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Patent Searching and Data


Title:
REVOLVING LIGHT
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/153952
Kind Code:
A1
Abstract:
A revolving light (1) has a globe (5) mounted to a base (4) and having light transmissive properties, an LED (9) housed in a top section (28) of the globe (5), a reflecting mirror (10) supported by the base (4), housed in the globe (5), and rotationally driven about a rotation axis (C1) extending in the direction (A4) of the axis of the globe (5), and an electrically conductive member (13) for supplying electricity to the LED (9).  The electrically conductive member (13) is mounted close to the inner periphery (29) of the globe (5), extends in the direction (A4) of the axis of the globe (5), and has opposite ends (49, 50) thereof mounted to the globe (5).  On the inner periphery (29) of the globe (5) is provided a restricting member (70) engaging with an intermediate section (71) longitudinally of the electrically conductive member (13) and restricting movement of the intermediate section (71) in an inward direction (R41) radially of the globe (5).  The revolving light (1) is susceptible to failure because the electrically conductive member (13) is less likely to collide and interfere with the reflecting mirror even if the revolving light (1) is subjected to vibration.

Inventors:
SHIGEMATSU DAISUKE (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/002674
Publication Date:
December 23, 2009
Filing Date:
June 12, 2009
Export Citation:
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Assignee:
PATLITE CORP (JP)
SHIGEMATSU DAISUKE (JP)
International Classes:
F21S10/06; F21Y101/02
Foreign References:
JP2008071606A2008-03-27
JPH06314509A1994-11-08
JPH02270204A1990-11-05
JPS63184201A1988-07-29
JPH04133303U1992-12-11
JPS61171115U1986-10-23
Attorney, Agent or Firm:
INAOKA, Kosaku et al. (JP)
Kosaku Inaoka (JP)
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Claims:
 ベースと、
 このベースの上部に取り付けられ透光性を有する有蓋筒状のグローブと、
 このグローブの頂部に取り付けられ前記グローブ内に収容された光源と、
 前記ベースにより支持され前記グローブ内に収容されており、前記グローブの軸方向に延びる回転中心軸線の周りに回転駆動され、前記光源からの光を周囲に向けて反射する反射鏡と、
 前記グローブの内周に近接して配置され、前記グローブの軸方向に延びており、一端部が前記グローブに取り付けられ、他端部が前記グローブおよび前記ベースのいずれかに取り付けられており、前記光源に給電するための導電部材と、
 前記グローブの前記内周に設けられ、前記導電部材の長手方向中間部と係合し、前記中間部が前記グローブの径方向内方に移動することを規制する規制部材と、を備えることを特徴とする回転灯。
 前記規制部材は、前記導電部材の前記中間部に引っ掛け係合することを特徴とする、請求項1に記載の回転灯。
 前記導電部材の前記中間部および前記規制部材の少なくとも一方は、前記グローブの前記頂部に向かうにしたがって前記グローブの径方向外方へ傾斜する傾斜面を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の回転灯。
 前記導電部材は、板状部材を含むことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の回転灯。
 前記導電部材の前記他端部は、前記グローブの開口側の端部に前記ベース側からねじ止めにより固定される固定部を有することを特徴とする、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の回転灯。
 前記グローブの前記内周には、当該グローブの径方向外方への前記導電部材の移動を規制する受け部が設けられていることを特徴とする、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の回転灯。
 前記グローブの前記内周には、当該グローブの周方向に関する前記導電部材の移動を規制する周方向規制部材が設けられていることを特徴とする、請求項1から請求項6の何れか1項に記載の回転灯。
 前記周方向規制部材は、前記グローブの前記内周から前記グローブの径方向内方へ突出するリブを含むことを特徴とする、請求項7に記載の回転灯。
 前記リブは、前記導電部材よりも、前記グローブの径方向内方に突出していることを特徴とする、請求項8に記載の回転灯。
 前記導電部材の前記他端部は、端子部を含み、
 前記ベースに取り付けられ前記導電部材の前記端子部と当接する端子金具がさらに備えられ、
 前記グローブと前記ベースとが互いに連結されるのに伴って、前記導電部材の前記端子部と前記端子金具とが、互いに電気的に接続できるように、前記導電部材の前記端子部と前記端子金具とが互いに対向して配置され且つ互いに当接していることを特徴とする、請求項1から請求項9の何れか1項に記載の回転灯。
Description:
回転灯

 本発明は、回転駆動される反射鏡を有す 回転灯に関し、特に光源へ給電する導電部 の取付構造ものである。

 回転灯は、光源と、この光源からの光を 射し回転駆動される反射鏡とを有している 反射鏡は、上下方向に沿って延びる回転中 軸線の周りに回転し、光源からの光を周囲 向けて反射するようになっている。光源及 反射鏡は、ともに筒状をなしているグロー およびベースの内部に収容されている。グ ーブとベースとの位置関係は、グローブが ベースの上方に配置されている。

 また、グローブの頂部に、光源が配置さ る場合がある。この場合、光源への給電は リード線を介してなされる。このリード線 、ベースからグローブの頂部へと延びてい (例えば、特許文献1参照)。

 特許文献1:特開2006-318885号公報

 特許文献1では、リード線の長手方向に関す る当該リード線の中間部(以下単に「中間部 という)は、固定されていないので、回転灯 振動したときに、当該中間部の位置がずれ 虞がある。その結果、前記中間部と反射鏡 が接触し干渉する虞がある。ひいては、こ 干渉に起因して回転灯が故障し易くなる。
 そこで、本発明の目的は、リード線が反射 に衝突、干渉し難いため、故障のしにくい 転灯を提供することである。

 本発明の回転灯は、ベースと、このベー に取り付けられ透光性を有する有蓋筒状の ローブと、このグローブの頂部に取り付け れ前記グローブ内に収容された光源と、前 ベースにより支持され前記グローブ内に収 されており、前記グローブの軸方向に延び 回転中心軸線の周りに回転駆動され、前記 源からの光を周囲に向けて反射する反射鏡 、前記グローブの内周に近接して配置され 前記グローブの軸方向に延びており、一端 が前記グローブに取り付けられ、他端部が 記グローブおよび前記ベースのいずれかに り付けられており、前記光源に給電するた の導電部材と、前記グローブの前記内周に けられ、前記導電部材の長手方向中間部と 合し、前記中間部が前記グローブの径方向 方に移動することを規制する規制部材と、 備えることを特徴とする(請求項1)。本発明 よれば、例えば、回転灯が振動したときに 前記導電部材と前記反射鏡との衝突、干渉 防止されるので、この干渉に起因した故障 生じる虞はない。従って、回転灯を故障し くできる。

 また、本発明において、前記規制部材は、 記導電部材の前記中間部に引っ掛け係合す 場合がある(請求項2)。この場合、前記導電 材の前記中間部を前記規制部材に係合させ い。その結果、回転灯を組み立て易くでき 。
 また、本発明において、前記導電部材の前 中間部および前記規制部材の少なくとも一 は、前記グローブの前記頂部に向かうにし がって前記グローブの径方向外方へ傾斜す 傾斜面を含む場合がある(請求項3)。この場 、導電部材がグローブの軸方向に移動する きに、傾斜面は、グローブの径方向外方へ 電部材の移動を案内することができる。従 て、グローブの径方向内方への導電部材の 間部の移動を確実に規制することができる

 また、本発明において、前記導電部材は、 状部材を含む場合がある(請求項4)。この場 、前記導電部材に前記傾斜面を形成し易い
 また、本発明において、前記導電部材の前 他端部は、前記グローブの開口側の端部に 記ベース側からねじ止めにより固定される 定部を有する場合がある(請求項5)。この場 、前記固定部をグローブに容易に固定でき 。また、固定するときに、導電部材をグロ ブの頂部側へ移動させつつ、規制部材に係 させることができる。このとき、前記傾斜 により、導電部材の中間部を径方向外方へ 勢できる。従って、導電部材の中間部の移 を確実に規制できる。

 また、本発明において、前記グローブの前 内周には、当該グローブの径方向外方への 記導電部材の移動を規制する受け部が設け れている場合がある(請求項6)。この場合、 電部材は、グローブの径方向外方に傾斜面 より付勢された状態で受けられるので、が つきなく保持される。
 また、本発明において、前記グローブの前 内周には、当該グローブの周方向に関する 記導電部材の移動を規制する周方向規制部 が設けられている場合がある(請求項7)。こ 場合、例えば、回転灯がグローブの周方向 振動しても、導電部材がグローブの周方向 位置ずれすることが防止される。その結果 位置ずれに起因して、規制部材と導電部材 中間部との係合が解除されることが防止さ る。

 また本発明において、前記周方向規制部材 、前記グローブの前記内周から前記グロー の径方向内方へ突出するリブを含む場合が る(請求項8)。この場合、周方向規制部材の 造を簡素化できる。
 また、本発明において、前記リブは、前記 電部材よりも、前記グローブの径方向内方 突出している場合がある(請求項9)。この場 、例えば、回転灯が振動したときに、反射 と導電部材との接触が確実に防止される。

 また、本発明において、前記導電部材の 記他端部は、端子部を含み、前記ベースに り付けられ前記導電部材の前記端子部と当 する端子金具がさらに備えられ、前記グロ ブと前記ベースとが互いに連結されるのに って、前記導電部材の前記端子部と前記端 金具とが、互いに電気的に接続できるよう 、前記導電部材の前記端子部と前記端子金 とが互いに対向して配置され且つ互いに当 している場合がある(請求項10)。この場合、 ベースとグローブとの連結と、端子部と端子 金具との電気的な接続とを一括してできるの で、回転灯を組み立て易い。

 本発明における上述の、又はさらに他の 点、特徴及び効果は、添付図面を参照して に述べる実施形態の説明により明らかにさ る。

本発明の一実施形態の回転灯の断面図 あり、図2のI-I断面を示す。 図1の回転灯の右側面図であり、グロー ブは一点鎖線で図示されている。 図1の要部拡大図であり、グローブの側 部を示す。 図3に示す要部とその周辺部分とを、ケ ースの中心から見た図である。 図1の回転灯のケースの分解斜視図であ る。 図1の要部拡大図であり、グローブの下 部を示す。 図6に示す要部を、ケースの中心から見 た図である。 図6に示す要部の分解斜視図である。 図1の導電部材を組み付けるときの状態 を示す模式図であり、固定前の状態を示す。 図1の導電部材を組み付けるときの状 を示す模式図であり、固定された状態を示 。 導電部材の第1の変形例および規制部 の断面図である。 図11に示す導電部材の斜視図である。 導電部材の第2の変形例および規制部 の断面図である。 図13に示す導電部材の斜視図である。 規制部材の第1の変形例と導電部材の 面図である。

 以下では、本発明の実施の形態を、添付図 を参照して詳細に説明する。本実施形態で 、取付対象部材の一例として、車両のルー を挙げ、回転灯が車両のルーフに取り付け れる場合に則して説明する。なお、本発明 これに限らず、例えば、取付対象部材とし 、車両以外の機械装置、例えば、工作機械 用いられてもよい。
 図1は、本発明の一実施形態の回転灯の断面 図である。図2は、図1の回転灯の右側面図で り、グローブは一点鎖線で図示されている なお、図1は、図2のI-I断面を示す。

 図1を参照して、回転灯1は、当該回転灯1の 郭を形成するケース2を有している。このケ ース2は、取付対象部材(車両のルーフ3)寄り 配置される有底筒状のベース4と、透光性を する有蓋筒状のグローブ5とを含む。
 回転灯1は、内部部品として、以下の各部品 8~22を有している。回転灯1は、光源である発 ダイオード8,9(LED8,9ともいう)と、LED8,9から せられた光を所定の照射方向に反射する反 鏡10と、この反射鏡10を回転中心軸線C1の周 に回転駆動する回転駆動機構12と、LED8,9に給 電するための電気部品(例えば、導電部材13、 端子金具14、リード線15)と、上述した内部部 8~10,12~15を支持する複数の支持部材16~22とを している。

 LED8,9が発光すると、光は反射鏡10により反 されて、所定の照射方向に向けて照射され 。光は、水平方向、斜め上方、および斜め 方に向けて照射される。このときに、反射 10が回転中心軸線C1の周りに回転することに り、反射鏡10による反射光の照射方向が回 する。その結果、光が全周に向けて照射さ る。
 ケース2は、中空の筒形状をなしている。ケ ース2は、ベース4により形成された底面24を している。ケース2内部に、上述の内部部品8 ~10,12~22が収容されている。

 なお、本実施形態では、回転灯1のケース2 中心軸線C2が上下垂直方向Zに沿う場合に則 て、回転灯1を説明する。
 ケース2の構成部品であるグローブ5は、筒 27と、頂部28とを有している。筒部27は、内 29と外周30とを有している。筒部27の中心軸 向の一端に、頂部28が固定されている。また 、筒部27の中心軸方向の他端に、開口31が形 されている。具体的には、筒部27と頂部28と 、単一材料により一体に形成されている。 た、グローブ5の全体が、透光性材料、例え ば、合成樹脂材料であるポリカーボネイト樹 脂により形成されている。

 グローブ5は、ベース4よりも取付対象部 3から遠い側に配置されている。グローブ5の 開口31側の端部32は、ベース4に取り付けられ いる。グローブ5は、ベース4に支持されて る。ベース4とグローブ5とが互いに連結され ることにより、ケース2が構成されている。 ース4の中心軸線と、グローブ5の中心軸線C4 、ケース2の中心軸線C2とは、互いに一致し いる。なお、ケース2の中心軸線C2が、上述 回転中心軸線C1と一致しないで、平行であ てもよい。

 グローブ5の水平断面(中心軸線C4に直交する 断面)の形状は、円形に近似した略円形をな ている。具体的には、筒部27の周方向に関す る円形の一部が、径方向外方に張り出してい る。
 ベース4の水平断面の形状は、略円形をなし ている。具体的には、周方向に関する円形の 一部(複数箇所)が、径方向内方に窪んでいる

 なお、筒部27の水平断面の形状は、上述の 円形に限定されず、例えば、真円形でもよ し、矩形等の多角形でもよいし、多角形に 似した略多角形形状でもよい。中心軸線を 点とし、筒形状の中心軸線に直交する方向 、径方向という。
 LED8は、支持部材16,17,18を介してベース4に支 持されており、グローブ5内に収容されてい 。LED8は、回転中心軸線C1上において、反射 10の下側の端部に配置されている。

 LED9は、グローブ5の頂部28に支持部材21を介 て取り付けられており、グローブ5内に収容 されている。LED9は、回転中心軸線C1上におい て、反射鏡10の上側の端部に配置されている
 反射鏡10は、ベース4に回転可能に支持され おり、グローブ5内に収容されている。反射 鏡10は、回転中心軸線C1の周りに回転駆動さ 、LED8,9からの光を周囲に向けて反射する。

 支持部材16は、ベース4に固定されており、 持部材17,18を介してLED8を固定状態で支持し いる。支持部材18は、例えば、回路基板で る。
 支持部材16は、支持部材19および支持部材20 介して反射鏡10を回転可能に支持している 支持部材19は、筒状の軸受からなる。
 支持部材21は、ケース23のグローブ5の頂部28 に固定されており、LED9を支持している。支 部材21は、例えば、回路基板からなる。この 回路基板の導体部分がLED9に電気的に接続さ ている。また、支持部材21には、支持部材22 取り付けられている。この支持部材22に導 部材13が取り付けられている。

 回転駆動機構12は、駆動源としての電動モ タ35と、この電動モータ35の出力軸の回転を 射鏡10に伝達するための複数の動力伝達部 36,37,38とを有している。複数の動力伝達部材 36,37,38と、支持部材20とが、回転を伝達する 達機構を構成している。支持部材20が、電動 モータ35により駆動され、回転する。
 複数の動力伝達部材36,37,38は、互いに直径 異なる円板状の弾性部材により形成され、 転可能に支持されている。動力伝達部材36,37 の外周同士が互いに摩擦を伴って係合するこ とにより、回転が伝達される。動力伝達部材 37,38は、互いに一体に回転する。動力伝達部 38の外周が、支持部材20の外周に摩擦を伴っ て係合することにより、回転が伝達される。

 反射鏡10は、支持部材20に連結される環状 板41と、環状板41の上面から上方に延設され おりLED8の上方に臨む湾曲板42と、湾曲板42の 上側端縁から前方に延設された平板43と、湾 板42の上側端縁から上方に延設されておりLE D9の下方に臨む湾曲板44とを有している。各 41~44は、単一の材料により一体に形成されて いる。湾曲板42は凹湾曲面形状をなし、LED8か らの光を略水平方向に反射する反射面を形成 している。湾曲板44は凹湾曲面形状をなし、L ED9からの光を略水平方向に反射する反射面を 形成している。

 電気部品は、LED8に電力を供給するための部 品(図示せず)と、LED9に電力を供給するための 部品(例えば、導電部材13、端子金具14、リー 線15等)とを含んでいる。
 例えば、LED9は、回路基板(支持部材21が相当 する)、リード線15、導電部材13、端子金具14 リード線(図示せず)を介して外部の電源装置 、例えば、車載バッテリー(図示せず)に電気 に接続されている。これにより、LED9に電力 が供給されるようになっている。

 図1および図2を参照して、導電部材13は、一 対すなわち2つ設けられている。一対の導電 材13は、互いに同じに構成されている。各導 電部材13は、金属製の長尺の板材である。
 導電部材13は、当該導電部材13の長手方向に 関する一端部49および他端部50を有している

 導電部材13の一端部49および他端部50の間 部分は、グローブ5の頂部28に対向する第1の 部分51と、グローブ5の内周29に対向する第2の 部分52と、第1および第2の部分51,52を互いに接 続する屈曲状の第3の部分53とを有している。 一端部49、第1の部分51、第3の部分53、第2の部 分52、および他端部50が、銅、真鍮、ステン スなどの単一材料により一体に形成されて る。

 導電部材13の一端部49が、支持部材21,22を介 て、グローブ5の頂部28に取り付けられてい 。
 導電部材13の第1の部分51は、上述の一端部49 につながっており、グローブ5の頂部28に近接 して配置され、グローブ5の径方向へ延びて る。
 導電部材13の第3の部分53は、第1および第2の 部分51,52を互いに接続しており、グローブ5の 軸方向A4に対して斜めに延びている。

 導電部材13の第2の部分52は、グローブ5の内 29に近接して配置され、グローブ5の軸方向A 4に略平行に延びている。すなわち、第2の部 52は、グローブ5の軸方向A4に平行に配置さ るか、または、軸方向A4に対して小さな角度 で傾斜して延びている。
 導電部材13の他端部50が、グローブ5に取り けられている。具体的には、他端部50が、グ ローブ5の開口31側の端部32に、ねじ止めによ 固定されている。

 なお、導電部材13の他端部50が、ベース4に り付けられている場合も考えられる。本実 形態では、導電部材13の他端部50が、グロー 5に取り付けられている場合に則して説明す る。
 一対の端子金具14は、ベース4に取り付けら ている。一対の端子金具14は、互いに同じ 構成されている。一方の端子金具14と一方の 導電部材13とが、互いに対をなし、互いに電 的に接続されている。他方の端子金具14と 方の導電部材13とが、互いに対をなし、互い に電気的に接続されている。

 回転灯1のケース2の底面24が、車両のルーフ 3の天面56に、取付構造57により取り付けられ いる。
 取付構造57は、上述のケース2の底面24と、 ーフ3の天面56と、底面24および天面56間に介 する複数の緩衝(insulator)部材58と、複数の緩 衝部材58をケース2の底面24に取り付ける複数 第1の固定部材59と、複数の緩衝部材58をル フ3の天面56に取り付ける複数の第2の固定部 60とを有している。第1および第2の固定部材 59,60は、それぞれボルトからなる。

 本実施形態では、取付構造57は、3つの緩衝 材58を有している(図3も参照)。各緩衝部材58 は、図2に示されるように、2つの第1の固定部 材59により回転灯1に固定されている。また、 各緩衝部材58は、1つの第2の固定部材60により ルーフ3に固定されている。
 具体的には、各緩衝部材58は、2つの第1の挿 通孔61および1つの第2の挿通孔62を有している 。第1の固定部材59は、緩衝部材58の第1の挿通 孔61を挿通し、ベース4の挿通孔63を挿通し、 ローブ5のねじ孔64にねじ嵌合している。こ により、第1の固定部材59は、グローブ5と、 ベース4と、緩衝部材58とを共締め状態で締結 している。また、ルーフ3は、金属板、例え 、鋼板により形成されている。ルーフ3には 予め定められた位置に複数、例えば、3つの 挿通孔65が形成されている。各第2の固定部材 60が、ルーフ3の挿通孔65を挿通している。第2 の固定部材60に、ナット66がねじ嵌合してい 。

 ところで、回転灯1が車両のルーフ3に取り けられる場合に、車両の振動によって、回 灯1が共振することがある。このときに、反 鏡10と導電部材13とが互いに接触し、干渉す ることが懸念される。この干渉に起因して、 回転灯1に故障が生じることが懸念される。
 そこで、本実施形態では、回転灯1の振動時 の反射鏡10と導電部材13との衝突、干渉を防 するために、一対の導電部材13の移動を規制 する一対の規制部材70が設けられている。

 図3は、図1の要部拡大図であり、グローブ5 側部断面を示す。図4は、図3に示す要部と の周辺部分との内面を、ケース2の中心から た図である。
 図3および図4を参照して、一対の規制部材70 は、互いに同じに構成されている。また、規 制部材70と導電部材13とは、一つ宛が互いに をなしている。規制部材70と、導電部材13の 手方向中間部71(以下、単に中間部71ともい 。)とは、互いに係合している。これにより グローブ5の径方向内方R41への中間部71の移 が規制されるようになっている。

 規制部材70は、グローブ5の内周29に設け れている。規制部材70は、グローブ5の内周29 と単一材料により一体に形成されている。規 制部材70は、グローブ5の内周29から径方向内 R41に突出するとともに、規制部材70の突出 た先端部がグローブ5の軸方向A4に延びてい 。その結果、規制部材70は、下方に向けて開 放された凹部73を形成している。この凹部73 縁部が、導電部材13の中間部71と、互いに引 掛け係合している。

 また、凹部73の縁部は、傾斜面74を有してい る。この傾斜面74は、グローブ5の頂部28に向 うにしたがってグローブ5の径方向外方R42へ 傾斜している。
 また、グローブ5の軸方向A4に関して、規制 材70は、側方から見たときに、反射鏡10の上 半部にある湾曲板44と重なり合うように配置 れている(図1参照)。
 図1および図3を参照して、導電部材13の中間 部71は、上述の規制部材70と係合する突部76を 有している。この突部76は、上方に向けて突 している。突部76の先端が、規制部材70によ り形成された凹部73に入っている。規制部材7 0は、グローブ5の軸方向A4に関する導電部材13 の中間部71の突部76と、グローブ5の径方向R41, R42に互いに対向している。規制部材70は、導 部材13の中間部71の突部76よりも、グローブ5 の径方向内方R41に配置されている。

 また、突部76は、グローブ5の頂部28に向か にしたがってグローブ5の径方向外方R42へ傾 する傾斜面77を有している。
 突部76は、導電部材13の中間部71の板金材料 折り返されて積層されることにより形成さ てなる。すなわち、中間部71は、グローブ5 径方向外方R42から径方向内方R41に向けて積 された第1、第2、および第3の板部78,79,80を している。

 第1、第2、および第3の板部78,79,80は、この で互いに接続されており、この順に互いに 向きに折り返されながら、連続して延びて る。第1、第2、および第3の板部78,79,80は、Z 形形状(S字形形状でもよい。)をなしている
 第1の板部78の下端部は、上述の他端部50に ながっている。第1の板部78の上端部と第2の 部79の上端部とが互いに接続されている。 2の板部79の下端部と、第3の板部80の下端部 が互いに接続されている。第3の板部80の上 部が、上述の一端部49につながっている。第 1の板部78と、第2の板部79とが、突部76を形成 ている。また、傾斜面77は、第2の板部79の 方向内方R42の面により形成されている。

 なお、本実施形態では、導電部材13の中間 71が傾斜面77を有し、且つ規制部材70が傾斜 74を有しているが、これには限定されない。 例えば、後述する変形例で説明するように、 いずれか一方の傾斜面74,77が、設けられるよ にしてもよい。本実施形態では、両傾斜面7 4,77が設けられる場合に則して説明する。
 導電部材13は、板状部材により形成されて る。導電部材13の第2の部分52の板厚方向が、 グローブ5の径方向R41,R42に沿うように配置さ ている。

 また、導電部材13は、断面溝形形状に形成 れた溝形部分81を有している。溝形部分81は 突部76と他端部50との間に配置されている。 溝形部分81により、導電部材13の曲げ剛性が くなる。また、組立時に、導電部材13の他端 部50が固定されるときに、溝形部分81が曲が 難いので、両傾斜面74,77が沿い易い。
 溝形部分81は、グローブ5の径方向内方R41に けて開放されている。溝形部分81は、グロ ブ5の内周29との間に隙間を開けて配置され いる。これにより、溝形部分81の角が、グロ ーブ5の内周29に接触し難くなる。従って、グ ローブ5の傷付きを防止できる。

 図3および図4を参照して、本実施形態で 、グローブ5の内周29には、当該グローブ5の 方向外方R42への導電部材13の移動を規制可 な第1および第2の受け部83,84が設けられてい 。また、グローブ5の内周29には、当該グロ ブ5の周方向U4に関する導電部材13の中間部71 の移動を規制する周方向規制部材85が設けら ている。各導電部材13に、第1および第2の受 け部83,84が設けられ、これとともに、一対の 方向規制部材85が設けられている。

 第1の受け部83は、導電部材13の第2の部分5 2における突部76よりも上側の部分87に当接可 に対向して配置されている。第1の受け部83 、導電部材13の上側の部分87よりも、グロー ブ5の径方向外方R42に配置されている。本実 形態では、第1の受け部83は、導電部材13の上 側の部分87と当接している。第1の受け部83が 電部材13と当接することにより、グローブ5 径方向外方R42への導電部材13の移動が規制 れる。

 具体的には、第1の受け部83は、グローブ5 の内周29に設けられたリブにより形成されて る。このリブは、内周29からグローブ5の径 向内方R41へ向けて突出している。リブとグ ーブ5とは、単一の材料により一体に形成さ れている。リブは、グローブ5の軸方向A4に平 行にまたは概ね平行に所定長さで延びている 。また、第1の受け部83を形成する当該リブの 下端部に規制部材70が一体に形成されている

 また、グローブ5の周方向U4に関して、第1の 受け部83の幅W1(周方向寸法)は、導電部材13の 側の部分87の幅W2(周方向寸法)よりも小さく れている(W1<W2)。第1の受け部83は、導電部 材13の上側の部分87における周方向中央部を けている。
 また、第2の受け部84が、導電部材13の第2の 分52における突部76よりも下側の部分88に当 可能に対向して設けられている。第2の受け 部84は、導電部材13の下側の部分88よりも、グ ローブ5の径方向外方R42に配置されている。 実施形態では、第2の受け部84と導電部材13の 下側の部分88とは、隙間を開けて対向してい 。第2の受け部84が導電部材13と当接すると には、グローブ5の径方向外方R42への導電部 13の移動が規制される。具体的には、第2の け部84は、グローブ5の内周29における規制 材70の下方に隣接する部分より形成されてい る。

 第1および第2の受け部83,84の少なくとも一方 が、導電部材13と当接している場合には、導 部材13の移動を確実に規制できる。
 また、第1および第2の受け部83,84の両方が、 導電部材13と近接して若干の隙間を開けて配 されている場合も考えられる。この場合に 、第1および第2の受け部83,84の少なくとも一 方と導電部材13とが互いに当接するときに、 えば、回転灯1が共振するときに、導電部材 13の移動が規制される。

 一対の周方向規制部材85は、グローブ5の周 向U4に関して第1の受け部83を挟んだ両側に 置されている。一対の周方向規制部材85は、 第1の受け部83に対向して配置された導電部材 13の上側の部分87に、グローブ5の周方向U4に して両側から対向している。
 一対の周方向規制部材85と、第1の受け部83 は、溝を形成している。この溝は、グロー 5の軸方向A4に延びており、グローブ5の周方 外方R42に向けて窪んでいる。この溝は、導 部材13の上側の部分87を収容している。組立 時に、溝は、導電部材13の移動を案内できる これにより、規制部材70と導電部材13の突部 76とが係合し易くなる。

 各周方向規制部材85は、導電部材13の上側の 部分87よりも、グローブ5の径方向内方R41に突 出している。
 各周方向規制部材85は、グローブ5の軸方向A 4に関して、第1の受け部83の上端部よりも上 へ延びるとともに、第1の受け部83の下端部 りも下方に延びている。
 具体的には、各周方向規制部材85は、グロ ブ5の内周29に設けられたリブにより形成さ ている。このリブは、内周29からグローブ5 径方向内方R41へ向けて突出している。これ のリブとグローブ5とは、単一の材料により 体に形成されており、グローブ5の軸方向A4 平行にまたは概ね平行に所定長さで延びて る。一対の周方向規制部材85を形成する一 のリブと、第1の受け部83を形成するリブと 、グローブ5の周方向U4に、互いに近接して んでいる。

 図1,図3および図4を参照して、導電部材13 グローブ5に取り付けられた状態において、 導電部材13の突部76の傾斜面77と、規制部材70 傾斜面74とが、互いに当接している。これ より、導電部材13は、グローブ5の径方向内 R41および軸方向A4上方に位置決めされている 。また、導電部材13の上側の部分87と、第1の け部83とが、互いに当接している。これに り、導電部材13は、グローブ5の径方向外方R4 2に位置決めされている。また、一対の周方 規制部材85が、グローブ5の周方向U4の双方向 に関する導電部材13の移動を規制している。 た、導電部材13の一端部49および他端部50が グローブ5の軸方向A4の下方に位置決めされ いる。これにより、導電部材13の中間部71の 移動は、全方向に関して規制されている。

 また、本実施形態では、グローブ5とベース 4とが互いに連結されるのに伴って、導電部 13と端子金具14とが、互いに電気的に接続で るようになっている。
 図5は、図1の回転灯1のケース2の分解斜視図 である。図1および図5を参照して、ベース4と グローブ5とは、互いに位置合わせされた状 で、互いに連結されている。
 グローブ5の径方向R41,R42に関して、ベース4 グローブ5とを互いに位置合わせするために 、ベース4の嵌合面91と、グローブ5の嵌合面92 とが互いに嵌合している。両嵌合面91,92は、 ローブ5の径方向R41,R42に互いに対向してい 。両嵌合面91,92が互いに嵌合した状態で、ベ ース4とグローブ5とが同心に配置されている

 グローブ5の軸方向A4に関して、ベース4と グローブ5とを互いに位置合わせするために ベース4の連結面94と、グローブ5の連結面95 が互いに当接している。両連結面94,95のそれ ぞれは、環状に形成されている。両連結面94, 95は、グローブ5の軸方向A4に互いに対向して る。両連結面94,95が互いに当接した状態で グローブ5の軸方向A4に関して、ベース4とグ ーブ5とが互いに位置合わせされている。

 グローブ5の周方向U4に関して、ベース4と グローブ5とを互いに位置合わせするために ベース4の2つの係合部97,98と、グローブ5の2 の係合部99,100とが互いに係合している。対 なす係合部97,99が互いに係合し、且つ対をな す係合部98,100が互いに係合している。この状 態で、グローブ5の周方向U4の両側に関して、 ベース4とグローブ5とが互いに位置合わせさ ている。

 例えば、ベース4の2つの係合部97,98は、ベ ース4の溝状の凹部に形成されている。グロ ブ5の係合部99,100は、グローブ5の内周29から ローブ5の径方向内方R41に突出する突部に形 成されている。この突部と凹部とが、グロー ブ5の軸方向A4に沿って互いに近接し、互いに 凹凸係合するようになっている。なお、ベー ス4とグローブ5との凹凸係合の凹凸関係は逆 してもよい。また、ベース4とグローブ5と 係合部は、少なくとも2対があればよい。

 ベース4とグローブ5とを連結するには、 ース4とグローブ5とグローブ5の軸方向A4に沿 って互いに近接させるようにする。このとき 、ベース4とグローブ5との嵌合面91,92を互い 嵌合させる。また、ベース4とグローブ5との 係合部97,99および係合部98,100を互いに係合さ る。また、ベース4とグローブ5との連結面94 ,95を互いに当接させる。これにより、ベース 4とグローブ5とが、互いに位置合わせされる

 このようにベース4とグローブ5とが互いに 置合わせされた状態で連結されたときに、 子金具14と導電部材13とが、互いに電気的に 続されるようになっている。
 図6は、図1の要部拡大図であり、グローブ5 下部を示す。図7は、図6に示す要部を、ケ ス2の中心から見た図である。図8は、図6に す要部の分解斜視図である。
 図6および図8を参照して、導電部材13の他端 部50は、グローブ5に固定される固定部103を有 している。固定部103は、板状に形成されてい る。この固定部103は、上述の第2の部分52の下 端部に屈曲状に接続されている。固定部103の 板面は、グローブ5の軸方向A4に直交するよう に配置されている。固定部103には、挿通孔104 が形成されている。この挿通孔104に、固定ボ ルト106が挿通している。

 また、グローブ5の開口31側の端部32には、 電部材13の固定部103を受ける受け座107が設け られている。この受け座107は、グローブ5の 方向A4に直交する平面に形成されている。受 け座107には、ねじ孔108が形成されている。こ のねじ孔108は、ベース4側に開口している。
 固定部103は、受け座107にベース4側から取り 付けられる。固定ボルト106が、ベース4側か 固定部103の挿通孔104に挿通されている。固 ボルト106の雄ねじが、受け座107に設けられ ねじ孔108の雌ねじにねじ嵌合している。こ により、固定部103は、ねじ止め固定される

 図7および図8を参照して、導電部材13の他 端部50は、端子部110を有している。端子部110 、板状に形成されている。端子部110は、固 部103の一縁から屈曲されてグローブ5の軸方 向A4に延び、片持ち状態で支持されており、 性曲げ変形可能とされている。端子部110の 面は、グローブ5の軸方向A4に平行であり、 つグローブ5の径方向R41,R42に平行である。 子部110と端子金具14とは、互いに接触してい る。これにより、端子部110と端子金具14とが いに電気的に接続される。

 図6および図8を参照して、端子金具14は、ベ ース4に固定するための固定部112を有してい 。この固定部112が、ベース4の取り付け座113 、固定ボルト114を用いて取り付けられてい 。
 図7および図8を参照して、端子金具14は、端 子部116とを有している。端子部116は、互いに 対向する第1および第2の板辺117,118を含んでい る。第1の板辺117の上端部は、固定部112につ がっており、固定部112を介して固定されて る。第1および第2の板辺117,118の下端部同士 、互いに折り返し状に接続されている。第1 よび第2の板辺117,118は、その間に導電部材13 の端子部110を挟んでおり、この端子部110を両 側から弾性的に押圧している。

 図1および図2を参照して、導電部材13は、例 えば、以下のようにしてグローブ5に組み付 られる。
 組立時には、先ず、各導電部材13の一端部49 が回路基板(支持部材21に相当する。)に接続 れる。これにより、一対の導電部材13と支持 部材21とが単一のユニットを構成する。この ニットをグローブ5に以下のように取り付け る。

 支持部材21をグローブ5の奥へ入れる。この き、ユニットの一対の導電部材13を、グロ ブ5の周方向U4に概ね位置合わせする。
 図3および図4を参照して、例えば、各導電 材13を、対応する第1の受け部83と一対の周方 向規制部材85とにより位置合わせする。互い 対応する導電部材13の突部76と規制部材70と 係合させる。

 図1および図6を参照して、次に、固定ボル 106を用いて、導電部材13の固定部103をグロー ブ5の受け座107に取り付ける。この状態で、 ニットの支持部材21がグローブ5の頂部28にね じ止め固定される。
 図9、図10は、図1の導電部材13を組み付ける きの状態を示す模式図であり、図9に固定前 の状態を、図10に固定された状態を示す。図9 、図10を参照して、本実施形態では、導電部 13の固定部103をグローブ5の受け座107に固定 ルト106により固定するときに、以下のよう 、導電部材13の中間部71を径方向外方に押圧 できるようになっている。

 図9を参照して、先ず、組立途中において、 導電部材13の固定部103をグローブ5の受け座107 に対向させる。このとき、導電部材13は、ま 、固定されておらず、グローブ5の軸方向A4 移動可能である。
 図10を参照して、固定ボルト106を用いて、 電部材13の固定部103をグローブ5の受け座107 締め付ける。固定ボルト106がねじ孔108にね 嵌合するのに伴い、固定ボルト106は導電部 13の固定部103をグローブ5の軸方向A4に沿って 上方へ移動させる。このとき、導電部材13の 間部71の傾斜面77と、規制部材70の傾斜面74 が、互いに沿いながら相対移動する。これ 伴い、導電部材13の中間部71は、グローブ5の 径方向外方R42へ移動する。その結果、導電部 材13は、押圧状態で第1の受け部83により受け れるようになる。

 以上説明したように、本実施形態の回転 1は、(a1)ベース4と、(a2)このベース4に取り けられ透光性を有する有蓋筒状のグローブ5 、(a3)このグローブ5の頂部28に取り付けられ グローブ5内に収容されたLED8,9と、(a4)ベース4 により支持されグローブ5内に収容されてお 、グローブ5の軸方向A4に延びる回転中心軸 C1の周りに回転駆動され、LED8,9からの光を周 囲に向けて反射する反射鏡10と、(a5)グローブ 5の内周29に近接して配置され、グローブ5の 方向A4に延びており、一端部49がグローブ5に 取り付けられ、他端部50がグローブ5およびベ ース4のいずれかに取り付けられており、LED8, 9に給電するための導電部材13と、(a6)グロー 5の内周29に設けられ、導電部材13の中間部71 係合し、この中間部71がグローブ5の径方向 方R41に移動することを規制する規制部材70 、を備えることを特徴とする。

 本実施形態によれば、例えば、回転灯1が振 動したときに、導電部材13と反射鏡10との干 が防止されるので、この干渉に起因した故 が生じる虞はない。従って、回転灯1を故障 難くできる。
 また、本実施形態において、規制部材70は 導電部材13の中間部71に引っ掛け係合するよ にしている。この場合、導電部材13の中間 71を規制部材70に係合させ易い。その結果、 転灯1を組み立て易くできる。

 また、本実施形態において、導電部材13の 間部71および規制部材70の少なくとも一方は グローブ5の頂部28に向かうにしたがってグ ーブ5の径方向外方へ傾斜する傾斜面74,77を むようにしている。
 この場合、導電部材13がグローブ5の軸方向A 4に移動するときに、傾斜面74,77は、グローブ 5の径方向外方R42へ導電部材13の移動を案内す ることができる。従って、グローブ5の径方 内方R41への導電部材13の中間部71の移動を確 に規制することができる。

 また、本実施形態において、導電部材13は 板状部材を含むようにしている。この場合 導電部材13に傾斜面77を形成し易い。
 また、本実施形態において、導電部材13の 端部50は、グローブ5の開口31側の端部32にベ ス4側からねじ止めにより固定される固定部 103を有するようにしている。この場合、固定 部103をグローブ5に容易に固定できる。また 固定するときに、導電部材13をグローブ5の 部28側へ移動させつつ、規制部材70に係合さ ることができる。このとき、傾斜面77によ 、導電部材13の中間部71を径方向外方へ付勢 きる。従って、導電部材13の中間部71の移動 を確実に規制できる。

 また、本実施形態において、グローブ5の内 周29には、当該グローブ5の径方向外方R42への 導電部材13の移動を規制する第1および第2の け部83,84が設けられているようにしている。 この場合、導電部材13は、グローブ5の径方向 外方R42に傾斜面77により付勢された状態で受 られるので、がたつくことなく保持される
 また、第1の受け部83に受けられた導電部材1 3が、グローブ5の内周29との間に隙間を開け ある場合には、導電部材13がグローブ5の内 29に接触することが防止されるので、グロー ブ5の内周29の傷付きの発生が防止される。

 また、本実施形態において、グローブ5の 内周29には、当該グローブ5の周方向U4に関す 導電部材13の移動を規制する周方向規制部 85が設けられているようにしている。この場 合、例えば、回転灯1がグローブ5の周方向U4 振動しても、導電部材13がグローブ5の周方 U4に位置ずれすることが防止される。その結 果、位置ずれに起因して、規制部材70と導電 材13の中間部71との係合が解除されることが 防止される。

 また、周方向規制部材85が、規制部材70に近 接している場合には、周方向規制部材85によ 導電部材13を案内しつつ、導電部材13の中間 部71を規制部材70に係合させることが可能と る。従って、係合し易くなる。
 また本実施形態において、周方向規制部材8 5が、グローブ5の内周29からグローブ5の径方 内方R41へ突出するリブを含むようにしてい 。この場合、周方向規制部材85の構造を簡 化できる。

 また、本実施形態において、リブは、導電 材13よりも、グローブ5の径方向内方R41に突 しているようにしている。この場合、例え 、回転灯1が振動したときに、反射鏡10と導 部材13との接触が確実に防止される。
 また、本実施形態において、導電部材13の 端部50は、端子部110を含んでいる。ベース4 取り付けられ導電部材13の端子部110と当接す る端子金具14がさらに備えられている。グロ ブ5とベース4とが互いに連結されるのに伴 て、導電部材13の端子部110と端子金具14とが 互いに電気的に接続できるように、導電部 13の端子部110と端子金具14とが互いに対向し て配置され且つ互いに当接しているようにし ている。この場合、ベース4とグローブ5との 結と、端子部110と端子金具14との電気的な 続とを一括してできるので、回転灯1を組み て易い。

 また、本実施形態について、以下のような 形例を考えることができる。以下の説明で 、上述の実施形態と異なる点を中心に図示 て、この点を主に説明する。他の構成につ ては、説明を省略するが、上述の実施形態 同様であり、同一符号を付してある。
 例えば、図11は、導電部材13の第1の変形例 よび規制部材70の断面図であり、図12は、図1 1に示す導電部材13の斜視図である。図11、図1 2を参照して、導電部材13Aは、上述の導電部 13に代えて用いられている。導電部材13Aは、 以下の点で導電部材13と異なり、他の構成に いては同じとされている。

 導電部材13Aは、規制部材70と係合する係合 として、切り起こし状に形成され上方に向 て突出する突部76Aを有している。この突部76 Aは、傾斜面77を形成している。
 図13は、導電部材13の第2の変形例および規 部材70の断面図であり、図14は、図13に示す 電部材13の斜視図である。図13、図14を参照 て、導電部材13Bは、上述の導電部材13に代え て用いられている。導電部材13Bは、以下の点 で導電部材13と異なり、他の構成については じとされている。

 導電部材13Bは、規制部材70と係合する係合 として、切り起こし状に形成され上方に向 て突出する突部76Bを有している。この突部76 Bは、鉤状に形成されている。突部76Bの角が 規制部材70の傾斜面74に当接している。
 図15は、規制部材70の第1の変形例と導電部 13の断面図である。図15を参照して、規制部 70Aが、上述の規制部材70に代えて用いられ いる。規制部材70Aは、以下の点で規制部材70 と異なり、他の構成については同じとされて いる。

 規制部材70Aの凹部73Aの側面は、グローブ5の 軸方向A4にほぼ平行に延びている。凹部73Aの 部が、導電部材13の傾斜面77に当接している 。
 また、図示しないが、規制部材70Aと導電部 13Aとが互いに係合する場合や、規制部材70A 導電部材13Bとが互いに係合する場合も考え れる。
 また、上述の各実施形態において、以下の 形例も考えられる。すなわち、グローブ5の 頂部28と筒部27とが、互いに別体で形成され 互いに固定される場合も考えられる。また 筒部27が透光性を有し、頂部28が透光性を有 ていない場合も考えられる。要は、グロー 5は、有蓋筒状をなし、少なくとも一部が透 光性を有しており、ベース4に取り付けられ 部材であればよい。

 また、ケース2の底面24は、直接に取付対 部材に固定される場合も考えられる。また 光源としては、グローブ5の頂部28に取り付 られた光源があればよい。また、光源とし は、発光ダイオードに代えて、電球等を用 てもよい。その他、特許請求の範囲に記載 れた事項の範囲内で種々の変更を施すこと できる。

1…回転灯
4…ベース
5…グローブ
9…発光ダイオード(光源)
10…反射鏡
13…導電部材
14…端子金具
28…グローブの頂部
29…グローブの内周
31…グローブの開口
32…グローブの開口側の端部
49…導電部材の一端部
50…導電部材の他端部
70…規制部材
71…導電部材の長手方向中間部
77…傾斜面
83…第1の受け部
84…第2の受け部
85…周方向規制部材(リブ)
103…固定部
110…端子部
A4…グローブの軸方向
A5…導電部材の長手方向
C1…回転中心軸線
R41…グローブの径方向内方
R42…グローブの径方向外方。