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Patent Searching and Data


Title:
RESIN COMPOSITION FOR PAVEMENT, ASPHALT COMPOSITION FOR PAVEMENT, AND METHOD FOR PRODUCING THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/050870
Kind Code:
A1
Abstract:
Disclosed is a resin composition for pavement, which is characterized by containing at least an ethylene-vinyl acetate copolymer having a vinyl acetate content of 25-45% by weight, a melting temperature of 40-100˚C and a melt flow rate of not less than 400 g/10 min, a petroleum process oil having a carbon content (CA) derived from an aromatic ring of 20-40%, and a teleblock polymer. This resin composition for pavement can be melted in a short time, while having excellent wettability and adhesion to aggregates. Furthermore, this resin composition for pavement enables to obtain a road surface having excellent durability and being free from problems such as deformation during summer season and cracks during winter season.

Inventors:
HAKATA, Toshiyuki (Otake Research & Development Center 1-4, Meijishinkai, Otake-sh, Hiroshima 52, 7390652, JP)
Application Number:
JP2008/002878
Publication Date:
April 23, 2009
Filing Date:
October 10, 2008
Export Citation:
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Assignee:
TODA KOGYO CORPORATION (1-4 Meijishinkai, Otake-shi Hiroshima, 52, 7390652, JP)
戸田工業株式会社 (〒52 広島県大竹市明治新開1番4 Hiroshima, 7390652, JP)
International Classes:
C08L23/08; C04B26/04; C08L23/30; C08L53/02; C08L57/02; C08L91/00; E01C7/30
Domestic Patent References:
WO2004076554A12004-09-10
Foreign References:
JPH05302072A1993-11-16
JP2005232344A2005-09-02
JP2005200645A2005-07-28
JP2000239527A2000-09-05
JP2007063958A2007-03-15
JP2006193921A2006-07-27
JPH04359063A1992-12-11
JPS62189203A1987-08-19
JP2000230122A2000-08-22
JPH04359063A1992-12-11
JPH05302072A1993-11-16
Other References:
See also references of EP 2202270A4
Attorney, Agent or Firm:
OKADA, Kazuhiko (Okada & Associates, 6F Kudan Kangyo Bldg.,10-1, Kudan-kita 1-chome, Chiyoda-k, Tokyo 73, 1020073, JP)
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Claims:
 酢酸ビニルの含有量が25~45重量%であって溶融温度が40~100℃であってメルトフローレートが400g/10min以上であるエチレン酢酸ビニル共重合体と、芳香族環由来の炭素の含有量(CA)が20~40%である石油系プロセスオイルと、テレブロックポリマーから成ることを特徴とする舗装用樹脂組成物。
 エチレン酢酸ビニル共重合体の含有量が2~30重量%、石油系プロセスオイルの含有量が20~80重量%、テレブロックポリマーの含有量が2~20重量%である請求項1記載の舗装用樹脂組成物。
 テレブロックポリマーが、スチレン-ブタジエン-スチレンブロックポリマー(SBS)及び/又はスチレン-イソブチレン-スチレンブロックポリマー(SIS)である請求項1記載の舗装用樹脂組成物。
 軟化点が80~110℃であって酸価が0.5mgKOH/g以下である芳香族系石油樹脂を20%未満添加した請求項1記載の舗装用樹脂組成物。
 酸価が1.0~70mgKOH/gであるポリオレフィン系ワックスを0~10%添加した請求項1記載の舗装用樹脂組成物。
 ポリオレフィン系ワックスが、酸化ポリエチレンである請求項5記載の舗装用樹脂組成物。
 形状がペレット状である請求項1~6のいずれかに記載の舗装用樹脂組成物。
 請求項1~7の何れかに記載の舗装用樹脂組成物3~10重量%と骨材97~90重量%とからなることを特徴とする舗装用アスファルト組成物。
 舗装用樹脂組成物と骨材とを150~200℃で混合してなる請求項8記載の舗装用アスファルト組成物。
 請求項7記載のペレット状の舗装用樹脂組成物と骨材とを計量機を通さずに直接ミキサーに投入し、150~200℃で混合することを特徴とする舗装用アスファルト組成物の製造方法。
 骨材を予め160~220℃に加熱する請求項10記載の舗装用アスファルト組成物の製造方法。
Description:
舗装用樹脂組成物、舗装用アス ァルト組成物及びその製造方法

 本発明は、耐久性に優れ、特に低温での 装強度に優れ、且つ、夏場の変形抵抗性に 優れた舗装用樹脂組成物に関するものであ 。

 近年、歩道や広場、橋面などの舗装面を 観上から様々な色に着色する場合や、横断 道やトンネル等のように交通安全対策上か 着色する場合、あるいは、道路の分岐点や スストップ等のように道路の機能を高める 的から着色する場合等、様々なケースでい ゆる着色舗装が成されている。

 一般的に、着色舗装には、有色骨材を用 るものと、結合材に顔料を使用するものと ある。

 前者においては、シリカサンドや石灰岩 ような天然物や明色骨材と言われる人工の のがある。これらはいずれも白色であり、 価なものが多い。

 一方、後者においては、加熱アスファル 混合物に顔料を混合する方法があるが、そ そも加熱アスファルト自体が暗褐色を呈し いるので、顔料を添加してもその顔料が持 本来の色彩あるいは明るさを呈することは しい。

 このような問題を解決する目的で、従来 アスファルトバインダーに石油系樹脂やエ キシ樹脂のような合成樹脂を添加してバイ ダー組成物の色を薄くすることで顔料等に る着色を可能とすることができるが、十分 は言えない。

 また、石油系樹脂やスチレン系合成ポリ ー、あるいはエチレン系コポリマーのよう 熱可塑性エラストマーと石油系重質油とを 合したいわゆる合成バインダーは、顔料等 の混合によりきれいなカラー舗装用の混合 を得る事が可能となる。

 例えば、特許文献1(特開2000-230122号公報) は、天然アスファルトや石油アスファルト SBSのような熱可塑性エラストマーや、相溶 剤として石油系オイルと相分離抑制剤とし 油性界面活性剤を混合した改質アスファル に関して報告されている。ただ、耐久性、 に低温での強度向上は不十分であり、さら 、界面活性剤の使用に基づき発泡の問題や 舗装面における経時的なマイグレーション 生じたりして、必ずしも耐久性に優れた舗 を提供できるものではない。さらに、バイ ダー自体の透明性が不十分であり、顔料と 合した場合にクリヤーな発色は得られない

 また、特許文献2(特開平4-359063号公報)に 、芳香族系プロセスオイルにジシクロペン ジエン系石油樹脂、およびSBSやSISのような レブロックポリマーおよび酢酸ビニルの含 量が4~20%のエチレン酢酸ビニル共重合体を混 合した、着色舗装用結合材組成物に関して報 告されている。ただし、このバインダーにお いても、アスファルト混合物の変形抵抗性は 向上するが、耐久性、特に低温での強度向上 は不十分である。

 また、特許文献3(特開平5-302072号公報)に 、芳香族系重質鉱油と石油樹脂とSBS、SISの うな熱可塑性エラストマーと、メルトフロ レートが15~400g/10minのエチレン酢酸ビニル共 合体と、ワックス性物質からなるバインダ 組成物に関して報告がなされている。この 献では、60℃粘度が高く、かつ高温粘度が く、変形抵抗性に優れたアスファルト混合 を提供でき、また圧縮強度も向上すると報 されているが、逆に低温での強度に関して 十分なものとは言えない。

特開2000-230122号公報

特開平4-359063号公報

特開平5-302072号公報

 長期貯蔵において相分離を起こさず、変 抵抗性にも優れ、さらに低温での舗装強度 向上させることができる舗装用樹脂組成物 提供することを目的とする。

 前記技術的課題は、次の通りの本発明に って達成できる。

 即ち、本発明は、酢酸ビニルの含有量が2 5~45重量%であって溶融温度が40~100℃であって ルトフローレートが400g/10min以上であるエチ レン酢酸ビニル共重合体と、芳香族環由来の 炭素の含有量(CA)が20~40%であるの石油系プロ スオイルと、テレブロックポリマーとを少 くとも含むことを特徴とする舗装用樹脂組 物である(本発明1)。

 また、本発明は、エチレン酢酸ビニル共 合体の含有量が2~30重量%、石油系プロセス イルの含有量が20~80重量%、テレブロックポ マーの含有量が2~20重量%である本発明1の舗 用樹脂組成物である(本発明2)。

 また、本発明は、テレブロックポリマー 、スチレン-ブタジエン-スチレン(SBS)及び/ はスチレン-イソブチレン-スチレン(SIS)であ 本発明1の舗装用樹脂組成物である(本発明3) 。

 また、本発明は、軟化点が80~110℃であっ 酸価が0.5mgKOH/g以下である芳香族系石油樹脂 を20%未満添加した本発明1の舗装用樹脂組成 である(本発明4)。

 また、本発明は、酸価が1.0~70mgKOH/gである ポリオレフィン系ワックスを0~10%添加した本 明1の舗装用樹脂組成物である(本発明5)。

 また、本発明は、ポリオレフィン系ワッ スが、酸化ポリエチレンである本発明5の舗 装用樹脂組成物である(本発明6)。

 また、本発明は、形状がペレット状であ 本発明1~6のいずれかに記載の舗装用樹脂組 物である(本発明7)。

 また、本発明は、本発明1~7のいずれかに 載の舗装用樹脂組成物3~10重量%と骨材97~90重 量%とからなることを特徴とする舗装用アス ァルト組成物である(本発明8)。

 また、本発明は、舗装用樹脂組成物と骨 とを150~200℃で混合してなる本発明8記載の 装用アスファルト組成物である(本発明9)。

 また、本発明は、本発明7のペレット状の 舗装用樹脂組成物と骨材とを計量機を通さず に直接ミキサーに投入し、150~200℃で混合す ことを特徴とする舗装用アスファルト組成 の製造方法である(本発明10)。

 また、本発明は、骨材を予め160~220℃に加 熱する本発明10の舗装用アスファルト組成物 製造方法である(本発明11)。

 本発明に係る舗装用樹脂組成物は、短時 で溶融し、かつ骨材への濡れ性及び接着性 優れ、夏期の路面の変形や冬期のひび割れ 抑制され、殊に、特に低温での舗装強度に れるという耐久性に優れた路面を与えるこ ができる。

 さらに、ペレット状の樹脂組成物は、保 中あるいは運搬中にお互いに付着したりミ サーに付着したりせず、短時間で溶融する うにチップ状の形状を持っており、また、 料と当該樹脂組成物の混合物においては、 料を投入時の粉塵等の問題のない作業性の い舗装用材料を提供することができる。

 本発明の構成をより詳しく説明すれば、 の通りである。

 本発明におけるエチレン酢酸ビニル共重 体は、酢酸ビニルの含有量が25重量%以上45 量%以下である。酢酸ビニルの含有量が25重 %未満の場合には、得られた樹脂組成物の柔 性が不十分となり、舗装後の路面のひび割 の原因となる。特に、冬場において顕著と る。一方、酢酸ビニルの含有量が45重量%を える場合には、舗装用樹脂組成物のバイン ーとしての軟化点が低下し、変形抵抗性が 下し、夏場の轍の原因となる。好ましくは 酸ビニルの含有量が27重量%~45重量%であり、 より好ましくは30重量%~42重量%である。

 本発明におけるエチレン酢酸ビニル共重 体の溶融温度は40℃以上100℃以下である。 チレン酢酸ビニル共重合体の溶融温度が40℃ 未満の場合には、舗装用樹脂組成物のバイン ダーとしての軟化点が低下し、変形抵抗性が 低下し、夏場の轍の原因となる。一方、溶融 温度が100℃を越える場合には、溶融させて骨 材と混合する温度及び時間が長く必要であり 、作業性に問題を生じる。エチレン酢酸ビニ ル共重合体の溶融温度は好ましくは50℃以上9 0℃以下である。

 本発明におけるエチレン酢酸ビニル共重 体のメルトフローレート(190℃、21.18kg、JIS  K6924-1による)は400g/10min以上である。エチレン 酢酸ビニル共重合体のメルトフローレートが 400g/10min未満の場合には、溶融させて骨材と 合する温度及び時間が長く必要であり、作 性に問題を生じる。さらに、テレブロック リマー、石油系プロセスオイルとの相溶性 問題を生じ、長期貯蔵時の相分離の現象を こす原因となる。一方、エチレン酢酸ビニ 共重合体のメルトフローレートが3000g/10minを 越える場合には、舗装後の路面のひび割れの 原因となることがある。エチレン酢酸ビニル 共重合体のメルトフローレートは好ましくは 420~2000g/10minである。

 本発明におけるエチレン酢酸ビニル共重 体の舗装用樹脂組成物中における比率は2%~3 0%が好ましい。エチレン酢酸ビニル共重合体 比率が2%未満の場合には、望ましい強度が られない。一方、エチレン酢酸ビニル共重 体の比率が30%を越える場合には、変形抵抗 が低下する。エチレン-酢酸ビニル共重合体 比率は、より好ましくは5~30%であり、より ましくは10~28%である。

 石油系プロセスオイルとしては、引火点 260℃以上のものが好ましい。石油系プロセ オイルとしては潤滑油、重質鉱油等を用い ことができる。

 本発明においては、芳香族環由来の炭素 含有量(全炭素中の芳香族環由来の炭素の含 有量:CA)が20%以上40%以下の石油系プロセスオ ルを用いる。芳香族環由来の炭素の含有量 20%未満では、テレブロックコポリマーとの 溶性が不十分であり、一方、芳香族環由来 炭素の含有量が40%を越えるとエチレン-酢酸 ニル共重合体との相溶性が不十分となる。 油系プロセスオイルにおける芳香族環由来 炭素の含有量(CA)は、23~40%が好ましく、より 好ましくは25~38%が好ましい。

 石油系プロセスオイルの舗装用樹脂組成 中における比率は、20%~80%が好ましい。石油 系プロセスオイルの比率が20%未満では、舗装 用樹脂組成物のバインダーとしての粘度が高 くなりすぎて、作業性に問題を生じる。一方 、80%を越える場合には、強度面で問題を生じ る。石油系プロセスオイルの比率はより好ま しくは30~70%である。

 本発明におけるテレブロックポリマーと ては、スチレン-ブタジエン-スチレン(SBS)、 スチレン-イソブチレン-スチレン(SIS)、スチ ン-エチレン-ブタジエン-スチレン(SEBS)のよ なブロックコポリマーが好ましい。スチレ の比率が15~30重量%で、平均分子量は10,000~300, 000が好ましい。

 テレブロックポリマーの舗装用樹脂組成 中における比率は、2.0%~20%が好ましい。2%未 満では、変形抵抗性が低下し、一方、20%を越 える場合には、舗装用樹脂組成物のバインダ ーとしての粘度が高くなりすぎて、作業性に 問題を生じる。さらに、軟化点が高くなりす ぎることと、低温での強度が低下する。テレ ブロックポリマーの舗装用樹脂組成物中にお ける比率はより好ましくは2.0~18重量%であり 更により好ましくは2.0~15重量%である。

 本発明における芳香族系石油樹脂として 、軟化点が80℃~110℃が好ましい。80℃未満 場合には、軟化点が低くなり変形抵抗性が 下する。一方、110℃を越える場合には、溶 させて骨材と混合する温度及び時間が長く 要であり、作業性に問題を生じる。芳香族 石油樹脂の軟化点は、更に好ましくは、80~10 0℃である。

 本発明における芳香族系石油樹脂として 、160℃での溶融粘度が100~1000cpsの範囲にあ ことが好ましく、更に好ましくは、100~800cps ある。100cps未満の場合には、舗装した路面 耐久性に問題を生じる。一方、1000cpsを越え る場合には、骨材への濡れ性及び接着性が悪 く、舗装した路面の耐久性に問題を生じる。

 本発明における芳香族系石油樹脂として 、C9留分を原料とした芳香族系石油樹脂で 軟化点が80℃~110℃、酸価が0.5mgKOH/g以下のも が好ましい。また、フェノールやカテコー 等で変性されたもの等を用いることができ 。

 本発明における芳香族系石油樹脂の舗装 樹脂組成物中における比率は20%未満が好ま い。20%以上の場合には、低温での強度が低 する。

 ポリオレフィン系ワックスとしては、酸 が1.0~70mgKOH/gである酸化ポリエチレン系ワッ クスが好ましい。

 ポリオレフィン系ワックスの舗装用樹脂 成物中における比率は、0%~10%が好ましい。1 0%を越える場合には、低温での強度が低下す 。

 本発明におけるポリオレフィン系ワック としては、酸化ポリエチレン、ポリプロピ ンワックス、ポリエチレンワックス、変性 リオレフィンワックス等を用いることがで 、これらは単独で、または必要に応じて、2 種以上組み合わせて用いられるが、舗装後の 路面のひび割れ等が起こり難く耐久性の高い 点で、特に酸化ポリエチレンが好ましい。

 本発明において、必要に応じて顔料を添 してもよい。顔料は、無機顔料または有機 料のいずれでも限定されるものではない。 に、耐熱性や耐候性の面から、無機顔料が ましい。

 無機顔料としては、黄色含水酸化鉄(ゲー サイト)、赤色酸化鉄(ベンガラ)、緑色酸化ク ロム、白色酸化チタン等が使用できる。また 、耐熱性を向上した顔料を用いることもでき る。更に、炭酸カルシウム、タルク、クレイ 等の体質顔料を使用することもできる。これ らを2種以上組み合わせて使用することもで る。

 また、フェライト等の磁性粒子を用いる とにより、磁気誘導等の磁性に基づく機能 付与することができる。

 顔料の含有量は、通常、樹脂組成物100重 部に対し5~50重量部が好ましい。5重量部未 では顔料を添加する効果が十分でなく、一 、50重量部を越えると骨材への濡れ性が不十 分となり、骨材との接着性に問題を生じるこ とがある。

 また、ペレット状の舗装用樹脂組成物同 の付着を一層防止する目的で、上記の無機 料や炭酸カルシウムやクレイ、タルク、ケ 砂、ベントナイト等の安価な鉱物、あるい 、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン カルシウム、ステアリン酸バリウム等の滑 を添加することもできる。これらの付着防 用の粉末は、1種あるいは2種以上を組み合 せて使用することができる。より効果的に 、得られたペレット状の舗装用樹脂組成物 表面に付着させることであり、例えば、押 出し機からでてきたストランドに振り掛け 後、必要な大きさの小塊状にしたり、ある は小塊状にした後に振り掛けたりするよう 方法が有効である。

 これら付着防止用の粉末の添加量は、通 、舗装用樹脂組成物100重量部に対し0.1~5重 部である。

 顔料の場合には、特に問題はないが、滑 を使用する場合にはできるだけ使用量は少 くした方が好ましい。従って、5重量部以下 が好ましい。一方、0.1重量部未満では十分な 添加効果が得られない。

 次に、本発明に係る舗装用樹脂組成物の 造方法について述べる。

 本発明における舗装用樹脂組成物は、エ レン酢酸ビニル共重合体、テレブロックコ リマー及び石油系プロセスオイル、更に、 要により、芳香族系石油樹脂及びその他の 加物をそれぞれ所望の比率で混合して、均 な組成のバインダーを得られるものであり 従来、公知の方法を用いればよい。

 あるいは、同じく各原料を混合したもの 押し出し成形機にて、100~200℃に加熱して混 練する。工業的には、一軸や二軸の押出し機 で混練し、冷却した後、ペレタイザーにより 望ましい大きさに粉砕して、ペレット状のも のを調製することができる。

 ペレットの大きさは、2mm~30mm程度の大き である。2mm未満では樹脂組成物同士の付着 起こりやすくなり、一方、30mmを越えては骨 と混合して合材を作製する際に、やや溶解 業時間が長くかかるという問題が生じる。

 本発明に係る舗装用アスファルト組成物 、上記舗装用樹脂組成物3~10重量%と骨材97~90 重量%とからなる。舗装用樹脂組成物の量が3 量%未満では舗装用アスファルト組成物の強 度が弱く、ひび割れ等を生じやすく、一方、 10重量%を越えると夏場の舗装面のわだち掘れ などの問題が生じやすくなる。

 舗装用アスファルト組成物の好ましい調 方法は、包装形態の舗装用樹脂組成物を計 機を通さずに直接ミキサーに投入して150~200 ℃、より好ましくは150~180℃で骨材と混合す 方法である。150℃未満では得られたアスフ ルト組成物を用いて施工する際の作業性が 下するという問題が生じる場合があり、一 、200℃を越えると樹脂の一部劣化や顔料の 色等の問題が生じる場合がある。

 混合時間は30~60秒程度である。30秒未満で は混合が不十分となる場合があり、一方、60 を越えても効果に変わりがなく、却って作 性が低下する。この場合、骨材は予め160~220 ℃に加熱してミキサーに投入することにより 、舗装用樹脂組成物が短時間で溶融し、骨材 を十分に濡らすことができる。160℃未満又は 220℃を越えると、上記好ましい混合温度に調 節することが困難となる。

 また、舗装用樹脂組成物が顔料を含有す 場合には、顔料だけをミキサーに投入する 要がなく、従って、顔料の粉塵に起因する 康上及び環境への悪影響がないので、顔料 含有する舗装用樹脂組成物を用いるのが好 しい。

 本発明においては、特定のエチレン酢酸 ニル共重合体と石油系プロセスオイルとテ ブロックコポリマーとの組成とすることに って、短時間で溶融し、かつ骨材への濡れ 及び接着性に優れ、さらに、夏期の路面の 形や冬期のひび割れ等の問題のない耐久性 優れた路面を与えることができる。

 また、ペレット状の舗装用樹脂組成物で 、保存中あるいは運搬中にお互いに付着し りミキサーに付着したりせず、短時間で溶 させることができる。

 さらに、本発明のペレット状の小塊状の 装用樹脂組成物は所定容量のポリ袋などに 装できるので、包装形態から直接ミキサー 投入することにより同時に計量されるので 計量機を通す必要がなく、従って、計量機 配管等の洗浄が不要で作業性が高められる 更に、顔料を含有する該樹脂組成物におい は、別途顔料をミキサーに投入する必要が いので、粉塵に起因する健康上や環境上の 題がなく、作業性の良好な舗装用樹脂組成 を提供することができる。

<作用>
 まず、本発明において重要な点は、特定の チレン酢酸ビニル共重合体と石油系プロセ オイルとテレブロックコポリマーとからな 組成物であり、短時間で溶融し、かつ骨材 の濡れ性及び接着性に優れ、さらに、夏期 路面の変形や冬期のひび割れ等の問題のな 耐久性に優れた路面を与えることができる である。また、長期貯蔵においても、相分 が起こらず組成の均一性が維持できる点で る。

 さらに、必要に応じて、特定の石油樹脂 ポリオレフィン系ワックスを添加すること 、強度等の物性向上や、ペレット化を容易 させうる効果が得られる点である。

 以下、本発明を実施例及び比較例に基づ て、更に詳細に説明するが、本発明はこれ により何ら制限されるものではない。なお 以下の記載の比率で特に断りの無い場合は 量%とする。

 樹脂組成物の評価は、JIS K2207「石油アス ファルト」に記載されている方法に依った。 すなわち、軟化点、針入度、伸度および溶融 性の各項目について、測定した。

 低温性は、各樹脂組成物5gをアルミホイ 上に載せた状態で、130℃のホットプレート で加熱溶融したものを、4℃の低温庫に一晩 置した後、手で割れるか否かを試験し、割 ない場合は○、割れる場合は×と評価した

 また、骨材との混合物に関しては、マー ャル安定度試験、水浸マーシャル安定度試 について評価を行った。マーシャル安定度 験は「舗装試験法便覧」に記載されている 法に依った。

 試験供試体の調製条件は次の通りで行っ 。骨材として6号砕石48%、荒砂23%、細砂23%お よび上記で得られた樹脂組成物6%からなる混 物を150~160℃で混合し、130~140℃で締め固め 行った。締め固め回数は両面それぞれ50回行 った。

 上記の調製条件によって得られた供試体を のままマーシャル安定度試験を行うのに加 て、60℃の恒温水槽中で2日間浸漬した後、 ーシャル安定度試験を行った。
さらに、次式により残留安定度を算出した。
 残留安定度(%)=[60℃・48時間水浸後の安定度/ 安定度]×100

 次に、6号砕石80.3%、粗骨材11.7%、石粉3.2% び上記で得られた樹脂組成物4.8%からなる混 合物を150~160℃で混合し、130~140℃で締め固め 行なった。締め固め回数は両面それぞれ50 行なった。

 上記によって得られた供試体を-20℃に放 し、ロサンゼルス試験機(粗骨材のすり減り 試験法に規定する機械)を用いて、剛球を使 しないでドラムを300回転させ、試験後の損 量を測定した。(カンタブロ試験)

 実施例1:
 エチレン-酢酸ビニル共重合体としてウルト ラセン726(商品名;(株)東ソー製;酢酸ビニル含 量31重量%、メルトフローレート700g/10min)210g テレブロックポリマーとしてアサプレンT-41 1(商品名;旭化成工業(株)製:SBS,スチレン比率;3 0%,メルトフローレート;<1g/10min)100gおよび石 油系プロセスオイルとしてリフレッシュスー パーE(商品名;昭和シェル石油(株)製)690gを攪 機付きの反応容器を用いて混合し、樹脂組 物(A)を得た。
 得られた樹脂組成物(A)は、軟化点58.5℃、針 入度48、伸度68cmであった。

 実施例2、4、比較例1~4:
 エチレン-酢酸ビニル共重合体の種類及び量 、テレブロックポリマーの種類及び量、石油 系プロセスオイルの種類及び量、芳香族系石 油樹脂の種類及び量、さらには、ポリオレフ ィン系ワックスの種類及び量を種々変化させ た以外は実施例1と同様にして樹脂組成物の 製を行った。

 実施例3:
 実施例1と同様にして種々の樹脂を混合した 後、180℃で樹脂を溶融させた後、5℃程度ま 冷却し、5mm×20mmのチップ状に切断した。

 実施例5:
 実施例3と同様にして種々の樹脂を混合した 後、180℃で樹脂を溶融させた後、5℃程度ま 冷却し、5mm×10mmのチップ状に切断した。

 各種原料の諸特性を表1に、このときの製 造条件を表2に及び得られた樹脂組成物の諸 性を表3に示す。

 表3に示すとおり、本発明に係る舗装用樹 脂組成物は、溶融性や低温での耐折性に優れ ることが明らかとなった。

<水浸マーシャル安定度試験>
 骨材として6号砕石48%、荒砂23%、細砂23%及び 上記で得られた各樹脂組成物6%からなる混合 を150~160℃で混合し、130~140℃で締め固めを った。締め固め回数は両面それぞれ50回行っ た。得られた混合物の特性を表4に示す。

<低温カンタブロ試験>
 6号砕石80.3%、粗骨材11.7%、石粉3.2%及び上記 得られた各樹脂組成物4.8%からなる混合物を 150~160℃で混合し、130~140℃で締め固めを行な た。締め固め回数は両面それぞれ50回行な た。

 上記によって得られた供試体を-20℃に放 し、ロサンゼルス試験機(粗骨材のすり減り 試験法に規定する機械)を用いて、剛球を使 しないでドラムを300回転させ、試験後の損 量を測定した(カンタブロ試験)。得られた混 合物の特性を表5に示す。

 表5の結果から、本発明に係る舗装用樹脂 組成物は、低温カンタブロ試験において、損 失量が30%以下と小さく、比較例に比べて優れ た特性を有することが明らかである。

 以上、実施例を使用して本発明を更に詳 く説明したが、本発明における数値範囲の 定は、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお て、上記の任意の実施例の数値を臨界値と て使用したすべての範囲規定も、当然のこ ながら含まれるものであり、本明細書に記 されていると考えるべきである。

 本発明に係る舗装用樹脂組成物は、短時 で溶融し、かつ骨材への濡れ性及び接着性 優れ、さらに、夏期の路面の変形や冬期の び割れ等の問題のない耐久性に優れた路面 与えることができる。

 さらに、樹脂組成物として、保存中ある は運搬中にお互いに付着したりミキサーに 着したりせず、短時間で溶融するようにチ プ状の形状を持っており、また、顔料と当 樹脂組成物の混合物においては、顔料を投 時の粉塵等の問題のない作業性の良いペレ ト状の舗装用材料も提供できる。