solute; a cold-takeout means which takes out, from the solute storage tank, the cold generated by solute dissolution in the solvent; a solute storage tank heater means which heats, with moderate heat of 100°C or lower, the solute storage tank in which the solute has dissolved in the solvent to thereby recrystallize the solute which has dissolved; an ejector which sucks a solvent vapor generating from the solute storage tank when the solute is recrystallized by the solute storage tank heater means; a solvent separator means which liquefies the solvent vapor to separate the solvent from an ejector-operating vapor, which operates the ejector; and a solvent supply means which resupplies the solvent separated by the solvent separator means to the solute storage tank.

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Inventors:
KANEMITSU, Toshinori (18-14, Ushitahigashi 1-chome Higashi-ku, Hiroshima-sh, Hiroshima 63, 73200, JP)
Application Number:
JP2009/000561
Publication Date:
August 20, 2009
Filing Date:
February 12, 2009
Export Citation:
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Assignee:
KANEMITSU, Toshinori (18-14, Ushitahigashi 1-chome Higashi-ku, Hiroshima-sh, Hiroshima 63, 73200, JP)
International Classes:
F25B23/00; F25B23/00
Attorney, Agent or Firm:
NOBUSUE, Takayuki (Nobusue Patent Office, 4F Sasaki Bldg.,1-18, Teppo-cho, Naka-k, Hiroshima-shi Hiroshima 17, 73000, JP)
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Claims:
 溶質の溶媒中への溶解と、前記溶解により生成した溶液を加熱し前記溶媒を蒸発させて前記溶質の再結晶化を行う溶質貯槽と、
 前記溶質貯槽から、前記溶質の溶媒中への溶解により発生する冷熱を取り出す冷熱取出手段と、
 前記溶質が溶媒中へ溶解した後の溶質貯槽を100℃以下の中温熱で加熱し、前記溶解した溶質を再結晶化させる溶質貯槽加熱手段と、
 前記溶質貯槽加熱手段により溶質を再結晶化させるときに、前記溶質貯槽から発生する溶媒蒸気を吸引するエゼクターと、
 前記溶媒蒸気を液化して、前記エゼクターを駆動させるエゼクター駆動蒸気から分離する溶媒分離手段と、
 前記溶媒分離手段により分離された溶媒を再び前記溶質貯槽に供給する溶媒供給手段とを備えたことを特徴とする中温熱溶解式冷凍装置。
 前記エゼクター駆動蒸気と前記吸引された溶媒蒸気とが前記エゼクターを通過した後に、前記エゼクター駆動蒸気と親和性の高い吸収媒体を接触させて、前記吸収媒体に前記エゼクター駆動蒸気を吸収させることを特徴とする請求項1に記載の中温熱溶解式冷凍装置。
 前記吸収媒体として、前記エゼクター駆動蒸気に用いる物質の沸点よりも高い沸点の物質を用い、さらに前記エゼクター駆動蒸気を吸収した吸収媒体を100℃以下の中温熱で加熱して前記エゼクター駆動蒸気と液体状態である前記吸収媒体を気液分離する吸収媒体再生手段を備え、
 前記分離したエゼクター駆動蒸気を前記エゼクターに供給し、前記分離した吸収媒体を前記エゼクター通過後のエゼクター駆動蒸気と前記エゼクターに吸引された溶媒蒸気とに接触させ、前記エゼクター駆動蒸気を吸収した吸収媒体を再び前記吸収媒体再生手段に供給することを特徴とする請求項2に記載の中温熱溶解式冷凍装置。
 前記吸収媒体により吸収されなかった未吸収のエゼクター駆動蒸気を、圧縮して予冷した後、断熱膨張させて発生する冷熱により、前記吸収媒体を、前記エゼクター通過後のエゼクター駆動蒸気と溶媒蒸気に接触させる前に、予め冷却することを特徴とする請求項3に記載の中温熱溶解式冷凍装置。
 前記エゼクター駆動蒸気の圧力に応じて開閉する間欠噴射弁機構を備え、前記エゼクターを断続的に稼動させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一つに記載の中温熱溶解式冷凍装置。
 前記溶質貯槽を複数設けて、それぞれの溶質貯槽が異なる工程を進行するようにして、回分連続的に冷熱を取り出すようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一つに記載の中温熱溶解式冷凍装置。
Description:
中温熱溶解式冷凍装置

 本発明は、溶質が溶媒中へ溶解するとき 溶解熱を利用した、溶解式冷凍装置に関す ものである。より詳細には、熱源として太 熱やごみ排熱などの100℃以下の中温熱を用 た、中温熱溶解式冷凍装置に関するもので る。

 従来、溶質が溶媒中へ溶解するときの溶 熱を利用した溶解式冷凍装置として、例え 、特許文献1や特許文献2に示す装置が提案 れている。これらの冷凍装置は、主な工程 して、溶質を溶媒に溶解させて冷熱を取り す溶解工程と、溶質が溶解した溶液を加熱 て溶質を再結晶化する再生工程とを繰り返 ことにより、連続的に冷凍を行うようにな ている。

 こうした従来提案されている溶解熱を利 した溶解式冷凍装置では、再生工程におい 溶液を蒸発濃縮させて生成した高温濃厚溶 を次工程に搬送させることから、異常停止 には装置内各所に再結晶化した溶質の結晶 析出する。このため、再起動時の作動流体 流動性を維持するための対策が必要であっ 。さらに、各工程間の溶質結晶及び溶質結 と溶液からなる結晶スラリーの安定的な輸 を確保する必要があった。

 また、再生工程で溶液を加熱する際に必 な温度レベルは100℃を超えるため、高温熱 が必要であり、100℃以下の中温熱が利用で なくて、化石燃料の燃焼を消費するととも 、当該燃焼に伴う炭酸ガスやばい煙の発生 よる環境破壊が避けがたいものであった。

 これらの問題が阻害要因となって、従来提 されている溶解熱を利用した溶解式冷凍装 は、いまだ実用化に至っていない。

特公平1-26462号公報

特開2005-326130号公報

 以上に述べたように、従来の溶解式冷凍 置の実用化を阻害している主な問題点は、 石燃料の消費に伴う環境破壊の問題と、当 溶解式冷凍装置における各工程間の溶質結 及び溶質結晶と溶液からなる結晶スラリー 安定的な輸送の確保と、異常停止時等に各 程間の管路を溶質結晶が閉塞する問題であ 。本発明は上記の問題点を解決した溶解式 凍装置を提供することを目的とする。

 請求項1に係る発明の中温熱溶解式冷凍装 置は、溶質の溶媒中への溶解と、前記溶解に より生成した溶液を加熱し前記溶媒を蒸発さ せて前記溶質の再結晶化を行う溶質貯槽と、 前記溶質貯槽から、前記溶質の溶媒中への溶 解により発生する冷熱を取り出す冷熱取出手 段と、前記溶質が溶媒中へ溶解した後の溶質 貯槽を100℃以下の中温熱で加熱し、前記溶解 した溶質を再結晶化させる溶質貯槽加熱手段 と、前記溶質貯槽加熱手段により溶質を再結 晶化させるときに、前記溶質貯槽から発生す る溶媒蒸気を吸引するエゼクターと、前記溶 媒蒸気を液化して、前記エゼクターを駆動さ せるエゼクター駆動蒸気から分離する溶媒分 離手段と、前記溶媒分離手段により分離され た溶媒を再び前記溶質貯槽に供給する溶媒供 給手段とを備えたことを特徴とする。

 請求項2に係る発明は、請求項1に記載の 温熱溶解式冷凍装置において、前記エゼク ー駆動蒸気と前記吸引された溶媒蒸気とが 記エゼクターを通過した後に、前記エゼク ー駆動蒸気と親和性の高い吸収媒体を接触 せて、前記吸収媒体に前記エゼクター駆動 気を吸収させることを特徴とする。

 請求項3に係る発明は、請求項2に記載の 温熱溶解式冷凍装置において、前記吸収媒 として、前記エゼクター駆動蒸気に用いる 質の沸点よりも高い沸点の物質を用い、さ に前記エゼクター駆動蒸気を吸収した吸収 体を100℃以下の中温熱で加熱して前記エゼ ター駆動蒸気と液体状態である前記吸収媒 を気液分離する吸収媒体再生手段を備え、 記分離したエゼクター駆動蒸気を前記エゼ ターに供給し、前記分離した吸収媒体を前 エゼクター通過後のエゼクター駆動蒸気と 記エゼクターに吸引された溶媒蒸気とに接 させ、前記エゼクター駆動蒸気を吸収した 収媒体を再び前記吸収媒体再生手段に供給 ることを特徴とする。

 請求項4に係る発明は、請求項3に記載の 温熱溶解式冷凍装置において、前記吸収媒 により吸収されなかった未吸収のエゼクタ 駆動蒸気を、圧縮して予冷した後、断熱膨 させて発生する冷熱により、前記吸収媒体 、前記エゼクター通過後のエゼクター駆動 気と溶媒蒸気に接触させる前に、予め冷却 ることを特徴とする。

 請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求 4のうちいずれか一つに記載の中温熱溶解式 凍装置において、前記エゼクター駆動蒸気 圧力に応じて開閉する間欠噴射弁機構を備 、前記エゼクターを断続的に稼動させるこ を特徴とする。

 請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求 5のうちいずれか一つに記載の中温熱溶解式 凍装置において、前記溶質貯槽を複数設け 、それぞれの溶質貯槽が異なる工程を進行 るようにして、回分連続的に冷熱を取り出 ようにしたことを特徴とする。

 なお、請求項1乃至請求項6において、「 温熱」とは、通常大気温度以上で100℃以下 温熱を意味する。

 本発明によれば、同一の溶質貯槽におい 、溶質の溶媒中への溶解と、溶解した溶質 再結晶化が行われるため、各工程間で溶質 晶及び溶質結晶からなる結晶スラリーを輸 する必要がない。従って、異常停止時等に 工程間の管路を溶質結晶が閉塞することは い。さらに、各工程間での輸送が不要であ ため、溶質を再結晶化する際に、輸送可能 流動性を確保する必要はなく、限界まで乾 させることができる。そのため、再結晶化 より進んだ溶質を溶媒に溶解させることが き、溶解熱を効率よく発生させることがで る。

 また、溶質を再結晶化させるための溶質 槽加熱手段で、100℃以下の中温熱を用いる とにより、化石燃料を消費することはなく 境破壊の問題が生じない。

 また、溶質を再結晶化させるときに、溶 貯槽から発生する溶媒蒸気をエゼクターで 引することにより、溶質貯槽内の溶媒の蒸 速度を速めて、溶質の再結晶化を促進する とができる。従って、高温熱源ではなく100 以下の中温熱を用いても支障はない。

 また、吸引した溶媒蒸気は、液化されて エゼクター駆動蒸気と分離されてから、再 溶質貯槽に供給されるため、溶媒を循環さ て有効に利用できる。

 また、エゼクター駆動蒸気と溶媒蒸気と エゼクターを通過した後に、エゼクター駆 蒸気と親和性の高い吸収媒体を接触させる とにより、エゼクター駆動蒸気を吸収媒体 吸収させて、媒体蒸気から除去することが きる。その結果、エゼクターの吐出口では エゼクター駆動蒸気が除去されることで圧 が低下し、エゼクターの吸引力を高めるこ ができる。

 また、吸収媒体として、エゼクター駆動 気に用いる物質の沸点よりも高い沸点の物 を用い、さらに吸収媒体再生手段により100 以下の中温熱で加熱して、エゼクター駆動 気と液体状態である吸収媒体を気液分離す ことにより、分離したエゼクター駆動蒸気 エゼクターに供給し、分離した吸収媒体を ゼクター通過後のエゼクター駆動蒸気とエ クターに吸引された溶媒蒸気とに接触させ エゼクター駆動蒸気を吸収した吸収媒体を び吸収媒体再生手段に供給するという、循 サイクルを形成することができる。

 また、吸収媒体を、エゼクター通過後の ゼクター駆動蒸気と溶媒蒸気に接触させる に、予め冷却することにより、吸収媒体の 収効果を高めることができる。冷却するた の冷熱は、吸収媒体により吸収されなかっ 未吸収のエゼクター駆動蒸気を、圧縮して 冷した後、断熱膨張させて発生させること より、別途の熱源を用意する必要はない。

 また、エゼクター駆動蒸気の圧力に応じ 開閉する間欠噴射弁機構により、エゼクタ を断続的に稼動させることにより、圧力の いエゼクター駆動蒸気を用いて、エネルギ 効率を高めることができる。

 また、溶質貯槽を複数設けることにより それぞれの溶質貯槽が異なる工程を進行す ようにして、回分連続的に冷熱を取り出す とができる。

本発明の実施形態に係る中温熱溶解式 凍装置を示す構成図である。 間欠噴射弁機構および蒸気圧駆動吸収 体循環ポンプを示す構成図である。 間欠噴射弁機構および蒸気圧駆動未吸 蒸気圧縮機を示す構成図である。

符号の説明

 1 間欠噴射弁機構
 2 エゼクター
 3 エゼクター吸引口レシーバータンク
 4 ジェットミキサー
 5 ジェットミキサー吸引口レシーバータン
 6 油水分離器
 7 有孔仕切板
 8 仕切板
 9 温水戻管路
10 温水戻ヘッダ
11 温水循環ポンプ
12 温水供給管路
13 温水制御弁
14 温水供給ヘッダ
16 給水管路
17 水蒸気ヘッダ
18 水蒸気吸引管路
19 給水ヘッダ
20 給水制御弁
21 溶質貯槽
22 太陽熱受熱給湯器
23 給湯ヘッダ
24 加熱用熱交換器
25 冷熱取出用熱交換器
26 溶質貯槽内気液界面
27 冷熱媒体取出弁
28 太陽熱受熱管
29 汽水ドラム
30 エゼクター駆動蒸気管路
31 親油性成分最高液位
32 親油性成分最低液位
33 親水性成分最高液位
34 親水性成分最低液位
35 安全弁
36 吸収媒体循環ポンプ
37 汽水ドラム内気液界面
38 吸収媒体管路
39 吸収媒体戻管路
40 放熱形吸収媒体管路
41 未吸収蒸気圧縮機
42 断熱膨張弁
43 未吸収蒸気管路
44 吸収媒体冷却器
45 熱交換器
46 放熱形未吸収蒸気レシーバータンク
47 太陽熱受熱形吸収媒体再生器
48 エアー抜き
49 冷熱媒体戻管路
50 逆止弁
51 磁石
52 導圧管
53 磁石内蔵閉止栓
54 磁石内蔵ピストン
55 間欠噴射弁機構
56 蒸気圧駆動吸収媒体循環ポンプ
57 蒸気圧駆動未吸収蒸気圧縮機

 図1を参照して、本発明の実施形態に係る 中温熱溶解式冷凍装置について説明する。図 1は、本発明の実施形態に係る中温熱溶解式 凍装置を示す構成図である。

 本実施形態に係る中温熱溶解式冷凍装置 、主として、エゼクター2、ジェットミキサ ー4、油水分離器6、溶質貯槽21、太陽熱受熱 湯器22、及び太陽熱受熱形吸収媒体再生器47 ら構成されている。そして、溶質貯槽21の 部で、溶質の溶媒中への溶解と、溶質の再 晶化が繰り返し行われるようになっている

 本実施形態においては、太陽熱から得られ 100℃程度の温水を主たる駆動エネルギー源 する。なお、以下において、通常大気温度 上で100℃以下の温熱を、「中温熱」と称す 。また、溶解熱を得るための溶質として、 えば、チオシアン酸カリウムや硝酸アンモ ウムを用いることができる。さらに溶媒と ては、水を用いる。
 また、エゼクター2を駆動させる蒸気成分と してnブタンを、さらにエゼクター駆動蒸気 分の吸収除去に用いる吸収媒体成分としてn ンタンをそれぞれ用いる。なお、nブタンは 少量のイソブタンが含まれていてもよい。

 まず、本実施形態においては、溶質貯槽21 で繰り返される溶解と再結晶化の工程を、 凍工程、予熱工程、乾燥工程、予冷工程の4 程に分けて、これを順次繰り返す4工程シス テムとした。冷凍工程は、溶質が溶媒中(水) 溶解するときの溶解熱を利用して、冷熱を 生させる工程である。乾燥工程は、溶質が 媒に溶解した溶液を加熱し、溶媒を蒸発さ て溶質の再結晶化を行う工程である。また 予冷工程および予熱工程は、それぞれ冷凍 程と乾燥工程の前段階の処理を行う工程で る。そのため本実施形態では、溶質貯槽21 4つ配置し、それぞれの溶質貯槽21が異なる 程を進行するようにして、回分連続的に冷 工程から冷熱を取り出せるようにした。
 なお、乾燥工程と予熱工程を一体化して全 を3工程としてもよいし、さらに予冷工程と 冷凍工程を一体化して全体を2工程にするこ も可能である。

 また、各流体の分配、制御には、4つの溶 質貯槽21それぞれの容器内にジメチルエーテ またはnブタンを封入し、温度変化に伴う圧 力変化をベローズなどで取り出して利用する ことができる。冷凍装置の運転温度が0℃以 の高い場合にはnブタンなどを、またマイナ 10℃程度と低い場合にはジメチルエーテル どの沸点の低いものを利用するとよい。こ により、溶質貯槽21に断続的に溶媒流体を流 入するための溶媒流入制御を、溶質貯槽21内 配置した容器の中に予め注入しておく流体 蒸気圧を利用して行うことができる。

 溶質貯槽21には、乾燥工程において太陽 を容器に移入するための加熱用熱交換器24と 、冷凍工程における冷熱の取り出しのための 冷熱取出用熱交換器25とが設けられている。 お、熱交換器の形式は何れも利用可能であ が、例えば、特許第3890475号に開示されてい るような、平行四辺形環状管路形状のものを 用いることができる。その場合、平行四辺形 環状管路の中に、高温側温度で沸騰し低温側 温度で凝縮する中間の沸点を有する揮発性の 媒体を注入するとよい。

 冷熱取出用熱交換器25の外部端部には、冷 媒体取出弁27や冷熱媒体戻管路49が設けられ おり、冷熱輸送媒体である水を介して冷熱 取り出すようになっている。また、加熱用 交換器24の外部端部には、温水制御弁13や温 水供給管路12、温水戻管路9が設けられており 、冷熱輸送媒体である水を介して太陽熱を容 器に移入するようになっている。
 なお、このように平行四辺形環状管路の外 端部を二重構造として熱輸送媒体を利用す 方法のほか、直接、太陽熱受熱給湯器22や 熱利用施設とつなげるようにしてもよい。

 加熱用熱交換器24の外部端部には、温水 給管路12と温水戻管路9が接続されており、 が循環するようになっている。温水供給管 12からは、太陽熱により中温熱レベルに加熱 された温水が供給され、加熱用熱交換器24を して、溶質貯槽21内の溶液を加熱する。そ て、加熱に用いられて温度が低下した温水 、温水戻管路9を経由して太陽熱受熱給湯器2 2へと戻っていくようになっている。温水を 環させるために、温水戻管路9上には、温水 環ポンプ11が設けられている。

 また、溶質貯槽21には、給水管路16が接続 されており、油水分離器6で分離された溶媒 ある水が、給水管路16を経由して溶質貯槽21 に流入するようになっている。また、給水 路16上には、給水制御弁20とエアー抜き48が けられている。

 さらに、溶質貯槽21には、水蒸気吸引管 18が接続されており、溶質貯槽21内で気化し 水蒸気が、水蒸気吸引管路18を経由してエ クター2に吸引されるようになっている。な 、図1中の溶質貯槽21内の波線26は、溶質貯 内気液界面26を示している。

 なお、本実施形態では、各工程に合わせ 溶質貯槽21を4つ配置しているため、溶媒で る水の給水管路16には給水ヘッダ19が、水蒸 気吸引管路18には水蒸気ヘッダ17が、温水戻 路9には温水戻ヘッダ10が、温水供給管路12に は温水供給ヘッダ14がそれぞれ設けられてい 。

 太陽熱受熱給湯器22は、加熱用熱交換器24の 外部端部から温水戻管路9を経由して戻って た水を、太陽熱により加熱して中温熱レベ の温水とし、温水供給管路12を経由して加熱 用熱交換器24の外部端部へと供給するように っている。太陽熱受熱給湯器22の先端には 湯ヘッダ23とエアー抜き48が設けられている
 太陽熱受熱給湯器22は、

 エゼクター2は、太陽熱受熱形吸収媒体再生 器47からエゼクター駆動蒸気管路30を経由し きたエゼクター駆動蒸気(nブタン)により駆 される。そして、溶質貯槽21から水蒸気吸引 管路18を経由して水蒸気を吸引して、溶質貯 21における溶質の再結晶化にあたり溶媒で る水の蒸発を助長するようになっている。 た、エゼクター駆動蒸気管路30の途中には、 間欠噴射弁機構1が設けられて、エゼクター2 のエゼクター駆動蒸気の流入を制御できる うになっている。
 なお、エゼクター2の吸引部には、急激な圧 力変動への緩衝として、エゼクター吸引口レ シーバータンク3を設けることが好ましい。

 エゼクター2の吐出部には、ジェットミキサ ー4が配置されている。さらに、ジェットミ サー4は、太陽熱受熱形吸収媒体再生器47の 水ドラム29から、吸収媒体管路38を経由して 吸収媒体(nペンタン)を注入するようになっ いる。そして、ジェットミキサー4により、 エゼクター駆動蒸気(nブタン)及び水蒸気と、 吸収媒体(nペンタン)とを急速に混合接触させ ることにより、エゼクター2から吐出された 蒸気から、エゼクター駆動蒸気(nブタン)を 収除去するようになっている。同時に、水 気は吸収媒体と接触することで、冷却液化 れる。
 なお、ジェットミキサー4の吸引部には、吸 引効率を高めるために、ジェットミキサー吸 引口レシーバータンク5を設けることが好ま い。

 吸収媒体管路38の一部は、放熱形吸収媒 管路40となっている。さらに、吸収媒体管路 38の途中には、熱交換器45を備えた吸収媒体 却器44が設けられており、吸収媒体(nペンタ )の吸収効果を高めるために予冷される。吸 収媒体冷却器44の予冷用冷熱源としては、後 する油水分離器6内の未吸収蒸気を、未吸収 蒸気圧縮機41により圧縮し、放熱形未吸収蒸 レシーバータンク46において大気熱で予冷 た後、断熱膨張弁42を通過させて、その際の 断熱膨張に伴い発生する冷熱を利用する。な お、低温排水などの冷熱源がある場合には、 これを利用してもよい。

 ジェットミキサー4の吐出部には、油水分離 器6が配置され、親水性成分である水と、親 性成分であるnブタンおよびnペンタンが、液 相側において密度差によって分離されるよう になっている。油水分離器6には、油滴が通 できる程度の孔が開けられた有孔仕切板7と 仕切板8が配置されており、油水分離を助長 する構成となっている。なお、金属ブランケ ットを配置しても効果が高まる。
 図1中の油水分離器6内の波線31,32,33,34は、そ れぞれ、親油性成分最高液位31、親油性成分 低液位32、親水性成分最高液位33、親水性成 分最低液位34を示している。

 油水分離器6で分離された、親油性成分であ るnブタンおよびnペンタンは、吸収媒体戻管 39を経由して、太陽熱受熱形吸収媒体再生 47へと循環するようになっている。吸収媒体 戻管路39の途中には、nブタンおよびnペンタ を循環させるための吸収媒体循環ポンプ36が 配置されている。
 なお、吸収媒体循環ポンプ36としては、電 駆動ポンプを用いることができるが、後述 るように、間欠噴射弁機構1において発生す 圧力変動を利用した、蒸気圧駆動吸収媒体 ンプ56を用いることもできる。

 油水分離器6で分離された、溶媒である水 は、給水管路16を経由して、再び溶質貯槽21 と供給されるようになっている。

 一方、油水分離器6の上層部(気相側)には、n ブタンを主成分とする未吸収蒸気が存在する ことがある。この未吸収蒸気は、未吸収蒸気 管路43を経由して循環するようになっている そして、未吸収蒸気管路43において、未吸 蒸気を未吸収蒸気圧縮機41により圧縮し、放 熱形未吸収蒸気レシーバータンク46において 気熱で予冷した後、断熱膨張弁42を通過さ る。その際の断熱膨張に伴い発生する冷熱 より、nブタン自体を冷却するとともに、吸 媒体冷却器44を介して、吸収媒体管路38の吸 収媒体(nペンタン)を冷却する。
 なお、未吸収蒸気圧縮機41としては、電気 動ポンプを用いることができるが、後述す ように、間欠噴射弁機構1において発生する 力変動を利用した、蒸気圧駆動未吸収蒸気 縮機57を用いることもできる。

 太陽熱受熱形吸収媒体再生器47は、太陽 受熱管28と、汽水ドラム29から構成されてい 。油水分離器6から吸収媒体戻管路39を経由 て戻ってきた、nブタンおよびnペンタンの 合流体は、太陽熱受熱管28を通過しながら中 温熱レベルまで加熱され、汽水ドラム29にお て気液分離される。これにより、吸収媒体 あるnペンタンが再生される。図1中の汽水 ラム29内の波線37は、汽水ドラム内気液界面3 7を示している。なお、汽水ドラム37には、安 全弁35が設けられている。

 このとき、nブタンとnペンタンの沸点の いから、汽水ドラム29内の気相側には、nブ ンを主成分とする加圧気体が発生し、液相 にはnペンタンを主成分とする吸収媒体が再 される。そして、nブタンを主成分とする加 圧気体は、エゼクター駆動蒸気管路30を経由 て、エゼクター2へと向かう。一方、nペン ンを主成分とする吸収媒体は、吸収媒体管 38を経由してジェットミキサー4へと向かう

 次に、本実施形態に係る中温熱溶解式冷 装置の作用効果について、冷凍工程と乾燥 程を中心に説明する。

 まず、冷凍工程では、溶質貯槽21内にお て、溶質(例えば、チオシアン酸カリウムや 酸アンモニウム)が溶媒(水)へ溶解し、冷熱 発生する。発生した冷熱は、冷熱取出用熱 換器25を介して外部に取り出され利用され 。

 次に、乾燥工程では、溶質貯槽21内にお て、溶質が溶媒に溶解した溶液を加熱し、 媒を蒸発させて溶質の再結晶化を行う。こ とき溶液を加熱するためには、太陽熱受熱 湯器22から供給される温水を利用し、加熱用 熱交換器24を介して行う。溶液の加熱により 生した溶媒蒸気は、水蒸気吸引管路18を経 して、エゼクター2へと向かう。

 このとき、太陽熱受熱給湯器22から供給 れる温水は中温熱レベルであるため、これ けでは溶質の再結晶化を行うための溶媒の 発速度が遅い。これに対して、本実施形態 は、水蒸気吸引管路18を経由してエゼクター 2により水蒸気を吸引することで、溶質貯槽21 内の溶媒の蒸発速度を速めて、溶質の再結晶 化を促進することができる。

 また、エゼクター2を駆動させるための蒸 気成分として、nブタンを用いた。nブタンは 太陽熱受熱形吸収媒体再生器47を用いて中 熱レベルで加熱することで気化し、エゼク ー2の駆動蒸気として必要な圧力を得ること できる。

 一方、エゼクター2に吸引された水蒸気は 、冷却液化させた後、再び溶質貯槽21に供給 る必要があるため、油水分離機6において密 度差によって分離され、給水管路16を経由し 溶質貯槽21へと還流する。

 ここで、本実施形態では、エゼクター2の 吸引力をより高めるための吸収媒体として、 エゼクター駆動蒸気であるnブタンと親和性 高いnペンタンを用いた。すなわち、エゼク ー2から吐出されたエゼクター駆動蒸気(nブ ン)及び水蒸気と、吸収媒体(nペンタン)とを 急速に混合接触させることにより、エゼクタ ー2から吐出された水蒸気から、エゼクター 動蒸気(nブタン)を吸収除去するようになっ いる。その結果、エゼクター2の吐出口では nブタンが除去されることで圧力が低下し、 エゼクター2の吸引力を高めることができる

 また、nペンタンの吸収効果を高めるため に、nペンタンを吸収媒体冷却器44で予冷する 構成となっている。さらに、その予冷用冷熱 源として、油水分離器6内の未吸収蒸気を、 吸収蒸気圧縮機41により圧縮し、放熱形未吸 収蒸気レシーバータンク46において大気熱で 冷した後、断熱膨張弁42を通過させて、そ 際の断熱膨張に伴い発生する冷熱を利用す 。そのため、別途の冷熱源を用意すること く、効果的にnペンタンの吸収効果を高める とができる。

 なお、本実施形態では、エゼクター駆動蒸 としてnブタンを、吸収媒体としてnペンタ を用いたが、エゼクター駆動蒸気に用いる 質の沸点よりも、吸収媒体に用いる物質の 点の方が高くなるような組み合わせであれ 、様々な物質を用いることができる。
 例えば、エゼクター駆動蒸気として、分子 の炭素数が3から5のいずれかである炭化水 を単一または二種類以上混合して用い、吸 媒体として、エゼクター駆動蒸気に用いた べての炭化水素よりも分子中の炭素数が1か 2多い炭化水素を単一または二種類以上混合 して用いることが好ましい。

 次に、図2を参照して、吸収媒体循環ポン プ36として用いることが可能な、蒸気圧駆動 収媒体ポンプについて説明する。図2は、間 欠噴射弁機構55および蒸気圧駆動吸収媒体循 ポンプ56を示す構成図である。図2に示すよ に、蒸気圧駆動吸収媒体循環ポンプ56は、 欠噴射弁機構55と一体に構成されており、間 欠噴射弁機構55(図1における間欠噴射弁機構1) において発生する圧力変動を利用するもので ある。

 間欠噴射弁機構55は、図2の上半分に該当 、複数の磁石51、磁石内蔵閉止栓53、逆支弁 50から構成されており、導圧管52を介して図2 下半分に該当する蒸気圧駆動吸収媒体循環 ンプ56と接続されている。磁石内蔵閉止栓53 は、T字形に形成されており、上下に可動で るようになっている。図2は、磁石内蔵閉止 53が、磁石51,51に引き付けられて、栓を塞い だ状態を示している。次に、太陽熱受熱形吸 収媒体再生器47の汽水ドラム29から、エゼク ー駆動蒸気であるnブタンが供給されると、 の圧力により磁石内蔵閉止栓53が押し上げ れ、栓が開く。そして、逆支弁30を経由して エゼクター駆動蒸気がエゼクター2に供給さ る。

 いったん栓が開いてエゼクター駆動蒸気 排出されると、磁石内蔵閉止栓53を押し上 る圧力は低下し、再び磁石51,51に引き付けら れて、栓が塞がれる。そして、エゼクター駆 動蒸気のエゼクター2への供給が止まる。以 を繰り返すことにより、間欠噴射弁機構55は 、エゼクター2に対してエゼクター駆動蒸気 間欠噴射することができる。このように、 欠噴射を行うことで、圧力の高いエゼクタ 駆動蒸気を用いて、エネルギー効率を高め ことができる。

 一方、蒸気圧駆動吸収媒体循環ポンプ56 、図2の下半分に該当し、複数の磁石51,磁石 蔵ピストン54,逆支弁50から構成されており 導圧管52を介して図2の上半分に該当する間 噴射弁機構55と接続されている。磁石内蔵ピ ストン54は、T字形に形成されており、上下に 可動できるようになっている。ここで、間欠 噴射弁機構55において発生するエゼクター駆 蒸気の圧力変動は、導圧管52を介して蒸気 駆動吸収媒体循環ポンプ56側に伝わる。そし て、磁石内臓ピストン54は、エゼクター駆動 気の圧力変動と、複数の磁石51の引力・反 力の影響を受けて上下運動する。その結果 吸収媒体戻管路39で吸収媒体を循環させるポ ンプとして機能する。なお、本ポンプの構成 は、図1における温水循環ポンプ11にも適用可 能である。

 次に、図3を参照して、未吸収蒸気圧縮機 41として用いることが可能な、蒸気圧駆動未 収蒸気圧縮機について説明する。図3は、間 欠噴射弁機構55および蒸気圧駆動未吸収蒸気 縮機57示す構成図である。図3に示すように 蒸気圧駆動未吸収蒸気圧縮機57は、間欠噴 弁機構55と一体に構成されており、間欠噴射 弁機構55(図1における間欠噴射弁機構1)におい て発生する圧力変動を利用するものである。 なお、間欠噴射弁機構55は、図2と同様の構成 であるため、説明を省略する。

 一方、蒸気圧駆動未吸収蒸気圧縮機57は 図3の下半分に該当し、複数の磁石51,磁石内 ピストン54,逆支弁50から構成されており、 圧管52を介して図3の上半分に該当する間欠 射弁機構55と接続されている。磁石内蔵ピス トン54は、T字形に形成されており、上下に可 動できるようになっている。ここで、間欠噴 射弁機構55において発生するエゼクター駆動 気の圧力変動は、導圧管52を介して蒸気圧 動未吸収蒸気圧圧縮機57側に伝わる。そして 、磁石内臓ピストン54は、エゼクター駆動蒸 の圧力変動と、複数の磁石51の引力・反発 の影響を受けて上下運動する。その結果、 吸収蒸気管路43で未吸収蒸気を圧縮する圧縮 機として機能する。

 なお、間欠噴射弁機構55、蒸気圧駆動吸収 体循環ポンプ56、蒸気圧駆動未吸収蒸気圧縮 機57では、圧力変動に伴う反動力の力として 石を利用したが、ばねなどの機械力を利用 てもよい。
 また、間欠噴射弁機構55の閉止栓53に内蔵し ている磁石は、開栓時の圧力を初期の瞬間だ け高める目的であり、これにより瞬間的な間 欠噴射力を高めることができる。

 本実施形態に係る中温熱溶解式冷凍装置 、以上のように構成されているので、以下 示すような効果を奏する。

 同一の溶質貯槽21において、溶質の溶媒 への溶解と、溶解した溶質の再結晶化が行 れるため、各工程間で溶質結晶及び溶質結 からなる結晶スラリーを輸送する必要がな 。従って、異常停止時等に各工程間の管路 溶質結晶が閉塞することはない。さらに、 工程間での輸送が不要であるため、溶質を 結晶化する際に、輸送可能な流動性を確保 る必要はなく、限界まで乾燥させることが きる。そのため、再結晶化がより進んだ溶 を溶媒に溶解させることができ、溶解熱を 率よく発生させることができる。

 また、溶質を再結晶化させるための溶質 槽加熱手段として、太陽熱受熱給湯器22に いて100℃以下の中温熱を用いることにより 化石燃料を消費することはなく環境破壊の 題が生じない。

 また、溶質を再結晶化させるときに、溶 貯槽21から発生する水蒸気をエゼクターで 引することにより、溶質貯槽21内の水の蒸発 速度を速めて、溶質の再結晶化を促進するこ とができる。従って、高温熱源ではなく100℃ 以下の中温熱を用いても支障はない。

 また、吸引した水蒸気は、液化されて、 ゼクター駆動蒸気(nブタン)と分離されてか 、再び溶質貯槽21に供給されるため、溶媒 ある水を循環させて有効に利用できる。

 また、エゼクター駆動蒸気(nブタン)と水 気とがエゼクター2を通過した後に、エゼク ター駆動蒸気(nブタン)と親和性の高い吸収媒 体(nペンタン)を接触させることにより、エゼ クター駆動蒸気を吸収媒体に吸収させて、水 蒸気から除去することができる。その結果、 エゼクター2の吐出口では、エゼクター駆動 気が除去されることで圧力が低下し、エゼ ター2の吸引力を高めることができる。

 また、吸収媒体として、エゼクター駆動 気に用いるnブタンの沸点よりも高い沸点の 物質であるnペンタンを用い、さらに吸収媒 再生手段である太陽熱受熱形吸収媒体再生 47により100℃以下の中温熱で加熱して、エゼ クター駆動蒸気(nブタン)と液体状態である吸 収媒体(nペンタン)を気液分離することにより 、分離したエゼクター駆動蒸気をエゼクター 2に供給し、分離した吸収媒体をエゼクター2 過後のエゼクター駆動蒸気とエゼクターに 引された溶媒蒸気とに接触させ、エゼクタ 駆動蒸気を吸収した吸収媒体を再び太陽熱 熱形吸収媒体再生器47に供給するという、 環サイクルを形成することができる。

 また、吸収媒体(nペンタン)を、エゼクタ 2通過後のエゼクター駆動蒸気(nブタン)と水 蒸気に接触させる前に、予め冷却することに より、吸収媒体の吸収効果を高めることがで きる。冷却するための冷熱は、吸収媒体によ り吸収されなかった未吸収のエゼクター駆動 蒸気を、圧縮して予冷した後、断熱膨張させ て発生させることにより、別途の熱源を用意 する必要はない。

 また、エゼクター駆動蒸気の圧力に応じ 開閉する間欠噴射弁機構1により、エゼクタ ー2を断続的に稼動させることにより、圧力 高いエゼクター駆動蒸気を用いて、エネル ー効率を高めることができる。

 また、溶質貯槽21を複数設けることによ 、それぞれの溶質貯槽21が異なる工程を進行 するようにして、回分連続的に冷熱を取り出 すことができる。

 なお、本実施形態においては、駆動エネ ギー源として太陽熱を用いたが、ごみ排熱 地熱を利用することも可能である。

 本発明は、簡易に利用できる環境にやさ い太陽熱やごみ廃熱の利用により冷凍を行 んとするものであり、この技術の普及は省 源、省エネルギーに資する冷凍装置として く多用途に役立つものである。